JPH09304734A - 偏光照明装置および投写型表示装置 - Google Patents

偏光照明装置および投写型表示装置

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JPH09304734A
JPH09304734A JP8120647A JP12064796A JPH09304734A JP H09304734 A JPH09304734 A JP H09304734A JP 8120647 A JP8120647 A JP 8120647A JP 12064796 A JP12064796 A JP 12064796A JP H09304734 A JPH09304734 A JP H09304734A
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JP
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light
polarized
polarization
polarized light
light source
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JP8120647A
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Fumitaka Yajima
章隆 矢島
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光の利用効率の低下を招くことなく小型化を
実現可能な偏光照明装置およびそれを用いた投写型表示
装置を提案する。 【解決手段】 投写型表示装置1の偏光照明装置2は、
光源部21からの出射光を変角プリズム22を通してそ
の光束幅を狭めた後にプリズムビームスプリッタ23に
入射して、ここで、PおよびS偏光光に分離する。分離
方向は、狭められた光束幅(Lw1、Lw2)の方向で
ある。各偏光光は偏光方向が揃えられた後にインテグレ
ータ光学系27を経て均一光源とされて、液晶ライトバ
ルブを照射する。変角プリズム22により光源の光束幅
を狭めているので、プリズムビームスプリッタ23の幅
を小さくでき、また、ここでの偏光分離に伴う光束幅の
増加を抑制できる。よって、装置の小型化を実現でき
る。更に、光源の光束幅が広くないので、小さな投写レ
ンズを使用しても光を有効利用でき、明るい投写映像を
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏光方向を揃えた
偏光光を用いて矩形の照明領域等を均一に照明する偏光
照明装置に関し、さらに詳しくは光の利用効率の低下を
招くことなく装置の小型化を実現するための構成に関す
るものである。また、本発明は、この偏光照明装置から
出射された偏光光を液晶ライトバルブにより変調して映
像をスクリーン上に拡大表示する投写型表示装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】投写型表示装置としては、偏光光を変調
する液晶ライトバルブを用いた形式のものが知られてい
る。この形式の投写型表示表示装置では、一種類の偏光
光しか利用できないので、明るい投写映像を得るために
は、光の利用効率を高めることが重要である。
【0003】このために、この形式の投写型表示装置に
用いる照明装置としては、ハロゲンランプ等の光源から
出射する偏光方向がランダムな偏光光を、偏光方向が直
交するP偏光光およびS偏光光に分離し、しかる後に、
一方の偏光光、例えばS偏光光をP偏光光となるように
偏光変換し、偏光方向の揃った偏光光で液晶ライトバル
ブを照明するようにしている。
【0004】図3には、このように構成された偏光照明
装置の従来例を示してある。図に示すように、光源50
からは偏光方向がランダムな偏光光L1が出射され、こ
の偏光光L1は偏光分離手段であるプリズムビームスプ
リッタ60に入射される。プリズムピームスプリッタ6
0は、三角プリズム61ないし66を貼り合わせて構成
したものである。光軸Lに対して45度傾斜している三
角プリズム同士の貼り合わせ面には偏光分離膜67、6
8が形成され、両側に位置する三角プリズム61、66
における45度傾斜している傾斜側面の内側には反射膜
