JP2001344678A - 緊急通報システムおよび健康管理システム - Google Patents

緊急通報システムおよび健康管理システム

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JP2001344678A
JP2001344678A JP2001013060A JP2001013060A JP2001344678A JP 2001344678 A JP2001344678 A JP 2001344678A JP 2001013060 A JP2001013060 A JP 2001013060A JP 2001013060 A JP2001013060 A JP 2001013060A JP 2001344678 A JP2001344678 A JP 2001344678A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事故あるいは病気等による非常事態が発生し
たことを迅速に、かつ、確実に担当部署に通報すること
ができ、迅速な救護措置を図ること。 【解決手段】 携帯電話2に接続される端末装置本体1
を設け、この端末装置本体1の内部に、中央制御回路3
およびメモリ4を配設するとともに、端末装置本体1に
加速度および重力加速度を計測して中央制御回路3に送
る加速度センサ5を配設し、中央制御回路3に現在位置
データを送るGPS装置7を配設し、中央制御回路3に
より、加速度センサ5が異常状態を検出した場合に、携
帯電話2の自動発信制御を行ない、GPS装置7による
現在位置、加速度センサ5による加速度変化データおよ
び使用者の各種情報をそれぞれ警備会社15に自動送信
するようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は緊急通報システムお
よび健康管理システムに係り、特に、交通事故等異常な
事態が生じた場合に、その現在位置、その他必要な情報
を自動的に任意の担当部署に送信するようにした緊急通
報システムおよび利用者の人体計測データを逐次取得し
て利用者の健康状態を常時管理するための健康管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、歩行者等が自動車には
ねられた場合や、自動車の運転中に他の自動車と衝突し
た場合等の交通事故等に遭遇した場合には、事故の加害
者、被害者あるいは周囲の通行人等が電話等により消防
署あるいは警察署等に通報し、救急車による救護要請、
警察による事故処理要請等を行なうようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように加
害者等が通報を行なう場合、加害者等が自ら通報できる
状態の場合あるいは周囲に誰かがいる状態の場合には問
題ないが、深夜あるいは山道等のように周囲に人物がい
ない場合や事故により意識不明となった場合には、迅速
に通報を行なうことができないことがあるという問題を
有している。このような事故の発見や通報の遅れは、人
命にかかわり、緊急通報が早ければ早いほど救助率が高
くなるものである。
【0004】また、例えば、高血圧、心臓病等の持病を
持つ患者等が外出中に発作が起きた場合等にも、自ら病
院等に連絡することができる状態であれば問題ないが、
意識不明な状態に陥った場合には、自ら連絡することが
できず、手当の遅れにより命にかかわる事態を招くおそ
れがあるという問題をも有している。
【0005】また、近年、社会の健康意識が高まり、身
体に異常のある患者のみならず、健常者でも常に健康管
理をしたいという要請も大きくなってきた。この場合
に、従来は、病院等の医療機関に行き、各種検査を受け
なければ、健康管理を行なうことができなかった。
【0006】本発明は前記した点に鑑みなされたもの
で、事故あるいは病気等による非常事態が発生したこと
を迅速に、かつ、確実に担当部署に通報することがで
き、迅速な救護措置を図ることができ、しかも、常に健
康管理を行なうことのできる緊急通報システムおよび健
康管理システムを提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明に係る緊急通報システムは、通信
機器に接続される端末装置本体を設け、この端末装置本
体の内部に、各種データ処理および通信機器の通信制御
を行なうための中央制御回路および前記端末装置本体を
使用する使用者の各種情報を記録しておくためのメモリ
を配設するとともに、前記端末装置本体に加速度および
重力加速度を計測して前記中央制御回路に送る加速度セ
ンサを配設し、前記中央制御回路に現在位置データを送
るGPS装置を配設し、前記中央制御回路により、加速
度センサが異常状態を検出した場合に、前記通信機器の
自動発信制御を行ない、GPS装置による現在位置、加
速度センサによる加速度変化データおよび使用者の各種
情報をそれぞれ担当部署に自動送信するようにしたこと
を特徴とするものである。
【0008】この請求項1の発明によれば、中央制御回
路により加速度センサが異常状態を検出した場合に、通
信機器の自動発信制御を行ない、GPS装置による現在
位置、加速度センサによる加速度変化データおよび使用
者の各種情報をそれぞれ担当部署に自動送信するように
しているので、使用者に異常が生じた位置および状態を
正確にかつ迅速に把握することができ、迅速な救護活
動、事故処理等を行なうことができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
において、前記端末装置本体に、人体機能情報を取得し
て前記中央制御回路に送るための人体機能計測器を接続
し、この人体機能計測器により異常を検出した場合に
も、前記通信機器の自動発信制御を行ない、GPS装置
による現在位置、加速度センサによる加速度変化データ
および使用者の各種情報をそれぞれ担当部署に自動送信
するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】この請求項2の発明によれば、人体機能計
測器を設け、この人体機能計測器により異常を検出した
場合にも、通信機器の自動発信制御を行ない、GPS装
置による現在位置、加速度センサによる加速度変化デー
タおよび使用者の各種情報をそれぞれ担当部署に自動送
信するようにしているので、交通事故等ではなく人体機
能に異常が発生した場合にも、使用者に異常が生じた位
置および状態を正確にかつ迅速に把握することができ、
迅速な救護活動等を行なうことができる。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2において、前記端末装置本体に赤外線セ
ンサを配設し、この赤外線センサにより、使用者から発
せられる微弱な赤外線を検出するようにしたことを特徴
とするものである。
【0012】この請求項3の発明によれば、赤外線セン
サを設け、この赤外線センサにより使用者から発せられ
る微弱な赤外線を検出するようにしているので、赤外線
センサにより、赤外線を検知している場合には、端末装
置本体が使用者に装着されていると判断して通信機器に
よる自動発信制御を行ない、赤外線センサにより赤外線
を検知しない場合には、端末装置本体が使用者に装着さ
れていない状態であると判断して自動発信制御は行なわ
ないようにすることができる。
【0013】また、請求項4に記載の発明に係る健康管
理システムは、通信機器に接続される端末装置本体を設
け、この端末装置本体の内部に、各種データ処理および
通信機器の通信制御を行なうための中央制御回路および
前記端末装置本体を使用する使用者の各種情報を記録し
ておくためのメモリを配設するとともに、前記端末装置
本体に、人体機能情報を取得して前記中央制御回路に送
るための人体機能計測器を接続し、前記中央制御回路に
より、一定時間毎に前記人体計測器により計測データを
取得するとともに、この取得した計測データを担当部署
のサーバに自動送信し、前記担当部署のサーバにより前
記端末装置本体から送られた計測データを記録、蓄積
し、一定期間毎に蓄積された計測データの集計計測デー
タを利用者に送るようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0014】この請求項4の発明によれば、人体機能計
測器による計測データを一定期間毎に取得し、この計測
データを端末装置本体から携帯電話を介して担当部署に
自動送信し、担当部署により計測データを蓄積して一定
期間毎に利用者に集計計測データを送るようにしている
ので、利用者は一定期間毎の健康状態を容易に認識する
ことができ、必要であれば、病院に行ったり、日々の生
活に気を付けることにより、発病の未然防止を図ること
ができる。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
において、前記端末装置本体に加速度および重力加速度
を計測して前記中央制御回路に送る加速度センサを配設
し、前記中央制御回路に現在位置データを送るGPS装
置を配設し、前記中央制御回路により、加速度センサが
異常状態を検出した場合に、前記通信機器の自動発信制
御を行ない、GPS装置による現在位置、加速度センサ
による加速度変化データを利用者の計測データとともに
前記担当部署に自動送信することを特徴とするものであ
る。
【0016】この請求項5の発明によれば、中央制御回
路により加速度センサが異常状態を検出した場合に、G
PS装置による現在位置、加速度センサによる加速度変
化データを利用者の計測データとともに担当部署に自動
送信するようにしているので、使用者に異常が生じた位
置および状態を正確にかつ迅速に把握することができ、
迅速な救護活動、事故処理等を行なうことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図3を参照して説明する。
【0018】図1は本発明に係る緊急通報システムの第
1実施形態を示したもので、端末装置本体1は、通信機
器としての携帯電話2に外部入力端子(図示せず)を介
して接続されるようになっており、この端末装置本体1
は、携帯電話2と一体となるように接続するようにして
もよいし、携帯電話2と別体に構成しケーブルを介して
接続するようにしてもよい。
【0019】また、前記端末装置本体1の内部には、C
PU等からなる中央制御回路3が配設されており、この
中央制御回路3は、例えば、所定のプログラムに従って
各種検出データの演算処理や入力操作によるデータ処理
等の制御を行なうようになっている。さらに、この中央
制御回路3は、携帯電話2に対して自動発信や自動受信
等の通信制御信号を出力するとともに、携帯電話2によ
り受信したアナログ信号を入力することができ、しか
も、各種データまたは携帯電話2が受信したデジタル信
号をモデム回路13を介して転送または受信することが
できるようになっている。前記端末装置本体1の内部に
は、前記中央制御回路3に実行させるための所定のプロ
グラムや、端末装置本体1を使用する使用者の個人情報
や医療情報等の各種情報を記録しておくためのメモリ4
が配設されている。
【0020】また、前記端末装置本体1には、加速度セ
ンサ5が配設されており、この加速度センサ5は、中央
制御回路3に接続されている。この加速度センサ5は、
例えば、水平方向の加速度を測定するセンサと、垂直方
向の加速度を測定するセンサとから構成されており、こ
れら各センサにより加速度および重力加速度をそれぞれ
計測して演算することにより、三次元の移動状態、例え
ば、使用者に過大な衝撃が加わった状態や使用者が倒れ
たり、しゃがみ込んだ状態等を検出できるようになって
いる。
【0021】さらに、端末装置本体1には、赤外線セン
サ6が配設されており、この赤外線センサ6は、中央制
