JP2007195699A - バイタル計測装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】 CPU22は、身体に生じるバイタルサインをバイタルセンサ12で繰り返し計測し、計測されたバイタル計測値を任意の期間に渡って記録媒体16に記録する。一方また、m個の加速度センサ20で身体の状態を繰り返し評価し、評価結果が運動中を示すとき計測処理および記録処理の少なくとも一方を無効化する。従って、バイタル計測値は、身体の動きが安定している期間だけ記録される。
【効果】 社会生活を営んでいる人から、心的状態の評価に適した、信頼性の高いバイタル計測値が得られる。
【選択図】 図1
【効果】 社会生活を営んでいる人から、心的状態の評価に適した、信頼性の高いバイタル計測値が得られる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、バイタル計測装置に関し、特にたとえば、身体に装着され、心拍,呼吸など生命活動に由来するバイタルサイン(生体信号)を計測する、バイタル計測装置に関する。
従来のこの種の装置としては、特許文献1に開示されたものが知られている。この従来技術は、主として入院患者の容態を監視する目的で、生体の上腕部,胸部,指などに装着された電極やセンサを通して血圧,心電図,呼吸,血中酸素飽和度などを測定し、測定結果を表示すると共に遠隔地に無線送信する。
特開2005−168600号公報
ところで、バイタルサインは、患者の容態といった身体的状態を評価する指標としてだけでなく、一般人の社会生活上の心理的ストレス,精神的緊張といった心的状態を評価する指標としても有用である。
そして、バイタルサインによって心的状態の評価を行うには、仕事中や通勤中など、社会生活を営んでいる状態でバイタル計測を行うのが好ましい。
しかし、従来技術は、病室内の患者を主な計測対象としており、社会生活を営んでいる人のバイタル計測を行うのには適さない。仮に計測を行ったとしても、心的状態の評価に適したバイタル計測値は得られない。例えば心拍数は、精神的な緊張によっても、歩行などの肉体的な活動によっても上昇するからである。
それゆえに、この発明の主たる目的は、社会生活を営んでいる人から心的状態の評価に適したバイタル計測値が得られる、バイタル計測装置を提供することである。
請求項1の発明に従うバイタル計測装置(10)は、身体に生じるバイタルサインを繰り返し計測する計測手段(S51)、計測手段によって計測されたバイタル計測値を任意の期間に渡って記録する記録手段(S55)、身体の状態を繰り返し評価する評価手段(S5)、および評価手段の評価結果が運動中を示すとき計測手段の計測処理および記録手段の記録処理の少なくとも一方を無効化する無効化手段(S7,S11)を備える。
請求項1の発明では、身体に生じるバイタルサインは、計測手段によって繰り返し計測され、記録手段によって任意の期間に渡り記録される。一方、身体の状態は評価手段によって繰り返し評価され、かかる評価結果が運動中を示すとき、無効化手段が計測手段の計測処理および記録手段の記録処理の少なくとも一方を無効化する。従って、バイタル計測値は、身体の動きが安定している期間だけ記録される。
一般に、仕事中や通勤中など社会生活を営んでいる状態においても、仕事の手を休めて考え込んだり信号で立ち止まったりなど、身体の動きが安定している期間が多く存在する。請求項1の発明によれば、このような期間に計測されたバイタル計測値だけを記録するので、社会生活を営んでいる人から、心的状態の評価に適した、信頼性の高い計測値が得られる。
請求項2の発明に従うバイタル計測装置は、請求項1に従属し、記計測手段によって計測されたバイタル計測値に対し当該バイタル計測値から特定のバイタル情報だけを抽出するための変換処理を施す変換手段(S53)をさらに備え、記録手段は変換処理が施された後のバイタル計測値を記録する。
請求項2の発明では、記計測手段によって計測されたバイタル計測値に対し、そこから特定のバイタル情報だけを抽出するための変換処理が変換手段によって施される。記録手段は、かかる変換処理が施された後のバイタル計測値を記録する。