69、70が形成されている。光源50からの光のう
ち、例えば、P偏光光は偏光分離膜67、68をそのま
ま通過するが、これとは偏光方向が直交するS偏光光は
これらの偏光分離膜67、68で光軸Loに対して直角
に反射されて、両側の反射膜69、70に向かい、これ
らの反射側69、70によって再度直角に反射されて光
軸Loに平行な方向に向かう。
【0005】この構成のプリズムビームスプリッタ60
の出射側の面において、両側の三角プリズム61、66
の出射側の側面にはそれぞれ偏光変換手段であるλ/2
位相差板71、72が貼り合わされている。したがっ
て、これらのλ/2位相差板71、72を通過すること
によって、S偏光光はその偏光方向が90度回転して、
P偏光光として出射する。
【0006】このようにして、全ての偏光光がP偏光光
に揃った光が液晶ライトバルブ(図示せず)に照射され
ることになる。
【0007】一方、従来においては、液晶ライトバルブ
等の矩形の照明領域を均一に照明する光学系として、2
枚のレンズ板を用いたインテグレータ光学系が知られて
いる。インテグレータ光学系は、例えば、特開平3−1
1806号公報に開示されており、液晶ライトバルブを
用いた投写型表示装置の照明装置として実用化されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなプリズム
ビームスプリッタを用いた偏光照明装置においては、光
源からの光L1は、プリズムビームスプリッタによって
偏光光が光軸に直交する方向に分離される。したがっ
て、光源からの出射光の幅Lw1は、このプリズムビー
ムスプリッタを経て、約2倍の幅Lw2に広がる。この
ために、これ以後の光路幅は、偏光分離を行なわない場
合に比べて約2倍の幅のものが必要となり、装置の小型
化にとっては障害となる。
【0009】また、投写レンズを介してスクリーン上に
拡大表示される投写映像の明るさは、投写レンズのFナ
ンバーに左右される。焦点距離が一定の場合には、投写
映像を明るくするためにはFナンバーを小さくする必要
がある。すなわち、投写レンズとして有効最大直径の大
きなものを使用する必要がある。ここで、投写レンズを
大きくすることなく明るい投写映像を得るためには、そ
ののみ込み角(NA)内に光源幅が収まるように、光源
幅をできるだけ小さくする必要がある。しかしながら、
上記のように、プリズムビームスプリッタを用いること
により、光源幅は広がってしまうので、明るい投写映像
を得るためには、光源幅が広がった分だけ、投写レンズ
を大きくする必要が生じてしまう。大きな投写レンズの
使用は、装置の小型化を実現するための障害となる。
【0010】本発明の課題は、光の利用効率の低下を招
くことなく装置の小型化を実現可能な偏光照明装置を提
案することにある。
【0011】また、本発明の課題は、かかる新たな偏光
照明装置を用いた投写型表示装置を提案することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、偏光方向がランダムな偏光光を出射す
る光源と、この光源からの出射光を偏光方向が直交する
2つの偏光光となるように当該出射光の光軸に直交する
第1の方向に分離する偏光分離手段と、この偏光分離手
段で分離された2つの前記偏光光の偏光方向を揃える偏
光変換手段とを有する偏光照明装置において、前記光源
と前記偏光分離手段の間には、前記光源からの出射光
を、前記第1の方向にその光束幅を狭めて前記偏光分離
手段に出射する変角プリズムが配置された構成を採用し
ている。
【0013】この構成によれば、光源からの出射光は、
変角プリズムを経てその幅が狭められた後に、偏光分離
手段に入射する。したがって、偏光分離手段において偏
光分離されて偏光光の幅が広がったとしても、変角プリ
ズムによって一旦幅を狭めてあるので、偏光光の広がり
量を抑制することができる。この結果、偏光分離手段を
備えていても装置の小型化を実現できる。
【0014】ここで、上記の構成に加えて、前記偏光変
換手段の出射側に、複数のレンズから構成されている第
1のレンズ板および複数のレンズから構成されている第
2のレンズ板を備えたインテグレータ光学系を配置し、
前記偏光変換手段からの出射光を前記第1のレンズ板を
介して前記第2のレンズ板を構成している各レンズの入
射面上にそれぞれ2次光源像として投写し、当該第2の
