JP2003299348A - 電源装置及びそれを備えた携帯機器 - Google Patents

電源装置及びそれを備えた携帯機器

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JP2003299348A JP2002099479A JP2002099479A JP2003299348A JP 2003299348 A JP2003299348 A JP 2003299348A JP 2002099479 A JP2002099479 A JP 2002099479A JP 2002099479 A JP2002099479 A JP 2002099479A JP 2003299348 A JP2003299348 A JP 2003299348A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基準電圧源の基準電圧を変更することなく一
定値に維持しつつ、動作・停止制御される電源回路部の
ソフトスタートを行うことを可能にして、電源電圧の変
動を抑制し、かつ基準電圧を変更する必要を無くした、
直流−直流変換型の電源装置を提供すること。 【解決手段】 直流−直流変換型電源装置の起動時にお
いて、出力値がフィードバックされて入力される、誤差
増幅器の入力端子を、一旦、この電源装置の出力電圧が
出力されない状態の電圧に設定する。その後、帰還回路
のコンデンサに充電された電荷の放電にしたがって徐々
に基準電圧に向かって変化していくことを利用して、基
準値を何ら変更することなく、ソフトスタートを実現す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトスタート機
能を有する直流−直流変換型の電源装置及びその電源装
置を備える携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、携帯電話、PDAやパソコン
などの携帯機器では、共通のバッテリを電源として、種
々の構成部分、例えば表示部、通信部、制御部(CP
U)等ごとに、それぞれ所定の電圧を発生する直流−直
流変換型の電源回路部を備えており、これらの電源回路
部は、個々に動作及び停止が制御されるように構成され
ている。そして、その時点で出力電圧が不要な電源回路
部は停止させておき、出力電圧が必要となったときに動
作させるように構成されることが多い。このように、出
力電圧が必要な時にのみ、その電源回路部を動作させる
ことにより、それら電源回路部の電源であるバッテリの
長寿命化を計ることができる。
【0003】電源回路部としては、シリーズパス型直流
電源や、昇圧型スイッチング直流電源、降圧型スイッチ
ング直流電源等があるが、いずれの形式の直流電源にお
いても動作開始の起動時に大電流が消費されるから、電
圧降下により電源電圧が低下し、不安定になる。この電
源電圧の変動は、電源回路部が起動する都度生じること
になるから、これらの電源回路部が組み込まれている半
導体装置中の制御回路等の動作に、誤動作を惹起するな
どの悪影響を与えることがある。電源用バッテリの容量
に電流変化にも耐えられるように余裕を持たせられれば
そのような変動を避けることはできるが、例えば携帯機
器用など小型化、軽量化が求められる半導体装置では、
余裕を持たせることは困難である。
【0004】このような影響を避けるために、電源回路
部の起動時には、その出力電圧を徐々に大きくする、い
わゆるソフトスタートを行うことになる。このソフトス
タートの手段としては、一般的に、電源回路部への基準
電圧を零から徐々に大きくすることにより行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電源回路部がその半導
体装置中に1つしかない場合には、基準電圧を徐々に大
きくするソフトスタートで特に問題はない。しかし、複
数の電源回路部を有し、それぞれが個別に動作・停止制
御される電源装置の場合には、事情が異なる。即ち、そ
の基準電圧を他の電源回路部でも利用している場合に
