JP2003233945A - 光ディスク装置およびその制御方法 - Google Patents

光ディスク装置およびその制御方法

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JP2003233945A JP2002030871A JP2002030871A JP2003233945A JP 2003233945 A JP2003233945 A JP 2003233945A JP 2002030871 A JP2002030871 A JP 2002030871A JP 2002030871 A JP2002030871 A JP 2002030871A JP 2003233945 A JP2003233945 A JP 2003233945A
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optical
optical disk
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Takeshi Harada
剛 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円形でない変形光ディスクを装着しても、デ
ィスクの振動による騒音等を生じず、安定したデータの
読み出し、書き込みを可能とする光ディスク装置とその
制御方法を提案する。 【解決手段】 光ディスク10を回転させるモータ26
と、光ディスク10にレーザー光を照射し、光ディスク
10からの反射光を読み取る光ピックアップ20と、光
ピックアップ20により検出された反射光の信号を解析
し、装着された光ディスク10の形状を識別する識別手
段22と、識別手段22により識別された光ディスク1
0の形状に応じて、装着された光ディスク10の回転速
度を制御する回転速度制御手段24とを具備する光ディ
スク装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCD−R/RW、D
VD−R/RW等の光ディスク装置とその制御方法に関
し、より詳細には、光ディスクの形状に応じて、光ディ
スクの回転数を適宜変更可能とする光ディスク装置およ
びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より一般的に提供されている円形の
光ディスクについては、一台の光ディスク装置によって
データの読み出し、書き込みすることが可能になってい
る(特開平11−66712等)が、最近では、図5や
図6に示すような円形でない変形光ディスク(以下、単
に変形ディスクということがある)が提供されている。
図5に示す変形光ディスク30は、円形光ディスクをカ
ットして、単純に形状を変えた光ディスクである。この光
ディスクの記録面(反射面)は、30aの部分である
が、実際は、連続的なデータの読み出しおよび書き込みが
可能となる30b部分が有効な記録面となる。一方、図
6に示す変形光ディスク40は、8cmの円形光ディス
クとほぼ同じ辺長を有する長方形のカバー40aで片面
を覆った光ディスクであり、表側のカバー40a部分に
文字情報等を印刷することにより、名刺やカード等とし
て用い、裏側に露出した記録面(反射面)40bにデー
タの読み出し、書き込みを行うことを可能としたもので
ある。これらのような変形光ディスクであっても、通常
の光ディスク装置でデータの読み出し、書き込みは可能
ではある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在提
供されている光ディスク装置における光ディスクの回転
数は、24倍速以上であるものがほとんどであり、中に
は48倍速のものも提供されている。このような高速度
の光ディスク装置によって変形光ディスクのデータを読
み出し、書き込みしようとすると、回転方向に対して変
形光ディスクの端面が直交し、揚力が発生して、変形光
ディスクが大きく振動するおそれがあり、変形光ディス
クの回転に伴う騒音が大きくなるという課題や、安定し
た読み出し、書き込みができなるという課題がある。ま
た、場合によっては、光ディスク装置を故障させてしま
うおそれがある。
【0004】また、変形光ディスクのデータを安定して
読み出し、書き込みすることが可能な速度に光ディスク
装置の読み出し、書き込みの速度を設定してしまうと、
通常の円形光ディスクのデータの読み出し、書き込みに
要する時間が従来の光ディスク装置に比べ、大幅に増加
してしまうといった課題がある。
【0005】そこで、本発明は、以上に述べた課題を解
決するために、変形ディスクであっても、安定したデー
タの読み出し、書き込みを可能とすべく、光ディスクの
データの読み出し、書き込みを行う前に、光ディスク装
置に装着された光ディスクが一般の円形光ディスクであ
るか、または、変形光ディスクであるかを識別し、光デ
