JP2003228024A - 光学装置およびこの光学装置を用いたプロジェクタ - Google Patents

光学装置およびこの光学装置を用いたプロジェクタ

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JP2003228024A
JP2003228024A JP2002026597A JP2002026597A JP2003228024A JP 2003228024 A JP2003228024 A JP 2003228024A JP 2002026597 A JP2002026597 A JP 2002026597A JP 2002026597 A JP2002026597 A JP 2002026597A JP 2003228024 A JP2003228024 A JP 2003228024A
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optical
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polarized light
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Kiyoyuki Kaburagi
清幸 蕪木
Yoshio Okazaki
佳生 岡崎
Akihiko Sugitani
晃彦 杉谷
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Ushio Denki KK
Ushio Inc
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Ushio Denki KK
Ushio Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶プロジェクタ装置等に使用される光学装
置の小型化を図るとともに、偏光光への変換効率を向上
させ、均一で高い集光効率を得ること。 【解決手段】 反射面が半割の放物面となっている主鏡
12aと、半割の球面状の反射面を有する補助鏡12b
とを各々の焦点を一致させて組み合わせ、該焦点にアー
ク中心を合わせて放電ランプ11を配置した光源部10
から放出される光を、偏光変換素子20に入射する。偏
光変換素子20は、光源部10から放出される光が入射
し、該入射光をP偏光光とS偏光光に分け、一方を透過
させ、他方を反射する第1の光学素子21と、該第1の
光学素子からの反射光が入射し、上記第1の光学素子が
出射する偏光光と同一の偏光光を、同一方向に出射する
第2の光学素子22とから構成され、該偏光変換部20
から出射する偏光光は、インテグレータレンズ13aに
入射して、均一化され被照射面に照射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショートアーク放
電ランプを用いた光源部を有する光学装置およびこの光
学装置を用いたプロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶プロジェクタ装置等、プロジェクタ
装置の投射用光源として、光源ランプ、偏光変換素子等
を用いた光学装置が使用される。上記光学装置において
は、光源ランプから放射される光を光軸に平行な光にし
て、上記偏光変換素子に入射することにより、効率よく
偏光光に変換することが要求される。図6に従来の上記
光学装置の構成例を示す。上記光学装置は、図6(a)
に示すように、ショートアーク型放電ランプ等の光源ラ
ンプ11と、凹面鏡(以下集光鏡という)12と、光を
平均化するための第1、第2のインテグレータレンズ1
3a,13bと、薄型偏光変換素子14と、視野レンズ
15とから構成される。
【0003】そして、光源ランプ11から放射される光
を光源ランプ11のアーク軸と一致した光軸を持つ集光
鏡12等で集光し、平行光を第1のインテグレータレン
ズ13a、第2のインテグレータレンズ13bに入射す
る。第1、第2のインテグレータレンズ13a,13b
は、光源ランプ11が放出する光を被照射面に重畳照明
し、被照射面における照度分布を平均化する。第1、第
2のインテグレータレンズ13a,13bにより平均化
された光は薄型偏光変換素子14に入射する。薄型偏光
変換素子14は、入射する光を例えばS偏光光(縦偏光
波:以下S波という)に変換し、このS波は視野レンズ
