JP2003177379A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2003177379A
JP2003177379A JP2001375575A JP2001375575A JP2003177379A JP 2003177379 A JP2003177379 A JP 2003177379A JP 2001375575 A JP2001375575 A JP 2001375575A JP 2001375575 A JP2001375575 A JP 2001375575A JP 2003177379 A JP2003177379 A JP 2003177379A
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Nobutaka Jin
信孝 神
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりも耐衝撃性を向上させることが可能
な液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 一対の基板(101,102)と、前記
一対の基板間に狭持される液晶層とを有する液晶表示パ
ネルと、前記液晶表示パネルの表示領域を露出させる開
口部を有し、前記液晶表示パネルの周囲を覆う枠体より
成る上側ケース4)とを備え、前記上側ケースは、金属
より可撓性の高い材料で構成される。前記金属より可撓
性の高い材料は、導電性の合成樹脂である。また、前記
金属より可撓性の高い材料は、ゴムあるいは合成樹脂で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に係
り、特に、耐衝撃性を向上させた液晶表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータ、モニタ、テ
レビジョン等の表示装置として液晶表示装置が広く用い
られている。この液晶表示装置は、一対の基板と、当該
一対の基板間に挟まれた液晶層(一対の基板間に封止さ
れた液晶組成物からなる層)、及び当該一対の基板の少
なくとも一方の当該液晶層に対向する主面に形成された
電極群を備えた液晶表示パネルを有する。この液晶表示
装置の表示動作では、表示すべき情報に応じて上記電極
群により上記液晶層内に印加される電界を制御し、この
液晶層の光透過率を変調して行う。なお、液晶表示パネ
ルの上記基板主面内において、上記液晶層の光透過率が
変調される領域(上記表示動作が行われる領域)は「有
効表示領域」と呼ばれる。液晶表示装置は、その表示動
作における上記液晶層内の液晶分子の振る舞い、及びこ
れに適合された上記液晶表示パネル内の電極構造によ
り、アクティブ・マトリクス型、パッシブ・マトリクス
型の2つに大別される。前者の液晶表示装置は、前述し
た有効表示領域を構成する各画素にアクティブ素子が夫
々形成される特徴を有し、特に、薄膜トランジスタ(T
FT(Thin Film Transistor)とも呼ばれる)をアクテ
ィブ素子として用いる製品が普及している。この薄膜ト
ランジスタを用いた液晶表示パネルは、TFT方式の液
晶表示パネルはTFTパネルとも呼ばれる。また、パッ
シブ・マトリクス型に属する液晶表示パネルは、例え
ば、STN(Super Twisted Nematic)方式のものが広
く使用されている。
【0003】一般に、液晶表示装置は、パーソナル・コ
ンピュータ、モニタ、テレビジョン等に組み込まれて利
用される。このため、液晶表示装置はパーソナル・コン
ピュータ、モニタ、又はテレビジョンの組立工程に「液
晶表示モジュール」として供給される。これらの液晶表
示モジュールは、周囲に駆動回路部が配置された液晶表
示パネルと、当該液晶表示パネルを照射するバックライ
トユニットと、前記液晶表示パネルと前記バックライト
ユニットとを覆う上側ケースとで構成される。例えば、
TFT方式の液晶表示モジュールでは、カラーフィルタ
が形成されるフィルタ基板と、画素電極および薄膜トラ
ンジスタ(TFT)が形成されるTFT基板とを、両基
板の周縁部に形成されるシール材により、配向膜が形成
される面が互いに対向するように重ね合わせ、両基板間
に液晶を注入・封止して、液晶表示パネルが形成され
る。なお、このような技術は、例えば、特開平5−25
7142号公報などに記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、液晶
表示モジュールでは、液晶表示パネルの上側に上側ケー
スが配置される。この上側ケースは、液晶表示パネルの
表示領域を露出させる開口部を有し、前記液晶表示パネ
ルと前記バックライトユニットの周囲を覆う枠体で構成
される。通常、この上側ケースは金属で構成される。そ
のため、外部から液晶表示モジュールに対して衝撃が加
えられると、この金属で構成される上側ケースは変形
し、液晶表示パネルを構成するガラス基板にダメージを
与え、最悪の場合には、液晶表示パネルが破壊される恐
れがあるという問題点があった。そこで、外部から液晶
表示モジュールに対して衝撃が加えられたときに、液晶
