JP2008160979A - 誘導電動機駆動システムの制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 誘導電動機と、この誘導電動機を上位制御装置からの回転角周波数指令値に基づいて制御する可変速制御装置とを各々複数台用いて1つの負荷軸を駆動する誘導電動機駆動システムに好適な制御方法を提供する。
【解決手段】 可変速制御装置60は、誘導電動機12が零速から切換比較器62に入力される回転角周波数検出値ωrが予め設定される切換値までの低速領域では、回転角周波数指令値ωr*と、回転角周波数検出値ωrと等しい回転角周波数演算値ωraに基づくクトル制御を行うようにし、また、回転角周波数検出値ωrが前記切換値を超える誘導電動機12の速度領域では、回転角周波数指令値ωr*と、回転角周波数推定値ωr#と等しい回転角周波数演算値ωraに基づくベクトル制御を行うようにし、この切換え動作に予め設定したヒステリシス特性を持たせることで、誘導電動機12の全可変速領域で良好な速度制御を行わせ、出力トルク分担のアンバランスも抑制する。
【選択図】 図2

Description

この発明は誘導電動機と、この誘導電動機を上位制御装置からの回転角周波数指令値に基づいて制御する可変速制御装置とを各々複数台用いて1つの負荷軸を駆動する誘導電動機駆動システムの制御方法に関する。
図6は、この種の誘導電動機駆動システムの従来例を示す構成図であり、この図においては、複数台として3台の誘導電動機11〜13と、この誘導電動機11〜13を上位制御装置10からの回転角周波数指令値に基づいて制御する可変速制御装置20,40,50とにより、誘導電動機11〜13の出力軸に連結されたギアなどの変速器14〜16を介して1つの負荷軸17を駆動する構成例を示している。
図6において、可変速制御装置20は上位制御装置10からの回転角周波数指令値と、誘導電動機11に連結された速度センサとしてのパルスゼネレータ11aを介して得られる回転角周波数検出値とに基づくベクトル制御を行い、可変速制御装置40,50は前記回転角周波数指令値と、誘導電動機12,13それぞれの回転角周波数推定値とに基づくベクトル制御、いわゆる、速度センサレスベクトル制御を行っている。
図7は、図6に示した可変速制御装置20の詳細回路構成図であり、この可変速制御装置20は速度調節器21、磁束調節器22、電流調節器23、座標変換器24、2相3相変換器25、PWMインバータ26、電流検出器27、電圧検出器28、3相2相変換器29、座標変換器30、3相2相変換器31、座標変換器32、誘起電圧演算器33、磁束推定器34、すべり角周波数演算器35、回転角周波数検出器36、加算演算器37、積分器38から構成されている。
図7に示した可変速制御装置20の構成要素は周知の技術を用いて形成されているものであるが、以下にその動作について説明をする。
電流検出器27で検出した誘導電動機11の一次電流iu,iv,iwは3相2相変換器29により固定座標軸上の2相量Iα,Iβに変換され、座標変換器30により磁化軸を基準とする回転座標上の2相量IM(磁化軸電流成分)とこれに直行するIT(トルク軸電流成分)に変換される。同様に、電圧検出器28で検出したPWMインバータ26の出力電圧、すなわち誘導電動機11の一次電圧vu,vv,vwは3相2相変換器31により固定座標軸上の2相量Vα,Vβに変換され、座標変換器32により磁化軸を基準とする回転座標上の2相量VM(磁化軸電圧成分)とこれに直行するVT(トルク軸電圧成分)に変換される。
誘起電圧演算器33は上述のIT,IM,VT,VMおよび後述の加算演算器37で演算した一次角周波数指令値ω1*を入力し、下記数1式,数2式に従って誘起電圧の磁化軸成分eM,トルク軸成分eTを演算している。
(数1)
eM=VM−R1・IM−Lσ・{d(IM)/dt}+jω1*・Lσ・IT
(数2)
eT=VT−R1・IT−Lσ・{d(IT)/dt}−jω1*・Lσ・IM
上記数1式,数2式において、R1は誘導電動機11の一次抵抗、Lσは誘導電動機11の漏れインダクタンス、jは虚数単位である。
磁束推定器34は下記数3式に従って、磁束推定値Φ#を演算している。
(数3)
Φ#=eT/ω1*
