JP3891056B2 - パレットの破損検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パレットの破損検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、荷物を倉庫に格納したり、荷物を工場内で移動させる場合、すなわち荷物を搬送する場合には、パレットが多用されている。
【0003】
このパレットとしては、木製のものが多用されており、例えば広い間隔を有して配置された3本の桁材の上下面に、複数本の帯状の板材が短い間隔でもって並設されたものである。
【0004】
そして、通常、パレットはフォークリフトにて搬送されるため、パレットには、そのフォーク部を挿入し得る挿入穴が少なくとも一対設けられており、木製のパレットの場合には、上記隣接する各桁材の間が挿入穴とされていた。
【0005】
ところで、荷物をパレットを介してフォークリフトにより搬送する場合、パレットの挿入穴にフォーク部が挿入されることになるが、その挿入時に、板材に衝突したり、また揚げ降ろし作業が荒い場合には、板材に欠けが発生する場合があった。
【0006】
このように、パレットに欠けなどの破損があると、荷物に傷をつけたり、また放っておくと破損がひどくなるため、早目に、補修する必要があるが、従来、このパレットに欠けなどの破損が発生しているか否かの検査は、目視により行われていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、パレットに欠けなどの破損が発生しているか否かの検査を目視にて行う場合には、非常に面倒であるとともに、どうしても、見逃す場合もあった。
【0008】
そこで、本発明は、パレットの欠けなどの破損を、容易に且つ確実に検出し得るパレットの破損検出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1の手段は、表面に帯状部材が並設されてなるパレットの上記帯状部材の破損を検出する装置であって、
パレットの搬送経路の下方に鉛直面内で揺動自在にされた揺動手段を設け、この揺動手段の一端側に搬送経路を移動するパレットの帯状部材の表面に接触し得る接触部材を設けるとともに、他端側に接触式検出手段の検出用動作部を作動させる作動部材を設け、
さらに上記揺動手段および接触式検出手段を、パレットの搬送方向と直交する鉛直面内で傾動自在に設けられた傾動体に設けたものである。
【0011】
また、本発明の第2の手段は、上記第1の手段の破損検出装置における揺動手段として揺動レバー体を使用するとともに、接触部材としてローラ体を使用したものである。
【0012】
また、本発明の第3の手段は、上記第1または第2の手段のいずれかの破損検出装置における揺動手段に設けられた接触部材の近傍位置に、パレットの底面を支持することにより底部の撓みによる接触部材の損傷を防止するための支持板体を配置したものである。
【0013】
上記各手段の構成によると、パレットの表面に設けられた帯状部材の表面に接触し得る接触部材を揺動自在に設けるとともに、この接触部材を介してその接触位置の変動を検出し得る接触式検出手段を具備したので、非常に、簡単な構成でありながら、パレットに生じた欠けなどの破損を自動的に且つ確実に検出することができ、しかも接触部材を介在させているので、検出用動作部を直接パレットに接触させる場合に比べて、その接触部分の大きさを調節することができ、したがってパレットの欠けなどの破損部に嵌り込むのを防止し得る。
【0014】
また、接触部材が設けられた揺動手段を、傾動体を介して、その揺動方向すなわち検出動作方向とは異なる直交方向に傾動し得るようにしたので、パレットの欠けなどの破損部に嵌り込み揺動方向と直交方向に力が作用した場合でも、揺動手段に無理な力が作用するのを防止し得る。
【0015】
さらに、接触部材の近傍位置にパレットの底面を支持し得る支持板体を設けたので、パレット底部の撓みによる接触部材での損傷の発生を防止し得る。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るパレットの破損検出装置を、図1〜図10に基づき説明する。