表示パネルに加えられる衝撃を和らげるために、上側ケ
ースと液晶表示パネルとの間に緩衝部材を設けるように
している。そのため、液晶表示モジュールの組み立てる
際に、この衝撃部材を取り付けるための工程が、余分に
必要になるという問題点があった。
【0005】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、液晶表
示装置において、従来よりも耐衝撃性を向上させること
が可能となる技術を提供することにある。本発明の前記
ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述
及び添付図面によって明らかにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。前記目的を達成するために、本発明
は、上側ケースを、従来のように金属で構成する代わり
に、金属より可撓性の高い材料(例えば、ゴム、合成樹
脂)で構成したことを特徴とする。上側ケースを、例え
ば、ゴム、合成樹脂等の金属より可撓性の高い材料で構
成することにより、外部から液晶表示装置に対して衝撃
が加えられても、上側ケース自身が衝撃を吸収し、上側
ケースが変形することがないので、液晶表示パネルを構
成するガラス基板にダメージを与えることもなく、最悪
の場合に、液晶表示パネルが破壊されることもなくな
る。このように、例えば、ゴム、合成樹脂等の金属より
可撓性の高い材料で構成することにより、外部から液晶
表示モジュールに対して衝撃が加えられたときに、上側
ケース自身が衝撃を吸収するので、液晶表示パネルに加
えられる衝撃を和らげるための緩衝部材を設ける必要も
なく、液晶表示モジュールの組立工程を簡略化すること
が可能となる。
【0007】また、本発明では、液晶表示パネルの表示
面と反対側の面に設けられ、周囲に側壁を有する照明手
段を備え、前記上側ケースの側壁が、前記収納体の前記
側壁に固定されている。例えば、前記収納体の側壁に設
けられる突起部を、前記上側ケースの側壁に設けられる
孔に嵌め込むことにより、前記上側ケースの側壁が収納
体の側壁に固定される。また、本発明において、前記上
側ケースには導電性が付与される。そのため、例えば、
前記金属より可撓性の高い材料は、導電性の合成樹脂で
構成される。または、前記金属より可撓性の高い材料
は、内部に導電性部材が埋め込まれたゴムあるいは合成
樹脂で構成される。ここで、前記導電性部材は、メッシ
ュ状の金属であり、この導電性部材は、インサート成
型、あるいはアウトサート成型により、前記ゴムあるい
は合成樹脂内に埋め込まれる。さらに、前記金属より可
撓性の高い材料は、表面に導電性部材が設けられたゴム
あるいは合成樹脂で構成される。ここで、前記導電性部
材は、導電性シートであり、この導電性シートは、上側
ケースの表面に接着されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一機能を有するものは同一符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。 [実施の形態1] 〈本発明が適用されるTFT方式の液晶表示モジュール
の構成〉図1は、本発明が適用されるTFT方式の液晶
表示モジュールの概略構成を示す分解斜視図であり、図
2は、図1に示すA−A’切断線に沿った断面構造を示
す断面図である。図1に示す液晶表示モジュールは、そ
の駆動素子(半導体チップ)をフリップ・チップ・アタ
ッチメント(FCA)型の実装方式で液晶表示パネルを
構成する一対の基板の一方に搭載したアクティブ・マト
リクス型の液晶表示モジュールである。その主な構成要
素は以下のとおりである。図1に示す液晶表示モジュー
ル(LCM)は、金属板から成る枠状の上側ケース4、
液晶表示パネル5、バックライトユニットとから構成さ
れる。
【0009】液晶表示パネル5は、アセンブルされた駆
動回路基板付き液晶表示パネル5として示され、液晶層
110を挟んで重ね合わされた一対の基板(例えば、ガ
ラスなどの光透過性を有し電気的な絶縁性を有する材料
からなる)(101,102)と、この一対の基板の一
方の周縁に配置された複数の液晶駆動用半導体集積回路
素子(以下、駆動ICという)群、及び、これら駆動I
Cに液晶表示パネルの外側から信号又は電力を供給する
フレキシブル回路基板(1,2)、並びにインターフェ
イス回路基板3を備える。なお、基板101には、画素
電極、薄膜トランジスタ等が形成され、この基板を一般
にTFT基板とも呼び、また、基板102には、対向電
極、カラーフィルタ等が形成され、この基板を一般にフ
ィルタ基板とも呼ぶ。この一対の基板(101,10
2)は、所定の間隙を隔てて重ね合わせ、該両基板間の
周縁部近傍に枠状に設けたシール材により、両基板を貼
り合わせると共に、シール材の一部に設けた液晶封入口
から両基板間のシール材の内側に液晶を封入、封止し、
さらに、両基板の外側に偏光板(111,112)を貼
り付けて構成される。上側ケース4の駆動ICと対向す
る内壁には緩衝部材30が設けられ、液晶表示パネル5
