JPH1092090A - ディスクドライブ装置およびその回転速度設定方法 - Google Patents

ディスクドライブ装置およびその回転速度設定方法

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JPH1092090A
JPH1092090A JP13724797A JP13724797A JPH1092090A JP H1092090 A JPH1092090 A JP H1092090A JP 13724797 A JP13724797 A JP 13724797A JP 13724797 A JP13724797 A JP 13724797A JP H1092090 A JPH1092090 A JP H1092090A
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尚生 大谷
Takashi Arai
隆史 新井
Takeshi Harimoto
武 張本
Katsunori Kitaru
克典 木樽
Wataru Kokubo
亘 小久保
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】外部に伝わる振動を軽減すると共に、外部から
の振動衝撃に対して高い性能を維持し、さらに記録再生
動作が良好に行われるようにする。 【解決手段】標準速、4倍速、6倍速でのデータ再生が
可能なCD−ROMドライブ装置である。ディスクが装
着されると、標準速の再生状態でTOC情報の読み出し
をする(ST1)。次に、6倍速の再生状態とすると共
に、所定アドレス位置にホールドした状態とする(ST
2)。そして、トラッキングエラー信号、スピンドルモ
ータの制御信号等を利用して偏芯、偏重心のディスクで
あるか否かを識別する(ST3)。偏芯、偏重心のディ
スクでないときは再生速度を6倍速に設定し、一方偏
芯、偏重心のディスクであるときは、再生速度を4倍速
に設定する。偏重心ディスクである場合、再生速度を下
げることで、再生時の自励振動の発生が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばCD−R
OM(compact disk as read only memory)ドライブ
装置等に適用して好適なディスクドライブ装置およびそ
の回転速度設定方法に係るものである。詳しくは、ディ
スク状記録媒体が所定速度で回転している状態で、偏芯
ディスクまたは偏重心ディスクであると識別するとき、
その回転速度を下げることによって、外部に伝わる振動
を軽減すると共に、外部からの振動衝撃に対して高い性
能を維持し、さらに記録再生動作が良好に行われるよう
にするか、若しくはディスク状記録媒体が所定速度で回
転している状態で、偏芯ディスクまたは偏重心ディスク
でないと識別するとき、その回転速度を上げて高速読み
出しなどを可能にしたディスクドライブ装置等に係るも
のである。
【0002】また、ディスク状記録媒体が所定速度で回
転している状態で、外部からの一定レベル以上の振動、
衝撃があると識別するとき、その回転速度を下げること
によって、外部からの一定レベル以上の振動、衝撃によ
る記録再生動作に対する影響を軽減しようとしたディス
クドライブ装置等に係るものである。
【0003】
【従来の技術】図20は、従来のCD−ROMドライブ
装置の要部を示している。図20において、固定ケース
50の両側板部50aには一対のピン支持孔(図示せ
ず)が形成され、この一対のピン支持孔にはベースユニ
ットホルダの52の一対のピン部53がそれぞれ挿入さ
れている。ベースユニットホルダ52の一対のピン部5
3が設けられた反対側には昇降用ピン54が設けられ、
この昇降用ピン54がベースユニット昇降機構(図示せ
ず)で上下方向に変位されることによってベースユニッ
トホルダ52の一端側が昇降される。ベースユニットホ
ルダ52の3箇所にはボス部55が設けられ、この各ボ
ス部55にはネジ孔56がそれぞれ形成されている。
【0004】ベースユニット57はベースプレート58
を有し、このベースプレート58には、ディスクよりデ
ータを再生するための光学ピックアップ部59、ディス
クを回転させるためのスピンドルモータを有するディス
ク回転部60等が取り付けられている。ベースプレート
58の3箇所には取付孔61がそれぞれ設けられてお
り、ベースユニット57は取付ビス62およびゴム材か
らなる制振部材としてのインシュレータ63を用いてベ
ースユニットホルダ52に取り付けられている。
【0005】図21は、ベースユニット57の取付部分
を拡大して示している。図21において、ベースユニッ
ト57が有するベースプレート58の取付孔61にはイ
ンシュレータ63が装着され、このインシュレータ63
の孔に挿入した取付ビス62がベースユニットホルダ5
2のボス部55のネジ孔56に螺入されている。
【0006】上述した構成において、外部からの振動、
衝撃は固定ケース50よりベースユニットホルダ52に
あまり減衰されずに伝達され、このベースユニットホル
ダ52に伝達された振動は制振作用のあるインシュレー
タ63を介してベースユニット57に伝達される。これ
により、ベースユニット57には、外部からの振動、衝
撃が軽減されて作用し、振動、衝撃による悪影響が軽減
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ベースユニ
ット57の外部からの振動特性は、図22に示すよう
に、例えば100〜120Hzに共振点を持っている。
【0008】また、ディスクの回転数は、標準速で20
0〜500rpm(3.3〜8.3Hz)、4倍速で8
00〜2000rpm(13〜33Hz)、6倍速で1
200〜3000rpm(20〜50Hz)、8倍速で
1600〜4000rpm(27〜67Hz)、12倍
速で2400〜6000rpm(40〜100Hz)と
なる。
【0009】ディスクが偏重心ディスク(unbalance di
sk)であって、3000rpm程度の高速になってくる
と、その回転数に対応した周波数の自励振動が発生して
くる。この自励振動は、ベースユニット57およびイン
シュレータ63を介してドライブの外部に伝達されてユ
ーザに不快感を与えるという問題があった。また、この
自励振動によって、光学ピックアップ部59のトラッキ
ング制御が困難となって、ディスクからのデータ再生が
できなくなるという問題があった。
【0010】図23は、インシュレータ63の伝達特性
を示している。このインシュレータ63がブチル系ゴム
で形成される場合、共振点f0は25〜130Hzに設
定できる。この共振点f0を高くする程、Q値が低下
し、減衰可能な周波数が高いところにシフトしていく。
【0011】インシュレータ63の共振点f0の設定で
は、ベースユニット57の振動特性の共振点にあたる1
00〜120Hzを減衰させると共に、ディスクの使用
回転数に対応した周波数を逃げることが望ましい。しか
し、6倍速、8倍速、・・・のように使用回転数が高く
なるにしたがって、双方を満足することが困難となって
いる。
【0012】そのため、従来は、インシュレータ63の
共振点f0をディスクの最高回転数よりも高く設定し、
ディスクの使用回転数に対応した周波数を逃げることの
みを満足させていた。そのため、上述した自励振動によ
る問題を軽減できるが、ベースユニット57の振動特性
の共振点にあたる100〜120Hzを充分に減衰させ
ることができず、外部からの振動、衝撃に対する性能が
著しく劣化したものとなっている。
【0013】なお、一般に、ディスクの回転数が高い
程、外部からの振動や衝撃がトラッキング制御等に及ぼ
す影響が強くなる。したがって、外部からの一定レベル
以上の振動や衝撃がある場合には、ディスクの回転数を
下げ、ディスクからのデータの再生動作に対する影響を
軽減することが考えられる。
【0014】そこで、この発明は、外部に伝わる振動を
軽減すると共に、外部からの振動、衝撃に対して高い性
能を維持し、さらに記録再生動作が良好に行われるよう
にすることを目的とする。また、この発明は、外部から
の一定レベル以上の振動、衝撃による記録再生動作に対
する影響を軽減することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係るディスク
ドライブ装置は、ディスク状記録媒体を回転させるため
のスピンドルモータを有するディスク回転部と、ディス
ク状記録媒体に対してデータの記録または再生の少なく
とも一方を行うためのヘッド部とを備えるベースユニッ
トを、制振部材を介してベースユニットホルダに取り付
けてなるディスクドライブ装置において、スピンドルモ
ータの回転を制御してディスク状記録媒体の回転速度が
設定値となるように制御する回転速度制御手段と、ディ
スク状記録媒体が回転している状態で、このディスク状
記録媒体が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであるか
否かを識別するディスク識別手段と、ディスク状記録媒
体が第1の回転速度で回転している状態で、ディスク識
別手段によってディスク状記録媒体が偏芯ディスクまた
は偏重心ディスクであると識別されるとき、上記設定値
を第1の回転速度より遅い第2の回転速度に変更する回
転速度設定手段とを備えるものである。
【0016】また、この発明に係るディスクドライブ装