御回路3に接続されている。そして、この赤外線センサ
6により、使用者から発せられる微弱な赤外線を検出す
るようになっており、赤外線センサ6により赤外線を検
出した場合には、端末装置本体1が携帯中であると判断
し、赤外線を検出しない場合には、端末装置本体1は携
帯されていない状態にあると判断するようになってい
る。なお、この赤外線センサ6の図示しない検出部は、
使用者に指向されるようになっている。
【0022】また、前記端末装置本体1の内部には、中
央制御回路3により制御されるスピーカ14が内蔵され
ており、例えば、携帯電話2が受信した音声をこのスピ
ーカ14から出力することができるようになっている。
なお、このスピーカ14の代わりに携帯電話2にあらか
じめ内蔵されているスピーカを用いるようにしてもよ
い。
【0023】また、前記端末装置本体1には、GPS
(グローバル・ポジショニング・システム)装置7が接
続されるようになっており、このGPS装置7により計
測した現在位置が中央制御回路3に送られるようになっ
ている。このGPS装置7としては、例えば、腕時計に
内蔵されたGPS装置7あるいは携帯用のGPS装置7
等の容易に携帯することが可能なGPS装置7が考えら
れる。なお、端末装置本体1の内部に、GPS装置7を
内蔵するようにしてもよい。
【0024】また、前記端末装置本体1には、人体機能
情報を取得するための人体機能計測器としての脈拍計
8、血中酸素濃度計9、血圧計10が接続されるように
なっており、この脈拍計8、血中酸素濃度計9、血圧計
10からの計測データは、中央制御回路3に送られるよ
うになっている。この脈拍計8および血中酸素濃度計9
としては、例えば、人体の耳たぶに装着してこの耳たぶ
から脈拍および血中酸素濃度を計測する形式の計測器が
あり、血圧計10としては、手首に巻き付けて装着しこ
の手首から血圧を測定する形式の計測器がある。前記人
体機能計測器には、このような人体に簡単に装着して各
種人体機能を測定することができる機器を適用すればよ
い。また、その他の人体能計測器としては、心電図計測
器または心房細動測定器、心臓のペースメーカの管理装
置、脳波測定器、体温測定器等の身体機能や医療データ
測定器が考えられる。
【0025】また、前記携帯電話2には、所定の情報を
表示するための液晶表示装置11および各種操作を行な
うための操作ボタン等の入力装置12がそれぞれ配設さ
れており、この入力装置12を押動操作することによ
り、液晶表示装置11を視認しながら、端末装置本体1
に対する所定の入力操作を行なうことができるようにな
っている。さらに、前記端末装置本体1には、例えば、
コンピュータ等の外部入力装置(図示せず)が接続でき
るようになっており、この外部入力装置からも入力操作
を行なうことができるようになっている。なお、この入
力装置を端末装置本体1に設けるようにしてもよい。
【0026】そして、前記外部入力装置あるいは携帯電
話2の入力装置12から、例えば、使用者の氏名、住
所、年齢、性別、自宅連絡先、家族連絡先、勤務先等の
個人情報および、例えば、使用者の血液型、正常時血圧
とその最大最小範囲、脈拍回数/分とその最大最小範
囲、血中酸素濃度とその最大最小範囲、視覚障害や聴覚
障害の有無、使用者の持病とその症状の程度、病気の経
歴やかかりつけの病院、担当医師等の医療用情報を入力
することができるようになっており、これらの個人情報
および医療用情報は、メモリ4に記録されるようになっ
ている。なお、正常時血圧や脈拍回数/分等における最
大最小範囲は、使用者によって異なる値であるため、そ
の使用者の許容できる範囲が設定されるようになってい
る。
【0027】また、前記メモリ4には、あらかじめ設定
された携帯電話2からの緊急発信先の電話番号が記録さ
れるようになっており、本実施形態においては、この緊
急連絡先は、担当部署として特定の警備会社15として
いる。そして、警備会社15には、携帯電話2からの自
動発信があった場合に、その自動発信により携帯電話2
から送られる情報を表示するためのコンピュータ16が
配設されている。なお、担当部署としては、その他、警
察署、消防署、病院等の各機関、国または地方公共団体
が管理する場合には管轄の役所等が考えられる。また、
この緊急発信先の電話番号は複数あってもよいし、セン
サからの情報により緊急発信先を自動選択させることも
できる。例えば、医療情報に異常があった場合には、緊
急発信先として病院の電話番号を選択し、加速度センサ
5からの加速度変化データに異常があった場合には、緊
急発信先として警察および消防署の電話番号を選択する
ように制御することができる。
【0028】なお、前記実施形態においては、通信機器
として携帯電話2を使用した場合の例を示したが、これ
に限定されるものではなく、PHS(パーソナル・ハン
ディホン・システム)、アマチュア無線用トランシー
バ、特殊な通信帯域を使用した業務無線、軍用無線、C
B無線等の無線機、衛星通信を利用した携帯電話2等の
既存の通信機器あるいは、本発明の機能のみを有する専
用機等、無線により信号の発信および受信を行なうこと
ができる機器であれば、いずれの機器を用いるようにし
てもよい。また、例えば、要介護認定を受けた人、自宅
療養中の人等のように、使用する場所が自宅等屋内に限
定されている場合には、通常の有線電話の他、赤外線通
信機器、光ファイバ通信機器、レーザ光通信機器等の有
線により信号の発信および受信を行なうことができる機
器を用いるようにしてもよい。
【0029】また、周囲の状態を判断するために、端末
装置本体1が置かれた雰囲気の酸素濃度を測定するため
の酸素センサ、端末装置本体1が置かれた雰囲気の一酸
化炭素濃度を測定するための一酸化炭素センサ、端末装
置本体1が置かれた雰囲気の二酸化炭素濃度を測定する
ための二酸化炭素センサ、端末装置本体1が置かれた雰
囲気の温度を測定するための温度センサ、端末装置本体