に加わる機械的な衝撃を和らげ、且つ、これと上側ケー
ス4との位置ずれを防止する。フレキシブル回路基板
(1,2)は、モールド14の下面に設けられるインタ
ーフェイス回路基板(タイミング・コンバータ等の集積
回路素子を含む)3に結線される。
【0010】アクティブ・マトリクス型液晶表示装置に
おいて、前記駆動ICは、一対の基板の一方の対向する
一組の辺の少なくとも一方にゲート駆動IC(走査信号
駆動ICとも呼ばれる)の一群が、この一組の辺に交差
する方向に延びる他の一組の辺の少なくとも一方にドレ
イン駆動IC(映像信号駆動ICとも呼ばれる)の一群
が夫々搭載される。パッシブ・マトリクス型液晶表示装
置においては、これらゲート駆動IC群、及びドレイン
IC群の一方は、セグメント駆動IC群に、他方はコモ
ン駆動IC群に置き換わるが、外観上大きな相違はな
い。図1に示す液晶表示モジュールでは、フレキシブル
回路基板1をドレイン駆動IC用に、フレキシブル回路
基板2をゲート駆動IC用に夫々用いている。アセンブ
ルされた液晶表示パネル5の上側には、金属板から成る
上側ケース(シールド・ケース、フレーム、あるいは、
メタルフレームとも称す)4が、その表示窓が、液晶表
示パネル5の有効表示領域に対応する主面を露出するよ
うに配置される。従って、上側ケース4は、枠状の平面
構造を有する。さらに、その上側には、例えば、パーソ
ナル・コンピュータ等の表示窓を設けたハウジング(図
示せず)が被せられる。パーソナル・コンピュータの例
で説明すれば、そのユーザは、図1に示す液晶表示パネ
ル5を上面側から覗き、その有効表示領域に表示される
画像を認識する。
【0011】図1において、アセンブルされた液晶表示
パネル5の下側には、例えば、ゴムクッション(図示せ
ず)を介して、光学シート群(上拡散板6、2枚のプリ
ズムシート7、および下拡散板8)が配置される。図
1、図2に示すように、光学シート群は、2枚のプリズ
ムシート7の上下に、上拡散板6および下拡散板8を配
して積層される。光学シート群は、その一端において、
突起部によりモールド(下側ケースとも称す)14の周
縁に形成された側壁140に固定される。モールド14
には、下拡散板8の下面に、その上面が対向するように
導光体9が収納され、さらに導光体9の下側に反射シー
ト10が配置される。モールド14は、白色の合成樹脂
等により一体成型により形成されることが多く、冷陰極
蛍光灯16、ランプ・ケーブル(18,19)が、ゴム
ブッシュ11によりこれに固定される。ランプ・ケーブ
ル(18,19)の夫々の一端には、インバータ回路と
の接続用コネクタ12が設けられ、モールド14の下面
に設けられるインバータ回路(図示せず)から冷陰極蛍
光灯16へ電力を供給する。冷陰極蛍光灯16として冷
陰極管を用いる場合、その高圧側電極に結線されるラン
プ・ケーブル18は、その低圧側電極に結線されるラン
プ・ケーブル19より短くし、電力の揺らぎ及び損失を
抑えるようにモールド14のレイアウトは設計される。
なお、モールド14の側壁140にはケーブル案内用の
溝が設けられ、この溝内に、冷陰極蛍光灯16の低圧側
電極に結線されるランプ・ケーブル19が収納される。
【0012】また、図2に示すように、冷陰極蛍光灯1
6の周囲に、L字形形状のランプ反射シート20が設け
られる。このL字形形状のランプ反射シート20は、冷
陰極蛍光灯16の延長方向に沿って配置され、断面形状
がL字形形状の一方の一辺が、モールド14の側壁14
0に両面テープ(または、接着剤)23により接着され
て、このランプ反射シート20がモールド内に固定され
る。また、L字形形状の一辺は、冷陰極蛍光灯16と、
モールド14の側壁140との間に配置される。即ち、
この一辺21は、冷陰極蛍光灯16と相対向するととも
に、冷陰極蛍光灯16と対向する面が反射面とされ、冷
陰極蛍光灯16から導光体9の側壁以外の方向に放射さ
れる光を反射させて、導光体9の側面に入射させる。ま
た、L字形形状の他方の一辺は、冷陰極蛍光灯16の液
晶表示パネル側の空間を覆うように配置される。即ち、
L字形形状の他方の一辺は、モールド14の側壁140
と、導光体9との間の開口部を塞ぐように配置されると
ともに、冷陰極蛍光灯16と対向する面が反射面とさ
れ、冷陰極蛍光灯16から導光体9の側壁以外の方向に
放射される光を反射させて、導光体9の側面に入射させ
る。これにより、導光体9を伝播する光の量が増え、導
光体9の上面から液晶表示パネル5へ入射する光の強度
を増大させることができるため、冷陰極蛍光灯16に供
給される電力に対する液晶表示パネル5の輝度を向上さ
せ、または、冷陰極蛍光灯16に供給する電力を抑えな
がら液晶表示パネルの輝度を画像表示に十分なレベルに
維持することが可能となる。
【0013】このように、図1に示す液晶表示モジュー
ルのバックライトユニットは、冷陰極蛍光灯16、楔形
(側面形状が台形)の導光体9、拡散板(6,8)、プ
リズムシート7、反射シート10とが、図1に示す順序
で、側壁を有し、枠状に形成されたモールド14に嵌め
込まれて構成される。アセンブルされた液晶表示パネル
5を、上側ケース4と、バックライト・ユニットとで挟
