JP2001133782A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2001133782A
JP2001133782A JP31782699A JP31782699A JP2001133782A JP 2001133782 A JP2001133782 A JP 2001133782A JP 31782699 A JP31782699 A JP 31782699A JP 31782699 A JP31782699 A JP 31782699A JP 2001133782 A JP2001133782 A JP 2001133782A
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JP31782699A
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English (en)
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Kenta Endo
健太 遠藤
Yuichi Kanesaka
裕一 金坂
Takayuki Ota
享之 太田
Naoto Kobayashi
直人 小林
Hisashi Ishino
寿 石野
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
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Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立て時に、バックライトユニット内の反
射シートの位置ずれが起こるのを防止して、組み立て工
程時の作業性を向上させた液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 液晶表示素子と、前記液晶表示素子の表
示面と反対側の面に配置されるバックライトユニットと
を有し、前記バックライトユニットは、前記液晶表示素
子に照射光を照射する光源と、一部が前記光源の前記液
晶表示素子側と反対の側に位置する反射シートと、前記
光源と前記反射シートとを収納する収納部材とを有する
液晶表示装置であって、前記反射シートは、前記光源に
平行で、かつ、前記光源から遠い側の端部に突起部を有
し、前記収納部材は、前記反射シートの突起部が挿入さ
れる貫通孔あるいは穴を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ、ワークステーション等に用いられる液晶表示装
置に係わり、特に、液晶表示素子の表示面と反対側の面
に配置されるバックライトユニットに適用して有効な技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】STN(Super Twisted Nematic)方
式、あるいはTFT(Thin Film Transister)の液晶表
示モジュールは、ノート型パソコン等の表示装置として
広く使用されている。これらの液晶表示モジュールは、
周囲に駆動回路部が配置された液晶表示パネルと、当該
液晶表示パネルを照射するバックライトユニットとで構
成される。このバックライトユニットは、モールド内
に、例えば、光源から照射される光を、光源から離れた
方へ導き、液晶表示パネル全体に光を均一に照射するた
めの導光体と、導光体の側面近傍に、導光体の側面に沿
って当該側面と平行に配置される線状光源である冷陰極
蛍光灯と、導光体上に配置される拡散シートと、拡散シ
ートの上に配置されるレンズシ−ト(プリズムシートと
も称される)と、導光体の下側に延長配置される反射シ
ートとが収納されて構成される。なお、このような技術
は、例えば、特公昭60−19474号公報、実開平4
−22780号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記バックライトユニ
ットのモールドは、楔型の導光体を収納するため、冷陰
極蛍光灯側の側壁は高く、冷陰極蛍光灯と対向する側の
側壁は低くなっている。そして、前記反射シートは、導
光体とモールドとの間に配置されるが、従来、この反射
シートは、モールドの側壁により位置決めされていた。
しかしながら、近年、液晶表示モジュールの薄型化によ
り、モールド自体が薄型化され、そのため、モールドの
