JP2003219698A - 同期機の制御装置 - Google Patents

同期機の制御装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低速から高速まで安定して十分なトルクが得
られ、かつ安価に提供可能な同期機の制御装置を提供す
る。 【解決手段】 同期機の回転速度または電力変換器の出
力周波数に応じて速度モードを判別し、低速モードまた
は高速モードの何れかを選択するための切換器47、ス
イッチSW1,SW2等と、低速モードが選択された場
合に、少なくとも同期機の回転子の位置情報を用いて同
期機の電流を制御するための座標変換器24、ブロック
A等のベクトル制御手段と、高速モードが選択された場
合に、同期機の回転子の位置情報を用いずに同期機の速
度指令に基づいて同期機の電圧及び周波数をほぼ比例さ
せて制御するブロックB等のV/f制御手段と、を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、同期電動機また
は同期発電機の速度やトルクをインバータ等の半導体電
力変換器を用いて制御する制御装置に関し、特に低速回
転から高速回転まで良好な制御特性が得られる安価な制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】同期電動機または同期発電機は、界磁に
界磁巻線を有する同期機、界磁に永久磁石を有する永久
磁石同期機、界磁に界磁巻線や永久磁石を持たずに突極
性だけを有するリラクタンスモータに分類することがで
きる。何れの同期機の制御も基本的な原理は同様である
ので、ここでは永久磁石同期電動機を例に挙げて従来の
制御方法を説明する。
【0003】同期機の制御方法として、次の3種類の方
法が知られている。第1の方法は、回転子軸に位置セン
サを取付け、位置センサから得られる回転子の位置情報
に基づき同期機の電流を制御する。特に、同期電動機の
電流波形が方形波状の場合は、当該同期電動機をブラシ
レスDCモータと呼ぶ。また、同期機の電流波形を正弦
波状に制御する場合は、当該制御方法をベクトル制御と
呼ぶことが多い。何れにしても、回転子の位置情報を用
いることが特徴であり、一般産業用途やサーボドライブ
等に最も広く適用されている。
【0004】図7は、上記ベクトル制御による制御ブロ
ック図であり、これを第1の従来技術とする。以下、図
7を参照しながら制御方法を説明する。同期機100の
回転子軸にはレゾルバやエンコーダ等の位置センサ21
が取り付けられており、回転子の位置と回転速度を演算
する位置・速度演算器22により、回転子の位置θと回
転速度ωが検出される。電流検出器23によって同期機
100の2相の電流i,iを検出し、これらの電流
から位置信号θを用いて界磁のN極方向の起磁力を作る
電流成分であるd軸電流iと、これに直交する方向の
起磁力を作る電流成分であるq軸電流iを座標変換器
24により演算する。この際の演算式を数式1に示す。
【0005】
【数1】
【0006】次に、第1の速度指令ω の変化率を加
減速演算器25により制限して第2の速度指令ω
演算する。加算器26はω と回転速度ωとの偏差を
演算し、速度調節器27は前記偏差を増幅してトルク指
令τを演算する。電流指令演算器28は、τとωか
らd軸電流指令i とq軸電流指令i を演算す
る。加算器29,30は、i とiとの偏差、i
とiとの偏差をそれぞれ求め、電流調節器31はこ
れらの偏差を増幅してd軸電圧指令v とq軸電圧指
令v を計算する。座標変換器32は、v ,v
及び回転子位置θから3相電圧指令v ,v
を次式の如く演算する。
【0007】
【数2】
【0008】上記の3相電圧指令をPWM回路33によ
り搬送波と比較して電力変換器300の半導体スイッチ
ング素子に対するゲート信号に変換し、3相交流電源2
00に接続された電力変換器300を制御することによ
り、同期機100の端子電圧を制御する。この結果、同
期機100の回転速度ωを第1の速度指令ω に一致
させるように制御することができる。
【0009】次に、第2の従来技術は、電動機の電圧や
電流から回転子の位置を推定して位置センサを不要とす
る方法であり、センサレスベクトル制御と呼ばれてい
る。この方法は最近盛んに研究され、徐々に実用化され
つつある(例えば、特開平7−245981号「電動機
の磁極位置検出装置」、特開2000−23498「I
PMモータ制御方法及び制御装置」、電気学会論文誌D
117巻1号P98〜104(平成9年)等を参照)。
【0010】図8は、上記の電気学会論文誌Dに掲載さ
れたセンサレスベクトル制御の制御ブロック図である。
図において、電流推定器34は、d軸電圧指令v
