JPH1164788A - 照明光学装置および投影光学装置 - Google Patents
照明光学装置および投影光学装置Info
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- JPH1164788A JPH1164788A JP9230825A JP23082597A JPH1164788A JP H1164788 A JPH1164788 A JP H1164788A JP 9230825 A JP9230825 A JP 9230825A JP 23082597 A JP23082597 A JP 23082597A JP H1164788 A JPH1164788 A JP H1164788A
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- Japan
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- lens
- reflector
- optical axis
- light source
- light
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B21/00—Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
- G03B21/14—Details
- G03B21/28—Reflectors in projection beam
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 照明効率が良く、空間的にもコンパクトで効
率のよい照明光学装置を提供する。 【解決手段】 リフレクタ14と、光源12と、液晶パ
ネル46に略相似形の複数のレンズセル20a,22a
が光軸直角面上に列をなしてそれぞれ配置された第1お
よび第2レンズアレイ20,22とを、光軸Z上に互い
に所定距離離して順に並べる。リフレクタ14は、光軸
Zを中心に放射状に分割され、複数の部分反射面を有す
る。各部分反射面は、光軸Zを中心とする回転放物面の
一部であり、各部分反射面の焦点位置に光源12を配置
する。各部分反射面の焦点距離は、第2レンズアレイ2
2のレンズセル22aの開口中心から開口縁までの距離
であって、光軸Zと各部分反射面とを光軸直角に結ぶ方
向に平行な方向の距離に略反比例する。
率のよい照明光学装置を提供する。 【解決手段】 リフレクタ14と、光源12と、液晶パ
ネル46に略相似形の複数のレンズセル20a,22a
が光軸直角面上に列をなしてそれぞれ配置された第1お
よび第2レンズアレイ20,22とを、光軸Z上に互い
に所定距離離して順に並べる。リフレクタ14は、光軸
Zを中心に放射状に分割され、複数の部分反射面を有す
る。各部分反射面は、光軸Zを中心とする回転放物面の
一部であり、各部分反射面の焦点位置に光源12を配置
する。各部分反射面の焦点距離は、第2レンズアレイ2
2のレンズセル22aの開口中心から開口縁までの距離
であって、光軸Zと各部分反射面とを光軸直角に結ぶ方
向に平行な方向の距離に略反比例する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明光学装置およ
び投影光学装置に関する。
び投影光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶プロジェクターの照明光学系
として、たとえば図1に示したように、第1および第2
のレンズアレイ20,22からなるオプティカルインテ
グレータを用いた構成が知られている。この光学系で
は、光源12、たとえばメタルハライドランプ12から
出た光束は、リフレクタ14で反射され、液晶パネル4
6へと向かう光束になる。第1レンズアレイ20は、図
2(a)のように、液晶パネル46と略相似形の開口を
有する複数のレンズセル20aからなっており、リフレ
クタ14からの光束をレンズセル20aの数だけ分割す
る。第2レンズアレイ22は、図2(b)のように第1
レンズアレイ20の各レンズセル20aに対応するレン
ズセル22aを有し、第1レンズアレイ20の各レンズ
セル20aにより分割された光束は、対応する第2レン
ズアレイ22の各レンズセル22a上に集光される。す
なわち、光源12と第2レンズアレイ22は共役な関係
になる。光源12は、光軸方向に細長い発光部を有して
いるので、第2レンズアレイ22上には、図2(b)の
ように細長い光源像12sが放射状にできる。第2レン
ズアレイ22の各レンズセル22aは、重ね合わせレン
ズ23を介して、対応する第1レンズアレイ20の各レ
ンズセル20aの開口を液晶パネル46上に投影する。
光源12の各投影像は重ね合わさり、液晶パネル46は
均一に照明される。詳しくは、液晶パネル46は、1枚
だけ図示しているが、3枚備える。重ね合わせレンズ2
3と液晶パネル46との間には、不図示の色分解系を備
え、色分解系によって分解された赤、緑および青の各成
分光が、それぞれ1枚の液晶パネル46を照明するよう
になっている。
として、たとえば図1に示したように、第1および第2
のレンズアレイ20,22からなるオプティカルインテ
グレータを用いた構成が知られている。この光学系で
は、光源12、たとえばメタルハライドランプ12から
出た光束は、リフレクタ14で反射され、液晶パネル4
6へと向かう光束になる。第1レンズアレイ20は、図
2(a)のように、液晶パネル46と略相似形の開口を
有する複数のレンズセル20aからなっており、リフレ
クタ14からの光束をレンズセル20aの数だけ分割す
る。第2レンズアレイ22は、図2(b)のように第1
レンズアレイ20の各レンズセル20aに対応するレン
ズセル22aを有し、第1レンズアレイ20の各レンズ
セル20aにより分割された光束は、対応する第2レン
ズアレイ22の各レンズセル22a上に集光される。す
なわち、光源12と第2レンズアレイ22は共役な関係
になる。光源12は、光軸方向に細長い発光部を有して
いるので、第2レンズアレイ22上には、図2(b)の
ように細長い光源像12sが放射状にできる。第2レン
ズアレイ22の各レンズセル22aは、重ね合わせレン
