JP2003221018A - パレットの破損検出装置 - Google Patents

パレットの破損検出装置

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JP2003221018A
JP2003221018A JP2002194022A JP2002194022A JP2003221018A JP 2003221018 A JP2003221018 A JP 2003221018A JP 2002194022 A JP2002194022 A JP 2002194022A JP 2002194022 A JP2002194022 A JP 2002194022A JP 2003221018 A JP2003221018 A JP 2003221018A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パレットの欠けなどの破損を、容易に且つ確実
に検出し得るパレットの破損検出装置を提供する。 【解決手段】所定間隔置きに配置された桁材の表面に板
材3が多数並設されてなる木製のパレット1における板
材3の欠け等を検出する装置であって、パレット1の搬
送経路の途中に、パレットを通過し得る案内空間部51
を有する枠状フレーム52に、パレット1の各板材3に
応じて多数の破損検出用リミットスイッチ53が設けら
れてなる検出装置本体部12と、この検出装置本体部2
1の上手側に、パレットの板材3が上記破損検出用リミ
ットスイッチ53に対応する位置となるように、パレッ
トの位置を合わせるための位置合わせ装置部13とを配
置したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パレットの破損検
出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、荷物を倉庫に格納したり、荷物
を工場内で移動させる場合、すなわち荷物を搬送する場
合には、パレットが多用されている。
【0003】このパレットとしては、木製またはプラス
チック製(合成樹脂製)のものがあるが、木製の場合に
は、例えば広い間隔を有して配置された3本の桁材の上
下面に、複数本の帯状の板材が短い間隔でもって並設さ
れたものである。
【0004】そして、通常、パレットはフォークリフト
にて搬送されるため、パレットには、そのフォーク部を
挿入し得る挿通穴が少なくとも一対設けられており、例
えば木製のパレットの場合には、上記隣接する各桁材の
間が挿通穴とされていた。
【0005】ところで、荷物をパレットを介してフォー
クリフトにより搬送する場合、パレットの挿通穴にフォ
ーク部が挿入されることになるが、しばしば、表面に設
けられた板材に衝突したり、またその揚げ降ろし作業が
荒い場合には、板材に欠けが発生する。
【0006】このように、パレットに欠けなどの破損が
あると、荷物に傷をつけたりする場合があるとともに、
破損がひどくなるため、早目に、補修する必要がある
が、従来、このパレットに欠けなどの破損が発生してい
るか否かの検査は、目視により行われていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、パレ
ットに欠けなどの破損が発生しているか否かの検査を目
視にて行う場合には、非常に面倒であるとともに、どう
しても、見逃す場合もあった。
【0008】そこで、本発明は、パレットの欠けなどの
破損を、容易に且つ確実に検出し得るパレットの破損検
出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の手段は、表面に帯状部材が並設され
てなるパレットの上記帯状部材の破損を検出する装置で
あって、パレットの搬送経路の途中に、パレットの帯状
部材の表面に接触して、その接触位置の変動により、当
該帯状部材の破損を検出する接触式検出手段を配置した
パレットの破損検出装置である。
【0010】また、本発明の第2の手段は、表面に帯状
部材が並設されてなるパレットの上記帯状部材の破損を
検出する装置であって、パレットの搬送経路の途中に、
パレットの帯状部材の表面に接触して、その接触位置の
変動により、当該帯状部材の破損を検出する接触式検出
手段を配置するとともに、この接触式検出手段の上手側
に、上記接触式検出手段に対するパレットにおける帯状
部材の位置を合わせる位置合わせ手段を設けたパレット
の破損検出装置である。
【0011】また、本発明の第3の手段は、上記第2の
手段の破損検出装置における接触式検出手段の上手側
に、パレットが検出対象物であるか否かを判断する判断
手段を設け、且つこの判断手段にて検出対象物であると
判断された場合に、位置合わせ手段によりパレットの帯
状部材の位置を合わせるとともに、上記接触式検出手段
による帯状部材の破損の検出を行うようにしたものであ
