JP4469866B2 - パケット伝送装置および半導体装置 - Google Patents

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Description

この発明は、パケット伝送装置に関し、特に、MPLS(Multi-protocol Label Switching)ネットワークにおける擬似回線(Pseudo Wire:PW)の高速切り替えを可能にするパケット伝送装置に関するものである。
近年、MPLS回線上でポイント・ツー・ポイントのイーサネット(登録商標)回線を仮想的に提供するPWE3(Pseudo Wire Emulation Edge to Edge)などのサービスが行われている。また、MPLSネットワークの高速性や信頼性が求められており、ネットワークの物理リンクに障害が発生した場合に高速(50msec以下)にトラフィックを迂回させるファストリルート(FRR:Fast ReRoute)など、MPLS回線上で50msec以下の高速な障害回復が可能な技術が適用されている。以下、この発明の理解を容易にするため、図11を参照して従来のMPLSネットワークで実施されているFRRによる障害回復方法を説明し、図12〜図15を参照して従来のパケット伝送装置について説明する。
図11は、従来のMPLSネットワークの構成例と障害回復方法とを説明するシステム図である。図11において、従来のMPLSネットワークでのPWE3は、パケット伝送装置(PE:Provider Edge、以降、「PE」と記す)間に張られる複数のリンクが、それぞれ数本のパス(LSP:Label Switch Path)で構成されている。FRRによる障害回復では、保護対象となるWorkパス上おいて障害の発生する可能性のある箇所(リンク、ノード)を迂回するようなProtectionパスが設けられる。
図11に示す例で言えば、PE50〜PE51〜PE52のパスが保護対象となるWorkパスであり、PE50とPE51との間で障害が発生するのに備えてPE50〜PE53〜PE52のパスからなるProtectionパスが設けられている。Protectionパスでのリンク数およびパス(LSP)数は、Workパスと同じである。
PE50とPE51との間で障害が発生すると、分岐点に配置されるPE50が切り替えを実行する。再度合流する位置に配置されるPE52では、Workパス用のラベルとProtectionパス用のラベルとを受け取るようになっているので、PE50がラベルをWorkパス用からProtectionパス用に切り替えるだけで、障害回復が達成される。
この場合、従来では、分岐点に位置するPEは、図12〜図15に示す構成と動作によって、或るリンクに障害が発生すると、そのリンクを構成するLSPの全てを切り替えるように構成されていた。
図12は、図11に示す従来のパケット伝送装置(PE)の構成例を示すブロック図である。図12に示すように、従来のPEは、基本的な構成として、パケット転送処理部60と制御部70とを備えている。
パケット転送処理部60は、入力パケットインタフェース(入力パケットIF)61
と、フロー識別部62と、転送先制御部63と、出力パケットインタフェース(出力パケットIF)64と、転送先情報テーブル65aが格納されているテーブルメモリ65とを備えている。
このパケット転送処理部60では、入力パケットIF61が入り方路から取り込んだパケットのフロー番号をフロー識別部62にて判別し、転送先制御部63がそのフロー番号従って転送先情報テーブル65aから転送先情報を取得して出力パケットIF64の出方路を決定する。
制御部70が備えるリンク/ノード状態監視部71は、常時、パケット転送処理部60の出力パケットIF64が示すリンク/ノードの状態を監視し、取得したリンク/ノードの状態をパケット転送処理部60が備える転送先情報テーブル65aに反映する。
次に、具体的に説明する。図13は、図12に示す転送先情報テーブルの構成例を示す図である。図13に示すように、転送先情報テーブル65aは、フローの番号#1〜フロー番号#Mをアドレスとして、それぞれに、転送先パスが格納されている。番号#1〜フロー番号#Mは、フロー識別部62が判別した当該パケットのフロー番号である。
制御部70が備えるリンク/ノード状態監視部71は、図14に示す手順で、パケット転送処理部60が備える転送先情報テーブル65aを書き替える。図14は、図12に示す制御部が備えるリンク/ノード状態監視部の動作を説明するフローチャートである。なお、図14では、リンク状態の監視方法を説明するが、ノード状態の監視も同様の手順で同様の処理が行われる。また、図14では、処理手順を示すステップは、単に「ST」と略記してある。この点は、以降に示す各フローチャートにおいて同じである。
図14において、ST41では、出力パケットIF64を監視するタイミングの到来を待機している。出力パケットIF64を監視するタイミングになると(ST41:Yes)、出力パケットIF64の状態を監視して活性状態であるか、非活性状態であるかを取得する(ST42)。そして、転送先情報テーブル65aをアクセスし、取得したリンクの状態(活性、非活性)に応じて当該リンクに関連する転送先パスを全て書き替える(ST43)。ST43では、例えば、1つのリンク中に2つのパス(LSP)を張っている場合には、その2つの転送先パスを書き替える。その後、ST41に戻り、次の監視タイミングの到来を待機する。