んで固定することにより液晶表示モジュールが完成す
る。図1に示す液晶表示モジュールは、複数のドレイン
ドライバおよびゲートドライバが搭載されている液晶表
示パネル5が、表示窓を有する上側ケース4とバックラ
イトユニットとの間に収納されて構成される。そして、
上側ケース4の表示窓の領域が、液晶表示モジュール
(LCM)の表示領域を構成し、この表示領域以外の領
域、即ち、上側ケース4の表示窓の周囲の領域を、通常
額縁と称する。説明の便宜上、アセンブルされた液晶表
示パネル5の上側に上側ケース4を、下側にバックライ
ト・ユニットを配置する形態について説明したが、これ
ら上側ケース4とバックライト・ユニットの配置は、ア
センブルされた液晶表示パネル5を構成する一対の基板
の一方の主面を介して対向することを満たしていればよ
い。
【0014】〈本発明の実施の形態のTFT方式の液晶
表示モジュールの特徴〉本実施の形態の液晶表示モジュ
ールは、上側ケース4を、図1に示す液晶表示モジュー
ルのように金属で構成する代わりに、金属より可撓性の
ある材料で構成したことを特徴とする。金属より可撓性
のある材料の一例としては、例えば、ゴム、合成樹脂
(例えば、ポリカーボネイト、あるいはABS樹脂な
ど)が適用可能である。これにより、本実施の形態で
は、外部から液晶表示モジュールに対して衝撃が加えら
れても、上側ケース自身が衝撃を吸収し、上側ケース4
が変形することがないので、液晶表示パネル5を構成す
るガラス基板にダメージを与えることもなく、最悪の場
合に、液晶表示パネル5が破壊されることもなくなる。
そのため、本実施の形態では、液晶表示パネル5に加え
られる衝撃を和らげるための緩衝部材(図2の30)を
設ける必要もなくなり、液晶表示モジュールの組立工程
を簡略化することが可能となる。なお、図1に示す液晶
表示モジュールでは、上側ケース4と、バックライト・
ユニットとで、液晶表示パネル5を挟み、上側ケース4
に形成された係止用の爪(図1の43)を、モールド1
4の側壁に形成された溝(図示せず)に係止することに
より、上側ケース4と、液晶表示パネル5と、バックラ
イト・ユニットとを固定するようにしている。
【0015】本実施の形態においても、上側ケース4
と、バックライト・ユニットとで、液晶表示パネル5を
挟み、上側ケース4と、液晶表示パネル5と、バックラ
イト・ユニットとを固定する必要があるが、上側ケース
4を、例えば、ゴムあるいは合成樹脂などで構成する場
合には、前述したような固定方法を採用することができ
ない。以下、本実施の形態における、上側ケース4と、
液晶表示パネル5と、バックライト・ユニットとの固定
方法について説明する。図3は、本実施の形態1の上側
ケース4の概略構造を示す斜視図である。図4は、本実
施の形態の液晶表示モジュールにおいて、上側ケース4
と、液晶表示パネル5と、バックライト・ユニットとの
固定方法を説明するための要部断面図である。図3に示
すように、本実施の形態では、上側ケース4は、開口部
47が形成される上辺部46と、上辺部46に連続する
側壁40とからなり、上側ケース4の側壁40には、は
め込み用の孔50が形成される。なお、はめ込み用の孔
50は、上側ケース4の全ての側壁40に形成される
が、図3では、上側ケース4の一側壁40に形成され
る、はめ込み用の孔50のみを図示し、他の側壁40に
形成されるはめ込み用の孔50の図示は省略している。
【0016】はめ込み用の孔50は、図4に示すよう
に、外側部分の周囲長が、内側部分(モールド14の側
壁140に対向する部分)の周囲長よりも大きくされ
る。また、モールド14の側壁140には、はめ込み用
の孔50に対向する位置に、突起部51が形成される。
そして、図4に示すように、この突起部51は根本部分
の周囲長が、先端部の周囲長よりも小さくされる。した
がって、本実施の形態では、モールド14の側壁140
に形成される突起部51を、上側ケース4の側壁40に
形成されるはめ込み用の孔50に挿入することにより、
上側ケース4をモールド14に固定することができる。
なお、前述した固定方法は、一例であって、他の固定方
法を採用することも可能である。さらに、図4に示すよ
うに、本実施の形態では、上側ケース4の側壁40と、
開口部47が形成される上辺部46との接続部45の厚
さが、他の部分の厚さより厚くされる。これにより、上
側ケース4の強度を向上させることが可能なる。
【0017】前述したように、液晶表示モジュールは、
パーソナル・コンピュータ、モニタ、あるいはテレビジ
ョンの組立工程に供給され、それぞれの機器に組み込ま
れて、それぞれの機器のディスプレイとして使用され
る。そのため、従来、液晶表示パネル5の表示面側に貼
り付けられた偏光板112を保護するために、液晶表示
モジュールは、液晶表示パネル5の表示面側の偏光板上
に保護紙を貼り付けて供給されている。この保護紙は、
液晶表示モジュールを、パーソナル・コンピュータ、モ
ニタ、あるいはテレビジョンに組み込むときに剥がされ
るが、この保護紙を剥がすときに静電気が発生する。そ
して、この静電気により、液晶表示パネル5に製品不
