JP2003235250A - 直流安定化電源装置 - Google Patents

直流安定化電源装置

Info

Publication number
JP2003235250A
JP2003235250A JP2002029272A JP2002029272A JP2003235250A JP 2003235250 A JP2003235250 A JP 2003235250A JP 2002029272 A JP2002029272 A JP 2002029272A JP 2002029272 A JP2002029272 A JP 2002029272A JP 2003235250 A JP2003235250 A JP 2003235250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
voltage switching
power supply
switching signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002029272A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3686042B2 (ja
Inventor
Tatsuya Fujii
達也 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002029272A priority Critical patent/JP3686042B2/ja
Priority to CNB2006100818203A priority patent/CN100520666C/zh
Priority to CNB031035655A priority patent/CN1270432C/zh
Priority to KR10-2003-0006532A priority patent/KR100532819B1/ko
Priority to US10/360,102 priority patent/US7489118B2/en
Publication of JP2003235250A publication Critical patent/JP2003235250A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3686042B2 publication Critical patent/JP3686042B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M3/145Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/155Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M3/145Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/155Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/156Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源の効率が高く、ノイズやリプルの少ない
出力電圧を得ることができ、電源供給先の負荷回路の動
作状況に応じて出力電圧を変えることができ、該出力電
圧変更時においても、出力電圧が大きく変動しないよう
にすることができる直流安定化電源装置を得る。 【解決手段】 直流電源7からの電源電圧VAをスイッ
チングレギュレータ2で出力電圧VBに変換し、更にシ
リーズレギュレータ3で該出力電圧VBを出力電圧VC
に変換して出力する構成をなし、出力電圧VCを低下さ
せる場合は、シリーズレギュレータ3に対して出力電圧
VCを低下させた後、スイッチングレギュレータ2に対
して出力電圧VBを低下させるようにし、出力電圧VC
を上昇させる場合は、スイッチングレギュレータ2に対
して出力電圧VBを上昇させた後、シリーズレギュレー
タ3に対して出力電圧VCを上昇させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力電圧が可変で
しかも高効率でリプルの少ない直流安定化電源装置に関
し、特に電池を電源とした携帯電話、携帯情報端末に適
した直流安定化電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在一般に使用されている直流安定化電
源装置には、効率は高いが出力電圧のリプルや、作動時
のノイズが大きいスイッチングレギュレータと、効率は
低いが出力電圧のリプルが少なく作動時のノイズも小さ
いシリーズレギュレータがある。このようなことから、
直流電源からの電源電圧をまずスイッチングレギュレー
タに印加し、該スイッチングレギュレータは、入力電圧
として必要な電圧を生成してシリーズレギュレータに出
力する。該シリーズレギュレータは、スイッチングレギ
ュレータから入力された電圧から生成した所定の電圧を
負荷に供給する。このようにすることにより、スイッチ
ングレギュレータとシリーズレギュレータの特徴を活用
することができ、シリーズレギュレータでの損失を最小
限にすることができると共に、リプルの少ない直流安定
化電源装置を得ることができる。
【0003】このような直流安定化電源装置は、特開平
7−95765号公報で開示されており、その構成を図
22に示す。図22において、直流安定化電源装置20
0は、スイッチングレギュレータ201とシリーズレギ
ュレータ202で構成されている。スイッチングレギュ
レータ201において、出力電圧VoAを抵抗Raと抵
抗Rbで分圧し、該分圧電圧と基準電圧発生回路203
からの所定の基準電圧Vrとの差電圧を誤差増幅器Aa
で増幅する。更に、三角波のパルス信号を発生させる発
振回路204の出力信号と誤差増幅器Aaの出力信号の
各電圧をコンパレータAbで比較し、コンパレータAb
は、該比較結果に応じてベース電流増幅用トランジスタ
Qbの動作制御を行い、スイッチングトランジスタQa
のオン時間を制御する。
【0004】スイッチングトランジスタQaから出力さ
れた信号は、ダイオードDa、コイルLa及びコンデン
サCaからなる平滑回路で平滑されて出力電圧VoAと
してシリーズレギュレータ202に出力される。スイッ
チングレギュレータ201の出力電圧VoAは、シリー
ズレギュレータ202の出力電圧VoBの電圧に、シリ
ーズレギュレータ202の出力制御用トランジスタQc
のコレクタ・エミッタ間電圧Vceを加えた電圧になる
よう、抵抗Raと抵抗Rbを設定している。
【0005】シリーズレギュレータ202は、出力電圧
VoBを抵抗Rcと抵抗Rdで分圧し、該分圧電圧と基
準電圧発生回路203からの所定の基準電圧Vrとの差
電圧を誤差増幅器Acで増幅する。誤差増幅器Acは、
ベース電流増幅用トランジスタQdを制御して出力制御
用トランジスタQcの動作制御を行い、出力電圧VoB
が所定の電圧で一定になるようにしている。なお、図2
2では、基準電圧発生回路203は、スイッチングレギ
ュレータ201及びシリーズレギュレータ202で共有
されている。
【0006】このように、スイッチングレギュレータ2
01の出力電圧VoAは、シリーズレギュレータ202
の出力制御用トランジスタQcが必要とするコレクタ・
エミッタ間電圧Vceに最低限の余裕を加えた値を出力
電圧VoBに加えることにより、シリーズレギュレータ
202での損失を最小限に抑えることができ、直流安定
化電源装置200全体の効率を向上させることができる
と共に、ノイズやリプルの少ない定電圧を得ることがで
きる。
【0007】一方、近年の電子機器は多くの機能を有し
ているが、各機能がすべて同時に作動することはなく、
電子機器の使用状況に応じて必要な機能だけを作動する
ようになっている。更に、このような電子機器の各機能
を実現している回路は、該機能に合わせた最適な電源電
圧で動作するように設計されているため、電子機器の使
用状況に応じて、各回路に供給する電源電圧を頻繁に変
える必要があった。このようにして、電子機器の消費電
力を低減させ、省エネルギという観点から環境にやさし
い電子機器にすることができる。
【0008】また、電源として電池を使用する携帯電
話、情報端末及びノートパソコンといた機器では、消費
電力を低減させることが電池の寿命を伸ばし、使用時間
を長くすることができる。このため、各機能の回路に必
要なそれぞれの電源電圧が供給できるように、電源電圧
を可変できるようにすることがますます重要になってき
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平7−9
5765号公報で開示されている直流安定化電源装置
は、出力電圧を変えることを考慮されていない構成をな
している。無理に出力電圧を変えようとして、例えば、
図22の基準電圧Vrの電圧を変更すると、スイッチン
グレギュレータ201とシリーズレギュレータ202の
応答時間の違いで最終出力であるシリーズレギュレータ
202の出力電圧VoBが大きく変動してしまい、シリ
ーズレギュレータ202に接続された負荷211の動作
を中断又は停止させたり、負荷211に不具合が発生す
る可能性があった。
【0010】更に、シリーズレギュレータ202の出力
制御用トランジスタQcに必要なコレクタ・エミッタ間
電圧Vceもシリーズレギュレータ202の出力電圧や
負荷211に流れる電流量によっても変わるため、これ
らの変動要因に合わせてスイッチングレギュレータ20
1の出力電圧を変化させる必要がある。しかし、特開平
7−95765号公報で開示されている回路では、スイ
ッチングレギュレータ201の出力電圧は抵抗Raと抵
抗Rbで決まってしまい、任意に変えることができなか
った。
【0011】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、電源の効率が高く、ノイズや
リプルの少ない出力電圧を得ることができ、電源供給先
の負荷回路の動作状況に応じて出力電圧を変えることが
でき、該出力電圧変更時においても、出力電圧が大きく
変動しないようにすることができる直流安定化電源装置
を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る直流安定
化電源装置は、直流電源からの電源電圧を、入力された
第1電圧切換信号に応じた第1直流電圧に変換して出力
する第1電源回路と、該第1電源回路からの第1直流電
圧を、入力された第2電圧切換信号に応じた第2直流電
圧に変換して出力する第2電源回路と、外部から入力さ
れる少なくとも1つの電圧切換信号に応じて前記第1電
圧切換信号及び第2電圧切換信号をそれぞれ生成して出
力する電圧切換制御回路とを備え、前記電圧切換制御回
路は、第1電源回路に対して、第2電源回路が第2直流
電圧を出力するために必要な最小入力電圧となるように
第1直流電圧を生成して出力させるものである。
【0013】具体的には、前記電圧切換制御回路は、第
2直流電圧を所定値に低下させるように外部からの電圧
切換信号が入力されると、第2電源回路に対して第2直
流電圧を該所定値に低下させた後、第1電源回路に対し
て第1直流電圧を該所定値に対応して設定された値に低
下させるようにした。
【0014】また、前記電圧切換制御回路は、第2直流
電圧を所定値に上昇させるように外部からの電圧切換信
号が入力されると、第1電源回路に対して第1直流電圧
を該所定値に対応して設定された値に上昇させた後、第
2電源回路に対して第2直流電圧を該所定値に上昇させ
るようにした。
【0015】また、具体的には、前記電圧切換制御回路
は、入力された第1制御信号に応じて外部からの電圧切
換信号を第1遅延時間遅延させて前記第1電圧切換信号
として出力する第1遅延回路と、入力された第2制御信
号に応じて外部からの電圧切換信号を第2遅延時間遅延
させて前記第2電圧切換信号として出力する第2遅延回
路と、外部から入力される電圧切換信号に応じて前記第
1制御信号及び第2制御信号をそれぞれ生成して出力す
る制御回路とを備えるようにした。
【0016】この場合、前記制御回路は、第2直流電圧
を所定値に低下させるように外部からの電圧切換信号が
入力されると、前記第2遅延回路に対して該外部からの
電圧切換信号を第2電圧切換信号として出力させると共
に、前記第1遅延回路に対して外部からの電圧切換信号
を前記第1遅延時間遅延させて第1電圧切換信号として
出力させるようにした。
【0017】また、前記制御回路は、第2直流電圧を所
定値に上昇させるように外部からの電圧切換信号が入力
されると、前記第1遅延回路に対して該外部からの電圧
切換信号を第1電圧切換信号として出力させると共に、
前記第2遅延回路に対して外部からの電圧切換信号を前
記第2遅延時間遅延させて第2電圧切換信号として出力
させるようにした。
【0018】また、この発明に係る直流安定化電源装置
は、直流電源からの電源電圧を、入力された第1電圧切
換信号に応じた第1直流電圧に変換して出力する第1電
源回路と、該第1電源回路からの第1直流電圧を、対応
して入力された第2電圧切換信号に応じた各第2直流電
圧にそれぞれ変換して出力する複数の第2電源回路と、
外部から入力される少なくとも1つの電圧切換信号に応
じて前記第1電圧切換信号及び各第2電圧切換信号をそ
れぞれ生成して出力する電圧切換制御回路とを備え、前
記電圧切換制御回路は、第1電源回路に対して、各第2
電源回路が対応する第2直流電圧をそれぞれ出力するた
めに必要な最小入力電圧となるように第1直流電圧を生
成して出力させるものである。
【0019】具体的には、前記電圧切換制御回路は、各
第2直流電圧を対応する所定値にそれぞれ低下させるよ
うに外部からの電圧切換信号が入力されると、各第2電
源回路に対してそれぞれの第2直流電圧を対応する所定
値にそれぞれ低下させた後、第1電源回路に対して第1
直流電圧を所定値に低下させるようにした。
【0020】また、前記電圧切換制御回路は、各第2直
流電圧を対応する所定値にそれぞれ上昇させるように外
部からの電圧切換信号が入力されると、第1電源回路に
対して第1直流電圧を所定値に上昇させた後、各第2電
源回路に対してそれぞれの第2直流電圧を対応する所定
値にそれぞれ上昇させるようにした。
【0021】具体的には、前記電圧切換制御回路は、入
力された第1制御信号に応じて外部からの電圧切換信号
を第1遅延時間遅延させて前記第1電圧切換信号として
出力する第1遅延回路と、対応して入力された各第2制
御信号に応じて外部からの電圧切換信号をそれぞれ設定
された第2遅延時間遅延させて前記各第2電圧切換信号
としてそれぞれ出力する複数の第2遅延回路と、外部か
ら入力される電圧切換信号に応じて前記第1制御信号及
び各第2制御信号をそれぞれ生成して出力する制御回路
とを備えるようにした。
【0022】この場合、前記制御回路は、各第2直流電
圧を対応する所定値にそれぞれ低下させるように外部か