ズ23を介して、対応する第1レンズアレイ20の各レ
ンズセル20aの開口を液晶パネル46上に投影する。
光源12の各投影像は重ね合わさり、液晶パネル46は
均一に照明される。詳しくは、液晶パネル46は、1枚
だけ図示しているが、3枚備える。重ね合わせレンズ2
3と液晶パネル46との間には、不図示の色分解系を備
え、色分解系によって分解された赤、緑および青の各成
分光が、それぞれ1枚の液晶パネル46を照明するよう
になっている。
【0003】ところで、第2レンズアレイ22のレンズ
セル22aにできる光源像12sがレンズセル22aよ
り大きくて、レンズセル22aからはみ出ると、そのは
み出した分は液晶パネル46には投影されず、したがっ
て、光量損失となる。光源像12sの大きさは、リフレ
クタ14の焦点距離に反比例するので、光源12からの
光束を損失することなく照明光に利用しようとすると、
第2レンズアレイ22のレンズセル22aの短辺方向に
光源像12sが収まるようにリフレクタ14の焦点距離
を設定するとよい。従来は、このようにしてリフレクタ
14の焦点距離を全周に渡って同一に設定していた。
セル22aにできる光源像12sがレンズセル22aよ
り大きくて、レンズセル22aからはみ出ると、そのは
み出した分は液晶パネル46には投影されず、したがっ
て、光量損失となる。光源像12sの大きさは、リフレ
クタ14の焦点距離に反比例するので、光源12からの
光束を損失することなく照明光に利用しようとすると、
第2レンズアレイ22のレンズセル22aの短辺方向に
光源像12sが収まるようにリフレクタ14の焦点距離
を設定するとよい。従来は、このようにしてリフレクタ
14の焦点距離を全周に渡って同一に設定していた。
【0004】しかし、このようにすると、特にレンズセ
ル22aの長辺方向については焦点距離が長くなりす
ぎ、レンズセル22aに対して光源像12sが必要以上
に小さくなる。そのため、照明が長辺方向に不均一にな
り照明効率が悪くなる。
ル22aの長辺方向については焦点距離が長くなりす
ぎ、レンズセル22aに対して光源像12sが必要以上
に小さくなる。そのため、照明が長辺方向に不均一にな
り照明効率が悪くなる。
【0005】また、リフレクタ14は、その焦点距離に
比例してそのサイズが大きくなるので、第2レンズアレ
イ22のレンズセル22aの長辺方向に対してリフレク
タ14は必要以上に大きくなってしまう。そのため、空
間的にも効率が悪くなる。
比例してそのサイズが大きくなるので、第2レンズアレ
イ22のレンズセル22aの長辺方向に対してリフレク
タ14は必要以上に大きくなってしまう。そのため、空
間的にも効率が悪くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
解決すべき技術的課題は、照明効率が良く、空間的にも
コンパクトで効率のよい照明光学装置を提供することで
ある。
解決すべき技術的課題は、照明効率が良く、空間的にも
コンパクトで効率のよい照明光学装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記の
技術的課題を解決するため、本発明は、以下の構成の照
明光学装置を提供する。
技術的課題を解決するため、本発明は、以下の構成の照
明光学装置を提供する。
【0008】この照明光学装置は、リフレクタと、光源
と、照明対象に略相似形の複数のレンズセルが光軸直角
面上に列をなしてそれぞれ配置された第1および第2レ
ンズアレイとが、光軸上に互いに所定距離離して順に並
べられ、上記リフレクタで反射した上記光源からの放射
光が上記第1レンズアレイの上記各レンズセルにより分
割されて上記第2レンズアレイの対応する上記各レンズ
セル上に集光し、上記第2レンズアレイの上記各レンズ
セルから出射して上記照明対象を略均一に照明するタイ
プのものである。上記リフレクタは、光軸を中心に放射
状に分割された複数の部分反射面を有する。上記各部分
反射面は、光軸を中心とする回転放物面又は2つの焦点
が一致する回転楕円面の一部である。上記各部分反射面
の焦点位置に上記光源が配置される。上記各部分反射面
の焦点距離は、上記第2レンズアレイの上記レンズセル
の開口中心から開口縁までの距離であって、光軸と上記
各部分反射面とを光軸直角に結ぶ方向に平行な方向の距
離に略反比例する。
と、照明対象に略相似形の複数のレンズセルが光軸直角
面上に列をなしてそれぞれ配置された第1および第2レ
ンズアレイとが、光軸上に互いに所定距離離して順に並
べられ、上記リフレクタで反射した上記光源からの放射
光が上記第1レンズアレイの上記各レンズセルにより分
割されて上記第2レンズアレイの対応する上記各レンズ
セル上に集光し、上記第2レンズアレイの上記各レンズ
セルから出射して上記照明対象を略均一に照明するタイ
プのものである。上記リフレクタは、光軸を中心に放射
状に分割された複数の部分反射面を有する。上記各部分
反射面は、光軸を中心とする回転放物面又は2つの焦点
が一致する回転楕円面の一部である。上記各部分反射面
の焦点位置に上記光源が配置される。上記各部分反射面
の焦点距離は、上記第2レンズアレイの上記レンズセル
の開口中心から開口縁までの距離であって、光軸と上記
各部分反射面とを光軸直角に結ぶ方向に平行な方向の距
離に略反比例する。
【0009】上記構成において、光源からの放射光は、
リフレクタの部分反射面で反射され、光軸に略平行な光
束となって出射し、第1レンズアレイの各レンズセルに
よって、対応する第2レンズアレイのレンズセルの中心
に集光する。つまり、光源像の中心はレンズセルの中心
に一致する。光源像の大きさはリフレクタの焦点距離に
反比例するので、光源像の中心からの任意の光軸直角方
向の光源像の大きさは、その方向に平行に光軸とリフレ
クタの部分反射面とを結んだときの部分反射面の焦点距
離に反比例する。この部分反射面の焦点距離は、光源像
の大きさを求める方向に、第2レンズアレイのレンズセ
ルの開口中心から開口縁を結んだときの距離に略反比例
するので、光源像の大きさは、光源像の大きさを求める
方向に第2レンズアレイのレンズセルの開口中心から開
口縁を結んだときの距離に略比例する。したがって、光
軸直角にどの方向についても、光源像が第2レンズアレ
