JP2007317330A - 光ディスクのレーザフォーカス制御方法及びそれを利用した光ディスク装置 - Google Patents

光ディスクのレーザフォーカス制御方法及びそれを利用した光ディスク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 迷光による悪影響を低減して安定したフォーカス引き込みを実現する光ディスクのためのレーザ光のフォーカス制御技術を提供する。
【解決手段】 装着された光ディスクにレーザ光を照射して得られる反射光を得てレーザ光のフォーカス位置を制御するレーザフォーカス制御では、予め、装着される光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を、レーザ光を光ディスクの記録面に順次近接する方向にフォーカススイープ動作を実行しながら、通常動作のゲインよりも高い不要光検出ゲインで検出し、不要光に起因して発生する信号の数を計数し、その後、装着された光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を検出し、その検出数が計数された不要光に起因して発生する信号の数に達した直後の電気信号を、装着された光ディスクの記録面の信号としてフォーカス引き込みを行う。
【選択図】 図6

Description

本発明は、光ディスクを記録・再生する光ディスク装置におけるレーザ光のフォーカス制御に関し、特に、迷光による悪影響を低減して安定したフォーカス引き込みを実現する光ディスクのためのレーザ光のフォーカス制御技術に関する。
大容量かつ低コストの円板状の光情報記録媒体である光ディスクを利用し、非接触で、大量のデータに高速でアクセスを可能とする光ディスク装置は、パーソナルコンピュータのデータ記録媒体を始めとして、幅広く利用されている。なお、かかる光ディスク装置においては、光ディスク表面にレーザ光の焦光点が合致した際に生じる反射光が光ピックアップ内に入り込んで散乱を受けて迷光化し、光ディスク記録面の反射によるフォーカス信号以外に、当該迷光による偽信号が発生することは、既に知られていた。
ところで、近年においては、光ディスク装置の薄型化と共に、光ピックアップのWork Distance(WD)が狭小化しており、更には、このWDの非常に狭い次世代DVD(所謂、ブルーレイ・ディスク(BD(登録商標))が実用化されている。それに伴って、光ディスク表面とフォーカスレンズとが近接してきており、そのため、上述した迷光の影響は無視できないものとなっている。
ここで、上述した迷光による偽信号の影響を除去するための従来例として、以下の特許文献1によれば、装置を製造する際に予め迷光による偽信号の位置を記憶しておき、当該偽信号が発生している時間内においては、フォーカス引き込み動作を開始しないとする制御が既に開示されている。
また、以下の特許文献2によれば、所謂、S字信号が検出された時のフォーカス駆動信号電圧に基づいて、光ディスクの表面反射により悪影響を受けることのない位置のフォーカス駆動信号電圧を算出し、その位置に光ピックアップを移動することにより、迷光のよるオフセットを除去する制御が開示されている。
特開2002−367193号公報 特開2005−174383号公報
しかしながら、上記の従来技術では、なお、以下のような問題点があった。
即ち、前者の特許文献1に開示された光ディスク再生装置では、上述した偽信号の発生時間はディスクの面振れ量等に依存する為、一意的に決めることは出来ない。加えて、特に、上述したように、ディスク表面と記録面との間の距離が非常に狭小(例えば、0.1mm程度)であるBDディスクでは、当該偽信号をマスキングする時間も非常に短いものとなってしまい、その制御自体が困難であった。
また、後者の特許文献2でも、しかしながら、上記と同様、面振れの影響を受ける高速ドライブや、特に、BDディスクドライブヘの適用は困難であった。
一方、更には、この迷光によるS字信号への悪影響を避ける為、例えば、光ディスクの裏面側から光ディスクの表面側にレーザ光の焦光点を向かわせてフォーカス引込みを行う方法も考えられる。しかしながら、かかる方法でも、装置の薄型化に伴って光ピックアップのWDが非常に狭いBDディスクドライブでは、なお、光ピックアップが衝突して光ディスクにダメージを与える恐れがあった。
こうした背景のもとに、本発明は、上述した従来技術における問題点に鑑みてなされたものであり、即ち、光ディスク表面反射による迷光のS字信号への影響を除去し、更には、面振れの影響を受けることなく、かつ、ディスク表面と記録面間の距離が狭小な光ディスクへの対応をも可能なレーザ光のフォーカス制御方法及びそれを利用した光ディスク装置を提供することをその目的とする。
