JP2000249985A - 偏光変換装置、照明装置及び液晶投写装置 - Google Patents

偏光変換装置、照明装置及び液晶投写装置

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JP2000249985A JP11051771A JP5177199A JP2000249985A JP 2000249985 A JP2000249985 A JP 2000249985A JP 11051771 A JP11051771 A JP 11051771A JP 5177199 A JP5177199 A JP 5177199A JP 2000249985 A JP2000249985 A JP 2000249985A
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哲也 浜田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光利用効率を向上させる。 【解決手段】偏光変換素子25Aは、要素の長手方向が
Z方向の偏光変換素子25U及び25Dと、これらの間
に配置され要素の長手方向がX方向の偏光変換素子25
Mとを備え、光源の発光部像が帯状有効入射領域(ハッ
チング部)に収まる。レンズアレイの中央部のみレンズ
サイズを他の部分のレンズより大きくし、偏光変換素子
の要素の入射面の幅を、対応するレンズ幅の半分にして
もよい。放物面鏡の光軸に対しアークギャップの方向を
傾斜させるだけでもよい。両側部がカットされた放物面
鏡を用いる場合には、偏光変換素子の帯状有効入射領域
の長手方向を、放物面鏡開口端の長手方向と平行にす
る。放物面鏡の替わりに球面鏡と凸レンズの組を用いる
場合には、光源の突出部を光軸と直角な方向にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏光変換装置、照
明装置及び液晶投写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶投写装置では、より明るい投写画像
を得るために、光源から放射された光の利用効率を向上
させることが要求されている。
【0003】図18に示す無偏光照明装置10では、メ
タルハライドランプ11のアークギャップ中心が放物面
鏡12の焦点に一致され、放物面鏡12の開口側にUV
−IRカットフィルター13が配置されている。メタル
ハライドランプ11から放射された無偏光は、放物面鏡
12で反射されて実質的に平行光となり、白色光のみU
V−IRカットフィルター13を通る。
【0004】例えば液晶投写装置では、直線偏光のみ用
いる液晶パネルでの吸熱量を低減するために、UV−I
Rカットフィルター13を通った光が、図19に示す偏
光変換装置20のレンズアレイ21に入射される。レン
ズアレイ21と同一形状のレンズアレイ22は、レンズ
アレイ21との間隔Aをレンズアレイ21のレンズ焦点
距離に一致させて、レンズアレイ21と対向して配置さ
れている。レンズアレイ22と被照射面24との間のレ
ンズアレイ22側には、集光レンズ23が配置されてい
る。レンズアレイ22の焦点距離はレンズアレイ21の
それと同じである必要はない。
【0005】レンズアレイ21の例えばレンズ210に
入射した平行光束は、レンズアレイ22の対応するレン
ズ220の中心に収束し、集光レンズ23を通って被照
射面24の全域に照射される。同様に、レンズアレイ2
1のレンズ211に入射した平行光束は、レンズアレイ
22の対応するレンズ221の中心に収束し、集光レン
ズ23を通って被照射面24の全域に照射される。無偏
光照明装置10の出射光強度は中央部で高く周辺部で低
くなっているが、レンズアレイ21、22及び集光レン
ズ23のこのような作用により、被照射面24での照明
スポットの照度分布が略均一になる。
【0006】レンズアレイ22と集光レンズ23との間
には、偏光変換素子25が配置されている。
【0007】偏光変換素子25は、断面が平行四辺形で
紙面垂直方向に延びた互いに同一形状の四角柱のプリズ
ム250がX方向に配列され、プリズム間及びX方向端
部のプリズムのX方向端面に、誘電体多層膜で形成され
た偏光ビームスプリッタ251とミラー252とが交互
に形成され、1つおきのプリズムの出射面に1/2波長
板253が形成されている。この平行四辺形は、一対の
対向する入射面及び出射面の幅が、レンズアレイ22の
レンズの幅CXの半分であり、他の一対の対向辺の長さ
が2-0.5CXであり、一対の対向角が45゜である。レ
ンズアレイ22の各レンズ中心が偏光ビームスプリッタ
251のZ方向中心と一致するように、偏光変換素子2
5が配置されている。
【0008】例えばレンズ211の光軸に沿って進む光
は、そのP偏光成分が偏光ビームスプリッタ251を透
過し、S偏光成分が偏光ビームスプリッタ251で反射
される。このS偏光成分は、さらにミラー252で反射
され、1/2波長板253を通ってP偏光に変換され
る。これにより、偏光変換素子25から出射した光はP
偏光となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図18のメタルハライ
ドランプ11は、発光部が点光源でないために、無偏光
照明装置10からの放射光は完全な平行光ではない。図
19に示すように非平行光の大部分は光線L1のよう
に、ミラー252で反射された後さらに偏光ビームスプ
リッタ251でそのS偏光成分が反射されて偏光変換素
子25から出射し、一部は光線L2のように、無偏光の
まま偏光変換素子25を透過する。このため、光利用効
率が低減して投写画像が暗くなる原因となる。
【0010】図18において、光強度が平行光のそれの
1/2以上である非平行光の発散角φは、放物面鏡12
上の点から見たメタルハライドランプ11の発光部の見
込角に依存する。無偏光照明装置10の出射光の平行度
は、メタルハライドランプ11が高出力になるほど低下
する。例えば、無偏光照明装置10の光出力として15
00lmを得るためには、350W以上のメタルハライ
ドランプを用いる必要があり、この場合、非平行光の発
散角φは最大約8゜になる。
【0011】図19において、レンズアレイ21の任意
のレンズから見た偏光変換素子25の対応する偏光変換
要素の入射面の見込み角θは、次式で表される。
【0012】 θ=atan(CX/2A) ・・・(1) 被照射面24の長さをDX、レンズアレイ22から被照
射面24までの距離をBで表すと、相似関係から次式が
成立する。
【0013】 CX:DX=A:B ・・・(2) これらの関係からθは、 θ=atan(DX/2B)・・・(3) と表され、DXとBの値で定まる。
【0014】光利用効率を向上させるためには、φ<θ