る。
【0012】また、本発明の第4の手段は、上記第2ま
たは第3の手段の破損検出装置における位置合わせ手段
を、パレットを搬送経路に沿って搬送させる搬送用フレ
ームと、この搬送用フレームに設けられてパレットを所
定位置にて停止させるパレット停止手段と、このパレッ
ト停止手段にて停止されたパレットを昇降させるパレッ
ト昇降手段と、このパレット昇降手段にて搬送用フレー
ムにおける搬送面から上昇されたパレットを、搬送用フ
レームの一方の側部に設けられた基準面に当接させるパ
レット移動手段とから構成したものである。
【0013】また、本発明の第5の手段は、上記第1乃
至第4の手段のいずれかの破損検出装置におけるパレッ
トが、両面に帯状部材が並設されたものである場合に、
接触式検出手段を、パレットの両面に対応させて配置し
たものである。
【0014】また、本発明の第6の手段は、上記第1乃
至第5の手段のいずれかの破損検出装置における接触式
検出手段を、接触検出部の検出動作方向とは異なる方向
に揺動し得るように設けたものである。
【0015】また、本発明の第7の手段は、上記第1乃
至第6の手段のいずれかの破損検出装置における接触式
検出手段として、リミットスイッチを使用したものであ
る。また、本発明の第8の手段は、上記第1乃至第6の
手段のいずれかの破損検出装置における接触式検出手段
として、パレットの帯状部材の表面に接触して傾動可能
にされた接触検出部である検出レバーを有するリミット
スイッチを使用し、且つ上記検出レバーの傾動動作面が
パレットの搬送方向を含む鉛直面にほぼ一致させるとと
もに、当該接触式検出手段の揺動動作面が、パレットの
搬送方向と直交する鉛直面にほぼ一致させたものであ
る。
【0016】さらに、本発明の第9の手段は、上記第1
乃至第8の手段のいずれかの破損検出装置において、パ
レットを木製としたものである。上記各手段の構成によ
ると、例えば木製のパレットの表面に設けられた帯状部
材の表面に接触してその接触位置の変動を検出し得る接
触式検出手段、例えばリミットスイッチを具備したの
で、非常に、簡単な構成でありながら、パレットに生じ
た欠けなどの破損を、自動的に且つ確実に検出し得る。
【0017】また、接触式検出手段としてリミットスイ
ッチを用いた場合、その接触検出部である検出レバーの
検出動作方向とは異なる方向に揺動し得るようにしたの
で、パレットの欠けなどの破損部に検出レバーが嵌り込
んだ場合でも、接触式検出手段には、無理な力が作用す
るのを防止し得る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
に係るパレットの破損検出装置を、図1〜図7に基づき
説明する。
【0019】この破損検出装置は、荷物の搬送用として
使用するパレットの破損を検出するもので、まず、パレ
ットについて説明する。図1(a)に示すように、この
パレット1(P)は木製で且つ平面視が矩形状に形成さ
れており、所定所定間隔おきに3個配置された板状の桁
材2と、これら桁材2の上下面[表面(裏面も含む)]
に当該桁材2と直交する方向で且つ所定間隔おきに設け
られた複数の帯状の板材(帯状部材)3とから構成され
ており、特に、この板材3に欠けなどの破損が発生して
いる否かが検出される。なお、以下、パレット1(P)
については、板材3の長手方向を幅方向Wと称し、また
外側の両桁材2が設けられている部分を左右の側部と称
するとともに、各桁材2間に形成された左右一対のフォ
ークリフトのフォーク部の挿入穴4の軸心方向を前後方
向と称する。
【0020】ところで、パレットの破損検出装置は、パ
レットの搬送経路の途中に設けられるものであり、この
搬送経路を搬送されるパレットについては、木製の他
に、プラスチック製(合成樹脂製)のものがあり、さら
に各材質ごとにも、大きさが異なる例えば大小2種類の
ものがある。
【0021】そして、上述したように、この破損検出装
置は、木製のパレットを検出対象とするものであり、し
たがってこの破損検出装置には、プラスチック製のパレ
ットとの区別を行う機能が具備されている。
【0022】すなわち、図1(b)に示すように、この
プラスチック製のパレット5(P)は、桁材2,2間の
前部および後部がほぼ全面に亘って開口(挿入穴であ
る)された木製のパレット1とは異なり、一体に成型さ
れた矩形状の枠部材6の左右位置に、それぞれフォーク
リフトのフォーク部が挿入し得る挿入穴7,7が前後方
向で形成されたもので、このため、桁材2だけにより挿
入穴4,4が形成された木製のパレット1に比べて、十
分な長さSを有している。なお、木製のパレット1につ
いては、桁材2の厚みTだけとなる。
【0023】したがって、この破損検出装置には、パレ
ットの左右の側部端面から所定距離L(例えば、TとS
との中間位置)だけ離れた位置が開口しているか否かを
検出することにより、パレットの種類を検出(判断)す
