JP2998688B2 - 障害回復システム - Google Patents

障害回復システム

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JP2998688B2
JP2998688B2 JP9041697A JP9041697A JP2998688B2 JP 2998688 B2 JP2998688 B2 JP 2998688B2 JP 9041697 A JP9041697 A JP 9041697A JP 9041697 A JP9041697 A JP 9041697A JP 2998688 B2 JP2998688 B2 JP 2998688B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は障害回復システムに
関し、特にノード間で交換しあったトポロジ情報に基づ
き経路計算を行うソースルーティング方式を用いて回線
接続を行うプロトコルを利用したコネクションオリエン
ティッドなネットワークにおいて、利用しているコネク
ションに障害が発生したときに障害を迂回する経路を設
定する障害回復システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のATM(非同期転送モー
ド)網を利用したコネクション復旧システムでは、一元
的にネットワークトポロジを管理する集中管理装置を準
備しておき、この集中管理装置が全てのノードからネッ
トワークトポロジ情報の収集を行うことにより、障害発
生時にコネクションの復旧を低遅延で行う目的で、予め
予備経路の計算をしておく。
【0003】この状態において、集中管理装置は、ある
コネクションを設定する際に、この現用コネクションに
対する予備経路をも設定し、障害が発生した場合には、
集中管理装置から切替えの制御信号を各ノードに送信す
ることにより各ノードでコネクションを切替えるという
方式が採用されている。
【0004】また、集中管理装置は、予め予備経路の設
定を行わず、障害が発生したときにこの障害を避ける経
路計算を行って、迂回するコネクションを設定するとい
う方式を採用することもできる。
【0005】上述するような形態のネットワークでは、
集中管理装置がネットワークのトポロジ情報を管理でき
るので、現用経路に対する予備経路を決定することがで
きる。
【0006】一方、集中制御方式に頼らない技術が、例
えば特開平4−65942号公報に記載されている。こ
の方式によれば、各ノードが予め定められた複数の予備
経路を保持し、通常その予備経路の状況を監視してお
り、障害が発生した際に、その予め定められた状況にお
いて適切な経路を選択している。
【0007】また、例えば、特開平6−62001号公
報に記載された方式によれば、障害が発生した際に制御
フレームを生成し接続されている全経路に対してこの制
御フレームが送信され、この制御フレームを受けたノー
ドが予備経路を決定している。
【0008】また、特開平7−115420号公報に記
載された方式によれば、接続元端末の接続されているノ
ードからすべてのノードに対して、ユーザのコネクショ
ンとは別に管理用コネクションを予め設定しておき、障
害が発生したときにはまず管理コネクションを自律分散
的に復旧させ、次にその管理コネクショクンを利用して
ネットワークトポロジ情報の収集を行いコネクションを
切替えるという方式等が提案されている。
【0009】更に、本発明の背景技術であるATM(As
ynchronous Transfer Mode)フォーラム規定のPNNI
(Private Network-NetWork Interface )プロトコルで
は、各ノードが自律的にネットワークトポロジ情報を交
換するルーティング手段と、コネクションを設定するシ
グナリング手段とが規定され、経路決定において動的に
ソースルーティングされる。この方式で、障害が発生し
た場合には、その障害コネクションは切断されたままに
なる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のATM
網におけるコネクション復旧システムのうち、一元的に
ネットワークトポロジを管理する方法では、実際にネッ
トワークの運用中に該当する迂回経路が障害になった場
合には、別の代替え経路を計算する必要があり、大量な
計算に時間がかかるとともに、情報を処理するための時
間がかかるという問題点がある。
【0011】その理由は、大規模なネットワークにおい
て、すべての組み合わせのケースについて迂回経路を計
算しておくため、アルゴリズムも複雑になるためであ
る。また、集中して管理しなければならないので、各種
の情報が大量になり、それらの処理に時間がかかるため
である。
【0012】また、上記特開平4−65942号公報に
記載の方式では、予め用意する予備経路を複数用意して
設定する必要があり、ネットワーク構成に変更があった
際のそれらの予備経路の更新処理が大量であるという問
題点がある。
【0013】その理由は、ネットワーク構成に変化が生
じた場合、ネットワークを構成するすべてのノードが有
する予備経路のデータベースに対して変更が生じるから
である。
【0014】また、上記特開平6−62001号公報に
記載の方式では、切替えの処理を行う上でネットワーク
全体に影響を及ぼす場合がある。
【0015】その理由は、障害が発生したことにより全
経路に対して経路探索用の特別な制御フレームを生成し
送信するので、この制御パケットのトラフィックがネッ
トワークの規模に応じて増大してしまうためである。
【0016】また、上記特開平7−115420号記載
の方法においては、すべてのノード間にて必ず管理コネ
クションを設定しておく必要があること、および障害発
生時には切替えに時間がかかるという問題点を有してい
る。
【0017】その理由は、ネットワークトポロジ情報を
交換するための管理コネクションが必要であり、障害時
にはその管理コネクションをまず復旧される手続きを必
要としているためである。
【0018】また、上述した現状のATMフォーラムの
仕様では、障害が発生した場合、コネクションが復旧せ
ず、上位のアプリケーション等でコネクションの再接続
を行う必要がある。また、ある決まったサービスを提供
する複数存在するAny Cast端末とコネクション
を接続していて、障害が発生したときは、そのサービス
を再度最初から受けなければならないことが多いという
問題点を有している。
【0019】その理由は、前者においては、障害を復旧
させる手段を持ち合わせていないためであり、後者の場
合、サービスはどのAny Cast端末と接続しても
同じである理由から、今までサービスを受けていたAn
y Cast端末と異なるAny Cast端末に接続
される可能性があるからである。
【0020】本発明の目的は、大規模ネットワークを簡
易に管理するために、論理的に階層化管理さしたネット
ワークにおいて、障害が発生したときにその迂回経路の
管理を階層化し、障害の内容に応じて柔軟に切替えする
ノードを変更していくという手法を提案することによ
り、大規模なネットワークにおいても、切替え管理を簡
略化し、また、切替え自体の障害コネクションの早期復
旧を実現することが可能な障害回復システムを提供する
ことである。
【0021】また、本発明の他の目的は、Any Ca
st端末におけるサービスにおいては、障害が発生して
も、障害発生以前のAny Cast端末に接続するこ