なお、本発明は、光ディスクの表面と記録面との間に出現する、上記迷光を原因とする偽信号は、その個数が光ディスクの種類によらず、光ピックアップに固有であることを、発明者等が新たに見い出したことを基礎として、更には、レンズをシフトした状態でフォーカススイープした場合のレンズエラー信号の挙動に着目して実現されたものである。
即ち、上記目的を達成するため、本発明によれば、まず、装着された光ディスクにレーザ光を照射し、それによって得られる反射光を得て当該レーザ光のフォーカス位置を制御するレーザフォーカス制御方法であって、予め、装着される光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を、レーザ光を光ディスクの記録面に順次近接する方向にフォーカススイープ動作を実行しながら、通常動作のゲインよりも高い不要光検出ゲインで検出し、もって、不要光に起因して発生する信号の数を計数する前処理と、装着された光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を検出し、当該検出数が前記計数された不要光に起因して発生する信号の数に達した直後の電気信号を、当該装着された光ディスクの記録面からの信号としてフォーカス引き込みを行う処理とを備えた光ディスクのレーザフォーカス制御方法が提供される。
なお、本発明では、前記に記載した方法において、前記前処理を、装着される光ディスクの回転を停止したままで行うことが好ましく、又は、フォーカスエラー信号を前記得られる電気信号とし、その最大振幅となる直前までに現われる信号を前記不要光に起因して発生する信号としてその数を計測することが好ましい。更には、前記前処理において計数した不要光に起因して発生する信号の数を記憶しておき、その後のフォーカス引き込み処理で使用することが好ましい。
また、本発明によれば、やはり上記の目的を達成するため、装着された光ディスクにレーザ光を照射し、それによって得られる反射光を得て当該レーザ光のフォーカス位置を制御するレーザフォーカス制御方法であって、装着した光ディスクに対して、レーザ光を合焦するレンズをトラッキング方向にシフトさせた状態で、光ディスクの記録面に順次近接する方向にフォーカススイープ動作を実行し、前記フォーカススイープ動作と同時に、レンズがトラッキング方向にシフトした状態を検出する信号を検出し、前記検出したレンズのシフト状態検出信号の立ち上がりを、前記装着された光ディスクの記録面からの信号の出現のタイミングとして、前記フォーカススイープ動作で得られる信号を利用してフォーカス引き込みを行う光ディスクのレーザフォーカス制御方法が提供される。
なお、本発明では、前記に記載した方法において、前記検出したレンズのシフト状態検出信号を二値化し、その立ち上がりを、前記装着された光ディスクの記録面からの信号の出現のタイミングとすることが好ましい。更には、前記に記載した方法を前処理として、不要光に起因して発生する信号の数を計数しておき、更に、装着された光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を検出し、当該検出数が前記計数された不要光に起因して発生する信号の数に達した直後の電気信号を、当該装着された光ディスクの記録面からの信号としてフォーカス引き込みを行う処理とを備えた光ディスクのレーザフォーカス制御方法が提供される。
また、本発明によれば、やはり上記の目的を達成するため、少なくともレーザ光の発光源と対物レンズとを備えたピックアップと、光ディスクを装着して回転駆動するスピンドルモータとを備えた光ディスク装置であって、更に、前記装着される光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を生成する手段と、レーザ光を前記光ディスクの記録面に順次近接する方向にフォーカススイープ動作を実行する手段と、そして、当該装置を制御すると共に記憶装置を備えた制御手段を備えており、前記制御手段は、予め、装着される光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を、レーザ光を光ディスクの記録面に順次近接する方向にフォーカススイープ動作を実行しながら、通常動作のゲインよりも高い不要光検出ゲインで検出し、もって、不要光に起因して発生する信号の数を計数して前記記憶手段に記憶し、その後、装着された光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を検出し、当該検出数が前記計数された不要光に起因して発生する信号の数に達した直後の電気信号を、当該装着された光ディスクの記録面からの信号としてフォーカス引き込みを行う光ディスク装置が提供される。