q軸電圧指令v ,d軸電流検出値idc,q軸電流
検出値iqc,誘起電圧推定値eqM、及び、速度推定
器38による速度推定値ωの高周波成分(リプル成
分)をローパスフィルタ39により除去して得た第2の
速度推定値ωM2を使って、d軸電流推定値idMとq
軸電流推定値iqMを数式3により計算する。図におい
て、35,36はd軸電流、q軸電流の各推定値と検出
値との偏差を求めるための加算器、37はq軸電流の推
定値と検出値との偏差から同期機100の誘起電圧を推
定演算する誘起電圧推定器である。
【0011】
【数3】
【0012】なお、座標変換器24から出力されるi
dcとiqcは位置センサの信号を使って直接検出した
d軸電流とq軸電流ではないため添字cを付け、idM
とi は電流推定器34により推定したd軸電流とq
軸電流であるため添字Mを付けている。
【0013】上記数式3において、L:d軸インダク
タンス、L:q軸インダクタンス、R:電機子抵抗、
t:時間であり、添字(t)は時間の関数であることを
表す。位置推定値θと誘起電圧推定値eqMとの間に
誤差がある場合、電流推定値idMと電流検出値idc
との偏差、同iqMとiqcとの偏差は次式の関係にあ
る。
【0014】
【数4】
【0015】ここで、e:同期機の誘起電圧、θ:回
転子位置である。数式4から、d軸電流の偏差は回転子
の位置推定誤差に比例し、q軸電流の偏差は誘起電圧の
偏差に比例する。そこで、誘起電圧推定器37と速度推
定器38では、数式5,数式6により誘起電圧推定値と
速度推定値を演算する。
【0016】
【数5】
【0017】
【数6】
【0018】なお、数式5において、TIeq:積分時
定数であり、数式6における関数sgnは、数式7に示
すとおりである。また、数式6において、ψ:無負荷
鎖交磁束、Kθ:比例ゲインである。
【0019】
【数7】
【0020】図8において、位置推定値θは速度推定
値ωを速度積分器40により積分して求める。速度制
御演算には、前述した如く第1の速度推定値ωの高周
波成分をローパスフィルタ39により除去した第2の速
度推定値ωM2を用いている。ωM2を図7のωに対応
させれば、その他の部分は図7の従来技術と同じである
ため、以下の説明を省略する。なお、図8において、破
線で囲んだブロックA’と一点鎖線で囲んだブロック
A”は、後の説明の便宜上付けたものである。
【0021】残る第3の従来技術は、電動機の電圧と周
波数をほぼ比例して制御するV/f制御であり、位置セ
ンサが不要で、かつ簡単な制御で可変速駆動を実現でき
る特徴がある。図9は、同期電動機等のV/f制御の制
御ブロック図であり、以下にその制御方法を説明する。
ω は電力変換器300の出力周波数指令である。た
だし、出力周波数は定常状態では同期機100の速度と
一致するので、以下の説明では便宜上、周波数指令を速
度指令と呼ぶことにする。このω を第1の速度指令
として、その変化率を加減速演算器25により制限して
第2の速度指令ω を演算する。また、加算器43に
より速度指令ω から速度補償値Δωを減算して第3
の速度指令ω を演算する。
【0022】f/V変換器44は速度指令ω にほぼ
比例した信号Vを出力し、これを同期機100の端子
電圧指令Vとする。一方、速度指令ω を積分器4
5により積分して電圧指令の位相θを得る。座標変換
器46は、数式8に従って3相の電圧指令を演算する。
【0023】
【数8】
【0024】一方、電流検出器23により同期機100
の2相の電流i,iを検出し、これらの電流と前記
θから同期機100の電圧ベクトルと同方向の電流成
分、すなわち有効電流iを座標変換器24により演算
する。電流制限器42はiが所定の値を超えないよう
に前述の速度補償量Δωを演算し、重負荷時にはΔωを
大きくして速度指令ω を低下させ、同期機100や
電力変換器300を過負荷から保護している。また、3
相電圧指令v ,v ,v をPWM回路33に
より電力変換器300の半導体スイッチング素子に対す
るゲート信号に変換して電力変換器300を制御するこ
とにより、同期機100の端子電圧を制御する。この結
果、同期機100の回転速度を第1の速度指令ω
一致させるように制御することができる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来技術のよう
に、位置センサから得られる回転子位置情報に基づき同
期機の電流を制御する方法は、通常の回転速度では高性
能な制御が可能である。しかしながら、回転速度が毎分
数万回転に至るような高速回転では、所望する仕様の位
置センサが市販されていなかったり、位置センサが非常
に高価だったりする。
