JP2004053334A - パレットの不良検出装置、及び、パレットの不良検出方法 - Google Patents

パレットの不良検出装置、及び、パレットの不良検出方法 Download PDF

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Kazunari Nakamura
中村 和成
Koyo Yoshinaga
吉永 幸洋
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Abstract

【課題】木製パレットの上デッキ板及び下デッキ板のクギ打ち付け部分のクギの強度不足や脱落を検出する。
【解決手段】搬送される木製パレットWを所定の位置に位置決めし、位置決め位置から持ち上げた状態で、探触子可動フレーム14Lを、パレットWの空隙に挿入する。挿入された探触子可動フレーム14Lに設けられている上部探触子15Uによって上デッキ板を押圧し、下部探触子15Dによって下デッキ板を押圧する。パレットWの空隙の内側から外側に向かって押圧し、上デッキ板及び下デッキ板の変位を検知してパレットWの不良を検出する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパレットの不良検出装置、及び、パレットの不良検出方法に関し、特に木製パレットについての不良検出装置、及び、不良検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
木製パレットは、飲料をはじめとして、各種の物品の輸送や保管等に広く使用されている。このパレットの一部が破損したり、腐食等により強度が低下したりすると、フォークリフト等での輸送時に製品の荷崩れ等をおこして製品が破損するという問題が生じてくる。
【0003】
そこで、このような不都合を解消すべく、木製パレットを使用する前に該パレットの上下板やブロックの強度の低下、腐食及び脱落等を検出する装置が提案されている。
この木製パレットの不良検出装置の構成例ついて、図21及び図22を参照して説明する。不良検出装置においては、図21及び図22に示されているように、コンベヤa上を矢印Hの搬送方向に流れてくる木製パレットbを、所定位置に位置決めする。そして、この状態でパレットbの上下左右前後の6方向からエアシリンダ装置によって上板c、下板d、けた板eを同時に押しつける。このときの上下板c,d等の必要以上の変位を、各エアシリンダ装置のストロークエンドに設けられたスイッチ等により検知する。必要以上の変位が検知された場合は強度の低下、腐食及び脱落のいずれかであるとして不良と判断する。一方、検知されない場合は正常と判断する。そして、検査終了後は木製パレットの良否判断信号が下流ラインのパレット分別装置に出力され、不良パレットと正常パレットが別々の積み付け装置に搬送される。なお、図21及び図22において、符号gは搬送中のパレットbを挟持した状態で回転駆動されて、該パレットbの上下面に付着したゴミ等を取り除くブラシロール対である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、木製パレットの組み立ては、通常、クギ等を打ちつけることによって行われる。このため、上板cを固定するクギの強度(固定部分の強度)不足や脱落によりフォークリフトでの荷積み・荷下ろし時にパレットbの上板cが外れて荷崩れを起こす可能性がある。
【0005】
従って、荷崩れを確実に防止するためには、木製パレットbの上下板c,dやけた板eの強度低下、腐食及び脱落等の検出に加えて、上板cを固定するクギの強度不足や脱落をも検出する必要がある。しかしながら、上述した不良検出装置においては、上下板c,d共にクギの打ち付け方向からエアシリンダ装置で押しつけるようにしているため、上板cの打ち付け部のクギの強度不足や脱落を検出することができないという欠点がある。
【0006】