1が置かれた雰囲気の湿度を測定するための湿度セン
サ、端末装置本体1が置かれた雰囲気の気圧を測定する
ための気圧センサ等の各種センサを設けるようにしても
よい。
【0030】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0031】まず、使用者が人体機能計測器である脈拍
計8、血中酸素濃度計9、血圧計10を装着して動作さ
せるとともに、GPS装置7を動作させる。この状態
で、携帯電話2および端末装置本体1を動作させると、
中央制御回路3から各種情報を取得するための制御信号
が出力され、中央制御回路3は、GPS装置7からの現
在の位置データ、加速度センサ5からの加速度変化デー
タ、脈拍計8、血圧計10、血中酸素濃度計9からの計
測データをそれぞれ取得し始める。
【0032】この取得された各データは、メモリ4に記
録されると同時に、加速度変化データは、あらかじめ設
定された値と比較され、脈拍データ、血圧データ、血中
酸素濃度データは、あらかじめ設定された最大最小範囲
内にあるかどうかそれぞれ判断される。なお、各人体機
能計測器からの測定データは、連続して取得するように
してもよいし、例えば、一定の間隔毎に間欠的に取得す
るようにしてもよい。
【0033】そして、加速度センサ5からの加速度変化
データがあらかじめ設定された値を超えた場合には、中
央制御回路3により、使用者が異常な状態にあると判断
する。例えば、自動車の運転中に他の自動車と衝突した
ような場合には、シートベルトがあるものの使用者に瞬
間的に加わる加速度は極めて大きくなるため、加速度の
設定値を超えることとなる。また、例えば、歩行中ある
いは自転車等の走行中に自動車にはねられたような場合
にも、使用者に加わる加速度は極めて大きく、しかも、
使用者が地面に倒れると加速度センサ5により計測され
る高さ位置も大きく変化するので、加速度の設定値を超
えることとなる。
【0034】そして、直ちに、中央制御回路3から携帯
電話2に自動発信制御信号を出力し、携帯電話2により
警備会社15に自動発信を行なう。そして、この携帯電
話2からの発信が警備会社に着信され通話可能となった
後に、モデム回路13を介して現在の時刻情報、GPS
装置7による位置情報、各人体機能計測器による計測デ
ータを警備会社15に送信する。さらに、本実施形態に
おいては、すべての計測データを送信した後に、送信完
了信号を警備会社15に送信するようになっている。
【0035】このとき、本実施形態においては、赤外線
センサ6を設けているので、赤外線センサ6により、赤
外線を検知している場合には、端末装置本体1が使用者
に装着されていると判断し、携帯電話2による自動発信
制御を行なうものである。他方、例えば、端末装置本体
1のみが落下した場合には、加速度センサ5による計測
加速度が設定値を超えることがあるが、赤外線センサ6
により赤外線を検知しないので、使用者に異常があった
とは判断せず、自動発信制御は行なわないようになって
いる。
【0036】そして、この自動発信情報が警備会社15
に受信されると、警備会社15のコンピュータ16に携
帯電話2から自動発信されたGPS装置7による位置情
報、加速度計測値、現在の血圧、脈拍、血中酸素濃度デ
ータがそれぞれ表示され、これにより、警備会社15の
管理者は使用者の状態を瞬時に把握することができる。
この場合に、例えば、GPS装置7による位置情報を地
図と連動させて表示させるようにすれば、位置情報を容
易に視認することが可能となる。
【0037】一方、前記警備会社が各種データの受信を
行ない、携帯電話2からの送信完了信号を受信したら、
データ受信完了信号を携帯電話2に発信する。携帯電話
2がデータ受信完了信号を受信したら、中央制御回路3
により携帯電話2に受信される音声をスピーカ14から
出力させるように制御するようになっており、いわゆる
ハンズフリー通話状態で通話を行なうことができるよう
になっている。これにより、使用者が携帯電話2を手に
することなく警備会社15の管理者と直接通話すること
ができ、使用者の現在の状況を通話により確認すること
ができるようになっている。
【0038】また、使用者が言語障害者または聴覚障害
者の場合は、管理者から文字情報等の伝達事項を携帯電
話2に発信させ、この伝達事項を携帯電話2の液晶表示
装置11に表示させ、これに対応して、使用者は、入力
装置12を操作することによりその内容が警備会社15
に発信され、これにより、使用者と管理者との意思伝達
を行なうことができるようになっている。
【0039】そして、管理者は、使用者との通話等によ
り得た使用者の状態に応じて、消防署に連絡して救急車
の出動要請や警察に連絡して事故出動要請等の処理を行
なう。また、使用者が意識不明に陥っている場合等、使
用者が通話や意思伝達作業を行なうことができない状態
の場合は、管理者が直ちに、消防署に連絡して救急車の
出動要請、警察に連絡して事故出動要請を行なう。
【0040】なお、前記実施形態においては、加速度セ
ンサ5からの加速度変化データがあらかじめ設定された
値を超えた場合に、中央制御回路3により使用者が異常
な状態にあると判断して、携帯電話2の自動発信制御を
行なうようにしたが、加速度センサ5からの加速度変化
データが設定値を超えていない場合であっても、各種人
体機能計測器からの測定データが最大最小範囲を超えた
場合には、中央制御回路3により自動発信制御を行なう
こともできる。
【0041】したがって、本実施形態においては、加速
度センサ5あるいは人体機能計測器により異常状態を検
出した場合に、携帯電話2の自動発信制御を行ない、G
PS装置7による現在位置、加速度センサ5による加速
度変化データ、各人体機能計測器による測定データをそ
れぞれ管理会社に自動送信するようにしているので、使
用者に異常が生じた位置および状態を正確に把握するこ
とができ、迅速な救護活動、事故処理等を行なうことが
できる。