の関係を満たす必要がある。
【0015】対角50mmの液晶パネルを用いた場合、
B及びDXは通常それぞれ250mm及び40mm程度
であるので、θは約4.6゜である。したがって、上記
光源の場合、光利用効率はφが最大となる部分で約半分
となり、全体としても65%程度になる。
【0016】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、光利用効率を向上させることが可能な偏光変換装
置、照明装置及び液晶投写装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】請求項
1では、例えば図2〜図6に示す如く、第1レンズアレ
イと、該第1レンズアレイの各レンズの略焦点位置に、
該各レンズに対応したレンズが形成されている第2レン
ズアレイと、該第2レンズアレイに対し該第1レンズア
レイと反対側に配置された集光レンズと、該第2レンズ
アレイと該集光レンズとの間に配置された偏光変換素子
と、を有する偏光変換装置において、該偏光変換素子
は、複数並列された偏光変換要素からなる第1偏光変換
素子と偏光変換要素からなる第2偏光変換素子とを有
し、該偏光変換要素は、帯状有効入射領域と、この領域
と隣り合う帯状無効入射領域とを有し、該有効入射領域
に入射した無偏光を直線偏光に変換し、該無効入射領域
に入射した無偏光を該直線偏光と偏光面が90゜異なる
直線偏光に変換し又はこの無偏光を透過させ、該第1偏
光変換素子の該帯状有効入射領域と該第2偏光変換素子
の該帯状有効入射領域とが直角になり、該第2レンズア
レイの各レンズの中心が該第1又は第2偏光変換素子の
該帯状有効入射領域の略中央ライン上に位置するように
該第1及び第2偏光変換素子が配置されている。
【0018】従来では、偏光変換素子の帯状有効入射領
域の長手方向が全て同一方向であったので、例えば図7
(B)に示すように最も光利用効率が悪い部分では発光
部像の明るい両端部が有効入射領域から外れて無駄な光
となっていたが、請求項1の偏光変換装置によれば、こ
の部分に対応する第2偏光変換素子を発光部像の長手方
向と同一方向にすることができるので、例えば図7
(A)に示すように発光部像の殆どが帯状有効入射領域
に入射して直線偏光に変換され、光利用効率が向上す
る。
【0019】請求項2の偏光変換装置では、請求項1に
おいて例えば図3及び図4に示す如く、上記偏光変換要
素は、断面が平行四辺形で該平行四辺形の1対の対向角
が略45゜の柱状プリズムと、該平行四辺形の長辺を含
む対向面の一方の面に形成された偏光ビームスプリッタ
と、該対向面の他方の面に形成された反射ミラーと、該
平行四辺形の短辺を含む対向面の一方の面に形成された
1/2波長板とを有し、上記帯状有効入射領域は、該短
辺を含む対向面の他方の面である。
【0020】請求項3の偏光変換装置では、請求項1又
は2において例えば図4に示す如く、上記第1偏光変換
素子を2つ有し、該2つの第1偏光変換素子の間に上記
第2偏光変換素子が配置されている。
【0021】請求項4の偏光変換装置では、請求項1乃
至3のいずれか1つにおいて例えば図8に示す如く、上
記第1偏光変換素子は上記第2偏光変換素子の上記帯状
無効入射領域側に配置され、該第1偏光変換素子と上記
第2レンズアレイとの間に、該第2レンズアレイを通っ
た光が該第2偏光変換素子から遠ざかる方向へずれるよ
うに第2レンズアレイに対し傾斜して配置された光路補
正板をさらに有する。
【0022】この偏光変換装置によれば、第2偏光変換
素子の帯状無効入射領域に入射しようとする光が光路補
正板で屈折されて第1偏光変換素子側へずれて第1偏光
変換素子の有効入射領域に入射するので、光利用効率が
さらに向上する。
【0023】請求項5では、例えば図10〜図12に示
す如く、第1レンズアレイと、該第1レンズアレイの各
レンズの略焦点位置に、該各レンズに対応したレンズが
形成されている第2レンズアレイと、該第2レンズアレ
イに対し該第1レンズアレイと反対側に配置された集光
レンズと、該第2レンズアレイと該集光レンズとの間に
配置された偏光変換素子と、を有する偏光変換装置にお
いて、該第1レンズアレイは、第1矩形のレンズの列が
複数配列された第1レンズ領域と、該第1矩形と相似形
で該第1矩形より大きい第2矩形のレンズ列が配置され
た第2レンズ領域とを有し、該偏光変換素子は、複数並
列された偏光変換要素からなる第1偏光変換素子と偏光
変換要素からなる第2偏光変換素子とを有し、該偏光変
換要素は、帯状有効入射領域と、この領域と隣り合う帯
状無効入射領域とを有し、該有効入射領域に入射した無
偏光を直線偏光に変換し、該無効入射領域に入射した無
偏光を該直線偏光と偏光面が90゜異なる直線偏光に変
換し又はこの無偏光を透過させ、該第1及び第2偏光変
換素子の該帯状有効入射領域の長手方向が互いに平行で
あり、該第2レンズアレイの各レンズの中心が該第1又
は第2偏光変換素子の該帯状有効入射領域の略中央ライ
ン上に位置するように、該第1及び第2偏光変換素子が
配置されている。
【0024】この偏光変換装置によれば、第2レンズア
レイ領域内のレンズの中心から見た第2偏光変換素子の
対応する帯状有効入射領域の幅方向見込角が、第1レン
ズアレイ領域内のレンズの中心から見たそれよりも大き
くなり、これにより帯状有効入射領域に入射する割合が
従来よりも大きくなって、光利用効率が向上する。ま
た、第2レンズアレイ領域内のみ大きいレンズを用いて
いるので、偏光変換装置の出射光を被照射面を照明した
ときの輝度分布が略均一になることを確保することがで
きる。
【0025】請求項6の偏光変換装置では、請求項5に
おいて例えば図11に示す如く、上記偏光変換要素は、
断面が平行四辺形で該平行四辺形の1対の対向角が略4
5゜の柱状プリズムと、該平行四辺形の長辺を含む対向
面の一方の面に形成された偏光ビームスプリッタと、該
対向面の他方の面に形成された反射ミラーと、該平行四
辺形の短辺を含む対向面の一方の面に形成された1/2
波長板とを有し、上記帯状有効入射領域は、該短辺を含
む対向面の他方の面である。
【0026】請求項7の偏光変換装置では、請求項5又
は6において例えば図12に示す如く、上記第1レンズ
領域を2つ有し、該2つの第1レンズ領域の間に上記第
2レンズ領域が配置されている。
【0027】請求項8の偏光照明装置では、請求項1乃
至7のいずれか1つに記載の偏光変換装置と、一方向の
長さが該一方向と直角な方向の長さよりも大きい発光部
を有する光源と、該光源からの放射光を反射又は屈折さ
せて略一方向へ揃える光整列手段とを有する。
【0028】請求項9の偏光照明装置では、例えば図1
3に示す如く、一方向の長さが該一方向と直角な方向の
長さよりも大きい発光部を有する光源と、該光源からの