る機能が具備されている。
【0024】また、パレットの搬送経路においては、大
小のパレットを搬送し得るように搬送経路の搬送可能幅
が広くされている。したがって、この破損検出装置に
は、搬送経路に沿う方向に配置されたパレット1の板材
3の表面をできるだけ正確に検出し得るように、すなわ
ち板材3の中心部を検出し得るように、搬送経路上のパ
レットを所定の基準面(基準位置ともいう)に合せるた
めの機能が具備されている。
【0025】以下、上記各機能を具備した破損検出装置
を、図2〜図7に基づき説明する。すなわち、図2〜図
5に示すように、この破損検出装置11は、パレットP
の破損を検出する検出装置本体部12と、パレットPの
種類を検出するとともにパレットPを所定の基準面に合
わせるためのパレット位置合わせ装置部(位置合わせ手
段)13とから構成されている。
【0026】上記パレット位置合わせ装置部13は、パ
レットPの搬送経路Aの途中に所定長さでもって設けら
れるとともに、それぞれパレットの板状ガイド部21
(21A,21B)が設けられた左右一対の側部フレー
ム22(22A,22B)およびこれら両側部フレーム
22を支持する脚部フレーム23からなる搬送用フレー
ム24と、この搬送用フレーム24の両側部フレーム2
2の前後部にそれぞれ回転自在に配置されたスプロケッ
ト25,26と、各側部フレーム22の前後位置におけ
る両スプロケット25,26に亘って無端状に巻回され
たパレットの搬送用チェーン27と、上記前部(搬送方
向下手側)における左右のスプロケット25,25同士
を連結する連結軸28と、例えば側部フレーム22に設
けられてこの連結軸28を回転させる電動機29と、上
記両側部フレーム22,22間位置で第1昇降用シリン
ダ装置30により昇降自在に設けられて、搬送されてく
るパレットの先端に当接してパレットPを停止させる停
止部材であるパレット停止板31と(第1昇降用シリン
ダ装置およびパレット停止板とによりパレット停止手段
が構成される)、このパレット停止板31の上手側位置
で且つさらに前後位置(上手位置および下手位置)に配
置されて、それぞれ第2昇降用シリンダ装置32により
昇降自在にされてパレットを下方から支持して昇降させ
る前後一対のパレット昇降体(リフターともいう)33
と(第2昇降用シリンダ装置およびパレット昇降体とに
よりパレット昇降手段が構成される)、パレット停止板
31より上手側の一方の側部フレーム22(22A)側
に設けられた押出用シリンダ装置34により他方の側部
フレーム22(22B)側に出退自在に設けられるとと
もにパレット昇降体33上のパレットを他方の側部フレ
ーム22(22B)側に設けられたガイド部21bの表
面である基準面Bに接触(当接)させてパレットの位置
合わせを行うためのパレット押出板35(押出用シリン
ダ装置およびパレット押出板によりパレット移動手段が
構成される)とから構成されている。なお、上記パレッ
ト停止板31、パレット昇降体33およびパレット押出
板35は、それぞれ筒状部に案内される一対のガイド棒
36〜38により、所定方向に案内されている。
【0027】また、このパレット位置合わせ装置部13
には、パレット停止板31の直ぐ上手側の位置に設けら
れてパレットの有無(在荷の有無)を検出するとともに
パレット停止板31によるパレット停止後に搬送用チェ
ーン27を停止させるための第1リミットスイッチ41
と、搬送用フレーム24に且つパレット停止板31の直
ぐ上手側の位置に設けられてパレットが検出対象物であ
るか否かの判断を行う、すなわちパレットの木製・プラ
スチック製の種類を検出するための種類検出手段(判断
手段)における検出部としてのフォトセンサー42と、
上記パレット昇降体33側に設けられて当該昇降体上で
のパレットの有無(在荷の有無)を検出するための第2
リミットスイッチ43とが具備されている。
【0028】なお、上記フォトセンサー42は、例えば
一方の側部フレーム22(22A)に発光部42aが取
り付けられるとともに、他方の側部フレーム22(22
B)に受光部42bが取り付けられている。
【0029】上記フォトセンサー42は、パレットPの
先端面からフォーク部の挿入穴までの長さLを検出する
ことにより、検出対象である木製のパレットであるか否
かを判断するもので、木製であると判断された場合に
は、第1昇降用シリンダ装置30を駆動して通常は上昇
されている(パレットを停止させ得る位置)パレット停
止板31を下降させるとともに、第2昇降用シリンダ装
置32を駆動してパレット昇降体33を上昇させて、パ
レットPの下面をその搬送面である搬送用チェーン27
の載置面から少し持ち上げる。
【0030】また、パレット昇降体33の上昇時に、第
2リミットスイッチ43によりパレットの持ち上げ動作
が検出されると、所定時間、例えば数秒後に、押出用シ