【0042】なお、前記端末装置装置は、例えば、介護
が必要な人物、病気の自宅療養中の人物、いわゆる寝た
きり老人、一人暮らしの老人等のように、何かあった場
合に一人で対処しにくい環境にある人物あるいは監視が
必要な人物について適用することができ、この場合は、
自宅の通常の有線電話に端末装置本体1を接続するよう
にしてもよい。また、さらに、いわゆる呆け老人のよう
に居場所がわからなくなる使用者については、端末装置
本体1にGPS装置7のみを接続あるいは搭載し、常に
現在位置を確認することができるようにしてもよい。ま
た、これは、例えば、犬や猫等のペットについても同様
に適用することができる。
【0043】また、図2は本発明に係る緊急通報システ
ムの第2実施形態を示したもので、図1と同一部分には
同一符号を付して説明する。
【0044】本実施形態においては、前記実施形態と同
様の中央制御回路3、メモリ4および加速度センサ5が
配設された端末装置本体1を自動車に搭載するようにし
たものである。また、本実施形態においては、前記端末
装置本体1に設けられた加速度センサ5は、前記実施形
態と同様に、加速度および重力加速度を計測することが
できるものであり、この加速度および重力加速度を計測
することにより、自動車の三次元の移動状態、例えば、
自動車に過大な衝撃が加わった状態や自動車が横転した
状態等を検出できるようになっている。さらに、本実施
形態においては、端末装置本体1には、自動車が炎上し
たか否かを検出する炎センサ17が配設されている。
【0045】また、前記端末装置本体1には、GPS装
置7が接続されるようになっており、このGPS装置7
により計測した現在位置が中央制御回路3に送られるよ
うになっている。近年、自動車にはカーナビと称するG
PS装置7が搭載されることが多くなってきたが、本実
施形態においては、このGPS装置7をそのまま利用す
ればよい。
【0046】また、携帯電話2には、前記実施形態と同
様に、液晶表示装置11および入力装置12がそれぞれ
配設されており、この入力装置12を押動操作すること
により、液晶表示装置11を視認しながら、端末装置本
体1に対する所定の入力操作を行なうことができるよう
になっている。さらに、前記カーナビと称されるGPS
装置7には、現在の位置を表示するための表示装置が搭
載されているが、この表示装置を用いることにより、端
末装置本体1に対する所定の入力操作を行なうことがで
きるようにしてもよい。
【0047】そして、前記入力操作により、使用者の自
動車の登録ナンバー、登録者、自動車の種類、メーカ、
車体色等の個人情報および緊急発信先を入力してメモリ
4に記録するようになっており、これは前記実施形態の
ものと同様である。
【0048】なお、本実施形態においては、人体機能情
報を取得するための人体機能計測器は設けていないが、
自動車乗車時に装着するための人体機能計測器を設ける
ようにしてもよいことはもちろんである。
【0049】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0050】まず、使用者が自動車のエンジンを始動さ
せてGPS装置7を動作させるとともに、携帯電話2お
よび端末装置本体1を動作させると、中央制御回路3か
ら各種情報を取得するための制御信号が出力され、中央
制御回路3は、GPS装置7からの現在の位置データ、
加速度センサ5からの加速度変化データ、炎センサ17
からの炎データをそれぞれ取得し始める。
【0051】この取得された各データは、メモリ4に記
録されると同時に、加速度変化データは、あらかじめ設
定された値と比較され、炎データは炎を検知したか否か
それぞれ判断される。
【0052】そして、加速度センサ5からの加速度変化
データがあらかじめ設定された値を超えた場合には、中
央制御回路3により、自動車が衝突した場合等のように
自動車に対して大きな衝撃が加わり自動車が異常な状態
にあると判断する。
【0053】そして、直ちに、中央制御回路3により、
携帯電話2の自動発信制御を行ない、警備会社15に自
動発信するとともに、通話可能となった後に、現在の時
刻情報、GPS装置7による位置情報、炎センサ17に
よる炎の有無を警備会社15に送信し、すべてのデータ
が送信されたら、送信完了信号を送信する。
【0054】そして、この自動発信情報が警備会社15
に受信されると、警備会社15のコンピュータ16に携
帯電話2から自動発信されたGPS装置7による位置情
報、加速度計測値、炎の有無がそれぞれ表示される。
【0055】一方、携帯電話2が警備会社からのデータ
受信完了信号を受信したら、中央制御回路3により携帯
電話2に受信される音声をスピーカ14から出力させる
ように制御するようになっており、いわゆるハンズフリ
ー通話状態で通話を行なうことができるようになってい
る。これにより、使用者が携帯電話2を手にすることな
く警備会社15の管理者と直接通話することができ、使
用者の現在の状況を通話により確認することができるよ
うになっている。また、使用者が言語障害者または聴覚
障害者の場合には、前記実施形態と同様に、入力装置1
2等の操作により管理者との意思伝達を行なうことがで
きるようになっている。
【0056】そして、管理者は、使用者との通話等によ
り得た使用者の状態に応じて、消防署に連絡して救急車
の出動要請や警察に連絡して事故出動要請等の処理を行
なう。また、使用者が意識不明に陥っている場合等、使
用者が通話や意思伝達作業を行なうことができない状態
の場合は、管理者が直ちに、消防署に連絡して救急車の
出動要請、警察に連絡して事故出動要請を行なう。
【0057】また、GPS装置7による位置情報、加速
度センサ5による加速度変化、減速G等のデータを取得
することができるので、事故の原因解明の際における有
力な情報となり、原因解明を迅速、かつ、容易に行なう
ことができる。
【0058】したがって、本実施形態においては、加速
