JP2003220039A - 被検者の生体情報及び加速度情報に基づく身体異常の遠隔監視システム及び遠隔監視方法 - Google Patents

被検者の生体情報及び加速度情報に基づく身体異常の遠隔監視システム及び遠隔監視方法

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JP2003220039A
JP2003220039A JP2002020758A JP2002020758A JP2003220039A JP 2003220039 A JP2003220039 A JP 2003220039A JP 2002020758 A JP2002020758 A JP 2002020758A JP 2002020758 A JP2002020758 A JP 2002020758A JP 2003220039 A JP2003220039 A JP 2003220039A
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subject
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Junichi Ninomiya
淳一 二宮
Shoichi Nakamura
正一 中村
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ACP Japan Co Ltd
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ACP Japan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 被験者の生体情報と共に被検者における複数
部位の複数加速度情報を解析して、被検者毎のより正確
な身体異常発生状態を遠隔監視する。 【解決手段】 被検者の血圧、脈拍、呼吸数、血中酸素
濃度の生体情報の中の少なくとも一つを測定する生体情
報測定装置と、被検者の脚部、腕部、頭部、胸部及び腰
部の複数部位の加速度を測定する加速度測定装置と、被
検者IDコードと共に測定された生体情報と複数部位の
加速度とそれぞれに対応する部位識別符号に係る加速度
情報とを発信する送信装置と、送信装置から発信された
各情報を受信する受信装置と、受信した加速度情報に基
づいて被検者の運動量を算出するプロセッサ装置と、プ
ロセッサ装置に接続された表示装置とを有し、プロセッ
サ装置は運動量に基づいて被検者の生体情報の閾値を算
出し、被検者の生体情報と閾値とを比較して生体情報が
閾値を越えている場合は被検者に身体異常の発生を知ら
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検者の生体情報
及び加速度情報に基づいて被検者の身体異常の発生を遠
隔監視する方法及びその遠隔監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被検者の身体異常の検出を、脈
拍、呼吸数、血圧、体温、心電図、動脈血中酸素飽和度
等々で行う例が知られている。しかし、このような生体
情報は、被検者の行動、動作、又は運動量に大きく依存
するものであって、生体情報のみの検出では、その被検
者に身体的異常が発生したか否かの把握はできない。例
えば、正常状態の被検者が早足で歩行した後の脈拍数や
呼吸数等の数値は増加し、この測定データが、遠隔地に
携帯端末から送信されて、その監視装置で表示している
場合、これが正常状態か緊急異常発生状態であるかが不
明である。
【0003】このような欠点を改善する提案として、被
検者の身体活動度を加速度で検出して、遠隔地で監視す
る例が知られている(特開2000−51157号「被
検者の異常検出装置及び被検者の異常通報装置及び被検
者の緊急救援システム」公報例)。このように被検者を
遠隔地で監視する例では、予め基準値(例えば、通常走
行時の足部位の加速度)と測定値(例えば、異常時の足
部位の加速度)とを比較して、その被検者の異常活動状
態を検出している。
【0004】また、この遠隔地で加速度の活動状態を監
視する例では、PHS(Personal Handyphone System)
電話機又はPDC(Personal Digital Cellular elecom
munication System)電話機からPHS通信網又はPD
C電話網を通じて監視センタに加速度情報を送信し、そ
の遠隔監視を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような上記従来例
の公報例では、次のような不都合がある。 (1)被検者の生体情報である、脈拍、呼吸数、血圧、
体温、心電図、動脈血中酸素飽和度等は、被検者間にお
いてその日常値において大きくばらつきがあり、被検者
のその時の運動量に大きく依存するために、被検者の動
きの監視又は生体情報の監視では、被検者の身体異常発
生は正確に検知できない。 (2)被検者の身体の一箇所に装着された一つの加速度
センサによる異常検出では、被検者の姿勢、動作、運動
量等の動作ステータスが把握できない。 (3)遠隔地で被検者の異常の発生を監視できるもの
の、加速度検出装置にPHS通信機をワイヤード接続し
て設け、このPHS通信機からPHS通信網を通じて監
視センタに加速度情報を送信している。したがって、被
検者に装着したり携帯する際の装置の形状が大きくかつ
比較的重量がある。換言すれば、被検者の活動の自由度
が得られ難い。 (4)PHSシステムやPDC電話システムを使用して
遠隔地の監視センタに加速度情報を送信している。した
がって、通信料金がかかる。特に、連続的に加速度情報
を送信するため従量制の通信料金(課金)が多大にな
る。 (5)施設内の構内PHSシステムを利用した場合、連
続的に加速度情報を送信するため、その外線や内線の収
容数とともに、多数の被検者の監視を行うには、構内P
HSシステムの装置規模が大きくなってしまう。
【0006】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、被検者における複数部位の
生体情報と複数部位の複数加速度情報を解析して、被検
者毎の、より正確な身体の正常状態又は異常発生状態を
遠隔監視できる遠隔監視システムの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の被検者の生体情報及び加速度情報に基づく
身体異常の遠隔監視システムは、被検者に装着され、当
該被検者の血圧、脈拍、呼吸数、血中酸素濃度の生体情
報の中の少なくとも一つの生体情報を測定する生体情報
測定装置と、被検者に装着され、当該被検者の脚部、腕
部、頭部、胸部及び腰部の複数部位の加速度を測定する
加速度測定装置と、被検者を特定するための被検者ID
コードと共に、前記測定された生体情報と前記測定され
た複数部位の加速度とそれぞれに対応する部位識別符号
に係る加速度情報と、を被検者に装着された送信装置
と、前記送信装置から発信された前記生体情報と前記加