らの電圧切換信号が入力されると、前記各第2遅延回路
に対して該外部からの電圧切換信号をそれぞれ第2電圧
切換信号として出力させると共に、前記第1遅延回路に
対して外部からの電圧切換信号を前記第1遅延時間遅延
させて第1電圧切換信号として出力させるようにした。
【0023】また、前記制御回路は、各第2直流電圧を
対応する所定値にそれぞれ上昇させるように外部からの
電圧切換信号が入力されると、前記第1遅延回路に対し
て該外部からの電圧切換信号を第1電圧切換信号として
出力させると共に、前記各第2遅延回路に対して外部か
らの電圧切換信号をそれぞれ設定された各第2遅延時間
遅延させてそれぞれ第2電圧切換信号として出力させる
ようにした。
【0024】一方、この発明に係る直流安定化電源装置
は、直流電源からの電源電圧を、入力された第1電圧切
換信号に応じた第1直流電圧に変換して出力する第1電
源回路と、該第1電源回路からの第1直流電圧を、入力
された第2電圧切換信号に応じた第2直流電圧に変換し
て出力する第2電源回路と、外部から入力される少なく
とも1つの電圧切換信号に応じて前記第1電圧切換信号
及び第2電圧切換信号をそれぞれ生成して出力する電圧
切換制御回路と、該電圧切換制御回路からの第1電圧切
換信号に応じて第1直流電圧の電圧検出を行い、該検出
結果を電圧切換制御回路に出力する第1電圧検出回路
と、前記電圧切換制御回路からの第2電圧切換信号に応
じて第2直流電圧の電圧検出を行い、該検出結果を電圧
切換制御回路に出力する第2電圧検出回路とを備え、前
記電圧切換制御回路は、第1電源回路に対して、第2電
源回路が第2直流電圧を出力するために必要な最小入力
電圧となるように第1直流電圧を生成して出力させるよ
うにした。
【0025】具体的には、前記電圧切換制御回路は、第
2直流電圧を所定値に低下させるように外部からの電圧
切換信号が入力されると、第2電源回路に対して第2直
流電圧を該所定値に低下させ、前記第2電圧検出回路か
らの検出結果から第2直流電圧が該所定値に低下したこ
とを検知すると、第1電源回路に対して第1直流電圧を
該所定値に対応して設定された値に低下させるようにし
た。
【0026】また、前記電圧切換制御回路は、第2直流
電圧を所定値に上昇させるように外部からの電圧切換信
号が入力されると、第1電源回路に対して第1直流電圧
を該所定値に対応して設定された値に上昇させ、前記第
1電圧検出回路からの検出結果から第1直流電圧が該設
定値に上昇したことを検知すると、第2電源回路に対し
て第2直流電圧を前記所定値に上昇させるようにした。
【0027】また、この発明に係る直流安定化電源装置
は、直流電源からの電源電圧を、入力された第1電圧切
換信号に応じた第1直流電圧に変換して出力する第1電
源回路と、該第1電源回路からの第1直流電圧を、対応
して入力された第2電圧切換信号に応じた各第2直流電
圧にそれぞれ変換して出力する複数の第2電源回路と、
外部から入力される少なくとも1つの電圧切換信号に応
じて前記第1電圧切換信号及び各第2電圧切換信号をそ
れぞれ生成して出力する電圧切換制御回路と、該電圧切
換制御回路からの第1電圧切換信号に応じて第1直流電
圧の電圧検出を行い、該検出結果を電圧切換制御回路に
出力する第1電圧検出回路と、前記電圧切換制御回路か
ら対応して入力されるそれぞれの第2電圧切換信号に応
じて対応する第2直流電圧の電圧検出をそれぞれ行い、
該検出結果を電圧切換制御回路にそれぞれ出力する各第
2電圧検出回路とを備え、前記電圧切換制御回路は、第
1電源回路に対して、各第2電源回路が対応する第2直
流電圧をそれぞれ出力するために必要な最小入力電圧と
なるように第1直流電圧を生成して出力させるようにし
た。
【0028】具体的には、前記電圧切換制御回路は、各
第2直流電圧を対応する所定値にそれぞれ低下させるよ
うに外部からの電圧切換信号が入力されると、各第2電
源回路に対してそれぞれの第2直流電圧を対応する所定
値にそれぞれ低下させ、前記各第2電圧検出回路からそ
れぞれ入力される検出結果から各第2直流電圧が対応す
る所定値にそれぞれ低下したことを検知すると、第1電
源回路に対して第1直流電圧を所定値に低下させるよう
にした。
【0029】また、前記電圧切換制御回路は、各第2直
流電圧を対応する所定値にそれぞれ上昇させるように外
部からの電圧切換信号が入力されると、第1電源回路に
対して第1直流電圧を所定値に上昇させ、前記第1電圧
検出回路からの検出結果から第1直流電圧が所定値に上
昇したことを検知すると、各第2電源回路に対してそれ
ぞれの第2直流電圧を対応する所定値にそれぞれ上昇さ
せるようにした。
【0030】前記第1電源回路は、スイッチングレギュ
レータで形成され、前記第2電源回路は、シリーズレギ
ュレータで形成されるようにしてもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施の形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。 第1の実施の形態.図1は、本発明の第1の実施の形態
における直流安定化電源装置の構成例を示した概略のブ
ロック図である。図1において、直流安定化電源装置1
は、入力された制御信号に応じて出力電圧を切り換える
ことができるスイッチングレギュレータ2と、入力され
た制御信号に応じて出力電圧を切り換えることができる
シリーズレギュレータ3と、外部から入力される電圧切
換信号Saをスイッチングレギュレータ2及びシリーズ
レギュレータ3に出力するタイミングをそれぞれ制御す
る電圧切換制御回路4とで構成されている。電圧切換信
号Saは、シリーズレギュレータ3の出力電圧VCの電
圧値を必要に応じて切り換えるための信号である。
【0032】スイッチングレギュレータ2は、電池等の
直流電源7から電源電圧VAが入力され、該電源電圧V
Aから電圧切換信号Saに応じた電圧VBを生成して出
力する。シリーズレギュレータ3は、スイッチングレギ
ュレータ2から出力電圧VBが入力され、該電圧VBか
ら電圧切換信号Saに応じた電圧VCを生成して出力す
る。
【0033】電圧切換制御回路4は、電圧切換信号Sa
を所定の時間T1遅延させてスイッチングレギュレータ
2に出力する第1遅延回路11と、電圧切換信号Saを
所定の時間T2遅延させてシリーズレギュレータ3に出
力する第2遅延回路12と、電圧切換信号Saに応じて
第1遅延回路11及び第2遅延回路12の動作制御を行
う制御回路13とで構成されている。制御回路13は、
電圧切換信号Saに応じて第1遅延回路11に制御信号
S1を、第2遅延回路12に制御信号S2をそれぞれ出
力する。第1遅延回路11は、入力された制御信号S1
に応じて、電圧切換信号Saを基にした電圧切換信号S
a1をスイッチングレギュレータ2に出力し、第2遅延
回路12は、入力された制御信号S2に応じて、電圧切
換信号Saを基にした電圧切換信号Sa2をシリーズレ
ギュレータ3に出力する。
【0034】出力電圧VCを所定値Aに低下させるよう
に電圧切換信号Saが入力されると、制御回路13は、
第1遅延回路11に対して、電圧切換信号Saを遅延し
て生成させた電圧切換信号Sa1をスイッチングレギュ
レータ2に出力させると共に、第2遅延回路12に対し
て電圧切換信号Saを電圧切換信号Sa2としてシリー
ズレギュレータ3に出力させる。これに対して、出力電
圧VCを所定値Cに上昇させるように電圧切換信号Sa
が入力されると、制御回路13は、第1遅延回路11に
対して電圧切換信号Saを電圧切換信号Sa1としてス
イッチングレギュレータ2に出力させると共に、第2遅
延回路12に対して電圧切換信号Saを遅延して生成さ
せた電圧切換信号Sa2をシリーズレギュレータ3に出
力させる。
【0035】図2は、スイッチングレギュレータ2の回
路例を示した図である。図2のスイッチングレギュレー
タ2において、出力電圧VBを、抵抗R1と抵抗R2で
分圧するか又は抵抗R3と抵抗R4で分圧し、該分圧電
圧と基準電圧発生回路21で生成して出力される所定の
基準電圧Vr1との差電圧を誤差増幅器A1で増幅す
る。更に、三角波のパルス信号を発生させる発振回路2
2の出力信号と誤差増幅器A1の出力信号の各電圧をコ
ンパレータA2で比較し、コンパレータA2は、該比較
結果に応じてスイッチングトランジスタQ1のオン時間
を制御する。
【0036】スイッチングトランジスタQ1から出力さ
れた信号は、ダイオードD1、コイルL1及びコンデン
サC1からなる平滑回路で平滑されて出力電圧VBとし
てシリーズレギュレータ3に出力される。また、スイッ
チSW1は、第1遅延回路11から入力される電圧切換
信号Sa1に応じて、抵抗R1と抵抗R2で分圧した分
圧電圧Vd1、又は抵抗R3と抵抗R4で分圧した分圧
電圧Vd2のいずれかを誤差増幅器A1の反転入力端に
出力する。例えば、Vd1<Vd2である場合、電圧切
換信号Sa1がハイ(High)レベルに立ち上がる
と、スイッチSW1は、分圧電圧Vd2を誤差増幅器A
1に入力し、これに伴って出力電圧VBが低下する。ま
た、電圧切換信号Sa1がロー(Low)レベルに立ち
下がると、スイッチSW1は、分圧電圧Vd1を誤差増
幅器A1に入力し、これに伴って出力電圧VBが上昇す
る。
【0037】図3は、シリーズレギュレータ3の回路例
を示した図である。図3のシリーズレギュレータ3にお
いて、出力電圧VCを、抵抗R11と抵抗R12で分圧
するか又は抵抗R13と抵抗R14で分圧し、該分圧電
圧と基準電圧発生回路25で生成して出力される所定の
基準電圧Vr2との差電圧を誤差増幅器A11で増幅す
る。誤差増幅器A11は、出力制御用トランジスタQ1
1の動作制御を行って、出力電圧VCが所望の電圧で一
定になるようにしている。
【0038】また、スイッチSW2は、第2遅延回路1
2から入力される電圧切換信号Sa2に応じて、抵抗R
11と抵抗R12で分圧した分圧電圧Vd11、又は抵
抗R13と抵抗R14で分圧した分圧電圧Vd12のい
ずれかを誤差増幅器A11の非反転入力端に出力する。
例えば、Vd11<Vd12である場合、電圧切換信号
Sa2がハイレベルに立ち上がると、スイッチSW2
は、分圧電圧Vd12を誤差増幅器A11に入力し、こ
れに伴って出力電圧VCが低下する。また、電圧切換信
号Sa2がローレベルに立ち下がると、スイッチSW2
は、分圧電圧Vd11を誤差増幅器A11に入力し、こ
れに伴って出力電圧VCが上昇する。なお、出力制御用
トランジスタQ11には、LDO(Low Drop Out)と呼ば
れるような低飽和電圧のトランジスタを使用するとよ
い。
【0039】また、スイッチングレギュレータ2の出力
電圧VBは、シリーズレギュレータ3の出力制御用トラ
ンジスタQ11が必要とするドレイン・ソース間電圧V
dsに最低限の余裕を加えた値にする。例えば、シリー
ズレギュレータ3の出力電圧VCが2Vで、シリーズレ
ギュレータ3の出力制御用トランジスタQ11の飽和電
圧が0.15Vの場合、スイッチングレギュレータ2か
らは、余裕電圧として0.05Vを加えた2.2Vの電圧
が出力されるようにする。
【0040】図4は、第1遅延回路11及び第2遅延回
路12の回路例を示した図である。なお、第1遅延回路
11と第2遅延回路12の回路構成が同じであることか
ら、図4では、括弧内の符号は第2遅延回路12の場合
を示している。図4において、第1遅延回路11は、O
R回路31、AND回路32,33、インバータ回路3
4及び遅延回路35で形成されており、遅延回路35
は、抵抗36、コンデンサ37及びバッファ回路38で
形成されている。一方、第2遅延回路12は、OR回路
41、AND回路42,43、インバータ回路44及び
遅延回路45で形成されており、遅延回路45は、抵抗
46、コンデンサ47及びバッファ回路48で形成され
ている。
【0041】第1遅延回路11において、制御回路13
からの制御信号S1は、AND回路32の一方の入力端
に入力されると共にインバータ回路34を介してAND
回路33の一方の入力端に入力される。電圧切換信号S
aは、AND回路32の他方の入力端に入力されると共
に遅延回路35を介してAND回路33の他方の入力端
に入力される。遅延回路35において、電圧切換信号S
aは、抵抗36及びコンデンサ37の時定数に応じた時
間だけ遅延され、バッファ回路38を介してAND回路
33に出力される。AND回路32及び33の各出力信
号はOR回路31の対応する入力端に入力され、OR回
路31の出力信号が電圧切換信号Sa1をなす。
【0042】このような構成において、ハイレベルの制
御信号S1が入力されると、AND回路32の出力端か
ら電圧切換信号Saが出力され、AND回路33の出力
端はローレベルとなり、OR回路31の出力端からは、
電圧切換信号Saが電圧切換信号Sa1として出力され
る。これに対して、ローレベルの制御信号S1が入力さ
れると、AND回路32の出力端はローレベルとなり、
AND回路33の出力端から電圧切換信号Saを遅延回
路35で遅延させた信号が出力され、OR回路31の出
力端からは遅延回路35で遅延させた信号が電圧切換信
号Sa1として出力される。
【0043】同様に、第2遅延回路12において、制御
回路13からの制御信号S2は、AND回路42の一方
の入力端に入力されると共にインバータ回路44を介し
てAND回路43の一方の入力端に入力される。電圧切
換信号Saは、AND回路42の他方の入力端に入力さ
れると共に遅延回路45を介してAND回路43の他方
の入力端に入力される。遅延回路45において、電圧切
換信号Saは、抵抗46及びコンデンサ47の時定数に
応じた時間だけ遅延され、バッファ回路48を介してA
ND回路43に出力される。AND回路42及び43の
各出力信号はOR回路41の対応する入力端に入力さ
れ、OR回路41の出力信号が電圧切換信号Sa2をな
す。
【0044】このような構成において、ハイレベルの制
御信号S2が入力されると、AND回路42の出力端か
ら電圧切換信号Saが出力され、AND回路43の出力
端はローレベルとなり、OR回路41の出力端からは、
電圧切換信号Saが電圧切換信号Sa2として出力され
る。これに対して、ローレベルの制御信号S2が入力さ
れると、AND回路42の出力端はローレベルとなり、
AND回路43の出力端から電圧切換信号Saを遅延回
路45で遅延させた信号が出力され、OR回路41の出
力端からは遅延回路45で遅延させた信号が電圧切換信
号Sa2として出力される。
【0045】なお、図4の第1遅延回路11及び第2遅
延回路12における遅延回路35及び45の代わりに、
図5で示すようにシフトレジスタSR1とSR2に置き
換えてもよい。図5において、シフトレジスタSR1の
入力端INに入力された電圧切換信号Saは、シフトレ
ジスタSR1の段数と基準クロックCLKの周波数で決
定される時間T1だけ遅延されて、シフトレジスタSR
1の出力端OUTから出力される。同様に、シフトレジ
スタSR2の入力端INに入力された電圧切換信号Sa
は、シフトレジスタSR2の段数と基準クロックCLK
の周波数で決定される時間T2だけ遅延されて、シフト