は、1つの電源回路部がオンするたびに、ソフトスター
トさせるために基準電圧が変動することになるから、他
の電源回路部でもその変動の影響を受けることになって
しまう。
【0006】このような意図しない変動を避けるために
は、基準電圧源を複数使用して、動作開始する電源回路
部への基準電圧のみを徐々に立ち上げるようにする方法
がとられる。しかし、複数の基準電圧源を設けること
は、そのための回路の専有面積が大きくなるし、その基
準電圧源による消費電流も大きくなるという問題があっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、基
準電圧源の基準電圧を変更することなく一定値に維持し
つつ、動作・停止制御される電源回路部のソフトスター
トを行うことを可能にして、電源電圧の変動を抑制し、
かつ基準電圧を変更する必要を無くした、直流−直流変
換型の電源装置及びその電源装置を備える携帯機器を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の直流
−直流変換型の電源装置は、直流電源の電源電圧を所定
の出力電圧に変換して出力する直流−直流変換型の電源
装置であって、基準電圧源と、前記基準電圧源からの基
準電圧が入力される第1入力端子、前記出力電圧がフィ
ードバックされて入力される第2入力端子、出力端子、
前記第2入力端子と前記出力端子との間に接続されたコ
ンデンサを含む帰還回路を有し、前記第1入力端子と前
記第2入力端子間の差電圧を増幅して前記出力端子に出
力する誤差増幅器と、前記第2入力端子に接続され、こ
の第2入力端子の電圧を、前記出力電圧が出力されない
状態の電圧に設定可能な電圧設定器を有し、当該電源装
置の起動時に、前記電圧設定器を駆動し、予め定められ
た時間だけ、前記第2入力端子の電圧を強制的に前記出
力電圧が出力されない状態の電圧に設定することを特徴
とする。
【0009】この本発明の請求項1の直流−直流変換型
の電源装置によれば、その起動時において、出力電圧が
フィードバックされて入力される、誤差増幅器の第2入
力端子が、一定時間だけ、この電源装置の出力電圧が出
力されない状態の電圧、例えば基準電圧よりも高い電圧
に設定される。その後、帰還回路のコンデンサに充電さ
れた電荷の放電にしたがって徐々に基準電圧に向かって
変化していく。したがって、基準電圧を何ら変更するこ
となく、単に、誤差増幅器の第2入力端子を特定電圧点
に接続するだけでソフトスタートを実現することができ
る。
【0010】また、ソフトスタートをさせるために基準
電圧を連続的に変更するためのソフトスタート回路が不
要となる。
【0011】本発明の請求項2の直流−直流変換型の電
源装置は、直流電源の電源電圧をそれぞれ所定の出力電
圧に変換して出力するとともに、動作及び停止が個々に
制御される複数の直流−直流変換型電源回路部と、共通
の基準電圧源と、を有する直流−直流変換型の電源装置
であって、前記複数の直流−直流変換型電源回路部の各
々は、前記基準電圧源からの基準電圧が入力される第1
入力端子、前記出力電圧がフィードバックされて入力さ
れる第2入力端子と、出力端子、前記第2入力端子と前
記出力端子との間に接続されたコンデンサを含む帰還回
路を有し、前記第1入力端子と前記第2入力端子間の差
電圧を増幅して前記出力端子に出力する誤差増幅器と、
前記第2入力端子に接続され、この第2入力端子の電圧
を、前記出力電圧が出力されない状態の電圧に設定可能
であり、当該直流−直流変換型電源回路部の起動時に、
前記電圧設定器を駆動し、予め定められた時間だけ、前
記第2入力端子の電圧を強制的に前記出力電圧が出力さ
れない状態の電圧に設定する電圧設定器を有する、こと
を特徴とする。
【0012】この本発明の請求項2の直流−直流変換型
の電源装置によれば、共通の電源により駆動され、動作
及び停止が個々に制御される複数の直流−直流変換型電
源回路部に対して、電圧を変更する必要のない基準電圧
源を共通に接続することができる。また、個々の電源回
路部の動作開始時には、出力電圧がフィードバックされ
