JP2003224175A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置および基板処理方法

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JP2003224175A JP2002023698A JP2002023698A JP2003224175A JP 2003224175 A JP2003224175 A JP 2003224175A JP 2002023698 A JP2002023698 A JP 2002023698A JP 2002023698 A JP2002023698 A JP 2002023698A JP 2003224175 A JP2003224175 A JP 2003224175A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 基板搬送時にその基板の搬送先が基板の搬入
を禁止した場合に、基板搬送装置の動作の停止および基
板の損傷を防止する。 【解決手段】 レジスト塗布/現像処理システムは、カ
セットステーションと、処理ステーションとインターフ
ェイスステーションとを有している。インターフェイス
ステーションに設けられた高精度温調ユニット(CPL
−G9)から露光装置のインステージへウエハを搬送す
る第2ウエハ搬送体は、インステージへウエハを搬入す
ることができる状態であったために高精度温調ユニット
(CPL−G9)からウエハを搬出したが、その後にイ
ンステージへウエハを搬入することができなくなった場
合に、保持しているウエハを臨時に巻き戻しユニット
(RSM)へ載置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、半導体ウ
エハ上にレジスト液を塗布し、現像する処理を行う基板
処理装置と基板処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体デバイスの製造において
は、半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)にレジスト
液を塗布し、フォトマスクを用いてレジスト膜を露光
し、さらに現像処理を行うことによって、所望のレジス
トパターンを基板上に形成するフォトリソグラフィー技
術が用いられており、このような一連の処理には、従来
からレジスト塗布/現像処理システムが使用されてい
る。
【0003】このレジスト塗布/現像処理システムに
は、レジスト塗布処理および現像処理に必要な一連の処
理、例えば、ウエハにレジスト液の塗布を行うレジスト
塗布処理、露光処理が終了したウエハに現像処理を施す
現像処理、レジスト塗布後や現像処理後のウエハを加熱
する加熱処理、等を個別に行う各種の処理ユニットが備
えられている。また、レジスト塗布/現像処理システム
には露光装置が隣接して配置されるために、レジスト塗
布/現像処理システムには、露光装置に対してウエハを
搬入出するためのウエハ搬送装置を備えたインターフェ
イスステーションが設けられている。
【0004】一般的に、露光装置はウエハを搬入するた
めにウエハを載置する搬入ステージを有している。ま
た、露光装置はこの搬入ステージへのウエハの搬入を許
可する信号(以下「許可信号」という)または搬入ステ
ージへのウエハの搬入を禁止する信号(以下「禁止信
号」という)をレジスト塗布/現像処理システムに対し
て発信している。このために、インターフェイスステー
ションに設けられたウエハ搬送装置は、例えば、許可信
号にしたがって処理ステーションに設けられた所定の処
理ユニットから搬入ステージへウエハを搬送する。一
方、露光装置から禁止信号が出されている場合には、ウ
エハ搬送装置は搬入ステージへのウエハの搬入を行わず
に、例えば、露光処理が終了したウエハを露光装置から
搬出して処理ステーションに搬入する等の動作を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、露光装
置が許可信号を出していたためにウエハ搬送装置が処理
ステーションの所定の処理ユニットからウエハを搬出し
たが、その後に禁止信号が出されて搬入ステージへのウ
エハの搬入が禁止される場合がある。この場合には、従
来、ウエハ搬送装置はウエハを保持した状態で静止する
か、またはウエハを取り出した後の禁止信号を無視して
ウエハを搬入ステージへ搬入していた。
【0006】ウエハを保持した状態でウエハ搬送装置の
動作が停止した場合には、露光装置が次に許可信号を出
すまでの間は、例えば、ウエハ搬送装置は露光処理が終
了したウエハを処理ステーションへ戻す作業を行うこと
ができない。これによってさらに処理ステーションにお
けるウエハの処理を停止する必要が生ずる場合がある。
また、禁止信号を無視してウエハを搬入ステージに搬入
した場合には、搬入ステージに対するウエハの受け渡し
が失敗するおそれがある。この場合には、ウエハが落下
して破損したり、ウエハ搬送装置や搬入ステージが損傷
する等の問題を生じる。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、基板搬送時にその基板の搬送先が突然に基
板の搬入を禁止した場合に、基板搬送装置の動作が停止
することを防止した基板処理装置を提供することを目的
とする。また本発明は、基板搬送時にその基板の搬送先
が突然に基板の搬入を禁止した場合に、搬送中の基板の
破損を防止した基板処理装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点によ
れば、基板に所定の処理を施す基板処理装置であって、
基板に所定の処理を行う第1の処理ユニットと、前記第
1の処理ユニットにおける処理が終了した基板にさらに
別の処理を行う第2の処理ユニットと、前記第1の処理
ユニットから前記第2の処理ユニットへ基板を搬送する
基板搬送装置と、前記基板搬送装置の動作を制御する制
御装置と、前記第1の処理ユニットから搬出された基板
を臨時に載置する臨時基板載置ユニットと、を具備し、
前記制御装置は、前記基板搬送装置が前記第1の処理ユ
ニットから基板を搬出した後に前記第2の処理ユニット
への基板の搬入が禁止された際に、前記基板を前記臨時
基板載置ユニットに載置するように前記基板搬送装置を
制御することを特徴とする基板処理装置、が提供され
る。
【0009】本発明の第2の観点によれば、基板に所定
の処理を施す基板処理装置であって、基板に所定の処理
を行う第1の処理ユニットと、前記第1の処理ユニット
における処理が終了した基板にさらに別の処理を行う第
2の処理ユニットと、前記第1の処理ユニットから前記
第2の処理ユニットへ基板を搬送する基板搬送装置と、
前記基板搬送装置の動作を制御する制御装置と、前記第
2の処理ユニットが基板の搬入を許可または禁止するい
ずれの状態にあるかを検出して、その検出信号を前記制
御装置へ送信する検出機構と、前記第1の処理ユニット
から搬出された基板を臨時に載置する臨時基板載置ユニ
ットと、を具備し、前記第2の処理ユニットが基板の搬