レジスタSR2の出力端OUTから出力される。その他
の動作は図4と同じであるのでその説明を省略する。ま
た、図5のシフトレジスタの代わりにカウンタを使用し
てもよい。
【0046】図6は、図1の直流安定化電源装置1にお
ける各信号の例を示したタイミングチャートであり、図
6を用いて電圧切換制御回路4の動作についてもう少し
詳細に説明する。図6において、出力電圧VCを所定値
に低下させるために電圧切換信号Saがハイレベルに立
ち上がると、制御回路13は、第1遅延回路11にロー
レベルの制御信号S1を出力すると共に第2遅延回路1
2にハイレベルの制御信号S2を出力する。このため、
第1遅延回路11から出力される電圧切換信号Sa1
は、遅延時間T1後にローレベルからハイレベルに立ち
上がり、第2遅延回路12からは、電圧切換信号Saが
電圧切換信号Sa2として出力される。
【0047】このことから、電圧切換信号Sa2がロー
レベルからハイレベルに立ち上がり、シリーズレギュレ
ータ3の出力電圧VCが2.0Vから1.5Vに低下す
る。更に、遅延時間T1が経過すると、電圧切換信号S
a1がローレベルからハイレベルに立ち上がり、スイッ
チングレギュレータ2の出力電圧VBが2.2Vから1.
8Vに低下する。この場合、遅延時間T1は、シリーズ
レギュレータ3の出力電圧VCが2.0Vから1.5Vに
低下するのに要する時間よりも多少長めに設定する。
【0048】なお、このように出力電圧VB及びVCを
それぞれ低下させる際、出力電圧VBよりも出力電圧V
Cの方が電圧低下幅を大きくしている理由は、シリーズ
レギュレータ3の出力制御用トランジスタQ11の飽和
電圧が0.15Vから多少大きくなったり、スイッチン
グレギュレータ2の出力電圧VBのリプルが増加したり
というように、各出力電圧VB及びVCを変えることで
変化する要因を吸収するためである。このため、このよ
うな変化要因がほとんどない場合は、出力電圧VBとV
Cの電圧低下幅を同じになるようにしてもよい。
【0049】次に、出力電圧VCを所定値に上昇させる
ために電圧切換信号Saがローレベルに立ち下がると、
制御回路13は、第1遅延回路11にハイレベルの制御
信号S1を出力すると共に第2遅延回路12にローレベ
ルの制御信号S2を出力する。このため、第2遅延回路
12から出力される電圧切換信号Sa2は、遅延時間T
2後にハイレベルからローレベルに立ち下がり、第1遅
延回路11からは、電圧切換信号Saが電圧切換信号S
a1として出力される。
【0050】このことから、電圧切換信号Sa1がハイ
レベルからローレベルに立ち下がり、スイッチングレギ
ュレータ2の出力電圧VBが1.8Vから2.2Vに上昇
する。更に、遅延時間T2が経過すると、電圧切換信号
Sa2がハイレベルからローレベルに立ち下がり、シリ
ーズレギュレータ3の出力電圧VCが1.5Vから2.0
Vに上昇する。この場合、遅延時間T2は、スイッチン
グレギュレータ2の出力電圧VBが1.8Vから2.2V
に上昇するのに要する時間よりも多少長めに設定する。
【0051】次に、図7は、電圧切換制御回路4の動作
例を示したフローチャートであり、図7を用いて電圧切
換制御回路4の動作の流れについて説明する。図7にお
いて、まず最初に、制御回路13は、入力されている電
圧切換信号Saにおける信号レベルの変化をモニタし
(ステップST1)、信号レベルの変化を検出していな
い場合(NO)は引き続きステップST1の処理を行
う。ステップST1で、信号レベルが変化したことを検
出する(YES)と、制御回路13は、電圧切換信号S
aの信号レベルがハイレベルであるか否かを調べ(ステ
ップST2)、信号レベルがハイレベルである場合(Y
ES)は、制御回路13は、ローレベルの制御信号S1
を第1遅延回路11に出力すると共にハイレベルの制御
信号S2を第2遅延回路12に出力する(ステップST
3)。
【0052】次に、第2遅延回路12は、直ちに電圧切
換信号Sa2をローレベルからハイレベルに立ち上げ
(ステップST4)、遅延時間T1経過後に第1遅延回
路11は、電圧切換信号Sa1をローレベルからハイレ
ベルに立ち上げ(ステップST5)、ステップST1に
戻る。一方、ステップST2で、信号レベルがローレベ
ルである場合(NO)は、制御回路13は、ハイレベル
の制御信号S1を第1遅延回路11に出力すると共にロ
ーレベルの制御信号S2を第2遅延回路12に出力する
(ステップST6)。次に、第1遅延回路11は、直ち
に電圧切換信号Sa1をハイレベルからローレベルに立
ち下げ(ステップST7)、遅延時間T2経過後に第2
遅延回路12は、電圧切換信号Sa2をハイレベルから
ローレベルに立ち下げ(ステップST8)、ステップS
T1に戻る。
【0053】前記説明では、出力電圧VCを2種類の電
圧に切り換える場合を例にして説明したが、3種類以上
の電圧に切り換えるようにしてもよい。図8は、このよ
うにした場合の直流安定化電源装置1の構成例を示した
概略のブロック図である。なお、図8では出力電圧VC
を3種類の電圧に切り換える場合を例にして示してい
る。図8において、直流安定化電源装置1Aは、入力さ
れた制御信号に応じて出力電圧を3種類に切り換えるこ
とができるスイッチングレギュレータ2Aと、入力され
た制御信号に応じて出力電圧を3種類に切り換えること
ができるシリーズレギュレータ3Aと、外部から入力さ
れる電圧切換信号Sb及びScをスイッチングレギュレ
ータ2A及びシリーズレギュレータ3Aに出力するタイ
ミングをそれぞれ制御する電圧切換制御回路4Aとで構
成されている。
【0054】電圧切換制御回路4Aは、電圧切換信号S
b及びScを所定の時間T1だけ遅延させてスイッチン
グレギュレータ2Aに出力する第1遅延回路11Aと、
電圧切換信号Sb及びScを所定の時間T2だけ遅延さ
せてシリーズレギュレータ3Aに出力する第2遅延回路
12Aと、電圧切換信号Sb及びScに応じて第1遅延
回路11A及び第2遅延回路12Aの動作制御を行う制
御回路13Aとで構成されている。
【0055】制御回路13Aは、電圧切換信号Sb及び
Scに応じて第1遅延回路11Aに制御信号S1を、第
2遅延回路12Aに制御信号S2をそれぞれ出力する。
第1遅延回路11Aは、入力された制御信号S1に応じ
て、電圧切換信号Sb及びScを基にした電圧切換信号
Sb1及びSc1をスイッチングレギュレータ2Aに出
力し、第2遅延回路12Aは、入力された制御信号S2
に応じて、電圧切換信号Sb及びScを基にした電圧切
換信号Sb2及びSc2をシリーズレギュレータ3Aに
出力する。
【0056】スイッチングレギュレータ2Aは、直流電
源7から電源電圧VAが入力され、該電源電圧VAから
電圧切換信号Sb1及びSc1に応じた電圧VBを生成
して出力する。シリーズレギュレータ3Aは、スイッチ
ングレギュレータ2Aからの出力電圧VBが入力され、
該出力電圧VBから電圧切換信号Sb2及びSc2に応
じた電圧VCを生成して出力する。
【0057】出力電圧VCを低下させるように電圧切換
信号Sb及びScがそれぞれ入力されると、制御回路1
3Aは、第1遅延回路11Aに対して電圧切換信号Sb
及びScを遅延させて生成した電圧切換信号Sb1及び
Sc1をスイッチングレギュレータ2Aにそれぞれ出力
させると共に、第2遅延回路12Aに対して電圧切換信
号Sb及びScを電圧切換信号Sb2及びSc2として
シリーズレギュレータ3Aにそれぞれ出力させる。
【0058】これに対して、出力電圧VCを上昇させる
ように電圧切換信号Sb及びScが入力されると、制御
回路13Aは、第1遅延回路11Aに対して電圧切換信
号Sb及びScを電圧切換信号Sb1及びSc1として
スイッチングレギュレータ2Aにそれぞれ出力させると
共に、第2遅延回路12Aに対して電圧切換信号Sb及
びScを遅延させて生成した電圧切換信号Sb2及びS
c2をシリーズレギュレータ3Aにそれぞれ出力させ
る。
【0059】図9は、スイッチングレギュレータ2Aの
回路例を示した図である。なお、図9では、図2と同じ
ものは同じ符号で示しており、ここではその説明を省略
すると共に図2との相違点のみ説明する。図9における
図2との相違点は、図2の抵抗R1〜R4とスイッチS
W1の代わりに分圧回路51を設けたことにある。図9
のスイッチングレギュレータ2Aにおいて、分圧回路5
1は、出力電圧VBを、入力された電圧切換信号Sb1
及びSc1に応じた分圧比で分圧して出力する。誤差増
幅器A1は、該分圧電圧VdAと基準電圧Vr1との差
電圧を誤差増幅器A1で増幅する。
【0060】更に、三角波のパルス信号を発生させる発
振回路22の出力信号と誤差増幅器A1の出力信号の各
電圧をコンパレータA2で比較し、コンパレータA2
は、該比較結果に応じてスイッチングトランジスタQ1
のオン時間を制御する。例えば、出力電圧VBを低下さ
せるように電圧切換信号Sb1及びSc1が入力される
と、分圧回路51は、電圧切換信号Sb1及びSc1に
応じて分圧電圧Vdが小さくなるように分圧比を変え、
出力電圧VBを上昇させるように電圧切換信号Sb1及
びSc1が入力されると、分圧回路51は、電圧切換信
号Sb1及びSc1に応じて分圧電圧Vdが大きくなる
ように分圧比を変える。
【0061】図10は、シリーズレギュレータ3Aの回
路例を示した図である。なお、図10では、図3と同じ
ものは同じ符号で示しており、ここではその説明を省略
すると共に図3との相違点のみ説明する。図10におけ
る図3との相違点は、図3の抵抗R11〜R14とスイ
ッチSW2の代わりに分圧回路55を設けたことにあ
る。
【0062】図10のシリーズレギュレータ3Aにおい
て、分圧回路55は、出力電圧VCを、入力された電圧
切換信号Sb2及びSc2に応じた分圧比で分圧して出
力する。誤差増幅器A11は、該分圧電圧VdBと基準
電圧Vr2との差電圧を誤差増幅器A11で増幅する。
誤差増幅器A11は、出力制御用トランジスタQ11の
動作制御を行って、出力電圧VCが所望の電圧で一定に
なるようにしている。例えば、出力電圧VCを低下させ
るように電圧切換信号Sb2及びSc2が入力される
と、分圧回路55は、電圧切換信号Sb2及びSc2に
応じて分圧電圧VdBが大きくなるように分圧比を変
え、出力電圧VCを上昇させるように電圧切換信号Sb
2及びSc2が入力されると、分圧回路55は、電圧切
換信号Sb2及びSc2に応じて分圧電圧VdBが小さ
くなるように分圧比を変える。
【0063】図11は、第1遅延回路11A及び第2遅
延回路12Aの回路例を示した図である。なお、図11
では、図4と同じものは同じ符号で示しており、ここで
はその説明を省略する。また、第1遅延回路11Aと第
2遅延回路12Aの回路構成が同じであることから、図
11では、括弧内の符号は第2遅延回路12Aの場合を
示している。図11において、第1遅延回路11Aは、
OR回路61,62、AND回路63〜66、エクスク
ルーシブOR回路(以下、Ex.OR回路と呼ぶ)6
7、インバータ回路68、Dフリップフロップ69,7
0及び遅延回路35で形成されている。また、第2遅延
回路12Aは、OR回路71,72、AND回路73〜
76、Ex.OR回路77、インバータ回路78、Dフ
リップフロップ79,80及び遅延回路45で形成され
ている。
【0064】第1遅延回路11Aにおいて、制御回路1
3Aからの制御信号S1は、AND回路63及び65の
各一方の入力端にそれぞれ入力されると共にインバータ
回路68を介してAND回路64及び66の各一方の入
力端にそれぞれ入力される。電圧切換信号Sbは、AN
D回路63の他方の入力端に入力されると共にDフリッ
プフロップ69のD入力端にそれぞれ入力され、Dフリ
ップフロップ69の出力端Qから出力された信号は、A
ND回路64の他方の入力端に入力されている。電圧切
換信号Scは、AND回路65の他方の入力端、Dフリ
ップフロップ70のD入力端、Ex.OR回路67の一
方の入力端及び遅延回路35の入力端にそれぞれ入力さ
れ、Dフリップフロップ70の出力端Qから出力された
信号は、AND回路66の他方の入力端に入力されてい
る。
【0065】また、遅延回路35に入力された電圧切換
信号Scは、Ex.OR回路67の他方の入力端に入力
され、Ex.OR回路67からの出力信号はDフリップ
フロップ69及び70の各クロック信号入力端CPにそ
れぞれ入力されている。AND回路63及び64の各出
力信号はOR回路61の対応する入力端にそれぞれ入力
され、AND回路65及び66の各出力信号はOR回路
62の対応する入力端にそれぞれ入力され、OR回路6
1の出力信号が電圧切換信号Sb1を、OR回路62の
出力信号が電圧切換信号Sc1をそれぞれなす。
【0066】このような構成において、ハイレベルの制
御信号S1が入力されると、AND回路63の出力端か
ら電圧切換信号Sbが出力され、AND回路64の出力
端はローレベルとなり、OR回路61の出力端からは、
電圧切換信号Sbが遅延されずに電圧切換信号Sb1と
して出力される。同時に、AND回路65の出力端から
電圧切換信号Scが出力され、AND回路66の出力端
はローレベルとなり、OR回路62の出力端からは、電
圧切換信号Scが遅延されずに電圧切換信号Sc1とし
て出力される。
【0067】次に、ローレベルの制御信号S1が入力さ
れると、AND回路63及び65の出力端はそれぞれロ
ーレベルとなり、AND回路64の出力端からはDフリ
ップフロップ69の出力端Qからの出力信号が出力され
ると共にAND回路66の出力端からはDフリップフロ
ップ70の出力端Qからの出力信号が出力される。この
ため、電圧切換信号Sbは、Dフリップフロップ69、
AND回路64及びOR回路61を通って電圧切換信号
Sb1として出力されるため、電圧切換信号Sbは、遅
延回路35の遅延時間T1だけ遅延して電圧切換信号S
b1として出力される。電圧切換信号Scは、Dフリッ
プフロップ70、AND回路66及びOR回路62を通
って電圧切換信号Sc1として出力されるため、電圧切
換信号Scは、遅延回路35の遅延時間T1だけ遅延し
て電圧切換信号Sc1として出力される。
【0068】同様に、第2遅延回路12Aにおいて、ハ
イレベルの制御信号S2が入力されると、OR回路71
の出力端からは、電圧切換信号Sbが遅延されずに電圧
切換信号Sb2として出力されると共に、OR回路72
の出力端からは、電圧切換信号Scが遅延されずに電圧
切換信号Sc2として出力される。また、ローレベルの
制御信号S2が入力されると、電圧切換信号Sbは、遅
延回路45の遅延時間T2だけ遅延して電圧切換信号S
b2として出力され、電圧切換信号Scは、遅延回路4
5の遅延時間T2だけ遅延して電圧切換信号Sc2とし
て出力される。
【0069】なお、第2遅延回路12Aは、第1遅延回
路11Aの場合における前記説明において、符号を変え
る以外は同じ動作を行うことから、その詳細な説明を省
略する。また、図11の第1遅延回路11A及び第2遅
延回路12Aにおける遅延回路35及び45の代わり
に、図12で示すように図5のシフトレジスタSR1と