イのレンズセル内に略一杯に収まるようにすることがで
きる。また、リフレクタを全周に渡って必要な大きさに
することができる。
リフレクタの部分反射面で反射され、光軸に略平行な光
束となって出射し、第1レンズアレイの各レンズセルに
よって、対応する第2レンズアレイのレンズセルの中心
に集光する。つまり、光源像の中心はレンズセルの中心
に一致する。光源像の大きさはリフレクタの焦点距離に
反比例するので、光源像の中心からの任意の光軸直角方
向の光源像の大きさは、その方向に平行に光軸とリフレ
クタの部分反射面とを結んだときの部分反射面の焦点距
離に反比例する。この部分反射面の焦点距離は、光源像
の大きさを求める方向に、第2レンズアレイのレンズセ
ルの開口中心から開口縁を結んだときの距離に略反比例
するので、光源像の大きさは、光源像の大きさを求める
方向に第2レンズアレイのレンズセルの開口中心から開
口縁を結んだときの距離に略比例する。したがって、光
軸直角にどの方向についても、光源像が第2レンズアレ
イのレンズセル内に略一杯に収まるようにすることがで
きる。また、リフレクタを全周に渡って必要な大きさに
することができる。
【0010】したがって、照明効率が良く、空間的にも
コンパクトで効率のよい照明光学装置を構成することが
できる。
コンパクトで効率のよい照明光学装置を構成することが
できる。
【0011】好ましくは、上記光源およびリフレクタを
2組備え、それぞれの出射光束を上記第1レンズアレイ
に並列に照射する。
2組備え、それぞれの出射光束を上記第1レンズアレイ
に並列に照射する。
【0012】上記構成によれば、各リフレクタで取り込
まれる光源からの光束が増えるので、より効率よく照明
することができる。
まれる光源からの光束が増えるので、より効率よく照明
することができる。
【0013】また、本発明は、上記各構成の照明光学装
置により照明される透過型の液晶パネルを備えた投影装
置を提供する。
置により照明される透過型の液晶パネルを備えた投影装
置を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の各実施形態について説明する。
明の各実施形態について説明する。
【0015】まず、第1実施形態の液晶プロジェクタ1
0について説明する。液晶プロジェクタ10は、既に説
明した従来例と同様に、図1に示した構成の光学系を有
する。以下では、相違点を中心に説明する。
0について説明する。液晶プロジェクタ10は、既に説
明した従来例と同様に、図1に示した構成の光学系を有
する。以下では、相違点を中心に説明する。
【0016】液晶プロジェクタ10は、従来例の装置と
異なり、リフレクタ14の反射面が光軸Zを中心に放射
状に分割されている。分割された各部分反射面は、光軸
Zを中心とする回転放物面又は2つの焦点が一致する回
転楕円面の一部であり、各反射面の焦点位置に光源12
が配置されるようになっている。詳しくは、リフレクタ
14を光軸方向から見たとき、リフレクタ14の形状
は、図4において太線で示したようになり、細線で示し
た理想焦点距離に対応して、放射状に分割されている。
細線で示した理想焦点距離は、光源像がレンズセル22
aに一杯に収まるようになるためのリフレクタ12の反
射面の焦点距離を表わしたものであり、光軸(図形の中
心)と細線上の点とを結ぶ線分の方向に配置されたリフ
レクタ12の反射面の焦点距離を、その線分の長さによ
って表わしている。
異なり、リフレクタ14の反射面が光軸Zを中心に放射
状に分割されている。分割された各部分反射面は、光軸
Zを中心とする回転放物面又は2つの焦点が一致する回
転楕円面の一部であり、各反射面の焦点位置に光源12
が配置されるようになっている。詳しくは、リフレクタ
14を光軸方向から見たとき、リフレクタ14の形状
は、図4において太線で示したようになり、細線で示し
た理想焦点距離に対応して、放射状に分割されている。
細線で示した理想焦点距離は、光源像がレンズセル22
aに一杯に収まるようになるためのリフレクタ12の反
射面の焦点距離を表わしたものであり、光軸(図形の中
心)と細線上の点とを結ぶ線分の方向に配置されたリフ
レクタ12の反射面の焦点距離を、その線分の長さによ
って表わしている。
【0017】すなわち、第2レンズアレイ22のレンズ
セル22aが、図3(a)に示すように、水平方向(X
軸方向)の開口を基準として鉛直方向(Y軸方向)の開
口がそのk倍である矩形形状を有するとき、理想焦点距
離は、図3(b)において実線で示すようになる。すな
わち、光学系としては、リフレクタ12は、その焦点距
離に等しい焦点距離を有する凸レンズと等価であるの
で、第2レンズアレイ22の位置に結像する光源像の大
きさは、リフレクタ12の焦点距離に反比例する。した
がって、光源12から任意方向にあるリフレクタ12の
反射面の焦点距離fに対して、そのリフレクタ12の反
射面で反射された光束が結像する方向に第2レンズアレ
イ22のレンズセル22aの開口中心から開口縁までの
距離がA/f(Aは比例定数)であれば、比例定数Aを
適当に選択することによって、光源像がレンズセル22
aに一杯に収まるようになる。
セル22aが、図3(a)に示すように、水平方向(X
軸方向)の開口を基準として鉛直方向(Y軸方向)の開
口がそのk倍である矩形形状を有するとき、理想焦点距
離は、図3(b)において実線で示すようになる。すな
わち、光学系としては、リフレクタ12は、その焦点距
離に等しい焦点距離を有する凸レンズと等価であるの
で、第2レンズアレイ22の位置に結像する光源像の大
きさは、リフレクタ12の焦点距離に反比例する。した
がって、光源12から任意方向にあるリフレクタ12の
反射面の焦点距離fに対して、そのリフレクタ12の反
射面で反射された光束が結像する方向に第2レンズアレ
イ22のレンズセル22aの開口中心から開口縁までの
距離がA/f(Aは比例定数)であれば、比例定数Aを
適当に選択することによって、光源像がレンズセル22
aに一杯に収まるようになる。
【0018】図3は、簡単のために比定数Aを1として
示したものである。図3(b)に示したように、X軸に
対する角度θにおけるリフレクタ12の反射面の理想焦
点距離をfとし、図3(a)に示したように、矩形レン
ズセル22aの開口中心から開口縁までの距離を1/f
