JP2003218912A - パス障害回復方式及び障害復旧後の切戻方式並びにそれらを用いるノード - Google Patents

パス障害回復方式及び障害復旧後の切戻方式並びにそれらを用いるノード

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JP2003218912A
JP2003218912A JP2002013626A JP2002013626A JP2003218912A JP 2003218912 A JP2003218912 A JP 2003218912A JP 2002013626 A JP2002013626 A JP 2002013626A JP 2002013626 A JP2002013626 A JP 2002013626A JP 2003218912 A JP2003218912 A JP 2003218912A
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    • H04Q2011/0039Electrical control

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予備パスのリソースをエクストラ・トラヒッ
クが使用している場合、現用パスに障害が発生した時に
誤接続することなく、迅速に予備パスを設定し、現用パ
スから予備パスへ切替え可能な他の光パス障害回復方式
を提供する。 【解決手段】 障害通知を受信したパスの終点ノードN
5 が予備パスP2 に沿って始点ノードN1 までホップバ
イホップに転送されるリソース確保要求メッセージを発
行する。このメッセージを受信したノードN6 〜N8 ,
N1 は予備パスP2 のためのリソースを確保する際に、
そのリソースをエクストラ・トラヒックP3 が使用して
いる場合、エクストラ・トラヒックP3 を解放してから
リソースを確保する。リソース確保要求メッセージが、
始点ノードN1 まで達すると始点ノードN1 はスイッチ
切替要求メッセージを発行し、各ノードN1 ,N5 〜N
8 は確保したリソースに基づいてスイッチを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパス障害回復方式及
び障害復旧後の切戻方式並びにそれらを用いるノードに
関し、特に光ネットワークにおいてシグナリングメッセ
ージを用いた光パスの障害回復方式及び障害復旧後の光
パスの切戻し方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、OXC(Optical Cro
ss−connect)やADM(Add/Drop
Multiplexer)、またはSONET/SDH
XC(Synchronous Optical N
etwork/Synchronous Digita
l Hierarchy Cross−connec
t)から構成される光ネットワークにおいて、現用パス
に障害が発生した場合の障害回復方式の一例が、IET
F(Internet EngineeringTas
k Force)のインタネットドラフト“draft
−ietf−ccamp−gmpls−archite
cture−01.txt”(以下、文献1とする)に
記載されている。文献1に開示されている現用パスと予
備パスとを切替える障害回復方式は、予備パスのリソー
スの利用方法の違いによって、「1+1」方式、「1:
1」方式、「Shared」方式にさらに分類される。
【0003】「1+1」方式は現用パスを設定する時
に、現用パスと経路が重ならない予備パスを設定する方
式である。この方式ではパスの送信端では現用パス及び
予備パスの両方にクライアントからのデータを流してお
き、受信端で現用パスからのデータのみを受信してい
る。また、この方式では現用パスに障害が発生すると、
受信端で予備パスに切替えることによって、通信障害を
回復する。
【0004】一方、「1:1」方式や「Shared」
方式では、上記の「1+1」方式と同様に、現用パスを
設定する時に、現用パスと経路が重ならない予備パスを
設定する方式である。「1+1」方式とこれらの方式と
の違いは、予備パスを設定する時に、予備パスのための
リソースを予約するが、スイッチは設定しないという点
である。
【0005】このため、「1:1」方式や「Share
d」方式においては、現用パスに障害が発生していない
時は、ネットワーク内でのリソースの有効活用のため、
予備パスのために予約されているリソースをエクストラ
・トラヒックが利用することが可能である。ここで、エ
クストラ・トラフィックとは、現用パスに障害があった
場合、削除されることを前提として通信されるトラヒッ
クのことである。
【0006】「1:1」方式や「Shared」方式に
おいて、現用パスに障害が発生すると、シグナリングメ
ッセージを用いて予備パスのリソースの確保及びスイッ
チの設定を行い、予備パスの設定が完了すると、現用パ
スから予備パスへ切替えることによって、通信障害を回
復する。
【0007】上記のような障害回復方式を実現する具体
的な手順の一例が、IETFのインタネットドラフト
“draft−bala−protection−re
storation−signaling−00.tx
t”(以下、文献2とする)に記載されている。文献2
では、「1:1」方式や「Shared」方式におい
て、現用パスに障害が発生した場合、始点ノードは終点
ノードまで予備パスの経路上のノードをホップバイホッ
プに転送されるスイッチ切替要求メッセージを送信し、
このメッセージを受信した各ノードは予備パスのための
リソースの確保及びスイッチの設定を行う。
【0008】このメッセージが終点ノードまで達する
と、終点ノードは始点ノードまで予備パスの経路上のノ
ードをホップバイホップに転送される確認メッセージを
送信し、このメッセージを受信したノードはスイッチが
正しく設定されているかどうかを確認する。このメッセ
ージが始点ノードまで達すると、障害回復の処理が終了
する。ここで、リソースとは光パスを設定するために要
求されるOXCのポートやSONET/SDHにおいて
のタイムスロット等を示す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の文献2に記載の
「1:1」方式や「Shared」方式における障害回
復手順では、予備パスのリソースをエクストラ・トラヒ
ックが利用していた場合、障害回復をしているパスのデ
ータがエクストラ・トラヒックのクライアントに転送さ
れるという誤接続の問題が発生する。
【0010】これはパスの上流から予備パスのスイッチ
を設定し、データの転送を開始すると、パスの下流側に
位置するノードのスイッチの設定が、エクストラ・トラ
ヒックの経路に設定されているので、データがエクスト
ラ・トラヒックの経路に沿って流れるためである。
【0011】また、文献2に記載の「1:1」方式や
「Shared」方式における障害回復方式では、障害
が発生した区間に複数パスが設定されていた場合、これ
らのうちのある一部のパスに対して、要求される障害回
復時間を守ることができない可能性がある。
【0012】これは各ノードにおいて障害回復順位を管
理していないため、高速な障害回復を必要としないパス
から障害回復動作を開始する可能性があり、これによっ
て高速障害回復を必要とする他のパスる害回復を設定す
るための障害回復動作の開始が遅くなるためである。
【0013】さらに、文献2に記載の「1:1」方式や
「Shared」方式における障害回復手順では、複数
の障害が同時に発生した場合、障害回復できない可能性
があり、信頼性に欠けるという問題がある。
【0014】これは現用パスと同時に、予備パスも障害
となる多重障害や、予備パスを設定するためのシグナリ
ングメッセージの転送失敗等によって、予備パスの設定
を失敗する場合があるためである。
【0015】さらにまた、文献2には現用パスの障害が
回復した時の予備パスから現用パスへの切戻手順につい
て明記されていない。
【0016】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、予備パスのリソースをエクストラ・トラヒックが
使っている場合において、現用パスに障害が発生した時
に誤接続することなく、迅速に予備パスを設定し、現用
パスから予備パスへ切替えることができるパス障害回復
方式及びそれを用いるノードを提供することにある。
【0017】また、本発明の他の目的は、現用パス障害
時において、現用パスから予備パスへ切替える際に予備
パスの設定に失敗した場合、バックアップ障害回復方式
を用いることによって信頼性の高い障害回復を実現する
ことができるパス障害回復方式及びそれを用いるノード
を提供することにある。
【0018】本発明の別の目的は、現用パスが障害から
復旧した時にクライアント間の通信を切断することな
く、予備パスから現用パスに切戻すことができる障害復
旧後の切戻方式及びそれを用いるノードを提供すること
にある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明による第1のパス
障害回復方式は、現用パスの端点のうちの一方のノード
が予め設定された予備パスの経路に沿って前記端点のう
ちの他方のノードまでホップバイホップに転送されるリ
ソース確保要求メッセージとスイッチ切替要求メッセー
ジとを発行するパス障害回復方式であって、前記リソー
ス確保要求メッセージの受信時に、削除されることを前
提として通信されるトラヒックを示すエクストラ・トラ
ヒックを解放するステップと、前記エクストラ・トラヒ
ックを解放した後に前記予備パスのために予約されてい
るリソースを確保するステップと、前記予備パスの経路
上のすべてのノードで前記リソースの確保が完了した後
に前記端点のうちの他方のノードから発行される前記ス
イッチ切替要求メッセージの受信時に、その確保したリ
ソースにしたがって前記予備パスの経路上の各ノードの
スイッチを設定するステップとを備えている。
【0020】本発明による第2のパス障害回復方式は、
各々制御メッセージを処理する制御部とパスを切替える
スイッチ部とからなる複数のノードと、前記複数のノー
ド各々の前記制御部間を接続する制御チャネルと、前記
複数のノード各々の前記スイッチ部間を接続するリンク
とからなる通信ネットワークのパス障害回復方式であっ
て、前記パスの始点ノードと終点ノードとの間に現用パ
