JP2007265113A - タッチパネル及びタッチパネル付液晶モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチパネルを液晶モジュールに装着する際に、タッチパネルのコーナー部が破
損しないようにしたタッチパネル及びタッチパネル付液晶モジュールを提供すること。
【解決手段】矩形状の液晶パネル3と、液晶パネルの外周囲を覆い各コーナー51〜54
にアールが設けられた前面枠5と、矩形状の上下基板8x、8y間にスイッチ機構が設け
られて貼り合わされた前面枠と実質的に等しいか僅かに小さなタッチパネル8と、を有し
、液晶パネルを前面枠で覆い前面枠の上にタッチパネルが載置固定されたタッチパネル付
液晶モジュール1において、タッチパネルは少なくとも一つのコーナー81〜84がカッ
トされ、各辺8a〜8dのうち少なくとも2辺の端面が前面枠の対応する辺5a〜5dの
端面に揃えられて位置決め固定されている。
【選択図】図1
損しないようにしたタッチパネル及びタッチパネル付液晶モジュールを提供すること。
【解決手段】矩形状の液晶パネル3と、液晶パネルの外周囲を覆い各コーナー51〜54
にアールが設けられた前面枠5と、矩形状の上下基板8x、8y間にスイッチ機構が設け
られて貼り合わされた前面枠と実質的に等しいか僅かに小さなタッチパネル8と、を有し
、液晶パネルを前面枠で覆い前面枠の上にタッチパネルが載置固定されたタッチパネル付
液晶モジュール1において、タッチパネルは少なくとも一つのコーナー81〜84がカッ
トされ、各辺8a〜8dのうち少なくとも2辺の端面が前面枠の対応する辺5a〜5dの
端面に揃えられて位置決め固定されている。
【選択図】図1
Description
本発明は液晶ディスプレイ等の表示面に配設し、使用者が表示画面の所定箇所を指やペ
ン等で押圧することにより指示、情報入力等を行なうことができるタッチパネル及びこの
タッチパネルを付設した液晶モジュールに関するものである。
ン等で押圧することにより指示、情報入力等を行なうことができるタッチパネル及びこの
タッチパネルを付設した液晶モジュールに関するものである。
液晶ディスプレイ等の表示画面上に配置し、使用者が表示画面の所定箇所を指やペン等
で押圧して指示、情報入力等を行なうことができるタッチパネルは、自動販売機、複写機
、ATM、カーナビゲーション等の各種機器に広く使用されている。
で押圧して指示、情報入力等を行なうことができるタッチパネルは、自動販売機、複写機
、ATM、カーナビゲーション等の各種機器に広く使用されている。
この種のタッチパネルとしては抵抗膜方式、アナログ容量結合方式、超音波表面弾性波
方式、赤外線方式など様々な方式のものが知られているが、例えば、電極が設けられた透
明部材からなる下基板と、同様の電極が設けられた可撓性を有する透明部材からなる上基
板とを有し、これらの上下基板が所定の隙間をあけて貼り合わされた構成を有し、可撓性
を有する上基板の所定箇所が押圧されることにより、上基板の電極が下基板の電極に接触
してスイッチがオンされるようになっている(下記特許文献1参照)。
方式、赤外線方式など様々な方式のものが知られているが、例えば、電極が設けられた透
明部材からなる下基板と、同様の電極が設けられた可撓性を有する透明部材からなる上基
板とを有し、これらの上下基板が所定の隙間をあけて貼り合わされた構成を有し、可撓性
を有する上基板の所定箇所が押圧されることにより、上基板の電極が下基板の電極に接触
してスイッチがオンされるようになっている(下記特許文献1参照)。
このようなタッチパネルは、液晶パネルに装着されて使用されるが、液晶パネルに装着
する際に、液晶パネルの表示画面に正確に位置合わせをして固定しなければならないこと
から、これまで様々な固定手段が採用されている。この種の固定手段としては、両面接着
テープ或いは接着剤等を使用する貼着手段が多く使用されているが、専用の部品、例えば
一体化ケースを使用したものも開発されている(下記特許文献2参照)。
する際に、液晶パネルの表示画面に正確に位置合わせをして固定しなければならないこと
から、これまで様々な固定手段が採用されている。この種の固定手段としては、両面接着
テープ或いは接着剤等を使用する貼着手段が多く使用されているが、専用の部品、例えば
一体化ケースを使用したものも開発されている(下記特許文献2参照)。
下記特許文献2に記載された液晶表示入力装置は、一体化ケースを使用してタッチパネ
ルと液晶パネルとを一体化するもので、この一体化ケースは、ケース本体に液晶パネルの
表示画面と略同じ大きさの開口部が形成され、この開口部は、その辺に板バネの先端を斜
め方向上に折り曲げられて足元がケース本体にネジ止めされた固定用着脱治具が設けられ
、ケース本体の裏面側に液晶パネルが接着剤で固定され、一方、表面側にタッチパネルが
固定用着脱治具で位置決め固定されるようになっている。この一体化ケースを使用すると
、タッチパネルを一体化ケースにワンタッチで装着することができる利点がある。
特開2004−227192号公報(図5、図6、段落〔0003〕〜〔0010〕)
特開平8−211359号公報(特許請求の範囲、図1)
ルと液晶パネルとを一体化するもので、この一体化ケースは、ケース本体に液晶パネルの
表示画面と略同じ大きさの開口部が形成され、この開口部は、その辺に板バネの先端を斜
め方向上に折り曲げられて足元がケース本体にネジ止めされた固定用着脱治具が設けられ
、ケース本体の裏面側に液晶パネルが接着剤で固定され、一方、表面側にタッチパネルが
固定用着脱治具で位置決め固定されるようになっている。この一体化ケースを使用すると
、タッチパネルを一体化ケースにワンタッチで装着することができる利点がある。