放射光を反射又は屈折させて略一方向へ揃える光整列手
段と、該光整列手段の出射光が入射するように配置され
た第1レンズアレイと、該第1レンズアレイの各レンズ
の略焦点位置に、該各レンズに対応したレンズが形成さ
れている第2レンズアレイと、該第2レンズアレイに対
し該第1レンズアレイと反対側に配置された集光レンズ
と、該第2レンズアレイと該集光レンズとの間に配置さ
れた偏光変換素子と、を有し、該偏光変換素子は、複数
並列された偏光変換要素を有し、該偏光変換要素は、帯
状有効入射領域と、この領域と隣り合う帯状無効入射領
域とを有し、該有効入射領域に入射した無偏光を直線偏
光に変換し、該無効入射領域に入射した無偏光を該直線
偏光と偏光面が90゜異なる直線偏光に変換し又はこの
無偏光を透過させ、該光整列手段の光軸に対し該一方向
が傾斜し、該光整列手段の光軸と該発光部の一方向とを
含む面が、該帯状有効入射領域の長手方向と略平行であ
る。
【0029】この照明装置によれば、光源をこのように
傾斜させるという簡単な構成で、傾斜していない場合よ
りも光利用効率が向上する。
【0030】請求項10の偏光照明装置では、例えば図
15に示す如く、一方向の長さがこの一方向と直角な方
向の長さよりも大きい発光部を有する光源と、該光源か
らの放射光を反射又は屈折させて略一方向へ揃え、出射
面内の第1方向の幅がこの第1方向と直角な第2方向の
幅より広い光整列手段と、該光整列手段の出射光が入射
するように配置された第1レンズアレイと、該第1レン
ズアレイの各レンズの略焦点位置に、該各レンズに対応
したレンズが形成されている第2レンズアレイと、該第
2レンズアレイに対し該第1レンズアレイと反対側に配
置された集光レンズと、該第2レンズアレイと該集光レ
ンズとの間に配置された偏光変換素子と、をさらに有
し、該偏光変換素子は、複数並列された偏光変換要素を
有し、該偏光変換要素は、帯状有効入射領域と、この領
域と隣り合う帯状無効入射領域とを有し、該有効入射領
域に入射した無偏光を直線偏光に変換し、該無効入射領
域に入射した無偏光を該直線偏光と偏光面が90゜異な
る直線偏光に変換し又はこの無偏光を透過させ、該帯状
有効入射領域の長手方向が該第1方向と略平行である。
【0031】この偏光照明装置によれば、出射面内の第
1方向の幅を第2方向の幅より狭くした場合よりも、偏
光照明装置の光利用効率が向上する。
【0032】請求項11の偏光照明装置では、請求項1
0において例えば図15に示す如く、上記光源に接続さ
れて該光源の一方の電極と導通したリード線が、上記光
整列手段の光軸を通り上記第2方向に略平行な面に沿っ
て延びている。
【0033】この偏光照明装置によれば、第2レンズア
レイ上に形成されるリード線の影が、帯状有効入射領域
及び帯状無効入射領域の長手方向と略直角になるので、
この影の略半分は無効領域を通ることになる。したがっ
て、リード線をこの状態から光軸の回りに90゜回転さ
せて第2レンズアレイ上の有効入射領域に影を形成した
場合よりも、偏光照明装置の光利用効率が向上する。ま
た、この回転によりリード線の影の殆どが無効領域に形
成されるようにしたとしても、リード線の位置ずれによ
りその影が帯状有効入射領域に入る割合が製品毎にばら
つく。これに対し、本偏光照明装置によれば、このよう
なばらつきが無くなる。
【0034】請求項12の偏光照明装置では、請求項8
〜11のいずれかにおいて例えば図16に示す如く、上
記光源は、バルブと、該バルブの中心部に形成された発
光部と、該バルブの外側に形成された口金とを備え、上
記光整列手段は、該口金が挿入されて取り付けられる孔
が光軸上に形成されたネック部を有する放物面鏡であ
り、該放物面鏡の反射面のネック部側端点から該発光部
の中心と該発光部の口金側端点とを見た見込角が、該ネ
ック部側端点を通り該光軸と平行な直線と、該ネック部
側端点を通り該直線及び該光軸を含む面内で該バルブと
接する直線とのなす角度に略等しい。
【0035】この偏光照明装置によれば、光利用効率を
殆ど低下させずに光源から放物面鏡への熱伝導を低減す
ることができる。
【0036】請求項13の偏光照明装置では、請求項8
〜11のいずれかにおいて例えば図16に示す如く、上
記光源は、チップが形成されたバルブ内に発光部を備
え、上記光整列手段は、該光源からの放射光を略一方向
へ反射する凹面鏡であり、該発光部の凹面鏡開口側端点
と該凹面鏡の開口端とを結んだ錐体の内側に該チップが
存在する。
【0037】バルブ封止時に形成されるチップを透過し
た放射光は、チップで屈折して平行度が悪く、無効光と
なるが、この偏光照明装置によれば、これが防止されて
光利用効率が向上する。
【0038】請求項14の偏光照明装置では、請求項8
〜11のいずれかにおいて例えば図17に示す如く、上
記光源は、バルブと、該バルブ内に形成された発光部
と、該バルブから突出した突出部とを備え、上記光整列
手段は、中心に該発光部を一致させて該光源が配置され
た球面鏡と、該球面鏡の開口端側に該球面鏡と同心に配
置された凸レンズとを備え、該突出部が該球面鏡の光軸
と略直角な方向である。
【0039】請求項15の液晶投写装置では、請求項8
〜14のいずれか1つに記載の偏光照明装置と、該偏光
照明装置からの直線偏光が入射され、映像信号に応答し
て画素透過率が変化する液晶ライトバルブと、該液晶ラ
イトバルブからの光をスクリーン上に投写させるための
投写レンズとを有する。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0041】[第1実施形態]図1は、本発明の特徴的
な偏光照明装置30を備えた液晶投写装置を示す。偏光
照明装置30以外の構成は従来と同一である。
【0042】偏光照明装置30の出射光は、収束してい
る白色の直線偏光であり、その青色光Bがダイクロイッ
クミラー31を透過し、緑色光G及び赤色光Rがダイク
ロイックミラー31で反射される。この反射光は、ダイ
クロイックミラー32で、透過光の赤色光Rと反射光の
緑色光Gとに分割される。ダイクロイックミラー31を
通った青色光Bは、全反射ミラー33で反射され、フィ
ールドレンズ34Bを通って液晶ライトバルブ35Bに
入射する。ダイクロイックミラー32で反射された緑色
光Gは、フィールドレンズ34Gを通って液晶ライトバ
ルブ35Gに入射する。ダイクロイックミラー31を通
った赤色光Rは、フィールドレンズ34Rを通って液晶
ライトバルブ35Rに入射する。
【0043】液晶ライトバルブ35B、35G及び35
Rの液晶パネルの位置は、図19中の被照射面24の位
置に対応している。液晶ライトバルブ35B、35G及
び35Rはいずれも、液晶パネルと、その両側に配置さ
れ透過軸方向が互いに90゜異なる偏光板とを備え、該
液晶パネルに供給される映像信号に応答して、液晶ライ
トバルブの各画素の透過率が変化する。