スとそれに対応した予備パスとが予め設定されている場
合に、前記現用パスの障害通知を受取ったパスの端点の
うちの一方のノードがリソース確保要求メッセージを発
行して前記端点のうちの他方のノードまで前記予備パス
のリソースを使用しているエクストラ・トラヒックの解
放及び前記予備パスのリソースの確保を行った後、前記
端点のうちの他方のノードがスイッチ切替メッセージを
発行して確保されたリソースにしたがって前記スイッチ
部の設定を行っている。
【0021】本発明による第3のパス障害回復方式は、
各々制御メッセージを処理する制御部とパスを切替える
スイッチ部とからなる複数のノードと、ネットワーク全
体を管理するネットワーク管理装置と、前記複数のノー
ド各々の制御部と前記ネットワーク管理装置とを接続す
る制御チャネルと、前記複数のノード各々の前記スイッ
チ部間を接続するリンクとからなる通信ネットワークの
パス障害回復方式であって、前記パスの始点ノードと終
点ノードとの間に現用パスとそれに対応した予備パスと
が予め設定されている場合に、前記現用パスの障害通知
の受信時に前記ネットワーク管理装置が前記予備パス経
路上の各ノードにリソース確保要求メッセージを発行
し、前記リソース確保要求メッセージを受信したノード
が前記予備パスのリソースを使用しているエクストラ・
トラヒックの解放及び前記予備パスのリソースの確保を
行った後、前記ネットワーク管理装置が前記予備パス経
路上の各ノードにスイッチ切替メッセージを発行し、前
記スイッチ切替メッセージを受信した各ノードが確保し
た前記リソースにしたがって前記スイッチ部の設定を行
っている。
【0022】本発明による第4のパス障害回復方式は、
パスを切替えるスイッチ部からなる複数のノードと、ネ
ットワーク全体を管理するネットワーク管理装置と、前
記複数のノード各々のスイッチ部と前記ネットワーク管
理装置とを接続する制御チャネルと、前記複数のノード
各々の前記スイッチ部間を接続するリンクとからなる通
信ネットワークのパス障害回復方式であって、前記パス
の始点ノードと終点ノードとの間に現用パスとそれに対
応した予備パスとが予め設定されている場合に、前記現
用パスの障害通知を受取ったネットワーク管理装置が前
記予備パスのリソースを使用しているエクストラ・トラ
ヒックの解放及び前記予備パスのリソースの確保を行っ
た後、前記予備パス経路上の各ノードにスイッチ切替メ
ッセージを発行し、前記スイッチ切替メッセージを受信
した各ノードが前記ネットワーク管理装置が確保した前
記リソースにしたがって前記スイッチ部の設定を行って
いる。
【0023】本発明による第5のパス障害回復方式は、
各々制御メッセージを処理する制御部とパスを切替える
スイッチ部とからなる複数のノードと、前記複数のノー
ド各々の制御部間を接続する制御チャネルと、前記複数
のノード各々のスイッチ部間を接続するリンクとからな
る通信ネットワークのパス障害回復方式であって、前記
パスの始点ノードと終点ノードとの間に現用パスとそれ
に対応した予備パスとが予め設定されている場合に、前
記現用パスが障害のために前記予備パスへの切替えを試
みた後、前記予備パスの設定に失敗したことを検出する
と、その障害区間を除いた前記始点ノードから前記終点
ノードまでの経路を計算し、その経路に沿って新たな代
用パスを設定し、前記現用パスから前記代用パスに切替
えている。
【0024】本発明による障害復旧後の切戻方式は、各
々制御メッセージを処理する制御部とパスを切替えるス
イッチ部とからなる複数のノードと、前記複数のノード
各々の制御部間を接続する制御チャネルと、前記複数の
ノード各々のスイッチ部間を接続するリンクとからなる
通信ネットワークの障害復旧後の切戻方式であって、現
用パスに障害が発生しているために予備パスを使用して
いる場合に、前記現用パスの障害復旧通知を受取ったパ
スの端点のうちの一方のノードが前記端点のうちの他方
のノードに障害復旧メッセージを送信し、前記パスの端
点ノード間で切戻要求メッセージと切戻成功メッセージ
と切戻完了メッセージとを交換して前記端点ノードの前
記スイッチ部を切替えることで前記予備パスから前記現
用パスに切戻した後、前記予備パスのリソースの解放及
び前記スイッチ部の設定を未接続にしている。
【0025】本発明によるノードは、現用パスの障害通
知を受信したパスの端点のうちの一方のノードが予め設
定された予備パスの経路に沿って前記端点のうちの他方
のノードまでホップバイホップに転送されるリソース確
保要求メッセージを発行するパス障害回復方式を用いる
ノードであって、前記リソース確保要求メッセージの受
信時に、削除されることを前提として通信されるトラヒ
ックを示すエクストラ・トラヒックを解放する手段と、
前記エクストラ・トラヒックを解放した後に前記予備パ
スのために予約されているリソースを確保する手段と、
前記リソースの確保後に発行されるスイッチ切替要求メ
ッセージの受信時に、その確保したリソースにしたがっ
てスイッチを設定する手段とを備えている。
【0026】すなわち、本発明のパス障害回復方式は、
現用パスの障害通知を受信したパスの端点ノードが、予
備パスの経路に沿って逆端点のノードまでホップバイホ
ップに転送されるリソース確保要求メッセージを発行
し、このメッセージを受信した予備パスの経路上の各ノ
ードにおいて、エクストラ・トラヒックの解放及び予備
パスのために予約されているリソースを確保した後、ス
イッチ切替要求メッセージを発行し、このメッセージを
受信した各ノードが確保したリソースにしたがってスイ
ッチを設定することによって、誤接続なく現用パスから
予備パスに切替えることが可能となる。
【0027】本発明の他のパス障害回復方式は、予備パ
ス上に発生した障害のため、予備パスを設定できない場
合にでも、障害区間を除いた経路上に新たな代用パスを
設定し、障害が発生している現用パスから代用パスに切
替えることによって、信頼性の高い障害回復を実現する
ことが可能となる。
【0028】本発明による障害復旧後の切戻方式は、現
用パスの障害が復旧した時、ブリッジ状態にある現用パ
スと予備パスとを切替えることによって、クライアント
間の通信を切断することなく、使用中の予備パスから現
用パスへ切替える切戻しを行うことが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例に
よるネットワークの構成例を示すブロック図である。図
1において、N1 〜N11はノードを表し、これらのノー
ドN1 〜N11間は双方向に信号を転送することができる
ように2本の光ファイバ10a〜10nで接続されてい
る。
【0030】また、C1 ,C2 は、ノードN1 ,ノード
N5 にそれぞれ接続されているクライアントを表し、図
示していないが、これと同様のクライアントが各ノード
N2〜N4 ,N6 〜N11に一つまたは複数接続されてい
るものとする。
【0031】本発明の第1の実施例によるネットワーク
では、クライアントC1 ,C2 を接続するパスに対し
て、ネットワーク内では現用パスP1 (N1 −N2 −N
3 −N4 −N5 )と現用パスP1 に対する予備パスP2
(N1 −N6 −N7 −N8 −N5 )が設定されており、
予備パスのために割当てられているリソースには、エク
ストラ・トラヒックP3 (N6 −N7 −N8 )が流れて
いるものとする。ここで、エクストラ・トラフィックP
3 とは現用パスに障害があった場合、削除されることを
前提として通信されるトラヒックのことである。
【0032】図2は図1のノードN1 〜N11各々の構成
例を示すブロック図である。図2において、各ノードN
1 〜N11はそれぞれ制御部1と、スイッチ部2とから構
成されている。制御部1は機能的に、リソース管理部1
1と、ルーティング部12と、シグナリング部13と、
パケット転送部14と、プライオリティ管理部15とか
ら構成されている。
【0033】リソース管理部11は各ノードN1 〜N11
のリンクの属性や空き情報をリソースデータベース11
aを基に管理し、スイッチ管理部21にスイッチ23の
設定要求を送信する機能をもつ。
【0034】ルーティング部12はリソース管理部11
から自ノードのリンクの属性や空き情報を取得し、パケ
ット転送部14を介して他のノードにこれらの情報を送
信する機能と、他のノードから受信したリソース情報を
基にトポロジデータベース12aを構築し、パスを設定
する際にこれを基にして経路を計算する機能をもつ。
【0035】シグナリング部13はパケット転送部14
を介して、パスを設定する経路に沿った隣接ノードにメ
ッセージを転送する機能をもち、メッセージを受取った
各ノードN1 〜N11のシグナリング部13は要求された
パスの属性にしたがったラベルと呼ばれるリソースを予
約するようにリソース管理部11に要求する機能をも
つ。
【0036】パケット転送部14は制御チャネル100
を介して隣接ノードのパケット転送部と接続されてい
る。プライオリティ管理部15は障害回復するパスの優
先順位を管理しており、障害発生時に複数のパスの障害
回復を行う必要がある場合、シグナリング部13はプラ
イオリティ管理部15に管理されている優先順位の高い
パスの障害回復から開始する。
【0037】スイッチ部2はスイッチ管理部21と、信
号モニタリング部22と、スイッチ23とから構成さ
れ、その前段に分波部3,4が配置され、その後段に合
波部5,6が配置されている。
【0038】スイッチ管理部21はリソース管理部11
からの要求に基づいてスイッチ23の設定を行い、信号
モニタリング部22はパスの障害を検出した時にスイッ
チ管理部21を介してリソース管理部11に障害情報を
通知する機能をもつ。
【0039】図3は本発明の第1の実施例によるネット
ワークにおける予備パスの経路を示す図であり、図4は
本発明の第1の実施例による障害回復方式の動作を示す
シーケンスチャートである。これら図1〜図4を参照し
て、双方向の現用パスが設定されている光ファイバ10
bに障害が発生した場合の障害回復動作について説明す
る。
【0040】まず初めに、光ファイバ10bに障害が発
生した場合の通知方法について説明する。双方向現用パ
スP1 の経路上の光ファイバ10bに障害が発生する
と、ノードN2 及びノードN3 の信号モニタリング部2
2が現用パスP1 の障害を検出し、その障害情報を、S
ONET/SDHのAIS(Alarm Indica
tor Signal)またはシグナリングメッセージ