【0026】また、第2の従来技術のように位置センサ
が不要なセンサレスベクトル制御を適用したとしても、
マイクロプロセッサを用いた制御装置では回転速度の上
昇に応じて演算周期も高速化する必要があるので、高価
なプロセッサ及び周辺部品が必要になり、制御装置のコ
ストが非常に高くなる。
【0027】更に、第3の従来技術として説明したV/
f制御は、簡単な演算で同期機を制御でき、かつ高速な
演算も必要でないため制御装置を安価に提供することが
できる。しかるに、V/f制御の場合は回転子の位置が
分からないので低速時に安定性が悪くなり、かつ大きな
始動トルクを発生できないという問題がある。
【0028】そこで本発明は、上述した各従来技術が持
つ問題点を解消し、低速から高速まで安定して十分なト
ルクが得られ、かつ安価に提供可能な同期機の制御装置
を提供しようとするものである。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、電力変換器を用いて同期機
の速度またはトルクを制御する制御装置において、同期
機の回転速度または電力変換器の出力周波数に応じて速
度モードを判別し、低速モードまたは高速モードの何れ
かを選択する手段と、同期機の回転速度または電力変換
器の出力周波数が低く、低速モードが選択された場合
に、少なくとも同期機の回転子の位置情報を用いて同期
機の電流を制御するベクトル制御手段と、同期機の回転
速度または電力変換器の出力周波数が高く、高速モード
が選択された場合に、同期機の回転子の位置情報を用い
ずに同期機の速度指令に基づいて同期機の電圧及び周波
数をほぼ比例させて制御するV/f制御手段と、を備え
たものである。
【0030】請求項2記載の発明は、電力変換器を用い
て同期機の速度またはトルクを制御する制御装置におい
て、同期機の回転速度または電力変換器の出力周波数に
応じて速度モードを判別し、低速モードまたは高速モー
ドの何れかを選択する手段と、同期機の回転速度または
電力変換器の出力周波数が低く、低速モードが選択され
た場合に、同期機の回転子の位置を直接検出せずに同期
機の電圧または電流から回転子の位置を推定演算して同
期機の電流を制御するセンサレスベクトル制御手段と、
同期機の回転速度または電力変換器の出力周波数が高
く、高速モードが選択された場合に、同期機の回転子の
位置情報を用いずに同期機の速度指令に基づいて同期機
の電圧及び周波数をほぼ比例させて制御するV/f制御
手段と、を備えたものである。
【0031】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2に記載した同期機の制御装置において、低速モー
ドから高速モードに切り換わる際に、同期機の電圧が急
変しないように、同期機に対する端子電圧指令及びその
位相指令を同一に保つ補償手段を備えたものである。
【0032】請求項4記載の発明は、請求項1,2また
は3に記載した同期機の制御装置において、高速モード
から低速モードに切り換わる際に、同期機の電圧及び電
流が急変しないように、電圧指令及び電流指令を補償す
る補償手段を備えたものである。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。まず、図1は本発明の第1実施形態であ
り、請求項1記載の発明に相当する。なお、以下の各実
施形態において、図7〜図9に示した従来技術と機能上
共通する構成要素には、同一の番号を付してある。
【0034】同期機100には位置センサ21が取り付
けられており、回転子の位置と回転速度を演算する位置
・速度演算器22により回転子の位置θと回転速度ωが
演算される。切換器47は回転速度ωから同期機100
の速度モードが低速モードであるか高速モードであるか
を判別し、それに応じて速度モード信号CHGを出力す
る。始動直後では、速度モード信号CHGは低速モード
を示す信号となる。
【0035】切換器47は回転速度ωを常時監視してお
り、ωが所定の値を超えた場合に速度モード信号CHG
を低速モードから高速モードに切り換える。高速モード
になったら切換器47は速度指令ω を監視し、ω
が所定の値より小さくなった場合に速度モード信号C
HGを高速モードから低速モードに切り換える。
【0036】破線で囲んだブロックA,Cは低速モード
の場合だけ演算処理を行い、高速モードの場合は演算を
停止する。逆に破線で囲んだブロックBは高速モードの
場合だけ演算処理を行い、低速モードの場合は演算を停
止する。また、低速モードでは速度モード信号CHGに
よりスイッチSW1,SW2のa接点を開いてb接点を
閉じ(図示の状態)、高速モードでは逆にa接点を閉じ
てb接点を開く。
