JP2003224087A - 半導体ウエーハの加工方法 - Google Patents
半導体ウエーハの加工方法Info
- Publication number
- JP2003224087A JP2003224087A JP2002018795A JP2002018795A JP2003224087A JP 2003224087 A JP2003224087 A JP 2003224087A JP 2002018795 A JP2002018795 A JP 2002018795A JP 2002018795 A JP2002018795 A JP 2002018795A JP 2003224087 A JP2003224087 A JP 2003224087A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor wafer
- coating layer
- stress
- streets
- stress reducing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 69
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 19
- 238000003754 machining Methods 0.000 title abstract 4
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 claims abstract description 31
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 8
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 3
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 2
- 239000009719 polyimide resin Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000011253 protective coating Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/67—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
- H01L21/67005—Apparatus not specifically provided for elsewhere
- H01L21/67011—Apparatus for manufacture or treatment
- H01L21/67092—Apparatus for mechanical treatment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B1/00—Processes of grinding or polishing; Use of auxiliary equipment in connection with such processes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B7/00—Machines or devices designed for grinding plane surfaces on work, including polishing plane glass surfaces; Accessories therefor
- B24B7/20—Machines or devices designed for grinding plane surfaces on work, including polishing plane glass surfaces; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of the material of non-metallic articles to be ground
- B24B7/22—Machines or devices designed for grinding plane surfaces on work, including polishing plane glass surfaces; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of the material of non-metallic articles to be ground for grinding inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
- B24B7/228—Machines or devices designed for grinding plane surfaces on work, including polishing plane glass surfaces; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of the material of non-metallic articles to be ground for grinding inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain for grinding thin, brittle parts, e.g. semiconductors, wafers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D5/00—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor
- B28D5/02—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by rotary tools, e.g. drills