また、本発明によれば、やはり上記の目的を達成するため、少なくともレーザ光の発光源と対物レンズとを備えたピックアップと、光ディスクを装着して回転駆動するスピンドルモータとを備えた光ディスク装置であって、更に、前記装着される光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を生成する手段と、前記ピックアップの対物レンズをトラッキング方向にシフトするための手段と、レーザ光を前記光ディスクの記録面に順次近接する方向にフォーカススイープ動作を実行する手段と、そして、当該装置を制御すると共に記憶装置を備えた制御手段を備えており、前記制御手段は、前記フォーカススイープ動作と同時に、レンズがトラッキング方向にシフトした状態を検出する信号を検出し、前記検出したレンズのシフト状態検出信号の立ち上がりを、前記装着された光ディスクの記録面からの信号の出現のタイミングとして、前記フォーカススイープ動作で得られる信号を利用してフォーカス引き込みを行う光ディスク装置が提供される。
そして、本発明によれば、やはり上記の目的を達成するため、少なくともレーザ光の発光源と対物レンズとを備えたピックアップと、光ディスクを装着して回転駆動するスピンドルモータとを備えた光ディスク装置であって、更に、前記装着される光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を生成する手段と、前記ピックアップの対物レンズをトラッキング方向にシフトするための手段と、レーザ光を前記光ディスクの記録面に順次近接する方向にフォーカススイープ動作を実行する手段と、そして、当該装置を制御すると共に記憶装置を備えた制御手段を備えており、前記制御手段は、予め、前記フォーカススイープ動作と同時に、レンズがトラッキング方向にシフトした状態を検出する信号を検出し、前記検出したレンズのシフト状態検出信号の立ち上がりを、前記装着された光ディスクの記録面からの信号の出現のタイミングとして、不要光に起因して発生する信号の数を計数しておき、更に、装着された光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を検出し、当該検出数が前記計数された不要光に起因して発生する信号の数に達した直後の電気信号を、当該装着された光ディスクの記録面からの信号としてフォーカス引き込みを行う光ディスク装置が提供される。
以上のように、本発明になる光ディスクのレーザフォーカス制御方法及びそれを利用した光ディスク装置によれば、光ディスク表面反射による迷光のS字信号への影響を除去し、更には、面振れの影響を受けることなく、かつ、ディスク表面と記録面間の距離が狭小な光ディスクへの対応をも可能なレーザ光のフォーカス制御方法及びそれを利用した光ディスク装置を提供するという優れた効果を発揮する。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1は、本発明の一実施の形態になる光ディスク装置の概略構成を示す図であり、特に、本発明になるレーザ光のフォーカス制御方法を実施するための構成要素を中心として示したブロック図である。
まず、図1は、本発明の一実施の形態になる光ディスク装置の全体構成を示す。図において、装置は、スピンドルモータ2を備えており、当該装置により記録/再生される各種の光ディスク1は、その出力軸の先端に取り付けられたターンテーブル21に装着され、所定の速度で回転駆動される。一方、ピックアップ3は、その詳細構造については後に説明するが、装着された光ディスク1に対して所定の強度のレーザ光を照射し、一方、当該光ディスク1からの反射光を検出して電気信号に変換する。このピックアップ3からの検出信号に基づいて、FE信号生成部4はフォーカスエラー信号を、PE信号生成部5は和信号を、それぞれ、生成する。また、図中の符号6は、レンズがトラッキング方向にシフトした状態を検出する信号として、レンズエラー信号(以下「LE」)を生成するLE信号生成部を示している。
更に、信号測定部8は、これら各信号のレベルを測定してマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と言う)9に出力する。このマイコン9は、上記信号測定部8からの検出信号のレベル値を、予めその記憶装置であるメモリ91に記憶しておいた閾値と比較し、以下に詳細に説明するように、装着された光ディスクの種類の判別を行なうと共に、既に知られた方法により、装着された光ディスクの情報記録面に対して、情報を記録又は再生を行なう。また、図中のI/F(インターフェース)部11は、ユーザによって入力された操作内容をマイコン9に伝達すると共に、上記マイコン9からの情報をその表示部へ出力する。
