JP2002002942A - 物品姿検知装置 - Google Patents

物品姿検知装置

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JP2002002942A
JP2002002942A JP2000190371A JP2000190371A JP2002002942A JP 2002002942 A JP2002002942 A JP 2002002942A JP 2000190371 A JP2000190371 A JP 2000190371A JP 2000190371 A JP2000190371 A JP 2000190371A JP 2002002942 A JP2002002942 A JP 2002002942A
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Yasuyuki Watanabe
恭行 渡邊
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数のパレットに対応でき、コス
トを低減できる物品姿検知装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 物品を載せて搬送するパレット2の大き
さを判断する判断手段(在荷検出器16など)と、垂直
に支持された検知バーが物品に接触して回転することに
より物品の有無を検出する物品姿検知器6,33と、前
記判断手段により判断されたパレット2の大きさに基づ
いて、物品姿検知器6,33の検知バーを移動させる移
動手段を備え、この移動手段により移動された検知バー
の回転によって物品を検出することにより、物品Pの姿
の異常を検知する。この構成によれば、パレット2の大
きさに基づいて検知バーは移動され、物品を検出するこ
とにより、パレット2の大きさが異なっても1つの検知
装置により物品Pの姿の異常を検知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パレット上の物品
が搬送中に荷崩れを起こたり、棚などに接触することが
ないように、パレット上の物品の姿、特にこの姿の異常
を検知する物品姿検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、物品姿検知装置は、パレット(搬
送体の一例)を移動させるコンベヤと、このコンベヤに
沿って配置されコンベヤ上を移動しているパレット上の
物品の姿の異常を検出する検知器から構成される。前記
検知器は、パレットの大きさの種類に応じて複数台設置
される。また小型のパレットの場合、コンベヤ上のどの
位置にパレットが有るか判らないために、パレットセン
タリング装置を設けている。パレットセンタリング装置
は、パレットを昇降させコンベヤ横からパレットを押
し、コンベヤの中心にパレットを移動させる装置であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、物品姿検知装
置の検知器はパレットの大きさに応じてそれぞれ設ける
必要があり、さらにパレットセンタリング装置を設ける
必要があるため、コストがかかるという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、複数のパレットに対応
でき、コストを低減できる物品姿検知装置を提供するこ
とを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、搬送体上
の物品の姿を検知する物品姿検知装置であって、前記搬
送体の大きさを判断する判断手段と、鉛直線上の前記物
品の有無を検出する物品有無検出手段と、前記判断手段
により判断された搬送体の大きさに基づいて、前記物品
有無検出手段を移動する移動手段を備え、前記移動手段
により移動された物品有無検出手段が物品を検出したと
き、搬送体上の物品の姿に異常があるかどうかを判断す
る制御手段を設けたことを特徴とするものである。
【0006】ここで、搬送体はパレットなど物品を載せ
て搬送するものである。上記構成により、判断手段によ
り判断された搬送体の大きさに基づいて、物品有無検出
手段は移動され、この移動された物品有無検出手段が物
品を検出したとき、物品の姿に異常があるかどうかが判
断される。