て入力される第2入力端子が、一旦、この電源回路部の
出力電圧が出力されない状態の電圧、例えば基準電圧よ
りも高い電圧に設定され、その後、帰還回路のコンデン
サに充電された電荷の放電にしたがって徐々に基準電圧
に向かって変化し、自動的にソフトスタートを実現する
ことができる。したがって、バッテリー等の共通の電源
にほとんど影響を与えることなく、当該電源回路部の動
作を開始することができる。
【0013】本発明の請求項3の携帯機器は、直流電源
の電源電圧をそれぞれ所定の出力電圧に変換して出力す
るとともに、動作及び停止が個々に制御される複数の直
流−直流変換型電源回路部と、共通の基準電圧源と、を
有する直流−直流変換型の電源装置を備える携帯機器で
あって、前記複数の直流−直流変換型電源回路部の各々
は、前記基準電圧源からの基準電圧が入力される第1入
力端子、前記出力電圧がフィードバックされて入力され
る第2入力端子と、出力端子、前記第2入力端子と前記
出力端子との間に接続されたコンデンサを含む帰還回路
を有し、前記第1入力端子と前記第2入力端子間の差電
圧を増幅して前記出力端子に出力する誤差増幅器と、前
記第2入力端子に接続され、この第2入力端子の電圧
を、前記出力電圧が出力されない状態の電圧に設定可能
であり、当該直流−直流変換型電源回路部の起動時に、
前記電圧設定器を駆動し、予め定められた時間だけ、前
記第2入力端子の電圧を強制的に前記出力電圧が出力さ
れない状態の電圧に設定する電圧設定器を有する、こと
を特徴とする。
【0014】この本発明の請求項3の携帯機器によれ
ば、請求項2に記載の直流−直流変換型電源装置を含ん
で構成されるから、特にバッテリーで駆動され、低消費
電力化、小型化、軽量化が要請される携帯電話、PDA
やパソコンなどの電源装置として、好適である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の直流−直流変換型
電源装置の実施の形態について、図1〜図4を参照して
説明する。なお、本明細書においては、各々の電圧は、
グランドとの間の電圧を意味している。
【0016】図1は本発明の第1の実施の形態に係る、
直流−直流変換型電源装置の全体回路構成を示す図であ
る。図2は、第1の実施の形態で好適に用いられるプル
アップ回路の構成を示す図であり、また、図3は第1の
実施の形態における主要部のタイミングチャートであ
る。
【0017】図1の直流−直流変換型電源装置は、複数
の直流−直流変換型電源回路部10、20、30と、こ
れらの電源回路部10、20、30に共通に基準電圧V
refを供給する基準電圧源40を備えている。なお、
コンデンサCrは基準電圧をより安定化するために設け
られている平滑用コンデンサである。
【0018】この直流−直流変換型電源装置は、例え
ば、携帯電話、PDAやパソコンなどの携帯機器の電源
装置として用いられる。各々の電源回路部10、20、
30は、表示部、通信部、制御部(CPU)等種々の構
成部分用に用意され、それぞれ所定の出力電圧V1、V
2、V3を出力する。
【0019】そして、各々の電源回路部10、20、3
0は、出力電圧が必要なときに動作させ、出力電圧が不
要な期間は不動作とするように、動作信号ON、停止信
号OFFにより個別に動作・停止が制御される。これら
電源回路部は、3個として示しているが、この数は例示
であり任意の個数とすることができ、場合によっては1
個でもよい。
【0020】各電源回路部10、20、30は、同様な
回路構成とすることができるので、以下、電源回路部1
0について詳しく説明する。
【0021】電源回路部10において、演算増幅器OP
1の非反転入力端子+には基準電圧源40からの基準電
圧Vrefが入力される。この基準電圧Vrefは、他
の電源回路部20、30にも共通に入力されるので、常
時一定の電圧値に維持される。
【0022】演算増幅器OP1の反転入力端子−には入
力抵抗Riを介して出力電圧V1に比例した電圧がフィ
ードバックされて入力される。この例では、出力電圧V