15を介して液晶パネル16に入射する。液晶パネル1
6は、液晶パネル本体の前後に偏光板を設けたものであ
り、液晶パネル本体の光入射側に設けられた前偏光板に
より、入射光を例えばS波に変換し、液晶パネル本体の
光出射側に設けられた後偏光板により出射光をP偏光光
(横偏光波:以下P波という)に変換する。したがっ
て、上記のように薄型偏光変換素子13により、液晶パ
ネル16に入射する光を予めS波に変換しておくことに
より、上記前偏光板の加熱を防止することができる。
【0004】薄型偏光変換素子14は、図6(b)に示
すように、遮光マスク14aと、偏光分離面14bを有
する光学素子14cと、位相を90°回転させる1/2
波長位相差板14d(以下1/2位相差板という)とか
ら構成される。なお、上記偏光分離面14bは、該偏光
分離面14bに対して所定の入射角を有する光の内、P
偏光光成分を透過し上記S波成分を反射する。上記第2
のインテグレータレンズ13bから出射する光は、上記
遮光マスク14a間に形成された開口部から光学素子1
4cに入射し、その内、P波成分は上記偏光分離面14
bを透過し、光学素子14cの出射側に設けられた1/
2位相差板14dでS波に変換され、薄型偏光変換素子
14から出射する。一方、上記遮光マスク14a間の開
口部から入射する光の内、S波成分は上記偏光分離面1
4bで反射して、1/2位相差板14dの間に形成され
た開口部を介して、薄型偏光変換素子14から出射す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、上記のような光
学装置を使用した液晶プロジェクタ装置が広く利用され
るようになってきており、これに伴い、持ち運びを容易
にするため装置の小型軽量化が強く要望されるようにな
ってきている。また、利用場所も従来のような暗くした
室内だけでなく、明るい場所で使われるようになってき
ており、このため光源を、より明るくすることが望まれ
ている。しかし、図6に示した従来の光学装置は、以下
の理由により上記要求に十分に答えることができなかっ
た。 (1) 小型化を図るため、集光鏡12を小さくすると集光
効率が低下し、必要とされる明るさを確保できなくな
る。 (2) 制限された開口で光源からの放射光を効率良く集光
させるためには、集光鏡11の焦点距離をより短くする
必要があるが、焦点距離の短い集光鏡は、有限サイズの
光源に対し発散角度を大きくする。発散角が大きくなる
と、偏光分離面14a,14bへの入射角が所定の角度
とならず偏光光の変換効率が低下する。なお、より点光
源に近い光源サイズが望まれるが、光源サイズの小型化
は、光源の発光効率と光束維持率の低下を招く。
【0006】(3) 前記図6に示したように、薄型偏光変
換素子14は、幅定ピッチで遮光マスク14aが設けら
れ、その間に交互に有効開口が形成されている。そし
て、この有効開口に入射できない光線は利用できない。
すなわち、薄型偏光変換素子14の入射側には、図7に
示すように遮光マスク14aが設けられ、その間に形成
された有効開口から入射する光(有効発散角度θ以内の
光)はS波に変換されるが、有効発散角度θを超える光
(同図の斜線部分)は、遮光マスク14aで遮光され利
用できない。これは、光源部からの光線の発散成分を制
限していることを意味しており、この有効発散角度を超
える光線は、損失となり光学系の集光効率が低下する。
以上のように、液晶プロジェクタ等に使用される従来の
光学装置は、小型化を図ろうとすると、光の強度が低下
したり、偏光光への変換効率が低下するといった問題が
あった。本発明は上記従来技術の問題点から鑑みなされ
たものであって、本発明の目的は、液晶プロジェクタ装
置等に使用される光学装置の小型軽量化を図るととも
に、偏光光への変換効率を向上させ、均一で高い集光効
率の光学装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、以下
のようにして上記課題を解決する。 (1)反射面が半割の放物面となっている主鏡と、該主
鏡に反射光を入射させる半割の球面状の反射面を有する
補助鏡とを各々の焦点を一致させて組み合わせた構成の
反射鏡と、該反射鏡の焦点にアーク中心を合わせて配置
した放電ランプとから光源部を構成する。そして、上記
光源部から放出される光が入射し、該入射光をP偏光光
とS偏光光に分け、一方を透過させ、他方を反射する第
1の光学素子と、該第1の光学素子からの反射光が入射
し、上記第1の光学素子が出射する偏光光と同一の偏光