レンズ板からの出射光を用いて被照明対象物を照明する
ことが望ましい。
【0015】この構成を採用すれば、光源からの出射光
に変角プリズムを経て色分離が生じたとしても、インテ
グレータ光学系において色分離が解消される。
【0016】一方、本発明の投写型表示装置は、上記の
構成を採用した偏光照明装置と、この偏光照明装置から
の光束に含まれる偏光光を変調して画像情報を含ませる
液晶ライトバルブを備えた変調手段と、この変調手段を
介して得られる変調光束をスクリーン上に投写表示する
投写光学系とを有する構成を採用している。
【0017】この構成の投写型表示装置においては、光
源幅の狭い偏光光を利用できるので、装置の小型化を実
現できる。また、光源幅を狭くできるので、投写光学系
を構成する投写レンズとして大きなものを採用すること
なく希望する明るさの投写映像を得ることができる。し
たがって、この点においても装置の小型化を実現でき
る。
【0018】また、インテグレータ光学系を備えた偏光
照明装置を用いている場合には、光源光が変角レンズを
通過することによってそこに色分離が生じたとしても、
インテグレータ光学系を経てそのような色分離が解消さ
れる。したがって、投写映像に色むらができることがな
い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0020】図1には、本発明を適用した偏光照明装置
を用いた投写型表示装置の例を示してある。
【0021】図1に示すように、本例の投写型表示装置
1は偏光照明装置2を備え、ここからはP偏光光が出射
される。偏光照明装置2から出射された光束は、まず、
青色緑色反射ダイクロイックミラー3において、赤色光
が透過し、青色光および緑色光が反射する。赤色光は、
反射ミラー4で反射され、第1の液晶ライトバルブ5に
達する。一方、青色光および緑色光のうち、緑色光は、
緑色反射ダイクロイックミラー6によって反射され、第
2の液晶ライトバルブ7に達する。
【0022】ここで、青色光は各色光のうちで最も長い
光路長さを持つので、青色光に対しては、入射側レンズ
8、リレーレンズ9および出射側レンズ10からなるリ
レーレンズ系で構成された導光手段11を設けてある。
すなわち、青色光は、緑色反射ダイクロイックミラー6
を透過した後に、まず、出射側レンズ8および反射ミラ
ー12を経て、リレーレンズ9に導かれ、このリレーレ
ンズ9で集束された後、反射ミラー13によって出射側
レンズ10に導かれ、しかる後に、第3の液晶ライトバ
ルブ14に達する。ここで、第1乃至第3の液晶ライト
バルブ5、7、14は、それぞれの色光を変調し、各色
に対応した映像情報を含ませた後に、変調した色光をダ
イクロイックプリズム15(色合成手段)に入射する。
ダイクロイックプリズム15には、赤色反射の誘電体多
層膜と青色反射の誘電体多層膜とが十字状に形成されて
おり、それぞれの変調光束を合成する。ここで合成され
た光束は、投写レンズ16(投写光学系)を通過してス
クリーン17上に映像を形成することになる。
【0023】次に、図2を参照して偏光照明装置2の構
成を説明する。偏光照明装置2は、ランダムな偏光光を
一方向に出射する光源部21を備え、この光源部21か
ら放射されたランダムな偏光光L1は、変角プリズム2
2に入射する。変角プリズム22は、その入射面221
と出射面222が鋭角θ1をなしており、偏光光L1の
光軸Loに対して入射面221が直交する状態に配置さ
れている。偏光光L1はこの変角プリズム22を経て角
度θ2だけ屈折されてその出射面222から出射する。
θ1とθ2の関係はスネルの法則により、 Δθ2/Δθ1=(変角プリズムの屈折率) から求まる。したがって、出射する偏光光L2の幅Lw
2は入射した偏光光L1の幅Lw1よりも狭くなってい
る。すなわち、Lw2は次式で求まる。
【0024】Lw2=Lw1・(cosθ2/cosθ
1) このように屈折して幅の狭くなった偏光光L2は、プリ
ズムビームスプリッタ23に入射して、偏光分離され
る。プリズムビームスプリッタ23は6個の同一形状の
三角プリズム231乃至236を貼り合わせたものであ
る。中心側に位置している光軸Loに対して45度傾斜
した貼り合わせ面には、偏光分離膜237、238が形
成されている。本例の偏光分離膜237、238は、P
偏光光はそのまま通過させるが、S偏光光は直角に反射