冷陰極蛍光灯と対向する側の側壁がより低くなってきて
いる。そして、従来のように、反射シートがモールドの
側壁により位置決めされている場合には、反射シートの
位置ずれにより、反射シートがモールドの冷陰極蛍光灯
と対向する側の側壁上に乗り上げ易いので、液晶表示モ
ジュールの組み立て工程において、反射シートの位置ず
れが起こり、モールドの冷陰極蛍光灯と対向する側の側
壁上に乗り上げた場合には、組み立て工程中に、反射シ
ートの位置を修正する必要があった。このように、従来
の液晶表示モジュールでは、組み立て工程の作業性に問
題があった。
【0004】さらに、前記モールドは合成樹脂を金型に
注入して形成されるが、モールドを金型から引き離す際
に、モールドが金型に引っ張られてモールド側壁の縁に
不要な突起(バリ)が発生する場合があった。そして、
液晶表示モジュールの狭額縁化、あるいは薄型化によ
り、この不要な突起が発生すると、この不要な突起によ
り液晶表示パネルの液晶層に局所的な力が加わり、液晶
表示パネルの表示面に波紋状の縞模様が生じ、表示画面
の表示品質が著しく損なわれるという問題点があった。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになさ
れたものであり、本発明の目的は、液晶表示装置におい
て、組み立て工程時の作業性を向上させることが可能と
なる技術を提供することにある。また、本発明の他の目
的は、液晶表示装置において、液晶表示素子の表示品質
を向上させることが可能となる技術を提供することにあ
る。本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴
は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。即ち、本発明は、液晶表示素子と、
前記液晶表示素子の表示面と反対側の面に配置されるバ
ックライトユニットとを有し、前記バックライトユニッ
トは、前記液晶表示素子に照射光を照射する光源と、一
部が前記光源の前記液晶表示素子側と反対の側に位置す
る反射シートと、前記光源と前記反射シートとを収納す
る収納部材とを有する液晶表示装置であって、前記反射
シートは、前記光源に平行で、かつ、前記光源から遠い
側の端部に突起部を有し、前記収納部材は、前記反射シ
ートの突起部が挿入される貫通孔あるいは穴を有するこ
とを特徴とする。前述の手段によれば、モールドに設け
られた貫通孔あるいは穴に、反射シートの突起部が挿入
されるので、組み立て工程中に、反射シートの位置ずれ
が起こるのを防止することできる。これにより、従来の
ように、反射シートの位置ずれを修正する必要がないの
で、作業性を向上させることが可能となる。
【0006】また、本発明は、液晶表示素子と、前記液
晶表示素子の表示面と反対側の面に配置されるバックラ
イトユニットとを有し、前記バックライトユニットは、
前記液晶表示素子に照射光を照射する光源と、前記光源
を収納する収納部材とを有する液晶表示装置であって、
前記収納部材は、側壁を有し、前記側壁は、前記光源の
延長方向と同一方向の厚さが前記液晶表示素子側ほど薄
くなるように、前記側壁の外側以外の縁が斜め形状に面
取りされていることを特徴する。前述の手段によれば、
モールドを金型から引き離す際に、モールドの縁に不要
な突起部が生じるのを防止することができる。これによ
り、従来のように、モールドに生じた不要な突起によ
り、液晶表示素子の表示画面に波紋状の縞模様が生じる
のを防止して、液晶表示素子に表示される表示画面の表
示品質を向上させることが可能となる。
【0007】また、本発明は、液晶表示素子と、前記液
晶表示素子の表示面と反対側の面に配置されるバックラ
イトユニットと、前記液晶表示素子の表示面側に配置さ
れるとともに、表示窓を有し、かつ、周囲に側壁を有す
るフレーム部材とを有し、前記バックライトユニット
は、前記液晶表示素子に照射光を照射する光源と、前記
光源を収納する収納部材と、前記液晶表示素子と前記収
納部材との間に配置され、前記フレーム部材の側壁によ
り係止される複数の光学シートとを有することを特徴す
る。前述の手段によれば、組み立て工程中、あるいは組
み立て工程後に、光学シートの位置ずれが起こるのを防
止することができる。これにより、従来のように、光学
シートの位置ずれにより、液晶表示素子の表示画面に
線、あるいは帯状の模様が生じるのを防止して、液晶表
