JP2003232157A - 掛金装置 - Google Patents

掛金装置

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JP2003232157A
JP2003232157A JP2002028264A JP2002028264A JP2003232157A JP 2003232157 A JP2003232157 A JP 2003232157A JP 2002028264 A JP2002028264 A JP 2002028264A JP 2002028264 A JP2002028264 A JP 2002028264A JP 2003232157 A JP2003232157 A JP 2003232157A
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JP
Japan
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hook
pivot
lever
base plate
tip
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Pending
Application number
JP2002028264A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ishizaki
広幸 石崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の器物の衝突等によって操作レバーが浮き
上がり回転して掛止め施錠が偶発的に解除されることが
なく、信頼性高く使用できる掛金装置を提供する。 【解決手段】 ベース板1の他方端部の第2軸受板部1
1にフックレバー12を第3枢軸13によって連結し、
フックレバー12の先端フック部14が出入りする受孔
15を操作レバー3の先端部に形成し、前記掛止め施錠
状態において先端フック部14が係止受孔15の表側孔
縁部15aに係合するように第2バネ部材16によって
フックレバー12を回転付勢する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、機器収納ボックス
等に使用される掛金装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】 実開昭61−176375号公報に開
示された従来の掛金装置では、ベース板の一方端部に突
設した軸受板部に操作レバーの基輔部を第1枢軸によっ
て連結し、掛金アームの基端部を第2枢軸によって操作
レバーの中間部に連結し、掛金アームの先端フック部が
受金に係合した掛止め施錠状態において、第2枢柚が受
金と第1枢軸を通る基準直線よりもベース板の側に来る
ように第1枢軸と第2枢軸を配置している。 【0003】この従来装置では、操作レバーをベース板
に錠止する手段を備えていないため、操作レバーの先端
部に他の器物が衝突等して、操作レバーが第1枢軸を中
心に浮き上がり回転させられたときには、掛金アームと
受金の係合が無意図的に解かれて、固定フレームに対す
るウィング体の掛止め施錠が偶発的に解除される危険性
がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】 従って本発明の課題
は、操作レバーの先端部に他の器物が衝突等しても掛止
め施錠が偶発的に解除されない掛金装置を提供すること
である。 【0005】 【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の掛金装置では、ベ
ース板1の一方端部の第1軸受板部2に操作レバー3の
基端部を第1枢軸4によって連結し、操作レバー3の中
間部に形成した長さ方向のスロット5に嵌挿した第2枢
軸6によって掛金アーム7の基端部を操作レバー3に連
結し、掛金アーム7の先端掛け部8が受金9に係合した
掛止め施錠状態において、第2枢軸6が先端掛け部8と
第1枢軸4を通る基準直線Lよりもベース板1の側に来
るように第1枢軸4と第2枢軸6を配置し、第2枢軸6
が第1枢軸4から遠ざかる方向に第1バネ部材10によ
って移動付勢し、ベース板1の他方端部の第2軸受板部
11にフックレバー12を第3枢軸13によって連結
し、フックレバー12の先端フック部14が出入りする
係止受孔15を操作レバー3の先端部に形成し、前記掛
止め施錠状態において先端フック部14が係止受孔15
の表側孔縁部15aに係合するように第2バネ部材16
によってフックレバー12を回転付勢する。 【0006】 【発明の作用】 使用に当たってベース板1は例えば機
器ボックスなどの固定枠体17に固着され、受金9は扉
などのウィング体18に固着される。ウィング体18が
閉鎖されて固定枠体17に掛止め施錠されているときに
は、操作レバー3はベース板1に向かって倒伏され、図
4に示したように第2枢軸6は受金9と第1枢軸4を通
る基準直線Lよりもベース板1の側に来ている。このと
き、操作レバー3は第バネ部材10によって第1枢軸4
を中心として図4において時計回り方向に回転付勢され
ており、操作レバー3は倒伏状態に保持される。 【0007】さらにまた、フックレバー12の先端フッ
ク部14は操作レバー3の係止受孔15から表面側に突
き出ており、先端フック部14が係止受孔15の表側孔
縁部に係合している。この先端フック部14と操作レバ
ー3の係合が第2バネ部材16の回転付勢によって保持
されるため、操作レバー3は倒伏状態に維持される。 【0008】掛止め施錠を解除してウィング体18を開
放操作するには、フックレバー12の先端フック部14
に指を掛けて、先端フック部14が係止受孔15の表側
孔縁部15aから離脱するように第2バネ部材16の付
勢に抗して第3枢軸13を中心に退避回転させる。 【0009】この退避回転後または退避回転と併行し
て、第11バネ部材10の前記回転付勢に抗して操作レ
バー3を第1枢軸4を中心に引き上げ回転させる。第2