【0017】
この破損検出装置は、荷物の搬送用として使用するパレットの破損を検出するもので、まず、パレットについて説明する。
図1に示すように、破損検出対象であるパレット1は木製で且つ平面視が矩形状に形成されており、所定所定間隔おきに3個配置された板状の桁材2と、これら桁材2の上面および下面(表面)に当該桁材2と直交する方向で且つ所定間隔おきに設けられた複数枚の帯状の板材(帯状部材)3とから構成されており、またこのパレット1は、荷物を直接載置する上面に狭い間隔で7枚の板材3が設けられるとともに、搬送コンベヤに直接載置される下面に広い間隔で3枚の板材3が設けられている。そして、本実施の形態では、下面に設けられた板材3に欠けなどの破損(以下、欠け等という)が発生している否かが検出される。
【0018】
ところで、図2および図3に示すように、パレットの破損検出装置4は、荷物Wをパレット1を介して搬送する搬送コンベヤ(搬送経路を構成するもので、具体的にはチェーンコンベヤが用いられ、図面にはチェーンだけを示している)5の途中に設けられており、例えば搬送コンベヤ5の途中に配置されて荷物Wの大きさを検出する荷姿検出装置6と一緒に設けられている(勿論、一緒に設ける必要はない)。
【0019】
まず、荷姿検出装置6を、図2および図3に基づき簡単に説明しておく。
この荷姿検出装置6は、搬送コンベヤ5を跨いで立設された門型支柱部材11と、この門型支柱部材11の両側の各支柱部11aに水平面内で揺動自在に設けられた鉛直方向の揺動軸体12と、これら各揺動軸体12に上下一対のレバー13を介して鉛直方向で取り付けられた許容荷幅検知棒14と、これら各許容荷幅検知棒14の上部位置で搬送コンベヤ5上に突出するように設けられた許容荷高検知棒15と、門型支柱部材11の支柱部11aに高さ方向で所定間隔おきに複数個設けられて荷物の高さを検出するためのフォトセンサ(図示せず)とから構成されている。
【0020】
例えば、搬送コンベヤ5上を搬送されてきた荷物Wが許容幅および/または許容高さを超えている場合、または搬送コンベヤ5上の荷物Wの姿勢が崩れている場合には、許容荷幅検知棒14および/または許容荷高検知棒15に接触して許容荷幅検知棒14が揺動することにより、リミットスイッチなどを介して、そのことが検出される。勿論、検出された場合には、搬送コンベヤ5が停止されるとともに、監視箇所にその旨の通報が自動的に行われる。
【0021】
次に、上記荷姿検出装置6側に設けられて、パレット1の下面に設けられた各板材3の欠け等を検出するための破損検出装置4について説明する。
この破損検出装置4は、図4〜図7に示すように、上記門型支柱部材11の搬送コンベヤ5より下方位置で当該搬送コンベヤ5を横切って設けられた水平連結部材16に設けられており、パレット1の各板材3の両側縁部に対応する位置で上記水平連結部材16にそれぞれ設けられた複数個すなわち6個の傾動取付体21と、これら各傾動取付体21に取り付けられて出退式検出棒22aを有するリミットスイッチ(接触式検出手段の一例)22と、同じくこの傾動取付体21に揺動自在に設けられてその一端部にパレット1に接触可能なローラ体(接触部材の一例)23が回転自在に設けられるとともに他端部に上記リミットスイッチ22の出退式検出棒(検出用動作部)22aを作動させる作動カム部(作動部材)24aが設けられた揺動レバー体(揺動手段)24とから構成されており、さらに板材3の両側縁部に対応して設けられた各一対の傾動取付体21の中央位置に、すなわちローラ体23の近傍位置に、パレット1の底面を支持し得る所定幅の且つ前後方向の支持板(支持板体)25がそれぞれ(合計3個)並列に設けられている。なお、これら各支持板25の上面である摺接面の前後部は斜めに形成されて、パレット1をスムーズに案内し得るようにされている。
【0022】