とにより、サービスの継続を実現することが可能な障害
回復システムを提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ノード
間で交換しあったトポロジ情報に基づき経路計算を行う
ソースルーティング方式を用いて回線接続を行うプロト
コルを利用したコネクションオリエンティッドなネット
ワークにおいて、利用しているコネクションに障害が発
生したときに、障害を迂回する経路を設定する障害回復
システムであって、前記ノードは、障害が発生した時に
生成されるリリースメッセージを受信する第1のリリー
スメッセージ受信手段と、前記リリースメッセージ中の
障害箇所を示す情報と自ノードの位置関係とにより、自
ノードが主となる迂回処理を行うかどうかの判断を行う
迂回処理判断手段と、前記迂回処理判断手段において、
自ノードが主となる迂回処理を行うと判断をしたとき
に、障害箇所を除くような迂回経路の計算を行う経路計
算手段と、前記迂回処理判断手段において、自ノードが
主となる迂回処理を行うと判断をしたときに、前記経路
計算手段により得られた迂回経路情報を基にして迂回経
路を設定するため、障害個所の情報を付与したセットア
ップメッセージを送信するセットアップメッセージ送信
手段と、前記セットアップメッセージで確保した迂回経
路と、自ノードから障害が発生していない端末方向の経
路を接続することにより切替えを行う切替手段と、前記
切替手段により切替えが完了したときは、受信したリリ
ースメッセージを廃棄し、切替えが完了しなかったとき
は端末方向に対し送信する第1のリリースメッセージ送
信手段と、を含むことを特徴とする障害回復システムが
得られる。
【0023】また、本発明よれば、ノード間で交換しあ
ったトポロジ情報に基づき経路計算を行うソースルーテ
ィング方式を用いて回線接続を行うプロトコルを利用し
たコネクションオリエンティッドなネットワークにおい
て、利用しているコネクションに障害が発生したとき
に、障害を迂回する経路を設定する障害回復システムで
あって、前記ノードは、障害が発生したときに生成され
るリリースメッセージもしくは障害箇所の情報を付与し
たセットアップメッセージを受信するセットアップメッ
セージ受信手段と、受信したメッセージ中の障害箇所を
示す情報と自ノードの位置関係とにより、自ノードが従
となる迂回処理を行うかどうかの判断を行う迂回処理判
断手段と、前記迂回処理判断手段において、自ノードが
従となる迂回処理を行うと判断し、前記リリースメッセ
ージを受信し、かつ前記セットアップメッセージを受信
していない時に起動して前記セットアップメッセージを
受信した場合には停止するタイマーと、前記迂回処理判
断手段において、自ノードが従となる迂回処理を行うと
判断し、前記タイマーがタイムアウトしていない場合
に、前記セットアップメッセージを受信したときには、
障害の発生したコネクションがまだ自ノードに存在する
かどうかを判断する接続状態判断手段と、前記接続状態
判断手段にてコネクションが存在すると判断したとき
に、前記セットアップメッセージで確保された迂回経路
と、自ノードから障害が発生していない端末方向の経路
とを接続することにより切替えを行う切替え手段と、前
記タイマーがタイムアウトした場合には、前記リリース
メツセージを送信し、タイムアウトしなかった場合に
は、前記リリースメッセージを廃棄する第3のリリース
メッセージ送信手段と、を含むことを特徴とする障害回
復システムが得られる。
【0024】以上の構成をとることにより、大規模ネッ
トワークで、特に論理的に階層化されたネットワークに
おいて、切替え管理を簡略化し、障害の内容に応じて柔
軟に切替えノードが決定され、かつ低遅延での切替えが
可能となる。また、AnyCast端末に接続している
ときに、障害が発生しても、障害発生以前と同じAny
Cast端末に接続できる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0026】先ず図5を参照すると、図5は、ノード間
で交換しあったトポロジ情報に基づき経路計算を行うソ
ースルーティング方式を用いて回線接続を行うプロトコ
ルを利用したコネクションオリエンティッドなネットワ
ークを実現する例として、ATMフォーラムの規定する
PNNIプロトコルに基づいたネットワークを示す。特
にここでは論理的に階層化管理されているネットワーク
を示している。
【0027】この図5を利用して、まず、PNNIプロ
トコルを利用したネットワークの構成及びトポロジ情報
の交換の仕組みであるルーティング技術について概略を
説明する。PNNIプロトコルとは、ネットワークのト
ポロジ情報を交換するためのルーティングテーブル技術
と、コネクションを接続するためのシグナリング技術の
規定である。
【0028】図5は、それぞれ3〜4台の物理ノードか
ら構成される8つの異なる管理サブネットワーク(P
G)501〜508〔A.1,A.2,A.3,A.
4,B.1,B.2,B.3,C〕があり、それぞれの
PG間501〜502、501〜503、502〜50
4,502〜508,503〜504,504〜50
5,505〜506,505〜507,506〜50
7,506〜508は、物理リンクで接続されているも
のとする。
【0029】物理ネットワーク全体のトポロジ情報を効
率的に交換するために、論理的にひとつ上位の階層のP
G509,510〔A,B〕を設け、さらにその上位の
階層PG511を設ける。そして、PG509において
は、下位の階層のPG501〜504〔A.1,A.
2,A.3,A.4〕の各々をそれぞれひとつの論理ノ
ード505〜553〔A.1,A.2,A.3,A.
4〕と表現し、PG510においては、505〜507
〔B.1,B.2,B.3〕の各々を、それぞれひとつ
の論理ノード554〜556〔B.1,B.2,B.
3〕と表現する。
【0030】また、PG511においては、下位の階層
のPG508〜510〔A,B,C〕の各々をそれぞれ
ひとつの論理ノード557〜559〔A,B,C〕と表
現する。論理ノードは、実際には最下位層のPG内のい
ずれかの物理ノードがその機能を果たすことになる。
【0031】ここで、それぞれのノードおよび端末に
は、ATMアドレスが割り当てられており、〔〕で示し
たものがそれに当たる。このATMアドレスには、この
階層化が意識されている。例えば、論理ノード550
は、そのATMアドレスは、〔A.1〕であるが、この
情報からPG509〔A〕に属することがわかり、また
端末570〔A.1.1.a〕においても、ノード52
0〔A.1.1〕に接続されているということがわか
る。
【0032】ルーティングは、最下位層のPG内では、
通常より自ノードと隣接するすべてのノード間にてルー
ティング用メッセージの交換によりネットワークトポロ
ジ情報のやり取りを行う技術である。ここで、やり取り
したトポロジ情報が自ノードのトポロジ情報データベー
スの内容と異なり、規定により更新する必要があると判
断した場合は更新する。そして、更に受信したトポロジ
情報を他のノードへ転送する必要がある場合には送信す
る(フラッディング)。
【0033】例えば、図6に示す様に、ノード530
〔A.3.4〕にてトポロジ変化を認識した場合には、
この情報は、第一段階(601,602)にてノード5
28〔A.3.2〕と529〔A.3.3〕に通知さ
れ、第二段階(603,604)にて、527〔A.