速度情報を受信する受信装置と、前記受信した前記加速
度情報に基づいて前記被検者の運動量を算出するプロセ
ッサ装置と、前記プロセッサ装置に接続された表示装置
と、を有し、前記プロセッサ装置は、前記運動量に基づ
いて当該被検者の生体情報の閾値を算出し、当該被検者
の前記生体情報と当該閾値とを比較して前記生体情報が
前記閾値を越えている場合は被検者に身体異常が発生し
ているものと判断して、当該被検者のIDコード又は氏
名を前記表示装置に表示するように構成された。
【0008】さらにまた、 前記プロセッサ装置は、前
記複数部位の前記加速度測定装置で測定した前記運動量
に基づいて当該被検者の生体情報の閾値を算出し、当該
被検者の前記生体情報と当該閾値とを比較して当該被検
者の動作、及び/又は、姿勢の状態を判断するように構
成されたことを特徴とする被検者の生体情報及び加速度
情報に基づく身体異常の遠隔監視システムを提供する。
【0009】これにより、本発明は、被験者の生体情報
と共に被検者における複数部位の複数加速度情報を解析
して、被検者毎のより正確な身体異常発生状態を遠隔監
視することが可能とする。
【0010】前記プロセッサは、単位時間内の前記複数
部位の測定された夫々の加速度値と予め設定された定数
の積の累計値に基づいて前記運動量を算出する。前記プ
ロセッサは、前記各部位の運動量を単位時間内の前記複
数部位の測定された夫々の加速度値と単位時間と予め設
定された定数との積の総和を算出する。前記プロセッサ
は、前記算出された前記運動量と被検者個人の安静時に
おける血圧、脈拍、呼吸数、血中酸素濃度の夫々の数値
に基づいて、前記生体情報の閾値を監視対象の各被検者
毎に予め設定する。そして、前記プロセッサは、前記算
出された運動量に基づいて測定時毎に前記生体情報の閾
値を変化させる。
【0011】さらに、前記プロセッサは、血圧、脈拍、
呼吸数、血中酸素濃度の夫々について、前記生体情報の
閾値を設定するとともに、血圧、脈拍、呼吸数、血中酸
素濃度の生体情報の夫々が、前記算出された血圧、脈
拍、呼吸数、血中酸素濃度の夫々の閾値と比較され、複
数の生体情報がその閾値を超える場合に、当該被検者に
身体異常が発生しているものとする判断する。
【0012】前記プロセッサは、さらに、当該警告に係
る被検者の動作及び姿勢を前記測定された複数部位の夫
々の加速度値に基づいて判断する。
【0013】前記プロセッサは、さらに、前記生体情報
が前記閾値を越えている場合は、当該被検者のIDコー
ド又は氏名と共に、前記被検者の血圧、脈拍、呼吸数、
血中酸素濃度の生体情報及び動作及び/又は姿勢を表示
する。前記動作及び/又は姿勢は、就寝、正座、椅子等
に腰掛、歩行、走行、階段歩行、入浴、食事、排泄にお
ける姿勢である。そして、前記生体情報には、心電図情
報が含まれる。
【0014】前記測定された生体情報と加速度情報は、
施設内における微弱電波による通信手段、又は無線公衆
回線網を介した通信プロトコルに基づく通信手段を有
し、前記通信手段は、前記送信手段と前記受信手段とを
中継するための中継装置を備える。
【0015】さらに、前記生体情報測定装置と前記加速
度測定装置は、その電源としての電池、及び当該電池の
残容量を監視する残容量監視手段を有し、当該残容量監
視手段が電池の残容量低下を認識した際に、当該残容量
低下情報を前記送信手段を通じて前記受信手段に送信
し、前記表示装置は、当該残容量低下情報を表示する。
【0016】また、前記生体情報測定装置と前記加速度
測定装置は、前記プロセッサ手段から前記通信手段を介
して動作停止又は動作開始を行うための制御信号を受信
し、当該制御信号に対応して測定動作の開始又は停止を
行うように制御される。
【0017】さらに本発明の遠隔監視方法は、被検者の
血圧、脈拍、呼吸数、血中酸素濃度の生体情報の中の少
なくとも一つの生体情報を測定するステップと、被検者
の脚部、腕部、頭部、胸部及び腰部の複数部位の加速度
値を測定するステップと、被検者を特定するための被検
者IDコードと共に、前記測定された生体情報と前記測
定された複数部位の加速度とそれぞれに対応する部位識
別符号に係る加速度情報と、を被検者に装着された送信
装置から受信するステップと、受信した前記加速度情報
に基づいて前記被検者の単位時間毎の運動量を算出する
ステップと、前記運動量に基づいて前記被検者の生体情
報の閾値を算出するステップと、前記被検者の前記生体
情報と前記閾値とを比較するステップと、前記生体情報
が前記閾値を越えている場合は前記被検者に身体異常が
発生しているものと判断して当該被検者のIDコード又
は氏名を表示して警報を発生するステップと、の各ステ
ップと、さらに、前記複数部位の前記加速度測定装置で
測定した前記生体情報を基にして前記被検者の動作、及
び/又は、姿勢を判断するステップと、を有する。
【0018】前記運動量を算出するステップは、単位時
間内の前記複数部位の測定された夫々の加速度値と予め
設定された定数との関数の積分値の累計値に基づいて算
出し、前記生体情報の閾値は、算出された前記運動量と
被検者個人の安静時における血圧、脈拍、呼吸数、血中
酸素濃度の夫々の数値に基づいて、監視対象の各被検者
毎に予め設定されている。また、閾値を算出するステッ
プは、前記算出された運動量に基づいて測定時毎に前記
生体情報の閾値を変化させることにより正確な生体情報
とすることができる。
【0019】この発明の方法によれば、加速度検出デー
タを微弱電波(例えば、ブルーツース(Bluetoo
th(登録商標))方式)で近傍の対応装置に送信した
場合、被検者に装着したり携帯する際の装置の形状が小
さく、かつ、比較的軽量化されて、被検者の活動の自由
度が得られる。
【0020】また、連続的に微弱電波(例えば、ブルー
ツース(Bluetooth)方式)で加速度情報を送信する際
の、その公衆回線網を利用した場合に対する従量制の通
信料金が不要になる。
【0021】さらに、連続的に微弱電波(例えば、ブル
ーツース(Bluetooth)方式)で加速度情報を送信して
おり、施設内の構内PHSシステムを利用した場合など
における、通信システムの装置規模の増大化を抑えて、
より多数の被検者の監視が可能になる。
【0022】また、無線公衆回線網への送信では、例え
ば、特定の装置が必要なブルーツース(Bluetooth)方
式による送信が出来ない場合や、構内PHSシステムが
設置されていない場合にも、本発明が適用可能になる。
【0023】また、本発明の通信システムは、好ましい
形態として、前記無線通信手段に、前記加速度測定手段
の動作停止又は動作開始を行うための制御手段を備え、
この制御手段が、前記監視通報手段から受け取った指示
情報に対応した動作指示又は動作開始の制御を実行する
ことを特徴としている。
【0024】上記した本発明の監視システムでは、前記
した方法の発明と同様に、被検者毎の、より正確な身体
の正常状態又は異常発生状態を遠隔監視できるととも
に、被検者の活動の自由度が得られ、かつ、測定情報送
信の費用を低減できるとともに、通信料金の負担が減少