添付の図2は、上記に全体構成を示した光ディスク装置において、特に、上記ピックアップ3の内部の詳細構造を示す図であり、この図において、ピックアップ3は、当該光ディスク1の表面(図の下面)に対向して配置された、対物レンズ31、ビームエキスパンダ32を含む光学系と共に、それぞれ波長の異なるレーザ光を発生する、例えば、レーザダイオードからなるレーザ発生素子33、34、35、更には、例えば、フォトダイオード等により構成される受光素子36を備えている。なお、この対物レンズ31は、上述した3波長互換対物レンズであり、複数のレンズから構成されるビームエキスパンダ32と共に、例えば、電磁力を利用したアクチュエータ37により、光ディスク1の表面に垂直な方向(図の矢印を参照)に移動可能となっている。
また、上記のレーザ発生素子33、34、35は、上記マイコン9からの指令に応答し、それぞれの駆動回路331、341、351によって発光が駆動され、例えば、素子33はBD用の波長405nmのレーザ光を、素子34は、DVD用の波長650nmのレーザ光を、素子35は、CD用の波長780nmのレーザ光を、それぞれ、発生する。また、図中の符号38は、上記各レーザ発生素子33〜35から発生するレーザ光を反射し、上記対物レンズ31及びビームエキスパンダ32を介して光ディスク1の表面に照射すると共に、当該光ディスク1の表面からの反射光を通過して受光素子36へ導くための、所謂、ハーフミラー(又は、偏向ビームスプリッタでもよい)である。なお、上記受光素子36により検出された反射光は、検出回路39において検出され、もって、電気信号に変換される。
続いて、上記にそのピックアップ内部の構成を示した光ディスク装置により実行されるレーザ光のフォーカス制御方法について説明するが、まず、その原理について説明を加える。
一般的に、レーザ光のフォーカス制御を開始する際には、光ディスクの記録面からの反射光から、フォーカス信号を確実に検出する必要がある。しかしながら、実際には、上記にも説明したが、ディスク表面の反射や不要光による偽信号があるため、記録面にフォーカスをかける為には、これらの不要光による偽信号を避け、又は、これらを排除する必要がある。また、加えて、特に、BD、DVD、CDの3波長に対応する光ディスク装置においては、添付の図3にも示すように、ディスク表面(DS)と記録面(RS)との間の距離が非常に狭小(例えば、0.1mm程度)であることから、対物レンズ31の表面から記録面(RS)までのWDが非常に小さくなる為、フォーカススイープ動作を、必ず、下側(即ち、ディスクから遠い側)から上昇する方向に実施する必要がある。従って、仮に不要光が全く無い光学系を有する光ディスク装置であったとしても、必ずディスク表面反射の影響を受けることとなる。そのため、この反射光を避ける必要があるが、これらの不要光を避ける方法について、以下に述べる。
まず、装置に装着された光ディスクから発生する不要光の個数を検出する必要がある。そのための処理として、例えば、添付の図4に示す処理、即ち、「フォーカス引き込み前処理」を実行する。なお、この処理は、例えば、工場から製品を出荷する際に、又は、当該装置に光ディスクを装着した時に自動的に実行する。また、この処理は、装着された光ディスクの回転が停止した状態で行なわれるものである。
この「フォーカス引き込み前処理」では、図4に示すように、その処理が開始されると、ピックアップ内部のレンズを下げ(ステップS41)、その後、ゲインを「不要光検出ゲイン」に設定する(ステップS42)。即ち、ゲインを上げて、不要光を確実に検出するためである。その後、レンズを徐々に上昇させながらレーザ光によるフォーカススイープ動作(光ディスクの記録面に対して、順次、近接する方向に)を行って、その間に現われる不要光の数を検出する(ステップS43)。その後、ゲインを通常の動作ゲインに設定し直して(ステップS44)、一連の処理を終了する。
以上の「フォーカス引き込み前処理」によれば、例えば、添付の図5に示すように、フォーカススイープを開始してからレーザ光の焦点が記録面に到達するまでに発生する不要光の数は、ディスクによらず一定である。但し、その振幅(即ち、上記図2の受光素子36で反射光から変換されて検出回路39から出力される信号の振幅)は、装置とディスクとの組み合わせで異なる。即ち、不要光は一般的に記録面の信号よりも振幅が小さい為、フォーカススイープを行なって得られた信号の中、その振幅の最も大きなものが記録面の信号(正規のS字信号)であり、その他は、不要光によるものであると判定される。このことにより、フォーカススイープ時において記録面の信号が現われるまでの間に現われる不要光の個数を特定することが可能となる。即ち、フォーカススイープ動作をして現われる信号の個数を計測し、一番振幅の大きいものが記録面の信号であり、それ以前に出現した信号の個数が不要光の個数となる。