度センサ5あるいは炎センサ17により異常状態を検出
した場合に、携帯電話2の自動発信制御を行ない、GP
S装置7による現在位置、加速度センサ5による加速度
変化データ、炎センサ17による炎の有無をそれぞれ管
理会社に自動送信するようにしているので、自動車に異
常が生じた位置および状態を正確に把握することがで
き、迅速な救護活動、事故処理等を行なうことができ
る。
【0059】なお、本発明を自動車について適用した場
合の実施形態について説明したが、その他、自動二輪車
に適用することも可能である。自動二輪車に適用する場
合は、自動二輪車の駐車中に端末装置本体1を動作させ
ておき、車体を動かす等、加速度センサ5に加速度変化
が生じた場合に、警笛を鳴らす等の動作を行なわせるこ
とにより、端末装置本体1を盗難防止装置として機能さ
せることもできる。
【0060】また、本発明を船舶に適用することもでき
る。この場合には、加速度センサ5により船舶同士の衝
突、座礁等による衝撃を検出するのみならず、船舶の傾
きを検出するようにすればよく、この場合は、通信機器
として船舶無線器や衛星通信を利用した携帯電話2等を
用いるようにすればよい。そして、船舶に転覆、沈没と
いった事態が生じた場合に自動発信制御を行なわせるこ
とができ、これにより、GPS装置7による位置情報に
基づいて事故の位置を正確に把握することができ、迅速
な救助活動、捜索活動を行なうことができる。
【0061】さらに、本発明を航空機にも適用すること
ができる。この場合には、加速度センサ5により飛行高
度が急激に降下した場合等による加速度変化を検出する
ことにより、自動発信制御を行なわせることができる。
これにより、GPS装置7による位置情報に基づいて絶
対位置、高度を確認することができ、例えば、予測墜落
位置、あるいは、実際に墜落した場合には墜落位置を確
実に把握することができ、迅速な救助活動、捜索活動を
行なうことができる。なお、航空機の場合には、あらか
じめ搭載されている航路計、高度計等の各種計測器と連
動させることもできる。
【0062】また、図3は図1に示す端末装置本体を用
いた健康管理システムの実施の一形態を示したもので、
本実施形態の健康管理システムは、担当部署としての情
報管理センター20を有している。この情報管理センタ
ー20は、病院等の医療機関、消防署、警察署等の連絡
機関21に対して常に情報を送信できるようになってい
る。
【0063】この情報管理センター20には、システム
管理者が管理するサーバ22が設けられており、このサ
ーバ22は、計算装置、入力装置、出力装置および記憶
装置(いずれも図示せず)により構成されている。この
サーバ22は、端末装置本体1との間で情報を送受信す
ることができる機能を有するとともに、端末装置本体1
から送信される情報のデータ管理、データ記録、データ
表示等を行なうことができるようになっている。そし
て、前記計算装置は、例えば、ワークステーション、パ
ーソナルコンピュータ等により構成されており、前記入
力装置は、例えば、キーボードやマウス等の操作者が情
報を入力するための機器により構成されている。また、
前記出力装置は、例えば、CRTディスプレイ、液晶デ
ィスプレイ、プリンタ装置等、各種情報を画面あるいは
記録媒体に表示する装置により構成されており、前記記
憶装置は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気
ディスクや半導体メモリ等、計算装置で実行されるプロ
グラムや大量のデータファイルを格納する装置により構
成されている。
【0064】また、前記サーバ22の記憶装置には、こ
の健康管理システムを利用する利用者個人の氏名、住
所、連絡先、パスワード、利用者の血液型、正常時血圧
とその最大最小範囲、脈拍回数/分とその最大最小範
囲、血中酸素濃度とその最大最小範囲、視覚障害や聴覚
障害の有無、利用者の持病とその症状の程度、病気の経
歴やかかりつけの病院、担当医師等の医療用情報等の個
人の各種情報を格納する個人情報データベース23と、
端末装置本体1から定期的に送られる測定情報を各利用
者毎に格納する計測情報データベース24とがそれぞれ
格納されている。これら各データベース23,24は、
記憶装置にあらかじめ格納されたデータ管理プログラム
や検索プログラムに従って、計算装置を動作させること
により、読み込みあるいは書き込み等の処理が行なわれ
るようになっている。
【0065】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0066】まず、利用者は、情報管理センター20に
会員登録を行なう。利用者としては、慢性疾患を持つ患
者、疾病まではいかないが患者予備軍、健康を気にする
健常者、高齢者の他、在宅利用者として介護患者、身体
障害者等が考えられる。
【0067】そして、会員登録が完了したら、利用者に
対して端末装置本体1および各種人体機能計測器25を
販売しまたは貸し出す。この人体機能計測器25は、利
用者の健康状態、気を付けたい人体の部分、持病等に応
じて、情報管理センターの管理者や利用者が選択するこ
とができるようにしてもよい。なお、ペースメーカーを
利用している利用者については、携帯電話2をこの携帯
電話2から電磁波が放射されないような構造とすること
が望ましい。
【0068】利用者は、人体機能計測器25を装着して
動作させるとともに、GPS装置7を動作させる。この
状態で、携帯電話2および端末装置本体1を動作させる
と、前記第1実施形態と同様に、中央制御回路3から各
種情報を取得するための制御信号が出力され、中央制御
回路3は、GPS装置7からの現在の位置データ、加速
度センサ5からの加速度変化データ、人体機能計測器2
5からの計測データをそれぞれ取得し始める。
【0069】そして、端末装置本体1により計測データ
を取得する。この計測データは、1日に1回取得するよ