リンダ装置34が駆動されてパレット押出板35によ
り、パレット昇降体33上のパレットが基準面Bに押し
付けられる(移動される)。なお、引き続いて、自動的
に、パレット押出板35が元の位置に戻されるとともに
パレット昇降体33が下降してパレットを搬送用チェー
ン27に載置させた後、搬送用チェーン27が駆動され
て当該パレットは検出装置本体部12に送られる。
【0031】また、上記検出装置本体部12は、図6お
よび図7に示すように、上記搬送用フレーム24の直ぐ
下手位置で例えば搬送用フレーム24の先端部から立設
されて搬送用フレーム24から搬送されてくるパレット
Pを通過させ得る矩形状の案内空間部51が形成された
枠状フレーム52と、この枠状フレーム52の上下位置
で、且つ木製パレット1の各板材3に対応する位置(中
心位置)でそれぞれ配置された板材3の欠けなどの破損
(以下、欠け等という)を検出するための複数個の破損
検出用リミットスイッチ(接触式検出手段の一例)53
とから構成されている。なお、パレット1(P)の両端
に設けられた板材3に対しては、欠け等がよく発生する
ために、破損検出用リミットスイッチ53がそれぞれ2
個並列に配置されている。これら各破損検出用リミット
スイッチ53は、スイッチ本体部53aと、このスイッ
チ本体部53aに傾動自在に取り付けられた検出レバー
53bと、この検出レバー53bの先端に取り付けられ
てパレットPの表面に接触するローラ部(接触部)53
cとから構成されており、パレットの表面にローラ部5
3cが接触して検出レバー53bが所定角度以上に傾動
した際に、検出信号を出力するものである。なお、搬送
用フレーム24側に配置される各リミットスイッチ4
2,43についても、上記破損検出用リミットスイッチ
53と同様の構成のものである。
【0032】また、上記各破損検出用リミットスイッチ
53からの検出信号並びに上記各リミットスイッチ4
1,43およびフォトセンサー42からの検出信号を入
力して、それぞれに対応する各機器の動作を行わせる制
御部(図示せず)が具備されている。
【0033】この制御部では、例えば各破損検出用リミ
ットスイッチ53からの検出信号が入力されて欠け等が
発生している場合には、その旨の信号が下手側に設けら
れたパレットの排出手段に出力され、また上記各リミッ
トスイッチ41,43およびフォトセンサー42からの
検出信号が入力されると、それぞれに対応する各機器
(例えば、シリンダ装置、電動機など)が駆動される。
なお、上記フォトセンサー42と、制御部におけるパレ
ットの種類を検出する検出回路とにより、パレットの種
類検出手段が構成される。
【0034】次に、パレットの欠け等の検出動作の全体
の流れについて説明する。搬送経路Aに沿ってパレット
が位置合わせ装置部13の搬送用フレーム24上に搬送
されると、まず搬送面上に上昇されているパレット停止
板31にてパレットPが停止された後、第1リミットス
イッチ41からのパレットの検出信号により、搬送用チ
ェーン27が停止される。
【0035】次に、フォトセンサー42により、パレッ
トPの先端からフォーク部の挿入穴までの距離(先端を
検出したときから挿入穴を検出するまでの時間×パレッ
トの搬送速度)Lが検出され、この検出値により制御部
にて、すなわち種類検出手段にて、木製かプラスチック
製かの検出(判断)が行われる。
【0036】もし、検出対象である木製のパレット1
(P)であると判断された場合には、第2昇降用シリン
ダ装置32によりパレット昇降体33が上昇されてパレ
ット1をその搬送面から所定高さだけ持ち上げる。この
とき、パレット停止板31が下降される。
【0037】次に、第2リミットスイッチ43により、
パレット1の持ち上げが検出されると、押出用シリンダ
装置34によりパレット押出板35がパレット1側に突
出されて、当該パレット1を基準面Bに押し付ける。
【0038】パレット1が基準面Bに押し付けられる
と、この時点で、その板材3の中心が、検出装置本体部
12に設けられた各破損検出用リミットスイッチ53の
ローラ部53cの位置に対応することになる。
【0039】そして、この位置合わせが完了すると、パ
レット押出板35が元の位置に戻されるとともにパレッ
ト昇降体33が下降し、当該パレット1が再び搬送用チ
ェーン27上に載置された後、搬送用チェーン27の駆
動により、検出装置本体部12側に搬送されて、枠状フ
レーム52の案内空間部51内に導かれる。
【0040】パレット1が案内空間部51に導かれる
と、パレット1の上下面に配置された破損検出用リミッ
トスイッチ53のローラ部53cが板材3の表面にそれ
ぞれ接触し、表面に欠け等がない場合には、検出レバー
53bが所定角度以上に傾動して検出信号が出力される
が、欠け等がある場合には、その破損部分で、ローラ部
53cの接触位置が変動し、すなわち検出レバー53b
の傾動角度が減り、結果として検出信号が出力されなく