【0007】また請求項2に記載の発明は、上記請求項
1に記載の発明であって、移動手段は、判断手段により
判断された搬送体の大きさに基づいて、物品有無検出手
段を搬送体上の物品のはみ出しを許容できる略限界の鉛
直線上へ移動させ、制御手段は、この移動手段により前
記鉛直線上へ移動された前記物品有無検出手段が物品を
検出したとき、搬送体上の物品の姿に異常があると判断
することを特徴とするものである。
【0008】上記構成により、判断手段により判断され
た搬送体の大きさに基づいて、物品有無検出手段は搬送
体上の物品のはみ出しを許容できる略限界の鉛直線上へ
移動され、この鉛直線上へ移動された物品有無検出手段
が物品を検出したとき、物品の姿に異常があると判断さ
れる。
【0009】また請求項3に記載の発明は、上記請求項
1または請求項2に記載の発明であって、物品有無検出
手段は、回転自在に垂直に支持された検知バーで構成さ
れ、前記検知バーが物品に接触して回転することによ
り、物品を検出することを特徴とするものである。
【0010】この構成により、物品有無検出手段の検知
バーが物品に接触して回転することにより、物品が検出
される。また請求項4に記載の発明は、上記請求項1ま
たは請求項2に記載の発明であって、物品有無検出手段
は、回転自在に垂直に支持された一対の検知バーで構成
され、一方の検知バーが移動手段により移動され、前記
一対の検知バーの少なくとも一つの検知バーが物品に接
触して回転することにより、物品を検出することを特徴
とするものである。
【0011】この構成により、物品有無検出手段の一方
の検知バーが移動手段により移動され、検知バーが物品
に接触して回転することにより、物品が検出される。ま
た請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜請求項4の
いずれかに記載の発明であって、搬送体の位置決めを行
う位置決め手段を備え、判断手段は、前記位置決め側と
は反対の所定位置において、前記位置決め手段により位
置決めされた搬送体の有無を確認することにより搬送体
の大きさを判断することを特徴とするものである。
【0012】この構成により、搬送体の位置決めが行わ
れた後、位置決め側とは反対の所定位置において搬送体
の有無が確認されることにより搬送体の大きさが判断さ
れる。
【0013】また請求項6に記載の発明は、上記請求項
1〜請求項5のいずれかに記載の発明であって、物品の
姿に異常があるときに駆動される報知手段を備えたこと
を特徴とするものである。
【0014】この構成により、物品の姿に異常がある報
知手段が駆動され、作業員へ物品姿の異常が報知され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
る物品姿検知装置の機器配置図である。
【0016】図1における物品姿検知装置は、大小2種
類のパレットにより搬送される物品の姿の検知を行うも
のである。図1において、1はパレット(搬送体の一
例)2が搬入される一対のチェーンコンベヤ3からなる
搬入コンベヤ装置であり、この搬入コンベヤ装置1に、
チェーンコンベヤ3のパレット2の搬送方向とは直角な
方向へパレット2を搬出する昇降自在な一対のチェーン
トランサ4と、このチェーントランサ4と搬入コンベヤ
装置1の搬入口(上流)との間に設けられ、後述するパ
レット2の位置決めに使用される昇降自在なストッパ
(位置決め手段の一例)5と、チェーントランサ4の下
流に配置された第1物品姿検知器(物品有無検出手段の
一例;詳細は後述する)6が備えられている。
【0017】また搬入コンベヤ装置1の下流には、搬入
コンベヤ装置1よりパレット2が搬入される一対のチェ
ーンコンベヤ11からなる位置決めコンベヤ装置(位置
決め手段の一例)12が設けられている。この位置決め
コンベヤ装置12に、チェーンコンベヤ11により搬送
されたきたパレット2に当てて位置決めさせる第1固定
ストッパ13と、このストッパ13により位置決めされ
たパレット2を、チェーンコンベヤ11のパレット2の
搬送方向とは直角な方向へ移動する昇降自在な一対のチ
ェーントランサ14と、このチェーントランサ14によ
り移動されたきたパレット2に当てて位置決めさせる第
2固定ストッパ15と、パレット2が上記第1固定スト
ッパ13と第2固定ストッパ15により位置決めされた
とき、大型のパレット2は存在し、かつ小型のパレット