ィスクの種類に応じたデータの読み出し、書き込み速度
の制御を行うことを可能とした光ディスクおよびその制
御方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成すべ
く、本発明の光ディスク装置は以下の構成を備える。す
なわち、光ディスクを回転させるモータと、光ディスク
にレーザー光を照射し、光ディスクからの反射光を読み
取る光ピックアップと、前記光ピックアップにより検出
された反射光の信号を解析し、装着された光ディスクの
形状を識別する識別手段と、前記識別手段により識別さ
れた光ディスクの形状に応じて、装着された光ディスク
の回転速度を制御する回転速度制御手段とを具備する光
ディスク装置である。この装置によれば、装着された光
ディスクの形状に応じて、適切なデータの読み出し、書
き込み速度を設定することができる。
【0007】また、前記識別手段が、装着された光ディ
スクが円形ではない変形光ディスクであると識別した場
合には、前記回転速度制御手段が、光ディスクの回転速
度を通常の光ディスクの回転速度よりも低い回転速度と
なるようにモータを制御することを特徴とする光ディス
ク装置である。この装置により、光ディスクの形状に関
わらず、常に安定した光ディスクのデータの読み出し、
書き込みが可能になるため、ディスクを無駄にしてしま
うおそれがなく、しかも、常に最短時間でデータの読み
出し、書き込みをすることができる。
【0008】さらに、前記識別手段は、前記光ピックア
ップにより検出される光ディスクからの反射光の焦点位
置を検索するために光ディスク装着時に行われるフォー
カスサーチ時において、前記光ピックアップにより検出
された反射光の信号を解析し、装着された光ディスクが
前記変形光ディスクであると識別した場合には、前記回
転速度制御手段により、該変形光ディスクの回転速度を
円形光ディスクの回転速度よりも低い回転速度となるよ
うにモータを制御することを特徴とする光ディスク装置
である。これにより、光ディスクの装着時に、光ディスク
の種類を識別することができるので、装着された光ディ
スクのデータの読み出し、書き込みを行う際には、常に
最適な倍速度によって行うことが可能である。
【0009】また、光ディスクが装着された後、前記識
別手段が光ピックアップにより読み取られた反射光の信
号を解析するステップと、該解析結果に基いて前記識別
手段が装着された光ディスクの形状を識別するステップ
と、前記回転速度制御手段が前記識別手段により識別さ
れた光ディスクの形状に応じて、装着された光ディスク
の回転速度を制御するステップとを含むことを特徴とす
る光ディスク装置の制御方法である。この制御方法によ
れば、光ディスク装置を装着された光ディスクの形状に
応じて、適切なデータの読み出し、書き込み速度に設定
することができる。
【0010】さらに、前記識別手段が、装着された光デ
ィスクが変形光ディスクであると識別した場合には、前
記回転速度制御手段が、光ディスクの回転速度が通常の
光ディスクの回転速度よりも低い回転速度となるように
モータを制御することを特徴とする光ディスク装置の制
御方法である。この制御方法により、光ディスクの形状
に関わらず、常に安定した光ディスクのデータの読み出
し、書き込みが可能になるため、ディスクを無駄にして
しまうおそれがなく、しかも、常に最短時間でデータの
読み出し、書き込みをすることができる。
【0011】さらにまた、前記光ピックアップにより検
出される光ディスクからの反射光の焦点位置を検索する
ために光ディスク装着時に行われるフォーカスサーチ時
において、前記識別手段が、前記光ピックアップで検出
された反射光の信号を解析することにより、装着された
光ディスクの形状を識別し、装着された光ディスクが円
形でない変形光ディスクであると識別された場合には、
前記回転速度制御手段が、該円形でない変形光ディスク
の回転速度が通常の光ディスクの回転速度よりも低い回
転速度となるようにモータを制御することを特徴とする
光ディスク装置の制御方法である。この制御方法によれ
ば、光ディスクの装着時に、光ディスクの種類を識別す
ることができるので、装着された光ディスクのデータの
読み出し、書き込みを行う際には、常に最適な倍速度に
よって行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。本実施の形
態においては、現在実用化されている直径が12cmま
たは8cmである一般的な光ディスクと長手方向の辺長
が8cm程度の変形光ディスクの判別方法について説明
をする。まず、本発明に係る光ディスク装置の概略構成
を説明する。図1は本発明に係る光ディスク装置の概略
構成を示すブロック図である。符号10は光ディスクで
ある。符号20は光ディスク10からのレーザ光線の反
射光を検出する光ピックアップである。符号22は、光
ピックアップ20によって検出された反射光を解析する
