JP2002271372A - 通信ネットワーク及びパス設定方法並びにパス設定用プログラム - Google Patents

通信ネットワーク及びパス設定方法並びにパス設定用プログラム

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JP2002271372A JP2001071365A JP2001071365A JP2002271372A JP 2002271372 A JP2002271372 A JP 2002271372A JP 2001071365 A JP2001071365 A JP 2001071365A JP 2001071365 A JP2001071365 A JP 2001071365A JP 2002271372 A JP2002271372 A JP 2002271372A
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    • H04L45/28Routing or path finding of packets in data switching networks using route fault recovery

Abstract

(57)【要約】 【課題】 経路計算にかかる負荷が一部の装置に集中す
るのを防止する。 【解決手段】 ノード1−1は現用パス20−1と予備
パス21−1の経路を計算すると、これを管理センター
2に送る。管理センター2は2つの経路のSRLGが重複し
ていないかを調べ、重複していたら計算のやり直しをノ
ード1−1に命じる。又、管理センター2は予備パス2
1−1と経路が重複する予備パスを検索し、重複する予
備パスが存在し、かつ、その予備パスに対する現用パス
と現用パス20−1のSRLGが重複しない場合、2つの予
備パスの経路が重複する部分でリンクを共有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信ネットワーク及
びパス設定方法並びにパス設定用プログラムに関し、特
にメッシュ(mesh)型通信ネットワークにおける通
信ネットワーク及びパス設定方法並びにパス設定用プロ
グラムに関する。
【0002】
【従来の技術】公衆通信ネットワークにおいてメッシュ
型のネットワークを構成する方法としてはSynchronous
Optical Network (SONET) 又はSynchronous Digital Hi
erarchy (SDH) 技術によるクロスコネクト装置を用いる
方法、あるいは、非同期通信モード(Asynchronous Tra
nsfer Mode, ATM )技術によるクロスコネクト装置を用
いる方法などがあり、それぞれにおいて様々な障害回復
方式が提案されている。T. Wu 著、"Fiber Network Ser
vice Survivability," Artech House, 1992.の第5 章に
よれば、提案されている障害回復方式は、集中制御方式
と分散制御方式に分類することが出来る。集中制御方式
はネットワーク又はサブネットワーク内の障害回復に関
するほとんど全ての処理を1つの集中制御装置で制御す
る方法で、障害検出を示すアラームが一旦、集中制御装
置に集められ、集中制御装置はそれらのアラームに基づ
いて次に採るべき処理を決定し、その処理を関連する幾
つかのノードに指令して障害が発生したリンクやノード
から通信トラフィックを迂回させる。一方、分散制御方
式はネットワークを構成する各ノードが自律分散的に障
害回復処理を行う方式である。
【0003】又、障害回復方式はプリプランド方式とダ
イナミック方式というようにも分類される。プリプラン
ド方式では予め現用パスに対して予備パスの経路を計算
しておき、障害が発生すると即座に予備パスに切り替え
る。一方、ダイナミック方式では障害が検出されてから
予備パスの経路を計算し、経路が見つかったら予備パス
への切替を行う。このうちプリプランド方式は、1つの
現用パスに対して1つの予備パスを用意する1+1及び
1:1方式、n個(nは2以上の整数)の現用パスで1
つの予備パス用資源を共有する1:n方式、n個の現用
パスでm個(mは2以上の整数)の予備パス用資源を共
有するm:n方式等に更に分類される。予備パス用資源
を共有することにより、資源の利用効率が高くなるとい
う利点が得られる。ただし、多重障害が起きた場合に1
つの予備パス用資源を複数の現用パスが取り合う競合が
発生する可能性があるので、どの現用パスとどの現用パ
スとで予備パス用資源を共有させるかを決定する際に注
意が必要である。
【0004】最近、Internet Protocol (IP)ネットワー
ク用に開発されたプロトコルを改良して光ネットワーク
に適用することにより、光ネットワークにおいて光パス
の高速プロビジョニングや高速障害回復を実現しようと
いう技術が注目されている。例えば、Internet Enginee
ring Task Force (IETF)のMulti-Protocol Label Switc
hing (MPLS) ワーキンググループ等において、そのよう
な光ネットワークの制御技術の標準化が行われている。
このIETFに提出されたインターネットドラフトdraft-ma
ny-ip-optical-framework-01.txtでは、障害回復におけ
る予備パスの経路計算を容易にするためにShared Risk
Link Group (SRLG) という概念が導入されている。SRLG
とは、同じ物理資源を共有する複数のリンクからなるグ
ループである。同じ物理資源を共有するということは、
共有する物理資源に障害が発生した場合にそのSRLGに属
する全てのリンクが影響を受けるということを意味す
る。例えば、同じ管路内の複数の光ファイバは、管路の
切断という1つの障害によって、同時に影響を受ける。
あるいは波長多重光ネットワークの場合は、1つの光フ
ァイバの切断によりその光ファイバ内の複数の波長が影
響を受ける。SRLGはSRLG ID により識別され、予備パス
の経路計算の際に使われる。例えばdraft-many-ip-opti
cal-framework-01.txtの24ページでは、1+1障害回復
を行う場合に現用パスと予備パスが同じSRLGに属するリ
ンクを通らないようにするべきであることを述べてい
る。又、draft-many-ip-optical-framework-01.txtの2
6ページでは、複数の現用パスに対する予備パスが1つ
のリンクを共有できるのは、その複数の現用パスが同じ
SRLGに属するリンクを通らない場合にするべきであるこ
とを述べている。
【0005】本願ではSRLGのような危険を共有する資源
のグループを危険共有資源グループと呼ぶことにする
が、上記のように、危険共有資源グループを考慮してパ
スの設定を行うことにより、1つの障害によって複数の
パスが同時に影響を受け、その結果障害回復が不可能に
なるようなことを防ぐことが出来る。
【0006】一方、この種のパス設定方法の一例が特表
平11−508421号公報、特開平9−224026
号公報及び特許第2770749号公報に記載されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】危険共有資源グループ
を考慮して現用パスや予備パスを計算するためには、ネ
ットワーク内のリンクやノード等の資源がどの危険共有
資源グループに属するかを全て知る必要がある。特に、
分散制御方式の場合は、全てのノードがそれぞれ経路計
算を行わなくてはならないので、全てのノードがそれぞ
れネットワーク全体の危険共有資源グループ情報を持つ
ことになる。ネットワークの規模が大きくなるにつれて
その情報量は膨大になり、各ノードが多量のメモリ資源
を持つことが要求される。
【0008】さらに、複数の現用パスに対する予備パス
のリンクを共有させたい場合、ある現用パスに対する予
備パスの計算において使用するリンクを他の現用パスに
対する予備パスと共有できるかどうかを判断するために
は、他の全ての現用パスとそれに対する予備パスがどの
リンクを通っているかをも知る必要がある。パス情報は
パスの設定や解放に伴って頻繁に更新されるので、分散
制御方式で全てのノードがネットワーク全体のパス情報
を持つようにすると、ノード間でのパス情報のやり取り
のためのトラフィックが非常に多くなるという問題があ
る。この問題もネットワークの規模が大きくなるほど顕
著になる。
【0009】これらの課題を解決する1つの手段は、dr
aft-many-ip-optical-framework-01.txtの26ページに
記されているように、ネットワークの接続情報、危険共
有資源グループに関する情報、パスに関する情報等、必
要な全ての情報を持つ経路サーバを用意し、集中制御方
式によって現用パスと予備パスの経路計算を行うことで
ある。しかし集中制御方式には、1)ネットワークの規模
が大きい場合に経路サーバに集中する経路計算の負荷が
大きくなりすぎる、2)経路サーバに障害が発生すると一
切の経路計算が出来なくなるので、耐障害性が分散制御
方式より劣るといった問題点がある。
【0010】即ち、従来技術ではパス設定の方法とし
て、(A)ノードに全ての情報を持たせる方法と、
(B)集中制御装置に全ての情報を持たせる方法との、
2つが存在したが、(A)の場合は「ノード間での情報
の同期のためのトラフィックが膨大になる」という問題
があり、(B)の場合は「計算の負荷が集中制御装置に
集中する」という問題があった。
【0011】そこで本発明の目的は、経路計算にかかる
負荷が一部の装置に集中するのを防止することができ、
かつノード間でのトラフィックの増大を防止することが
可能な通信ネットワーク及びパス設定方法並びにパス設
定用プログラムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明による第1の発明は、ネットワークを構成する
複数のノ−ドと、前記ノ−ドの各々と接続される管理セ
ンタ−とを含む通信ネットワークであって、前記ノ−ド
の各々が前記ネットワークの接続情報を有し、前記管理
センタ−が危険共有資源グル−プに関する情報を有する
ことを特徴とする。
【0013】又、第2の発明は、ネットワークを構成す
る複数のノ−ドと接続される管理センタ−であって、前
記管理センタ−は危険共有資源グル−プに関する情報を
有し、前記ノ−ドが経路の異なる第1パス及び第2パス
を計算する場合に、前記危険共有資源グル−プに関する
情報を前記ノ−ドに通知することを特徴とする。
【0014】又、第3の発明は、ネットワークを構成す
る複数のノ−ドであって、前記ノ−ドの各々が前記ネッ
トワークの接続情報を有し、前記ノ−ドが経路の異なる
第1パス及び第2パスを計算する場合に、前記ノ−ドに
接続された管理センタ−から危険共有資源グル−プに関
する情報を得ることを特徴とする。
【0015】又、第4の発明は、ネットワークを構成す
る複数のノ−ドと、前記ノ−ドの各々と接続される管理
センタ−とを含む通信ネットワークにおけるパス設定方
法であって、前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接
続情報を有し、前記管理センタ−が危険共有資源グル−
プに関する情報を有し、起点ノードが前記ネットワーク
の接続情報を参照して第1パスの経路を計算し得られた
経路を前記管理センタ−に送る第1ステップと、前記管
理センタ−が前記危険共有資源グル−プに関する情報を
参照し前記起点ノードから送られた経路が通過する前記
危険共有資源グル−プに属さないリンクグループのリス
トを前記起点ノードに返送する第2ステップと、前記起
点ノードが前記管理センタ−から送られたリストを参照
して第2パスの経路を計算する第3ステップとを含むこ
とを特徴とする。
【0016】又、第5の発明は、ネットワークを構成す
る複数のノ−ドと、前記ノ−ドの各々と接続される管理
センタ−とを含む通信ネットワークにおけるノード制御
用のパス設定用プログラムであって、前記ノ−ドの各々
が前記ネットワークの接続情報を有し、前記管理センタ
−が危険共有資源グル−プに関する情報を有し、起点ノ
ードが前記ネットワークの接続情報を参照して第1パス
の経路を計算し得られた経路を前記管理センタ−に送る
第1ステップと、前記管理センタ−が前記危険共有資源
グル−プに関する情報を参照し前記起点ノードから送ら
れた経路が通過する前記危険共有資源グル−プに属さな
いリンクグループのリストを前記起点ノードに返送する
のを受けて、前記起点ノードが前記管理センタ−から送
られたリストを参照して第2パスの経路を計算する第2
ステップとを含むことを特徴とする。
【0017】又、第6の発明は、ネットワークを構成す
る複数のノ−ドと、前記ノ−ドの各々と接続される管理
センタ−とを含む通信ネットワークにおける管理センタ
−用のパス設定プログラムであって、前記ノ−ドの各々
が前記ネットワークの接続情報を有し、前記管理センタ
−が危険共有資源グル−プに関する情報を有し、起点ノ
ードが前記ネットワークの接続情報を参照して第1パス
の経路を計算し得られた経路を前記管理センタ−に送る
と、前記管理センタ−が前記危険共有資源グル−プに関
する情報を参照し前記起点ノードから送られた経路が通
過する前記危険共有資源グル−プに属さないリンクグル
ープのリストを前記起点ノードに返送する第1ステップ
を含み、前記起点ノードが前記管理センタ−から送られ
たリストを参照して第2パスの経路を計算することを特
徴とする。
【0018】本発明による第1から第6の発明によれ
ば、経路計算にかかる負荷を各ノ−ド及び管理センタ−
に分散させるため、経路計算にかかる負荷が一部の装置
に集中するのを防止することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら説明する。まず、第1の実施
の形態について説明する。図1は第1の実施の形態のネ
ットワーク構成図である。同図を参照すると、6個のノ
ード1(1−1〜1−6)が、それぞれ4つの双方向リ
ンクからなる双方向のリンクグループで結ばれている。
本実施の形態ではこのようなリンクグループを、4波長
の波長多重光伝送路を上りと下りで1本ずつ用意するこ
とで実現し、リンクの伝送フォーマットはSDH のSTM-16
であるとする。又、以後、ノード1−1とノード1−3
の間のリンクグループを(1, 3)のように記述する。この
ネットワークには、全てのノード1と接続された管理セ
ンター2が設けられている。
【0020】図2はノード1の構成図である。同図を参
照すると、隣接ノードと接続されているリンク30はSD
H のトランスポンダ13によりセクションオーバーヘッ
ドだけが終端され、局内インタフェース32に変換され
る。又、ノード1はそれぞれクライアント(図1中には
示さず)とも局内インタフェース32により接続されて
いる。これらの局内インタフェース32がスイッチ10
により交換される。リンクグループの中の1つのリンク
30のセクションオーバーヘッドのデータ通信チャネル
(D1〜D3バイト)は、制御チャネル31として使用
されており、制御チャネル31はノード制御装置11に
接続されている。制御チャネル31を用いて、ノード制
御装置11は隣接するノードのノード制御装置11と通
信することが出来る。ノード制御装置11の中には、ネ
ットワーク全体の接続状態を示すトポロジーテーブル1
2と、このノードにおけるスイッチ10の接続を示すル
ーティングテーブル18と、隣接ノードとこのノードの
ポートの接続関係を示すポートテーブル19(図7)が
格納されている。ノード制御装置11は通信インタフェ
ース14を介して管理センター2と通信することが出来
る。
【0021】図3は管理センター2の構成図である。同
図を参照すると、管理センター2には集中制御装置15
があり、通信インタフェース14を介して全てのノード
1と接続されている。集中制御装置15の中には、リン
クグループとSRLGの対応関係を示すSRLGテーブル16と
現在設定されている現用パスと予備パスの経路とSRLGを
記録するパステーブル17とが格納されている。
【0022】次に、第1の実施の形態の動作についてフ
ローチャートを参照しながら説明する。図24〜27は
第1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
なお、以下のフローチャートにおいて、ノードの動作は
(N)、管理センターの動作は(K)を各ステップの説
明文の冒頭に付している。
【0023】まず、起点ノードがノード1−1、終点ノ
ードがノード1−5である双方向の現用パス20−1と
予備パス21−1とを設定する場合を考える。双方向パ
スなのでデータの流れという意味での起点や終点は無い
が、便宜上、パス設定の起点となるノードを起点ノード
とし、その反対側の端点を終点ノードとする。又、ある
ノードから見て起点側を上流、終点側を下流と表現す
る。
【0024】このネットワーク上では、各ノ−ドがネッ
トワ−ク全体のトポロジ−を把握するために、例えばK.
Kompella et al., "OSPF Extensions in Support of M
PL(ambda)S" draft-kompella-ospf-ompls-extensions-0
0.txt, IETF Internet Draft, July 2000 に記述された
拡張されたOpen Shortest Path First (OSPF) プロトコ
ル等のリンク状態ルーティングプロトコルが動作してい
る。その結果、全てのノードのトポロジーテーブル12
は同期している。この時点でのトポロジーテーブル12
は図4のようになっている。ただしここで、ノード1−
3を単に3と記述している。例えば図4の1行目は、ノ
ード1−1がノード1−2と隣接していて、両ノードを
接続するリンクグループ(1, 2)のメトリックは1で、現
在使用可能なリンクの数は4であることを示している。
同じ情報が4行目にも重複して書かれている。つまり、
ノード1−2がノード1−1と隣接していて、両ノード
を接続するリンクグループ(1, 2)のメトリックは1で、
現在使用可能なリンクの数は4である。ここで、メトリ
ックは経路計算に用いるリンクのコストであり、ここで
はホップ数をメトリックとしている。
【0025】ノード1−1のノード制御装置11はトポ
ロジーテーブル12を参照して、ある制約条件のもとで
の最短経路計算アルゴリズムである、Constrained Shor
testPath First (CSPF)アルゴリズムを用いて、使用可
能リンク数が1以上であるリンクグループのみを通過す
るノード1−1からノード1−5までの最短経路を計算
する(S1)。CSPFアルゴリズムについては、例えばB.