良、例えば、この静電気が液晶表示パネル内部に流入
し、薄膜トランジスタを破壊するなどの製品不良が発生
するという問題点があった。このため、図1に示す液晶
表示パネル5では、金属で構成される上側ケース4を基
準電位(接地電位、またはアース電位)となし、前述の
保護紙を剥がすときに発生する静電気をグランドに逃が
すようにしている。本実施の形態においても、前述した
理由により、例えば、ゴムあるいは合成樹脂で構成され
る上側ケース4に導電性を付与し、上側ケース4に基準
電位(接地電位、またはアース電位)を供給する必要が
ある。
【0018】以下、本実施の形態において、ゴムあるい
は合成樹脂で構成される上側ケース4に導電性を付与す
る方法について説明する。ゴムあるいは合成樹脂で構成
される上側ケース4に導電性を付与するための一手法と
しては、上側ケース4を導電性の合成樹脂(導電性ポリ
マー)で構成する方法がある(以下、第1の手法とい
う)。一般に、導電性ポリマーとしては、(a)ポリア
セチレン系の導電性ポリマー、(b)ポリフェニレン系
の導電性ポリマー、(c)複素環ポリマー、(d)イオ
ン性ポリマー、(e)ラダーおよびネットワーク状ポリ
マーが知られている。これらの材料の中で、上側ケース
4として必要な可撓性を有するものを選択すればよい。
また、他の手法としては、図5に示すように、例えば、
ゴムあるいは合成樹脂で構成される上側ケース4の表面
に、例えば、アルミニウムや銀等の金属シート60など
を接着する方法もある(以下、第2の手法という)。な
お、図5は、本実施の形態の上側ケース4の他の例を説
明するための要部断面図である。さらに、図6、図7に
示すように、例えば、ゴムあるいは合成樹脂で構成され
る上側ケース4の内部に、例えば、メッシュ状の金属6
1を埋め込む方法もある(以下、第3の手法という)。
なお、図6は、本実施の形態の上側ケース4の他の例を
説明するための要部断面図であり、図7は、図6に示す
上側ケース4の内部に埋め込まれたメッシュ状の金属6
1を説明するための透視平面図である。メッシュ状の金
属61は、例えば、インサート成型、あるいはアウトサ
ート成型により、ゴムあるいは合成樹脂から成る上側ケ
ース4に容易に埋め込むことが可能である。
【0019】以下、本実施の形態において、導電性が付
与された上側ケース4に基準電位を供給する方法につい
て説明する。初めに、第1の手法の場合について説明す
る。この場合には、例えば、図8に示すように、上側ケ
ース4の側壁40と、モールド14の底辺に配置される
インターフェイス回路基板3における、基準電位(接地
電位、またはアース電位)が供給される端子との間を、
導電性テープ71で電気的に接続し、上側ケース4に基
準電位を供給する方法がある。あるいは、図9、図10
に示すように、バネ性のある導電性部材72を用意し、
この導電性部材72の他方の端子を、インターフェイス
回路基板3の基準電位が供給される端子に、例えば、半
田付け等で固着し、導電性部材72の一方の端子72a
を、上側ケース4の側壁40と接触させ、上側ケース4
に基準電位を供給する方法もある。なお、図10は、上
側ケース4の側壁40に孔73を形成し、この孔73の
中に、導電性部材72の一方の端子72aを挿入し、導
電性部材72の一方の端子72aを、より確実に上側ケ
ース4の側壁40に接触させるようにしたものである。
【0020】次に、第2の手法の場合について説明す
る。この場合には、例えば、図11に示すように、上側
ケース4の表面に貼り付けられた金属シート60と、モ
ールド14の底辺に配置されるインターフェイス回路基
板3における、基準電位(接地電位、またはアース電
位)が供給される端子との間を、導電性テープ71で電
気的に接続し、上側ケース4の表面に接着された、アル
ミニウムや銀等の金属シート60に基準電位を供給する
方法がある。あるいは、図12に示すように、上側ケー
ス4の表面に接着された、アルミニウムや銀等の金属シ
ート60の一部を、上側ケース4の内部まで延長し、さ
らに、バネ性のある導電性部材72を用意し、この導電
性部材72の他方の端子を、インターフェイス回路基板
3の基準電位が供給される端子に、例えば、半田付け等
で固着し、導電性部材72の一方の端子72aを、上側
ケース4の表面に接着された、アルミニウムや銀等の金
属シート60の一部で、上側ケース4の内部まで延長さ
れた部分と接触させ、上側ケース4の表面に接着され
た、アルミニウムや銀等の金属シート60に基準電位を
供給する方法もある。次に、第3の手法の場合について
説明する。この場合には、例えば、図13に示すよう
に、上側ケース4の側壁40に孔73を形成し、さら
に、バネ性のある導電性部材72を用意し、この導電性
部材72の他方の端子を、インターフェイス回路基板3
の基準電位が供給される端子に、例えば、半田付け等で
固着し、導電性部材72の一方の端子72aを、上側ケ
ース4の側壁40の形成された孔73の中に挿入して、
導電性部材72の一方の端子72aを、上側ケース4の
内部に埋め込まれたメッシュ状の金属61と接触させ、
上側ケース4の内部に埋め込まれたメッシュ状の金属6
1に基準電位を供給する方法もある。