3.1〕に通知される。このようにして、PG503
〔A.3〕の物理ノードは、PG503内の全てのノー
ドがどのようなトポロジになっているかという情報を、
完全な形で把握することができる。
【0034】一方PG間は、上位階層のPG内の論理ノ
ード間の情報交換により、トポロジ情報のやり取りが行
われる。このとき、トポロジ情報は圧縮されて交換され
るため、他のPGの内部の詳細なトポロジ情報は把握し
ない。例えば、物理ノード520〔A.1.1〕にとっ
て、他のPG502〔A.2〕の内部の524〔A.
2.1〕,525〔A.2.2〕,526〔A.2.
3〕の接続状況については、知ることはない。なお、上
位階層PGの論理ノード間で交換されたトポロジ情報
は、下位層のPG内のノードにも通知される。
【0035】このように、すべてのPGにおける物理ノ
ード、論理ノードがトポロジ交換を順次行うことによ
り、最終的にネットワーク内の全てのノードは、ネット
ワークのトポロジ情報を、それぞれのノードのトポロジ
情報データベースに保持することになる。
【0036】一方、シグナリングは、発信端末が接続さ
れている物理ノード(すなわち始点ノード)において、
発信端末からセットアップメッセージを受信したとき
に、着信端末までの経路に基づきコネクションの設定を
行う技術である。先に説明したようにルーティングによ
り同じPG内については、全トポロジを把握できるの
で、完全な経路を決定する。また、他のPGについて
は、上位PGのトポロジ情報を利用して経路を決定す
る。
【0037】例えば、発信端末570〔A.1.1.
a〕から着信端末571〔B.3.3.b〕までの経路
は、始点ノードである520〔A.1.1〕が、着信端
末571のATMアドレス〔B.3.3.b〕より55
8〔B〕に属すると判断し、558〔B〕までの経路を
計算する。このときの内容は、〔A.1.1→A.1.
3→A.1.4〕〔A.1→A.2〕〔A→B〕という
ようになる。そして、同じPG501〔A.1〕内のノ
ードでは、始点ノード520〔A.1.1〕にて計算さ
れた通りの順で次のノードへセットアップメッセージを
通知する。PGを超えるようなコネクションにおいて
は、次のPGの入り口のノード(PG初段ノード)にお
いて、同じPG内についての経路情報を作成する。
【0038】例えば、PG503〔A.3〕におけるP
G初段ノード527〔A.3.1〕では、〔A.3.1
→A.3.3→A.3.4〕というように計算する。こ
れを各PGにて繰り返すことにより、着信端末の接続さ
れているノード(終点ノード)までセットアップメッセ
ージが通知され、最終的に終点ノードが着信端末571
〔B.3.3.b〕までのコネクションを設定する。こ
の時の経路は、図中の580で示す。
【0039】さて、図1,2は、本発明の(請求項1と
請求項3を同時に考慮した請求項5記載の障害回復シス
テムの)第1の実施形態を示す機能ブロック図である。
図1,2には、ノードにて備えられる主要構成要素が示
されている。
【0040】図1は全体の構成を示しており、ノード
は、ルーティング手段101と、シグナリング手段10
2と、迂回処理判断手段103と、経路計算手段104
と、接続状態判断手段105と、タイマー106と、切
替手段107と、トポロジ情報データベース110と、
経路情報データベース111とを備えているものとす
る。
【0041】また、図2は、図1におけるシグナリング
手段102の詳細構成を示しており(請求項1に記載さ
れている)第1のリリースメッセージ受信手段201
と、セットアップメッセージ送信手段202および第1
のリリースメッセージ送信手段204、および(請求項
3に記載されている)セットアップメッセージ受信手段
204と第3のリリースメッセージ送信手段203を備
えているものとする。
【0042】ルーティング手段101は、先に述べたA
TMフォーラムにて規定されたPNNIルーティングプ
ロトコルと同じ仕様のプロトコルをもつ。このルーティ
ング手段101は、通常より自ノードと隣接ノード間に
てルーティング用メッセージの交換をすることによりト
ポロジ情報のやり取りをする。もし交換したこのトポロ
ジ情報が自ノードのトポロジ情報データベース110と
異なり、規定により更新する必要があると判断した場合
は、トポロジ情報データベース110の内容を更新す
る。そして、フラッディングの必要があればフラッディ
ングを行う。同様に、上位階層のPGの論理ノードを兼
ねているノードは、上位階層PGにおいての隣接論理ノ
ードと圧縮されたネットワークトポロジ情報を交換す
る。
【0043】シグナリング手段102は、大きく2つの
処理を行う。ひとつは、端末からの要求によるコネクシ
ョン設定もしくは切断の処理であり、もうひとつはネッ
トワーク内で障害発生によるコネクション切断もしくは
再設定の処理である。これらの処理は、コネクション経
路上のノードの位置において処理機能が異なるため、ノ
ードを、始点ノードと、PG初段ノードと、PGの出口
のノード(PG終段ノード)と、終点ノードとそれ以外
のノード(中継ノード)に分類し説明する。
【0044】まず、シグナリング手段102のひとつめ
の処理である発信端末からの要求によるコネクション設
定もしくは切断の処理について説明する。
【0045】始点ノードにおいて、発信端末からの経路
設定に関するセットアップメッセージをセットアップメ
ッセージ受信手段204で受信した際、シグナリング手
段102は、経路計算が必要な旨を経路計算手段104
に通知する。
【0046】シグナリング手段102は、この経路計算
手段104が設定した経路情報データベース111の経
路情報に基づいて、自ノードにおけるコネクションの接
続処理を行うとともに、この経路情報上次の接続先であ
るノードに対し、セットアップメッセージ送信手段20
2を用いてセットアップメッセージを送信する。先に説
明したように、このときの経路情報は、同じPG内で
は、完全な形の経路を示し、他のPGは、上位階層のP
Gにおける経路を示すのみである。
【0047】次に、PG初段ノードにおいて、セットア
ップメッセージをセットアップメッセージ受信手段20
4にて受信した際、そのメッセージに用意されている経
路情報は、上位階層PGでの経路が示されているだけな
ので、自分の属するPG内の経路について計算する。こ
の処理は、始点ノードの処理と同じく、シグナリング手
段102より経路計算が必要な旨を経路計算手段104
に通知する。
【0048】シグナリング手段102は、この経路計算
手段104が設定情報データベース111の経路情報に