とする。たとえば、図3(a)において、‘Y=K’の
とき、 (1/f)sinθ=K (1) である。一方、図3(b)において、 f=(X2+Y2)1/2 (2) sinθ=Y/(X2+Y2)1/2 (3) なる関係があるので、(1)式に(2)、(3)式を代
入して整理すると、図3(b)に示したように、 X2+(Y−1/2k)2=(1/2k)2 (4) となる。同様に、図3(a)に示した‘X=1’に対応
して、図3(b)に示したように、 (X−1/2)2+Y2=(1/2)2 (5) となる。
示したものである。図3(b)に示したように、X軸に
対する角度θにおけるリフレクタ12の反射面の理想焦
点距離をfとし、図3(a)に示したように、矩形レン
ズセル22aの開口中心から開口縁までの距離を1/f
とする。たとえば、図3(a)において、‘Y=K’の
とき、 (1/f)sinθ=K (1) である。一方、図3(b)において、 f=(X2+Y2)1/2 (2) sinθ=Y/(X2+Y2)1/2 (3) なる関係があるので、(1)式に(2)、(3)式を代
入して整理すると、図3(b)に示したように、 X2+(Y−1/2k)2=(1/2k)2 (4) となる。同様に、図3(a)に示した‘X=1’に対応
して、図3(b)に示したように、 (X−1/2)2+Y2=(1/2)2 (5) となる。
【0019】したがって、図3(a)の矩形レンズセル
22aに対応するリフレクタ12の理想焦点距離は、図
3(b)において実線で示したようになる。
22aに対応するリフレクタ12の理想焦点距離は、図
3(b)において実線で示したようになる。
【0020】ところで、リフレクタ12の反射面は、そ
の焦点距離に比例してサイズが大きくなり、光軸直角方
向の大きさが決まる。リフレクタ12の反射面の焦点距
離が理想焦点距離より小さいと、光源像が大きくなって
レンズセル22aからはみ出し、照明損失となる。一
方、リフレクタ12の反射面の焦点距離が理想焦点距離
より大きいと、光源像は小さくなってレンズセル22a
内に小さめに結像するだけであり、光束の損失は生じな
い。そこで、リフレクタ14の分割された各反射面が理
想焦点距離と等しいか多少大きい焦点距離を持つよう
に、リフレクタ12を光軸を中心に放射状に分割すれ
ば、光源像を、レンズセル22a内からはみ出すことな
く、どの方向にもできるだけ大きく結像させることがで
きる。このようにして、リフレクタ12の反射面を分割
している。
の焦点距離に比例してサイズが大きくなり、光軸直角方
向の大きさが決まる。リフレクタ12の反射面の焦点距
離が理想焦点距離より小さいと、光源像が大きくなって
レンズセル22aからはみ出し、照明損失となる。一
方、リフレクタ12の反射面の焦点距離が理想焦点距離
より大きいと、光源像は小さくなってレンズセル22a
内に小さめに結像するだけであり、光束の損失は生じな
い。そこで、リフレクタ14の分割された各反射面が理
想焦点距離と等しいか多少大きい焦点距離を持つよう
に、リフレクタ12を光軸を中心に放射状に分割すれ
ば、光源像を、レンズセル22a内からはみ出すことな
く、どの方向にもできるだけ大きく結像させることがで
きる。このようにして、リフレクタ12の反射面を分割
している。
【0021】液晶パネル46の縦横比が3:4のとき、
第2レンズアレイ22のレンズセル22aの開口も約
3:4になる。このとき、第2レンズアレイ22のレン
ズセル22aに光源像12sが効率よく収まるリフレク
タ14の理想焦点距離は、図4(a)において細線で示
すようになり、これに対応させて円周を4分割してリフ
レクタ14を構成したときの形状を太線で示している。
第2レンズアレイ22のレンズセル22aの開口も約
3:4になる。このとき、第2レンズアレイ22のレン
ズセル22aに光源像12sが効率よく収まるリフレク
タ14の理想焦点距離は、図4(a)において細線で示
すようになり、これに対応させて円周を4分割してリフ
レクタ14を構成したときの形状を太線で示している。
【0022】図4(a)に示したリフレクタ14に対応
して、第1レンズアレイ20の開口を分割してレンズセ
ル20aを配列した例を、図6(a)に示す。このよう
に配列することによって、色分解系における色ムラ発生
を低減することができる。このとき、リフレクタ14の
部分反射面は、図7(a)の断面図に示すように同一焦
点14sをもち、出射端面14tが同一面で揃えられて
いる。リフレクタ14の部分反射面は、放物面でも楕円
面でもよいが、楕円面のときは、楕円面の2つの焦点と
も一致している必要がある。
して、第1レンズアレイ20の開口を分割してレンズセ
ル20aを配列した例を、図6(a)に示す。このよう
に配列することによって、色分解系における色ムラ発生
を低減することができる。このとき、リフレクタ14の
部分反射面は、図7(a)の断面図に示すように同一焦
点14sをもち、出射端面14tが同一面で揃えられて
いる。リフレクタ14の部分反射面は、放物面でも楕円
面でもよいが、楕円面のときは、楕円面の2つの焦点と
も一致している必要がある。
【0023】次に、第2実施形態の液晶プロジェクタ1
0aについて説明する。
0aについて説明する。
【0024】液晶プロジェクタ10aは、図5の構成図
に示すように、オプティカルインテグレータと偏光ビー
ムスプリッタとを組み合わせて照明光を偏光変換する効
率のよい照明光学装置を備えている。
に示すように、オプティカルインテグレータと偏光ビー
ムスプリッタとを組み合わせて照明光を偏光変換する効
率のよい照明光学装置を備えている。
【0025】詳しくは、メタルハライドランプ12から
発せられた光は、リフレクタ14aによって反射され、
UV-IRカットフィルタ16によって照明光として不
必要かつ有害な紫外線と近赤外線がカットされた後、第
1レンズアレイ20に入射する。第1レンズアレイ20
を透過した光束は、収束しながら、偏光分離プリズム1
8に入射する。偏光分離プリズム18は、直角プリズム
の直角に対向する面に平行平板が接合され、両者の接合
面18aに偏光分離膜が形成されてなる。偏光分離プリ
ズム18に入射した光束は、S偏光とP偏光とに分けら
れて、偏光分離プリズム18から出射する。すなわち、
