JP2003232004A - 表層片を付着したブロック - Google Patents

表層片を付着したブロック

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JP2003232004A
JP2003232004A JP2002030835A JP2002030835A JP2003232004A JP 2003232004 A JP2003232004 A JP 2003232004A JP 2002030835 A JP2002030835 A JP 2002030835A JP 2002030835 A JP2002030835 A JP 2002030835A JP 2003232004 A JP2003232004 A JP 2003232004A
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rubber
piece
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雅生 犬塚
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    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C5/00Pavings made of prefabricated single units
    • E01C5/22Pavings made of prefabricated single units made of units composed of a mixture of materials covered by two or more of groups E01C5/008, E01C5/02 - E01C5/20 except embedded reinforcing materials
    • E01C5/226Pavings made of prefabricated single units made of units composed of a mixture of materials covered by two or more of groups E01C5/008, E01C5/02 - E01C5/20 except embedded reinforcing materials having an upper layer of rubber, with or without inserts of other materials; with rubber inserts
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C2201/00Paving elements
    • E01C2201/16Elements joined together
    • E01C2201/167Elements joined together by reinforcement or mesh

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  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】反響音・発生騒音・磨耗・表面結氷・着氷の付
着力・衝突時の衝撃等を低下させる目的のために、古タ
イヤなどを利用したゴム付きの舗装ブロックに関して、
簡単かつ安価な方法で、寸法精度が高く、ゴムが強く、
ゴムが長期間剥離しないブロックを提供し、この方法を
応用し、ゴムの以外の多様な特性を持つ材料を付着した
多様な建設ブロックを提供する。 【解決手段】擦り減りで厚さが不均一でばらばらなタイ
ヤから正方形のゴム片を切り取り、これをブロックの表
層片1とし、表層片1の裏側にアスファルトを塗布して
接着部2とし、アスファルトの上に直接コンクリートを
硬化体3として打設し、打設厚さを調整して全体を規定
の厚さに成型して硬化させ、保持腕7、網状体5、セパ
レイタ33、目地体34などを用いて強度を上げたブロ
ック。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、主として自動車タ
イヤなどの断片を付着した建設用のブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廃棄処理に難点のある古タイヤな
どのゴム材を舗装や護岸のブロックの表面に表層片とし
て貼ることによって、反響音・発生騒音・磨耗・表面結
