JP2000308399A - 回転電機の速度制御装置 - Google Patents

回転電機の速度制御装置

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JP2000308399A
JP2000308399A JP11106311A JP10631199A JP2000308399A JP 2000308399 A JP2000308399 A JP 2000308399A JP 11106311 A JP11106311 A JP 11106311A JP 10631199 A JP10631199 A JP 10631199A JP 2000308399 A JP2000308399 A JP 2000308399A
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rotating electric
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Shigemichi Yamaguchi
重理 山口
Tadashi Ashikaga
正 足利
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な速度センサを用いることにより、低速
回転域と高速回転域とで制御を切換えることにより安価
ではあるが低速域での制御性能も良好なものとすること
ができる回転電気の速度制御装置を提供する。 【解決手段】 電動機の推定速度ωr *** >(CHG2
の絶対値)である場合はセンサレス制御モードとして当
該推定速度をセットする一方、そうでない場合にはセン
サレス制御モードにして検出速度ωr をセットすること
により、一定速度以上では、センサレス制御を行う一
方、当該一定速度未満の低速度域では速度センサに基づ
く制御を行うようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は回転電機の速度制御
装置に関し、特に電気自動車の駆動モータの速度制御装
置に適用して有用なものである。 【0002】 【従来の技術】電気自動車では、バッテリの直流電圧を
インバータにより交流電圧に変換して交流電動機を駆動
し、この交流電動機を駆動源として走行時の駆動力を得
ている。この種の駆動電動機には誘導電動機が多用され
ており、この場合の従来技術に係る誘導電動機の速度制
御方式としてセンサ付のベクトル制御が提案されてい
る。図11は、従来技術に係るセンサ付のベクトル制御
装置を示すブロック図である。同図に示すように、トル
ク電流設定器1は、アクセル開度に応じた(比例した)
トルク電流指令Iq * を出力する。励磁電流設定器2
は、一定値の励磁電流指令Id * を出力する。すべり周
波数演算部3は、トルク電流指令Iq * 、これに直交す
る励磁電流指令Id * 及び誘導電動機4の二次時定数τ
2 に基づきすべり周波数ωs を求める。速度検出器5
は、誘導電動機4の回転軸に直結された速度センサ5a
を有しており、誘導電動機4の回転速度を表す検出速度
を出力する。 【0003】一次角速度ωはすべり周波数ωs と検出速
度ωr とを加算して得る。この角速度ωは積分演算部6
によって積分され、位相角θとして座標変換部12の参
照信号となる。 【0004】電流制御部7はトルク電流指令Iq * 及び
励磁電流指令Id * に対してそれぞれのトルク電流検出
値Iq 及び励磁電流検出値Id との偏差から比例積分
(PI)演算を行い、両演算結果に対して誘導電動機4
内の干渉分を加減算して回転座標のトルク軸電圧制御信
号Vq と励磁軸電圧制御信号Vd を得るものである。 【0005】ここで、トルク電流検出値Iq 及び励磁電
流検出値Id は誘導電動機4の二相電流検出値から演算
される。この演算は二相電流IU ,Iw をA/D変換部
8でそれぞれディジタル値に変換し、両者の加算によっ
てV相の電流検出値Iv を求め、各電流値IU ,Iv
w から三相/二相変換部9で固定座標の二相交流電流
に変換するとともに、これを座標変換部10でトルク電
流検出値Iq と励磁電流検出値Id に変換することによ
り求める。 【0006】電流制御部7から出力される非干渉化した
指令電圧Vq ,Vd は座標変換部11によって極座標の
一次電圧指令V1 と位相角φに変換され、さらに極座標
/三相変換部12によって固定座標の三相電圧指令