請求項2の発明によれば、記録されたバイタル計測値から特定のバイタル情報、すなわち心的状態の評価指標として好適なバイタル情報が簡単に得られる。
請求項3の発明に従うバイタル計測装置は、請求項2に従属し、計測手段は心電波形を検出する心電センサを含み、変換処理は心電センサの検出波形から心拍数の時間変化を示すバイタル情報を抽出するための処理を含む。
請求項3の発明によれば、記録されたバイタル計測値から心拍数の時間変化を示すバイタル情報が簡単に得られる。
請求項4の発明に従うバイタル計測装置は、請求項2または3に従属し、計測手段は呼吸波形を検出する呼吸センサを含み、変換処理は呼吸センサの検出波形から呼吸数の時間変化を示すバイタル情報を抽出するための処理を含む。
請求項4の発明によれば、記録されたバイタル計測値から呼吸数の時間変化を示すバイタル情報が簡単に得られる。
請求項5の発明に従うバイタル計測装置は、請求項2または3に従属し、計測手段は身体に生じる非可聴音波の波形を検出するNAMマイクロフォン(Non-Audible Murmur)を含み、変換処理はNAMマイクロフォンの検出波形から心拍数の時間変化および/または呼吸数の時間変化を示すバイタル情報を抽出するための処理を含む。
請求項5の発明によれば、NAMマイクロフォンを用いることで、周囲雑音の影響を受けにくい、精度の高い計測が行える。また、記録されたバイタル計測値から心拍数や呼吸数の時間変化を示すバイタル情報が簡単に得られる。
請求項6の発明に従うバイタル計測装置は、請求項1ないし5のいずれかに従属し、評価手段は、自身に加わる加速度を繰り返し感知する加速度センサ(20)、加速度センサの一定期間に渡る感知結果に基づいて身体の動作量を算出する算出手段(S23)、および算出手段の算出結果に基づいて運動中か安定状態かを判別する判別手段(S25,S31,S33)を含む。
請求項6の発明では、加速度センサが自身に加わる加速度を繰り返し感知し、身体の動作量は、かかる加速度センサの一定期間に渡る感知結果に基づいて、算出手段によって算出される。運動中か安定状態かは、かかる算出結果に基づいて判別される。
請求項6の発明に従えば、身体の状態を評価する際、加速度センサの一定期間に渡る感知結果から身体の動作量を算出し、算出結果に基づいて運動中か安定状態かを判別することで、的確な評価が行える。
なお、好ましい実施例では、算出手段は一定期間に含まれる複数の感知結果を時間に関して二乗平均することにより動作量を算出する。これによって、動作量の算出精度が向上し、その結果、より的確な評価が行える。
また、評価手段に含まれる加速度センサは複数であり、算出手段は算出処理をセンサ毎に実行する。このように、複数の加速度センサを身体の複数の部位にそれぞれ装着することで、動作量を部位毎に算出できる。
さらにまた、判別手段は、算出手段による算出結果をセンサ毎に閾値と比較して、少なくとも1つのセンサについて算出結果が閾値以上であるとき運動中と判別し、いずれのセンサについても算出結果が閾値を下回ったとき安定状態と判別する。従って、どの部位の動作量も閾値に満たないとき安定状態と判別され、動作量が閾値以上の部位が1つでもあれば運動中と判別されるので、肉体的動作の影響が極力排除された、より信頼性の高いバイタル計測値が得られる。
この発明によれば、社会生活を営んでいる人から、心的状態の評価に適した、信頼性の高いバイタル計測値が得られる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例のバイタル計測装置10は、バイタルセンサ12およびm個(mは1以上の整数)の加速度センサ20を含む。バイタルセンサ12は、活動状態にある人の身体に装着され、心拍,呼吸,血圧,脈拍,体温などのバイタルサインを計測して、計測結果を示すディジタル信号を出力し、その出力信号がCPU22に与えられる。
各加速度センサ20は、自身に加わる加速度つまり身体各部の動作を検知し、検知結果を示すディジタル信号を出力する。各加速度センサ20の出力信号はCPU22に与えられ、CPU22は、与えられた信号に基づいて身体が動作中か安定状態かを判別し、安定状態と判別されたときバイタルセンサ12から出力される信号を記録媒体16に記録する。
