JP2003226901A - 二元系合金微粒子及びその製造方法 - Google Patents

二元系合金微粒子及びその製造方法

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JP2003226901A
JP2003226901A JP2002027922A JP2002027922A JP2003226901A JP 2003226901 A JP2003226901 A JP 2003226901A JP 2002027922 A JP2002027922 A JP 2002027922A JP 2002027922 A JP2002027922 A JP 2002027922A JP 2003226901 A JP2003226901 A JP 2003226901A
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Hideo Daimon
英夫 大門
Yukiko Kurobe
友紀子 黒部
Hiroshi Kayano
博志 柏野
Tatsu Nagai
龍 長井
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Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電極触媒に比べて、更に一層高いメタ
ノール酸化活性を有し、吸着種による被毒を受け難い、
すなわち長期的に触媒の活性が持続し得る、メタノール
燃料電池のメタノール極用二元系合金微粒子触媒を提供
する。 【解決手段】 一般式(1)、 A (1) (式中、AはAu、Pt、Pd、Ag、Ir、Ru、R
e、Os及びRhからなる群から選択される貴金属であ
り、BはFe、Co及びNiからなる群から選択される
遷移金属であり、20at%≦x≦80at%であり、20
at%≦y≦80at%である)で示される組成を有する二
元系合金微粒子、又は、一般式(2)、 C (2) (式中、C及びDはAu、Pt、Pd、Ag、Ir、R
u、Re、Os及びRhからなる群から選択される貴金
属であり、但し、C≠Dであり、20at%≦x≦80at
%であり、20at%≦y≦80at%である)で示される
組成を有する二元系合金微粒子をメタノール燃料電池の
メタノール極に使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメタノール燃料電池
のメタノール極用二元系合金微粒子触媒及びその製造方
法に関する。更に詳細には、本発明は、メタノール酸化
活性を向上させた二元系合金微粒子触媒をメタノール極
に使用したメタノール燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】液体燃料であるメタノールを直接使用す
るメタノール燃料電池は、燃料の取り扱い易さに加え、
安価な燃料ということで家庭用や産業用の比較的小出力
規模の電源として期待されている。
【0003】メタノールー酸素燃料電池の理論出力電圧
は、水素燃料のものとほぼ同じ1.2V(25℃)であ
り、原理的には同様の特性が期待できる。このため、メ
タノールの陽極酸化反応については数多くの研究がなさ
れているが、充分な活性を有するメタノールの酸化触媒
は未だ見いだされていないのが現状である。
【0004】例えば、白金触媒の場合にほ、メタノール
燃料電池のメタノール極における陽極酸化反応の過電圧
は、かなり大きくなる。そのため、メタノール燃料電池
の端子電圧は、空気または酸素極における酸素還元反応
の過電圧とあいまって軽負荷状態でも既に低く、さらに
出力電流の増加とともに低下し、その値は熱力学的デー
タから期待できる値よのも大幅に小さくなる。
【0005】また、従来は導電性のカーボン担体に白金
単独の他に、白金−ルテニウム合金(例えば、特開平2
−111440号公報参照)あるいは白金−スズ合金(例
えば、特開平2−114452号公報参照)を担持して
メタノール酸化活性の向上を図る試みがなされていた。
しかし、このような白金系の触媒を大量に使用してもメ
タノールの酸化反応は遅く、大電流を取り出すことが不
可能であり、そのため現在でも、メタノール酸化活性の
優れた触媒の開発が強く望まれている。
【0006】さらにまた、従来のメタノール燃料電池に
おいては、供給したメタノールがメタノール極で反応せ
ず、電解質を通ってそのまま空気または酸素極に達す
る、いわゆるクロスオーバー現象により、電極上で酸素
と直接反応して電池性能の低下を引き起こすということ
が問題となっていた。このようなメタノールのク口スオ
ーバーによる電池性能の低下を補うためにも、メタノー
ル酸化活性に優れた触媒の開発が必要とされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
メタノール燃料電池用の電極触媒においては、白金を主
体とする貴金属元素、又はこれらとの合金系の触媒を比
較的比表面積の高い(数十〜数千m/g)導電性のカ
ーボン担体に高分散に担持させることにより、メタノー
ル酸化を向上させようとする研究努力が長くなされてき