- B28D5/022—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by rotary tools, e.g. drills by cutting with discs or wheels
- B28D5/024—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by rotary tools, e.g. drills by cutting with discs or wheels with the stock carried by a movable support for feeding stock into engagement with the cutting blade, e.g. stock carried by a pivoted arm or a carriage
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Dicing (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 半導体ウエーハの裏面を研削して薄く加工し
ても湾曲の発生が抑制できる半導体ウエーハの加工方法
を提供する。 【解決手段】 表面が複数のストリートによって区画さ
れた複数の領域にそれぞれ回路が形成され、該回路を含
む表面に被覆層が形成された半導体ウエーハ2を所定の
厚さに加工する加工方法であって、半導体ウエーハ2の
表面に形成された被覆層23に複数の溝231を形成し
て被覆層23の応力を低減する応力低減工程と、該応力
低減工程の後に半導体ウエーハの裏面を研削して所定の
厚さに加工する研削工程とを含む。
ても湾曲の発生が抑制できる半導体ウエーハの加工方法
を提供する。 【解決手段】 表面が複数のストリートによって区画さ
れた複数の領域にそれぞれ回路が形成され、該回路を含
む表面に被覆層が形成された半導体ウエーハ2を所定の
厚さに加工する加工方法であって、半導体ウエーハ2の
表面に形成された被覆層23に複数の溝231を形成し
て被覆層23の応力を低減する応力低減工程と、該応力
低減工程の後に半導体ウエーハの裏面を研削して所定の
厚さに加工する研削工程とを含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面に多数の回路
が形成された半導体ウエーハを所定の厚さに加工する加
工方法に関する。
が形成された半導体ウエーハを所定の厚さに加工する加
工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス製造工程においては、略
円板形状である半導体ウエーハの表面に複数のストリー
トによって区画された複数の領域にIC、LSI等の回
路を形成し、上記ストリートに沿ってダイシングするこ
とにより個々の半導体チップを製造している。このよう
にして製作される半導体チップの放熱性を良好にするた
めには、半導体チップの厚さをできるだけ薄く形成する
ことが望ましい。また、半導体チップを多数用いる携帯
電話、スマートカード、パソコン等の小型化を可能にす
るためにも、半導体チップの厚さをできるだけ薄く形成
することが望ましい。そのため、半導体ウエーハをダイ
シングにより個々の半導体チップに分割する前に、その
裏面を研削して50μm程度の厚さに加工している。
円板形状である半導体ウエーハの表面に複数のストリー
トによって区画された複数の領域にIC、LSI等の回
路を形成し、上記ストリートに沿ってダイシングするこ
とにより個々の半導体チップを製造している。このよう
にして製作される半導体チップの放熱性を良好にするた
めには、半導体チップの厚さをできるだけ薄く形成する
ことが望ましい。また、半導体チップを多数用いる携帯
電話、スマートカード、パソコン等の小型化を可能にす
るためにも、半導体チップの厚さをできるだけ薄く形成
することが望ましい。そのため、半導体ウエーハをダイ
シングにより個々の半導体チップに分割する前に、その
裏面を研削して50μm程度の厚さに加工している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して、半導体ウエー
ハの裏面を研削して薄く加工すると、半導体ウエーハの
両側が表面側にそり上がり湾曲する。例えば、直径が2
00mmの半導体ウエーハの裏面を研削して厚さを50
μmに加工すると、半導体ウエーハの両側が表面側に6
0mm程度そり上がる。この半導体ウエーハの湾曲は、
半導体ウエーハの表面に形成された回路を保護するため
に耐熱性、電気絶縁性、機械的強度に優れたポリイミド
樹脂を半導体ウエーハの表面に塗布し焼成して形成した
被覆層や、金属層、絶縁膜等の被覆層に起因することが
判った。即ち、半導体ウエーハの表面に形成された被覆
層には、中心方向に向けて引っ張る応力が発生してい
る。しかるに、半導体ウエーハの裏面を研削して厚さを
50μm程度に薄く加工すると、半導体ウエーハの剛性
が上記応力に耐えきれず上述したように湾曲する。この
ように半導体ウエーハが湾曲すると、後工程であるダイ
シングを円滑に遂行することが困難となる。
ハの裏面を研削して薄く加工すると、半導体ウエーハの
両側が表面側にそり上がり湾曲する。例えば、直径が2
00mmの半導体ウエーハの裏面を研削して厚さを50
μmに加工すると、半導体ウエーハの両側が表面側に6
0mm程度そり上がる。この半導体ウエーハの湾曲は、
半導体ウエーハの表面に形成された回路を保護するため
に耐熱性、電気絶縁性、機械的強度に優れたポリイミド
樹脂を半導体ウエーハの表面に塗布し焼成して形成した
被覆層や、金属層、絶縁膜等の被覆層に起因することが
判った。即ち、半導体ウエーハの表面に形成された被覆
層には、中心方向に向けて引っ張る応力が発生してい
る。しかるに、半導体ウエーハの裏面を研削して厚さを
50μm程度に薄く加工すると、半導体ウエーハの剛性
が上記応力に耐えきれず上述したように湾曲する。この
ように半導体ウエーハが湾曲すると、後工程であるダイ