入を許可する状態にあることを示す前記検出機構による
検出信号にしたがって前記制御装置が前記基板搬送装置
によって前記第1の処理ユニットから基板を搬出させた
後に、前記第2の処理ユニットが前記基板の搬入を禁止
する状態になったことを示す前記検出機構による検出信
号を前記制御装置が受信した場合に、前記制御装置は、
前記基板搬送装置が保持している基板を前記臨時基板載
置ユニットに載置するように前記基板搬送装置を制御す
ることを特徴とする基板処理装置、が提供される。
【0010】本発明の第3の観点によれば、基板に所定
の処理を施す基板処理装置であって、複数の基板が収容
されたカセットを載置するカセットステーションと、基
板に対して所定の処理を施す処理ステーションと、前記
カセットステーションと前記処理ステーションとの間で
基板の搬送を行う第1の基板搬送装置と、前記処理ステ
ーションに隣接して設けられる別の基板処理装置と前記
処理ステーションとの間で基板を搬送するインターフェ
イスステーションと、を具備し、前記インターフェイス
ステーションは、前記処理ステーションと前記別の基板
処理装置との間で基板を搬送する第2の基板搬送装置
と、前記第2の基板搬送装置を制御する制御装置と、前
記処理ステーションから搬出された基板を臨時に載置す
る臨時基板載置ユニットと、を有し、前記制御装置は、
前記第2の基板搬送装置が前記処理ステーションから基
板を搬出した後に前記別の基板処理装置への基板の搬入
が禁止された際に、前記基板を前記臨時基板載置ユニッ
トに載置するように前記第2の基板搬送装置を制御する
ことを特徴とする基板処理装置、が提供される。
【0011】本発明の第4の観点によれば、基板に所定
の処理を施す基板処理装置であって、複数の基板が収容
されたカセットを載置するカセットステーションと、基
板に対して所定の処理を施す処理ステーションと、前記
カセットステーションと前記処理ステーションとの間で
基板の搬送を行う第1の基板搬送装置と、前記処理ステ
ーションに隣接して設けられる別の基板処理装置と前記
処理ステーションとの間で基板を搬送するインターフェ
イスステーションと、を具備し、前記インターフェイス
ステーションは、前記処理ステーションから前記別の基
板処理装置へ搬送される基板のみを載置する基板載置ユ
ニットと、前記処理ステーションと前記基板載置ユニッ
トの間で基板を搬送する第2の基板搬送装置と、前記基
板載置ユニットと前記別の基板処理装置との間で基板を
搬送する第3の基板搬送装置と、前記第3の基板搬送装
置を制御する制御装置と、前記基板載置ユニットと並列
に設けられ、前記基板載置ユニットから搬出された基板
を臨時に搬入する臨時基板載置ユニットと、を有し、前
記制御装置は、前記第3の基板搬送装置が前記基板載置
ユニットから基板を搬出した後に前記別の基板処理装置
への基板の搬入が禁止された際に、前記基板を前記臨時
基板載置ユニットに載置するように前記第3の基板搬送
装置を制御することを特徴とする基板処理装置、が提供
される。
【0012】本発明の第5の観点によれば、基板に所定
の処理を施す基板処理方法であって、基板に所定の処理
を施す第1の処理ユニットから前記処理が施された基板
を搬出する第1工程と、基板に対して別の処理を施す第
2の処理ユニットへ前記基板を搬入する際に前記第2の
処理ユニットへの前記基板の搬入が禁止された場合に、
臨時に基板を載置する臨時基板載置ユニットに前記基板
を載置する第2工程と、前記第2の処理ユニットが基板
の搬入を許可する状態に変わった際に、前記臨時基板載
置ユニットに載置されている基板を前記第2の処理ユニ
ットへ搬入する第3工程と、を有することを特徴とする
基板処理方法、が提供される。
【0013】本発明の第6の観点によれば、基板に所定
の処理を施す基板処理方法であって、基板に所定の処理
を施す第1の処理ユニットから前記第1の処理ユニット
における処理が終了した基板に別の処理を施す第2の処
理ユニットへ基板を搬送する際に、前記第2の処理ユニ
ットが基板の搬入を許可する状態にあることを確認した
後に前記第1の処理ユニットから処理の終了した基板を
搬出する第1工程と、前記第2の処理ユニットへ前記基
板を搬入する直前に前記第2の処理ユニットが基板の搬
入を許可または禁止する状態のいずれの状態にあるかを
確認する第2工程と、前記第2の処理ユニットへの基板
の搬入が許可されている場合または前記第2の処理ユニ
ットへの前記基板の搬入が禁止されたが所定時間内に前
記禁止が解除された場合には前記基板を前記第2の処理
ユニットへ搬入し、前記第2の処理ユニットへの前記基
板の搬入が禁止され、かつ、所定時間が経過した場合に
は臨時に基板を載置する臨時基板載置ユニットに前記基
板を載置する第3工程と、前記臨時基板載置ユニットに
前記基板が載置された後に前記第2の処理ユニットが基
板の搬入を許可する状態に変わった際に、前記臨時基板
載置ユニットから基板を搬出する第4工程と、前記臨時
基板載置ユニットから搬出された基板に対して、前記第
2工程から前記第4工程の処理を反復して行う第5工程
と、を有することを特徴とする基板処理方法、が提供さ
れる。
【0014】このような基板処理装置および基板処理方
法によれば、臨時基板載置ユニットが設けられているた
めに、基板搬送中に搬送先のユニットが突然に基板の搬
入を禁止した場合にも、搬送中の基板を臨時基板載置ユ
ニットに載置することができる。これにより搬送中の基
板が保護される。また、基板の搬送先の処理ユニットへ
無理に基板を搬入することによって生じ得る処理ユニッ
トおよび搬送装置の損傷が回避される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。ここでは、半導体ウエ
ハ(以下「ウエハ」という)にレジスト液を塗布し、露
光処理されたウエハを現像処理するレジスト塗布/現像
処理システムについて説明することとする。図1は、レ
ジスト塗布/現像処理システム1の概略平面図、図2は
その概略正面図、図3はその概略背面図である。
【0016】このレジスト塗布/現像処理システム1
は、搬送ステーションであるカセットステーション11
と、複数の処理ユニットを有する処理ステーション12
と、処理ステーション12に隣接して設けられる露光装
置14と処理ステーション12との間でウエハWを受け
渡すためのインターフェイスステーション13と、を有
している。
【0017】レジスト塗布/現像処理システム1におい
て処理を行う複数枚(例えば、25枚)のウエハWが収
容されたウエハカセット(CR)が他のシステムからカ
セットステーション11へ搬入される。また逆にレジス
ト塗布/現像処理システム1における処理が終了したウ
エハWが収容されたウエハカセット(CR)がカセット
ステーション11から他のシステムへ搬出される。さら
にカセットステーション11はウエハカセット(CR)
と処理ステーション12との間でのウエハWの搬送を行
う。
【0018】カセットステーション11においては、図
1に示すように、カセット載置台20上にX方向に沿っ
て1列に複数(図1では5個)の位置決め突起20aが
形成されている。ウエハカセット(CR)はウエハ搬入