を用いて、現用パスP1の始点ノードN1 及び終点ノー
ドN5 まで現用経路P1 に沿って通知される。
【0041】SONET/SDHのAISを用いる場合
には、障害を検出したノードN2 及びノードN3 の信号
モニタリング部22が現用パスP1 のSONET/SD
Hフレームのオーバヘッド部分に障害情報を記述し、上
流側にはノードN1 、下流側にはノードN4 、ノードN
5 と、それぞれ障害情報を順次転送する。最終的に、障
害通知がノードN1 、ノードN5 の信号モニタリング部
22に到着すると、スイッチ管理部21を介してリソー
ス管理部11に障害が通知される。
【0042】リソース管理部11が現用パスP1 に使用
されているリソース情報を基にリソースデータベース1
1aから現用パスP1 のパスID(識別情報)を検索
し、このパスIDを障害情報とともにシグナリング部1
3に通知する。この通知を受取ると、ノードN5 のシグ
ナリング部13は障害回復動作を開始する。
【0043】一方、シグナリングメッセージを使用する
場合には、障害を検出したノードN2 及びノードN3 の
信号モニタリング部22がスイッチ管理部21を通して
リソース管理部11に現用パスP1 に障害が発生したこ
とを通知する。これを受取ったリソース管理部11は現
用パスP1 が使用しているリソース情報を基に現用パス
P1 のパスIDをリソースデータベース11aから検索
し、そのパスIDをシグナリング部13に通知する。
【0044】シグナリング部13はパスIDを基に現用
パスP1 の始点ノードN1 と終点ノードN5 とのアドレ
スを検索し、パケット転送部14から制御チャネル10
0を介して、パスIDと障害情報を含めたメッセージを
ノードN1 とノードN5 とに送信する。ノードN5 のシ
グナリング部13がこのメッセージを受取ると、障害回
復動作を開始する。
【0045】ここで、ノードN5 のシグナリング部13
が複数パスの障害検出通知を受信した場合、シグナリン
グ部13はプライオリティ管理部15に問い合わせ、プ
ライオリティに応じて障害回復を優先するパスの順番を
決定した後、優先順位に応じて障害回復動作を開始す
る。プライオリティは、例えば、パスが適用する障害回
復方式として、「1+1」方式、「1:1」方式、「S
hared」方式の順に優先順位が高く、さらに同じ障
害回復方式であるならばホップ長の長いパスから順に優
先順位が高くなっている。
【0046】図5及び図6は本発明の第1の実施例によ
るリソース確保手順を示すフローチャートである。上記
のような方法でノードN5 のシグナリング部13が障害
通知を受取った後、予備経路上に設定されているエクス
トラ・トラヒックP3 を解放し、予備パスP2 にリソー
スを割当てる手順(リソース確保手順)、及び予備パス
P2 のスイッチを設定する手順(パス切替手順)につい
て図3〜図6を用いて説明する。初めに、リソース確保
手順について図5及び図6を参照しながら説明する。
【0047】シグナリング部13は障害になった現用パ
スP1 のパスIDが含まれる障害通知を受取ると、予備
パスP2 のために確保していたリソースR15,R16
が使用可能かどうかをリソース管理部11に問い合わせ
る(図6ステップS9)。ノードN5 ではリソースR1
5,R16がエクストラ・トラヒックP3 に使用されて
いないため、リソース管理部11はリソースデータベー
ス11aのリソースR15,R16の使用状況を使用中
に変更し、シグナリング部13にリソースR15,R1
6を割当てたことを通知する(図6ステップS10)。
リソースの割当てに成功すると、シグナリング部13は
パスID及び割当てたリソース番号(R15,R16)
を含むリソース確保要求メッセージを作成し(図6ステ
ップS11)、上流側の隣接ノードN8 に送信する(図
6ステップS12)。
【0048】ノードN8 がこのメッセージを受取ると
(図5ステップS2)、上述した動作と同様の手順で、
リソース管理部11がメッセージ内のリソース番号と対
応するリソースR13,R14とを予備パスP2 に割当
てる(図5ステップS3)。
【0049】次に、リソース管理部11は上流側のリソ
ースR11,R12の割り当てに移るが(図5ステップ
S5)、リソースR11,R12はエクストラ・トラヒ
ックP3 が使用中であるため(図6ステップS9)、ま
ずエクストラ・トラヒックP3 を削除する必要がある。
【0050】エクストラ・トラヒックP3 の削除はまず
エクストラ・トラヒックが使用しているリソースR1
1,R12を解放し、リソースデータベース11a内の
リソースR11,R12の状態を未使用に変更した後、
これらのリソースをどこにも接続しない状態(未接続)
にスイッチ23−8を設定するようにスイッチ管理部2
1に通知する(図6ステップS13)。
【0051】スイッチ管理部21から設定完了通知を受
取り、エクストラ・トラヒックP3の削除が完了する
と、リソース管理部11はこれらのリソースを予備パス
P2 に割り当て、リソースデータベース11a内のリソ
ースR11,R12を使用中に変更する(図6ステップ
S14)。
【0052】この後、リソース管理部11はエクストラ
・トラヒックP3 の解放及び予備パスP2 の下流側リソ
ースとしてR13,R14、上流側リソースとしてR1
1,R12の割当てが完了したことをシグナリング部1
3に通知する。この通知を受取ったシグナリング部13
は、エクストラ・トラヒックP3 のパスIDを含めたエ
クストラ・トラヒック削除メッセージと、予備パスP2
のパスIDと上流側リソース番号(R11,R12)と
を含めたリソース確保要求メッセージを作成し(図6ス
テップS15)、上流側の隣接ノードN7 にこの2つの
メッセージをエクストラ・トラヒック削除メッセージ、
リソース確保要求メッセージの順に送信する(図6ステ
ップS12)。
【0053】ノードN7 が上記の2つのメッセージを受
取った場合、先に受信したエクストラ・トラヒック削除
メッセージを処理した後(図5ステップS7,S8)、
リソース確保要求メッセージを処理する(図5ステップ
S3〜)。予備パスP2 の始点ノードN1 に達するまで
各ノードで、上記の処理を行うことによって、エクスト
ラ・トラヒックP3 の解放及び予備パスP2 へのリソー
ス割当てを達成する。
【0054】次に、パス切替手順について説明する。エ
クストラ・トラヒックP3 の解放及び予備パスP2 への
リソース割当てが完了すると、次に予備パスP2 の始点
ノードN1 のシグナリング部13は、リソース管理部1
1にスイッチ切替を要求すると同時に、予備パスP2 の
パスIDを含めたスイッチ切替要求メッセージを作成
し、隣接ノードN6 に送信する。
【0055】ノードN1 においてスイッチ切替要求を受
取ったリソース管理部11はスイッチ管理部21を介し
て、エクストラ・トラヒック解放手順で割当てたリソー
スR1,R2と、クライアントへとつながるリソースC
R1,CR2とをそれぞれ接続するようにスイッチ23
−1を設定する。スイッチ管理部21はスイッチ23−
1の切替えが完了すると、シグナリング部13にスイッ
チ切替完了を通知する。
【0056】一方、スイッチ切替要求メッセージを受信
したノードN6 のシグナリング部13は、上記と同様
に、リソース管理部11にスイッチ切替えを要求すると
同時に、予備パスP2 のパスIDを含めたスイッチ切替
要求メッセージを作成し、隣接ノードN7 に送信する。
ノードN6 においてスイッチ切替要求を受取ったリソー
ス管理部11はスイッチ管理部21を介して、エクスト
ラ・トラヒック解放手順で割当てたリソース(R3,R
5),(R4,R6)を接続するようにスイッチ23−
6を設定する。
【0057】以下、上記と同様の手順で、パスの終点ノ
ードN5 までの各ノードのスイッチ23の設定が完了す
ると、現用パスP1 から予備パスP2 への切替えが終了
し、クライアントC1 ,C2 間の通信を再開することが
できる。
【0058】しかしながら、各ノードにおいてスイッチ
23−1,23−5〜23−8の切替えが完了する前
に、次ノードにメッセージを送信するため、各ノードの
スイッチ23−1,23−5〜23−8において、誤接
続や切替失敗等が発生している可能性がある。このた
め、予備パスP2 の終点ノードN5 のシグナリング部1
3は、リソース管理部11からスイッチ切替完了通知を
受取ると、確認メッセージを作成し、隣接ノードN8 に
送信する。この確認メッセージを受取ったノードN8 の
シグナリング部13は、スイッチ23の切替えが正常に
行われていることを確認し、次ノードに同様の確認メッ
セージを送信する。この手順を予備パスP2上の各ノー
ドで行い、最終的に予備パスP2 の始点ノードN1 のシ
グナリング部13が正常なスイッチ切替えを確認すると
切替完了メッセージを作成し、予備パスP2 の終端ノー
ドN5 宛に送信する。ノードN5 がこのメッセージを受
信すると障害回復動作は完了する。
【0059】本実施例による障害回復方式では、エクス
トラ・トラヒックP3 を解放すると同時にリソースを予
約するため、他の設定中のエクストラ・トラヒックP3
にリソースを奪われることなく、確実に予備パスP2 を
設定することができる。
【0060】また、スイッチ切替え後に、確認メッセー
ジによってスイッチ23−1,23−5〜23−8の誤
接続や接続失敗を防ぐことができるため、信頼性の高い
障害回復方式を実現することができる。
【0061】図7は本発明の第2の実施例による障害回
復方式の動作を示す図であり、図8及び図9は本発明の
第2の実施例によるリソース確保手順を示すフローチャ
ートである。本発明の第2の実施例で用いるネットワー
クの構成及びノードの構成は、図1及び図2に示す本発
明の第1の実施例と同様である。また、予備パスP2の
経路も、本発明の第1の実施例と同様であり、図3に示
す通りである。
【0062】これら図1〜図3及び図7を参照して、双
方向の現用パスが設定されている光ファイバ10bに障
害が発生した場合において、本発明の第2の実施例によ
る障害回復動作について説明する。
【0063】まず初めに、本発明の第2の実施例におい
て、障害が発生した場合の通知方法について説明する。
本発明の第2の実施例では、上述した本発明の第1の実
施例と同様に、双方向の現用パスP1 の経路上の光ファ
イバ10bに障害が発生すると、ノードN2 及びノード
N3 の信号モニタリング部22が障害を検出し、SON
ET/SDHのAISまたはシグナリングメッセージ等