光を、同一方向に出射する第2の光学素子とからなる偏
光変換素子を設け、該偏光変換素子が出射する偏光光
を、該偏光変換素子の光出射側に設けられたインテグレ
ータレンズに入射する。 (2)上記(1)において、第1、第2の光学素子を以
下のように構成する。第1、第2の光学素子に、前記光
源部の主鏡の光軸に対し45°の角度をなす偏光分離面
を設け、上記主鏡の光軸を含む面で、互いの偏光分離面
が交差するように組み合わせ、上記第1の光学素子の偏
光分離面を、該偏光分離面で反射した光が、第2の光学
素子に入射するように配置する。また、上記第2の光学
素子の光源部側の上記主鏡の光軸に直交する面に1/4
波長位相差板と反射板を設ける。そして、上記光源部か
ら放出される光を、上記第1の光学素子の偏光分離面で
P偏光光とS偏光光に分け、一方を第1の光学素子を透
過させ、他方を反射して上記第2の光学素子に入射させ
る。また、第2の光学素子に入射した偏光光を、その偏
光分離面で反射させ、上記1/4波長位相差板を通過し
て反射板で反射し、再び上記1/4波長位相差板を通過
させて、上記第1の光学素子の透過光と同一の偏光光と
して、上記第1の光学素子の透過光と同一方向に出射す
る。 (3)上記(1)において、第1、第2の光学素子を以
下のように構成する。上記第1光学素子に、複数の偏光
分離面を設ける。また、上記第2の光学素子を、反射面
が上記偏光分離面と平行に配置された反射板と、1/2
波長位相差板から構成する。上記第1の光学素子の複数
の偏光分離面を、各偏光分離面で反射した光が、第2の
光学素子に入射するように前記光源部の主鏡の光軸に対
し45°の角度で配置し、各偏光分離面と交わり該偏光
分離面に垂直な平面と、上記反射板の反射面が、上記主
鏡の光軸を含む面で、交差するように組み合わせる。上
記光源部から放出される光は、上記第1の光学素子の偏
光分離面でP偏光光とS偏光光に分けられて一方は第1
の光学素子を透過し、他方は反射して上記第2の光学素
子に入射し、第2の光学素子に入射した偏光光は、上記
反射板で反射して1/2波長位相差板を透過して上記第
1の光学素子の透過光と同一の偏光光とされ、上記第1
の光学素子の透過光と同一方向に出射する。また、上記
の構成において、1/2波長位相差板を第2の光学素子
の出射側に設けずに、第1の光学素子の出射側に設けて
もよい。この場合、上記光源部から放出される光は、上
記第1の光学素子の偏光分離面でP偏光光とS偏光光に
分けられて一方は第1の光学素子を透過して上記1/2
波長位相差板を透過し、他方は反射して上記第2の光学
素子に入射し、上記反射板で反射して上記第1の光学素
子の出射光と同一方向に出射する。 (4)上記(1)〜(3)において、偏光変換素子の出
射側に色分離ミラーを設け、該色分離ミラーを、上記偏
光変換素子から出射する偏光光が、該色分離ミラーから
見てS偏光光となるように配置する。 (5)上記(1)〜(4)の光学装置をプロジェクタに
適用する。以上のように、本発明においては、反射面が
放物面となっている半割り状の主鏡と、該主鏡に反射光
を入射させる半割の球面状の反射面を有する補助鏡とを
組み合わせ、上記主鏡と補助鏡の焦点にアーク中心を合
わせて放電ランプを配置した光源部を設け、該光源部か
ら放出される上記主鏡の光軸に非対称の光を、偏光変換
素子に入射し、該偏光変換素子で、上記光軸に非対称の
光を軸対称にするとともに偏光光に変換して、インテグ
レータレンズを介して被照射面に照射するように構成し
たので、小型で均一性が高く、集光効率の良い光学装置
を得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例を示
す図である。図1に示すように本実施例の光源部10
は、反射面が半割りの放物面となった主鏡12aと、球
面状の反射面を有する補助鏡12bと、前記したショー
トアーク型放電ランプ等の光源ランプ11から構成さ
れ、主鏡12aと補助鏡12bは各々の焦点が一致する
ように組み合わされ、その焦点位置にアーク中心を合わ
せて光源ランプ11が配置されている。上記主鏡12a
の光軸と光源ランプ11のランプアーク軸は一致し、補
助鏡12bの光軸は、ランプアーク軸に垂直になるよう
に配置されている。光源ランプ11から放出される光
は、同図の矢印に示すように、主鏡12aで反射して、
主鏡12aの前面開口から平行光として出射するととも
に、上記補助鏡12bで反射して光源ランプ11に戻
り、該光源ランプ11を透過して上記主鏡12aで反射