1を分圧抵抗R1と分圧抵抗R2で分圧した電圧を、バ
ッファB1を介してフィードバックしている。
【0023】また、演算増幅器OP1の反転入力端子−
と出力端子との間に帰還コンデンサCfと帰還抵抗Rf
が設けられている。これら演算増幅器OP1、入力抵抗
Ri、帰還コンデンサCf、帰還抵抗Rfにより誤差増
幅器が構成されている。
【0024】プルアップ回路13は、演算増幅器OP1
の反転入力端子−と電源電圧Vddとの間に設けられて
おり、動作信号ON、停止信号OFFに応じて動作・停
止が制御される。さらに、停止状態から動作状態に変わ
ったときに、一定時間だけオンして演算増幅器OP1の
反転入力端子−を基準電圧Vrefよりも高い電圧、即
ち電源電圧Vddに向けてプルアップし、その後オフす
る。このとき、帰還コンデンサCfはプルアップ回路1
3のオンにより一旦電源電圧Vddに充電され、そのオ
フにより帰還抵抗Rfなどにより徐々に放電されるか
ら、反転入力端子−の反転入力iも電源電圧Vddから
基準電圧Vrefに向けて徐々に低下していく。
【0025】比較器CP1は、演算増幅器OP1の出力
iiiを反転入力に受け、発振回路11の三角波信号iiを
非反転入力に受けてそれら両入力を比較して、パルス幅
制御された比較器出力ivを発生し、ドライバ12に入力
する。
【0026】スイッチング用P型MOSトランジスタQ
1とスイッチング用N型MOSトランジスタQ2が電源
電圧Vddとグランド間に直列に接続され、これらMO
SトランジスタQ1、Q2が比較器出力ivに応じたドラ
イバ12からの駆動パルスにより交互にオン・オフ制御
される。これらMOSトランジスタQ1、Q2の接続点
電圧が、平滑コイルLoと平滑コンデンサCoとにより
平滑されて、電源電圧Vddが降圧された出力電圧V1
が出力される。
【0027】図2は、定電流源を用いて構成したプルア
ップ回路13の構成例を示す図である。
【0028】この図2において、定電流源13−1と定
電流源13−2は、動作信号ON、停止信号OFFに応
じて制御される。定電流源13−1はその定電流I1に
よりコンデンサC1を充電する。定電流源13−2の定
電流I2は、ゲートにバイアス電圧Vbが印加されるP
型MOSトランジスタQ7と、ゲートにコンデンサC1
の充電電圧Vc1が印加されるP型MOSトランジスタ
Q8のいずれかに流れる。バイアス電圧Vb>充電電圧
Vc1の間は、定電流I2はMOSトランジスタQ8を
流れるが、バイアス電圧Vb<充電電圧Vc1となる
と、定電流I2はMOSトランジスタQ7を流れるよう
になる。
【0029】MOSトランジスタQ8を流れる定電流I
2は、N型MOSトランジスタQ6に流れ、このMOS
トランジスタQ6とカレントミラー構成に接続されてい
るN型MOSトランジスタQ5に定電流I2に比例した
定電流が流れる。さらに、MOSトランジスタQ5を流
れる定電流は、P型MOSトランジスタQ4に流れ、こ
のMOSトランジスタQ4とカレントミラー構成に接続
されているP型MOSトランジスタQ3に定電流I2に
比例した定電流が流れるようになる。
【0030】したがって、図2のプルアップ回路13で
は、動作信号ONが供給されると、充電電圧Vc1が零
電圧から徐々に上昇する。充電電圧Vc1が、バイアス
電圧Vbに達するまでは、MOSトランジスタQ3は定
電流I2に比例した電流を流すように作用するから、演
算増幅器OP1の反転入力端子−は、ほぼ電源電圧Vd
dにプルアップされる。このプルアップにより、演算増
幅器OP1の出力iiiは低くなっているから、帰還コン
デンサCfはやはりほぼ電源電圧Vddに充電される。
【0031】一定時間が経過し、充電電圧Vc1がバイ
アス電圧Vbに達すると、結果としてMOSトランジス
タQ3はオフするから、電源電圧Vddへのプルアップ
は終了する。ただ、演算増幅器OP1の反転入力端子−
の電圧は、帰還コンデンサCfに充電された電荷が帰還
抵抗Rf、入力抵抗Ri等を介して放電されるから、そ
の放電時定数にしたがって、徐々に低下する。
【0032】動作信号ONが供給されてからMOSトラ