なる。
【0041】したがって、パレット1の検出開始から検
出終了までの間に、この傾動角度の変動、すなわち検出
信号の出力がなくなると、そのパレット1に欠け等が生
じていると判断される。
【0042】詳しく言うと、リミットスイッチ53は、
ローラ部53cの接触位置の変動により欠け等があるか
否かを検出するためのものであり、したがって板材3の
端部が欠けていれば直ちに検出され、一方、板材3の中
間位置に欠け等がある場合には、最初は、検出信号が出
力されているが、途中で信号が検出されなくなることで
判断することができる。
【0043】この検出装置本体部12により、欠け等が
検出された場合には、勿論、下手側に設けられた排出手
段にて、搬送経路Aから取り出され補修に回される。な
お、フォトセンサー42により、パレットPがプラスチ
ック製であると判断された場合には、検出対象でないの
で、第1昇降用シリンダ装置30によりパレット停止板
31が下降するとともに、搬送用チェーン27が駆動さ
れて、そのまま下手側に搬送される。勿論、この場合に
は、下手側の検出装置本体部12からの破損検出用リミ
ットスイッチ53からの検出信号は無視される。
【0044】このように、例えば木製のパレットの上下
面に設けられた板材の表面に接触してその接触位置の変
動を検出し得る破損検出用リミットスイッチを具備した
ので、非常に、簡単な構成でありながら、パレットに生
じた欠けなどの破損を、自動的に且つ確実に検出するこ
とができる。
【0045】次に、本発明の第2の実施の形態に係るパ
レットの破損検出装置を、図8〜図14に基づき説明す
る。上記第1の実施の形態においては、破損の検出対象
となるパレットを、その上面および下面にそれぞれ並列
に設けられる帯状の板材同士の隙間が狭いもの(例え
ば、6枚づつ並列に設けられたもの)として説明した
が、本第2の実施の形態に係る検出対象は、帯状の板材
同士の間隔が広く(例えば、3枚程度並列に設けられた
もの)された面である。また、上記第1の実施の形態に
おいては、パレットの破損を検出する以外に、木製とプ
ラスチック製のパレットを区別する機能を具備させたも
のとして説明したが、本第2の実施の形態では、単に、
パレットの破損を検出するだけのものとして説明する。
【0046】以下、第2の実施の形態に係るパレットの
破損検出装置について説明するが、第1の実施の形態と
同様に、再度、パレットとともに破損検出装置について
説明する。
【0047】図8に示すように、破損検出対象であるパ
レット61は木製で且つ平面視が矩形状に形成されてお
り、所定所定間隔おきに3個配置された板状の桁材62
と、これら桁材62の上面および下面(表面)に当該桁
材62と直交する方向で且つ所定間隔おきに設けられた
複数枚の帯状の板材(帯状部材)63とから構成されて
おり、またこのパレット61は、荷物を直接載置する上
面に狭い間隔で6枚の板材63が設けられるとともに、
搬送コンベヤに直接載置される下面に広い間隔で3枚の
板材63が設けられている。そして、本第2の実施の形
態では、下面に設けられた板材63に欠けなどの破損
(以下、欠け等という)が発生しているか否かが検出さ
れる。
【0048】ところで、図9および図10に示すよう
に、パレットの破損検出装置64は、荷物Wをパレット
61を介して搬送する搬送コンベヤ(荷物搬送経路を構
成するもので、具体的にはチェーンコンベヤが用いら
れ、図面にはチェーンだけを示している)65の途中に
設けられており、例えば搬送コンベヤ65の途中に配置
されて荷物Wの大きさを検出する荷姿検出装置66と一
緒に設けられている(勿論、一緒に設ける必要はな
い)。
【0049】まず、荷姿検出装置66を、図9および図
10に基づき簡単に説明しておく。この荷姿検出装置6
6は、搬送コンベヤ65を跨いで立設された門型支柱部
材71と、この門型支柱部材71の両側の各支柱部71
aに水平面内で揺動自在に設けられた鉛直方向の揺動軸
体72と、これら各揺動軸体72に上下一対のレバー7
3を介して鉛直方向で取り付けられた許容荷幅検知棒7
4と、これら各許容荷幅検知棒74の上部位置で搬送コ
ンベヤ65上に突出するように設けられた許容荷高検知
棒75と、門型支柱部材61の支柱部71aに高さ方向
で所定間隔おきに複数個設けられて荷物の高さを検出す
るためのフォトセンサ(図示せず)とから構成されてい
る。
【0050】例えば、搬送コンベヤ65上を搬送されて
きた荷物Wが許容幅および/または許容高さを超えてい
る場合、または搬送コンベヤ65上の荷物Wの姿勢が崩
れている場合には、許容荷幅検知棒74および/または
許容荷高検知棒75に接触して許容荷幅検知棒74が揺
動することにより、リミットスイッチなどを介して、そ
のことが検出される。勿論、検出された場合には、搬送
コンベヤ65が停止されるとともに、監視箇所にその旨
の通報が自動的に行われる。