図15は、図12に示すパケット転送処理部の動作を説明する図である。図15において、例えば入力パケットIF61が入り方路からフロー#10のパケットを取り込むと、フロー識別部62は、入力パケットIF61から受け取るパケットのフローを識別して番号「10」を判定し、判定したフロー番号「10」を受信パケットと共に転送制御部63に出力する。
上記のように制御部70が備えるリンク/ノード状態監視部71が書き替え処理した転送先情報テーブル65aでは、フロー#10(アドレス)には、転送先パス「4000」が格納されている。そこで、転送先制御部63は、フロー識別部62から受け取ったフロー番号「10」に基づき転送先情報テーブル65aから転送先情報#4000を取得し、その取得した転送先情報#4000を基に出力パケットIF64の出方路を決定し、パケットを送出させる。
以上のように、従来の障害回復方法では、PEを、或るリンクまたはノードに障害が発生した場合は、その中に存する全てのパス(LSP)に関して切替処理を行うように構成しているが、従来のMPLSネットワークでは、1つのリンク中には数本のパス(LSP)しか張っていないので、1つのリンクまたは1つのノードに障害が発生しても、数本の転送先情報を変更すればよく、障害回復時間を50msec以下にするという制約は厳守可能であった。
特開平10−117175号公報
しかし、この発明が構築しようとするMPLSネットワーク(図16)では、上記した従来の障害回復方法を適用すると、障害回復時間の50msec以下という制約は厳守できなくなるという問題がある。
図16は、この発明が構築するMPLSネットワークの構成と従来の障害回復方法を適用した場合の動作とを説明するシステム図である。図16に示すように、この発明が構築するMPLSネットワークの構成は、図11と同様に、PE80〜PE81〜PE82のWorkパスに対して、PE80〜PE83〜PE82のProtectionパスが用意されるが、PE−PE間に張られる複数のリンクを構成するパス(LSP)数が従来とは大きく異なり、この発明のMPLSネットワークでのPWE3は、各リンクが数千本のパス(LSP)で構成される。
そうすると、PE80〜PE83を従来のPE50〜PE53と同様の構成にして障害回復を実施すると、1つのリンクに障害が発生した場合、数千本の転送先情報を変更しなければならず、障害回復時間を50msec以下にするという制約は厳守困難になる。
また、図17は、この発明が構築するMPLSネットワークに要求されるローカルリペアを説明する図である。図18は、この発明が構築するMPLSネットワークに要求されるグローバルリペアを説明する図である。
この発明が構築するMPLSネットワークでは、WorkパスとProtectionパスとの分岐点に位置するPEは、図17に示すように、隣接したPEとの間でのパス状態のみをチェックしてパスの切り替えを行うローカルリペアだけでなく、図18に示すように、更に、その先のPE間のパス状態もチェックしてパスの切り替えを行うグローバルリペアに対応できることが要求されている。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであり、膨大なパスが設定されるネットワークでも高速な障害回復が可能なパケット伝送装置を提供することを目的とする。
また、この発明は、上記の発明において、ローカルリペアだけでなく、グローバルリペアに対応したパス切り替えも行えるパケット伝送装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、請求項1の発明に係るパケット伝送装置は、MPLSネットワークにおいて擬似回線のWorkパスとProtectionパスとの間の切り替えを行うパケット伝送装置であって、転送するパケットが有するフロー番号毎に前記WorkパスおよびProtectionパスにおけるリンクの番号と当該リンク各々に含まれる複数の異なる転送先情報とが関連付けて設定されているパス選択テーブルと、前記リンクの番号と当該リンクの状態とが関連付けて設定されているリンク状態テーブルとを格納するテーブルメモリと、入り方路から取り込んだパケットのフロー番号に従って前記パス選択テーブルからWorkパスおよびProtectionパスのリンク番号を取得して前記リンク状態テーブルを参照し、リンク状態が活性であるWorkパスまたはProtectionパスを選択し、選択したパスにおける前記フロー番号に対応する転送先情報を前記パス選択テーブルに設定された前記複数の異なる転送先情報から取得して出力するパス選択処理手段と、前記パス選択処理手段が取得した転送先情報によって決定した出方路へ受信したパケットを送出する転送制御手段と、各出方路のリンクの状態を監視し、当該リンクが活性であるか非活性であるかに応じて前記リンク状態テーブルを更新する監視手段とを備え、前記パス選択テーブルには、前記フロー番号毎に、前記WorkパスおよびProtectionパスにおける当該パスが有効であるか無効であるかを示す有効性ビットが追加して設けられ、前記パス選択処理手段は、入方路から取り込んだパケットのフロー番号に従って前記パス選択テーブルからWorkパスおよびProtectionパスの有効性ビットを取得し、WorkパスおよびProtectionパスでの有効性ビットが共に有効を示す場合は、入方路から取り込んだパケットのフロー番号に従って前記パス選択テーブルからWorkパスおよびProtectionパスのリンク番号を取得して前記リンク状態テーブルを参照し、リンク状態が活性であるWorkパスまたはProtectionパスを選択し、選択したパス選択したパスにおける前記フロー番号に対応する転送先情報を前記パス選択テーブルに設定された前記複数の異なる転送先情報から取得し、WorkパスとProtectionパスのいずれか一方の有効性ビットが有効を示す場合は、有効なほうのパスを選択し、選択したパスの転送先情報を前記パス選択テーブルから取得すること特徴とする。
この請求項1の発明によれば、監視手段は、リンク状態テーブルでのリンク番号に格納されるリンク状態のみの更新を行う。そして、パス選択処理手段は、監視手段が更新したリンク状態テーブルを利用してパス選択を行うので、リンク障害発生時には、当該障害リンク中の全てのパスを一度に切り替えることができる。
また、請求項の発明によれば、ローカルリペアに対応したパス選択が行えるのに加えて、グローバルリペアに対応したパス選択も行える。
また、請求項の発明に係るパケット伝送装置は、MPLSネットワークのWorkパスとProtectionパスとの間の切り替えを行うパケット伝送装置であって、転送するパケットが有するフロー番号毎に前記WorkパスおよびProtectionパスにおけるノードの番号と当該ノード各々に含まれる複数の異なる転送先情報とが関連付けて設定されているパス選択テーブルと、前記ノードの番号と当該ノードの活性または非活性の状態とが関連付けて設定されているノード状態テーブルとを格納するテーブルメモリと、入方路から取り込んだパケットのフロー番号に従って前記パス選択テーブルからWorkパスおよびProtectionパスのノード番号を取得して前記ノード状態テーブルを参照し、ノード状態が活性であるWorkパスまたはProtectionパスを選択し、選択したパスにおける前記フロー番号に対応する転送先情報を前記パス選択テーブルに設定された前記複数の異なる転送先情報から取得するパス選択処理手段と、前記パス選択処理手段が取得した転送先情報によって決定した出方路へ受信したパケットを送出する転送制御手段と、各出方路のノードの状態を監視し、当該ノードが活性であるか非活性であるかに応じて前記ノード状態テーブルを更新する監視手段とを備え、前記パス選択テーブルには、前記フロー番号毎に、前記WorkパスおよびProtectionパスにおける当該パスが有効であるか無効であるかを示す有効性ビットが追加して設けられ、前記パス選択処理手段は、入方路から取り込んだパケットのフロー番号に従って前記パス選択テーブルからWorkパスおよびProtectionパスの有効性ビットを取得し、WorkパスおよびProtectionパスでの有効性ビットが共に有効を示す場合は、入方路から取り込んだパケットのフロー番号に従って前記パス選択テーブルからWorkパスおよびProtectionパスのノード番号を取得して前記ノード状態テーブルを参照し、ノード状態が活性であるWorkパスまたはProtectionパスを選択し、選択したパスにおける前記フロー番号に対応する転送先情報を前記パス選択テーブルから取得し、WorkパスとProtectionパスのいずれか一方の有効性ビットが有効を示す場合は、有効なほうパスを選択し、選択したパスにおける前記フロー番号に対応する転送先情報を前記パス選択テーブルに設定された前記複数の異なる転送先情報から取得すること特徴とする。
この請求項の発明によれば、監視手段は、ノード状態テーブルでのノード番号に格納されるノード状態のみの更新を行う。そして、パス選択処理手段は、監視手段が更新したノード状態テーブルを利用してパス選択を行うので、ノード障害発生時には、当該障害ノード中の全てのパスを一度に切り替えることができる。
また、請求項の発明によれば、ローカルリペアに対応したパス選択が行えるのに加えて、グローバルリペアに対応したパス選択も行える。
また、請求項の発明に係るパケット伝送装置は、請求項1または2のいずれか一つの発明に係るパケット伝送装置において、前記テーブルメモリに格納される各種のテーブルの内容を表示画面に出力するテーブル表示手段を備えていることを特徴とする。
この請求項の発明によれば、運用時に、オペレータや管理者に各種テーブルの内容を報知できるので、保守性を確保することができる。
また、請求項の発明に係る半導体装置は、請求項1または2に記載のパケット伝送装置として利用できる半導体装置であって、請求項1または2に記載の各種のテーブルを格納するテーブルメモリと、請求項1または2に記載のパケット伝送装置の各要素が行う処理を実現するプログラマブルな半導体デバイスとを備えていることを特徴とする。
この請求項の発明によれば、上記した請求項1または2に記載のパケット伝送装置として利用することができる。
請求項1の発明によれば、膨大なパスが設定されるネットワークにおけるリンク障害でも高速な障害回復が可能になるという効果を奏する。