ンジスタQ3がオフするまでのプルアップされている時
間は、定電流I1による定電流充電によるから、正確に
設定することができる。なお、停止信号OFFが供給さ
れると、定電流源13−1と定電流源13−2がオフさ
れるから、プルアップ回路13の消費電流は無くなる。
【0033】さて、以上の図1、図2のように構成され
る第1の実施の形態に係る直流−直流電圧変換型電源装
置の動作について、図3のタイミングチャートも参照し
て説明する。
【0034】複数の電源回路部10、20、30は、そ
れぞれ動作信号ON或いは停止信号OFFが供給されて
いる。動作信号ONが供給されている電源回路部は、基
準電圧源40から基準電圧Vrefを受けて、それぞれ
所定の出力電圧を発生している。
【0035】ここで、電源回路部10が動作状態にある
とすると、演算増幅器OP1等から構成されている誤差
増幅器に、出力電圧V1を分圧してフィードバックされ
た電圧と基準電圧Vrefとが比較増幅される。なお、
起動時から一定時間以上過ぎた定常状態では、プルアッ
プ回路13はオフしている。
【0036】その誤差増幅器の出力電圧iiiと発振回路
11の三角波出力とが比較器CP1で比較され、誤差増
幅器の出力電圧iiiに応じた幅で定周期のパルス出力iv
がドライバ12に供給される。ドライバ12は、そのパ
ルス出力ivの幅に応じてMOSトランジスタQ1、Q2
をオン/オフスイッチング制御し、平滑コイルLoと平
滑コンデンサCoで平滑して、所定の値の出力電圧V1
を出力する。
【0037】動作状態にある電源回路部10に停止信号
OFFが供給されると、この停止信号OFFにより、電
源回路部10の各構成要素、即ち、演算増幅器OP1、
比較器CP1、バッファB1、発振回路11、ドライバ
12、プルアップ回路13は全てオフされ、電流を消費
しないようにされる。これにより、平滑コンデンサCo
の電荷は分割抵抗R1、R2や図示しない負荷回路を介
して放電され、出力電圧V1は低下していく。なお、ド
ライバ12は、MOSトランジスタQ1、Q2の両方が
オフする状態の出力信号を発生することがよい。
【0038】出力電圧V1が再び必要になると、電源回
路部10に動作信号ONが供給される。この動作信号O
Nの供給により、その内部の各構成要素には電源電圧が
供給され動作可能になる。
【0039】この場合、急激な電流増加を避けるために
ソフトスタートを行う。まず、プルアップ回路13に動
作信号ONが供給されると、定電流源13−1と定電流
源13−2が定電流を流し始める。コンデンサC1は定
電流I1により充電が開始されるが、この時点t1では
その充電電圧Vc1はバイアス電圧Vbより当然低いか
らMOSトランジスタQ8はオンしており、MOSトラ
ンジスタQ3もオンしている。
【0040】したがって、時点t1で、図3(a)のよ
うに、演算増幅器OP1の反転入力端子−はほぼ電源電
圧Vddにプルアップされる。電源電圧Vddは基準電
圧Vrefよりも十分に高いから演算増幅器OP1の出
力電圧は低い値にある。この結果、帰還コンデンサCf
はほぼ電源電圧まで充電されることになる。
【0041】このプルアップされている状態は、コンデ
ンサC1の充電電圧Vc1がバイアス電圧Vbに達し
て、MOSトランジスタQ7がオンに、MOSトランジ
スタQ8がオフに切り替わり、MOSトランジスタQ3
がオフされる時点t2まで、継続される。
【0042】この時点t1から時点t2までのプルアッ
プ時間は、動作信号ONの供給を受けた各構成要素の動
作準備が整うまでの時間に応じて決定される。この実施
の形態では、プルアップ時間はコンデンサC1への定電
流充電により決定されるから、その時間を正確に決定す
ることができる。
【0043】プルアップが終了した時点t2から、帰還
コンデンサCfに充電されている電荷が徐々に放電され
ていく。この放電時定数は、帰還コンデンサCf及び帰
還抵抗Rf、入力抵抗Ri等により決まる。演算増幅器
OP1の反転入力端子−の電圧iは、電源電圧Vddか
ら非反転入力端子+の基準電圧Vref(仮想接地の電
圧)に向かって徐々に低下していく。