氷・着氷の付着力・衝突時の衝撃を低下させるなど多く
の効果を得ていた。このための製造方法では、ゴムを細
分化して粒状化し、樹脂で再固形化した粒状ゴム板を製
作した。この方法によって、タイヤの形状と磨耗度の違
いを解消して一定規格の工業製品にすることができたか
らである。
【0003】しかし、細分化と再固形化には特別な設備
を必要とし、かつ、加工に費用が掛かるという欠点があ
った。また、粒状ゴムを再固形化したゴムは、もとのゴ
ム材より耐久強度が大幅に劣り、車道や外壁など厳しい
環境での適用が制限される欠点があった。
【0004】他の材料である木材・ガラス・石材などで
も、細分化して再固形化して表層片にする手順は同じで
あり、費用と耐久強度にも同様の欠点があった。即ち、
両欠点は、ランダムな厚さで供給される材料を表層片に
用いる場合に、ブロックを規定の厚さに製作すために生
じたものである。
【0005】また、従来、硬化の終了したコンクリート
ブロックなどの表面にゴム片を高強度の接着剤で接着す
る試みは多かったが、ゴム片が短期間で剥離した。この
原因の一つは、ゴム片と硬化体たるコンクリートの接着
面形状が単純な平面になるために、ゴムが受けるせん断
負荷が硬化体の広い面に分散せず局部に集中するからで
ある。この局部には直接の作用力に加えて、日内温度変
化などによる温度応力が繰り返し作用するので、必然的
に剥離が生じ、局部から全体に及んだ。この現象のた
め、硬化体が硬化した後に接着で結合する方法では、結
合の長期強度が弱い欠点があった
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来手段における上記
のような欠点を解決するための問題点は、 表層片の成型に掛かる費用が大きい点、 表層片の強度が低い点、 表層片と硬化物の結合の長期強度が弱い点、 の3点である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の3点を同
時に解決する手段として、請求項1に記述のように構成
された表層片を付着したブロックを用いる。この手段の
主要な特徴は、請求項1における、 e コンクリートのような時間硬化する硬化材料が該接
着部に直接して打設され密着した境界面を形成し、 f 該硬化材料が、適宜量打設されて該ブロックの全
体を一定寸法に形成するように硬化体を形成し、 の二項である。
【0008】この特徴は、例えば、瀝青材料のような粘
性体の上に、硬化体としてフレッシュコンクリートを直
接打設して成型することである。図面1を参照して説明
すると、この方法によって、表層片1・接着部2・硬化
体3の3者が、微視的に複雑な形状の面で密着する。加
えて、硬化体の打設完了面を一定にすることによって個
々のゴム片の厚さや接着面の形状が異なっても、容易に
製品の厚さがコントロールされ、所定の規格のブロック
が製作される。この方法によると細分化や粒状化の過程
が省かれるので成型コストが低下し、かつ、固形ゴム片
をそのまま用いるので表層片の強度が高い。また表層片
1、接着部2および硬化体3が、相互に微視的に複雑な
形状の面で高精度に密着する。このため、ゴムの受けた
負荷によるせん断応力は硬化体3の多数の微視的な出っ
張りに分散されて局部的な応力集中を防ぎ、強度が高く
なる。加えて、瀝青のような材料の接着部では、局部に
ひずみが繰り返し集中しても、それに応じた変形が剥離
の発生を防ぎ、また、剥離が生じても一定期間の接触で
強度が回復するので、強度の耐久性を一層増大する。即
ち、請求項1の構成によるブロックが、課題の3点を同
時に解決する。
【0009】上記手段における、瀝青のような粘着性ま
たは遅れ接着性は、硬化物との硬化後に接着力を発揮す
る目的を達成するためである。この目的は、接着部の遅
れ加熱や接着部への接着液の遅れ浸透などによって、硬
化物の硬化後に遅れて接着する材料または仕組みを用い
ても、同様の結果が得られる。また、アスファルト合材
や他の遅れ接着性の材料に代えてもよい。また、この手
段は、木材チップ・プラスチック片・廃棄タイル・滑ら
かな自然石など、多様な材料を表層片に用いる場合にも
適用される。建造物の表面に望ましい特性を持つにも拘
らず、コンクリートとの接着が難しかったり、硬化材と
の付着強度が弱かったり、供給される時の寸法がばらつ
いたりするため、従来使用されなかった材料は多い。即
ち、このブロックは、一定規格の耐久的な製品にするこ
とが難しかった材料を用いることを可能にする手段でも
ある。また、用途によっては、表層片に接着する材料を
