JP2003231484A - 無限軌道走行体を備えた歩行、乗用兼用型の作業車輛 - Google Patents

無限軌道走行体を備えた歩行、乗用兼用型の作業車輛

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JP2003231484A
JP2003231484A JP2003073278A JP2003073278A JP2003231484A JP 2003231484 A JP2003231484 A JP 2003231484A JP 2003073278 A JP2003073278 A JP 2003073278A JP 2003073278 A JP2003073278 A JP 2003073278A JP 2003231484 A JP2003231484 A JP 2003231484A
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JP
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walking
crawler traveling
frame
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JP2003073278A
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Yasuyuki Wada
泰行 和田
Hisao Nagata
久雄 永田
Kenji Ito
建治 伊藤
Masahiro Ozoe
正浩 尾添
Mitsuru Hasegawa
長谷川  満
Takahiro Kamikado
孝博 神門
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無限軌道走行体を備えた歩行、乗用兼用型の
作業車輛に関するものである。 【解決手段】 無限軌道走行体2を備えた機体フレーム
3にエンジン4を搭載すると共に、機体フレーム3の後
部にロータリ作業機21を昇降自在に連結し、エンジン
4からの動力を無限軌道走行体2とロータリ作業機21
に伝達する一方、機体フレーム3の前部に操縦ハンドル
15とステップ18を、また、機体フレーム3に座席シ
ート9を配置して乗車しての操縦を可能とし、さらに、
機体フレーム3全体を無限軌道走行体2から前端部が突
出する進出位置に配置して、歩行操縦時に無限軌道走行
体2に足が巻き込まれないように機体フレーム3の前端
部と無限軌道走行体2の前端部との間に空間部を形成し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、山間部や傾斜地等
にも導入できる無限軌道走行体を備えた歩行、乗用兼用
型の作業車輌に係るものである。 【0002】 【従来の技術】従来、山間部等のように大型トラクタを
導入することが困難な場所では、無限軌道走行体を備え
た機体フレームの前部に操縦ハンドルを設け、その後方
に運転席を設けた作業車輌を使用することにより、オペ
レータが機体から降りたときでも機体の外部から操縦ハ
ンドルを操作できるようにして、随時歩行、乗用に切替
えて走行作業性のアップを図るようにしたものが知られ
ている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、歩行、乗用兼
用とした作業車輌では、歩行による走行作業時には、オ
ペレータの足が無限軌道走行体に巻き込まれないように
して作業の安全を確保することが望まれる。 【0004】本発明は、上記のような実状に鑑み創作さ
れたものであって、歩行による走行作業時には、オペレ
ータの足が無限軌道走行体に巻き込まれないようにした
歩行、乗用兼用型の作業車輌を提供しようとするもので
ある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明が講じた技術的手段は、無限軌道走行体を備
えた機体フレームにエンジンを搭載すると共に、機体フ
レームの後部にロータリ作業機を昇降自在に連結し、エ
ンジンからの動力を無限軌道走行体とロータリ作業機に
伝達する一方、機体フレームに操縦ハンドルとステップ
を、また、機体フレームの略中央に座席シートを配置し
て乗車しての操縦を可能とし、さらに、機体フレーム全
体を無限軌道走行体から前端部が突出する進出位置に配
置して、歩行操縦時に無限軌道走行体に足が巻き込まれ
ないように機体フレームの前端部と無限軌道走行体の前
端部との間に空間部を形成したことを特徴とするもので
ある。 【0006】 【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
示された実施例に基いて詳細に説明する。まず、図1〜
図3において、1は歩行、乗用兼用型の作業車輌であっ
て、無限軌道走行体2を備えた機体フレーム3にエンジ
ン4が搭載されており、該エンジン4からの動力が、ベ
ルト式の変速部5および無限軌道走行体2の前部側に設
けたトランスミッション6を介して駆動輪7に伝達され
る。8はエンジン4を上方から覆ったカバー体であっ
て、該カバー体8の上面に座席シート9が取付けられて
いる。 【0007】そして、機体フレーム3の上方に位置した
上記座席シート9の取付面10から機体フレーム3の前
端部に向けて傾斜状の平面部11が延設されており、該
平面部11に、ハンドルフレーム12が取付け座13を
介して後傾状に立設されていて、該ハンドルフレーム1
2の上端には、左右一対のハンドルグリップ14,14
を斜め後方に向けて突設した操縦ハンドル15が取付け
られている。16,16は左右のサイドクラッチレバー
である。 【0008】上記ハンドルフレーム12は、取付け座1
3に設けた前方に傾斜する回動軸17を軸心として回動
可能に構成されていて、ハンドルフレーム12を前方に
回動させると、後傾状のハンドルフレーム12が反転し
て操縦ハンドル15が前方に突出し、しかも操縦ハンド
ル15が回動前よりも低い位置となるので、機体から降
りて歩行するオペレータが、機体の前方から容易に操縦
ハンドル15のハンドルグリップ14を把持して操縦す
ることができるようになっている。 【0009】また、平面部11の左右下方にはオペレー
タが足を載せるステップ18が形成されている。すなわ
ち、平面部11の両側には下方に垂下する側板19が固
定され、該側板19の下端部から、それぞれ側方に張出
したステップ18が形成されている。そして上記平面部
11、側板19およびステップ18と、前記カバー体8
とが一体となってボデーカバー20を形成している。こ
のため平面部11から立設したハンドルフレーム12は