U ,Vv ,Vw に変換され、PWMインバータ13の
出力電圧制御信号となる。 【0007】PWMインバータ13は、三相電圧指令V
U ,Vv ,Vw に応じて、車載バッテリーBの直流電流
を三相交流電流に変換して誘導電動機4に供給する。こ
れにより誘導電動機4を駆動して、電気自動車を走行さ
せる。かくして、アクセル開度に応じた電気自動車の運
行制御を行うことができる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】上述の如く速度センサ
5aを有する速度検出部5を備えたセンサ付ベクトル制
御を行う場合には、正確な速度制御が可能である反面、
速度センサ5aの分がコストアップとなる。 【0009】最近においては角速度ωを推定して速度セ
ンサ5aを除去することができるようにしたセンサレス
ベクトル制御の実用化が進んでいる。センサレスベクト
ル制御を行う場合、速度センサ5aを必要としない分、
コストを低減することができるが、零速度領域において
モータパラメータの誤差等によりトルクの低下、速度推
定誤差の増大という新たな問題を生起する。ちなみに、
ベクトル制御を電気自動車に適用する場合には、坂道発
進や、低速度での車体位置調整を行う必要がある。 【0010】本発明は、上記従来技術に鑑み、安価な速
度センサを用いることにより、低速回転域と高速回転域
とで制御を切換えることにより安価ではあるが低速域で
の制御性能も良好なものとすることができる回転電機の
速度制御装置を提供することを目的とする。 【0011】上記目的を達成する本発明の構成は、次の
点を特徴とする。 【0012】1) 誘導電動機を用い搭載したバッテリ
を電源としてベクトル制御を行う場合において、低速度
領域のみ速度センサの検出信号を制御に使用するととも
に、それ以上の高速回転域ではセンサレスベクトル制御
を行うようにしたこと。 【0013】2) 上記1)に記載する回転電機の速度
制御装置において、速度センサの速度検出器信号とイン
バータ装置に与えられるアクセル速度指令とを入力とし
て、指令速度に実速度が一致するように制御する速度制
御部と、インバータの出力検出電流を座標変換によりト
ルク、磁束分に変換する座標変換部の出力と、前記速度
制御部の出力のトルク分と、電動機基底回転数以下では
最大値とし、それ以上では推定速度に反比例で下げる磁
束分とを比較制御する電流制御部とを備え前記出力によ
りトルク指令を算出すること。 【0014】3) 上記1)に記載する回転電機の速度
制御装置において、速度検出信号に低速度領域では速度
センサの検出信号を、高速域では推定速度を切り換える
際、ヒステリシスをもたし切り換えるようにしたこと。 【0015】4) 上記2)に記載する回転電機の速度
制御装置において、速度制御部の演算時定数設定におい
て、誘導電動機の等価ブロック図の伝達関数を条件を簡
略化して求めた演算時定数を、前記速度制御部の演算時
定数に設定するようにしたこと。 【0016】5) 直流電動機を用い、搭載したバッテ
リを電源として、速度センサを用いてチョッパ制御を行
う回転電機の速度制御装置において、速度センサーの速
度検出により界磁電流を算出して定出力制御を可能とし
たこと。 【0017】6) 直流電動機を用い、搭載したバッテ
リを電源として、速度センサを用いずチョッパ制御を行
う回転電機の速度制御装置において、モータブロック図
に基づいて電動機電圧、電流により推定速度を求め、こ
の推定速度により界磁電流を算出して定出力制御を可能
としたこと。 【0018】7) 上記う6に記載する回転電機の速度
制御装置において、推定電動機電圧指令と定格電圧値に
相当する定数をPIアンプにより突き合わせ前記アンプ
の出力を界磁電流指令として定出力制御を行うこと。 【0019】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき詳細に説明する。 【0020】図1は本発明の第1の実施の形態を概念的
に示す説明図である。本形態は、電気自動車の交流化に
おいて安価な速度センサ(周波数応答の低いセンサ)を
用い、低回転域ではセンサ付ベクトル制御を行い、高回
転域(速度センサで検出不能となる回転数以上)では、
センサレスベクトル制御を行う。この場合の誘導電動機
のブロック線図を図1に、システムブロック図を図2
に、その速度推定部を図3にそれぞれ示す。 【0021】図1中、V1dは固定子d軸巻線電圧、V1q
は固定子q軸巻線電圧、i1dは固定子d軸巻線電流、i