しかしながら、上記特許文献2に記載されている液晶表示入力装置のように、一体化ケ
ース及び着脱治具を使用すると、特殊な部品を必要とするのでコスト高を招くとともに、
装着作業が面倒になる。
ース及び着脱治具を使用すると、特殊な部品を必要とするのでコスト高を招くとともに、
装着作業が面倒になる。
近年、液晶パネルは、有効表示エリアが拡大される一方でパネルを支持する枠体フレー
ムが狭額縁化されている。この狭額縁化及び表示エリアの拡大に合わせてタッチパネルも
大型化し、液晶パネルと略同じ大きさになってきている。このような傾向から、部品点数
を少なくしてタッチパネルを液晶パネルに直に装着する方法が採用されている。例えば、
液晶パネルを収容するケース等を利用してタッチパネルの位置合わせをしつつタッチパネ
ルを液晶パネルに直に取り付けることが行なわれている。
ムが狭額縁化されている。この狭額縁化及び表示エリアの拡大に合わせてタッチパネルも
大型化し、液晶パネルと略同じ大きさになってきている。このような傾向から、部品点数
を少なくしてタッチパネルを液晶パネルに直に装着する方法が採用されている。例えば、
液晶パネルを収容するケース等を利用してタッチパネルの位置合わせをしつつタッチパネ
ルを液晶パネルに直に取り付けることが行なわれている。
図4は公知技術の液晶パネル前面枠とタッチパネルとの結合前の斜視図、図5は図4の
液晶パネル前面枠とタッチパネルとを結合したもので、図5(a)は平面図、図5(b)
は図5(a)のB部分の拡大平面図である。
液晶パネル前面枠とタッチパネルとを結合したもので、図5(a)は平面図、図5(b)
は図5(a)のB部分の拡大平面図である。
タッチパネル8及び液晶パネル(図示省略)は、図4に示すように、いずれも矩形状を
なし、この液晶パネルの外周囲を覆う前面枠5も矩形状になっている。すなわち、タッチ
パネル8は、対向する長辺8a、8c及び短辺8b、8dを有し、各辺の接合箇所にそれ
ぞれ直角なコーナー81〜84が形成され、一方の短辺8bにフレキシブル基板FPC3
が結合されている。また、前面枠5は金属材で形成されるが、タッチパネル8と同様に対
向する長辺5a、5c及び短辺5b、5dを有し各コーナー51〜54は絞り加工により
R(アール)形状となっている。
なし、この液晶パネルの外周囲を覆う前面枠5も矩形状になっている。すなわち、タッチ
パネル8は、対向する長辺8a、8c及び短辺8b、8dを有し、各辺の接合箇所にそれ
ぞれ直角なコーナー81〜84が形成され、一方の短辺8bにフレキシブル基板FPC3
が結合されている。また、前面枠5は金属材で形成されるが、タッチパネル8と同様に対
向する長辺5a、5c及び短辺5b、5dを有し各コーナー51〜54は絞り加工により
R(アール)形状となっている。
このタッチパネル8は、前面枠5上に載置され、接着剤等で固定される。このとき、タ
ッチパネル8の前面枠5への位置決めは、一つのコーナー、例えばコーナー51を基準と
して、このコーナー51とタッチパネル8の対応するコーナー81を合わせるとともに、
前面枠5の長辺5a及び短辺5bをタッチパネル8の対応する長辺8a及び短辺8bに合
わせることによって行なわれる。この位置決めにより、前面枠5とタッチパネル8とは、
各コーナー51と81及び52と82が重なる。この重なる箇所をみると、図5(b)に
示すように、前面枠5のコーナー52がR形状になっているので、タッチパネル8のコー
ナー82が前面枠5のコーナー52より外へはみ出てしまう。同様にコーナー81もコー
ナー51よりはみ出している。このようにタッチパネルのコーナーがはみ出すと、液晶パ
ネルにタッチパネルを固定する工程、或いはタッチパネルを装着した液晶パネルを機器等
に組み込む工程において、タッチパネルのコーナーが障害物等に衝突して破損し製品の不
良率が高くなる恐れがある。
ッチパネル8の前面枠5への位置決めは、一つのコーナー、例えばコーナー51を基準と
して、このコーナー51とタッチパネル8の対応するコーナー81を合わせるとともに、
前面枠5の長辺5a及び短辺5bをタッチパネル8の対応する長辺8a及び短辺8bに合
わせることによって行なわれる。この位置決めにより、前面枠5とタッチパネル8とは、
各コーナー51と81及び52と82が重なる。この重なる箇所をみると、図5(b)に
示すように、前面枠5のコーナー52がR形状になっているので、タッチパネル8のコー
ナー82が前面枠5のコーナー52より外へはみ出てしまう。同様にコーナー81もコー
ナー51よりはみ出している。このようにタッチパネルのコーナーがはみ出すと、液晶パ
ネルにタッチパネルを固定する工程、或いはタッチパネルを装着した液晶パネルを機器等
に組み込む工程において、タッチパネルのコーナーが障害物等に衝突して破損し製品の不
良率が高くなる恐れがある。
そこで、本発明はこのような従来技術の課題を解決するためになされたものであって、
本発明の目的は、タッチパネルのコーナー部が破損しないようにしたタッチパネルを提供
することにある。
本発明の目的は、タッチパネルのコーナー部が破損しないようにしたタッチパネルを提供
することにある。
また、本発明の他の目的は、タッチパネルと表示パネルとの位置合わせを正確にできる
とともにタッチパネルのコーナーが破損しないようにしたタッチパネル付液晶モジュール
を提供することにある。
とともにタッチパネルのコーナーが破損しないようにしたタッチパネル付液晶モジュール
を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のタッチパネルは、矩形状の2枚の第1、
第2基板間にスイッチ機構を設けて貼り合わせ、一方の基板の所定箇所を押圧することに