シングを円滑に遂行することが困難となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、その主たる技術課題は、半導
体ウエーハの裏面を研削して薄く加工しても湾曲の発生
が抑制できる半導体ウエーハの加工方法を提供すること
にある。
みてなされたものであり、その主たる技術課題は、半導
体ウエーハの裏面を研削して薄く加工しても湾曲の発生
が抑制できる半導体ウエーハの加工方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記主たる技術課題を解
決するため、本発明によれば、表面が複数のストリート
によって区画された複数の領域にそれぞれ回路が形成さ
れ、該回路を含む表面に被覆層が形成された半導体ウエ
ーハを所定の厚さに加工する加工方法であって、半導体
ウエーハの表面に形成された被覆層に複数の溝を形成し
て被覆層の応力を低減する応力低減工程と、該応力低減
工程の後に半導体ウエーハの裏面を研削して所定の厚さ
に加工する研削工程と、を含む、ことを特徴とする半導
体ウエーハの加工方法が提供される。
決するため、本発明によれば、表面が複数のストリート
によって区画された複数の領域にそれぞれ回路が形成さ
れ、該回路を含む表面に被覆層が形成された半導体ウエ
ーハを所定の厚さに加工する加工方法であって、半導体
ウエーハの表面に形成された被覆層に複数の溝を形成し
て被覆層の応力を低減する応力低減工程と、該応力低減
工程の後に半導体ウエーハの裏面を研削して所定の厚さ
に加工する研削工程と、を含む、ことを特徴とする半導
体ウエーハの加工方法が提供される。
【0006】上記応力低減工程において被覆層に形成さ
れる複数の溝は、複数のストリートに沿って形成され
る。また、上記応力低減工程において被覆層に形成され
る複数の溝は、切削ブレードを回転しつつ半導体ウエー
ハを相対移動することによる切削によって形成される。
れる複数の溝は、複数のストリートに沿って形成され
る。また、上記応力低減工程において被覆層に形成され
る複数の溝は、切削ブレードを回転しつつ半導体ウエー
ハを相対移動することによる切削によって形成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明による半導体ウエー
ハの加工方法の実施形態について、添付図面を参照して
詳細に説明する。
ハの加工方法の実施形態について、添付図面を参照して
詳細に説明する。
【0008】図1は本発明に従って加工される半導体ウ
エーハを示すもので、図1の(a)はその斜視図、図1
の(b)は一部を拡大して示す断面図である。図1に示
す半導体ウエーハ2は、直径が200mmで厚さが50
0μmに形成されており、その表面に複数のストリート
21によって区画された複数の領域にそれぞれ回路22
が形成され、この回路22を含む表面に保護被膜として
の被覆層23が形成されている。なお、被覆層23は、
図示の実施形態においては回路22を含む半導体ウエー
ハ2の表面にポリイミド樹脂を塗布し焼成して形成され
ており、厚さが10μm程度に形成されている。
エーハを示すもので、図1の(a)はその斜視図、図1
の(b)は一部を拡大して示す断面図である。図1に示
す半導体ウエーハ2は、直径が200mmで厚さが50
0μmに形成されており、その表面に複数のストリート
21によって区画された複数の領域にそれぞれ回路22
が形成され、この回路22を含む表面に保護被膜として
の被覆層23が形成されている。なお、被覆層23は、
図示の実施形態においては回路22を含む半導体ウエー
ハ2の表面にポリイミド樹脂を塗布し焼成して形成され
ており、厚さが10μm程度に形成されている。
【0009】上述した半導体ウエーハ2は、複数のスト
リート21に沿ってダイシングにより個々の半導体チッ
プに分割する前に、その裏面を研削して50μm程度の
厚さに加工されるが、薄く加工すると上述したように被
覆層23に発生している応力の影響で湾曲する。そこ
で、本発明においては上記湾曲の発生を抑制するため
に、半導体ウエーハ2の裏面を研削する前に上記被覆層
23に発生している中心方向に向けて引っ張る応力を低
減させる工程を実施する。
リート21に沿ってダイシングにより個々の半導体チッ
プに分割する前に、その裏面を研削して50μm程度の
厚さに加工されるが、薄く加工すると上述したように被
覆層23に発生している応力の影響で湾曲する。そこ
で、本発明においては上記湾曲の発生を抑制するため
に、半導体ウエーハ2の裏面を研削する前に上記被覆層
23に発生している中心方向に向けて引っ張る応力を低
減させる工程を実施する。
【0010】図2は被覆層23の応力を低減する応力低
減工程を示すもので、図2の(a)はその斜視図、図2
の(b)は半導体ウエーハ2の一部を拡大して示す断面
図である。応力低減工程は、図2に示すように半導体ウ
エーハ2の表面に形成された被覆層23に溝231を形
成する。この溝231は、ダイシング装置として一般に
用いられている切削装置を用いることができる。即ち、
切削装置のチャックテーブル31上に半導体ウエーハ2
を保持し、切削ブレード32を回転しつつチャックテー
ブル31を矢印Xで示す方向に切削送りすることによっ
て、被覆層23に溝231を形成する。この溝231
は、回路22を損傷させないためにもストリート21に
沿って形成することが望ましい。また溝231の深さ
は、被覆層23の厚さに相当し被覆層23を切断するこ
とが望ましい。なお、溝231は必ずしも全ストリート
に沿って形成する必要はなく、被覆層23の応力が低減
し半導体ウエーハ2を50μm程度まで薄くしたときに
発生する湾曲を抑制することができる程度で、例えば一
方向につき4本程度でよいが、全ストリートに沿って形
成してもよい。また、溝231を形成する切削条件とし
ては、切削ブレード32の回転速度が20,000rp
m程度で、チャックテーブル31の送り速度が50〜1
00mm/sec程度が適当である。
減工程を示すもので、図2の(a)はその斜視図、図2
の(b)は半導体ウエーハ2の一部を拡大して示す断面
図である。応力低減工程は、図2に示すように半導体ウ