2は存在しない位置に(位置決め側とは反対の所定位置
に)、パレット2の有無を検出する光電スイッチからな
る在荷検出器16が備えられている。
【0018】また搬入コンベヤ装置1のチェーントラン
サ4の下流には、このチェーントランサ4よりパレット
2が搬入される一対のチェーンコンベヤ21からなる補
助コンベヤ装置22が設けられている。
【0019】この補助コンベヤ装置22の下流には、こ
の補助コンベヤ装置22のチェーンコンベヤ21よりパ
レット2が搬入される一対のチェーンコンベヤ31から
なる搬出コンベヤ装置32が設けられている。この搬出
コンベヤ装置32に、搬出コンベヤ装置32の搬入口付
近に配置された第2物品姿検知器(物品有無検出手段の
一例;詳細は後述する)33と、この第2物品姿検知器
33の下流に配置された昇降自在なターンテーブル34
が備えられている。ターンテーブル34は、チェーンコ
ンベヤ31により搬送されてきたパレット2を持ち上げ
て90°回転させ、その後チェーンコンベヤ31上へ卸
す機能を有している。
【0020】上記第1物品姿検知器6の構成を図2と図
3を参照しながら詳細に説明する。なお、第2物品姿検
知器33も同一の構成としており、説明を省略する。第
1物品姿検知器6は、搬入コンベヤ装置1のチェーンコ
ンベヤ3のパレット2の搬送方向とは直角な方向に対抗
して、搬入コンベヤ装置1の外方に垂設された同一高さ
の支柱41A,41Bと、これら支柱41A,41Bの
上端を連結する連結部材42と、位置決めコンベヤ装置
12の位置決め用ストッパ15側の一方の支柱41Aに
垂直に支持された第1検知バー装置43と、他方の支柱
41Bに垂直に支持された第2検知バー装置44と、支
柱41Aおよび41B間に対抗して配置された投光型の
第1光電スイッチ45と、この第1光電スイッチ45よ
り下方に、支柱41Aおよび41B間に対抗して配置さ
れた投光型の第2光電スイッチ46から構成されてい
る。第1光電スイッチ45は、最も荷高が高い物品Pが
通過するときに光が遮断されてオフとなり、第2光電ス
イッチ46は、最も荷高が高い大型の物品Pおよび次に
荷高が高い中型の物品Pが通過するときに光が遮断され
てオフとなる。
【0021】第1検知バー装置43は、水平な支持台5
1と、この支持台51上に垂直に固定された筒体52
と、筒体52に収められ、その下端がバネ53の作用に
より、垂直にかつパレット2の搬送方向とは直角な方向
を向くように回転支持される支持棒54と、この支持棒
54から筒体52に設けた孔部52Aを介して所定間隔
で垂設された部材55と、これら部材55の先端部に垂
直に支持された検知バー56と、前記バネ53の力に抗
して所定角度、支持棒54が回転したときに動作するリ
ミットスイッチ57Aから構成されており、前記支持台
51が支柱41Aの側面に固定されている。前記部材5
5の長さは、検知バー56の位置がパレット2より物品
Pのはみ出しを許容できる略限界の距離aの鉛直線上と
なるように、調整されている。
【0022】第2検知バー装置44は、前記支持台51
と、筒体52と、バネ53と、支持棒54と、部材55
と、検知バー56と、リミットスイッチ57Bと、支柱
41Bに取り付けられ、前記筒体52の上部および下部
の2カ所で筒体52を垂直に支持しかつ水平にスライド
自在に支持するスライド部材58と、スライド部材58
により垂直に支持された筒体52を搬入コンベヤ装置1
のチェーンコンベヤ3のパレット2の搬送方向とは直角
な方向へ移動させる移動装置(移動手段の一例)59か
ら構成されており、移動装置59により支柱41Bより
パレット2の搬送方向とは直角な方向へ出退自在に形成
されている。移動装置59は、たとえばラックおよびピ
ニオンと、ピニオンを回転させるモータと、ラックを水
平にスライド自在に支持する支持部材から構成され、ラ
ックの先端に前記筒体52が固定される。また、筒体5
2の移動距離bを、検知バー装置43,44間を通過す
る2種類のパレット2の幅(長さ)の差に調整できるよ
うに構成されている。また前記部材55の長さは、検知
バー56の位置がパレット2より物品Pのはみ出しを許
容できる略限界の距離aの鉛直線上となるように、調整
されている。
【0023】上記可動ストッパ5は、パレット2上の物
品Pの物品姿が崩れていないとき、第2物品姿検知器3
3の固定側第1検知バー装置43の検知バー56が物品
