JP2003220816A - 車両用空調装置およびそのプログラム - Google Patents
車両用空調装置およびそのプログラムInfo
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Abstract
乗員の好みを学習する車両用空調装置において、少ない
操作回数で乗員の好みに合致した空調制御が行われるよ
うにする。 【解決手段】 パターン〜のブロワ電圧算出マップ
を予め容易し、所定期間の空調操作情報から乗員の好み
に近いパターンのマップを選択することにより、その時
点で乗員の好みにほぼ合致した制御特性にすることがで
きる。また、乗員の好みが反映されたパターンのマップ
を基に以後の学習を行うことにより、少ない操作回数で
早く乗員の好みに完全に合致した制御特性にすることが
できる。
Description
を制御特性に基づいて自動制御すると共に、乗員により
設定された空調操作情報に基づいて制御特性を補正して
乗員の好みを学習する車両用空調装置に関する。
の制御特性が予め決められており、その制御特性に基づ
いて空調制御用機器の作動を自動制御して、吹出温度、
送風量、吸込モード、吹出モード等を自動制御すると共
に、乗員が行った空調操作の情報に基づいて制御特性を
補正する、いわゆる学習制御を行うようになっている。
は、車両用自動変速機の変速制御装置において、予め記
憶された複数のシフトマップの中から、ドライバの運転
操作情報に基づいてドライバの好みに最も合ったシフト
マップを選択し、以後は選択されたシフトマップに基づ
いて変速制御を行うことが記載されている。
た従来の空調装置においては、学習制御のベースとなる
制御特性が乗員の好みから大きく離れていると、乗員の
好みに合った制御特性になるまでに多くの操作が必要で
あり、乗員の好みに合った制御特性に近づくのが遅くな
るという問題があった。
は、少ない操作回数で乗員の好みがほぼ実現されるもの
の、シフトマップは予め記憶されたものであるため、乗
員の好みが完全に実現されるものではない。従って、上
記公報に記載の技術思想を仮に空調装置に適用したとし
ても、乗員の好みを完全に実現することはできない。
で、空調状態を制御特性に基づいて自動制御すると共
に、空調操作情報に基づいて制御特性を補正して乗員の
好みを学習する車両用空調装置において、少ない操作回
数で乗員の好みに合致した空調制御が行われるようにす
ることを目的とする。
め、請求項1に記載の発明では、車室内の空調状態を制
御特性に基づいて自動制御する制御手段(31)と、乗
員の操作により希望の空調状態を設定する操作手段(3
5〜38)とを備え、制御手段(31)は操作手段(3
5〜38)により設定された空調操作情報と制御特性と
に基づいて制御する車両用空調装置において、制御手段
(31)は、所定期間の空調操作情報に基づいて学習の
ベースとなるベース制御特性を決定し、所定期間の経過
後はベース制御特性を空調操作情報に基づいて補正する
ことを特徴とする。
ら所定日数が経過する間、あるいは車両購入後空調操作
が所定回数行われる間である。そして、請求項1の発明
によると、所定期間の空調操作情報から乗員の好みを推
定してベース制御特性を決定するため、所定期間が経過
した時点で乗員の好みにほぼ合致した制御特性にするこ
とができると共に、所定期間の経過後も引き続き学習を
行うため、乗員の好みに完全に合致した制御特性にする
ことができる。
特性を基に学習を行うため、従来のように予め決められ
た制御特性を基に学習を行う場合よりも、少ない操作回
数で早く乗員の好みに完全に合致した制御特性にするこ
とができる。
は、請求項2に記載の発明のように、所定期間の空調操
作情報に基づいて複数のベース制御特性の中から選択す
るようにしてもよいし、請求項3に記載の発明のよう
に、所定期間の空調操作情報に基づいて演算により求め
ることもできる。
れて、制御手段(31)により決定されたベース制御特
性をクリアする指示を出すクリア手段を備えることを特
徴とする。
ガネからコンタクトレンズに変えたりして、制御特性の
好みに大きな変化があった場合に、決定されていたベー
ス制御特性をクリアし、新たに決定したベース制御特性
を基に学習をやり直すことにより、早く乗員の好みに合
った制御特性にすることができる。
の空調ゾーンをそれぞれ独立に空調制御する車両用空調
装置であって、制御手段(31)は、複数の空調ゾーン
毎にベース制御特性を決定することを特徴とする。
みにあった空調制御を、少ない操作回数で早く実現する
ことができる。
1)は、予め記憶された標準制御特性を有し、所定期間
の間は標準制御特性を空調操作情報に基づいて補正し、
所定期間の経過後はベース制御特性を空調操作情報に基
