JP2003233059A - タッチパネル式表示装置 - Google Patents

タッチパネル式表示装置

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JP2003233059A
JP2003233059A JP2002035882A JP2002035882A JP2003233059A JP 2003233059 A JP2003233059 A JP 2003233059A JP 2002035882 A JP2002035882 A JP 2002035882A JP 2002035882 A JP2002035882 A JP 2002035882A JP 2003233059 A JP2003233059 A JP 2003233059A
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Mikio Araki
幹夫 荒木
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のタッチパネル式表示装置では、製造組
立時に各部品間での位置決めが困難であり、製造コスト
の増大を招くという課題があった 【解決手段】 タッチパネル式表示装置10における枠
部材11には、液晶表示モジュール1の液晶表示部1a
とタッチパネル2との距離を維持するスペーサ部11a
と、このスペーサ部11aの一側面から突出して形成さ
れスペーサ部11aと液晶表示モジュール1との隙間を
遮蔽する第1遮蔽部11cと、スペーサ部11aの他側
面から突出して形成されスペーサ部11aとタッチパネ
ル2との隙間を遮蔽する第2遮蔽部11dが設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータや
カーナビステーションシステム等に用いられるタッチパ
ネル式表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のタッチパネル式表示装置
の外部構成を示す分解斜視図である。図において符号1
は矩形状の液晶表示部1aとこの液晶表示部1aの外縁
を保持する縁部材1bを有する液晶表示モジュール(以
下、LCDモジュールという)であり、2は透明かつ可
撓性を有する材料で構成された矩形状のタッチパネルで
あり、3はLCDモジュール1の縁部材1bとタッチパ
ネル2の端縁との間に配設されて両者の離間距離を所定
距離に維持するクッション性枠部材である。クッション
性枠部材3の中央部にはLCDモジュール1の液晶表示
部1aの寸法・形状に対応する矩形状の開口部3aが形
成されている。4はクッション性枠部材3の両側縁部3
bに貼付されてLCDモジュール1またはタッチパネル
2を接着する両面テープである。
【0003】次に製造方法について説明する。まず、L
CDモジュール1とタッチパネル2との所定離間距離に
相当する厚さをクッション性板材(図示せず)を、LC
Dモジュール1の縁部材1bの一側面の寸法・形状に合
わせて加工してクッション性枠部材3を製作する。次
に、クッション性枠部材3の両側縁部3bにそれぞれ両
面テープ4を貼付したうえで、クッション性枠部材3を
LCDモジュール1の一側面に両面テープ4により接合
する。最後に、クッション性枠部材3の上にタッチパネ
ル2を両面テープ4により接合することで従来のタッチ
パネル式表示装置を得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のタッチパネル式表示装置は、上述のように構成して
いるので、部品同士の接合面の端縁が常に露出すること
になり、接合強度が弱い部分があれば、その部分からL
CDモジュール1とタッチパネル2との隙間に塵埃が侵
入して動作不良を起こすおそれがあるという課題があっ
た。
【0005】また、従来のタッチパネル式表示装置では
LCDモジュール1とタッチパネル2との隙間を閉じる
タッチパネル接合工程を最終工程とせざるを得ず、製造
時間が長くなるため、上記隙間に塵埃が侵入し易いとい
う不都合があり、これを解消するため、製造全工程をク
リーンルーム内で行う必要があった。このため、大型の
クリーンルームを用意しなければならず、製造コストの
増大を招くという課題があった。
【0006】さらに、従来のタッチパネル式表示装置で
は製造組立時に各部品間での位置決めが困難であり、専
用の組立装置が必要となり、この点でも製造コストの増
大を招くという課題があった。
【0007】従来のタッチパネル式表示装置ではクッシ
ョン性枠部材3の製作自体に手間がかかるため、この点
でも製造コストの増大を招くという課題があった。
【0008】なお、関連技術として、特開平4−684
29号公報、特開平8−211359号公報および特開