出口を処理ステーション12側に向けてこの突起20a
の位置に載置できるようになっている。なお、ウエハカ
セット(CR)内においては、ウエハWは水平姿勢で垂
直方向(Z方向)に略平行に配列されている(図2およ
び図3参照)。
【0019】カセットステーション11には、ウエハ搬
送機構21がカセット載置台20と処理ステーション1
2との間に位置するように設けられている。このウエハ
搬送機構21は、カセット配列方向(X方向)およびウ
エハカセット(CR)中のウエハWの配列方向(Z方
向)に移動可能なウエハ搬送用ピック21aを有してお
り、このウエハ搬送用ピック21aは、図1中に示され
るθ方向に回転可能である。こうしてウエハ搬送用ピッ
ク21aはいずれかのウエハカセット(CR)に対して
選択的にアクセスでき、かつ、後述する処理ステーショ
ン12の第3処理ユニット群Gに設けられたトランジ
ションユニット(TRS−G)にアクセスできるよう
になっている。
【0020】処理ステーション12では、システム背面
側(図1上方)に、カセットステーション11側から順
に、第3処理ユニット群G、第4処理ユニット群G
および第5処理ユニット群Gが配置されている。また
第3処理ユニット群Gと第4処理ユニット群Gとの
間に第1主搬送部Aが設けられ、第4処理ユニット群
と第5処理ユニット群Gとの間に第2主搬送部A
設けられている。さらにシステム前面側(図1下方)
に、カセットステーション11側から順に、第1処理ユ
ニット群Gと第2処理ユニット群Gが設けられてい
る。
【0021】図3に示すように、第3処理ユニット群G
では、ウエハWを載置台に載せて所定の処理を行うオ
ーブン型の処理ユニット、例えばウエハWに所定の加熱
処理を施す高温度熱処理ユニット(BAKE)、ウエハ
Wに精度のよい温度管理下で加熱処理を施す高精度温調
ユニット(CPL−G)、温調ユニット(TCP)、
カセットステーション11と第1主搬送部Aとの間で
のウエハWの受け渡し部となるトランジションユニット
(TRS−G)が、例えば10段に重ねられている。
なお、第3処理ユニット群Gには下から3段目にスペ
アの空間が設けられており、所望のオーブン型処理ユニ
ット等を設けることができるようになっている。
【0022】第4処理ユニット群Gでは、例えば、レ
ジスト塗布後のウエハWに加熱処理を施すプリベークユ
ニット(PAB)、現像処理後のウエハWに加熱処理を
施すポストベークユニット(POST)、高精度温調ユ
ニット(CPL−G)が、例えば10段に重ねられて
いる。第5処理ユニット群Gでは、例えば、露光後現
像前のウエハWに加熱処理を施すポストエクスポージャ
ーベークユニット(PEB)、高精度温調ユニット(C
PL−G)が、例えば10段に重ねられている。
【0023】図1および図3に示すように、第1主搬送
部Aの背面側には、アドヒージョンユニット(AD)
と、ウエハWを加熱する加熱ユニット(HP)とを有す
る第6処理ユニット群Gが設けられている。ここで、
アドヒージョンユニット(AD)にはウエハWを温調す
る機構を持たせてもよい。
【0024】第2主搬送部Aの背面側には、ウエハW
のエッジ部のみを選択的に露光する周辺露光装置(WE
E)と、レジスト膜厚を測定する膜厚測定装置(FT
I)とを有する第7処理ユニット群Gが設けられてい
る。ここで、周辺露光装置(WEE)は多段に配置して
も構わない。また、第2主搬送部Aの背面側には、第
1主搬送部Aの背面側と同様に加熱ユニット(HP)
等の熱処理ユニットを配置することもできる。
【0025】図1および図2に示すように、第1処理ユ
ニット群Gでは、カップ(CP)内でウエハWをスピ
ンチャックSPに載せて所定の処理を行う液供給ユニッ
トとしての5台のスピンナ型処理ユニット、例えば、レ
ジスト塗布ユニット(COT)と、露光時の光の反射を
防止する反射防止膜を形成するボトムコーティングユニ
ット(BARC)が計5段に重ねられている。また第2
処理ユニット群Gでは、5台のスピンナ型処理ユニッ
ト、例えば、現像ユニット(DEV)が5段に重ねられ
ている。
【0026】第1主搬送部Aには第1主ウエハ搬送装
置16が設けられ、この第1主ウエハ搬送装置16は、
第1処理ユニット群G、第3処理ユニット群G、第
4処理ユニット群Gと第6処理ユニット群Gに備え
られた各ユニットに選択的にアクセスできるようになっ
ている。また、第2主搬送部Aには第2主ウエハ搬送
装置17が設けられ、この第2主ウエハ搬送装置17
は、第2処理ユニット群G、第4処理ユニット群
、第5処理ユニット群G、第7処理ユニット群G
に備えられた各ユニットに選択的にアクセスできるよ
うになっている。
【0027】図4は第1主ウエハ搬送装置16の概略構
造を示す斜視図である。第1主ウエハ搬送装置16は、
ウエハWを保持する3本のアーム7a(上段)・7b
(中段)・7c(下段)と、アーム7a〜7cのそれぞ
れの基端に取り付けられたアーム支持板51(アーム7
aに取り付けられたもののみを図示)と、各アーム支持
板51と係合している基台52と、基台52等を支持す
る支持部53と、支持部53に内蔵された図示しないモ
ータと、基台52とモータとを連結する回転ロッド54
と、第1処理ユニット群Gおよび第2処理ユニット群
側に設けられ、鉛直方向にスリーブ55aが形成さ
れた支柱55と、スリーブ55aに摺動可能に係合し、
かつ支持部53と連結されたフランジ部材56と、フラ
ンジ部材56を昇降させる図示しない昇降機構と、を有
している。
【0028】基台52上には基台52の長手方向と平行
にアーム支持板51毎にレール(図示せず)が敷設され
ており、各アーム支持板51はこのレールに沿ってスラ
イド自在となっている。また、支持部53に内蔵された
モータを回転させると回転ロッド54が回転し、これに
より基台52はX−Y面内で回転することができるよう
になっている。さらに、支持部53はZ方向に移動可能
なフランジ部材56に取り付けられているために、基台
52もまたZ方向に移動可能である。
【0029】このような構成によって、第1主ウエハ搬
送装置16のアーム7a〜7bは、X方向、Y方向、Z
方向の各方向に移動可能であり、これにより先に述べた
ように、第1処理ユニット群G、第3処理ユニット群
、第4処理ユニット群G および第6処理ユニット
群Gの各ユニットにそれぞれアクセス可能となってい
る。
【0030】基台52の先端部両側には垂直部材59a
が取り付けられている。また、これら垂直部材59aに
は、アーム7aとアーム7bとの間に両アームからの放
射熱を遮る遮蔽板8が取り付けられ、さらにこれら垂直
部材59a間に架橋部材59bが取り付けられている。
この架橋部材59bの中央および基台52の先端には一
対の光学的センサ(図示せず)が設けられており、これ
により各アーム7a〜7cにおけるウエハWの有無とウ
エハWのはみ出し等が確認されるようになっている。第
2主ウエハ搬送装置17は第1主ウエハ搬送装置16と
同様の構造を有している。
【0031】なお、図4中に示す壁部57は、第1処理
ユニット群G側にある第2主搬送部Aのハウジング
の一部である。壁部57に設けられた窓部57aは、第