づいて補正することを特徴とする。
るまでの間、標準制御特性を基に学習することにより、
暫定で学習効果を得ることができる。
性が決定された時に、ベース制御特性が決定されたこと
を乗員に報知する報知手段(50)を備えることを特徴
とする。
るとそれまでの制御と多少異なってしまうため乗員が違
和感を感じる恐れがあるが、乗員にその旨を報知するこ
とによりその違和感を防止することができる。
状態を制御特性に基づいて自動制御する制御手段(3
1)と、乗員の操作により希望の空調状態を設定する操
作手段(35〜38)とを備え、制御手段(31)は操
作手段(35〜38)により設定された空調操作情報に
基づいて制御特性を補正する車両用空調装置において、
制御手段(31)は、所定期間の空調操作情報に基づい
て制御特性を補正する際、所定期間の経過後よりも広い
条件で制御特性を補正することを特徴とする。
広い条件でその操作量が学習に反映され、以後は狭い条
件でその操作量が学習に反映されるため、非常に早期に
乗員の好みに大まかに合致した制御特性にすることがで
きると共に、以後部分的に学習されることで、少ない操
作回数で早く乗員の好みに完全に合致した制御特性にす
ることができる。
状態を制御特性に基づいて自動制御すると共に、乗員に
より設定された空調操作情報に基づいて制御特性を補正
して乗員の好みを学習する車両用空調装置のコンピュー
タに、所定期間の空調操作情報に基づいて学習のベース
となるベース制御特性を決定する手順と、所定期間の経
過後にベース制御特性を空調操作情報に基づいて補正す
る手順とを実行させることを特徴とする。
り、請求項1の作用効果を奏する車両用空調装置の作動
制御を行うことができる。
調状態を制御特性に基づいて自動制御すると共に、乗員
により設定された空調操作情報に基づいて制御特性を補
正して乗員の好みを学習する車両用空調装置のコンピュ
ータに、所定期間の空調操作情報に基づいて制御特性を
補正する際、所定期間の経過後よりも広い条件で制御特
性を補正する手順を実行させることを特徴とする。
り、請求項8の作用効果を奏する車両用空調装置の作動
制御を行うことができる。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
第1実施形態になる車両用空調装置の全体システム構成
を示すもので、この車両用空調装置は、記憶された制御
特性に基づいて空調制御用機器の作動を自動制御して、
吹出温度、送風量、吸込モード、吹出モード等を自動制
御すると共に、記憶された制御特性を乗員の空調操作に
基づいて補正、すなわち学習するものである。
空調ユニット10の空気流れ最上流側には、吸込モード
切替手段としての内外気切替箱11が配置され、この内
外気切替箱11は外気導入口11aと内気導入口11b
を有すると共に、この内外気切替箱11内に内外気切替
ドア12が回動自在に設置されている。
1aと内気導入口11bとの分岐点に配置され、アクチ
ュエータ12aにより駆動されて、空調ユニット10に
導入する空気を内気と外気に切り替えたり、あるいは内
気と外気の混合割合を調整する。
ての送風機13が配置され、この送風機13は、内外気
切替箱11内に空気を吸い込んで空調ユニット10の下
流側に送風するものであり、ブロワモータ14と、その
回転軸に連結された遠心式送風ファン15を有してい
る。この送風ファン15の下流にはエバポレータ16と
ヒータコア17が設けられている。
て、図示しない車両エンジンにより駆動されるコンプレ
ッサ等と結合されて冷凍サイクルを構成し、その内部の
低圧冷媒が空気から吸熱して蒸発することにより空気を
冷却する。また、ヒータコア17は加熱用熱交換器であ
って、図示しない車両エンジンの冷却水(温水)が内部
を循環し、このエンジン冷却水を熱源として空気を加熱
する。
度調整手段としてのエアミックスドア18が回動自在に
設けられ、エアミックスドア18の開度はアクチュエー
タ18aにより駆動されて調節される。これによって、
ヒータコア17を通過する空気とヒータコア17をバイ
パスする空気の割合とが調整され、車室内に吹き出す空
気の温度が調整される。
タ(DEF)吹出口19を開閉するデフロスタドア2
0、フェイス(FACE)吹出口21を開閉するフェイ
スドア22、およびフット(FOOT)吹出口23を開
閉するフットドア24が設けられている。
ド切替手段を構成するもので、アクチュエータ25によ
り駆動されて各吹出口19、21、23を開閉すること
によって、各種の吹出モード、すなわち、フェイスモー
ド、バイレベルモード、フットモード、フットデフモー
ド、デフロスタモード等が設定される。そして、各吹出
モードに応じて開口した吹出口から、温度調整された空