Pを検知しない位置にパレット2を位置決めできるよう
に配置されている。
【0024】図1において、61はパレット2を搬送
し、搬入コンベヤ装置1へパレット2を移載する自走搬
送台車、62は搬出コンベヤ装置32よりパレット2を
受け取り、搬送する自走搬送台車、63は物品姿異常の
ときに点滅(あるいは点灯でもよい)するシグナルタワ
ー(報知手段の一例)である。またパレット2の1方の
向きの辺をW、この辺Wと直角な向きの辺をLと記し、
2種類のパレット2のうち、大型のパレットをパレット
(大)、小型のパレットをパレット(小)と記す。
【0025】図4に物品姿検知装置の制御構成図を示
す。図4において71は、上位のコンピュータ72によ
り入力したパレット2の搬入信号に応じて搬入コンベヤ
装置1を駆動してパレット2を搬入し、物品姿を検知
し、またパレット2の搬出許可信号に応じて搬出コンベ
ヤ装置32を駆動してパレット2を搬出するコントロー
ラである。コントローラ71はコンピュータより形成さ
れる。
【0026】このコントローラ71に、物品姿検知器6
および33の光電スイッチ45,46、リミットスイッ
チ57A,57Bの検出信号が入力され、また在荷検出
器16の検出信号が入力され、このコントローラ71よ
り、搬入コンベヤ装置1のチェーンコンベヤ3、チェー
ントランサ4、可動ストッパ5、第1物品姿検知器6の
移動装置59へ駆動信号が出力され、また位置決めコン
ベヤ装置12のチェーンコンベヤ11、チェーントラン
サ14へ駆動信号が出力され、また補助コンベヤ装置2
2のチェーンコンベヤ21へ駆動信号が出力され、さら
に搬出コンベヤ装置32のチェーンコンベヤ31、ター
ンテーブル34、第2物品姿検知器33の移動装置59
へ駆動信号が出力され、またシグナルタワー63へ駆動
信号が出力される。このコントローラ71と在荷検出器
16により特許請求の範囲の判断手段が構成され、コン
トローラ71により特許請求の範囲の制御手段が構成さ
れる。
【0027】コントローラ71の動作を全体の作用とと
もに、図5および図6のフローチャートにしたがって説
明する。なお、第1および第2物品姿検知器6,33の
検知バー56は引っ込んだ状態(物品Pを載せた2種類
のパレット2が荷姿に異常がある場合でも通過できる状
態)にあり、可動ストッパ5は下降された状態(パレッ
ト2の移動を阻止しない状態)にあるものとする。また
第1物品姿検知器6の移動装置59に予め、移動距離b
としてパレット(大)とパレット(小)の辺Wの幅(長
さ)の差のデータが設定され、第2物品姿検知器33の
移動装置59に予め、移動距離bとしてパレット(大)
とパレット(小)の辺Lの幅(長さ)の差のデータが設
定されているものとする。
【0028】上位コンピュータ62よりパレット2の搬
入信号を入力すると(ステップ−1)、搬入コンベヤ装
置1のチェーンコンベヤ3および位置決めコンベヤ装置
12のチェーンコンベヤ11へ正転駆動信号(パレット
2を矢印Aで示すストッパ11の方向へ移動させる信
号)を一定時間出力する(ステップ−2)。
【0029】この正転駆動信号により搬入コンベヤ装置
1のチェーンコンベヤ3および位置決めコンベヤ装置1
2のチェーンコンベヤ11が正転駆動され、パレット2
は自走搬送台車61より受け取られ、搬入コンベヤ装置
1を通過し、パレット2の辺Wが位置決めコンベヤ装置
12のストッパ13に当たるまで搬送され、パレット1
の1側面が位置決めされる。
【0030】次に、位置決めコンベヤ装置12のチェー
ントランサ14へ正転駆動信号(パレット2を矢印Bで
示すストッパ15の方向へ移動させる信号)を一定時間
出力する(ステップ−3)。
【0031】この正転駆動信号により位置決めコンベヤ
装置12のチェーントランサ14が正転駆動され、パレ
ット2の辺Lがストッパ15に当たるまで搬送され、パ
レット2の2辺W,Lがそれぞれストッパ13,15に
接触することによりパレット2の位置決めが終了する。
【0032】次に、在荷検出器16により、この位置決
めされたパレット2が検出されているかを確認し(ステ
ップ−4)、検出されているときパレット2はパレット
(大)と判断する(ステップ−5)。検出されていない
とき、パレット2はパレット(小)と判断し(ステップ
−6)、第1および第2物品姿検知器6および33の移
動装置59へ検知バー56の移動駆動信号を出力する
(ステップ−7)。