本発明はかかる欠点を解決するためになされたものであり、その目的は木製パレットの上下板等の固定部分の強度不足や脱落を検出できる木製パレットの不良検出装置、及び、木製パレットの不良検出方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1による不良検出装置は、所定間隔を設けて固定された複数の板を含んで構成されるパレットについての不良検出装置であって、前記パレットを構成する板同士の間に形成された空隙に探触子を挿入する駆動手段と、前記駆動手段によって挿入された前記探触子を作動させて前記固定された複数の板それぞれについて空隙の内側から外側方向に押圧を行う探触子作動手段と、前記押圧の際における前記複数の板の変位を検知する変位検知手段とを含み、前記変位検知手段の検知結果によって前記パレットについての不良を検出するようにしたことを特徴とする。複数の板をそれぞれ押圧し、その変位を検出することにより、板それぞれの固定部分の強度不足や脱落を検出できる。
【0008】
本発明の請求項2による不良検出装置は、請求項1において、前記パレットは、けた板と、前記けた板を介して固定される複数の上板及び下板とを有し、
前記探触子は、複数の前記上板及び前記下板のそれぞれに対応する位置に設けられていることを特徴とする。けた板を介して固定される複数の上板及び下板それぞれに対応する位置に探触子を設けることにより、上板及び下板の固定部分の強度不足や脱落を検出できる。
【0009】
本発明の請求項3による不良検出装置は、請求項2において、前記探触子は、前記上板及び前記下板の対向面に対して略垂直に前進運動することで前記上板及び前記下板を押圧するエアシリンダを含むことを特徴とする。上板及び下板の対向面を略垂直に押圧することにより、固定部分の強度不足や脱落を確実に検出できる。
【0010】
本発明の請求項4による不良検出装置は、請求項1乃至3のいずれか1項において、前記パレットの搬送を停止させるストッパと、前記ストッパによって搬送停止されたパレットの位置決めを行うプッシャと、このプッシャによって位置決めされたパレットを所定位置まで持ち上げるリフトとを更に含み、前記駆動手段は、前記リフトによって持ち上げられた前記パレットの前記空隙に前記探触子を挿入することを特徴とする。位置決め後のパレットについて探触子を挿入し、押圧することにより、各上板及び下板それぞれについて、その固定部分の強度不足や脱落を検出できる。
【0011】
本発明の請求項5による不良検出装置は、請求項1乃至4のいずれか1項において、前記駆動手段による前記探触子の挿入の際に該探触子を前記空隙に案内する案内部材を更に含むことを特徴とする。案内部材を設けることにより、パレットの不良の程度が大きなものであっても、探触子を空隙に確実に案内することができる。
【0012】
本発明の請求項6による不良検出方法は、所定間隔を設けて固定された複数の板を含んで構成されるパレットについての不良検出方法であって、前記パレットを構成する板同士の間に形成された空隙に探触子を挿入し前記固定された複数の板それぞれについて該空隙の内側から外側方向に押圧して該押圧時における板の変位を検知することにより、前記パレットについての不良を検出するようにしたことを特徴とする。複数の板をそれぞれ押圧し、その変位を検出することにより、板それぞれの固定部分の強度不足や脱落を検出できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明において参照する各図においては、他の図と同等部分に同一符号が付されている。
まず、説明の便宜上、この実施の形態に用いる木製パレットWの構造から先に説明する。図2は木製パレットの全体斜視図、図3は図2の上側から見た図、図4は図3の矢印IV方向から見た図、図5は図3の矢印V方向から見た図、図6は図2の下側から見た図である。
【0014】
木製パレットWは、図2〜図6に示されているように、略等間隔で7枚配置された上デッキ板(上板)1a〜1gと、上デッキ板1a〜1gの下側で該上デッキ板1a〜1gに直交する方向に略等間隔で3枚配置されたけた板2a〜2cと、けた板2a〜2cの下側で該けた板2a〜2cに直交する方向に略等間隔で7枚配置された下デッキ板(下板)5a〜5gとによって構成されている。木製パレットWは、これら上デッキ板1a〜1g、けた板2a〜2c、及び、下デッキ板5a〜5gを、クギ等を介して互いに固定することにより組み立てられる。この木製パレットWを組み立てた状態においては、3枚のけた板2a〜2cを挟んだ上側及び下側の対応する位置に、上デッキ板1a〜1g及び下デッキ板5a〜5gが配置されることになる。
【0015】