Davie et al., "MPLSTechnology and Applications,"
Morgan Kaufmann Publishers, 2000 の175−180
ページに記述されている。この計算の結果得られるのは
リンクグループ(1, 3), (3, 5)からなる経路とリンクグ
ループ(1, 4), (4, 5)からなる経路である。本実施の形
態では複数の経路が得られた場合は起点ノードの次のホ
ップのノ−ド番号が最も小さい経路を選択することにし
て、ここでは経路(1, 3), (3, 5)を選択し、これを現用
パス20−1の経路とする。次にノード1−1は、やは
りCSPFアルゴリズムを用いて、リンクグループ(1, 3),
(3, 5)を除く使用可能リンク数が1以上であるリンクグ
ループのみを通過するノード1−1からノード1−5ま
での最短経路を計算する。この計算の結果得られるのは
経路(1, 4), (4, 5)であり、これを予備パス21−1の
経路とする(図1に示した経路とは異なる)(S1)。
【0026】次にノード1−1は、得られた現用パス2
0−1と予備パス21−1の経路を管理センター2に送
る(S2)。管理センター2の集中制御装置15はSRLG
テーブル16を参照して、ノード1−1から送られた現
用パス20−1と予備パス21−1の経路が通過するSR
LGを調べる(S3)。ここで、例えば、SRLGテーブル1
6が図5のようになっているとする。この図の5行目
は、リンクグループ(3,5) がSRLG 5とSRLG 9という2
つのSRLGに属していることを示す。ここで、現用パス2
0−1が通過するSRLGはSRLG 2, 5, 9、予備パス21−
1が通過するSRLGはSRLG 3, 6, 9であり、SRLG 9が両方
のパスに重複していることがわかる(S4にてY)。つ
まり、この現用パス20−1と予備パス21−1には同
時に障害が発生する恐れがある。そこで管理センター2
は、ノード1−1のノード制御装置11に対して、SRLG
が重複しているリンクグループ番号(4, 5)を付した拒絶
メッセージを送る(S5)。
【0027】拒絶メッセージを受け取ったノード1−1
は、リンクグループ(1, 3), (3, 5)に加えてリンクグル
ープ(4, 5)も除いた使用可能リンク数が1以上であるリ
ンクグループのみを通過するノード1−1からノード1
−5までの最短経路を計算する(S6)。この結果得ら
れるのは経路(1, 4), (4, 6), (5, 6)であり、これを予
備パス21−1の新しい経路とする。
【0028】ノード1−1は、現用パス20−1と予備
パス21−1の新しい経路を再び管理センター2に送る
(S7)。管理センター2では集中制御装置15が再び
SRLGテーブル16を参照し(S3)、新しい予備パス2
1−1が通過するSRLGはSRLG3, 7, 8であることが分か
る。これらのSRLGは現用パス20−1が通過するSRLG2,
5, 9と重複しない(S4にてN,S8)。
【0029】管理センター2は、パステーブル17の中
から予備パス21−1と経路の重複する予備パスを探す
が(S9)、この時点でそのような予備パスは存在しな
い(S10にてN)。そこで管理センター2はノード1
−1に対して許可メッセージを送るとともに(S1
2)、現用パス20−1と予備パス21−1の経路及び
SRLGをパステーブル17に記録する(S11)。このと
きのパステーブル17の状態を図6に示す。
【0030】許可メッセージを受けたノード1−1のノ
ード制御装置11は、ポートテーブル19を参照しなが
ら現用パス20−1のためにルーティングテーブル18
を設定する(S13)。ここで、ノード1−1のポート
テーブル19は図7のようになっている。図7はノード
1−1のポート0がクライアントのポート0に、ポート
1がクライアントのポート1に、ポート2〜5がノード
1−2のポート1〜4に、ポート6〜9がノード1−3
のポート1〜4に、ポート10〜13がノード1−4の
ポート1〜4に接続されており、全てのポートが未使用
であることを示している。ノード1−1は現用パス20
−1の起点ノードなので、上流ノードはクライアントと
決まっている。クライアントに接続されている未使用ポ
ートのうち、番号が最も小さいポート0を上流ポートと
して選択する。現用パス20−1の下流ノードはノード
1−3であり、下流ポートとしては、ノード1−3に接
続されている未使用ポートのうち、番号が最も小さいポ
ート6を選択する。したがって現用パス20−1に対す
るノード1−1のルーティングテーブル18の設定は図
8の1行目のようになる。次にノード1−1は、制御チ
ャネル31を介してノード1−3に対してシグナリング
を行い、ノード1−1が現用パス20−1に割り当てた
下流ポート6がノード1−3のポート1に接続されてい
ることを伝える。これを受けたノード1−3は、パス2
0−1の上流ノードがノード1−1で上流ポートがポー
ト1であることをルーティングテーブル18に書き込
む。次に、ノード1−1がしたのと同じ方法で、下流ノ
ード1−5に接続するための下流ポートを選び、これを
ルーティングテーブル18に書き込む。これでノード1
−3の現用パス20−1に対するルーティングテーブル
が完成する。さらにノード1−3は、現用パス20−1
に割り当てた下流ポートが接続されているノード1−5
のポートの番号をシグナリングによってノード1−5に
伝える。ノード1−5はこのポート番号を上流ポートと
して自らのルーティングテーブル18に書き込む。ノー
ド1−5は終点なので下流ノードはクライアントとな
り、クライアントに接続する下流ポートを選んで、これ
もルーティングテーブル18に書き込む。このようにし
て、現用パス20−1上の全てのノードのルーティング
テーブル18が設定される。ノード1−1,1−3,1
−5がルーティングテーブル18にしたがってスイッチ
10を制御することにより、現用パス20−1を開通さ
せる(S14)。ここでのシグナリングプロトコルとし
ては、D. Saha et al., "RSVP Extensions for Signali
ng Optical Paths" draft-saha-rsvp-optical-signalin
g-00.txt, IETF Internet Draft, 2000 に記述された拡
張されたResource Reservation Protocol (RSVP)等を用
いることが出来る。
【0031】次にノード1−1は、予備パス21−1に
対するルーティングテーブル18を図8の2行目のよう
に設定する(S15)。現用パス20−1の場合と同じ
ようにノード1−1からノード1−4、1−6、1−5
という順で、各ノードで下流ポートを選びながらシグナ
リングを行うことにより、予備パス21−1上の全ての
ノードのルーティングテーブル18が設定される。予備
パスに対しては、各ノード1はルーティングテーブル1
8を設定してポートを予約するだけで、実際にパスを開
通させはしない(S16)。
【0032】次に、このネットワーク上で起点ノードが
ノード1−1、終点ノードがノード1−6である双方向
の現用パス20−2と予備パス21−2とをさらに設定
する場合を考える。このとき、ノード1−1のトポロジ
ーテーブル12は図9のようになっている。
【0033】ノード1−1はこのトポロジーテーブル1
2(図9)を参照して、CSPFアルゴリズムを用いて、使
用可能リンク数が1以上であるリンクグループのみを通
過するノード1−1からノード1−6までの最短経路を
計算する。この計算の結果、経路(1, 2), (2, 6)と経路
(1, 4), (4, 6)が得られるが、先に述べたルールにより
経路(1, 2), (2, 6)が選択されるので、これを現用パス
20-2の経路とする(S1)。次にノード1−1は、やは
りCSPFアルゴリズムを用いて、リンクグループ(1, 2),
(2, 6)を除く使用可能リンク数が1以上であるリンクグ
ループのみを通過するノード1−1からノード1−6ま
での最短経路を計算する。この計算の結果、経路(1,
4), (4, 6)が得られるので、これを予備パス21−2の
経路とする(S1)。
【0034】次にノード1−1は、得られた現用パス2
0−2と予備パス21−2の経路を管理センター2に送
る(S2)。管理センター2はSRLGテーブル16(図
5)を参照し(S3)、現用パス20−2が通過するSR
LGはSRLG 1, 4 、予備パス21−2が通過するSRLGはSR
LG 3, 7 であり、これらのSRLGは重複しないことを知る
(S4にてN,S8)。
【0035】続いて管理センター2は、パステーブル1
7(図6)の中から予備パス21−2と経路の重複する
予備パスを探す(S9)。今回、管理センター2のパス
テーブル17には既に現用パス20−1と予備パス21
−1が記録されており、予備パス21−1がリンクグル
ープ(1, 4), (4, 6)において予備パス21−2と経路が
重複している(S10にてY)。
【0036】なお、以下のフロ−チャ−ト中の説明にお
いて、現在設定中の現用パス及び予備パスを現用パス1
及び予備パス1と表示し、既に設定済みの現用パス及び
予備パスを現用パス2及び予備パス2と表示する。
【0037】そこで管理センター2は、現用パス20−
2のSRLGを予備パス21−1に対する現用パス20−1
のSRLGと比較し(S17)、両者のSRLGが重複しないこ
とを知る(S18にてN)。
【0038】以上の結果、管理センター2はノード1−
1に対して許可メッセージを送るが、このとき、予備パ
ス21−1の番号と重複するリンクグループ(1, 4),
(4, 6)の番号を付加する(S20)。これは、予備パス
21−2を設定するときにリンクグループ(1, 4), (4,
6)で予備パス21−1とリンクを共有させるためであ
る。同時に管理センター2は、現用パス20−2と予備
パス21−2の経路とSRLGをパステーブル17に記録す
る(S19)。
【0039】予備パス21−1の番号とリンクグループ
(1, 4), (4, 6)の番号が付加された許可メッセージを受
けたノード1−1は、まずポートテーブル19を参照し
て、現用パス20−2のためにルーティングテーブル1
8を設定する(S21)。このときポートテーブル19
は、図10のようになっている。現用パス20−2の上
流ノードはクライアント、上流ポートはポート1、下流
ノードはノード1−2、下流ポートはポート2と決まる
ので、これをルーティングテーブル18に書き込む。続
いて下流ポート2に接続された下流ノード1−2のポー
ト番号1をシグナリングによりノード1−2に伝える。
ノード1−2はこれを上流ポートとし、下流ポートは自
ら選択してこれらをルーティングテーブル18に書き込
み、下流ノードであるノード1−6にシグナリングを行
って、上流ポートの番号を伝える。ノード1−6は終点
ノードなので、クライアントに接続されたポートから下
流ポートを選び、これをルーティングテーブルに書き込
む。以上により現用パス20−2上の全てのノードのル
ーティングテーブル18が設定されたので、これにした
がって各ノードがスイッチ10を制御し、現用パス20
−2を開通させる(S22)。
【0040】次にノード1−1は、予備パス21−2に
対してルーティングテーブル18を設定する(S2
3)。上流ノードはクライアントで、上流ポートはポー
ト1、下流ノードはノード1−4である。下流ポートを
選択する際、ノード1−1は予備パス21−1と予備パ
ス21−2とでリンクグループ(1, 4)上のリンクを共有
させるように管理センター2から指令を受けているの
で、予備パス21−2の下流ポートとして予備パス21
−1の下流ポートと同じポート10を選ぶ。以上により
ルーティングテーブル18は図11のように設定される
(S23)。次にノード1−1はノード1−4に対して
シグナリングを行い、上流ポート番号1を知らせる。同
時にノード1−1はノード1−4に対して、予備パス2
1−2に割り当てる下流ポートとして予備パス21−1
に割り当てたのと同じポートを選択するように指令す
る。先に述べた拡張されたRSVPにはこのような機能はな
いが、RSVPはオブジェクトを追加することにより容易に
機能を拡張することが出来る。既にあるパスに割り当て
たポートを他のパスにも割り当てるようにあるノードに
指令する機能を追加することも、新しいオブジェクトを
追加することにより可能である。以後同様にノード1−
4からノード1−6に対してもシグナリングを行うと、
予備パス21−2上の全てのノードのルーティングテー
ブル18が設定される(S24)。
【0041】以上のようにして、それぞれSRLGが重複し
ない2組の現用パスと予備パスを設定し、さらに2つの
予備パスがあるリンクグループ上でリンクを共有するよ
うに設定することが出来るので、資源の有効活用が図れ
る。
【0042】又、上記実施例では、現用パス20−1と
現用パス21−1とのSRLGが重複しない例を取り上げた
が、以下に、SRLGが重複する場合について、図26及び
図27を用いて説明する。現用パスのSRLGが重複する場
合(S18にてY)は、現用パス20−1と予備パス2
1−1の経路及びそれぞれのSRLGをパスて−ブルに設定
する(S25)。
【0043】そして、管理センタ−からノ−ドに対し、
許可メッセ−ジを送るが、このとき予備パス21−1の
番号や重複するリンクグル−プの番号といった情報を付
加しない(S26)。
【0044】許可メッセ−ジを受けたノ−ド1−1は、
まずポ−トテ−ブル19を参照して、現用パス20−2
のためにルーティングテーブル18を設定する(S2
7)。そして、順次、下流ノ−ドに対しシグナリングを
行う。以上により、現用パス20−2上の全てのノ−ド
のルーティングテーブル18が設定されるので、これに
従って、各ノ−ドがスイッチ10を制御し、現用パス2
0−2を開通させる(S28)。この現用パス20−2
を開通させる一連のプロセスは上記の例と同様である。
【0045】次に、ノード1−1は、予備パス21−2
に対してルーティングテーブル18を設定する(S2
9)。下流ポ−トを選択する際、ノード1−1は予備パ
ス21−1と予備パス21−2とで重複するリンクグル
−プ上のリンクを共有させるように管理センター2から
指示を受けていないので、予備パス21−2の下流ポ−
トとして予備パス21−1の下流ポ−トとは異なるポ−
トを選ぶ。次に、ノード1−1はノード1−4に対して
シグナリングを行い、リンクが重複しないように選択し
た上流ポ−ト番号を知らせる。以後、同様にノード1−
4からノード1−6に対してもシグナリングを行うと、
予備パス21−2上の全てのノードのルーティングテー
ブル18が設定される(S30)。
【0046】以上のようにして、それぞれSRLGが重複す
る2組の現用パスと予備パスを設定し、さらに2つの予
備パスがあるリンクグル−プ上でリンクが重複しないよ
うに設定することができる。このように、現用パスのSR
LGが重複しており、同時に、断となる可能性が高い場合
であっても、それぞれの予備パスのリンクが重複しない
ように経路設定を行っているので、致命的な障害とはな
らない。
【0047】次に、第2の実施の形態について説明す
る。第2の実施の形態にも図1を用いる。第2の実施の
形態におけるノード1と管理センター2の構成を図12
と図13にそれぞれ示す。第2の実施の形態では、ノー
ド1のノード制御装置11にトポロジーテーブル12、
SRLGテーブル16、ルーティングテーブル18、ポート
テーブル19があり、管理センター2の集中制御装置1
5にパステーブル17がある。それ以外の構成は第1の
実施の形態と等しい。
【0048】次に、第2の実施の形態の動作についてフ
ローチャートを参照しながら説明する。図28は第2の
実施の形態の動作を示すフローチャートである。まず、
起点ノードがノード1−1、終点ノードがノード1−5
である双方向の現用パス20−1と予備パス21−1と
を設定する場合を考える。
【0049】ノード1−1はトポロジーテーブル12と
SRLGテーブル16とを参照して、現用パス20−1と予
備パス21−1の経路として、それぞれ使用可能リンク
数が1以上であるリンクグループのみを通過するノード
1−1からノード1−5までの最短経路および2番目に
短い経路を、両者が同じSRLGを通過しないように計算す
る(S31)。このような1組の経路を計算するアルゴ
リズムは、例えばJ. Suurballe, "Disjoint Paths in a
Network", Networks, vol. 4, 1974 に記述されてい
る。この計算の結果、現用パス20−1の経路として経
路(1, 3), (3, 5)が、予備パス21−1の経路として経
路(1, 4), (4, 6), (5, 6)が得られる。
【0050】ノード1−1は、現用パス20−1と予備
パス21−1の経路と経由するSRLGの情報を管理センタ
ー2に送る(S32)。管理センター2は、パステーブ
ル17を参照して予備パス21−1と経路の重複する予
備パスを探すが(S33)、そのような予備パスは存在
しない(S34にてN)。そこで管理センター2はノー
ド1−1に対して許可メッセージを送るとともに(S3
5)、現用パス20−1と予備パス21−1の経路をパ
ステーブル17に記録する(S36)。その結果、パス
テーブル17の状態は図6のようになる。
【0051】許可メッセージを受けたノード1−1は、
第1の実施の形態の場合と同様にノード1−3、ノード
1−5に対してシグナリングを行い(S14)、これに
より現用パス20−1上の全てのノード1で現用パス2
0−1のためのルーティングテーブル18が設定される
(S13)。ノード1−1,1−3,1−5はルーティ
ングテーブル18にしたがって光スイッチ10を制御
し、現用パス20−1を開通させる。次にノード1−1
は、ノード1−4、1−6、1−5に対してシグナリン
グを行い(S16)、これにより予備パス21−1上の
全てのノード1で予備パス21−1のためのルーティン
グテーブル18が設定される(S15)。
【0052】次に、起点ノードがノード1−1、終点ノ
ードがノード1−6である双方向の現用パス20−2と
予備パス21−2とをさらに設定する場合を考える。
【0053】ノード1−1はトポロジーテーブル12
(図9)とSRLGテーブル16(図5)とを参照して、現
用パス20−2と予備パス21−2の経路として、それ
ぞれ使用可能リンク数が1以上であるリンクグループの
みを通過するノード1−1からノード1−6までの最短
経路および2番目に短い経路を、両者が同じSRLGを通過
しないように計算する(S31)。この計算の結果、現
用パス20−2の経路として経路(1, 2), (2, 6)が、予
備パス21−2の経路として経路(1, 4), (4, 6)が得ら
れる。
【0054】次にノード1−1は、得られた現用パス2
0−2と予備パス21−2の経路を管理センター2に送
る(S32)。管理センター2は、パステーブル17
(図6)を参照して、予備パス21−2と経路の重複す
る予備パスを探す(S33)。今回、パステーブル17
には既に現用パス20−1と予備パス21−1が記録さ
れており、予備パス21−1がリンクグループ(1, 4),
(4, 6)において予備パス21−2と経路が重複している
(S34にてY)。そこで管理センター2は、現用パス
20−2のSRLGを予備パス21−1に対する現用パス2
0−1のSRLGと比較し(S17)、両者のSRLGが重複し
ないことを知る(S18にてN)。
【0055】以上の結果、管理センター2はノード1−
1に対して許可メッセージを送るが、このとき、予備パ
ス21−1の番号と重複するリンクグループ(1, 4),
(4, 6)の番号を付加する(S20)。同時に管理センタ
ー2は、現用パス20−2と予備パス21−2の経路と
SRLGをパステーブル17に記録する(S19)。
【0056】以後、第1の実施の形態と全く同じ手順に
より、現用パス20−2と予備パス21−2が設定さ