また、図8に示すように、両側の支持板25Aの上面位置はパレット1の搬送面と略同一高さにされているが、図9に示すように、中央の支持板25Bの上面位置は、パレット1の底部中央の大きい撓み(垂れ下がり)に対応してパレット1の搬送面よりも少し低くされている。これら支持板25により、パレット1の底部(底面)の下方への撓みによるローラ体23およびその取付部分での損傷の発生を防止することができる。
【0023】
また、上記ローラ体23については、通常の傾動式検出レバーを有するリミットスイッチの当該検出レバーの先端に設けられるローラの外周直径よりも、比較的大きい外周直径を有するようにされており、パレット1の板材3の表面の欠けなどに入り込むのが防止されている。
【0024】
さらに、上記ローラ体23については、それぞれ隣接する一対のローラ体23同士の外側コーナ部が斜めに切り落とされたテーパ面23aに形成されているが、これはローラ体23の軸心に沿う方向(水平方向)で外力(f)が作用した場合に、その外力を鉛直方向の力に替えてローラ体23を下方に移動させて無理な力を働くのを防止するためである。本来、隣接する一対のローラ体23同士の内側コーナ部についても斜めに切り落とした方がよいのであるが、内側コーナ部をテーパ面にすると、板材3の検出範囲が狭くなってしまうので、内側コーナ部については、そのままにされている。なお、板材3の検出範囲を広く維持した状態で、内側および外側のコーナ部をテーパ面にすると、ローラ体23自身の幅が広くなり、板材3の両側縁部を検出し得るように配置することができなくなる。
ここで、上記傾動取付体21について詳しく説明する。
【0025】
この傾動取付体21は、水平連結部材16に固定される水平部31aおよびこの水平部31aの両端部から上方に折り曲げられた左右の立設部31bからなる正面視がU字形状の取付板体31と、この取付板体31の両立設部31b,31b間に水平方向で設けられた第1支持軸体32と、この第1支持軸体32に水平部33aの先端である一端側が揺動自在(傾動自在)に支持された側面視がL字形状の傾動板体(傾動体)33と、この傾動板体33の水平部33aの他端側と取付板体31の上部とに亘って取り付けられて当該傾動板体33を起立姿勢に付勢する付勢部材としての第1ばね材(具体的には、引張コイルばねが使用される)34とから構成されている。なお、この傾動板体33の起立姿勢については、水平部33aの他端側から垂直に設けられた鉛直部33bが鉛直となるような姿勢であり、この起立姿勢は、当該傾動板体33に設けられた突出部(図示せず)が取付板体31側に設けられた位置決め部(ストッパー)に当接することにより維持される。
【0026】
また、上記揺動レバー体24は中央部が傾動板体33の鉛直部33bに第2支持軸体35を介して揺動自在に支持されるともに、その一端側にローラ体23が回転自在に設けられ、このローラ体23のパレット1への接触により当該揺動レバー体24が揺動した際に、他端寄り(正確には、第2支持軸体に外嵌するボス部)に設けられた作動カム部(カム面)24aが、傾動板体33の鉛直部33bに取り付けられたリミットスイッチ22の出退式検出棒22aに接触して押し下げることによりスイッチを作動させるようにしている。
【0027】
そして、揺動レバー体24の他端側と傾動板体33との間には、一端側のローラ体23を常に上方に付勢するための付勢部材としての第2ばね材(具体的には、引張コイルばねが使用される)36が介装されている。なお、第2ばね材36による揺動レバー体24の付勢上限位置(ローラ体の上限位置)は、傾動板体33の鉛直部33bの上端に設けられた折曲部(ストッパー)33cにより規制されている。
【0028】
ここで、上記ローラ体23の取付方向および揺動レバー体24の揺動方向並びに傾動板体33の傾動方向について説明しておく。
まず、各軸体の取付方向について説明すると、第1支持軸体32は搬送方向と平行な水平方向で設けられ、第2支持軸体35は第1支持軸体32に対して直交する水平方向で設けられている。すなわち、傾動板体33は搬送方向に対して直交する鉛直面内で傾動自在に設けられ、揺動レバー体24は搬送方向と平行な鉛直面内で揺動自在に設けられており、したがってローラ体23は、図6の仮想線にて示すように、搬送方向と平行な鉛直面内でほぼ上下方向で揺動し得るとともに、図5の仮想線にて示すように、傾動板体33を介して搬送方向と直交する鉛直面内で揺動し得る。
