JP3031444U - 平面ハンドル装置 - Google Patents

平面ハンドル装置

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JP3031444U
JP3031444U JP1996005405U JP540596U JP3031444U JP 3031444 U JP3031444 U JP 3031444U JP 1996005405 U JP1996005405 U JP 1996005405U JP 540596 U JP540596 U JP 540596U JP 3031444 U JP3031444 U JP 3031444U
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JP
Japan
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handle
casing
latch
door
latch body
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JP1996005405U
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幸雄 安田
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Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 止め金板の先端部を扉の縁部から突出させた
まま扉を開閉しても、装置本体や固定枠体の破損がない
平面ハンドル装置を提供する。 【解決手段】 ハンドル9の基端部を横断枢軸18でケ
ーシング側壁3に枢着し、板バネ19でハンドル9の姿
勢保持と突出及び没入回転付勢を行ない、ケーシング1
の背面のラッチケース24にラッチ体30を収容してバ
ネ33で前進付勢させ、ラッチ体30の側面の傾斜板3
2にハイドル9の背面の作動突子17を当接させ、ハン
ドル9の突出または没入回転時に作動突子17を前後方
向に移動させることにより、ラッチ体30をガイド2
8,29に沿って左右方向に摺動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は扉の掛止施錠に用いられる平面ハンド ル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の平面ハンドル装置は、扉に固着されるケーシングの 正面凹部に出没自在に収容されたハンドルを突出回転させることによって、ケー シングの背面側に取り付けられた止め金板を回転させて、止め金板の先端部を固 定枠体側の受部に係脱させ、扉の施錠を行っていた。
【0003】 しかしながら、この従来装置では、止め金板の先端部を扉の縁部から突出させ たまま扉の開閉を行った場合、止め金板の先端部が固定枠体の縁部に衝突して、 平面ハンドル装置本体や固定枠体を破壊してしまう恐れがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 したがって本考案の目的は、止め金板の 先端部を扉の縁部から突出させたまま扉の開閉を行った場合でも、平面ハンドル 装置本体や固定枠体の破損が防止されるような平面ハンドル装置を提供すること である。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明 すると、本考案の平面ハンドル装置では、扉35に固着されるケーシング1の側 壁3にハンドル9の基端部を横断枢軸18によって枢着し、ケーシング1の正面 凹部2に出没自在に収容した。
【0006】 ハンドル9とケ−シング1の正面凹部2の底部2a間には板バネ19を装着し 、ハンドル9の姿勢保持と突出及び没入回転付勢を行うようにした。また、ハン ドル9の背面側には作動突子17を取り付けた。
【0007】 ケーシング1の背面には、ラッチケース24を取り付け、該ラッチケース24 の両側壁26a,26bにはガイド28,29を設けた。先端部31に傾斜が設 けられ側面に傾斜板32を突出させたラッチ体30を前記ガイド28,29に摺 動可能に嵌め込み、該ラッチ体30をバネ33によって前進付勢させる。ラッチ 体30の傾斜板32と作動突子17を当接させ、ハンドル9を突出または没入回 転させて、作動突子17を前後方向に移動させることにより、ラッチ体30をガ イド28,29に沿って左右方向に摺動させて、ラッチ体30の先端部31が固 定枠体36側の受部37に係脱させて扉35の施錠を行うようにした。
【0008】 図2に示されるように、ラッチ体30はバネ33によってラッチ体30の傾斜 板32の傾斜部32aが作動突子17の先端部17aに当接する方向に付勢され ている。ハンドル9の押しボタン部10に押圧を加えてハンドル9を突出回転さ せることによって作動突子17を前方向に移動させると、傾斜部32aが作動突 子17に案内されてラッチ体30はバネ33の付勢力に打ち勝って後退摺動する 。更に押圧を加え続けると、板バネ19の作用によってハンドル9は突出位置に 保持され、ラッチ体30の先端部31はラッチケ−ス没入位置に保持され、固定 枠体36に対する扉35の施錠が解除される。
【0009】 固定枠体36に対して扉35を施錠する場合には、扉35を閉めて、ハンドル 9の先端部11に押圧を加えると、板バネ19の付勢力により、ハンドル9は瞬 時に没入回転し、作動突子17が後方に移動し、ラッチ体30はバネ33によっ て前進付勢され、ラッチ体30の先端部31がラッチケース24から突出し、固 定枠体36側の受部37に係合する。
【0010】 万一、扉35を開いた状態で、ハンドル9をケーシング1に没入させて、ラッ チ体30の先端部31を突出させたまま扉35を閉めた場合には、ラッチ体先端 傾斜部31が固定枠体36の縁部36aに衝突し、ラッチ体30が該傾斜部31 に沿って案内され、ラッチケース没入方向に逃げる。ラッチ体30の先端部31 が固定枠体36の縁部36aを越えると、ラッチ体30はバネ33によって前進 付勢され、受部37に係合して扉35が施錠される。
【0011】
【考案の実施の形態】 図1から図3に示した実施例では、縦長のケーシン グ1の鍔部4の上面にカバー8を取り付け、ハンドル9の上面部にも基端部に押 しボタン部10が設けられたカバー14を取り付ける。ケーシング1の前後の鍔 部4の背面にはボルト15を固着し、扉35に透孔35aを設けて、該ボルト部 15を扉35の正面から背面側に突出させて、ナット16によって締め付けて装 置本体を扉35に固着する。