する性質のものである。両側に位置する三角プリズム2
31、236における光軸Loに対して45度傾斜して
いる傾斜側面の内側には反射膜239、240が形成さ
れている。
【0025】したがって、プリズムビームスプリッタ2
3に入射した偏光光L2のうち、P偏光光はそのまま偏
光分離膜237、238を通過する。しかし、PS光光
は偏光分離膜237、238で直角に反射されて、それ
ぞれ反射膜239、240の側に向かい、各反射膜23
9、240において再び光軸Loに平行となるように反
射される。
【0026】次に、この構成のプリズムビームスプリッ
タ22の出射側の面において、両側の三角プリズム23
1、236の出射側の側面241、242にはそれぞれ
偏光変換手段であるλ/2位相差板25、26が貼り合
わされている。したがって、これらのλ/2位相差板2
5、26を通過することによって、S偏光光はその偏光
方向が90度回転して、P偏光光として出射する。
【0027】このようにして、全ての偏光光がP偏光光
に揃った状態で出射された光L3は、2枚のレンズ板か
ら構成されるインテグレータ光学系27に入射する。イ
ンテグレータ光学系27は、第1のレンズ板28と第2
のレンズ板29から構成されている。第1のレンズ板2
8の入射面側には、偏光分離器103が配置されてい
る。これらのレンズ板28は複数の微小な矩形レンズ2
81を備えており、第2のレンズ板29も、矩形レンズ
281と相似形の微小なレンズ291を同数備えるもの
が用いられる。
【0028】インテグレータ光学系の第1のレンズ板2
8に入射したS偏光光は、それを構成している各矩形レ
ンズ281の焦点位置付近、即ち、対応する第2のレン
ズ板29の各矩形レンズの内側に二次光源像を形成す
る。二次光源像の数は、第1のレンズ板28を構成する
矩形レンズの数に等しい。この二次光源像が、各液晶ラ
イトバルブ5、7、14の照明領域に集められ、これら
を均一に照明する。
【0029】このように構成した投写型表示装置1で
は、その偏光照明装置2において光源幅を一旦狭めた後
にプリズムビームスプリッタ23に入射している。した
がって、プリズムビームスプリッタ23の幅を小さくで
きる。また、プリズムビームスプリッタ23における偏
光分離による光源幅の広がりを抑制することができる。
従って、偏光照明装置を全体として小型にすることがで
きる。
【0030】また、プリズムビームスプリッタ23の出
射側にはインテグレータ光学系を配置してある。したが
って、光源幅を狭くするためにプリズムを通したことに
より、色分離が発生したとしても、インテグレータ光学
系27を経ることによって、そのような色分離が解消さ
れる。よって、投写映像に色むら等ができることもな
い。
【0031】さらには、このように偏光分離に伴う光源
幅の広がりを抑制しているので、液晶ライトバルブを照
明する際に、大きな角度を伴って液晶ライトバルブに入
射する光が殆どなくなる。したがって、Fナンバーの小
さい極めて大口径の投写レンズを用いなくても、明るい
投写映像を実現できる。
【0032】(その他の実施形態)なお、上記の実施例
においては、偏光分離手段で、例えばS偏光をP偏光に
揃えるようにしているが、勿論、偏光方向はいずれの方
向に揃えてもよい。また、P偏光光およびS偏光光の双
方に対して、位相差層によって偏光面の回転作用を与え
て、偏光面を揃えてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の偏光照明
装置においては、光源から出射されたランダムな偏光光
を変角プリズムに通してその光束幅を狭めた後に偏光分
離手段に入射するようにしている。したがって、偏光分
離手段を構成する光学素子の幅を小さなものとすること
ができ、また、偏光分離手段を経た後の光束幅の広がり
を抑制することができる。したがって、装置の小型化を
実現できる。
【0034】また、このように光源の幅の広がりを抑制
できるので、この偏光照明装置を用いた投写型表示装置
においては、大きな角度を伴って液晶ライトバルブに入
射する光が殆どなくなるので、投写レンズを大きなもの
にしなくとも、明るい投写映像を得ることができる。
【0035】さらには、偏光照明装置では、変角プリズ
ムを経た後の光をインテグレータ光学系に入射して均一
化するようにしている。したがって、変角プリズムを通
過させることにより光源に色分離が出来たとしても、イ