し、上記前面の開口から平行光として出射する。上記構
成の光源部は、主鏡が半割り状であるので、従来の集光
鏡を用いた光源部に比べ、小型軽量化を図ることができ
る。また、補助鏡12bで反射した光が光源ランプ11
に戻り、該光源ランプ11を透過して上記主鏡12aに
入射するので、主鏡12aが半割り状であっても、従来
の光源部に比べ、単位面積当たりの光の放射強度は高く
なる。すなわち、上記のように補助鏡12bで反射した
光が光源ランプ11に戻るので、光源ランプ11に対し
て補助鏡12bの反対方向における補助鏡光軸近傍での
輝度は、従来の光源部の倍近い輝度となり、単位面積当
たりの光の放射強度は高くなる。なお、上記光源部の主
鏡は半割り状であるので、光源部からの出射光の照度分
布は、光軸に対して非対称となるが、後述する本実施例
の偏光変換素子を用いれば、出射光の対称性を確保する
ことができる。
【0009】上記主鏡12aの前面開口側には、本実施
例の偏光変換素子20が配置されている。偏光変換素子
20は、偏光分離面21aを有する第1の光学素子21
と、偏光分離面22aを有する第2の光学素子22と、
第2の光学素子22の光源部10側に設けられた1/4
位相差板23aと反射膜23bから構成される。第1、
第2の光学素子21,22は三角柱形状の光透過性を持
つガラス等の部材21b,21cおよび22b,22c
をそれぞれ2個組み合わせ、その間に偏光分離面21a
を設けたものであり、前記したように、偏光分離面21
a,22aは、該偏光分離面21a,22aに対して所
定の入射角を有する光の内、P偏光光(横偏光波:以下
P波という)成分を透過し上記S波成分を反射する。前
記光源部10の主鏡12aの前面開口から出射する平行
光は、第1の光学素子21に入射し、その光のP波成分
は、第1の光学素子21の偏光分離面21aを透過し
て、第1の光学素子21から出射する。また、第1の光
学素子21に入射する光のS波成分は、偏光分離面21
aで反射して、第2の光学素子22の偏光分離面22a
に入射する。そして、該偏光分離面22aで反射したS
波成分は、1/4位相差板23aを介して反射膜23b
で反射し、さらに1/4位相差板23aを通過してP波
に変換され、上記偏光分離面22aを透過して、第2の
光学素子22から出射する。上記第1、第2の光学素子
21,22から出射するP波成分は、前記したように第
1のインテグレータレンズ13aに入射し、さらに前記
図6に示したように、第2のインテグレータレンズ(図
示せず)、視野レンズ(図示せず)を介して、液晶パネ
ル等の被照射体(図示せず)に照射される。
【0010】本実施例において、光源部10の主鏡11
bは前記したように半割りの放物面状であるので光源部
10からの出射光の光芒の形状は半円もしくはそれに近
い形であり、第1の光学素子21から出射するP波成分
の光芒Aも図1(b)に示すように半円もしくはそれに
近い形となる。しかし、光源部10から放出される光の
内、S波成分は、偏光分離面21aで反射して第2の光
学素子22にも入射し、第2の光学素子22で光源部1
0からの出射光が軸対称に反転されるので、第2の光学
素子22から出射するP波の光芒Bは、図1(b)に示
すように上記光芒Aを軸対称に折り返した形状となる。
したがって、偏光素子20から出射するP波成分の光芒
の形状は、全体として略円もしくはそれに近い形状とな
る。
【0011】一般に光軸に近い光線程、被照射面までの
光学透過率が高く、光軸対称である方がインテグレータ
での均一性確保が容易である。このためインテグレータ
面での出射光の照度分布は、ガウス分布状であることが
好ましい。本実施例においては、上記のように半割り形
状の主鏡11aを用いているため、光源部10からの出
射光の照度分布は、光軸対称に対し非対称となるが、偏
光変換素子20により光軸に対する光の照度分布を対称
にしているので、従来のものと同様インテグレータによ
る照度分布の均一性を確保することができた。本実施例
の光学装置においては、従来の光学装置に比べ光線の有
効発散角度が2倍となり、主鏡の有効開口からの出射光
は、概ね有効に被照射面に集光ができた。このため、従
来光学装置に比べ、1.3倍のスクリーン照度と同等の
均一性が得られた。
【0012】ところで、カラー液晶パネルのプロジェク
タ装置においては、図2に示すように、上記インテグレ
ータレンズ13a,13b、視野レンズ15の後段にダ
イクロイックミラー等の色分離ミラー17が設けられ
る。なお、図2(a)は図1の光学装置を図1のA方向