ことにより、光ディスクの種類を識別する識別手段(具
体的には、CPU)である。符号24はCPU22によ
り解析された反射光の状態に応じて光ディスク10の回
転数を制御するための回転速度制御手段(具体的には、
サーボプロセッサ)である。符号26は、光ディスク1
0を回転させるためのスピンドルモータである。スピン
ドルモータ26は、ホール素子とロータに取り付けられ
た磁石(共に図示せず)とを具備している。符号28
は、スピンドルモータ26が回転することで、スピンド
ルモータ26に具備されているホール素子と磁石により
生じる電気信号を変換処理し、識別手段22に出力する
スピンドルドライバICである。
【0013】つづいて光ディスク10の種類を識別する
方法について説明する。なお、ここでいう光ディスクの
種類とは、先に述べたとおり、現在実用化されている直
径が12cmまたは8cmである一般的な円形光ディス
クと、長手方向の辺長が8cm程度の長方形の変形光デ
ィスクの3種類を意味している。光ディスク10を光デ
ィスク装置に装着すると、光ディスク10を回転させる
スピンドルモータ26が所定出力で印加され、光ディス
ク10を回転させる。ここで、光ディスク10の装着と
は、光ディスク装置のトレイ上に光ディスク10を載置
し、トレイを押し込んで光ディスク10がスピンドルモ
ータ26に保持されるまでの一連の動作を意味してい
る。
【0014】光ディスク10を回転させると同時に、光
ピックアップ20がフォーカスサーチを行い、フォーカ
スサーチ時に検出した反射光の信号をCPU22に送信
する。フォーカスサーチとは、光ピックアップ20と装
着された光ディスクとの距離を調整することにより、光
ピックアップ20が検出する反射光の焦点を合わせる動
作のことである。ホール素子はスピンドルモータ26の
回転(ロータに取り付けられた磁石の回転)により生じ
る電気信号をスピンドルドライバIC28に出力する。
ホール素子からスピンドルドライバIC28に出力され
る電気信号は、正弦波のような波形であり、スピンドル
ドライバIC28によりパルス波に変換され、CPU2
2へ出力される。ここで、モータの極数が既知であれ
ば、光ディスクが1回転するのに要するパルスの数が既
知となるので、時間を計測しておけば電気信号の周波数
が求められる。
【0015】先に述べたように、光ディスク10が装着
されると、スピンドルモータ26には所定の電圧が印加
され回転する。したがって、装着された光ディスク10
の径が異なれば、慣性モーメントの大きさも異なるので、
光ディスクの回転速度が異なる。このことから、スピンド
ルドライバIC28によりCPU22に出力された電気
信号の周波数をCPU22が解析することにより、装着
された光ディスク10の径を識別することができる。C
PU22に出力された電気信号の周波数が小さければ、
光ディスク10の回転速度が低いことから、装着された
光ディスク10の慣性モーメントが大きいことになるの
で、装着された光ディスク10は通常の12cmディス
クであると識別される。一方、CPU22に出力された電
気信号の周波数が大きい場合には、光ディスク10の回
転速度が高いことになり、装着された光ディスク10の
慣性モーメントが小さいことがいえるので、装着された
光ディスク10は、8cmディスクであると識別され
る。
【0016】装着された光ディスク10が、通常の12
cmディスクであると識別された場合には、回転速度制
御手段であるサーボプロセッサ24が光ディスク装置の
最高速度で光ディスク10のデータの読み出し、書き込
みがなされるようにスピンドルモータ26を制御する。
一方、装着された光ディスク10が8cmディスクであ
ると識別された場合には、装着された光ディスク10が
変形ディスクであることも考えられる。そこで、装着され
た光ディスク10が8cmディスクである場合は、フォ
ーカスサーチ時に光ピックアップ20が検出した反射光
の信号がCPU22により解析される。
【0017】反射光の信号のあらわれ方は、光ディスク
の形状と、フォーカスサーチ時における光ピックアップ
20の動作に依存する。本実施の形態において図2、図
3、図4に示している反射光の信号のパターンについて
それぞれ説明する。なお、本実施の形態においては、フ
ォーカスサーチ時における光ピックアップ20の動作
は、光ディスクの記録面の始端部からスピンドルモータ
26の回転軸から約4cmの位置までスライドするもの
とする。
【0018】図2の反射光の信号のパターンは、終始連
続的に反射光が検出されているので、フォーカスサーチ
時における光ピックアップ20は、常に記録面からの反
射光を検出していることになり、円形の8cmディスク
であることになる。図3の反射光の信号パターンは、連
続した反射光が検出された後、反射光信号が検出される
区間と反射光信号が検出されない区間とが交互にあらわ
れているので、変形ディスクであるといえる。このような
反射光の信号パターンを呈する変形光ディスクの形状と