気が車室内へ吹き出される。
クロコンピュータ31を有し、送風量は、マイクロコン
ピュータ31からの出力信号に基づいて駆動回路32を
介してブロワモータ14の印加電圧(ブロワ電圧)を調
整してモータ回転数を調整することにより制御される。
なお、その他のアクチュエータ12a、18a、25
も、マイクロコンピュータ31からの出力信号に基づい
て駆動回路32を介して制御される。
央演算処理装置(CPU)、ROM、RAM、スタンバ
イRAM、I/Oポート、A/D変換部等を持ち、それ
自体は周知のものである。
を断続するイグニションスイッチ(以下、IGと記す)
オフの場合においても乗員の好みを学習した値を記憶
(バックアップ)するためのRAMであり、IGがオフ
であっても車載バッテリーからIGを介さずに直接電力
が供給される。また、マイクロコンピュータ31とバッ
テリーとの電気接続が遮断された状況でも短時間ならば
マイクロコンピュータ31に電力を供給する図示しない
バックアップ用の電源が設けられている。
器盤に設置された空調操作部33から操作信号が入力さ
れる。この空調操作部33には、空調装置の自動制御状
態を設定するAUTOスイッチ34、内外気吸込モード
を手動で切替設定するための内外気切替スイッチ35、
吹出モードを手動で切替設定するための吹出モード切替
スイッチ36、送風機13の送風量を手動で切替設定す
るための送風量切替スイッチ37、乗員の好みの温度を
設定するための温度設定スイッチ38等が設けられてい
る。
ド切替スイッチ36、送風量切替スイッチ37、および
温度設定スイッチ38は、いずれも乗員の操作により希
望の空調状態を設定する操作手段に相当する。そして、
マイクロコンピュータ31は、乗員がそれらのスイッチ
35〜38により設定した空調操作情報に基づいて制御
特性を補正する、いわゆる学習制御を行うようになって
いる。
には、風量アップスイッチ37aと風量ダウンスイッチ
37bからなり、風量アップスイッチ37aは1回押さ
れるごとにブロワ電圧(駆動用モータ14への印加電
圧)を1レベル(0.25ボルト)上げる信号を出力
し、風量ダウンスイッチ37bは1回押されるごとにブ
ロワ電圧を1レベル(0.25ボルト)下げる信号を出
力する。
室内の空調状態に影響を及ぼす環境条件(空調熱負荷)
等を検出する各種センサからの信号が入力される。具体
的には、車室内の空気温度(内気温度)TRを検出する
内気温センサ39、車室外の空気温度(外気温度)TA
Mを検出する外気温センサ40、車室内に入射する日射
量TSを検出する日射センサ41、蒸発器温度(具体的
には蒸発器吹出空気温度)TEを検出する蒸発器温度セ
ンサ42、ヒータコア17を循環するエンジン水温TW
を検出する水温センサ43、後席に設置されて後席乗員
の有無を検出する後席乗員検出手段としてのシートセン
サ44等からの各信号が、それぞれのレベル変換回路4
5を介してマイクロコンピュータ31に入力され、これ
らはマイクロコンピュータ31においてA/D変換され
て読み込まれる。また、温度設定スイッチ38からの信
号もレベル変換回路45でレベル変換されてマイクロコ
ンピュータ31に入力される。
ーナビゲーション装置50が接続されている。カーナビ
ゲーション装置50は、自車の現在位置を表示する図示
しないモニター画面を備え、後述する学習開始の指示を
モニター画面上で行うようになっており、その学習開始
指示情報がマイクロコンピュータ31に出力されるよう
になっている。
行される本発明の全体のフローチャートであり、IGオ
ンとともに図2の制御をスタートする。まず、ステップ
S1にて各種変換、フラグ等の初期値を設定する。次の
ステップS2では空調操作部33の各種スイッチ34〜
38の操作信号、各種センサ39〜44からのセンサ検
出信号、およびカーナビゲーション装置50からの信号
を読み込む。
み込んだ設定温度TSETおよびセンサ検出信号等に基
づいて車室内に吹き出す空気の目標吹出温度TAOを下
記数式1により算出する。ここで、TAOは環境条件の
変化にかかわらず車室内を設定温度TSETに維持する
ために必要な吹出空気温度である。
AM×TAM−KS×TS+C 但し、KSET、KR、KAM、KSは係数、Cは定数
であり、TSET、TR、TAM、TSはそれぞれ上記
した設定温度、内気温度、外気温度、日射量である。
るブロワ電圧を上記TAOに基づいて決定する。ここ
で、乗員が望む風量には個人差があるので、一律に送風
量を決めることは難しい。そこで、本実施形態では、送
風量に関する乗員の手動操作に基づいて送風量制御特性
としてのブロワ電圧算出マップを補正していくことによ
り、乗員の好みを学習したブロワ電圧算出マップとなる
ようにしている。