置の回転速度設定方法は、ディスク状記録媒体を回転さ
せるためのスピンドルモータを有するディスク回転部
と、ディスク状記録媒体に対してデータの記録または再
生の少なくとも一方を行うためのヘッド部とを備えるベ
ースユニットを、制振部材を介してベースユニットホル
ダに取り付けてなるディスクドライブ装置において、デ
ィスク回転部を制御してディス状記録媒体を第1の回転
速度で回転させる第1の工程と、ディスク状記録媒体が
第1の回転速度で回転している状態で、ディスク状記録
媒体が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであるか否か
を識別する第2の工程と、ディスク状記録媒体が偏芯デ
ィスクまたは偏重心ディスクであるとき、ディスク状記
録媒体の回転速度を第1の回転速度より遅い第2の回転
速度に設定する第3の工程とを備えるものである。
【0017】スピンドルモータによって回転駆動される
ディスク状記録媒体に対して、ヘッド部によってデータ
の記録または再生が行われる。ディスク状記録媒体の回
転速度は、設定値、例えば標準速、4倍速、6倍速、・
・・に制御される。そして、ディスク状記録媒体が回転
している状態で、このディスク状記録媒体が偏芯ディス
クまたは偏重心ディスクであるか否かが識別される。例
えば、ディスク状記録媒体が偏芯ディスクまたは偏重心
ディスクである場合にはトラッキングエラー信号やスピ
ンドルモータの制御信号のレベル範囲が一般ディスクで
ある場合とは異なってくることを利用して、偏芯ディス
クまたは偏重心ディスクであるか否かの識別が行われ
る。
【0018】そして、ディスク状記録媒体が偏芯ディス
クまたは偏重心ディスクであると識別されるとき、ディ
スク状記録媒体の回転速度が遅くなるように設定され
る。例えば、6倍速で回転している状態で、ディスク状
記録媒体が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであると
識別されるときは、4倍速に設定される。
【0019】また、ディスク状記録媒体が偏芯ディスク
または偏重心ディスクでないと識別されるとき、ディス
ク状記録媒体の回転速度が速くなるように設定される。
例えば、4倍速で回転している状態で、ディスク状記録
媒体が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクでないと識別
されるときは、6倍速に設定される。4倍速から8倍速
に速度を上げるように設定することもでき、検出後の再
設定再生速度は再設定した速度でも不快感を与えない速
度であればその範囲内で任意の再生速度を選択できる。
【0020】また、この発明に係るディスクドライブ装
置は、ディスク状記録媒体を回転させるためのスピンド
ルモータを有するディスク回転部と、ディスク状記録媒
体に対してデータの記録または再生の少なくとも一方を
行うためのヘッド部とを有するディスクドライブ装置に
おいて、スピンドルモータの回転を制御してディスク状
記録媒体の回転速度が設定値となるように制御する回転
速度制御手段と、ディスク状記録媒体が回転している状
態で、外部からの一定レベル以上の振動または衝撃があ
るか否かを識別する振動・衝撃識別手段と、ディスク状
記録媒体の回転速度が第1の回転速度にある状態で、振
動・衝撃識別手段によって外部からの一定レベル以上の
振動または衝撃があると識別されるとき、上記設定値を
第1の回転速度より遅い第2の回転速度に変更する回転
速度設定手段とを備えるものである。
【0021】また、この発明に係るディスクドライブ装
置の回転速度設定方法は、ディスク状記録媒体を回転さ
せるためのスピンドルモータを有するディスク回転部
と、ディスク状記録媒体に対してデータの記録または再
生の少なくとも一方を行うためのヘッド部とを有するデ
ィスクドライブ装置において、ディスク回転部を制御し
てディス状記録媒体を第1の回転速度で回転させる第1
の工程と、ディスク状記録媒体が第1の回転速度で回転
している状態で、外部かからの一定レベル以上の振動ま
たは衝撃があるか否かを識別する第2の工程と、外部か
らの一定レベル以上の振動または衝撃があるとき、ディ
スク状記録媒体の回転速度を第1の回転速度より遅い第
2の回転速度に設定する第3の工程とを備えるものであ
る。
【0022】スピンドルモータによって回転駆動される
ディスク状記録媒体に対して、ヘッド部によってデータ
の記録または再生が行われる。ディスク状記録媒体の回
転速度は、設定値、例えば標準速、4倍速、6倍速、・
・・に制御される。そして、ディスク状記録媒体が回転
している状態で、外部からの一定レベル以上の振動また
は衝撃があるか否かが識別される。例えば、外部からの
一定レベル以上の振動または衝撃がある場合にはトラッ
キングエラー信号やスピンドルモータの制御信号のレベ
ル範囲が変化することを利用して、外部からの一定レベ
ル以上の振動または衝撃があるか否かの識別が行われ
る。
【0023】そして、外部からの一定レベル以上の振動
または衝撃があると識別されるとき、ディスク状記録媒
体の回転速度が遅くなるように設定される。例えば、6
倍速で回転している状態で、外部からの一定レベル以上
の振動または衝撃があると識別されるときは、4倍速に
設定される。上述した第3の工程の変形例として、偏芯
ディスクまたは偏重心ディスクでないことを検出したと
き、遅い回転速度(検出すべき基準の回転速度、例えば
4倍速)より速い回転速度(6倍速や8倍速など)に制
御することもできる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。
【0025】図1は、実施の形態としてのCD−ROM
ドライブ装置100を示している。
【0026】このCD−ROMドライブ装置100は、
ディスク101を線速度一定で回転駆動するためのスピ
ンドルモータ102を有している。上述せずも、CD−
ROMドライブ装置100は、標準速、4倍速、6倍速
でのデータ再生が可能とされている。そして、ディスク
101は、標準速再生では200rpm(外周)〜50
0rpm(内周)で回転するように駆動され、4倍速再
生では800rpm(外周)〜2000rpm(内周)
で回転するように駆動され、6倍速再生では1200r
pm(外周)〜3000rpm(内周)で回転するよう
に駆動される。
【0027】また、CD−ROMドライブ装置100
は、ディスク101よりデータを再生するためのヘッド
部としての光学ピックアップ部103と、この光学ピッ
クアップ部103を構成する複数の光検出器の出力信号
を処理して再生RF信号SRF、トラッキングエラー信号
T、フォーカスエラー信号EFを得るRFアンプ部10
4とを有している。
【0028】光学ピックアップ部103を構成する半導
体レーザからのレーザビーム(図示せず)がディスク1
01の記録面に照射され、その反射光が光学ピックアッ
プ部103を構成する複数の光検出器、例えば6分割デ
ィテクタに照射される。そして、この複数の光検出器の
出力信号がRFアンプ部104に供給される。RFアン
プ部104では、例えば3スポット法によってトラッキ
ングエラー信号ETが形成されると共に、アスティグマ
法によってフォーカスエラー信号EFが形成される。
【0029】また、CD−ROMドライブ装置100
は、RFアンプ部104より出力される再生RF信号S
RFに対して波形等化等の処理をするRF信号処理回路1
05と、このRF信号処理回路105の出力信号に対し
てEFM(Eight to fourteenModulation)の復調処理
をすると共に、CIRC(Cross Interleave Reed-Solo
mon Code)による誤り訂正処理を行うためのCDデコー
ダ106とを有している。
【0030】また、CD−ROMドライブ装置100
は、CDデコーダ106の出力データに対して、デスク
ランブル処理、誤り検出、訂正処理等を行ってCD−R
OMのデータを得るためのCD−ROMデコーダ107
を有している。このCD−ROMデコーダ107には、
上述した処理を行うための作業用メモリとしてのRAM
(random access memory)108が接続されている。
【0031】また、CD−ROMドライブ装置100
は、CD−ROMデコーダ107より出力されるCD−
ROMのデータをバッファメモリとしてのRAM110
を介してホストコンピュータに転送すると共に、ホスト
コンピュータからのコマンドを受け取ってシステムコン
トローラに供給するためのSCSI(Small Computer S
ystem Interface)/バッファコントローラ109を有
している。
【0032】また、CD−ROMドライブ装置100
は、RFアンプ部104より出力されるフォーカスエラ
ー信号EFおよびトラッキングエラー信号ETに基づい
て、光学ピックアップ部103のフォーカスサーボやト
ラッキングサーボを行うためのフォーカス/トラッキン
グサーボ制御回路111と、アクセス時に光学ピックア
ップ部103を移動させるための送りサーボ制御回路1
12と、スピンドルモータ102の回転数が所定値とな
るように制御するためのスピンドルサーボ制御回路11
3とを有している。
【0033】ここで、光学ピックアップ部103の移動
は、例えばCD−ROMデータの各ブロックのヘッダに
記録されている、分、秒、ブロックのアドレス情報を参
照して行われる。このアドレス情報は、CD−ROMデ