S偏光は、接合面18aの偏光分離膜によって反射され
て偏光分離プリズム18から出射し、第2レンズアレイ
22’近傍に焦点を結ぶ。一方、P偏光は、接合面18
aの偏光分離膜を透過し、平行平板の裏面18bで全反
射し、再び接合面18aの偏光分離膜を透過した後に偏
光分離プリズム18から出射し、第2レンズアレイ2
2’近傍に焦点を結ぶ。平行平板は、P偏光とS偏光と
を第1レンズアレイ20のレンズセル20aの横幅の1
/2だけ平行にシフトさせる。第2レンズアレイ22’
は、レンズセル22a’が光軸に垂直な面に並列的に並
んだ略板状のレンズである。各レンズセル22a’の横
方向の大きさは第1レンズセル20のレンズセル20a
の1/2であり、レンズセル22a’は、横方向には第
1レンズアレイ20のレンズセル20aの2倍の個数が
並んでいる。各レンズセル22a’は、それぞれ、第1
レンズアレイ20の対応するレンズセル20aを液晶パ
ネル46,56上に結像するようなパワーを持ってい
る。第2レンズアレイ22’には、1列おきに1/2波
長板22sが接合されており、偏光分離プリズム18か
ら出射したP偏光がS偏光に変換されるようになってい
る。このようにしてすべてS偏光となって第2レンズア
レイ22’を透過した光は、重ね合わせレンズ23に入
射する。
発せられた光は、リフレクタ14aによって反射され、
UV-IRカットフィルタ16によって照明光として不
必要かつ有害な紫外線と近赤外線がカットされた後、第
1レンズアレイ20に入射する。第1レンズアレイ20
を透過した光束は、収束しながら、偏光分離プリズム1
8に入射する。偏光分離プリズム18は、直角プリズム
の直角に対向する面に平行平板が接合され、両者の接合
面18aに偏光分離膜が形成されてなる。偏光分離プリ
ズム18に入射した光束は、S偏光とP偏光とに分けら
れて、偏光分離プリズム18から出射する。すなわち、
S偏光は、接合面18aの偏光分離膜によって反射され
て偏光分離プリズム18から出射し、第2レンズアレイ
22’近傍に焦点を結ぶ。一方、P偏光は、接合面18
aの偏光分離膜を透過し、平行平板の裏面18bで全反
射し、再び接合面18aの偏光分離膜を透過した後に偏
光分離プリズム18から出射し、第2レンズアレイ2
2’近傍に焦点を結ぶ。平行平板は、P偏光とS偏光と
を第1レンズアレイ20のレンズセル20aの横幅の1
/2だけ平行にシフトさせる。第2レンズアレイ22’
は、レンズセル22a’が光軸に垂直な面に並列的に並
んだ略板状のレンズである。各レンズセル22a’の横
方向の大きさは第1レンズセル20のレンズセル20a
の1/2であり、レンズセル22a’は、横方向には第
1レンズアレイ20のレンズセル20aの2倍の個数が
並んでいる。各レンズセル22a’は、それぞれ、第1
レンズアレイ20の対応するレンズセル20aを液晶パ
ネル46,56上に結像するようなパワーを持ってい
る。第2レンズアレイ22’には、1列おきに1/2波
長板22sが接合されており、偏光分離プリズム18か
ら出射したP偏光がS偏光に変換されるようになってい
る。このようにしてすべてS偏光となって第2レンズア
レイ22’を透過した光は、重ね合わせレンズ23に入
射する。
【0026】重ね合わせレンズ23を射出した光束は、
赤、緑、青の3成分R,G,Bに分解されて各液晶パネ
ル46,56,66を照明する。すなわち、重ね合わせ
レンズ23を出射した光束は、赤透過ダイクロイックミ
ラー24を透過し、反射ミラー26で反射して赤用液晶
パネル46に達する赤成分Rと、赤透過ダイクロイック
ミラー24で反射した後、緑透過ダイクロイックミラー
28で反射して緑用液晶パネル56に達する緑成分G
と、赤透過ダイクロイックミラー24で反射した後、緑
透過ダイクロイックミラー28を透過し、反射ミラー3
2,36で反射されて青用液晶パネル66に達する青成
分Bとに分解される。各液晶パネル46,56,66の
光源12側には、それぞれ、フィールドレンズ42,5
2,62が配置されている。赤および緑用のフィールド
レンズ42,52は、第2レンズアレイ22近傍の2次
光源像を、投影レンズ80の瞳近傍に結像する。緑透過
ダイクロイックミラー28を透過した青色光Bは、コン
デンサレンズ30に入射し、リレーレンズ34近傍に焦
点を結び、青用液晶パネル66近傍に結像する。青用の
フィールドレンズ62は、レリーズレンズ34近傍の光
源像を投影レンズ80の瞳近傍に結像する。赤、緑およ
び青用液晶パネル46,56,66で変調を受けた各成
分光R,G,Bは、クロスダイクロイックプリズム70
で合成され、投影レンズ80によってスクリーンに投影
される。
赤、緑、青の3成分R,G,Bに分解されて各液晶パネ
ル46,56,66を照明する。すなわち、重ね合わせ
レンズ23を出射した光束は、赤透過ダイクロイックミ
ラー24を透過し、反射ミラー26で反射して赤用液晶
パネル46に達する赤成分Rと、赤透過ダイクロイック
ミラー24で反射した後、緑透過ダイクロイックミラー
28で反射して緑用液晶パネル56に達する緑成分G
と、赤透過ダイクロイックミラー24で反射した後、緑
透過ダイクロイックミラー28を透過し、反射ミラー3
2,36で反射されて青用液晶パネル66に達する青成
分Bとに分解される。各液晶パネル46,56,66の
光源12側には、それぞれ、フィールドレンズ42,5
2,62が配置されている。赤および緑用のフィールド
レンズ42,52は、第2レンズアレイ22近傍の2次
光源像を、投影レンズ80の瞳近傍に結像する。緑透過
ダイクロイックミラー28を透過した青色光Bは、コン
デンサレンズ30に入射し、リレーレンズ34近傍に焦
点を結び、青用液晶パネル66近傍に結像する。青用の
フィールドレンズ62は、レリーズレンズ34近傍の光
源像を投影レンズ80の瞳近傍に結像する。赤、緑およ
び青用液晶パネル46,56,66で変調を受けた各成
分光R,G,Bは、クロスダイクロイックプリズム70
で合成され、投影レンズ80によってスクリーンに投影
される。
【0027】この液晶プロジェクタ10aは、偏光変換
光学系とオプティカルインテグレータとが一体化された
ものであり、高効率で均一性の高い照明が得られる。ま
た、第2レンズアレイおよび1/2波長板の耐久性を向
上し、照明効率を落とさずに2次光源像の密度を小さく