マップを予め複数有しており、所定期間の送風量に関す
る手動操作の情報から乗員の好みを推定して複数のブロ
ワ電圧算出マップの中から1つを選択し、その選択した
ブロワ電圧算出マップを基に学習を行うようになってい
る。これらについては後で詳述する。
ドア18の開度SWを、TAO、TE、TWに基づいて
算出する。次に、ステップS6に進み、内外気切替ドア
12による内気と外気の導入割合をTAOに基づいて演
算する。次に、ステップS7にて吹出モードドア20、
22、24による吹出モードをTAOに基づいて演算す
る。次に、ステップS8において、蒸発器温度TEが目
標蒸発器温度に維持されるように、コンプレッサの制御
を決定する。
プS4〜S8で決定された各種制御信号を駆動回路32
を介してブロワモータ24、各アクチュエータ12a、
18a、25およびコンプレッサに加えて、ブロワモー
タ24の回転数、各アクチュエータ12a、18a、2
5およびコンプレッサの作動を制御する。ステップS9
の処理後ステップS2に戻り、上記処理を繰り返す。
ロワ電圧決定の具体的処理を例示するもので、以下詳細
に説明する。
0に図示するパターン〜のブロワ電圧算出マップの
中から、所定期間の送風量に関する手動操作の情報に基
づいて1つが選択される。また、パターン〜のブロ
ワ電圧算出マップは、各吹出モード毎に用意されてい
る。また、それらのブロワ電圧算出マップは、学習のベ
ースとなるベース送風量制御特性に相当し、乗員が最初
に送風量切替スイッチ37を操作する前に予め用意され
ている。
であり、パターンはTAOの中間温度域での送風量が
パターンよりも多くなる比較的高風量の送風量特性で
あり、パターンはTAOが10〜39℃の温度域での
送風量がパターンよりも多くなる最も高風量の送風量
特性であり、パターンはTAOの中間温度域での送風
量がパターンよりも少なくなる比較的低風量の送風量
特性であり、パターンはTAOの全温度域での送風量
がパターンよりも少なくなる最も低風量の送風量特性
であり、パターンはTAOの低温度域での送風量がパ
ターンよりも少なくなるやや低風量の送風量特性であ
る。
ーナビゲーション装置50のモニター画面が空調初期設
定画面になっているか否かを判定する。空調初期設定画
面になっていればステップS110がYESになってス
テップS120に進む。
示がされたか否かを判定し、乗員が学習開始の指示をし
た場合はステップS120がYESになってステップS
130に進む。
スイッチ37を操作して送風量を手動で変更したか否か
を判定し、送風量が手動で変更された場合はステップS
130がYESとなりステップS140に進む。
チ37により変更指示した操作点の情報、すなわち送風
量に関する空調操作情報を記憶する。具体的には、送風
量切替スイッチ37にて設定したブロワ電圧と、その時
のTAOとを記憶する。
始してから送風量の変更操作が10回行われるまではス
テップS150がNOとなり、ステップS130および
ステップS140の処理が繰り返される。そして、送風
量の変更操作が10回行われるとステップS150がY
ESとなり、ステップS160に進む。
で記憶された10個の操作点情報に基づいて、パターン
〜のブロワ電圧算出マップの中から、乗員の好みに
最も近いと推定されるパターンのブロワ電圧算出マップ
を選択する。
テップS160に図示する○印はステップS140に記
憶された10個の操作点であり、例えば操作点Xはパタ
ーンおよびに最も近く、次にパターンおよびに
近いので、パターンおよびに10点、パターンお
よびに5点のポイントを配分し、他の操作点について
も同様にしてポイントを配分し、合計ポイントが最も高
いパターンのブロワ電圧算出マップを選択する。そし
て、この選択されたブロワ電圧算出マップを基に以後の
部分学習を行うようになっている。
120がNOの場合、すなわち空調初期設定画面になっ
ていない場合、あるいは学習開始指示がない場合は、ス
テップS125にて通常の部分学習を行う。
理を示すもので、図4の処理により、乗員の手動操作に
基づいてブロワ電圧算出マップが補正され、また、ブロ
ワ電圧がTAOに基づいて決定される。
在の吹出モードがフェイス(FACE)モードであるか
否かを判定し、吹出モードがフェイスモードであればス
テップS210がYESとなりステップS211へ進
む。ステップS211では、乗員が送風量切替スイッチ
37を操作して送風量を手動で変更したか否かを判定
し、送風量が手動で変更された場合はステップS211
がYESとなりステップS212へ進む。
チ37の操作に基づいて、図5(a)に示すフェイスモ
ード時のブロワ電圧算出マップを補正、すなわち学習す
る。なお、このブロワ電圧算出マップは、図3のステッ