なお、木製パレットの他に樹脂パレットもコンベヤ上を搬送されることが少なくない。従って、木製パレットの不良を検出するに際しては、前もって木製パレットの判別を行う必要が生じることがある。パレットの判別方法としては、例えば特開平9−159433号公報に示されているように、木製パレットと樹脂パレットとのブロックの幅の違いを利用したものが知られている。
【0016】
図7は本発明によるパレットの不良検出装置の実施の一形態を示す図である。同図は不良検出装置の平面図である。パレットWは、ローラコンベアによって、同図に示されている不良検査装置に搬送される。同図に示されている不良検査装置は、パレットWの搬送を停止させるためのストッパ11と、パレットWの位置決めを行うためのプッシャ12a〜12dと、パレットWの空隙に対して左右両側から挿入される、右探触子可動フレーム14R、左探触子可動フレーム14Lと、発光部16a及び受光部16bから構成される透過型光電センサとを含んで構成されている。右探触子可動フレーム14R、左探触子可動フレーム14Lには、パレットWの上デッキ板、下デッキ板に対応する位置に探触子15が設けられている。つまり、本例では、上デッキ板、下デッキ板に一対一に対応して探触子が設けられている。なお、右探触子可動フレーム14R、左探触子可動フレーム14Lは、エアシリンダ14aによって駆動されることにより、パレットWの空隙内に挿入される。
【0017】
図8は図7中の矢印II方向から見た図である。また、図9は図7中の矢印III方向から見た図である。図10は図7中のA−A’線の断面図、図11は、図10中のB−B’線の断面図である。
図8、図9に示されている状態では、パレットWを搬送するためのローラ100の上に、パレットWが載置されている。この状態の後、後述するように、リフタ13でパレットWを持ち上げ、その持ち上げられたパレットWに対して、その空隙に右探触子可動フレーム14R、左探触子可動フレーム14Lが挿入される。リフタ13は、エアシリンダ13aによって駆動される。なお、符号Fはリフタ13に設けられているフォークである。
【0018】
図10を参照すると、発光部16a及び受光部16bから構成される透過型光電センサの下部に、発光部17a及び受光部17bから構成される透過型光電センサが設けられている。つまり、発光部16a及び受光部16bからなる透過型光電センサがパレットWの上側に3組設けられ、発光部17a及び受光部17bからなる透過型光電センサがパレットWの下側に3組設けられている。
【0019】
図12には、ローラコンベアによる、パレットWの搬送過程が示されている。同図(a)はローラコンベアの平面図、同図(b)は同図(a)中の矢印Y120方向から見た側面図である。なお、図12中の矢印Hはパレットの搬送方向を示している。図12中の100aが入側コンベア、100bがパレット検査機内コンベア、100cが出側コンベアである。
【0020】
搬送路の途中、具体的にはコンベア100bと出側コンベア100cとの間に、透過型光電スイッチを設けておく。この透過型光電スイッチは、発光部17aと受光部17bとから構成されている。発光部17aから照射される光が受光部17bに入力されている場合、ストッパ11は下降した状態である。パレットWが搬送されてきて、発光部17aから照射される光を遮ると、その遮光が検出されスイッチがオン状態になる。すると、ストッパ11が上昇してパレットWの搬送を停止させる。ストッパ11は、その下部に設けられているエアシリンダ11aによって矢印Y1方向に駆動される。
【0021】
ストッパ11の上昇によってパレットWの搬送が停止された状態が図13に示されている。同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)中の矢印Y130方向から見た図、同図(c)は同図(a)中の矢印Y131方向から見た図である。図13に示されている状態の後、パレット位置決めプッシャ12a〜12dが閉じられる。
【0022】
パレット位置決めプッシャ12a〜12dの閉じられた状態が図14に示されている。同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)中の矢印Y140方向から見た図、同図(c)は同図(a)中の矢印Y141方向から見た図である。図14に示されているように、本例では4個のパレット位置決めプッシャ12a〜12dが矢印Y12方向に同時に作動して閉じられることにより、パレットWの位置決めがなされる。その後、パレット位置決めプッシャ12a〜12dは矢印Y12R方向に同時に作動し、パレットWは解放される。なお、プッシャ12a〜12dについての開閉駆動は、エアシリンダによって行われる。