より前記スイッチ機構が作動されるタッチパネルにおいて、少なくとも一つのコーナーが
カットされていることを特徴とする。
第2基板間にスイッチ機構を設けて貼り合わせ、一方の基板の所定箇所を押圧することに
より前記スイッチ機構が作動されるタッチパネルにおいて、少なくとも一つのコーナーが
カットされていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタッチパネルにおいて、前記第1基
板は第2基板に比べて大きく且つ肉厚であり、該第1基板の端部に前記スイッチ機構に接
続されたフレキシブル基板が結合され、さらに該第1基板の少なくとも一つのコーナーが
カットされていることを特徴とする。
板は第2基板に比べて大きく且つ肉厚であり、該第1基板の端部に前記スイッチ機構に接
続されたフレキシブル基板が結合され、さらに該第1基板の少なくとも一つのコーナーが
カットされていることを特徴とする。
請求項3に記載のタッチパネル付液晶モジュールは、矩形状の液晶パネルと、前記液晶
パネルの外周囲を覆い各コーナーにアールが設けられた額縁状の枠体と、矩形状の第1、
第2基板間にスイッチ機構が設けられて貼り合わされた前記枠体と実質的に等しいか僅か
に小さなタッチパネルと、を有し、前記液晶パネルを前記枠体で覆い該枠体の上に前記タ
ッチパネルが載置固定されたタッチパネル付液晶モジュールにおいて、
前記タッチパネルは、少なくとも一つのコーナーがカットされ、各辺のうち少なくとも
2辺の端面が前記枠体の対応する辺の端面に揃えられて位置決め固定されていることを特
徴とする。
パネルの外周囲を覆い各コーナーにアールが設けられた額縁状の枠体と、矩形状の第1、
第2基板間にスイッチ機構が設けられて貼り合わされた前記枠体と実質的に等しいか僅か
に小さなタッチパネルと、を有し、前記液晶パネルを前記枠体で覆い該枠体の上に前記タ
ッチパネルが載置固定されたタッチパネル付液晶モジュールにおいて、
前記タッチパネルは、少なくとも一つのコーナーがカットされ、各辺のうち少なくとも
2辺の端面が前記枠体の対応する辺の端面に揃えられて位置決め固定されていることを特
徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のタッチパネル付液晶モジュールにお
いて、前記タッチパネルは、前記カットされたコーナー及び該コーナーに隣接する各辺の
端面と前記枠体の対応するコーナー及び各辺の端面とが揃えられて位置決め固定されてい
ることを特徴とする。
いて、前記タッチパネルは、前記カットされたコーナー及び該コーナーに隣接する各辺の
端面と前記枠体の対応するコーナー及び各辺の端面とが揃えられて位置決め固定されてい
ることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3に記載のタッチパネル付液晶モジュールにお
いて、前記タッチパネルの端部には前記スイッチ機構に接続されたフレキシブル基板が結
合されており、該フレキシブル基板が結合された端部近傍のコーナーがカットされている
ことを特徴とする。
いて、前記タッチパネルの端部には前記スイッチ機構に接続されたフレキシブル基板が結
合されており、該フレキシブル基板が結合された端部近傍のコーナーがカットされている
ことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項3又は5に記載のタッチパネル付液晶モジュー
ルにおいて、前記タッチパネルの第1基板は第2基板に比べて大きく且つ肉厚であり、該
第1基板の端部に前記スイッチ機構に接続されたフレキシブル基板が結合され、さらに該
第1基板の少なくとも一つのコーナーがカットされていることを特徴とする。
ルにおいて、前記タッチパネルの第1基板は第2基板に比べて大きく且つ肉厚であり、該
第1基板の端部に前記スイッチ機構に接続されたフレキシブル基板が結合され、さらに該
第1基板の少なくとも一つのコーナーがカットされていることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載のタッチパネル付液晶モジュー
ルにおいて、前記液晶パネルにはフレキシブル基板が接続されており、該フレキシブル基
板は前記タッチパネルのフレキシブル基板と同じ方向へ導出されていることを特徴とする
。
ルにおいて、前記液晶パネルにはフレキシブル基板が接続されており、該フレキシブル基
板は前記タッチパネルのフレキシブル基板と同じ方向へ導出されていることを特徴とする
。
本発明は、上記構成を備えることにより、以下の効果を奏する。すなわち、請求項1の
発明によれば、矩形状タッチパネルは、四方のコーナーのうち少なくとも一つのコーナー
がカットされるので、カットされたコーナーに障害物が当たってもこの部分からの亀裂、
欠損等の破損が発生することがなくなる。また、液晶パネルに装着時に、液晶パネルを覆
う枠体の隅部が絞り加工によりR(アール)が設けられていても、タッチパネルのコーナ
ー部分がこのR部分からはみ出すことがなくなるので障害物に接触することがなくなり、
亀裂、欠損等の破損を防止できる。
発明によれば、矩形状タッチパネルは、四方のコーナーのうち少なくとも一つのコーナー
がカットされるので、カットされたコーナーに障害物が当たってもこの部分からの亀裂、
欠損等の破損が発生することがなくなる。また、液晶パネルに装着時に、液晶パネルを覆
う枠体の隅部が絞り加工によりR(アール)が設けられていても、タッチパネルのコーナ
ー部分がこのR部分からはみ出すことがなくなるので障害物に接触することがなくなり、
亀裂、欠損等の破損を防止できる。
請求項2の発明によれば、タッチパネルを構成する基板の一方、例えば第1基板のサイ