しては、例えば、図5に示すような樽型の変形ディスクが
考えられる。図4の反射光の信号パターンは、反射光の
信号が途中から全く検出されなくなっているので、変形
ディスクであるといえる。このような反射光の信号パタ
ーンを呈する変形光ディスクの形状としては、図6に示
すような名刺型の変形光ディスクが考えられる。
【0019】反射光の信号のパターンが図2に示すよう
に常に一定のレベルである場合には、通常の8cmディ
スクであるので、光ディスク装置の最高速度により、デ
ータの読み出し、書き込みがなされるように、光ディス
クの回転速度制御手段であるサーボプロセッサ24がス
ピンドルモータ26の回転速度を制御する。一方、反射
光の信号パターンが図3に示すように反射光のある区間
と反射光のない区間が交互にあらわれたり、図4に示す
ように、途中から反射光が全くあらわれてこない場合、
装着されている光ディスク10は変形ディスクであるた
め、光ディスク10の回転速度は光ディスク装置の最高
速度より低い速度となるようにサーボプロセッサ24が
スピンドルモータ26の回転速度を制御する。
【0020】以上に説明したように、本実施の形態にお
ける光ディスク装置においては、光ディスクの装着後た
だちに開始されるフォーカスサーチ工程において、スピ
ンドルモータの回転による電気信号と、光ピックアップ
が検出した反射光の信号パターンとをCPU22で解析
することにより、光ディスク装置に装着された光ディス
ク10が円形12cm光ディスクであるか、円形8cm
光ディスクであるか、または変形光ディスクであるか
を、データの読み出し、書き込みの動作前に識別するこ
とができる。これにより、装着された光ディスク10の
種類、形状に関わらず、常に安定した読み出し、書き込
みが可能となり、さらには、振動による騒音の発生も抑
えることができる。
【0021】本実施の形態においては、光ディスク装置
に装着された光ディスク10が変形光ディスクである場
合においてのみ、光ディスク10のデータの読み出し、
書き込みの倍速度を変更させているが、円形8cm光デ
ィスクは、慣性モーメントが小さいため、スピンドルモ
ータ26の制御が困難であるという理由から、8cm光
ディスクであることを識別した時点で、サーボプロセッ
サ24がデータの書き込み時におけるスピンドルモータ
26の回転数を低速に制御するようにしてもよい。ま
た、変形光ディスクの回転時に生じる騒音が気にならな
い場合においては、データの読み出し時においては、サー
ボプロセッサ24がスピンドルモータ26の回転数を通
常の12cm光ディスクと同様に光ディスク装置の最高
速度によってデータの読み出し、書き込みがなされるよ
うに制御してもよい。
【0022】さらに、本実施の形態においては、12cm
光ディスクには変形ディスクがないものとしているが、
変形光ディスクの形状は、今後ますます複雑になること
が考えられる。すなわち、現在は円形ディスクしか提供
されていない12cm光ディスクであっても、今後は変
形ディスクが提供されることも十分に考えられる。した
がって、12cmサイズの光ディスクを装着した際であ
っても、フォーカスサーチ時において光ピックアップ2
0が検出する反射光の信号パターンには、図3および図
4に示した以外の反射光の信号パターンとなることも考
えられる。
【0023】12cmサイズの光ディスクに変形光ディ
スクが提供された場合であっても、フォーカスサーチ時
における光ピックアップのスライドを、記録面の始端部
からスピンドルモータの回転軸から約6cmの位置まで
スライドするようにし、さらに、ファームウェアには、
スピンドルモータ26の回転に伴う電気信号パターンと
して、図2に示す反射光の信号パターンを記憶させてお
けばよい。光ディスク装置をこのような構成とした上
で、装着された光ディスクをフォーカスサーチする度に
得られる反射光の信号パターンと、ファームウェアに記
憶させてある反射光の信号パターンとを、常に比較する
ように設定すれば、装着された光ディスクが通常の円形
光ディスクであるか、変形光ディスクであるかを識別す
ることが可能である。また、円形光ディスクと変形光デ
ィスクの慣性モーメントの大きさが偶然同一である場合
であっても、反射光の信号パターンを常に比較している
のでそれぞれの光ディスクの形状を区別することができ
る。
【0024】以上、発明の実施の形態を詳細に説明して
きたが、本発明の技術的範囲は、これに限定されるもの
ではない。したがって発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて改変がなされても、本発明の技術的範囲内に含まれ
るのはもちろんである。
【0025】
【発明の効果】以上のことから、本発明における光ディ
スク装置は以下のような効果がある。すなわち、装着さ
れた光ディスクの形状が通常の円形光ディスクでなくて
も、光ディスクの回転に伴う激しい振動が生じないので、