を用いて、障害情報が現用パスP1 の始点ノードN1 か
ら終点ノードN5 まで現用パスP1 の経路に沿って通知
される。この通知を受取ると、始点ノードN1 のシグナ
リング部13は障害回復動作を開始する。
【0064】ここで、ノードN1 のシグナリング部13
が複数パスの障害検出通知を受信した場合、シグナリン
グ部13はプライオリティ管理部15に問い合わせ、プ
ライオリティに応じて障害回復を優先するパスの順番を
決定した後、優先順位に応じて障害回復動作を開始す
る。
【0065】プライオリティはパスが適用する障害回復
方式である「1+1」方式、「1:1」方式、「Sha
red」方式の順に優先順位が高く、さらに同じ障害回
復方式であるならばホップ長の長いパスから順に優先順
位が高くつけられている。
【0066】次に、上記のような方法でノードN1 のシ
グナリング部13が障害通知を受取った後、予備経路上
に設定されているエクストラ・トラヒックP3 を解放
し、予備パスP2 にリソースを割当てる手順(リソース
確保手順)及び予備パスP2 のスイッチ23を設定する
手順(パス切替手順)について図7を用いて説明する。
はじめに、リソース確保手順について図8及び図9を参
照しながら説明する。
【0067】障害になった現用パスP1 のパスIDが含
まれる障害通知を受取ると、ノードN1 のシグナリング
部13は予備パスP2 のために確保していたリソースR
1,R2が使用可能かどうかをリソース管理部11に問
い合わせる(図9ステップS29)。ノードN1 ではリ
ソースR1,R2はエクストラ・トラヒックP3 に使用
されていないため、リソース管理部11はリソースデー
タベース11aのリソースR1,R2の使用状況を使用
中に変更し、シグナリング部13にリソースR1,R2
を割当てたことを通知する(図9ステップS30)。
【0068】リソースの割当てに成功すると、シグナリ
ング部13はパスID及び割当てたリソース番号(R
1,R2)を含むリソース確保要求メッセージを作成し
(図9ステップS31)、上流側隣接ノードN6 に送信
する(図9ステップS32)。
【0069】ノードN6 がこのメッセージを受取ると、
上記と同様の手順で、リソース管理部11がメッセージ
内のリソースと対応するリソースR3,R4を予備パス
P2に割当てる(図8ステップS21〜S23)。
【0070】次に、リソース管理部11は下流側のリソ
ースR5,R6の割当てに移るが、リソースR5,R6
はエクストラ・トラヒックP3 が使用中であるため、ま
ずエクストラ・トラヒックP3 を削除する必要がある
(図9ステップS29)。エクストラ・トラヒックP3
の削除は、まずエクストラ・トラヒックP3 が使用して
いるリソースR5,R6を解放し、リソースデータベー
ス11a内のリソースR5,R6の状態を未使用に変更
した後、これらのリソースを未接続状態にスイッチ23
−6を設定するようにスイッチ管理部21に通知する
(図9ステップS33)。
【0071】リソース管理部11はスイッチ管理部21
から設定完了通知を受取り、エクストラ・トラヒックP
3 の削除が完了すると、これらのリソースを予備パスP
2 に割当て、リソースデータベース11a内のリソース
R5,R6を使用中に変更する(図9ステップS3
4)。
【0072】この後、リソース管理部11はエクストラ
・トラヒックP3 の解放及び予備パスP2 の上流側リソ
ースとしてR3,R4の割当て、下流側リソースとして
R5,R6の割当てが完了したことをシグナリング部1
3に通知する。この通知を受取ったシグナリング部13
はエクストラ・トラヒックP3 のパスIDを含めたエク
ストラ・トラヒック削除メッセージと、予備パスP2 の
パスIDと割当てた下流側リソース番号(R5,R6)
を含めたリソース確保要求メッセージを作成し(図9ス
テップS35,S31)、下流側の隣接ノードN7 にこ
の2つのメッセージを、エクストラ・トラヒック削除メ
ッセージ、リソース確保要求メッセージの順に送信する
(図9ステップS32)。
【0073】ノードN7 が上記の2つのメッセージを受
取った場合、先に受信したエクストラ・トラヒック削除
メッセージを処理した後(図8ステップS27,S2
8)、リソース確保要求メッセージを処理する(図8ス
テップS23〜)。
【0074】予備パスP2 の終点ノードN5 に達するま
で各ノードで、上記の処理を行うことによって、エクス
トラ・トラヒックP3 の解放及び予備パスP2 へのリソ
ース割当てを達成する。
【0075】次に、パス切替手順について説明する。エ
クストラ・トラヒックP3 の解放及び予備パスP2 への
リソース割当てが完了すると、次に予備パスの終点ノー
ドN5 のシグナリング部13はリソース管理部11にス
イッチ切替えを要求する。リソース管理部11はこの要
求を受取ると、スイッチ管理部21を介して、エクスト
ラ・トラヒック解放手順で割当てたリソースR15,R
16とクライアントC2 へとつながるリソースCR3,
CR4を接続するようにスイッチ23−5を設定する。
【0076】この間、シグナリング部13はリソース管
理部11からスイッチ設定完了応答が通知されるまで待
機する。スイッチ設定完了応答を受取ると、シグナリン
グ部13は予備パスP2 のパスIDを含めたスイッチ切
替要求メッセージを作成し、隣接ノードN8 に送信す
る。
【0077】スイッチ切替要求メッセージを受信したノ
ードN8 のシグナリング部13は、上記と同様に、リソ
ース管理部11にスイッチ設定を要求し、リソース管理
部11からスイッチ設定完了応答を受取るまで待機す
る。スイッチ設定完了応答を受取ると、シグナリング部
13はパケット転送部14を介してスイッチ切替要求メ
ッセージを隣接ノードN7 に送信する。
【0078】以下、上述した手順と同様の手順で、パス
の始点ノードN1 までの各ノードのスイッチ23−5〜
23−8の設定が完了すると、現用パスP1 から予備パ
スP2 への切替えが終了し、クライアントC1,C2間
の通信を再開することができる。
【0079】最終的に、予備パスP2 の始点ノードN1
のシグナリング部13が正常なスイッチ切替えを確認す
ると、切替完了メッセージを作成し、予備パスP2 の終
端ノードN5 宛に送信する。ノードN5 がこのメッセー
ジを受信すると、障害回復動作は完了する。
【0080】本実施例による障害回復方式では、メッセ
ージが2往復するだけで、現用パスP1 から予備パスP
2 への切替えが可能であるため、上述した本発明の第1
の実施例と比較してより高速に障害回復を行うことがで
きる。
【0081】図10は本発明の第3の実施例による障害
回復方式の動作を示す図であり、図11は本発明の第3
の実施例によるスイッチ設定手順を示すフローチャート
である。本発明の第3の実施例で用いるネットワークの
構成及びノードの構成は、図1及び図2に示す本発明の
第1の実施例と同様である。また、予備パスP2 の経路
も、本発明の第1の実施例と同様であり、図3に示す通
りである。
【0082】まず初めに、本発明の第3の実施例におい
て、障害が発生した場合の通知方法について説明する。
本発明の第3の実施例では、本発明の第1の実施例と同
様に、双方向の現用パスP1 の経路上の光ファイバ10
bに障害が発生すると、ノードN2 及びノードN3 の信
号モニタリング部22が障害を検出し、SONET/S
DHのAISまたはシグナリングメッセージ等を用い
て、障害情報が現用パスP1 の始点ノードN1 及び終点
ノードN5 まで現用経路P1 に沿って通知される。ノー
ドN1 及びノードN5 のシグナリング部13がこのメッ
セージを受取ると、それぞれ障害回復動作を開始する。
【0083】ここで、ノードN1 及びノードN5 のシグ
ナリング部13が複数パスの障害検出通知を受信した場
合、シグナリング部13はプライオリティ管理部15に
問い合わせ、プライオリティに応じて障害回復を優先す
るパスの順番を決定した後、優先順位に応じて障害回復
動作を開始する。プライオリティは、例えばパスが適用
する障害回復方式である「1+1」方式、「1:1」方
式、「Shared」方式の順に優先順位が高く、さら
に同じ障害回復方式であるならばホップ長の長いパスか
ら順に優先順位が高くつけられている。
【0084】次に、上記のような方法でノードN1 及び
ノードN5 のシグナリング部13が障害通知を受取った
後、予備経路上に設定されているエクストラ・トラヒッ
クP3 を解放し、予備パスP2 にリソースを割当てる手
順(リソース確保手順)及び予備パスP2 のスイッチ2
3を設定する手順(パス切替手順)について図1〜図3
及び図10を参照して説明する。
【0085】ノードN5 及びノードN1 からのリソース
確保手順は、それぞれ本発明の第1の実施例及び第2の
実施例と同じ手順で開始される。リソース確保要求メッ
セージを受信した中間ノードは、図5と図6と図8と図
9と図11とに示すフローチャートにしたがって、上流
側及び下流側にリソース確保要求メッセージまたはスイ
ッチ切替メッセージを送信する。
【0086】図11によると、上流もしくは下流ノード
からリソース確保要求メッセージを受信した時、すでに
下流もしくは上流ノードからリソース確保要求メッセー
ジを受信していると(図11ステップS32,S3
6)、割当てたリソースにしたがってスイッチ23を設
定し(図11ステップS33,S37)、さらにスイッ
チ切替要求メッセージを作成し(図11ステップS3
4,S38)、上流及び下流の次ホップのノードに送信
する(図11ステップS35,S39)。
【0087】例えば、図10においては、始点ノードN
1 と終点ノードN5 とからのリソース確保要求メッセー
ジがノードN7 で交差するため、ノードN7 のシグナリ
ング部13はノードN6 及びノードN8 にスイッチ切替
要求メッセージを送信する。このスイッチ切替メッセー
ジを受信したノードN6 及びノードN8 は、リソース確
保要求時に割当てたリソース(R7,R9),(R8、
R10)にしたがって、スイッチ23−6,23−8を
設定する。
【0088】スイッチ切替要求メッセージが予備パス経
路に沿って転送され、スイッチ切替要求メッセージが始
点ノードN1 及び終点ノードN5 の両方に到達すると、
現用パスP1 から予備パスP2 への切替えが完了する。
始点ノードN1 がスイッチ23−1の切替えを完了する
と、切替完了メッセージを作成し、終点ノードN5 宛に