立上り長さが短くなって、平面部11により強固に支持
することができる。 【0010】21は機体フレーム3の後部に連結された
昇降自在のロータリ作業機であって、該ロータリ作業機
21は、ロータリカバー22で覆われたロータリ耕耘部
23及び該ロータリ耕耘部23を回転駆動する動力伝動
部24等により構成され、エンジン4からの動力が、ベ
ルト式の変速部25を介して動力伝動部24の駆動軸2
6に伝達される。27は機体フレーム3に基端部が支持
された昇降シリンダであって、該昇降シリンダ27の伸
縮により、ロータリ作業機21が前記駆動軸26と同一
軸心で昇降回動する。そして昇降シリンダ27を複動式
の油圧シリンダで構成することにより、ロータリ作業機
21が下降して圃場面に接地したときでも、複動式の昇
降シリンダ27を介して機体フレーム3が、ロータリ作
業機21の重量をほぼ支持するようになっている。28
は耕耘刃である。 【0011】そして、ハンドルフレーム12の基端部側
方には、前後方向に操作される一文字シフトパターンの
変速レバー29が設けられている。上記変速レバー29
は、図4に示すように、変速レバー29の支点軸30に
アーム31が固定され、該アーム31が連結ロッド32
を介してベルクランク状の回動リンク33の一端に連結
されており、回動リンク33の他端が変速機構のシフタ
軸34に連結されていて、変速レバー29の操作に連動
して変速機構がエンジン4からの動力を変速する。 【0012】さらに、上記変速レバー29と支点軸30
とは、セレーション機構を備えた切替えシャフト35の
押込み、引出し操作によって連動及び連動解除自在とな
っている。したがって変速レバー29を座席シート9側
に突出させた状態、あるいは機体の前方に突出させた状
態としてから、切替えシャフト35によって支点軸30
と連動させることができるので、変速レバー29を歩
行、乗用のいずれの場合でも操作し易い操作方向に切替
えることができる。36は支点軸30のサポートであ
る。また37は変速パネルであって、該変速パネル37
には変速位置が前後方向に対称状に表示されている。3
8は変速レバー29に連動する変速位置の指示板であ
る。 【0013】そして上記機体フレーム3全体を、その前
端部が無限軌道走行体2よりも前方に突出した前進位置
に配置することにより、機体フレーム3の前端部と無限
軌道走行体2の前端部との間に空間部を形成すると共
に、座席シート9を無限軌道走行体2の上方に位置させ
ている。 【0014】このようにトランスミッション6及び操縦
ハンドル15を機体フレーム3の前部に、ロータリ作業
機21を機体フレーム3の後部に、またエンジン4と座
席シート9とを機体フレーム3に配置したので、機体か
ら降りたオペレータが機体の前面を歩行する歩行操縦時
でも、機体フレーム3の前端部と無限軌道走行体2の前
端部との間に空間部があるので、オペレータの足が無限
軌道走行体2に巻き込まれることはなく作業の安全を図
ることができるものである。 【0015】 【発明の効果】これを要するに本発明は、無限軌道走行
体を備えた機体フレームにエンジンを搭載すると共に、
機体フレームの後部にロータリ作業機を昇降自在に連結
し、エンジンからの動力を無限軌道走行体とロータリ作
業機に伝達する一方、機体フレームの前部に操縦ハンド
ルとステップを、また、機体フレームに座席シートを配
置して乗車しての操縦を可能とし、さらに、機体フレー
ム全体を無限軌道走行体から前端部が突出する進出位置
に配置して、歩行操縦時に無限軌道走行体に足が巻き込
まれないように機体フレームの前端部と無限軌道走行体
の前端部との間に空間部を形成したことから、歩行しな
がら機体外部から操縦する時に、オペレータの足が無限
軌道走行体に巻き込まれるのを未然に防止できて作業の
安全を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】無限軌道走行体を備えた作業車輌の全体側面図
である。 【図2】同上平面図である。 【図3】同上斜視図である。 【図4】変速レバーの連動構造を示す平面図である。 【符号の説明】 2 無限軌道走行体 3 機体フレーム 9 座席シート 11 平面部 12 ハンドルフレーム 15 操縦ハンドル 18 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 建治 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (72)発明者 尾添 正浩 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (72)発明者 長谷川 満 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (72)発明者 神門 孝博 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 無限軌道走行体を備えた機体フレームに
    エンジンを搭載すると共に、機体フレームの後部にロー
    タリ作業機を昇降自在に連結し、エンジンからの動力を
    無限軌道走行体とロータリ作業機に伝達する一方、機体
    フレームの前部に操縦ハンドルとステップを、また、機
    体フレームに座席シートを配置して乗車しての操縦を可
    能とし、さらに、機体フレーム全体を無限軌道走行体か
    ら前端部が突出する進出位置に配置して、歩行操縦時に
    無限軌道走行体に足が巻き込まれないように機体フレー
    ムの前端部と無限軌道走行体の前端部との間に空間部を
    形成したことを特徴とする無限軌道走行体を備えた歩
    行、乗用兼用型の作業車輌。
JP2003073278A 2003-03-18 2003-03-18 無限軌道走行体を備えた歩行、乗用兼用型の作業車輛 Pending JP2003231484A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102288140B1 (ko) * 2021-03-25 2021-08-11 이병준 슬라이드식 추가좌석이 구비된 삼륜차
KR102321124B1 (ko) * 2020-05-18 2021-11-03 박명호 승용 가능한 보행 운반차

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102321124B1 (ko) * 2020-05-18 2021-11-03 박명호 승용 가능한 보행 운반차
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