基づいて、自ノードにおけるコネクションの情報処理を
行うとともに、経路情報上次の接続先であるノードに対
し、セットアップメッセージ送信手段202を用いてセ
ットアップメッセージを送出する。
【0049】そして、PG終段ノードと終点ノードおよ
び中継ノードにおいては、セットアップメッセージをセ
ットアップメッセージ受信手段204にて受信した時
に、自ノードにおけるコネクションの接続処理を行うと
ともに、セットアップメッセージ内の経路情報に基づき
次にあたるノードもしくは着信端末に対して、セットア
ップメッセージ送信手段202を用いてセットアップメ
ッセージを送信する。
【0050】また、すべてのノードにおいて、端末から
の要求による経路切断に関するリリースメッセージを第
1のリリースメッセージ受信手段201により受信した
際は、経路上次の接続先であるノードに対し、第1のリ
リースメッセージ送信手段203を用いてリリースメッ
セージを送出するとともに、自ノードの該当するコネク
ションの切断処理を行う。
【0051】次に、シグナリング手段102のふたつめ
の処理であり、本発明のポイントとなるネットワーク内
で発生した障害によるコネクションの切断および再設定
するときの処理を説明する。
【0052】まず、ネットワーク内において障害を検出
したノードは、経路上障害が発生していない端末方向へ
リリースメッセージを通知する。このリリースメッセー
ジは、前述した端末からの切断要求によるリリースメッ
セージと内容が一部異なり、障害個所の情報を含んでい
る。
【0053】始点ノードまたはPG初段ノードにおい
て、障害によるリリースメッセージを第1のリリースメ
ッセージ受信手段201にて受信した際、迂回処理判断
手段103に対し、自ノードが迂回処理をするうえで主
となる迂回処理を行うかどうかの判断を依頼する。迂回
処理判断手段103より、迂回処理を行わないと判断し
た場合には、中継ノードと同じ処理を行い、迂回処理を
行うと判断した場合は、経路計算手段104に対して、
障害の発生した個所を除くような経路計算を依頼する。
【0054】そして、得られた経路情報に基づき、セッ
トアップメッセージ送信手段202にて、迂回経路設定
用のセットアップメッセージを、障害個所が分かるよう
な情報を付与して送信し、迂回経路の確保を行う。
【0055】ここで、迂回経路が確保され、切替え手段
107にて切替えが完了した場合には、障害による受信
したリリースメッセージをここで廃棄する。また、迂回
経路が確保できずに切替え完了しなかった場合には、リ
リースメッセージを障害の発生していない端末方向に対
して送信する。
【0056】また、コネクション迂回経路用のセットア
ップメッセージを受信した際は、自ノードにおけるコネ
クションの接続処理を行うとともに、メッセージ内の経
路情報に基づき次にあたるノードに対して、メッセージ
を送信する。
【0057】PG終段ノードおよび終点ノードにおける
シグナリング手段102は、障害によるリリースメッセ
ージを受信した時には、迂回処理判断手段103に対し
て、自ノードが迂回処理をする上で従となる迂回処理を
行うかどうかの判断を依頼する。
【0058】迂回処理判断手段103より、迂回処理を
行わないと判断した場合、中継ノードと同じ処理を行
う。迂回処理を行うと判断した場合には、その時点で、
迂回経路用のセットアップメッセージを受信していなけ
れば、タイマー106を起動させ、その後セットアップ
メッセージを受信したときに、タイマー106を停止す
る。そして、切替えの処理を行い、リリースメッセージ
を廃棄する。
【0059】もし、リリースメッセージを受信したとき
に、すでに迂回経路設定用のセットアップメッセージを
受信して切替え済みの場合には、このリリースメッセー
ジを廃棄する。また、タイマー106を起動させたもの
のタイムアウトした場合には、第3のリリースメッセー
ジ送信手段205を利用して、リリースメッセージを障
害の発生していない端末方向へ送信する。
【0060】また、PG終段ノードおよび終点ノードの
シグナリング手段102において、障害の発生したコネ
クションが自ノード中にまだ存在するかどうかのチェッ
クを接続状態判断手段105に依頼する。接続状態判断
手段105により、コネクションがまだ存在する場合、
すなわち、リリースメッセージを受信していないか、も
しくは、リリースメッセージを受信してタイマー106
がタイムアウトしていない状態では、切替手段107に
て、切替えの処理を行う。
【0061】コネクションが存在しない場合、すなわち
リリースメッセージを受信してタイマー106がタイム
アウトしている状態では、PG終段ノードでは、セット
アップメッセージ内の経路情報に基づき、次のノードに
対して迂回経路設定用のセットアップメッセージを送信
する。また、終点ノードでは、このとき迂回処理が不可
能であると判断し、このメッセージを廃棄する。
【0062】中継ノードにおいて、障害発生によるリリ
ースメッセージを受信した場合、経路上次にあたるノー
ドに対し、リリースメッセージを送信し、自ノードにお
ける該当するコネクションの切断を行う。また、コネク
ション迂回経路用のセットアップメッセージを受信した
際は、自ノードにおけるコネクションの接続処理を行う
とともに、メッセージ内の経路情報に基づき次にあたる
ノードに対して、メッセージを送信する。
【0063】迂回処理判断手段103は、階層化管理さ
れた内容により、自ノードがネットワークのどの位置に
存在するかを認識する。ここで、始点ノードの場合は、
主となる迂回処理を行うノードとし、終点ノードの場合
は、従となる迂回処理を行うノードとする。また、PG
初段ノードの場合は、主となる迂回処理を行う候補ノー
ドとし、PG終段ノードの場合には、従となる迂回処理
の候補ノードとする。PG終段ノードは、迂回処理の候
補ノードからはずしてもよい。
【0064】そして、この候補ノードがどのように迂回
処理を行うノードとして決定するかは、例えば、障害に
よるリリースメッセージの内容からネットワーク内のど
こで障害が発生したかわかるので、その情報と、最初に
コネクションを設定するときに設定要求をした発信端末
を認識することにより分かる。
【0065】すなわち、自ノードが、障害個所と発信端
末の間に位置する場合は、主となる迂回処理を行うもの
とし、逆に障害個所と着信端末の間に位置する場合に
は、従となる迂回処理を行うものとすればよい。もし、
これらに該当しない場合には、中継ノードという位置づ
けとなる。ここで、迂回処理判断手段103の判断フロ
ーの一例を図7に示す。