れ、リンクグループ(1, 4), (4, 6)上で予備パス21−
1と21−2がリンクを共有するようになる。
【0057】以上のようにして、それぞれSRLGが重複し
ない2組の現用パスと予備パスを設定し、さらに2つの
予備パスがあるリンクグループ上でリンクを共有するよ
うに設定することが出来る。又、現用パス1と現用パス
2のSRLGが重複する場合の処理は、第1の実施の形態と
同様である。
【0058】次に、第3の実施の形態について説明す
る。図14は第3の実施の形態のネットワーク構成図で
ある。第3の実施の形態では集中管理センターが存在し
ない。図15にノード1の構成を示す。本実施の形態の
ノード1はパステーブル17も持っている。ただし、こ
のパステーブル17には自ノードを通過する現用パスと
それに対応する予備パス、又は、自ノードを通過する予
備パスとそれに対応する現用パスに関する情報しか記録
しない。又、集中管理センターと通信するための通信イ
ンタフェースも無い。それ以外は第2の実施の形態のノ
ード1の構成に等しい。
【0059】次に、第3の実施の形態の動作についてフ
ローチャートを参照しながら説明する。図29〜31は
第3の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
まず、起点ノードがノード1−1、終点ノードがノード
1−5である双方向の現用パス20−1と予備パス21
−1とを設定する場合を考える。
【0060】ノード1−1は、第2の実施の形態と同じ
方法により現用パス20−1と予備パス21−1の経路
を計算し、現用パス20−1の経路として経路(1, 3),
(3,5)を、予備パス21−1の経路として経路(1, 4),
(4, 6), (5, 6)を得る(S51)。ここでノード1−1
は、現用パス20−1と予備パス21−1の経路情報と
SRLG情報を図6のようにパステーブル17に記録する
(S52)。
【0061】次にノード1−1は、現用パス20−1の
ためにルーティングテーブル18の設定を行う(S5
3)。この時の設定の仕方は第1の実施の形態と同じで
ある。つまりルーティングテーブル18は図11の1行
目のように設定される。
【0062】次にノード1−1は、下流ノード1−3に
対してシグナリングを行い、上流ポート番号1を伝える
(S54)。ノード1−3はこれを自らのルーティング
テーブル18に書き込む。ここでのシグナリングでは、
現用パス20−1と予備パス21−1の経路情報とSRLG
情報も伝えられ、これをノード1−3は、自らのパステ
ーブル17に記録する。
【0063】次にノード1−3は、現用パス20−1の
ためにルーティングテーブル18の設定を行う。この時
の設定の仕方は第1の実施の形態と同じである。
【0064】次にノード1−3は、下流ノード1−5に
対してシグナリングを行い、上流ポート番号を伝える。
ノード1−5はこれを自らのルーティングテーブル18
に書き込む。ここでのシグナリングでは、現用パス20
−1と予備パス21−1の経路情報とSRLG情報も伝えら
れ、これをノード1−5は、自らのパステーブル17に
記録する。
【0065】次にノード1−5は、現用パス20−1の
ためにルーティングテーブル18の設定を行う。この時
の設定の仕方は第1の実施の形態と同じである。
【0066】以上のようにして、現用パス20−1上の
ノードで現用パス20−1のためのルーティングテーブ
ル18の設定が完了し、各ノードがこれに従ってスイッ
チ10を制御すると現用パス20−1が開通する。
【0067】次にノード1−1は予備パス21−1のた
めにルーティングテーブル18の設定を行う(S5
5)。このときノード1−1は、パステーブル17を参
照し、予備パス21−1と同じくリンクグループ(1,
4) を通る別の予備パスを検索するが(S56)、その
ような予備パスは存在しない(S57にてN)。そこで
ノード1−1は、未使用のポートを予備パス21−1の
下流ポートに割り当てる(S58)。すなわち、図11
の2行目のようにルーティングテーブル18を設定す
る。
【0068】次にノード1−1は、予備パス21−1の
下流ノード1−4に対してシグナリングを行い、上流ポ
ート番号1を伝える(S59)。ノード1−4はこれを
自らのルーティングテーブル18に書き込む(S60,
S61にてN)。ここでのシグナリングでは、現用パス
20−1と予備パス21−1の経路情報とSRLG情報も伝
えられる。
【0069】ここでノード1−4は、自らのパステーブ
ル17を参照し、予備パス21−1と同じくリンクグル
ープ(4, 6) を通る別の予備パスを検索するが(S5
6)、そのような予備パスは存在しない(S57にて
N)。そこでノード1−4は、未使用のポートを予備パ
ス21−1の下流ポートに割り当てる(S58)。又、
ノード1−4は現用パス20−1と予備パス21−1の
経路情報とSRLG情報をパステーブル17に記録する。
【0070】次にノード1−4は、予備パス21−1の
下流ノード1−6に対してシグナリングを行い、上流ポ
ート番号を伝える(S59)。ノード1−6はこれを自
らのルーティングテーブル18に書き込む(S60,S
61にてN)。ここでのシグナリングでも、現用パス2
0−1と予備パス21−1の経路情報とSRLG情報が伝え
られる。
【0071】ここでノード1−6は、自らのパステーブ
ル17を参照し、予備パス21−1と同じくリンクグル
ープ(5, 6) を通る別の予備パスを検索するが(S5
6)、そのような予備パスは存在しない(S57にて
N)。そこでノード1−6は、未使用のポートを予備パ
ス21−1の下流ポートに割り当てる(S58)。又、
ノード1−6は現用パス20−1と予備パス21−1の
経路情報とSRLG情報をパステーブル17に記録する。
【0072】次にノード1−6は、予備パス21−1の
下流ノード1−5に対してシグナリングを行い、上流ポ
ート番号を伝える(S59)。ノード1−5はこれを自
らのルーティングテーブル18に書き込む(S60)。
ここでのシグナリングでも、現用パス20−1と予備パ
ス21−1の経路情報とSRLG情報が伝えられる。
【0073】ノード1−5は、予備パス21−1の終点
ノードなので(S61にてY)、現用パス20−1に割
り当てたのと同じポート、すなわちクライアントに接続
されたポートを予備パス21−1の下流ポートに割り当
てる(S62)。又、ノード1−5も現用パス20−1
と予備パス21−1の経路情報とSRLG情報をパステーブ
ル17に記録する。
【0074】以上のようにして、予備パス21−1上の
ノードで予備パス21−1のためのルーティングテーブ
ル18の設定が完了する(S63)。
【0075】次に、起点ノードがノード1−1、終点ノ
ードがノード1−6である双方向の現用パス20−2と
予備パス21−2とをさらに設定する場合を考える。
【0076】ノード1−1は、第2の実施の形態と同じ
方法により現用パス20−2と予備パス21−2の経路
を計算し、現用パス20−2の経路として経路(1, 2),
(2,6)を、予備パス21−2の経路として経路(1, 4),
(4, 6)を得る(S51)。ここでノード1−1は、現用
パス20−2と予備パス21−2の経路情報とSRLG情報
を図16のようにパステーブル17に記録する(S5
2)。
【0077】次にノード1−1は、現用パス20−2の
ためにルーティングテーブル18の設定を行う(S5
3)。この時の設定の仕方は第1の実施の形態と同じで
ある。つまりルーティングテーブル18は図11の3行
目のように設定される。
【0078】次にノード1−1は、現用パス20−2の
下流ノード1−2に対してシグナリングを行い、上流ポ
ート番号1を伝える(S54)。ノード1−2はこれを
自らのルーティングテーブル18に書き込む。ここでの
シグナリングでは、現用パス20−2と予備パス21−
2の経路情報とSRLG情報も伝えられ、これをノード1−
2は、自らのパステーブル17に記録する。
【0079】次にノード1−2は、現用パス20−2の
ためにルーティングテーブル18の設定を行う(S5
3)。この時の設定の仕方は第1の実施の形態と同じで
ある。
【0080】次にノード1−2は、下流ノード1−6に
対してシグナリングを行い、上流ポート番号を伝える。
ノード1−6はこれを自らのルーティングテーブル18
に書き込む。ここでのシグナリングでは、現用パス20
−2と予備パス21−2の経路情報とSRLG情報も伝えら
れ、これをノード1−6は、自らのパステーブル17に
記録する。
【0081】次にノード1−6は、現用パス20−2の
ためにルーティングテーブル18の設定を行う。この時
の設定の仕方は第1の実施の形態と同じである。
【0082】以上のようにして、現用パス20−2上の
ノードで現用パス 20−2のためのルーティングテー
ブル18の設定が完了し、各ノードがこれに従ってスイ
ッチ10を制御すると現用パス20−2が開通する。
【0083】次にノード1−1は予備パス21−2のた
めにルーティングテーブル18の設定を行う(S5
5)。このときノード1−1は、パステーブル17(図
16)を参照し、予備パス21−2と同じくリンクグル
ープ(1, 4) を通る別の予備パスを検索する(S5
6)。ここでは予備パス21−1がそれに相当する(S
57にてY)。そこでノード1−1はパステーブル17
に記録されている現用パス20−1と現用パス20−2
のSRLGを比較し(S68)、その結果、両パスのSRLGが
重複していないことが分かる(S69にてN)。よっ
て、ノード1−1は予備パス21−2のための下流ポー
トとして、予備パス21−1に割り当てたのと同じポー
ト10を割り当てる(S70)。以上の結果、ノード1
−1のルーティングテーブルは図11のようになる。
【0084】次にノード1−1は、予備パス21−2の
下流ノード1−4に対してシグナリングを行い、上流ポ
ート番号1を伝える(S71)。ノード1−4はこれを
自らのルーティングテーブル18に書き込む(S72,
S73にてN)。ここでのシグナリングでは、現用パス
20−2と予備パス21−2の経路情報とSRLG情報も伝
えられ、ノード1−4はこれを自らのパステーブル17
に記録する。
【0085】ここでノード1−4は、パステーブル17
を参照し、予備パス21−2と同じくリンクグループ
(4, 6) を通る別の予備パスを検索する(S56)。こ
こでも予備パス21−1がそれに相当するので(S57
にてY)、ノード1−4はパステーブル17に記録され
ている現用パス20−1と現用パス20−2のSRLGを比
較する(S68)。その結果、両パスのSRLGが重複して
いないことが分かるので(S69にてN)、ノード1−
4は予備パス21−2のための下流ポートとして、予備
パス21−1に割り当てたのと同じポートを割り当てる
(S70)。
【0086】次にノード1−4は、予備パス21−2の
下流ノード1−6に対してシグナリングを行い、上流ポ
ート番号を伝える(S71)。ノード1−6はこれを自
らのルーティングテーブル18に書き込む(S72)。
ここでのシグナリングでも、現用パス20−2と予備パ
ス21−2の経路情報とSRLG情報が伝えられる。
【0087】ノード1−6は、予備パス21−2の終点
ノードなので(S73にてY)、現用パス20−2に割
り当てたのと同じポート、すなわちクライアントに接続
されたポートを予備パス21−2の下流ポートに割り当
てる(S74)。又、ノード1−6も現用パス20−2
と予備パス21−2の経路情報とSRLG情報をパステーブ
ル17に記録する。これで、予備パス21−2上のノー
ドで予備パス21−2のためのルーティングテーブル1
8の設定が完了する(S75)。ここで、リンクグルー
プ(1, 4), (4, 6)上では予備パス21−1と21−2が
リンクを共有している。
【0088】なお、ステップ69にて現用パス20−1
と現用パス20−2のSRLGが重複する場合は(S69に
てY)、ノード1−4は予備パス21−2のための下流
ポートとして、予備パス21−1に割り当てたのと異な
るポートを割り当てる(S76)。
【0089】以上のようにして、それぞれSRLGが重複し
ない2組の現用パスと予備パスを設定し、さらに2つの
予備パスがあるリンクグループ上でリンクを共有するよ
うに設定することが出来る。
【0090】次に、第4の実施の形態について説明す
る。第4の実施の形態は、ネットワーク構成、ノード構
成、管理センターの構成は第1の実施の形態と等しく、
現用パス、予備パスの経路の計算手順のみが異なる。
【0091】次に、第4の実施の形態の動作についてフ
ローチャートを参照しながら説明する。図32は第4の
実施の形態の動作を示すフローチャートである。ノード
1−1のノード制御装置11は、先ず、第1の実施の形
態と同様の方法により現用パス20−1の経路を計算す
る(S81)。次にノード1−1は得られた現用パス2
0−1の経路を管理センター2に送る(S82)。管理
センター2の集中制御装置15はこれをパステーブル1
7に記録する。次に集中制御装置15は、SRLGテーブル
16を参照し、ノード1−1から送られた現用パス20
−1の経路が通過するSRLGに属さないリンググループの
リストを作成し、これをノード1−1に送り返す(S8
3)。ここではリンクグループ(1, 2), (1, 4), (2,
6), (4, 6), (5, 6)からなるリストが送られる。そこで
ノード1−1は、このリストに含まれるリンクグループ
のうち使用可能リンク数が1以上であるもののみを用い
てノード1−1からノード1−5までの最短経路を計算
する(S84)。この結果得られるのは経路(1, 4),
(4, 6), (5, 6)であり、これを予備パス21−1の経路
とする。
【0092】ノード1−1は予備パス21−1の経路を
管理センター2に送る(S85)。管理センター2は、
パステーブル17の中から予備パス21−1と経路の重
複する予備パスを探すが(S86)、この時点でそのよ
うな予備パスは存在しない(S87にてN)。そこで管
理センター2はノード1−1に対して「リソースを共有
しない」ということを示すメッセージを送るとともに
(S88)、予備パス21−1の経路をパステーブル1
7に記録する。このときのパステーブル17の状態は図
6に示す通りである。
【0093】続いてノード1−1は第1の実施の形態の
場合と同様に現用パス20−1、予備パス21−1上の
ノードに対してシグナリングを行い、現用パス20−1
と予備パス21−1を設定する(S89)。
【0094】次に、ここでも、このネットワーク上で起
点ノードがノード1−1、終点ノードがノード1−6で
ある双方向の現用パス20−2と予備パス21−2とを
さらに設定する場合を考える。
【0095】ノード1−1は再び第1の実施の形態と同
様の方法で現用パス20−2の経路を計算する(S8
1)。ノード1−1はこれを管理センター2に送る(S
82)。管理センター2の集中制御装置15はこれをパ
ステーブル17に記録する。次に集中制御装置15は、
SRLGテーブル16を参照し、ノード1−1から送られた
現用パス20−2の経路が通過するSRLGに属さないリン
ググループのリストを作成し、これをノード1−1に送
り返す(S83)。ここではリンクグループ(1,3), (1,
4), (3, 5), (4, 5), (4, 6), (5, 6)からなるリスト
が送られる。そこでノード1−1は、このリストに含ま
れるリンクグループのうち使用可能リンク数が1以上で
あるもののみを用いてノード1−1からノード1−5ま
での最短経路を計算する(S84)。この結果経路(1,
4), (4, 6)が得られるので、これを予備パス21−2の
経路とする。
【0096】ノード1−1は予備パス21−2の経路を
管理センター2に送り(S85)、管理センター2の集
中制御装置15はこれをパステーブル17に記録する。
【0097】この後、管理センター2はパステーブル1
7の中から予備パス21−2と経路の重複する予備パス
を探し(S86)、対応する現用パスのSRLGに基づいて
予備パスのリソースを共有できるか否かを判定するが
(S87)、以後の動作は第1の実施の形態と全く同様
に行われる。以上のようにして、それぞれSRLGが重複し
ない2組の現用パスと予備パスを設定し、さらに2つの
予備パスがあるリンクグループ上でリンクを共有するよ
うに設定することが出来る。
【0098】次に、第5の実施の形態について説明す
る。第5の実施の形態は、ネットワーク構成、ノード構
成が第1の実施の形態と等しく、管理センターの構成が
異なっている。又、現用パスの経路の計算結果を予備パ
スの経路の計算をする前に管理センターに送る点で第4
の実施の形態とも等しい。
【0099】本実施の形態における管理センター2は、
図17に示すように、SRLGテーブル16を持っている
が、パステーブル17は持っていない。本実施の形態で
は現用パス20−1と予備パス21−1の設定方法を示
す。
【0100】次に、第5の実施の形態の動作についてフ
ローチャートを参照しながら説明する。図33は第5の
実施の形態の動作を示すフローチャートである。ノード
1−1のノード制御装置11は、先ず、第4の実施の形
態と同様の方法により現用パス20−1の経路を計算す
る(図32のS81)。次にノード1−1は得られた現
用パス20−1の経路を管理センター2に送る(S8
2)。管理センター2の集中制御装置15は、SRLGテー
ブル16を参照し、ノード1−1から送られた現用パス
20−1の経路が通過するSRLGに属さないリンググルー
プのリストを作成し、これをノード1−1に送り返す
(S83)。ここではリンクグループ(1, 2), (1, 4),
(2, 6), (4, 6), (5, 6)からなるリストが送られる。そ
こでノード1−1は、このリストに含まれるリンクグル
ープのうち使用可能リンク数が1以上であるもののみを
用いてノード1−1からノード1−5までの最短経路を
計算する(S84)。この結果得られるのは経路(1,
4), (4, 6), (5, 6)であり、これを予備パス21−1の
経路とする。
【0101】続いてノード1−1は第1の実施の形態の
場合と同様に現用パス20−1、予備パス21−1上の
ノードに対してシグナリングを行い、現用パス20−1
と予備パス21−1を設定する(図33のS91)。
【0102】以上のようにして、SRLGが重複しない1組
の現用パスと予備パスを設定することが出来る。
【0103】次に、第6の実施の形態について説明す
る。第6の実施の形態は、ネットワーク構成、ノード構
成が第1の実施の形態と等しく、管理センターの構成が
異なっている。本実施の形態における管理センター2
は、図13に示すように、パステーブル17を持ってい
るが、SRLGテーブル16は持っていない。
【0104】次に、第6の実施の形態の動作についてフ
ローチャートを参照しながら説明する。図34及び35
は第6の実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。ノード1−1のノード制御装置11は、先ず、第1
の実施の形態と同様の方法により現用パス20−1の経
路を計算する。ここで得られる現用パス20−1の経路
は(1, 3), (3, 5)である。
【0105】次にノード1−1は、リンクグループ(1,
3), (3, 5)を除く使用可能リンク数が1以上であるリン
クグループのみを通過するノード1−1からノード1−
5までの最短経路を計算する。この計算の結果得られる
のは経路(1, 4), (4, 5)であり、これを予備パス21−
1の経路とする(S101)。
【0106】次にノード1−1は、得られた現用パス2
0−1と予備パス21−1の経路を管理センター2に送
る(S102)。管理センター2は、パステーブル17
の中から予備パス21−1と経路の重複する予備パスを
探すが(S103)、この時点でそのような予備パスは
存在しない(S104にてN)。そこで管理センター2
はノード1−1に対して「予備パス21−2を設定する
ときにリンクを共有させない」ということを示すメッセ
ージを送るとともに(S105)、現用パス20−1と