【0044】演算増幅器OP1の出力、即ち比較器CP
1の反転入力端子−への入力iiiは、図3(b)に示さ
れるように、演算増幅器OP1の反転入力端子−の電圧
iがその非反転入力端子+の基準電圧Vrefに近づい
た時点t3から徐々に立ち上がって行く。この比較器C
P1の反転入力端子−への入力iiiの立ち上がり時定数
は、主に帰還抵抗Rfと帰還コンデンサCfとにより定
まる。
【0045】そして、比較器CP1の反転入力端子−へ
の入力iiiが非反転入力端子+に供給されている三角波
信号iiと交叉し始めた時点t4から、図3(c)に示さ
れるように、比較器CP1の出力パルスivが発生され
る。そして、その出力パルスivのパルス幅が時間ととも
に広くなっていく。
【0046】この出力パルスivのパルス幅に応じて、ス
イッチング用のMOSトランジスタQ1、Q2の駆動時
間が制御される。そして、MOSトランジスタQ1、Q
2からの電流は平滑コイルLoと平滑コンデンサCoの
作用により平滑されて、平滑コンデンサCoに充電され
る。したがって、出力電圧V1は、図3(d)のよう
に、零電圧から所定の電圧値に向かって滑らかに大きく
なっていく。
【0047】このように、第1の実施の形態の直流−直
流変換型電源装置は、半導体装置に作り込まれ、共通の
電源により駆動される複数の直流−直流変換型電源回路
部10、20、30に対して、基準電圧Vrefを変更
する必要のない基準電圧源40を共通に接続することが
でき、かつ複数の直流−直流変換型電源回路部は、動作
及び停止が個々に制御されることができる。
【0048】そして、個々の電源回路部(例えば、1
0)の動作開始時には、出力電圧V1がフィードバック
されて入力される演算増幅器OP1の反転入力端子−
が、一旦、この電源回路部の出力電圧が出力されない状
態の電圧、例えば基準電圧Vrefよりも高い電源電圧
Vddに設定され、その後、帰還回路の帰還コンデンサ
Cfに充電された電荷の放電にしたがって徐々に基準電
圧refに向かって変化し、自動的にソフトスタートを
実現することができる。
【0049】これにより、バッテリー等の共通の電源に
ほとんど影響を与えることなく、任意の電源回路部の動
作/停止を制御することができる。したがって、特にバ
ッテリーで駆動され、低消費電力化、小型化、軽量化が
要請される携帯電話、PDAやパソコンなど携帯機器の
電源装置として好適である。
【0050】また、プルアップ回路13により、動作信
号ONに応じて、他の構成要素の動作準備期間に相当す
る時間だけ不動作状態に維持する。この時間はコンデン
サC1を定電流I1により充電することにより得るか
ら、正確に設定することができる。そして、その時間が
経過した後に自動的にソフトスタートするから、電源回
路部を確実かつ安定に起動することができる。
【0051】図4は、プルアップ回路の他の構成例を示
す図である。この図4のプルアップ回路13Aは、図2
のプルアップ回路13が定電流源を用いた定電流動作で
あったのに対して、電圧動作させるようにしたものであ
る。
【0052】図4において、P型MOSトランジスタQ
10と抵抗R3とコンデンサC2が電源電圧Vddとグ
ランド間に直列に接続されている。MOSトランジスタ
Q10のゲートに動作信号ON、停止信号OFFが供給
される。また、電源電圧Vddと演算増幅器OP1の反
転入力端子−との間にP型MOSトランジスタQ9が接
続され、そのゲートが抵抗R3とコンデンサC2との接
続点に接続されている。このMOSトランジスタQ9
が、図2のプルアップ回路のMOSトランジスタQ3に
対応している。
【0053】動作信号ONが供給されると、MOSトラ
ンジスタQ10がオンして抵抗R3、コンデンサC2の
時定数に応じて、コンデンサC2の充電電圧Vc2が上
昇する。この充電電圧Vc2が、MOSトランジスタQ
9の閾値に達するまでは、MOSトランジスタQ9はオ
ンして、演算増幅器OP1の反転入力端子−をほぼ電源
電圧Vddにプルアップする。
【0054】充電電圧Vc2が、MOSトランジスタQ