バイタル計測装置10は、例えば図2に示す要領で人体に装着される。ここでは、4個の加速度センサを利用し(つまりm=4)、また、バイタルセンサ12としてホルター心電計(以下心電計)および呼吸センサを用いている。
図2を参照して、4個の加速度センサ20は、左胸部,腰部および左右上腕部にそれぞれ装着される。このような配置を採用することで、わずか4個の加速度センサで身体の状態を的確に評価することができる。
また、心電計を構成する4個の電極12aは、両手両足にそれぞれ装着される。呼吸センサ12bは、例えばベルト式の胸部呼吸センサであり、肋骨の下手付近または腰部に装着される。
そして、バイタルセンサ12に含まれる心電計および呼吸センサからは、図3に示す2つの波形に従う信号がそれぞれ出力される。図3を参照して、心電計の出力波形(心電波形)は複数のR波を含む。隣り合う2つのR波の間隔は、R−R間隔と呼ばれ、時間的に変化する。また、呼吸計の出力も波の間隔が時間的に変化しており、波の間隔の変化から呼吸数の時間的な変化を知ることができる。
そこで、CPU22は、図3の2つの波形に従う2種類の信号を、図4の2つの波形に従う2種類の信号に変換する。図4を参照して、R−R間隔は心拍数の時間的な変化を示し、呼吸曲線は呼吸数の時間的な変化を示す。
CPU22はまた、4個の加速度センサ20からの信号に基づいて身体が動作中か安定状態かの判別を周期的に行い、安定状態と判別されたとき、図4のR−R間隔および呼吸曲線にそれぞれ従う2種類の信号を記録する。こうして、心拍数の変化および呼吸数の変化を示す2種類の信号が、身体の動きが安定している期間に限って記録媒体16に記録される。従って、記録信号を単に再生するだけで、身体の動きが安定している状態での心拍数の変化および呼吸数の変化を知ることができる。これらのバイタル情報は、心的状態を評価する際の指標として好適である。
なお、バイタルセンサ12としてNAM(Non-Audible Murmur)マイクロフォンを用いる方法もある。NAMマイクロフォンは、身体(肉)を伝わる微弱な音波を検出するためのマイクロフォンである。NAMマイクロフォンを頚部や胸部に密着することで、周囲雑音の影響を受けずに、呼吸音や心拍音を検知することができる。なお、NAMマイクロフォンの詳細については、電子情報通信学会技術研究報告 HCS2004−39,HIP2004−84(2005−01)などに記載されている。
以下、図1のバイタル計測装置10の動作を詳細に説明する。バイタルセンサ12は例えば500Hzで動作し、各加速度センサ20は例えば50Hzで動作する。CPU22は、m個の加速度センサ20の出力信号を一定周期で(例えば10秒に1回の割合で)、1回当たりm×nサンプル(nは2以上の整数:ここではm×50サンプル)ずつ、RAM18に取り込む(図6参照)。
次にCPU22は、取り込まれたm×nサンプルに基づいて、身体が動作中か安定状態かの判別を行う。詳しくは、まず1番目の加速度センサに対応するnサンプルに基づいて動作量M1を算出する。動作量M1は、m=1に対応するnサンプルの信号値の時間(t)に関する2乗平均として算出される。すなわち、nサンプルの信号値を{A1(t),A1(t−1),A1(t−2),…,A1(t−n+1)}として、次式により算出される。
M1=A1(t)2+A1(t−1)2+A1(t−2)2+…+A1(t−n+1)2
2番目〜m番目の加速度センサに対応する動作量M2〜Mmも同様に算出される。次に、こうして算出された動作量M1〜Mmを閾値TH1〜THmとそれぞれ比較し、全ての加速度センサ20について動作量が閾値を下回れば、安定状態と判別する。一方、1つでも動作量が閾値以上である加速度センサがあれば、動作中と判別する。
2番目〜m番目の加速度センサに対応する動作量M2〜Mmも同様に算出される。次に、こうして算出された動作量M1〜Mmを閾値TH1〜THmとそれぞれ比較し、全ての加速度センサ20について動作量が閾値を下回れば、安定状態と判別する。一方、1つでも動作量が閾値以上である加速度センサがあれば、動作中と判別する。