ている。しかし、白金はメタノール酸化に対する活性は
比較的高いものの、メタノール酸化過程におけるCO型
の吸着種が触媒表面を被毒し、活性低下を引き起こすこ
とが知られている。従って、この白金表面の被毒を緩和
するために、ホルマリン還元法や水素還元法で作製され
た白金−ルテニウム合金や白金−スズ合金または白金と
他の貴金属元素との合金化により、メタノール酸化活性
の向上が図られているが、必ずしも満足のいくものでは
なかった。
【0008】従って、本発明の目的は、従来の電極触媒
に比べて、更に一層高いメタノール酸化活性を有し、吸
着種による被毒を受け難い、すなわち長期的に触媒の活
性が持続し得る、メタノール燃料電池のメタノール極用
二元系合金微粒子触媒及びその製造方法を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題は、一般式
(1)、 A (1) (式中、AはAu、Pt、Pd、Ag、Ir、Ru、R
e、Os及びRhからなる群から選択される貴金属であ
り、BはFe、Co及びNiからなる群から選択される
遷移金属であり、20at%≦x≦80at%であり、20
at%≦y≦80at%である)で示される組成を有する二
元系合金微粒子、又は、一般式(2)、 C (2) (式中、C及びDはAu、Pt、Pd、Ag、Ir、R
u、Re、Os及びRhからなる群から選択される貴金
属であり、但し、C≠Dであり、20at%≦x≦80at
%であり、20at%≦y≦80at%である)で示される
組成を有する二元系合金微粒子をメタノール燃料電池の
メタノール極に使用することにより解決される。
【0010】前記一般式(1)で示される二元系合金微
粒子は、(a)有機保護剤の存在下、アルコール単独或い
は水とアルコール或いはアルコールとアルコールに混和
する有機溶剤中に、(i)Fe、Co及びNiからなる群
から選択される少なくとも一種の遷移金属の塩又は錯体
と、(ii)Au、Pt、Pd、Ag、Ir、Ru、Re、
Os及びRhからなる群から選択される少なくとも一種
の貴金属の塩又は錯体と、を溶解させ、(b)不活性雰囲
気中で、アルコールによる加熱還流を行うことによって
製造される。
【0011】別法として、前記一般式(1)で示される
二元系合金微粒子は、(a)活性炭の存在下、アルコール
単独或いは水とアルコール或いはアルコールとアルコー
ルに混和する有機溶剤中に、(i)Fe、Co及びNiか
らなる群から選択される少なくとも一種の遷移金属の塩
又は錯体と、(ii)Au、Pt、Pd、Ag、Ir、R
u、Re、Os及びRhからなる群から選択される少な
くとも一種の貴金属の塩又は錯体と、を溶解させ、(b)
不活性雰囲気中で、アルコールによる加熱還流を行うこ
とによって製造される。
【0012】前記一般式(2)で示される二元系合金微
粒子は、(a)有機保護剤の存在下、アルコール単独或い
は水とアルコール或いはアルコールとアルコールに混和
する有機溶剤中に、(i)Au、Pt、Pd、Ag、I
r、Ru、Re、Os及びRhからなる群から選択され
る第1の貴金属の塩又は錯体と、(ii)Au、Pt、P
d、Ag、Ir、Ru、Re、Os及びRhからなる群
から選択される、前記第1の貴金属と異なる第2の貴金
属の塩又は錯体と、を溶解させ、(b)不活性雰囲気中
で、アルコールによる加熱還流を行うことによって製造
される。
【0013】別法として、前記一般式(2)で示される
二元系合金微粒子は、(a)活性炭の存在下、アルコール
単独或いは水とアルコール或いはアルコールとアルコー
ルに混和する有機溶剤中に、(i)Au、Pt、Pd、A
g、Ir、Ru、Re、Os及びRhからなる群から選
択される第1の貴金属の塩又は錯体と、(ii)Au、P
t、Pd、Ag、Ir、Ru、Re、Os及びRhから
なる群から選択される、前記第1の貴金属と異なる第2
の貴金属の塩又は錯体と、を溶解させ、(b)不活性雰囲
気中で、アルコールによる加熱還流を行うことによって
製造される。
【0014】前記一般式(1)又は一般式(2)で示さ
れる組成を有する二元系合金微粒子は粒径が1〜50n
mの範囲内の単分散微粒子である。
【0015】
【発明の実施の形態】前記のように、本発明のメタノー
ル電池はメタノール極触媒として、一般式(1)、 A (1) (式中、AはAu、Pt、Pd、Ag、Ir、Ru、R
e、Os及びRhからなる群から選択される貴金属であ
り、BはFe、Co及びNiからなる群から選択される
遷移金属であり、20at%≦x≦80at%であり、20
at%≦y≦80at%である)で示される組成を有する二
元系合金微粒子、又は、一般式(2)、 C (2) (式中、C及びDはAu、Pt、Pd、Ag、Ir、R
u、Re、Os及びRhからなる群から選択される貴金
属であり、但し、C≠Dであり、20at%≦x≦80at
%であり、20at%≦y≦80at%である)で示される
組成を有する二元系合金微粒子を使用する。
【0016】前記一般式(1)又は一般式(2)で示さ
れる二元系合金微粒子触媒の作用は必ずしも明確ではな
いが、CO型の吸着種の結合力が弱まり、CO型の吸着
種の移動度が増大し、一旦吸着したCO型吸着種が脱着