【0044】液晶ライトバルブ35Bからの出射光は、
ダイクロイックミラー36及び37を通って投写レンズ
38に入射する。液晶ライトバルブ35Gからの出射光
はダイクロイックミラー36で反射され、ダイクロイッ
クミラー37を通って投写レンズ38に入射する。液晶
ライトバルブ35Rからの出射光は、全反射ミラー39
で反射され、さらにダイクロイックミラー37で反射さ
れて投写レンズ38に入射する。これにより、スクリー
ン40上に拡大画像が得られる。
【0045】フィールドレンズ34B、34G及び34
Rは、周辺部の光を光軸側へ曲げて投写レンズ38に入
射させることにより、投写画像の明るさを向上させるた
めのものである。
【0046】図2は、偏光照明装置30の、光軸を通る
横断面概略図であり、図3は、偏光照明装置30の、光
軸を通る縦断面概略図である。
【0047】偏光照明装置30は、無偏光照明装置10
と、その前方に配置された偏光変換装置20Aとからな
る。この偏光変換装置20Aは、偏光変換素子25A以
外は図19の偏光変換装置20と同一であり、被照射面
24での照明スポットの照度分布を改善するとともに、
無偏光を直線偏光に変換する。
【0048】図4は、偏光変換素子25Aの斜視図であ
る。図示のように、Y軸が光軸に平行なX−Y−Z直交
座標系を考える。
【0049】偏光変換素子25Aは、互いに構成及びサ
イズが同一の偏光変換素子25U及び25Dと、これら
の間に配置された偏光変換素子25Mとからなる。偏光
変換素子25U及び25Dの各偏光変換要素の長手方向
がZ軸に平行であるのに対し、偏光変換素子25Mのそ
れはX軸に平行である。偏光変換素子25Uは、Z方向
の長さ以外は図19の偏光変換素子25と同一である。
偏光変換素子25Uと25Dの間隔は、レンズアレイ2
1及び22の各レンズのZ方向長さCZの1.25倍で
ある。
【0050】偏光変換素子25Mは、偏光変換素子25
Uの要素とサイズ以外は同一構成であり、Y−Z面に平
行な断面が平行四辺形でX方向に延びた四角柱のプリズ
ム25M0と、このプリズム25M0の対向する一方及
び他方の面に形成された偏光ビームスプリッタ25M1
及びミラー25M2と、一面が偏光ビームスプリッタ2
5M1の面に接合された3角柱プリズム25M5と、入
射面25M4と対向する3角柱プリズム25M5の出射
面に形成された1/2波長板25M3(図3)とを備え
ている。入射面25M4及びミラー25M2のX軸と直
角な方向の幅はそれぞれ、CZ/2及びその√2倍であ
り、偏光ビームスプリッタ25M1と入射面25M4の
なす角度は45゜である。入射面25M4は、偏光変換
素子25U及び25Dの入射面と同一平面内に存在し又
は平行である。
【0051】偏光変換素子25U及び25Dに入射した
光の経路は、図19について上述したものと同一であ
る。偏光変換素子25Mに入射した光は、そのP偏光が
偏光ビームスプリッタ25M1を透過し、1/2波長板
25M3を通ってS偏光に変換され、S偏光が偏光ビー
ムスプリッタ25M1で反射されさらにミラー25M2
で反射されてプリズム25M0から出射する。これによ
り、偏光変換素子25U、25M及び25Dから出射し
た直線偏光の偏光面が同一になる。
【0052】図3において、メタルハライドランプ11
の発光部は、矩形レンズがマトリックス状に形成された
レンズアレイ21の各レンズにより、レンズアレイ22
の対応するレンズの位置に結像される。図5は、レンズ
アレイ22上に結像されるこの像の等輝度ラインを示
す。メタルハライドランプ11の発光部が、アーク方向
の方がこれに直角な方向よりも長く、かつ、放物面鏡1
2が光軸に関し回転対称形であるので、各発光部像は、
レンズアレイ22の中心からそのレンズの中心への方向
を長軸とする楕円形になっており、また、放物面鏡12
の開口端の光強度が光軸から離れるに従って小さくなる
ので、レンズアレイ22の中心から離れるほどこの楕円
形も小さくなっている。
【0053】図6は、図4の偏光変換素子25Aの前面
に図5のレンズアレイ22を配置したものであり、レン
ズアレイ22を平面で簡略記載している。2点差線のハ
ッチングを施した領域は、偏光変換素子25Aに対する
有効入射領域である。すなわち、この領域に入射した光
は偏光変換素子25AでP偏光に変換されるが、この領
域から外れた位置に入射した光の殆どはそのS偏光成分
が偏光変換素子25Aから出射する。
【0054】図7(A)は、図6中のレンズアレイ22
のレンズ222上に形成された発光部の等輝度ラインと
有効入射領域(ハッチング部)との関係を示す。図3に
示すメタルハライドランプ11の対向する電極端部で最
も明るいので、図7(A)において、BR1の輝度はB
R2のそれよりも大きく、BR2の輝度はBR3のそれ
よりも大きい。
【0055】図7(B)は、図19に示す従来例での図
7(A)に対応した図である。
【0056】従来では、偏光変換素子25の偏光変換要
素の長手方向が全て同一方向であったので、図7(B)
に示すように最も光利用効率が悪い部分では発光部像の
明るい両端部が有効入射領域から外れて無駄な光となっ
ていたが、本第1実施形態ではこの部分に対応する偏光
変換素子25Mが発光部像の長手方向と同一方向となっ
ているので、発光部像の殆どが有効入射領域に入射して
偏光変換素子25AでP偏光に変換され、光利用効率が
向上する。
【0057】図3の偏光照明装置30の数値例は、以下
の通りである。
【0058】 メタルハライドランプ11 :アーク長3mm 放物面鏡12 :焦点距離13mm レンズアレイ21 :横8mm×縦6mmで焦点距離A
=60mmのレンズが横12個×縦16個形成されたも
の レンズアレイ22 :レンズアレイ21と同一 偏光変換素子25A :25U及び偏光変換素子25D
はいずれも12個の偏光変換要素と要素間に接合された
プリズムを有し、偏光変換素子25Mは6個の偏光変換
要素と要素間に接合されたプリズムを有するもの なお、ミラー25M2は少なくともS偏光を反射できれ
ばよく、偏光ビームスプリッタであってもよい。また、
偏光変換素子25Aは偏光面が1方向の直線偏光に変換
することができればよく、1/2波長板25M3の位置
を3角柱プリズム25M5の出射面に配置してS偏光に
するものであってもよい。
【0059】[第2実施形態]図8は、本発明の第2実
施形態に係る偏光照明装置30Aの、光軸を通る縦断面
概略図である。
【0060】レンズアレイ22のレンズのZ方向長さC
Zに対し、偏光変換素子25Mの入射面25M4(有効
入射領域)のZ方向幅及びその隣の無効入射領域のZ方
向幅がいずれもCZ/2であり、かつ、この有効入射領
域のZ方向中心位置が偏光変換素子25Mと対向したレ
ンズ220のZ方向中心位置と同じであるので、偏光変
換素子25Mの無効入射領域がレンズ220のZ方向の