予備パス21−1の経路をパステーブル17に記録す
る。
【0107】続いてノード1−1は第1の実施の形態の
場合と同様に現用パス20−1、予備パス21−1上の
ノードに対してシグナリングを行い、現用パス20−1
と予備パス21−1を設定する(S106)。
【0108】次に、ここでも、このネットワーク上で起
点ノードがノード1−1、終点ノードがノード1−6で
ある双方向の現用パス20−2と予備パス21−2とを
さらに設定する場合を考える。
【0109】ノード1−1は再び第1の実施の形態と同
様の方法で現用パス20−2の経路を計算する。ここで
得られる現用パス20−2の経路は(1, 2), (2, 6)であ
る。
【0110】次にノード1−1は、リンクグループ(1,
2), (2, 6)を除く使用可能リンク数が1以上であるリン
クグループのみを通過するノード1−1からノード1−
6までの最短経路を計算する。この計算の結果得られる
のは経路(1, 4), (4, 6)であり、これを予備パス21−
2の経路とする(S101)。
【0111】次にノード1−1は、得られた現用パス2
0−2と予備パス21−2の経路を管理センター2に送
る(S102)。管理センター2は、パステーブル17
の中から予備パス21−2と経路の重複する予備パスを
探す(S103)。ここで予備パス21−1がリンクグ
ループ(1, 4)において予備パス21−2と重複するので
(S104にてY)、管理センター2はノード1−1に
対して「予備パス21−2を設定するときにリンクグル
ープ(1, 4)で予備パス21−1とリンクを共有させる」
ということを示すメッセージを送るとともに(S10
7)、現用パス20−2と予備パス21−2の経路をパ
ステーブル17に記録する。
【0112】続いてノード1−1は第1の実施の形態の
場合と同様に現用パス20−2、予備パス21−2上の
ノードに対してシグナリングを行い、現用パス20−2
と予備パス21−2を設定する(S108)。
【0113】以上のようにして、それぞれ同じリンクを
共有しない2組の現用パスと予備パスを設定し、さらに
2つの予備パスがあるリンクグループ上でリンクを共有
するように設定することが出来る。
【0114】次に、第7の実施の形態について説明す
る。第7の実施の形態のネットワーク構成を図18に示
す。本実施の形態ではネットワークが3つのサブネット
ワーク3−a,3−b,3−cから成っている。各サブ
ネットワークの構成は第1の実施の形態のネットワーク
構成に等しい。サブネットワーク3−aのノード1−5
aとサブネットワーク3−bのノード1−2bとの間
は、それぞれ4本のリンクからなる現用リンクグループ
40−abと予備リンクグループ41−abによって接
続されている。これらの2つのリンクグループを用い
て、ノード1−5aとノード1−2bの間ではAutomati
c Protection Switching (APS)方式による障害回復が行
われる。APS 方式については、T. Wu 著、"Fiber Netwo
rk Service Survivability," Artech House, 1992.の第
3 章などに記述されている。同様に、サブネットワーク
3−aとサブネットワーク3−cの間でも、現用リンク
グループ40−acと予備リンクグループ41−acに
よるAPS 方式の障害回復が行われる。
【0115】本実施の形態におけるノード1の構成を図
19に示す。ノード制御装置11内に外部ルーティング
テーブル60が有ること以外は第1の実施の形態のノー
ド1の構成と等しい。サブネットワーク3−a内のノー
ド1のトポロジーテーブル12には、サブネットワーク
3−a内のトポロジー情報、すなわち、図4の内容及び
図21の内容が保持されている。又、外部ルーティング
テーブル60は他のサブネットワーク内の終点ノードへ
のパスを設定する場合に経由するノード、すなわち、境
界ノードを示すものである。外部ルーティングテーブル
60の例を図20に示す。図20は、サブネットワーク
3−bを終点とするパスを設定する場合はノード1−5
aを境界ノードとし、サブネットワーク3−cを終点と
するパスを設定する場合はノード1−6aを境界ノード
とすることを示している。本実施の形態の管理センター
2の構成は第1の実施の形態の管理センター2の構成に
等しい。サブネットワーク3−aの管理センター2内の
SRLGテーブル16にはサブネットワーク3−a内のSRLG
情報、すなわち、図5と同じ内容が保持されている。
又、パステーブル17にはパスのサブネットワーク3−
a内の経路とSRLGが記録される。
【0116】次に、第7の実施の形態の動作についてフ
ローチャートを参照しながら説明する。図36及び37
は第7の実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【0117】今、サブネットワーク3−a内のノード1
−1aを起点とし、サブネットワーク3−b内のノード
1−5bを終点とする現用パス20−1と予備パス21
−1を設定する場合を考える。
【0118】ノード1−1a内のノード制御装置11
は、まず、外部ルーティングテーブル60を参照し、サ
ブネットワーク3−b内のノードを終点とするパスを設
定する場合はノード1−5aを経由すればよいことを知
る(S111)。そこでノード1−1aの制御装置11
はトポロジーテーブル12を参照し、CSPFアルゴリズム
を用いて、使用可能リンク数が1以上であるリンクグル
ープのみを通過するノード1−1aからノード1−5a
までの最短経路を計算する。こうして得られる現用パス
20−1の経路は(1, 3), (3, 5)である(図32のS8
1)。
【0119】次にノード1−1aは得られた現用パス2
0−1の経路(1, 3), (3, 5)を管理センター2−aに送
る(S82)。管理センター2−aの集中制御装置15
はこれをパステーブル17に記録する。次に集中制御装
置15は、SRLG テーブル16を参照し、ノード1−1
aから送られた現用パス20−1の経路が通過するSRLG
に属さないリンググループのリストを作成し、これをノ
ード1−1aに送り返す(S83)。ここではリンクグ
ループ(1, 2), (1, 4), (2, 6), (4, 6), (5,6)からな
るリストが送られる。そこでノード1−1aは、このリ
ストに含まれるリンクグループのうち使用可能リンク数
が1以上であるもののみを用いてノード1−1aからノ
ード1−5aまでの最短経路を計算する(S84)。こ
の結果得られるのは経路(1, 4), (4, 6), (5, 6)であ
り、これを予備パス21−1の経路とする。
【0120】ノード1−1aは予備パス21−1の経路
も管理センター2−aに送る(S85)。管理センター
2−aは、パステーブル17の中から予備パス21−1
と経路の重複する予備パスを探すが(S86)、この時
点でそのような予備パスは存在しない(S87にて
N)。そこで管理センター2−aはノード1−1aに対
して「リソースを共有しない」ということを示すメッセ
ージを送るとともに(S88)、予備パス21−1の経
路をパステーブル17に記録する。このときのパステー
ブル17の状態は図6に示す通りである。
【0121】続いてノード1−1aは、ポートテーブル
19を参照しながら現用パス20−1のためにルーティ
ングテーブル18を設定する(図36のS113)。ノ
ード1−1aは現用パス20−1の起点ノードなので上
流ノードはクライアントであり、クライアントに接続さ
れている中で番号が最も小さいポート0を上流ポートと
して選択する。現用パス20−1の下流ノードはノード
1−3aであり、ノード1−3に接続されている未使用
ポートのうち、番号が最も小さいポート6を下流ポート
として選択する。したがって現用パス20−1に対する
ノード1−1のルーティングテーブル18の設定は図8
の1行目のようになる。
【0122】次にノード1−1aは、制御チャネル31
を介してノード1−3aに対して、シグナリングメッセ
ージの一種である現用パス20−1の設定要求メッセー
ジを送る。この設定要求メッセージには、メッセージの
識別子、このパスが現用パスであることを示す識別子、
パス番号、起点ノード番号、終点ノード番号、ノード1
−5aまでの経路情報、下流ノードの上流ポート番号等
の情報が含まれている。ここでいう下流ノードの上流ポ
ート番号とは、ノード1−1aが現用パス20−1に割
り当てた下流ポート6に接続されているノード1−3a
のポート、すなわち、ポート1のことである。
【0123】この設定要求メッセージを受けたノード1
−3aは、パス20−1の上流ノードがノード1−1a
で上流ポートがポート1であることをルーティングテー
ブル18に書き込む。次に、ノード1−1aがしたのと
同じ方法で、下流ノード1−5aに接続するための下流
ポートを選び、これをルーティングテーブル18に書き
込む。これでノード1−3aの現用パス20−1に対す
るルーティングテーブルが完成する。さらにノード1−
3aは、設定要求メッセージの中の下流ノードの上流ポ
ート番号を書き換え、この設定要求メッセージをノード
1−5aに送る。
【0124】ノード1−5aはこの設定要求メッセージ
により現用パス20−1に対する上流ノード(ノード1
−3a)と上流ポート番号を知ることができるので、こ
れらを自らのルーティングテーブル18に書き込む。
又、ノード1−5aは自分がサブネットワーク3−bへ
のパスにとっての境界ノードであることを予め知ってい
る。ノード1−5aが受け取った現用パス20−1の設
定要求メッセージには、このバスの終点がサブネットワ
ーク3−b内のノード1−5bであることも書いてある
ので、ノード1−5aは現用パス20−1に対する下流
ノード番号としてノード1−2bをルーティングテーブ
ル18に書き込み、下流ポートとしては、リンクグルー
プ40−abに含まれるリンクに接続されたポートの中
でもっともポート番号の小さいポートを選択し、これも
ルーティングテーブル18に書き込む。次に、ノード1
−5aは自分が選択した下流ポートに接続されているノ
ード1−2bのポート番号で、設定要求メッセージ内の
下流ノードの上流ポート番号を書き換え、この設定要求
メッセージをノード1−2bに送る(S114)。
【0125】次にノード1−1aは、予備パス21−1
のために図8の2行目のようにルーティングテーブル1
8を設定する(S115)。ノード1−1aは予備パス
21−1の起点なので、上流ノードと上流ポートは現用
パス20−1と等しく、下流ノードはノード1−4a
で、下流ポートはノード1−4aに接続されているポー
トのうち最もポート番号の小さいポート10を選択す
る。
【0126】続いてノード1−1aは予備パス21−1
の設定要求メッセージを生成し、これを制御チャネル3
1を介してノード1−4aに送る。この設定要求メッセ
ージには、メッセージの識別子、このパスが予備パスで
あることを示す識別子、パス番号、起点ノード番号、終
点ノード番号、ノード1−5aまでの経路情報、下流ノ
ードの上流ポート番号、このパスが他の予備パスとリソ
ースを共有しないことを示す識別子等の情報が含まれて
いる。下流ノードの上流ポート番号としては、自ノード
のポート10に接続されているノード1−4aのポート
番号である10が設定される。
【0127】このメッセージを受け取ったノード1−4
aは、予備パス21−1に対する上流ポート番号10を
ルーティングテーブル18に書き込んだ後、下流ポート
を選択し、これもルーティングテーブル18に書き込ん
だ後、設定要求メッセージの中の下流ノードの上流ポー
ト番号を書き換え、これをノード1−6aに送る。
【0128】ノード1−6aも同様にルーティングテー
ブルを設定した後、設定要求メッセージをノード1−5
aに転送する。
【0129】予備パス21−1の設定要求メッセージを
受け取ったノード1−5aは、まず知らされた上流ポー
ト番号をルーティングテーブル18に書き込む。下流ノ
ード番号と下流ポート番号は、現用パス20−1の場合
と同様に選択し、これもルーティングテーブル18に書
き込む。つづいて設定要求メッセージの下流ノードの上
流ポート番号を書き換え、これを下流ノードであるノー
ド1−2bに送る(S116)。
【0130】以上のようにしてサブネットワーク3−a
内で現用パス20−1と予備バス21−1に対するルー
ティングテーブル18の設定が完了する(S117)。
【0131】一方、サブネットワーク3−b内のトポロ
ジ−テ−ブル12には、サブネットワーク3−b内のト
ポロジ−情報図4の内容およびノ−ド2bがサブネット
ワーク3−aのノ−ド5aと接続されているという情報
が保存されている。又、サブネットワーク3−bの管理
センタ−2内のSRLGテーブル16にはサブネットワーク
3−b内のSRLG情報、すなわち、図5と同じ内容が保持
されている。又、パステーブル17にはパスのサブネッ
トワーク3−b内の経路とSRLGが記録される。
【0132】サブネットワーク3−bでは、ノード1−
2bがノード1−5aから、まず現用パス20−1の設
定要求メッセージを受け取る(図37のS121)。こ
のメッセージには、このパスの終点ノードが同じサブネ
ットワーク内のノード1−5bであることが書かれてい
るが、そこまでの経路は書かれていない。そこでノード
1−2bは、自らのトポロジーテーブル12を参照し、
CSPFアルゴリズムを用いて、使用可能リンク数が1以上
であるリンクグループのみを通過するノード1−2bか
らノード1−5bまでの最短経路を計算する(図32の
S81)。こうして得られる経路は(2, 6) (5, 6) であ
る。これを現用パス20−1の経路とする。次にノード
1−2bは、得られた経路を管理センター2−bに送る
(S82)。管理センター2−bの集中制御装置15は
これをパステーブル17に記録する。次に集中制御装置
15は、SRLGテーブル16を参照し、ノード1−2bか
ら送られた現用パス20−1の経路が通過するSRLGに属
さないリンググループのリストを作成し、これをノード
1−2bに送り返す(S83)。ここではリンクグルー
プ(1, 2), (1, 3), (1, 4), (3, 5), (4, 5) (4, 6) か
らなるリストが送られる。そこでノード1−2bは、こ
のリストに含まれるリンクグループのうち使用可能リン
ク数が1以上であるもののみを用いてノード1−2bか
らノード1−5bまでの最短経路を計算する(S8
4)。この結果得られるのは経路(1, 2),(1, 3), (3,
5)であり、これを予備パス21−1の経路とする。
【0133】ノード1−2bは予備パス21−1の経路
も管理センター2−bに送る(S85)。管理センター
2−bは、パステーブル17の中から予備パス21−1
と経路の重複する予備パスを探すが、この時点でそのよ
うな予備パスは存在しない(S87にてN)。そこで管
理センター2−bはノード1−2bに対して「リソース
を共有しない」ということを示すメッセージを送るとと
もに(S88)、予備パス21−1の経路をパステーブ
ル17に記録する。
【0134】続いてノード1−2bは、現用パス20−
1のためにルーティングテーブル18を設定した後(図
37のS123)、設定要求メッセージにノード1−2
bからノード1−5bまでの経路を書き込んで、これを
下流ノードであるノード1−6bに送る。ノード1−6
bもルーティングテーブル18を設定した後、設定要求
メッセージを書き換えてノード1−5bに送る。これら
のノードでルーティングテーブル18の設定や設定要求
メッセージのシグナリングは、サブネットワーク3−a
において現用パス20−1に対して行われたのと全く同
じ方法で行われる。
【0135】最終的に設定要求メッセージを受け取った
ノード1−5bは、ノード1−6bから指定されたとお
りにルーティングテーブル18の上流ポートを設定する
(S124)。又、ノード1−5bは現用パス20−1
の終点ノードなので、下流ノードはクライアントとな
り、下流ポートとしてはクライアントに接続されたポー
トのうち最もポート番号の小さいものを選択し、これら
の情報もルーティングテーブル18に書き込む。続いて
ノード1−5bは、ルーティングテーブル18の内容に
従ってスイッチ10を切り換えた後、シグナリングメッ
セージの一種である設定応答メッセージを発行し、これ
をノード1−6bに送る。設定応答メッセージには、メ
ッセージの識別子、このパスが現用パスであることを示
す識別子、パス番号、起点ノード番号、終点ノード番号
等が含まれている。設定応答メッセージは現用パス20
−1の経路上を、パスの方向とは逆に、起点ノードであ
るノード1−1aまで転送される(S125)。経路上
の各ノードは、設定応答メッセージを受け取るとルーテ
ィングテーブル18の内容に従って自ノードのスイッチ
10を切り換える。以上により、現用パス20−1の設
定が完了する(S126)。
【0136】次にノード1−2bは、予備パス21−1
についてルーティングテーブル18を設定し(S12
7)、設定要求メッセージにサブネットワーク3−b内
での予備パス21−1の経路情報を書き込んで、これを
ノード1−1bに送る。設定要求メッセージはノード1
−1bからノード1−3b、ノード1−5bへと転送さ
れ、途中の各ノードでルーティングテーブル18の設定
が行われる(S128)。ここでも他の予備パスとの資
源の共有は行われず、ルーティングテーブル18の設定
や設定要求メッセージのシグナリングはサブネットワー
ク3−aで予備パス21−1に対して行われたのと全く
同様に行われる。
【0137】ノード1−5bでは予備パス21−1に対
する下流ポートとして、現用パス20−1に割り当てた
のと同じポートが割り当てられる。ルーティングテーブ
ル18の設定が完了すると、ノード1−5bは設定応答
メッセージを発行する。このメッセージは予備パス21
−1の経路上を、パスの方向とは逆に起点ノードである
ノード1−1aまで転送される(S129)。経路上の
各ノードは、予備パスに対する設定応答メッセージを受
け取った場合はスイッチ10の切り替えは行わない。以
上により予備パス21−1の設定も完了する(S13
0)。
【0138】次に、サブネットワーク3−a内のノード
1−1aを起点とし、サブネットワーク3−c内のノー
ド1−6cを終点とする現用パス20−2と予備パス2
1−2を設定する場合を考える。
【0139】ノード1−1a内のノード制御装置11
は、まず、外部ルーティングテーブル60を参照し、サ
ブネットワーク3−c内のノードを終点とするパスを設
定する場合はノード1−6aを経由すればよいことを知
る(図36のS111)。そこでノード1−1aの制御
装置11は、使用可能リンク数が1以上であるリンクグ
ループのみを通過するノード1−1aからノード1−6
aまでの最短経路を計算する(図32のS81)。こう
して得られる現用パス20−2の経路は(1, 2),(2, 6)
である。
【0140】次にノード1−1aは得られた現用パス2
0−1の経路を管理センター2−aに送る(S82)。
管理センター2−aの集中制御装置15はこれをパステ
ーブル17に記録する。次に集中制御装置15は、SRLG
テーブル16を参照し、ノード1−1aから送られた現
用パス20−2の経路が通過するSRLGに属さないリング
グループのリストを作成し、これをノード1−1aに送
り返す(S83)。ここではリンクグループ(1, 3),
(1, 4), (3, 5), (4, 5), (4, 6), (5, 6)からなるリス
トが送られる。そこでノード1−1aは、このリストに
含まれるリンクグループのうち使用可能リンク数が1以
上であるもののみを用いてノード1−1aからノード1
−6aまでの最短経路を計算する(S84)。この結果
得られるのは経路(1, 4), (4, 6)であり、これを予備パ
ス21−2の経路とする。
【0141】ノード1−1aは予備パス21−2の経路
も管理センター2−aに送る(S85)。管理センター
2−aの集中制御装置15は、パステーブル17の中か