示素子に表示される表示画面の表示品質を向上させるこ
とが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一機能を有するものは同一符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。 [実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態1のTF
T方式の液晶表示モジュール(LCM)の構成を示す分
解斜視図である。本実施の形態の液晶表示モジュール
(LCM)は、金属板から成る枠状のフレーム4、液晶
表示パネル(LCD;本発明の液晶表示素子)5、バッ
クライトユニットとから構成される。液晶表示パネル5
は、画素電極、薄膜トランジスタ等が形成されるTFT
基板と、対向電極、カラーフィルタ等が形成されるフィ
ルタ基板とを、所定の間隙を隔てて重ね合わせ、該両基
板間の周縁部近傍に枠状に設けたシール材により、両基
板を貼り合わせると共に、シール材の一部に設けた液晶
封入口から両基板間のシール材の内側に液晶を封入、封
止し、さらに、両基板の外側に偏光板を貼り付けて構成
される。ここで、TFT基板のガラス基板上には、半導
体集積回路装置(IC)で構成される複数のドレインド
ライバおよびゲートドライバが搭載されている。このド
レインドライバには、フレキシブルプリント配線基板1
を介して、駆動電源、表示データおよび制御信号が供給
され、ゲートドライバには、フレキシブルプリント配線
基板2を介して、駆動電源および制御信号が供給され
る。これらフレキシブルプリント配線基板(1,2)
は、バックライトユニットの後ろ側に設けられる駆動回
路基板3に接続される。
【0009】本実施の形態の液晶表示モジュールのバッ
クライトユニットは、冷陰極蛍光灯16、楔形(側面形
状が台形)の導光体9、拡散シート(6,8)、レンズ
シート7、反射シート10とが、図1に示す順序で、側
壁13を有し、枠状に形成されたモールド14に嵌め込
まれて構成される。なお、モールド14は、ポリカーボ
ネート、あるいはABS樹脂で構成され、また、図1に
おいて、11はゴムブッシュ、12はコネクタ、18は
ケーブルである。
【0010】図2は、本実施の形態のバックライトユニ
ットの要部断面構造を示す図である。なお、この図2
は、冷陰極蛍光灯16と直交する面で切断した時の断面
構造を示している。図2に示すように、冷陰極蛍光灯1
6は、導光体9の側面近傍で、かつ導光体9の側面に沿
って当該導光体9の側面と平行に配置される。導光体9
は、冷陰極蛍光灯16から照射される光を、冷陰極蛍光
灯16から離れた方へ導き、液晶表示パネル全体に光を
均一に照射する。ここで、導光体9は、冷陰極蛍光灯1
6と対向する面が幅広に形成され、冷陰極蛍光灯16か
ら遠ざかる程断面が小さくなる楔形の形状に形成され
る。なお、導光体9は、透明アクリル等の合成樹脂板で
形成される。導光体上に配置される拡散シート(6,
8)は、導光体9からの光を拡散するために設けられ、
また、拡散シート6と拡散シート8との間に配置される
2枚のレンズシート7は、輝度を向上させるために設け
られる。
【0011】その内面が白色または銀色の反射シート1
0は、モールド14と導光体9との間に配置されるとと
もに、立ち上がり部分14bは冷陰極蛍光灯16の後ろ
側に配置される。また、17は、冷陰極蛍光灯16の上
部を覆うシートであり、このシート17も、その内面が
白色または銀色である。この反射シート10とシート1
7とで、冷陰極蛍光灯16をほぼ全長にわたって覆うよ
うにして、導光体9と異なる方向に放射された光を無駄
なく導光体9に集光させることができる。この反射シー
ト10として、例えば、厚さ0.2mmの白いポリエチ
レンテレフタレート(PET)フィルムが使用可能であ
る。図3は、本実施の形態の液晶表示モジュールの概略
断面構造を示す要部断面図である。なお、この図3は、
冷陰極蛍光灯16の延長方向と同一方向で切断した断面
構造を示しており、また、拡散シート(6,8)および
レンズシート7は、光学シート20としてまとめて図示
している。図3に示すように、本実施の形態の液晶表示
モジュールは、複数のドレインドライバおよびゲートド
ライバが搭載されている液晶表示パネル5が、表示窓を
有するフレーム4とバックライトユニットとの間に収納
されて構成される。そして、フレーム4の表示窓の領域