端からZ方向へ長さCZ/4だけ突出している。このた
め、レンズ220の隣のレンズ223に入射した光束の
うち、レンズ220側の一部が偏光変換素子25Mの無
効入射領域に入射する。
【0061】そこで、これを防止するために、偏光変換
装置20Bでは、レンズアレイ22と偏光変換素子25
Uとの間に光路補正板26が、レンズアレイ22に対し
傾斜して配置されている。光路補正板26は紙面垂直方
向に延びており、その長さはレンズアレイ22の紙面垂
直方向長さに等しい。
【0062】レンズ223を通ってY方向に進む光は、
光路補正板26を通りながらZ方向へずれ、光路補正板
26から出射するとY方向と平行になる。レンズアレイ
22に対する光路補正板26の傾斜角及び光路補正板2
6の厚みを適当に選定してこのずれをCZ/4以上にす
ることにより、レンズ223を通った光はミラー25M
2に入射せずに光路補正板26、偏光変換素子25U及
び集光レンズ23を通る。例えばCZ=6mmの場合、
光路補正板26の傾斜角を48゜、光路補正板26の厚
みを10mmとすることにより、上記ずれをCZ/4に
等しい1.5mmにする。
【0063】他の点は上記第1実施形態と同一である。
【0064】本第2実施形態によれば、偏光変換素子2
5Mの無効入射領域に入射しようとする光が光路補正板
26で屈折されてこの無効入射領域に入射するのが防止
されるので、光利用効率が第1実施形態の場合よりも向
上する。
【0065】[第3実施形態]図9は、本発明の第3実
施形態に係る偏光照明装置30Bの、光軸を通る縦断面
概略図である。
【0066】この無偏光照明装置10Aでは、メタルハ
ライドランプ11からの放射光に対する反射面が、半放
物面鏡12Aと球面鏡12Bとで形成されている。半放
物面鏡12Aは、図8の放物面鏡12を、光軸を通る面
で2分割したものの一方のみである。球面鏡12Bの半
径は、半放物面鏡12Aの焦点距離に等しく、球面鏡1
2Bの球中心と半放物面鏡12Aの焦点とが一致してい
る。この一致点にメタルハライドランプ11のアークギ
ャップ中心が一致するように、メタルハライドランプ1
1が配置されている。
【0067】メタルハライドランプ11からの放射光の
うち、球面鏡12Bに入射した光は逆進してメタルハラ
イドランプ11を通り、半放物面鏡12Aで反射される
ので、光放出面積は図8の場合の半分になり、光強度は
図8の場合の約2倍になる。これに対応して無偏光照明
装置10AのUV−IRカットフィルター13A並びに
偏光変換装置20Cのレンズアレイ21A、22A及び
集光レンズ23AのZ方向長さは、図8の対応するもの
の約半分になっている。偏光変換素子25Bは、図8の
偏光変換素子25Dに対応するものが無く、偏光変換素
子25Uと25Mとからなる。
【0068】他の点は上記第1実施形態と同一である。
【0069】[第4実施形態]図10は、本発明の第4
実施形態に係る偏光照明装置30Cの、光軸を通る縦断
面概略図である。図11は、偏光変換素子25Cの斜視
図である。
【0070】偏光変換装置20Dは、レンズアレイ21
BのZ方向中央部のレンズサイズが、他の部分のそれよ
りも大きくなっている。レンズアレイ21B内のレンズ
の焦点距離は互いに等しい。レンズアレイ21B内の大
きいレンズと小さいレンズのY−Z面は相似形であり、
大きいレンズのY方向及びZ方向長さをそれぞれEY及
びEZで表すと、 CX:CZ=EX:EZ が成立している。例えば、CZ=6mm、CX=8mm
に対しEZ=9mm、EX=12mmである。レンズア
レイ21Bと対向して配置されたレンズアレイ22B
は、レンズアレイ21Bと同一形状である。但し、レン
ズアレイ22Bの焦点距離はレンズアレイ21Bのそれ
と同じである必要はない。
【0071】偏光変換素子25Cは、レンズアレイ22
Bのレンズのサイズと対応して、中央部の偏光変換素子
25CMとその両側の偏光変換素子25CU及び25C
Dとからなる。偏光変換素子25CUと25CDとは互
いに同一形状であり、偏光変換素子25CMの偏光変換
要素の横断面は偏光変換素子25CUのそれと相似形で
ある。偏光変換素子25CMの入射面のX方向及びZ方
向の長さはそれぞれ、EX/2及びEZである。
【0072】図12は、レンズアレイ22B中に偏光変
換素子25Cの有効入射領域をハッチングで表したもの
である。
【0073】本第4実施形態では、レンズアレイ21B
及び22Bの中央行のレンズのサイズが他の部分のそれ
よりも大きく、これに対応して偏光変換素子25CMの
各偏光変換要素のX方向幅が大きくなっているので、レ
ンズアレイ21Bの大きいレンズの中心から見た偏光変
換素子25CMの対応する有効入射領域のX方向見込角
が、小さいレンズについてのそれよりも大きくなり、こ
れにより有効入射領域に入射する割合が従来よりも大き
くなって、光利用効率が向上する。また、中央行のみ大
きいレンズを用いているので、偏光照明装置30Cで被
照射面を照明したときの輝度分布が略均一になることを
確保することができる。
【0074】レンズアレイ22Bとして焦点距離60m
mの上記寸法のレンズが形成され、大きいレンズが中央
に4行、小さいレンズが上下にそれぞれ5行形成された
ものを用いた結果、全て小さいレンズで形成されたレン
ズアレイを用いた場合よりも光利用効率が約15%増加
した。
【0075】[第5実施形態]図13は、本発明の第5
実施形態に係る偏光照明装置30Dの、光軸を通る縦断
面概略図である。
【0076】無偏光照明装置10Bでは、放物面鏡12
の光軸AXに対しメタルハライドランプ11のアークギ
ャップの方向が傾斜している。アークギャップの方向と
光軸AXとを含む面は、偏光変換素子25の偏光変換要
素の長手方向と平行になっている。
【0077】この傾斜により、図13において、放物面
鏡12上の点P1から発光部を見た見込角が傾斜しない
場合よりも小さくなるので、レンズアレイ22に形成さ
れる最も大きい発光像が図14に示す如く図7(B)の
場合よりも小さくなる。これに対し、点P2から発光部
を見た見込角が傾斜しない場合よりも大きくなるが、点
P2で反射された光の強度は点P1でのそれよりも小さ
いので、レンズアレイ22での発光像が少し大きくなっ
ても光利用効率上問題ない。
【0078】横8mm×縦6mmで焦点距離が60mm
のレンズが12個×16個形成されたレンズアレイ21
及び22、焦点距離が13mmの放物面鏡12及びアー
クギャップが3.0mmのメタルハライドランプ11を
用い、該傾斜角を15度にすることにより偏光変換装置
20から出射する光量を約10%向上させることができ
た。
【0079】本第5実施形態によれば、メタルハライド
ランプ11のアークギャップの方向と光軸AXとを含む
面が偏光変換素子25の偏光変換要素の長手方向と平行