し、より正確な被検者の状態を把握できるようになる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の被検者の生体情報
及び加速度情報に基づく身体異常の遠隔監視システム及
び遠隔監視方法の実施形態を図面参照の上で詳細に説明
する。
【0026】まず、本発明における、第1の実施形態の
構成及び基本動作について説明する。
【0027】図1は、本発明の第1の実施形態における
全体構成を示すブロック図である。図1において、この
第1の実施形態は、加速度情報監視通信システム全体構
成であり、被検者に装着されて携帯する加速度測定装置
1及び生体情報測定装置1bとともに、この加速度測定
装置1及び生体情報測定装置1bで検出した被検者にお
ける部位ごとの加速度情報(脚部、腕部、頭部、胸部及
び腰部)の集合情報、生体情報(血圧、脈拍、呼吸数、
血中酸素濃度)、及び部位識別符号及び被検者識別符号
(これらをまとめて、被検者情報と記載)をリレー送信
するための天井などに配置される室内無線中継装置2が
設けられ、さらに、この例には、被検者を収容している
施設内に配置されるプロセッサ装置3が設けられてい
る。加速度測定装置1及び生体情報測定装置1b本体
は、被検者の装着を容易にするため1体に構成され1個
の筐体に収納されている。
【0028】加速度測定装置1及び生体情報測定装置1
bは、被検者情報を被検者の身体に影響を与えない小電
力の無線微弱電波で、被検者の状態に応じて一定時間ご
との間欠送信又は連続送信を行なう。
【0029】室内無線中継装置2は、加速度測定装置1
及び生体情報測定装置1bからの被検者情報を無線微弱
電波で受信して、ワイヤード接続又は無線微弱電波で中
継送信(リレー送信)する。
【0030】プロセッサ装置3は、被検者を収容してい
る施設(例えば、老人ホーム)内に配置されて複数の加
速度測定装置1及び生体情報測定装置1b(複数の被検
者)からの被検者情報を、被検者識別符号(ID)及び
部位識別符号(ID)に区分けして観測かつ記録する。
【0031】そして、送信されてきた被検者情報におけ
る各部位の加速度情報と生体情報をプロセッサ装置は、
前記運動量に基づいて当該被検者の生体情報の閾値を算
出し、当該被検者の生体情報と当該閾値とを比較して生
体情報が閾値を越えている場合は被検者に身体異常が発
生しているものと判断して、当該被検者のIDコード又
は氏名を表示装置に表示するように構成されている。そ
して、身体異常が発生している被検者の周囲への警報の
報知と、加速度測定装置1の管理者に通信で通知する。
【0032】図2は、加速度測定装置1及び生体情報測
定装置1bの電気的構成を示すブロック図である。図2
において、この加速度測定装置1は、被検者の各部位に
装着された加速度検出器11a乃至11hとともに、加
速度検出器11a乃至11hそれぞれからの動き量(加
速度情報)を得る加速度回路12a乃至12hが設けら
れている。生体情報測定装置1bは、被検者の各部位に
装着された生体情報検出器22a乃至22dと、生体情
報の量を得る測定回路23a乃至23dが設けられてい
る。
【0033】また、加速度測定装置1及び生体情報測定
装置1bには、加速度回路12a〜12hからの加速度
情報と測定回路22a乃至22dからの生体情報をデジ
タル化し、且つ、合成(例えば、時分割多重化)するA
/D変換・合成回路13とともに、この合成した測定値
に被検者識別符号(ID)を付加して微弱電波で無線送
信する無線送信部14が設けられ、さらに、電池E及び
マイクロコンピュータ15が設けられている。
【0034】加速度回路12a〜12hは、被検者にお
ける部位のそれぞれの加速度情報を識別する部位識別符
号(ID)を付加して出力する。また、加速度回路12
a〜12hからの加速度情報を時間軸上で順次、例え
ば、時分割多重化するためのバッファリング(例えば、
キュー処理)を実行する。
【0035】また、この図2の例では、加速度検出器1
1a〜11h、と加速度回路12a〜12hとの間、生
体情報検出器22a乃至22dと測定回路23a乃至2
3dとの間及び加速度回路12a〜12hとA/D変換
・合成回路13、測定回路23a乃至23dとA/D変
換・合成回路13の間はケーブルで接続されているが、
両方の間又は1方の間をケーブル送信に替えて無線によ
り加速度情報、生体情報を送信する構成とすることも可
能である。
【0036】電池Eは、加速度測定装置1及び生体情報
測定装置1bの各部に電源供給を行い、マイクロコンピ
ュータ15は、図示しないROMに格納されたプログラ
ム(請求項におけるプログラムに対応する)で、この加
速度測定装置1の各部を制御し、さらに、電池Eの残容
量が所定以下になると、この残容量低下を、無線送信部
14を通じてプロセッサ装置3に通知する制御を実行す
る。
【0037】加速度検出器11a乃至11hは、この例
では、次の部位に装着されている。11a(頭部)、1
1b(胸部)、11c(右腕)、11d(左腕)、11
e(右腰)、11f(左腰)、11g(右脚)、11h
(左脚)。
【0038】生体情報検出器22a乃至22dは、22
a(血圧)、22b(脈拍)、22c(呼吸数)、22
d(血中酸素濃度)を計測する部位に装着されている。
【0039】なお、この全部の部位に検出器11、22
を設ける必要はなく、一つでも、その加速度情報から被
検者の正常状態又は異常発生状態を把握できるが、この
場合、正確な把握(監視)はでき難い。例えば、一つの
加速度検出器を設けている場合、ここから通常と異なる
身体変位が検出されると、一意的に異常発生と検出され
てしまう。ここで複数の加速度検出器11a乃至11
h、生体情報検出器22a乃至22dを設けている場
合、その複数の加速度情報を解析することによって、被
検者での異常発生を総合的に判断できるため、より正確
な監視が可能になる。
【0040】無線送信部14は、医療機器や生体への悪
影響が生じない送信電力である微弱電波によって送信す
る。例えば、ブルーツース(Bluetooth)方式が適用さ
れる。
【0041】図3は、室内無線中継装置2の電気的構成
を説明するための図である。図3において、この室内無
線中継装置2は、無線送受信部30、32及びインタフ
ェース(I/F)部31が設けられている。
【0042】無線送受信部30は、加速度測定装置1及
び生体情報測定装置1bからの微弱電波を受信し、プロ
セッサ装置3からの測定停止/開始などのコマンド(請
求項における指示情報に対応する)をリレー送信する。
この無線送受信部30は、例えば、ブルーツース(Blue
tooth)方式が適用される。
【0043】無線送受信部32は、プロセッサ装置3へ
加速度測定装置1及び生体情報測定装置1bからの被検
者情報又は電池Eの残容量データを送信し、また、プロ
セッサ装置3からの測定停止/開始などのコマンドを受
信する。無線送受信部32は、ブルーツース(Bluetoot
h)方式による微弱電波の送受信無線送受信や、施設が
病院の場合に各種の測定装置に悪影響を与えない比較的