また、請求項の発明によれば、リンクの活性、非活性を監視して切り替えを実施するパケット伝送装置において、ローカルリペアだけでなく、グローバルリペアに対応したパス切り替えも行えるという効果を奏する。
請求項の発明によれば、膨大なパスが設定されるネットワークにおけるノード障害でも高速な障害回復が可能になるという効果を奏する。
また、請求項の発明によれば、ノードの活性、非活性を監視して切り替えを実施するパケット伝送装置において、ローカルリペアだけでなく、グローバルリペアに対応したパス切り替えも行えるという効果を奏する。
請求項の発明によれば、保守性を確保することができるという効果を奏する。
請求項の発明によれば、この発明に係るパケット伝送装置として利用することができる半導体装置が得られるという効果を奏する。
以下に図面を参照して、この発明に係るパケット伝送装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、この発明に係るパケット伝送装置の実施例1によるパケット伝送装置(PE)の構成を示すブロック図である。この発明に係るパケット伝送装置は、1つのリンクに数千本のパスが張られる図16に示したようなMPLSネットワークにおけるルータやスイッチなどとして用いられるものである。
図1に示すように、実施例1によるPEは、基本的な構成として、パケット転送処理部10と制御部20とを備えている。
パケット転送処理部10は、入力パケットインタフェース(入力パケットIF)11
と、フロー識別部12と、パス選択処理部13と、転送先制御部14と、出力パケットインタフェース(出力パケットIF)15と、テーブルメモリ16とを備え、テーブルメモリ16には、パス選択テーブル16aとリンク状態テーブル16bとノード状態テーブル16cとが格納されている。
このパケット転送処理部10では、入力パケットIF11が入り方路から取り込んだパケットのフロー番号をフロー識別部12にて判別し、パス選択処理部13がそのフロー番号に従ってテーブルメモリ16内の各種テーブル(16a,16b,16c)から対応する情報(転送先情報、リンク状態、ノード状態)を取得し、転送先制御部63がパス選択処理部13から受け取った情報(転送先情報、リンク状態、ノード状態)に基づき出力パケットIF15の出方路を決定する。
制御部20が備えるリンク/ノード状態監視部21は、常時、パケット転送処理部10の出力パケットIF15が示すリンク/ノードの状態を監視し、取得したリンク/ノードの状態をパケット転送処理部10が備える状態テーブル(16b,16c)に反映する。
次に、具体的に説明する。まず、図1に示す各種テーブルの構成例を説明する。図2−1は、パス選択テーブル16aの構成例であり、図2−2は、リンク状態テーブル16bの構成例であり、図2−3は、ノード状態テーブル16cの構成例である。
図2−1に示すように、パス選択テーブル16aには、フローの番号#1〜フロー番号#Mをアドレスとして、それぞれに、WorkパスとProtectionパスとが組になって格納されている。WorkパスとProtectionパスとには、共に、「リンクの番号#」と「ノードの番号#」と「転送先情報(パス)」とで格納されている。リンクの番号#は、図2−2に示す構成のリンク状態テーブル16bのアドレス(#1〜#N)である。また、ノードの番号#は、図2−3に示す構成のノード状態テーブル16cのアドレス(#1〜#O)である。
図2−2に示すように、リンク状態テーブル16bには、リンクの番号#1〜番号#Nをアドレスとして、それぞれに、例えば、活性を示す論理値0と非活性を示す論理値1のいずれか一方が格納されている。また、図2−3に示すように、ノード状態テーブル16cには、ノードの番号#1〜番号#Oをアドレスとして、それぞれに、例えば、活性を示す論理値0と非活性を示す論理値1のいずれか一方が格納されている。
制御部20が備えるリンク/ノード状態監視部21は、図3に示す手順で、パケット転送処理部10が備えるリンク状態テーブル16bおよびリンク状態テーブル16cを更新する。図3は、図1に示すリンク/ノード状態監視部の動作を説明するフローチャートである。なお、図3では、リンク状態の監視方法を説明するが、ノード状態の監視も同様の手順で同様の処理が行われる。
図3において、ST1では、出力パケットIF15が示すリンク/ノードの状態を監視するタイミングの到来を待機している。出力パケットIF15が示すリンク/ノードの状態を監視するタイミングになると(ST1:Yes)、出力パケットIF14が示すリンク/ノードの状態を監視して取得し(ST2)、取得したリンクの状態が活性であるか、非活性であるかを判断する(ST3)。そして、取得したリンクの状態が活性であれば(ST3:Yes)、取得したリンクの番号をアドレスとし、リンク状態(活性=0)をデータとしてリンク状態テーブル16bを更新する(ST4)。その後、ST1に戻り、次の監視タイミングの到来を待機する。
また、取得したリンクの状態が非活性であれば(ST3:No)、取得したリンクの番号をアドレスとし、リンク状態(非活性=1)をデータとしてリンク状態テーブル16bを更新する(ST5)。その後、ST1に戻り、次の監視タイミングの到来を待機する。