枢軸6が基準直線Lを越えた瞬間に第1バネ部材10に
よる回転付勢の方向が反転することになる。 【0010】ベース板1に対して操作レバー3が一定角
度以上引き上げられると、掛金アーム7が受金8から離
れるように傾斜回動させられ、図5に示したように掛金
7の先端掛け部8が受金9から完全に離脱する。これに
よって固定枠体17に対するウイング体18の掛止め施
錠が解除され、ウィング体18操作レバー3あるいは他
に用意された取手を引くことによって開放操作される。 【0011】所要の作業終了後、ウィング体18を開鎖
操作してから、操作レバー3を第1枢軸4を中心に押し
下げ回転すると、掛金アーム7の先端掛け部8が固定枠
体17の正面板部に摺接しながら受金9に接近して係合
し、第2枢軸6が受金9と第1枢軸4を通る直線よりも
ベース板1側に来たときに、先端掛け部8が受金9に深
く係合し、ウィング体18が固定枠体17に対して掛止
め施錠される。 【0012】この操作レバー3の押し下げ回転の最終段
階で、操作レバー3の係止受孔15にフックレバー12
の先端フック部14が入り込み、係止受孔15の裏側孔
縁部15bが先端フック部14を押すことによって、フ
ックレバー12は、先端フック部14が受孔15を通り
抜けるように第3枢軸13を中心として第2バネ部材1
6に抗して退避回転する。 【0013】操作レバー3が掛止め施錠の成立位置まで
押し下げられたとき、フックレバー12の先端フック部
14は操作レバー3の表面側に突き出ており、先端フッ
ク部14が係止受孔15の表側孔縁部に係合することに
よって、操作レバー3は倒伏状態に保持することにな
る。 【0014】 【発明の実施の形態】 図示の実施例では、第1軸受板
部2はベース板1の一方端部に上下一対に折り曲げ形成
され、第2軸受板部11はベース板1の他方端部に上下
一対に折り曲げ形成されている。操作レバー3の上下一
体の側壁板部19には、第1枢軸4が通される軸孔20
と前記スロット5が形成されている。前記係止受孔15
は操作レバー3の主体板部21に形成されている。掛金
7は正面視U字状に形成されている。 【0015】第1バネ部材10は2本の圧縮コイルバネ
によって構成されており、各圧縮コイルバネは第1バネ
受金具22の帯板状ガイド部23に嵌められている。第
1バネ受金具22は端面受溝部24が第1枢軸4に係合
している。第2バネ受金具25は透孔26にて前記ガイ
ド部23の先端部に嵌められており、第2バネ受金具2
5はバネバネ部材10の弾性によって第2枢軸6に押し
付けられている。第2バネ受金具25の姿勢保持板部2
7は操作レバー3の主体板部21の裏面に当接してい
る。 【0016】第2バネ部材16はトーションバネによっ
て構成され、そのコイル部に第3枢軸13が嵌められて
いる。第2バネ部材16の一端部はフックレバー12の
中間側面部に当接し、第2バネ部材16の他端部はベー
ス板1に当接している。フックレバー12の基端部の平
坦面12aはベース板1の前面に当接することによっ
て、フックレバー12を起立状態に保持している。 【0017】フックレバー12の先端フック部14に
は、操作レバー3の係止受孔15の裏面側孔縁部15b
が当たるカム面14aを円弧状に形成してある。 【0018】 【発明の効果】 以上のように本発明の掛金装置では、
ベース板1の他方端部の第2軸受板部11にフックレバ
ー12を第3枢軸13によって連結し、フックレバー1
2の先端フック部14が出入りする係止受孔15を操作
レバー3の先端部に形成し、前記掛止め施錠状態におい
て先端フック部14が係止受孔15の表側孔縁部15a
に係合するように第2バネ部材16によってフックレバ
ー12を回転付勢してあるため、他の器物の衝突等によ
って操作レバー3が浮き上がり回転して掛止め施錠が偶
発的に解除されることがなく、信頼性高く使用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例に係る掛金装置の施錠状態
における正面図である。 【図2】 該掛金装置の背面図である。 【図3】 該掛金装置の底面図である。 【図4】 図1のA−A線断面図である。 【図5】 該掛金装置の解錠時の底面図である。 【符号の説明】 1 ベース板 2 第1軸受板部 3 操作レバー 4 第1枢軸 5 スロット 6 第2枢軸 7 掛金アーム 8 先端掛け部 9 受金 10 第1バネ部材 11 第2軸受板部 12 フックレバー 13 第3枢軸 14 先端フック部 15 係止受孔 16 第2バネ部材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ベース板1の一方端部の第1軸受板部2
    に操作レバー3の基端部を第1枢軸4によって連結し、
    操作レバー3の中間部に形成した長さ方向のスロット5
    に嵌挿した第2枢軸6によって掛金アーム7の基端部を
    操作レバー3に連結し、掛金アーム7の先端掛け部8が
    受金9に係合した掛止め施錠状態において、第2枢軸6
    が先端掛け部8と第1枢軸4を通る基準直線Lよりもベ
    ース板1の側に来るように第1枢軸4と第2枢軸6を配
    置し、第2枢軸6が第1枢軸4から遠ざかる方向に第1
    バネ部材10によって移動付勢し、ベース板1の他方端
    部の第2軸受板部11にフックレバー12を第3枢軸1
    3によって連結し、フックレバー12の先端フック部1
    4が出入りする係止受孔15を操作レバー3の先端部に
    形成し、前記掛止め施錠状態において先端フック部14
    が係止受孔15の表側孔縁部15aに係合するように第
    2バネ部材16によってフックレバー12を回転付勢し
    た掛金装置。
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Effective date: 20041207

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050404