9の閾値に達すると、MOSトランジスタQ9はオフ
し、プルアップは終了する。その他の動作は、図1〜図
3で説明したことと同様である。
【0055】この図4のプルアップ回路によれば、図2
のプルアップ回路に比較して、時間精度は低下するが、
簡易に構成することができる。
【0056】なお、以上の実施の形態では、起動時に、
演算増幅器OP1の入力端子の電圧を所定の電圧(電源
電圧Vdd)にプルアップすることとしている。これ
は、スイッチング用のMOSトランジスタQ1、Q2を
駆動するドライバ12の論理設定が、所定の電圧にプル
アップした場合に電源装置の出力電圧が出力されない設
定となっていることを前提としている。したがって、ド
ライバ12の論理設定が、所定の電圧にプルダウンした
場合に電源装置の出力電圧が出力されない設定となって
いる場合には、所定の電圧(例えばグランド電圧)にプ
ルダウンするプルダウン回路を用いることになる。プル
ダウン回路を構成することは、図2或いは図4の変形に
より容易にできる。
【0057】いずれにしても、直流−直流変換型電源回
路部の起動時において、出力値がフィードバックされて
入力される、誤差増幅器の第2入力端子が、一定時間だ
け、この電源装置の出力電圧が出力されない状態の電圧
に設定されるように、プルアップもしくはプルダウンす
ればよい。
【0058】また、以上の実施の形態では、直流−直流
変換型電源回路部として、降圧型スイッチング直流電源
を使用することとして説明したが、電源回路部として
は、降圧型スイッチング直流電源に限ることなく、シリ
ーズパス型直流電源や、昇圧型スイッチング直流電源等
でも良く、帰還コンデンサを有している誤差増幅器を用
いるものであれば同様に適用することができる。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の直流−直流変換型電源装
置によれば、その起動時において、出力電圧がフィード
バックされて入力される、誤差増幅器の第2入力端子
が、一定時間だけ、この電源装置の出力電圧が出力され
ない状態の電圧、例えば基準電圧よりも高い電圧に設定
される。その後、帰還回路のコンデンサに充電された電
荷の放電にしたがって徐々に基準電圧に向かって変化し
ていく。したがって、基準電圧を何ら変更することな
く、単に、誤差増幅器の第2入力端子を特定電圧点に接
続するだけでソフトスタートを実現することができる。
【0060】また、ソフトスタートをさせるために基準
電圧を連続的に変更するためのソフトスタート回路が不
要となる。
【0061】請求項2の直流−直流変換型電源装置によ
れば、共通の電源により駆動され、動作及び停止が個々
に制御される複数の直流−直流変換型電源回路部に対し
て、電圧を変更する必要のない基準電圧源を共通に接続
することができる。また、個々の電源回路部の動作開始
時には、出力電圧がフィードバックされて入力される第
2入力端子が、一旦、この電源回路部の出力電圧が出力
されない状態の電圧、例えば基準電圧よりも高い電圧に
設定され、その後、帰還回路のコンデンサに充電された
電荷の放電にしたがって徐々に基準電圧に向かって変化
し、自動的にソフトスタートを実現することができる。
したがって、バッテリー等の共通の電源にほとんど影響
を与えることなく、当該電源回路部の動作を開始するこ
とができる。
【0062】請求項3の携帯機器によれば、請求項2に
記載の直流−直流変換型電源装置を含んで構成されるか
ら、特にバッテリーで駆動され、低消費電力化、小型
化、軽量化が要請される携帯電話、PDAやパソコンな
どの電源装置として、好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る、直流−直流変換型電
源装置の全体回路構成を示す図。
【図2】第1の実施の形態で好適に用いられるプルアッ
プ回路の構成例を示す図。
【図3】第1の実施の形態における主要部のタイミング
チャート。
【図4】プルアップ回路の他の構成例を示す図。
【符号の説明】
