JP2001234658A - 扉の鎖錠装置 - Google Patents

扉の鎖錠装置

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JP2001234658A
JP2001234658A JP2000043805A JP2000043805A JP2001234658A JP 2001234658 A JP2001234658 A JP 2001234658A JP 2000043805 A JP2000043805 A JP 2000043805A JP 2000043805 A JP2000043805 A JP 2000043805A JP 2001234658 A JP2001234658 A JP 2001234658A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鎖錠時にフック側から力が加わってもフック
が解錠することがない扉の鎖錠装置を提供する。 【解決手段】基端部を本体1の後面に貫通させた取手2
を該本体1の前面に前後方向に回動可能に軸支して設け
るとともに、本体1の後面にフック5を前後方向に軸支
し、該フック5を前記取手2の基端部2aとを第1の枢
着ピン8aをもって一端を枢着したリンクプレート8の
他端とを第2の枢着ピン8bをもって枢着して該取手2
の起倒作用によりフック5が連動して鎖錠位置と解錠位
置をとる鎖錠装置において、取手2が伏倒した状態にあ
っては第1の枢着ピン8aが、前記取手2の本体1への
枢軸部と第2の枢着ピン8bとの中立点より本体1の前
面側に位置する構造とするとともにフック5が箱本体5
5の受け金具55aに係合する鎖錠位置をとる構造とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気収納箱の扉に
取り付けられる扉の鎖錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の扉の鎖錠装置としては、図8に示
す平面ハンドルのように本体51に回動自在に軸支した
軸52の基端に取り付けた引掛けベロ53を軸52の先
端に起伏自在に取り付けたハンドル54を引き起こした
うえ回動操作をして、該引掛けベロ53を箱本体55に
設けた係止部55aに係止させるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、箱本体55
と扉56との間に高い気密性を要求する場合には、箱本
体55と扉56との間に介在させたパッキン57は弾発
力の強い発泡度の低い硬めのものを使用するとともに圧
縮割合を多くして締めつけるものである。そのため、前
記のような引掛けベロ53を箱本体55に設けた係止部
55aに軸52を中心に回動させて係止させるものにあ
っては引掛けベロ53がパッキン57の弾発力に押圧さ
れている係止部55aに擦りながら回動するためハンド
ルの操作が困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めになされた本発明の扉の鎖錠装置は、基端部を本体の
後面に貫通させた取手を該本体の前面に前後方向に回動
可能に軸支して設けるとともに、本体の後面にフックを
前後方向に軸支し、該フックを前記取手の基端部とを第
1の枢着ピンをもって一端を枢着したリンクプレートの
他端とを第2の枢着ピンをもって枢着して該取手の起倒
作用によりフックが連動して鎖錠位置と解錠位置をとる
鎖錠装置であって、取手が伏倒した状態にあっては第1
の枢着ピンが、前記取手の本体への枢軸部と第2の枢着
ピンとの中立点より本体の前面側に位置する構造とする
とともにフックが箱本体の受け金具に係合する鎖錠位置
をとる構造とすることを特徴とするものである。また、
取手の伏倒状態と引き起し状態を保持する反転バネを設
けることが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づき説明する。1は箱本体55の開口部を
開閉する扉56に固定する本体、2は取手であり、該取
手2は基端部2aを本体1の後面に貫通させ該本体1の
前面に前後方向に回動可能に軸支して設けてある。すな
わち、本体1の前面から後面に亘って透設した角孔部3
に基端部2aを貫通させたうえ軸孔2bに軸ピン4をも
って本体1への枢軸部として前後方向に回動可能に軸支
されて設けられている。また、該本体1の後面即ち角孔
部3の後面上部に設けた軸受凹部6に前後方向に回動可
能にフック5が軸支されている。このフック5は基端に
軸孔5aを設けた軸受板部5bの先端上方に向けて係合
顎部5cを連設した鉤状のものであり、軸孔5aに軸ピ
ン7を挿通してたうえ前記軸受凹部6に軸支されてい
る。
【0006】さらに、該フック5の係止顎部5cの基端
を前記取手2の基端部2aとを第1の枢着ピン8aをも
って一端を枢着したリンクプレート8の他端とを第2の
枢着ピン8bをもって枢着して該取手2の起倒作用によ
りフック5が連動して鎖錠位置と解錠位置をとるものと
されている。そして、取手2が伏倒した状態にあっては
第1の枢着ピン8aが、前記取手2の本体1への枢軸部
である軸ピン4と第2の枢着ピン8bとの中立点すなわ
ち直線位置より本体1の前面側に位置する構造とすると
ともにフック5が係止顎部5cを箱本体55の受け金具
55aに係合する鎖錠位置をとる構造とするものであ
る。
【0007】すなわち、図1に示すように取手2が本体
1の前面に当接した伏倒した状態にあっては第1の枢着
ピン8aが軸ピン4と第2の枢着ピン8bとの中立点即
ち直線位置より本体1の前面側に位置する状態では、フ
ック5側から係合解除方向の力が加わってもリンクプレ
ート8が第1の枢着ピン8aを本体1の前面側に向けた
作用のみとなり第1の枢着ピン8aに枢支した取手2の
基端部2aを前面側に附勢して取手2を軸ピン4を起点
に本体1の前面を押圧して解錠することがないものであ
る。
【0008】また、図2に示すように取手2を本体1か
ら引き起こせば、軸ピン4を起点に取手2の基端部2a
が下向きに回動してリンクプレート8の一端を下方に引
き寄せてリンクプレート8の他端に枢着したフック5を
軸ピン7を起点に下方に向けて回動してフック5の係合