プS160で選択されたフェイスモード時のブロワ電圧
算出マップである。次いで、ステップS212からステ
ップS213に進み、フェイスモード時のブロワ電圧算
出マップからTAOに基づいてブロワ電圧を算出する。
ステップS211がNOの場合は直ちにステップS21
3に進み、ブロワ電圧を算出する。
S220に進み、ステップS220では、現在の吹出モ
ードがバイレベル(B/L)モードであるか否かを判定
し、吹出モードがバイレベルモードであればステップS
220がYESとなりステップS221へ進む。ステッ
プS221では、乗員が送風量切替スイッチ37を操作
して送風量を手動で変更したか否かを判定し、送風量が
手動で変更された場合はステップS221がYESとな
りステップS222へ進む。
チ37の操作に基づいて、図5(b)に示すバイレベル
モード時のブロワ電圧算出マップを補正、すなわち学習
する。なお、このブロワ電圧算出マップは、図3のステ
ップS160で選択されたバイレベルモード時のブロワ
電圧算出マップである。次いで、ステップS222から
ステップS223に進み、バイレベルモード時のブロワ
電圧算出マップからTAOに基づいてブロワ電圧を算出
する。ステップS221がNOの場合は直ちにステップ
S223に進み、ブロワ電圧を算出する。
S230に進み、ステップS230では、現在の吹出モ
ードがフット(FOOT)モードであるか否かを判定
し、吹出モードがフットモードであればステップS23
0がYESとなりステップS231へ進む。ステップS
231では、乗員が送風量切替スイッチ37を操作して
送風量を手動で変更したか否かを判定し、送風量が手動
で変更された場合はステップS231がYESとなりス
テップS232へ進む。
チ37の操作に基づいて、図5(c)に示すフットモー
ド時のブロワ電圧算出マップを補正、すなわち学習す
る。なお、このブロワ電圧算出マップは、図3のステッ
プS160で選択されたフットモード時のブロワ電圧算
出マップである。次いで、ステップS232からステッ
プS233に進み、フットモード時のブロワ電圧算出マ
ップからTAOに基づいてブロワ電圧を算出する。ステ
ップS231がNOの場合は直ちにステップS233に
進み、ブロワ電圧を算出する。
S240に進み、ステップS240では、現在の吹出モ
ードがフットデフ(F/D)モードであるか否かを判定
し、吹出モードがフットデフモードであればステップS
240がYESとなりステップS241へ進む。ステッ
プS241では、乗員が送風量切替スイッチ37を操作
して送風量を手動で変更したか否かを判定し、送風量が
手動で変更された場合はステップS241がYESとな
りステップS242へ進む。
チ37の操作に基づいて、図5(d)に示すフットデフ
モード時のブロワ電圧算出マップを補正、すなわち学習
する。なお、このブロワ電圧算出マップは、図3のステ
ップS160で選択されたフットデフモード時のブロワ
電圧算出マップである。次いで、ステップS242から
ステップS243に進み、フットデフモード時のブロワ
電圧算出マップからTAOに基づいてブロワ電圧を算出
する。ステップS241がNOの場合は直ちにステップ
S243に進み、ブロワ電圧を算出する。
S251に進む。因みに、ステップS210〜ステップ
S240のモード判定結果から、ステップS251に進
んだ場合は現在の吹出モードはデフロスタ(DEF)モ
ードである。そして、ステップS251では、乗員が送
風量切替スイッチ37を操作して送風量を手動で変更し
たか否かを判定し、送風量が手動で変更された場合はス
テップS251がYESとなりステップS252へ進
む。
チ37の操作に基づいて、図5(e)に示すデフロスタ
モード時のブロワ電圧算出マップを補正、すなわち学習
する。なお、このブロワ電圧算出マップは、図3のステ
ップS160で選択されたデフロスタモード時のブロワ
電圧算出マップである。次いで、ステップS252から
ステップS253に進み、デフロスタモード時のブロワ
電圧算出マップからTAOに基づいてブロワ電圧を算出
する。ステップS251がNOの場合は直ちにステップ
S253に進み、ブロワ電圧を算出する。
操作に基づいて、ステップS212、S222、S23
2、S242、S252にて、各吹出モードに対応した
ブロワ電圧算出マップを補正することにより、乗員の送
風量の好みが学習される。
電圧算出マップの具体的な学習方法の一例を図6により
説明する。図6(a)の特性Aは、図3のステップS1
60で選択されたブロワ電圧算出マップであり、送風量
に関する乗員操作の学習を一度もしていないときはこの
図6(a)の特性によりブロワ電圧が算出される。
イッチ37の操作が行われたときについて述べると、図