すべり角周波数演算器35はトルク軸成分電流IT、磁束推定値Φ#から、下記数4式に従って、すべり角周波数ωsを演算している。
(数4)
ωs=R2・IT/Φ#
上記数4式において、R2は誘導電動機11の二次抵抗である。
加算演算器37では、パルスゼネレータ11aと回転角周波数検出器36とを介して得られた誘導電動機11の回転角周波数検出値ωrと、すべり角周波数ωsとを加算演算して一次角周波数指令値ω1*を得ている。
速度調節器21では、上位制御装置10からの回転角周波数指令値ωr*と誘導電動機11の回転角周波数検出値ωrとの偏差を零にする調節演算を行い、この演算結果をトルク電流指令値IT*として出力している。
磁束調節器22では、誘導電動機11への磁束指令値Φ*と磁束推定器34で得られた磁束推定値Φ#との偏差を零にする調節演算を行い、この演算結果を磁化電流指令値IM*として出力している。
電流調節器23では、トルク電流指令値IT*とトルク軸電流成分ITとの偏差を零にする調節演算を行い、この演算結果をトルク軸電圧指令値VT*として出力し、同様に、磁化電流指令値IM*と磁化軸電流成分IMとの偏差を零にする調節演算を行い、この演算結果を磁化軸電圧指令値VM*として出力している。
この回転座標上のトルク軸電圧指令値VT*および磁化軸電圧指令値VM*を座標変換器24で固定座標上の電圧指令値Vα*,Vβ*に変換し、これらは2相3相変換器25を介することによりPWMインバータ26への3相交流分の電圧指令値vu*,vv*,vw*に変換している。
また図8は、図6に示した可変速制御装置40の詳細回路構成図であり、この図において、図7に示した可変速制御装置20と同一機能を有するものには同一符号を付して、ここではその説明を省略する。
すなわち図8に示した可変速制御装置40には回転角周波数検出器36と加算演算器37に代えて、一次角周波数指令演算器41と減算演算器42とを備えている。
この一次角周波数指令演算器41では、下記数5式に従って一次角周波数指令値ω1*を得ている。
(数5)
ω1*=eT/Φ#
減算演算器42では、上記の一次角周波数指令値ω1*からすべり角周波数演算器35で求めたすべり角周波数ωsを減算演算して誘導電動機12の回転角周波数推定値ωr#を得ている。
従って、速度調節器21では上位制御装置10からの回転角周波数指令値ωr*と誘導電動機12の回転角周波数推定値ωr#との偏差を零にする調節演算を行い、この演算結果をトルク電流指令値IT*として出力している。
なお、図6に示した可変速制御装置50は、上述の可変速制御装置40と同一の回路構成である。
特開平1−198292号公報 特開平8−130882号公報
上述の図6〜8の構成による従来の誘導電動機駆動システムの制御方法において、可変速制御装置40,50、すなわち、誘導電動機の速度センサレスベクトル制御を用いた可変速制御装置は、この誘導電動機の低速、特に零速領域で、該電動機の電流検出誤差,電動機定数の設定誤差などに起因して、前記誘導電動機の回転角周波数推定値の誤差が大きくなる恐れがあることが知られている。
回転角周波数推定値の誤差が大きくなると、この誘導電動機に指令される回転角周波数指令値と前記回転角周波数推定値との偏差を零にする速度調節演算結果のトルク電流指令値の誤差も大きくなり、その結果、それぞれの誘導電動機における出力トルク分担のアンバランスが増大し、また、前記トルク電流指令値の誤差に起因して、前記誘導電動機の回転角周波数推定値の誤差が更に大きくなるという悪循環を招く恐れがあった。
この発明の目的は、上記問題点を解消した誘導電動機駆動システムの制御方法を提供することにある。
この第1の発明は誘導電動機と、この誘導電動機を上位制御装置からの回転角周波数指令値に基づいて制御する可変速制御装置とを各々複数台用いて1つの負荷軸を駆動する誘導電動機駆動システムにおいて、
前記複数台の誘導電動機のうちの何れか1台の誘導電動機を制御する可変速制御装置では、前記回転角周波数指令値とこの誘導電動機に連結された速度センサを介して得られる回転角周波数検出値とに基づくベクトル制御を行い、残りの誘導電動機を制御する可変速制御装置それぞれでは、前記回転角周波数指令値と前記回転角周波数検出値とに基づくベクトル制御と、前記回転角周波数指令値と対応する誘導電動機それぞれの回転角周波数推定値とに基づくベクトル制御とを切換えて行うことを特徴とする制御方法を用いる。