が、液晶表示モジュール(LCM)の表示領域を構成
し、この表示領域以外の領域、即ち、フレーム4の表示
窓の周囲の領域を、通常額縁と称する。
【0012】図4は、本実施の形態の反射シート10の
概略構成を示す平面図である。図4に示すように、本実
施の形態の反射シート10は、冷陰極蛍光灯16と対向
する端部に、突起部10aを有する。なお、図4におい
て、10bは、反射シート10の冷陰極蛍光灯16の後
ろ側に配置される立ち上がり部分である。図5は、本実
施の形態のモールド14の概略構成を示す図であり、同
図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)に示すA−
A’切断線に沿う断面構造を示す断面図である。なお、
図5は、本発明に直に関係する部分のみを図示してお
り、この図5では、モールド14に形成される突起部あ
るいは凹部(導光体9、拡散シート(6,8)およびレ
ンズシート7に形成された突起部(例えば、図1の15
等)がはめ込まれる凹部)等の図示は省略している。同
様に、これ以降図示する各図面でも、本発明に直に関係
する部分のみを図示し、以外の構成の図示は省略する。
同図に示すように、本実施の形態のモールド14は、冷
陰極蛍光灯16が配置される側と反対側の側壁13に貫
通孔14aを有する。図6は、本実施の形態の液晶表示
モジュールにおいて、モールド14に反射シート10を
取り付けた状態を示す図である。同図に示すように、モ
ールド14に設けられた貫通孔14aには、反射シート
10の突起部10aが挿入される。したがって、本実施
の形態では、組み立て工程中に、反射シート10の位置
ずれが起こるのを防止することが可能となる。
【0013】図7は、従来の液晶表示モジュールの反射
シート10の取り付け方法を説明するための模式断面図
である。なお、図7は、冷陰極蛍光灯16と直交する面
で切断した時の断面構造を示しており、また、図7は、
反射シート10に位置ずれがない状態を示している。前
記したように、従来では、反射シート10は、モールド
14の側壁13のみで位置決めされていた。また、液晶
表示モジュールの薄型化に伴い、モールド14の冷陰極
蛍光灯16が配置される側と反対側の側壁13の高さ
(h)は、1.5mmから0.7mmとより低くなって
きている。そのため、組み立て工程中に不要な力が加わ
ると、反射シート10が位置ずれを起こし、図8に示す
ように、反射シート10の他端がモールド14の側壁上
に乗り上げる場合があった。図8に示す状態では、組み
立て時に、フレーム4がはまらなくなり、液晶表示モジ
ュールを分解し、反射シート10の位置ずれを修正する
必要があった。また、例え、図8に示す状態で組み立て
ることができたとしても、液晶表示パネルの表示画面に
横スジが発生し、液晶表示パネルの表示画面の表示品質
が著しく損なわれるので、前記と同様、液晶表示モジュ
ールを分解し、反射シート10の位置ずれを修正する必
要があった。
【0014】本実施の形態では、モールド14に設けら
れた貫通孔14aに、反射シート10の突起部10aが
挿入されるので、組み立て工程中に、反射シート10の
位置ずれが起こるのを防止することでき、作業性を向上
させることが可能となる。なお、前記説明では、モール
ド14に貫通孔14aを形成した場合について説明した
が、貫通孔14aに代えて穴を設けるようにしてもよ
い。なお、図9に示すように、反射シート10の冷陰極
蛍光灯16と直交する方向の側端部に突起部100を設
け、さらに、モールド14の前記突起部100と対応す
る位置に凹部101を設け、前記突起部100を凹部1
01に挿入して、反射シート10を位置決めする方法も
知られている。
【0015】しかしながら、前記突起部100の寸法
は、前記凹部101の寸法に対して、ある程度の余裕を
持つように設計されるのが普通であり、したがって、凹
部101の寸法に対して、突起部100の寸法が大きな
余裕を持つ場合には、反射シート10の位置ずれによ
り、反射シート10の他端がモールド14の側壁上に乗
り上げることになるので、やはり、液晶表示モジュール
を分解し、反射シート10の位置ずれを修正する必要が
ある。また、凹部101の寸法に対して、突起部100
の寸法が小さな余裕を持つ場合には、反射シート10の
他端がモールド14の側壁上に乗り上げることはない
が、この場合には、反射シート10の位置ずれにより、