SR2に置き換えてもよく、該シフトレジスタの代わり
にカウンタを使用してもよい。
【0070】スイッチングレギュレータ2Aは、入力さ
れた電圧切換信号Sb1及びSc1に応じて出力電圧V
Bの電圧値を切り換え、シリーズレギュレータ3Aは、
入力された電圧切換信号Sb2及びSc2に応じて出力
電圧VCの電圧値を切り換える。この際、電圧切換制御
回路4Aは、図1の場合と同様、出力電圧VCを所定値
に低下させる場合は、シリーズレギュレータ3Aに対し
て出力電圧VCを低下させるように切り換えさせてか
ら、スイッチングレギュレータ2Aに対して出力電圧V
Bを低下させるように切り換えさせる。また、電圧切換
制御回路4Aは、出力電圧VCを所定値に上昇させる場
合は、スイッチングレギュレータ2Aに対して出力電圧
VBを上昇させるように切り換えさせてから、シリーズ
レギュレータ3Aの出力電圧VCを上昇させるように切
り換えさせる。
【0071】なお、本第1の実施の形態において、電圧
切換制御回路に、所定の遅延時間を記憶した記憶手段を
有したCPU等を使用して、所定の制御プログラムによ
って前述した動作を行わせるようにしてもよい。
【0072】このように、本第1の実施の形態における
直流安定化電源装置は、直流電源7から供給される電源
電圧VAをスイッチングレギュレータ2で出力電圧VB
に変換し、更にシリーズレギュレータ3で該出力電圧V
Bを出力電圧VCに変換して負荷回路に供給する構成を
なし、出力電圧VCを所定値に低下させる場合は、シリ
ーズレギュレータ3に対して出力電圧VCを該所定値に
低下させた後、スイッチングレギュレータ2に対して出
力電圧VBを低下させるようにし、出力電圧VCを所定
値に上昇させる場合は、スイッチングレギュレータ2に
対して出力電圧VBを上昇させた後、シリーズレギュレ
ータ3に対して出力電圧VCを該所定値に上昇させるよ
うにした。このようにしたことから、電源の効率を高め
ることができると共にノイズやリプルの少ない出力電圧
を得ることができ、電源供給先の負荷回路の動作状況に
応じて出力電圧を変えることができ、該出力電圧変更時
においても、出力電圧が大きく変動しないようにするこ
とができる。
【0073】第2実施の形態.前記第1の実施の形態で
は、遅延回路を使用してスイッチングレギュレータとシ
リーズレギュレータの各出力電圧の切換タイミングを制
御するようにしたが、スイッチングレギュレータ及びシ
リーズレギュレータの各出力電圧をそれぞれ検出し、該
検出したそれぞれの出力電圧からスイッチングレギュレ
ータとシリーズレギュレータの各出力電圧の切換タイミ
ングを制御するようにしてもよく、このようにしたもの
を本発明の第2の実施の形態とする。
【0074】図13は、本発明の第2の実施の形態にお
ける直流安定化電源装置の構成例を示した概略のブロッ
ク図である。なお、図13において、図1と同じものは
同じ符号で示し、ここではその説明を省略する。図13
における直流安定化電源装置81は、スイッチングレギ
ュレータ2と、シリーズレギュレータ3と、スイッチン
グレギュレータ2の出力電圧VBが所定の電圧になった
か否かの検出を行い該検出結果を出力する第1電圧検出
回路82と、シリーズレギュレータ3の出力電圧VCが
所定の電圧になったか否かの検出を行い該検出結果を出
力する第2電圧検出回路83と、第1電圧検出回路82
と第2電圧検出回路83からの各検出結果に応じて外部
から入力される電圧切換信号Saをスイッチングレギュ
レータ2及びシリーズレギュレータ3に出力するタイミ
ングをそれぞれ制御する電圧切換制御回路84とで構成
されている。
【0075】電圧切換制御回路84は、外部から入力さ
れる電圧切換信号Saに応じて、スイッチングレギュレ
ータ2と第1電圧検出回路82に該電圧切換信号Saを
出力するタイミング、及びシリーズレギュレータ3と第
2電圧検出回路83に該電圧切換信号Saを出力するタ
イミングをそれぞれ制御する。電圧切換制御回路84か
らスイッチングレギュレータ2と第1電圧検出回路82
にそれぞれ出力される電圧切換信号Saは電圧切換信号
Sa1をなし、電圧切換制御回路84からシリーズレギ
ュレータ3と第2電圧検出回路83にそれぞれ出力され
る電圧切換信号Saは電圧切換信号Sa2をなす。
【0076】第1電圧検出回路82は、電圧切換制御回
路84から入力される電圧切換信号Sa1に応じてスイ
ッチングレギュレータ2の出力信号VBが所定値になっ
たか否かの判定結果を示す電圧検出信号Sd1を電圧切
換制御回路84に出力する。同様に、第2電圧検出回路
83は、電圧切換制御回路84から入力される電圧切換
信号Sa2に応じてシリーズレギュレータ3の出力信号
VCが所定値になったか否かの判定結果を示す電圧検出
信号Sd2を電圧切換制御回路84に出力する。電圧切
換制御回路84は、入力された電圧検出信号Sd1に応
じて電圧切換信号Sa2の出力タイミングを制御し、入
力された電圧検出信号Sd2に応じて電圧切換信号Sa
1の出力タイミングを制御する。
【0077】図14は、図13の直流安定化電源装置8
1における各信号の例を示したタイミングチャートであ
り、図14を用いて電圧切換制御回路84の動作例につ
いてもう少し詳細に説明する。なお、図14における出
力電圧VB及びVCの値は一例である。外部から入力さ
れた電圧切換信号Saが、出力電圧VCを低下させるた
めに例えばローレベルからハイレベルに立ち上がると、
電圧切換制御回路84は、直ちにシリーズレギュレータ
3及び第2電圧検出回路83に対する電圧切換信号Sa
2をローレベルからハイレベルに立ち上げる。このた
め、シリーズレギュレータ3は、出力電圧VCを2.0
Vから1.5Vに低下させると共に、第2電圧検出回路
83は、出力電圧VCの監視を行い、出力電圧VCが
1.5Vになったことを検出すると、電圧切換制御回路
84に出力している電圧検出信号Sd2をハイレベルか
らローレベルに立ち下げる。
【0078】電圧切換制御回路84は、電圧検出信号S
d2がハイレベルからローレベルに立ち下がると、スイ
ッチングレギュレータ2及び第1電圧検出回路82に対
する電圧切換信号Sa1をローレベルからハイレベルに
立ち上げる。このため、スイッチングレギュレータ2
は、出力電圧VBを2.2Vから1.8Vに低下させると
共に、第1電圧検出回路82は、出力電圧VBの監視を
行い、出力電圧VBが1.8Vになったことを検出する
と、電圧切換制御回路84に出力している電圧検出信号
Sd1をハイレベルからローレベルに立ち下げる。
【0079】次に、外部から入力された電圧切換信号S
aが、出力電圧VCを上昇させるために例えばハイレベ
ルからローレベルに立ち下がると、電圧切換制御回路8
4は、直ちにスイッチングレギュレータ2及び第1電圧
検出回路82に対する電圧切換信号Sa1をハイレベル
からローレベルに立ち下げる。このため、スイッチング
レギュレータ2は、出力電圧VBを1.8Vから2.2V
に上昇させると共に、第1電圧検出回路82は、出力電
圧VBの監視を行い、出力電圧VBが2.2Vになった
ことを検出すると、電圧切換制御回路84に出力してい
る電圧検出信号Sd1をローレベルからハイレベルに立
ち上げる。
【0080】電圧切換制御回路84は、電圧検出信号S
d1がローレベルからハイレベルに立ち上がると、シリ
ーズレギュレータ3及び第2電圧検出回路83に対する
電圧切換信号Sa2をハイレベルからローレベルに立ち
下げる。このため、シリーズレギュレータ3は、出力電
圧VCを1.5Vから2.0Vに上昇させると共に、第2
電圧検出回路83は、出力電圧VCの監視を行い、出力
電圧VCが2.0Vになったことを検出すると、電圧切
換制御回路84に出力している電圧検出信号Sd2をロ
ーレベルからハイレベルに立ち上げる。
【0081】次に、図15は、第1電圧検出回路82及
び第2電圧検出回路83の回路例を示した図である。な
お、第1電圧検出回路82と第2電圧検出回路83の回
路構成が同じであることから、図15では、括弧内の符
号は第2電圧検出回路83の場合を示している。図15
において、第1電圧検出回路82は、コンパレータ9
1、アナログスイッチ92,93、インバータ回路9
4、所定の定電圧V1(図14の場合は2.2V)を生
成して出力する定電圧発生回路95及び抵抗96,97
で形成されている。第2電圧検出回路83は、コンパレ
ータ101、アナログスイッチ102,103、インバ
ータ回路104、所定の定電圧V2(図14の場合は
2.0V)を生成して出力する定電圧発生回路105及
び抵抗106,107で形成されている。
【0082】第1電圧検出回路82において、電圧切換
制御回路84からの電圧切換信号Sa1は、アナログス
イッチ93の制御信号入力端INSに入力され、インバ
ータ回路94を介してアナログスイッチ92の制御信号
入力端INSに入力されている。アナログスイッチ92
及び93は、制御信号入力端INSに、ハイレベルの信
号が入力されるとオンして導通状態になり、ローレベル
の信号が入力されるとオフして遮断状態になる。アナロ
グスイッチ92がオンすると、定電圧発生回路95から
の定電圧V1がコンパレータ91の反転入力端に入力さ
れる。また、アナログスイッチ93がオンすると、定電
圧V1を抵抗96及び97で分圧した電圧V3(図14
の場合は1.8V)がコンパレータ91の反転入力端に
入力される。また、コンパレータ91の非反転入力端に
は、出力電圧VBが入力されている。
【0083】電圧切換信号Sa1がハイレベルになる
と、アナログスイッチ92がオフして遮断状態になると
共にアナログスイッチ93がオンしてコンパレータ91
の反転入力端には分圧電圧V3が入力される。このた
め、コンパレータ91の出力端は、出力電圧VBが1.
8V以下になるとローレベルになり、第1電圧検出回路
82は、ローレベルの電圧検出信号Sd1を出力する。
これに対して、電圧切換信号Sa1がローレベルになる
と、アナログスイッチ93がオフして遮断状態になると
共にアナログスイッチ92がオンしてコンパレータ91
の反転入力端には分圧電圧V1が印加される。このた
め、コンパレータ91の出力端は、出力電圧VBが2.
2V以上になるとハイレベルになり、第1電圧検出回路
82は、ハイレベルの電圧検出信号Sd1を出力する。
【0084】同様に、第2電圧検出回路83において、
電圧切換制御回路84からの電圧切換信号Sa2は、ア
ナログスイッチ103の制御信号入力端INSに入力さ
れ、インバータ回路104を介してアナログスイッチ1
02の制御信号入力端INSに入力されている。アナロ
グスイッチ102及び103は、制御信号入力端INS
に、ハイレベルの信号が入力されるとオンして導通状態
になり、ローレベルの信号が入力されるとオフして遮断
状態になる。アナログスイッチ102がオンすると、定
電圧発生回路105からの定電圧V2がコンパレータ1
01の反転入力端に印加される。また、アナログスイッ
チ103がオンすると、定電圧V2を抵抗106及び1
07で分圧した電圧V4(図14の場合は1.5V)が
コンパレータ101の反転入力端に印加される。また、
コンパレータ101の非反転入力端には、出力電圧VC
が印加されている。
【0085】電圧切換信号Sa2がハイレベルになる
と、アナログスイッチ102がオフして遮断状態になる
と共にアナログスイッチ103がオンしてコンパレータ
101の反転入力端には分圧電圧V4が入力される。こ
のため、コンパレータ101の出力端は、出力電圧VC
が1.5V以下になるとローレベルになり、第2電圧検
出回路83は、ローレベルの電圧検出信号Sd2を出力
する。これに対して、電圧切換信号Sa2がローレベル
になると、アナログスイッチ103がオフして遮断状態
になると共にアナログスイッチ102がオンしてコンパ
レータ101の反転入力端には分圧電圧V2が印加され
る。このため、コンパレータ101の出力端は、出力電
圧VCが2.0V以上になるとハイレベルになり、第2
電圧検出回路83は、ハイレベルの電圧検出信号Sd2
を出力する。
【0086】次に、図16は、電圧切換制御回路84の
動作例を示したフローチャートであり、図16を用いて
電圧切換制御回路84の動作の流れについて説明する。
図16において、まず最初に、電圧切換制御回路84
は、入力されている電圧切換信号Saにおける信号レベ
ルの変化をモニタし(ステップST11)、信号レベル
の変化を検出していない場合(NO)は、引き続きステ
ップST11の処理を行う。ステップST11で、信号
レベルが変化したことを検出する(YES)と、電圧切
換制御回路84は、電圧切換信号Saの信号レベルがハ
イレベルであるか否かを調べ(ステップST12)、信
号レベルがハイレベルである場合(YES)は、電圧切
換制御回路84は、電圧切換信号Sa2をローレベルか
らハイレベルに立ち上げる。(ステップST13)。
【0087】次に、第2電圧検出回路83は、出力電圧
VCが所定の電圧V4以下になったか否かを調べ(ステ
ップST14)、所定の電圧V4以下になっていない場
合(NO)は、ステップST14に戻り、所定の電圧V
4以下になった場合(YES)、電圧検出信号Sd2を
ハイレベルからローレベルに立ち下げる(ステップST
15)。この後、電圧切換制御回路84は、電圧切換信
号Sa1をローレベルからハイレベルに立ち上げ(ステ
ップST16)、第1電圧検出回路82は、出力電圧V
Bが所定の電圧V3以下になったか否かを調べ(ステッ
プST17)、所定の電圧V3以下になっていない場合
は(NO)、ステップST17に戻り、所定の電圧V3
以下になった場合は(YES)、電圧検出信号Sd1を
ハイレベルからローレベルに立ち下げて(ステップST
18)、ステップST11に戻る。
【0088】また、ステップST12で、信号レベルが
ローレベルである場合(NO)は、電圧切換制御回路8
4は、電圧切換信号Sa1をハイレベルからローレベル
に立ち下げる。(ステップST19)。次に、第1電圧
検出回路82は、出力電圧VBが所定の電圧V1以上に
なったか否かを調べ(ステップST20)、所定の電圧
V1以上になっていない場合(NO)は、ステップST
20に戻り、所定の電圧V1以上になった場合(YE
S)は、電圧検出信号Sd1をローレベルからハイレベ
ルに立ち上げる(ステップST21)。
【0089】この後、電圧切換制御回路84は、電圧切
換信号Sa2をハイレベルからローレベルに立ち下げ
(ステップST22)、第2電圧検出回路83は、出力
電圧VCが所定の電圧V2以上になったか否かを調べ
(ステップST23)、所定の電圧V2以上になってい
ない場合は(NO)、ステップST23に戻り、所定の
電圧V2以上になった場合は(YES)、電圧検出信号
Sd2をローレベルからハイレベルに立ち上げて(ステ
ップST24)、ステップST11に戻る。
【0090】前記説明では、出力電圧VCを2種類の電
圧に切り換える場合を例にして説明したが、3種類以上
の電圧に切り換えるようにしてもよい。図17は、この
ようにした場合の直流安定化電源装置81Aの構成例を
示した概略のブロック図である。なお、図17では出力