【0066】図7において、ステップ702,709が
始点ノードの処理フロー、ステップ703,710が終
点ノードの処理フロー、ステップ704,706,70
9がPG初段ノードの処理フローである。ステップ70
5,707,710がPG終段ノードの処理フロー、ス
テップ708が迂回処理を行わない中継ノードの処理フ
ローである。
【0067】経路計算手段104は着信端末のアドレス
とトポロジ情報データベース110より、経路計算を行
う。経路計算の方法の例としては、最短経路を計算する
公知のダイクストラアルゴリズムなどの利用があげられ
る。そして、その結果を経路情報データベース111に
設定する。また、障害発生時における経路計算は、その
障害個所を除いて経路計算を行う。
【0068】接続状態判断手段105は、迂回経路設定
用のセットアップメッセージを受信したときに、該当す
る障害コネクションが自ノードにまだ存在するかどうか
を判定する。これは例えば、端末からの要求によるコネ
クション設定を行うときに、ネットワーク内でユニーク
なコネクション識別子を与え、コネクション上の迂回処
理を行うノードおよび候補ノードにおいては、コネクシ
ョン毎に、このユニークなコネクション識別子を保持し
ておく。
【0069】そして、主となる迂回処理をするノード
は、障害が発生した時に、このコネクションのコネクシ
ョン識別子を迂回処理用のセットアップメッセージ内に
付与して送信する。そして、このセットアップメッセー
ジを基にして、自ノード中に同じコネクション識別子を
持つコネクションが存在するかどうかにより、コネクシ
ョンがまだ存在することがわかる。
【0070】タイマー106は、障害によるリースメッ
セージを受信したときに、まだ迂回経路用のセットアッ
プメッセージを受信していなければ起動し、すでにセッ
トアップメッセージを受信している時には停止する。ま
た、タイムアウトした場合には、シグナリング手段にそ
の旨を通知する。切替手段107は、セットアップメッ
セージにて確保された経路と、コネクションの故障が発
生していない経路とを接続する。
【0071】次に、本発明の(請求項2および請求項3
を考慮した請求項5の障害回復システム)の第2の実施
の形態について説明する。全体構成は、先に説明した図
1と同じとなり、シグナリング手段102の構成は、図
3に示すように、請求項2にて利用する第2のリリース
メッセージ送信手段301と、第2のリリースメッセー
ジ送信手段302と、第1のリリースメッセージ受信手
段201とセットアップメッセージ送信手段202およ
び請求項3にて利用されているセットアップメッセージ
受信手段204と第3のリリースメッセージ送信手段2
05から構成される。
【0072】この第2の実施の形態と先に説明した第1
の実施の形態との差異は、シグナリング手段102のふ
たつめの処理である障害によるコネクションの切断およ
び再設定するときにおいて、特に始点ノードまたはPG
初段ノードの場合に表れる。なお、他の処理は同じであ
る。
【0073】第1のリリースメッセージ受信手段201
にて、切替え処理中である旨の情報を含まないリリース
メッセージを受信したときに、現在切替え処理中である
旨の情報をリリースメッセージに追加した障害処理中情
報付きリリースメッセージを、第2のメッセージ送信手
段301にて障害の発生していない端末方向へ通知す
る。その後に、迂回経路の計算依頼や切替えを行う。
【0074】そして、迂回経路が確保できて切替えが完
了した場合には、完了した旨の結果メッセージを、ま
た、切替えが完了できなかった場合には、完了しなかっ
た旨の結果メッセージを第2のメッセージ送信手段30
1にて送信する。
【0075】また、他のノードより送信された切替処理
中情報付きリリースメッセージを第2のリリースメッセ
ージ受信手段302にて受信したときには、経路計算手
段104に対して迂回経路の計算を依頼する。この段階
で一旦処理は中断しておき、その後通知されてくる結果
メッセージにより、実際に切替え処理が必要かどうか判
断し実行する。もしくは、結果メッセージの受信前に、
迂回経路設定用のセットアップメッセージを送信して迂
回経路も確保しておき、結果メッセージの到着を待って
切替えるという方法もある。
【0076】この場合は、この迂回経路を実際に利用す
るかどうかは決定しないので、もし利用する場合には、
新たなメッセージにて、この迂回経路を利用する旨を通
知する必要がある。
【0077】すなわち、受信したリリースメッセージ
が、切替え処理中であるということは、別の主障害回復
装置にて迂回処理を行っているので、自ノードでは、迂
回経路の計算はしておくものの、実際に切替えるかどう
かは、現在切替え処理中のノードの迂回処理の結論をま
って、実行するということを意味する。
【0078】次に、本発明の(請求項1および請求項4
を考慮した請求項5の障害回復システム)第3の実施の
形態について説明する。全体構成は、やはり図1と同じ
になり、シグナリング手段102の構成は、図4に示す
ように、図2に対して第4のリリースメッセージ送信手
段401を追加した構成となる。
【0079】第4のリリースメッセージ送信手段は、セ
ットアップメッセージを受信して、切替え処理が行われ
た場合に、存在する障害コネクションの障害発生方向の
コネクションを切断するためのリリースメッセージを送
信する。
【0080】次に、本発明の(請求項6)第4の実施の
形態について説明する。
【0081】全体構成を図8に示す。これは、請求項5
の構成に対して、終点ノードのATMアドレスを保持す
るアドレス保持手段801を追加している。これは、コ
ネクション設定時のセットアップメッセージに対する応
答であるコネクトメッセージに、終点ノードにてATM
アドレスを付与して送信し、途中の障害回復装置にて、
このアドレスを保持する。
【0082】次に図9〜14を参照して、本発明の実施
の形態における全体の処理の動作を具体例を、図5のA
TMネットワークにおいて発生した2つの障害ケースを
利用して説明する。
【0083】まず、ノード527〔A.3.1〕〜ノー
ド529〔A.3.3〕のリンクに障害が発生した障害
ケース1について説明する。
【0084】図9,11は、本発明の第1の実施の形態
において、コネクション障害が発生したときに、同じP
G内でその障害を迂回した時の例である。なお、図9で
は、説明のため図5のPG503〔A.3〕の部分のみ
を示している。
【0085】ノード527〔A.3.1〕〜ノード52
9〔A.3.3〕のリンクに障害が発生した場合、最初
にノード527〔A.3.1〕とノード530〔A.