1qは固定子q軸巻線電流、V2dは回転子d軸巻線電圧、
2qは回転子q軸巻線電圧、i2dは回転子d軸巻線電
流、i2qは回転子q軸巻線電流、ω0 は電源電圧角周波
数、ωr は回転子角周波数、ωs はすべり周波数、λ1d
はd軸1次磁束、λ1qはq軸1次磁束、λ2dはd軸2次
磁束、λ2qはq軸2次磁束、R1 は固定子d軸及びq軸
巻線抵抗、R2 は回転子d軸及びq軸巻線抵抗、L1
固定子d軸及びq軸巻線自己インダクタンス、L2 は回
転子d軸及びq軸巻線自己インダクタンス、Lσは等価
漏れインダクタンス、Mは固定子及び回転子同軸巻線間
の相互インダクタンス、Pは微分演算子(d/dt)で
ある。 【0022】図2中、ω* は速度指令、Vinはアクセル
入力電圧、Iq lim はトルク指令リミット値、Iq0はト
ルク指令最大値、ωb は基底回転数、ωr は回転数、K
p 、Ki は速度PIゲイン定数、ωr *** は推定速度、
d0は励磁指令最大値、Idは励磁指令、Iq はトルク
指令、Δωは速度偏差、λ* は磁束指令、λ0 は最大磁
束、Mは相互インダクタンス、I2 (=L2 /R)は2
次時定数、I1d * は励磁指令、ωs はすべり、ωr は回
転速度、Kid、Kiqは電流PIゲイ、I1dは励磁電流検
出、I1qはトルク電流検出、Vd はd軸出力電圧、Vq
はq軸出力電圧、ωr *** 推定速度、θはd軸と回転子
のなす角である。 【0023】ここで、制御構成は、5.0mm制御部
2.0mm制御部、140μs制御部の3つに分けられ
る。各制御部の処理を表1に示す。 【0024】 【表1】 【0025】本形態においては、図2に示すように、速
度制御部Aでアクセル開度を速度指令としてPI演算に
よりトルク指令Iq を算出する。一方、磁束指令目標値
Eに示すように、検出速度ωr が基底回転数ωb 以下で
は、磁束指令λ* を最大磁束λ0 で一定とし、それ以上
では推定速度ωr *** に反比例して低下させ、定出力制
御を行う。このとき得られる励磁指令Id に2次磁束の
応答を高めるための磁束前向き補償制御部Gを設ける。
また、M変動補償テーブルBを介して供給される励磁指
令I1d * を得る。トルク指令Iq 及び励磁指令I1d *
電流制御部Cで所定の演算を行うことにより指令電圧V
q ,Vd となる。指令電圧Vq ,Vd は座標変換部Dで
2−3相座標変換を行うことにより3相出力電圧を得
る。このときの座標変換は絶対座標変換を採用してい
る。 【0026】速度推定部Eは、この部分を図3に抽出し
て詳細に示すように、指令電圧Vq,Vd 、励磁電流検
出値Id 、トルク電流検出値Iq に基づいて固定座標軸
上で2次磁束を推定し、同期回転座標上でPI演算する
ことで速度を推定する。このようにして推定した結果が
推定速度ωr *** となる。 【0027】図2に示すセンサ/センサレス制御切替部
Fは、誘導電動機Mの回転数に応じて検出速度ωr と推
定速度ωr *** とを切換える。このとき、センサ/セン
サレス制御切替部Fにおける検出速度ωr と推定速度ω
r *** との切替回転数はヒステリシス特性を持たせてお
く。すなわち、図4に示すように、正回転及び逆回転の
際のそれぞれの回転数CHG1、CHG2、−CHG
1、−CHG2を切替回転数として設定しておく。 【0028】図5は検出速度ωr と推定速度ωr ***
の切替手順を示すフローチャートである。同図に示すよ
うに、先ず推定速度ωr *** >(CHG2の絶対値)で
あるかどうかを判定する(ステップS1)。ステップS
1の処理の結果、「YES」の場合は、センサレス制御
モードフラグをONにして推定速度ωr *** をセットす
る(ステップS2)。「NO」の場合には推定速度ωr
*** <(CHG1の絶対値)で、且つ検出速度ωr
(CHG1の絶対値)であるかどうかを判定する(ステ
ップS3)。ステップS3の判定の結果、「YES」の
場合には、センサレス制御モードフラグをOFFにして
検出速度ωr をセットし、推定速度バッファへ検出速度
ωr をセットする(ステップS4)。「NO」の場合に
はセンサレス制御モードフラグがONであるかどうかを
判定する(ステップS5)。ステップS5の処理の結
果、「YES」の場合は推定速度ωr *** をセットする
(ステップS6)。「NO」の場合は検出速度ωr をセ
ットする(ステップS7)。 【0029】電気自動車用のモータに要求されるトルク
特性は、図6に示すように、定出力特性が要求される。