また、上記の「フォーカス引き込み前処理」において検出される信号としては、例えば、フォーカスエラー信号(以下「FE」)、又は、反射光の総和信号(以下「PE」)を計測することにより実現することが出来る。また、その際、ピックアップが光ディスクと衝突してダメージを与えないように、ピックアップには、衝突保護プロテクターを設けることが好ましい。更に、上記のフォーカススイープの速度も、これを低速とすることで、ピックアップが仮に衝突しても、光ディスクダメージを与えることは殆ど無くすることが可能である。
そして、上記のステップS43で検出された不要光の個数は、例えば、上記マイコン9の記憶装置であるメモリ91内に格納する。即ち、上記の方法で検出した不要光の個数を、以下に述べる「フォーカス引き込み処理」における「不要光数」として適用してフォーカス引き込みを実行することにより、不要光の影響を除去した状態で引き込みが可能となる。
次に、上述した光ディスク装置における「フォーカス引き込み処理」について、添付の図6を参照しながら詳細に説明する。なお、この処理は、上記で発生する不要光の個数を検出した後、スピンドルモータにより回転駆動される光ディスクの記録面に対して、確実に、フォーカスをかけるための処理である。
まず、図6にも示すように、この「フォーカス引き込み処理」では、処理が開始されると、ピックアップ内部のレンズを下げ(ステップS61)、その後、ゲインを上述したと同様に、「不要光検出ゲイン」に設定する(ステップS62)。なお、これにより、通常のフォーカス引き込み時においても、不要光を確実に排除して必要な記録面からの信号(図の例では、FE信号のS字カーブ)を検出することが可能となる。その後、レンズを徐々に上昇させながらレーザ光によるフォーカススイープ動作を行って、その間にFE信号又はPE信号として現われる不要光の数を検出(ステップS63)するが、ここでは、上記の「フォーカス引き込み前処理」において決定された「不要光数」、より具体的には、上記マイコン9の記憶装置であるメモリ91内に格納された個数だけ検出する。
そして、FE信号又はPE信号をこの「不要光数」だけ検出すると、ゲインを通常の動作ゲインに設定し直して(ステップS64)、その後、レーザ光を記録面にフォーカスするフォーカス引き込み(ステップS65)を実行した後、一連の処理を終了する。
このように、本発明では、スイープを開始してからレーザ光の焦点が記録面に到達するまでに発生する不要光の数は、ディスクによらず一定であるとの新たな知見に基づき、不要光を確実に検出可能な振幅にする為、信号出力のゲインを上げて不要光を検出する。なお、この時に検出する信号としては、フォーカスエラー(FE)信号、又は、反射光の総和(PE)信号等を用いればよい。そして、発生する不要光の個数を測定し、予め前処理(上記の図4のフローを参照)必要数だけ計測した後に、通常動作時のゲイン設定を実施する。その結果、その後に出現する信号は記録面のものとなるので、この信号を利用して通常動作を実施してフォーカスを引き込めばよい。なお、この時、不要光を検出する際の光ディスクの面振れによる悪影響を除去する為には、例えば、スイープ速度を早くすると同時に、光ディスクの回転速度を遅く設定すすることが好ましい。
なお、以上の実施の形態では、フォーカスエラー(FE)信号、又は、反射光の総和(PE)信号等を予め前処理によって検出することにより、記録面の信号(正規のS字信号)の出現までに現われる不要光による信号の数(「不要光数」)を設定することにより不要光を削除し、もって、確実に必要な記録面からの信号だけを検出することを可能とするものであるが、更に、以下には、上述に代えて、レンズエラー信号を用いてフォーカス引き込みタイミングを検出し、引き込み動作を開始する他の実施の形態について、添付の図7及び8を参照して説明する。
上記の図1にも示したように、ピックアップ3からの信号には、その対物レンズ31がトラッキング方向にシフトした状態を検出する信号として、所謂、レンズエラー信号(以下、「LE」)が出力される。この、LE信号は、図7にも示すように、焦点付近(即ち、光ディスクの記録面RS付近)で信号が大きく現われる。そこで、この他の実施の形態では、このことを利用して、フォーカス引き込みのタイミングを検出するものである。