6(a)の特性Aにおいて、ブロワ電圧がaレベル(最
大風量Hi)であるとき、乗員の操作によりブロワ電圧
が操作点1のレベルまで引き下げられると、この乗員操
作を学習して、この操作点1を通るように特性Aの傾斜
部分を図6(a)の左側(TAOの低温側)に平行移動
させる。図6(a)の実線Bはこの1回目の乗員操作を
学習した後の制御特性を示す。
る学習を示すもので、1回目の学習後の制御特性Bにお
いて、ブロワ電圧がbレベル(最小風量Loに近い小風
量)であるとき、乗員の操作によりブロワ電圧が操作点
2のレベルまで引き上げられると、今度は操作点1およ
び操作点2の両方を通るように、制御特性の傾斜部分の
傾きθを変更する。図6(b)の実線Cはこの2回目の
乗員操作を学習した後の制御特性を示す。
る学習を示すもので、2回目の学習後の制御特性Cにお
いて、ブロワ電圧がcレベル(操作点2の送風量と最小
送風量Loとの間の送風量)であるとき、乗員の操作に
よりブロワ電圧が操作点3の最小送風量のLoレベルま
で引き下げられると、今度は2回目の学習後の制御特性
Cにおける傾斜部分の傾きθを、操作点1、操作点2お
よび操作点3を最小2乗近似する傾きに変更する。従っ
て、3回目の乗員操作を学習した後の制御特性は図6
(c)の実線Dに示すようになる。4回以上の乗員操作
に対しては、各操作点を最小2乗近似する傾きに変更す
る。
基づいて送風量を自動制御すると共に、空調操作情報に
基づいてブロワ電圧算出マップを補正して乗員の好みを
学習する空調装置において、所定期間の空調操作情報か
ら乗員の好みを推定して、複数のブロワ電圧算出マップ
の中からベースブロワ電圧算出マップを選択するため、
所定期間が経過した時点で乗員の好みにほぼ合致したブ
ロワ電圧算出マップにすることができると共に、所定期
間の経過後も引き続き学習を行うため、乗員の好みに完
全に合致したブロワ電圧算出マップにすることができ
る。
ワ電圧算出マップを基に学習を行うため、従来のように
予め決められたブロワ電圧算出マップを基に学習を行う
場合よりも、少ない操作回数で早く乗員の好みに完全に
合致したブロワ電圧算出マップにすることができる。
の空調操作は広い条件でその操作量が学習に反映され、
以後は狭い条件でその操作量が学習に反映されるように
したものである。そして、本実施形態は、上記制御を行
うため第1実施形態の図3に示す処理を図7のように変
更している。その他の点は第1実施形態と同一である。
ーナビゲーション装置50のモニター画面が空調初期設
定画面になっているか否かを判定する。空調初期設定画
面になっていればステップS310がYESになってス
テップS320に進む。
示がされたか否かを判定し、乗員が学習開始の指示をし
た場合はステップS320がYESになってステップS
330に進む。そして、以下のステップでは、予め記憶
された標準ブロワ電圧算出マップ(図3中のパターン
に相当)を基に学習を行うようになっている。
に送風量切替スイッチ37を操作した回数を判定し、操
作回数が1〜10回であればステップS330がYES
となりステップS340に進む。そして、ステップS3
40では、送風量切替スイッチ37を操作した時の外気
温度TAM±40℃のTAOの範囲について、ブロワ電
圧算出マップを補正、すなわち学習する。
S350に進み、学習開始指示後の操作回数が11〜2
0回であればステップS350がYESとなりステップ
S360に進む。そして、ステップS360では、送風
量切替スイッチ37を操作した時の外気温度TAM±2
0℃のTAOの範囲について、ブロワ電圧算出マップを
補正する。
S370に進み、学習開始指示後の操作回数が21〜3
0回であればステップS370がYESとなりステップ
S380に進む。そして、ステップS380では、送風
量切替スイッチ37を操作した時の外気温度TAM±1
0℃のTAOの範囲について、ブロワ電圧算出マップを
補正する。
学習開始指示後の操作回数が31回以上であればステッ
プS390に進む。そして、ステップS390では、送
風量切替スイッチ37を操作した時の外気温度TAM±
5℃のTAOの範囲について、ブロワ電圧算出マップを
補正する。
320がNOの場合、すなわち空調初期設定画面になっ
ていない場合、あるいは学習開始指示がない場合は、ス
テップS325にて通常の部分学習を行う。
の空調操作は広い条件でその操作量が学習に反映され、
以後は狭い条件でその操作量が学習に反映されるため、
非常に早期に乗員の好みに大まかに合致したブロワ電圧
算出マップにすることができると共に、以後部分的に学
習されることで、少ない操作回数で早く乗員の好みに完
全に合致したブロワ電圧算出マップにすることができ
る。
圧算出マップの好みに大きな変化があった場合に、それ