になるようにアークギャップの方向を傾斜させるという
簡単な構成で、光利用効率が向上する。
【0080】[第6実施形態]図15(A)は、本発明
の第6実施形態に係る偏光照明装置30Eの、光軸を通
る縦断面概略図である。図15(B)は放物面鏡12C
の正面図である。
【0081】放物面鏡12Cは、空冷効率を向上させる
ために放物面鏡12CのX方向端部が切除されている。
これにより、放物面鏡12CのX方向の幅は、Z方向の
幅よりも狭くなっている。例えば放物面鏡12Cは、開
口端直径100mm、X方向の幅78mmである。
【0082】放物面鏡12Cの開口端長手方向は、偏光
変換素子25の偏光変換要素の長手方向と平行にされて
いる。これにより、レンズアレイ22上に形成される光
源発光部像のX方向の幅が、図5のそれよりも狭くな
る。したがって、放物面鏡12Cの開口端長手方向をX
方向と平行にした場合よりも、偏光照明装置30Eの光
利用効率が向上する。
【0083】また、メタルハライドランプ11内におい
て陰極がリード棒に接続され、このリード棒の端部11
1がメタルハライドランプ11の外側のリード線14に
接続されている。リード線14は例えば、直径約2mm
の裸線である。リード線14は、X−Y面に平行な面内
を通って、放物面鏡12Cに形成された孔15を貫通し
ている。
【0084】これにより、レンズアレイ22上に形成さ
れるリード線14の影は、X方向に平行、すなわち偏光
変換素子25の偏光変換要素の長手方向と直角になるの
で、この影の半分は無効入射領域を通ることになる。し
たがって、リード線14を放物面鏡12Cの光軸の回り
に90゜回転させてレンズアレイ22上の有効入射領域
に影を形成した場合よりも、偏光照明装置30Eの光利
用効率が向上する。また、この回転によりリード線14
の影の殆どが無効入射領域に形成されるようにしたとし
ても、リード線14の位置ずれによりその影が有効入射
領域に入る割合が製品毎にばらつく。これに対し、本第
6実施形態によれば、このようなばらつきが無くなる。
【0085】[第7実施形態]図16は、本発明の第7
実施形態に係る無偏光照明装置の、光軸を通る縦断面概
略図である。
【0086】メタルハライドランプ11は、その口金1
12が接着剤16を介して放物面鏡12のネック部12
1に固定されている。放物面鏡12の焦点距離は例えば
13mmであり、メタルハライドランプ11の発光部は
ネック部121に接近している。メタルハライドランプ
11の陽極から口金112及び接着剤16を介して放物
面鏡12に伝導する熱量を低減するためには、ネック部
121の直径dを大きくしたほうが好ましい。他方、メ
タルハライドランプ11からの放射光が放物面鏡12で
反射された後、メタルハライドランプ11に入射する
と、メタルハライドランプ11のガラス球で屈折して放
物面鏡12の光軸に対する平行度が悪くなり、無効光と
なる。この無効光の割合はネック部直径dを小さくする
ほど多くなる。
【0087】アークギャップ中心Fから鏡面ネック側端
点Hへ進む光は、点Hで反射されて、光軸に平行な直線
L3を通る。陽極端Gから点Hへ進む光は、点Hで反射
されて直線L4を通る。したがって、∠FHG=θ1
は、直線L3と直線L4のなす角度に等しい。直線L3
と光軸を通る面内で点Hを通りメタルハライドランプ1
1のバルブ面と接する直線LTと直線L3とのなす角度
をθ2とすると、θ1が略θ2になるようにネック部直
径dを定めている。
【0088】このようにすれば、光利用効率を殆ど低下
させずにメタルハライドランプ11から放物面鏡12へ
の熱伝導を低減することができる。
【0089】アークギャップの長さをg、メタルハライ
ドランプ11の光軸に垂直な断面でのバルブ直径をR、
放物面鏡12の焦点距離をfとすると、θ1及びθ2は
次式で表される。
【0090】θ1=arctan(0.5d/(f−g
/2))−arctan(0.5d/f) θ2=arctan((R−d)/(2f)) また、管封止時に形成されるチップ113を透過した放
射光は、チップ113で屈折して平行度が悪く、無効光
となる。そこで、これを防止して光利用効率を向上する
ために、メタルハライドランプ11の陰極端Jと放物面
鏡12の開口端Kとを結んでできる錐体の内側にチップ
113が位置するようにしている。
【0091】[第8実施形態]図17は、本発明の第8
実施形態に係る偏光照明装置30Fの、光軸を通る縦断
面概略図である。
【0092】無偏光照明装置10Dは、図16の放物面
鏡12の替わりに、球面鏡12Dと、球面鏡12DとU
V−IRカットフィルター13との間に配置された凸レ
ンズ17とを用いている。メタルハライドランプ11
は、そのアークギャップ中心が球面鏡12Dの中心に位
置するように配置されている。
【0093】このような構成は公知であるが、本第8実
施形態の特徴は、メタルハライドランプ11の電極方向
をZ軸と平行にしてメタルハライドランプ11の突出部
で放射光及び放物面鏡12からの反射光が妨げられない
ようにすることにより、図16の場合よりも光利用効率
を向上させている。
【0094】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。
【0095】例えば、上述の無偏光照明装置、偏光照明
装置及び偏光変換装置の用途は液晶投写装置に限定され
ない。
【0096】液晶投写装置は図1のものに限定されず、
液晶ライトバルブを1つのみ用いる単板式であってもよ
い。
【0097】また、光源はメタルハライドランプに限定
されず、用途に応じて各種のものを用いることができ
る。
【0098】さらに、用途や使用目的に応じて、光源発
光部を放物面鏡の焦点位置からずらして配置することに
より、照明装置の出射光を収束光又は発散光にしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴的な偏光照明装置を備えた液晶投
写装置を示す概略図である。
【図2】図1中の偏光照明装置の構成例を示す、光軸を
通る横断面概略図である。
【図3】図1中の偏光照明装置の構成例を示す、光軸を
通る縦断面概略図である。
【図4】図3中の偏光変換素子の斜視図である。
【図5】レンズアレイによりこれと対向するレンズアレ
イの位置に結像された光源発光部像の等輝度ラインを示
す図である。
【図6】図4の偏光変換素子の前面に図5の、平面で簡
略記載したレンズアレイを配置し、入射有効入射領域を
ハッチングで示した図である。
【図7】(A)は、図6中のレンズアレイのレンズ22
2上に形成された発光部の等輝度ラインと有効入射領域
(ハッチング部)との関係を示す図であり、(B)は図
19に示す従来例での(A)に対応した図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る偏光照明装置の、