導光体9の冷陰極蛍光灯16と反対側の端部が反射シー
ト10で覆われることになるので、液晶表示パネルに表
示される表示画面に線状あるいは帯状の模様(輝度ム
ラ)が生じるので、やはり、液晶表示モジュールを分解
し、反射シート10の位置ずれを修正する必要がある。
さらに、光学シートに設けた引っ掛かり突片を、ケース
に設けた係止用凹みに嵌めて係止する技術が、特開平1
1−174981号公報に記載されている。しかしなが
ら、前記公報に記載されているものは、本実施の形態の
ように、モールド14内での反射シート10の位置ずれ
を防止するものではない。
【0016】[実施の形態2]図11は、従来の液晶表
示モジュールにおける光学シート20(拡散シート
(6,8)、レンズシート7)の位置決め方法を説明す
るための図である。同図に示す方法では、拡散シート
(6,8)あるいはレンズシート7の冷陰極蛍光灯と直
交する側端部に突起部(15a,15b,15c)を設
け、また、モールド14の側壁13の前記突起部(15
a,15b,15c)に対応する部分に、凹部(25
a,25b,25c)を設け、前記突起部(15a,1
5b,15c)を、モールド14の側壁13の凹部(2
5a,25b,25c)に挿入することにより、光学シ
ート20を位置決めしている。そして、前記図1に示す
ように、この光学シート20上で、かつ、モールド14
の側壁上に周端部が搭載されて、液晶表示パネル5が配
置される。
【0017】図12は、モールド14の側壁13の縁に
生じる不要な突起を説明するための図であり、同図
(a)は、図11に示すB部の平面図、同図(b)は、
図11に示すB部の側面図、同図(c)は、同図(b)
に示すC部を拡大して示す拡大図である。モールド14
は、金型に合成樹脂を注入して形成されるが、前記した
ように、モールド14を金型から引き離す際に、モール
ド14が金型に引っ張られてモールド14の側壁13の
縁に不要な突起(バリ)30が発生する場合があった。
そして、液晶表示モジュールの薄型化に伴い、液晶表示
パネル5およびバックライトユニットを隙間なく重ね合
わせる必要が生じ、さらに、狭額縁化に伴って、モール
ド14の側壁13と液晶表示パネル5の表示領域との間
の距離が少なくなったことにより、モールド14の側壁
13の縁に不要な突起30が発生すると、この不要な突
起により液晶表示パネル5の液晶層に局所的な力が加わ
り、液晶表示パネル5の表示面に波紋状の縞模様が生
じ、表示画面の表示品質が著しく損なわれるという問題
点があった。
【0018】図10は、本発明の実施の形態2のTFT
方式の液晶表示モジュールのバックライトユニットの概
略構成を示す図であり、同図(a)は、冷陰極蛍光灯1
6の延長方向と同一方向で切断した断面構造を示す要部
断面図、同図(b)は、同図(a)に示すD部を拡大し
て示す拡大図である。なお、この図10では、拡散シー
ト(6,8)およびレンズシート7は、光学シート20
としてまとめて図示している。図10(b)に示すよう
に、本実施の形態のバックライトユニットでは、モール
ド14の側壁13の外側以外の縁が、斜め形状に面取り
されている。即ち、本実施の形態では、モールド14の
側壁13の厚み(冷陰極蛍光灯16と同一方向の厚み)
が、上になるほど薄くなるように、モールド14の側壁
13の外側以外の縁が斜め形状に面取りされている。こ
れにより、本実施の形態では、モールド14を金型から
引き離す際に、モールド14が金型に引っ張られてモー
ルド側壁13の縁に不要な突起30が発生するのを防止
することができる。したがって、モールド側壁13の縁
に不要な突起30が発生することにより、液晶表示パネ
ル5の表示面に波紋状の縞模様が生じるのを防止でき、
表示画面の表示品質が損なわれるのを防止することがで
きる。
【0019】[実施の形態3]図13は、本発明の実施
の形態3のTFT方式の液晶表示モジュールの概略断面
構造を示す要部断面図である。この図13は、冷陰極蛍
光灯16の延長方向と同一方向の切断線に沿って切断し
たときの断面構造を示す図である。図13に示すよう
に、本実施の形態の液晶表示モジュールでは、光学シー
ト20(拡散シート(6,8)およびレンズシート7)
の周端部が、モールド14の側壁上に配置され、光学シ
ート20がフレーム4に位置決めされている。したがっ
て、本実施の形態では、前記実施の形態で説明したよう
な、拡散シート(6,8)あるいはレンズシート7の冷