顎部5cが箱本体55の受け金具55aから離脱して解
錠位置をとることとなる。
【0009】9は取手の伏倒状態と引き起し状態を保持
する押しバネよりなる反転バネであり、該反転バネ9は
本体1の角孔部3の下方側に設けた受段部10と取手2
の基端部2aの後面に突設した伏倒保持押圧面11aと
引き起し保持押圧面11bを形成した楔状の押圧部11
との間に介在させて、取手2が本体1の前面に当接した
伏倒した状態において伏倒保持押圧面11aを押圧して
軸ピン4を起点に取手2が本体1の前面側に附勢して振
動などにより取手2が浮き上がるのを防止する。また、
解錠時において取手2が引き起こし状態となる場合は押
圧部11が本体1の前面側に回動して伏倒保持押圧面1
1aが反転バネ9から離脱して引き起し保持押圧面11
bが反転バネ9の臨む位置に移動して該引き起し保持押
圧面11bが反転バネ9に押圧されて取手2の引き起こ
し状態を保持するものである。
【0010】12は悪戯等により取手2を引き起こして
解錠されるのを防止するため、取手2を本体1の前面に
ロックするためのキーである。図6及び図7(箱本体5
5と扉56を図示せず)に示す13、14は前記取手2
の起伏動作により上下動するフック5の係合顎部5cの
基端と取手2のリンク片の下端延長部2cに基端を枢支
したロッド棒であり、該ロッド棒13、14は先端に側
方に設けた係止用のスライダー15を箱本体55に取り
付けた受金具55bに係脱させて鎖錠、解錠を行うもの
である。16はロッド棒13、14の上下動を案内する
ための案内金具である。
【0011】このように本発明の扉の鎖錠装置は、取手
2を起伏させることによりリンクプレート8を介してフ
ック5を前後方向に回動させて該フック5の係合顎部5
cを箱体55の受け金具55aの後面側から係脱させて
鎖錠・解錠を行うものであるから、気密性を高めるため
箱本体55と扉56との間に介在させたパッキン57の
圧縮割合を多くして締めつけても取手2の操作は容易な
ものである。また、フック5を前後方向に回動させる構
成としているので、幅方向のスペースが狭くてすむの
で、図3に示すように箱本体55の水切り部55cの外
側に設けた受け金具55aに対応して取り付けできるの
で箱内の有効面積を広くすることもできるものである。
【0012】また、取手2が本体1の前面に当接した伏
倒した状態にあっては、第1の枢着ピン8aが軸ピン4
と第2の枢着ピン8bとの中立点即ち直線位置より本体
1の前面側に位置する構造とするとともにフック5の係
合顎部5cが箱体55の受け金具55aに係合する鎖錠
位置をとる構造としているので、風、振動等で扉55に
開く方向の力が加わってこれによりフック5に係合解除
方向の力が加わってもリンクプレート8の第1の枢着ピ
ン8a側を本体1の前面側に向けた作用のみとなり第1
の枢着ピン8aに枢着した取手2の基端部2aを前面側
に附勢して取手2を軸ピン4を起点に本体1の前面を押
圧して解錠することがないものであるから、解錠を防止
するための取手2の伏倒状態を保持するための係止手段
を不要とするものである。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の扉の鎖
錠装置は、取手の操作による鎖錠・解錠作業が容易であ
るうえ鎖錠時にフック側から力が加わってもフックが解
錠することがなく確実な鎖錠状態を保持できるものであ
る。従って、従来の扉の鎖錠装置の問題点を解決したも
のとして業界にもたらす益大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を鎖錠状態で示す一部切側
面図である。
【図2】本発明の実施の形態を解錠状態で示す一部切側
面図である。
【図3】本発明の実施の形態を鎖錠状態で示す平面図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態を分解して示す斜視図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態を鎖錠状態で示す斜視図で
ある。
【図7】本発明の実施の形態を解錠状態で示す斜視図で
ある。
【図8】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 取手 2a 基端部 3 角孔部 5 フック 5c 係合顎部 6 軸受凹部 8 リンクプレート 8a 第1の枢着ピン 8b 第2の枢着ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基端部(2a)を本体(1) の後面に貫通させた
    取手(2) を該本体(1) の前面に前後方向に回動可能に軸
    支して設けるとともに、本体(1) の後面にフック(5) を
    前後方向に軸支し、該フック(5) を前記取手(2) の基端
    部(2a)とを第1の枢着ピン(8a)をもって一端を枢着した
    リンクプレート(8) の他端とを第2の枢着ピン(8b)をも
    って枢着して該取手(2) の起倒作用によりフック(5) が
    連動して鎖錠位置と解錠位置をとる鎖錠装置であって、
    取手(2) が伏倒した状態にあっては第1の枢着ピン(8a)
    が、前記取手(2) の本体(1) への枢軸部と第2の枢着ピ
    ン(8b)との中立点より本体(1) の前面側に位置する構造
    とするとともにフック(5) が箱本体(55)の受け金具(55
    a) に係合する鎖錠位置をとる構造とすることを特徴と
    する扉の鎖錠装置。
  2. 【請求項2】 取手(2) の伏倒状態と引き起し状態を保
    持する反転バネ(9) を設けた請求項1に記載の扉の鎖錠
    装置。
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FR2965000A1 (fr) * 2010-09-17 2012-03-23 Deny Fontaine Verrou de trappe exterieur commandable
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