【0037】低速モードの動作を更に詳しく説明する。
第1の速度指令ω の変化率を加減速演算器25によ
り制限して第2の速度指令ω を演算する。このと
き、ブロックBは動作を停止しているため電流制限器4
2の出力はゼロに保持されており、加算器43を介した
ω とω は同一の値である。加算器26はω
と回転速度ωとの偏差を演算し、速度調節器27はこの
偏差を増幅してトルク指令τを演算する。電流指令演
算器28は、τとωからd軸電流指令i とq軸電
流指令i を演算する。
【0038】加算器29,30は、それぞれi とi
との偏差、i とiとの偏差を求め、電流調節器
31はこれらの偏差を増幅してd軸電圧指令v とq
軸電圧指令v を計算する。座標変換器48は、v
,v から端子電圧指令V と角度φを次式の如
く演算する。
【0039】
【数9】
【0040】角度φと回転子位置θとは加算器49によ
り加算され、電圧指令の位相θが演算される。座標変
換器46は、前述の数式8により3相電圧指令v
,v を演算する。3相電圧を演算する方法は
図7の従来技術と異なるが、v ,v から
,v ,v を計算した結果は図7の場合と
同じとなる。その他の部分は図7と同じである。これに
より、低速モードでは図7と同じベクトル制御となる。
【0041】次に、高速モードの動作を説明する。高速
モードではブロックA,Cが動作を停止しており、座標
変換器48から出力される角度φは90度に保持され
る。また、加算器49には積分器45から出力される位
相がスイッチSW1を介して入力されている。従って、
座標変換器46に入力される電圧指令の位相θは図9
の従来技術に対して90度の位相差を持つが、これは座
標変換器24の出力のi を有効電流iにするためで
ある。一方、f/V変換器44の出力V はスイッチ
SW2を介して座標変換器46に入力され、端子電圧指
令Vとなる。その他の部分は図9と同じである。これ
により、高速モードでは図9と同じV/f制御となる。
【0042】上記のように本実施形態では、低速モード
では回転子位置θに基づいて同期機100の電流を制御
するので安定した大きな始動トルクが得られ、高速時に
は回転子位置θを用いることなく、ブロックBを介して
同期機100の電圧と周波数を制御するので、位置セン
サ21の電気的仕様により高速時に正しい位置情報が得
られなくても同期機100を高性能に制御することがで
きる。
【0043】次に、図2は本発明の第2実施形態であ
り、請求項2記載の発明に相当する。図2において、ブ
ロックA1は図8のブロックA’において電流調節器3
1の後段に図1の座標変換器48を付加したものと同一
の構成であり、このブロックA1は速度推定値ωM2
位置推定値θを演算する。また、図2のブロックBは
図1におけるブロックBと同一の構成である。
【0044】図2において、位置推定値θとブロック
B内の積分器45の出力との何れか一方が、速度モード
信号CHGにより切り換えられるスイッチSW1により
選択されて加算器49に入力される。また、ブロックA
1からの角度φが加算器49に入力され、その加算結果
が電圧指令の位相θとして座標変換器46に入力され
ている。スイッチSW2は、前記同様にブロックA1か
らのV とブロックBからのV との何れか一方を
速度モード信号CHGにより選択し、端子電圧指令V
として座標変換器46に出力する。
【0045】本実施形態では同期機100に位置センサ
がなく、低速時にはセンサレスベクトル制御を行い、ブ
ロックA1により回転速度と回転子位置を推定演算して
速度推定値ωM2と位置推定値θを出力する。切換え
器47は、第1実施形態と同様にして速度推定値ωM2
及び速度指令ω とから低速モードか高速モードかを
判別し、判別したモードに応じて速度モード信号CHG
を出力する。
【0046】ブロックA1は低速モードの場合だけ演算
処理を行い、高速モードの場合は演算を停止する。逆
に、ブロックBは高速モードの場合だけ演算処理を行
い、低速モードの場合は演算を停止する。低速モードで
は、スイッチSW1,SW2のa接点を開いてb接点を
閉じる。これにより、前記数式9により演算された端子
電圧指令V が座標変換器46に入力されると共に、
同じく数式9により演算された角度φと位置推定値θ
とが加算器49により加算され、その加算結果が電圧指
令の位相θとして座標変換器46に入力されて3相電
圧指令v ,v ,v が演算される。高速モー
ドでは、逆にa接点を閉じてb接点を開く。このときの
動作は第1実施形態と同一であるため、説明を省略す
る。
【0047】本実施形態によれば、低速時には同期機1
00の回転子位置を直接検出することなく、ブロックA
1によって同期機100の電圧や電流から回転子位置を