ここで、注意すべき点は、この発明が対象とするMPLSネットワークでは、1つのリンク中に数千本のパスが張られているが、従来のMPLSネットワークに示したように、一般に、1リンク中の複数のパス(LSP)が張られているので、複数のフロー番号において、「転送先情報(パス)」は異なるが「リンクの番号#」が同じであるというケースが存在する。したがって、このリンク/ノード状態監視部21が、上記の例で言えばリンク状態テーブルにおける1つのリンク番号#のリンク状態を1回更新するだけで、リンク中の全てのパスの書き替えが終了しているという点である。
さて、パス選択処理部13は、図4に示す手順で、上記のように制御部20が備えるリンク/ノード状態監視部21が更新処理したリンク状態テーブル16bおよびノード状態テーブル16cを利用してパス選択を行う。図4は、図1に示すパス選択処理部の動作を説明するフローチャートである。なお、図4では、理解を容易にするため、リンク状態とノード状態のうちリンク状態に焦点を当てて説明している。
図4において、ST10では、フロー認識部12から受け取ったフロー番号によってパス選択テーブル16aから読み出したWorkパスにおける「リンクの番号#」で参照したリンク状態テーブル16bによって、当該Workパスのリンクが活性か否かを判定する。
ST10の判定結果、活性である場合は(ST10:Yes)、当該Workパスを選択し(ST11)本パス選択処理を終了する。つまり、選択テーブル16aから当該Workパスでのフロー番号での「リンク番号」と「転送先情報(パス)」とを読み出して転送制御部14に与える。
ST10の判定結果、一方、非活性である場合は(ST10:No)、ST10と同じ手順で、フロー認識部12から受け取ったフロー番号によってパス選択テーブル16aから読み出したProtectionパスにおける「リンクの番号#」で参照したリンク状態テーブル16bによって、当該Protectionパスのリンクが活性か否かを判定する(ST12)。
そして、ST12の判定結果、活性である場合は(ST12:Yes)、当該Protectionパスを選択し(ST13)、本パス選択処理を終了する。つまり、選択テーブル16aから当該Protectionパスでのフロー番号での「リンク番号」と「転送先情報(パス)」とを読み出して転送制御部14に与える。一方、非活性である場合は(ST12:No)、強制的にWorkパスを選択し(ST11)、本パス選択処理を終了する。
図5は、図1に示すパケット転送処理部の動作を説明する図である。なお、図5では、理解を容易にするため、2つの状態テーブル(16b,16c)のうち、リンク状態テーブル16bにのみ焦点を当てて説明している。
図5において、例えば入力パケットIF11が入り方路からフロー#10のパケットを取り込むと、フロー識別部12は、入力パケットIF11から受け取るパケットのフローを識別して番号「10」を判定し、判定したフロー番号「10」を受信パケットと共にパス選択処理部13に出力する。
パス選択テーブル16aでは、Workパスでのフロー#10,#1000,#2000では、転送先情報(パス)は、4000,4001,4002と異なるが、リンク番号は同じ#500である。また、Protectionパスでのフロー#10,#1000,#2000では、転送先情報(パス)は、3000,3001,3002と異なるが、リンク番号は同じ#100である。
パス選択処理部13は、フロー番号「10」を基にパス選択テーブル16aから、Workパスのリンク番号500とProtectionパスのリンク番号100とを取得する。そして、パス選択処理部13は、取得したリンク番号500とリンク番号100をアドレスとして、リンク状態テーブル16bからリンク状態を取得する。リンク番号500でのリンク状態は、1(非活性)であり、リンク番号100でのリンク状態は、0(活性)であるので、パス選択処理部13は、Protectionパスを選択し、Protectionパスでの情報(リンク番号#100、転送先情報#3000)を転送先制御部14に通知する。
転送先制御部14は、パス選択処理部13から受け取ったProtectionパスでの転送先情報#3000を基に出力パケットIF15の出方路を決定し、パケットを送出させる。
ここで、図5に示した例は、当初は、リンク状態テーブル16bのアドレス(#500)のリンク状態が0(活性)だったので、パス選択処理部13がリンク番号#500(転送先情報#4000)を選択し転送先制御部14が転送先情報#4000によって出方路を決定している。この状況において、リンク番号#500(転送先情報#4000)で障害が発生したので、リンク/ノード状態監視部21が、リンク状態テーブル16bのアドレス(#500)のリンク状態のみを、0(活性)から1(非活性)に変更した状態において行われたパス選択を示している。
以上のように、この実施例1によれば、リンク状態とノード状態とをそれぞれテーブルに保持し、常時、リンク状態とノード状態とを監視してそれぞれの状態テーブルを更新するようにしたので、障害が発生した場合は、各リンク中のまたは各ノード中のパスの本数に関わらず、障害が発生したリンクの状態またはノードの状態だけの切り替え処理を行うだけで済み、WorkパスとProtectionパスとの分岐点に配置されるこの実施例1によるパケット伝送装置(PE)は、そのように更新された状態テーブルを参照するので、その障害リンク中または障害ノード中の全てのパスを一度にWorkパスからProtectionパスへ切り替えることができる。そこで要する切替時間は極めて短いものである。