平9−115378号公報が知られているが、いずれも
上記課題を解決するものではない。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、LCDモジュールとタッチパネル
との隙間への塵埃の侵入を防止して動作信頼性に優れた
タッチパネル式表示装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るタッチパ
ネル式表示装置は、縁部材の内側に固定された液晶表示
部を有する液晶表示モジュールと、該液晶表示モジュー
ルの液晶表示部に対向する位置に配設されたタッチパネ
ルと、該タッチパネルおよび前記液晶表示モジュールの
両端縁間に配設された枠部材とを備え、該枠部材は、前
記液晶表示モジュールの前記液晶表示部と前記タッチパ
ネルとの距離を維持するスペーサ部と、該スペーサ部の
一側面から突出して形成され前記スペーサ部と前記液晶
表示モジュールとの隙間を遮蔽する第1遮蔽部と、前記
スペーサ部の他側面から突出して形成され前記スペーサ
部と前記タッチパネルとの隙間を遮蔽する第2遮蔽部と
を有するものである。
【0011】この発明に係るタッチパネル式表示装置
は、枠部材のスペーサ部の両側面のうち、第1遮蔽部お
よび第2遮蔽部の不設置区間の内側に位置する前記スペ
ーサ部の両側面に、前記スペーサ部に液晶表示モジュー
ルおよびタッチパネルを接合する接着部を設けたもので
ある。
【0012】この発明に係るタッチパネル式表示装置
は、枠部材のスペーサ部に、該スペーサ部と液晶表示モ
ジュールの液晶表示部との接触を避ける逃げ部を設けた
ものである。
【0013】この発明に係るタッチパネル式表示装置
は、枠部材の第1遮蔽部に、液晶表示モジュールの端縁
部を把持する第1把持爪を設けたものである。
【0014】この発明に係るタッチパネル式表示装置
は、枠部材の第2遮蔽部に、タッチパネルの端縁部を把
持する第2把持爪を設けたものである。
【0015】この発明に係るタッチパネル式表示装置
は、枠部材のスペーサ部に、液晶表示モジュールの液晶
表示部と縁部材との隙間に対向する位置に向けて張り出
す遮光部を逃げ部に隣接して設けたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるタ
ッチパネル式表示装置の構成を示す平面図であり、図2
は図1のB−B線断面図であり、図3は図2のC部を拡
大して示す概略断面図であり、図4は図3の構成を説明
するための比較例を示す概略断面図である。なお、この
実施の形態1の構成要素のうち、図10に示した従来の
タッチパネル式表示装置の構成要素と共通するものにつ
いては、同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
【0017】図において10はタッチパネル式表示装置
である。このタッチパネル式表示装置10は、矩形状の
液晶表示部1aとこの液晶表示部1aの外縁を保持する
縁部材1bを有するバックライト式のLCDモジュール
1と、このLCDモジュール1の液晶表示部1aに対向
する位置に配設された矩形状のタッチパネル2と、この
タッチパネル2および上記LCDモジュール1の両端縁
間に配設された矩形状の枠部材11とから概略構成され
ている。
【0018】枠部材11は、図1から図3に示すよう
に、LCDモジュール1およびタッチパネル2の外形寸
法より若干大きな寸法を有しかつLCDモジュール1の
液晶表示部1aとタッチパネル2との所定距離を維持す
るスペーサ部11aと、このスペーサ部11aの中央部
に形成されLCDモジュール1の液晶表示部1aの寸法
・形状に相当する寸法・形状を有する開口部11bと、
上記スペーサ部11aの一側面からLCDモジュール1
およびタッチパネル2の面方向に直交する方向に突出し
て形成されスペーサ部11aとLCDモジュール1との
隙間を遮蔽する第1遮蔽部11cと、上記スペーサ部1
1aの他側面から上記面方向に直交する方向に突出して
形成され上記スペーサ部11aとタッチパネル2との隙
間を遮蔽する第2遮蔽部11dとから概略構成されてい
る。なお、この実施の形態1では、LCDモジュール1
とタッチパネル2の寸法・形状が同一であるので、図2
に示すように互いに対向する第1遮蔽部11c間の距離
が互いに対向する第2遮蔽部11d間の距離に等しく設
定されている。このため、この枠部材11のスペーサ部
11aと第1遮蔽部11cと第2遮蔽部11dは図2お
よび図3に示すように断面T字形状をなしている。
【0019】ここで、枠部材11の第1遮蔽部11cお
よび第2遮蔽部11dの設置の意義について説明する。
例えば、枠部材11の第1遮蔽部11cおよび第2遮蔽
部11dのうち、図4に示すように第1遮蔽部11cを
設け、第2遮蔽部11dを設けない構成を検討すると、