バインダーにした様々なコンクリートを硬化体3とする
と、打設と同時にバインダーが接着部2を形成するの
で、接着部を形成する工程の省略が出来る。また、供用
開始後生じた部分的な剥離を高温時に修復するので剥離
に対する耐久性が大幅に向上する。
【0010】なお、請求項2に記載したように、表層片
1と隣接表層片1との間の目地空間4の少なくとも一部
に、目地体34を設け、埋設・接着・突き出しなどで硬
化体3に結合して一体化する。こうすると、受ける負荷
による個々の表層片1の移動が下地の硬化体に拘束さ
れ、剥離抵抗が増して結合の耐久性が大幅に向上する。
【0011】なお、請求項3に記載したように、表層片
1の裏側に、凹凸を加工して溝あるいは保持腕7を設け
る、硬化体3も倣うので結合強度がさらに高くなる。特
に、焼き付け加工や接着などで局部的に突き出たゴムな
どの保持腕7を加工すると、保持腕7の硬化体3による
保持作用で、表層片1と硬化体3の剥離を拘束するの
で、両者の結合強度が向上する。保持腕7が硬化体3の
中にアンダーカットで保持されると、結合強度は一層向
上する。
【0012】なお、請求項4に記載したように、独立し
た複数のブロックを網状体5でユニットとして連結する
と、現場における配列ブロックの間隔や方向が格段に精
度を向上するので弱点の発生を防ぎ、また、車両負荷に
よるずれに対し周辺のブロックが網状体5を介して協同
で抵抗するので、ずれ抵抗力が大幅に向上する。加え
て、多数のブロックを結合したユニットでは、クレーン
やユニックなどの運搬手段で多数をまとめて取り扱える
ので施工能率が大幅に向上する利点も得られる。
【0013】なお、請求項5に記載したようなブロック
では、図2に見るように、車輪軸に平行な横切断線11
とこれに直交する辺の縁線12とが互いに略直交する。
このように配列して施工することによって、表層の裏面
特有の湾曲形状が一方向に揃ったり、同一面に揃ったり
することを防ぐことができる。このため接着部には、特
有の三次元起伏ができる。この起伏は、2方向のずれに
強力に抵抗するので長期間に渡って表層片のずれ移動や
剥離を防ぐことが出来る。加えて、トレッドパタンが、
二方向に防滑してスリップ事故防止に寄与する。
【0014】なお、請求項6に記載したように、サンド
イッチ状に重ねて一体化したブロックでは、図5に見る
ように、表層と硬化体を[硬化体―表層―硬化体]と重ね
られる。これは、[表層―硬化体―表層]のように配列し
てもよい。こうすることによって、特有な粘弾性機能が
生じ、ブロックの変形機能・遮音性・防水性・震動吸収
性などを強化することができる。
【0015】また請求項7に記載したように、接着部2
の少なくとも一部に炭素繊維のような通電・マイクロ波
・高周波などの電力による発熱材料を用いると、選択的
な加熱ができる。したがって、接着部2が熱可塑性材の
場合には、任意の時間を定めて硬化体3を加熱接着した
り、溶融して剥離させたりできる。これにより接着部を
独立した膜として製作したり、表層片の位置や打設した
硬化体を修正したりすることができるので、ブロック製
造が容易になる。加えて、磨耗などでブロック交換する
とき、加熱によって表層片1の除去や交換作業が容易に
なるので補修や処理の費用を大幅に低下させる利点が得
られる。
【0016】また請求項8に記載したように、硬化体の
中に板状の不連続空間のセパレイタ33を設けると、供
用開始後の震動や下地の移動により生じた負荷を受けて
も、ブロックの破壊面がセパレイタ33の位置に強制さ
れ、ここに限定して亀裂が発生する。このためブロック
の無秩序な変動や破壊を防ぎ、結合の耐久性を大きく向
上させることが出来る。該セパレイタ33は区分的な空
間でも、小板片を埋め殺した空間でも同様に発生亀裂を
呼び集める機能を発揮する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明による一般的なブロック
は、主にタイヤのトレッド部を用い、1枚から任意の枚
数までを組み合わせて一個のブロックを製作する。ブロ
ックは、一辺120mmの正方形に成形して表層片1と
し、これを4枚一組で1個のブロックに使用する。該表
層片の間隔を4mmとして配列する。まず、トレッドの
裏側を上にしてアスファルトを塗布し、この上にコンク
リートを打設する。ゴム厚が10mm、アスファルト厚1
mmの場合はコンクリート打設厚を19mmとする。ゴム厚
の変化に応じて打設厚を変え、246x246x30mm
のブロックに成型する。コンクリートが硬化するとゴム
の表層片とコンクリート硬化体が一体化し、ブロックが