【0012】 ケーシング1に設けられた正面凹部2の両側壁に軸孔5を設け、ハンドル9の 基端部にも軸孔12を設け、横断枢軸18によってハンドル9をケーシング1に 枢着する。ハンドル9の背面には作動突子17を螺子込み固定し、作動突子17 の先端部17aをケーシング1の底面に設けられた長孔6から突出させる。
【0013】 ハンドル9とケ−シング1の正面凹部2の底部間2aに装着され、ハンドル9 の姿勢保持と突出回転付勢を行うための板バネ19は、中央部19aが半円弧状 に形成され、両端部19b,19cに平面板部20,21が設けられ、平面板部 20,21の先端にリップ片22,23を突出させ、該リップ片22,23をハ ンドル9及びケーシング1に設けられたバネ受部13,7に係合させて装着され ている。
【0014】 ケーシング1の背面側にはラッチケース24を固着する。ラッチケース24は 上面板部25及び左右に設けられた側壁板部26a,26bより形成される。上 面板部25には、縦長の切込27を設け作動突子17を突出させる。また、両側 壁板部26a,26bにはラッチ体案内用のガイド28,29を設け、該ガイド 28,29にラッチ体30を摺動可能に嵌め込む。ラッチ体30の先端部31に は傾斜を設け、ラッチ体の側面に傾斜板32を突出させる。この傾斜板32の傾 斜部32aと作動突子17の先端部17aが常に当接する方向に捩りコイルバネ 33によってラッチ体30を前進付勢させる。捩りコイルバネ33の一端33a はラッチ体30に設けた係合部30aに、他端33bはラッチケース24の側壁 26bに係合させる。
【0015】 図4から図6に示した別の実施例では、先の実施例で使用した捩りコイルバネ 33の代わりに圧縮コイルバネ34を使用する。圧縮コイルバネ34の一端34 aをラッチ体30の係合部30aに、他端34bをラッチケース24に設けた係 合部24aに係合させて、ラッチ体30を前進付勢させる。
【0016】
【考案の効果】 以上のように本考案の平面ハンドル装置では、ハンドル9 を横断枢軸18によってケーシング1に枢着し、ハンドル9とケ−シング1の正 面凹部2の底部2a間にハンドル9の姿勢保持と回転付勢を行うための板バネ1 9を装着し、ハンドル9の背面側に作動突子17を取り付け、ラッチケース24 をケーシング1の背面に固着し、先端部31に傾斜が設けられ、側面に傾斜板3 2を突出させたラッチ体30を、ラッチケース24のガイド部28,29に摺動 自在に嵌め込み、該ラッチ体30をバネ33によってラッチ体30の傾斜板32 と作動突子17が当接するように前進付勢させ、ハンドル9を突出または没入方 向に回転させて、作動突子17を前後方向に移動させることにより、ラッチ体3 0をガイド28,29に沿って左右方向に摺動させて、ラッチ体30の先端部3 1が固定枠体36側の受部37に係脱させて扉35の施錠を行うようにした。こ のように構成された平面ハンドル装置では、ラッチ体30の先端部31を扉35 の側面から突出させたまま扉35を閉めた場合でも、ラッチ体30の先端部31 の傾斜部が固定枠体36側の縁部36aに当接してラッチ体30がラッチケース 没入方向に逃げるため、装置本体や固定枠体36の破損が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る平面ハンドル装置の
正面図である。
【図2】 該平面ハンドル装置の背面図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 本考案の別の実施例に係る平面ハンドル装置
の背面図である。
【図5】 該平面ハンドル装置のラッチケースの斜視図
である。
【図6】 前記平面ハンドル装置のラッチ体の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 正面凹部 3 ケーシング側壁部 4 鍔部 5 軸孔 6 長孔 7 バネ受部 8 カバー 9 ハンドル 10 押しボタン部 11 ハンドル先端部 12 軸孔 13 バネ受部 14 カバー 15 ボルト 16 ナット 17 作動突子 18 横断枢軸 19 板バネ 20 平面板部 21 平面板部 22 リップ片 23 リップ片 24 ラッチケース 25 上面板部 26 側壁部 27 切込 28 ガイド 29 ガイド 30 ラッチ体 31 先端傾斜部 32 傾斜板 33 捩りコイルバネ 34 圧縮コイルバネ 35 扉 36 固定枠体 37 受部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉35に固着されるケーシング1と、基
    端部を横断枢軸18によってケーシング側壁3に枢着さ
    れ、ケーシング1の正面凹部2に出没自在に収容された
    ハンドル9と、ハンドル9とケ−シング1の正面凹部2
    の底部2a間に装着され、ハンドル9の姿勢保持と突出
    及び没入回転付勢を行うための板バネ19と、ハンドル
    9の背面側に取り付けられる作動突子17と、ケーシン
    グ1の背面に固着され、側壁26a,26bにガイド2
    8,29が設けられたラッチケース24と、先端部31
    に傾斜が設けられ、側面に傾斜板32を突出させたラッ
    チ体30と、該ラッチ体30を前進付勢させるバネ33
    からなり、ラッチ体30の傾斜板32と作動突子17を
    当接させ、ハンドル9を突出または没入回転させて、作
    動突子17を前後方向に移動させることにより、ラッチ
    体30をガイド28,29に沿って左右方向に摺動させ
    て、ラッチ体30の先端部31が固定枠体36側の受部
    37に係脱するようにした平面ハンドル装置。
JP1996005405U 1996-05-21 1996-05-21 平面ハンドル装置 Expired - Lifetime JP3031444U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10426899B2 (en) 2009-07-30 2019-10-01 Becton, Dickinson And Company Medical device assembly

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10426899B2 (en) 2009-07-30 2019-10-01 Becton, Dickinson And Company Medical device assembly

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