コーダ107において、CD−ROMデータより抽出さ
れる。また、スピンドルモータ102のCLV(Consta
nt Linear Velocity)制御は、例えばフレーム同期の最
もピットの長い部分の長さを計測し、それが基準時間長
(標準速、4倍速、6倍速でそれぞれ異なる)となるよ
うに制御することで行われる。サーボ制御回路111〜
113の動作は、CPU(central processing unit)
を備えてなるメカニカルコントローラ114によって制
御される。
【0034】また、CD−ROMドライブ装置100
は、システム全体の動作を制御するためのシステムコン
トローラ115を有している。このシステムコントロー
ラ115は、CPUを備えている。
【0035】また、CD−ROM装置100は、トラッ
キングエラー信号ETのレベルを所定範囲を示す上限お
よび下限のしきい値と比較し、その比較出力をメカニカ
ルコントローラ114に供給するためのウインドコンパ
レータ116と、スピンドルモータ102の制御信号D
MOのレベルを所定範囲を示す上限および下限のしきい
値とし比較し、その比較出力をメカニカルコントローラ
114に供給するためのウインドコンパレータ117と
を有している。本実施の形態においては、後述するよう
に、ウインドコンパレータ116,117の比較出力に
基づいて、ディスク101の装着時にそのディスク10
1が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであるか否かの
識別が行われると共に、その後には外部からの一定レベ
ル以上の振動または衝撃があるか否かの識別が行われ
る。
【0036】ウインドコンパレータ116,117を介
することなく直接トラッキングエラー信号ETと制御信
号DMOをメカニカルコントローラ114に供給するこ
ともできる。
【0037】また、CD−ROMドライブ装置100
は、ディスク101を回転させるためのスピンドルモー
タ102を有するディスク回転部と、ディスク101よ
りデータを再生するための光学ピックアップ部103が
ベースユニットに固定され、そのベースユニットが制振
部材としてのインシュレータを介してベースユニットホ
ルダに取り付けられている(図20参照)。そして、イ
ンシュレータの共振点f0(図23参照)は、ベースユ
ニットの振動特性の共振点、例えば100〜120Hz
(図22参照)を充分に減衰させるように比較的低く設
定されている。したがって、その共振点f0は、使用回
転数による周波数を逃げるようには設定されていない。
【0038】次に、図1に示すCD−ROMドライブ装
置100の動作について説明する。
【0039】ホストコンピュータよりリードコマンドが
転送されてくると、システムコントローラ115は、メ
カニカルコントローラ114を介してサーボ制御回路1
11,112を制御し、上述したブロックアドレス情報
を参照して、光学ピックアップ部103をディスク10
1上のトラックの目標のアドレス位置に移動させる。
【0040】この目標のアドレス位置より光学ピックア
ップ部103で再生された再生RF信号はRF信号処理
回路105で波形等化等の処理が施されてCDデコーダ
106に供給される。このCDデコーダ106では、R
F信号処理回路105の出力信号に対して、EFMの変
調処理やCIRCによる誤り訂正処理が行われる。ま
た、CDデコーダ106の出力データは、CD−ROM
デコーダに107に供給され、デスクランブル処理、誤
り検出、訂正処理等を行われてCD−ROMのデータが
得られる。そして、このCD−ROMデータが、SCS
I/バッファコントローラ109の制御によって、バッ
ファメモリとしてのRAM110を介して、所定のタイ
ミングでホストコンピュータに転送される。
【0041】また、図1に示すCD−ROMドライブ装
置100においては、ディスク101の装着時に、ディ
スク101を6倍速で回転させ、その状態でディスク1
01が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであるか否か
が識別される。ここで、偏芯ディスクとは、センタホー
ル中心が重心位置と一致するが、そのセンタホール中心
がスパイラルトラックの中心と一致していないディスク
である。また、偏重心ディスクとは、センタホール中心
がスパイラルトラックの中心と一致するが、そのセンタ
ホール中心が重心位置と一致していないディスクであ
る。
【0042】そして、偏芯ディスクまたは偏重心ディス
クでないと識別されるときは、再生速度が6倍速に設定
される。これに対して、偏芯ディスクまたは偏重心ディ
スクであると識別されるときは、再生速度が6倍速では
なく4倍速に設定される。
【0043】これは、ディスク101が偏重心ディスク
である場合、再生速度が6倍速程度になると自励振動が
発生し、光学ピックアップ部103のトラッキング制御
が困難となって、ディスク101からのデータ再生が良
好に行われなくなるおそれがあるからである。また、上
述したようにベースユニットとベースユニットホルダと
の間に取り付けられたインシュレータの共振点f0をベ
ースユニットの振動特性の共振点を充分に減衰させるよ
うに設定し、使用回転数による周波数を逃げていないた
め、再生速度を下げることで自励振動の発生を抑制し、
自励振動がインシュレータを介して外部に伝達されるこ
とを防止するためである。
【0044】また、ディスク101が偏芯ディスクであ
る場合、再生速度が高速で、ディスク101の回転数が
高くなると、光学ピックアップ部103のトラッキング
制御が困難となって、ディスク101からのデータ再生
が良好に行われなくなるおそれがあるからである。
【0045】図2は、ディスク101の装着時における
システムコントローラ115の制御動作を示している。
【0046】まず、ディスク101が装着されると、ス
テップST1で、標準速の再生状態として、TOC(Ta
ble of Contents)情報の読み出しをする。
【0047】次に、ステップST2で、6倍速の再生状
態とすると共に、所定アドレス位置にホールドした状態
とする。すなわち、図3に示すように、光学ピックアッ
プ部103がディスク101上のトラックの所定アドレ
スのアドレス位置AD1にくる毎に、この光学ピックア
ップ部103を1トラック前のアドレス位置AD2にト
ラックジャンプするように制御する。この場合、ホール
ド状態とする所定アドレス位置は、ディスク101の回
転数が高くなる内周側のアドレス位置、例えば0分2秒
0ブロックとする。
【0048】次に、ステップST3で、ディスク101
が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであるか否かを識
別する。そして、ステップST4で、ディスク101が
偏芯ディスクまたは偏重心ディスクでないときは、ステ
ップST5で、再生速度を6倍速に設定して、制御動作
を終了する。一方、ステップST4で、ディスク101
が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであるときは、ス
テップST6で、再生速度を4倍速に設定して、制御動
作を終了する。
【0049】ステップST3における偏芯ディスクまた
は偏重心ディスクであるか否かの識別は、トラックジ
ャンプ期間を除く期間のトラッキングエラー信号ET
レベルが所定範囲内にあるか否か、トラックジャンプ
の間隔が一定であるか否か、トラックジャンプした後
に光学ピックアップ部103が位置するアドレス位置が
一定であるか否か、スピンドルモータ102の制御信
号DMOのレベルが所定範囲内にあるか否か、によって
行われる。すなわち、〜の全ての方法で識別が行わ
れ、いずれかでディスク101が偏芯ディスクまたは偏
重心ディスクであると識別するときは、ディスク101
は偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであると識別す
る。
【0050】まず、トラックジャンプ期間を除く期間の
トラッキングエラー信号ETによって、ディスク101
が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであるか否かを識
別できることについて説明する。
【0051】トラッキングエラー信号ETを使用する場
合にあっても、トラッキング信号ETを直接利用する場
合と、ローパスフィルタを通したフィルタリング処理後
のトラッキングエラー信号ETを利用する場合とがあ
る。まず、前者の例から詳細に説明する。
【0052】図4は、ディスク101が偏芯ディスクま
たは偏重心ディスクでない一般ディスクである場合のト
ラッキングエラー信号ETを示しており、トラックジャ
ンプ期間を除く期間のトラッキングエラー信号ETのレ
ベル範囲Laは狭い。これに対して、図5は、ディスク
101が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクである場合
のトラッキングエラー信号ETを示しており、トラック
ジャンプ期間を除く期間のトラッキングエラー信号ET
のレベル範囲Lbは広くなる。
【0053】これは、ディスク101が偏芯ディスクで
あるときは、ディスク101上のトラックに対する光学
ピックアップ部103の位置ずれが大きくなるからであ
る。また、ディスク101が偏重心ディスクであるとき
は、自励振動が発生し、それによってディスク101や