小電力の無線送受信方式である構内PHS電話システム
などが適用される。I/F部31は、無線送受信部3
0、32間のデータのやり取りを処理する。
【0044】図4は、プロセッサ装置3の電気的構成を
説明するためのブロック図である。図4において、プロ
セッサ装置3は、室内無線中継装置2との無線送受信を
行う無線送受信部40とともに、送受信データのインタ
フェース処理を行うI/F部41を有し、さらに、コン
ピュータ42とモニタ装置43及び入力操作装置44と
を有している。
【0045】コンピュータ42(モニタ装置43、入力
操作装置44)は、マイクロコンピュータ(図示せず)
に格納されているプログラムを実行して、受信した被検
者情報を処理し、かつ、加速度情報、生体情報を被検者
の部位ごとに記録かつ監視し、さらに、電池Eの残容量
低下データを受信することによって、電池Eの残容量を
監視している。また、コンピュータ42は、加速度測定
装置1に測定停止/開始などのコマンドを送信するとと
もに、マイクロコンピュータ(図示せず)に格納されて
いるプログラムを実行して、この実施形態における処理
行っている。
【0046】ここで、被検者情報のプロセッサ処理につ
いて説明する。まず、夫々の部位の運動量は、所定の単
位時間内に所定の部位で測定された加速度値と予め設定
された定数とを積分して運動量を算出する。プロセッサ
は、以下に説明する計算処理を行い運動量及び閾値を算
出する。
【0047】図5は、測定された加速度情報、生体情報
に基づいた運動量の算出表を示す。運動量は、運動量A
=加速度測定値C*時間の二乗*定数で算出する。そし
てその所定の時間内の運動量Aを加算して時間内の総運
動量を算出する。所定の時間の測定運動量Aは、所定単
位時間tに複数部位で測定された夫々の部位(例えば脚
部、腕部、頭部、胸部、腰部)の加速度測定値Cと、単
位時間の二乗tと、運動重要度等から予め設定された
夫々の部位の定数dtとを基に積分して運動量Aを算出
する。
【0048】所定部位における測定単位時間の運動量算
出の計算式は、
【数1】 となる。コンピュータは、算出された夫々の部位の運動
量Aを累計し累計運動量としてデータベースに格納す
る。
【0049】簡単な計算例を示すが、説明を簡単にする
ため以下の数値で計算する。例えば、図5の例における
被検者の場合は、脚の加速度値Cが「7」で、定数dt
が「4」、測定単位時間t「1」分と設定されていると
き、運動量Aは、7(1)x1x4=28となる。累
計運動量は、表に示すような各部位の運動量の算出を同
様に行い、算出された各測定部位の運動量Aを累計して
109とする。
【0050】次に、プロセッサは、算出された運動量と
被検者個人の安静時における血圧、脈拍、呼吸数、血中
酸素濃度の夫々の数値に基づいて、生体情報の閾値を監
視対象の各被検者毎に予め設定する。
【0051】図6は、監視対象の被検者の測定数値と閾
値を管理する表を示す。図6の例における表は、被検者
の安静時の血圧、脈拍、呼吸数、血中酸素濃度と、通常
生活時、軽い運動時の運動量と測定値と対応する閾値が
算出され示されている。閾値の算出は、例えば安静時の
血圧が120であり、通常生活(安静時と同等とする)
の場合は、運動量を109とする。この場合の閾値の算
出は120x1.09=130.8である。通常生活時
の血圧の閾値は131となる。軽い運動の場合運動量
は、130でありこの時の閾値の算出は120x1.3
=156となる。このように運動量累計値の100分の
1の数値を各測定値に乗じて閾値とする。このように測
定値により算出された閾値は、測定時点ごとに変化す
る。これらのデータを各被験者ごとに個人検査データと
してプロセッサ装置のデータベースに格納されている。
【0052】プロセッサは、血圧、脈拍、呼吸数、血中
酸素濃度の生体情報の夫々が、上記の例に示したように
算出された血圧、脈拍、呼吸数、血中酸素濃度の夫々の
閾値と比較され、複数の生体情報がその閾値を超える場
合に、当該被検者に身体異常が発生しているものとする
判断する。プロセッサは、さらに、当該複数の生体情報
から当該警告に係る被検者の動作及び/又は姿勢(就
寝、正座、椅子等に腰掛、歩行、走行、階段歩行、入
浴、食事、排泄における動作及び/又は姿勢)を判断
し、測定された複数部位の夫々の加速度値に基づいて異
常処置の必要性を判断する。プロセッサは、さらに、当
該被検者のIDコード又は氏名と共に、前記被検者の血
圧、脈拍、呼吸数、血中酸素濃度の生体情報及び動作及
び/又は姿勢を表示する。さらに、生体情報には、心電
図情報が含まれる。
【0053】次に、第1の実施形態の全体動作について
説明する。図7は、第1の実施形態における動作のフロ
ー・シーケンス図である。
【0054】図1から図7において、ここでは被検者情
報をプロセッサ装置3において連続的又は間欠的(特定
の時刻間)に監視している。被検者は、例えば、生活活
動が出来ない身体の異常の発生(例えば、脳梗塞による
転倒や、転倒による骨折)が生じた場合を監視するため
に、身体の各部位に加速度検出器11、生体情報検出器
22を配置している。この身体の異常の発生による測定
情報を施設内外の離間した場所のプロセッサ装置3又は
3Aで監視している。
【0055】この被検者に、図1に示すように、加速度
測定装置1の加速度検出器11a(頭)から11h(左
足)までと、生体情報検出器22a(血圧)から22d
(血中酸素濃度)を、各部位に、例えばバンドで取り付
けたり、衣類に固定して配置している。また、加速度測
定装置1及び生体情報測定装置1bは、被検者の各部位
の加速度情報及び生体情報を、時分割多重化し、かつ、
各部位の加速度情報ごとに部位識別符号を付加し、さら
に、被検者識別符号を付加した被検者情報を室内無線中
継装置2に無線送信する(図7中のステップSa、S
b、Sc)。
【0056】室内無線中継装置2は、加速度測定装置1
及び生体情報測定装置1bからの被検者情報や電圧低下
データを受信して、プロセッサ装置3に無線送信(中継
送信)する。プロセッサ装置3は、室内無線中継装置2
をリレー送信されてきた被検者情報を受信して(ステッ
プS1)、データベース(D/B)装置(図示せず)な
どに被検者識別符号及び部位識別符号(ID)ごとに対
応して記録する(ステップS2)。
【0057】プロセッサ装置3のコンピュータ42は、
被検者情報における加速度情報及び生体情報、被検者識
別符号及び部位識別符号をモニタ装置43に画面表示す
るとともに、単位時間内の運動量に基づいて運動量を算
出する(S3)。この運動量に基づいて被検者の生体情
報の閾値を算出する(S4)。そして生体情報と算出し
た閾値とを比較する。(ステップS5)。
【0058】この「閾値」は、被検者ごとに検出された
加速度情報及び生体情報と共に各部位それぞれの識別符
号に対応付けて、D/B装置(図示せず)に記録されて
おり、この記録された部位それぞれの加速度情報及び生
体情報から算出した所定値を「閾値」とすることによっ
て、被検者ごと、かつ、その部位それぞれごとに異な