【0029】
この構成により、ローラ体23の上下方向での揺動によりパレット1の板材3の有無(通過)を検出し得るとともに、パレット1の中央部が下方に大きく撓んでいる場合でもローラ体23およびその取付部分が損傷するのを防止することができ、また板材3を介して搬送コンベヤ5の幅方向での力が作用した場合には、揺動レバー体24に作用する無理な力を逃がすことができる。
【0030】
次に、パレットの破損検出動作について説明する。
この破損検出動作の説明においては、荷姿検出装置6についての説明を省略するとともに、図10(a)および(b)に示すように、パレット1の板材3の途中に割円状の欠け3aがある場合について説明する。
【0031】
搬送コンベヤ5により荷物を載置したパレット1が、傾動取付体21上に搬送されて来ると、板材3に欠けが無い部分では、ローラ体23がその下面に接触して揺動レバー体24が所定角度以上(検出動作角度以上)に傾動され、その他端側の作動カム部24aにより、リミットスイッチ22の出退式検出棒22aが下方に押されて所定の検出信号が出力される。しかし、欠け3aが在る部分では、ローラ体23の接触が解放されるため、揺動レバー体24の揺動角度が減り、結果として検出信号が出力されなくなる。
【0032】
したがって、パレット1が当該傾動取付体21上を移動している際に、リミットスイッチ22からの検出信号が無くなった場合には、欠け3aが発生していると判断される。勿論、上記各リミットスイッチ22からの検出信号を入力して欠け3aの有無すなわち破損の有無を判断する破損判断部(破損判断手段)が具備されている。なお、パレット1が傾動取付体21上を移動している状態は、例えば搬送経路の側方に設けられたパレット検出手段(具体的にはフォトセンサ)により検出されている。
【0033】
ところで、ローラ体23が欠け3aを検出している場合で且つパレット1の移動により、ローラ体23が欠け3aの後縁端に行くにしたがって[図10(a)の仮想線にて示す]、当該ローラ体23に、搬送コンベヤ5の搬送方向とほぼ直交する方向(正確には、欠け面に対する法線方向である)に押出力aが作用することになるが、この押出力により、傾動板体33がその方向に傾動して、ローラ体23が設けられた揺動レバー体24の揺動方向とほぼ直交する方向に作用する無理な押出力を逃がすことができる。
【0034】
この破損検出装置の構成によると、例えば木製のパレットの表面に設けられた板材3の表面に接触し得るローラ体23を揺動自在に設けるとともに、このローラ体23を介してその接触位置の変動を検出し得るリミットスイッチ22を具備したので、非常に、簡単な構成でありながら、パレット1に生じた欠け3aなどの破損を自動的に且つ確実に検出することができ、しかもローラ体23を介在させているので、例えばリミットスイッチにおける検出ローラなどの検出用動作部を直接パレットに接触させる場合に比べて、その接触部分の大きさを調節することにより、パレットの欠けなどに嵌り込むのを防止することができるとともに、ローラ体23を揺動レバー体24に取り付けているので、パレット1の中央部の撓みによるローラ体23およびその取付部分での損傷の発生を防止することができる。
【0035】
また、ローラ体23が設けられた揺動レバー体24の揺動方向、すなわち検出動作方向とは異なる直交方向に傾動し得るようにしたので、ローラ体23がパレット1の欠け3aなどの破損部に嵌り込んで揺動方向と直交方向に力が作用した場合でも、揺動レバー体24に無理な力が作用するのを防止することができる。
【0036】
さらに、ローラ体23の近傍位置にパレット1の底面を支持し得る支持板25を設けたので、パレット1底部の下方への撓みによるローラ体23およびその取付部分での損傷の発生を防止することができる。
【0037】
ところで、上記実施の形態においては、破損検出用のリミットスイッチにて欠け等を検出する際に、リミットスイッチから検出信号が出力されている場合が欠け等の無い正常な状態であり、検出信号が無くなった場合に、欠け等が発生していると判断するようにしたが、逆に、欠け等の部分で検出信号を出力するようにしてもよい。