ズを第2基板より大きくすることにより、両基板を貼り合せたときに第1基板にはみ出し
部分ができるので、このはみ出し部分を利用することによりフレキシブル基板の結合が容
易になる。また、第1基板を肉厚にすることで、コーナーカット時に亀裂、欠損等の破損
がし難くなる。なお、第2基板はユーザの指あるいはペン等により押圧される側に位置す
るため、通常可撓性を維持するために肉厚が薄いものが使用されるので、肉厚が薄いとコ
ーナーカット時に亀裂、欠損等の破損が起り易いが、第1基板を肉厚にし、この第1基板
のコーナーをカットすることにより、第2基板をカットする必要がなく破損等を未然に防
ぐことができる。
ズを第2基板より大きくすることにより、両基板を貼り合せたときに第1基板にはみ出し
部分ができるので、このはみ出し部分を利用することによりフレキシブル基板の結合が容
易になる。また、第1基板を肉厚にすることで、コーナーカット時に亀裂、欠損等の破損
がし難くなる。なお、第2基板はユーザの指あるいはペン等により押圧される側に位置す
るため、通常可撓性を維持するために肉厚が薄いものが使用されるので、肉厚が薄いとコ
ーナーカット時に亀裂、欠損等の破損が起り易いが、第1基板を肉厚にし、この第1基板
のコーナーをカットすることにより、第2基板をカットする必要がなく破損等を未然に防
ぐことができる。
請求項3の発明によれば、液晶パネルを覆う枠体にタッチパネルを載置固定する際に、
枠体のコーナー部が例えば絞り加工等によりR(アール)が設けられていても、このR部
分からタッチパネルのコーナーがはみ出すことがなくなり、この部分からの亀裂、欠損等
の破損を防止できる。また、タッチパネルの位置決めは、タッチパネルの少なくとも2辺
と枠体の対応する辺を揃えるだけでできるので、位置合わせが正確かつ簡単にできる。
枠体のコーナー部が例えば絞り加工等によりR(アール)が設けられていても、このR部
分からタッチパネルのコーナーがはみ出すことがなくなり、この部分からの亀裂、欠損等
の破損を防止できる。また、タッチパネルの位置決めは、タッチパネルの少なくとも2辺
と枠体の対応する辺を揃えるだけでできるので、位置合わせが正確かつ簡単にできる。
請求項4の発明によれば、タッチパネルの位置決めは、カットされたコーナー及び該コ
ーナーに隣接する2辺の端面と枠体の対応するコーナー及び各辺の端面とで行なわれるの
で、位置決めが正確になるとともに枠体の端部からタッチパネルのコーナーがはみ出るこ
とがない。
ーナーに隣接する2辺の端面と枠体の対応するコーナー及び各辺の端面とで行なわれるの
で、位置決めが正確になるとともに枠体の端部からタッチパネルのコーナーがはみ出るこ
とがない。
請求項5の発明によれば、フレキシブル基板が接続される近傍のコーナーがカットされ
ているので、コーナー破損によるフレキシブル基板の接続不良の恐れがなくなる。
ているので、コーナー破損によるフレキシブル基板の接続不良の恐れがなくなる。
請求項6の発明によれば、タッチパネル付液晶モジュールにおいて、上記請求項2の発
明の効果と同様の効果を奏することができる。
明の効果と同様の効果を奏することができる。
請求項7の発明によれば、同一部分にタッチパネルのフレキシブル基板と液晶モジュー
ルのフレキシブル基板を配設したので、タッチパネル付液晶モジュールを小型化できる。
ルのフレキシブル基板を配設したので、タッチパネル付液晶モジュールを小型化できる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態
は、本発明の技術思想を具体化するためのタッチパネル及びタッチパネル付液晶モジュー
ルを例示するものであって、本発明をこのタッチパネル及びタッチパネル付液晶モジュー
ルに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態
のものも等しく適応し得るものである。
は、本発明の技術思想を具体化するためのタッチパネル及びタッチパネル付液晶モジュー
ルを例示するものであって、本発明をこのタッチパネル及びタッチパネル付液晶モジュー
ルに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態
のものも等しく適応し得るものである。
図1は本発明の1実施例に係るタッチパネル付液晶モジュールの分解斜視図、図2は図
1の液晶パネル前面枠とタッチパネルとの結合前の斜視図、図3は図2の液晶パネル前面
枠とタッチパネルとを結合したもので、図3(a)は平面図、図3(b)は図3(a)の
A部分の拡大平面図、図3(c)は図3(a)のB部分の拡大平面図である。なお、これ
らの図面には、理解を容易にするために、図4及び図5に示す従来技術の構成と同一の部
分には同一符号を付している。
1の液晶パネル前面枠とタッチパネルとの結合前の斜視図、図3は図2の液晶パネル前面
枠とタッチパネルとを結合したもので、図3(a)は平面図、図3(b)は図3(a)の
A部分の拡大平面図、図3(c)は図3(a)のB部分の拡大平面図である。なお、これ
らの図面には、理解を容易にするために、図4及び図5に示す従来技術の構成と同一の部
分には同一符号を付している。
タッチパネル付液晶モジュール1は、図1に示すように、液晶モジュール2と、この液
晶モジュール2の表示面に装着されるタッチパネル8とで構成されている。
晶モジュール2の表示面に装着されるタッチパネル8とで構成されている。
液晶モジュール2は、図1に示すように、矩形状の液晶パネル3と、この液晶パネルが
載置されて固定する支持枠4と、この支持枠に係止されて支持枠に載置された液晶パネル
3を固定する前面枠5と、この支持枠4に収容された液晶パネル3の裏面を覆う裏蓋ケー
ス6とを有している。