したがって、各リンクに数千本という膨大なパスが設定されるこの発明が対象とするMPLSネットワークでも、従来のパス切替方法よりもパス切替時間を大幅に短縮することができ、パス切替時間を50msec以下にするという制約を遵守できるようになる。
なお、念のため付記すれば、以上の実施例1にて説明した障害回復は、図17に示したローカルリペアである。図18に示したグローバルリペアに対しては、次の実施例2に示す構成によって対応することができる。
図6は、この発明に係るパケット伝送装置の実施例2によるパケット伝送装置(PE)の構成を示すブロック図である。この実施例2では、実施例1にて説明したローカルリペアに加えて、グローバルリペアにも対応できる場合の構成例が示されている。なお、図6では、図1(実施例1)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、この実施例2に関わる部分を中心に説明する。
図6に示すように、この実施例2によるパケット伝送装置(PE)は、図1(実施例1)に示した構成において、パケット転送処理部10に代えてパケット転送処理部30が設けられている。パケット転送処理部30では、図1(実施例1)に示したパス選択処理部13がパス選択処理部31に変更され、また、テーブルメモリ16がテーブルメモリ32に変更されている。テーブルメモリ32では、パス選択テーブル16aがパス選択テーブル32aに変更されている。
図6に示す各種テーブルの構成例を示す。図7−2は、リンク状態テーブル16bの構成例、図7−3は、ノード状態テーブル16cの構成例であり、それぞれ、実施例1と同様であるので、説明を割愛する。
この実施例2によるパス選択テーブル32aでは、図7−1に示すように、WorkパスおよびProtectionパスに、「リンクの番号#」「ノードの番号#」「転送先パス情報」の他に、当該パスの「有効」「無効」を示す有効性ビット(Valid bit)Vが追加されている。有効性ビットVは、例えば、論理値0である場合は「有効」を示し、論理値1である場合は「無効」を示す。これは管理センター等から送られてくるもので、制御部20が書き込むようになっている。
パス選択処理部31は、この有効性ビットVを利用して、実施例1にて説明したローカルリペア時のパス選択に加えて、グローバルリペア時のパス選択が行えるようになっている。以下、図8を参照して説明する。なお、図8では、図4と同様に、リンク状態とノード状態のうち、リンク状態に焦点を当てて説明している。
図8は、図6に示すパス選択処理部の動作を説明するフローチャートである。図8において、ST20では、フロー認識部12から受け取ったフロー番号によってパス選択テーブル32aから読み出したWorkパスにおける有効性ビットVが有効か無効かを判定する。
ST20の判定結果、有効である場合(ST20:Yes)と無効である場合(ST20:No)とで共に、フロー認識部12から受け取ったフロー番号によってパス選択テーブル32aから読み出したProtectionパスにおける有効性ビットVが有効か無効かを判定する(ST21,ST26)。
そして、Workパスでの有効性ビットVが有効(ST20:Yes)である場合に、Protectionパスでの有効性ビットVが有効(ST21:Yes)である場合は図4と同様の処理(ローカルリペア)が行われる。
すなわち、Protectionパスでの有効性ビットVが有効(ST21:Yes)である場合、フロー認識部12から受け取ったフロー番号によってパス選択テーブル32aから読み出したWorkパスにおける「リンクの番号#」と「ノードの番号#」とで参照したリンク状態テーブル16bによって、当該Workパスのリングが活性か否かを判定する(ST22)。
ST22の判定結果、活性である場合は(ST22:Yes)、当該Workパスを選択し(ST23)、本パス選択処理を終了する。一方、非活性である場合は(ST22:No)、ST22と同じ手順で、フロー認識部12から受け取ったフロー番号によってパス選択テーブル16aから読み出したProtectionパスにおける「リンクの番号#」で参照したリンク状態テーブル16bによって、当該Protectionパスのリンクが活性か否かを判定する(ST24)。
ST24の判定結果、活性である場合は(ST24:Yes)、当該Protectionパスを選択し(ST25)、本パス選択処理を終了する。一方、非活性である場合は(ST24:No)、強制的にWorkパスを選択し(ST23)、本パス選択処理を終了する。
一方、Workパスでの有効性ビットVが有効(ST20:Yes)である場合に、Protectionパスでの有効性ビットVが無効(ST21:No)である場合は、強制的にWorkパスを選択し(ST23)、本パス選択処理を終了する。また、Workパスでの有効性ビットVが無効(ST20:No)である場合に、Protectionパスでの有効性ビットVが有効(ST26:Yes)である場合は、強制的にProtectionパスを選択し(ST25)、本パス選択処理を終了する。