これを誘導電動機Mで実現するためには、励磁指令Id
を励磁指令Id =Id0・ωb /ωr *** (Id0:定格励
磁電流、ωb :基底回転数、ωr *** :推定速度)にて
算出する。 【0030】図3の速度推定部EにおけるPI演算の比
例ゲインKrp及び積分ゲインKriででは、図7(a)乃
至図7(d)に示すように、時定数tiを誘導電動機M
の2次時定数τ2と同一に設定することで調整を容易に
した。すなわち、誘導電動機Mのq軸2次磁束部の概略
ブロック図は図7(a)に示す通りとなる。図7(a)
乃至図7(d)中、ωs * はすべり周波数、ω0 は1次
周波数、ωn は回転周波数、λ2dはd軸2次磁束、τ2
はモータ2次時定数、λ2qはq軸2次磁束、K p は速度
推定PIゲイン、ωr *** 推定速度である。 【0031】ここで、ベクトル制御の必要十分条件は次
式で与えられる。 0=−(R2/L2)・M・I1q+ωs ・λ2d なお、上式中(R2/L2)・M・I1qは相互インダク
タンスとq軸1次電流による電圧である。 【0032】上式より図7(a)のG部の出力が零にな
れば、λ2q=0になる。ここで図7(a)のG部を無
視すると、ブロック図は図7(b)に示す通りとなり、
ωn *** とωn との差によりλ2qが出力される。この
結果、ブロック図は図7(c)に示す通りとなる。ここ
でτ2=tiとするとブロック図は図7(d)に示す通
りとなり、これから速度制御部AにおけるPI演算の比
例ゲインKrp及び積分ゲインKriを決定する。 【0033】次に、上記実施の形態における定トルク/
定出力制御の場合と同様の駆動特性を、直流分巻モータ
において、速度センサを用いずに実現する実施の形態を
説明する。本形態に係る制御ブロック図を図8に、モー
タブロック図を図9に示す。 【0034】両図において、Ta=La/Ra ここで、La:電機子インダクタンス、Ra:電機子抵
抗である。 また、図9に示す場合において、KEは固定定数でなく
界磁電流Ifによる関数である。 φ=Kf・If Va=ω・φ=ω・Kf・If (KE=Kf・If) また、Ktも固定定数ではなく磁束φの関数である。 T=Kt・Ia=φ・Ia Power =ω・T=ω・φ・Ia=Va・Ia 【0035】以上より電機子電流Iaを一定として回転
角周波数ωが基底回転角周波数ωn以上で下式により界
磁電流Ifを制御すれば良い。 If* =Ifn・(ωn/ω) 但し ω>ωn、I
fn:定格界磁電流である。 【0036】さらに、上記の推定速度ωr *** を使用す
ると速度検出器を用いずに定出力制御が可能となる。 If* =Ifn・(ωn/ω*** ) 【0037】また、上記定出力特性を実現する他の例と
してVaを一定に制御することで可能となる。すなわ
ち、図8のI部において図9のようにPI制御を追加し
ても良い。この場合、基底回転数ωn以下ではV***
がVa′*(定格回転時のVa)以下となるためIfは
Ifn(定格界磁電流)でリミットすることで図6に示
す定トルク特性を得ることができる。一方、IfがIf
n一定の状態でω>ωnとなるとVa′*<Vaとなる
ため、PIが動作し、IfがVa′*=V*** aとなる
よう制御され、定出力制御となる。 【0038】 【発明の効果】以上実施の形態とともに詳細に説明した
通り、本発明によれば次の効果を奏する。 誘導電動機のベクトル制御において、安価なセンサ
を用いたセンサ付制御と速度推定を行うセンサレス制御
方式の組み合わせにより、高速域でのセンサレス制御を
実現してセンサレスとすることによるコストの低減を実
現すると同時に、低速域でのセンサ付き制御を実現して
電気自動車の坂道発進等、低速域の走行性能を良好に確
保することができる。 速度推定PI時定数を誘導電動機の2次時定数に調
整することができる。 誘導電動機の推定速度を用いた定出力制御を行うこ
とができる。 直流電動機における速度センサを除去したセンサレ
ス制御を行うことができる。 直流電動機における定出力制御を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】誘導電動機のブロック図である。 【図2】本発明の第1の実施の形態に係るシステムを示
すブロック図である。 【図3】図2の速度推定部を抽出して詳細に示すブロッ
ク図である。 【図4】図2のセンサ/センサレス制御切替部の制御を
概念的に示す説明図である。 【図5】図2のセンサ/センサレス制御切替部の制御の