スペーサ部11aとタッチパネル2との接合面の端縁は
第2遮蔽部11dにより遮蔽されず、外部に露出する。
このため、当該接合面の端縁の一部が剥がれて隙間Dが
形成させた場合には、当該隙間Dを経由してLCDモジ
ュール1とタッチパネル2との間に動作不良の原因とな
る塵埃が侵入するおそれが生じる。このことは、第2遮
蔽部11dを設け、第1遮蔽部11cを設けない構成お
よび両遮蔽部を設けない構成でも同様である。このよう
な理由から枠部材11に第1遮蔽部11cおよび第2遮
蔽部11dを設ける必要がある。
【0020】なお、この実施の形態1では、図1に示す
ように、枠部材11の四辺の直線部分に沿って第1遮蔽
部11cおよび第2遮蔽部11dが形成されているが、
枠部材11のスペーサ部11aの四隅にはLCDモジュ
ール1およびタッチパネル2の一部構造からの逃げのた
め、第1遮蔽部11cおよび第2遮蔽部11dが形成さ
れていない不設置区間Aが設けられている。この不設置
区間Aの内側に位置するスペーサ部11aの両側面上に
は、斜線で示す接着部12が設けられている。この接着
部12は両面テープ等を当該両側面に貼付することで形
成することが可能であり、この接着部12によりスペー
サ部11aの両側面上にLCDモジュール1またはタッ
チパネル2の隅部を固定することが可能である。
【0021】次に製造方法について説明する。まず、第
1遮蔽部11cおよび第2遮蔽部11dの不設置区間A
の内側に位置する枠部材11のスペーサ部11aの両側
面上に両面テープを貼付して接着部12を形成する。次
に、タッチパネル2の四隅を除く端縁を枠部材11の第
2遮蔽部11dの内側面に当接させると共に、タッチパ
ネル2の四隅の面を接着部12によりスペーサ部11a
の両側面上に接着して枠部材11とタッチパネル2とか
らなる複合体を得る。この複合体におけるスペーサ部1
1aとタッチパネル2との接合面が遮蔽される。次に、
複合体およびLCDモジュール1の表面にエアを吹き付
けて塵埃を除去した後、クリーンルーム(図示せず)内
に収容し、LCDモジュール1の四隅を除く端縁を複合
体における枠部材11の第1遮蔽部11cの内側面に当
接させると共に、複合体におけるスペーサ部11aの裏
面にLCDモジュール1の四隅の面を接着部12により
接着する。これにより、所望のタッチパネル式表示装置
を得る。
【0022】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、枠部材11にスペーサ部11a、第1遮蔽部11c
および第2遮蔽部11dを設けるように構成したので、
LCDモジュール1と枠部材11のスペーサ部11aと
の隙間およびタッチパネル2とスペーサ部11aとの隙
間を遮蔽することができ、LCDモジュール1とタッチ
パネル2との間への塵埃侵入を確実に防止することがで
き、動作信頼性に優れたタッチパネル式表示装置を得る
ことができるという効果がある。
【0023】この実施の形態1では、第1遮蔽部11c
および第2遮蔽部11dの不設置区間Aの内側のスペー
サ部11aの両側面上に接着部12を設けるように構成
したので、不設置区間AからのLCDモジュール1とタ
ッチパネル2との間への塵埃侵入を確実に防止すること
ができ、動作信頼性に優れたタッチパネル式表示装置を
得ることができるという効果がある。
【0024】また、この実施の形態1では、上述した構
成の枠部材11を介在させてLCDモジュール1とタッ
チパネル2とを接合するように構成したので、製造工程
の容易化を図ることができ、製造コストを削減すること
ができるという効果がある。
【0025】さらに、この実施の形態1では、図10に
示した従来の表示装置と異なり、製造工程の全てをクリ
ーンルーム(図示せず)内で行う必要がなく、枠部材1
1にタッチパネル2を固定してなる複合体をLCDモジ
ュール1に取り付ける工程のみを小型のクリーンルーム
(図示せず)内で行うことができ、製造コストを削減す
ることができる。また、この実施の形態1では、図10
に示した従来の表示装置と異なり、枠部材の全域に接着
部を設ける必要がないので、製造工程の容易化を図るこ
とができ、この点においても製造コストを削減すること
ができるという効果がある。
【0026】なお、この実施の形態1では、LCDモジ
ュール1およびタッチパネル2の一部構造からの逃げの
ため、第1遮蔽部11cおよび第2遮蔽部11dの不設
置区間Aを設けているが、上記逃げを考慮する必要がな
い場合にはスペーサ部11aの全域に第1遮蔽部11c
および第2遮蔽部11dを設けてもよい。その場合に
は、スペーサ部11aの全域においてLCDモジュール
1と枠部材11のスペーサ部11aとの隙間およびタッ
チパネル2とスペーサ部11aとの隙間を完全に遮蔽す
ることができるので、LCDモジュール1とタッチパネ
ル2との間への塵埃侵入を一層確実に防止することがで