ら予備パス21−2と経路の重複する予備パスを探す
(S86)。ここでは予備パス21−1がリンクグルー
プ(1, 4), (4, 6)において予備パス21−2と重複する
ので(S87にてY)、集中制御装置15はそれらの予
備パスに対応する現用パスである現用パス20−1と現
用パス20−2の経路が通過するSRLGを調べる(図26
のS17)。ここで両現用パスのSRLGは重複しないので
(S18にてN)、集中制御装置15は「リンクグルー
プ(1, 4), (4, 6)において予備パス21−1とリンクを
共有する」ということを示すメッセージをノード1−1
aに送るとともに、予備パス21−2の経路をパステー
ブル17に記録する(S19)。
【0142】続いてノード1−1aは現用パス20−2
に対してルーティングテーブル18の設定を行った後
(S20,S21)、設定要求メッセージを発行する。
この設定要求メッセージはノード1−4aを経てノード
1−6aに転送される(S22)。これに伴いノード1
−4aとノード1−6aでも現用パス20−2に対する
ルーティングテーブルの設定が行われる。ノード1−6
aは境界ノードなので、下流ノードとしてノード1−1
cが、下流ポートとしては現用リンクグループ40−a
cに接続されたポートがルーティングテーブル18に設
定される。つづいてノード1−6aは、設定要求メッセ
ージをノード1−1cに転送する。これら一連の手続き
は現用パス20−1に対してサブネットワーク3−a内
で行われたのと全く同様に行われる。
【0143】次にノード1−1aは予備パス21−2に
対してルーティングテーブル18の設定を行う(S2
3)。このときノード1−1aは、下流ポートとして予
備パス21−1に割り当てたのと同じポートを選択す
る。続いてノード1−1aは予備パス21−2に対する
設定要求メッセージを発行する(S24)。この設定要
求メッセージには、メッセージの識別子、このパスが予
備パスであることを示す識別子、パス番号、起点ノード
番号、終点ノード番号、ノード1−6aまでの経路情
報、下流ノードの上流ポート番号に加えて、このパスが
リンクグループ(1, 4), (4, 6)において予備パス21−
1とリンクを共有することを示す情報が含まれている。
【0144】設定要求メッセージを受け取ったノード1
−4aは予備パス21−2に対する下流ポートとして、
予備パス21−1に割り当てたのと同じポートを選択す
る。さらにこの下流ポートに接続されたノード1−6a
のポート番号を設定要求メッセージに書き込み、これを
ノード1−6aに転送する。
【0145】ノード1−6aは、設定要求メッセージに
よってノード1−4aから指示されたポートを上流ポー
トとしてルーティングテーブル18に書き込む。又、ノ
ード1−6aは境界ノードなので、下流ノード、下流ポ
ートについては現用パス20−2に対して設定したのと
同じものを設定する。続いてノード1−6aは設定要求
メッセージをノード1−1cに転送する(図36のS1
13〜S117)。
【0146】以上によって、サブネットワーク3−a内
での現用パス20−2と予備パス21−2に対するルー
ティングテーブル18の設定が完了する。
【0147】続いて、サブネットワーク3−c内での現
用パス20−2と予備パス21−2に対する設定が行わ
れる。
【0148】まず、ノード1−6aから現用パス20−
2に対する設定要求メッセージを受け取ったノード1−
1cは(図37のS121)、ノード1−1cからノー
ド1−6cまでの現用パス20−2の経路を計算し(図
32のS81)、これを管理センター2−cに送る(S
82)。管理センター2−cの集中制御装置15はこれ
をパステーブル17に記録した後、ノード1−1cから
送られた現用パス20−2の経路が通過するSRLGに属さ
ないリンググループのリストを作成し、これをノード1
−1cに送り返す(S83)。続いてノード1−1c
は、このリストに含まれるリンクグループのみを用いて
ノード1−1cからノード1−6cまでの予備パス21
−2の経路を計算する(S84)。ここでは、管理セン
ター2−cのSRLGテーブル、パステーブル等の内容は、
管理センター2−aと等しいとするので、サブネットワ
ーク3−c内での現用パス20−2と予備パス21−2
の経路の計算方法と得られる結果は、サブネットワーク
3−a内での現用パス20−2と予備パス21−2の経
路と等しい。
【0149】ノード1−1cは予備パス21−2の経路
も管理センター2−cに送る(S85)。管理センター
2−cは、パステーブル17の中から予備パス21−2
と経路の重複する予備パスを探すが、そのような予備パ
スは存在しないので(S87にてN)、管理センター2
−cはノード1−1cに対して「リソースを共有しな
い」ということを示すメッセージを送るとともに、予備
パス21−2の経路をパステーブル17に記録する(S
88)。
【0150】続いてノード1−1cは現用パス20−2
に対してルーティングテーブル18の設定を行った後
(図37のS123)、設定要求メッセージにサブネッ
トワーク3−c内での現用パス20−2の経路を書き込
み、これをノード1−2cに送る。設定要求メッセージ
はノード1−2cからノード1−6cに転送される(S
124)。これに伴いノード1−2cとノード1−6c
でも現用パス20−2に対するルーティングテーブル1
8の設定が行われる。ノード1−6cは終点ノードなの
で、下流ノードとしてクライアントが、下流ポートとし
てはクライアントに接続された未使用ポートのうち最も
ポート番号が小さいものが選択され、ルーティングテー
ブル18に設定される。つづいてノード1−6cは、設
定応答メッセージを発行してこれをノード1−2cに送
る。設定応答メッセージは現用パス20−2上をパスの
方向とは逆に起点ノードであるノード1−1aまで転送
される(S125)。これに伴い経路上の各ノードでス
イッチ10の切り換えが行われる(S126)。
【0151】次にノード1−1cは、予備パス21−2
に対してルーティングテーブル18の設定を行った後
(S127)、設定要求メッセージにサブネットワーク
3−c内での予備パス21−2の経路を書き込み、これ
をノード1−4cに送る。設定要求メッセージはノード
1−4cからノード1−6cに転送される(S12
8)。これに伴いノード1−4cとノード1−6cでも
予備パス21−2に対するルーティングテーブル18の
設定が行われるが、他の予備パスとのリンクの共有は行
われない。ノード1−6cは終点ノードなので、下流ノ
ードとしてクライアントが、下流ポートとしてはクライ
アントに接続された未使用ポートのうち最もポート番号
が小さいものが選択され、ルーティングテーブル18に
設定される。つづいてノード1−6cは、設定応答メッ
セージを発行してこれをノード1−4cに送る。設定応
答メッセージは予備パス21−2上をパスの方向とは逆
に起点ノードであるノード1−1aまで転送される(S
129)。経路上の各ノードは、予備パスに対する設定
応答メッセージを受け取った場合はスイッチ10の切り替
えは行わない。以上によって、現用パス20−2と予備
パス21−2の設定が完了する(S130)。
【0152】本実施の形態によって、現用パス20−1
と予備パス21−1、及び、現用パス20−2と予備パ
ス21−2という2組のパスを、各サブネットワーク3
内では互いにSRLGを共有しないように設定することが出
来る。したがって、各サブネットワーク3内で現用パス
20−1あるいは現用パス20−2上のリンク又はノー
ドに障害が発生しても、予備パスに切り換えることによ
って障害を回復することが出来る。又、各サブネットワ
ーク3の境界ではAPS による障害回復が行われる。さら
に、サブネットワーク3−a内では、予備パス21−1
と予備パス21−2とがリンクグループ(1, 4), (4, 6)
上のリンクを共有することにより、予備資源を節約する
ことが可能になっている。
【0153】次に、第8の実施の形態について説明す
る。第8の実施の形態は、第7の実施の形態と同様にネ
ットワークが複数のサブネットワークからなる場合で、
管理センター2が存在しない場合である。ネットワーク
構成を図22に示す。管理センター2が存在しない以外
は第7の実施の形態のネットワーク構成と全く等しい。
ノード1の構成を図23に示す。本実施の形態では、第
7の実施の形態と同じくノード1が外部ルーティングテ
ーブル60を持っている。それ以外は第3の実施の形態
のノード1の構成と全く同じで、SRLGテーブル16とパ
ステーブル17をノード内に持っている。
【0154】従って、サブネットワーク間のメッセージ
の送受信については第7の実施の形態のフローチャート
と同様であり、ノード1の動作は第3の実施の形態のフ
ローチャートと同様であるため、第8の実施の形態では
フローチャートを用いた動作説明を省略する。
【0155】ここでもまず、サブネットワーク3−a内
のノード1−1aを起点とし、サブネットワーク3−b
内のノード1−5bを終点とする現用パス20−1と予
備パス21−1を設定する場合を考える。
【0156】ノード1−1a内のノード制御装置11
は、まず、外部ルーティングテーブル60を参照し、サ
ブネットワーク3−b内のノードを終点とするパスを設
定する場合はノード1−5aを経由すればよいことを知
る。そこでノード1−1aの制御装置11はトポロジー
テーブル12とSRLGテーブル16を参照し、第2の実施
の形態で用いたのと同じ方法により、現用パス20−1
と予備パス21−1のノード1−1aからノード1−5
aまでの経路を計算する。こうして得られる現用パス2
0−1の経路は(1, 3), (3, 5)、予備パス21−1の経
路は(1, 4), (4,6), (5, 6)であり、これらの経路はSRL
Gを共有しない。ノード1−1aはこれらの経路と通過
するSRLGをパステーブル17に記録する。
【0157】続いてノード1−1aは現用パス20−1
のためにルーティングテーブル18を設定する。ここで
の設定の仕方は第7の実施の形態と同じである。
【0158】次にノード1−1aは、制御チャネル31
を介してノード1−3aに対して、シグナリングメッセ
ージの一種である現用パス20−1の設定要求メッセー
ジを送る。この設定要求メッセージには、メッセージの
識別子、このパスが現用パスであることを示す識別子、
パス番号、起点ノード番号、終点ノード番号、ノード1
−1aからノード1−5aまでの経路情報とSRLG情報、
下流ノードの上流ポート番号等の情報が含まれている。
ノード1−1aからノード1−5aまでのSRLG情報とし
ては、このパスがサブネットワーク3−a内で通過する
リンクグループが属する全てのSRLGの番号が加えられて
いる。それ以外は第7の実施の形態における設定要求メ
ッセージと等しい。
【0159】この設定要求メッセージを受けたノード1
−3aは、第7の実施の形態の場合と同様にルーティン
グテーブル18を設定し、設定要求メッセージの中の下
流ノードの上流ポート番号を書き換え、この設定要求メ
ッセージをノード1−5aに送る。又、設定要求メッセ
ージによって伝えられた現用パス20−1の経路情報と
SRLG情報を自ノードのパステーブル17に書き込む。
【0160】設定要求メッセージを受けたノード1−5
aは、第7の実施の形態の場合と同様にルーティングテ
ーブル18を設定し、設定要求メッセージの中の下流ノ
ードの上流ポート番号を書き換え、この設定要求メッセ
ージをノード1−2bに送る。又、設定要求メッセージ
によって伝えられた現用パス20−1の経路情報とSRLG
情報を自ノードのパステーブル17に書き込む。
【0161】現用パス20−1の設定に続いて、ノード
1−1aは予備パス21−1のためにルーティングテー
ブル18を設定する。このときノード1−1aはパステ
ーブル17を参照し、予備パス21−1と同じくリンク
グループ(1, 4)を通る別の予備パスを探すが、そのよう
な予備パスは存在しない。そこでノード1−1aはリン
クグループ(1, 4)に接続された未使用ポートのうち最も
ポート番号が小さいポート10を下流ポートとして選択
し、これをルーティングテーブル18に書き込む。
【0162】次にノード1−1aは、制御チャネル31
を介してノード1−4aに対して、予備パス21−1の
設定要求メッセージを送る。この設定要求メッセージに
は、メッセージの識別子、このパスが予備パスであるこ
とを示す識別子、パス番号、起点ノード番号、終点ノー
ド番号、ノード1−1aからノード1−5aまでの経路
情報とSRLG情報、下流ノードの上流ポート番号等の情報
が含まれている。
【0163】このメッセージを受け取ったノード1−4
aはパステーブル17を参照し、予備パス21−1と同
じくリンクグループ(4, 6)を通る別の予備パスを探す
が、そのような予備パスは存在しない。そこでノード1
−4aはリンクグループ(4, 6)に接続された未使用ポー
トのうち最もポート番号が小さいものを下流ポートとし
て選択し、これを自ノードのルーティングテーブル18
に書き込む。又、設定要求メッセージの下流ノードの上
流ポートを書き換え、これをノード1−6aに転送す
る。さらに設定要求メッセージによって伝えられた予備
パス21−1の経路情報とSRLG情報を自ノードのパステ
ーブル17に書き込む。
【0164】設定要求メッセージを受け取ったノード1
−6aはパステーブル17を参照し、予備パス21−1
と同じくリンクグループ(5, 6)を通る別の予備パスを探
すが、そのような予備パスは存在しない。そこでノード
1−6aはリンクグループ(5, 6)に接続された未使用ポ
ートのうち最もポート番号が小さいものを下流ポートと
して選択し、これを自ノードのルーティングテーブル1
8に書き込む。又、設定要求メッセージの下流ノードの
上流ポートを書き換え、これをノード1−5aに転送す
る。さらに設定要求メッセージによって伝えられた予備
パス21−1の経路情報とSRLG情報を自ノードのパステ
ーブル17に書き込む。
【0165】設定要求メッセージを受け取ったノード1
−5aは自らが境界ノードであることを知っているの
で、現用パス20−1の下流ポートに割り当てたのと同
じポートを予備パス21−1の下流ポートに割り当て、
ルーティングテーブル18を設定する。又、設定要求メ
ッセージの下流ノードの上流ポート番号を書き換え、こ
れをノード1−2bに転送する。さらに設定要求メッセ
ージによって伝えられた予備パス21−1の経路情報と
SRLG情報を自ノードのパステーブル17に書き込む。
【0166】以上のようにしてサブネットワーク3−a
内で現用パス20−1と予備バス21−1に対するルー
ティングテーブル18の設定が完了する。
【0167】一方、サブネットワーク3−b内のトポロ
ジ−テ−ブル12には、サブネットワーク3−b内のト
ポロジ−情報図4の内容およびノ−ド2bがサブネット
ワーク3−aのノ−ド5aと接続されているという情報
が保存されている。又、サブネットワーク3−b内のSR
LGテーブル16にはサブネットワーク3−b内のSRLG情
報、すなわち、図5と同じ内容が保持されている。又、
パステーブル17にはパスのサブネットワーク3−b内
の経路とSRLGが記録されている。
【0168】サブネットワーク3−bでは、ノード1−
2bがノード1−5aから、まず現用パス20−1の設
定要求メッセージを受け取る。このメッセージには、こ
のパスの終点ノードが同じサブネットワーク内のノード
1−5bであることが書かれているが、そこまでの経路
は書かれていない。そこでノード1−2bは、トポロジ
ーテーブル12とSRLGテーブル16を参照し、現用パス
20-1と予備パス21−1のノード1−2bからノード1
−5bまでの経路を計算する。こうして得られる現用パ
ス20−1の経路は(2, 6), (5, 6)、予備パス21−1
の経路は(1, 2), (1, 3), (3, 5)であり、これらの経路
はSRLGを共有しない。ノード1−2bはこれらの経路と
通過するSRLGをパステーブル17に記録する。
【0169】続いてノード1−2bは現用パス20−1
のためにルーティングテーブル18を設定する。ここで
の設定の仕方は第7の実施の形態と同じである。
【0170】次にノード1−2bは、受け取った現用パ
ス20−1の設定要求メッセージの経路情報とSRLG情報
を、サブネットワーク3−b内での経路情報とSRLG情報
に書き換え、又、下流ノードの上流ポート番号も書き換
えてノード1−6bに転送する。
【0171】この設定要求メッセージを受けたノード1
−6bは、第7の実施の形態の場合と同様にルーティン
グテーブル18を設定し、設定要求メッセージの中の下
流ノードの上流ポート番号を書き換え、この設定要求メ
ッセージをノード1−5bに送る。又、設定要求メッセ
ージによって伝えられた現用パス20−1の経路情報と
SRLG情報を自ノードのパステーブル17に書き込む。
【0172】設定要求メッセージを受け取ったノード1
−5bは、第7の実施の形態の場合と同様にルーティン
グテーブル18を設定し、ルーティングテーブル18の
内容に従ってスイッチ10を切り換え、設定応答メッセ
ージを発行し、これをノード1−6bに送る。設定応答
メッセージは現用パス20−1の経路上を、パスの方向
とは逆に、起点ノードであるノード1−1aまで転送さ
れる。経路上の各ノードは、設定応答メッセージを受け
取るとルーティングテーブル18の内容に従って自ノー
ドのスイッチ10を切り換える。以上により、現用パス
20−1の設定が完了する。
【0173】次にノード1−2bは、予備パス21−1
についてルーティングテーブル18を設定する。まず、
パステーブル17を参照し、予備パス21−1と同じく
リンクグループ(1, 2)を通る別の予備パスを探すが、そ
のような予備パスは存在しない。そこでノード1−2b
はリンクグループ(1, 2)に接続された未使用ポートのう
ち最もポート番号が小さいものを下流ポートとして選択
し、これを自ノードのルーティングテーブル18に書き
込む。又、設定要求メッセージの下流ノードの上流ポー
トを書き換え、これをノード1−1bに転送する。さら
に設定要求メッセージによって伝えられた予備パス21
−1の経路情報とSRLG情報を自ノードのパステーブル1
7に書き込む。
【0174】設定要求メッセージを受け取ったノード1
−1bはパステーブル17を参照し、予備パス21−1
と同じくリンクグループ(1, 3)を通る別の予備パスを探
すが、そのような予備パスは存在しない。そこでノード
1−1bはリンクグループ(1, 3)に接続された未使用ポ
ートのうち最もポート番号が小さいものを下流ポートと
して選択し、これを自ノードのルーティングテーブル1
8に書き込む。又、設定要求メッセージの下流ノードの
上流ポートを書き換え、これをノード1−3bに転送す
る。さらに設定要求メッセージによって伝えられた予備
パス21−1の経路情報とSRLG情報を自ノードのパステ
ーブル17に書き込む。
【0175】設定要求メッセージを受け取ったノード1
−3bはパステーブル17を参照し、予備パス21−1
と同じくリンクグループ(3, 5)を通る別の予備パスを探
すが、そのような予備パスは存在しない。そこでノード
1−3bはリンクグループ(3, 5)に接続された未使用ポ
ートのうち最もポート番号が小さいものを下流ポートと
して選択し、これを自ノードのルーティングテーブル1
8に書き込む。又、設定要求メッセージの下流ノードの
上流ポートを書き換え、これをノード1−5bに転送す
る。さらに設定要求メッセージによって伝えられた予備
パス21−1の経路情報とSRLG情報を自ノードのパステ
ーブル17に書き込む。
【0176】設定要求メッセージを受け取ったノード1
−5bは予備パス21−1の終点ノードなので、現用パ
ス20−1の下流ポートに割り当てたのと同じポートを
予備パス21−1の下流ポートに割り当て、ルーティン
グテーブル18を設定する。次に設定応答メッセージを
発行してこれをノード1−3bに送る。設定応答メッセ
ージは予備パス21−1の経路上を、パスの方向とは逆