手順を示すフローチャートである。 【図6】図2に示すシステムにおける制御特性を示す特
性図である。 【図7】図2の速度制御部におけるPIゲインの算出方
法を説明するためのブロック図である。 【図8】本発明の第2の実施の形態に係るシステムを示
すブロック図である。 【図9】図8のモータを示すブロック図である。 【図10】図9のI部に他のブロックを追加した場合を
示すブロック図である。 【図11】従来技術に係る誘導電動機のベクトル制御シ
ステムを示すブロック図である。 【符号の説明】 A 速度制御部 E 速度推定部 F センサ/センサレス制御切替部 I1d 励磁電流検出 I1q トルク電流検出 Id 励磁指令 Iq * トルク指令 ωb 基底回転数 ωr *** 推定速度 ωr 回転数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H115 PA01 PC06 PG04 PI16 PI29 PU04 PU09 PV03 PV09 PV23 QN03 QN06 QN09 QN22 QN23 QN25 RB19 RB20 RB22 RB26 RB27 TB10 TO12 5H576 AA15 BB07 BB10 CC04 DD02 DD04 EE01 EE02 EE11 GG02 GG04 GG07 HB01 JJ03 JJ05 JJ06 JJ09 JJ16 JJ22 JJ24 JJ28 KK10 LL07 LL14 LL15 LL22 LL30 LL38

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 誘導電動機を用い搭載したバッテリを電
    源としてベクトル制御を行う場合において、低速度領域
    のみ速度センサの検出信号を制御に使用するとともに、
    それ以上の高速回転域ではセンサレスベクトル制御を行
    うようにしたことを特徴とする回転電機の速度制御装
    置。 【請求項2】 〔請求項1〕に記載する回転電機の速度
    制御装置において、 速度センサの速度検出器信号とインバータ装置に与えら
    れるアクセル速度指令とを入力として、指令速度に実速
    度が一致するように制御する速度制御部と、 インバータの出力検出電流を座標変換によりトルク、磁
    束分に変換する座標変換部の出力と、前記速度制御部の
    出力のトルク分と、電動機基底回転数以下では最大値と
    し、それ以上では推定速度に反比例で下げる磁束分とを
    比較制御する電流制御部とを備え前記出力によりトルク
    指令を算出することを特徴とする回転電機の速度制御装
    置。 【請求項3】 〔請求項1〕に記載する回転電機の速度
    制御装置において、速度検出信号に低速度領域では速度
    センサの検出信号を、高速域では推定速度を切り換える
    際、ヒステリシスをもたし切り換えるようにしたことを
    特徴とする回転電機の速度制御装置。 【請求項4】 〔請求項2〕に記載する回転電機の速度
    制御装置において、速度制御部の演算時定数設定におい
    て、誘導電動機の等価ブロック図の伝達関数を条件を簡
    略化して求めた演算時定数を、前記速度制御部の演算時
    定数に設定するようにしたことを特徴とする回転電機の
    速度制御装置。 【請求項5】 直流電動機を用い、搭載したバッテリを
    電源として、速度センサを用いてチョッパ制御を行う回
    転電機の速度制御装置において、 速度センサーの速度検出により界磁電流を算出して定出
    力制御を可能としたことを特徴とする回転電機の速度制
    御装置。 【請求項6】 直流電動機を用い、搭載したバッテリを
    電源として、速度センサを用いずチョッパ制御を行う回
    転電機の速度制御装置において、 モータブロック図に基づいて電動機電圧、電流により推
    定速度を求め、この推定速度により界磁電流を算出して
    定出力制御を可能としたことを特徴とする回転電機の速
    度制御装置。 【請求項7】 〔請求項6〕に記載する回転電機の速度
    制御装置において、 推定電動機電圧指令と定格電圧値に相当する定数をPI
    アンプにより突き合わせ前記アンプの出力を界磁電流指
    令として定出力制御を行うことを特徴とする回転電機の
    速度制御装置。
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