即ち、この方法では、図8に示すように、フォーカス引き込み処理を開始すると、まず、ピックアップの対物レンズの位置を下降させ(ステップS81)、その後、当該対物レンズをシフトさせた状態でフォーカススイープを開始する(ステップS82)。そして、上記のLE信号を検出することにより、光ディスクの記録面からの信号を検出する(ステップS83)。なお、より具体的には、このLE信号を二値化し、当該二値化したLE信号の立ち上がりを検出する。即ち、この二値化したLE信号の立ち上げリ検出した時点では、レーザ光のフォーカス位置は光ディスクの記録面(RS)付近に存在している為,このタイミングでフォーカス引き込み動作を開始することによっても、上記と同様に、不要光の影響を除去した状態でフォーカス引き込み動作を実行することが可能となる。
なお、上記他の例では、フォーカス引き込みにおいて、レンズをシフトした状態でフォーカススイープを光ディスクの表面側から実行し、レンズエラー信号あるいはレンズセンサ信号の立上りを検出したタイミングを記録面として、光ディスク装置が引き込み動作を開始するものとして説明した。しかしながら、本発明では、これに限られることなく、例えば、上記他の方法を前処理とすることにより、予め、記録面の信号(正規のS字信号)の出現までに現われる不要光による信号の数(「不要光数」)を設定することによっても、上記図6に示したと同様にして、
本発明の一実施の形態になる光ディスク装置の全体構成を示すブロック図である。 上記光ディスク装置において、特に、ピックアップの内部の詳細構造を示す図である。 光ディスク、特に、BDに対応する光ディスク装置におけるディスク表面(DS)と記録面(RS)との間のWork Distance(WD)を説明する図である。 上記光ディスク装置において実行されるフォーカス引き込み前処理の内容を説明するフロー図である。 上記フォーカス引き込み前処理により得られるFB信号の状態を示す信号波形図である。 上記光ディスク装置において実行されるフォーカス引き込み処理の内容を説明するフロー図である。 本発明の他の実施の形態を説明するため、ピックアップからの信号を含む各種の信号状態を示す信号波形図である。 上記他の実施の形態になるフォーカス引き込み処理の内容を説明するフロー図である。
符号の説明
1…光ディスク
2…スピンドルモータ
3…ピックアップ
9…マイコン
11…I/F部
31…3波長互換対物レンズ
32…ビームエキスパンダ
33〜35…レーザ発生素子
36…受光素子
39…検出回路
RS…情報記録面
DS…ディスク表面

Claims (10)

  1. 装着された光ディスクにレーザ光を照射し、それによって得られる反射光を得て当該レーザ光のフォーカス位置を制御するレーザフォーカス制御方法であって、
    予め、装着される光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を、レーザ光を光ディスクの記録面に順次近接する方向にフォーカススイープ動作を実行しながら、通常動作のゲインよりも高い不要光検出ゲインで検出し、もって、不要光に起因して発生する信号の数を計数する前処理と、
    装着された光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を検出し、当該検出数が前記計数された不要光に起因して発生する信号の数に達した直後の電気信号を、当該装着された光ディスクの記録面からの信号としてフォーカス引き込みを行う処理とを備えたことを特徴とする光ディスクのレーザフォーカス制御方法。
  2. 前記請求項1に記載した方法において、前記前処理を、装着される光ディスクの回転を停止したままで行うことを特徴とする光ディスクのレーザフォーカス制御方法。
  3. 前記請求項1に記載した方法において、前記前処理において、フォーカスエラー信号を前記得られる電気信号とし、その最大振幅となる直前までに現われる信号を前記不要光に起因して発生する信号としてその数を計測することを特徴とする光ディスクのレーザフォーカス制御方法。
  4. 前記請求項1に記載した方法において、前記前処理において計数した不要光に起因して発生する信号の数を記憶しておき、その後のフォーカス引き込み処理で使用することを特徴とする光ディスクのレーザフォーカス制御方法。
  5. 装着された光ディスクにレーザ光を照射し、それによって得られる反射光を得て当該レーザ光のフォーカス位置を制御するレーザフォーカス制御方法であって、
    装着した光ディスクに対して、レーザ光を合焦するレンズをトラッキング方向にシフトさせた状態で、光ディスクの記録面に順次近接する方向にフォーカススイープ動作を実行し、
    前記フォーカススイープ動作と同時に、レンズがトラッキング方向にシフトした状態を検出する信号を検出し、