陰極蛍光灯16と直交する側端部には突起部(15a,
15b,15c)が設けられておらず、さらに、モール
ド14の側壁13には、凹部(25a,25b,25
c)が設けられていない。図14は、本実施の形態のバ
ックライトユニットの概略構成を示す平面図である。図
14に示すように、本実施の形態では、光学シート20
の両側端部(冷陰極蛍光灯16の延長方向と直交する側
の端部)に、凹部31が設けられる。また、モールド1
4の側壁上の、前記凹部31に対応する部分に突起部3
2が設けられる。そして、光学シート20のそれぞれ
は、前記モールド14の突起部32に、前記凹部31を
挿入して組み立てられ、その後、この凹部31および突
起部32の上に接着テープを貼り付け、フレーム4を取
り付けるまでの光学シート20の位置ずれを防止する。
【0020】前記実施の形態の液晶表示モジュールで
は、モールド14の側壁13の外側以外の縁が、斜め形
状に面取りされている。そのため、組み立て工程中、あ
るいは組み立て後に、光学シート20の位置ずれが起こ
りやすく、そして、光学シート20の位置ずれが起こる
と、液晶表示パネル5の表示画面に線状あるいは帯状の
模様が生じることになる。しかしながら、本実施の形態
では、光学シート20の面積を大きくして、光学シート
20をフレーム4で位置決めするようにしたので、前記
した光学シート20の位置ずれを防止することができ
る。これにより、液晶表示パネル5の表示面に線状ある
いは帯状の模様が生じるのを防止でき、表示画面の表示
品質が損なわれるのを防止することができる。なお、前
記各実施の形態では、本発明をTFT方式の液晶表示モ
ジュールに適用した実施の形態について主に説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明
は、STN方式の液晶表示モジュールにも適用可能であ
ることはいうまでもない。以上、本発明者によってなさ
れた発明を、前記実施の形態に基づき具体的に説明した
が、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
【0021】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。 (1)本発明の液晶表示装置によれば、組み立て時に、
バックライトユニット内の反射シートの位置ずれが起こ
るのを防止して、組み立て工程時の作業性を向上させる
ことが可能となる。 (2)本発明の液晶表示装置によれば、液晶表示素子の
表示画面に波紋状の縞模様、線状あるいは帯状の模様が
生じるのを防止して、液晶表示素子の表示品質を向上さ
せることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のTFT方式の液晶表示
モジュール(LCM)の構成を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1のバックライトユニット
の要部断面構造を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1の液晶表示モジュールの
概略断面構造を示す要部断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1の反射シートの概略構成
を示す平面図である。
【図5】本発明の実施の形態1のモールドの概略構成を
示す図である。
【図6】本発明の実施の形態1の液晶表示モジュールに
おいて、モールドに反射シートを取り付けた状態を示す
図である。
【図7】従来の液晶表示モジュールの反射シートの取り
付け方法の一例を説明するための模式断面図である。
【図8】従来の液晶表示モジュールにおいて、反射シー
トの位置ずれが起きた状態を説明するための模式断面図
である。
【図9】従来の液晶表示モジュールの反射シートの取り
付け方法の他の例を説明するための模式断面図である。
【図10】本発明の実施の形態2のTFT方式の液晶表
示モジュールのバックライトユニットの概略構成を示す
要部断面図である。
【図11】従来の液晶表示モジュールにおける光学シー
トの位置決め方法を説明するための図である。
【図12】従来の液晶表示モジュールにおいて、モール
ドの側壁の縁に生じる不要な突起を説明するための図で
ある。
【図13】本発明の実施の形態3のTFT方式の液晶表
示モジュールの概略断面構造を示す要部断面図である。
【図14】本発明の実施の形態3のバックライトユニッ