うにしてもよいし、あるいは、1日のうち朝、昼、夜と
か、数時間おきというように複数回取得するようにして
もよい。そして、この計測データは、利用者のパスワー
ド等の個人情報とともに携帯電話2により自動的に情報
管理センター20に送信される。なお、この計測データ
の送信は、計測データを取得した際に直ちに送信するよ
うにしてもよいし、計測データを端末装置本体1のメモ
リ4に一時記憶させておき、1日分の計測データをまと
めて送信するようにしてもよい。さらに、この計測デー
タは手動で送信するようにしてもよい。
【0070】計測データが情報管理センター20に送ら
れたら、サーバ22により利用者のパスワードの照合を
行ない、パスワードの照合により利用者を認識すること
ができたら、該当する利用者毎に、計測データを計測情
報データベース24に記録する。そして、例えば、1週
間毎あるいは1ヶ月毎等一定期間毎に、かつ、利用者毎
に計測情報データベース24に記録された計測データの
うち必要な計測データをまとめた集計計測データを作成
し、この集計計測データを、利用者に対して携帯電話2
あるいはインターネット等により電子メールにて送信し
たり、出力装置により用紙に印刷して郵送する。これに
より、利用者は一定期間毎の健康状態を認識することが
でき、必要であれば、病院に行ったり、日々の生活に気
を付けることにより、発病の未然防止を図ることができ
る。なお、この計測データを利用者に送る際に、例え
ば、血圧が高い等の異常な計測データがある場合には、
異常がある旨、あるいは気を付ける点等のコメントも併
せて送るようにしてもよい。
【0071】また、緊急通報システムは前記実施形態の
ものと同様であるが、本実施形態においては、利用者が
具合が悪くなって倒れたり、事故に遭って、携帯電話2
から異常があった旨送信された場合に、病院や消防署等
に連絡する際に、計測情報データベース24に蓄積され
ている利用者の計測データも一緒に送信するようになっ
ている。これにより、病院では利用者の最近の健康状態
を直ちに把握することができ、その後の治療に有効に活
用することができる。
【0072】さらに、利用者に持病がある場合は、あら
かじめ持病に応じた計測を行なうことを登録しておくこ
とにより、特定の計測データの異常を常に監視するよう
にすることもできる。例えば、高血圧症の患者の場合等
は、一定時間毎に血圧測定を行ない、この血圧測定値が
あらかじめ定められた値を超えた場合に、血圧測定値が
基準値より高い旨を端末装置本体1に送信することによ
り、利用者に安静を促し、発美容の未然防止を図ること
ができる。この場合に、血圧はわずかな運動等により上
昇しやすいので、例えば、30分や1時間毎に血圧を測
定し、一定時間継続して血圧が高い場合に、注意を促す
ようにすればよい。
【0073】また、この健康管理システムは、例えば、
介護が必要な人物、病気の自宅療養中の人物、身体障害
者、いわゆる寝たきり老人、一人暮らしの老人等のよう
に利用者が在宅している場合にも利用することができ
る。このような場合は、端末装置本体1にGPS装置7
を設けなくてもよいし、携帯電話2ではなく通常の有線
電話を利用するようにしてもよい。さらに、病院の入院
患者に対してもそれぞれ端末装置本体1を装着させるよ
うにすれば、各入院患者の状態を、例えば、ナースセン
ター等の1箇所で集中して管理することが可能となる。
【0074】さらに、人体機能計測器25による測定の
みならず、例えば、ペースメーカ等の作動状況、介護器
具の作動状況を端末装置本体1により自動的にチェック
し、異常があれば、情報管理センター20にその旨自動
送信するようにしてもよい。
【0075】したがって、本実施形態においては、人体
機能計測器25による計測データを一定期間毎に取得
し、この計測データを端末装置本体1から携帯電話2を
介して情報管理センター20に自動送信し、情報管理セ
ンター20により計測データを蓄積して一定期間毎に利
用者に集計計測データを送るようにしているので、利用
者は一定期間毎の健康状態を容易に認識することがで
き、必要であれば、病院に行ったり、日々の生活に気を
付けることにより、発病の未然防止を図ることができ
る。
【0076】また、本発明は前記各実施形態のものに限
定されるものではなく、必要に応じて種々変更すること
が可能である。
【0077】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載の発明
に係る緊急通報システムは、中央制御回路により加速度
センサが異常状態を検出した場合に、通信機器の自動発
信制御を行ない、GPS装置による現在位置、加速度セ
ンサによる加速度変化データおよび使用者の各種情報を
それぞれ担当部署に自動送信するようにしたので、使用
者に異常が生じた位置および状態を正確にかつ迅速に把
握することができ、迅速な救護活動、事故処理等を行な
うことができる。
【0078】また、請求項2に記載の発明は、人体機能
計測器を設け、この人体機能計測器により異常を検出し
た場合にも、通信機器の自動発信制御を行ない、GPS
装置による現在位置、加速度センサによる加速度変化デ
ータおよび使用者の各種情報をそれぞれ担当部署に自動
送信するようにしたので、交通事故等ではなく人体機能
に異常が発生した場合にも、使用者に異常が生じた位置
および状態を正確にかつ迅速に把握することができ、迅
速な救護活動等を行なうことができる。
【0079】また、請求項3に記載の発明は、赤外線セ
ンサを設け、この赤外線センサにより使用者から発せら
れる微弱な赤外線を検出するようにしたので、赤外線セ
ンサにより、赤外線を検知している場合には、端末装置
本体が使用者に装着されていると判断して通信機器によ
る自動発信制御を行ない、赤外線センサにより赤外線を
検知しない場合には、端末装置本体が使用者に装着され
ていない状態であると判断して自動発信制御は行なわな
いようにすることができる。