に、起点ノードであるノード1−1aまで転送される。
この設定応答メッセージは予備パスに対する設定応答メ
ッセージなので、経路上の各ノードはスイッチ10の切
り替えは行わない。以上により、予備パス21−1の設
定が完了する。
【0177】次に、サブネットワーク3−a内のノード
1−1aを起点とし、サブネットワーク3−c内のノー
ド1−6cを終点とする現用パス20−2と予備パス2
1−2を設定する場合を考える。
【0178】ノード1−1a内のノード制御装置11
は、まず、外部ルーティングテーブル60を参照し、サ
ブネットワーク3−c内のノードを終点とするパスを設
定する場合はノード1−6aを経由すればよいことを知
る。そこでノード1−1aの制御装置11はトポロジー
テーブル12とSRLGテーブル16を参照し、第2の実施
の形態で用いたのと同じ方法により、現用パス20−2
と予備パス21−2のノード1−1aからノード1−6
aまでの経路を計算する。こうして得られる現用パス2
0−2の経路は(1, 2), (2, 6)、予備パス21−2の経
路は(1, 4), (4,6)であり、これらの経路はSRLGを共有
しない。ノード1−1aはこれらの経路と通過するSRLG
をパステーブル17に記録する。
【0179】次にノード1−1aは現用パス20−2に
対してルーティングテーブル18を設定し、現用パス2
0−2の設定要求メッセージを発行する。設定要求メッ
セージはノード1−1aからノード1−2a、ノード1
−6aへ転送され、これに伴いノード1−2aとノード
1−6aでもルーティングテーブル18の設定と、経路
情報およびSRLG情報のパステーブル17への書き込みが行
われる。境界ノードであるノード1−6aは下流ポート
としてリンクグループ40acに接続されたポートを選
択し、設定要求メッセージをノード1−1cへ転送す
る。以上の手続きはサブネットワーク3-a 内で現用パス
20−1に対して行われたのと全く同じ方法によって行
われる。
【0180】続いてノード1−1aは予備パス21−2
に対してルーティングテーブル18を設定する。まず、
ノード1−1aはパステーブル17を検索し、リンクグ
ループ(1,4) を通る別の予備パスが無いかを調べる。こ
こでは予備パス21−1がそれに該当するので、ノード
1−1aは現用パス20−1と現用パス20−2が通過
するサブネットワーク3−a内のSRLGを比較する。比較
の結果、両者のSRLGが重複しないことが分かるので、ノ
ード1−1aは予備パス21−2の下流ポートとして、
予備パス21−1に割り当てたのと同じポートを選択す
る。つまり、これら2つの予備パスはリンクグループ
(1, 4)においてリンクを共有することになる。続いてノ
ード1−1aは予備パス21−2の設定要求メッセージ
を発行し、これをノード1−4aに送る。この設定要求
メッセージにはサブネットワーク3−a内での予備パス
21−2の経路情報とSRLG情報が含まれている。
【0181】設定要求メッセージを受け取ったノード1
−4aは自ノードのパステーブル17を検索し、リンク
グループ(4, 6)を通る別の予備パスが無いかを調べる。
ここでも予備パス21−1がそれに該当するので、ノー
ド1−4aは現用パス20−1と現用パス20−2が通
過するサブネットワーク3−a内のSRLGを比較する。両
者のSRLGは重複しないので、ノード1−4aは予備パス
21−2の下流ポートとして、予備パス21−1に割り
当てたのと同じポートを選択する。つまり、これら2つ
の予備パスはリンクグループ(4, 6)においてもリンクを
共有することになる。又、ノード1−4aは設定要求メ
ッセージにより伝えられた予備パス21−2の経路情報
とSRLG情報を自ノードのパステーブル17に書き込む。
【0182】設定要求メッセージを受け取ったノード1
−6aは境界ノードなので、予備パス21−2の下流ポ
ートとして現用パス20−2に割り当てたのと同じポー
トを選択し、ルーティングテーブル18に設定する。
又、設定要求メッセージにより伝えられた予備パス21
−2の経路情報とSRLG情報を自ノードのパステーブル1
7に書き込む。さらに、設定要求メッセージの下流ノー
ドの上流ポートを書き換え、これをノード1−1cに転
送する。
【0183】以上のようにしてサブネットワーク3−a
内で現用パス20−2と予備バス21−2に対するルー
ティングテーブル18の設定が完了する。
【0184】一方、サブネットワーク3−cでは、ノー
ド1−1cがノード1−6aから、まず現用パス20−
2の設定要求メッセージを受け取る。このメッセージに
は、このパスの終点ノードが同じサブネットワーク内の
ノード1−6cであることが書かれているが、そこまで
の経路は書かれていない。そこでノード1−1cは、ト
ポロジーテーブル12とSRLGテーブル16を参照し、現
用パス20−2と予備パス21−2のノード1−1cか
らノード1−6cまでの経路を計算する。こうして得ら
れる現用パス20−2の経路は(1, 2), (2, 6)、予備パ
ス21−2の経路は(1, 4), (4, 6)であり、これらの経
路はSRLGを共有しない。ノード1−1cはこれらの経路
と通過するSRLGをパステーブル17に記録する。
【0185】次にノード1−1cは現用パス20−2に
対してルーティングテーブル18を設定し、設定要求メ
ッセージを発行する。設定要求メッセージはノード1−
1cからノード1−2c、ノード1−6cへ転送され、
これに伴いノード1−2cとノード1−6cでもルーテ
ィングテーブル18の設定と、経路情報およびSRLG情報
のパステーブル17への書き込みが行われる。ノード1
−6cは終点ノードなので、ルーティングテーブル18
を設定すると、これに従ってスイッチ10を切り換え、
設定応答メッセージを発行する。この設定応答メッセー
ジは現用パス20−2の経路上を、パスの方向とは逆
に、起点ノードであるノード1−1aまで転送される。
経路上の各ノードは、設定応答メッセージを受け取ると
ルーティングテーブル18の内容に従って自ノードのス
イッチ10を切り換える。以上の手続きはサブネットワ
ーク3−b内で現用パス20−1に対して行われたのと
全く同じ方法によって行われ、その結果、現用パス20
−2の設定が完了する。
【0186】次にノード1−1cは、予備パス21−2
に対してルーティングテーブル18を設定する。まず、
パステーブル17を参照し、予備パス21−2と同じく
リンクグループ(1, 4)を通る別の予備パスを探すが、そ
のような予備パスは存在しない。そこでノード1−1c
はリンクグループ(1, 4)に接続された未使用ポートのう
ち最もポート番号が小さいものを下流ポートとして選択
し、これを自ノードのルーティングテーブル18に書き
込む。又、設定要求メッセージの下流ノードの上流ポー
トを書き換え、これをノード1−4cに転送する。さら
に設定要求メッセージによって伝えられた予備パス21
−2の経路情報とSRLG情報を自ノードのパステーブル1
7に書き込む。
【0187】設定要求メッセージを受け取ったノード1
−4cはパステーブル17を参照し、予備パス21−2
と同じくリンクグループ(4, 6)を通る別の予備パスを探
すが、そのような予備パスは存在しない。そこでノード
1−4cはリンクグループ(4, 6)に接続された未使用ポ
ートのうち最もポート番号が小さいものを下流ポートと
して選択し、これを自ノードのルーティングテーブル1
8に書き込む。又、設定要求メッセージの下流ノードの
上流ポートを書き換え、これをノード1−6cに転送す
る。さらに設定要求メッセージによって伝えられた予備
パス21−2の経路情報とSRLG情報を自ノードのパステ
ーブル17に書き込む。
【0188】設定要求メッセージを受け取ったノード1
−6cは予備パス21−2の終点ノードなので、現用パ
ス20−2の下流ポートに割り当てたのと同じポートを
予備パス21−2の下流ポートに割り当て、ルーティン
グテーブル18を設定する。次に設定応答メッセージを
発行してこれをノード1−3cに送る。設定応答メッセ
ージは予備パス21−2の経路上を、パスの方向とは逆
に、起点ノードであるノード1−1aまで転送される。
この設定応答メッセージは予備パスに対する設定応答メ
ッセージなので、経路上の各ノードはスイッチ10の切
り替えは行わない。以上により、予備パス21−2の設
定が完了する。
【0189】本実施の形態によって、現用パス20−1
と予備パス21−1、及び、現用パス20−2と予備パ
ス21−2という2組のパスを、各サブネットワーク3
内では互いにSRLGを共有しないように設定することが出
来る。したがって、各サブネットワーク3内で現用パス
20−1あるいは現用パス20−2上のリンク又はノー
ドに障害が発生しても、予備パスに切り換えることによ
って障害を回復することが出来る。又、各サブネットワ
ーク3の境界ではAPS による障害回復が行われる。さら
に、サブネットワーク3−a内では、予備パス21−1
と予備パス21−2とがリンクグループ(1, 4), (4, 6)
上のリンクを共有することにより、予備資源を節約する
ことが可能になっている。
【0190】本実施の形態では、以上の効果を、集中制
御的な手段を用いず分散制御のみによって得ている。
【0191】なお、本願は次に示す形態にも適用が可能
である。 1.上記の実施の形態ではリンクは双方向であるとした
が、リンクが単方向であっても良い。 2.リンクグループとしてリンクが複数存在する場合に
ついて説明したが、複数に限定されるものではなく、リ
ンクが1つである場合も含む。 3.上記の実施の形態では、危険共有グループとしてSR
LGを考慮したパス設定方法について述べたが、危険共有
グループはSRLGに限らない。例えば、「リソースを共有
するノードのグループ」といった危険共有グループを考
慮したパス設定方法もあり得る。 4.上記の実施の形態では、2つのノード間に現用パス
と予備パスを設定する方法を述べたが、現用パスと予備
パスという区別は必ずしも必要ない。例えば、2つのパ
スをどちらも現用パスとして、負荷分散に用いることも
出来る(第5の実施の形態に適用が可能)。 5.上記の実施の形態では、予備リソース(リンク)を
共有させる複数の現用及び予備パスの起点ノードが同一
である場合について述べたが、これに限定されるもので
はなく、例えば、1組目の現用パス、予備パスの起点ノ
−ドがノ−ド1−1で、2組目の現用パス、予備パスの
起点ノ−ドがノ−ド1−2である場合も同様の手順でパ
スを設定することができる。 6.上記の実施の形態では、予備リソース(リンク)を
共有させる現用及び予備パスの組を2組としたが、これ
に限定されるものではなく、3組以上とすることも可能
である。その場合の設定手順は1組目のパスを設定する
場合及び2組目のパスを設定する場合と同じである(但
し、条件が異なるため結果は異なる)。例えば、この手
順を5組分繰り返せば、5組の現用及び予備パスの組が
予備リソースを共有することも有り得る。
【0192】以上説明したように、第7及び第8の実施
の形態では設定要求メッセージのシグナリングを起点ノ
ードから途中のノードを経由して終点ノードまで行い、
終点ノードにてル−ティングテーブルの設定を行った後
に、終点ノードから起点ノードまで同一経路上を逆方向
に設定応答メッセージの転送が行われる。そして、経路
上の各ノードがその設定応答メッセージを受け取り、ル
−ティングテーブルの内容に従い自ノードのスイッチを
切り換え、以上により、現用及び予備パスの設定が完了
するのである(第7の実施の形態については段落013
5及び0137、第8の実施の形態については段落01
72、0176、185及び188参照)。
【0193】なお、第1から第6の実施の形態では、説
明の便宜上、設定要求メッセージのシグナリングを起点
ノードから途中のノードを経由して終点ノードまで行
い、終点ノードにてル−ティングテーブルの設定を行う
ところまで説明したが、現実には第7及び第8の実施の
形態と同様に、終点ノードにてル−ティングテーブルの
設定を行った後に、終点ノードから起点ノードまで同一
経路上を逆方向に設定応答メッセージの転送が行われ
る。
【0194】次に、第9の実施の形態について説明す
る。第9の実施の形態はパス設定用プログラムに関する
ものである。このパス設定用プログラムは図24〜図3
7にフローチャートで示される各工程をコンピュータに
実行するためのプログラムである。各フローチャートの
各ステップの冒頭に(N)で表示されているステップが
ノード制御用のプログラム102Nであり、(K)で表
示されているステップが管理センター制御用のプログラ
ム102Kである。
【0195】次に、このパス設定用プログラムが制御す
る装置の構成について説明する。図38はパス設定用プ
ログラム102Nが制御するノードの構成図、図39は
パス設定用プログラム102Kが制御する管理センター
の構成図である。
【0196】まず、ノードの構成から説明する。図39
を参照すると、ノード1は前述したノード制御装置11
に加え、CPU(中央処理装置)101を含んでいる。
そして、このCPU101がパス設定用プログラム10
2Nを用いて、ノード1内の前述したノード制御装置1
1を制御する。その制御内容は前述したので説明を省略
する。
【0197】次に、管理センターの構成について説明す
る。図40を参照すると、管理センター2は前述した集
中制御装置15に加え、CPU103を含んでいる。そ
して、このCPU103がパス設定用プログラム102
Kを用いて、管理センター2内の集中制御装置15を制
御する。その制御内容も前述したので説明を省略する。
【0198】
【発明の効果】本発明による第1の発明によれば、ネッ
トワークを構成する複数のノ−ドと、前記ノ−ドの各々
と接続される管理センタ−とを含む通信ネットワークで
あって、前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情
報を有し、前記管理センタ−が危険共有資源グル−プに
関する情報を有するため、経路計算にかかる負荷を各ノ
−ド及び管理センタ−に分散させることが可能となる。
従って、経路計算にかかる負荷が一部の装置に集中する
のを防止することが可能となり、かつノ−ド間でのトラ
フィックの増大を防止することが可能となる。
【0199】又、本発明による第2から第6の発明も上
述した第1の発明と同様の効果を奏する。さらに、各実
施の形態から得られる効果を要約すると以下のようにな
る。
【0200】第1及び第4の実施の形態は、前記ノ−ド
の各々が前記ネットワークの接続情報を有し、前記管理
センタ−が危険共有資源グル−プに関する情報と現在設
定されているパス情報とを有するため、各々のノ−ドが
危険共有資源グル−プに関する情報及びパス情報を保持
する必要がなくなる。従って、各々のノ−ドにかかる負
荷を低減させることができる。
【0201】又、第1の実施の形態では現用パスと予備
パスの経路の計算をした後にSRLGが重複するか否かの情
報を管理センタ−から得るため、SRLGが重複しない現用
パスと予備パスが得られるまでに複数回の計算が必要と
なる場合が生じるが、第4の実施の形態では予備パスの
経路を計算する前に、現用パスの経路に含まれないSRLG
の一覧を管理センタ−から受け取るので、予備パスの計
算が必ず1回で済む。
【0202】第2の実施の形態は、前記ノ−ドの各々が
前記ネットワークの接続情報と危険共有資源グル−プに
関する情報とを有し、前記管理センタ−が現在設定され
ているパス情報とを有するため、各々のノ−ドがパス情
報を保持する必要がなくなる。従って、各々のノ−ドに
かかる負荷を低減させることができる。
【0203】第3の実施の形態は、前記ノ−ドの各々が
前記ネットワークの接続情報と危険共有資源グル−プに
関する情報と現在設定されている自ノ−ドを通過するパ
スに関する情報とを有するため、前記管理センタ−が不
要となり、ネットワ−クのノ−ド数が前記管理センタ−
の処理能力に制限されない。又、前記管理センタ−の障
害により前記ネットワーク全体がダウンすることがな
い。さらに、前記ノ−ドの各々はパス情報として自ノ−
ドを通過するパスに関する情報だけを保持するので1ノ
ードあたりの所要メモリ量は多くならず、又、自ノ−ド
と下流ノ−ド間のリンクグループで経路が重複する既存
の予備パスだけを検索するため、各ノ−ドにかかる既存
パス検索の負荷を軽減することができる。
【0204】第5の実施の形態は、前記ノ−ドの各々が
前記ネットワークの接続情報を有し、前記管理センタ−
が危険共有資源グル−プに関する情報を有するため、各
々のノ−ドが危険共有資源グル−プに関する情報を保持
する必要がなくなる。従って、各々のノ−ドにかかる負
荷を低減させることができる。
【0205】第6の実施の形態は、前記ノ−ドの各々が
前記ネットワークの接続情報を有し、前記管理センタ−
が現在設定されているパス情報を有するため、各々のノ
−ドがパス情報を保持する必要がなくなる。従って、各
々のノ−ドにかかる負荷を低減させることができる。
【0206】第7及び第8の実施の形態は、第1の実施
の形態から第6の実施の形態に示されるネットワ−クを
サブネットワ−クとし、複数のサブネットワ−クでネッ
トワ−クを構成するため、サブネットワ−ク毎に閉じた
現用パス及び予備パスを設定することができる。これに
より、障害回復はサブネットワ−ク毎に行われ、障害回
復時間が短くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のネットワーク構成図であ
る。
【図2】ノード1の構成図である。
【図3】管理センター2の構成図である。
【図4】トポロジーテーブル12を示す図である。
【図5】SRLGテーブル16を示す図である。
【図6】パステーブル17を示す図である。
【図7】ポートテーブル19を示す図である。
【図8】ルーティングテーブル18を示す図である。
【図9】トポロジーテーブル12を示す図である。
【図10】ポートテーブル19を示す図である。
【図11】ルーティングテーブル18を示す図である。
【図12】ノード1の構成図である。
【図13】管理センター2の構成図である。
【図14】第3の実施の形態のネットワーク構成図であ
る。
【図15】ノード1の構成図である。
【図16】パステーブル17を示す図である。
【図17】管理センター2の構成図である。
【図18】第7の実施の形態のネットワーク構成図であ
る。
【図19】ノード1の構成図である。
【図20】外部ルーティングテーブル60を示す図であ
る。
【図21】トポロジーテーブル12を示す図である。
【図22】第8の実施の形態のネットワーク構成図であ
る。
【図23】ノード1の構成図である。
【図24】第1の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図25】第1の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図26】第1の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図27】第1の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図28】第2の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図29】第3の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図30】第3の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図31】第3の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図32】第4の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図33】第5の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図34】第6の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図35】第6の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図36】第7の実施の形態の動作の一部を示すフロー