【0021】[実施の形態2]図14は、本実施の形態
2の上側ケース4の概略構造を示す斜視図であり、同図
(a)は平面図、同図(b)は、同図(a)に示すA−
A’切断線に沿った断面構造を示す断面図である。本実
施の形態の上側ケース4も、開口部47が形成される上
辺部46と、上辺部46に連続する側壁40とからなる
が、本実施の形態では、上辺部46が、側壁40が形成
される領域より外側まで延長されている。なお、本実施
の形態においても、はめ込み用の孔50が形成される
が、図14では、はめ込み用の孔50の図示は省略して
いる。前述したように、図1に示す液晶表示モジュール
の上側には、例えば、パーソナル・コンピュータ等の表
示窓を設けたハウジングが取り付けられる。本実施の形
態では、上側ケース4の上辺部46を、側壁40が形成
される領域より外側まで延長し、これにより、上側ケー
ス4にハウジングの機能を持たせるようにしたものであ
る。本実施の形態によれば、例えば、パーソナル・コン
ピュータを組み立てる際に、液晶表示モジュールを直接
筐体に取り付けることが可能となるので、ハウジングに
液晶表示モジュールを取り付ける工程を省略することが
可能となる。なお、前記各実施の形態では、本発明をT
FT方式の液晶表示モジュールに適用した実施の形態に
ついて主に説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、本発明は、STN方式の液晶表示モジュール
にも適用可能であることはいうまでもない。以上、本発
明者によってなされた発明を、前記実施の形態に基づき
具体的に説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。本発明の液晶表示装置によれば、従来
よりも耐衝撃性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される液晶表示モジュールの概略
構成を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すA−A’切断線に沿った断面構造を
示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1の上側ケースの概略構造
を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態1の液晶表示モジュールに
おいて、上側ケースと、液晶表示パネルと、バックライ
ト・ユニットとの固定方法を説明するための要部断面図
である。
【図5】本発明の実施の形態1において、上側ケースに
導電性を付与する方法の一例を説明するための図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態1において、上側ケースに
導電性を付与する方法の他の例を説明するための図であ
る。
【図7】図6に示す上側ケースの内部に埋め込まれた導
電性部材を説明するための透視平面図である。
【図8】本発明の実施の形態1において、上側ケースに
導電性ポリマーを使用した場合に、上側ケースに基準電
位を供給する方法の一例を説明するための図である。
【図9】本発明の実施の形態1において、上側ケースに
導電性ポリマーを使用した場合に、上側ケースに基準電
位を供給する方法の他の例を説明するための図である。
【図10】本発明の実施の形態1において、上側ケース
に導電性ポリマーを使用した場合に、上側ケースに基準
電位を供給する方法の他の例を説明するための図であ
る。
【図11】本発明の実施の形態1において、表面に導電
性部材を貼り付けた上側ケースを使用する場合に、上側
ケースに基準電位を供給する方法の一例を説明するため
の図である。
【図12】本発明の実施の形態1において、表面に導電
性部材を貼り付けた上側ケースを使用する場合に、上側
ケースに基準電位を供給する方法の他の例を説明するた
めの図である。
【図13】本発明の実施の形態1において、内部に導電
性部材を埋め込んだ上側ケースを使用する場合に、上側
ケースに基準電位を供給する方法の一例を説明するため
の図である。
【図14】本発明の実施の形態2の上側ケースの概略構
造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,2…フレキシブル回路基板、3…インターフェイス
回路基板、4…上側ケース、5…液晶表示パネル、6,
8…拡散板、7…プリズムシート、9…導光体、10…
反射シート、11…ゴムブッシュ、12…コネクタ、1
4…モールド、16…冷陰極蛍光灯、18,19…ケー
ブル、20…ランプ反射シート、23…両面テープ(ま
たは接着剤)、30…緩衝部材、40,140…側壁、
43…係止用の爪、45…接続部、46…上辺部、47
…開口部、50…はめ込み用の孔、51…突起部、60
…アルミニウムや銀等の金属シート、61…メッシュ状
の金属、71…導電性テープ、72…バネ性のある導電
性部材、72a…導電性部材72の一方の端子、73…
孔、101,102…基板、110…液晶層、111,
112…偏光板、IC…液晶駆動用半導体集積回路素