き、動作信頼性に優れたタッチパネル式表示装置を得る
ことができると共に、接着部12の設置面積を必要最小
限に抑制できるので、組立工程の容易化を図って、製造
コストを削減することができるという効果がある。
【0027】この実施の形態1では、バックライト式の
LCDモジュール1を用いたが、この発明はこれに限定
されることなく、バックライト式よりも消費電力の小さ
い反射型TFT液晶表示装置等を用いたモジュールの使
用も可能である。
【0028】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2によるタッチパネル式表示装置の要部を示す概略断
面図である。なお、この実施の形態2の構成要素のう
ち、図10に示した従来のタッチパネル式表示装置およ
び実施の形態1の構成要素と共通するものについては、
同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
【0029】この実施の形態2の特徴は、枠部材11の
スペーサ部11aに、LCDモジュール1の液晶表示部
1aとスペーサ部11aとの接触を避ける逃げ部13を
設けた点にある。この実施の形態2における逃げ部13
は、スペーサ部11aの内側面のうち、LCDモジュー
ル1側の角部を断面矩形状に切り欠いて形成されてい
る。
【0030】なお、バックライト式のLCDモジュール
1の内部には、冷陰極管(図示せず)からの光を液晶表
示部1aの背後に導く導光板1cが配設されている。こ
の導光板1cからの光は液晶表示部1aと縁部材1bと
の境界Eを経由してタッチパネル2側に漏れると、表示
性能の低下を招く。このため、この実施の形態2では、
スペーサ部11aの内側面のうち、逃げ部13に隣接す
るタッチパネル2側の角部を遮光部14として残してい
る。
【0031】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、スペーサ部11aに逃げ部13を設けるように構成
したので、LCDモジュール1の液晶表示部1aとスペ
ーサ部11aとの接触による液晶モアレの発生を防止し
て、LCDモジュール1の表示性能の低下を防止するこ
とができるという効果がある。
【0032】この実施の形態2では、スペーサ部1aに
遮光部14を設けるように構成したので、液晶表示部1
aと縁部材1bとの境界Eからの光漏れを遮断して、L
CDモジュール1の表示性能の低下を防止することがで
きるという効果がある。
【0033】この実施の形態2では、逃げ部13に隣接
して遮光部14を設けるように構成したので、枠部材1
1の製作時に逃げ部13と遮光部14とを同時に形成す
ることができ、製造工程の容易化を図ることができると
いう効果がある。
【0034】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3によるタッチパネル式表示装置の要部を示す概略断
面図である。この実施の形態3の構成要素のうち、図1
0に示した従来のタッチパネル式表示装置および実施の
形態1等の構成要素と共通するものについては、同一符
号を付し、その部分の説明を省略する。
【0035】この実施の形態3の特徴は、実施の形態2
の構成に加え、枠部材11の第1遮蔽部11cにLCD
モジュール1の端縁を把持する第1把持爪15を設け、
第2遮蔽部11dにタッチパネル2の端縁を把持する第
2把持爪16を設けた点にある。第1把持爪15は第1
遮蔽部11cの先端からLCDモジュール1の面方向に
沿って延び、スペーサ部11aとの間にLCDモジュー
ル1を固定するものである。第2把持爪16は第2遮蔽
部11dの先端からタッチパネル2の面方向に沿って伸
び、スペーサ部11aとの間にタッチパネル2を固定す
るものである。
【0036】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、枠部材11の第1遮蔽部11cにLCDモジュール
1の端縁を把持する第1把持爪15を設け、第2遮蔽部
11dにタッチパネル2の端縁を把持する第2把持爪1
6を設けるように構成したので、枠部材11に、LCD
モジュール1およびタッチパネル2を確実に固定するこ
とができるという効果がある。
【0037】実施の形態4.図7(a)、図7(b)お
よび図7(c)はこの発明の実施の形態4によるタッチ
パネル式表示装置に用いられる枠部材の構成を示すもの
で、(a)は平面図であり、(b)は(a)のF矢視図
であり、(c)は(a)のG矢視図である。図8は図7
(a)のH−H線断面図であり、図9は図7(a)のI
−I線断面図である。この実施の形態4の構成要素のう
ち、図10に示した従来のタッチパネル式表示装置およ
び実施の形態1等の構成要素と共通するものについて