【0051】次に、上記荷姿検出装置66側に設けられ
て、パレット61の下面に設けられた各板材63の欠け
等を検出するための破損検出装置64について説明す
る。この破損検出装置64は、図11〜図13に示すよ
うに、上記門型支柱部材71の搬送コンベヤ65より下
方位置で当該搬送コンベヤ65を横切って設けられた水
平連結部材76に設けられており、パレット61の各板
材63の両側縁部に対応する位置で上記水平連結部材7
6にそれぞれ設けられた複数個の揺動取付体77と、こ
れら各揺動取付体77に取り付けられたリミットスイッ
チ(接触式検出手段の一例)78とから構成されてい
る。なお、搬送コンベヤ65側には、パレット61の下
面の板材63を各リミットスイッチ78に対応する位置
に案内するように、ガイド部材(図示せず)が設けられ
ている。
【0052】上記揺動取付体77は、水平連結部材76
に固定される水平部81aおよびこの水平部81aの両
端部から上方に折り曲げられた左右の立設部81bから
なる正面視がU字形状の取付板81と、この取付板81
の両立設部81b,81b間に水平方向で設けられた支
持軸体82と、両突出部83a,83aの下部が上記支
持軸体82に揺動自在に支持された平面視がコの字形状
の揺動板83と、この揺動板83の両突出部83a,8
3a間である鉛直部83bの左右位置と取付板81とに
亘って取り付けられて当該揺動板83を取付板81側
(起立側)に付勢するばね材(例えば、引張コイルばね
が使用される)84とから構成されている。なお、この
揺動板83の起立姿勢は、その両突出部83a,83a
が例えば上記取付板81側に設けられた当接部に当接す
ることにより維持される。
【0053】そして、上記揺動板83の鉛直部83bに
リミットスイッチ78が取り付けられており、このリミ
ットスイッチ78は、スイッチ本体部85と、パレット
61の板材63の表面に接触して傾動することにより当
該板材63の有無すなわち欠け等の有無を検出する接触
検出部86とから構成され、またこの接触検出部86
は、スイッチ本体部85の上部に所定の第1軸心a回り
で傾動自在に設けられるとともに先端に上記所定の軸心
と平行な第2軸心b回りで回転自在な接触用のローラ部
(接触部)87が設けられた検出レバー88により構成
されている。
【0054】ここで、上記リミットスイッチ78の取付
方向および揺動取付体77の揺動方向について説明して
おく。このリミットスイッチ78は、その検出レバー8
8の傾動動作面(検出動作方向でもある)が、荷物Wの
搬送方向を含む鉛直面にほぼ一致する(少しは、左右に
傾いてもよく、この意味で、ほぼという語句を使用して
いる)ように取り付けられており、また揺動板83は、
検出レバー88に、その傾動動作面に対してほぼ直交す
る方向の力が作用した際に、当該リミットスイッチ78
が、その直交方向の力を逃がし得るように(揺動するよ
うに)取り付けられている。
【0055】より具体的に説明すると、取付板81に設
けられる支持軸体82はパレット61の搬送方向と同一
方向で設けられており、したがってリミットスイッチ7
8を取り付けている揺動板83は、搬送方向と直交する
鉛直面内で揺動自在にされており、さらにリミットスイ
ッチ78は、第1軸心aである検出レバー88の傾動中
心軸の軸心方向が搬送方向と直交する水平方向となるよ
うに取り付けられている。
【0056】次に、パレットの破損検出動作について説
明する。この破損検出動作の説明においては、荷姿検出
装置66についての説明を省略するとともに、図14
(a)および(b)に示すように、パレット61の板材
63の途中に割円状の欠け63aがある場合について説
明する。
【0057】搬送コンベヤ65により荷物を載置したパ
レット61が、リミットスイッチ78上に搬送されて来
ると、板材63に欠けが無い部分では、ローラ部87が
その下面に接触し検出レバー88が所定角度以上に傾動
されて、所定の検出信号が出力されるが、欠け63aが
在る部分では、ローラ部87の接触が解放されて、検出
レバー88の傾動角度が減り、結果として検出信号が出
力されなくなる。
【0058】したがって、パレット61が当該リミット
スイッチ78上を移動している際に、リミットスイッチ
78からの検出信号が無くなった場合には、欠け63a
が発生していると判断される。なお、パレット61がリ
ミットスイッチ78上を移動しているという状態は、例
えば搬送経路の側方に設けられたパレット検出手段(具
体的にはフォトセンサ)により検出されている。
【0059】ところで、ローラ部87が欠け63aを検
出している場合で且つパレット61の移動により、ロー
ラ部87が欠け63aの後縁端に行くにしたがって[図
14(a)の仮想線にて示す]、当該ローラ部87に、
搬送コンベヤ65の搬送方向とほぼ直交する方向(正確
には、欠け面に対する法線方向である)に押出力cが作