子。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板と、前記一対の基板間に狭持
    される液晶層とを有する液晶表示パネルと、 前記液晶表示パネルの表示領域を露出させる開口部を有
    し、前記液晶表示パネルの周囲を覆う枠体より成る上側
    ケースとを備え、 前記上側ケースは、金属より可撓性の高い材料で構成さ
    れることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記上側ケースの側壁と、前記開口部が
    形成される上辺部との接続部の厚さが、他の部分の厚さ
    より厚くされていることを特徴とする請求項1に記載の
    液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 一対の基板と、前記一対の基板間に狭持
    される液晶層とを有する液晶表示パネルと、 金属より可撓性の高い材料で構成されるとともに、前記
    液晶表示パネルの表示領域を露出させる開口部を有し、
    前記液晶表示パネルの周囲を覆う枠体より成る上側ケー
    スとを備え、 前記金属より可撓性の高い材料は、導電性の合成樹脂で
    あることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記上側ケースの側壁と、前記開口部が
    形成される上辺部との接続部の厚さが、他の部分の厚さ
    より厚くされていることを特徴とする請求項3に記載の
    液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 一対の基板と、前記一対の基板間に狭持
    される液晶層とを有する液晶表示パネルと、 金属より可撓性の高い材料で構成されるとともに、前記
    液晶表示パネルの表示領域を露出させる開口部を有し、
    前記液晶表示パネルの周囲を覆う枠体より成る上側ケー
    スとを備え、 前記金属より可撓性の高い材料は、ゴムあるいは合成樹
    脂であり、 前記ゴムあるいは合成樹脂は、内部に導電性部材が埋め
    込まれていることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記上側ケースの側壁と、前記開口部が
    形成される上辺部との接続部の厚さが、他の部分の厚さ
    より厚くされていることを特徴とする請求項5に記載の
    液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記導電性部材は、メッシュ状の金属で
    あることを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 前記導電性部材は、インサート成型、あ
    るいはアウトサート成型により、前記ゴムあるいは合成
    樹脂内に埋め込まれていることを特徴とする請求項5に
    記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 一対の基板と、前記一対の基板間に狭持
    される液晶層とを有する液晶表示パネルと、 金属より可撓性の高い材料で構成されるとともに、前記
    液晶表示パネルの表示領域を露出させる開口部を有し、
    前記液晶表示パネルの周囲を覆う枠体より成る上側ケー
    スとを備え、 前記金属より可撓性の高い材料は、ゴムあるいは合成樹
    脂であり、 前記ゴムあるいは合成樹脂は、表面に導電性部材が設け
    られていることを特徴とする液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 前記上側ケースの側壁と、前記開口部
    が形成される上辺部との接続部の厚さが、他の部分の厚
    さより厚くされていることを特徴とする請求項9に記載
    の液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 前記導電性部材は、導電性シートであ
    り、 前記導電性シートは、前記上側ケースの表面に接着され
    ていることを特徴とする請求項9に記載の液晶表示装
    置。
  12. 【請求項12】 一対の基板と、前記一対の基板間に狭
    持される液晶層とを有する液晶表示パネルと、 前記液晶表示パネルの表示領域を露出させる開口部を有
    し、前記液晶表示パネルの周囲を覆う枠体より成る上側
    ケースと、 前記液晶表示パネルの表示面と反対側の面に設けられる
    照明手段とを備え、 前記照明手段は、周囲に側壁を有する収納体を有し、 前記上側ケースは、側壁が前記収納体の前記側壁に固定
    されているとともに、金属より可撓性の高い材料で構成
    されることを特徴とする液晶表示装置。
  13. 【請求項13】 前記上側ケースは、前記側壁に孔を有
    し、 前記収納体の前記側壁は、突起部を有し、 前記収納体の前記側壁に設けられる突起部を、前記上側
    ケースの前記側壁に設けられる孔に嵌め込むことによ