3.3〕が、障害の発生したことを認識する。なお、ノ
ード527〔A.3.1〕では、障害発生によるリリー
スメッセージを受信した訳ではないが、障害を認識した
ことで、リリースメッセージを受信した場合と等価とし
て扱う。
【0086】ノード527〔A.3.1〕の迂回処理判
断手段103は、ノード527〔A.3.1〕が、PG
初段ノードであることと、このコネクションの設定を要
求した発信端末と障害個所の間にあるので、主となる迂
回処理を行うと判断する。そして、ノード527〔A.
3.1〕の経路計算手段104にて、この障害を除いた
経路を計算する。その結果が、〔A.3.1−A.3.
2−A.3.4〕となったとすると、ノード527
〔A.3.1〕のシグナリング手段102は、隣接ノー
ド528〔A.3.2〕に迂回経路設定用のセットアッ
プメッセージを送信する。ノード528〔A.3.2〕
では、このメツセージを受信した場合、コネクション接
続の設定を行い、隣接ノード530〔A.3.4〕へ送
信する。
【0087】一方、ノード529〔A.3.3〕の迂回
処理判断手段103は、ノード529〔A.3.3〕が
迂回処理を行わないと中継ノードであると判断し、コネ
クションの経路上、障害の発生していない端末方向であ
るノード530〔A.3.4〕へ障害によるリリースメ
ッセージを送信する。
【0088】ノード530〔A.3.4〕は、セットア
ップメッセージとリリースメッセージを受信する。ノー
ド530〔A.3.4〕の迂回処理判断手段103は、
自ノードがPGの出口ノードであることと、障害個所と
着信端末間に存在するので、従となる迂回処理を行うと
判断する。この時リリースメッセージを先に受信した場
合は、タイマー106を起動する。
【0089】そして、このタイマー106がタイムアウ
トする前にセットアップメッセージを受信した場合に
は、障害コネクションは、存続しているので、セットア
ップメッセージで獲得した迂回経路と、障害コネクショ
ンの障害が発生していない端末方向の経路と接続する。
もし、ここでセットアップメッセージが到着せず、タイ
マー106がタイムアウトした場合は、ここでの迂回は
できないものと判断し、リリースメッセージを経路上次
のノードある531〔A.4.1〕へ送信する。
【0090】また、リリースメッセージよりセットアッ
プメッセージを先に受信したときは、もちろん障害コネ
クションは存続しているので、切替えを行い、コネクシ
ョンを復旧する。その際、障害コネクションの障害方向
の経路は、いずれ受信するであろうリリースメッセージ
の受信により切断され、そのリリースメッセージは、こ
こで廃棄される。
【0091】ここで、ノード530〔A.3.4〕にお
いて、セットアップメッセージは到着したものの、リリ
ースメッセージが何らかの事情により到達しなかつた場
合には、この残った経路の削除ができなくなるが、これ
は請求項4記載の障害回復装置を利用することにより、
リリースメッセージを送信すれば切断が確実に行える。
【0092】次に図5で示されたATM網でノード53
0〔A.3.4〕〜ノード531〔A.4.1〕のリン
クに障害が発生した障害ケース2について説明する。
【0093】図10,12は、本発明の第1の実施の形
態において、コネクション障害が発生したときに、PG
内でその障害を迂回することができずに、上位のPGに
て迂回をした時の例である。
【0094】ノード530〔A.3.4〕〜ノード53
1〔A.4.1〕のリンクに障害が発生した場合、最初
にノード530〔A.3.4〕とノード531〔A.
4.1〕が、障害の発生したことを認識する。ノード5
30〔A.3.4〕の迂回処理判断手段103は、自ノ
ードが迂回処理を行わない中継ノードの位置づけである
と判断し、リリースメッセージをノード529〔A.
3.3〕へ送信する。このノード529〔A.3.3〕
における迂回処理判断手段103でも自ノードが中継ノ
ードの位置づけであると判断し、更にリリースメッセー
ジをノード527〔A.3.1〕へ送信する。
【0095】ノード527〔A.3.1〕の迂回処理判
断手段103では、主となる迂回処理を行うと判断する
が、ノード527〔A.3.1〕にて行われる経路計算
は、PG503〔A.3〕の内部のみなので、迂回経路
を計算することができない。よって、更にノード523
〔A.1.4〕,ノード522〔A.1.3〕,ノード
520〔A.1.1〕にまでリリースメッセージが通知
される。
【0096】ノード520〔A.1.1〕は、始点ノー
ドに相当するので、迂回処理判断手段103は、主とな
る迂回処理を行うと判断し経路計算を行う。これによ
り、迂回経路である〔A.1.1→A.1.2〕〔A.
1→A.2〕〔A→C→B〕が得られた場合、この経路
に基づき迂回経路用のセットアップメッセージを送信す
る。
【0097】一方、ノード531〔A.4.1〕の迂回
処理判断手段103は、ノードが迂回処理を行わない中
継ノードと判断し、リリースメッセージをノード533
〔A.4.3〕へ送信する。ノード533〔A.4.
3〕では、リリースメッセージを受信したとき、迂回処
理判断手段103においてノードが従となる迂回処理を
行うと判断する。そして、タイマー106を起動する。
その間、ノード533〔A.4.3〕では、リリースメ
ッセージの送信を保留する。結果として、ノード533
〔A.4.3〕には、セットアップメッセージは通過し
ないので、タイムアウトすることになり、ノード534
〔B.1.1〕にリリースメッセージを送信する。
【0098】また、ノード534〔B.1.1〕では、
中継ノードの位置づけと判断されるので、更にノード5
36〔B.1.3〕へリリースメッセージを送信する。
そして、ここでもタイマー106を起動し、セットアッ
プメッセージの到着を待つ。そして、ここはセットアッ
プメッセージが到着したときに、セットアップメッセー
ジにより確保された迂回経路と残りの障害コネクション
の接続を行うことにより、コネクションが復旧する事に
なる。
【0099】ところで、請求項1を考慮した障害回復シ
ステムと請求項2を考慮した障害回復システムとの違い
について、既述した2つの障害ケースを参照に、図11
〜14を利用して説明する。
【0100】図11は、請求項1を考慮した障害回復装
置のとき、障害ケース1の場合のメッセージフローとノ
ードにおける処理の詳細について示している。請求項1
の障害回復装置は、切替えができないと判断するまで、
リリースメッセージを送信しない方式である。この障害
ケースの場合、ノード527〔A.3.1〕では、迂回
経路が計算できて切替えが完了したので、ノード523
〔A.1.4〕方向に対しては、リリースメッセージは
送信しない。
【0101】図12は、請求項2を考慮した障害回復装
置のとき、障害ケース1の場合のメッセージフローとノ
ードにおける処理の詳細について示している。請求項2
の主障害回復装置は、リリースメッセージを拡張して、
切替え処理中である旨の内容を追加し、一度リリースメ
ッセージを送信する方式である。
【0102】この障害ケースの場合、ノード527
〔A.3.1〕では、切替処理中である旨の情報が付与
されたリリースメッセージを、ノード523〔A.1.