載置されて固定する支持枠4と、この支持枠に係止されて支持枠に載置された液晶パネル
3を固定する前面枠5と、この支持枠4に収容された液晶パネル3の裏面を覆う裏蓋ケー
ス6とを有している。
液晶パネル3は、所定長さの長辺及び短辺を有する矩形状の2枚の基板3a、3bを間
に枠状のシール部材(図示省略)を介在させて貼り合わせ、この貼り合せた2枚の基板3
a、3bとシール部材との間に形成された空間に液晶(図示省略)が封入された構成を有
している。この液晶パネル3は、長辺及び短辺の各一辺にフレキシブル基板(FPC:Fl
exible Printed Circuit)FPC1、FPC2が装着され、一方のフレキシブル基板FP
C1には、制御回路基板PBが直接接続され、他方の基板FPC2には、フレキシブルケ
ーブルFCが接続されている。なお、液晶パネル3は、図示しないがフレキシブル基板F
PC1、FPC2が装着された辺に多数本の配線が引回されてこれらの引回し線がそれぞ
れのフレキシブル基板に接続された構造となっている。また、これらの制御回路基板PB
及びフレキシブルケーブルFCは、フレキシブル基板FPC1、FPC2を介して折り曲
げ自在となっており、組み立て時には、支持枠4と裏蓋ケース6との間に収納され、そこ
でフレキシブルケーブルFCは制御回路基板PBに接続される。
に枠状のシール部材(図示省略)を介在させて貼り合わせ、この貼り合せた2枚の基板3
a、3bとシール部材との間に形成された空間に液晶(図示省略)が封入された構成を有
している。この液晶パネル3は、長辺及び短辺の各一辺にフレキシブル基板(FPC:Fl
exible Printed Circuit)FPC1、FPC2が装着され、一方のフレキシブル基板FP
C1には、制御回路基板PBが直接接続され、他方の基板FPC2には、フレキシブルケ
ーブルFCが接続されている。なお、液晶パネル3は、図示しないがフレキシブル基板F
PC1、FPC2が装着された辺に多数本の配線が引回されてこれらの引回し線がそれぞ
れのフレキシブル基板に接続された構造となっている。また、これらの制御回路基板PB
及びフレキシブルケーブルFCは、フレキシブル基板FPC1、FPC2を介して折り曲
げ自在となっており、組み立て時には、支持枠4と裏蓋ケース6との間に収納され、そこ
でフレキシブルケーブルFCは制御回路基板PBに接続される。
支持枠4は、周囲が対向する長辺及び短辺の枠片4a〜4dで囲まれ、その中に液晶パ
ネル3の外形より若干小さい大きさの窓口40が形成された額縁状の枠体からなり、合成
樹脂材で形成されている。各長辺及び短辺の枠片4a〜4dは、所定幅の側壁を有し、こ
れらの側壁が上方へ突出して、これらの突出部に囲まれるように液晶パネルが載置され固
定されるようになっている。また、各枠片4a〜4dの外側壁には、前面枠5及び裏蓋ケ
ース6の側壁と係合される係止部が設けられている。なお、この支持枠の内部には図示し
ていないが、光源、導光板、プリズムシート等で構成されるバックライトユニットが収納
される。
ネル3の外形より若干小さい大きさの窓口40が形成された額縁状の枠体からなり、合成
樹脂材で形成されている。各長辺及び短辺の枠片4a〜4dは、所定幅の側壁を有し、こ
れらの側壁が上方へ突出して、これらの突出部に囲まれるように液晶パネルが載置され固
定されるようになっている。また、各枠片4a〜4dの外側壁には、前面枠5及び裏蓋ケ
ース6の側壁と係合される係止部が設けられている。なお、この支持枠の内部には図示し
ていないが、光源、導光板、プリズムシート等で構成されるバックライトユニットが収納
される。
前面枠5は、周囲が対向する長辺及び短辺の枠片5a〜5dで囲まれ、その中に液晶パ
ネルの表示面を露出させる窓口50が形成された額縁状の枠体からなり、例えば金属材で
形成されている。額縁状の前面枠5の4隅のコーナー51〜54には、絞り加工によりR
(アール)、すなわち丸みがつけられている。なお、コーナー53は図1ではタッチパネ
ル8の下に隠れている。各コーナー51〜54にRを設けるのは枠体自体の機械的な強度
を向上させるためである。
ネルの表示面を露出させる窓口50が形成された額縁状の枠体からなり、例えば金属材で
形成されている。額縁状の前面枠5の4隅のコーナー51〜54には、絞り加工によりR
(アール)、すなわち丸みがつけられている。なお、コーナー53は図1ではタッチパネ
ル8の下に隠れている。各コーナー51〜54にRを設けるのは枠体自体の機械的な強度
を向上させるためである。
裏蓋ケース6は、支持枠4と略同じ形状の矩形状の底板6aと、この底板6aの外周縁
から折曲された背低の側板6b〜6eとを有し、上方が開口した浅底の箱型ケースからな
り、板金加工により形成されている。
から折曲された背低の側板6b〜6eとを有し、上方が開口した浅底の箱型ケースからな
り、板金加工により形成されている。
液晶モジュール2の組み立ては、支持枠4の上に液晶パネル3を載置して、この液晶パ
ネル3に接続された各フレキシブル基板FPC1、FPC2を支持枠4の裏面側へ折り曲
げて、これらの基板に連結された制御回路基板PBとフレキシブルケーブルFCを液晶パ
ネル3と裏蓋ケース6との間に挿入する。なお、この折り曲げの後、フレキシブル基板F
PC2は保護シートSにより覆われる。これによりフレキシブル基板FPC2の損傷を防
ぐことができ、接続不良等の障害を防止することができる。裏蓋ケース6は、側板6b〜
6eに設けられた係止穴等を支持枠4の枠片4a〜4dに設けられた係止部に係合させる
ことにより支持枠4に固定される。次いで、前面枠5を液晶パネル3の外周囲を覆うよう
に、前面枠5の枠片5a〜5dに設けられた係止穴等を支持枠4の枠片4a〜4dに設け
られた係止部に係合させることにより、支持枠4に固定する。これにより、液晶モジュー