【0023】
パレット位置決めプッシャ12a〜12dが解放されると、図15に示されているようにパレットWがリフタ13によって持ち上げられる。同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)中の矢印Y150方向から見た図、同図(c)は同図(a)中の矢印Y151方向から見た図である。
図15に示されているように、リフタ13は、ローラコンベア100bの下側に設けられている。このリフタ13は、エアシリンダ13aによって上昇駆動又は下降駆動される。リフタ13は4つのフォークFを有しており、これら4つのフォークFによって支えられた状態でパレットWが持ち上げられる。
【0024】
リフタ13が上昇駆動されてパレットWが所定位置まで持ち上げられた状態において、パレットWの上デッキ板1a〜1gと下デッキ板5a〜5gとの間に、探触子可動フレームが挿入される。本例では、図9に示されているように、パレットWの搬送路の右側に右探触子可動フレーム14Rが設けられ、搬送路の左側に左探触子可動フレーム14Lが設けられている。
【0025】
本例のパレットWは、3枚のけた板と、上デッキ板及び下デッキ板によって構成されているため、けた板並びに上デッキ板及び下デッキ板によって構成される空隙が2つ生じる。本例では、パレットWに形成されている、これら2つの空隙に対してフレームをそれぞれ挿入し、それぞれの空隙を形成している上デッキ板及び下デッキ板に対して探触子15による押圧力を与えることで、検査を行う。本例のパレットWは7枚の上デッキ板、7枚の下デッキ板を有しているので、1つの空隙において上デッキ板に対応させて7個の探触子、下デッキ板に対応させて7個の探触子、が設けられている。
【0026】
本例では、パレットWの2つの空隙に右方から挿入される右探触子可動フレーム14Rには、上デッキ板及び下デッキ板用に4個の探触子が、2つの空隙に対してそれぞれ設けられている。また、パレットWの2つの空隙に左方から挿入される左探触子可動フレーム14Lには、上デッキ板及び下デッキ板用に3個の探触子が、2つの空隙に対してそれぞれ設けられている。なお、パレットの構成は本例のものに限定されない。パレットが有している空隙の数、並びに、上デッキ板及び下デッキ板の枚数に応じて、フレーム14R、14Lに設ける探触子の個数を増減すればよい。
【0027】
可動フレームが左右両側から挿入された状態が図16に示されている。同図に示されているように、右探触子可動フレーム14RがパレットWの右方から挿入され、同時に左探触子可動フレーム14LがパレットWの左方から挿入されると、両者の先端部分同士が嵌合した状態になる。この場合、右探触子可動フレーム14Rの先端は凸形状になっており、この形状がはまり込む凹形状が左探触子可動フレーム14Lの先端に設けられている。
【0028】
右探触子可動フレーム14R、左探触子可動フレーム14Lには、上部探触子及び下部探触子が設けられている。上部探触子はパレットWの上デッキ板1a〜1gを裏側(下側)から押圧するために設けられる。また、下部探触子はパレットWの下デッキ板5a〜5gを裏側(上側)から押圧するために設けられる。つまり、これら探触子はパレットWを構成する上デッキ板1a〜1gと下デッキ板5a〜5gとの間に挿入され、内側から外側に向かって押し広げるように、押圧力を与える。
【0029】
図16中の右探触子可動フレーム14R及びパレットWについての断面が図17に示されている。図17は図16中のC−C’線の断面図であり、同図にリフタ13は示されていない。
同図において、探触子可動フレーム14Rは、そのフレーム内に上部探触子15Uと、下部探触子15Dとが設けられた構成である。上デッキ板1に対応している上部探触子15Uを作動させることによって上デッキ板1の検査が行われる。また、下デッキ板5に対応している下部探触子15Dを作動させることによって下デッキ板5の検査が行われる。上部探触子15U、下部探触子15Dは、共にエアシリンダによって前進駆動及び後退駆動される。そして、上部探触子15U、下部探触子15Dが前進駆動されると、各々の先端部分150U、150Dが、対応している上デッキ板1、下デッキ板5に接触して押圧する。
【0030】