電圧VCを3種類の電圧に切り換える場合を例にして示
している。また、図17では、図8と同じものは同じ符
号で示し、ここではその説明を省略する。
【0091】図17において、直流安定化電源装置81
Aは、スイッチングレギュレータ2Aと、シリーズレギ
ュレータ3Aと、スイッチングレギュレータ2Aの出力
電圧VBが所定の電圧になったか否かの検出を行い該検
出結果を出力する第1電圧検出回路82Aと、シリーズ
レギュレータ3Aの出力電圧VCが所定の電圧になった
か否かの検出を行い該検出結果を出力する第2電圧検出
回路83Aと、第1電圧検出回路82Aと第2電圧検出
回路83Aからの各検出結果に応じて外部から入力され
る電圧切換信号Sb及びScをスイッチングレギュレー
タ2A及びシリーズレギュレータ3Aに出力するタイミ
ングをそれぞれ制御する電圧切換制御回路84Aとで構
成されている。
【0092】電圧切換制御回路84Aは、外部から入力
される電圧切換信号Sb及びScに応じて、スイッチン
グレギュレータ2Aと第1電圧検出回路82Aに該電圧
切換信号Sb及びScを出力するタイミング、及びシリ
ーズレギュレータ3Aと第2電圧検出回路83Aに該電
圧切換信号Sb及びScを出力するタイミングをそれぞ
れ制御する。電圧切換制御回路84Aからスイッチング
レギュレータ2Aと第1電圧検出回路82Aにそれぞれ
出力される電圧切換信号Sb及びScはそれぞれ電圧切
換信号Sb1及びSc1をなし、電圧切換制御回路84
Aからシリーズレギュレータ3Aと第2電圧検出回路8
3Aにそれぞれ出力される電圧切換信号Sb及びScは
電圧切換信号Sb2及びSc2をなす。
【0093】スイッチングレギュレータ2Aは、直流電
源7から電源電圧VAが入力され、該電源電圧VAから
電圧切換信号Sb1及びSc1に応じた電圧VBを生成
して出力する。シリーズレギュレータ3Aは、スイッチ
ングレギュレータ2Aからの出力電圧VBが入力され、
該出力電圧VBから電圧切換信号Sb2及びSc2に応
じた電圧VCを生成して出力する。
【0094】第1電圧検出回路82Aは、電圧切換制御
回路84Aから入力される電圧切換信号Sb1及びSc
1に応じた電圧にスイッチングレギュレータ2の出力信
号VBがなったか否かの判定結果を示す電圧検出信号S
d1を電圧切換制御回路84Aに出力する。同様に、第
2電圧検出回路83Aは、電圧切換制御回路84Aから
入力される電圧切換信号Sb2及びSc2に応じた電圧
にシリーズレギュレータ3Aの出力信号VCがなったか
否かの判定結果を示す電圧検出信号Sd2を電圧切換制
御回路84Aに出力する。電圧切換制御回路84Aは、
入力された電圧検出信号Sd1に応じて電圧切換信号S
b2及びSc2の出力タイミングを制御し、入力された
電圧検出信号Sd2に応じて電圧切換信号Sb1及びS
c1の出力タイミングを制御する。
【0095】出力電圧VCを所定値に低下させるように
電圧切換信号Sb及びScがそれぞれ入力されると、電
圧切換制御回路84Aは、シリーズレギュレータ3A及
び第2電圧検出回路83Aに対して、直ちに電圧切換信
号Sb及びScを電圧切換信号Sb2及びSc2として
出力する。このため、シリーズレギュレータ3Aは、出
力電圧VCを電圧切換信号Sb2及びSc2に応じた電
圧に低下させると共に、第2電圧検出回路83Aは、出
力電圧VCの監視を行い、出力電圧VCが電圧切換信号
Sb2及びSc2に応じた電圧になったことを検出する
と、電圧切換制御回路84Aに出力している電圧検出信
号Sd2を例えばハイレベルからローレベルに立ち下げ
る。
【0096】電圧切換制御回路84Aは、電圧検出信号
Sd2がハイレベルからローレベルに立ち下がると、ス
イッチングレギュレータ2A及び第1電圧検出回路82
Aに対して、電圧切換信号Sb及びScを電圧切換信号
Sb1及びSc1として出力する。このため、スイッチ
ングレギュレータ2Aは、出力電圧VBを電圧切換信号
Sb1及びSc1に応じた電圧に低下させると共に、第
1電圧検出回路82Aは、出力電圧VBの監視を行い、
出力電圧VBが電圧切換信号Sb1及びSc1に応じた
電圧になったことを検出すると、電圧切換制御回路84
Aに出力している電圧検出信号Sd1をハイレベルから
ローレベルに立ち下げる。
【0097】次に、出力電圧VCを所定値に上昇させる
ように電圧切換信号Sb及びScがそれぞれ入力される
と、電圧切換制御回路84Aは、スイッチングレギュレ
ータ2A及び第1電圧検出回路82Aに対して、直ちに
電圧切換信号Sb及びScを電圧切換信号Sb1及びS
c1として出力する。このため、スイッチングレギュレ
ータ2Aは、出力電圧VBを電圧切換信号Sb1及びS
c1に応じた電圧に上昇させると共に、第1電圧検出回
路82Aは、出力電圧VBの監視を行い、出力電圧VB
が電圧切換信号Sb1及びSc1に応じた電圧になった
ことを検出すると、電圧切換制御回路84Aに出力して
いる電圧検出信号Sd1を例えばローレベルからハイレ
ベルに立ち上げる。
【0098】電圧切換制御回路84Aは、電圧検出信号
Sd1がローレベルからハイレベルに立ち上がると、シ
リーズレギュレータ3A及び第2電圧検出回路83Aに
対して、電圧切換信号Sb及びScを電圧切換信号Sb
2及びSc2として出力する。このため、シリーズレギ
ュレータ3Aは、出力電圧VCを電圧切換信号Sb2及
びSc2に応じた電圧に上昇させると共に、第2電圧検
出回路83Aは、出力電圧VCの監視を行い、出力電圧
VCが電圧切換信号Sb2及びSc2に応じた電圧にな
ったことを検出すると、電圧切換制御回路84Aに出力
している電圧検出信号Sd2をローレベルからハイレベ
ルに立ち上げる。
【0099】次に、図18は、第1電圧検出回路82A
及び第2電圧検出回路83Aの回路例を示した図であ
る。なお、第1電圧検出回路82Aと第2電圧検出回路
83Aの回路構成が同じであることから、図18では、
括弧内の符号は第2電圧検出回路83Aの場合を示して
いる。図18において、第1電圧検出回路82Aは、デ
コーダ111、コンパレータ112,113、NAND
回路114、所定の定電圧V11を生成して出力する定
電圧発生回路115、アナログスイッチSW1〜SW8
及び抵抗R1〜R8で形成されている。第2電圧検出回
路83Aは、デコーダ121、コンパレータ122,1
23、NAND回路124、所定の定電圧V12を生成
して出力する定電圧発生回路125、アナログスイッチ
SW11〜SW18及び抵抗R11〜R18で形成され
ている。
【0100】第1電圧検出回路82Aにおいて、電圧切
換制御回路84からの電圧切換信号Sb1及びSc1
は、デコーダ111の入力端I1及びI2に対応して入
力されている。デコーダ111は、入力された電圧切換
信号Sb1及びSc1を所定の方法でデコードし、該デ
コードして得られた信号を出力端A〜Dから出力する。
該出力端Aから出力された信号は、アナログスイッチS
W7及びSW8の制御信号入力端INSにそれぞれ入力
され、出力端Bから出力された信号は、アナログスイッ
チSW5及びSW6の制御信号入力端INSにそれぞれ
入力される。同様に、出力端Cから出力された信号は、
アナログスイッチSW3及びSW4の制御信号入力端I
NSにそれぞれ入力され、出力端Dから出力された信号
は、アナログスイッチSW1及びSW2の制御信号入力
端INSにそれぞれ入力される。
【0101】抵抗R1〜R8の直列回路は、定電圧発生
回路115からの所定の定電圧V11を分圧して分圧電
圧Vd1〜Vd7を生成する。定電圧V11及び分圧電
圧Vd2,Vd4,Vd6は、対応するアナログスイッ
チSW1,SW3,SW5,SW7によってコンパレー
タ112の非反転入力端への入力制御が行われる。ま
た、分圧電圧Vd1,Vd3,Vd5,Vd7は、対応
するアナログスイッチSW2,SW4,SW6,SW8
によってコンパレータ113の反転入力端への入力制御
が行われる。コンパレータ112の反転入力端及びコン
パレータ113の非反転入力端には、それぞれ出力電圧
VBが入力されており、コンパレータ112及び113
の各出力信号は、NAND回路114の対応する入力端
に入力され、NAND回路114の出力信号が電圧検出
信号Sd1をなす。
【0102】デコーダ111は、入力された電圧切換信
号Sb1及びSc1に応じて、出力端A〜Dのいずれか
1つからハイレベルの信号を出力して対応するアナログ
スイッチをオンさせて導通状態にする。例えば、定電圧
V11が2.21V、分圧電圧Vd1が2.19V、分圧
電圧Vd2が2.01V、分圧電圧Vd3が1.99V、
分圧電圧Vd4が1.81V、分圧電圧Vd5が1.79
V、分圧電圧Vd6が1.51V、分圧電圧Vd7が1.
49Vとする。
【0103】この場合、デコーダ111の出力端Dがハ
イレベルになると、アナログスイッチSW1及びSW2
がそれぞれオンして導通状態になり、コンパレータ11
2の非反転入力端に2.21Vが印加され、コンパレー
タ113の反転入力端に2.19Vが印加される。この
ような状態で、2.19V≦VB<2.21Vのときに、
電圧検出信号Sd1はローレベルになり、それぞれ以外
のときは、電圧検出信号Sd1はハイレベルになる。デ
コーダ111の出力端A〜Cがハイレベルになったとき
も同様であるのでその説明を省略する。このようにし
て、電圧検出回路82Aは、出力電圧VBが入力された
電圧切換信号Sb1及びSc1に応じた電圧になったか
否かの検出を行い、該検出結果に応じた電圧検出信号S
d1を出力する。
【0104】なお、第2電圧検出回路83Aは、第1電
圧検出回路82Aの場合における前記説明において、符
号を変える以外は同じ動作を行うことから、その詳細な
説明を省略する。また、図18の第1電圧検出回路82
A及び第2電圧検出回路83Aにおける定電圧発生回
路、各アナログスイッチ及び各分圧抵抗の代わりに、図
19で示すように2つのD/AコンバータDAC1及び
DAC2、又はD/AコンバータDAC11及びDAC
12をそれぞれ使用してもよい。図19においても、括
弧内の符号は第2電圧検出回路83Aの場合を示してい
る。D/AコンバータDAC1及びDAC2、並びにD
/AコンバータDAC11及びDAC12は、デコーダ
の各出力端A〜Dから出力される信号レベルに応じた電
圧をそれぞれ出力する。
【0105】このように、本第2の実施の形態における
直流安定化電源装置は、出力電圧VCを所定値に低下さ
せる場合は、シリーズレギュレータに対して出力電圧V
Cを低下させ、該出力電圧VCが所望の電圧に低下した
か否かを第2電圧検出回路で検出し、第2電圧検出回路
によって出力電圧VCが所望の電圧に低下したことが検
出されると、スイッチングレギュレータに対して出力電
圧VBを低下させるようにし、出力電圧VCを所定値に
上昇させる場合は、スイッチングレギュレータに対して
出力電圧VBを上昇させ、該出力電圧VBが所望の電圧
に上昇したか否かを第1電圧検出回路で検出し、第1電
圧検出回路によって出力電圧VBが所望の電圧に上昇し
たことが検出されると、シリーズレギュレータに対して
出力電圧VCを上昇させるようにした。このようにした
ことから、前記第1の実施の形態と同様の効果を得るこ
とができると共に、出力電圧VCが所望の電圧に低下し
た直後に出力電圧VBを低下させることができると共
に、出力電圧VBが所望の電圧に上昇した直後に出力電
圧VCを上昇させることができ、出力電圧VCの可変速
度を速くすることができる。
【0106】第3の実施の形態.前記第1の実施の形態
では、1つのシリーズレギュレータを有し1つの出力電
圧VCを出力するようにしたが、複数のシリーズレギュ
レータを有し、該各シリーズレギュレータからそれぞれ
出力電圧が出力されるようにしてもよく、このようにし
たものを本発明の第3の実施の形態とする。図20は、
本発明の第3の実施の形態における直流安定化電源装置
の構成例を示した概略のブロック図である。なお、図2
0では、図1の構成の場合を例にして2つのシリーズレ
ギュレータを有する場合を一例として示しており、図1
と同じものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略
すると共に図1との相違点のみ説明する。
【0107】図20における図1との相違点は、シリー
ズレギュレータ3の代わりにシリーズレギュレータ3B
及び3Cを設けると共に、第2遅延回路12の代わりに
第2遅延回路12B及び第2遅延回路12Cをシリーズ
レギュレータ3B及び3Cに対応させて設けるように
し、制御回路13は、電圧切換信号Saに応じて第1遅
延回路11、第2遅延回路12B及び第2遅延回路12
Cの動作制御を行うようにしたことにある。これに伴っ
て、図1の制御回路13を制御回路13Bにし、図1の
電圧切換制御回路4を電圧切換制御回路4Bにし、図1
の直流安定化電源装置1を直流安定化電源装置1Bにし
た。
【0108】図20において、直流安定化電源装置1B
は、スイッチングレギュレータ2と、入力された制御信
号に応じて出力電圧を切り換えることができるシリーズ
レギュレータ3B,3Cと、外部から入力される電圧切
換信号Saをスイッチングレギュレータ2及びシリーズ
レギュレータ3B,3Cに出力するタイミングをそれぞ
れ制御する電圧切換制御回路4Bとで構成されている。
シリーズレギュレータ3Bは、スイッチングレギュレー
タ2から出力電圧VBが入力され、該電圧VBから電圧
切換信号Saに応じた電圧VC1を生成して出力し、シ
リーズレギュレータ3Cは、スイッチングレギュレータ
2から出力電圧VBが入力され、該電圧VBから電圧切
換信号Saに応じた電圧VC2を生成して出力する。
【0109】電圧切換制御回路4Bは、第1遅延回路1
1と、電圧切換信号Saを所定の時間T2B遅延させて
シリーズレギュレータ3Bに出力する第2遅延回路12
Bと、電圧切換信号Saを所定の時間T2C遅延させて
シリーズレギュレータ3Cに出力する第2遅延回路12
Cと、電圧切換信号Saに応じて第1遅延回路11、第
2遅延回路12B及び第2遅延回路12Cの動作制御を
行う制御回路13Bとで構成されている。なお、遅延時
間T2BとT2Cは同じであってもよいし、異なってい
てもよいが、スイッチングレギュレータ2の出力電圧V
Bが上昇するのに要する時間よりも多少長めにそれぞれ
設定する。
【0110】制御回路13Bは、電圧切換信号Saに応
じて第1遅延回路11に制御信号S1を、第2遅延回路
12Bに制御信号S2Bを、第2遅延回路12Cに制御
信号S2Cをそれぞれ出力する。第2遅延回路12B
は、入力された制御信号S2Bに応じて、電圧切換信号
Saを基にした電圧切換信号Sa2Bをシリーズレギュ
レータ3Bに出力し、第2遅延回路12Cは、入力され
た制御信号S2Cに応じて、電圧切換信号Saを基にし
た電圧切換信号Sa2Cをシリーズレギュレータ3Cに
出力する。
【0111】出力電圧VC1及びVC2を対応する所定
値にそれぞれ低下させるように電圧切換信号Saが入力
されると、制御回路13Bは、第1遅延回路11に対し
て、電圧切換信号Saを遅延して生成させた電圧切換信