1処理ユニット群Gに設けられた各ユニットとの間で
ウエハWの受け渡しを行うためのものである。また、第
2主搬送部Aの底部に設けられている4台のファン5
8は、第2主搬送部A内の気圧および温湿度を制御し
ている。
【0032】第1処理ユニット群Gとカセットステー
ション11との間および第2処理ユニット群Gとイン
ターフェイスステーション13との間にはそれぞれ、第
1処理ユニット群Gと第2処理ユニット群Gに所定
の処理液を供給する液温調ポンプ24・25が設けられ
ており、さらにレジスト塗布/現像処理システム1外に
設けられた図示しない空調器からの清浄な空気を各処理
ユニット群G〜Gの内部に供給するためのダクト2
8・29が設けられている。
【0033】第1処理ユニット群G〜第7処理ユニッ
ト群Gは、メンテナンスのために取り外しが可能とな
っており、処理ステーション12の背面側のパネルも取
り外しまたは開閉可能となっている。また、第1処理ユ
ニット群Gと第2処理ユニット群Gのそれぞれの最
下段には、第1処理ユニット群Gと第2処理ユニット
群Gに所定の処理液を供給するケミカルユニット(C
HM)26・27が設けられている。カセットステーシ
ョン11の下方部にはこのレジスト塗布/現像処理シス
テム1全体を制御する集中制御部19が設けられてい
る。
【0034】インターフェイスステーション13は、処
理ステーション12側の第1インターフェイスステーシ
ョン13aと、露光装置14側の第2インターフェイス
ステーション13bから構成されており、第1インター
フェイスステーション13aには第5処理ユニット群G
の開口部と対面するように第1ウエハ搬送体62が配
置され、第2インターフェイスステーション13bには
X方向に移動可能な第2ウエハ搬送体63が配置されて
いる。
【0035】第1ウエハ搬送体62の背面側には、周辺
露光装置(WEE)、露光装置14に搬送されるウエハ
Wを一時収容するイン用バッファカセット(INB
R)、露光装置14から搬出されたウエハWを一時収容
するアウト用バッファカセット(OUTBR)が多段に
設けられた第8処理ユニット群Gが配置されている。
イン用バッファカセット(INBR)とアウト用バッフ
ァカセット(OUTBR)は、例えば、ウエハWを25
枚収容できるようになっている。
【0036】また第1ウエハ搬送体62の正面側には、
上から順に、第1ウエハ搬送体62と第2ウエハ搬送体
63との間でのウエハWの受け渡し部であるトランジシ
ョンユニット(TRS−G)と、巻き戻しユニット
(RSM)、2段の高精度温調ユニット(CPL−
)が多段に設けられた第9処理ユニット群Gが配
置されている。巻き戻しユニット(RSM)については
後に詳細に説明する。
【0037】第1ウエハ搬送体62は、Z方向に移動可
能かつθ方向に回転可能であり、かつX−Y面内におい
て進退自在なウエハ受け渡し用のフォーク62aを有し
ている。このフォーク62aは、第5処理ユニット群G
、第8処理ユニット群G、第9処理ユニット群G
の各ユニットに対してアクセス可能であり、これにより
各ユニット間でのウエハWの搬送を行うことができるよ
うになっている。
【0038】第2ウエハ搬送体63は、X方向およびZ
方向に移動可能であり、かつ、θ方向に回転可能であ
り、さらにX−Y面内において進退自在なウエハ受け渡
し用のフォーク63aを有している。このフォーク63
aは、第9処理ユニット群Gの各ユニットと、露光装
置14のインステージ14aおよびアウトステージ14
bに対してアクセス可能であり、これら各部の間でウエ
ハWの搬送を行うことができるようになっている。
【0039】露光装置14は、インステージ14aへの
ウエハWの搬入の可否を検出して、その検出信号をレジ
スト塗布/現像処理システム1の集中制御部19へ伝達
する検出装置(図示せず)を有している。この検出信号
がインステージ14aへのウエハWの搬入を許可する信
号(許可信号)である場合に、集中制御部19はウエハ
Wを高精度温調ユニット(CPL−G)から搬出して
インステージ14aへ搬入するように、第2ウエハ搬送
体63を制御する。一方、この検出信号がインステージ
14aへのウエハWの搬入を禁止する信号(禁止信号)
である場合には、集中制御部19は、高精度温調ユニッ
ト(CPL−G)からのウエハWの搬出動作が行われ
ないように、第2ウエハ搬送体63を制御する。
【0040】しかしここで、露光装置14に設けられた
検出装置からの検出信号が許可信号であったために、第
2ウエハ搬送体63が高精度温調ユニット(CPL−G
)からウエハWを搬出したが、その後に検出装置から
の検出信号が禁止信号へと変わってしまう場合がある。
例えば、インステージ14aが温調機能を有しており、
インステージ14aの温度または温度均一性が設定され
た条件を満たさなくなったときに、その温度または温度
均一性が所望の状態に復帰するまで、検出装置がインス
テージ14aへのウエハWの搬入を禁止する場合が挙げ
られる。
【0041】このような場合には、集中制御部19は、
第2ウエハ搬送体63が保持しているウエハWを巻き戻
しユニット(RSM)へ載置するように、第2ウエハ搬
送体63を制御する。巻き戻しユニット(RSM)は、
インステージ14aにウエハWを載置することが可能で
あったために高精度温調ユニット(CPL−G)から
ウエハWを搬出したが、その後にインステージ14aに
ウエハWを載置することができない事情が生じた場合
に、保持しているウエハWが臨時に載置されるユニット
である。
【0042】上述したレジスト塗布/現像処理システム
1においては、ウエハ搬送機構21が、処理前のウエハ
を収容しているウエハカセット(CR)からウエハカセ
ット(CR)内での配列順序にしたがってウエハWを抜
き出し、このウエハWをトランジションユニット(TR
S−G)に搬送する。ウエハWは第1主ウエハ搬送装
置16によってトランジションユニット(TRS−
)から例えば温調ユニット(TCP)に搬送され、
そこで所定の温調処理が行われる。なお、ウエハ搬送機
構21がウエハWを直接にウエハカセット(CR)から
温調ユニット(TCP)へ搬送するようにしてもよい。
【0043】温調ユニット(TCP)での処理終了後
に、ウエハWは第1処理ユニット群G に属するボトム
コーティングユニット(BARC)に搬送され、そこで
反射防止膜の形成が行われる。次いでウエハWは加熱ユ
ニット(HP)に搬送されて、そこで所定の加熱処理が
施される。続いてウエハWは高温度熱処理ユニット(B
AKE)に搬送されて、そこで加熱ユニット(HP)に
おける処理温度よりも高い温度での熱処理が行われる。
なお、ボトムコーティングユニット(BARC)による
ウエハWへの反射防止膜の形成前にウエハWをアドヒー
ジョンユニット(AD)に搬送し、そこでアドヒージョ
ン処理を行ってもよい。
【0044】次いで、ウエハWは第1主ウエハ搬送装置
16によって高温度熱処理ユニット(BAKE)から高
精度温調ユニット(CPL−G)へ搬送され、そこで
所定の温調処理が行われる。この温調処理が終了したウ
エハWは、第1処理ユニット群Gに属するレジスト塗