送信する。最終的に、終点ノードN5 のスイッチ23−
5の設定が完了していて、かつ切替完了メッセージを受
信すると、障害回復動作が完了する。
【0089】本実施例による障害回復方式では、障害の
回復を始点ノードN1 及び終点ノードN5 から同時に開
始するので、上述した本発明の第1の実施例及び第2の
実施例と比較して、より高速に障害回復を行うことがで
きる。
【0090】次に、本発明の第1の実施例における障害
回復に失敗した場合を本発明の第4の実施例として、そ
のバックアップ障害回復動作について説明する。
【0091】図12は本発明の第1の実施例において障
害回復に失敗する場合のネットワークを示す図であり、
図13は本発明の第4の実施例によるバックアップ障害
回復方式の動作を示す図である。
【0092】図12において、現用パスP1 が設定され
ている経路上の光ファイバ10bに障害が発生すると同
時に、予備パスP2 が設定されている経路上の光ファイ
バ10hにも障害が発生する場合について述べる。
【0093】本発明の第1の実施例による障害回復方式
を適用する場合には、現用パスP1の障害は、始点ノー
ドN1 及び終点ノードN5 に通知され、終点ノードN5
から障害回復動作を開始する。
【0094】しかしながら、予備パスP2 の経路上の光
ファイバ10hに障害が発生しているため、予備パスP
2 を設定することができない。このような場合、本発明
の第4の実施例では図13に示す手順によってバックア
ップ障害回復方式を実施する。
【0095】図13において、終点ノードN5 は、本発
明の第1の実施例による障害回復動作を開始するが、ノ
ードN8 からノードN7 にリソース確保要求メッセージ
を送信する際に、光ファイバ10hが障害のため、予備
パスP2 を設定することができないことに気が付く。こ
のため、ノードN8 は、“設定失敗、障害箇所:ファイ
バ10h”というエラー情報を含めたエラー通知メッセ
ージをノードN5 に送信する。このエラー通知メッセー
ジを受取った終点ノードN5 は何もせずに、始点ノード
N1 がバックアップ障害回復動作を始めるのを待つ。
【0096】一方、現用パスP1 の障害通知を受取った
始点ノードN1 のシグナリング部13はタイマ(図示せ
ず)をスタートさせる。このタイマは予め決めてある時
間になると、タイムアウトしたことをシグナリング部1
3に通知する機能をもっている。タイムアウト時間以内
に、ノードN1 のシグナリング部13が予備パスP2の
ためのリソース確保要求メッセージを受信しなければ、
シグナリング部13は代用パスP4 を設定するバックア
ップ障害回復動作を開始する。
【0097】まず、はじめに代用パスP4 の経路を決定
する方法について説明する。障害回復動作を開始したシ
グナリング部13は、現用パスP1 及び予備パスP2 の
パスIDに基づいてパスデータベース13aからそれぞ
れの経路を見つけ出し、ルーティング部12にこれらの
経路(N1 −N2 −N3 −N4 −N5 、N1 −N6 −N
7 −N8 −N5 )を除いて経路を計算するように要求す
る。
【0098】この要求を受取ったルーティング部12
は、トポロジデータベース12aから現用パスP1 及び
予備パスP2 の経路を除いたトポロジにおいて、ダイク
ストラのアルゴリズムによってノードN1 からノードN
5 までの新たな経路(N1 −N9 −N10−N11−N5 )
を決定する。
【0099】次に、この経路上に障害回復用の代用パス
P4 を設定する手順を図13を用いて説明する。ルーテ
ィング部12から経路情報を受取ると、ノードN1 のシ
グナリング部13は経路情報を参照して隣接ノードN9
へとつながるスイッチ23−1の空きリソースを確保す
るようにリソース管理部21に要求する。リソース管理
部21からリソース確保の完了応答があると、シグナリ
ング部13はパス設定要求メッセージを作成し、このメ
ッセージを隣接ノードN9 へと送信する。
【0100】隣接ノードN9 のシグナリング部13はパ
ス設定要求メッセージを受信すると、このメッセージの
中に含まれるリソース情報と対応するリソースをリソー
ス管理部11を介して確保する。次に、シグナリング部
13は経路情報を参照して隣接ノードN10へとつながる
空きリソースを確保するようにリソース管理部11に要
求し、その要求に対する応答があると、隣接ノードN10
にパス設定要求メッセージを送信する。以後、各ノード
は上述した動作を、終点ノードN5 に達するまで繰り返
す。
【0101】ノードN5 においてリソースの割当が完了
すると、シグナリング部13は割当てられたリソースに
したがって、現用パスP1 から新たに設定した代用パス
P4へスイッチ23−5を切替えるようにリソース管理
部11に要求する。シグナリング部13はスイッチ23
−5の設定が終了すると、パス設定応答メッセージを作
成し、隣接ノードN11に送信する。
【0102】パス設定応答メッセージを受信した各ノー
ドは、割当てられているリソースにしたがってスイッチ
23を設定し、隣接ノードにパス設定応答メッセージを
送信する。始点ノードN1 がこのメッセージを受取る
と、現用パスP1 から新たに設定した代用パスP4 へス
イッチ23−1を切替えるようにリソース管理部11に
要求する。リソース管理部11がスイッチ管理部21を
介してスイッチ23−1を切替えると、障害回復が完了
する。障害が回復した後、始点ノードN1 は終点ノード
N5 宛てに切替完了メッセージを送信し、これを終点ノ
ードN5 が受信すると、バックアップ障害回復動作が完
了する。
【0103】本実施例による障害回復方式では、予め用
意してある予備パスP2 への切替えに失敗した場合で
も、新たな代用パスP4 を設定し、現用パスP1 から代
用パスP4 に切替えることによって、迅速に障害を回復
することができる。
【0104】また、本実施例では障害区間を含む可能性
のある現用パスP1 と予備パスP2の経路を除いて代用
パスP4 の経路を決定することによって、障害が発生し
ている経路を選択する可能性がなくなる。つまり、代用
パスP4 の設定に失敗する可能性が極めて低くなるとい
う効果が得られる。
【0105】本発明の第2の実施例による障害回復に失
敗した場合を本発明の第5の実施例として、そのバック
アップ障害回復動作について説明する。図12におい
て、現用パスP1 が設定されている経路上の光ファイバ
10bに障害が発生すると同時に、予備パスP2 が設定
されている経路上の光ファイバ10hにも障害が発生す
る場合について述べる。本発明の第2の実施例による障
害回復方式を適用する場合には、現用パスP1 の障害
は、始点ノードN1 及び終点ノードN5 に通知され、始
点ノードN1 から障害回復動作を開始する。
【0106】しかしながら、予備パスP2 の経路上の光
ファイバ10hに障害が発生しているため、予備パスP
2 の設定に失敗する。このような場合、本発明の第5の
実施例では図14に示す手順によってバックアップ障害
回復方式を実施する。
【0107】図14は本発明の第5の実施例によるバッ
クアップ障害回復方式の動作を示す図である。図14に
おいて、始点ノードN5 は本発明の第2の実施例による
障害回復動作を開始するが、ノードN7 からノードN8
にリソース確保要求メッセージを送信する際に、光ファ
イバ10hが障害のため、予備パスP2 を設定すること
ができないことに気づく。
【0108】このため、ノードN7 は“設定失敗、障害
箇所:ファイバ10h”というエラー情報を含めたエラ
ー通知メッセージをノードN6 に送信する。エラー通知
メッセージはノードN6 、ノードN1 の順に転送され、
このエラー通知メッセージを受信したノードN1 のシグ
ナリング部13は代用パスP4 を設定するバックアップ
障害回復動作を開始する。
【0109】まず、はじめに代用パスP4 の経路を決定
する方法について説明する。障害回復動作を開始したシ
グナリング部13はパスIDに基づいてパスデータベー
ス13aから現用パスP1 の経路を見つけ出し、ルーテ
ィング部12にこの経路(N1 −N2 −N3 −N4 −N
5 )と、エラー通知メッセージで受取ったファイバ10
hとを除いて経路を計算するように要求する。
【0110】この要求を受取ったルーティング部12は
トポロジデータベース12aからの現用パスP1 の経路
及びファイバ10hを除いたトポロジにおいて、ダイク
ストラのアルゴリズムによってノードN1 からノードN
5 までの新たな経路(N1 −N9 −N10−N11−N5 )
を決定する。
【0111】次に、この経路上に障害回復用の代用パス
P4 を設定する手順を、図14を用いて説明する。ルー
ティング部12から経路情報を受取ると、ノードN1 の
シグナリング部13は経路情報を参照して隣接ノードN
9 へとつながるスイッチ23−1のリソースを確保する
ようにリソース管理部11に要求する。リソース管理部
11からリソースの確保が完了したという応答がある
と、シグナリング部13はパス設定要求メッセージを作
成し、このメッセージを隣接ノードN9 へと送信する。
【0112】隣接ノードN9 のシグナリング部13はパ
ス設定要求メッセージを受信すると、リソース管理部1
1がこのメッセージの中に含まれるリソース情報と対応
する自スイッチ23のリソースを確保する。続いて、シ
グナリング部13は経路情報を参照して隣接ノードN10
へのリソースを確保するようにリソース管理部11に要
求し、その要求に対する応答があると、隣接ノードN10
にパス設定要求メッセージを送信する。以後、各ノード
は上記の動作を、終点ノードN5 に達するまで繰り返
す。
【0113】ノードN5 においてリソースの割当が完了
すると、シグナリング部13は割当てられたリソースに
したがって、現用パスP1 から新たに設定した代用パス
P4へスイッチ23を切替えるようにリソース管理部1
1に要求する。スイッチ23の設定が終了すると、シグ
ナリング部13はパス設定応答メッセージを作成し、そ
のメッセージを隣接ノードN11に送信する。
【0114】パス設定応答メッセージを受信した各ノー
ドは、割当てられているリソースにしたがってスイッチ
23を設定し、隣接ノードにパス設定応答メッセージを
送信する。始点ノードN1 がこのメッセージを受取る
と、現用パスP1 から新たに設定した代用パスP4 へス
イッチ23を切替えるようにリソース管理部11に要求
する。リソース管理部11がスイッチ管理部21を介し
てスイッチ23を切替えると、障害回復が完了する。