から見た図を示し、図2では光源部10は省略されてい
る。また、図2(b)は図2(a)の偏光変換素子20
を、図1と同一方向から見た図を示している。上記ダイ
ロイックミラー等を用いたの色分離においては、光線の
入射角度の依存が小さく、立ち上がり特性が急峻である
色分離面に対し垂直成分(S波)を利用するようにする
のが好ましい。一方、偏光変換素子20では、偏光分離
面21a,22aに対して入射角を有する成分(P波)
が透過となる。従って、偏光交換素子20の偏光分離面
が色分離面と同一方向の場合に、ダイクロイックミラー
等での色分離をS波で行うためには、偏光変換素子20
の出射側にλ/2位相差板を配置する必要があり光損失
が増える。そこで、図2に示すように、偏光変換素子2
0の偏光分離面21a,22aと色分離ミラー17を、
偏光変換素子20から出射するP波が、色分離ミラー1
7から見てS波となるように配置すれば、上記問題を回
避することができる。すなわち、偏光変換素子20の偏
光分離面21a,22aの傾き方向に対して、色分離ミ
ラー17の傾き方向を、光軸を中心に90°回転させれ
ば、偏光変換素子20から出射するP波は、色分離ミラ
ー17から見てS波となり、色分離面に対し垂直成分
(S波)を利用した色分離が可能となる。
【0013】上記プロジェクタ用光学装置においては、
光源部10から照射される光により偏光変換素子20の
温度が上昇する。特に、光源部10から照射される光の
強度を大きくすると、それに応じて偏光変換素子20の
温度が上昇するが、偏光変換素子20の偏光分離面は耐
熱性の点で問題があり、温度が高くなると偏光分離面と
しての機能を果たさなくなる。このため、偏光分離面を
100°C以下に保つことが要求される。このため、偏
光変換素子20を効率的に冷却できるような構成とする
ことが望ましい。以下、偏光変換素子20を効率的に冷
却できるようにした実施例について説明する。なお、以
下では、偏光変換素子の構成のみを示すが、その他の構
成は前記図1に示したものと同様である。図3は本発明
の第2の実施例を示す図である。図3(a)は図1と同
様、偏光変換素子20を側面から見た図を示し、図3
(b)は図3(a)をA方向から見た図を示しており、
本実施例は、図1の光学装置において、偏光変換素子2
0の光出射側の部材を階段状に構成することにより、効
率的に冷却できるようにしたものである。図3におい
て、図1に示したものと同一のものには同一の符号が付
されており、本実施例においては、偏光変換素子20の
第1、第2の光学素子21,22の光出射側の部材21
c、22cを同図に示すように複数の三角柱状の部材で
構成したものであり、その他の構成は図1に示したもの
と同様である。本実施例においては、上記構成としたの
で、図1のものと比べ、偏光変換素子20の偏光分離面
21a,22aからの熱放散が容易となり、偏光分離面
21a,22aの温度上昇を抑えることができる。特
に、上記構成において第1、第2の光学素子21,22
の光出射側の部材21b、22bに、図3(b)に示す
ように冷却風を吹き付ければ、効果的に偏光分離面の温
度上昇を抑えることができる。
【0014】図4は本発明の第3の実施例を示す図であ
り、本実施例は、第1の光学素子を複数の光学素子に分
割し、上記のように偏光変換素子20を効率的に冷却で
きるように構成するとともに、第2の光学素子として反
射板を用い、該反射板の光出射側に1/2位相差板を設
けたものである。図4において、第1の光学素子21
は、前記図1に示した三角柱形状の光透過性部材の間に
偏光分離面21aを設けた複数の光学素子21−1〜2
1−nからなり、また、第2の光学素子22は反射面が
光軸に対して+45°(反時計方向を+とする)傾けて
配置した反射板24から構成され、その光出射側には、
1/2位相差板25が設けられている。上記第1の光学
素子21の各光学部材21−1〜21−nの偏光分離面
21aは、該偏光分離面21aで反射したS波成分が、
反射板24に入射するように光軸に対して+45°の角
度で配置され、各偏光分離面21aと交わり該偏光分離
面21aに垂直な平面と、上記反射板24の反射面は、
上記主鏡の光軸を含む面で、交差するように組み合わさ
れている。すなわち、各偏光分離面21aは、上記第2
の光学素子22からの距離が大きくなる程、光源部から
の距離が大きくなるように、その中心を結ぶ線が入射す
る光の光軸に対して−45°の角度になるように配置さ
れている。