は、同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
【0038】実施の形態1から実施の形態3において
は、枠部材11のスペーサ部11a、第1遮蔽部11c
および第2遮蔽部11dの断面形状をT字形状に構成し
たのに対し、この実施の形態4では、枠部材11のスペ
ーサ部11a、第1遮蔽部11cおよび第2遮蔽部11
dの断面形状を部分的に非T字形状に構成した点に特徴
がある。即ち、この実施の形態4では、LCDモジュー
ル1の寸法がタッチパネル2よりも若干大きいので、図
8に示すように互いに対向する第1遮蔽部11c間の距
離は互いに対向する第2遮蔽部11d間の距離よりも長
く設定されている。このため、枠部材11のスペーサ部
11a、第1遮蔽部11cおよび第2遮蔽部11dの断
面形状が図8の右側断面に示すように非T字形状になっ
ている。この発明はこの構成に限定されることなく、勿
論、上記断面形状の全てが非T字形状になってもよい。
【0039】この実施の形態4では、LCDモジュール
1およびタッチパネル2に接続されるコード等の取り出
し空間を確保するために、枠部材11のスペーサ部11
aの四隅以外に第1遮蔽部11cおよび第2遮蔽部11
dを設けない不設置区間Aが設けられている。この不設
置区間Aの内側に位置するスペーサ部11aの両側面上
には接着部12が設けられている。
【0040】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、枠部材11にスペーサ部11a、第1遮蔽部11c
および第2遮蔽部11dを断面非T字形状で設けるよう
に構成したので、寸法の異なるLCDモジュール1およ
びタッチパネル2を枠部材11で固定する際に、LCD
モジュール1と枠部材11のスペーサ部11aとの隙間
およびタッチパネル2とスペーサ部11aとの隙間を遮
蔽することができ、LCDモジュール1とタッチパネル
2との間への塵埃侵入を確実に防止することができ、動
作信頼性に優れたタッチパネル式表示装置を得ることが
できるという効果がある。
【0041】この実施の形態4では、第1遮蔽部11c
および第2遮蔽部11dの不設置区間Aの内側のスペー
サ部11aの両側面上に接着部12を設けるように構成
したので、不設置区間AからのLCDモジュール1とタ
ッチパネル2との間への塵埃侵入を確実に防止すること
ができ、動作信頼性に優れたタッチパネル式表示装置を
得ることができるという効果がある。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、枠部
材に、液晶表示モジュールの液晶表示部とタッチパネル
との距離を維持するスペーサ部と、該スペーサ部の一側
面から突出して形成され前記スペーサ部と液晶表示モジ
ュールとの隙間を遮蔽する第1遮蔽部と、スペーサ部の
他側面から突出して形成されスペーサ部とタッチパネル
との隙間を遮蔽する第2遮蔽部とを設けるように構成し
たので、液晶表示モジュールと枠部材のスペーサ部との
隙間およびタッチパネルとスペーサ部との隙間を遮蔽す
ることができ、液晶表示モジュールとタッチパネルとの
間への塵埃侵入を確実に防止することができ、動作信頼
性に優れたタッチパネル式表示装置を得ることができる
という効果がある。
【0043】この発明によれば、枠部材のスペーサ部の
両側面のうち、第1遮蔽部および第2遮蔽部の不設置区
間の内側に位置する前記スペーサ部の両側面に、前記ス
ペーサ部に液晶表示モジュールおよびタッチパネルを接
合する接着部を設けるように構成したので、不設置区間
からの液晶表示モジュールとタッチパネルとの間への塵
埃侵入を確実に防止することができ、動作信頼性に優れ
たタッチパネル式表示装置を得ることができるという効
果がある。
【0044】この発明によれば、枠部材のスペーサ部
に、該スペーサ部と液晶表示モジュールの液晶表示部と
の接触を避ける逃げ部を設けるように構成したので、液
晶表示モジュールの液晶表示部とスペーサ部との接触に
よる液晶モアレの発生を防止して、液晶表示モジュール
の表示性能の低下を防止することができるという効果が
ある。
【0045】この発明によれば、枠部材の第1遮蔽部
に、液晶表示モジュールの端縁部を把持する第1把持爪
を設けるように構成したので、枠部材に液晶表示モジュ
ールを確実に固定することができるという効果がある。
【0046】この発明によれば、枠部材の第2遮蔽部
に、タッチパネルの端縁部を把持する第2把持爪を設け
るように構成したので、枠部材にタッチパネルを確実に
固定することができるという効果がある。
【0047】この発明によれば、枠部材のスペーサ部
に、液晶表示モジュールの液晶表示部と縁部材との隙間
に対向する位置に向けて張り出す遮光部を逃げ部に隣接
して設けるように構成したので、液晶表示部と縁部材と