できる。
光学系とオプティカルインテグレータとが一体化された
ものであり、高効率で均一性の高い照明が得られる。ま
た、第2レンズアレイおよび1/2波長板の耐久性を向
上し、照明効率を落とさずに2次光源像の密度を小さく
できる。
【0028】この液晶プロジェクタ10aの第2レンズ
アレイ22’のレンズセル22a’の開口は、図2
(c)に示すように、P偏光用とS偏光用とに2分割さ
れる。そのため、液晶パネル46,56,66の縦横比
が3:4のとき、第2レンズアレイ22’の各レンズセ
ル22a’の縦横比は約3:2となり、このときのリフ
レクタ14aの理想焦点距離は、図4(b)において細
線で示すようになる。リフレクタ14aは、これに対応
させて円周方向に4分割し、実線で示す形状に構成して
いる。図6(b)は、図4(b)のリフレクタ14aに
対応して第1レンズアレイ20の開口を分割してレンズ
セル20aを配列した例である。
アレイ22’のレンズセル22a’の開口は、図2
(c)に示すように、P偏光用とS偏光用とに2分割さ
れる。そのため、液晶パネル46,56,66の縦横比
が3:4のとき、第2レンズアレイ22’の各レンズセ
ル22a’の縦横比は約3:2となり、このときのリフ
レクタ14aの理想焦点距離は、図4(b)において細
線で示すようになる。リフレクタ14aは、これに対応
させて円周方向に4分割し、実線で示す形状に構成して
いる。図6(b)は、図4(b)のリフレクタ14aに
対応して第1レンズアレイ20の開口を分割してレンズ
セル20aを配列した例である。
【0029】上記第1および第2実施形態では、液晶パ
ネル46,56,66の縦横比が3:4のときについて
説明したが、液晶パネル46,56,66の縦横比が
9:16であるときには、図4(c)および(d)に示
すようにリフレクタ14を構成することができる。図4
(c)は、第1実施形態と同様に偏光変換を用いない場
合のリフレクタ14’を示し、図4(d)は、第2実施
形態と同様に偏光変換を用いた場合のリフレクタ14
a’を示している。
ネル46,56,66の縦横比が3:4のときについて
説明したが、液晶パネル46,56,66の縦横比が
9:16であるときには、図4(c)および(d)に示
すようにリフレクタ14を構成することができる。図4
(c)は、第1実施形態と同様に偏光変換を用いない場
合のリフレクタ14’を示し、図4(d)は、第2実施
形態と同様に偏光変換を用いた場合のリフレクタ14
a’を示している。
【0030】また、図4(a)〜(d)のリフレクタ1
4,14a,14’,14a’をさらに多分割した場合
のリフレクタ15,15a,15’,15a’のそれぞ
れの例を、図4(a’)〜(d’)に示す。
4,14a,14’,14a’をさらに多分割した場合
のリフレクタ15,15a,15’,15a’のそれぞ
れの例を、図4(a’)〜(d’)に示す。
【0031】さらに、図6(c)は、リフレクタ14”
からの光束が、光軸方向から見たとき全体として円形と
なるように構成した場合を示す。この場合のリフレクタ
14”の曲面は、図7(b)に示したように、光軸Z方
向の長さが異なる。このように構成すると、分割した一
方の部分反射面で取り込まれる光源からの光束が増える
ため、より効率よく液晶パネルを照明できる。
からの光束が、光軸方向から見たとき全体として円形と
なるように構成した場合を示す。この場合のリフレクタ
14”の曲面は、図7(b)に示したように、光軸Z方
向の長さが異なる。このように構成すると、分割した一
方の部分反射面で取り込まれる光源からの光束が増える
ため、より効率よく液晶パネルを照明できる。
【0032】次に、2本の光源ランプ12a,12bを
用いる第3実施形態の液晶プロジェクタ10bについて
説明する。
用いる第3実施形態の液晶プロジェクタ10bについて
説明する。
【0033】液晶プロジェクタ10bは、図8の構成図
に示すように、2本の光源ランプ12a,12bを用い
るようにリフレクタ14bを構成し、また、これに対応
して第1および第2レンズアレイ20”、22”のレン
ズセル20a,22aを配列する以外は、大略、図5に
示した装置10aと同様に構成される。
に示すように、2本の光源ランプ12a,12bを用い
るようにリフレクタ14bを構成し、また、これに対応
して第1および第2レンズアレイ20”、22”のレン
ズセル20a,22aを配列する以外は、大略、図5に
示した装置10aと同様に構成される。
【0034】詳しくは、この液晶プロジェクタ10bで
は、リフレクタ14bの形状と、第1レンズアレイ2
0”のレンズセル20aの配列とは、図9に示したよう
に構成する。図示したように、この液晶プロジェクタ1
0bは、2本の光源ランプ12a,12bを縦に並べて
も横に並べても、リフレクタ14bが大型化することは
なく、スペース効率を落とさずに照明できる。しかも、
光源ランプ12a,12bを2本を用いて非常に明るい
照明が得られ、偏光分離プリズム18の代わりに反射ミ
ラー19を用い、構成を簡単にすることができる。リフ
レクタ14bの部分反射面は、すべて放物面で構成する
と、2つの光源12a,12bをうまく合成することが
できる。
は、リフレクタ14bの形状と、第1レンズアレイ2
0”のレンズセル20aの配列とは、図9に示したよう
に構成する。図示したように、この液晶プロジェクタ1
0bは、2本の光源ランプ12a,12bを縦に並べて
も横に並べても、リフレクタ14bが大型化することは
なく、スペース効率を落とさずに照明できる。しかも、
光源ランプ12a,12bを2本を用いて非常に明るい
照明が得られ、偏光分離プリズム18の代わりに反射ミ
ラー19を用い、構成を簡単にすることができる。リフ
レクタ14bの部分反射面は、すべて放物面で構成する
と、2つの光源12a,12bをうまく合成することが
できる。
【0035】以上説明したように、上記の各液晶プロジ
ェクタ10,10a、10bは、照明効率がよく、空間
的にもコンパクトで効率がよい照明装置を備えている。
すなわち、リフレクタ12は、必要以上に大きくなら
ず、装置の小型化、薄型化により、軽量化、ポータブル
性の向上、コストダウンを図ることができる。
ェクタ10,10a、10bは、照明効率がよく、空間