エーハ2の表面に形成された被覆層23に溝231を形
成する。この溝231は、ダイシング装置として一般に
用いられている切削装置を用いることができる。即ち、
切削装置のチャックテーブル31上に半導体ウエーハ2
を保持し、切削ブレード32を回転しつつチャックテー
ブル31を矢印Xで示す方向に切削送りすることによっ
て、被覆層23に溝231を形成する。この溝231
は、回路22を損傷させないためにもストリート21に
沿って形成することが望ましい。また溝231の深さ
は、被覆層23の厚さに相当し被覆層23を切断するこ
とが望ましい。なお、溝231は必ずしも全ストリート
に沿って形成する必要はなく、被覆層23の応力が低減
し半導体ウエーハ2を50μm程度まで薄くしたときに
発生する湾曲を抑制することができる程度で、例えば一
方向につき4本程度でよいが、全ストリートに沿って形
成してもよい。また、溝231を形成する切削条件とし
ては、切削ブレード32の回転速度が20,000rp
m程度で、チャックテーブル31の送り速度が50〜1
00mm/sec程度が適当である。
【0011】上述したように応力低減工程が終了した
ら、図3の(a)に示すように半導体ウエーハ2の表裏
を反転し、図3の(b)に示すように表面側(回路22
が形成されている側)に研削用の保護シート4を装着す
る。
ら、図3の(a)に示すように半導体ウエーハ2の表裏
を反転し、図3の(b)に示すように表面側(回路22
が形成されている側)に研削用の保護シート4を装着す
る。
【0012】次に、上述したように表面に保護シート4
を装着した半導体ウエーハ2の裏面を研削して所定の厚
さに加工する研削工程を遂行する。即ち、図4に示すよ
うに研削装置5のチャックテーブル51上に半導体ウエ
ーハ2を裏面を上にして保持し、例えば、チャックテー
ブル51を300rpmで回転しつつ、研削砥石52を
6000rpmで回転せしめて半導体ウエーハ2の裏面
に接触することにより研削する。そして、半導体ウエー
ハ2の厚さが50μm程度になるまで研削する。このよ
うに、半導体ウエーハ2の厚さを50μm程度まで薄く
研削しても、上記応力低減工程において半導体ウエーハ
2の表面に形成された被覆層23には複数の溝231が
形成されて被覆層23の応力が低減せしめられているの
で、湾曲の発生が抑制される。
を装着した半導体ウエーハ2の裏面を研削して所定の厚
さに加工する研削工程を遂行する。即ち、図4に示すよ
うに研削装置5のチャックテーブル51上に半導体ウエ
ーハ2を裏面を上にして保持し、例えば、チャックテー
ブル51を300rpmで回転しつつ、研削砥石52を
6000rpmで回転せしめて半導体ウエーハ2の裏面
に接触することにより研削する。そして、半導体ウエー
ハ2の厚さが50μm程度になるまで研削する。このよ
うに、半導体ウエーハ2の厚さを50μm程度まで薄く
研削しても、上記応力低減工程において半導体ウエーハ
2の表面に形成された被覆層23には複数の溝231が
形成されて被覆層23の応力が低減せしめられているの
で、湾曲の発生が抑制される。
【0013】上記のようにして裏面が研削され厚さが5
0μm程度に加工された半導体ウエーハ2は、次工程で
あるダイシング工程に搬送され、切削装置等のダイシン
グ装置によりストリート21に沿って切断されて個々の
半導体チップに分割される。
0μm程度に加工された半導体ウエーハ2は、次工程で
あるダイシング工程に搬送され、切削装置等のダイシン
グ装置によりストリート21に沿って切断されて個々の
半導体チップに分割される。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る半導体ウエーハを所定の厚
さに加工する加工方法は、半導体ウエーハの裏面を研削
する前に、半導体ウエーハの表面に形成された被覆層に
複数の溝を形成して被覆層の応力を低減する応力低減工
程を実施するので、半導体ウエーハの裏面を研削して薄
くしても、被覆層の応力が低減せしめられているため、
湾曲の発生が抑制される。従って、後工程であるダイシ
ング作業を円滑に遂行することができる。
さに加工する加工方法は、半導体ウエーハの裏面を研削
する前に、半導体ウエーハの表面に形成された被覆層に
複数の溝を形成して被覆層の応力を低減する応力低減工
程を実施するので、半導体ウエーハの裏面を研削して薄
くしても、被覆層の応力が低減せしめられているため、
湾曲の発生が抑制される。従って、後工程であるダイシ
ング作業を円滑に遂行することができる。
【図1】本発明に従って加工される半導体ウエーハを示
す説明図。
す説明図。
【図2】本発明の加工方法における応力低減工程を示す
説明図。
説明図。
【図3】図2に示す応力低減工程を実施した後の半導体
ウエーハの表面に保護テープを装着する工程を示す説明
図。
ウエーハの表面に保護テープを装着する工程を示す説明
図。
【図4】本発明の加工方法における切削工程を示す説明
図。
図。
2:半導体ウエーハ
21:ストリート
22:回路
23:被覆層
231:溝
31:切削装置のチャックテーブル
32:切削装置の切削ブレード
4:保護シート
5:研削装置
51:チャックテーブル
52:研削砥石
Claims (3)
- 【請求項1】 表面が複数のストリートによって区画さ
れた複数の領域にそれぞれ回路が形成され、該回路を含
む表面に被覆層が形成された半導体ウエーハを所定の厚
さに加工する加工方法であって、 半導体ウエーハの表面に形成された被覆層に複数の溝を
形成して被覆層の応力を低減する応力低減工程と、 該応力低減工程の後に半導体ウエーハの裏面を研削して
所定の厚さに加工する研削工程と、を含む、 ことを特徴とする半導体ウエーハの加工方法。 - 【請求項2】 該応力低減工程において被覆層に形成さ
れる複数の溝は、該複数のストリートに沿って形成され
る、請求項1記載の半導体ウエーハの加工方法。 - 【請求項3】 該応力低減工程において被覆層に形成さ
れる複数の溝は、切削ブレードを回転しつつ半導体ウエ
ーハを相対移動することによる切削によって形成され