推定演算するので、位置センサが不要になる。また、位
置推定のために高速な演算処理が必要になる高速時に
は、回転子の位置情報を用いることなくブロックBによ
って同期機100の電圧と周波数を制御するので、高速
の演算処理が不必要になり、安価な制御装置でも同期機
100を高性能に制御することができる。
【0048】図3は本発明の第3実施形態であり、請求
項3記載の発明に相当する。この実施形態では、第1及
び第2実施形態のブロックBにおいて電圧補償器50、
加算器52及び位相補償器51を付加することにより、
ブロックB’が構成されている。ここでは、代表例とし
て第2実施形態のブロックBをブロックB’に置き換え
たものを図3に示し、本実施形態を説明する。なお、第
1実施形態のブロックBをブロックB’に置き換えても
良い。
【0049】図3に示す第3実施形態では、ブロックA
1による低速モードでの電圧指令V と高速モードで
の電圧指令VH1 との偏差V −VH1 をΔV
とし、このΔVを電圧補償器50に設定する。そし
て、ΔVとVH1 とを加算器52により加算して電
圧指令VH2 を求め、このVH2 を高速モードに切
り換えた直後の電圧指令とする。その結果、低速モード
から高速モードに切り換えた直後はV とVH2
が同一値になるので、切換え前後の電圧指令Vは同一
値となる。また、電圧補償器50の出力ΔVは、時間
の経過に伴ってゼロに収束するようにする。これによ
り、端子電圧指令Vは、低速モードから高速モードに
切り換えた後に時間が経過するにつれてVH1 と等し
くなる。
【0050】一方、位相補償器51は、低速モードから
高速モードに切り換える直前にブロックA1からの角度
φを読み込み、φから90度を減じた値を積分器45に
プリセットする。高速モードではφを90度にセットす
るので、低速モードから高速モードに切り換えた前後で
θは同一値となる。
【0051】このように、本実施形態によれば、低速時
の制御から高速時の制御に切り換える際に、同期機10
0の電圧が急変しないように端子電圧指令V及びその
位相θを補償する機能を有するため、制御モードを切
り換えた時に電流やトルクが急変せず、同期機100を
高性能に制御することができる。
【0052】図4は本発明の第4実施形態であり、請求
項4記載の発明に相当する。図4において、ブロックA
2は図1のブロックAに図8のブロックA”を付加した
ものに相当する。また、この実施形態では、速度指令ω
と座標変換器24の出力i,iと高速モードの
電圧指令V とに基づいて負荷角δを演算する負荷角
演算器53と、i,i,V ,δを用いて座標変
換を行う座標変換器54とが付加されている。なお、負
荷角演算器53及び座標変換器54は第1,第2実施形
態の何れに付加することも可能であるが、ここでは、代
表例として第2実施形態に上記負荷角演算器53等を付
加したものを図4に示し、本実施形態を説明する。
【0053】負荷角演算器53は、高速モードから低速
モードに切り換える際に、同期機100の負荷角δを演
算する。始めに、図5を用いて負荷角について説明す
る。図5は同期機の電圧、電流及び磁束の関係を示すベ
クトル図である。同期機の端子電圧ベクトルvから抵抗
電圧降下Riを差し引くと誘起電圧ベクトルeとなる。
ここで、iは電機子電流ベクトルである。また、誘起電
圧ベクトルeに対し、直交する方向に鎖交磁束ベクトル
Ψが生じている。なお、ここで、負荷角δはq軸とeと
の交角であると(IEEE電気・電子用語辞典に)定義
されている。q軸とeとの交角=d軸とΨとの交角であ
るから、図5では、負荷角δをd軸とΨとの交角として
記している。
【0054】図6は、負荷角演算器53と座標変換器5
4の詳細な制御ブロック図を示している。負荷角演算器
53内の誘起電圧演算器531では、数式10に従って
図5に示す誘起電圧成分e,eを演算する。なお、
有効電流i及び無効電流i は図4の座標変換器24
から入力される。
【0055】
【数10】
【0056】ここで、e:電圧ベクトル方向の誘起電
圧成分、 e:電圧ベクトルと直交方向の誘起電圧成分、 i:電圧ベクトル方向の電流成分(有効電流)、 i:電圧ベクトルと直交方向の電流成分(無効電流) である。図6におけるトルク演算器532は、次式を用
いて同期機のトルクτを演算する。
【0057】
【数11】
【0058】磁束演算器533は、次式を用いて鎖交磁
束ベクトルΨの大きさを演算する。
【0059】
【数12】
【0060】トルク演算器536は、次式を用いて第2
のトルクτを演算する。
【0061】
【数13】
【0062】ここで、ψ:無負荷鎖交磁束、 L:同期機のd軸インダクタンス、 L:同期機のq軸インダクタンス、 である。