このように、有効性ビットVがWorkパスとProtectionパスのいずれか一方で有効である場合は、その有効であるパスが強制的に選択されるので、グローバルリペアが実施される。なお、Workパスでの有効性ビットVが無効(ST20:No)で、Protectionパスでの有効性ビットVも無効(ST26:No)である場合は、当該パケットを廃棄して(ST27)、本パス選択処理を終了する。
以上のように、フロー番号毎に有効性ビットを追加し、有効性ビットVが、WorkパスとProtectionパスとで共に有効である場合といずれか一方で有効である場合とでパス選択方法を切り替えるようにしたので、隣接PE間の障害回復が可能なローカルリペアだけでなく、隣接PE以外のネットワーク障害回復が可能なグローバルリペアにも対応できるようになる。
図9は、この発明に係るパケット伝送装置の実施例3によるパケット伝送装置(PE)の構成を示すブロック図である。なお、図9では、図1(実施の形態1)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、この実施例3に関わる部分を中心に説明する。
図9に示すように、この実施例3によるパケット伝送装置(PE)は、図1(実施例1)に示した構成において、制御部20に代えて制御部40が設けられている。制御部40では、テーブル表示部41が追加され、テーブル表示部41にはパソコン42が接続されている。
図10は、図9に示すテーブル表示部がパソコン画面に表示するテーブル内容の表示例を示す図である。テーブル表示部41は、パソコン42からコマンドを受けてテーブルメモリ16内の例えばパス選択テーブル16aの内容を読み出してパソコン42の表示画面に、例えば図10に示す形式で表示する。
以上のように、この実施例3によれば、運用時に、WorkパスとProtectionパスの内容をオペレータやシステム管理者に提示できるので、1つのリンク中に数千本のパス(LSP)が張られるMPLSネットワークにおいても保守性を確保して向上させることができる。なお、この実施例3では、実施例1への適用例を示すが、実施例2にも同様に適用することができる。
以上のように、この発明に係るパケット伝送装置は、MPLSネットワークでの障害発生時に、回線をWorkパスからProtectionパスへ高速に切り替えるのに有用であり、特に、1つのリンク中に数千本という膨大なパスが設定されるMPLSネットワークでも障害回復時間の制約を厳守するのに適している。
また、この発明に係るパケット伝送装置は、MPLSネットワークにおいてローカルリペアだけでなく、グローバルリペアにも対応したパス切り替えを行うのに有用である。
この発明に係るパケット伝送装置の実施例1によるパケット伝送装置(PE)の構成を示すブロック図である。 図1に示すパス選択テーブルの構成例を示す図である。 図1に示すリンク状態テーブルの構成例を示す図である。 図1に示すノード状態テーブルの構成例を示す図である。 図1に示す制御部が備えるリンク/ノード状態監視部の動作を説明するフローチャートである。 図1に示すパス選択処理部の動作を説明するフローチャートである。 図1に示すパケット転送処理部の動作を説明する図である。 この発明に係るパケット伝送装置の実施例2によるパケット伝送装置(PE)の構成を示すブロック図である。 図6に示すパス選択テーブルの構成例を示す図である。 図6に示すリンク状態テーブルの構成例を示す図である。 図6に示すノード状態テーブルの構成例を示す図である。 図6に示すパス選択処理部の動作を説明するフローチャートである。 この発明に係るパケット伝送装置の実施例3によるパケット伝送装置(PE)の構成を示すブロック図である。 図9に示すテーブル表示部がパソコン画面に表示するテーブル内容の表示例を示す図である。 従来のMPLSネットワークの構成例と障害回復方法とを説明するシステム図である。 図11に示す従来のパケット伝送装置(PE)の構成例を示すブロック図である。 図12に示す転送先情報テーブルの構成例を示す図である。 図12に示すリンク/ノード状態監視部の動作を説明するフローチャートである。 図12に示すパケット転送処理部の動作を説明する図である。 この発明が構築するMPLSネットワークの構成と従来の障害回復方法を適用した場合の動作とを説明するシステム図である。 この発明が構築するMPLSネットワークに要求されるローカルリペアを説明する図である。 この発明が構築するMPLSネットワークに要求されるグローバルリペアを説明する図である。
符号の説明
10,30 パケット転送処理部
11 入力パケットインタフェース(入力パケットIF)
12 フロー識別部
13,31 パス選択処理部
14 転送先制御部
15 出力パケットインタフェース(出力パケットIF)
16,32 テーブルメモリ
16a,32a パス選択テーブル
16b リンク状態テーブル
16c ノード状態テーブル
20,40 制御部
21 リンク/ノード状態監視部
41 テーブル表示部
42 パソコン

Claims (4)

  1. MPLSネットワークのWorkパスとProtectionパスとの間の切り替えを行うパケット伝送装置であって、
    転送するパケットが有するフロー番号毎に前記WorkパスおよびProtectionパスにおけるリンクの番号と当該リンク各々に含まれる複数の異なる転送先情報とが関連付けて設定されているパス選択テーブルと、前記リンクの番号と当該リンクの活性または非活性の状態とが関連付けて設定されているリンク状態テーブルとを格納するテーブルメモリと、