まで選択されていたブロワ電圧算出マップを乗員指示に
よりクリアするようにしたものである。そして、本実施
形態は、上記制御を行うため図8に示す処理を第1実施
形態の処理に追加すると共に、選択されていたブロワ電
圧算出マップをクリアする指示を出すクリア手段として
のクリアスイッチ(図示せず)を備えている。その他の
点は第1実施形態と同一である。
択されていたブロワ電圧算出マップをクリアするために
乗員がクリアスイッチを操作したか否かを判定する。因
みに、例えば髪型を変えたり、メガネからコンタクトレ
ンズに変えたりして、好みに大きな変化があった場合等
にクリアスイッチが操作される。そして、クリアスイッ
チの操作があればステップS410がYESとなり、ス
テップS420に進む。
ていたブロワ電圧算出マップをクリアし、標準的な送風
量特性であるパターンのブロワ電圧算出マップ(図3
参照)を選択する。そして、パターンのブロワ電圧算
出マップに基づいて以後のブロワ電圧を決定するととも
に、送風量切替スイッチ37が操作された場合にはパタ
ーンのブロワ電圧算出マップを基にして学習する。
プの好みに大きな変化があった場合に、選択されていた
ベースブロワ電圧算出マップをクリアし、新たに選択し
たベースブロワ電圧算出マップを基に学習をやり直すこ
とにより、早く乗員の好みに合った制御特性にすること
ができる。
ロワ電圧算出マップが決定されるまでの間、標準ブロワ
電圧算出マップを基に学習すると共に、ベースブロワ電
圧算出マップが決定された時にその旨を乗員に報知する
ようにしたものである。そして、本実施形態は、上記制
御を行うため第1実施形態の図3に示す処理を図9のよ
うに変更している。その他の点は第1実施形態と同一で
ある。
ーナビゲーション装置50のモニター画面が空調初期設
定画面になっているか否かを判定する。空調初期設定画
面になっていればステップS510がYESになってス
テップS520に進む。
示がされたか否かを判定し、乗員が学習開始の指示をし
た場合はステップS520がYESになってステップS
530に進む。
スイッチ37を操作して送風量を手動で変更したか否か
を判定し、送風量が手動で変更された場合はステップS
530がYESとなりステップS540に進む。
チ37により変更指示した操作点の情報、すなわち送風
量に関する空調操作情報を記憶する。具体的には、送風
量切替スイッチ37にて設定したブロワ電圧と、その時
のTAOとを記憶する。次に、ステップS550に進
み、標準的な送風量特性であるパターンのブロワ電圧
算出マップ(図3参照)に対して通常の部分学習を行
う。
始してから送風量の変更操作が10回行われるまではス
テップS560がNOとなり、ステップS530〜ステ
ップS550の処理が繰り返される。
は、標準ブロワ電圧算出マップに相当するパターンの
ブロワ電圧算出マップを基に学習することにより、暫定
で学習効果を得ることができる。
とステップS560がYESとなり、ステップS570
に進む。ステップS570では、ステップS550で通
常の部分学習を行ったブロワ電圧算出マップをクリアす
る。
540で記憶された10個の操作点情報に基づいて、パ
ターン〜のブロワ電圧算出マップの中から、乗員の
好みに最も近いと推定されるパターンのブロワ電圧算出
マップを選択する。因みに、この選択方法は、第1実施
形態のステップS160の場合と同じである。本例の場
合、比較的高風量の送風量特性であるパターンのブロ
ワ電圧算出マップが選択される。そして、この選択され
たブロワ電圧算出マップを基に以後の部分学習を行うよ
うになっている。
学習のベースとなるブロワ電圧算出マップとして、比較
的高風量の送風量特性が選択されたことを、報知手段に
相当するカーナビゲーション装置50を利用して、画面
表示および音声により乗員に報知する。
ロワ電圧算出マップが選択されるとそれまでの制御と多
少異なってしまうため乗員が違和感を感じる恐れがある
が、乗員にその旨を報知することによりその違和感を防
止することができる。
520がNOの場合、すなわち空調初期設定画面になっ
ていない場合、あるいは学習開始指示がない場合は、ス
テップS525にて通常の部分学習を行う。
用意された複数のパターンのブロワ電圧算出マップか
ら、所定期間の送風量に関する手動操作の情報に基づい
てブロワ電圧算出マップを選択し、その選択したブロワ
電圧算出マップを基に学習を行うようにしたが、標準的
なパターンのブロワ電圧算出マップを基にして、所定期
間の送風量に関する手動操作の情報に基づいてその乗員
に対して最適と思われるブロワ電圧算出マップを演算
し、その演算したブロワ電圧算出マップを基に学習を行
うようにしてもよい。
操作情報に基づいて、送風量制御特性としてのブロワ電