ンクグレータ光学系によって色分離が解消されるので、
投写映像に色むら等の不具合ができることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した投写型表示装置の光学系を示
す概略構成図である。
【図2】図1の装置に組み込まれている偏光照明装置の
光学系の構成を示す概略構成図である。
【図3】従来の偏光照明装置の光学系を示す概略構成図
である。
【符号の説明】
1 投写型表示装置 2 偏光照明装置 5、7、14 液晶ライトバルブ 16 投写光学系 17 スクリーン 21 光源部 22 プリズムビームスプリッタ(偏光分離手段) 23 変角プリズム 25、26 λ/2位相差板(偏光変換手段) 27 インテグレータ光学系 28、29 レンズ板 Lw1、Lw2 光束幅 L1、L2、L3 光 Lo 光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02F 1/1347 G02F 1/1347 G03B 21/00 G03B 21/00 D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏光方向がランダムな偏光光を出射する
    光源と、この光源からの出射光を偏光方向が直交する2
    つの偏光光となるように当該出射光の光軸に直交する第
    1の方向に分離する偏光分離手段と、この偏光分離手段
    で分離された2つの前記偏光光の偏光方向を揃える偏光
    変換手段とを有する偏光照明装置において、前記光源と
    前記偏光分離手段の間には、前記光源からの出射光を、
    前記第1の方向にその光束幅を狭めて前記偏光分離手段
    に出射する変角プリズムが配置されていることを特徴と
    する偏光照明装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記偏光変換手段の
    出射側には、複数のレンズから構成されている第1のレ
    ンズ板および複数のレンズから構成されている第2のレ
    ンズ板を備えたインテグレータ光学系を有しており、前
    記偏光変換手段からの出射光が前記第1のレンズ板を介
    して前記第2のレンズ板を構成している各レンズの入射
    面上にそれぞれ2次光源像として投写され、当該第2の
    レンズ板からの出射光を用いて照明領域を照明するよう
    になっていることを特徴とする偏光照明装置。
  3. 【請求項3】 偏光照明装置と、この偏光照明装置から
    の光束に含まれる偏光光を変調して画像情報を含ませる
    液晶ライトバルブを備えた変調手段と、この変調手段を
    介して得られる変調光束をスクリーン上に投写表示する
    投写光学系とを有する投写型表示装置において、 前記偏光照明装置は、偏光方向がランダムな偏光光を出
    射する光源と、この光源からの出射光を、当該光軸に直
    交する第1の方向にその光束幅を狭めて出射する変角プ
    リズムと、この変角プリズムからの出射光を、偏光方向
    が直交する2つの偏光光となるように前記第1の方向に
    分離する偏光分離手段と、この偏光分離手段で分離され
    た2つの前記偏光光の偏光方向を揃える偏光変換手段と
    を有していることを特徴とする投写型表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記偏光変換手段の
    出射側には、複数のレンズから構成されている第1のレ
    ンズ板および複数のレンズから構成されている第2のレ
    ンズ板を備えたインテグレータ光学系を有しており、前
    記偏光変換手段からの出射光が前記第1のレンズ板を介
    して前記第2のレンズ板を構成している各レンズの入射
    面上にそれぞれ2次光源像として投写され、当該第2の
    レンズ板からの出射光を用いて前記液晶ライトバルブを
    照明するようになっていることを特徴とする投写型表示
    装置。
JP8120647A 1996-05-15 1996-05-15 偏光照明装置および投写型表示装置 Pending JPH09304734A (ja)

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