る、請求項1記載の半導体ウエーハの加工方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002018795A JP2003224087A (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | 半導体ウエーハの加工方法 |
DE10391795T DE10391795B4 (de) | 2002-01-28 | 2003-01-16 | Verfahren zum Bearbeiten und Zerteilen eines Halbleiterwafers |
US10/471,401 US6944370B2 (en) | 2002-01-28 | 2003-01-16 | Method of processing a semiconductor wafer |
PCT/JP2003/000302 WO2003065430A1 (fr) | 2002-01-28 | 2003-01-16 | Procede de traitement d'une plaquette a semi-conducteurs |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002018795A JP2003224087A (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | 半導体ウエーハの加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003224087A true JP2003224087A (ja) | 2003-08-08 |
Family
ID=27654000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002018795A Pending JP2003224087A (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | 半導体ウエーハの加工方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6944370B2 (ja) |
JP (1) | JP2003224087A (ja) |
DE (1) | DE10391795B4 (ja) |
WO (1) | WO2003065430A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015167968A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | 株式会社ディスコ | レーザー加工方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005101290A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Disco Abrasive Syst Ltd | 半導体ウエーハの分割方法 |
JP5657302B2 (ja) * | 2010-08-04 | 2015-01-21 | 株式会社ディスコ | 切削方法 |
CN111599671B (zh) * | 2019-02-21 | 2024-10-18 | 东莞新科技术研究开发有限公司 | 一种长形条半导体背面开槽以消除应力的方法 |
CN112542373B (zh) * | 2020-11-05 | 2023-07-21 | 山西中科潞安紫外光电科技有限公司 | 一种提高翘曲蓝宝石晶圆研磨良率的方法 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69516035T2 (de) * | 1994-05-23 | 2000-08-31 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Verfharen zum Herstellen eines mit hartem Material bedeckten Halbleiters |
US5855988A (en) * | 1995-11-27 | 1999-01-05 | Nippon Paint Co., Ltd. | Electromagnetic wave absorbing shielding material |
US5900674A (en) * | 1996-12-23 | 1999-05-04 | General Electric Company | Interface structures for electronic devices |
US5850498A (en) * | 1997-04-08 | 1998-12-15 | Alliedsignal Inc. | Low stress optical waveguide having conformal cladding and fixture for precision optical interconnects |
JP3423245B2 (ja) * | 1999-04-09 | 2003-07-07 | 沖電気工業株式会社 | 半導体装置及びその実装方法 |
JP2000331524A (ja) | 1999-05-17 | 2000-11-30 | Kenwood Corp | 光ガイドの固定構造 |
JP2001058453A (ja) | 1999-08-20 | 2001-03-06 | Alps Electric Co Ltd | 熱転写プリンタ |
KR100699649B1 (ko) | 1999-08-23 | 2007-03-23 | 로무 가부시키가이샤 | 반도체장치 및 그 제조방법 |
JP2001060591A (ja) | 1999-08-23 | 2001-03-06 | Rohm Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JP3833858B2 (ja) | 1999-08-23 | 2006-10-18 | ローム株式会社 | 半導体装置およびその製造方法 |