4〕方向に送信する。そして、最終的には、始点ノード
であるノード520〔A.1.1〕にまで到達する。こ
のメッセージを受信したノードは、おのおのの迂回経路
の計算をしておく。ノード527〔A.3.1〕では、
迂回経路による切替えが完了したので、ノード523
〔A.1.4〕に対して、切替処理が完了したことを結
果メッセージにて通知し、他の主障害回復装置に対し
て、迂回処理を行わないことを通知する。
【0103】図13は、請求項1を考慮した障害回復シ
ステムのとき、障害ケース2の場合のメッセージフロー
とノードにおける処理の詳細について示している。この
障害ケースの場合、ノード527〔A.3.1〕では、
迂回経路が計算できなかったので、ノード523〔A.
1.4〕方向に対して、リリースメッセージを送信し、
最終的には、ノード520〔A.1.1〕にて迂回経路
計算がなされ、迂回処理が行われる。すなわち、迂回経
路設定用のセットアップメッセージを送信し、迂回経路
が確保された時点で切替を行う。
【0104】図14は、請求項2を考慮した障害回復シ
ステムのとき、障害ケース2の場合のメッセージフロー
とノードにおける処理の詳細について示している。請求
項2の障害回復システムの場合、ノード527〔A.
3.1〕では、切替え処理中である旨の情報を付与しリ
リースメッセージを送信する。そして、ノード520
〔A.1.1〕は、リリースメッセージを受信するが、
その内容が切替え処理中であるので、迂回経路の計算の
み行っておく。
【0105】そして、この例では、ノード527〔A.
3.1〕は、切替えができなかった旨のメッセージを送
信するので、ノード520〔A.1.1〕は、このメッ
セージを受信した時に先に計算しておいた迂回経路に基
づき迂回処理を実行する。
【0106】最後に、請求項6記載の障害回復システム
を利用したときの動作について説明する。まず、請求項
6の発明が効力を発揮するAny Castアドレスを
もった着信端末に接続するときの処理の概要について図
15,16を参照して説明する。Any Castアド
レスを持った着信端末とは、ある特定のサービスを行う
端末のことを意味し、発信端末はその着信端末のATM
アドレスを知らなくても、そのサービスを示すアドレス
を指定することにより、コネクションを設定する手段で
ある。このAny Castアドレスを持った端末は、
ネットワーク内に複数存在するのが一般的であるため、
サービスを受けるためにコネクションを設定する都度、
Any Castアドレスを持った端末が変わることが
ある。
【0107】図15において、発信端末1511が、A
ny Castの端末に接続しようとセットアップメッ
セージを送信すると、始点ノード1501は、いくつか
存在する同じサービスのAny Cast端末の内のひ
とつを選択し、その接続しているノード1504のアド
レスまでの経路を計算しセットアップメッセージを送信
することにより、あるひとつのAny Cast端末1
513に接続できる。
【0108】さて、請求項6記載の障害回復システムで
は、コネクションを設定する時に、各障害回復システム
にて終点ノードのアドレスを記憶しておく方法をとる。
この終点ノードアドレスの具体的な取得方法は、例えば
コネクションを設定するときのセットアップメッセージ
に対するコネクトメッセージが応答されるので、このコ
ネクトメッセージに終点アドレスを付与しておく方法が
ある。そして、この経路上障害が発生した場合、この保
持している終点アドレスを基にコネクションの迂回処理
を行う。
【0109】図15では、端末1511とAny Ca
ct端末1313が接続されているときに障害が発生し
た場合に、終点ノード1303のATMアドレスがわか
るので、ノード1303に接続される様子を示してい
る。また、その時のメッセージの流れを図16に示す。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の障害回復
システムは、以下の効果を有する。第一の効果は大規模
な階層化ネットワークにおいて適応できることである。
その理由は、大規模ネットワークにおける動的ルーティ
ング情報の交換を行う際には、ネットワークを階層化
し、ネットワークを論理的に細かく分割したその位置づ
けにより、障害が発生した場合に、各ノードが独自に判
断できるので、管理がしやすくなるためである。
【0111】第二の効果は、経路がある限り迂回可能で
あるということである。その理由は、迂回経路を計算す
る障害回復装置が、コネクション上複数存在することに
なるので、ある障害回復装置にて回復できなくとも、他
の障害回復装置にて回復できるからである。
【0112】第三の効果は、切替えを低遅延でできるこ
とにある。その理由は、迂回経路と障害発生の経路が重
なっているときに、特に本発明による従障害回復システ
ムにておいては、重なった部分について接続するという
切替えができるので、残りの部分の接続設定が不要にな
るからである。
【0113】第四の効果は、受けているサービスの継続
ができることにある。その理由は、そのサービスを行っ
ている着信端末が接続されているノードのアドレスをコ
ネクション接続時に保持しておき、障害発生時には、そ
のアドレスを基に迂回処理が行えるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の障害回復システム
の機能構成例を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の障害回復システム
のシグナリング手段の機能構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態の障害回復システム
のシグナリング手段の機能構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施の形態の障害回復装置のシ
グナリング手段の機能構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明の階層化されたネットワークの構成例を
示す図である。
【図6】フラッディングを示す例である。
【図7】迂回処理判断手段における判断フロー例であ
る。
【図8】請求項6の障害回復システムの構成例である。
【図9】ネットワーク障害の例である。
【図10】ネットワーク障害の例である。
【図11】請求項1の障害回復システムのメッセージフ
ロー例である。
【図12】請求項2の障害回復システムのメッセージフ
ロー例である。
【図13】請求項1の障害回復システムのメッセージフ
ロー例である。
【図14】請求項2の障害回復システムのメッセージフ
ロー例である。
【図15】請求項6の障害回復システムのネットワーク
例である。
【図16】請求項6の障害回復システムのメッセージフ
ロー例である。
【符号の説明】