【0115】障害が回復した後、始点ノードN1 は終点
ノードN5 宛てに切替完了メッセージを送信し、これを
終点ノードN5 が受信すると、バックアップ障害回復動
作が完了する。
【0116】本実施例による障害回復方式では、予め用
意してある予備パスP2 への切替えに失敗した場合で
も、新たな代用パスP4 を設定し、現用パスP1 から代
用パスP4 に切替えることによって、迅速に障害を回復
することが可能である。また、障害区間を含む可能性の
ある現用パスP1 と障害区間の光ファイバ10hとを除
いて代用パスP4 の経路を決定することによって、本発
明の第4の実施例と比べ、効率よく障害箇所を除いて代
用パスP4 の設定が可能であるという効果が得られる。
【0117】本発明の第4の実施例及び第5の実施例に
よるバックアップ障害回復方式では、現用パスP1 から
代用パスP4 への切替えが完了した後、障害が発生して
いる現用パスP1 に沿って、削除要求メッセージをホッ
プバイホップに転送して、現用パスP1 を削除した後、
この代用パスP4 を現用パスとして使用することも可能
である。
【0118】また、本発明の第4の実施例及び第5の実
施例によるバックアップ障害回復方式では、新たなパス
を設定して障害を回復する時に、パスの始点ノードから
開始する手順について説明したが、本発明の第4の実施
例ではエラー通知メッセージの受信によって、また本発
明の第5の実施例ではタイマのタイムアウトによって、
パスの終点ノードから開始することもできることは明ら
かである。
【0119】図15は本発明の第6の実施例における現
用パスP1 の障害が回復した時の現用パスP1 及び予備
パスP2 の経路を示すブロック図であり、図16は本発
明の第6の実施例における予備パスP2 から現用パスP
1 への切戻し動作を示す図である。
【0120】図15において、現用パスP1 と使用中の
予備パスP2 との双方向パスのそれぞれは、送信端のノ
ードN1 ,N5 においてブリッジ(現用パスP1 及び予
備パスP2 の両方がクライアントC1 ,C2 と接続され
ている)状態にあり、受信端ノードN5 ,N1 では予備
パスP2 がクライアントC1 ,C2 と接続されている。
【0121】現用パスP1 の障害が回復した時の予備パ
スP2 から現用パスP1 への切戻し動作を図15及び図
16を参照して説明する。
【0122】ノードN2 及びノードN3 のモニタリング
部22が光ファイバ10bの障害復旧を検出すると、リ
ソース管理部11を介してシグナリング部13に障害復
旧を通知する。この通知を受取ったシグナリング部13
は障害ファイバ10bに設定されていた現用パスP1 の
始点ノード及び終点ノードをパスデータベース13aか
ら検索してノードN1 及びノードN5 を得た後、現用パ
スP1 のパスIDを含めた障害復旧通知メッセージを作
成してそれぞれのノードに送信する。
【0123】このメッセージを受取った始点ノードN1
及び終点ノードN5 のシグナリング部13は、現用パス
P1 のパスIDを含めた障害回復メッセージを隣接ノー
ドN6 及びノードN8 に送信する。このメッセージは、
予備パスP2 に沿った経路上のノードをホップバイホッ
プに転送され、最終的に終点ノードN5 、始点ノードN
1 に達する。
【0124】障害回復メッセージを受取った始点ノード
N1 のシグナリング部13は、障害復旧通知をまだ受信
していないならば、受信するまで待機し、すでに受信済
みならば、双方向パスの内、終点ノードN5 から始点ノ
ードN1 への方向のパスを予備パスP2 から現用パスP
1 にリソース管理部11を介して切替える(つまり、リ
ソースR53からリソースR51に切替える)。
【0125】切替えが完了すると、シグナリング部13
は現用パスのパスIDを含んだ切戻要求メッセージを隣
接ノードN6 に送信する。このメッセージは予備パスP
2 に沿った経路上のノードをホップバイホップに転送さ
れ、最終的に終点ノードN5のシグナリング部13が受
信すると、双方向パスの内、始点ノードN1 から終点ノ
ードN5 への方向のパスを予備パスP2 から現用パスP
1 にリソース管理部11を介して切替える(つまり、リ
ソースR56からリソースR54に切替える)。
【0126】また、これと同時に現用パスP1 及び予備
パスP2 の両方にブリッジしている終点方向から始点方
向のパスのブリッジを解放し、現用パスP1 にのみ接続
されるように切替える(つまり、リソースR55のみに
接続されるようにする)。
【0127】ブリッジの解放が終了すると、シグナリン
グ部13は現用パスP1 のパスIDを含む切替成功メッ
セージを隣接ノードN8 に送信する。このメッセージは
予備パスP2 に沿った経路上のノードをホップバイホッ
プに転送され、最終的に始点ノードN1 のシグナリング
部13が受信すると、双方向パスの内、現用パスP1及
び予備パスP2 にブリッジしている始点ノードN1 から
終点ノードN5 への方向のパスのブリッジを解放し、現
用パスP1 にのみ接続されるように切替える(つまり、
リソースR50のみに接続されるように切替える)。
【0128】以上の動作によって、予備パスP2 から現
用パスP1 への切戻し動作が終了すると、始点ノードN
1 のシグナリング部13は現用パスP1 のパスIDを含
む切戻完了メッセージを作成し、隣接ノードN6 に送信
する。このメッセージは予備パスP2 に沿った経路上の
ノードをホップバイホップに転送され、最終的に終点ノ
ードN5 のシグナリング部13が受信すると、次に予備
パスのリソースの解放動作に移る。
【0129】予備パスP2 のリソースを解放するため
に、終点ノードN5 のシグナリング部13は、予備パス
P2 が使っていたリソースR56,R57の解放をリソ
ース管理部11に要求し、リソースの解放が完了する
と、リソース解放メッセージを作成し、隣接ノードN8
に送信する。
【0130】ノードN8 のシグナリング部13はリソー
ス開放メッセージを受信すると、予備パスP2 が使用し
ていたリソースR66,R67,R68,R69の解放
をリソース管理部11に要求し、リソースの解放が完了
すると、次に、リソース管理部11とスイッチ管理部2
1とを介して解放したリソースのスイッチ状態を未接続
に設定する。スイッチ23−8の設定を完了後、隣接ノ
ードにリソース解放メッセージを送信する。
【0131】リソース解放メッセージを受信した各中間
ノードでは、上述したノードN8 と同様の動作を行い、
最終的に始点ノードN1 がリソース開放メッセージを受
信し、リソースR52,R53が解放されると、予備パ
スP2 のリソース解放が終了する。最後に始点ノードN
1 のシグナリング部13がリソース解放完了メッセージ
を終点ノードN5 に送信し、終点ノードN5 のシグナリ
ング部13がこのメッセージを受信すると、切戻し及び
リソース解放動作が完了する。
【0132】本発明の第6の実施例では現用パスP1 の
障害復旧後に、予備パスP2 から現用パスP1 に切戻し
た後、予備パスP2 のリソースを開放するため、クライ
アントC1 ,C2 間の通信を切断することなく、パスの
切戻しが可能である。
【0133】本発明の第6の実施例では障害回復メッセ
ージ、切戻要求メッセージ、切戻成功メッセージ、切戻
完了メッセージを予備パスP2 の経路に沿ってホップバ
イホップに転送したが、これらのメッセージを始点ノー
ドN1 と終点ノードN5 との間で直接やり取りすること
も可能である。
【0134】本実施例では、双方向パスに障害が発生し
た場合の障害回復動作及び障害が復旧した場合の切戻し
動作について説明したが、これらの方式は片方向パスに
も適用可能であることは明らかである。
【0135】図17は本発明においてネットワーク管理
装置によって制御されるネットワーク及びノードの構成
例を示すブロック図である。本発明の第1の実施例、第
2の実施例、第3の実施例は、図17に示すルーティン
グ部12と、シグナリング部13と、パケット転送部
(図示せず)と、プライオリィ制御部15とからなるネ
ットワーク管理装置7によって制御されているノードか
らなるネットワークにおいても実現可能である。この場
合、本発明で用いた各メッセージは、ネットワーク管理
装置7と各ノードN1 ,N5 〜N8 を接続する制御チャ
ネル100を介して、上述した本発明の実施例各々と同
じ手順で交換される。
【0136】また、図17において、ネットワーク管理
装置7はリソース管理部11によって、ネットワーク内
全体のノードのリソースを管理することも可能である。
この場合には、各ノードのスイッチ23はネットワーク
管理装置7によって制御される。
【0137】このように、本発明では、予め設定してあ
る予備パスP2 にエクストラ・トラヒックP3 が流れて
いる場合において、予備パスP2 を設定する前にエクス
トラ・トラヒックP3 を解放するため、障害回復される
パスに流れているクライアントC1 ,C2 からのデータ
が、エクストラ・トラヒックP3 の経路に沿って転送さ
れることなく、予備パスP2 に切替え可能である。
【0138】本発明では、予め設定してある予備パスP
2 にエクストラ・トラヒックP3 が流れている場合にお
いて、エクストラ・トラヒックP3 を解放すると同時
に、リソースを予約するため、他のパスにリソースを奪
われることなく、確実かつ迅速に予備パスP2 を設定す
ることができる。
【0139】本発明では、複数のパスの障害を回復する
必要がある場合、障害回復する順番をプライオリティ管
理部15で管理するため、すべてのパスの要求に応じた
障害回復時間を提供することできる。
【0140】本発明では、予め用意してある予備パスP
2 への切替えに失敗した場合でも、新たな代用パスP4
に切替えることができるため、信頼性の高い障害回復方
式を提供することができる。
【0141】本発明では、現用系の障害が回復した後、
クライアントC1 ,C2 間の通信を切断することなく、
予備パスP2 から現用パスP1 に切戻し方式を提供する
ことができる。
【0142】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光パス障害
回復方式は、現用パスの障害通知を受信したパスの端点
ノードが、予備パスの経路に沿って逆端点のノードまで
ホップバイホップに転送されるリソース確保要求メッセ
ージを発行し、このメッセージを受信した予備パスの経
路上の各ノードにおいて、エクストラ・トラヒックの解