JP3833859B2 (ja) | 1999-10-14 | 2006-10-18 | ローム株式会社 | 半導体装置およびその製造方法 |
US6621951B1 (en) * | 2000-06-27 | 2003-09-16 | Oluma, Inc. | Thin film structures in devices with a fiber on a substrate |
JP2002270719A (ja) * | 2001-03-07 | 2002-09-20 | Sony Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
JP4856328B2 (ja) * | 2001-07-13 | 2012-01-18 | ローム株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
-
2002
- 2002-01-28 JP JP2002018795A patent/JP2003224087A/ja active Pending
-
2003
- 2003-01-16 WO PCT/JP2003/000302 patent/WO2003065430A1/ja active Application Filing
- 2003-01-16 DE DE10391795T patent/DE10391795B4/de not_active Expired - Lifetime
- 2003-01-16 US US10/471,401 patent/US6944370B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015167968A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | 株式会社ディスコ | レーザー加工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2003065430A1 (fr) | 2003-08-07 |
US6944370B2 (en) | 2005-09-13 |
DE10391795B4 (de) | 2013-02-21 |
DE10391795T5 (de) | 2005-02-17 |
US20040115903A1 (en) | 2004-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102251260B1 (ko) | 웨이퍼 가공 방법 | |
TWI260051B (en) | Semiconductor-device manufacturing method | |
JP2007096115A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH03204954A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
CN107369611B (zh) | 新型晶圆减薄背面金属化工艺 | |
JP2004140179A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
TW202003150A (zh) | 全邊切削之晶圓加工方法 | |
JP6558973B2 (ja) | デバイスチップの製造方法 | |
US6563196B2 (en) | Semiconductor wafer, semiconductor device and manufacturing method therefor | |
JP5936312B2 (ja) | 半導体ウエーハの加工方法 | |
US7037753B2 (en) | Non-planar surface for semiconductor chips | |
US8895363B2 (en) | Die preparation for wafer-level chip scale package (WLCSP) | |
JP2003224087A (ja) | 半導体ウエーハの加工方法 | |
JP5881504B2 (ja) | ウエーハの加工方法 | |
JP4528758B2 (ja) | 転写テープ及びこの転写テープを用いた半導体装置の製造方法 | |
JP6482454B2 (ja) | 電子部品の製造方法ならびに電子部品製造装置 | |
US20090137097A1 (en) | Method for dicing wafer | |
JP2644069B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2005116614A (ja) | 積層ウェーハの加工方法 | |
JP2003124147A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS62112348A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
EP0499752B1 (en) | Method for dividing a semiconductor wafer comprising a semiconductor layer and a metal layer into chips | |
JP2004158776A (ja) | 半導体デバイスの製造方法 | |
JP2004025402A (ja) | 半導体ウェハの保護テープの切断方法および切断装置 | |
JP2004363154A (ja) | 半導体装置の製造方法及び半導体基板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061107 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061226 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070403 |