布ユニット(COT)へ搬送され、そこでレジスト液の
塗布処理が行われる。
【0045】なお、先のボトムコーティングユニット
(BARC)によるウエハWへの反射防止膜の形成を行
わない場合には、例えば、ウエハWをアドヒージョンユ
ニット(AD)に搬送し、そこでアドヒージョン処理を
行い、その後にウエハWを高精度温調ユニット(CPL
−G)へ搬送して温調処理を行い、さらにそこからウ
エハWをレジスト塗布ユニット(COT)に搬送するこ
とができる。
【0046】レジスト液が塗布されたウエハWは、第4
処理ユニット群Gに設けられたプリベークユニット
(PAB)へ搬送され、そこで所定の熱処理が行われ
る。プリベークユニット(PAB)においては、ウエハ
W上の塗布膜から残存溶剤が蒸発除去される。
【0047】プリベークユニット(PAB)での処理が
終了したウエハWは、第7処理ユニット群Gに設けら
れた膜厚測定装置(FTI)へ搬送されてそこで膜厚測
定が行われ、その後に周辺露光装置(WEE)に搬送さ
れてそこで周辺露光処理が施される。周辺露光処理は、
インターフェイスステーション13に搬送された際に、
第8処理ユニット群Gに設けられた周辺露光装置(W
EE)を用いて行ってもよい。
【0048】次いで、ウエハWは高精度温調ユニット
(CPL−G)へ搬入され、そこから第1ウエハ搬送
体62によって搬出された後に、高精度温調ユニット
(CPL−G)へ搬入される。高精度温調ユニット
(CPL−G)において、ウエハWには所定の温調処
理が施される。高精度温調ユニット(CPL−G)に
おける処理が終了したウエハWは、通常は所定時間が経
過する前に、第2ウエハ搬送体63によって高精度温調
ユニット(CPL−G)から搬出される。
【0049】しかし、例えば、露光装置14の調整等の
理由によって露光装置14のインステージ14aにウエ
ハWを搬入することができない事情が生じている場合
や、露光装置14のスループットがレジスト膜を形成す
る処理のスループットよりも遅い場合等には、高精度温
調ユニット(CPL−G)からウエハWを搬出するこ
とができないために、高精度温調ユニット(CPL−G
)にウエハWが存在する状態が続くこととなる。この
場合には、第1ウエハ搬送体62は高精度温調ユニット
(CPL−G)に搬入されたウエハWを高精度温調ユ
ニット(CPL−G)へ搬送することができない。
【0050】そこで、高精度温調ユニット(CPL−G
)にウエハWが存在する間に高精度温調ユニット(C
PL−G)に別のウエハWが搬入された場合には、第
1ウエハ搬送体62は、この別のウエハWをイン用バッ
ファカセット(INBR)へ搬送する。そして、高精度
温調ユニット(CPL−G)からウエハWが搬出され
たら、第1ウエハ搬送体62は、先ずイン用バッファカ
セット(INBR)に収容されたウエハWをウエハWの
搬送順序にしたがって取り出し、高精度温調ユニット
(CPL−G)へ搬入する。
【0051】図5は第2ウエハ搬送体63の搬送動作を
示す説明図である。前述したように、露光装置14から
はインステージ14aへのウエハWの搬入を許可する許
可信号と、インステージ14aへのウエハWの搬入を禁
止する禁止信号の2種類の検出信号が出されている。第
2ウエハ搬送体63は、この許可信号にしたがって高精
度温調ユニット(CPL−G)にアクセスして、高精
度温調ユニット(CPL−G)からウエハWを搬出す
る。一方、露光装置14から禁止信号が出されている場
合には、第2ウエハ搬送体63は、この禁止信号が許可
信号に変わるまで、高精度温調ユニット(CPL−
)からのウエハWの搬出動作を行わない。
【0052】許可信号にしたがって高精度温調ユニット
(CPL−G)からウエハWを取り出した第2ウエハ
搬送体63は、保持したウエハWをインステージ14a
に載置するために、インステージ14aの前までウエハ
Wを移動させる。そこで、第2ウエハ搬送体63は再び
検出信号を確認して、その検出信号が許可信号の場合に
は保持しているウエハWをインステージ14aへ受け渡
す。
【0053】ところが、許可信号にしたがって高精度温
調ユニット(CPL−G)からウエハWを搬出した
が、このウエハWをインステージ14aに搬入する前
に、検出信号が禁止信号に変わる場合がある。この場合
において、予め定められた時間(以下「待機時間」とい
う。例えば、10秒)の間は第2ウエハ搬送体63は待
機状態となる。そして、この待機時間内に禁止信号が許
可信号に変わった場合には、第2ウエハ搬送体63は保
持しているウエハWをインステージ14aへ受け渡す。
一方、待機時間が経過しても禁止信号が解除されない場
合には、第2ウエハ搬送体63は保持しているウエハW
を巻き戻しユニット(RSM)へ載置する。これによっ
て第2ウエハ搬送体63がフリーな状態となるために、
例えば、第2ウエハ搬送体63は露光装置14のアウト
ステージ14bに載置されたウエハWをそこから搬出し
て、トランジションユニット(TRS−G)に搬入す
る等の動作を行うことができる。
【0054】なお、この待機時間は任意の長さに設定す
ることができるが、勿論、0秒に設定してもよい。この
場合には、第2ウエハ搬送体63が高精度温調ユニット
(CPL−G)からウエハWを取り出した後に検出信
号が禁止信号に変わった場合に、ウエハWは直ちに巻き
戻しユニット(RSM)へ載置される。
【0055】なお、第2ウエハ搬送体63が保持してい
るウエハWを、巻き戻しユニット(RSM)に代えて高
精度温調ユニット(CPL−G)に戻すように、第2
ウエハ搬送体63を制御することも可能である。しか
し、ウエハWが第2ウエハ搬送体63によって取り出さ
れた後には、第1ウエハ搬送体62によって次のウエハ
Wが高精度温調ユニット(CPL−G)へ搬入されて
いる場合がある。高精度温調ユニット(CPL−G
に次のウエハWが載置されている状態で、さらに第2ウ
エハ搬送体63が保持しているウエハWを高精度温調ユ
ニット(CPL−G)へ搬入しようとすると、高精度
温調ユニット(CPL−G)におけるウエハWの受け
渡しが失敗して、ウエハWが破損するおそれがある。巻
き戻しユニット(RSM)へウエハWを臨時に載置する
ことによって、このようなウエハWの破損を回避するこ
とができる。
【0056】巻き戻しユニット(RSM)にウエハWが
載置されている状態では、第2ウエハ搬送体63は、高
精度温調ユニット(CPL−G)からのウエハWの搬
出を行わない。これによりウエハWを搬送順序にしたが
って露光装置14へ搬送することができる。そして、巻
き戻しユニット(RSM)にウエハWが載置されている
状態で、露光装置14からの検出信号が禁止信号から許
可信号に変わった際には、第2ウエハ搬送体63は、巻
き戻しユニット(RSM)からウエハWを搬出して、イ
ンステージ14aの前までウエハWを移動させ、そこで
再び検出信号が許可信号であることを確認して、保持し
ているウエハWをインステージ14aへ受け渡す。
【0057】このように巻き戻しユニット(RSM)は
一時的にウエハWを載置するユニットであるが、同様
に、ウエハWを一時的に収容するイン用バッファカセッ
ト(INBR)とは使用目的が異なる。