的にもコンパクトで効率がよい照明装置を備えている。
すなわち、リフレクタ12は、必要以上に大きくなら
ず、装置の小型化、薄型化により、軽量化、ポータブル
性の向上、コストダウンを図ることができる。
【0036】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
るものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
【図1】 従来例および本発明の第1実施形態の照明光
学系の構成図である。
学系の構成図である。
【図2】 レンズセルの配列図である。
【図3】 レンズセルとリフレクタの理想焦点距離との
説明図である。
説明図である。
【図4】 リフレクタを光軸方向から見た図である。
【図5】 第2実施形態の液晶プロジェクタの構成図で
ある。
ある。
【図6】 リフレクタとレンズセルとの配置関係図であ
る。
る。
【図7】 リフレクタの反射面の光軸方向断面図であ
る。
る。
【図8】 第3実施形態の液晶プロジェクタの構成図で
ある。
ある。
【図9】 リフレクタとレンズセルとの配置関係図であ
る。
る。
10,10a,10b 液晶プロジェクタ 12,12a,12b メタルハライドランプ(光源) 12s,12s’ 光源像 14,14’,14”,14a,14a’,14b リ
フレクタ 14s 焦点 14t 端面 15,15’,15a,15a’ リフレクタ 16 UV-IRカットフィルター 18 偏光分離プリズム 18a 接合面 18b 裏面 19 反射ミラー 20,20” 第1レンズアレイ 20a レンズセル 22,22’,22” 第2レンズアレイ 22a,22a’ レンズセル 22s 1/2波長板 23 重ね合わせレンズ 24 赤透過ダイクロイックミラー 26 反射ミラー 28 緑反射ダイクロイックミラー 30 コンデンサレンズ 32 反射ミラー 34 リレーレンズ 36 反射ミラー 42 フィールドレンズ 46 液晶パネル 52 フィールドレンズ 56 液晶パネル 62 フィールドレンズ 66 液晶パネル 70 クロスダイクロイックプリズム 80 投影レンズ R,G,B 成分光 S,P 偏光成分 X,Y 光軸直角軸 Z 光軸
フレクタ 14s 焦点 14t 端面 15,15’,15a,15a’ リフレクタ 16 UV-IRカットフィルター 18 偏光分離プリズム 18a 接合面 18b 裏面 19 反射ミラー 20,20” 第1レンズアレイ 20a レンズセル 22,22’,22” 第2レンズアレイ 22a,22a’ レンズセル 22s 1/2波長板 23 重ね合わせレンズ 24 赤透過ダイクロイックミラー 26 反射ミラー 28 緑反射ダイクロイックミラー 30 コンデンサレンズ 32 反射ミラー 34 リレーレンズ 36 反射ミラー 42 フィールドレンズ 46 液晶パネル 52 フィールドレンズ 56 液晶パネル 62 フィールドレンズ 66 液晶パネル 70 クロスダイクロイックプリズム 80 投影レンズ R,G,B 成分光 S,P 偏光成分 X,Y 光軸直角軸 Z 光軸
Claims (3)
- 【請求項1】 リフレクタと、光源と、照明対象に略相
似形の複数のレンズセルが光軸直角面上に列をなしてそ
れぞれ配置された第1および第2レンズアレイとが、光
軸上に互いに所定距離離して順に並べられ、上記リフレ
クタで反射した上記光源からの放射光が上記第1レンズ
アレイの上記各レンズセルにより分割されて上記第2レ
ンズアレイの対応する上記各レンズセル上に集光し、上
記第2レンズアレイの上記各レンズセルから出射して上
記照明対象を略均一に照明する照明装置において、 上記リフレクタは、光軸を中心に放射状に分割された複
数の部分反射面を有し、上記各部分反射面は、光軸を中
心とする回転放物面又は2つの焦点が一致する回転楕円
面の一部であり、上記各部分反射面の焦点位置に上記光
源が配置され、上記各部分反射面の焦点距離は、上記第
2レンズアレイの上記レンズセルの開口中心から開口縁
までの距離であって、光軸と上記各部分反射面とを光軸
直角に結ぶ方向に平行な方向の距離に略反比例すること
を特徴とする、照明光学装置。 - 【請求項2】 上記光源およびリフレクタを2組備え、
それぞれの出射光束を上記第1レンズアレイに並列に照
射することを特徴とする、請求項1記載の照明光学装
置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の上記照明装置によ
り照明される透過型の液晶パネルを備えたことを特徴と
する、投影光学装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9230825A JPH1164788A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 照明光学装置および投影光学装置 |
US09/141,093 US6089720A (en) | 1997-08-27 | 1998-08-27 | Illuminating optical apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9230825A JPH1164788A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 照明光学装置および投影光学装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1164788A true JPH1164788A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16913879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9230825A Pending JPH1164788A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 照明光学装置および投影光学装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6089720A (ja) |