101 ルーティング手段 102 シグナリング手段 103 迂回処理判断手段 104 経路計算手段 105 接続状態判断手段 106 タイマー 107 切替手段 110 トポロジ情報データベース 111 経路情報データベース 201 第1のリリースメッセージ受信手段 202 セットアップメッセージ送信手段 203 第1のリリースメッセージ送信手段 204 セットアップメッセージ受信手段 205 第3のリリースメッセージ送信手段 301 第2のリリースメッセージ送信手段 302 第2のリリースメッセージ受信手段 401 第4のリリースメッセージ送信手段 501〜511 PG 502〜542 物理ノード 550〜553 PG509の論理ノード 554〜556 PG510の論理ノード 557〜559 PG511の論理ノード 570,571 端末
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−145362(JP,A) 特開 平10−190686(JP,A) 特開 平8−293886(JP,A) NEC技報Vol.49,No.7 1997年信学総大B−7−87 1997年信学総大B−7−88 1997年信学総大B−7−90 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04L 12/28

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノード間で交換しあったトポロジ情報に
    基づき経路計算を行うソースルーティング方式を用いて
    回線接続を行うプロトコルを利用したコネクションオリ
    エンティッドなネットワークにおいて、利用しているコ
    ネクションに障害が発生したときに、障害を迂回する経
    路を設定する障害回復システムであって、 前記ノードは、 障害が発生した時に生成されるリリースメッセージを受
    信する第1のリリースメッセージ受信手段と、 前記リリースメッセージ中の障害箇所を示す情報と自ノ
    ードの位置関係とにより、自ノードが主となる迂回処理
    を行うかどうかの判断を行う迂回処理判断手段と、 前記迂回処理判断手段において、自ノードが主となる迂
    回処理を行うと判断をしたときに、障害箇所を除くよう
    な迂回経路の計算を行う経路計算手段と、 前記迂回処理判断手段において、自ノードが主となる迂
    回処理を行うと判断をしたときに、前記経路計算手段に
    より得られた迂回経路情報を基にして迂回経路を設定す
    るため、障害個所の情報を付与したセットアップメッセ
    ージを送信するセットアップメッセージ送信手段と、 前記セットアップメッセージで確保した迂回経路と、自
    ノードから障害が発生していない端末方向の経路を接続
    することにより切替えを行う切替手段と、 前記切替手段により切替えが完了したときは、受信した
    リリースメッセージを廃棄し、切替えが完了しなかった
    ときは端末方向に対し送信する第1のリリースメッセー
    ジ送信手段と、を含むことを特徴とする障害回復システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記ノードは、更に、前記第1のリリー
    スメッセージ送信手段に代えて、前記リリースメッセー
    ジを受信したときは、自ノードにて切替え処理中である
    旨の内容を前記リリースメッセージに付与して切替処理
    中情報付きリリースメッセージとして送信し、前記切替
    手段にて自ノードが切替え処理後の結果を示す結果メッ
    セージも端末方向へ送信する第2のリリースメッセージ
    送信手段と、 切替処理中情報付きリリースメッセージもしくは結果メ
    ッセージを受信する第2のリリースメッセージ受信手段
    とを含み、 別のノードから送信された切替処理中情報付きリリース
    メッセージを受信した場合には、前記経路計算手段によ
    り迂回経路の計算をして切替え準備を行い、結果メッセ
    ージを受信したときには、切替結果の内容が切替完了し
    なかった旨のものであれば、切替処理を行うことを特徴
    とする請求項1記載の障害回復システム。
  3. 【請求項3】 ノード間で交換しあったトポロジ情報に
    基づき経路計算を行うソースルーティング方式を用いて
    回線接続を行うプロトコルを利用したコネクションオリ
    エンティッドなネットワークにおいて、利用しているコ
    ネクションに障害が発生したときに、障害を迂回する経
    路を設定する障害回復システムであって、 前記ノードは、 障害が発生したときに生成されるリリースメッセージも
    しくは障害箇所の情報を付与したセットアップメッセー
    ジを受信するセットアップメッセージ受信手段と、 受信したメッセージ中の障害箇所を示す情報と自ノード
    の位置関係とにより、自ノードが従となる迂回処理を行
    うかどうかの判断を行う迂回処理判断手段と、 前記迂回処理判断手段において、自ノードが従となる迂
    回処理を行うと判断し、前記リリースメッセージを受信
    し、かつ前記セットアップメッセージを受信していない
    時に起動して前記セットアップメッセージを受信した場
    合には停止するタイマーと、 前記迂回処理判断手段において、自ノードが従となる迂
    回処理を行うと判断し、前記タイマーがタイムアウトし
    ていない場合に、前記セットアップメッセージを受信し
    たときには、障害の発生したコネクションがまだ自ノー
    ドに存在するかどうかを判断する接続状態判断手段と、 前記接続状態判断手段にてコネクションが存在すると判
    断したときに、前記セットアップメッセージで確保され
    た迂回経路と、自ノードから障害が発生していない端末
    方向の経路とを接続することにより切替えを行う切替え
    手段と、 前記タイマーがタイムアウトした場合には、前記リリー
    スメツセージを送信し、タイムアウトしなかった場合に
    は、前記リリースメッセージを廃棄する第3のリリース
    メッセージ送信手段と、 を含むことを特徴とする障害回復システム。
  4. 【請求項4】 前記切替手段による切替えが完了したと
    きに、障害の発生したコネクションの障害発生方向の経
    路に対し、リリースメッセージを送信する第4のリリー
    スメッセージ送信手段を更に有することを特徴とする請
    求項3記載の障害回復システム。
  5. 【請求項5】 請求項1,2いずれか記載の前記ノード
    と、請求項3,4いずれか記載の前記ノードとを含むこ
    とを特徴とする障害回復システム。
  6. 【請求項6】 発信端末から要求されたコネクション設
    定時に、コネクションの着信端末が接続されているノー
    ドのアドレスを保持しておくことを特徴とする請求項5
    記載の障害回復システム。
  7. 【請求項7】 コネクションの障害発生時には障害を切
    替える箇所を複数持ち、接続していた着信端末と再度接
    続するようにしたことを特徴とする請求項5または6記
    載の障害回復システム。
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1997年信学総大B−7−87
1997年信学総大B−7−88
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