【0063】第1のトルク演算値τと第2のトルク演
算値τとの偏差を加算器534により求め、負荷角調
節器535は前記偏差を増幅してその出力をδとする。
τとτとの偏差がゼロになったとき、δは負荷角に
一致する。負荷角調節器535は例えばPI調節器やP
ID調節器等の各種調節器により構成されており、第1
のトルク演算値τは一種のトルク指令値として意味を
持つ。つまり、負荷角調節器535は、第2のトルク演
算値τがトルク指令値τ に一致するように演算を行
い、負荷角δを出力する。なお、上記負荷角調節器につ
いては、本出願人による特開平10−243699号公
報の図8,図11等、同じく特開平11−299297
号公報の図1,図4,図6等に記載されている。
【0064】以上の演算により、負荷角δを演算するこ
とができる。なお、図示されていないが、端子電圧の大
きさとτからパターン化された関数を用いて負荷角δ
を直接演算してもよい。図5に示した鎖交磁束ベクトル
Ψと端子電圧ベクトルvとの交角φは、次式で求ま
る。
【0065】
【数14】
【0066】また、鎖交磁束ベクトルΨと電機子電流ベ
クトルiとの交角φは、次式で求まる。
【0067】
【数15】
【0068】図6における角度演算器541は数式1
4,15の演算を行い、φとφを出力する。加算器
542,543はこれらのφ,φにそれぞれ負荷角
δを加算し、その加算結果を用いて座標変換器5,6に
より端子電圧指令V とi,iを座標変換する
と、d−q軸の電圧指令v **,v **とd−q軸
の電流指令i **,i **が求まる。高速モードか
ら低速モードに切り換える直前に、電圧指令v **
**により電流調節器31の出力をプリセットし、
電流指令i **,i **により電流指令演算器28
の出力をプリセットする。また、第1のトルク演算値τ
により速度調節器27の出力をプリセットする。
【0069】このことにより、高速モードから低速モー
ドに切り換えた際に、同期機100の電圧や電流の変化
がなくなる。なお、電流指令演算器28の出力は、高速
モードから低速モードに切り換えた直後はi **,i
**になるが、時間の経過と共に電流指令演算器28
で演算した値に徐々に変化するようにする。図示されて
いないが、高速モードから低速モードに切り換える直前
に、図4のブロックA”内のωM2はω の値にプリ
セットし、θは積分器45の出力値にプリセットす
る。
【0070】なお、第3実施形態と第4実施形態を併用
すれば、低速モードから高速モードへの切り換えと、高
速モードから低速モードへの切り換えの両者に対して切
り換え時の電圧や電流の急変がなくなることは自明なの
で、説明は省略する。
【0071】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、低速時には回転子の位置情報に基づいて同期機の
電流を制御するため安定した大きな始動トルクが得ら
れ、高速時には回転子の位置情報を用いることなく同期
機の電圧と周波数を制御するので、位置センサの電気的
仕様により高速時に正しい位置情報が得られなくても同
期機を高性能に制御することができる。
【0072】請求項2記載の発明によれば、請求項1の
発明の効果に加えて、低速時には同期機の回転子の位置
を直接検出することなく、同期機の電圧や電流から回転
子の位置を推定演算するため位置センサが不要となり、
位置推定のために高速な演算処理が必要になる高速時に
は回転子の位置情報を用いることなく同期機の電圧と周
波数を制御するので高速の演算処理が不必要になり、安
価な制御装置でも同期機を高性能に制御することができ
る。
【0073】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2の発明の効果に加えて、低速時の制御から高速時
の制御に切り換える際に、同期機の電圧が急変しないよ
うに電圧指令を補償する機能を有するので、制御モード
を切り換える際に電流やトルクが急変せず、同期機を高
性能に制御することができる。
【0074】請求項4記載の発明によれば、請求項1ま
たは2の発明の効果に加えて、高速時の制御から低速時
の制御に切り換える際に、同期機の電圧や電流が急変し
ないように電圧指令や電流指令を補償する機能を有する
ので、制御モードを切り換える際に電流やトルクが急変
せず、同期機を高性能に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す制御ブロック図で
ある。
【図2】本発明の第2実施形態を示す制御ブロック図で
ある。
【図3】本発明の第3実施形態を示す制御ブロック図で
ある。