トの概略構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1,2…フレキシブルプリント配線基板、3…駆動回路
基板、4…フレーム、5…液晶表示パネル、6,8…拡
散シート、7…レンズシート、9…導光体、10…反射
シート、10a,15,15a,15b,15c,3
2,100…突起部、10b…立ち上がり部分、11…
ゴムブッシュ、12…コネクタ、13…側壁、14…モ
ールド、14a…貫通孔、16…冷陰極蛍光灯、17…
シート、18…ケーブル、20…光学シート、25a,
25b,25c,31,101…凹部、30…突起。
フロントページの続き (72)発明者 金坂 裕一 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 太田 享之 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 小林 直人 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 石野 寿 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2H089 HA40 JA10 QA02 QA12 TA17 TA18 2H091 FA16Z FA21Z FA32Z FA42Z FB02 FD12 FD13 LA02 LA12 5G435 AA17 BB12 EE02 EE27 FF03 FF06 GG03 GG41 KK03 LL08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示素子と、 前記液晶表示素子の表示面と反対側の面に配置されるバ
    ックライトユニットとを有し、 前記バックライトユニットは、前記液晶表示素子に照射
    光を照射する光源と、 一部が前記光源の前記液晶表示素子側と反対の側に位置
    する反射シートと、 前記光源と前記反射シートとを収納する収納部材とを有
    する液晶表示装置であって、 前記反射シートは、前記光源に平行で、かつ、前記光源
    から遠い側の端部に突起部を有し、 前記収納部材は、前記反射シートの突起部が挿入される
    貫通孔あるいは穴を有することを特徴とする液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】 液晶表示素子と、 前記液晶表示素子の表示面と反対側の面に配置されるバ
    ックライトユニットとを有し、 前記バックライトユニットは、前記液晶表示素子に照射
    光を照射する光源と、 前記光源を収納する収納部材とを有する液晶表示装置で
    あって、 前記収納部材は、側壁を有し、 前記側壁は、前記光源の延長方向と同一方向の厚さが前
    記液晶表示素子側ほど薄くなるように、前記側壁の外側
    以外の縁が斜め形状に面取りされていることを特徴する
    液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 液晶表示素子と、 前記液晶表示素子の表示面と反対側の面に配置されるバ
    ックライトユニットと、 前記液晶表示素子の表示面側に配置されるとともに、表
    示窓を有し、かつ、周囲に側壁を有するフレーム部材と
    を有し、 前記バックライトユニットは、前記液晶表示素子に照射
    光を照射する光源と、 前記光源を収納する収納部材と、 前記液晶表示素子と前記収納部材との間に配置され、前
    記フレーム部材の側壁により係止される複数の光学シー
    トとを有することを特徴する液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記収納部材は、前記側壁の一部に突起
    部を有し、 前記複数の光学シートは、端部の一部に、前記収納部材
    の側壁の突起部が挿入される凹部を有することを特徴と
    する請求項3に記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の光学シートは、拡散シートお
    よびプリズムシートを含むことを特徴とする請求項3ま
    たは請求項4に記載の液晶表示装置。
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