しやすくなるものと推定される。更に、CO型の吸着種
を酸化し易くしたものと推定される。
【0017】本発明において、メタノール電極触媒を構
成する前記一般式(1)又は一般式(2)で示される二
元系合金微粒子の粒子径は、高活性を得るために、1n
m〜50nmの範囲内であることが好ましく、1nm〜
10nmの範囲内が一層好ましく、1nm〜5nmの範
囲内であることが特に好ましい。二元系合金微粒子の粒
子径が1nm未満では分散性が低下するなどの不都合が
生じるので好ましくない。一方、二元系合金微粒子の粒
子径が50nm超の場合、メタノール電極触媒として高
活性を得ることができない。
【0018】一般式(1)、 A (1) で示される二元系合金微粒子の場合、AはAu、Pt、
Pd、Ag、Ir、Ru、Re、Os及びRhからなる
群から選択される貴金属であり、BはFe、Co及びN
iからなる群から選択される遷移金属の組合せからなる
ことが好ましい。この合金微粒子の組成は、貴金属Aが
20at%≦x≦80at%の範囲内であり、遷移金属Bが
20at%≦y≦80at%の範囲内であることが好まし
い。一方、一般式(2)、 C (2) で示される二元系合金微粒子の場合、C及びDはAu、
Pt、Pd、Ag、Ir、Ru、Re、Os及びRhか
らなる群から選択される貴金属であるが、CとDは同一
であってはならない。この合金微粒子の組成は、一方の
貴金属Cが20at%≦x≦80at%の範囲内であり、他
方の貴金属Dが20at%≦y≦80at%の範囲内である
ことが好ましい。一般式(1)及び(2)の何れの二元
系合金微粒子においても、一方の金属が20at%未満の
場合、十分にCO被毒特性を改善させることができない
などの不都合が生じるので好ましくない。また、他方の
金属が80at%超の場合、特にA型の触媒におい
てA(貴金属)の消費量が多く、コスト高になるなどの
不都合が生じるので好ましくない。一般式(1)で示さ
れる二元系合金微粒子の場合、40at%≦x≦60at%
の範囲内であり、60at%≦y≦40at%の範囲内であ
ることが一層好ましい。
【0019】前記一般式(1)又は一般式(2)で示さ
れる二元系合金微粒子触媒は担体に担持させてメタノー
ル電極として使用することが好ましい。担体に触媒粒子
を担持した担持触媒は、好ましい粒径の触媒粒子を分散
性よく得るのに好適である。担持触媒では、触媒量を確
保するために、二元系合金微粒子触媒は担体に対して5
重量%〜60重量%の範囲内であることが好ましい。二
元系合金微粒子触媒の担持量が5重量%未満の場合、十
分な触媒作用が発揮されない。一方、担持量が60重量
%超の場合、触媒作用が飽和し不経済となるだけであ
る。
【0020】担持触媒に使用する担体としては、電極触
媒の担体として集電体の機能を果たす導電性と、触媒使
用条件下での耐食性とを有する炭素材料が好ましい。そ
の中でも特に、導電性力ーボンブラック、アセチレンブ
ラック、グラファイトなどが好適であり、担体の比表面
積としては、60〜3000m/gを有するものが好
ましい。また、担体上の二元系合金微粒子触媒の粒径と
分散状態に依存するが、微粒子を担体に担持させた後、
ヘリウム、窒素などの不活性ガス雰囲気下において40
0℃〜900℃の範囲内の温度で熱処理を行う事が好ま
しい。
【0021】前記一般式(1)又は一般式(2)で示さ
れる二元系合金微粒子触媒を使用する、メタノール燃料
電池のアノード用ガス拡散電極は、通常の既知の手法に
したがって製造することができる。すなわち、メタノー
ル極は、上記触媒をポリテトラフルオロエチレンなどの
疎水性樹脂結着材で保持し、多乳質体のシート状のガス
拡散電極とする。―方、カソードを構成する空気または
酸素極はカーボン担持白金などの触媒をポリテトラフル
オロエチレンなどの疎水性樹脂結着材で保持し、同様の
ガス拡散電極とすることができる。
【0022】次に、前記一般式(1)又は一般式(2)
で示される二元系合金微粒子の製造方法について説明す
る。まず、一般式(1)で示される二元系合金微粒子の
場合、(a)有機保護剤の存在下、アルコール単独或いは
水とアルコール或いはアルコールとアルコールに混和す
る有機溶剤中に、(i)Fe、Co及びNiからなる群か
ら選択される少なくとも一種の遷移金属の塩又は錯体
と、(ii)Au、Pt、Pd、Ag、Ir、Ru、Re、
Os及びRhからなる群から選択される少なくとも一種
の貴金属の塩又は錯体と、を溶解させ、(b)不活性雰囲
気中で、アルコールによる加熱還流を行うことによって
製造される。この場合、所望により、反応系内に活性炭
を添加してもよい。
【0023】別法として、前記一般式(1)で示される
二元系合金微粒子は、(a)活性炭の存在下、アルコール
単独或いは水とアルコール或いはアルコールとアルコー
ルに混和する有機溶剤中に、(i)Fe、Co及びNiか
らなる群から選択される少なくとも一種の遷移金属の塩
又は錯体と、(ii)Au、Pt、Pd、Ag、Ir、R
u、Re、Os及びRhからなる群から選択される少な
くとも一種の貴金属の塩又は錯体と、を溶解させ、(b)
不活性雰囲気中で、アルコールによる加熱還流を行うこ
とによって製造される。
【0024】また、一般式(2)で示される二元系合金