    前記検出したレンズのシフト状態検出信号の立ち上がりを、前記装着された光ディスクの記録面からの信号の出現のタイミングとして、前記フォーカススイープ動作で得られる信号を利用してフォーカス引き込みを行うことを特徴とする光ディスクのレーザフォーカス制御方法。
  6. 前記請求項5に記載した方法において、前記検出したレンズのシフト状態検出信号を二値化し、そのの立ち上がりを、前記装着された光ディスクの記録面からの信号の出現のタイミングとすることを特徴とする光ディスクのレーザフォーカス制御方法。
  7. 前記請求項5に記載した方法を前処理として、不要光に起因して発生する信号の数を計数しておき、更に、
    装着された光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を検出し、当該検出数が前記計数された不要光に起因して発生する信号の数に達した直後の電気信号を、当該装着された光ディスクの記録面からの信号としてフォーカス引き込みを行う処理とを備えたことを特徴とする光ディスクのレーザフォーカス制御方法。
  8. 少なくともレーザ光の発光源と対物レンズとを備えたピックアップと、光ディスクを装着して回転駆動するスピンドルモータとを備えた光ディスク装置であって、更に、前記装着される光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を生成する手段と、レーザ光を前記光ディスクの記録面に順次近接する方向にフォーカススイープ動作を実行する手段と、そして、当該装置を制御すると共に記憶装置を備えた制御手段を備えており、
    前記制御手段は、予め、装着される光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を、レーザ光を光ディスクの記録面に順次近接する方向にフォーカススイープ動作を実行しながら、通常動作のゲインよりも高い不要光検出ゲインで検出し、もって、不要光に起因して発生する信号の数を計数して前記記憶手段に記憶し、その後、
    装着された光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を検出し、当該検出数が前記計数された不要光に起因して発生する信号の数に達した直後の電気信号を、当該装着された光ディスクの記録面からの信号としてフォーカス引き込みを行うことを特徴とする光ディスク装置。
  9. 少なくともレーザ光の発光源と対物レンズとを備えたピックアップと、光ディスクを装着して回転駆動するスピンドルモータとを備えた光ディスク装置であって、更に、前記装着される光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を生成する手段と、前記ピックアップの対物レンズをトラッキング方向にシフトするための手段と、レーザ光を前記光ディスクの記録面に順次近接する方向にフォーカススイープ動作を実行する手段と、そして、当該装置を制御すると共に記憶装置を備えた制御手段を備えており、
    前記制御手段は、前記フォーカススイープ動作と同時に、レンズがトラッキング方向にシフトした状態を検出する信号を検出し、前記検出したレンズのシフト状態検出信号の立ち上がりを、前記装着された光ディスクの記録面からの信号の出現のタイミングとして、前記フォーカススイープ動作で得られる信号を利用してフォーカス引き込みを行うことを特徴とする光ディスク装置。
  10. 少なくともレーザ光の発光源と対物レンズとを備えたピックアップと、光ディスクを装着して回転駆動するスピンドルモータとを備えた光ディスク装置であって、更に、前記装着される光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を生成する手段と、前記ピックアップの対物レンズをトラッキング方向にシフトするための手段と、レーザ光を前記光ディスクの記録面に順次近接する方向にフォーカススイープ動作を実行する手段と、そして、当該装置を制御すると共に記憶装置を備えた制御手段を備えており、
    前記制御手段は、予め、前記フォーカススイープ動作と同時に、レンズがトラッキング方向にシフトした状態を検出する信号を検出し、前記検出したレンズのシフト状態検出信号の立ち上がりを、前記装着された光ディスクの記録面からの信号の出現のタイミングとして、不要光に起因して発生する信号の数を計数しておき、更に、装着された光ディスクからの反射光に基づいて得られる電気信号を検出し、当該検出数が前記計数された不要光に起因して発生する信号の数に達した直後の電気信号を、当該装着された光ディスクの記録面からの信号としてフォーカス引き込みを行うことを特徴とする光ディスク装置。
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