【0033】これにより、パレット2の大小が判断さ
れ、パレット(小)のとき検知バー56が移動され(突
出され)、物品のはみ出しの検出の準備が行われる。次
に、可動ストッパ5へ上昇駆動信号を出力し(ステップ
−8)、続いて搬入コンベヤ装置1のチェーンコンベヤ
3および位置決めコンベヤ装置12のチェーンコンベヤ
11へ逆転駆動信号(パレット2を矢印Cで示す可動ス
トッパ5の方向へ移動させる信号)を一定時間出力し
(ステップ−9)、第1物品姿検知器6によるパレット
2上の物品姿の検知を開始する(ステップ−10)。
【0034】この逆転駆動信号により搬入コンベヤ装置
1のチェーンコンベヤ3および位置決めコンベヤ装置1
2のチェーンコンベヤ11が逆転駆動され、ストッパ1
5に沿ってパレット2の姿勢を維持したままパレット2
の辺Wが可動ストッパ5に当たるまで搬送され、パレッ
ト1の1側面が位置決めされる。この搬送の途中でパレ
ット2上の辺Wの向きの物品姿が検出される。
【0035】すなわち、第1光電スイッチ45がオフと
なることにより、最も荷高さが高い大型の物品Pがパレ
ット2に載置されていると判断され、さらに第1光電ス
イッチ45がオンでかつ第2光電スイッチがオフとなる
ことにより、荷高さが中間の中型の物品Pがパレット2
に載置されていると判断され、第1光電スイッチ45が
オンでかつ第2光電スイッチがオンのままのとき荷高さ
が低い小型の物品Pがパレット2に載置されていると判
断される。また辺Wの向きの物品姿に異常があると(前
記距離a以上にパレット2より物品Pあるいは物品Pの
一部がはみ出しているとき)、第1検知バー装置43と
第2検知バー装置44の検知バー56にいずれか一方ま
たは両方が物品Pに接触して回転し、リミットスイッチ
57Aまたは57Bあるいは両方が動作する。
【0036】これらリミットスイッチ57A,57Bの
動作を確認すると(ステップ−11)、物品姿異常と判
断して、搬入コンベヤ装置1のチェーンコンベヤ3およ
び位置決めコンベヤ装置12のチェーンコンベヤ11へ
停止信号を出力し(ステップ−12)、シグナルタワー
63を点滅させる(ステップ−13)。
【0037】作業員はこのシグナルタワー63の点滅を
確認すると、パレット2上の物品Pの物品姿を直す。こ
れにより検知バー56は戻って、リミットスイッチ57
A,57Bはともにオフとなる。
【0038】リミットスイッチ57A,57Bがともに
オフとなると(ステップ−14)、シグナルタワー63
を消灯させ(ステップ−15)、作業員の安全のために
一定の時間をタイマーでカウントし(ステップ−1
6)、タイマーが設定時間となると再度搬入コンベヤ装
置1のチェーンコンベヤ3および位置決めコンベヤ装置
12のチェーンコンベヤ11へ逆転駆動信号(パレット
2を矢印Cで示す可動ストッパ5の方向へ移動させる信
号)を一定時間出力する(ステップ−17)。
【0039】これによりパレット2は可動ストッパ5位
置まで搬送され、位置決めされる。次に、搬入コンベヤ
装置1のチェーントランサ4と、補助コンベヤ装置22
のチェーンコンベヤ21と、搬出コンベヤ装置32のチ
ェーンコンベヤ31へ正転駆動信号(パレット2を矢印
Dで示す搬出方向へ移動させる信号)を一定時間出力し
(ステップ−18)、第2物品姿検知器33によるパレ
ット2上の辺Lの向きの物品姿の検知を開始する(ステ
ップ−19)。
【0040】この正転駆動信号により搬入コンベヤ装置
1のチェーントランサ4と、補助コンベヤ装置22のチ
ェーンコンベヤ21と、搬出コンベヤ装置32のチェー
ンコンベヤ31が正転駆動され、可動ストッパ5に沿っ
てパレット2の姿勢を維持したままパレット2はターン
テーブル34の中央位置まで搬送される。この搬送の途
中でパレット2上の辺Lの向きの物品姿が検出される。
【0041】すなわち、辺Lの向きの物品姿に異常があ
ると、第1検知バー装置43と第2検知バー装置44の
検知バー56にいずれか一方または両方が物品Pに接触
して回転し、リミットスイッチ57Aまたは57Bある
いは両方が動作する。
【0042】これらリミットスイッチ57A,57Bの
動作を確認すると(ステップ−20)、物品姿異常と判
断して、搬入コンベヤ装置1のチェーントランサ4と、
補助コンベヤ装置22のチェーンコンベヤ21と、搬出
コンベヤ装置32のチェーンコンベヤ31へ停止信号を
出力し(ステップ−21)、シグナルタワー63を点滅