微粒子は、(a)有機保護剤の存在下、アルコール単独或
いは水とアルコール或いはアルコールとアルコールに混
和する有機溶剤中に、(i)Au、Pt、Pd、Ag、I
r、Ru、Re、Os及びRhからなる群から選択され
る第1の貴金属の塩又は錯体と、(ii)Au、Pt、P
d、Ag、Ir、Ru、Re、Os及びRhからなる群
から選択される、前記第1の貴金属と異なる第2の貴金
属の塩又は錯体と、を溶解させ、(b)不活性雰囲気中
で、アルコールによる加熱還流を行うことによって製造
される。この場合、所望により、反応系内に活性炭を添
加してもよい。
【0025】別法として、前記一般式(2)で示される
二元系合金微粒子は、(a)活性炭の存在下、アルコール
単独或いは水とアルコール或いはアルコールとアルコー
ルに混和する有機溶剤中に、(i)Au、Pt、Pd、A
g、Ir、Ru、Re、Os及びRhからなる群から選
択される第1の貴金属の塩又は錯体と、(ii)Au、P
t、Pd、Ag、Ir、Ru、Re、Os及びRhから
なる群から選択される、前記第1の貴金属と異なる第2
の貴金属の塩又は錯体と、を溶解させ、(b)不活性雰囲
気中で、アルコールによる加熱還流を行うことによって
製造される。
【0026】要するに、一般式(1)又は一般式(2)
で示される二元系合金微粒子は基本的に、アルコール還
元法で合成する。アルコール系の溶媒に二元系合金微粒
子形成金属の供給源を溶解させ、アルコール系溶媒の沸
点近傍の温度で還流する。アルコール(R-OH)が加
熱還流中に金属イオンを還元し、自らは酸化されてアル
デヒド(R-CHO)に変化する。本発明で使用される
アルコールとしては、沸点の高いアルコールが高温での
還流が出来るため還元速度が高まり好ましい。使用に適
したアルコールとしては、エチレングリコール、グリセ
リン、プロピレングリコール、イソアミルアルコール、
n-アミルアルコール、sec-ブチルアルコール、n-
ブチルアルコール、イソブチルアルコール、アリルアル
コール、n-プロピルアルコール、2-エトキシアルコー
ル及び1,2-ヘキサデカンジオールが挙げられる。こ
れらアルコールは1種類又は2種類以上を適宜選択して
使用することができる。通常、アルコール単独では、そ
の酸化還元電位の大きさから遷移金属の還元剤としては
十分ではない。しかし、反応過程で触媒作用を有する貴
金属(例えば、Ptなど)が存在するため、これらの貴
金属と遷移金属イオンを共存させ、且つアルコールの沸
点で加熱還流させることによりFe、Co及びNiなど
の遷移金属も同時に還元析出し、遷移金属と貴金属から
成る金属合金微粒子が生成すると考えられる。また、エ
チルアルコールの様な沸点の低いアルコールでも加圧下
(オートクレープ法)で還流すれば使用する事が出来る。
還流の際、微粒子の酸化を防止するため、反応系内を窒
素或いはアルゴン等の不活性ガスで置換しながら還流を
行うことが好ましい。
【0027】本発明の二元系合金微粒子を製造する際に
使用されるFeの塩又は錯体は、例えば、硝酸鉄、酢酸
鉄、鉄アンミン錯体、鉄エチレンジアミン錯体、エチレ
ンジアミン四酢酸鉄、トリス(アセチルアセトナト)鉄
(III)、乳酸鉄(II)三水和物、シュウ酸鉄(II)二水和物
及びクエン酸鉄(III)n水和物などである。これらの鉄化
合物は単独で使用することもできるし又は2種類以上を
併用することもできる。このような鉄化合物は二元系合
金微粒子の合成過程で有害な一酸化炭素を発生せず、ま
た従来の鉄ペンタカルボニルに比べて安価である。
【0028】本発明の二元系合金微粒子を製造する際に
使用されるCoの塩又は錯体は、例えば、硝酸コバル
ト、酢酸コバルト、コバルトアンミン錯体、コバルトエ
チレンジアミン錯体、エチレンジアミン四酢酸コバル
ト、コバルト(II)アセチルアセトナート錯体及びコバル
ト(III)アセチルアセトナート錯体などである。これら
のコバルト化合物は単独で使用することもできるし又は
2種類以上を併用することもできる。
【0029】本発明の二元系合金微粒子を製造する際に
使用されるNiの塩又は錯体は、例えば、硝酸ニッケ
ル、酢酸ニッケル、ニッケルアンミン錯体、ニッケルエ
チレンジアミン錯体、エチレンジアミン四酢酸ニッケ
ル、及びニッケルアセチルアセトナート錯体などであ
る。これらのニッケル化合物は単独で使用することもで
きるし又は2種類以上を併用することもできる。
【0030】本発明の二元系合金微粒子を製造する際に
使用されるPtの塩又は錯体は、例えば、酢酸白金、硝
酸白金、白金エチレンジアミン錯体、白金トリフェニル
ホスフィン錯体、白金アンミン錯体及びビス(アセチル
アセトナト)白金(II)などである。これらの白金化合物
は単独で使用することもできるし又は2種類以上を併用
することもできる。
【0031】本発明の二元系合金微粒子を製造する際に
使用されるPdの塩又は錯体は、例えば、酢酸パラジウ
ム、硝酸パラジウム、パラジウムトリフェニルホスフィ
ン錯体、パラジウムアンミン錯体、パラジウムエチレン
ジアミン錯体及びパラジウムアセチルアセトナート錯体
などである。これらのパラジウム化合物は単独で使用す
ることもできるし又は2種類以上を併用することもでき