光学ピックアップ部103が振動し、ディスク101上
のトラックに対する光学ピックアップ部103の位置ず
れが大きくなるからである。
【0054】そのため、トラックジャンプ期間を除く期
間のトラッキングエラー信号ETのレベルが所定範囲内
にあるか否かによって、ディスク101が偏芯ディスク
または偏重心ディスクであるか否かを識別できる。つま
り、トラッキングエラーETのレベルが所定範囲を越え
るときは、ディスク101が偏芯ディスクまたは偏重心
ディスクであると識別される。本実施の形態において、
この識別は、上述したウインドコンパレータ116の比
較出力に基づいてメカニカルコントローラ114で行わ
れる。そしてその識別情報はシステムコントローラ11
5に供給される。
【0055】次に、フィルタリング処理したトラッキン
グエラー信号FMOを偏芯ディスクまたは偏重心ディス
クの検出に利用する場合について説明する。
【0056】RF信号処理回路105より出力されるト
ラッキングエラー信号ETにはディスク偏芯やディスク
偏重心に伴った信号成分の他に種々のノイズ成分が混入
している。諸種の実験によれば適当なフィルタリングを
施したトラッキングエラー信号FMOがディスク偏芯量
やディスク偏重心量に対応した振幅値を持つようになっ
て、ディスク偏芯量やディスク偏重心量との相関性が強
く現れることが確認された。
【0057】図6は偏重心量(偏重心値)が0.066
gcmであるときのトラックジャンプ波形とトラッキン
グエラー信号FMOとの関係を示す波形図であって、こ
の場合には偏重心量が極めて少ないため偏重心と波形
(振幅変化)の相関性が薄い。
【0058】図7は偏重心量が0.2gcmであるとき
の図6と同様な特性図であり、この場合も偏重心量が小
さいために偏重心と波形の相関性が少ない。図8は偏重
心が0.388gcmであるときの、図9は0.606
gcmであるときの特性図であって、偏重心量が0.6
gcm程度になるとトラッキングエラー信号FMOの信
号波形に、偏重心との相関性が強く現われてくる。しだ
かって、偏重心量がさらに大きくなり、図10のように
0.8gcmとなり、さらに1.0gcmとなるにした
がって一層相関性の強い信号波形となる。
【0059】したがって、フィルタリングを全く施さな
いトラッキングエラー信号ETに基づいてディスクの偏
重心や偏芯を識別する場合よりも、適当なフィルタリン
グ処理を施したトラッキングエラー信号FMOを用いた
方が、ディスクの偏重心や偏芯を正確に識別できる。図
12は多数の被検ディスクを使用したときの偏重心とト
ラッキングエラー信号FMOとの関係を示すもので、直
線図示のように偏重心量にほぼ比例してトラッキングエ
ラー信号FMOの振幅が大きくなるのが判る。
【0060】トラッキングエラー信号ETに対するフィ
ルタリング処理の具体例を以下に示す。図13はその第
1の実施の態様であって、RF信号処理回路105より
出力されたトラッキングエラー信号ETがトラッキング
サーボ制御回路111に供給されると共に、ローパスフ
ィルタ129に供給されて、所定周波数以上がカットさ
れる。
【0061】ローパスフィルタ129のカットオフ周波
数はディスク偏芯または偏重心を検出する基準となる再
生速度によって多少異なる。例えば4倍速(2000r
pm)や6倍速(3000rpm)を基準にするとき
は、それぞれの回転周波数(33Hz,50Hz)のほ
ぼ2倍の周波数がカットオフ周波数(約100Hz)に
選ばれる。
【0062】高域がカットオフされたトラッキングエラ
ー信号FMOがメカニカルコントローラ114に供給さ
れて、ディスク偏芯または偏重心の判別が行われる。図
1に示すウインドーコンパレータ116は必要に応じて
設けることができる。
【0063】図14はトラッキングサーボ制御回路11
1に設けられたイコライザ出力を利用したものである。
その要部構成のみ一部抽出して図示すると、トラッキン
グエラー信号ETはプリアンプ130、スイッチ13
1、イコライザアンプ132およびパワーアンプ133
を介してトラッキングコイルTCに供給され、対物レン
ズ(図示せず)の制御用2軸コイルのうちトラッキング
コイルTCによってディスク半径方向に対する制御が実
行される。
【0064】スイッチ131はトラッキングサーボを行
わないときにオフされる。このスイッチ131に対する
コントロールはメカニカルコントローラ114によって
行われる。
【0065】イコライザアンプ132の出力であるトラ
ッキングエラー信号TROはスレッドサーボ制御回路1
12に供給される。スレッドサーボ制御回路112はイ
コライザアンプ140およびパワーアンプ141で構成
され、イコライザアンプ140にはこのトラッキングエ
ラー信号TROの他にメカニカルコントローラ114か
らの指令信号が供給されて、光学ピックアップ部103
が所望方向に移動するための制御が行われる。
【0066】このイコライザアンプ140に供給される
トラッキングエラー信号TROの一部がローパスフィル
タ129に供給され、ここでディスク偏芯または偏重心
に関連したトラッキングエラー信号FMOが抽出され
る。フィルタリングされたこのトラッキングエラー信号
FMOがメカニカルコントローラ114に供給される。
【0067】図15に示す構成は図13の変形例であっ
て、スレッドサーボ制御回路112に設けられたイコラ
イザアンプ140の出力FMO′がローパスフィルタ1
29を介してメカニカルコントローラ114にトラッキ
ングエラー信号FMOとして供給される。
【0068】図16〜図19は図15によってフィルタ
リングされたトラッキングエラー信号FMOの特性図で
ある。フィルタリングに使用されるローパスフィルタ1
29のカットオフ周波数は、検出すべき再生速度によっ
て多少異なる。検出すべき再生速度が4倍速〜8倍速で
あるときには100〜150Hzがそのカットオフ周波
数に選ばれる。
【0069】次に、トラックジャンプの間隔や、トラッ
クジャンプした後に光学ピックアップ部103が位置す
るアドレス位置によって、ディスク101が偏芯ディス
クまたは偏重心ディスクであるか否かを識別できること
について説明する。
【0070】ディスク101が偏芯ディスクであるとき
は、ホールド状態でトラックジャンプした後に、光学ピ
ックアップ部103は、アドレス位置AD1に対して1
トラック前のアドレス位置AD2に位置しなくなり(図
3参照)、さらに内周側のトラックのアドレス位置、あ
るいは外周側のトラックのアドレス位置に位置するよう
になる。また、ディスク101が偏重心ディスクである
ときは、自励振動が発生し、それによってディスク10
1や光学ピックアップ部103が振動するため、ホール
ド状態でトラックジャンプした後に、光学ピックアップ
部103は、偏芯ディスクの場合と同様に、アドレス位
置AD1に対して1トラック前のアドレス位置AD2に
正しく位置しなくなる。
【0071】そのため、トラックジャンプした後に光学
ピックアップ部103が位置するアドレス位置が一定で
あるか否かによって、ディスク101が偏芯ディスクま
たは偏重心ディスクであるか否かを識別できる。つま
り、トラックジャンプした後に光学ピックアップ部10
3が位置するアドレス位置が一定でないときは、ディス
ク101が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであると
識別される。本実施の形態において、この識別はCDデ
コーダ106で抽出されるサブコードアドレスに基づい
てメカニカルコントローラ114で行われる。そして、
その識別情報はシステムコントローラ115に供給され
る。
【0072】また、図16Aは、ディスク101が偏芯
ディスクまたは偏重心ディスクである場合のトラッキン
グエラー信号ETを模式的に示している。光学ピックア
ップ部103が、時点t1でアドレス位置AD1の外周
側のアドレス位置AD3(図3参照)に位置するように
なった場合、光学ピックアップ部103は、直ちに時点
t2で内周側に2トラックジャンプしてアドレス位置A
D2に位置するように制御される。また、光学ピックア
ップ部103が、時点t11でアドレス位置AD2のさら
に内周側のアドレス位置AD4(図3参照)に位置する
ようになった場合、光学ピックアップ部103はそのア
ドレス位置AD4からアドレス位置AD2まで再生して
時点t12でトラックジャンプをする。したがって、ディ
スク101が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクである
場合は、トラックジャンプ間隔が一定でなくなる。
【0073】これに対して、図16Bは、ディスク10
1が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクでない一般ディ
スクである場合のトラッキングエラー信号ETを模式的
に示している。この場合、トラックジャンプした後に光
学ピックアップ部103は常にアドレス位置AD2に位
置するため、トラックジャンプ間隔は一定となる。
【0074】そのため、トラックジャンプの間隔が一定
であるか否かによって、ディスク101が偏芯ディスク
または偏重心ディスクであるか否かを識別できる。つま
り、トラックジャンプの間隔が一定でないときは、ディ
スク101が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクである
と識別される。本実施の形態において、この識別はトラ