すなわち、上部探触子15Uの先端部分150Uが矢印Y15Uの方向に移動し、その方向の押圧力を上デッキ板1に与える。また、下部探触子15Dの先端部分150Dが矢印Y15Dの方向に移動し、その方向の押圧力を下デッキ板5に与える。このように、上デッキ板1a〜1g、下デッキ板5a〜5gに対して略垂直方向に、探触子による押圧力を与える。
【0031】
この押圧力を与えている状態が図18に示されている。図18に示されているように、上部探触子15Uの先端部分150UがパレットWの上デッキ板1に接触し、上デッキ板1に矢印Y15Uの方向に押圧力が与えられる。また、下部探触子15Dの先端部分150DがパレットWの下デッキ板5に接触し、下デッキ板5に矢印Y15Dの方向に押圧力が与えられる。
【0032】
パレットWを構成している各上デッキ板、各下デッキ板、それぞれに対応して上部探触子15U、下部探触子15Dを設けておけば、上デッキ板及び下デッキ板の全てに対して同時に押圧力が与えられることになる。
図16に戻り、パレットWの上デッキ板1a〜1g、下デッキ板5a〜5gのそれぞれに対応して、透過型光電センサを設けておく。本例では、上デッキ板1a〜1gについて発光部16aと受光部16bとから構成される透過型光電センサを設け、下デッキ板5a〜5gについて発光部17aと受光部17bとから構成される透過型光電センサを設けている。
【0033】
パレットWの上デッキ板1a〜1g、下デッキ板5a〜5gに内側から外側に向かって押圧力が与えられた場合、それらの固定状態に問題がなければ、透過型光電センサの発光部16a,17aからの照射光の光軸が遮断されることはない。つまり、発光部16a,17aからの照射光が受光部16b,17bにおいて受光されるので、スイッチはオフ状態のままである。
【0034】
一方、固定状態に問題があれば上デッキ板又は下デッキ板が押し広げられ、押し広げられた上デッキ板又は下デッキ板によって透過型光電センサの発光部16a,17aからの照射光の光軸が遮断される。この結果、発光部16a,17aからの照射光は受光部16b,17bにおいて受光されないので、これを検知してスイッチがオン状態になる。
【0035】
ここで図1をも参照して説明する。図1を参照すると、上部探触子15U及び下部探触子15Dを有する可動フレーム14L及び14Rが、上デッキ板1a,1b,1c…と下デッキ板5a,5b,5c…との間の空隙に挿入されている。同図には、左探触子可動フレーム14Lの先端凹部14bと右探触子可動フレーム14Rの先端凸部14cとが嵌合した状態が示されている。
【0036】
本例では、上デッキ板1a,1b,1c…のそれぞれに対応して、上部探触子15Uが設けられ、下デッキ板5a,5b,5c…のそれぞれに対応して、下部探触子15Dが設けられている。すなわち、対向する上デッキ板1a、下デッキ板5aについては、上デッキ板1aに対応して上部探触子15Uが、下デッキ板5aに対応して下部探触子15Dが、それぞれ設けられている。また、対向する上デッキ板1b、下デッキ板5bについては、上デッキ板1bに対応して上部探触子15Uが、下デッキ板5bに対応して下部探触子15Dが、それぞれ設けられている。さらに、対向する上デッキ板1c、下デッキ板5cについては、上デッキ板1cに対応して上部探触子15Uが、下デッキ板5cに対応して下部探触子15Dが、それぞれ設けられている。図示せぬ他の上デッキ板、下デッキ板についても同様に、それら上デッキ板、下デッキ板に対応して、上部探触子15U、下部探触子15Dが、それぞれ設けられている。
【0037】
そして、本例においては、図1のように、上デッキ板1a、下デッキ板5aに対応する上部探触子15U、下部探触子15Dについては、前者が奥側、後者が手前側に設けられている。また、上デッキ板1b、下デッキ板5bに対応する上部探触子15U、下部探触子15Dについては、前者が手前側、後者が奥側に設けられている。さらに、上デッキ板1c、下デッキ板5cに対応する上部探触子15U、下部探触子15Dについては、前者が奥側、後者が手前側に設けられている。このように、上デッキ板、下デッキ板それぞれに対応してフレーム14L内に設けられている探触子については、上部探触子15U、下部探触子15Dが交互に配列されている。
【0038】