【0015】図示しない光源部10から出射する平行光
は、第1の光学素子21の各光学部材21−1〜21−
nの偏光分離面21aに入射し、そのP波成分は、各光
学部材21−1〜21−nの偏光分離面21aを透過し
て、各光学部材21−1〜21−nから出射する。ま
た、各光学部材21−1〜21−nの偏光分離面21a
に入射する光のS波成分は、偏光分離面21aで反射し
て、第2の光学素子22の反射板24に入射する。そし
て、該反射板24で反射したS波成分は、1/2位相差
板25によりP波に変換され出射する。上記第1、第2
の光学素子21,22から出射するP波成分は、前記し
たように第1のインテグレータレンズ、第2のインテグ
レータレンズ、視野レンズを介して、液晶パネル等の被
照射体に照射される。本実施例においては、上記構成と
したので、図3のものと同様、偏光変換素子20からの
熱放散が容易となり、各光学部材21−1〜21−nの
偏光分離面の温度上昇を抑えることができる。特に、偏
光変換素子20の各光学部材21−1〜21−nに図3
(b)に示したように冷却風を吹き付ければ、効果的に
偏光分離面の温度上昇を抑えることができる。また、軽
量化をすることができる。
【0016】図5は図4に示した実施例の変形例を示す
図であり、図5においては、1/2位相差板25を第1
の光学素子21の光出射側に設けたものである。図5に
おいて、第1の光学素子21の各光学部材21−1〜2
1−nの偏光分離面を透過するP波成分は、1/2位相
差板25でS波に変換される。また、第2の光学素子2
2の反射板24で反射したS波成分はそのまま出射す
る。したがって、図5の偏光変換素子20からはS波成
分が出射することになる。図5の変形例においては、上
記のように偏光変換素子20からS波成分が出射するの
で、前記図2に示したようにダイクロイックミラー等の
色分離ミラーが設けられる場合であっても、偏光変換素
子20の偏光分離面21aの傾き方向と、色分離ミラー
17の傾き方向を直交するように配置する必要はない。
本実施例においても、図4のものと同様、偏光変換素子
20からの熱放散が容易となり、各光学部材21−1〜
21−nの偏光分離面の温度上昇を抑えることができ
る。なお、前記図1の構成において、第1の光学素子2
1のみを、図3に示したように階段状に構成したり、図
4に示すように複数の光学部材から構成してもよい。ま
た、図1の構成において、第2の光学素子22を図3に
示したように複数の光学部材で構成してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
以下の効果を得ることができる。 (1)反射面が放物面となっている半割り状の主鏡と、
該主鏡に反射光を入射させる半割の球面状の反射面を有
する補助鏡とを組み合わせ、上記主鏡と補助鏡の焦点に
アーク中心を合わせて放電ランプを配置した光源部を設
けたので、単一凹面鏡による従来の光源部に比べ、補助
鏡の戻し光により、単位面積あたりの放射強度が高くす
ることができる。このため、放射強度を低下させること
なく、光源部の小型軽量化を図ることができる。 (2)上記光源部から放出される光が入射する偏光変換
素子を、光源部から放出される光が入射し該入射光をP
偏光光とS偏光光に分け、一方を透過させ他方を反射す
る第1の光学素子と、該第1の光学素子からの反射光が
入射し、上記第1の光学素子が出射する偏光光と同一の
偏光光を、同一方向に出射する第2の光学素子とから構
成したので、上記光源部から放出される光軸に非対称の
出射光を、光軸に対して対称な偏光光に変換することが
できる。このため、被照射面での光の均一性を確保する
ことができる。また、従来の偏光変換素子のように、遮
光マスクを備えていないので、主鏡の有効開口からの出
射光を、概ね有効に被照射面に集光させることができ、
被照射面における照度を向上させることができる。 (3)偏光変換素子の第1の光学素子、および/または
第1,2の光学素子を複数の偏光分離面を有する光学部
材で構成することにより、偏光分離面を効率的に冷却す
ることが可能となり、偏光分離面の耐熱性の問題に容易
に対処することができる。 (4)偏光変換素子の光出射側に色分離ミラーを設ける
際、該色分離ミラーを、上記偏光変換素子から出射する
偏光光が、該色分離ミラーから見てS偏光光となるよう
に配置すれば、色分離を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】色分離ミラーを設けた場合の配置を説明する図