る、より正確な「閾値」を設定できるようになる。本発
明に係る監視システムは、被験者の生体情報と共に被検
者における複数部位の複数加速度情報を解析して、被検
者毎のより正確な身体異常発生状態を遠隔監視するもの
である。
【0059】この「閾値」と測定データを比較し、測定
データが「閾値」を越えた場合に、被検者に異常が発生
しているものとしてモニタ装置43に警報画面表示を行
う。ここで、「閾値」と加速度情報及び生体情報の比較
による異常発生例について説明する。
【0060】(a)一つの測定データが、これに対応す
る「閾値」と比較され、測定データで算出したデータが
「閾値」を越えた場合に、被検者に異常が発生したと判
断する。例えば、脳梗塞による身体転倒の可能性があ
る。
【0061】(b)一つの特定部位(例えば、頭部/加
速度検出器11a)の加速度情報及び生体情報から算出
した「閾値」が、これに対応する「閾値」と比較され、
加速度情報が「閾値」を越え、かつ、他の部位の加速度
情報及び生体情報が、それぞれの「閾値」を越えていな
い場合は、椅子に座っていた被検者の頭部に異常が発生
したと判断する。なお、これは居眠りによる異常発生と
誤判断されてしまう可能性がある。このため、この被検
者の通常生活における動作及び姿勢のデータである就
寝、正座、椅子等に腰掛、歩行、走行、階段歩行、入
浴、食事、排泄時の各動作及び姿勢のデータ、さらに軽
い運動時、運動時の加速度情報および生体情報を記録し
ておき、加速度情報の大きさ(例えば、頭部の傾倒が多
少緩やかであるか、急激であるかの加速度情報)を履歴
データ(閾値)と比較して判定するとことのより正確な
判定が可能になる。
【0062】(c)加速度情報及び生体情報(加速度検
出器11a(頭部)から11h(左足)まで及び生体情
報検出器22)の全部が「閾値」を越え、その後、加速
度検出器11h(左足)の加速度情報が「閾値」を越え
ず、その他の加速度情報(加速度検出器11a(頭部)
から11g(右足)まで)及び他の生体情報に多少の変
化ある場合(例えば、姿勢が就寝の安静状態又は座り込
み等と判断された場合)、転倒の後に左足が骨折して、
倒れて動けない状態にあると判定される。
【0063】この他にも、部位それぞれの加速度情報及
び生体情報から、被検者の状態を遠方で把握(監視)で
きるようになる。
【0064】さらに、発生した異常情報を音声装置(図
示せず)から音出力(報知)する(ステップS6)。そ
して、加速度測定装置1及び生体情報測定装置1bの管
理者に、被検者に異常発生したことを、電話装置(図示
せず)や電子メールなどで、その被検者名又は被検者識
別符号を緊急送信する(ステップS7)。この緊急送信
を受信した加速度測定装置1及び生体情報測定装置1b
側の管理者が被検者に対する対応処置をとる(ステップ
Sd)。
【0065】プロセッサ装置3は、測定停止/開始など
のコマンドを加速度測定装置1及び生体情報測定装置1
bに送信する(ステップS8)。加速度測定装置1及び
生体情報測定装置1bは、室内無線中継装置2を通じた
プロセッサ装置3からの測定停止/開始などのコマンド
を受け取って、その対応処理(制御)を実行する(ステ
ップSe、Sf)。これは、被検者が診察中などにおけ
る測定停止やその再開を指示するためである。
【0066】さらに、加速度測定装置1及び生体情報測
定装置1bは、電池Eの残容量が少なくなると、残容量
低下データを、室内無線中継装置2を通じてプロセッサ
装置3に送信する(ステップSh)。この電池Eの残容
量低下の情報を受け取ったプロセッサ装置3は、その電
池Eの残容量低下を加速度測定装置1側の管理者に、電
話装置(図示せず)や電子メールなどで緊急送信する
(ステップS9)。この緊急送信を受信した加速度測定
装置1及び生体情報測定装置1b側の管理者が、電池E
交換などの対応処置をとる(ステップSi)。
【0067】このように、第1の実施形態ではプロセッ
サ装置3が、複数部位の複数の加速度情報(首の上下移
動、足及び腕や手の左右の異なる変位、上半身や下半身
の異なる変位)及び生体情報を受信して解析している。
したがって、被検者ごとの正常状態又は異常発生状態
を、特に離れた場所で、より正確に把握(監視)できる
ようになる。
【0068】また、連続的に微弱電波(例えば、ブルー
ツース(Bluetooth)方式)で加速度情報を送信する際
の、公衆回線網を利用した場合のように、従量制の通信
料金が不要になる。
【0069】さらに、連続的に微弱電波(例えば、ブル
ーツース(Bluetooth)方式)で加速度情報を送信して
おり、施設内の構内PHSシステムを利用した場合など
における、通信システムの装置規模の増大化を抑えて、
より多数の被検者の監視が可能になる。
【0070】次に、第2の実施形態について説明する。
【0071】図8は、第2の実施形態の要部構成を示す
ブロック図である。図8において、この第2の実施形態
は、室内無線中継装置2Aとともに、遠隔プロセッサ装
置3Aが設けられている。さらに、この室内無線中継装
置2Aと遠隔プロセッサ装置3A(請求項における「被
検者が位置する施設外の施設における装置」に対応)と
の間が、無線公衆回線網50(セル基地局51)及び有
線公衆回線網52で接続されている。
【0072】室内無線中継装置2Aは、第1の実施形態
と同様の無線送受信部30、I/F部31とともに、無
線公衆回線網50(セル基地局51)と無線接続する公
衆回線無線送受信部32aが設けられている。また、遠
隔プロセッサ装置3Aには、有線公衆回線網52に接続
される回線接続装置(図示せず)が設けられている。こ
の他の構成は第1の実施形態と同様である。
【0073】無線公衆回線網50(セル基地局51)及
び公衆無線送受信部32aは、例えば、PHS方式やP
DC方式で実現される。遠隔プロセッサ装置3Aの回線
接続装置(図示せず)は、例えば、ネットワーク通信制
御装置(NCU)、デジタル終端装置(DSU)及びタ
ーミナルアダプタ(TA)で実現される。
【0074】この第2の実施形態では、より遠隔地の病
院などの遠隔プロセッサ装置3Aにおいて、老人ホーム
などにおける被検者ごとの加速度情報を集中監視できる
ようになる。
【0075】さらに、第3の実施形態について説明す
る。
【0076】図9は、第3の実施形態の要部構成を示す
ブロック図である。図9において、この第3の実施形態
は、被検者から直接、無線公衆回線網50(セル基地局
51)に被検者情報を送信している。このため加速度測
定装置1に接続される被検者の胸ポケットに挿入配置し
た公衆無線用の携帯端末(例えば、PHSデータ端末)
60を設けている。この例では、加速度測定装置1及び
生体情報測定装置1bが受信した加速度情報及び生体情
報は、加速度測定装置1及び生体情報測定装置1bに接
続された公衆無線用の携帯端末60に送信され、携帯端
末60は、受信した加速度情報を無線公衆回線網50の
セル基地局51に無線による送信を行う。この他の構成
は、図6に示す第2の実施形態と同様である。
【0077】図10は、第3の実施形態の携帯端末60