用することになるが、この押出力により、リミットスイ
ッチ78は、揺動取付体77の揺動板83により、その
方向に揺動して、当該リミットスイッチ78の検出レバ
ー88の傾動方向とほぼ直交する方向に作用する無理な
押出力を逃がすことができる。
【0060】この破損検出装置の構成によると、例えば
木製のパレットの表面に設けられた板材63の表面に接
触してその接触位置の変動を検出し得る接触式検出手
段、例えばリミットスイッチ78を具備したので、非常
に、簡単な構成でありながら、パレット61に生じた欠
け63aなどの破損を自動的に且つ確実に検出すること
ができ、しかもその接触検出部である検出レバー88の
検出動作方向すなわち傾動動作方向とは異なる直交方向
に揺動し得るようにしたので、パレット61の欠け63
aなどの破損部に検出レバー88が嵌り込んだ場合で
も、リミットスイッチ78に無理な力が作用するのを防
止することができる。
【0061】ところで、上記各実施の形態においては、
破損検出用のリミットスイッチにて欠け等を検出する際
に、リミットスイッチから検出信号が出力されている場
合が欠け等のない正常な状態であり、検出信号がなくな
った場合に、欠け等が発生していると判断するようにし
たが、逆に、欠け等の部分で、検出レバーの傾動角度が
減少した場合に、検出信号を出力するようにしてもよ
い。
【0062】また、上記各実施の形態においては、破損
検出用のリミットスイッチを接触用のローラ部が設けら
れた検出レバーが傾動することにより検出信号を出力す
るものとして説明したが、例えば接触用のローラ部が設
けられた検出レバーが所定方向でスイッチ本体部に対し
て出退するものであってもよい。
【0063】要するに、破損検出手段としては、接触用
のローラ部に相当する検出部分が、パレットに生じた欠
け等の表面に接触して、その変動量を検出し得るもので
あれば、その形式は問わない。
【0064】また、上記第2の実施の形態において説明
した破損検出装置、すなわち揺動自在に設けられた接触
式検出手段を、第1の実施の形態にて説明した破損検出
装置にも適用することができる。
【0065】また、上記第2の実施の形態においては、
パレット下面の板材の欠けなどの破損を検出する場合に
ついて説明したが、パレット上に荷物が載置されていな
いような搬送経路に設ける場合には、パレット上面の板
材の欠けなどの破損を検出するようにしてもよい。
【0066】さらに、上記各実施の形態において説明し
たパレットの搬送経路は、例えば自動倉庫における荷物
の搬入および搬出部分に設けられるもので、勿論、この
他、荷物の取扱設備などに設けられる搬送経路であって
もよい。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明のパレットの破損検
出装置の構成によると、例えば木製のパレットの表面に
設けられた帯状部材の表面に接触してその接触位置の変
動を検出し得る接触式検出手段、例えばリミットスイッ
チを具備したので、非常に、簡単な構成でありながら、
パレットに生じた欠けなどの破損を、自動的に且つ確実
に検出することができる。
【0068】また、接触式検出手段としてリミットスイ
ッチを用いた場合、その接触検出部である検出レバーの
検出動作方向とは異なる方向に揺動し得るようにしたの
で、パレットの欠けなどの破損部に検出レバーが嵌り込
んだ場合でも、接触式検出手段には、無理な力が作用す
るのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるパレットの
斜視図で、(a)は木製のものを示し、(b)はプラス
チック製のものを示す。
【図2】同第1の実施の形態におけるパレットの破損検
出装置の全体構成を示す側面図である。
【図3】同破損検出装置の全体構成を示す平面図であ
る。
【図4】図2のC−C矢視図である。
【図5】図2のD−D矢視図である。
【図6】同破損検出装置における検出装置本体部の正面
図である。
【図7】図6のE−E矢視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるパレットの
斜視図である。
【図9】同第2の実施の形態におけるパレットの破損検
出装置の全体構成を示す側面図である。
【図10】図9のF−F矢視図である。
【図11】同破損検出装置の要部構成を示す正面図であ
る。
【図12】図11のG−G矢視図である。
【図13】同破損検出装置の要部構成を示す平面図であ
る。
【図14】同破損検出装置における検出動作を示す図