【0080】また、請求項4に記載の発明に係る健康管
理システムは、人体機能計測器による計測データを一定
期間毎に取得し、この計測データを端末装置本体から携
帯電話を介して担当部署に自動送信し、担当部署により
計測データを蓄積して一定期間毎に利用者に集計計測デ
ータを送るようにしているので、利用者は一定期間毎の
健康状態を容易に認識することができ、必要であれば、
病院に行ったり、日々の生活に気を付けることにより、
発病の未然防止を図ることができる。
【0081】また、請求項5に記載の発明は、中央制御
回路により加速度センサが異常状態を検出した場合に、
GPS装置による現在位置、加速度センサによる加速度
変化データを利用者の計測データとともに担当部署に自
動送信するようにしているので、使用者に異常が生じた
位置および状態を正確にかつ迅速に把握することがで
き、迅速な救護活動、事故処理等を行なうことができる
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る緊急通報システムの実施の一形
態を示すブロック図
【図2】 本発明に係る緊急通報システムの他の実施形
態を示すブロック図
【図3】 本発明に係る健康管理システムの実施の一形
態を示すブロック図
【符号の説明】
1 端末装置本体 2 携帯電話 3 中央制御回路 4 メモリ 5 加速度センサ 6 赤外線センサ 7 GPS装置 8 脈拍計 9 血中酸素濃度計 10 血圧計 11 液晶表示装置 12 入力装置 13 モデム回路 15 警備会社 17 炎センサ 20 情報管理センター 22 サーバ 23 個人情報データベース 24 計測情報データベース 25 人体機能計測器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/04 H04B 7/26 E Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 BB21 BB74 DD03 DD13 EE08 EE15 FF01 FF04 GG19 GG66 GG70 GG83 5H180 BB05 CC02 EE08 EE12 EE15 FF05 5K067 AA21 BB04 BB21 DD28 EE02 EE16 HH11 JJ20 JJ52 JJ56 5K101 KK14 LL12 MM07 NN01 NN14 NN21 RR12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機器に接続される端末装置本体を設
    け、この端末装置本体の内部に、各種データ処理および
    通信機器の通信制御を行なうための中央制御回路および
    前記端末装置本体を使用する使用者の各種情報を記録し
    ておくためのメモリを配設するとともに、前記端末装置
    本体に加速度および重力加速度を計測して前記中央制御
    回路に送る加速度センサを配設し、前記中央制御回路に
    現在位置データを送るGPS装置を配設し、前記中央制
    御回路により、加速度センサが異常状態を検出した場合
    に、前記通信機器の自動発信制御を行ない、GPS装置
    による現在位置、加速度センサによる加速度変化データ
    および使用者の各種情報をそれぞれ担当部署に自動送信
    するようにしたことを特徴とする緊急通報システム。
  2. 【請求項2】 前記端末装置本体に、人体機能情報を取
    得して前記中央制御回路に送るための人体機能計測器を
    接続し、この人体機能計測器により異常を検出した場合
    にも、前記通信機器の自動発信制御を行ない、GPS装
    置による現在位置、加速度センサによる加速度変化デー
    タおよび使用者の各種情報をそれぞれ担当部署に自動送
    信するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の緊
    急通報システム。
  3. 【請求項3】 前記端末装置本体に赤外線センサを配設
    し、この赤外線センサにより、使用者から発せられる微
    弱な赤外線を検出するようにしたことを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の緊急通報システム。
  4. 【請求項4】 通信機器に接続される端末装置本体を設
    け、この端末装置本体の内部に、各種データ処理および
    通信機器の通信制御を行なうための中央制御回路および
    前記端末装置本体を使用する使用者の各種情報を記録し
    ておくためのメモリを配設するとともに、前記端末装置
    本体に、人体機能情報を取得して前記中央制御回路に送
    るための人体機能計測器を接続し、前記中央制御回路に
    より、一定時間毎に前記人体計測器により計測データを
    取得するとともに、この取得した計測データを担当部署
    のサーバに自動送信し、前記担当部署のサーバにより前
    記端末装置本体から送られた計測データを記録、蓄積
    し、一定期間毎に蓄積された計測データの集計計測デー
    タを利用者に送るようにしたことを特徴とする健康管理
    システム。
  5. 【請求項5】 前記端末装置本体に加速度および重力加
    速度を計測して前記中央制御回路に送る加速度センサを
    配設し、前記中央制御回路に現在位置データを送るGP
    S装置を配設し、前記中央制御回路により、加速度セン
    サが異常状態を検出した場合に、前記通信機器の自動発
    信制御を行ない、GPS装置による現在位置、加速度セ
    ンサによる加速度変化データを利用者の計測データとと
    もに前記担当部署に自動送信することを特徴とする請求
    項4に記載の健康管理システム。
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