チャートである。
【図37】第7の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図38】第7の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図39】パス設定用プログラムが制御するノードの構
成図である。
【図40】パス設定用プログラムが制御する管理センタ
ーの構成図である。
【符号の説明】
1 ノード 2 管理センター 3 サブネットワーク 10 スイッチ 11 ノード制御装置 15 集中制御装置 20 現用パス 21 予備パス 40 現用リンクグループ 41 予備リンクグループ

Claims (78)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークであって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報を有
    し、前記管理センタ−が危険共有資源グル−プに関する
    情報を有することを特徴とする通信ネットワーク。
  2. 【請求項2】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークであって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報を有
    し、前記管理センタ−が現在設定されているパス情報を
    有することを特徴とする通信ネットワーク。
  3. 【請求項3】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークであって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報を有
    し、前記管理センタ−が危険共有資源グル−プに関する
    情報と現在設定されているパス情報とを有することを特
    徴とする通信ネットワーク。
  4. 【請求項4】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークであって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報と危険
    共有資源グル−プに関する情報とを有し、前記管理セン
    タ−が現在設定されているパス情報とを有することを特
    徴とする通信ネットワーク。
  5. 【請求項5】 ネットワークを構成する複数のノ−ドを
    含む通信ネットワークであって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報と危険
    共有資源グル−プに関する情報と現在設定されている自
    ノ−ドを通過するパスに関する情報とを有することを特
    徴とする通信ネットワーク。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の通信ネットワークをサブ
    ネットワ−クとし、複数の前記サブネットワ−クでネッ
    トワークが構成される通信ネットワークであって、 前記ノ−ドの各々はさらに他の前記サブネットワ−ク内
    の終点ノ−ドへのパスを設定する場合に経由する境界ノ
    −ドを示す外部ル−ティングテ−ブルを有することを特
    徴とする通信ネットワーク。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の通信ネットワークをサブ
    ネットワ−クとし、複数の前記サブネットワ−クでネッ
    トワークが構成される通信ネットワークであって、 前記ノ−ドの各々はさらに他の前記サブネットワ−ク内
    の終点ノ−ドへのパスを設定する場合に経由する境界ノ
    −ドを示す外部ル−ティングテ−ブルを有することを特
    徴とする通信ネットワーク。
  8. 【請求項8】 経路の異なる第1パス及び第2パスを計
    算する場合に、前記危険共有資源グル−プに関する情報
    が参照され、前記危険共有資源グル−プが重複しないパ
    スが決定されることを特徴とする請求項1,3から7い
    ずれかに記載の通信ネットワーク。
  9. 【請求項9】 複数組の経路の異なる第1パス及び第2
    パスを計算する場合に、前記パス情報が参照され、経路
    が重複する複数の前記第2パスが検索されることを特徴
    とする請求項2から8いずれかに記載の通信ネットワー
    ク。
  10. 【請求項10】 経路が重複する複数の前記第2パスが
    存在する場合に、前記危険共有資源グル−プに関する情
    報が参照され、前記各々の第2パスと対をなす第1パス
    の前記危険共有資源グル−プが重複するか否かが調べら
    れることを特徴とする請求項9記載の通信ネットワー
    ク。
  11. 【請求項11】 前記各々のノ−ドは1個又は複数個の
    リンクからなるリンクグル−プで結ばれており、前記各
    々の第2パスと対をなす第1パスの前記危険共有資源グ
    ル−プが重複しない場合に、経路が重複する複数の前記
    第2パスは前記リンクグル−プ上でリンクが共用される
    ことを特徴とする請求項10記載の通信ネットワーク。
  12. 【請求項12】 前記各々のノ−ドは複数個のリンクか
    らなるリンクグル−プで結ばれており、前記各々の第2
    パスと対をなす第1パスの前記危険共有資源グル−プが
    重複する場合に、経路が重複する複数の前記第2パスは
    前記リンクグル−プ上でリンクが共用されないことを特
    徴とする請求項10記載の通信ネットワーク。
  13. 【請求項13】 前記第1パスを現用パスとし、前記第
    2パスを予備パスとすることを特徴とする請求項8から
    12いずれかに記載の通信ネットワーク。
  14. 【請求項14】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と接続される管理センタ−であって、 前記管理センタ−は危険共有資源グル−プに関する情報
    を有し、前記ノ−ドが経路の異なる第1パス及び第2パ
    スを計算する場合に、前記危険共有資源グル−プに関す
    る情報を前記ノ−ドに通知することを特徴とする管理セ
    ンタ−。
  15. 【請求項15】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と接続される管理センタ−であって、 前記管理センタ−は現在設定されているパス情報を有
    し、前記ノ−ドが経路の異なる第1パス及び第2パスを
    計算する場合に、前記パス情報を参照し前記ノ−ドが計
    算する第2パスと重複する既設定の第2パスが存在する
    か否かを調べることを特徴とする管理センタ−。
  16. 【請求項16】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と接続される管理センタ−であって、 前記管理センタ−は前記危険共有資源グル−プに関する
    情報及び前記パス情報を有することを特徴とする請求項
    14又は15記載の管理センタ−。
  17. 【請求項17】 ネットワークを構成するノ−ドであっ
    て、 前記ネットワークの接続情報を有し、前記ノ−ドが経路
    の異なる第1パス及び第2パスを計算する場合に、前記
    ノ−ドに接続された管理センタ−から危険共有資源グル
    −プに関する情報を得ることを特徴とするノ−ド。
  18. 【請求項18】 ネットワークを構成するノ−ドであっ
    て、 前記ネットワークの接続情報を有し、前記ノ−ドが経路
    の異なる第1パス及び第2パスを計算する場合に、前記
    ノ−ドに接続された管理センタ−が現在設定されている
    パス情報を参照し前記ノ−ドが計算する第2パスと重複
    する既設定の第2パスが存在するか否かを調べることを
    特徴とするノ−ド。
  19. 【請求項19】 ネットワークを構成するノ−ドであっ
    て、 前記ネットワークの接続情報を有し、前記ノ−ドに接続
    された管理センタ−が前記危険共有資源グル−プに関す
    る情報及び前記パス情報を有することを特徴とする請求
    項17又は18記載のノ−ド。
  20. 【請求項20】 ネットワークを構成するノ−ドであっ
    て、 前記ネットワークの接続情報及び危険共有資源グル−プ
    に関する情報を有し、前記ノ−ドが経路の異なる第1パ
    ス及び第2パスを計算する場合に、前記ノ−ドに接続さ
    れた管理センタ−が現在設定されているパス情報を参照
    し前記ノ−ドが計算する第2パスと重複する既設定の第
    2パスが存在するか否かを調べることを特徴とするノ−
    ド。
  21. 【請求項21】 ネットワークを構成するノ−ドであっ
    て、 前記ネットワークの接続情報、危険共有資源グル−プに
    関する情報及び現在設定されている自ノ−ドを通過する
    パスに関する情報を有し、前記ノ−ドが経路の異なる第
    1パス及び第2パスを計算する場合に、これらの情報を
    参照することを特徴とするノ−ド。
  22. 【請求項22】 請求項19記載のネットワークをサブ
    ネットワ−クとし、複数の前記サブネットワ−クでネッ
    トワークが構成される通信ネットワークにおけるノ−ド
    であって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報を有
    し、さらに他の前記サブネットワ−ク内の終点ノ−ドへ
    のパスを設定する場合に経由する境界ノ−ドを示す外部
    ル−ティングテ−ブルを有することを特徴とするノ−
    ド。
  23. 【請求項23】 請求項21記載のネットワークをサブ
    ネットワ−クとし、複数の前記サブネットワ−クでネッ
    トワークが構成される通信ネットワークにおけるノ−ド
    であって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報、危険
    共有資源グル−プに関する情報及び現在設定されている
    パス情報を有し、さらに他の前記サブネットワ−ク内の
    終点ノ−ドへのパスを設定する場合に経由する境界ノ−
    ドを示す外部ル−ティングテ−ブルを有することを特徴
    とするノ−ド。
  24. 【請求項24】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークにおけるパス設定方法であって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報を有
    し、前記管理センタ−が危険共有資源グル−プに関する
    情報を有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報を参照して第
    1パスの経路を計算し得られた経路を前記管理センタ−
    に送る第1ステップと、前記管理センタ−が前記危険共
    有資源グル−プに関する情報を参照し前記起点ノードか
    ら送られた経路が通過する前記危険共有資源グル−プに
    属さないリンクグループのリストを前記起点ノードに返
    送する第2ステップと、前記起点ノードが前記管理セン
    タ−から送られたリストを参照して第2パスの経路を計
    算する第3ステップとを含むことを特徴とするパス設定
    方法。
  25. 【請求項25】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークにおけるパス設定方法であって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報を有
    し、前記管理センタ−が現在設定されているパス情報を
    有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報を参照して第
    1パス及び第2パスの経路を計算し得られた経路を前記
    管理センタ−に送る第1ステップと、前記管理センタ−
    が前記パス情報を参照して前記第2パスと経路が重複す
    る既存の第2パスを探す第2ステップとを含むことを特
    徴とするパス設定方法。
  26. 【請求項26】 前記第2ステップにて前記第2パスと
    経路が重複する既設定の第2パスが存在すると判定され
    た場合、前記管理センタ−から前記起点ノードへ前記第
    2パスを設定するときに重複するリンクグループにてリ
    ンクを共有させる旨のメッセージを送る第3ステップを
    含むことを特徴とする請求項25記載のパス設定方法。
  27. 【請求項27】 前記第2ステップにて前記第2パスと
    経路が重複する既設定の第2パスが存在しないと判定さ
    れた場合、前記管理センタ−から前記起点ノードへ前記
    第2パスを設定するときにリンクを共有させない旨のメ
    ッセージを送る第4ステップを含むことを特徴とする請
    求項25又は26記載のパス設定方法。
  28. 【請求項28】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークにおけるパス設定方法であって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報を有
    し、前記管理センタ−が危険共有資源グル−プに関する
    情報と現在設定されているパス情報とを有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報を参照して第
    1パス及び第2パスの経路を計算し得られた経路を前記
    管理センタ−に送る第1ステップと、前記管理センタ−
    が前記危険共有資源グル−プに関する情報を参照し前記
    起点ノードから送られた前記第1パス及び第2パスの経
    路が通過する前記危険共有資源グル−プを調べる第2ス
    テップと、前記第2ステップにて前記危険共有資源グル
    −プが重複しないと判定された場合、前記管理センタ−
    が前記パス情報を参照して前記第2パスと経路が重複す
    る既設定の第2パスを探す第3ステップを含むことを特
    徴とするパス設定方法。
  29. 【請求項29】 前記第3ステップにて前記第2パスと
    経路が重複する既設定の第2パスが存在する場合、前記
    第2パスに対する第1パスと前記既設定の第2パスに対
    する第1パスの経路が通過する前記危険共有資源グル−
    プを調べる第4ステップを含むことを特徴とする請求項
    28記載のパス設定方法。
  30. 【請求項30】 前記第4ステップにて両第1パスの前
    記危険共有資源グル−プが重複しないと判定された場
    合、前記管理センタ−から前記起点ノードへ前記第2パ
    スを設定するときに重複するリンクグループにてリンク
    を共有させる旨のメッセージを送る第5ステップを含む
    ことを特徴とする請求項29記載のパス設定方法。
  31. 【請求項31】 前記第4ステップにて両第1パスの前
    記危険共有資源グル−プが重複すると判定された場合、
    前記管理センタ−から前記起点ノードへ前記第2パスを
    設定するときに重複するリンクグループにてリンクを共
    有させない旨のメッセージを送る第6ステップを含むこ
    とを特徴とする請求項29又は30記載のパス設定方
    法。
  32. 【請求項32】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークにおけるパス設定方法であって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報を有
    し、前記管理センタ−が危険共有資源グル−プに関する
    情報と現在設定されているパス情報とを有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報を参照して第
    1パスの経路を計算し得られた経路を前記管理センタ−
    に送る第1ステップと、前記管理センタ−が前記危険共
    有資源グル−プに関する情報を参照し前記起点ノードか
    ら送られた経路が通過する前記危険共有資源グル−プに
    属さないリンクグループのリストを前記起点ノードに返
    送する第2ステップと、前記起点ノードが前記管理セン
    タ−から送られたリストを参照して第2パスの経路を計
    算し得られた経路を前記管理センタ−に送る第3ステッ
    プと、前記管理センタ−が前記パス情報を参照して前記
    第2パスと経路が重複する既設定の第2パスを探す第4
    ステップを含むことを特徴とするパス設定方法。
  33. 【請求項33】 前記第4ステップにて前記第2パスと
    経路が重複する既設定の第2パスが存在する場合、前記
    第2パスに対する第1パスと前記既設定の第2パスに対
    する第1パスの経路が通過する前記危険共有資源グル−
    プを調べる第5ステップを含むことを特徴とする請求項
    32記載のパス設定方法。
  34. 【請求項34】 前記第5ステップにて両第1パスの前
    記危険共有資源グル−プが重複しないと判定された場
    合、前記管理センタ−から前記起点ノードへ前記第2パ
    スを設定するときに重複するリンクグループにてリンク
    を共有させる旨のメッセージを送る第6ステップを含む
    ことを特徴とする請求項33記載のパス設定方法。
  35. 【請求項35】 前記第5ステップにて両第1パスの前
    記危険共有資源グル−プが重複すると判定された場合、
    前記管理センタ−から前記起点ノードへ前記第2パスを
    設定するときに重複するリンクグループにてリンクを共
    有させない旨のメッセージを送る第7ステップを含むこ
    とを特徴とする請求項33又は34記載のパス設定方
    法。
  36. 【請求項36】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークにおけるパス設定方法であって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報と危険
    共有資源グル−プに関する情報とを有し、前記管理セン
    タ−が現在設定されているパス情報とを有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報と前記危険共
    有資源グル−プに関する情報とを参照して第1パス及び
    第2パスの経路を両者が同じ前記危険共有資源グル−プ
    を通過しないように計算する第1ステップと、前記計算
    し得られた経路を前記管理センタ−に送る第2ステップ
    と、前記管理センタ−が前記パス情報を参照し前記第2
    パスと経路が重複する既設定の第2パスを探す第3ステ
    ップとを含むことを特徴とするパス設定方法。
  37. 【請求項37】 前記第3ステップにて前記第2パスと
    経路が重複する既設定の第2パスが存在する場合、前記
    第2パスに対する第1パスと前記既設定の第2パスに対
    する第1パスの経路が通過する前記危険共有資源グル−
    プを調べる第4ステップを含むことを特徴とする請求項
    36記載のパス設定方法。
  38. 【請求項38】 前記第4ステップにて両第1パスの前