ル2の組み立てが終了する。
ネル3に接続された各フレキシブル基板FPC1、FPC2を支持枠4の裏面側へ折り曲
げて、これらの基板に連結された制御回路基板PBとフレキシブルケーブルFCを液晶パ
ネル3と裏蓋ケース6との間に挿入する。なお、この折り曲げの後、フレキシブル基板F
PC2は保護シートSにより覆われる。これによりフレキシブル基板FPC2の損傷を防
ぐことができ、接続不良等の障害を防止することができる。裏蓋ケース6は、側板6b〜
6eに設けられた係止穴等を支持枠4の枠片4a〜4dに設けられた係止部に係合させる
ことにより支持枠4に固定される。次いで、前面枠5を液晶パネル3の外周囲を覆うよう
に、前面枠5の枠片5a〜5dに設けられた係止穴等を支持枠4の枠片4a〜4dに設け
られた係止部に係合させることにより、支持枠4に固定する。これにより、液晶モジュー
ル2の組み立てが終了する。
組み立てられた液晶モジュール2の表示面には、タッチパネル8が装着されるので、以
下に、このタッチパネル8の構造及び装着方法を説明する。
下に、このタッチパネル8の構造及び装着方法を説明する。
タッチパネル8は、図1及び図2に示すように、全体形状が前面枠5と略同じ又は若干
長手方向の長さを短長にした矩形状の透明部材からなる上下基板8x、8yを有し、これ
らの上下基板8x、8y間にスイッチ機構が配設されて貼り合わされた構成を有している
。スイッチ機構は、公知の何れの方式のものであっても良く、図示しないが例えば上記特
許文献2に記載されたような機構、すなわち各基板に電極及び配線等が配設されたものと
なっている。
長手方向の長さを短長にした矩形状の透明部材からなる上下基板8x、8yを有し、これ
らの上下基板8x、8y間にスイッチ機構が配設されて貼り合わされた構成を有している
。スイッチ機構は、公知の何れの方式のものであっても良く、図示しないが例えば上記特
許文献2に記載されたような機構、すなわち各基板に電極及び配線等が配設されたものと
なっている。
上下基板8x、8yのうち、下基板8xは、上基板8yよりも外形が若干大きく、かつ
上基板8yよりも肉厚に形成され、一方、上基板8yは肉薄に形成されて可撓性を有して
いる。下基板8xには、上下基板8x、8yに設けられた電極(図示省略)に接続された
フレキシブル基板FPC3が短辺8bに結合されている。下基板8xを上基板8yより大
きくすると、上下基板を貼り合せたときに張り出し部ができるので、この張り出し部分に
フレキシブル基板を接続できるようになるので、このフレキシブル基板の結合が容易にな
る。
上基板8yよりも肉厚に形成され、一方、上基板8yは肉薄に形成されて可撓性を有して
いる。下基板8xには、上下基板8x、8yに設けられた電極(図示省略)に接続された
フレキシブル基板FPC3が短辺8bに結合されている。下基板8xを上基板8yより大
きくすると、上下基板を貼り合せたときに張り出し部ができるので、この張り出し部分に
フレキシブル基板を接続できるようになるので、このフレキシブル基板の結合が容易にな
る。
これらの上下基板8x、8yは、所定の隙間をあけて貼り合わされる。貼り合わされた
タッチパネル8は、液晶パネル3を覆った前面枠5上に載置され、接着剤等の固定手段に
より固定される。ところが、前面枠5の各コーナー51〜54がR形状になっているので
、タッチパネル8を前面枠に載置・固定すると、タッチパネル8のコーナー81〜84が
前面枠5のコーナーから外へはみ出してしまうので、このはみ出しをなくするために、タ
ッチパネル8のコーナーをカットする。カットするコーナーは、前面枠5の位置合わせの
基準となるコーナーに対応するコーナー、例えばコーナー51を基準とする場合には、こ
のコーナーに対応するコーナー81、及びこのコーナーに最も近接したコーナー82、或
いはいずれか一方のコーナーに選定される。尚、図1〜図3では、コーナー81、82が
カットされている。このカットは、前面枠5上に積層されたとき、コーナー51のR部分
を覆うことなくこの部分が露出されるように斜めに切除、すなわち面取りされる。この切
除によって、斜めの切除面101、102が形成される。また、下基板8xは上基板8y
より大きくなっているので、各コーナー81、82のカットは、下基板8xのみをカット
することにより形成される。下基板8xは上基板8yより肉厚になっているので、コーナ
ーカット時に亀裂、欠損等の破損がし難いため、好適にはこのように下基板8xのみをカ
ットする。
タッチパネル8は、液晶パネル3を覆った前面枠5上に載置され、接着剤等の固定手段に
より固定される。ところが、前面枠5の各コーナー51〜54がR形状になっているので
、タッチパネル8を前面枠に載置・固定すると、タッチパネル8のコーナー81〜84が
前面枠5のコーナーから外へはみ出してしまうので、このはみ出しをなくするために、タ
ッチパネル8のコーナーをカットする。カットするコーナーは、前面枠5の位置合わせの
基準となるコーナーに対応するコーナー、例えばコーナー51を基準とする場合には、こ
のコーナーに対応するコーナー81、及びこのコーナーに最も近接したコーナー82、或
いはいずれか一方のコーナーに選定される。尚、図1〜図3では、コーナー81、82が
カットされている。このカットは、前面枠5上に積層されたとき、コーナー51のR部分
を覆うことなくこの部分が露出されるように斜めに切除、すなわち面取りされる。この切
除によって、斜めの切除面101、102が形成される。また、下基板8xは上基板8y
より大きくなっているので、各コーナー81、82のカットは、下基板8xのみをカット
することにより形成される。下基板8xは上基板8yより肉厚になっているので、コーナ