号Sa1をスイッチングレギュレータ2に出力させると
共に、第2遅延回路12B及び第2遅延回路12Cに対
して電圧切換信号Saを電圧切換信号Sa2B及びSa
2Cとしてシリーズレギュレータ3B及び3Cに対応し
て出力させる。
【0112】これに対して、出力電圧VC1及びVC2
を対応する所定値にそれぞれ上昇させるように電圧切換
信号Saが入力されると、制御回路13Bは、第1遅延
回路11に対して電圧切換信号Saを電圧切換信号Sa
1としてスイッチングレギュレータ2に出力させると共
に、第2遅延回路12B及び第2遅延回路12Cに対し
て電圧切換信号Saを遅延してそれぞれ生成させた電圧
切換信号Sa2B及びSa2Cを対応するシリーズレギ
ュレータ3B及び3Cにそれぞれ出力させる。
【0113】なお、シリーズレギュレータ3B及び3C
は、図3で示したシリーズレギュレータ3と同じ回路構
成であることからその説明を省略すると共に、第2遅延
回路12B及び第2遅延回路12Cにおいても、図4及
び図5で示した第2遅延回路12と同じ回路構成である
ことからその説明を省略する。また、図8で示した構成
の場合においても、図20と同様であることからその説
明を省略する。
【0114】このように、本第3の実施の形態における
直流安定化電源装置は、出力電圧VC1及びVC2を対
応する所定値にそれぞれ低下させる場合は、シリーズレ
ギュレータ3B及び3Cに対して出力電圧VC1及びV
C2をそれぞれ低下させた後、スイッチングレギュレー
タ2に対して出力電圧VBを低下させるようにし、出力
電圧VC1及びVC2を対応する所定値にそれぞれ上昇
させる場合は、スイッチングレギュレータ2に対して出
力電圧VBを上昇させた後、シリーズレギュレータ3B
及び3Cに対して出力電圧VC1及びVC2をそれぞれ
上昇させるようにした。このようにしたことから、複数
のシリーズレギュレータを有する場合においても、前記
第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0115】第4の実施の形態.前記第2の実施の形態
では、1つのシリーズレギュレータを有し1つの出力電
圧VCを出力するようにしたが、複数のシリーズレギュ
レータを有し、該各シリーズレギュレータからそれぞれ
出力電圧が出力されるようにしてもよく、このようにし
たものを本発明の第4の実施の形態とする。図21は、
本発明の第4の実施の形態における直流安定化電源装置
の構成の他の例を示した概略のブロック図である。な
お、図21では、図13の構成の場合を例にして2つの
シリーズレギュレータを有する場合を一例として示して
おり、図13又は図20と同じものは同じ符号で示し、
ここではその説明を省略すると共に図13との相違点の
み説明する。
【0116】図21における図13との相違点は、シリ
ーズレギュレータ3の代わりにシリーズレギュレータ3
B及び3Cを設けると共に、第2電圧検出回路83の代
わりに第2電圧検出回路83B及び第2電圧検出回路8
3Cをシリーズレギュレータ3B及び3Cに対応させて
設けるようにし、電圧切換制御回路84は、電圧切換信
号Saに応じて、スイッチングレギュレータ2と第1電
圧検出回路82に該電圧切換信号Saを出力するタイミ
ング、及びシリーズレギュレータ3B,3Cと第2電圧
検出回路83Bと第2電圧検出回路83Cに該電圧切換
信号Saを出力するタイミングをそれぞれ制御するよう
にしたことにある。これに伴って、図13の電圧切換制
御回路84を電圧切換制御回路84Bにし、図13の直
流安定化電源装置81を直流安定化電源装置81Bにし
た。
【0117】図21において、直流安定化電源装置81
Bは、スイッチングレギュレータ2と、シリーズレギュ
レータ3B,3Cと、第1電圧検出回路82と、シリー
ズレギュレータ3Bの出力電圧VC1が所定の電圧にな
ったか否かの検出を行い該検出結果を出力する第2電圧
検出回路83Bと、シリーズレギュレータ3Cの出力電
圧VC2が所定の電圧になったか否かの検出を行い該検
出結果を出力する第2電圧検出回路83Cと、第1電圧
検出回路82、第2電圧検出回路83B及び第2電圧検
出回路83Cからの各検出結果に応じて外部から入力さ
れる電圧切換信号Saをスイッチングレギュレータ2及
びシリーズレギュレータ3B,3Cに出力するタイミン
グをそれぞれ制御する電圧切換制御回路84Bとで構成
されている。
【0118】電圧切換制御回路84Bは、外部から入力
される電圧切換信号Saに応じて、スイッチングレギュ
レータ2と第1電圧検出回路82に該電圧切換信号Sa
を出力するタイミング、及びシリーズレギュレータ3
B,3Cと第2電圧検出回路83Bと第2電圧検出回路
83Cに該電圧切換信号Saを出力するタイミングをそ
れぞれ制御する。電圧切換制御回路84Bからスイッチ
ングレギュレータ2と第1電圧検出回路82にそれぞれ
出力される電圧切換信号Saは電圧切換信号Sa1をな
し、電圧切換制御回路84Bからシリーズレギュレータ
3B,3Cと第2電圧検出回路83Bと第2電圧検出回
路83Cにそれぞれ出力される電圧切換信号Saは電圧
切換信号Sa2をなす。
【0119】第1電圧検出回路82は、電圧切換制御回
路84Bから入力される電圧切換信号Sa1に応じて電
圧検出信号Sd1を電圧切換制御回路84Bに出力す
る。第2電圧検出回路83Bは、電圧切換制御回路84
Bから入力される電圧切換信号Sa2に応じてシリーズ
レギュレータ3Bの出力信号VC1が所定値になったか
否かの判定結果を示す電圧検出信号Sd2Bを電圧切換
制御回路84Bに出力する。同様に、第2電圧検出回路
83Cは、電圧切換制御回路84Bから入力される電圧
切換信号Sa2に応じてシリーズレギュレータ3Cの出
力信号VC2が所定値になったか否かの判定結果を示す
電圧検出信号Sd2Cを電圧切換制御回路84Bに出力
する。
【0120】外部から入力された電圧切換信号Saが、
出力電圧VC1及びVC2を対応する所定値にそれぞれ
低下させるために例えばローレベルからハイレベルに立
ち上がると、電圧切換制御回路84Bは、直ちにシリー
ズレギュレータ3B,3C、第2電圧検出回路83B及
び第2電圧検出回路83Cに対する電圧切換信号Sa2
をローレベルからハイレベルに立ち上げる。このため、
シリーズレギュレータ3B,3Cは、出力電圧VC1及
びVC2を低下させると共に、第2電圧検出回路83B
は、出力電圧VC1の監視を行い、第2電圧検出回路8
3Cは、出力電圧VC2の監視を行う。
【0121】第2電圧検出回路83Bは、出力電圧VC
1が所定値になったことを検出すると、電圧切換制御回
路84Bに出力している電圧検出信号Sd2Bをハイレ
ベルからローレベルに立ち下げる。同様に、第2電圧検
出回路83Cは、出力電圧VC2が所定値になったこと
を検出すると、電圧切換制御回路84Bに出力している
電圧検出信号Sd2Cをハイレベルからローレベルに立
ち下げる。
【0122】電圧切換制御回路84Bは、電圧検出信号
Sd2B及びSd2Cが共にハイレベルからローレベル
に立ち下がると、電圧切換信号Sa1をローレベルから
ハイレベルに立ち上げる。このため、スイッチングレギ
ュレータ2は、出力電圧VBを所定値に低下させると共
に、第1電圧検出回路82は、出力電圧VBの監視を行
い、出力電圧VBが所定値になったことを検出すると、
電圧切換制御回路84Bに出力している電圧検出信号S
d1をハイレベルからローレベルに立ち下げる。
【0123】次に、外部から入力された電圧切換信号S
aが、出力電圧VC1及びVC2を対応する所定値にそ
れぞれ上昇させるために例えばハイレベルからローレベ
ルに立ち下がると、電圧切換制御回路84Bは、直ちに
電圧切換信号Sa1をハイレベルからローレベルに立ち
下げる。このため、スイッチングレギュレータ2は、出
力電圧VBを上昇させると共に、第1電圧検出回路82
は、出力電圧VBの監視を行い、出力電圧VBが所定値
になったことを検出すると、電圧切換制御回路84Bに
出力している電圧検出信号Sd1をローレベルからハイ
レベルに立ち上げる。
【0124】電圧切換制御回路84Bは、電圧検出信号
Sd1がローレベルからハイレベルに立ち上がると、シ
リーズレギュレータ3B,3C、第2電圧検出回路83
B及び第2電圧検出回路83Cに対する電圧切換信号S
a2をハイレベルからローレベルに立ち下げる。このた
め、シリーズレギュレータ3B及び3Cは、出力電圧V
C1及びVC2を所定値にそれぞれ上昇させると共に、
第2電圧検出回路83Bは、出力電圧VC1の監視を行
い、出力電圧VC1が所定値になったことを検出する
と、電圧切換制御回路84Bに出力している電圧検出信
号Sd2Bをローレベルからハイレベルに立ち上げる。
【0125】同様に、第2電圧検出回路83Cは、出力
電圧VC2の監視を行い、出力電圧VC2が所定値にな
ったことを検出すると、電圧切換制御回路84Bに出力
している電圧検出信号Sd2Cをローレベルからハイレ
ベルに立ち上げる。なお、第2電圧検出回路83B及び
第2電圧検出回路83Cは、図15で示した第2電圧検
出回路83と同じ回路構成であることからその説明を省
略する。また、図17で示した構成の場合においても、
図21と同様であることからその説明を省略する。
【0126】このように、本第4の実施の形態における
直流安定化電源装置は、出力電圧VC1及びVC2を対
応する所定値にそれぞれ低下させる場合は、シリーズレ
ギュレータ3B及び3Cに対して出力電圧VC1及びV
C2をそれぞれ低下させる。この後、該出力電圧VC1
及びVC2が所望の電圧にそれぞれ低下したか否かを第
2電圧検出回路83B及び第2電圧検出回路83Cでそ
れぞれ検出する。第2電圧検出回路83B及び第2電圧
検出回路83Cによって出力電圧VC1及びVC2が所
望の電圧にそれぞれ低下したことが検出されると、スイ
ッチングレギュレータ2に対して出力電圧VBを低下さ
せるようにした。また、出力電圧VC1及びVC2を対
応する所定値にそれぞれ上昇させる場合は、スイッチン
グレギュレータ2に対して出力電圧VBを上昇させる。
この後、該出力電圧VBが所望の電圧に上昇したか否か
を第1電圧検出回路82で検出し、第1電圧検出回路8
2によって出力電圧VBが所望の電圧に上昇したことが
検出されると、シリーズレギュレータ3B及び3Cに対
して出力電圧VC1及びVC2をそれぞれ上昇させるよ
うにした。このようにしたことから、複数のシリーズレ
ギュレータを有する場合においても、前記第2の実施の
形態と同様の効果を得ることができる。
【0127】なお、前記第3及び第4の各実施の形態で
は、2つのシリーズレギュレータを有する場合を例にし
て説明したが、本発明は、これに限定するものではな
く、複数のシリーズレギュレータを有する場合に適用す
ることができる。また、前記第1〜第4の各実施の形態
において、接続する負荷回路に応じてシリーズレギュレ
ータの代わりにスイッチングレギュレータを使用しても
よい。
【0128】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
の直流安定化電源装置によれば、電源の効率が高く、ノ
イズやリプルの少ない出力電圧が得られ、更に、電源供
給先の電子機器における使用状況に応じて出力電圧を変
更することができ、出力電圧変更時においても、出力電
圧が大きく変動することがないようにした直流安定化電
源を実現することができる。このため、電子機器におけ
る所望の機能を実現する回路を最適な電源電圧で設計
し、該電圧に合わせて電源電圧を適時変更することがで
きるようになるため、電子機器の電力消費を低減させる
ことができ、環境にやさしい電子機器を得ることができ
る。更に、電源に電池を使用した機器においては、該電
池の寿命を伸ばし、使用時間を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における直流安定
化電源装置の構成例を示した概略のブロック図である。
【図2】 図1のスイッチングレギュレータ2の回路例
を示した図である。
【図3】 図1のシリーズレギュレータ3の回路例を示
した図である。
【図4】 図1の第1遅延回路11及び第2遅延回路1
2の回路例を示した図である。
【図5】 図1の第1遅延回路11及び第2遅延回路1
2の他の回路例を示した図である。
【図6】 図1の直流安定化電源装置1における各信号
の例を示したタイミングチャートである。
【図7】 図1の電圧切換制御回路4の動作例を示した
フローチャートである。
【図8】 本発明の第1の実施の形態における直流安定
化電源装置の他の構成例を示した概略のブロック図であ
る。
【図9】 図8のスイッチングレギュレータ2Aの回路
例を示した図である。
【図10】 図8のシリーズレギュレータ3Aの回路例
を示した図である。
【図11】 図8の第1遅延回路11A及び第2遅延回
路12Aの回路例を示した図である。
【図12】 図8における第1遅延回路11A及び第2
遅延回路12Aの他の回路例を示した図である。
【図13】 本発明の第2の実施の形態における直流安
定化電源装置の構成例を示した概略のブロック図であ
る。
【図14】 図13の直流安定化電源装置81における
各信号の例を示したタイミングチャートである。
【図15】 図13の第1電圧検出回路82及び第2電
圧検出回路83の回路例を示した図である。
【図16】 図13の電圧切換制御回路84の動作例を
示したフローチャートである。
【図17】 本発明の第2の実施の形態における直流安
定化電源装置の他の構成例を示した概略のブロック図で
ある。
【図18】 図17の第1電圧検出回路82A及び第2
電圧検出回路83Aの回路例を示した図である。
【図19】 図17における第1電圧検出回路82A及
び第2電圧検出回路83Aの他の回路例を示した図であ
る。
【図20】 本発明の第3の実施の形態における直流安
定化電源装置の構成例を示した概略のブロック図であ
る。
【図21】 本発明の第4の実施の形態における直流安
定化電源装置の構成例を示した概略のブロック図であ
る。
【図22】 従来の直流安定化電源装置の回路例を示し
た図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,81,81A,81B 直流安定化電
源装置 2,2A スイッチングレギュレータ 3,3A,3B,3C シリーズレギュレータ 4,4A,4B,84,84A,84B 電圧切換制御
回路 11,11A 第1遅延回路 12,12A,12B,12C 第2遅延回路 13,13A,13B 制御回路 82,82A 第1電圧検出回路 83,83A,83B,83C 第2電圧検出回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5H430 BB01 BB09 BB11 BB20 CC01 EE06 EE08 FF02 GG01 HH03 JJ04 5H730 AA02 AA11 AA14 AS01 AS19 BB13 BB57 DD04 DD26 EE19 EE43 EE59 FD01 FG05 FG25 FV05