【0058】つまり、イン用バッファカセット(INB
R)は、高精度温調ユニット(CPL−G)へウエハ
Wを搬送することができないことがわかっている状態に
おいて、高精度温調ユニット(CPL−G)から取り
出されたウエハWが搬入されるユニットであり、レジス
ト塗布/現像処理システム1におけるスループットを向
上させ、また、レジスト塗布/現像処理システム1と露
光装置14とのスループットの差を調整するために設け
られている。アウト用バッファカセット(OUTBR)
もイン用バッファカセット(INBR)と同様の目的で
設けられているユニットである。
【0059】これに対して、巻き戻しユニット(RS
M)は、インステージ14aへウエハWを載置すること
ができる状態であったために、高精度温調ユニット(C
PL−G)からウエハWを搬出したが、その後にイン
ステージ14aへウエハWを載置することができなくな
った場合に、臨時にそのウエハWが搬入されるユニット
であり、ウエハWおよびインステージ14a、第2ウエ
ハ搬送体63の保護と、第2ウエハ搬送体63の動作停
止を防止するために設けられている。
【0060】インステージ14aに載置されたウエハW
は、露光装置14内を搬送され、所定の露光処理が行わ
れた後に、アウトステージ14bに載置される。アウト
ステージ14bに載置されたウエハWは、第2ウエハ搬
送体63によってそこから搬出されて、トランジション
ユニット(TRS−G)に搬入される。
【0061】トランジションユニット(TRS−G
に搬入されたウエハWは、第1ウエハ搬送体62によっ
て、第5処理ユニット群Gに属するポストエクスポー
ジャーベークユニット(PEB)または第8処理ユニッ
ト群Gに属するアウト用バッファカセット(OUTB
R)へ搬送される。アウト用バッファカセット(OUT
BR)へのウエハWの搬送は、ポストエクスポージャー
ベークユニット(PEB)が全て使用中である場合等に
行われ、ポストエクスポージャーベークユニット(PE
B)に空きが生じた時点で、アウト用バッファカセット
(OUTBR)への搬送順序にしたがってアウト用バッ
ファカセット(OUTBR)から順次搬出され、空いた
ポストエクスポージャーベークユニット(PEB)へ搬
送される。
【0062】ポストエクスポージャーベークユニット
(PEB)における処理が終了したウエハWは、第2主
ウエハ搬送装置17によって高精度温調ユニット(CP
L−G )へ搬送され、そこで温調処理が施される。次
いでウエハWは第2主ウエハ搬送装置17によって第2
処理ユニット群Gに属する現像ユニット(DEV)へ
搬送されて、そこで現像処理が行われる。現像処理が終
了したウエハWは、第2主ウエハ搬送装置17によって
ポストベークユニット(POST)へ搬送され、そこで
所定の熱処理が行われる。
【0063】ポストベークユニット(POST)におけ
る熱処理が終了したウエハWは、第1主ウエハ搬送装置
16によって高精度温調ユニット(CPL−G)へ搬
送されてそこで温調処理され、その後にトランジション
ユニット(TRS−G)に搬送される。最後に、ウエ
ハ搬送機構21が、トランジションユニット(TRS−
)からカセットステーション11に載置されたウエ
ハカセット(CR)の所定位置へウエハWを搬送する。
【0064】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたが、本発明はこのような形態に限定されるもので
はない。例えば、上記説明では、インターフェイスステ
ーション13に第1ウエハ搬送体62と第2ウエハ搬送
体63の2台の搬送装置を設けた形態について示した
が、図6の平面図に示すレジスト塗布/現像処理システ
ム1´のように、インターフェイスステーションとし
て、1台のウエハ搬送体64を備えたインターフェイス
ステーション13´を有する構成としてもよい。
【0065】このウエハ搬送体64は、第5処理ユニッ
ト群G、第8処理ユニット群G、第9処理ユニット
群Gの各ユニット群を構成する各ユニットとインステ
ージ14aおよびアウトステージ14bにアクセス可能
である。
【0066】例えば、レジスト塗布/現像処理システム
1´においては、第9処理ユニット群Gを構成する各
ユニットには、ウエハ搬送体64のみがアクセス可能で
あることから、高精度温調ユニット(CPL−G)か
らウエハWが搬出された後には、必ず高精度温調ユニッ
ト(CPL−G)は空の状態となる。このために、露
光装置14からの許可信号にしたがって高精度温調ユニ
ット(CPL−G)からウエハWが搬出された後に露
光装置14からの検出信号が禁止信号に変わった場合で
あっても、ウエハ搬送体64が高精度温調ユニット(C
PL−G)へウエハWを戻すように、ウエハ搬送体6
4を制御することも可能である。
【0067】しかし、例えば、高精度温調ユニット(C
PL−G)からウエハ搬送体64がウエハWを搬出し
た後に、搬送先の高精度温調ユニット(CPL−G
およびイン用バッファカセット(INBR)のいずにも
ウエハWを搬入することができない状態となり、かつ、
高精度温調ユニット(CPL−G)には次のウエハW
が第2主ウエハ搬送装置17によって搬入される場合が
ある。インターフェイスステーション13´内に巻き戻
しユニット(RSM)が設けられていると、このような
事態が生じた際に、ウエハ搬送体64は保持しているウ
エハWを巻き戻しユニット(RSM)へ臨時に載置する
ことができ、これによりウエハ搬送体64をフリーな状
態とすることが可能である。
【0068】なお、ウエハ搬送体64はアウトステージ
14bから直接に第5処理ユニット群Gに属するポス
トエクスポージャーベークユニット(PEB)または第
8処理ユニット群Gに属するアウト用バッファカセッ
ト(OUTBR)へウエハWを搬送することができるた
めに、レジスト塗布/現像処理システム1´において
は、必ずしもトランジションユニット(TRS−G
は必要ではない。
【0069】上記説明においては、巻き戻しユニット
(RSM)をインターフェイスステーション13・13
´に設けた場合について説明したが、このような巻き戻
しユニット(RSM)は処理ステーション12に設ける
こともできる。例えば、第1主ウエハ搬送装置16があ
るユニットからウエハWを取り出した後に搬送先のユニ
ットで警報が発せられたために、保持しているウエハW
をこの搬送先のユニットへ搬入できなくなった場合に
は、集中制御部19は、保持しているウエハWを退避的
に巻き戻しユニット(RSM)へ載置するように第1主
ウエハ搬送装置16を制御する。
【0070】レジスト塗布/現像処理システム1には、
ウエハWに形成されたレジストパターンの線幅を測定す
る線幅測定装置や、レジスト膜の表面の傷(スクラッチ
検出)やレジスト液の塗布時に混入する異物(コメット
検出)、現像ムラ、現像処理後の現像欠陥等を検査する
欠陥検査装置を設けることも可能である。例えば、この
ような測定装置/検査装置は、ウエハ搬送機構21によ
るアクセスが可能な位置に配置することができる。
【0071】上記説明においては、処理される基板とし
て半導体ウエハを取り上げたが、基板は、液晶表示装置