光軸を通る縦断面概略図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係る偏光照明装置の、
光軸を通る縦断面概略図である。
【図10】本発明の第4実施形態に係る偏光照明装置
の、光軸を通る縦断面概略図である。
【図11】図11中の偏光変換素子の斜視図である。
【図12】図10のレンズアレイ中に偏光変換素子の有
効入射領域をハッチングで表した図である。
【図13】本発明の第5実施形態に係る偏光照明装置
の、光軸を通る縦断面概略図である。
【図14】図13中のレンズアレイのレンズ上に形成さ
れた発光部の等輝度ラインと有効入射領域(ハッチング
部)との関係を示す、図7(B)に対応した図である。
【図15】本発明の第6実施形態に係る偏光照明装置
の、光軸を通る縦断面概略図である。
【図16】本発明の第7実施形態に係る無偏光照明装置
の、光軸を通る縦断面概略図である。
【図17】本発明の第8実施形態に係る偏光照明装置
の、光軸を通る縦断面概略図である。
【図18】従来の無偏光照明装置の、光軸を通る断面概
略図である。
【図19】従来の偏光変換装置の、光軸を通る断面概略
図である。
【符号の説明】
10、10A〜10D 無偏光照明装置 20、20A〜20D 偏光変換装置 30、30A〜30F 偏光照明装置 11 メタルハライドランプ 112 口金 113 チップ 12、12C 放物面鏡 12A 半放物面鏡 12B、12D 球面鏡 13 UV−IRカットフィルター 14 リード線 15 孔 16 接着剤 21、21A、21B、22、22A、22B レンズ
アレイ 210、211、220〜222 レンズ 23、23A 集光レンズ 24 被照射面 25、25A〜25C、25U、25D、25CU、2
5CD、25M、25CM 偏光変換素子 250、25M0 プリズム 251、25M1 偏光ビームスプリッタ 252、25M2 ミラー 253、25M3 1/2波長板 25M4 入射面 26 光路補正板 31、32、36、37 ダイクロイックミラー 33、39 全反射ミラー 34B、34G、34R フィールドレンズ 35B、35G、35R 液晶ライトバルブ 38 投写レンズ 40 スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 哲也 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 浜田 哲也 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 後藤 猛 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 菅原 真理 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2H088 EA13 EA14 EA15 EA18 HA13 HA15 HA20 HA24 HA25 HA28 MA06 2H099 AA12 BA09 CA01 CA08 DA05

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1レンズアレイと、 該第1レンズアレイの各レンズの略焦点位置に、該各レ
    ンズに対応したレンズが形成されている第2レンズアレ
    イと、 該第2レンズアレイに対し該第1レンズアレイと反対側
    に配置された集光レンズと、 該第2レンズアレイと該集光レンズとの間に配置された
    偏光変換素子と、 を有する偏光変換装置において、 該偏光変換素子は、複数並列された偏光変換要素からな
    る第1偏光変換素子と偏光変換要素からなる第2偏光変
    換素子とを有し、 該偏光変換要素は、帯状有効入射領域と、この領域と隣
    り合う帯状無効入射領域とを有し、該有効入射領域に入
    射した無偏光を直線偏光に変換し、該無効入射領域に入
    射した無偏光を該直線偏光と偏光面が90゜異なる直線
    偏光に変換し又はこの無偏光を透過させ、 該第1偏光変換素子の該帯状有効入射領域と該第2偏光
    変換素子の該帯状有効入射領域とが直角になり、該第2
    レンズアレイの各レンズの中心が該第1又は第2偏光変
    換素子の該帯状有効入射領域の略中央ライン上に位置す
    るように該第1及び第2偏光変換素子が配置されてい
    る、 ことを特徴とする偏光変換装置。
  2. 【請求項2】 上記偏光変換要素は、 断面が平行四辺形で該平行四辺形の1対の対向角が略4
    5゜の柱状プリズムと、 該平行四辺形の長辺を含む対向面の一方の面に形成され
    た偏光ビームスプリッタと、 該対向面の他方の面に形成された反射ミラーと、 該平行四辺形の短辺を含む対向面の一方の面に形成され
    た1/2波長板と、 を有し、上記帯状有効入射領域は、該短辺を含む対向面
    の他方の面であることを特徴とする請求項1記載の偏光
    変換装置。
  3. 【請求項3】 上記第1偏光変換素子を2つ有し、該2
    つの第1偏光変換素子の間に上記第2偏光変換素子が配
    置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の偏
    光変換装置。
  4. 【請求項4】 上記第1偏光変換素子は上記第2偏光変
    換素子の上記帯状無効入射領域側に配置され、 該第1偏光変換素子と上記第2レンズアレイとの間に、
    該第2レンズアレイを通った光が該第2偏光変換素子か
    ら遠ざかる方向へずれるように第2レンズアレイに対し
    傾斜して配置された光路補正板、 をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1つに記載の偏光変換装置。
  5. 【請求項5】 第1レンズアレイと、 該第1レンズアレイの各レンズの略焦点位置に、該各レ
    ンズに対応したレンズが形成されている第2レンズアレ
    イと、 該第2レンズアレイに対し該第1レンズアレイと反対側
    に配置された集光レンズと、 該第2レンズアレイと該集光レンズとの間に配置された
    偏光変換素子と、 を有する偏光変換装置において、 該第1レンズアレイは、第1矩形のレンズの列が複数配
    列された第1レンズ領域と、該第1矩形と相似形で該第
    1矩形より大きい第2矩形のレンズ列が配置された第2
    レンズ領域とを有し、 該偏光変換素子は、複数並列された偏光変換要素からな
    る第1偏光変換素子と偏光変換要素からなる第2偏光変
    換素子とを有し、 該偏光変換要素は、帯状有効入射領域と、この領域と隣
    り合う帯状無効入射領域とを有し、該有効入射領域に入