ックジャンプを制御しているメカニカルコントローラ1
14で行われる。そして、その識別情報はシステムコン
トローラ115に供給される。
【0075】次に、スピンドルモータ102の制御信号
DMOによって、ディスク101が偏芯ディスクまたは
偏重心ディスクであるか否かを識別できることについて
説明する。
【0076】図17Bは、ディスク101が偏芯ディス
クまたは偏重心ディスクでない一般ディスクである場合
のスピンドルモータ102の制御信号DMOを示してお
り、制御信号DMOのレベル範囲は狭い。図17Aは、
その場合のトラッキングエラー信号ETを示している。
【0077】これに対して、図18Bは、ディスク10
1が偏芯210μmの偏芯ディスクである場合のスピン
ドルモータ102の制御信号DMOを示しており、制御
信号DMOのレベル範囲は広くなる。図18Aは、その
場合のトラッキングエラー信号ETを示している。ま
た、図19Bは、ディスク101が偏重心ディスクであ
る場合のスピンドルモータ102の制御信号DMOを示
しており、偏芯ディスクの場合と同様に、制御信号DM
Oのレベル範囲は広くなる。図19Aは、その場合のト
ラッキングエラー信号ETを示している。
【0078】これは、一般ディスクのホールド、リリー
ス回転時に、スピンドルモータ102の加減速がほとん
ど行われないのに対して、偏芯ディスクまたは偏重心デ
ィスクであるときは、ホールド、リリース回転時には、
スピンドルモータ102の回転が不安定となり、頻繁に
加減速が行われるからである。
【0079】そのため、スピンドルモータ102の制御
信号DMOのレベルが所定範囲内にあるか否かによっ
て、ディスク101が偏芯ディスクまたは偏重心ディス
クであるか否かを識別できる。つまり、制御信号DMO
のレベルが所定範囲を越えるときは、ディスク101が
偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであると識別され
る。本実施の形態において、この識別は、上述したウイ
ンドコンパレータ117の比較出力に基づいてメカニカ
ルコントローラ114で行われる。そして、その識別情
報は、システムコントローラ115に供給される。
【0080】図17A〜図19Aに示すように、ディス
ク101が、一般ディスクである場合と偏芯ディスクま
たは偏重心ディスクである場合とで、トラッキングエラ
ー信号ETがレベル範囲がそれほど大きく異ならない場
合であっても、スピンドルモータ102の制御信号DM
Oのレベル範囲は大きく異なったものとなる。そのた
め、トラッキングエラー信号ETのレベルが所定範囲内
にあるか否かによっては、ディスク101が偏芯ディス
クまたは偏重心ディスクであると識別できない場合であ
っても、スピンドルモータ102の制御信号DMOのレ
ベルが所定範囲内にあるか否かによってディスク101
が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであると識別でき
る場合がある。
【0081】また、逆に、スピンドルモータ102の制
御信号DMOのレベルが所定範囲内にあるか否かによっ
てディスク101が偏芯ディスクまたは偏重心ディスク
であるか否かの識別方法は、スピンドルモータ102が
角速度一定で制御されるものには適用不可能である。
【0082】なお、上述では、〜の全ての方法でデ
ィスク101が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであ
るか否かの識別が行われる旨説明したが、〜の方法
のうち選択された一部の方法でのみ識別が行われるよう
にすることもできる。この場合、,の方法による識
別が行われないときは、図2のフローチャートのステッ
プST2でホールド状態とする必要がなくなる。つま
り、,の方法は、リリース状態でも識別が可能であ
る。
【0083】また、図1に示すCD−ROMドライブ装
置100においては、上述したようにディスク101の
装着時にディスク101が偏芯ディスクまたは偏重心デ
ィスクでないと識別されて再生速度が6倍速に設定され
る場合、その後にディスク101を回転させた状態で、
外部からの一定レベル以上の振動または衝撃があるか否
かが識別される。そして、外部からの一定レベル以上の
振動または衝撃があると識別されるときは、再生速度が
6倍速でなく4倍速に設定される。これは、再生速度を
6倍速より4倍速に下げることにより、外部からの一定
レベル以上の振動または衝撃に対する影響を軽減できる
からである。
【0084】ここで、外部からの一定レベル以上の振動
または衝撃がある場合、上述したディスク101が偏芯
ディスクまたは偏重心ディスクである場合と同様に、ト
ラッキングエラー信号ETのレベルが所定範囲を越え、
ホールド状態におけるトラックジャンプの間隔が一定と
ならず、ホールド状態でトラックジャンプした後の光学
ピックアップ部103が位置するアドレス位置が一定と
ならず、さらにスピンドルモータ102の制御信号DM
Oのレベルが所定範囲を越える。したがって、外部から
の一定レベル以上の振動または衝撃があるか否かの識別
は、ディスク101が偏芯ディスクまたは偏重心ディス
クであるか否かを識別する場合と同様に、上述した〜
の全ての方法、または選択された一部の方法で行われ
る。
【0085】また、外部からの一定レベル以上の振動ま
たは衝撃があるか否かの識別は、ホストコンピュータよ
りリードコマンドが供給されずに待機状態にあるとき、
さらにはホストコンピュータよりリードコマンドが供給
されて再生状態にあるときに行われる。
【0086】待機状態では、例えば一定時間おきに6倍
速の再生ホールド状態として識別が行われる。なお、外
部からの一定レベル以上の振動または衝撃は、連続した
ものとは限らないので、一旦外部からの一定レベル以上
の振動または衝撃があると識別されて再生速度が4倍速
に設定された場合であっても、その後の識別で外部から
の一定レベル以上の振動または衝撃がないと識別される
ときは、再生速度が6倍速に再び設定される。また、再
生状態では、再生速度が4倍速である場合には、外部か
らの一定以上の振動または衝撃があるか否かの識別は行
われない。
【0087】このように、本実施の形態においては、ベ
ースユニットとベースユニットホルダとの間に制振部材
として取り付けられたインシュレータの共振点f0をベ
ースユニットの振動特性の共振点を充分に減衰させるよ
うに設定されているため、外部からの振動や衝撃に対し
て高い性能を維持することができる。
【0088】また、本実施の形態においては、ディスク
装着時に、ディスク101が偏芯ディスクまたは偏重心
ディスクであるか否かの識別が行われ、ディスク101
が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであると識別され
るときは、再生速度が6倍速ではなく4倍速に設定され
る。
【0089】そのため、ディスク101が偏重心ディス
クであっても、再生時に自励振動の発生が抑制され、上
述したようにインシュレータの共振点f0が使用回転数
を逃げていなくても、自励振動がインシュレータを介し
て外部に伝達されることを防止できる。また、ディスク
101が偏重心ディスクであっても、再生時に自励振動
の発生が抑制されるため、光学ピックアップ部103の
トラッキング制御が容易となり、ディスク101からの
データ再生を良好に行うことができる。また、ディスク
101が偏芯ディスクである場合、再生速度が4倍速に
設定されるため、光学ピックアップ部103のトラッキ
ング制御が容易となり、ディスク101からのデータ再
生を良好に行うことができる。
【0090】また、本実施の形態においては、ディスク
装着時にディスク101が偏芯ディスクまたは偏重心デ
ィスクでないと識別されて再生速度が6倍速に設定され
る場合であっても、その後に外部からの一定以上の振動
または衝撃があるか否かを識別し、外部からの一定以上
の振動または衝撃があると識別されるときは、再生速度
が6倍速ではなく4倍速に設定される。そのため、外部
からの一定レベル以上の振動、衝撃による再生動作に対
する影響を軽減することができる。
【0091】なお、上述実施の形態においては、この発
明を標準速、4倍速、6倍速でのデータ再生が可能なC
D−ROMドライブ装置100に適用したものである
が、この発明はさらに8倍速、12倍速、・・・等その
他の速度でもデータ再生を行い得るCD−ROMドライ
ブ装置にも同様に適用することができる。その場合、上
述したディスク101が偏芯ディスクまたは偏重心ディ
スクであるか否かの識別や外部からの一定レベル以上の
振動や衝撃があるか否かの識別を最大速度から順に行っ
て再生速度の設定値を順次低く設定していくようにして
もよい。
【0092】例えば、標準速、4倍速、6倍速、8倍速
のデータ再生が可能なCD−ROMドライブ装置では、
ディスク装置時に、最初は8倍速で再生している状態で
ディスク101が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクで
あるか否かを識別し、ディスク101が偏芯ディスクま
たは偏重心ディスクでないと識別するときは再生速度を
8倍速に設定し、一方ディスク101が偏芯ディスクま
たは偏重心ディスクであると識別するときは、次に6倍
速で再生している状態でディスク101が偏芯ディスク
または偏重心ディスクであるか否かを識別する。そし