させる(ステップ−22)。
【0043】作業員はこのシグナルタワー63の点滅を
確認すると、パレット2上の物品Pの物品姿を直す。こ
れにより検知バー56は戻って、リミットスイッチ57
A,57Bはともにオフとなる。
【0044】リミットスイッチ57A,57Bがともに
オフとなると(ステップ−23)、シグナルタワー63
を消灯させ(ステップ−24)、作業員の安全のために
一定の時間をタイマーでカウントし(ステップ−2
5)、タイマーが設定時間となると再度搬入コンベヤ装
置1のチェーントランサ4と、補助コンベヤ装置22の
チェーンコンベヤ21と、搬出コンベヤ装置32のチェ
ーンコンベヤ31へ正転駆動信号を一定時間出力する
(ステップ−26)。
【0045】これによりパレット2はターンテーブル3
4の中央位置まで搬送される。次に、ターンテーブル3
4へ回転駆動信号を出力する(ステップ−27)。これ
により、ターンテーブル34によってチェーンコンベヤ
31上よりパレット2が持ち上げられ、90°回転さ
れ、パレット2は搬入されたときの姿勢に戻され、チェ
ーンコンベヤ31上へ戻される。
【0046】次に、上位のコンピュータ72によりパレ
ット2の搬出許可信号を入力しているかを確認し(ステ
ップ−28)、確認すると搬出コンベヤ装置32のチェ
ーンコンベヤ31へ正転駆動信号を一定時間出力する
(ステップ−29)。
【0047】これにより、パレット2は搬出コンベヤ装
置32から自走搬送台車62へ移載される。次に、第1
および第2物品姿検知器6および33の移動装置59へ
検知バー56の退出駆動信号を出力し(ステップ−3
0)、可動ストッパ5へ下降駆動信号を出力し(ステッ
プ−31)、終了する。
【0048】これにより、第1および第2物品姿検知器
6の検知バー56は引き込まれ、可動ストッパ5は下降
し、初期状態に戻され、次のパレット2の搬入にそなえ
られる。
【0049】このように、2種類のパレット2の大小に
応じて、かつパレット2の1方の向きとこの向きとは直
角な向きの両方の向きに応じて、パレット2上の物品P
の物品姿を検知することができ、物品姿に異常を検知す
るとシグナルタワー63を点滅することにより作業員に
物品姿の異常を報知することができる。また、従来のよ
うに、パレット2の大きさの種類に応じて複数の物品姿
検知装置を設ける必要がなく、かつ複雑な動作をするセ
ンタリング装置を設ける必要がないことから、コストを
低減できる。
【0050】なお、本実施の形態では、2種類のパレッ
ト2上の物品姿を検出しているが、2種類に限ることは
なく、さらに種類を増したパレット2上の物品姿を検出
することができる。このとき、ストッパ15により位置
決めされたパレット2の幅(長さ)に応じて在荷検出器
16を増設し、これら在荷検出器16のオン・オフ信号
によりパレット2の種類を判断し、さらにこの判断に応
じて第2検知バー装置44の検知バー56(筒体52)
の移動距離bを変更する。
【0051】また本実施の形態では、第1検知バー装置
43と第2検知バー装置44により物品のはみ出しを検
知しているが、これら装置43,44の回転する検知バ
ー56に代えて、この検知バー56の位置、すなわちパ
レット2より物品Pのはみ出しを許容できる略限界の鉛
直線上の位置に、前記鉛直線上の物品Pの有無を検出す
る投光式の光電スイッチを設けるようにしてもよい。
【0052】また本実施の形態では、報知手段として、
光を使用して報知する手段であるシグナルタワー63を
使用しているが、シグナルタワー63に代えて、ブザー
など鳴動手段により報知するようにしてもよい。また在
荷検出器16として光電スイッチを使用しているが光電
スイッチに限る必要はなく、リミットスイッチや近接ス
イッチによりパレット2の有無を検出するようにしても
よい。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、判断
手段により判断された搬送体の大きさに基づいて、物品
有無検出手段は移動され、この物品有無検出手段が物品
を検出したとき物品の姿に異常があると判断することに
よって、搬送体の大きさが異なっても1つの検知装置に
より物品の姿の異常を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における物品姿検知装置の
機器配置図である。