完成する。これは、目地間隔が4mmとして1mに4枚
並ぶので、1平米の正方形面積に16枚の割合で配列され
る。これらをコンクリートや敷き砂の下地6に配列する
と、多機能のブロック舗装になり、垂直に用いるとゴム
壁が得られる。この方法によって表層片の厚さの差異に
関係無くゴム片を貼ったブロックの厚さを所望の厚さに
コントロールすることが可能になり、ゴム片は強度が高
く、硬化体と密着して耐久的に結合する。
【0018】
【実施例】このブロックの実施例の一つを、実施例1の
施工完了時の縦断面図である図1を参照して説明する
と、次のようなものである。まず、ゴムタイヤのトレッ
ド部を切断して取り出した正方形のゴム片を表層片1と
し、方形の平板状に成形し、該ゴム片をブロックの表面
を覆う位置に配置する。アスファルトを表層片1の裏側
に塗布して接着部2を形成する。この接着部2の上に直
接コンクリートを打設する。このコンクリートは、ブロ
ック全体を定められた形状に打設形成する。その後の硬
化によって一定強度の硬化体3が形成され、表層片1と
硬化体3とを接着部2で接合して一体化する。表層片1
にアスファルトの接着部2を付着させ、コンクリートを
硬化体3として打設硬化させ、接着を待ってゴム張りの
ブロックを完成した。これらのブロックを路面の下地6
に配列すると、車両の走行騒音を著しく低下させ、か
つ、表面の結氷が通過車両で容易に除去され滑り事故を
防ぐことができる。また、遮音、防水、衝撃緩和、洗掘
防止などの目的で壁に用いることもできる。
【0019】請求項1に記載したように、接着部2がア
スファルトスであるから、低温時に表層片1と硬化体3
の間に発生した部分的な剥離が高温時に修復される。加
えて、表層の接着と剥離を加熱と加圧によって容易にコ
ントロールすることが出来るので施工や補修が容易にな
る。
【0020】請求項2に記載したように、硬化体3の一
部が、目地体34としてゴム片間の目地空間4の一部に
押し出されている。これは表層片1の受ける水平作用力
を硬化体3に伝えて抵抗する機能を持ち、プラスチック
や金属などの形成品を埋設して代用することも出来る。
【0021】請求項4に記載したように、ゴムの保持腕
7が焼き付け加工されて、硬化体3に埋設されている。
該保持腕7は表層片1の剥離と移動を防ぎ、交通の安全
を保障する機能を発揮している。なお、保持腕7を先太
にしたり、保持腕に穴を開けたりすると、保持腕7が硬
化体3のアンダーカットに保持されるので、接合強度が
大きくなる。
【0022】請求項5に記載したように、独立ブロック
が網状体5で連結され、施工能率を上げるとともに、局
部的な水平力を他のブロックに伝えて分散するため剥離
を防止する機能を発揮している。
【0023】図2は上述の実施例1の上面図である。請
求項6に記載したように、横切断線11と縁線12を直
交させている。タイヤの裏に僅かながらある起伏が、接
着面に複雑な凹凸形状を作り、ずれに対する抵抗を増す
とともに表面パターンの単調化を防いで美観を向上す
る。
【0024】図3は一般的な製作手順を説明する縦断面
図である。方形の古タイヤ加工ゴム片を表層片1として
配列し、アスファルトスを流して接着部2を準備する。
途中に網状体5を埋設してアスファルトスの上に直接コ
ンクリートを打設し、コンクリートの硬化とアスファル
トスによる接着を待つ。2枚の表層片1の右側は横切断
線11が斜めになっている。タイヤを放射状に等分に分
割すると、場合によってはこの角度が大きい。トレッド
部を長方形としてタイヤから切り取るとき、車輪の進行
方向に平行な縁線12を加工し、表層の配列時に対面す
る該両線の切断面を略平行にすると目地4付近からのゴ
ムの磨耗を大きく軽減し、車両の乗り心地を向上する。
【0025】図4は図3を倒置したもので、車止めや護
岸などゴムを表面に固定する用途に用いる場合の縦断面
図である。
【0026】図5はトレッドの表面パターン側を接着し
て、凍結防止液の散布システムに加工した実施例の縦断
面図である。請求項8に記載したように、上下の硬化体
中にゴムの表層片をサンドイッチ状に挟む。表層片の厚
さや重ね枚数を増すと、ゴム弾性変位量が増す。このよ
うなブロックを凍結防止液22の池の中に配列すると、
通過車両の荷重でブロックの表面が下がり凍結防止液2
2を車両のタイヤトレッドに塗布する。この液は路面に
塗布されて広がるので、液の散布範囲が拡大し凍結を防
ぐ。夏期は該液を水に代え得て散水システムとして利用
する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明のゴム貼りの