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源からの電源電圧を、入力された
    第1電圧切換信号に応じた第1直流電圧に変換して出力
    する第1電源回路と、 該第1電源回路からの第1直流電圧を、入力された第2
    電圧切換信号に応じた第2直流電圧に変換して出力する
    第2電源回路と、 外部から入力される少なくとも1つの電圧切換信号に応
    じて前記第1電圧切換信号及び第2電圧切換信号をそれ
    ぞれ生成して出力する電圧切換制御回路と、を備え、 前記電圧切換制御回路は、第1電源回路に対して、第2
    電源回路が第2直流電圧を出力するために必要な最小入
    力電圧となるように第1直流電圧を生成して出力させる
    ことを特徴とする直流安定化電源装置。
  2. 【請求項2】 前記電圧切換制御回路は、第2直流電圧
    を所定値に低下させるように外部からの電圧切換信号が
    入力されると、第2電源回路に対して第2直流電圧を該
    所定値に低下させた後、第1電源回路に対して第1直流
    電圧を該所定値に対応して設定された値に低下させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の直流安定化電源装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧切換制御回路は、第2直流電圧
    を所定値に上昇させるように外部からの電圧切換信号が
    入力されると、第1電源回路に対して第1直流電圧を該
    所定値に対応して設定された値に上昇させた後、第2電
    源回路に対して第2直流電圧を該所定値に上昇させるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の直流安定化電源装
    置。
  4. 【請求項4】 前記電圧切換制御回路は、 入力された第1制御信号に応じて外部からの電圧切換信
    号を第1遅延時間遅延させて前記第1電圧切換信号とし
    て出力する第1遅延回路と、 入力された第2制御信号に応じて外部からの電圧切換信
    号を第2遅延時間遅延させて前記第2電圧切換信号とし
    て出力する第2遅延回路と、 外部から入力される電圧切換信号に応じて前記第1制御
    信号及び第2制御信号をそれぞれ生成して出力する制御
    回路と、を備えることを特徴とする請求項1、2又は3
    記載の直流安定化電源装置。
  5. 【請求項5】 前記制御回路は、第2直流電圧を所定値
    に低下させるように外部からの電圧切換信号が入力され
    ると、前記第2遅延回路に対して該外部からの電圧切換
    信号を第2電圧切換信号として出力させると共に、前記
    第1遅延回路に対して外部からの電圧切換信号を前記第
    1遅延時間遅延させて第1電圧切換信号として出力させ
    ることを特徴とする請求項4記載の直流安定化電源装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御回路は、第2直流電圧を所定値
    に上昇させるように外部からの電圧切換信号が入力され
    ると、前記第1遅延回路に対して該外部からの電圧切換
    信号を第1電圧切換信号として出力させると共に、前記
    第2遅延回路に対して外部からの電圧切換信号を前記第
    2遅延時間遅延させて第2電圧切換信号として出力させ
    ることを特徴とする請求項4又は5記載の直流安定化電
    源装置。
  7. 【請求項7】 直流電源からの電源電圧を、入力された
    第1電圧切換信号に応じた第1直流電圧に変換して出力
    する第1電源回路と、 該第1電源回路からの第1直流電圧を、対応して入力さ
    れた第2電圧切換信号に応じた各第2直流電圧にそれぞ
    れ変換して出力する複数の第2電源回路と、 外部から入力される少なくとも1つの電圧切換信号に応
    じて前記第1電圧切換信号及び各第2電圧切換信号をそ
    れぞれ生成して出力する電圧切換制御回路と、を備え、 前記電圧切換制御回路は、第1電源回路に対して、各第
    2電源回路が対応する第2直流電圧をそれぞれ出力する
    ために必要な最小入力電圧となるように第1直流電圧を
    生成して出力させることを特徴とする直流安定化電源装
    置。
  8. 【請求項8】 前記電圧切換制御回路は、各第2直流電
    圧を対応する所定値にそれぞれ低下させるように外部か
    らの電圧切換信号が入力されると、各第2電源回路に対
    してそれぞれの第2直流電圧を対応する所定値にそれぞ
    れ低下させた後、第1電源回路に対して第1直流電圧を
    所定値に低下させることを特徴とする請求項7記載の直
    流安定化電源装置。
  9. 【請求項9】 前記電圧切換制御回路は、各第2直流電
    圧を対応する所定値にそれぞれ上昇させるように外部か
    らの電圧切換信号が入力されると、第1電源回路に対し
    て第1直流電圧を所定値に上昇させた後、各第2電源回
    路に対してそれぞれの第2直流電圧を対応する所定値に
    それぞれ上昇させることを特徴とする請求項7又は8記
    載の直流安定化電源装置。
  10. 【請求項10】 前記電圧切換制御回路は、 入力された第1制御信号に応じて外部からの電圧切換信
    号を第1遅延時間遅延させて前記第1電圧切換信号とし
    て出力する第1遅延回路と、 対応して入力された各第2制御信号に応じて外部からの
    電圧切換信号をそれぞれ設定された第2遅延時間遅延さ
    せて前記各第2電圧切換信号としてそれぞれ出力する複
    数の第2遅延回路と、 外部から入力される電圧切換信号に応じて前記第1制御
    信号及び各第2制御信号をそれぞれ生成して出力する制
    御回路と、を備えることを特徴とする請求項7、8又は
    9記載の直流安定化電源装置。
  11. 【請求項11】 前記制御回路は、各第2直流電圧を対
    応する所定値にそれぞれ低下させるように外部からの電
    圧切換信号が入力されると、前記各第2遅延回路に対し
    て該外部からの電圧切換信号をそれぞれ第2電圧切換信
    号として出力させると共に、前記第1遅延回路に対して
    外部からの電圧切換信号を前記第1遅延時間遅延させて
    第1電圧切換信号として出力させることを特徴とする請
    求項10記載の直流安定化電源装置。
  12. 【請求項12】 前記制御回路は、各第2直流電圧を対
    応する所定値にそれぞれ上昇させるように外部からの電
    圧切換信号が入力されると、前記第1遅延回路に対して
    該外部からの電圧切換信号を第1電圧切換信号として出
    力させると共に、前記各第2遅延回路に対して外部から
    の電圧切換信号をそれぞれ設定された各第2遅延時間遅
    延させてそれぞれ第2電圧切換信号として出力させるこ
    とを特徴とする請求項10又は11記載の直流安定化電
    源装置。
  13. 【請求項13】 直流電源からの電源電圧を、入力され
    た第1電圧切換信号に応じた第1直流電圧に変換して出
    力する第1電源回路と、 該第1電源回路からの第1直流電圧を、入力された第2
    電圧切換信号に応じた第2直流電圧に変換して出力する
    第2電源回路と、 外部から入力される少なくとも1つの電圧切換信号に応
    じて前記第1電圧切換信号及び第2電圧切換信号をそれ
    ぞれ生成して出力する電圧切換制御回路と、 該電圧切換制御回路からの第1電圧切換信号に応じて第
    1直流電圧の電圧検出を行い、該検出結果を電圧切換制
    御回路に出力する第1電圧検出回路と、 前記電圧切換制御回路からの第2電圧切換信号に応じて
    第2直流電圧の電圧検出を行い、該検出結果を電圧切換
    制御回路に出力する第2電圧検出回路と、を備え、 前記電圧切換制御回路は、第1電源回路に対して、第2
    電源回路が第2直流電圧を出力するために必要な最小入
    力電圧となるように第1直流電圧を生成して出力させる
    ことを特徴とする直流安定化電源装置。
  14. 【請求項14】 前記電圧切換制御回路は、第2直流電
    圧を所定値に低下させるように外部からの電圧切換信号
    が入力されると、第2電源回路に対して第2直流電圧を
    該所定値に低下させ、前記第2電圧検出回路からの検出
    結果から第2直流電圧が該所定値に低下したことを検知
    すると、第1電源回路に対して第1直流電圧を該所定値
    に対応して設定された値に低下させることを特徴とする
    請求項13記載の直流安定化電源装置。
  15. 【請求項15】 前記電圧切換制御回路は、第2直流電
    圧を所定値に上昇させるように外部からの電圧切換信号
    が入力されると、第1電源回路に対して第1直流電圧を
    該所定値に対応して設定された値に上昇させ、前記第1
    電圧検出回路からの検出結果から第1直流電圧が該設定
    値に上昇したことを検知すると、第2電源回路に対して
    第2直流電圧を前記所定値に上昇させることを特徴とす
    る請求項13又は14記載の直流安定化電源装置。
  16. 【請求項16】 直流電源からの電源電圧を、入力され
    た第1電圧切換信号に応じた第1直流電圧に変換して出
    力する第1電源回路と、 該第1電源回路からの第1直流電圧を、対応して入力さ
    れた第2電圧切換信号に応じた各第2直流電圧にそれぞ
    れ変換して出力する複数の第2電源回路と、 外部から入力される少なくとも1つの電圧切換信号に応
    じて前記第1電圧切換信号及び各第2電圧切換信号をそ
    れぞれ生成して出力する電圧切換制御回路と、 該電圧切換制御回路からの第1電圧切換信号に応じて第
    1直流電圧の電圧検出を行い、該検出結果を電圧切換制
    御回路に出力する第1電圧検出回路と、 前記電圧切換制御回路から対応して入力されるそれぞれ
    の第2電圧切換信号に応じて対応する第2直流電圧の電
    圧検出をそれぞれ行い、該検出結果を電圧切換制御回路
    にそれぞれ出力する各第2電圧検出回路と、を備え、 前記電圧切換制御回路は、第1電源回路に対して、各第
    2電源回路が対応する第2直流電圧をそれぞれ出力する
    ために必要な最小入力電圧となるように第1直流電圧を
    生成して出力させることを特徴とする直流安定化電源装
    置。
  17. 【請求項17】 前記電圧切換制御回路は、各第2直流
    電圧を対応する所定値にそれぞれ低下させるように外部
    からの電圧切換信号が入力されると、各第2電源回路に
    対してそれぞれの第2直流電圧を対応する所定値にそれ
    ぞれ低下させ、前記各第2電圧検出回路からそれぞれ入
    力される検出結果から各第2直流電圧が対応する所定値
    にそれぞれ低下したことを検知すると、第1電源回路に
    対して第1直流電圧を所定値に低下させることを特徴と
    する請求項16記載の直流安定化電源装置。
  18. 【請求項18】 前記電圧切換制御回路は、各第2直流
    電圧を対応する所定値にそれぞれ上昇させるように外部
    からの電圧切換信号が入力されると、第1電源回路に対
    して第1直流電圧を所定値に上昇させ、前記第1電圧検
    出回路からの検出結果から第1直流電圧が所定値に上昇
    したことを検知すると、各第2電源回路に対してそれぞ
    れの第2直流電圧を対応する所定値にそれぞれ上昇させ
    ることを特徴とする請求項16又は17記載の直流安定
    化電源装置。
  19. 【請求項19】 前記第1電源回路は、スイッチングレ
    ギュレータで形成され、前記第2電源回路は、シリーズ
    レギュレータで形成されることを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、
    13、14、15、16、17又は18記載の直流安定
    化電源装置。
JP2002029272A 2002-02-06 2002-02-06 直流安定化電源装置 Expired - Fee Related JP3686042B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002029272A JP3686042B2 (ja) 2002-02-06 2002-02-06 直流安定化電源装置
CNB2006100818203A CN100520666C (zh) 2002-02-06 2003-01-29 直流稳压电源装置
CNB031035655A CN1270432C (zh) 2002-02-06 2003-01-29 直流稳压电源装置
KR10-2003-0006532A KR100532819B1 (ko) 2002-02-06 2003-02-03 직류 안정화 전원 장치
US10/360,102 US7489118B2 (en) 2002-02-06 2003-02-06 Method and apparatus for high-efficiency DC stabilized power supply capable of effectively reducing noises and ripples