の境界からの光漏れを遮断して、液晶表示モジュールの
表示性能の低下を防止することができるという効果があ
る。また、この発明によれば、逃げ部に隣接して遮光部
を設けるように構成したので、枠部材の製作時に逃げ部
と遮光部とを同時に形成することができ、製造工程の容
易化を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるタッチパネル
式表示装置の構成を示す平面図である。
【図2】 図1のB−B線断面図である。
【図3】 図2のC部を拡大して示す概略断面図であ
る。
【図4】 図3の構成を説明するための比較例を示す概
略断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるタッチパネル
式表示装置の要部を示す概略断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるタッチパネル
式表示装置の要部を示す概略断面図である。
【図7】 (a)、(b)および(c)はこの発明の実
施の形態4によるタッチパネル式表示装置に用いられる
枠部材の構成を示すもので、(a)は平面図であり、
(b)は(a)のF矢視図であり、(c)は(a)のG
矢視図である。
【図8】 図7(a)のH−H線断面図である。
【図9】 図7(a)のI−I線断面図である。
【図10】 従来のタッチパネル式表示装置の外部構成
を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 液晶表示モジュール、1a 液晶表示部、1b 縁
部材、2 タッチパネル、10 タッチパネル式表示装
置、11 枠部材、11a スペーサ部、11b 開口
部、11c 第1遮蔽部、11d 第2遮蔽部、12
接着部、13逃げ部、14 遮光部、15 第1把持
爪、16 第2把持爪、A 不設置区間。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 HA18 HA40 KA17 QA02 QA03 QA04 QA09 QA11 QA12 QA13 TA03 TA07 5B087 AC15 CC11 5G435 AA07 AA11 AA14 AA17 BB12 EE49 KK02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縁部材の内側に固定された液晶表示部を
    有する液晶表示モジュールと、該液晶表示モジュールの
    液晶表示部に対向する位置に配設されたタッチパネル
    と、該タッチパネルおよび前記液晶表示モジュールの両
    端縁間に配設された枠部材とを備え、該枠部材は、前記
    液晶表示モジュールの前記液晶表示部と前記タッチパネ
    ルとの距離を維持するスペーサ部と、該スペーサ部の一
    側面から突出して形成され前記スペーサ部と前記液晶表
    示モジュールとの隙間を遮蔽する第1遮蔽部と、前記ス
    ペーサ部の他側面から突出して形成され前記スペーサ部
    と前記タッチパネルとの隙間を遮蔽する第2遮蔽部とを
    有するタッチパネル式表示装置。
  2. 【請求項2】 枠部材のスペーサ部の両側面のうち、第
    1遮蔽部および第2遮蔽部の不設置区間の内側に位置す
    る前記スペーサ部の両側面に、前記スペーサ部に液晶表
    示モジュールおよびタッチパネルを接合する接着部を設
    けたことを特徴とする請求項1記載のタッチパネル式表
    示装置。
  3. 【請求項3】 枠部材のスペーサ部に、該スペーサ部と
    液晶表示モジュールの液晶表示部との接触を避ける逃げ
    部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のタッチパネル式表示装置。
  4. 【請求項4】 枠部材の第1遮蔽部に、液晶表示モジュ
    ールの端縁部を把持する第1把持爪を設けたことを特徴
    とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載
    のタッチパネル式表示装置。
  5. 【請求項5】 枠部材の第2遮蔽部に、タッチパネルの
    端縁部を把持する第2把持爪を設けたことを特徴とする
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のタッ
    チパネル式表示装置。
  6. 【請求項6】 枠部材のスペーサ部に、液晶表示モジュ
    ールの液晶表示部と縁部材との隙間に対向する位置に向
    けて張り出す遮光部を逃げ部に隣接して設けたことを特
    徴とする請求項3記載のタッチパネル式表示装置。
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