で、(a)は要部切欠平面図、(b)は要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 パレット(木製) 2 桁材 3 板材 4 挿通穴 5 パレット(プラスチック製) 11 破損検出装置 12 検出装置本体部 13 位置合わせ装置部 21 ガイド部 22 側部フレーム 24 搬送用フレーム 27 搬送用チェーン 30 第1昇降用シリンダ装置 31 パレット停止板 32 第2昇降用シリンダ装置 33 パレット昇降体 34 押出用シリンダ装置 35 パレット押出板 41 第1リミットスイッチ 42 フォトセンサー 43 第2リミットスイッチ 51 案内空間部 52 枠状フレーム 53 破損検出用リミットスイッチ 53b 検出レバー 53c ローラ部 61 パレット 62 桁材 63 板材 64 破損検出装置 65 搬送コンベヤ 71 門型支柱部材 76 水平連結部材 77 揺動取付体 78 リミットスイッチ 81 取付板 82 支持軸体 83 揺動板 84 ばね材 85 スイッチ本体部 86 接触検出部 87 ローラ部 88 検出レバー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に帯状部材が並設されてなるパレット
    の上記帯状部材の破損を検出する装置であって、 パレットの搬送経路の途中に、パレットの帯状部材の表
    面に接触して、その接触位置の変動により、当該帯状部
    材の破損を検出する接触式検出手段を配置したことを特
    徴とするパレットの破損検出装置。
  2. 【請求項2】表面に帯状部材が並設されてなるパレット
    の上記帯状部材の破損を検出する装置であって、 パレットの搬送経路の途中に、パレットの帯状部材の表
    面に接触して、その接触位置の変動により、当該帯状部
    材の破損を検出する接触式検出手段を配置するととも
    に、この接触式検出手段の上手側に、上記接触式検出手
    段に対するパレットにおける帯状部材の位置を合わせる
    位置合わせ手段を設けたことを特徴とするパレットの破
    損検出装置。
  3. 【請求項3】接触式検出手段の上手側に、パレットが検
    出対象物であるか否かを判断する判断手段を設け、 且つこの判断手段にて検出対象物であると判断された場
    合に、位置合わせ手段によりパレットの帯状部材の位置
    を合わせるとともに、上記接触式検出手段による帯状部
    材の破損の検出を行うようにしたことを特徴とする請求
    項2に記載のパレットの破損検出装置。
  4. 【請求項4】位置合わせ手段を、パレットを搬送経路に
    沿って搬送させる搬送用フレームと、この搬送用フレー
    ムに設けられてパレットを所定位置にて停止させるパレ
    ット停止手段と、このパレット停止手段にて停止された
    パレットを昇降させるパレット昇降手段と、このパレッ
    ト昇降手段にて搬送用フレームにおける搬送面から上昇
    されたパレットを、搬送用フレームの一方の側部に設け
    られた基準面に当接させるパレット移動手段とから構成
    したことを特徴とする請求項2または3に記載のパレッ
    トの破損検出装置。
  5. 【請求項5】パレットが、両面に帯状部材が並設された
    ものである場合に、接触式検出手段を、パレットの両面
    に対応させて配置したことを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれかに記載のパレットの破損検出装置。
  6. 【請求項6】接触式検出手段を、接触検出部の検出動作
    方向とは異なる方向に揺動し得るように設けたことを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のパレットの
    破損検出装置。
  7. 【請求項7】接触式検出手段として、リミットスイッチ
    を使用したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    に記載のパレットの破損検出装置。
  8. 【請求項8】接触式検出手段として、パレットの帯状部
    材の表面に接触して傾動可能にされた接触検出部である
    検出レバーを有するリミットスイッチを使用し、 且つ上記検出レバーの傾動動作面がパレットの搬送方向
    を含む鉛直面にほぼ一致させるとともに、当該接触式検
    出手段の揺動動作面が、パレットの搬送方向と直交する
    鉛直面にほぼ一致させたことを特徴とする請求項1乃至
    6のいずれかに記載のパレットの破損検出装置。
  9. 【請求項9】パレットが木製であることを特徴とする請
    求項1乃至8のいずれかに記載のパレットの破損検出装
    置。
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KR101890298B1 (ko) * 2017-04-19 2018-08-21 정지현 육묘상자 검사장치
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