騒音の発生や、機械の故障を招くおそれがなくなる。ま
た、光ディスクの形状に応じて、光ディスクのデータの
読み出し、書き込み時の回転速度を制御可能としたこと
により、装着された光ディスクの形状に関わらず、常に
最適な回転速度でデータの読み出し、書き込み作業を実
行することができ、さらには、安定したデータの読み出
し、書き込みが可能になる等といった著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる光ディスク装置の概略ブロック
図である。
【図2】円形光ディスクをフォーカスサーチした時に光
ピックアップが検出する反射光の信号パターンを示す説
明図である。
【図3】変形光ディスクをフォーカスサーチした時に光
ピックアップが検出する反射光の信号パターンを示す説
明図である。
【図4】変形光ディスクをフォーカスサーチした時に光
ピックアップが検出する反射光の信号パターンを示す説
明図である。
【図5】変形光ディスクの一例を示す説明図である。
【図6】名刺型光ディスクの説明図である。
【符号の説明】
10 光ディスク 20 光ピックアップ 22 解析手段 24 サーボプロセッサ 26 スピンドルモータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを回転させるモータと、 光ディスクにレーザー光を照射し、光ディスクからの反
    射光を読み取る光ピックアップと、 前記光ピックアップにより検出された反射光の信号を解
    析し、装着された光ディスクの形状を識別する識別手段
    と、 前記識別手段により識別された光ディスクの形状に応じ
    て、装着された光ディスクの回転速度を制御する回転速
    度制御手段とを具備する光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記識別手段が、装着された光ディスク
    が円形ではない変形光ディスクであると識別した場合に
    は、前記回転速度制御手段が、光ディスクの回転速度を
    通常の光ディスクの回転速度よりも低い回転速度となる
    ようにモータを制御することを特徴とする請求項1記載
    の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記識別手段は、前記光ピックアップに
    より検出される光ディスクからの反射光の焦点位置を検
    索するために光ディスク装着時に行われるフォーカスサ
    ーチ時において、前記光ピックアップにより検出された
    反射光の信号を解析し、装着された光ディスクが前記変
    形光ディスクであると識別した場合には、前記回転速度
    制御手段により、該変形光ディスクの回転速度を円形光
    ディスクの回転速度よりも低い回転速度となるようにモ
    ータを制御することを特徴とする請求項1または2記載
    の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 光ディスクが装着された後、前記識別手
    段が光ピックアップにより読み取られた反射光の信号を
    解析するステップと、 該解析結果に基いて前記識別手段が装着された光ディス
    クの形状を識別するステップと、 前記回転速度制御手段が前記識別手段により識別された
    光ディスクの形状に応じて、装着された光ディスクの回
    転速度を制御するステップとを含むことを特徴とする光
    ディスク装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記識別手段が、装着された光ディスク
    が変形光ディスクであると識別した場合には、前記回転
    速度制御手段が、光ディスクの回転速度が通常の光ディ
    スクの回転速度よりも低い回転速度となるようにモータ
    を制御することを特徴とする請求項4記載の光ディスク
    装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記光ピックアップにより検出される光
    ディスクからの反射光の焦点位置を検索するために光デ
    ィスク装着時に行われるフォーカスサーチ時において、
    前記識別手段が、前記光ピックアップで検出された反射
    光の信号を解析することにより、装着された光ディスク
    の形状を識別し、 装着された光ディスクが円形でない変形光ディスクであ
    ると識別された場合には、前記回転速度制御手段が、該
    円形でない変形光ディスクの回転速度が通常の光ディス
    クの回転速度よりも低い回転速度となるようにモータを
    制御することを特徴とする請求項4または5記載の光デ
    ィスク装置の制御方法。
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