安定状態と判別されると、CPU22は、バイタルセンサ12から出力される信号を記録媒体16に記録する記録処理を実行する。詳しくは、バイタルセンサ12の出力信号をいったんRAM18に取込み、取り込まれた信号を心的状態の評価に適した信号に変換し、そして変換後の信号を記録媒体16に記録する(図7参照)。なお、記録媒体16としては、例えばメモリカードやハードディスクを利用する。これにより、バイタル計測値は、身体の動きが安定している期間だけ記録される結果となる。
以上のようなバイタル計測を行うとき、CPU22は、図8および図9に示すメイン処理と、図10に示すバイタル記録処理とを実行する。なお、これらのフロー図に対応するプログラムは、ROM24内のメインプログラム記憶領域24aおよび記録制御プログラム記憶領域28bにそれぞれ記憶される(図5参照)。また、ROM24には、μITRONなどのマルチタスクOSが記憶されており、CPU22は、かかるOSの制御下で複数のプログラムを並列的に実行することができる。
図8を参照して、電源が投入されると、まずステップS1で初期処理を実行する。初期処理には、各センサ12,20の起動、RAM18の初期化などの処理が含まれる。初期処理が完了すると、ステップS3に移って、m個の加速度センサ20から出力される信号をセンサ当たりnサンプルずつ取り込む。従って、m×nサンプルが取り込まれ、取り込まれたm×nサンプルは、タイマ14の示す時刻と共にRAM18に記憶される(図6参照)。
続くステップS5では、取り込まれた信号に基づいて状態評価を行う(後述)。そしてステップS7に移り、評価結果に基づいて身体が動作中か安定状態かを判別する。ステップS7で安定状態と判別されると、ステップS9に移ってバイタル記録処理を開始ないしは継続し(後述)、その後ステップS3に戻る。一方、動作中と判別されるとステップS11に移って、バイタル記録処理を停止ないしは停止状態を継続し、ステップS3に戻る。
ステップS5の状態評価処理は、図9のサブルーチンに従って実行される。図9を参照して、まずステップS21で変数iに“1”をセットし、続くステップS23で動作量Miを算出する。動作量Miは、次式で算出される。
Mi=Ai(t)2+Ai(t−1)2+Ai(t−2)2+…+Ai(t−n+1)2
ここでAi(t)は、時刻tにおけるi番目の加速度センサの出力値を意味する。算出後、ステップS25に移る。
ここでAi(t)は、時刻tにおけるi番目の加速度センサの出力値を意味する。算出後、ステップS25に移る。
ステップS25では、動作量Miが閾値THi以上か否かを判別し、ここでYESであればステップS33で、身体の現在の状態を示す変数“状態”に“運動中”をセットし、上位層のルーチンに復帰する。
ステップS25でNOであれば、ステップS27で変数iをインクリメントし、続くステップS29では変数iが定数mよりも大きいか否かを判別する。ここでNOであればステップS23に戻る。YESであれば、ステップS31で“状態”に“安定”をセットし、そして上位層のルーチンに復帰する。
また、メインプログラムによって記録制御プログラムが起動される(S9)と、図10のバイタル記録処理が実行される。図10を参照して、まずステップS51でバイタルセンサ12の出力信号を一定サンプル取り込む。取り込まれた信号は、タイマ14の示す時刻と共にRAM18に一時保持される。続くステップS53では、一時保持された信号に変換処理を施す。これにより、例えば図3の2つの波形に従う2種類の信号は、図4の2つの波形に従う2種類の信号に変換される。
そしてステップS55で、変換後の信号を記録媒体16に記録し(図7参照)、その後、ステップS51に戻る。以降、記録制御プログラムがメインプログラムによって終了される(S11)まで、同様の処理が繰り返し実行される。
以上から明らかなように、この実施例では、身体に生じるバイタルサインは、バイタルセンサ12によって繰り返し計測される。CPU22は、バイタルセンサ12の計測結果をRAM18に取り込み(S51)、取り込まれたバイタル計測値に対してそこから特定のバイタル情報だけを抽出するための変換処理を施し(S53)、そして変換後のバイタル計測値を任意の期間に渡って記録媒体16に記録する(S55)。従って、記録媒体16に記録されたバイタル計測値からは、特定のバイタル情報、すなわち心的状態の評価指標として好適なバイタル情報が簡単に得られる。