である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図5】図4に示した実施例の変形例を示す図である。
【図6】従来の液晶プロジェクタ用光学装置の構成例を
示す図である。
【図7】図6に示す光学装置における有効発散角を説明
する図である。
【符号の説明】
10 光源部 11 光源ランプ 12a 主鏡 12b 補助鏡 13a,13b インテグレータレンズ 15 視野レンズ 16 液晶パネル 17 色分離ミラー 20 偏光変換素子 21 第1の光学素子 21a,22a 偏光分離面 22 第2の光学素子 23a 1/4位相差板 23b 反射膜 24 反射板 25 1/2位相差板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/13 505 G02F 1/13 505 2H099 1/1335 510 1/1335 510 G03B 21/00 G03B 21/00 E 21/14 21/14 A (72)発明者 杉谷 晃彦 兵庫県姫路市別所町佐土1194番地 ウシオ 電機株式会社内 Fターム(参考) 2H042 CA09 CA10 CA14 CA17 2H049 BA05 BA47 BB02 BC22 2H052 BA02 BA03 BA07 BA09 BA14 2H088 EA12 HA16 HA17 HA18 HA20 HA21 HA25 HA28 MA06 MA20 2H091 FA10Z FA17Z FA29Z FA41Z FD06 LA18 LA30 MA07 2H099 AA12 BA09 BA17 CA02 CA07 CA08 CA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射面が半割の放物面となっている主鏡
    と、該主鏡に反射光を入射させる半割の球面状の反射面
    を有する補助鏡とを各々の焦点を一致させて組み合わせ
    た構成の反射鏡と、該反射鏡の焦点にアーク中心を合わ
    せて配置した放電ランプとからなる光源部と、 上記光源部から放出される光が入射し、該入射光をP偏
    光光とS偏光光に分け、一方を透過させ、他方を反射す
    る第1の光学素子と、該第1の光学素子からの反射光が
    入射し、第1の光学素子が出射する偏光光と同一の偏光
    光を、同一方向に出射する第2の光学素子とからなる偏
    光変換素子と、 上記偏光変換素子の光出射側に配置されたインテグレー
    タレンズとから構成される光学装置。
  2. 【請求項2】 上記偏光変換素子の第1、第2の光学素
    子は、前記光源部の主鏡の光軸に対し45°の角度をな
    す偏光分離面を有し、上記主鏡の光軸を含む面で、互い
    の偏光分離面が交差するように組み合わされ、上記第1
    の光学素子の偏光分離面は、該偏光分離面で反射した光
    が、第2の光学素子に入射するように配置されており、 上記第2の光学素子は、光源部側の上記主鏡の光軸に直
    交する面に1/4波長位相差板と反射板を有することを
    特徴とする請求項1の光学装置。
  3. 【請求項3】 上記第1光学素子は、複数の偏光分離面
    を有し、 上記第2の光学素子は、反射面が上記偏光分離面と平行
    に配置された反射板を有し、 上記第1の光学素子の複数の偏光分離面は、各偏光分離
    面で反射した光が、第2の光学素子に入射するように前
    記光源部の主鏡の光軸に対し45°の角度をなし、各偏
    光分離面と交わり該偏光分離面に垂直な平面と、上記反
    射板の反射面は、上記主鏡の光軸を含む面で、交差する
    ように組み合わされており、 上記第1の光学素子もしくは第2の光学素子の光出射側
    に1/2波長位相差板が設けられていることを特徴とす
    る請求項1の光学装置。
  4. 【請求項4】 上記偏光変換素子の出射側には色分離ミ
    ラーが設けられ、該色分離ミラーは、上記偏光変換素子
    から出射する偏光光が、該色分離ミラーから見てS偏光
    光となるように配置されていることを特徴とする請求項
    1,2または請求項3の光学装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか記載の
    光学装置を備えたプロジェクタ。
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