第2の発明は前記第1の発明の誘導電動機駆動システムの制御方法において、
前記残りの可変速制御装置それぞれは、対応する誘導電動機の零速から低速領域では前記回転角周波数指令値と前記回転角周波数検出値とに基づくクトル制御を行い、この誘導電動機の高速領域では前記回転角周波数指令値と前記回転角周波数推定値とに基づくベクトル制御を行うことを特徴とする。
第3の発明は前記第2の発明の誘導電動機駆動システムの制御方法において、
前記切換えは前記回転角周波数検出値と予め設定した切換値とに基づいて行い、この切換え動作にはヒステリシス特性を持たせるようにしたことを特徴とする。
第4の発明は前記誘導電動機駆動システムにおいて、
前記複数台の誘導電動機のうちの何れか1台の誘導電動機を制御する可変速制御装置では、前記回転角周波数指令値とこの誘導電動機に付加された速度センサを介して得られる回転角周波数検出値とに基づくベクトル制御を行い、前記残りの可変速制御装置それぞれは、対応する誘導電動機の零速から予め設定した第1切換値までの領域では前記回転角周波数指令値と前記回転角周波数検出値とに基づくベクトル制御を行い、第1切換値から予め設定した第2切換値までの領域では前記回転角周波数指令値と対応する誘導電動機それぞれの回転角周波数演算値とに基づくベクトル制御を行い、第2切換値を超えた領域では前記回転角周波数指令値と対応する誘導電動機それぞれの回転角周波数推定値とに基づくベクトル制御を行うことを特徴とする制御方法を用いる。
第5の発明は前記第4の発明の誘導電動機駆動システムの制御方法において、
前記回転角周波数演算値は、第1切換値では前記回転角周波数検出値とし、第2切換値では前記回転角周波数推定値とし、第1切換値から第2切換値の間では前記回転角周波数検出値と対応する誘導電動機それぞれの1次角周波数演算値およびすべり角周波数演算値とに基づく演算式から導出された値としたことを特徴とする。
この発明の誘導電動機駆動システムの制御方法では、前記残りの誘導電動機が低速、特に零速領域にあるときには、前記回転角周波数指令値と前記回転角周波数検出値とに基づくベクトル制御を行うようにしたことにより、前記残りの誘導電動機の全可変速領域で良好な速度制御をすることができる。
図1は、この発明の実施の形態を示す誘導電動機駆動システムの構成図であり、この図においては、複数台として3台の誘導電動機11〜13と、この誘導電動機11〜13を上位制御装置10からの回転角周波数指令値に基づいて制御する可変速制御装置20,60,70または可変速制御装置20,80,90のいずれかとにより、誘導電動機11〜13の出力軸に連結されたギアなどの変速器14〜16を介して1つの負荷軸17を駆動する構成を示している。
図2は、この発明の第1の実施例としての図1に示した可変速制御装置60の詳細回路構成図であり、この図において、図7,8に示した回路構成と同一機能を有するものには同一符号を付して、ここではその説明を省略する。
すなわち、この可変速制御装置60は速度調節器21、磁束調節器22、電流調節器23、座標変換器24、2相3相変換器25、PWMインバータ26、電流検出器27、電圧検出器28、3相2相変換器29、座標変換器30、3相2相変換器31、座標変換器32、誘起電圧演算器33、磁束推定器34、すべり角周波数演算器35、回転角周波数検出器36、積分器38、一次角周波数指令演算器41、減算演算器42、加算演算器61、切換比較器62、切換スイッチ63から構成されている。
図2に示した可変速制御装置60の動作について、この可変速制御装置60を構成する減算演算器42,加算演算器61,切換比較器62,切換スイッチ63の動作を示す図3の特性図を参照しつつ、以下に説明をする。
この可変速制御装置60は、誘導電動機12が零速から切換比較器62に入力される前記回転角周波数検出値ωrが予め設定される切換値までの低速領域では、切換スイッチ63が図示の「PG付き」側に閉路し、従って、前記回転角周波数指令値ωr*と、加算演算器61および減算演算器42を介することで前記回転角周波数検出値ωrと等しい回転角周波数演算値ωraに基づくクトル制御を行うようにし、また、前記回転角周波数検出値ωrが前記切換値を超える誘導電動機12の速度領域では、切換スイッチ63が図示の「センサレス」側に閉路し、従って、前記回転角周波数指令値ωr*と、減算演算器42を介することで前記回転角周波数推定値ωr#と等しい回転角周波数演算値ωraに基づくベクトル制御を行うようにし、この切換え動作をショックレスに行わせるために、図示のように予め設定したヒステリシス特性を持たせるようにしている。