その一方でCPU22は、m個の加速度センサ20の出力を参照して身体各部の動作量(M1,M2,…,Mm)を繰り返し算出し(S23)、算出結果に基づいて身体の状態を評価する(S25,S31,S33)。そして、評価結果が運動中を示すとき、取込処理,変換処理および記録処理(S53〜S55)を無効化する(S7,S11)。従って、バイタル計測値は、身体の動きが安定している期間に限って、記録媒体16に記録される結果となる。
一般に、仕事中や通勤中など、社会生活を営んでいる状態においても、仕事の手を休めて考え込んだり、信号で立ち止まったりなど、身体の動きが安定している期間が多く存在する。この実施例では、このような期間に計測されたバイタル計測値だけを記録するので、社会生活を営んでいる人から、心的状態の評価に適した、信頼性の高いバイタル計測値が得られる。
CPU22はまた、状態評価の際、算出結果(M1,M2,…,Mm)を閾値(TH1,TH2,…,THm)とそれぞれ比較し、いずれの算出結果も閾値を下回ったとき安定状態と判別する。従って、どの部位の動作量も閾値に満たないとき安定状態と判別され、動作量が閾値以上の部位が1つでもあれば運動中と判別されるので、肉体的活動の影響が極力排除された、より信頼性の高いバイタル計測値が得られる。
なお、この実施例では、評価結果が活動状態を示すとき、取込処理および記録処理の両方を無効化したが、少なくとも一方を無効化すればよい。
なお、動作量が閾値以上の部位が1つでもあれば運動中と判別する代わりに、例えば、動作量が閾値以上の部位が1つ以下なら安定状態と判別するなど、安定状態か否かの判別基準を緩やかにしてもよい。これにより、より多くのバイタル計測値が得られる。
または、状態評価の際、算出結果をセンサ毎に閾値と比較する代わりに、算出結果を合算し、合算結果(=M1+M2+…+Mm)を閾値(TH)と比較してもよい。
また、この実施例では、バイタル計測値は、内蔵型の記録媒体16に記録したが、バイタル計測装置10を例えば携帯電話端末に接続するなどして、病院等に設置されたサーバに無線送信してもよい。
10…バイタル計測装置
12…バイタルセンサ
12a…心電計電極
12b…呼吸センサ
16…記録媒体
20…加速度センサ
22…CPU
12…バイタルセンサ
12a…心電計電極
12b…呼吸センサ
16…記録媒体
20…加速度センサ
22…CPU
Claims (6)
- 身体に生じるバイタルサインを繰り返し計測する計測手段、
前記計測手段によって計測されたバイタル計測値を任意の期間に渡って記録する記録手段、
前記身体の状態を繰り返し評価する評価手段、および
前記評価手段の評価結果が運動中を示すとき前記計測手段の計測処理および前記記録手段の記録処理の少なくとも一方を無効化する無効化手段を備える、バイタル計測装置。 - 前記計測手段によって計測されたバイタル計測値に対し当該バイタル計測値から特定のバイタル情報だけを抽出するための変換処理を施す変換手段をさらに備え、
前記記録手段は前記変換処理が施された後のバイタル計測値を記録する、請求項1記載のバイタル計測装置。 - 前記計測手段は心電波形を検出する心電センサを含み、
前記変換処理は前記心電センサの検出波形から心拍数の時間変化を示すバイタル情報を抽出するための処理を含む、請求項2記載のバイタル計測装置。 - 前記計測手段は呼吸波形を検出する呼吸センサを含み、
前記変換処理は前記呼吸センサの検出波形から呼吸数の時間変化を示すバイタル情報を抽出するための処理を含む、請求項2または3記載のバイタル計測装置。 - 前記計測手段は前記身体に生じる非可聴音波の波形を検出するNAMマイクロフォンを含み、
前記変換処理は前記NAMマイクロフォンの検出波形から心拍数の時間変化および/または呼吸数の時間変化を示すバイタル情報を抽出するための処理を含む、請求項2または3記載のバイタル計測装置。 - 前記評価手段は、
自身に加わる加速度を繰り返し感知する加速度センサ、
前記加速度センサの一定期間に渡る感知結果に基づいて前記身体の動作量を算出する算出手段、および
前記算出手段の算出結果に基づいて運動中か安定状態かを判別する判別手段を含む、請求項1ないし5のいずれかに記載のバイタル計測装置。
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