図1において、上デッキ板、下デッキ板に押圧力を与えると、次のようになる。すなわち、下デッキ板5a〜5cの固定状態には問題がないので、押圧力を与えても下デッキ板5a〜5cは浮き上がらずに正規の位置のままである。よって、透過型光電スイッチの光軸を遮ることはない。発光部17aからの照射光は受光部17bにおいて受光されるので、透過型光電スイッチはオフ状態のままである。透過型光電スイッチがオフ状態であれば、そのパレットに問題が無いことが分かる。
【0039】
一方、上デッキ板1a及び1cの固定状態に問題はないが、上デッキ板1bの固定状態には問題があるので、押圧力を与えると、上デッキ板1bが正規の位置から二点鎖線の位置に浮き上がる。すると、この浮き上がった上デッキ板1bが、透過型光電スイッチの光軸を遮ることになる。したがって、発光部16aからの照射光は受光部16bにおいて受光されないので、透過型光電スイッチはオン状態になる。透過型光電スイッチがオン状態であれば、そのパレットに問題が有ることが分かる。すなわち、上デッキ板や下デッキ板の強度低下、腐食及び脱落、並びに打ち付け部分のクギの強度不足や脱落を検出することができ、この結果、不良検査結果の信頼性の向上を図ることができる。
【0040】
このように光軸を遮ることによって不良を検出するため、発光部16a及び受光部16bによる光軸と発光部17a及び受光部17bによる光軸との間隔を適切にしておく必要がある。すなわち、光軸同士の間隔が大きすぎると、デッキ板や下デッキ板が不良であっても光軸を遮らず、不良を検出できない。したがって、光軸同士の間隔を、上デッキ板の上面と下デッキ板の下面との間隔よりわずかに大きくしておく必要がある。
【0041】
なお、上述したように、図12(a)中のストッパ11を上昇させるための透過型光電スイッチを構成する発光部及び受光部を、デッキ板の浮き上がりを検出するための発光部17a及び受光部17bと共用する場合、リフタ13で持ち上げる前のパレットWをそれら発光部17a及び受光部17bによって検出し、リフタ13で持ち上げた状態のパレットWの下デッキ板の浮き上がりをそれら発光部17a及び受光部17bによって検出することになる。こうすれば、透過型光電スイッチの個数を低減することができる。
【0042】
また、本例では、探触子を、パレットWを構成する、複数の上デッキ板、複数の下デッキ板、それぞれに対応させて設けている。したがって、それら複数の探触子を同時に作動させるだけでパレットW全体に押圧力を与えることができ、パレットW全体を一度に検査することができる。
さらに、本例では、左探触子可動フレーム14Lの先端凹部14bと右探触子可動フレーム14Rの先端凸部14cとが嵌合した状態で押圧力を与えているので、各上デッキ板、下デッキ板に対して同時に押圧力を与えてもフレーム同士の位置がずれることがなく、確実に押圧力を与えることができる。すなわち、先端凹部14bと先端凸部14cとが嵌合した状態では、先端同士が確実に位置決めされるので、可動フレーム14L及び可動フレーム14Rの位置がずれることなく、上下のデッキ板に対して押圧力を与えることができる。
【0043】
ところで、パレットの不良の程度が大きい場合、上デッキ板と下デッキ板との空隙に可動フレーム14L及び可動フレーム14Rを円滑に挿入するのが困難である可能性も考えられる。これを解決するには、可動フレーム14L及び可動フレーム14Rを上デッキ板と下デッキ板との空隙に案内する案内部材を追加すれば良い。例えば、図19に示されているように、流線形の案内部材18を、可動フレーム14L、可動フレーム14Rそれぞれに設ける。この流線形の案内部材18は、凹凸部分等、可動フレーム14L及び14Rが移動する際に上デッキ板又は下デッキ板に引っ掛かるおそれがある位置の近くに設ける。
【0044】
本例では、可動フレーム14Lは挿入時に矢印YA方向、挿入解除時にその逆方向に移動するので、上部探触子15U、下部探触子15Dそれぞれの凸形状部分の前後に、案内部材18を設ける。同様に、可動フレーム14Rは挿入時に矢印YB方向、挿入解除時にその逆方向に移動するので、上部探触子15U、下部探触子15Dそれぞれの凸形状部分の前後に、案内部材18を設ける。このように、上部探触子15U、下部探触子15Dの凸形状部分に対応する位置に案内部材18を設ける。
【0045】
この案内部材18を設けておくことにより、上デッキ板と下デッキ板との空隙に挿入する際、これら可動フレーム14L及び14Rの凹凸部分が上デッキ板又は下デッキ板に引っ掛かることなく、円滑に挿入することができる。挿入時に限らず、空隙に挿入されている可動フレームを元の位置に戻す時(挿入解除時)においても同様にデッキ板に引っ掛かることなく、円滑に戻すことができる。