ブロックは、ゴム層の厚さに係らず所望の設計寸法のブ
ロックを簡単で安価な方法で製作し、硬化体との接着面
形状に係らず密着した接着面で接合して耐久性を増大
し、車両通行など大きい負荷に耐える接合強度を確保
し、接合面が複雑な形状の平面になるので接着面のせん
断強度を大幅に向上し、舗装に用いて騒音レベルと反響
音を低下させ、通過車両による表面結氷の除去を可能に
するなどの効果を奏する。また、護岸や溝など流下物と
の摩擦によって磨耗するところに用いて耐久性を向上す
る。また、塀、壁、車止め踏み石など用いると、反響音
を低下させたり、人や物が衝突して生ずるけがや損傷を
防いだりすることによって、環境を快適で安全にする効
果がある。加えてゴム材などの使用後の廃棄処理におい
て、発生する熱やガスが他の方法より減少するので、地
球環境の汚染防止にも寄与する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両騒音低下と除氷のためにブロックを舗装に
用いた1実施例における縦断面図であり、図2のAB線に
おける断面を示す。(実施例1)
【図2】実施例1の上面図であり、本図におけるAB線の
縦断面図を図1に示す。(実施例1)
【図3】実施例2における製作手順の説明を目的とした
縦断面図である。(実施例2)
【図4】表層を上に配列した場合の断面図である。(実
施例2)
【図5】実施例3における表層を内側に配列した場合の
縦断面図である。(実施例3)
【符号の説明】
1 表層片 2 接着部 3 硬化体 4 目地空間 5 網状体 6 下地 7 保持腕 8 表面パターン 11 横切断線 12 縁線 22 凍結防止液 33 セパレイタ 34 目地体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次のような構成で、 a 表層片が供用時におけるブロックの表面の少なくと
    も一部になる位置に配置され、 b 該表層片が該位置における所望の物性を持ち、 c 接着部が瀝青材料のような粘着性または遅れ接着性
    を持ち、 d 該接着部が該表層片の裏側の少なくとも一部に直接
    に接触し、 e コンクリートのような時間硬化する硬化材料が該接
    着部に直接して打設され密着した境界面を形成し、 f 該硬化材料が、適宜量打設されて該ブロックの全
    体を一定寸法に形成するように硬化体を形成し g 該硬化材料が硬化して該硬化体が設計強度以上に
    達し、 h 該表層片と該硬化体とが該接着部を介して設計強
    度以上の強度で結合し、一体化したことを特徴とする表
    層片を付着したブロック。
  2. 【請求項2】 二つの表層片1の間にある目地空間4の
    少なくとも一部に、目地体34を設け、接着・埋設または
    突き出しによって該目地体が硬化体3と一体化したこと
    を特徴とする請求項1記載の表層片を付着したブロッ
    ク。
  3. 【請求項3】 表層片1の裏側に加工して溝あるいは保
    持腕7による凹凸を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の表層片を付着したブロック。
  4. 【請求項4】 独立したブロックの複数個を網状体5で
    連結したことを特徴とする請求項1記載の表層片を付着
    したブロック。
  5. 【請求項5】 タイヤの回転軸に平行な横切断線11と回
    転面に平行な縁線12とで囲まれた略方形のタイヤの断片
    からなる2枚の隣接する表層片1において、相互の横切
    断線11と縁線12とが互いに略直交して配列されたことを
    特徴とする請求項1記載の表層片を付着したブロック。
  6. 【請求項6】 該表層片1を付着したブロックの複数個
    をサンドイッチ状に重ねて一体化した配列構造を特徴と
    する請求項1記載の表層片を付着したブロック。
  7. 【請求項7】 該接着部2の少なくとも一部に炭素体の
    ような電力による発熱材料を用いたことを特徴とする請
    求項1記載の表層片を付着したブロック。
  8. 【請求項8】 該硬化体の中に該表層片の表面とほぼ直
    交する板状の不連続空間のセパレイタ33を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の表層片を付着したブロッ
    ク。
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