ーカット時に亀裂、欠損等の破損がし難いため、好適にはこのように下基板8xのみをカ
ットする。
以下、前面枠5の各コーナー51〜54のうち、一つのコーナー51を基準としたタッ
チパネル8の位置合わせについて説明する。
タッチパネル8は、図2に示すように、前面枠5と略同じ矩形状をなし、対向する長辺
8a、8cと短辺8b、8dと、4つのコーナー81〜84とを有している。
このタッチパネル8は、コーナー81を前面枠5の基準となるコーナー51に合わせる
とともにこのコーナー51に隣接する長辺8a及び短辺8bを前面枠の長辺5a辺及び短
辺5bに重ねることにより、各辺の端面が揃えられる。このように、ひとつのコーナーを
基準コーナーとし、基準コーナーに隣接する2辺を用いてそれぞれ位置合わせすることに
より、タッチパネル8を液晶モジュール2の前面枠5に対するX−Y方向(縦−横方向)
における正確な位置合わせを行なうことが可能となる。なお、位置合わせは2辺である必
要はなく、ひとつの基準コーナーとひとつの辺をそれぞれ揃えることにより行なうように
してもよい。
チパネル8の位置合わせについて説明する。
タッチパネル8は、図2に示すように、前面枠5と略同じ矩形状をなし、対向する長辺
8a、8cと短辺8b、8dと、4つのコーナー81〜84とを有している。
このタッチパネル8は、コーナー81を前面枠5の基準となるコーナー51に合わせる
とともにこのコーナー51に隣接する長辺8a及び短辺8bを前面枠の長辺5a辺及び短
辺5bに重ねることにより、各辺の端面が揃えられる。このように、ひとつのコーナーを
基準コーナーとし、基準コーナーに隣接する2辺を用いてそれぞれ位置合わせすることに
より、タッチパネル8を液晶モジュール2の前面枠5に対するX−Y方向(縦−横方向)
における正確な位置合わせを行なうことが可能となる。なお、位置合わせは2辺である必
要はなく、ひとつの基準コーナーとひとつの辺をそれぞれ揃えることにより行なうように
してもよい。
タッチパネル8のコーナー81が前面枠5の基準コーナー51に合わされ、同時に各長
辺8a及び短辺8bが前面枠の長辺5a辺及び短辺5bに重ねられて各辺の端面が合わさ
れると、タッチパネル8のコーナー81、82がカットされているので、図3(b)に示
すように、コーナー82が前面枠5のコーナー52から外へはみ出すことがない。なお、
コーナー82もコーナー52から外へはみ出すことがない。また、他の残りのコーナー8
3、84は、タッチパネル8を前面枠5と略同じ大きさにしたときはカットされるが、小
さくしたときは、図3(c)に示すように、前面枠のコーナー54がコーナー84よりも
外側に露出するのでカットする必要はない。また、タッチパネルの長辺及び短辺の長さを
前面枠5の長辺及び短辺の長さより僅かに短くした場合には、コーナー84がはみ出すこ
ともないため、カットする必要はない。
辺8a及び短辺8bが前面枠の長辺5a辺及び短辺5bに重ねられて各辺の端面が合わさ
れると、タッチパネル8のコーナー81、82がカットされているので、図3(b)に示
すように、コーナー82が前面枠5のコーナー52から外へはみ出すことがない。なお、
コーナー82もコーナー52から外へはみ出すことがない。また、他の残りのコーナー8
3、84は、タッチパネル8を前面枠5と略同じ大きさにしたときはカットされるが、小
さくしたときは、図3(c)に示すように、前面枠のコーナー54がコーナー84よりも
外側に露出するのでカットする必要はない。また、タッチパネルの長辺及び短辺の長さを
前面枠5の長辺及び短辺の長さより僅かに短くした場合には、コーナー84がはみ出すこ
ともないため、カットする必要はない。
この構成により、タッチパネル8を液晶モジュール2に装着した際、液晶パネル3を覆
う前面枠5の隅角部に絞り加工によりRが設けられていても、このR部分からタッチパネ
ル8のコーナー部分がはみ出すことがなくなり亀裂、欠損等の破損を防止できる。また、
タッチパネル8を液晶モジュール2に装着する際、液晶パネル3の各フレキシブル基板F
PC1、FPC2とタッチパネル8のフレキシブル基板FPC3とを同一方向へ導出させ
ることにより、配線のためのスペースを複数のフレキシブルケーブルFCの配線スペース
として有効利用することができ、タッチパネル付液晶モジュールを小型化することができ
る。
う前面枠5の隅角部に絞り加工によりRが設けられていても、このR部分からタッチパネ
ル8のコーナー部分がはみ出すことがなくなり亀裂、欠損等の破損を防止できる。また、
タッチパネル8を液晶モジュール2に装着する際、液晶パネル3の各フレキシブル基板F
PC1、FPC2とタッチパネル8のフレキシブル基板FPC3とを同一方向へ導出させ
ることにより、配線のためのスペースを複数のフレキシブルケーブルFCの配線スペース
として有効利用することができ、タッチパネル付液晶モジュールを小型化することができ
る。
1 タッチパネル付液晶モジュール
2 液晶モジュール
3 液晶パネル
4 支持枠
5 前面枠(枠体)
51〜54 (前面枠の)コーナー
6 裏蓋ケース
8 タッチパネル
81〜84 (タッチパネルの)コーナー
8x 下基板
8y 上基板
101〜102 切除面
FPC1〜FPC3 フレキシブル基板
2 液晶モジュール
3 液晶パネル
4 支持枠
5 前面枠(枠体)
51〜54 (前面枠の)コーナー
6 裏蓋ケース
8 タッチパネル
81〜84 (タッチパネルの)コーナー
8x 下基板
8y 上基板
101〜102 切除面
FPC1〜FPC3 フレキシブル基板
Claims (7)
- 矩形状の2枚の第1、第2基板間にスイッチ機構を設けて貼り合わせ、一方の基板の所
定箇所を押圧することにより前記スイッチ機構が作動されるタッチパネルにおいて、少な