    り、前記上側ケースの前記側壁が前記収納体の前記側壁
    に固定されていることを特徴とする請求項12に記載の
    液晶表示装置。
  14. 【請求項14】 一対の基板と、前記一対の基板間に狭
    持される液晶層とを有する液晶表示パネルと、 金属より可撓性の高い材料で構成されるとともに、前記
    液晶表示パネルの表示領域を露出させる開口部を有し、
    前記液晶表示パネルの周囲を覆う枠体より成る上側ケー
    スと、 前記液晶表示パネルの表示面と反対側の面に設けられる
    照明手段と、 前記収納体の前記液晶表示パネルの表示面と反対側に配
    置される駆動回路基板とを備え、 前記金属より可撓性の高い材料は、導電性の合成樹脂で
    あり、 前記駆動回路基板の基準電位が印加される電極と、前記
    上側ケースの前記側壁とを電気的に接続する接続部材を
    備えることを特徴とする液晶表示装置。
  15. 【請求項15】 前記接続部材は、導電性テープであ
    り、 前記導電性テープは、一方の端子が、前記駆動回路基板
    の基準電位が印加される電極に接着され、他方の端子
    が、前記上側ケースの前記側壁に接着されていることを
    特徴とする請求項14に記載の液晶表示装置。
  16. 【請求項16】 前記接続部材は、導電性のバネ部材で
    あり、 前記導電性のバネ部材は、一方の端子が、前記駆動回路
    基板の基準電位が印加される電極に固着され、他方の端
    子が、前記上側ケースの内部で前記側壁に接触している
    ことを特徴とする請求項14に記載の液晶表示装置。
  17. 【請求項17】 一対の基板と、前記一対の基板間に狭
    持される液晶層とを有する液晶表示パネルと、 金属より可撓性の高い材料で構成されるとともに、前記
    液晶表示パネルの表示領域を露出させる開口部を有し、
    前記液晶表示パネルの周囲を覆う枠体より成る上側ケー
    スと、 前記液晶表示パネルの表示面と反対側の面に設けられる
    照明手段と、 前記収納体の前記液晶表示パネルの表示面と反対側に配
    置される駆動回路基板とを備え、 前記金属より可撓性の高い材料は、内部に導電性部材が
    埋め込まれたゴムあるいは合成樹脂であり、 前記駆動回路基板の基準電位が印加される電極と、前記
    上側ケースの前記側壁内の前記導電性部材とを電気的に
    接続する接続部材を備えることを特徴とする液晶表示装
    置。
  18. 【請求項18】 前記接続部材は、導電性のバネ部材で
    あり、 前記上側ケースは、前記側壁に、前記導電性のバネ部材
    の他方の端子が挿入される孔を有し、 前記導電性のバネ部材は、一方の端子が、前記駆動回路
    基板の基準電位が印加される電極に固着され、他方の端
    子が、前記孔内で前記導電性部材に接触していることを
    特徴とする請求項17に記載の液晶表示装置。
  19. 【請求項19】 一対の基板と、前記一対の基板間に狭
    持される液晶層とを有する液晶表示パネルと、 金属より可撓性の高い材料で構成されるとともに、前記
    液晶表示パネルの表示領域を露出させる開口部を有し、
    前記液晶表示パネルの周囲を覆う枠体より成る上側ケー
    スと、 前記液晶表示パネルの表示面と反対側の面に設けられる
    照明手段と、 前記収納体の前記液晶表示パネルの表示面と反対側に配
    置される駆動回路基板とを備え、 前記金属より可撓性の高い材料は、表面に導電性部材が
    設けられたゴムあるいは合成樹脂であり、 前記駆動回路基板の基準電位が印加される電極と、前記
    上側ケースの前記側壁の表面に設けられた導電性部材と
    を電気的に接続する接続部材を備えることを特徴とする
    液晶表示装置。
  20. 【請求項20】 前記導電性部材は、導電性シートであ
    り、 前記導電性シートは、前記上側ケースの表面に接着され
    ていることを特徴とする請求項19に記載の液晶表示装
    置。
  21. 【請求項21】 前記接続部材は、導電性テープであ
    り、 前記導電性テープは、一方の端子が、前記駆動回路基板
    の基準電位が印加される電極に接着され、他方の端子
    が、前記上側ケースの前記側壁の表面に設けられる導電
    性部材に接着されていることを特徴とする請求項19に
    記載の液晶表示装置。
  22. 【請求項22】 前記接続部材は、導電性のバネ部材で
    あり、 前記上側ケースの表面に設けられる導電性部材の一部
    は、前記上側ケースの前記側壁の内部まで延長されてお
    り、 前記導電性のバネ部材は、一方の端子が、前記駆動回路
    基板の基準電位が印加される電極に固着され、他方の端
    子が、前記上側ケースの前記側壁の内部で、前記導電性
    部材の前記上側ケースの前記側壁の内部まで延長された
    部分に接触していることを特徴とする請求項19に記載
    の液晶表示装置。
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