(LCD)に使用されるガラス基板や、フォトマスクに
使われるレチクル基板であってもよい。また、基板の処
理についてレジスト塗布/現像処理を取り上げたが、洗
浄処理や層間絶縁膜塗布処理、エッチング処理等の各処
理を行う基板処理装置にも本発明を適用することができ
る。
【0072】
【発明の効果】上述の通り、本発明によれば、臨時基板
載置ユニット(上記実施の形態に示した巻き戻しユニッ
ト)が設けられているために、基板搬送中に搬送先のユ
ニットが突然に基板の搬入を禁止した場合にも、搬送中
の基板を臨時基板載置ユニットに載置することが可能と
なる。これにより搬送中の基板が保護されるという効果
が得られる。また、基板の搬送先の処理ユニットへ無理
に基板を搬入することによって生じ得る処理ユニットお
よび搬送装置の損傷が回避されるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレジスト塗布/現像処理システム
を示す概略平面図。
【図2】図1に示すレジスト塗布/現像処理システムの
概略正面図。
【図3】図1に示すレジスト塗布/現像処理システムの
概略背面図。
【図4】主ウエハ搬送装置の概略構造を示す斜視図。
【図5】第2ウエハ搬送体によるウエハの搬送動作を示
す説明図。
【図6】本発明に係る別のレジスト塗布/現像処理シス
テムを示す概略平面図。
【符号の説明】
1;レジスト塗布/現像処理システム 11;カセットステーション 12;処理ステーション 13;インターフェイスステーション 14;露光装置 14a;インステージ 14b;アウトステージ 16;第1主ウエハ搬送装置 17;第2主ウエハ搬送装置 21;ウエハ搬送機構 62;第1ウエハ搬送体 63;第2ウエハ搬送体 RSM;巻き戻しユニット G〜G;第1処理ユニット群〜第9処理ユニット群 W;半導体ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 栄希 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター 東京エレクトロン株式会社内 Fターム(参考) 5F031 CA02 CA05 CA07 DA17 FA01 FA07 FA11 FA12 FA15 GA04 GA35 GA36 GA42 GA47 GA48 GA49 JA05 JA22 JA27 MA02 MA03 MA04 MA13 MA24 MA26 MA30 PA02 PA20 5F046 CD01 CD05 CD10

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に所定の処理を施す基板処理装置で
    あって、 基板に所定の処理を行う第1の処理ユニットと、 前記第1の処理ユニットにおける処理が終了した基板に
    さらに別の処理を行う第2の処理ユニットと、 前記第1の処理ユニットから前記第2の処理ユニットへ
    基板を搬送する基板搬送装置と、 前記基板搬送装置の動作を制御する制御装置と、 前記第1の処理ユニットから搬出された基板を臨時に載
    置する臨時基板載置ユニットと、 を具備し、 前記制御装置は、前記基板搬送装置が前記第1の処理ユ
    ニットから基板を搬出した後に前記第2の処理ユニット
    への基板の搬入が禁止された際に、前記基板を前記臨時
    基板載置ユニットに載置するように前記基板搬送装置を
    制御することを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の処理ユニットが基板の搬入を
    禁止した状態から基板の搬入を許可する状態へ変わった
    際に前記臨時基板載置ユニットに基板が載置されている
    場合に、前記制御装置は前記臨時基板載置ユニットに載
    置されている基板を最初に前記第2の処理ユニットへ搬
    入するように前記基板搬送装置を制御することを特徴と
    する請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 【請求項3】 基板に所定の処理を施す基板処理装置で
    あって、 基板に所定の処理を行う第1の処理ユニットと、 前記第1の処理ユニットにおける処理が終了した基板に
    さらに別の処理を行う第2の処理ユニットと、 前記第1の処理ユニットから前記第2の処理ユニットへ
    基板を搬送する基板搬送装置と、 前記基板搬送装置の動作を制御する制御装置と、 前記第2の処理ユニットが基板の搬入を許可または禁止
    するいずれの状態にあるかを検出して、その検出信号を
    前記制御装置へ送信する検出機構と、 前記第1の処理ユニットから搬出された基板を臨時に載
    置する臨時基板載置ユニットと、 を具備し、 前記第2の処理ユニットが基板の搬入を許可する状態に
    あることを示す前記検出機構による検出信号にしたがっ
    て前記制御装置が前記基板搬送装置によって前記第1の
    処理ユニットから基板を搬出させた後に、前記第2の処
    理ユニットが前記基板の搬入を禁止する状態になったこ
    とを示す前記検出機構による検出信号を前記制御装置が
    受信した場合に、前記制御装置は、前記基板搬送装置が
    保持している基板を前記臨時基板載置ユニットに載置す
    るように前記基板搬送装置を制御することを特徴とする
    基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の処理ユニットが基板の搬入を
    禁止した状態から基板の搬入を許可する状態へ変わった
    際に前記臨時基板載置ユニットに基板が載置されている
    場合に、前記制御装置は、前記臨時基板載置ユニットに
    載置されている基板を最初に前記第2の処理ユニットへ
    搬入するように前記基板搬送装置を制御することを特徴
    とする請求項3に記載の基板処理装置。
  5. 【請求項5】 基板に所定の処理を施す基板処理装置で
    あって、 複数の基板が収容されたカセットを載置するカセットス
    テーションと、 基板に対して所定の処理を施す処理ステーションと、 前記カセットステーションと前記処理ステーションとの
    間で基板の搬送を行う第1の基板搬送装置と、 前記処理ステーションに隣接して設けられる別の基板処
    理装置と前記処理ステーションとの間で基板を搬送する
    インターフェイスステーションと、 を具備し、 前記インターフェイスステーションは、 前記処理ステーションと前記別の基板処理装置との間で
    基板を搬送する第2の基板搬送装置と、 前記第2の基板搬送装置を制御する制御装置と、 前記処理ステーションから搬出された基板を臨時に載置
    する臨時基板載置ユニットと、 を有し、 前記制御装置は、前記第2の基板搬送装置が前記処理ス
    テーションから基板を搬出した後に前記別の基板処理装
    置への基板の搬入が禁止された際に、前記基板を前記臨
    時基板載置ユニットに載置するように前記第2の基板搬