る。
【0032】本発明の二元系合金微粒子を製造する際に
使用されるその他の貴金属の塩又は錯体は、例えば、こ
れらの酢酸塩、硝酸塩、リフェニルホスフィン錯体、ア
ンミン錯体、エチレンジアミン錯体及びアセチルアセト
ナート錯体などである。これらの貴金属化合物は単独で
使用することもできるし又は2種類以上を併用すること
もできる。
【0033】本発明の二元系合金微粒子を製造する際に
使用される有機保護剤は、二元系合金微粒子の粒径を制
御し、また微粒子を分散させる重要な作用を有してい
る。有機保護剤分子中には酸素或いは窒素の孤立電子対
が存在するため、有機保護剤は高分子多座配位子として
反応系内で遷移金属イオンと白金イオンに弱く配位結合
する。有機保護剤が配位結合した各イオンは還元剤であ
るアルコールと接触して金属に還元される。さらに、有
機保護剤は還元された二元系合金微粒子表面全体にも弱
く配位結合して、その立体障害によって微粒子同志を磁
気的に絶縁する。
【0034】本発明による金属微粒子の合成方法におけ
る有機保護剤としては、N−(3−アミノプロピル)ジ
エタノールアミン、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
アルコール、ポリアクリル酸、シクロデキストリン、ア
ミノペクチン及びメチルセルロース等が適している。こ
の中でもN−(3−アミノプロピル)ジエタノールアミ
ン又は環状アミド構造を持つビニル系ポリマー、特にポ
リビニルピロリドン、とりわけポリ(N-ビニル-2-ピ
ロリドン)が最も活性の高い触媒となるので好ましい。
これらの水溶性有機保護剤は界面活性剤よりも金属コロ
イドを保護安定化する能力を有している。また、有機保
護剤として炭素数6〜18のアルキルカルボン酸とアル
キルアミンを等量ずつ使用しても良い。炭素数が6未満
ではその分子立体障害による保護効果が十分に得られ
ず、また18を超えるとその分子立体障害による保護効
果が飽和する。
【0035】有機保護剤は、化学的量論的に導き出され
る量よりも過剰に使用することが好ましい。このような
有機保護剤の使用量は一般的に、合金形成金属に対し
て、1〜15倍の範囲内であることが好ましい。有機保
護剤の使用量が1倍未満の場合、所期の保護効果が得ら
れない。一方、有機保護剤の使用量が15倍超の場合、
目的とする保護効果が飽和し、不経済となる。
【0036】前記のようにアルコール還元法の場合、通
常合成系内に微粒子の凝集を防止するため有機保護剤を
添加する。しかし、これらの有機保護剤は合金微粒子に
吸着し、触媒活性を低下させることがある。また、有機
保護剤を添加した場合でも、合成後に〜500℃の温度
で熱処理し、有機保護剤を熱分解させる方法もあるが、
この場合、有機保護剤中の炭素と合金微粒子がカーバイ
ドを形成し、触媒周囲を安定な力ーバイドが覆ってしま
うため、触媒活性が低下する問題があった。この問題点
を解決するため、有機保護剤を使用するアルコール還元
法の別法として、反応系内に有機保護剤を添加せず、替
わりに活性炭を添加し、さらに貴金属イオン源及び遷移
金属イオン源を添加して還流させることからなる二元系
合金微粒子の製造方法を発明した。有機保護剤が存在し
ないため、還元された合金微粒子は有機保護剤と安定な
状態を作ることなく活性炭に担持される。また、活性炭
表面に合金微粒子が吸着するという反応過程の前に有機
保護剤で合金微粒子を保護する反応経路が省略されるた
め全体的に反応ステップが減少する。有機保護剤が存在
しないと微粒子が成長する問題があるが、本発明の場
合、活性炭を反応系内に添加しているため、金属イオン
が還元されたと同時に金属は活性炭表面と静電的相互作
用により吸着するため、微粒子の大きさは50nm以下
に保たれる。このように活性炭アルコール還元法により
製造された、本発明によるメタノール燃料電池用の二元
系合金微粒子触媒はその表面を有機保護剤で覆われるこ
とがないため、その表面の触媒活性を十分に発揮でき
る。活性炭アルコール還元法により製造された、本発明
によるメタノール燃料電池用の二元系合金微粒子触媒は
既に活性炭で担持されているので、この二元系合金微粒
子触媒を更に別の導電性力ーボンブラック、アセチレン
ブラック、グラファイトなどの炭素材料に担持させる必
要はないが、所望により、又は必要に応じて担持させる
こともできる。
【0037】本発明のアルコール還元法において、有機
保護剤の代わりに使用される活性炭は、木炭などの活性
化によって作られる炭素質の物質であり、60m/g
〜3000m/g程度の比表面積を有する。活性炭の
使用量は一般的に、合金形成金属に対して、2〜20倍
の範囲内であることが好ましい。活性炭の使用量が2倍
未満の場合、所期の効果が得られない。一方、活性炭の
使用量が20倍超の場合、目的とする効果が飽和し、不
経済となる。
【0038】加熱還流処理における加熱温度及び還流時
間は使用するアルコールの種類に応じて変化する。しか
し、一般的に、加熱温度は190℃〜300℃の範囲内
であり、還流時間は30分間〜6時間の範囲内である。
反応の終点は溶液の色が黒色に変化することにより確認
できる。出発物質の遷移金属及び貴金属イオンが全て還