の構成例を示すブロック図である。図10において、こ
の例は、無線公衆回線網50のセル基地局51と無線回
線接続するための無線送受信部61とともに、無線接続
処理部62を備え、さらに、コーデック(符号化、復号
化)部63と、音声通話用のマイクロホン64及びスピ
ーカ65を備えている。また、この携帯端末60は、こ
の端末の各部を制御するマイクロコンピュータ(MP
U)66とともに、外部装置(加速度測定装置1)を接
続するI/F部67と、表示装置68と入力操作装置6
9が設けられている。
【0078】無線接続処理部62は、例えば、多重化処
理(TDMA、TDMA/TDD、CDMA)や復調/
変調を処理している。
【0079】なお、この装置の動作は、TDMA方式、
TDMA/TDD方式、CDMA方式として既知であ
り、その説明は省略する。この第3の実施形態では、例
えば、特定の装置が必要なブルーツース(Bluetooth)
方式による送信が出来ない場合や、構内PHSシステム
が設置されていない場合にも、この実施形態の適用可能
になる。
【0080】次に、第4の実施形態について説明する。
【0081】図11は、第4の実施形態の要部構成を示
すブロック図である。図11において、この第4の実施
形態では、加速度測定装置1及び生体情報測定装置1b
からの被検者情報とともに、被検者の心電図データを送
信している。加速度測定装置1及び生体情報測定装置1
bの無線送信部20(図2参照)に、心電図計70が出
力する心電図データを入力して送信している。無線送信
部20での被検者情報と心電図データとの合成は、例え
ば、時分割多重(TDMA)方式などを適用できる。
【0082】心電図計70は、少なくとも3個の電極を
被検者の皮膚に接触して心電図データなどの生体情報を
出力する既知の構成である。
【0083】この第4の実施形態では、第1の実施形態
のプロセッサ装置3(遠隔プロセッサ装置3A)で被検
者ごとの加速度情報及び生体情報とともに、心電図デー
タが監視できるようになって、さらに、被検者の状態を
正確に確認できるようになる。
【0084】なお、この実施形態では、プロセッサ装置
3、遠隔プロセッサ装置3Aが、保持している「閾値」
と、送信されてきた測定値から算出した「閾値」と比較
して、被検者の正常状態又は異常発生を判定している
が、この判定を、加速度測定装置1及び生体情報測定装
置1bに設けたマイクロコンピュータ(MPU)21で
行うようにしても良い。
【0085】この構成では、この判定の結果(被検者の
正常状態又は異常発生)を発光素子で表示(非点灯又は
点灯)し、また、判定の結果を被検者情報に付加して加
速度測定装置1及び生体情報測定装置1bからプロセッ
サ装置3、遠隔プロセッサ装置3Aに送信する。
【0086】この場合の、発光素子での被検者の正常状
態又は異常の表示(非点灯又は点灯)では、被検者の周
囲で、特に被検者の異常発生を容易に知ることができる
ようになる。また、判定の結果を被検者情報に付加して
プロセッサ装置3、遠隔プロセッサ装置3Aに送信する
場合は、プロセッサ装置3、遠隔プロセッサ装置3A側
で、「閾値」との比較の前に、被検者ごとの経歴(測定
値)との正確な比較は出来ないものの、仮の警報報知が
可能になって、より迅速な監視と異常に対する対応が出
来るようになる。
【0087】加速度測定装置1及び生体情報測定装置1
b、プロセッサ装置3、3Aのマイクロコンピュータ
が、プログラムを実行している例をもって説明したが、
同様な機能を備えたデジタルシグナルプロセッサ(DS
P)でも、前記した実施形態の制御が可能である。この
ような変更例は当業者にとって容易に創達できる設計的
な事項であり、本発明に含まれる。
【0088】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明に係
る被験者の生体情報及び加速度情報に基づく身体異常の
遠隔監視システムにおいては、被検者に装着され、当該
被検者の血圧、脈拍、呼吸数、血中酸素濃度の生体情報
の中の少なくとも一つの生体情報を測定する生体情報測
定装置と、被検者に装着され、当該被検者の脚部、腕
部、頭部、胸部及び腰部の複数部位の加速度を測定する
加速度測定装置と、被検者を特定するための被検者ID
コードと共に、前記測定された生体情報と前記測定され
た複数部位の加速度とそれぞれに対応する部位識別符号
に係る加速度情報と、を被検者に装着された送信装置
と、前記送信装置から発信された前記生体情報と前記加
速度情報を受信する受信装置と、前記受信した前記加速
度情報に基づいて前記被検者の運動量を算出するプロセ
ッサ装置と、前記プロセッサ装置に接続された表示装置
と、を有し、前記プロセッサ装置は、前記運動量に基づ
いて当該被検者の生体情報の閾値を算出し、当該被検者
の前記生体情報と当該閾値とを比較して前記生体情報が
前記閾値を越えている場合は被検者に身体異常が発生し
ているものと判断して、当該被検者のIDコード又は氏
名を前記表示装置に表示する。
【0089】これにより、運動量に応じて大きく変動す
る脈拍、呼吸数、血圧、体温、心電図、動脈血中酸素飽
和度等の生体情報が、当該被検者日常値と、当該被験者
の運動量に対して許容範囲内か又は許容範囲を超えて異
常値を示しているか、を判断するので、被検者毎のより
正確な身体異常発生状態を遠隔監視することを実現した
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における全体構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 加速度検出装置の電気的構成を示すブロック
図である。
【図3】 室内無線中継装置の電気的構成を説明するた
めの図である。
【図4】 施設内監視装置の構成例を説明するためのブ
ロック図である。
【図5】 被検者の運動量の算出表を示す。
【図6】 被検者の測定数値と閾値を算出し管理する表
を示す。
【図7】 第1の実施形態における動作のフロー・シー
ケンス図である。
【図8】 第2の実施形態の要部構成を示すブロック図
である。
【図9】 第3の実施形態の要部構成を示すブロック図
である。
【図10】 第3の実施形態における携帯端末の要部構
成を示すブロック図である。
【図11】 第4の実施形態の要部構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 加速度検出装置 2 室内無線中継装置 2A 室内無線中継装置 3 施設内監視装置 3A 遠隔監視装置 11a〜11h 加速度検出器 15 マイクロコンピュータ 42 コンピュータ 50 無線公衆回線網 52 有線公衆回線網 60 携帯端末 70 心電図計 E 電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C017 AA08 AA10 AA12 AA14 BC11 BD01 BD06 5K012 AB05 AC08 AC10 BA02

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者に装着され、当該被検者の血圧、