【0046】
なお、案内部材の形状、大きさ、個数、設ける位置等は、同図に示されている場合に限定されるものではなく、可動フレーム14L及び14Rの構造や探触子の形状等に応じて決定すれば良い。
次に、図20を参照して、本装置の動作について説明する。同図は、本装置の動作を示すフローチャートである。
【0047】
同図に示されているように、まず、ストッパによってパレットの搬送を停止させる(ステップS101)。この状態が上述した図12に示されている状態である。
次に、プッシャを閉じてパレットの位置決めをする(ステップS102)。この状態が上述した図13乃至図14の状態である。その後、プッシャを開放し(ステップS103)、リフタでパレットを持ち上げる(ステップS104)。この状態が上述した図15の状態である。
【0048】
探触子を所定位置まで移動させ、リフタで持ち上げられたパレットに探触子を挿入する(ステップS105)。探触子を左右から挿入し、2つの探触子が係合した状態が上述した図16の状態である。
パレットに探触子を挿入した状態で探触子を作動させる(ステップS106)。この状態が上述した図17、図18及び図1の状態である。この状態において、光センサの遮光有無を検出する(ステップS107)。光センサの遮光が検出された場合は、そのパレットに不良箇所が有ると判断できる(ステップS107→S108)。一方、遮光が検出されない場合は、そのパレットに不良箇所が無いと判断できる(ステップS107→S109)。これらの判断が行われた後、リフタ13が下降し、さらにストッパ11が下降することにより、パレットWは次の工程に向かって搬送される。
【0049】
以上の動作を行う本装置においては、以下のような不良検出方法が実現されている。すなわち、所定間隔を設けて固定された複数の板を含んで構成されるパレットについての不良検出方法であり、上記パレットを構成する板同士の間に形成された空隙に探触子を挿入し上記固定された複数の板それぞれについて該空隙の内側から外側方向に押圧して該押圧時における板の変位を検知することにより、上記パレットについての不良を検出するようにした、不良検出方法が実現されている。この不良検出方法では、パレットを構成する板同士の間に形成された空隙に探触子を挿入し、複数の板をそれぞれ押圧し、その変位を検出することにより、板それぞれの固定部分の強度不足や脱落を検出できる。
【0050】
なお、本発明において検査対象となるパレットは、ビール、飲料の荷役処理の他、物流一般に用いられる。荷役処理対象物に応じて、上記とは構造の異なるパレットを用いることもある。その場合には、上デッキ板や下デッキ板の配列等が上記とは異なるので、その配列に対応して探触子の配列を変更すれば良い。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、パレットを構成する板同士の間に形成された空隙に探触子を挿入し、複数の板をそれぞれ押圧し、その変位を検出することにより、板それぞれの固定部分の強度不足や脱落を検出できるという効果がある。
そして、けた板を介して固定される複数の上板及び下板とを有するパレットについて、複数の上板及び下板それぞれに対応する位置に探触子を設けることにより、上板及び下板の固定部分の強度不足や脱落を検出できるという効果がある。
【0052】
また、探触子によって、上板及び下板の対向面を略垂直に押圧することにより、固定部分の強度不足や脱落を確実に検出できるという効果がある。
さらに、ストッパやプッシャによる位置決め後のパレットについて探触子を挿入し、押圧することにより、各上板及び下板それぞれについて、その固定部分の強度不足や脱落を検出できるという効果がある。
なお、案内部材を設けることにより、パレットの不良の程度が大きなものであっても、探触子を空隙に確実に案内することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による不良検出装置の探触子フレームを木製パレットに挿入して検査を行う様子を示す図である。
【図2】木製パレットの全体斜視図である。
【図3】図2の上側から見た図である。
【図4】図3の矢印IV方向から見た図である。
【図5】図3の矢印V方向から見た図である。