【図4】本発明の第4実施形態を示す制御ブロック図で
ある。
【図5】同期機の電圧、電流及び磁束の関係を示すベク
トル図である。
【図6】図4における主要部の構成図である。
【図7】第1の従来技術を示す制御ブロック図である。
【図8】第2の従来技術を示す制御ブロック図である。
【図9】第3の従来技術を示す制御ブロック図である。
【符号の説明】
21 位置センサ 22 位置・速度演算器 23 電流検出器 24,46,48,54 座標変換器 25 加減速演算器 26,29,30,43,49,52 加算器 27 速度調節器 28 電流指令演算器 31 電流調節器 33 PWM回路 42 電流制限器 44 f/V変換器 45 積分器 47 切換器 50 電圧補償器 51 位相補償器 53 負荷角演算器 531 誘起電圧演算器 532,536 トルク演算器 533 磁束演算器 534,542,543 加算器 535 負荷角調節器 541 角度演算器 544,545 座標変換器 100 同期機 200 3相交流電源 300 電力変換器 SW1,SW2 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山嵜 高裕 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 糸魚川 信夫 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 5H560 BB12 DA00 DB20 DC12 EB01 GG01 RR05 SS06 XA02 XA04 XA12 XA13 5H576 CC01 DD05 EE01 EE04 EE19 FF08 GG03 GG04 GG07 HB01 KK01 LL01 LL22 LL30 LL41

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力変換器を用いて同期機の速度またはト
    ルクを制御する制御装置において、 同期機の回転速度または電力変換器の出力周波数に応じ
    て速度モードを判別し、低速モードまたは高速モードの
    何れかを選択する手段と、 同期機の回転速度または電力変換器の出力周波数が低
    く、低速モードが選択された場合に、少なくとも同期機
    の回転子の位置情報を用いて同期機の電流を制御するベ
    クトル制御手段と、 同期機の回転速度または電力変換器の出力周波数が高
    く、高速モードが選択された場合に、同期機の回転子の
    位置情報を用いずに同期機の速度指令に基づいて同期機
    の電圧及び周波数をほぼ比例させて制御するV/f制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする同期機の制御装置。
  2. 【請求項2】電力変換器を用いて同期機の速度またはト
    ルクを制御する制御装置において、 同期機の回転速度または電力変換器の出力周波数に応じ
    て速度モードを判別し、低速モードまたは高速モードの
    何れかを選択する手段と、 同期機の回転速度または電力変換器の出力周波数が低
    く、低速モードが選択された場合に、同期機の回転子の
    位置を直接検出せずに同期機の電圧または電流から回転
    子の位置を推定演算して同期機の電流を制御するセンサ
    レスベクトル制御手段と、 同期機の回転速度または電力変換器の出力周波数が高
    く、高速モードが選択された場合に、同期機の回転子の
    位置情報を用いずに同期機の速度指令に基づいて同期機
    の電圧及び周波数をほぼ比例させて制御するV/f制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする同期機の制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載した同期機
    の制御装置において、 低速モードから高速モードに切り換わる際に、同期機の
    電圧が急変しないように、同期機に対する端子電圧指令
    及びその位相指令を同一に保つ補償手段を備えたことを
    特徴とする同期機の制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3に記載した同期機の
    制御装置において、 高速モードから低速モードに切り換わる際に、同期機の
    電圧及び電流が急変しないように、電圧指令及び電流指
    令を補償する補償手段を備えたことを特徴とする同期機
    の制御装置。
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