    脈拍、呼吸数、血中酸素濃度の生体情報の中の少なくと
    も一つの生体情報を測定する生体情報測定装置と、 被検者に装着され、当該被検者の脚部、腕部、頭部、胸
    部及び腰部の複数部位の加速度を測定する加速度測定装
    置と、 被検者を特定するための被検者IDコードと共に、前記
    測定された生体情報と前記測定された複数部位の加速度
    とそれぞれに対応する部位識別符号に係る加速度情報
    と、を被検者に装着された送信装置と、 前記送信装置から発信された前記生体情報と前記加速度
    情報を受信する受信装置と、 前記受信した前記加速度情報に基づいて前記被検者の運
    動量を算出するプロセッサ装置と、 前記プロセッサ装置に接続された表示装置と、を有し、 前記プロセッサ装置は、前記運動量に基づいて当該被検
    者の生体情報の閾値を算出し、当該被検者の前記生体情
    報と当該閾値とを比較して前記生体情報が前記閾値を越
    えている場合は被検者に身体異常が発生しているものと
    判断して、当該被検者のIDコード又は氏名を前記表示
    装置に表示するように構成されたことを特徴とする被検
    者の生体情報及び加速度情報に基づく身体異常の遠隔監
    視システム。
  2. 【請求項2】 被検者に装着され、当該被検者の血圧、
    脈拍、呼吸数、血中酸素濃度の生体情報の中の少なくと
    も一つの生体情報を測定する生体情報測定装置と、 被検者に装着され、当該被検者の脚部、腕部、頭部、胸
    部及び腰部の複数部位の加速度を測定する加速度測定装
    置と、 被検者を特定するための被検者IDコードと共に、前記
    測定された生体情報と前記測定された複数部位の加速度
    とそれぞれに対応する部位識別符号に係る加速度情報
    と、を被検者に装着された送信装置と、 前記送信装置から発信された前記生体情報と前記加速度
    情報を受信する受信装置と、 前記受信した前記加速度情報に基づいて前記被検者の運
    動量を算出するプロセッサ装置と、 前記プロセッサ装置に接続された表示装置と、を有し、 前記プロセッサ装置は、前記複数部位の前記加速度測定
    装置で測定した前記運動量に基づいて当該被検者の生体
    情報の閾値を算出し、当該被検者の前記生体情報と当該
    閾値とを比較して当該被検者の動作及び又は姿勢の状態
    を判断するように構成されたことを特徴とする被検者の
    生体情報及び加速度情報に基づく身体異常の遠隔監視シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記プロセッサは、単位時間内の前記複
    数部位の測定された夫々の加速度値と予め設定された定
    数の積の累計値に基づいて前記運動量を算出することを
    特徴とする請求項1又は2に記載の被検者の生体情報及
    び加速度情報に基づく身体異常の遠隔監視システム。
  4. 【請求項4】 前記プロセッサは、前記運動量を所定の
    単位時間内に所定の前記部位で測定された加速度値と単
    位時間と予め設定された定数の積を総和して算出するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の被検者の生体情報及び
    加速度情報に基づく身体異常の遠隔監視システム。
  5. 【請求項5】 前記プロセッサは、前記算出された前記
    運動量と被検者個人の安静時における血圧、脈拍、呼吸
    数、血中酸素濃度の夫々の数値に基づいて、前記生体情
    報の閾値を監視対象の各被検者毎に予め設定することを
    特徴とする請求項3に記載の被検者の生体情報及び加速
    度情報に基づく身体異常の遠隔監視システム。
  6. 【請求項6】 前記プロセッサは、血圧、脈拍、呼吸
    数、血中酸素濃度の夫々について、前記生体情報の閾値
    を設定することを特徴とする請求項5に記載の被検者の
    生体情報及び加速度情報に基づく身体異常の遠隔監視シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記プロセッサは、前記算出された運動
    量に基づいて測定時毎に前記生体情報の閾値を変化させ
    ることを特徴とする請求項6に記載の被検者の生体情報
    及び加速度情報に基づく身体異常の遠隔監視システム。
  8. 【請求項8】 前記プロセッサは、血圧、脈拍、呼吸
    数、血中酸素濃度の生体情報の夫々が、前記算出された
    血圧、脈拍、呼吸数、血中酸素濃度の夫々の閾値と比較
    され、複数の生体情報がその閾値を超える場合に、当該
    被検者に身体異常が発生しているものとする判断するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の被検者の生体情報及び
    加速度情報に基づく身体異常の遠隔監視システム。
  9. 【請求項9】 前記プロセッサは、さらに、当該警告に
    係る被検者の動作及び姿勢を前記測定された複数部位の
    夫々の加速度値に基づいて判断することを特徴とする請
    求項8に記載の被検者の生体情報及び加速度情報に基づ
    く身体異常の遠隔監視システム。
  10. 【請求項10】 前記プロセッサは、さらに、前記生体
    情報が前記閾値を越えている場合は、当該被検者のID
    コード又は氏名と共に、前記被検者の血圧、脈拍、呼吸
    数、血中酸素濃度の生体情報及び動作及び/又は姿勢を
    表示することを特徴とする請求項8に記載の被検者の生
    体情報及び加速度情報に基づく身体異常の遠隔監視シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記動作及び/又は姿勢は、就寝、正
    座、椅子等に腰掛け、歩行、走行、階段歩行、入浴、食
    事、排泄における姿勢であることを特徴とする請求項1
    0に記載の被検者の生体情報及び加速度情報に基づく身
    体異常の遠隔監視システム。
  12. 【請求項12】 前記生体情報には、心電図情報が含ま
    れることを特徴とする請求項1又は2に記載の被検者の
    生体情報及び加速度情報に基づく身体異常の遠隔監視シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 前記測定された生体情報と加速度情報
    は、施設内における微弱電波による通信手段、又は無線
    公衆回線網を介した通信プロトコルに基づく通信手段を
    有することを特徴とする請求項1又は2に記載の被検者
    の生体情報及び加速度情報に基づく身体異常の遠隔監視
    システム。
  14. 【請求項14】 前記通信手段は、前記送信手段と前記
    受信手段とを中継するための中継装置を備えることを特
    徴とする請求項13に記載の被検者の生体情報及び加速