元されたことが確認されたら加熱還流処理を終了する。
【0039】貴金属の塩又は錯体を溶解するのに適した
溶媒としては、水及び水やアルコールと混和性の有機溶
剤を挙げる事が出来る。これらの有機溶剤としては、エ
ーテルジオキサン、テトラヒドロフラン、N-メチルピ
ロリドン、アセトンなどが挙げられる。
【0040】Fe,Co,Niの塩又は錯体を溶解する
のに適した溶媒としては、水及び第一級アルコール第二
級アルコールが好ましい。例えば、エチレングリコー
ル、グリセリン、プロピレングリコール、イソアミルア
ルコール、n-アミルアルコール、sec-ブチルアルコ
ール、n-ブチルアルコール、イソブチルアルコール、
アリルアルコール、n-プロピルアルコール、2-エトキ
シアルコール及び1,2-ヘキサデカンジオールが挙げ
られる。Fe,Co,Niの塩又は錯体を溶解するため
の溶媒としては、加熱還流処理に使用されるアルコール
と同種のアルコールを使用することが好ましいが、異な
る種類のアルコールも使用できる。
【0041】
【実施例】以下、本発明の具体的な態様を実施例および
比較例により説明するが、本発明は必ずしもこれらに限
定されるものではない。
【0042】実施例1 比表面積250m/gの導電性力ーボンブラック担体
(Cabot社製、バルカンXC−72)2gと12.4ミリ
モルのN−(3−アミノプロピル)ジエタノールアミン
を100mlのエチレングリコール中に分散させた。こ
の後、0.62ミリモルのFe(acac)及び0.
62ミリモルのPt(acac)をそれぞれ100m
lのエチレングリコール中に溶解させ前液に加えた。そ
の後、窒素気流中、200℃で3時間溶液を還流させ
た。析出したFePt微粒子の組成はFe51Pt49
であり、粒径は2〜5nmであった。
【0043】実施例2 比表面積250m/gの導電性力ーボンブラック担体
(Cabot社製、バルカンXC−72)2gと12.4ミリ
モルのN−(3−アミノプロピル)ジエタノールアミン
を100mlのエチレングリコール中に分散させた。こ
の後、0.62ミリモルのFe(acac)及び0.
62ミリモルの酢酸パラジウムをそれぞれ100mlの
エチレングリコール中に溶解させ前液に加えた。その
後、窒素気流中、200℃で3時間溶液を還流させた。
析出したFePd微粒子の組成はFe49Pd51であ
り、粒径は2〜5nmであった。
【0044】実施例3 比表面積250m/gの導電性力ーボンブラック担体
(Cabot社製、バルカンXC−72)2gと12.4ミリ
モルのN−(3−アミノプロピル)ジエタノールアミン
を100mlのエチレングリコール中に分散させた。こ
の後、0.62ミリモルの酢酸パラジウム及び0.62
ミリモルのPt(acac)をそれぞれ100mlの
エチレングリコール中に溶解させ前液に加えた。その
後、窒素気流中、200℃で3時間溶液を還流させた。
析出したPtPd微粒子の組成はPt48Pd52であ
り、粒径は2〜5nmであった。
【0045】実施例4 比表面積250m/gの活性炭2gを100mlのエ
チレングリコール中に分散させた。この後、0.62ミ
リモルのFe(acac)及び0.62ミリモルのP
t(acac)をそれぞれ100mlのエチレングリ
コール中に溶解させ前液に加えた。その後、窒素気流
中、200℃で3時間溶液を還流させた。析出したFe
Pt微粒子の組成はFe51Pt49であり、粒径は2
〜5nmであった。
【0046】実施例5 比表面積250m/gの活性炭2gを100mlのエ
チレングリコール中に分散させた。この後、0.62ミ
リモルのFe(acac)及び0.62ミリモルの酢
酸パラジウムをそれぞれ100mlのエチレングリコー
ル中に溶解させ前液に加えた。その後、窒素気流中、2
00℃で3時間溶液を還流させた。析出したFePd微
粒子の組成はFe49Pd51であり、粒径は2〜5n
mであった。
【0047】実施例6 比表面積250m/gの活性炭2gを100mlのエ
チレングリコール中に分散させた。この後、0.62ミ
リモルの酢酸パラジウム及び0.62ミリモルのPt
(acac)をそれぞれ100mlのエチレングリコ
ール中に溶解させ前液に加えた。その後、窒素気流中、
200℃で3時間溶液を還流させた。析出したPtPd
微粒子の組成はPt48Pd52であり、粒径は2〜5
nmであった。
【0048】比較例1 比表面積250m/gの導電性力ーボンブラック担体
(Cabot社製、バルカンXC−72)2gに、イオン交換
水に白金量として1gを含有する塩化白金酸水溶液と、
35%ホルマリン水溶液を加え、−10℃に冷却し撹拌
を行った。これに40%水酸化ナトリウム水溶液を滴下
し、1時間還流を行った。これを濾過、洗浄した後、1
40℃で5時間乾燥させ、力ーボンブラック担体に担持
されたPt粒子を得た。析出したPt微粒子の粒径は2
〜15nmであった。
【0049】比較例2 比表面積250m/gの導電性力ーボンブラック担体
(Cabot社製、バルカンXC−72)2gに、イオン交換
水に白金量として1gを含有する塩化白金酸水溶液と、
ルテニウム量として0.5gを含有する塩化ルテニウム
と、35%ホルマリン水溶液を加え、−10℃に冷却し