    射した無偏光を直線偏光に変換し、該無効入射領域に入
    射した無偏光を該直線偏光と偏光面が90゜異なる直線
    偏光に変換し又はこの無偏光を透過させ、 該第1及び第2偏光変換素子の該帯状有効入射領域の長
    手方向が互いに平行であり、該第2レンズアレイの各レ
    ンズの中心が該第1又は第2偏光変換素子の該帯状有効
    入射領域の略中央ライン上に位置するように、該第1及
    び第2偏光変換素子が配置されている、 ことを特徴とする偏光変換装置。
  6. 【請求項6】 上記偏光変換要素は、 断面が平行四辺形で該平行四辺形の1対の対向角が略4
    5゜の柱状プリズムと、 該平行四辺形の長辺を含む対向面の一方の面に形成され
    た偏光ビームスプリッタと、 該対向面の他方の面に形成された反射ミラーと、 該平行四辺形の短辺を含む対向面の一方の面に形成され
    た1/2波長板と、 を有し、上記帯状有効入射領域は、該短辺を含む対向面
    の他方の面であることを特徴とする請求項5記載の偏光
    変換装置。
  7. 【請求項7】 上記第1レンズ領域を2つ有し、該2つ
    の第1レンズ領域の間に上記第2レンズ領域が配置され
    ていることを特徴とする請求項5又は6記載の偏光変換
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の
    偏光変換装置と、 一方向の長さが該一方向と直角な方向の長さよりも大き
    い発光部を有する光源と、 該光源からの放射光を反射又は屈折させて略一方向へ揃
    える光整列手段と、 を有することを特徴とする偏光照明装置。
  9. 【請求項9】 一方向の長さが該一方向と直角な方向の
    長さよりも大きい発光部を有する光源と、 該光源からの放射光を反射又は屈折させて略一方向へ揃
    える光整列手段と、 該光整列手段の出射光が入射するように配置された第1
    レンズアレイと、 該第1レンズアレイの各レンズの略焦点位置に、該各レ
    ンズに対応したレンズが形成されている第2レンズアレ
    イと、 該第2レンズアレイに対し該第1レンズアレイと反対側
    に配置された集光レンズと、 該第2レンズアレイと該集光レンズとの間に配置された
    偏光変換素子と、 を有し、 該偏光変換素子は、複数並列された偏光変換要素を有
    し、 該偏光変換要素は、帯状有効入射領域と、この領域と隣
    り合う帯状無効入射領域とを有し、該有効入射領域に入
    射した無偏光を直線偏光に変換し、該無効入射領域に入
    射した無偏光を該直線偏光と偏光面が90゜異なる直線
    偏光に変換し又はこの無偏光を透過させ、 該光整列手段の光軸に対し該一方向が傾斜し、 該光整列手段の光軸と該発光部の一方向とを含む面が、
    該帯状有効入射領域の長手方向と略平行である、 ことを特徴とする偏光照明装置。
  10. 【請求項10】 一方向の長さがこの一方向と直角な方
    向の長さよりも大きい発光部を有する光源と、 該光源からの放射光を反射又は屈折させて略一方向へ揃
    え、出射面内の第1方向の幅がこの第1方向と直角な第
    2方向の幅より広い光整列手段と、 該光整列手段の出射光が入射するように配置された第1
    レンズアレイと、 該第1レンズアレイの各レンズの略焦点位置に、該各レ
    ンズに対応したレンズが形成されている第2レンズアレ
    イと、 該第2レンズアレイに対し該第1レンズアレイと反対側
    に配置された集光レンズと、 該第2レンズアレイと該集光レンズとの間に配置された
    偏光変換素子と、 をさらに有し、 該偏光変換素子は、複数並列された偏光変換要素を有
    し、 該偏光変換要素は、帯状有効入射領域と、この領域と隣
    り合う帯状無効入射領域とを有し、該有効入射領域に入
    射した無偏光を直線偏光に変換し、該無効入射領域に入
    射した無偏光を該直線偏光と偏光面が90゜異なる直線
    偏光に変換し又はこの無偏光を透過させ、 該帯状有効入射領域の長手方向が該第1方向と略平行で
    あることを特徴とする偏光照明装置。
  11. 【請求項11】 上記光源に接続されて該光源の一方の
    電極と導通したリード線が、上記光整列手段の光軸を通
    り上記第2方向に略平行な面に沿って延びていることを
    特徴とする請求項10記載の偏光照明装置。
  12. 【請求項12】 上記光源は、バルブと、該バルブの中
    心部に形成された発光部と、該バルブの外側に形成され
    た口金とを備え、 上記光整列手段は、該口金が挿入されて取り付けられる
    孔が光軸上に形成されたネック部を有する放物面鏡であ
    り、 該放物面鏡の反射面のネック部側端点から該発光部の中
    心と該発光部の口金側端点とを見た見込角が、該ネック
    部側端点を通り該光軸と平行な直線と、該ネック部側端
    点を通り該直線及び該光軸を含む面内で該バルブと接す
    る直線とのなす角度に略等しいことを特徴とする請求項
    8〜11のいずれか1つに記載の偏光照明装置。
  13. 【請求項13】 上記光源は、チップが形成されたバル
    ブ内に発光部を備え、 上記光整列手段は、該光源からの放射光を略一方向へ反
    射する凹面鏡であり、 該発光部の凹面鏡開口側端点と該凹面鏡の開口端とを結
    んだ錐体の内側に該チップが存在することを特徴とする
    請求項8〜11のいずれか1つに記載の偏光照明装置。
  14. 【請求項14】 上記光源は、バルブと、該バルブ内に
    形成された発光部と、該バルブから突出した突出部とを
    備え、 上記光整列手段は、中心に該発光部を一致させて該光源
    が配置された球面鏡と、該球面鏡の開口端側に該球面鏡
    と同心に配置された凸レンズとを備え、 該突出部が該球面鏡の光軸と略直角な方向であることを
    特徴とする請求項8〜11のいずれか1つに記載の偏光
    照明装置。
  15. 【請求項15】 請求項8〜14のいずれか1つに記載
    の偏光照明装置と、 該偏光照明装置からの直線偏光が入射され、映像信号に
    応答して画素透過率が変化する液晶ライトバルブと、 該液晶ライトバルブからの光をスクリーン上に投写させ
    るための投写レンズと、 を有することを特徴とする液晶投写装置。
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JP2003228024A (ja) * 2002-02-04 2003-08-15 Ushio Inc 光学装置およびこの光学装置を用いたプロジェクタ

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