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002029272A JP3686042B2 (ja) 2002-02-06 2002-02-06 直流安定化電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003235250A true JP2003235250A (ja) 2003-08-22
JP3686042B2 JP3686042B2 (ja) 2005-08-24

Family

ID=27654691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002029272A Expired - Fee Related JP3686042B2 (ja) 2002-02-06 2002-02-06 直流安定化電源装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7489118B2 (ja)
JP (1) JP3686042B2 (ja)
KR (1) KR100532819B1 (ja)
CN (2) CN100520666C (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008017550A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Fuji Xerox Co Ltd 電源制御装置
JP2008310703A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Nec Electronics Corp レギュレータ回路
US7589985B2 (en) 2004-06-25 2009-09-15 Siemens Aktiengesellshaft Switching Regulator
JP2010009547A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Fujitsu Ltd シリーズレギュレータ回路、電圧レギュレータ回路、及び半導体集積回路
JP2011030390A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Rohm Co Ltd スイッチング電源装置
KR20150024382A (ko) * 2012-06-06 2015-03-06 로베르트 보쉬 게엠베하 구성 가능한 출력 전압을 갖는, 탑승자 보호 수단용 통합 조정기 및 컨트롤러
JP2015213385A (ja) * 2014-05-01 2015-11-26 三菱電機株式会社 アナログ電圧電流出力装置
JP2019106679A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 オンキヨー株式会社 増幅装置
JP2020171076A (ja) * 2019-04-01 2020-10-15 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3851303B2 (ja) * 2003-09-08 2006-11-29 ローム株式会社 多出力型電源装置及びこれを用いた携帯機器
JP4387170B2 (ja) * 2003-11-27 2009-12-16 株式会社リコー スイッチングレギュレータ
JP4619866B2 (ja) * 2005-05-31 2011-01-26 株式会社リコー 定電圧電源回路及び定電圧電源回路の動作制御方法
CN100517157C (zh) * 2005-07-25 2009-07-22 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 输出可调稳压电源电路
JP2007068282A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Freescale Semiconductor Inc 電源回路
US7288923B1 (en) * 2006-04-21 2007-10-30 Pratt & Whitney Canada Corp. Voltage-limited electric machine
JP2008131747A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Ricoh Co Ltd 昇降圧型スイッチングレギュレータ及びその動作制御方法
TWI335706B (en) * 2007-01-29 2011-01-01 Richtek Technology Corp Power supply with high efficiency and low noise
US7781908B2 (en) * 2007-07-19 2010-08-24 Igo, Inc. Output power port management control
US20090115384A1 (en) * 2007-11-01 2009-05-07 Broadcom Corporation Distributed Power Management
JP5090202B2 (ja) * 2008-02-19 2012-12-05 株式会社リコー 電源回路
EP2180587B1 (en) * 2008-10-01 2020-05-06 Rockwell Automation Limited Method and Apparatus for Power Supply
JP2010115072A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Nec Electronics Corp レギュレータ回路
CN102147629A (zh) * 2010-02-04 2011-08-10 立积电子股份有限公司 任意调变输出电压的电压调节器及相关电压调节方法
CN103835975B (zh) * 2012-11-21 2016-08-03 国家电网公司 风扇控制电路
JP6421624B2 (ja) * 2015-01-29 2018-11-14 株式会社ソシオネクスト 降圧電源回路および集積回路
KR102545301B1 (ko) 2018-09-10 2023-06-16 삼성전자주식회사 반도체 회로

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2870756B2 (ja) * 1988-04-20 1999-03-17 株式会社リコー 空間フィルタ画像処理装置
US5268853A (en) * 1989-12-01 1993-12-07 Ricoh Company, Ltd. Orthogonal transformation processor for compressing information
US5359549A (en) * 1989-12-01 1994-10-25 Ricoh Company, Ltd. Orthogonal transformation processor for compressing information
US5216516A (en) * 1990-04-27 1993-06-01 Ricoh Company, Inc. Orthogonal transformation arithmetic unit
JP2706740B2 (ja) * 1990-05-16 1998-01-28 セイコーインスツルメンツ株式会社 ボルテージレギュレータ
JP2933751B2 (ja) * 1990-08-10 1999-08-16 株式会社リコー デジタルデータの検出回路及びその検出方法
US5341468A (en) * 1991-01-28 1994-08-23 Ricoh Company, Ltd. Image processor
US5465371A (en) * 1991-01-29 1995-11-07 Ricoh Company Ltd. Sorter for sorting data based on a plurality of reference value data
JP2983728B2 (ja) * 1991-01-30 1999-11-29 株式会社リコー クリッピング処理装置
JPH04259017A (ja) * 1991-02-14 1992-09-14 Brother Ind Ltd 直流電源装置
JP3154429B2 (ja) * 1992-03-10 2001-04-09 株式会社リコー 画像符号化処理における情報処理装置及びその方法
JP3332165B2 (ja) * 1992-08-08 2002-10-07 株式会社リコー 画像処理装置
JPH06110655A (ja) * 1992-09-29 1994-04-22 Ricoh Co Ltd ソート処理装置
US5455900A (en) * 1992-10-20 1995-10-03 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus
JP3448816B2 (ja) * 1992-12-25 2003-09-22 株式会社リコー ソーティング装置
JP3240447B2 (ja) * 1993-02-19 2001-12-17 株式会社リコー 画像処理装置
JP3143284B2 (ja) 1993-09-21 2001-03-07 シャープ株式会社 直流安定化電源装置
US5732204A (en) * 1994-02-01 1998-03-24 Ricoh Company, Ltd. Method and device for 3D image processing
US5592072A (en) * 1995-01-24 1997-01-07 Dell Usa, L.P. High performance dual section voltage regulator
JPH1132445A (ja) 1997-07-09 1999-02-02 Sony Corp 充電装置
JPH11150952A (ja) 1997-11-18 1999-06-02 Canon Inc スイッチング型直流電源装置
JPH11262251A (ja) 1998-01-08 1999-09-24 Sekisui Chem Co Ltd 定電圧電源装置、定電圧電源方式
JP3609608B2 (ja) * 1998-03-17 2005-01-12 株式会社リコー 電源装置
KR100702277B1 (ko) 1999-05-04 2007-03-30 코닌클리즈케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 컨버터
JP2001211640A (ja) * 2000-01-20 2001-08-03 Hitachi Ltd 電子装置と半導体集積回路及び情報処理システム
JP3696470B2 (ja) * 2000-02-22 2005-09-21 富士通株式会社 Dc−dc変換回路、電源選択回路、および機器装置
JP3821717B2 (ja) * 2002-01-22 2006-09-13 シャープ株式会社 直流安定化電源装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7589985B2 (en) 2004-06-25 2009-09-15 Siemens Aktiengesellshaft Switching Regulator
JP2008017550A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Fuji Xerox Co Ltd 電源制御装置
JP2008310703A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Nec Electronics Corp レギュレータ回路
JP2010009547A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Fujitsu Ltd シリーズレギュレータ回路、電圧レギュレータ回路、及び半導体集積回路
US8207719B2 (en) 2008-06-30 2012-06-26 Fujitsu Limited Series regulator circuit and semiconductor integrated circuit
JP2011030390A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Rohm Co Ltd スイッチング電源装置
KR20150024382A (ko) * 2012-06-06 2015-03-06 로베르트 보쉬 게엠베하 구성 가능한 출력 전압을 갖는, 탑승자 보호 수단용 통합 조정기 및 컨트롤러
JP2015519254A (ja) * 2012-06-06 2015-07-09 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 集積型レギュレータ、特に電圧レギュレータ、および構成可能な出力電圧を有する乗員保護手段のための制御装置
KR102024202B1 (ko) * 2012-06-06 2019-09-24 로베르트 보쉬 게엠베하 구성 가능한 출력 전압을 갖는, 탑승자 보호 수단용 통합 조정기 및 컨트롤러
JP2015213385A (ja) * 2014-05-01 2015-11-26 三菱電機株式会社 アナログ電圧電流出力装置
JP2019106679A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 オンキヨー株式会社 増幅装置
JP2020171076A (ja) * 2019-04-01 2020-10-15 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
JP7223486B2 (ja) 2019-04-01 2023-02-16 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1437311A (zh) 2003-08-20
CN1854959A (zh) 2006-11-01
US7489118B2 (en) 2009-02-10
CN100520666C (zh) 2009-07-29
JP3686042B2 (ja) 2005-08-24
KR100532819B1 (ko) 2005-12-02
KR20030067508A (ko) 2003-08-14
CN1270432C (zh) 2006-08-16
US20060273767A1 (en) 2006-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3686042B2 (ja) 直流安定化電源装置
JP5287030B2 (ja) Dc−dcコンバータおよび制御方法
US9301278B2 (en) Power supply control circuit, power supply device, electronic apparatus, and power supply control method
US7609042B2 (en) Controller for DC-DC converter and method for controlling DC-DC converter
JP3763830B2 (ja) 電源装置
US6531792B2 (en) DC-DC converter and storage apparatus
US8471543B2 (en) DC-DC converter with slope compensation circuit and DC voltage conversion method thereof
JP5494177B2 (ja) 半導体装置
JP2001282164A (ja) 表示装置用駆動装置
JP2004062331A (ja) 直流電源装置
JP2003299348A (ja) 電源装置及びそれを備えた携帯機器
JP5855418B2 (ja) スイッチングレギュレータ
JP2007288974A (ja) 電源装置及び電源供給方法
CN113271011A (zh) 电压转换器和包括该电压转换器的电源管理设备
JP4592408B2 (ja) 電源回路
US8362645B2 (en) Method to reduce system idle power through system VR output adjustments during S0ix states
CN114365405A (zh) 具有多级多相降压架构的稳压器
JP5493716B2 (ja) デジタル制御スイッチング電源装置
JP4077429B2 (ja) 昇圧回路
JP2016106521A (ja) デジタル制御電源装置
CN109643953B (zh) 用于电压转换器的数字辅助控制环
US20230012155A1 (en) Low power digital low-dropout power regulator
JPH09163719A (ja) 降圧回路
JP3987681B2 (ja) 消費電力低減回路
JP2008092779A (ja) スイッチング電源制御システムおよび携帯端末

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041005

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20050207

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20050221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080610

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090610

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090610

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100610

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110610

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110610

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120610

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130610

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees