JP2003229695A - 電磁波シールド材、及び電磁波シールド付きフラットケーブル - Google Patents

電磁波シールド材、及び電磁波シールド付きフラットケーブル

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JP2003229695A
JP2003229695A JP2002025689A JP2002025689A JP2003229695A JP 2003229695 A JP2003229695 A JP 2003229695A JP 2002025689 A JP2002025689 A JP 2002025689A JP 2002025689 A JP2002025689 A JP 2002025689A JP 2003229695 A JP2003229695 A JP 2003229695A
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electromagnetic wave
flat cable
wave shielding
adhesive layer
shielding material
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Takatoshi Yosomiya
隆俊 四十宮
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安価な金属箔を用いて、摺動性、電磁波シール
ド性、難燃性に優れた電磁波シールド材、及び電磁波シ
ールド付きフラットケーブルを提供する。 【解決手段】電気絶縁性基体の一方の面に、接着層、金
属層、熱接着層を順次積層した電磁波シールド材におい
て、金属層が厚さ6〜12μmの金属箔で、さらに、熱
接着層がポリエステル系樹脂と導電性フィラーからなる
を特徴とする。また、前記の電磁波シールド材で、複数
の平角導体を同一平面内で配列した導体列を、両面より
接着剤層を有する帯状被覆材にて被覆してなるフラット
ケーブルの外周に加熱加圧して一体化することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁波シールド付
きフラットケーブルに関し、さらに詳しくは、電気機
器、電子機器、その他等に使用されるフラットケ−ブル
の電磁波シールド材、及び電磁波シールド付きフラット
ケーブルに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、コンピューターと電子機器などの電
気的な接続や、電子機器内の種々の配線のためのフラッ
トケーブルが使用されている。フラットケーブルは、該
電子機器内や外部からの種々の電波、電磁波などが発生
する環境下で使用されるので、これらに影響を受けて、
コンピューターや電子機器が、誤作動する原因になるこ
とが多くなっている。そのため、フラットケーブルを、
電気絶縁性の接着剤層を設けたアルミニウムなどの金属
箔で包み込むが、該金属箔によるシールドでは柔軟性が
ないので、シールド材を装着する作業性が悪く、また、
電子機器への装着時には屈曲して、傷や穴があいてしま
うという問題がある。
【0003】また、電気絶縁性基体/金属薄膜/銀や銅
粒子を含む熱接着層、を順次設けた電磁波シールド材で
被覆する電磁波シールド付きフラットケーブルが特開平
7−94036号公報で知られている。しかしながら、
該明細書では金属薄膜の厚さが0.04〜2.0μm、
好ましくは0.05〜1.0μmと明記されており、実
質的に金属薄膜は蒸着などの真空薄膜でなければ形成で
きない厚さであって、圧延法による金属箔ではないとい
う問題がある。さらに、基材/金属箔/縞状接着剤層か
らなる電磁波シールドを用いた電磁波シールド付きフラ
ットケーブルが特開平5−242736号公報で知られ
ている。しかしながら、縞状接着剤ではフラットケーブ
ルの外皮への接着が部分的なために、フラットケーブル
が電子機器へ装着されてプリンタヘッドなどの移動動作
に伴って繰り返し摺動されると、電磁波シールドとフラ
ットケーブルが剥離したり、屈曲したり、さらには傷や
穴があいてしまい、シールド性がなくなるという欠点が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はこの
ような問題点を解消するためになされたものである。そ
の目的は、安価な金属箔を用いて、摺動性、電磁波シー
ルド性、難燃性に優れた電磁波シールド材、及び電磁波
シールド付きフラットケーブルを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明に係わる電磁波シールド材は、電
気絶縁性基体の一方の面に、接着層、金属層、熱接着層
を順次積層した電磁波シールド材において、金属層が厚
さ6〜12μmの金属箔で、さらに、熱接着層がポリエ
ステル系樹脂と導電性フィラーからなるようにしたもの
である。本発明によれば、安価な金属箔を用いて、耐屈
曲性、摺動性、電磁波シールド性、フラットケーブルの
最表面への接着性に優れた電磁波シールド材が提供され
る。請求項2の発明に係わる電磁波シールド材は、電気
絶縁性基体がポリエチレンテレフタレートであり、金属
箔層が厚さ6〜12μmの軟質アルミニウム箔であり、
導電性フィラーが金属及び/又はカーボンであるように
したものである。本発明によれば、金属層を高価な真空
薄膜法で形成せずに大量生産されているアルミニウム箔
を用い、かつ、導電性フィラーも量産の金属及び/又は
カーボンを用いることで、安価で容易に生産できる電磁
波シールド材が提供される。
【0006】請求項3の発明に係わる電磁波シールド付
きフラットケーブルは、複数の平角導体を同一平面内で
配列した導体列を、両面より接着剤層を有する帯状被覆
材にて被覆してなるフラットケーブルにおいて、該フラ
ットケーブルの少なくとも片面を、電気絶縁性基体の一
方の面に、接着層、厚さ6〜12μmの金属箔からなる
金属層、ポリエステル系樹脂と導電性フィラーからなる
熱接着層を順次積層した電磁波シールド材で、前記フラ
ットケーブルの外周に加熱加圧して一体化するようにし
たものである。本発明によれば、電磁波シールド材がフ
ラットケーブルへ強固に接着して、耐屈曲性、摺動性、
電磁波シールド性に優れ、かつ、金属箔特有の良放熱性
から難燃剤を用いずに優れた難燃性を発現する電磁波シ
ールド付きフラットケーブルが提供される。請求項4の
発明に係わる電磁波シールド付きフラットケーブルは、
上記ポリエステル系樹脂と導電性フィラーからなる熱接
着層が、グランド線の非絶縁部に接するように被覆する
ようにしたものである。本発明によれば、フラットケー
ブルのグランド線と電磁波シールド材の熱接着層とが良
好にアースできて、電磁波シールド性に優れる電磁波シ
ールド付きフラットケーブルが提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施態様について、図面
を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の電磁波シー
ルド材の1実施例の構成を示す模式的な断面図である。
本発明の電磁波シールド材10は、電気絶縁性基体の一
方の面に、接着層、金属層、熱接着層を順次積層され、
金属層が厚さ6〜12μmの金属箔で、さらに、熱接着
層がポリエステル系樹脂と導電性フィラーからなってい
る。電気絶縁性基体11の材料としては、強度に優れ、
耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性等に富む樹脂のフィルム、
例えば、ポリエチレンテレフタレ−ト・ポリブチレンテ
レフタレ−ト・ポリエチレンナフタレ−ト・ポリエチレ
ンテレフタレート‐イソフタレート共重合体・テレフタ
ル酸‐シクロヘキサンジメタノール‐エチレングリコー
ル共重合体・ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレ
ンナフタレートの共押し出しフィルムなどのポリエステ
ル系樹脂、ナイロン6・ナイロン66・ナイロン610
などのポリアミド系樹脂、ポリエチレン・ポリプロピレ
ン・ポリメチルペンテンなどのポリオレフィン系樹脂、
ポリ塩化ビニルなどのビニル系樹脂、ポリアクリレート
・ポリメタアクリレート・ポリメチルメタアクリレート
などのアクリル系樹脂、ポリイミド・ポリアミドイミド
・ポリエーテルイミドなどのイミド系樹脂、ポリアリレ
−ト・ポリスルホン・ポリエーテルスルホン・ポリフェ
ニレンエ−テル・ポリフェニレンスルフィド(PPS)
・ポリアラミド・ポリエーテルケトン・ポリエーテルニ
トリル・ポリエーテルエーテルケトン・ポリエーテルサ
ルファイトなどのエンジニアリング樹脂、ポリカ−ボネ
−ト、ポリスチレン・高衝撃ポリスチレン・AS樹脂・
ABS樹脂などのスチレン系樹脂、セロファン・セルロ
ーストリアセテート・セルロースダイアセテート・ニト
ロセルロースなどのセルロース系フィルム、などがあ
る。
【0008】該電気絶縁性基体は、これら樹脂を主成分
とする共重合樹脂、または、混合体(アロイでを含
む)、若しくは複数層からなる積層体であっても良い。
該電気絶縁性基体は、延伸フィルムでも、未延伸フィル
ムでも良いが、強度を向上させる目的で、一軸方向また
は二軸方向に延伸したフィルムが好ましい。該電気絶縁
性基体の厚さは、通常、4〜60μm程度が適用できる
が、12〜35μmが好適である。このような厚さにす
ることにより、本発明の電磁波シールド材10に必要と
される強度を付与することができるとともに、該電磁波
シールド材10に良好な可撓性を付与することができ
る。
【0009】該電気絶縁性基体は、これら樹脂の少なく
とも1層からなるフィルム、シート、ボード状として使
用するが、これら形状を本明細書ではフィルムと総称す
る。通常は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンナフタレート等のポリエステル系のフィルムが、機械
的強度、絶縁性、コスト面から好適に使用され、ポリエ
チレンテレフタレートが最適である。該電気絶縁性基体
は、塗布に先立って塗布面へ、コロナ放電処理、プラズ
マ処理、オゾン処理、フレーム処理、プライマー(アン
カーコート、接着促進剤、易接着剤とも呼ばれる)塗布
処理、予熱処理、除塵埃処理、蒸着処理、アルカリ処
理、などの易接着処理を行ってもよい。
【0010】該電気絶縁性基体へは、必要に応じて、充
填剤、可塑剤、着色剤、帯電防止剤などの添加剤を加え
ても良い。充填剤としては、シリカ、炭酸カルシウムな
どの体質顔料が適用できる。着色剤としては、分散染料
が好ましく、モノアゾ、ビスアゾ、アントラキノン、ニ
トロ、スチリル、メチン、アロイレン、ベンズイミダゾ
ール、アミノナフチルアミド、ナフトキノンイミド、ク
マリン誘導体などの分散染料が適用できる。帯電防止剤
としては、非イオン系界面活性剤、陰イオン系界面活性
剤、陽イオン系界面活性剤などや、ポリアミドやアクリ
ル酸誘導体などが適用できる。
【0011】次に、該電気絶縁性基体11の一方の面
に、金属層13を接着層12で積層する。金属層13へ
電磁波シールド機能を受け持たせるめに、銅、アルミニ
ウム、ニッケル、鉄、銀などの金属層が適用できる。安
価でできるだけ導電性の高いもの、例えば、アルミニウ
ム、銅が好適で、アルミニウムが最適である。金属層の
厚さが厚いほど、電磁波シールド材は硬くなって摺動性
や曲げ適性が悪くなるが電磁波シールド性は高い、一
方、金属層の厚さが薄いほど電磁波シールド材はやわら
かいものとなり、電磁波シールド性はやや低いものとな
る。金属層の厚みは3μm〜30μm程度、好ましくは
5μm〜15μmとすることができる。特に好ましく
は、アルミニウム箔の6μm〜12μmである。該アル
ミニウム箔でも圧延法で製造したアルミニウム箔を50
0〜600℃で焼鈍した軟質アルミニウム箔が好適で、
硬質アルミニウム箔は、柔軟性に乏しく、摺動性や曲げ
適性が悪い。
【0012】本発明では、金属層として、厚さが6μm
〜12μmの軟質アルミニウム箔とすることで、電磁波
シールド性、適度の摺動性、曲げ適性を併せ持ち、か
つ、既存に製造設備で製造できて、安価な電磁波シール
ド材とすることができる。該軟質アルミニウム箔は、食
品包装用、建築物の断熱材などの用途に大量生産されて
おり、極めて安価に供給されている。一方、真空蒸着、
スパッタリングなどの真空薄膜法による金属層の形成
は、高価で特殊な真空機器を用いねばならず、また、1
μm以上の厚さとするには、複数回の工程が必要でコス
トが高くなる。
【0013】電気絶縁性基体11と金属層13を接着す
る接着層14の接着剤しては、例えば、2、4−トリレ
ンジイソシアネート、2、6−トリレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタン−4、4’−ジイソシアネート、
ポリメチレンポリフェニルジイソシアネートおよびヘキ
サメチレンジイソシアネート等の多官能イソシアネー
ト、これらのイソシアナートのポリオール変性物、カル
ボジイミド変性物、これらのイソシアネートをアルコー
ル、フェノール、アミン等でマスクしたブロック型イソ
シアネートなどが適用できる。
【0014】該接着剤を溶剤に溶解させてロールコー
ト、リバースロールコート、グラビアコート、グラビア
リバースコート、バーコート、コンマコートなどの方法
で塗布し乾燥して、溶剤を除去して接着剤層を形成させ
て、金属箔を貼合する。しかる後に、温度30℃〜70
℃で1日〜5日間エージングして接着させる。接着剤層
の厚さは、通常は0.3μm〜20μm程度、好ましく
は0.5μm〜5μm程度で、所謂ドライラミネート法
と呼ばれる公知の技術である。
【0015】図には示していないが、電気絶縁性基体1
1の接着層12を塗布する面、金属層13の接着剤層1
2を塗布する面、及び熱接着層を設ける面には、必要に
応じて接着力を強めるために、予めプライマー層を設け
ても良い。プライマ−層としては、例えば、熱、光ある
いは電子線等の作用で硬化性を有するポリエステル系樹
脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ系
樹脂、フェノ−ル系樹脂のなどの樹脂を使用することが
できる。該樹脂をビヒクルの主成分とし、これに硬化
剤、架橋剤、充填剤、その他等の所望の添加剤等を任意
に添加し、溶剤・希釈剤等で混練し、充分に溶解ないし
分散して、塗布し乾燥すれば良い。
【0016】次いで、金属層13へ熱接着層14を設け
る。熱接着層14は、柔軟性に富み、かつ金属層13お
よびフラットケ−ブルの表面とのヒ−トシ−ル性を有し
ていることが必要である。熱接着層14を構成する材料
としては、例えば、アイオノマ−樹脂・酸変性ポリオレ
フィン系樹脂・エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体
・エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体など
のポリオレフィン系、ポリスチレン系樹脂、酢酸ビニル
系樹脂、ポリエステル系、ポリアミド系などのホットメ
ルト系接着剤、ポリウレタン系樹脂、(メタ)アクリル
系樹脂、ポリビニールエーテル樹脂、シリコーン樹脂、
ゴム系樹脂などが適用できる。
【0017】また、熱接着層14は、フラットケーブル
の外面の材料にはポリエステル樹脂が用いられることが
多く、該ポリエステル樹脂との接着性の点、かつ、導体
への接着性の点から、熱接着層14のヒ−トシ−ル性を
有する樹脂としてポリエステル系樹脂を好適に使用する
ことができる。該ポリエステル系樹脂は、飽和共重合ポ
リエステル樹脂であって、ガラス転移点が−50℃〜8
0℃で、かつ重量平均分子量が7000〜50000の
範囲の樹脂を主成分とする樹脂組成物からなるものが好
適である。また、ガラス転移点が比較的低く柔軟性に富
むポリエステル系樹脂と、ガラス転移点の比較的高く耐
熱性に富むポリエステル系樹脂とを、配合して使用して
も良い。
【0018】このようなポリエステル系樹脂を熱接着層
14とし、電気絶縁性基体11をポリエチレンテレフタ
レートとし、金属層13を厚さ6μmから12μmの軟
質アルミニウム箔と組み合わせが最適であり、耐熱性、
摺動性、電磁波シールド性、電子機器へ装着する作業適
性などに優れている。金属の熱伝導性は、ポリエステル
系樹脂などのプラスチックと比較すると著しく高い。従
って、厚さ6μmから12μmの軟質アルミニウム箔の
金属層13でも、十分に熱を伝導し、拡散できる。該拡
散された熱は、電磁波シールド材、及びフラットケーブ
ルの大きな面積から放熱されることで、フラットケーブ
ル全体の温度上昇を防止し、燃焼を抑止、防止する難燃
性を発揮する。驚くべきことに、アルミニウム箔の金属
層13を積層することで、難燃剤を含有しなくてもよい
ことを見出した。その結果、電気絶縁性基体11として
ポリエチレンテレフタレートを用いても、酸素指数(J
IS K7201−2)で、21以上の難燃性を容易に
付与することができる。
【0019】一般的な難燃剤には、ハロゲン元素やアン
チモンを含有するものがある。近年、地球レベルで環境
を保護するために、有害物質は使用規制される傾向にあ
り、フラットケーブルに使用する材料についても、有害
物質の使用を極力避けるべきである。例えば、臭素系難
燃剤であるデカブロモジフェニルエーテル(DBDP
O)は、燃焼条件によっては、ダイオキシン関連物質が
生成する恐れがあり、その使用規制が望まれている。ま
た、アンチモンは、発ガン性の恐れがあると言われてい
る。本発明では、難燃剤を使用しないので、ハロゲン系
及び/又はアンチモン系の難燃剤を含有せず、環境への
負荷も少ない。
【0020】また、熱接着層14へ含有させる導電性フ
ィラーとしては、カーボン粒子、ニッケル、銅、銀など
の金属紛、ハンダなどの合金紛、金属ウィスカー、金属
メッキを施したガラス繊維などが適用できるが、金属フ
ィラー及び/又はカーボンフィラーが好適である。該金
属フィラー及びカーボンフィラーの長さ(または直径)
としては、0.01μm〜20μmの範囲で使用され、
ヒートシール性合成樹脂への分散させ易さから0.01
μm〜5μmが望ましく、電性フィラーの含有量は3〜
50質量%程度、好ましくは5〜30質量%である。該
熱接着層単体の表面抵抗値は107〜1010Ωが好まし
く、熱接着層単体ではシールド機能はないが、その導電
性はグランド線として働き、アースをとるだけの機能で
ある。
【0021】図2は、本発明の電磁波シールド付きフラ
ットケーブルの1実施例の構成を示す模式的平面図であ
る。図3は、図2のAA断面図である。上記の電磁波シ
ールド材10を用いて、電磁波シールド機能を付与させ
た電磁波シールド付きフラットケーブル1が、請求項3
の発明である。図2に示した電磁波シールド付きフラッ
トケーブル1は、スズメッキ軟銅箔などからなる導体2
1A、およびグランド導体21Bを所定の間隔をあけて
平行に配置し、両側からフラットケーブル被覆材20で
覆って、導体21A、およびグランド導体21Bを埋め
込むように加熱加圧して一体化させ、フラットケーブル
を製作するとともに、該フラットケーブルのグランド導
体21Bの片側の被覆材20を長さ方向に部分的に切除
して、グランド線21Bを露出させた後、その外周を前
記電磁波シールド材10で、その導電性の熱接着層14
を内側に向けてくるみ、両端が重なるように配置し、片
側または両側から加熱ロールなどで加熱加圧して熱接着
させ一体化させて構成したものである。
【0022】このような構成をとることで、グランド導
体21Bの露出部と、電磁波シールド材10の金属層1
3とが、加熱加圧のみにより導電性の熱接着層14を介
して、接地部22で容易に導通されて、優れた電磁波シ
ールド性が付与されると共に、摺導性、耐熱性、電子機
器への装着作業適性に優れ、かつ、難燃性に優れる電磁
波シールド付きラットケーブル1が、生産性良く、安価
に提供することができる。
【0023】
【実施例】(実施例1)まず、基材/プライマー層/熱
接着層からなるフラットケーブル被覆材20を作成す
る。厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィル
ム(東レ社製、ルミラーT−60タイプ)に、プライマ
ー層を形成する。該プライマー層へ、難燃性絶縁性ヒー
トシール剤を膜厚35.0g/m2(乾燥状態)になる
ように塗布し乾燥して、熱接着層を形成して、フラット
ケーブル被覆材20とした。上記で製造したフラットケ
ーブル被覆材20を使用し、まず、幅60cm、長さ1
00cmからなる2枚のフラットケーブル被覆材20
を、その熱接着層の面が対向するように重ね合わせ、次
いで、その層間に幅0.8mm、厚さ50μmからなる
導体を等間隔に複数本を挟み込んで、150℃に加熱し
た金属ロールとゴムロールとの間を3m/minのスピ
ードで通過させて加熱加圧して、フラットケーブルを製
造した。
【0024】次に、電気絶縁性基体11/接着層12/
金属層13/熱接着層14からなる電磁波シールド材1
0を作成する。電気絶縁性基体11として、ルミラーT
タイプ(東レ社製、ポリエチレンテレフタレート、商品
名)厚さ12μmを用いて、金属層13としては、軟質
アルミニウム箔9μmを用いた。該アルミニウム箔と上
記ルミラーとを、ウレタン系接着剤(乾燥時の厚さ1μ
m)で、公知のドライラミネート法で貼り合わせた。ウ
レタン系接着剤(武田薬品工業社製、A−310を主
剤、A−3を硬化剤)を、酢酸エチル/トルエン=1/
1へ溶解して、上記ルミラーへ塗布し乾燥した後に、上
記軟質アルミニウム箔を、重ね合わせ加圧してラミネー
トした。該ラミネート品を、45℃で4日間のエージン
グを行って、ウレタン系接着剤を硬化させ、接着させ
た。次いで、軟質アルミニウム箔の面へ、ポリエステル
系樹脂(東亜合成化学社製、PES−320SBH)、
ニッケルフィラー(平均粒径1μm)、トルエン/メチ
ルエチルケトン=1/1の混合溶剤からなる塗布液を、
公知のリバースロールコーティング法で塗布し乾燥し
て、厚さ10μmの熱接着層14を形成して、電磁波シ
ールド材10とした。
【0025】(実施例2〜4)電磁波シールド材10の
金属層13としてのアルミニウムの質と厚さ、熱接着層
14を形成するポリエステル樹脂、導電性フィラーの含
有量(質量%)を、表1とした以外は、実施例1と同様
にして、実施例2〜4の電磁波シールド材10を得た。
【0026】(比較例1〜2)電磁波シールド材10の
金属層13としてのアルミニウムの質と厚さ、熱接着層
14を形成するポリエステル樹脂、導電性フィラーの含
有量(質量%)を、表1とした以外は、実施例1と同様
にして、比較例1〜2の電磁波シールド材10を得た。
【0027】
【表1】
【0028】(実施例1A、2A、3A、4A)次い
で、実施例1〜4の電磁波シールド材10を用いて上記
フラットケーブルをシールドする。多数の導体21A、
21Bが包み込まれているフラットケーブルの導体21
B(グランド線)部分のみの、フラットケーブル被覆材
20を除いて露出させて、電磁波シールド材10を用い
てフラットケーブルを包み、電磁波シールド材10の重
なり部をヒートシールする。さらに、露出部を加熱して
電磁波シールド材10をの熱接着層14を溶融させ、該
溶融部分が露出部に露出している導体21B(グランド
線)部分に電気的に接続して、実施例1、2、3、4の
電磁波シールド材10に対応する実施例1A、2A、3
A、4Aの電磁波シールド付きフラットケーブル1を得
た。
【0029】(実施例1H、2H、3H、4H)同じ
く、実施例1〜4の電磁波シールド材10を用いて上記
フラットケーブルをシールドする。多数の導体21A、
21Bが包み込まれているフラットケーブルを、電磁波
シールド材10を用いて該フラットケーブルを包み、電
磁波シールド材10の重なり部をヒートシールして、実
施例1、2、3、4の電磁波シールド材10に対応する
実施例1H、2H、3H、4Hの電磁波シールド付きフ
ラットケーブル1を得た。
【0030】このようにして得た実施例1A、2A、3
A、4A、1H、2H、3H、4Hの電磁波シールド付
きフラットケーブルを、感熱転写プリンタのプリンタヘ
ッドとプリンタ駆動用のプリント基盤とを電気的に接続
するケーブルとして用いた。プリントするたびに、プリ
ンタヘッドが移動して電磁波シールド付きフラットケー
ブルは大きく屈曲を繰り返したが、正常に作動しプリン
トすることができた。なお、比較例1〜2の電磁波シー
ルド材10は性能が悪いので、フラットケーブルのシー
ルドをしなかった。
【0031】(評価)上記の実施例1〜4、比較例1〜
2のフラットケーブル被覆材10について、また、実施
例1A、2A、3A、4A、1H、2H、3H、4Hの
電磁波シールド10付きフラットケーブル1について、
下記に示す項目について試験して評価した。 (1)アース性 電磁波シールド10の熱接着層14の面と、厚さ50μ
mのスズメッキ軟銅導体とをヒートシーラーで接着(温
度160℃、圧力40N/cm2、時間3秒間)し、導
体の線間抵抗性を、幅15mmで測定した。5Ω以下を
合格とし、合格を「○」、不合格の場合を「×」で表わ
し、表1の下欄の「アース性」欄に併記した。 (2)熱接着層/導体間のT字剥離強度試験 電磁波シールド10の接着層14の面と、厚さ50μm
のスズメッキ軟銅導体とをヒートシーラーで接着後(温
度160℃、圧力40N/cm2、時間3秒間)、引っ
張り試験機でT字剥離強度(g/巾10mm)を、測定
環境温度を25℃で測定して評価した。180度剥離法
で測定し、50g以上を合格とし、合格を「○」、不合
格の場合を「×」で表わし、表1の下欄の「導体接着
力」欄に併記した。 (3)難燃性試験 電磁波シールド10付きフラットケーブル1の難燃性
を、UL規格VW−1燃焼試験で評価した。合格を
「○」、不合格の場合を「×」で表わし、表1の下欄の
「難燃性」欄に併記した。 (4)摺動性試験 幅50mm、長さ150mmの電磁波シールド10フラッ
トケーブル1の両端を掴み、平面状と半円状になるよう
にU字屈曲を、R25で10000回繰り返して評価し
た。試験後の電磁波シールド10フラットケーブル1に
異常ないものを合格とし、断線、折れ、筋状、ヘコ状な
どの異常があるものを不合格とし、合格を「○」、不合
格の場合を「×」で表わし、表1の下欄の「摺動性」欄
に併記した。
【0032】上記の表に示す結果より明らかなように、
実施例1〜4の電磁波シールド材10を用いた実施例1
A、2A、3A、4A、1H、2H、3H、4Hの電磁
波シールド10付きフラットケーブル1は、アース性、
難燃性試験、導体接着力、摺動性のいずれもが、合格範
囲であった。比較例1〜2では、難燃性、または摺動性
が不合格であった。
【0033】
【発明の効果】本発明の電磁波シールド材は、安価な金
属箔を用いて、耐屈曲性、摺動性、電磁波シールド性、
フラットケーブルの最表面への接着性に優れる。また、
金属層を高価な真空薄膜法で形成せずに大量生産されて
いるアルミニウム箔を用い、かつ、導電性フィラーも量
産の金属及び/又はカーボンを用いることで、安価で容
易に生産できる。さらに、本発明の電磁波シールド付き
フラットケーブルは、電磁波シールド材がフラットケー
ブルへ強固に接着して、耐屈曲性、摺動性、電磁波シー
ルド性に優れ、かつ、金属箔特有の良放熱性から難燃剤
を用いずに優れた難燃性を発現する。さらにまた、フラ
ットケーブルのグランド線と電磁波シールド材の熱接着
層とが良好にアースできて、電磁波シールド性に優れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電磁波シールド材の1実施例の構成
を示す模式的な断面図である。
【図2】 本発明の電磁波シールド付きフラットケーブ
ルの1実施例の構成を示す模式的平面図である。
【図3】 図2のAA断面図である。
【符号の説明】
1 電磁波シールド付きフラットケーブル 10 電磁波シールド材 11 電気絶縁性基体 12 接着層 13 金属層 14 熱接着層 20 フラットケーブル被覆材 21A 導体 21B 導体(グランド線) 22 接地部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁性基体の一方の面に、接着層、
    金属層、熱接着層を順次積層した電磁波シールド材にお
    いて、金属層が厚さ6〜12μmの金属箔で、さらに、
    熱接着層がポリエステル系樹脂と導電性フィラーからな
    ることを特徴とする電磁波シールド材。
  2. 【請求項2】 電気絶縁性基体がポリエチレンテレフタ
    レートであり、金属箔層が厚さ6〜12μmの軟質アル
    ミニウム箔であり、導電性フィラーが金属及び/又はカ
    ーボンであることを特徴とする請求項1記載の電磁波シ
    ールド材。
  3. 【請求項3】 複数の平角導体を同一平面内で配列した
    導体列を、両面より接着剤層を有する帯状被覆材にて被
    覆してなるフラットケーブルにおいて、該フラットケー
    ブルの少なくとも片面を、電気絶縁性基体の一方の面
    に、接着層、厚さ6〜12μmの金属箔からなる金属
    層、ポリエステル系樹脂と導電性フィラーからなる熱接
    着層を順次積層した電磁波シールド材で、前記フラット
    ケーブルの外周に加熱加圧して一体化したことを特徴と
    する電磁波シールド付きフラットケーブル。
  4. 【請求項4】 上記ポリエステル系樹脂と導電性フィラ
    ーからなる熱接着層が、グランド線の非絶縁部に接する
    ように被覆することを特徴とする請求項3に記載の電磁
    波シールド付きフラットケーブル。
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