JP (1) | JPH1164788A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI418739B (zh) * | 2010-08-24 | 2013-12-11 | Delta Electronics Inc | 光學系統 |
US8786170B2 (en) | 2010-08-24 | 2014-07-22 | Delta Electronics, Inc. | Optical system for providing telecentric light beam |
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JP4355381B2 (ja) * | 1998-10-29 | 2009-10-28 | キヤノン株式会社 | 照明装置およびそれを用いた投射型表示装置 |
JP4521896B2 (ja) * | 1999-06-08 | 2010-08-11 | キヤノン株式会社 | 照明装置、投影露光装置及びデバイス製造方法 |
JP2001343706A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Sony Corp | 映像表示装置 |
US6677908B2 (en) | 2000-12-21 | 2004-01-13 | Ems Technologies Canada, Ltd | Multimedia aircraft antenna |
FR2874262B1 (fr) * | 2004-08-10 | 2006-11-10 | Colordimensions Sarl | Systeme de mesure pour la caracterisation opiques des materiaux et procede de mesure mis en oeuvre par ledit systeme. |
JP2007086302A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Konica Minolta Opto Inc | 可変絞りを有する画像投影装置 |
JP2010140888A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-06-24 | Seiko Epson Corp | 照明装置、プロジェクタ |
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JPS58147708A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-02 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 照明用光学装置 |
US4642740A (en) * | 1984-10-22 | 1987-02-10 | General Electric Company | Constant magnification light collection system |
JPH03167502A (ja) * | 1989-11-28 | 1991-07-19 | Pioneer Electron Corp | 液晶投写装置用凹面鏡の形成方法 |
JP2961807B2 (ja) * | 1990-04-20 | 1999-10-12 | 三菱電機株式会社 | 投写形表示装置 |
JPH047503A (ja) * | 1990-04-25 | 1992-01-10 | Sony Corp | 集光ミラー |
US5347433A (en) * | 1992-06-11 | 1994-09-13 | Sedlmayr Steven R | Collimated beam of light and systems and methods for implementation thereof |
JP3473075B2 (ja) * | 1993-12-24 | 2003-12-02 | セイコーエプソン株式会社 | 照明装置及び投写型表示装置 |
US5755503A (en) * | 1995-11-13 | 1998-05-26 | Industrial Technology Research Institute | Optical illumination system having improved efficiency and uniformity and projection instrument comprising such a system |
JPH10268449A (ja) * | 1997-03-24 | 1998-10-09 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 照明光学系およびこの光学系を用いた投射光学系 |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP9230825A patent/JPH1164788A/ja active Pending
-
1998
- 1998-08-27 US US09/141,093 patent/US6089720A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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TWI418739B (zh) * | 2010-08-24 | 2013-12-11 | Delta Electronics Inc | 光學系統 |
US8786170B2 (en) | 2010-08-24 | 2014-07-22 | Delta Electronics, Inc. | Optical system for providing telecentric light beam |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6089720A (en) | 2000-07-18 |
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