【図2】同物品姿検知装置の物品姿検知器の正面および
平面図である。
【図3】同物品姿検知装置の物品姿検知器の要部拡大図
である。
【図4】同物品姿検知装置の制御構成図である。
【図5】同物品姿検知装置のコントローラの動作を説明
するフローチャートである。
【図6】同物品姿検知装置のコントローラの動作を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
1 搬入コンベヤ装置 2 パレット 3,11,21,31 チェーンコンベヤ 4,14 チェーントランサ 5 可動ストッパ 6,33 物品姿検知器 12 位置決めコンベヤ装置 13,15 ストッパ 16 在荷検出器 32 搬出コンベヤ装置 34 ターンテーブル 43,44 検知バー装置 45,46 光電スイッチ 56 検知バー 57A,57B リミットスイッチ 59 移動装置 61,62 自走搬送台車 63 シグナルタワー 71 コントローラ 72 上位コンピュータ P 物品

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送体上の物品の姿を検知する物品姿検
    知装置であって、 前記搬送体の大きさを判断する判断手段と、 鉛直線上の前記物品の有無を検出する物品有無検出手段
    と、 前記判断手段により判断された搬送体の大きさに基づい
    て、前記物品有無検出手段を移動する移動手段を備え、 前記移動手段により移動された物品有無検出手段が物品
    を検出したとき、搬送体上の物品の姿に異常があるかど
    うかを判断する制御手段を設けたことを特徴とする物品
    姿検知装置。
  2. 【請求項2】 移動手段は、判断手段により判断された
    搬送体の大きさに基づいて、物品有無検出手段を搬送体
    上の物品のはみ出しを許容できる略限界の鉛直線上へ移
    動させ、 制御手段は、この移動手段により前記鉛直線上へ移動さ
    れた前記物品有無検出手段が物品を検出したとき、搬送
    体上の物品の姿に異常があると判断することを特徴とす
    る請求項1に記載の物品姿検知装置。
  3. 【請求項3】 物品有無検出手段は、回転自在に垂直に
    支持された検知バーで構成され、前記検知バーが物品に
    接触して回転することにより、物品を検出することを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の物品姿検知装
    置。
  4. 【請求項4】 物品有無検出手段は、回転自在に垂直に
    支持された一対の検知バーで構成され、一方の検知バー
    が移動手段により移動され、前記一対の検知バーの少な
    くとも一つの検知バーが物品に接触して回転することに
    より、物品を検出することを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の物品姿検知装置。
  5. 【請求項5】 搬送体の位置決めを行う位置決め手段を
    備え、 判断手段は、前記位置決め側とは反対の所定位置におい
    て、前記位置決め手段により位置決めされた搬送体の有
    無を確認することにより搬送体の大きさを判断すること
    を特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の物
    品姿検知装置。
  6. 【請求項6】 物品の姿に異常があるときに駆動される
    報知手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5
    のいずれかに記載の物品姿検知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009051616A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Daifuku Co Ltd 物品位置決め装置
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CN116674954A (zh) * 2023-08-03 2023-09-01 昆山鸿仕达智能科技股份有限公司 自动上料方法及自动上料设备

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