【0038】
さらに、上記実施の形態においては、パレット下面の板材の欠けなどの破損を検出する場合について説明したが、パレット上に荷物が載置されていないような搬送経路に設ける場合には、パレット上面の板材の欠けなどの破損を検出するようにしてもよい。なお、この場合には、パレットの撓みによる損傷防止用の支持板を設ける必要はない。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明のパレットの破損検出装置の構成によると、例えば木製のパレットの表面に設けられた帯状部材の表面に接触し得る接触部材を揺動自在に設けるとともに、この接触部材を介してその接触位置の変動を検出し得る接触式検出手段を具備したので、非常に、簡単な構成でありながら、パレットに生じた欠けなどの破損を自動的に且つ確実に検出することができ、しかも接触部材を介在させているので、検出用動作部を直接パレットに接触させる場合に比べて、その接触部分の大きさを調節することができ、したがってパレットの欠けなどの破損部に嵌り込むのを防止することができる。
【0040】
また、接触部材が設けられた揺動手段を、傾動体を介して、その揺動方向すなわち検出動作方向とは異なる直交方向に傾動し得るようにしたので、接触部材がパレットの欠けなどの破損部に嵌り込み揺動方向と直交方向に力が作用した場合でも、接触部材および揺動手段に無理な力が作用するのを防止することができる。
【0041】
さらに、接触部材の近傍位置にパレットの底面を支持し得る支持板体を設けたので、パレット底部の撓みによる接触部材での損傷の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるパレットの斜視図である。
【図2】同実施の形態におけるパレットの破損検出装置の全体構成を示す側面図である。
【図3】図2のA−A矢視図である。
【図4】同破損検出装置の全体構成を示す正面図である。
【図5】同破損検出装置の要部構成を示す側面図である。
【図6】図5のB−B矢視図である。
【図7】図5のC−C矢視図である。
【図8】図4のD−D矢視図である。
【図9】図4のE−E矢視図である。
【図10】同破損検出装置における検出動作を示す図で、(a)は要部切欠平面図、(b)は要部断面図である。
【符号の説明】
1 パレット
2 桁材
3 板材
3a 欠け
4 破損検出装置
5 搬送コンベヤ
6 荷姿検出装置
21 揺動取付体
22 リミットスイッチ
22a 出退式検出棒
23 ローラ体
24 揺動レバー体
24 作動カム部
25 支持板
31 取付板体
31a 水平部
31b 立設部
32 第1支持軸体
33 傾動板体
33a 水平部
34 第1ばね材
35 第2支持軸体
36 第2ばね材
Claims (3)
- 表面に帯状部材が並設されてなるパレットの上記帯状部材の破損を検出する装置であって、
パレットの搬送経路の下方に鉛直面内で揺動自在にされた揺動手段を設け、この揺動手段の一端側に搬送経路を移動するパレットの帯状部材の表面に接触し得る接触部材を設けるとともに、他端側に接触式検出手段の検出用動作部を作動させる作動部材を設け、
さらに上記揺動手段および接触式検出手段を、パレットの搬送方向と直交する鉛直面内で傾動自在に設けられた傾動体に設けたことを特徴とするパレットの破損検出装置。 - 揺動手段として揺動レバー体を使用するとともに、接触部材としてローラ体を使用したことを特徴とする請求項1に記載のパレットの破損検出装置。
- 揺動手段に設けられた接触部材の近傍位置に、パレットの底面を支持することにより底部の撓みによる接触部材の損傷を防止するための支持板体を配置したことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のパレットの破損検出装置。
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