て、ディスク101が偏芯ディスクまたは偏重心ディス
クでないと識別するときは再生速度を6倍速に設定し、
一方ディスク101が偏芯ディスクまたは偏重心ディス
クであると識別するときは再生速度を4倍速に設定す
る。
【0093】上述したのとは全く逆に再生速度を4倍速
から、6倍速、8倍速、10倍速、・・・のように順次
高い再生速度に設定することもできる。
【0094】また、上述実施の形態においては、トラッ
キングエラー信号ETを利用する旨説明したが、フォー
カスエラー信号EFを利用しても、ディスク101が偏
芯ディスクまたは偏重心ディスクであるか否か、さらに
は外部からの一定レベル以上の振動または衝撃があるか
否かを、同様に識別することができる。
【0095】また、上述実施の形態においては、この発
明をCD−ROMドライブ装置100に適用したもので
あるが、この発明はCD−Rドライブ装置、光磁気ディ
スクドライブ装置、ディジタルビデオディスクドライブ
装置、ミニディスクドライブ装置等の記録や再生が可能
な光ディスクドライブ装置、さらにはハードディスク等
の磁気ディスクドライブ装置にも同様に適用できること
は勿論である。
【0096】
【発明の効果】この発明によれば、ディスク状記録媒体
が所定速度で回転している状態で、偏芯ディスクまたは
偏重心ディスクであると識別するとき、その回転速度を
下げるか、若しくはディスク状記録媒体が所定速度で回
転している状態で、偏芯ディスクまたは偏重心ディスク
でないと識別するとき、その回転速度を上げるものであ
る。
【0097】そのため、偏重心ディスクであるとき、記
録や再生時に自励振動の発生を抑制でき、外部に伝わる
振動を軽減できると共に、記録や再生動作を良好に行わ
せることができる。また、ベースユニットとベースユニ
ットホルダの間に取り付けられる制振部材の共振点をベ
ースユニットの振動特性の共振点を充分に減衰させると
共に、使用回転数による周波数を逃げないように設定で
き、外部からの振動衝撃に対して高い性能を維持でき
る。
【0098】また、ディスク状記録媒体が所定速度で回
転している状態で、外部からの一定レベル以上の振動、
衝撃があると識別するとき、その回転速度を下げるもの
である。そのため、外部からの一定レベル以上の振動、
衝撃による記録再生動作に対する影響を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのCD−ROMドライブ装置
を示すブロック図である。
【図2】ディスク装着時のシステムコントローラの制御
動作を示すフローチャートである。
【図3】ホールド状態を説明するための図である。
【図4】ホールド状態における一般ディスクのトラッキ
ングエラー信号を示す図である。
【図5】ホールド状態における偏芯ディスク、偏重心デ
ィスクのトラッキングエラー信号を示す図である。
【図6】第1の偏重心ディスクを使用したときのトラッ
キングエラー信号を示す図である。
【図7】第2の偏重心ディスクを使用したときのトラッ
キングエラー信号を示す図である。
【図8】第3の偏重心ディスクを使用したときのトラッ
キングエラー信号を示す図である。
【図9】第4の偏重心ディスクを使用したときのトラッ
キングエラー信号を示す図である。
【図10】第5の偏重心ディスクを使用したときのトラ
ッキングエラー信号を示す図である。
【図11】第6の偏重心ディスクを使用したときのトラ
ッキングエラー信号を示す図である。
【図12】多数の偏重心ディスクを使用したときの偏重
心とトラッキングエラー信号との関係を示す図である。
【図13】フィルタリングを考慮した光ディスク装置の
構成を示す図である。
【図14】その要部の他の構成図である。
【図15】その要部のさらに他の構成図である。
【図16】トラックジャンプの間隔を説明するためにト
ラッキングエラー信号を模式的に示した図である。
【図17】一般ディスクのスピンドルモータの制御信号
等を示す図である。
【図18】偏芯ディスクのスピンドルモータの制御信号
等を示す図である。
【図19】偏重心ディスクのスピンドルモータの制御信
号等を示す図である。
【図20】CD−ROMドライブ装置の要部を示す分解
斜視図である。
【図21】ベースユニットの取り付け部分を示す断面図
である。
【図22】ベースユニットの外部からの振動特性を示す
図である。
【図23】インシュレータの伝達特性を示す図である。
【符号の説明】
100・・・CD−ROMドライブ装置、101・・・
ディスク、102・・・スピンドルモータ、103・・
・光学ピックアップ部、104・・・RFアンプ部、1
05・・・RF信号処理回路、106・・・CDデコー
ダ、107・・・CD−ROMデコーダ、109・・・
SCSI/バッファコントローラ、111・・・フォー
カ/トラッキングサーボ制御回路、112・・・送りサ
ーボ制御回路、113・・・スピンドルサーボ制御回
路、114・・・メカニカルコントローラ、115・・
・システムコントローラ、116,117・・・ウイン
ドコンパレータ、129・・・ローパスフィルタ、13
2,140・・・イコライザアンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木樽 克典 千葉県東金市上武射田2310 ソニーコンポ ーネント千葉株式会社内 (72)発明者 小久保 亘 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体を回転させるための
    スピンドルモータを有するディスク回転部と、上記ディ
    スク状記録媒体に対してデータの記録または再生の少な
    くとも一方を行うためのヘッド部とを備えるベースユニ
    ットを、制振部材を介してベースユニットホルダに取り
    付けてなるディスクドライブ装置において、 上記スピンドルモータの回転を制御して上記ディスク状
    記録媒体の回転速度が設定値となるように制御する回転
    速度制御手段と、 上記ディスク状記録媒体が回転している状態で、このデ
    ィスク状記録媒体が偏芯ディスクまたは偏重心ディスク
    であるか否かを識別するディスク識別手段と、 上記ディスク状記録媒体が第1の回転速度で回転してい
    る状態で、上記ディスク識別手段によって上記ディスク
    状記録媒体が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクである
    と識別されるとき、上記設定値を上記第1の回転速度よ
    り遅い第2の回転速度に変更する回転速度設定手段とを
    備えることを特徴とするディスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 上記制振部材の共振点を、上記ベースユ
    ニットの振動特性の共振点を充分に減衰させるように設
    定することを特徴とする請求項1に記載のディスクドラ
    イブ装置。
  3. 【請求項3】 上記ディスク識別手段は、 上記ディスク状記録媒体上のトラックに対する上記ヘッ
    ド部の位置ずれを示すトラッキングエラー信号のレベル
    が所定範囲内にあるか否かを判定する信号レベル判定手
    段を有し、 上記信号レベル判定手段の判定結果によって、上記ディ
    スク状記録媒体が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクで
    あるか否かを識別することを特徴とする請求項1に記載
    のディスクドライブ装置。
  4. 【請求項4】 上記ディスク識別手段は、 上記ヘッド部が上記ディスク状記録媒体上のトラックの
    所定アドレス位置にくる毎に、このヘッド部が1トラッ
    ク前のアドレス位置にトラックジャンプするように制御
    するホールド手段と、 上記トラックジャンプの間隔が一定であるか否かを判定
    するトラックジャンプ間隔判定手段とを有し、 上記トラックジャンプ間隔判定手段の判定結果によっ
    て、上記ディスク状記録媒体が偏芯ディスクまたは偏重
    心ディスクであるか否かを識別することを特徴とする請
    求項1に記載のディスクドライブ装置。
  5. 【請求項5】 上記ディスク識別手段は、 上記ヘッド部が上記ディスク状記録媒体上のトラックの
    所定アドレス位置にくる毎に、このヘッド部が1トラッ
    ク前のアドレス位置にトラックジャンプするように制御
    するホールド手段と、 上記トラックジャンプした後に上記ヘッド部が位置する
    アドレス位置が一定であるか否かを判定するアドレス位
    置判定手段とを有し、 上記アドレス位置判定手段の判定結果によって、上記デ
    ィスク状記録媒体が偏芯ディスクまたは偏重心ディスク
    であるか否かを識別することを特徴とする請求項1に記
    載のディスクドライブ装置。
  6. 【請求項6】 上記ディスク識別手段は、 上記スピンドルモータの回転を制御するスピンドルモー
    タ制御信号のレベルが所定範囲内にあるか否かを判定す
    る信号レベル判定手段を有し、 上記信号レベル判定手段の判定結果によって、上記ディ
    スク状記録媒体が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクで
    あるか否かを識別することを特徴とする請求項1に記載
    のディスクドライブ装置。