くとも一つのコーナーがカットされていることを特徴とするタッチパネル。 - 前記第1基板は第2基板に比べて大きく且つ肉厚であり、該第1基板の端部に前記スイ
ッチ機構に接続されたフレキシブル基板が結合され、さらに該第1基板の少なくとも一つ
のコーナーがカットされていることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル。 - 矩形状の液晶パネルと、前記液晶パネルの外周囲を覆い各コーナーにアールが設けられ
た額縁状の枠体と、矩形状の第1、第2基板間にスイッチ機構が設けられて貼り合わされ
た前記枠体と実質的に等しいか僅かに小さなタッチパネルと、を有し、前記液晶パネルを
前記枠体で覆い該枠体の上に前記タッチパネルが載置固定されたタッチパネル付液晶モジ
ュールにおいて、
前記タッチパネルは、少なくとも一つのコーナーがカットされ、各辺のうち少なくとも
2辺の端面が前記枠体の対応する辺の端面に揃えられて位置決め固定されていることを特
徴とするタッチパネル付液晶モジュール。 - 前記タッチパネルは、前記カットされたコーナー及び該コーナーに隣接する各辺の端面
と前記枠体の対応するコーナー及び各辺の端面とが揃えられて位置決め固定されているこ
とを特徴とする請求項3に記載のタッチパネル付液晶モジュール。 - 前記タッチパネルの端部には前記スイッチ機構に接続されたフレキシブル基板が結合さ
れており、該フレキシブル基板が結合された端部近傍のコーナーがカットされていること
を特徴とする請求項3に記載のタッチパネル付液晶モジュール。 - 前記タッチパネルの第1基板は第2基板に比べて大きく且つ肉厚であり、該第1基板の
端部に前記スイッチ機構に接続されたフレキシブル基板が結合され、さらに該第1基板の
少なくとも一つのコーナーがカットされていることを特徴とする請求項3又は5に記載の
タッチパネル付液晶モジュール。 - 前記液晶パネルにはフレキシブル基板が接続されており、該フレキシブル基板は前記タ
ッチパネルのフレキシブル基板と同じ方向へ導出されていることを特徴とする請求項5又
は6に記載のタッチパネル付液晶モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006090374A JP2007265113A (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | タッチパネル及びタッチパネル付液晶モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006090374A JP2007265113A (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | タッチパネル及びタッチパネル付液晶モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007265113A true JP2007265113A (ja) | 2007-10-11 |
Family
ID=38638024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006090374A Withdrawn JP2007265113A (ja) | 2006-03-29 | 2006-03-29 | タッチパネル及びタッチパネル付液晶モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007265113A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101561569B (zh) * | 2008-07-03 | 2010-12-29 | 东莞市飞尔液晶显示器有限公司 | 液晶屏贴接触摸屏防碎固定方法及结构 |
JP2014026664A (ja) * | 2009-07-15 | 2014-02-06 | Casio Comput Co Ltd | 電子機器 |
CN110390878A (zh) * | 2019-07-23 | 2019-10-29 | 昆山国显光电有限公司 | 一种显示面板和显示装置 |
-
2006
- 2006-03-29 JP JP2006090374A patent/JP2007265113A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101561569B (zh) * | 2008-07-03 | 2010-12-29 | 东莞市飞尔液晶显示器有限公司 | 液晶屏贴接触摸屏防碎固定方法及结构 |
JP2014026664A (ja) * | 2009-07-15 | 2014-02-06 | Casio Comput Co Ltd | 電子機器 |
JP2015057743A (ja) * | 2009-07-15 | 2015-03-26 | カシオ計算機株式会社 | 電子機器 |
CN110390878A (zh) * | 2019-07-23 | 2019-10-29 | 昆山国显光电有限公司 | 一种显示面板和显示装置 |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080220 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100108 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100119 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20100303 |