撹拌を行った。これに40%水酸化ナトリウム水溶液を
滴下し、1時間還流を行った。これを濾過、洗浄した
後、140℃で5時間乾燥させ、力ーボンブラック担体
に担持されたPtRu粒子を得た。析出したPtRu微
粒子の組成はPt50Ru50であり、粒径は2〜15
nmであった。
【0050】メタノール燃料電池発電出力試験 イオン交換膜として厚さ200μmのフレミオン膜(旭
硝子社製)を使用し、白金量として0.8mg/cm
を含むガス拡散電極(E−TEK社製)を空気極とし、
上記の実施例1〜6及び比較例1〜2で製造した触媒粉
末と粉末状ポリテトラフルオ口オチレンからなるガス拡
散電極をメタノール極とし、温度155℃、圧力10k
gf/cmで10秒間の条件でホットプレス法によ
り、接合体を作製した。さらに、上記接合体をメタノー
ル燃料電池測定セルに組み込んで、発電出力試験を実施
した。測定結果を下記の表1に示す。下記の表1におい
て、端子電圧は出力電流密度50mA/cmにおける
値である。
【0051】
【表1】
【0052】表1に示された結果から明らかなように、
従来のホルマリン還元法で得られる白金又は白金合金触
媒に比べ、有機保護剤又は活性炭存在下でアルコール還
元法により合成した本発明の二元系合金微粒子触媒をメ
タノール極として使用することにより、メタノール燃料
電池の出力を高めることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
有機保護剤又は活性炭存在下でアルコール還元法により
二元系合金微粒子触媒を合成することにより、メタノー
ル燃料電池のメタノール極における過電圧の低減が達成
される。また、出力電圧の向上により大電流を流すこと
が可能になる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C22C 19/00 C22C 19/00 Q 38/00 302 38/00 302Z H01M 4/90 H01M 4/90 M 4/92 4/92 // H01M 8/10 8/10 (72)発明者 柏野 博志 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 長井 龍 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 Fターム(参考) 4G069 AA03 AA08 BA08B BA21C BB02A BB02B BC32A BC33A BC64A BC66A BC66B BC67A BC68A BC71A BC72A BC72B BC73A BC74A BC75A BC75B BE05C BE06C BE08C BE13C BE14C BE39C CC32 DA06 EA02X EA02Y EB18 EB19 FA01 FB34 FB46 FC04 FC08 4K017 AA04 BA02 BA03 BA06 EJ02 FB07 4K018 AA02 AA08 AA10 AA25 BA01 BA04 BA14 BD10 KA38 5H018 AA06 AA08 AS02 BB01 BB06 BB13 BB17 EE02 EE03 EE04 EE06 EE07 EE10 EE16 HH00 HH01 HH05 5H026 AA06 AA08 BB01 BB10 EE02 EE05 EE08 EE17 EE18 HH00 HH01 HH05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)、 A (1) (式中、AはAu、Pt、Pd、Ag、Ir、Ru、R
    e、Os及びRhからなる群から選択される貴金属であ
    り、BはFe、Co及びNiからなる群から選択される
    遷移金属であり、20at%≦x≦80at%であり、20
    at%≦y≦80at%である)で示される組成を有するこ
    とを特徴とする二元系合金微粒子。
  2. 【請求項2】 一般式(2)、 C (2) (式中、C及びDはAu、Pt、Pd、Ag、Ir、R
    u、Re、Os及びRhからなる群から選択される貴金
    属であり、但し、C≠Dであり、20at%≦x≦80at
    %であり、20at%≦y≦80at%である)で示される
    組成を有することを特徴とする二元系合金微粒子。
  3. 【請求項3】 粒径が1〜50nmの範囲内であり、メ
    タノール燃料電池のメタノール極に使用されることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の二元系合金微粒子。
  4. 【請求項4】 (a)有機保護剤の存在下、アルコール単
    独或いは水とアルコール或いはアルコールとアルコール
    に混和する有機溶剤中に、 (i)Fe、Co及びNiからなる群から選択される少な
    くとも一種の遷移金属の塩又は錯体と、 (ii)Au、Pt、Pd、Ag、Ir、Ru、Re、Os
    及びRhからなる群から選択される少なくとも一種の貴
    金属の塩又は錯体と、を溶解させるステップと、 (b)不活性雰囲気中で、アルコールによる加熱還流を行