【図6】図2の下側から見た図である。
【図7】本発明の実施の形態の一例である木製パレットの不良検出装置を説明するための説明図である。
【図8】図7の矢印IIから見た図である。
【図9】図7の矢印IIIから見た図である。
【図10】図7のA−A’線断面図である。
【図11】図10のB−B’線断面図である。
【図12】木製パレットの搬送状態を示す図である。
【図13】不良検出装置による木製パレットの位置決め動作を説明する図である。
【図14】不良検出装置による木製パレットの位置決め動作を説明する図である。
【図15】不良検出装置によって木製パレットを持ち上げた状態を示す図である。
【図16】不良検出装置によって木製パレットに探触子フレームを挿入した状態を示す図である。
【図17】図17のC−C’線断面図である。
【図18】探触子の動作を示す図である。
【図19】案内部材を設ける位置を示す図である。
【図20】不良検出装置の動作を示すフローチャートである。
【図21】従来の木製パレットの不良検出装置を説明するための説明図である。
【図22】図21の平面図である。
【符号の説明】
1a〜1g 上デッキ板
5a〜5g 下デッキ板
11 ストッパ
11a エアシリンダ
12a プッシャ
13a エアシリンダ
13 リフタ
14a エアシリンダ
14b 先端凹部
14c 先端凸部
14R 右探触子可動フレーム
14L 左探触子可動フレーム
15U 上部探触子
15D 下部探触子
15 探触子
16a,17a 発光部
16b,17b 受光部
18 案内部材
100 ローラ
100a 入側コンベア
100b ローラコンベア
100c 出側コンベア
F フォーク
W 木製パレット

Claims (6)

  1. 所定間隔を設けて固定された複数の板を含んで構成されるパレットについての不良検出装置であって、前記パレットを構成する板同士の間に形成された空隙に探触子を挿入する駆動手段と、前記駆動手段によって挿入された前記探触子を作動させて前記固定された複数の板それぞれについて空隙の内側から外側方向に押圧を行う探触子作動手段と、前記押圧の際における前記複数の板の変位を検知する変位検知手段とを含み、前記変位検知手段の検知結果によって前記パレットについての不良を検出するようにしたことを特徴とする不良検出装置。
  2. 前記パレットは、けた板と、前記けた板を介して固定される複数の上板及び下板とを有し、
    前記探触子は、複数の前記上板及び前記下板のそれぞれに対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の不良検出装置。
  3. 前記探触子は、前記上板及び前記下板の対向面に対して略垂直に前進運動することで前記上板及び前記下板を押圧するエアシリンダを含むことを特徴とする請求項2記載の不良検出装置。
  4. 前記パレットの搬送を停止させるストッパと、前記ストッパによって搬送停止されたパレットの位置決めを行うプッシャと、このプッシャによって位置決めされたパレットを所定位置まで持ち上げるリフトとを更に含み、前記駆動手段は、前記リフトによって持ち上げられた前記パレットの前記空隙に前記探触子を挿入することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の不良検出装置。
  5. 前記駆動手段による前記探触子の挿入の際に該探触子を前記空隙に案内する案内部材を更に含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の不良検出装置。
  6. 所定間隔を設けて固定された複数の板を含んで構成されるパレットについての不良検出方法であって、前記パレットを構成する板同士の間に形成された空隙に探触子を挿入し前記固定された複数の板それぞれについて該空隙の内側から外側方向に押圧して該押圧時における板の変位を検知することにより、前記パレットについての不良を検出するようにしたことを特徴とする不良検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108180878A (zh) * 2017-11-21 2018-06-19 博迈科海洋工程股份有限公司 一种大型模块结构中甲板片安装误差控制方法

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