    度情報に基づく身体異常の遠隔監視システム。
  15. 【請求項15】 前記生体情報測定装置と前記加速度測
    定装置は、その電源としての電池、及び当該電池の残容
    量を監視する残容量監視手段を有し、 当該残容量監視手段が電池の残容量低下を認識した際
    に、当該残容量低下情報を前記送信手段を通じて前記受
    信手段に送信し、前記表示装置は、当該残容量低下情報
    を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の被
    検者の生体情報及び加速度情報に基づく身体異常の遠隔
    監視システム。
  16. 【請求項16】 前記生体情報測定装置と前記加速度測
    定装置は、前記プロセッサ手段から前記通信手段を介し
    て動作停止又は動作開始を行うための制御信号を受信
    し、当該制御信号に対応して測定動作の開始又は停止を
    行うように制御されたことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の被検者の生体情報及び加速度情報に基づく身体
    異常の遠隔監視システム。
  17. 【請求項17】 被検者の血圧、脈拍、呼吸数、血中酸
    素濃度の生体情報の中の少なくとも一つの生体情報を測
    定するステップと、 被検者の脚部、腕部、頭部、胸部及び腰部の複数部位の
    加速度値を測定するステップと、 被検者を特定するための被検者IDコードと共に、前記
    測定された生体情報と前記測定された複数部位の加速度
    とそれぞれに対応する部位識別符号に係る加速度情報
    と、を被検者に装着された送信装置から受信するステッ
    プと、 受信した前記加速度情報に基づいて前記被検者の単位時
    間毎の運動量を算出するステップと、 前記運動量に基づいて前記被検者の生体情報の閾値を算
    出するステップと、 前記被検者の前記生体情報と前記閾値とを比較するステ
    ップと、 前記生体情報が前記閾値を越えている場合は前記被検者
    に身体異常が発生しているものと判断して当該被検者の
    IDコード又は氏名を表示して警報を発生するステップ
    と、の各ステップを有することを特徴とする被検者の生
    体情報及び加速度情報に基づく身体異常の遠隔監視方
    法。
  18. 【請求項18】 被検者の血圧、脈拍、呼吸数、血中酸
    素濃度の生体情報の中の少なくとも一つの生体情報を測
    定するステップと、 被検者の脚部、腕部、頭部、胸部及び腰部の複数部位の
    加速度値を測定するステップと、 被検者を特定するための被検者IDコードと共に、前記
    測定された生体情報と前記測定された複数部位の加速度
    とそれぞれに対応する部位識別符号に係る加速度情報
    と、を被検者に装着された送信装置から受信するステッ
    プと、 受信した前記加速度情報に基づいて前記被検者の単位時
    間毎の運動量を算出するステップと、 前記運動量に基づいて前記被検者の生体情報の閾値を算
    出するステップと、 前記被検者の前記生体情報と前記閾値とを比較するステ
    ップと、 前記複数部位の前記加速度測定装置で測定した前記生体
    情報を基にして前記被検者の動作及び/又は姿勢を判断
    するステップと、 の各ステップを有することを特徴とする被検者の生体情
    報及び加速度情報に基づく身体異常の遠隔監視方法。
  19. 【請求項19】 前記運動量を算出するステップは、単
    位時間内の前記複数部位の測定された夫々の加速度値と
    予め設定された定数の積の累計値に基づいて算出するこ
    とを特徴とする請求項17又は18に記載の被検者の生
    体情報及び加速度情報に基づく身体異常の遠隔監視方
    法。
  20. 【請求項20】 前記複数部位の運動量を算出するステ
    ップは、所定の単位時間内に所定の前記部位で測定され
    た加速度値と単位時間と予め設定された定数との積の総
    和を算出することを特徴とする請求項17又は18に記
    載の被検者の生体情報及び加速度情報に基づく身体異常
    の遠隔監視方法。
  21. 【請求項21】 前記生体情報の閾値は、算出された前
    記運動量と被検者個人の安静時における血圧、脈拍、呼
    吸数、血中酸素濃度の夫々の数値に基づいて、監視対象
    の各被検者毎に予め設定されたことを特徴とする請求項
    17又は18に記載の被検者の生体情報及び加速度情報
    に基づく身体異常の遠隔監視方法。
  22. 【請求項22】 前記生体情報の閾値は、血圧、脈拍、
    呼吸数、血中酸素濃度の夫々について設定されたことを
    特徴とする請求項21に記載の被検者の生体情報及び加
    速度情報に基づく身体異常の遠隔監視方法。
  23. 【請求項23】 前記生体情報の閾値は、前記算出され
    た運動量に基づいて測定時毎に変化することを特徴とす
    る請求項22に記載の被検者の生体情報及び加速度情報
    に基づく身体異常の遠隔監視方法。
  24. 【請求項24】 前記被検者に身体異常が発生している
    ものとする判断は、血圧、脈拍、呼吸数、血中酸素濃度
    の生体情報の夫々が、前記算出された血圧、脈拍、呼吸
    数、血中酸素濃度の夫々の閾値と比較され、複数の生体
    情報がその閾値を超える場合になされることを特徴とす
    る請求項23に記載の被検者の生体情報及び加速度情報
    に基づく身体異常の遠隔監視方法。
  25. 【請求項25】 前記警告を発生するステップの後に、
    当該警告に係る被検者の動作及び姿勢を前記測定された
    複数部位の夫々の加速度値に基づいて判断するステップ
    を有することを特徴とする請求項24に記載の被検者の
    生体情報及び加速度情報に基づく身体異常の遠隔監視方
    法。
  26. 【請求項26】 前記生体情報が前記閾値を越えている
    場合は、当該被検者のIDコード又は氏名と共に、前記
    被検者の血圧、脈拍、呼吸数、血中酸素濃度の生体情報
    及び動作及び姿勢を表示するステップを有することを特
    徴とする請求項23に記載の被検者の生体情報及び加速
    度情報に基づく身体異常の遠隔監視方法。
  27. 【請求項27】 前記生体情報には、心電図情報が含ま
    れることを特徴とする請求項17又は18に記載の被検
    者の生体情報及び加速度情報に基づく身体異常の遠隔監
    視方法。
  28. 【請求項28】 前記測定された生体情報と加速度情報
    は、施設内における微弱電波による通信、又は無線公衆
    回線網を介した通信であることを特徴とする請求項17
    又は18に記載の被検者の生体情報及び加速度情報に基
    づく身体異常の遠隔監視方法。
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