    送装置を制御することを特徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 前記別の基板処理装置が基板の搬入を禁
    止した状態から基板の搬入を許可する状態へ変わった際
    に前記臨時基板載置ユニットに基板が載置されている場
    合に、前記制御装置は、前記臨時基板載置ユニットに載
    置されている基板を最初に前記別の基板処理装置へ搬入
    するように前記第2の基板搬送装置を制御することを特
    徴とする請求項5に記載の基板処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御装置は、前記別の基板処理装置
    が基板の搬入を許可する状態にあることを確認した後
    に、前記第2の基板搬送装置が前記処理ステーションか
    ら基板を搬出するように、前記第2の基板搬送装置を制
    御することを特徴とする請求項5または請求項6に記載
    の基板処理装置。
  8. 【請求項8】 基板に所定の処理を施す基板処理装置で
    あって、 複数の基板が収容されたカセットを載置するカセットス
    テーションと、 基板に対して所定の処理を施す処理ステーションと、 前記カセットステーションと前記処理ステーションとの
    間で基板の搬送を行う第1の基板搬送装置と、 前記処理ステーションに隣接して設けられる別の基板処
    理装置と前記処理ステーションとの間で基板を搬送する
    インターフェイスステーションと、 を具備し、 前記インターフェイスステーションは、 前記処理ステーションから前記別の基板処理装置へ搬送
    される基板のみを載置する基板載置ユニットと、 前記処理ステーションと前記基板載置ユニットの間で基
    板を搬送する第2の基板搬送装置と、 前記基板載置ユニットと前記別の基板処理装置との間で
    基板を搬送する第3の基板搬送装置と、 前記第3の基板搬送装置を制御する制御装置と、 前記基板載置ユニットと並列に設けられ、前記基板載置
    ユニットから搬出された基板を臨時に搬入する臨時基板
    載置ユニットと、 を有し、 前記制御装置は、前記第3の基板搬送装置が前記基板載
    置ユニットから基板を搬出した後に前記別の基板処理装
    置への基板の搬入が禁止された際に、前記基板を前記臨
    時基板載置ユニットに載置するように前記第3の基板搬
    送装置を制御することを特徴とする基板処理装置。
  9. 【請求項9】 前記別の基板処理装置が基板の搬入を禁
    止した状態から基板の搬入を許可する状態へ変わった際
    に前記臨時基板載置ユニットに基板が載置されている場
    合に、前記制御装置は、前記臨時基板載置ユニットに載
    置されている基板を最初に前記別の基板処理装置へ搬入
    するように前記第3の基板搬送装置を制御することを特
    徴とする請求項8に記載の基板処理装置。
  10. 【請求項10】 前記制御装置は、前記別の基板処理装
    置が基板の搬入を許可する状態にあることを確認した後
    に、前記第3の基板搬送装置が前記基板載置ユニットか
    ら基板を搬出するように、前記第3の基板搬送装置を制
    御することを特徴とする請求項8または請求項9に記載
    の基板処理装置。
  11. 【請求項11】 前記インターフェイスステーション
    は、 前記第2の基板搬送装置による基板の搬入出が行われ、
    前記処理ステーションから前記別の基板処理装置へ搬送
    すべき基板を収容可能な第1の基板収容ユニットと、 前記第2の基板搬送装置による基板の搬入出が行われ、
    前記別の基板処理装置から前記処理ステーションに戻す
    べき基板を収容可能な第2の基板収容ユニットと、 前記基板載置ユニットと並列に設けられ、前記別の基板
    処理装置から前記処理ステーションへ戻される基板のみ
    が載置される別の基板載置ユニットと、 をさらに具備し、 前記別の基板処理装置が基板の搬入を禁止した状態にあ
    る場合に、前記処理ステーションにおける所定の処理が
    終了した基板を前記第1の基板収容ユニットに収容し、
    前記別の基板処理装置における処理が終了した基板を前
    記第2の基板収容ユニットに収容しもしくは前記処理ス
    テーションへ搬送しまたは前記第2の基板収容ユニット
    に収容された基板を前記処理ステーションへ搬送するこ
    とによって、前記処理ステーションにおける所定の処理
    を継続して行うことができることを特徴とする請求項8
    から請求項10のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  12. 【請求項12】 基板に所定の処理を施す基板処理方法
    であって、 基板に所定の処理を施す第1の処理ユニットから前記処
    理が施された基板を搬出する第1工程と、 基板に対して別の処理を施す第2の処理ユニットへ前記
    基板を搬入する際に前記第2の処理ユニットへの前記基
    板の搬入が禁止された場合に、臨時に基板を載置する臨
    時基板載置ユニットに前記基板を載置する第2工程と、 前記第2の処理ユニットが基板の搬入を許可する状態に
    変わった際に、前記臨時基板載置ユニットに載置されて
    いる基板を前記第2の処理ユニットへ搬入する第3工程
    と、 を有することを特徴とする基板処理方法。
  13. 【請求項13】 基板に所定の処理を施す基板処理方法
    であって、 基板に所定の処理を施す第1の処理ユニットから前記第
    1の処理ユニットにおける処理が終了した基板に別の処
    理を施す第2の処理ユニットへ基板を搬送する際に、 前記第2の処理ユニットが基板の搬入を許可する状態に
    あることを確認した後に前記第1の処理ユニットから処
    理の終了した基板を搬出する第1工程と、 前記第2の処理ユニットへ前記基板を搬入する直前に前
    記第2の処理ユニットが基板の搬入を許可または禁止す
    る状態のいずれの状態にあるかを確認する第2工程と、 前記第2の処理ユニットへの基板の搬入が許可されてい
    る場合または前記第2の処理ユニットへの前記基板の搬
    入が禁止されたが所定時間内に前記禁止が解除された場
    合には前記基板を前記第2の処理ユニットへ搬入し、前
    記第2の処理ユニットへの前記基板の搬入が禁止され、
    かつ、所定時間が経過した場合には臨時に基板を載置す
    る臨時基板載置ユニットに前記基板を載置する第3工程
    と、 前記臨時基板載置ユニットに前記基板が載置された後に
    前記第2の処理ユニットが基板の搬入を許可する状態に
    変わった際に、前記臨時基板載置ユニットから基板を搬
    出する第4工程と、 前記臨時基板載置ユニットから搬出された基板に対し
    て、前記第2工程から前記第4工程の処理を反復して行
    う第5工程と、 を有することを特徴とする基板処理方法。
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