  7. 【請求項7】 上記ディスク識別手段は、 上記ディスク状記録媒体上のトラックに対する上記ヘッ
    ド部の位置ずれを示すトラッキングエラー信号をフィル
    タリングした出力であって、このフィルタリング出力が
    所定範囲を越えるか否かを判断する信号レベル判定手段
    を有し、 この信号レベル判定手段の判定結果によって上記ディス
    ク状記録媒体が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであ
    るか否かを識別することを特徴とする請求項1記載のデ
    ィスクドライブ装置。
  8. 【請求項8】 上記フィルタリング手段は、上記トラッ
    キングエラー信号が供給されるローパスフィルタである
    ことを特徴とする請求項7記載のディスクドライブ装
    置。
  9. 【請求項9】 上記フィルタリング手段はローパスフィ
    ルタであって、 上記トラッキングエラー信号がトラッキングサーボ制御
    回路に設けられたイコライザアンプに供給され、その出
    力が上記ローパスフィルタに供給されるようになされた
    ことを特徴とする請求項7記載のディスクドライブ装
    置。
  10. 【請求項10】 上記フィルタリング手段はローパスフ
    ィルタであって、 上記トラッキングエラー信号がトラッキングサーボ制御
    回路およびスレッドサーボ制御回路に夫々設けられたイ
    コライザアンプに供給され、上記スレッドサーボ制御回
    路のイコライザアンプの出力が上記ローパスフィルタに
    供給されるようになされたことを特徴とする請求項7記
    載のディスクドライブ装置。
  11. 【請求項11】 上記ディスク識別手段は、 上記ヘッド部が上記ディスク状記録媒体上のトラックの
    所定アドレス位置にくる毎に、このヘッド部が1トラッ
    ク前のアドレス位置にトラックジャンプするように制御
    するホールド手段と、 上記トラックジャンプの間隔が一定であるか否かを判定
    するトラックジャンプ間隔判定手段と、 上記トラックジャンプ期間を除く期間における上記ディ
    スク状記録媒体上のトラックに対する上記ヘッド部の位
    置ずれを示すトラッキングエラー信号のレベルが所定範
    囲内にあるか否かを判定する信号レベル判定手段とを有
    し、 上記トラックジャンプ間隔判定手段および上記信号レベ
    ル判定手段の判定結果によって、上記ディスク状記録媒
    体が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであるか否かを
    識別することを特徴とする請求項1に記載のディスクド
    ライブ装置。
  12. 【請求項12】 上記ディスク識別手段は、 上記ヘッド部が上記ディスク状記録媒体上のトラックの
    所定アドレス位置にくる毎に、このヘッド部が1トラッ
    ク前のアドレス位置にトラックジャンプするように制御
    するホールド手段と、 上記トラックジャンプした後に上記ヘッド部が位置する
    アドレス位置が一定であるか否かを判定するアドレス位
    置判定手段と、 上記トラックジャンプ期間を除く期間における上記ディ
    スク状記録媒体上のトラックに対する上記ヘッド部の位
    置ずれを示すトラッキングエラー信号のレベルが所定範
    囲内にあるか否かを判定する信号レベル判定手段とを有
    し、 上記アドレス位置判定手段および上記信号レベル判定手
    段の判定結果によって、上記ディスク状記録媒体が偏芯
    ディスクまたは偏重心ディスクであるか否かを識別する
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブ装
    置。
  13. 【請求項13】 上記ディスク識別手段は、 上記ディスク状記録媒体上のトラックに対する上記ヘッ
    ド部の位置ずれを示すトラッキングエラー信号のレベル
    が所定範囲内にあるか否かを判定する第1の信号レベル
    判定手段と、 上記スピンドルモータの回転を制御するスピンドルモー
    タ制御信号のレベルが所定範囲内にあるか否かを判定す
    る第2の信号レベル判定手段とを有し、 上記第1および第2の信号レベル判定手段の判定結果に
    よって、上記ディスク状記録媒体が偏芯ディスクまたは
    偏重心ディスクであるか否かを識別することを特徴とす
    る請求項1に記載のディスクドライブ装置。
  14. 【請求項14】 上記ディスク識別手段は、 上記ヘッド部が上記ディスク状記録媒体上のトラックの
    所定アドレス位置にくる毎に、このヘッド部が1トラッ
    ク前のアドレス位置にトラックジャンプするように制御
    するホールド手段と、 上記トラックジャンプの間隔が一定であるか否かを判定
    するトラックジャンプ間隔判定手段と、 上記スピンドルモータの回転を制御するスピンドルモー
    タ制御信号のレベルが所定範囲内にあるか否かを判定す
    る信号レベル判定手段とを有し、 上記トラックジャンプ間隔判定手段および上記信号レベ
    ル判定手段の判定結果によって、上記ディスク状記録媒
    体が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであるか否かを
    識別することを特徴とする請求項1に記載のディスクド
    ライブ装置。
  15. 【請求項15】 上記ディスク識別手段は、 上記ヘッド部が上記ディスク状記録媒体上のトラックの
    所定アドレス位置にくる毎に、このヘッド部が1トラッ
    ク前のアドレス位置にトラックジャンプするように制御
    するホールド手段と、 上記トラックジャンプした後に上記ヘッド部が位置する
    アドレス位置が一定であるか否かを判定するアドレス位
    置判定手段と、 上記スピンドルモータの回転を制御するスピンドルモー
    タ制御信号のレベルが所定範囲内にあるか否かを判定す
    る信号レベル判定手段とを有し、 上記アドレス位置判定手段および上記信号レベル判定手
    段の判定結果によって、上記ディスク状記録媒体が偏芯
    ディスクまたは偏重心ディスクであるか否かを識別する
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブ装
    置。
  16. 【請求項16】 上記ディスク識別手段は、 上記ヘッド部が上記ディスク状記録媒体上のトラックの
    所定アドレス位置にくる毎に、このヘッド部が1トラッ
    ク前のアドレス位置にトラックジャンプするように制御
    するホールド手段と、 上記トラックジャンプの間隔が一定であるか否かを判定
    するトラックジャンプ間隔判定手段と、 上記トラックジャンプ期間を除く期間における上記ディ
    スク状記録媒体上のトラックに対する上記ヘッド部の位
    置ずれを示すトラッキングエラー信号のレベルが所定範
    囲内にあるか否かを判定する第1の信号レベル判定手段
    と、 上記スピンドルモータの回転を制御するスピンドルモー
    タ制御信号のレベルが所定範囲内にあるか否かを判定す
    る第2の信号レベル判定手段とを有し、 上記トラックジャンプ間隔判定手段、上記第1および第
    2の信号レベル判定手段の判定結果によって、上記ディ
    スク状記録媒体が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクで
    あるか否かを識別することを特徴とする請求項1に記載
    のディスクドライブ装置。
  17. 【請求項17】 上記ディスク識別手段は、 上記ヘッド部が上記ディスク状記録媒体上のトラックの
    所定アドレス位置にくる毎に、このヘッド部が1トラッ
    ク前のアドレス位置にトラックジャンプするように制御
    するホールド手段と、 上記トラックジャンプした後に上記ヘッド部が位置する
    アドレス位置が一定であるか否かを判定するアドレス位
    置判定手段と、 上記トラックジャンプ期間を除く期間における上記ディ
    スク状記録媒体上のトラックに対する上記ヘッド部の位
    置ずれを示すトラッキングエラー信号のレベルが所定範
    囲内にあるか否かを判定する第1の信号レベル判定手段
    と、 上記スピンドルモータの回転を制御するスピンドルモー
    タ制御信号のレベルが所定範囲内にあるか否かを判定す
    る第2の信号レベル判定手段とを有し、 上記アドレス位置判定手段、上記第1および第2の信号
    レベル判定手段の判定結果によって、上記ディスク状記
    録媒体が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであるか否
    かを識別することを特徴とする請求項1に記載のディス
    クドライブ装置。
  18. 【請求項18】 ディスク状記録媒体を回転させるため
    のスピンドルモータを有するディスク回転部と、上記デ
    ィスク状記録媒体に対してデータの記録または再生の少
    なくとも一方を行うためのヘッド部とを有するディスク
    ドライブ装置において、 上記スピンドルモータの回転を制御して上記ディスク状
    記録媒体の回転速度が設定値となるように制御する回転