放及び予備パスのために予約されているリソースを確保
した後、スイッチ切替要求メッセージを発行し、このメ
ッセージを受信した各ノードが確保したリソースにした
がってスイッチを設定することによって、予備パスのリ
ソースをエクストラ・トラヒックが使っている場合にお
いて、現用パスに障害が発生した時に誤接続することな
く、迅速に予備パスを設定し、現用パスから予備パスへ
切替えることができるという効果が得られる。
【0143】また、本発明の他の光パス障害回復方式
は、予備パス上に発生した障害のため、予備パスを設定
できない場合にでも、障害区間を除いた経路上に新たな
代用パスを設定し、障害が発生している現用パスから代
用パスに切替えることによって、現用パス障害時におい
て、現用パスから予備パスへ切替える際に予備パスの設
定に失敗した場合、バックアップ障害回復方式を用いる
ことによって信頼性の高い障害回復を実現することがで
きるという効果が得られる。
【0144】さらに、本発明の障害復旧後の切戻方式
は、現用パスの障害が復旧した時、ブリッジ状態にある
現用パスと予備パスとを切替えることによって、現用パ
スが障害から復旧した時にクライアント間の通信を切断
することなく、予備パスから現用パスに切戻すことがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるネットワークの構
成例を示すブロック図である。
【図2】図1のノード各々の構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施例によるネットワークにお
ける予備パスの経路を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例による障害回復方式の動
作を示すシーケンスチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例によるリソース確保手順
を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例によるリソース確保手順
を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例による障害回復方式の動
作を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例によるリソース確保手順
を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施例によるリソース確保手順
を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施例による障害回復方式の
動作を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施例によるスイッチ設定手
順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第1の実施例において障害回復に失
敗する場合のネットワークを示す図である。
【図13】本発明の第4の実施例によるバックアップ障
害回復方式の動作を示す図である。
【図14】本発明の第5の実施例によるバックアップ障
害回復方式の動作を示す図である。
【図15】本発明の第6の実施例における現用パスの障
害が回復した時の現用パス及び予備パスの経路を示すブ
ロック図である。
【図16】本発明の第6の実施例における予備パスから
現用パスへの切戻し動作を示す図である。
【図17】本発明においてネットワーク管理装置によっ
て制御されるネットワーク及びノードの構成例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 スイッチ部 3,4 分波部 5,6 合波部 7 ネットワーク管理装置 10a〜10n 光ファイバ 11 リソース管理部 11a リソースデータベース 12 ルーティング部 12a トポロジデータベース 13 シグナリング部 13a パスデータベース 14 パケット転送部 15 プライオリティ管理部 21 スイッチ管理部 22 信号モニタリング部 23,23−1〜23−8 スイッチ N1 〜N11 ノード装置 C1 ,C2 クライアント装置 R1〜R16,R50〜R57 ノード間のリソース CR1〜CR4 クライアント側のリソース P1 現用パス P2 予備パス P3 エクストラ・トラヒック P4 代用パス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K002 AA06 DA02 DA05 DA09 EA33 FA01 GA04 5K028 AA14 BB08 CC05 DD03 QQ01 5K030 GA12 HC01 HD01 JL03 JL10 KA05 LB08 MA04 MD02

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現用パスの端点のうちの一方のノードが
    予め設定された予備パスの経路に沿って前記端点のうち
    の他方のノードまでホップバイホップに転送されるリソ
    ース確保要求メッセージとスイッチ切替要求メッセージ
    とを発行するパス障害回復方式であって、 前記リソース確保要求メッセージの受信時に、削除され
    ることを前提として通信されるトラヒックを示すエクス
    トラ・トラヒックを解放するステップと、 前記エクストラ・トラヒックを解放した後に前記予備パ
    スのために予約されているリソースを確保するステップ
    と、 前記予備パスの経路上のすべてのノードで前記リソース
    の確保が完了した後に前記端点のうちの他方のノードか
    ら発行される前記スイッチ切替要求メッセージの受信時
    に、その確保したリソースにしたがって前記予備パスの
    経路上の各ノードのスイッチを設定するステップとを有
    することを特徴とするパス障害回復方式。
  2. 【請求項2】 前記予備パスの設定に失敗した場合、そ
    の失敗した区間を除いた経路上に新たな代用パスを設定
    するステップと、前記現用パスから前記代用パスに切替
    えるステップとを含むことを特徴とする請求項1記載の
    パス障害回復方式。
  3. 【請求項3】 前記現用パスの障害が復旧した時に、前
    記現用パスと前記予備パス及び前記代用パスの一方との
    両方がクライアントに接続されている状態を示すブリッ
    ジ状態にある前記予備パス及び前記代用パスの一方から
    前記現用パスへの切戻しを行うステップを含むことを特
    徴とする請求項2記載のパス障害回復方式。
  4. 【請求項4】 パスの始点ノードと終点ノードとの間に
    前記現用パス及び前記予備パスが予め設定されている場
    合に、前記現用パスの障害通知を受取った前記パスの端
    点のうちの一方のノードが前記リソース確保要求メッセ
    ージを発行して前記端点のうちの他方のノードまで前記
    予備パスのリソースを使用しているエクストラ・トラヒ
    ックの解放及び前記予備パスのリソースの確保を行った
    後、前記端点のうちの他方のノードがスイッチ切替メッ
    セージを発行して確保されたリソースにしたがって前記
    パスを切替えるスイッチ部の設定を行うことを特徴とす
    る請求項1記載のパス障害回復方式。
  5. 【請求項5】 パスの始点ノードと終点ノードとの間に
    前記現用パス及び前記予備パスが予め設定されている場
    合に、前記現用パスの障害通知の受信時にネットワーク
    全体を管理するネットワーク管理装置が前記予備パス経
    路上の各ノードに前記リソース確保要求メッセージを発
    行し、前記リソース確保要求メッセージを受信したノー
    ドが前記予備パスのリソースを使用しているエクストラ
    ・トラヒックの解放及び前記予備パスのリソースの確保
    を行った後、前記ネットワーク管理装置が前記予備パス
    経路上の各ノードに前記スイッチ切替メッセージを発行
    し、前記スイッチ切替メッセージを受信した各ノードが
    確保した前記リソースにしたがって前記パスを切替える
    スイッチ部の設定を行うことを特徴とする請求項1記載
    のパス障害回復方式。
  6. 【請求項6】 パスの始点ノードと終点ノードとの間に
    前記現用パス及び前記予備パスが予め設定されている場
    合に、前記現用パスの障害通知を受取ったネットワーク
    全体を管理するネットワーク管理装置が前記予備パスの
    リソースを使用しているエクストラ・トラヒックの解放
    及び前記予備パスのリソースの確保を行った後、前記予
    備パス経路上の各ノードに前記スイッチ切替メッセージ
    を発行し、前記スイッチ切替メッセージを受信した各ノ
    ードが前記ネットワーク管理装置が確保した前記リソー
    スにしたがって前記パスを切替えるスイッチ部の設定を
    行うことを特徴とする請求項1記載のパス障害回復方
    式。
  7. 【請求項7】 パスの始点ノードと終点ノードとの間に
    前記現用パス及び前記予備パスが予め設定されている場
    合に、前記現用パスが障害のために前記予備パスへの切
    替えを試みた後、前記予備パスの設定に失敗したことを
    検出すると、その障害区間を除いた前記始点ノードから
    前記終点ノードまでの経路を計算し、その経路に沿って
    新たな代用パスを設定し、前記現用パスから前記代用パ
    スに切替えることを特徴とする請求項2記載のパス障害
    回復方式。
  8. 【請求項8】 前記現用パスに障害が発生しているため
    に前記予備パスを使用している場合に、前記現用パスの
    障害復旧通知を受取ったパスの端点のうちの一方のノー
    ドが前記端点のうちの他方のノードに障害復旧メッセー
    ジを送信し、前記パスの端点ノード間で切戻要求メッセ
    ージと切戻成功メッセージと切戻完了メッセージとを交
    換して前記端点ノードの前記パスを切替えるスイッチ部
    を切替えることで前記予備パスから前記現用パスに切戻
    した後、前記予備パスのリソースの解放及び前記スイッ
    チ部の設定を未接続にすることを特徴とする請求項3記
    載のパス障害回復方式。
  9. 【請求項9】 各々制御メッセージを処理する制御部と