    うことによって、一般式(1)、 A (1) (式中、AはAu、Pt、Pd、Ag、Ir、Ru、R
    e、Os及びRhからなる群から選択される貴金属であ
    り、BはFe、Co及びNiからなる群から選択される
    遷移金属であり、20at%≦x≦80at%であり、20
    at%≦y≦80at%である)で示される組成を有する二
    元系合金微粒子を生成するステップとからなる、ことを
    特徴とする二元系合金微粒子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記有機保護剤が、N−(3−アミノプ
    ロピル)ジエタノールアミン、ポリ(N-ビニル-2-ピロ
    リドン)、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、シ
    クロデキストリン、アミノペクチン、メチルセルロース
    及び炭素数6〜18のアルキルカルボン酸とアルキルア
    ミンからなる群から選択される少なくとも一種類の化合
    物であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 (a)活性炭の存在下、アルコール単独或
    いは水とアルコール或いはアルコールとアルコールに混
    和する有機溶剤中に、 (i)Fe、Co及びNiからなる群から選択される少な
    くとも一種の遷移金属の塩又は錯体と、 (ii)Au、Pt、Pd、Ag、Ir、Ru、Re、Os
    及びRhからなる群から選択される少なくとも一種の貴
    金属の塩又は錯体と、を溶解させ、 (b)不活性雰囲気中で、アルコールによる加熱還流を行
    うことによって、一般式(1)、 A (1) (式中、AはAu、Pt、Pd、Ag、Ir、Ru、R
    e、Os及びRhからなる群から選択される貴金属であ
    り、BはFe、Co及びNiからなる群から選択される
    遷移金属であり、20at%≦x≦80at%であり、20
    at%≦y≦80at%である)で示される組成を有する二
    元系合金微粒子を生成するステップとからなる、ことを
    特徴とする二元系合金微粒子の製造方法。
  7. 【請求項7】 (a)有機保護剤の存在下、アルコール単
    独或いは水とアルコール或いはアルコールとアルコール
    に混和する有機溶剤中に、 (i)Au、Pt、Pd、Ag、Ir、Ru、Re、Os
    及びRhからなる群から選択される第1の貴金属の塩又
    は錯体と、 (ii)Au、Pt、Pd、Ag、Ir、Ru、Re、Os
    及びRhからなる群から選択される、前記第1の貴金属
    と異なる第2の貴金属の塩又は錯体と、を溶解させ、 (b)不活性雰囲気中で、アルコールによる加熱還流を行
    うことによって、一般式(2)、 C (2) (式中、C及びDはAu、Pt、Pd、Ag、Ir、R
    u、Re、Os及びRhからなる群から選択される貴金
    属であり、但し、C≠Dであり、20at%≦x≦80at
    %であり、20at%≦y≦80at%である)で示される
    組成を有する二元系合金微粒子を生成するステップとか
    らなる、ことを特徴とする二元系合金微粒子の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記有機保護剤が、N−(3−アミノプ
    ロピル)ジエタノールアミン、ポリ(N-ビニル-2-ピロ
    リドン)、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、シ
    クロデキストリン、アミノペクチン、メチルセルロース
    及び炭素数6〜18のアルキルカルボン酸とアルキルア
    ミンからなる群から選択される少なくとも一種類の化合
    物であることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 (a)活性炭の存在下、アルコール単独
    或いは水とアルコール或いはアルコールとアルコールに
    混和する有機溶剤中に、 (i)Au、Pt、Pd、Ag、Ir、Ru、Re、Os
    及びRhからなる群から選択される第1の貴金属の塩又
    は錯体と、 (ii)Au、Pt、Pd、Ag、Ir、Ru、Re、Os
    及びRhからなる群から選択される、前記第1の貴金属
    と異なる第2の貴金属の塩又は錯体と、を溶解させ、 (b)不活性雰囲気中で、アルコールによる加熱還流を行
    うことによって、一般式(2)、 C (2) (式中、C及びDはAu、Pt、Pd、Ag、Ir、R
    u、Re、Os及びRhからなる群から選択される貴金
    属であり、但し、C≠Dであり、20at%≦x≦80at
    %であり、20at%≦y≦80at%である)で示される
    組成を有する二元系合金微粒子を生成するステップとか
    らなる、ことを特徴とする二元系合金微粒子の製造方
    法。
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