    速度制御手段と、 上記ディスク状記録媒体が回転している状態で、外部か
    らの一定レベル以上の振動または衝撃があるか否かを識
    別する振動・衝撃識別手段と、 上記ディスク状記録媒体の回転速度が第1の回転速度に
    ある状態で、上記振動・衝撃識別手段によって上記外部
    からの一定レベル以上の振動または衝撃があると識別さ
    れるとき、上記設定値を上記第1の回転速度より遅い第
    2の回転速度に変更する回転速度設定手段とを備えるこ
    とを特徴とするディスクドライブ装置。
  19. 【請求項19】 上記ディスク回転部および上記ヘッド
    部はベースユニットに固定され、上記ベースユニットは
    制振部材を介してベースユニットホルダに取り付けられ
    ることを特徴とする請求項14に記載のディスクドライ
    ブ装置。
  20. 【請求項20】 上記振動・衝撃識別手段は、 上記ディスク状記録媒体上のトラックに対する上記ヘッ
    ド部の位置ずれを示すトラッキングエラー信号のレベル
    が所定範囲内にあるか否かを判定する信号レベル判定手
    段を有し、 上記信号レベル判定手段の判定結果によって、上記外部
    からの一定レベル以上の振動または衝撃があるか否かを
    識別することを特徴とする請求項14に記載のディスク
    ドライブ装置。
  21. 【請求項21】 上記振動・衝撃識別手段は、 上記ヘッド部が上記ディスク状記録媒体上のトラックの
    所定アドレス位置にくる毎に、このヘッド部が1トラッ
    ク前のアドレス位置にトラックジャンプするように制御
    するホールド手段と、 上記トラックジャンプの間隔が一定であるか否かを判定
    するトラックジャンプ間隔判定手段とを有し、 上記トラックジャンプ間隔判定手段の判定結果によっ
    て、上記外部からの一定レベル以上の振動または衝撃が
    あるか否かを識別することを特徴とする請求項14に記
    載のディスクドライブ装置。
  22. 【請求項22】 上記振動・衝撃識別手段は、 上記ヘッド部が上記ディスク状記録媒体上のトラックの
    所定アドレス位置にくる毎に、このヘッド部が1トラッ
    ク前のアドレス位置にトラックジャンプするように制御
    するホールド手段と、 上記トラックジャンプした後に上記ヘッド部が位置する
    アドレス位置が一定であるか否かを判定するアドレス位
    置判定手段とを有し、 上記アドレス位置判定手段の判定結果によって、上記外
    部からの一定レベル以上の振動または衝撃があるか否か
    を識別することを特徴とする請求項14に記載のディス
    クドライブ装置。
  23. 【請求項23】 上記振動・衝撃識別手段は、 上記スピンドルモータの回転を制御するスピンドルモー
    タ制御信号のレベルが所定範囲内にあるか否かを判定す
    る信号レベル判定手段を有し、 上記信号レベル判定手段の判定結果によって、上記外部
    からの一定レベル以上の振動または衝撃があるか否かを
    識別することを特徴とする請求項14に記載のディスク
    ドライブ装置。
  24. 【請求項24】 ディスク状記録媒体を回転させるため
    のスピンドルモータを有するディスク回転部と、上記デ
    ィスク状記録媒体に対してデータの記録または再生の少
    なくとも一方を行うためのヘッド部とを備えるベースユ
    ニットを、制振部材を介してベースユニットホルダに取
    り付けてなるディスクドライブ装置において、 上記ディスク回転部を制御して上記ディス状記録媒体を
    第1の回転速度で回転させる第1の工程と、 上記ディスク状記録媒体が上記第1の回転速度で回転し
    ている状態で、上記ディスク状記録媒体が偏芯ディスク
    または偏重心ディスクであるか否かを識別する第2の工
    程と、 上記ディスク状記録媒体が偏芯ディスクまたは偏重心デ
    ィスクであるとき、上記ディスク状記録媒体の回転速度
    を上記第1の回転速度より遅い第2の回転速度に設定す
    る第3の工程とを備えることを特徴とするディスクドラ
    イブ装置の回転速度設定方法。
  25. 【請求項25】 上記ディスク状記録媒体上のトラック
    に対する上記ヘッド部の位置ずれを示すトラッキングエ
    ラー信号を形成するエラー信号形成手段を有し、 上記第2の工程では、上記トラッキングエラー信号のレ
    ベルが所定範囲内にあるか否かによって上記ディスク状
    記録媒体が偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであるか
    否かを識別することを特徴とする請求項20に記載のデ
    ィスクドライブ装置の回転速度設定方法。
  26. 【請求項26】 上記第2の工程では、 上記ヘッド部が上記ディスク状記録媒体上のトラックの
    所定アドレス位置にくる毎に、このヘッド部が1トラッ
    ク前のアドレス位置にトラックジャンプするように制御
    されるホールド状態とし、上記トラックジャンプの間隔
    が一定であるか否かによって上記ディスク状記録媒体が
    偏芯ディスクまたは偏重心ディスクであるか否かを識別
    することを特徴とする請求項20に記載のディスクドラ
    イブ装置の回転速度設定方法。
  27. 【請求項27】 上記第2の工程では、 上記ヘッド部が上記ディスク状記録媒体上のトラックの
    所定アドレス位置にくる毎に、このヘッド部が1トラッ
    ク前のアドレス位置にトラックジャンプするように制御
    されるホールド状態とし、上記トラックジャンプした後
    に上記ヘッド部が位置するアドレス位置が一定であるか
    否かによって上記ディスク状記録媒体が偏芯ディスクま
    たは偏重心ディスクであるか否かを識別することを特徴
    とする請求項20に記載のディスクドライブ装置の回転
    速度設定方法。
  28. 【請求項28】 上記第2の工程では、 上記スピンドルモータの回転を制御するスピンドルモー
    タ制御信号のレベルが所定範囲内にあるか否かによって
    上記ディスク状記録媒体が偏芯ディスクまたは偏重心デ
    ィスクであるか否かを識別することを特徴とする請求項
    20に記載のディスクドライブ装置の回転速度設定方
    法。
  29. 【請求項29】 ディスク状記録媒体を回転させるため
    のスピンドルモータを有するディスク回転部と、上記デ
    ィスク状記録媒体に対してデータの記録または再生の少
    なくとも一方を行うためのヘッド部とを有するディスク
    ドライブ装置において、 上記ディスク回転部を制御して上記ディス状記録媒体を
    第1の回転速度で回転させる第1の工程と、 上記ディスク状記録媒体が上記第1の回転速度で回転し
    ている状態で、外部かからの一定レベル以上の振動また
    は衝撃があるか否かを識別する第2の工程と、 上記外部からの一定レベル以上の振動または衝撃がある
    とき、上記ディスク状記録媒体の回転速度を上記第1の
    回転速度より遅い第2の回転速度に設定する第3の工程
    とを備えることを特徴とするディスクドライブ装置の回
    転速度設定方法。
  30. 【請求項30】 上記ディスク状記録媒体上のトラック
    に対する上記ヘッド部の位置ずれを示すトラッキングエ
    ラー信号を形成するエラー信号形成手段を有し、 上記第2の工程では、上記トラッキングエラー信号のレ
    ベルが所定範囲内にあるか否かによって上記外部からの
    一定レベル以上の振動または衝撃があるか否かを識別す
    ることを特徴とする請求項25に記載のディスクドライ
    ブ装置の回転速度設定方法。
  31. 【請求項31】 上記第2の工程では、 上記ヘッド部が上記ディスク状記録媒体上のトラックの
    所定アドレス位置にくる毎に、このヘッド部が1トラッ
    ク前のアドレス位置にトラックジャンプするように制御
    されるホールド状態とし、上記トラックジャンプの間隔
    が一定であるか否かによって上記外部からの一定レベル
    以上の振動または衝撃があるか否かを識別することを特
    徴とする請求項25に記載のディスクドライブ装置の回
    転速度設定方法。
  32. 【請求項32】 上記第2の工程では、 上記ヘッド部が上記ディスク状記録媒体上のトラックの
    所定アドレス位置にくる毎に、このヘッド部が1トラッ
    ク前のアドレス位置にトラックジャンプするように制御
    されるホールド状態とし、上記トラックジャンプした後
    に上記ヘッド部が位置するアドレス位置が一定であるか
    否かによって上記外部からの一定レベル以上の振動また
    は衝撃があるか否かを識別することを特徴とする請求項
    25に記載のディスクドライブ装置の回転速度設定方
    法。
  33. 【請求項33】 上記第2の工程では、 上記スピンドルモータの回転を制御するスピンドルモー
    タ制御信号のレベルが所定範囲内にあるか否かによって
    上記外部からの一定レベル以上の振動または衝撃がある
    か否かを識別することを特徴とする請求項25に記載の
    ディスクドライブ装置の回転速度設定方法。
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