    パスを切替えるスイッチ部とからなる複数のノードと、
    前記複数のノード各々の前記制御部間を接続する制御チ
    ャネルと、前記複数のノード各々の前記スイッチ部間を
    接続するリンクとからなる通信ネットワークのパス障害
    回復方式であって、 前記パスの始点ノードと終点ノードとの間に現用パスと
    それに対応した予備パスとが予め設定されている場合
    に、前記現用パスの障害通知を受取ったパスの端点のう
    ちの一方のノードがリソース確保要求メッセージを発行
    して前記端点のうちの他方のノードまで前記予備パスの
    リソースを使用しているエクストラ・トラヒックの解放
    及び前記予備パスのリソースの確保を行った後、前記端
    点のうちの他方のノードがスイッチ切替メッセージを発
    行して確保されたリソースにしたがって前記スイッチ部
    の設定を行うことを特徴とするパス障害回復方式。
  10. 【請求項10】 各々制御メッセージを処理する制御部
    とパスを切替えるスイッチ部とからなる複数のノード
    と、ネットワーク全体を管理するネットワーク管理装置
    と、前記複数のノード各々の制御部と前記ネットワーク
    管理装置とを接続する制御チャネルと、前記複数のノー
    ド各々の前記スイッチ部間を接続するリンクとからなる
    通信ネットワークのパス障害回復方式であって、 前記パスの始点ノードと終点ノードとの間に現用パスと
    それに対応した予備パスとが予め設定されている場合
    に、前記現用パスの障害通知の受信時に前記ネットワー
    ク管理装置が前記予備パス経路上の各ノードにリソース
    確保要求メッセージを発行し、前記リソース確保要求メ
    ッセージを受信したノードが前記予備パスのリソースを
    使用しているエクストラ・トラヒックの解放及び前記予
    備パスのリソースの確保を行った後、前記ネットワーク
    管理装置が前記予備パス経路上の各ノードにスイッチ切
    替メッセージを発行し、前記スイッチ切替メッセージを
    受信した各ノードが確保した前記リソースにしたがって
    前記スイッチ部の設定を行うことを特徴とするパス障害
    回復方式。
  11. 【請求項11】 パスを切替えるスイッチ部からなる複
    数のノードと、ネットワーク全体を管理するネットワー
    ク管理装置と、前記複数のノード各々のスイッチ部と前
    記ネットワーク管理装置とを接続する制御チャネルと、
    前記複数のノード各々の前記スイッチ部間を接続するリ
    ンクとからなる通信ネットワークのパス障害回復方式で
    あって、 前記パスの始点ノードと終点ノードとの間に現用パスと
    それに対応した予備パスとが予め設定されている場合
    に、前記現用パスの障害通知を受取ったネットワーク管
    理装置が前記予備パスのリソースを使用しているエクス
    トラ・トラヒックの解放及び前記予備パスのリソースの
    確保を行った後、前記予備パス経路上の各ノードにスイ
    ッチ切替メッセージを発行し、前記スイッチ切替メッセ
    ージを受信した各ノードが前記ネットワーク管理装置が
    確保した前記リソースにしたがって前記スイッチ部の設
    定を行うことを特徴とするパス障害回復方式。
  12. 【請求項12】 複数の障害検出通知を受信した場合
    に、予め設定された障害回復するパスの優先順位にした
    がって前記障害回復の順序を決定することを特徴とする
    請求項9から請求項11のいずれかに記載のパス障害回
    復方式。
  13. 【請求項13】 前記障害回復するパスの優先順位は、
    障害回復方式の優先順位であることを特徴とする請求項
    12記載のパス障害回復方式。
  14. 【請求項14】 前記障害回復するパスの優先順位は、
    前記障害回復されるパスのホップ長であることを特徴と
    する請求項12記載のパス障害回復方式。
  15. 【請求項15】 前記障害回復動作を開始するノード
    は、前記障害通知を受信したパスの終点ノードであり、 前記スイッチの設定を開始するノードは、前記エクスト
    ラ・トラヒックの解放が終了したパスの始点ノードであ
    ることを特徴とする請求項9から請求項14のいずれか
    に記載のパス障害回復方式。
  16. 【請求項16】 前記障害回復動作を開始するノード
    は、前記障害通知を受信したパスの始点ノードであり、 前記スイッチの設定を開始するノードは、前記エクスト
    ラ・トラヒックの解放が終了したパスの終点ノードであ
    ることを特徴とする請求項9から請求項14のいずれか
    に記載のパス障害回復方式。
  17. 【請求項17】 前記障害回復動作を開始するノード
    は、前記障害通知を受信したパスの始点ノード及び終点
    ノードであり、 前記スイッチの設定を開始するノードは、前記予備パス
    のリソースの確保が終了したパスの中間ノードの一つで
    あることを特徴とする請求項9から請求項14のいずれ
    かに記載のパス障害回復方式。
  18. 【請求項18】 各々制御メッセージを処理する制御部
    とパスを切替えるスイッチ部とからなる複数のノード
    と、前記複数のノード各々の制御部間を接続する制御チ
    ャネルと、前記複数のノード各々のスイッチ部間を接続
    するリンクとからなる通信ネットワークのパス障害回復
    方式であって、 前記パスの始点ノードと終点ノードとの間に現用パスと
    それに対応した予備パスとが予め設定されている場合
    に、前記現用パスが障害のために前記予備パスへの切替
    えを試みた後、前記予備パスの設定に失敗したことを検
    出すると、その障害区間を除いた前記始点ノードから前
    記終点ノードまでの経路を計算し、その経路に沿って新
    たな代用パスを設定し、前記現用パスから前記代用パス
    に切替えることを特徴とするパス障害回復方式。
  19. 【請求項19】 前記現用パスから前記代用パスに切替
    えた後に前記現用パスを削除し、前記代用パスを現用パ
    スとして用いることを特徴とする請求項18記載のパス
    障害回復方式。
  20. 【請求項20】 前記予備パスの設定失敗をシグナリン
    グメッセージで通知することを特徴とする請求項18ま
    たは請求項19に記載のパス障害回復方式。
  21. 【請求項21】 前記予備パスの設定失敗を予め設定さ
    れた所定時間のタイムアウトで通知することを特徴とす
    る請求項18または請求項19に記載のパス障害回復方
    式。
  22. 【請求項22】 各々制御メッセージを処理する制御部
    とパスを切替えるスイッチ部とからなる複数のノード
    と、前記複数のノード各々の制御部間を接続する制御チ
    ャネルと、前記複数のノード各々のスイッチ部間を接続
    するリンクとからなる通信ネットワークの障害復旧後の
    切戻方式であって、 現用パスに障害が発生しているために予備パスを使用し
    ている場合に、前記現用パスの障害復旧通知を受取った
    パスの端点のうちの一方のノードが前記端点のうちの他
    方のノードに障害復旧メッセージを送信し、前記パスの
    端点ノード間で切戻要求メッセージと切戻成功メッセー
    ジと切戻完了メッセージとを交換して前記端点ノードの
    前記スイッチ部を切替えることで前記予備パスから前記
    現用パスに切戻した後、前記予備パスのリソースの解放
    及び前記スイッチ部の設定を未接続にすることを特徴と
    する障害復旧後の切戻方式。
  23. 【請求項23】 前記切戻要求メッセージと前記切戻成
    功メッセージと前記切戻完了メッセージとを前記予備パ
    スの経路上のノードをホップバイホップに転送し、前記
    パスの端点ノード間で前記予備パスから前記現用パスに
    切替えることを特徴とする請求項22記載の障害復旧後
    の切戻方式。
  24. 【請求項24】 前記切戻要求メッセージと前記切戻成
    功メッセージと前記切戻完了メッセージとを前記現用パ
    スの経路上のノードをホップバイホップに転送し、前記
    パスの端点ノード間でメッセージを交換して前記予備パ
    スから前記現用パスに切替えることを特徴とする請求項
    22記載の障害復旧後の切戻方式。
  25. 【請求項25】 メッセージの宛先を前記パスの端点ノ
    ードとし、前記パスの端点ノード間で直接メッセージを
    交換することで前記予備パスから前記現用パスに切替え
    ることを特徴とする請求項22記載の障害復旧後の切戻
    方式。
  26. 【請求項26】 現用パスの障害通知を受信したパスの
    端点のうちの一方のノードが予め設定された予備パスの
    経路に沿って前記端点のうちの他方のノードまでホップ
    バイホップに転送されるリソース確保要求メッセージを
    発行するパス障害回復方式を用いるノードであって、前
    記リソース確保要求メッセージの受信時に、削除される
    ことを前提として通信されるトラヒックを示すエクスト
    ラ・トラヒックを解放する手段と、前記エクストラ・ト
    ラヒックを解放した後に前記予備パスのために予約され
    ているリソースを確保する手段と、前記リソースの確保
    後に発行されるスイッチ切替要求メッセージの受信時
    に、その確保したリソースにしたがってスイッチを設定
    する手段とを有することを特徴とするノード。
  27. 【請求項27】 前記予備パス上での障害発生時にその
    障害区間を除いた経路上に新たな代用パスを設定する手
    段と、前記現用パスから前記代用パスに切替える手段と
    を含むことを特徴とする請求項26記載のノード。
  28. 【請求項28】 前記現用パスの障害が復旧した時に、
    前記現用パス及び前記予備パスの両方がクライアントに
    接続されている状態を示すブリッジ状態にある前記予備
    パスから前記現用パスへの切戻しを行う手段を含むこと
    を特徴とする請求項26または請求項27記載のノー
    ド。
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