    入方路から取り込んだパケットのフロー番号に従って前記パス選択テーブルからWorkパスおよびProtectionパスのリンク番号を取得して前記リンク状態テーブルを参照し、リンク状態が活性であるWorkパスまたはProtectionパスを選択し、選択したパスにおける前記フロー番号に対応する転送先情報を前記パス選択テーブルに設定された前記複数の異なる転送先情報から取得するパス選択処理手段と、
    前記パス選択処理手段が取得した転送先情報によって決定した出方路へ受信したパケットを送出する転送制御手段と、
    各出方路のリンクの状態を監視し、当該リンクが活性であるか非活性であるかに応じて前記リンク状態テーブルを更新する監視手段と、
    を備え
    前記パス選択テーブルには、前記フロー番号毎に、前記WorkパスおよびProtectionパスにおける当該パスが有効であるか無効であるかを示す有効性ビットが追加して設けられ、
    前記パス選択処理手段は、入方路から取り込んだパケットのフロー番号に従って前記パス選択テーブルからWorkパスおよびProtectionパスの有効性ビットを取得し、WorkパスおよびProtectionパスでの有効性ビットが共に有効を示す場合は、入方路から取り込んだパケットのフロー番号に従って前記パス選択テーブルからWorkパスおよびProtectionパスのリンク番号を取得して前記リンク状態テーブルを参照し、リンク状態が活性であるWorkパスまたはProtectionパスを選択し、選択したパスにおける前記フロー番号に対応する転送先情報を前記パス選択テーブルに設定された前記複数の異なる転送先情報から取得し、WorkパスとProtectionパスのいずれか一方の有効性ビットが有効を示す場合は、有効なほうのパスを選択し、選択したパスにおける前記フロー番号に対応する転送先情報を前記パス選択テーブルに設定された前記複数の異なる転送先情報から取得する
    ことを特徴とするパケット伝送装置。
  2. MPLSネットワークのWorkパスとProtectionパスとの間の切り替えを行うパケット伝送装置であって、
    転送するパケットが有するフロー番号毎に前記WorkパスおよびProtectionパスにおけるノードの番号と当該ノード各々に含まれる複数の異なる転送先情報とが関連付けて設定されているパス選択テーブルと、前記ノードの番号と当該ノードの活性または非活性の状態とが関連付けて設定されているノード状態テーブルとを格納するテーブルメモリと、
    入方路から取り込んだパケットのフロー番号に従って前記パス選択テーブルからWorkパスおよびProtectionパスのノード番号を取得して前記ノード状態テーブルを参照し、ノード状態が活性であるWorkパスまたはProtectionパスを選択し、選択したパスにおける前記フロー番号に対応する転送先情報を前記パス選択テーブルに設定された前記複数の異なる転送先情報から取得するパス選択処理手段と、
    前記パス選択処理手段が取得した転送先情報によって決定した出方路へ受信したパケットを送出する転送制御手段と、
    各出方路のノードの状態を監視し、当該ノードが活性であるか非活性であるかに応じて前記ノード状態テーブルを更新する監視手段と、
    を備え
    前記パス選択テーブルには、前記フロー番号毎に、前記WorkパスおよびProtectionパスにおける当該パスが有効であるか無効であるかを示す有効性ビットが追加して設けられ、
    前記パス選択処理手段は、入方路から取り込んだパケットのフロー番号に従って前記パス選択テーブルからWorkパスおよびProtectionパスの有効性ビットを取得し、WorkパスおよびProtectionパスでの有効性ビットが共に有効を示す場合は、入方路から取り込んだパケットのフロー番号に従って前記パス選択テーブルからWorkパスおよびProtectionパスのノード番号を取得して前記ノード状態テーブルを参照し、ノード状態が活性であるWorkパスまたはProtectionパスを選択し、選択したパスにおける前記フロー番号に対応する転送先情報を前記パス選択テーブルから取得し、WorkパスとProtectionパスのいずれか一方の有効性ビットが有効を示す場合は、有効なほうパスを選択し、選択したパスにおける前記フロー番号に対応する転送先情報を前記パス選択テーブルに設定された前記複数の異なる転送先情報から取得する
    ことを特徴とするパケット伝送装置。
  3. 前記テーブルメモリに格納される各種のテーブルの内容を表示画面に出力するテーブル表示手段を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のパケット伝送装置。
  4. 請求項1または2に記載のパケット伝送装置として利用できる半導体装置であって、
    請求項1または2に記載の各種のテーブルを格納するテーブルメモリと、
    請求項1または2に記載のパケット伝送装置の各要素が行う処理を実現するプログラマブルな半導体デバイスと、
    を備えていることを特徴とする半導体装置。
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