従って、速度調節器21では上位制御装置10からの回転角周波数指令値ωr*と誘導電動機12の回転角周波数演算値ωraとの偏差を零にする調節演算を行い、この演算結果をトルク電流指令値IT*として出力している。
その結果、この可変速制御装置60では、誘導電動機12の全可変速領域で良好な速度制御をすることができ、従って、このときの誘導電動機12における出力トルク分担のアンバランスも抑制することができる。
なお、図1に示した可変速制御装置70は、上述の可変速制御装置60と同一の回路構成である。
図4は、この発明の第2の実施例としての図1に示した可変速制御装置80の詳細回路構成図であり、この図において、図7,8に示した回路構成と同一機能を有するものには同一符号を付して、ここではその説明を省略する。
すなわち、この可変速制御装置80は速度調節器21、磁束調節器22、電流調節器23、座標変換器24、2相3相変換器25、PWMインバータ26、電流検出器27、電圧検出器28、3相2相変換器29、座標変換器30、3相2相変換器31、座標変換器32、誘起電圧演算器33、磁束推定器34、すべり角周波数演算器35、回転角周波数検出器36、積分器38、一次角周波数指令演算器41、切換演算器81から構成されている。
図4に示した可変速制御装置80の動作について、この可変速制御装置80を構成する切換演算器81の動作を示す図5の特性図を参照しつつ、以下に説明をする。
この可変速制御装置80は切換演算器81により、誘導電動機12が零速から予め設定した第1切換値までの速度領域では前記回転角周波数指令値ωr*と前記回転角周波数検出値ωrと等しい回転角周波数演算値ωrbに基づくベクトル制御を行い、また、誘導電動機12が第1切換値から予め設定した第2切換値までの速度領域では前記回転角周波数指令値ωr*と下記数6式に基づいて導出された回転角周波数演算値ωrbとに基づくベクトル制御を行い、さらに、誘導電動機12が第2切換値を超えた速度領域では前記回転角周波数指令値ωr*と前記回転角周波数推定値ωr#と等しい回転角周波数演算値ωraに基づくベクトル制御を行うようにしている。
すなわち、切換演算器81では前記第1切換値から第2切換値までの領域では、前記回転角周波数検出値ωrと誘導電動機12の1次角周波数演算値ω1*およびすべり角周波数演算値ωsとに基づく下記数6式の演算を行っている。
(数6)
ωrb=ωr・(1−δ)+(ω1*−ωs)・δ
ここで、第1切換値では「δ=0」とし、第2切換値では「δ=1」とし、第1切換値と第2切換値の間ではδを「0〜1」間で連続的に変化させるようにして、双方の切換値での前記回転角周波数検出値ωrと前記回転角周波数推定値ωr#の値の違いに起因した切換ショックを解消するようにしている。
このために切換演算器81では誘起電圧演算器33,磁束推定器34,積分器38への一次角周波数指令値として、前記第1切換値までの領域では前記回転角周波数検出値ωrにすべり角周波数演算値ωsを加算演算した値を、また、前記第1切換値から第2切換値までの領域では上記数6式で得られた回転角周波数演算値ωrbにすべり角周波数演算値ωsを加算演算した値を、さらに、前記第2切換値を超えた領域では一次角周波数指令演算器41で得られた一次角周波数指令演算値ω1*を出力している。
従って、速度調節器21では上位制御装置10からの回転角周波数指令値ωr*と上述の誘導電動機12の回転角周波数演算値ωrbとの偏差を零にする調節演算を行い、この演算結果をトルク電流指令値IT*として出力している。
その結果、この可変速制御装置80では、誘導電動機12の全可変速領域で良好な速度制御をすることができ、従って、このときの誘導電動機12における出力トルク分担のアンバランスも抑制することができる。
なお、図1に示した可変速制御装置90は、上述の可変速制御装置80と同一の回路構成である。