圧算出マップを決定する例を示したが、内外気吸込モー
ド制御特性、吹出モード制御特性、および吹出温度制御
特性についても、予め複数のパターンの制御特性を用意
し、所定期間の手動操作情報に基づいて、その乗員に対
して最適と思われる制御特性を選択するようにしてもよ
い。
ンをそれぞれ独立に空調制御する車両用空調装置にも適
用可能であり、予め用意された複数のパターンのブロワ
電圧算出マップから、複数の空調ゾーン毎に、所定期間
の手動操作情報に基づいて、ブロワ電圧算出マップを選
択するようにしてもよい。
る。
ャートである。
トである。
トである。
る。
方法の説明図である。
トである。
トである。
トである。
Claims (10)
- 【請求項1】 車室内の空調状態を制御特性に基づいて
自動制御する制御手段(31)と、乗員の操作により希
望の空調状態を設定する操作手段(35〜38)とを備
え、前記制御手段(31)は前記操作手段(35〜3
8)により設定された空調操作情報と前記制御特性とに
基づいて制御する車両用空調装置において、 前記制御手段(31)は、所定期間の前記空調操作情報
に基づいて学習のベースとなるベース制御特性を決定
し、前記所定期間の経過後は前記ベース制御特性を前記
空調操作情報に基づいて補正することを特徴とする車両
用空調装置。 - 【請求項2】 前記制御手段(31)は、前記ベース制
御特性として複数の制御特性を有し、前記所定期間の前
記空調操作情報に基づいて前記複数のベース制御特性の
中から選択することを特徴とする請求項1に記載の車両
用空調装置。 - 【請求項3】 前記制御手段(31)は、前記所定期間
の前記空調操作情報に基づいて前記ベース制御特性を演
算することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装
置。 - 【請求項4】 前記乗員に操作されて、前記制御手段
(31)により決定された前記ベース制御特性をクリア
する指示を出すクリア手段を備えることを特徴とする請
求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調装
置。 - 【請求項5】 前記車室内の複数の空調ゾーンをそれぞ
れ独立に空調制御する車両用空調装置であって、 前記制御手段(31)は、前記複数の空調ゾーン毎に前
記ベース制御特性を決定することを特徴とする請求項1
ないし4のいずれか1つに記載の車両用空調装置。 - 【請求項6】 前記制御手段(31)は、予め記憶され
た標準制御特性を有し、前記所定期間の間は前記標準制
御特性を前記空調操作情報に基づいて補正し、前記所定
期間の経過後は前記ベース制御特性を前記空調操作情報
に基づいて補正することを特徴とする請求項1ないし5
のいずれか1つに記載の車両用空調装置。 - 【請求項7】 前記ベース制御特性が決定された時に、
前記ベース制御特性が決定されたことを前記乗員に報知
する報知手段(50)を備えることを特徴とする請求項
1ないし6のいずれか1つに記載の車両用空調装置。 - 【請求項8】 車室内の空調状態を制御特性に基づいて
自動制御する制御手段(31)と、乗員の操作により希
望の空調状態を設定する操作手段(35〜38)とを備
え、前記制御手段(31)は前記操作手段(35〜3
8)により設定された空調操作情報に基づいて前記制御
特性を補正する車両用空調装置において、 前記制御手段(31)は、所定期間の前記空調操作情報
に基づいて前記制御特性を補正する際、前記所定期間の
経過後よりも広い条件で前記制御特性を補正することを
特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項9】 車室内の空調状態を制御特性に基づいて
自動制御すると共に、乗員により設定された空調操作情
報に基づいて前記制御特性を補正して前記乗員の好みを
学習する車両用空調装置のコンピュータに、 所定期間の前記空調操作情報に基づいて前記学習のベー
スとなるベース制御特性を決定する手順と、前記所定期
間の経過後に前記ベース制御特性を前記空調操作情報に
基づいて補正する手順とを実行させることを特徴とする
プログラム。 - 【請求項10】 車室内の空調状態を制御特性に基づい
て自動制御すると共に、乗員により設定された空調操作
情報に基づいて前記制御特性を補正して前記乗員の好み
を学習する車両用空調装置のコンピュータに、 所定期間の前記空調操作情報に基づいて前記制御特性を
補正する際、前記所定期間の経過後よりも広い条件で前
記制御特性を補正する手順を実行させることを特徴とす
るプログラム。
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