10、20、30 直流−直流変換型電源回路部 11 発振回路 12 ドライバ 13、13A プルアップ回路 13−1、13−2 定電流源 40 基準電圧源 OP1 演算増幅器 CP1 比較器 Ri 入力抵抗 Rf 帰還抵抗 Cf 帰還コンデンサ B1 バッファ Q1〜Q10 MOSトランジスタ Lo 平滑コイル Co、Cr 平滑コンデンサ C1 コンデンサ R1〜R3 抵抗 Vdd 電源電圧 Vref 基準電圧

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源の電源電圧を所定の出力電圧に
    変換して出力する直流−直流変換型の電源装置であっ
    て、 基準電圧源と、 前記基準電圧源からの基準電圧が入力される第1入力端
    子、前記出力電圧がフィードバックされて入力される第
    2入力端子、出力端子、前記第2入力端子と前記出力端
    子との間に接続されたコンデンサを含む帰還回路を有
    し、前記第1入力端子と前記第2入力端子間の差電圧を
    増幅して前記出力端子に出力する誤差増幅器と、 前記第2入力端子に接続され、この第2入力端子の電圧
    を、前記出力電圧が出力されない状態の電圧に設定可能
    な電圧設定器を有し、 当該電源装置の起動時に、前記電圧設定器を駆動し、予
    め定められた時間だけ、前記第2入力端子の電圧を強制
    的に前記出力電圧が出力されない状態の電圧に設定する
    ことを特徴とする、直流−直流変換型の電源装置。
  2. 【請求項2】 直流電源の電源電圧をそれぞれ所定の出
    力電圧に変換して出力するとともに、動作及び停止が個
    々に制御される複数の直流−直流変換型電源回路部と、
    共通の基準電圧源と、を有する直流−直流変換型の電源
    装置であって、 前記複数の直流−直流変換型電源回路部の各々は、前記
    基準電圧源からの基準電圧が入力される第1入力端子、
    前記出力電圧がフィードバックされて入力される第2入
    力端子と、出力端子、前記第2入力端子と前記出力端子
    との間に接続されたコンデンサを含む帰還回路を有し、
    前記第1入力端子と前記第2入力端子間の差電圧を増幅
    して前記出力端子に出力する誤差増幅器と、前記第2入
    力端子に接続され、この第2入力端子の電圧を、前記出
    力電圧が出力されない状態の電圧に設定可能であり、当
    該直流−直流変換型電源回路部の起動時に、前記電圧設
    定器を駆動し、予め定められた時間だけ、前記第2入力
    端子の電圧を強制的に前記出力電圧が出力されない状態
    の電圧に設定する電圧設定器を有する、 ことを特徴とする直流−直流変換型の電源装置。
  3. 【請求項3】 直流電源の電源電圧をそれぞれ所定の出
    力電圧に変換して出力するとともに、動作及び停止が個
    々に制御される複数の直流−直流変換型電源回路部と、
    共通の基準電圧源と、を有する直流−直流変換型の電源
    装置を備える携帯機器であって、 前記複数の直流−直流変換型電源回路部の各々は、前記
    基準電圧源からの基準電圧が入力される第1入力端子、
    前記出力電圧がフィードバックされて入力される第2入
    力端子と、出力端子、前記第2入力端子と前記出力端子
    との間に接続されたコンデンサを含む帰還回路を有し、
    前記第1入力端子と前記第2入力端子間の差電圧を増幅
    して前記出力端子に出力する誤差増幅器と、前記第2入
    力端子に接続され、この第2入力端子の電圧を、前記出
    力電圧が出力されない状態の電圧に設定可能であり、当
    該直流−直流変換型電源回路部の起動時に、前記電圧設
    定器を駆動し、予め定められた時間だけ、前記第2入力
    端子の電圧を強制的に前記出力電圧が出力されない状態
    の電圧に設定する電圧設定器を有する、 ことを特徴とする、直流−直流変換型の電源装置を備え
    る携帯機器。
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