この発明の実施の形態を示す誘導電動機駆動システムの構成図 この発明の第1の実施例としての図1の部分詳細回路構成図 図2の動作を説明する特性図 この発明の第2の実施例としての図1の部分詳細回路構成図 図4の動作を説明する特性図 従来例を示す誘導電動機駆動システムの構成図 図6の部分詳細回路構成図 図6の部分詳細回路構成図
符号の説明
10‥上位制御装置、11〜13‥誘導電動機、11a‥パルスゼネレータ、14〜16‥変速器、17‥負荷軸、20‥可変速制御装置、21‥速度調節器、22‥磁束調節器、23‥電流調節器、24,30,32‥座標変換器、25‥2相3相変換器、26‥PWMインバータ、27‥電流検出器、28‥電圧検出器、29,31‥3相2相変換器、33‥誘起電圧演算器、34‥磁束推定器、35‥すべり角周波数演算器、36‥回転角周波数検出器、37‥加算演算器、38‥積分器、41‥1次角周波数指令演算器、42‥減算演算器、50,60‥可変速制御装置、61‥加算演算器、62‥切換比較器、63‥切換スイッチ、70,80‥可変速制御装置、81‥切換演算器、90‥可変速制御装置。

Claims (5)

  1. 誘導電動機と、この誘導電動機を上位制御装置からの回転角周波数指令値に基づいて制御する可変速制御装置とを各々複数台用いて1つの負荷軸を駆動する誘導電動機駆動システムにおいて、
    前記複数台の誘導電動機のうちの何れか1台の誘導電動機を制御する可変速制御装置では、前記回転角周波数指令値とこの誘導電動機に連結された速度センサを介して得られる回転角周波数検出値とに基づくベクトル制御を行い、
    残りの誘導電動機を制御する可変速制御装置それぞれでは、前記回転角周波数指令値と前記回転角周波数検出値とに基づくベクトル制御と、前記回転角周波数指令値と対応する誘導電動機それぞれの回転角周波数推定値とに基づくベクトル制御とを切換えて行うことを特徴とする誘導電動機駆動システムの制御方法。
  2. 請求項1に記載の誘導電動機駆動システムの制御方法において、
    前記残りの可変速制御装置それぞれは、対応する誘導電動機の零速から低速領域では前記回転角周波数指令値と前記回転角周波数検出値とに基づくクトル制御を行い、この誘導電動機の高速領域では前記回転角周波数指令値と前記回転角周波数推定値とに基づくベクトル制御を行うことを特徴とする誘導電動機駆動システムの制御方法。
  3. 請求項2に記載の誘導電動機駆動システムの制御方法において、
    前記切換えは前記回転角周波数検出値と予め設定した切換値とに基づいて行い、この切換え動作にはヒステリシス特性を持たせるようにしたことを特徴とする誘導電動機駆動システムの制御方法。
  4. 誘導電動機と、この誘導電動機を上位制御装置からの回転角周波数指令値に基づいて制御する可変速制御装置とを各々複数台用いて1つの負荷軸を駆動する誘導電動機駆動システムにおいて、
    前記複数台の誘導電動機のうちの何れか1台の誘導電動機を制御する可変速制御装置では、前記回転角周波数指令値とこの誘導電動機に連結された速度センサを介して得られる回転角周波数検出値とに基づくベクトル制御を行い、
    前記残りの可変速制御装置それぞれは、対応する誘導電動機の零速から予め設定した第1切換値までの領域では前記回転角周波数指令値と前記回転角周波数検出値とに基づくベクトル制御を行い、第1切換値から予め設定した第2切換値までの領域では前記回転角周波数指令値と対応する誘導電動機それぞれの回転角周波数演算値とに基づくベクトル制御を行い、第2切換値を超えた領域では前記回転角周波数指令値と対応する誘導電動機それぞれの回転角周波数推定値とに基づくベクトル制御を行うことを特徴とする誘導電動機駆動システムの制御方法。
  5. 請求項4に記載の誘導電動機駆動システムの制御方法において、
    前記回転角周波数演算値は、第1切換値では前記回転角周波数検出値とし、第2切換値では前記回転角周波数推定値とし、第1切換値から第2切換値の間では前記回転角周波数検出値と対応する誘導電動機それぞれの1次角周波数演算値およびすべり角周波数演算値とに基づく演算式から導出された値としたことを特徴とする誘導電動機駆動システムの制御方法。


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