    記危険共有資源グル−プが重複しないと判定された場
    合、前記管理センタ−から前記起点ノードへ前記第2パ
    スを設定するときに重複するリンクグループにてリンク
    を共有させる旨のメッセージを送る第5ステップを含む
    ことを特徴とする請求項37記載のパス設定方法。
  39. 【請求項39】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    を含む通信ネットワークにおけるパス設定方法であっ
    て、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報と危険
    共有資源グル−プに関する情報と現在設定されている自
    ノ−ドを通過するパスに関する情報とを有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報と前記危険共
    有資源グル−プに関する情報とを参照して第1パス及び
    第2パスの経路を両者が同じ前記危険共有資源グル−プ
    を通過しないように計算する第1ステップと、前記経路
    上の各々のノ−ドが上流ノ−ドからのシグナリングを受
    け取り、前記危険共有資源グル−プに関する情報と前記
    現在設定されている自ノ−ドを通過するパスに関する情
    報とを参照して自ノ−ドと下流ノ−ド間のリンクグルー
    プで経路が重複する前記第2パスの検出及び前記第1パ
    スの前記危険共有資源グル−プの比較を行う第2ステッ
    プとを含むことを特徴とするパス設定方法。
  40. 【請求項40】 請求項32から35いずれかに記載の
    ネットワークをサブネットワ−クとし、複数の前記サブ
    ネットワ−クでネットワークが構成される通信ネットワ
    ークにおけるパス設定方法であって、 前記ノ−ドの各々はさらに他の前記サブネットワ−ク内
    の終点ノ−ドへのパスを設定する場合に経由する境界ノ
    −ドを示す外部ル−ティングテ−ブルを有し、 前記起点ノードから前記境界ノ−ドまでの前記第1パス
    及び第2パスを設定する第9ステップと、前記境界ノ−
    ドから他の前記サブネットワ−ク内の終点ノ−ドまでの
    前記第1パス及び第2パスを設定する第10ステップと
    を含むことを特徴とするパス設定方法。
  41. 【請求項41】 請求項39記載のネットワークをサブ
    ネットワ−クとし、複数の前記サブネットワ−クでネッ
    トワークが構成される通信ネットワークにおけるパス設
    定方法であって、 前記ノ−ドの各々はさらに他の前記サブネットワ−ク内
    の終点ノ−ドへのパスを設定する場合に経由する境界ノ
    −ドを示す外部ル−ティングテ−ブルを有し、 前記起点ノードから前記境界ノ−ドまでの前記第1パス
    及び第2パスを設定する第3ステップと、前記境界ノ−
    ドから他の前記サブネットワ−ク内の終点ノ−ドまでの
    前記第1パス及び第2パスを設定する第4ステップとを
    含むことを特徴とするパス設定方法。
  42. 【請求項42】 前記第1パスを現用パスとし、前記第
    2パスを予備パスとすることを特徴とする請求項24か
    ら41いずれかに記載のパス設定方法。
  43. 【請求項43】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークにおけるノード制御用のパス設定用
    プログラムであって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報を有
    し、前記管理センタ−が危険共有資源グル−プに関する
    情報を有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報を参照して第
    1パスの経路を計算し得られた経路を前記管理センタ−
    に送る第1ステップと、前記管理センタ−が前記危険共
    有資源グル−プに関する情報を参照し前記起点ノードか
    ら送られた経路が通過する前記危険共有資源グル−プに
    属さないリンクグループのリストを前記起点ノードに返
    送するのを受けて、前記起点ノードが前記管理センタ−
    から送られたリストを参照して第2パスの経路を計算す
    る第2ステップとを含むことを特徴とするノード制御用
    のパス設定用プログラム。
  44. 【請求項44】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークにおけるノード制御用のパス設定用
    プログラムであって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報を有
    し、前記管理センタ−が現在設定されているパス情報を
    有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報を参照して第
    1パス及び第2パスの経路を計算し得られた経路を前記
    管理センタ−に送る第1ステップを含み、前記管理セン
    タ−が前記パス情報を参照して前記第2パスと経路が重
    複する既存の第2パスを探すことを特徴とするノード制
    御用のパス設定用プログラム。
  45. 【請求項45】 前記第2パスと経路が重複する既設定
    の第2パスが存在すると判定された場合、前記管理セン
    タ−が前記起点ノードへ前記第2パスを設定するときに
    重複するリンクグループにてリンクを共有させる旨のメ
    ッセージを送るのを受けて、前記リンググループにおい
    て前記第2パスに対して前記経路が重複する既設定の第
    2パスに割り当てたリンクを割り当てることを特徴とす
    る請求項44記載のノード制御用のパス設定用プログラ
    ム。
  46. 【請求項46】 前記第2パスと経路が重複する既設定
    の第2パスが存在しないと判定された場合、前記管理セ
    ンタ−が前記起点ノードへ前記第2パスを設定するとき
    にリンクを共有させない旨のメッセージを送るのを受け
    て、前記リンググループにおいて前記第2パスに対して
    前記経路が重複する既設定の第2パスに割り当てたリン
    ク以外のリンクを割り当てることを特徴とする請求項4
    4又は45記載のノード制御用のパス設定用プログラ
    ム。
  47. 【請求項47】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークにおけるノード制御用のパス設定用
    プログラムであって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報を有
    し、前記管理センタ−が危険共有資源グル−プに関する
    情報と現在設定されているパス情報とを有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報を参照して第
    1パス及び第2パスの経路を計算し得られた経路を前記
    管理センタ−に送る第1ステップを含み、前記管理セン
    タ−が前記危険共有資源グル−プに関する情報を参照し
    前記起点ノードから送られた前記第1パス及び第2パス
    の経路が通過する前記危険共有資源グル−プを調べ、前
    記危険共有資源グル−プが重複しないと判定された場
    合、前記管理センタ−が前記パス情報を参照して前記第
    2パスと経路が重複する既設定の第2パスを探すことを
    特徴とするノード制御用のパス設定用プログラム。
  48. 【請求項48】 前記第2パスと経路が重複する既設定
    の第2パスが存在する場合、前記第2パスに対する第1
    パスと前記既設定の第2パスに対する第1パスの経路が
    通過する前記危険共有資源グル−プを調べることを特徴
    とする請求項47記載のノード制御用のパス設定用プロ
    グラム。
  49. 【請求項49】 前記両第1パスの前記危険共有資源グ
    ル−プが重複しないと判定された場合、前記管理センタ
    −が前記起点ノードへ前記第2パスを設定するときに重
    複するリンクグループにてリンクを共有させる旨のメッ
    セージを送るのを受けて、前記リンググループにおいて
    前記第2パスに対して前記経路が重複する既設定の第2
    パスに割り当てたリンクを割り当てることを特徴とする
    請求項48記載のノード制御用のパス設定用プログラ
    ム。
  50. 【請求項50】 前記両第1パスの前記危険共有資源グ
    ループが重複すると判定された場合、前記管理センター
    が前記起点ノードへ前記第2パスを設定するときに重複
    するリンクグループにてリンクを共有させない旨のメッ
    セージを送るのを受けて、前記リンググループにおいて
    前記第2パスに対して前記経路が重複する既設定の第2
    パスに割り当てたリンク以外のリンクを割り当てること
    を特徴とする請求項48又は49記載のノード制御用の
    パス設定用プログラム。
  51. 【請求項51】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークにおけるノード制御用のパス設定用
    プログラムであって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報を有
    し、前記管理センタ−が危険共有資源グル−プに関する
    情報と現在設定されているパス情報とを有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報を参照して第
    1パスの経路を計算し得られた経路を前記管理センタ−
    に送る第1ステップと、前記管理センタ−が前記危険共
    有資源グル−プに関する情報を参照し前記起点ノードか
    ら送られた経路が通過する前記危険共有資源グル−プに
    属さないリンクグループのリストを前記起点ノードに返
    送するのを受けて、前記起点ノードが前記管理センタ−
    から送られたリストを参照して第2パスの経路を計算し
    得られた経路を前記管理センタ−に送る第2ステップと
    を含み、前記管理センタ−が前記パス情報を参照して前
    記第2パスと経路が重複する既設定の第2パスを探すこ
    とを特徴とするノード制御用のパス設定用プログラム。
  52. 【請求項52】 前記第2パスと経路が重複する既設定
    の第2パスが存在する場合、前記第2パスに対する第1
    パスと前記既設定の第2パスに対する第1パスの経路が
    通過する前記危険共有資源グル−プを調べることを特徴
    とする請求項51記載のノード制御用のパス設定用プロ
    グラム。
  53. 【請求項53】 前記両第1パスの前記危険共有資源グ
    ル−プが重複しないと判定された場合、前記管理センタ
    ーが前記起点ノードへ前記第2パスを設定するときに重
    複するリンクグループにてリンクを共有させる旨のメッ
    セージを送るのを受けて、前記リンググループにおいて
    前記第2パスに対して前記経路が重複する既設定の第2
    パスに割り当てたリンクを割り当てるすることを特徴と
    する請求項52記載のノード制御用のパス設定用プログ
    ラム。
  54. 【請求項54】 前記両第1パスの前記危険共有資源グ
    ル−プが重複すると判定された場合、前記管理センター
    が前記起点ノードへ前記第2パスを設定するときに重複
    するリンクグループにてリンクを共有させない旨のメッ
    セージを送るのを受けて、前記リンググループにおいて
    前記第2パスに対して前記経路が重複する既設定の第2
    パスに割り当てたリンク以外のリンクを割り当てること
    を特徴とする請求項52又は53記載のノード制御用の
    パス設定用プログラム。
  55. 【請求項55】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークにおけるノード制御用のパス設定用
    プログラムであって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報と危険
    共有資源グル−プに関する情報とを有し、前記管理セン
    タ−が現在設定されているパス情報とを有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報と前記危険共
    有資源グル−プに関する情報とを参照して第1パス及び
    第2パスの経路を両者が同じ前記危険共有資源グル−プ
    を通過しないように計算する第1ステップと、前記計算
    し得られた経路を前記管理センタ−に送る第2ステップ
    とを含み、前記管理センタ−が前記パス情報を参照し前
    記第2パスと経路が重複する既設定の第2パスを探すこ
    とを特徴とするノード制御用のパス設定用プログラム。
  56. 【請求項56】 前記第2パスと経路が重複する既設定
    の第2パスが存在する場合、前記第2パスに対する第1
    パスと前記既設定の第2パスに対する第1パスの経路が
    通過する前記危険共有資源グル−プを調べることを特徴
    とする請求項55記載のノード制御用のパス設定用プロ
    グラム。
  57. 【請求項57】 前記両第1パスの前記危険共有資源グ
    ル−プが重複しないと判定された場合、前記管理センタ
    ーが前記起点ノードへ前記第2パスを設定するときに重
    複するリンクグループにてリンクを共有させる旨のメッ
    セージを送るのを受けて、前記リンググループにおいて
    前記第2パスに対して前記経路が重複する既設定の第2
    パスに割り当てたリンクを割り当てることを特徴とする
    請求項56記載のノード制御用のパス設定用プログラ
    ム。
  58. 【請求項58】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    を含む通信ネットワークにおけるノード制御用のパス設
    定用プログラムであって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報と危険
    共有資源グル−プに関する情報と現在設定されている自
    ノ−ドを通過するパスに関する情報とを有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報と前記危険共
    有資源グル−プに関する情報とを参照して第1パス及び
    第2パスの経路を両者が同じ前記危険共有資源グル−プ
    を通過しないように計算する第1ステップと、前記経路
    上の各々のノ−ドが上流ノ−ドからのシグナリングを受
    け取り、前記危険共有資源グル−プに関する情報と前記
    現在設定されている自ノ−ドを通過するパスに関する情
    報とを参照して自ノ−ドと下流ノ−ド間のリンクグルー
    プで経路が重複する前記第2パスの検出及び前記第1パ
    スの前記危険共有資源グル−プの比較を行う第2ステッ
    プとを含むことを特徴とするノード制御用のパス設定用
    プログラム。
  59. 【請求項59】 請求項51から54いずれかに記載の
    ネットワークをサブネットワ−クとし、複数の前記サブ
    ネットワ−クでネットワークが構成される通信ネットワ
    ークにおけるノード制御用のパス設定用プログラムであ
    って、 前記ノ−ドの各々はさらに他の前記サブネットワ−ク内
    の終点ノ−ドへのパスを設定する場合に経由する境界ノ
    −ドを示す外部ル−ティングテ−ブルを有し、 前記起点ノードから前記境界ノ−ドまでの前記第1パス
    及び第2パスを設定する第3ステップと、前記境界ノ−
    ドから他の前記サブネットワ−ク内の終点ノ−ドまでの
    前記第1パス及び第2パスを設定する第4ステップとを
    含むことを特徴とするノード制御用のパス設定用プログ
    ラム。
  60. 【請求項60】 請求項58記載のネットワークをサブ
    ネットワ−クとし、複数の前記サブネットワ−クでネッ
    トワークが構成される通信ネットワークにおけるノード
    制御用のパス設定用プログラムであって、 前記ノ−ドの各々はさらに他の前記サブネットワ−ク内
    の終点ノ−ドへのパスを設定する場合に経由する境界ノ
    −ドを示す外部ル−ティングテ−ブルを有し、 前記起点ノードから前記境界ノ−ドまでの前記第1パス
    及び第2パスを設定する第3ステップと、前記境界ノ−
    ドから他の前記サブネットワ−ク内の終点ノ−ドまでの
    前記第1パス及び第2パスを設定する第4ステップとを
    含むことを特徴とするノード制御用のパス設定用プログ
    ラム。
  61. 【請求項61】 前記第1パスを現用パスとし、前記第
    2パスを予備パスとすることを特徴とする請求項43か
    ら60いずれかに記載のノード制御用のパス設定用プロ
    グラム。
  62. 【請求項62】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークにおける管理センタ−用のパス設定
    プログラムであって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報を有
    し、前記管理センタ−が危険共有資源グル−プに関する
    情報を有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報を参照して第
    1パスの経路を計算し得られた経路を前記管理センタ−
    に送ると、前記管理センタ−が前記危険共有資源グル−
    プに関する情報を参照し前記起点ノードから送られた経
    路が通過する前記危険共有資源グル−プに属さないリン
    クグループのリストを前記起点ノードに返送する第1ス
    テップを含み、前記起点ノードが前記管理センタ−から
    送られたリストを参照して第2パスの経路を計算するこ
    とを特徴とする管理センタ−用のパス設定プログラム。
  63. 【請求項63】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークにおける管理センタ−用のパス設定
    プログラムであって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報を有
    し、前記管理センタ−が現在設定されているパス情報を
    有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報を参照して第
    1パス及び第2パスの経路を計算し得られた経路を前記
    管理センタ−に送ると、前記管理センタ−が前記パス情
    報を参照して前記第2パスと経路が重複する既存の第2
    パスを探す第1ステップを含むことを特徴とする管理セ
    ンタ−用のパス設定プログラム。
  64. 【請求項64】 前記第1ステップにて前記第2パスと
    経路が重複する既設定の第2パスが存在すると判定され
    た場合、前記管理センタ−から前記起点ノードへ前記第
    2パスを設定するときに重複するリンクグループにてリ
    ンクを共有させる旨のメッセージを送る第2ステップを
    含むことを特徴とする請求項63記載の管理センタ−用
    のパス設定プログラム。
  65. 【請求項65】 前記第1ステップにて前記第2パスと
    経路が重複する既設定の第2パスが存在しないと判定さ
    れた場合、前記管理センタ−から前記起点ノードへ前記
    第2パスを設定するときにリンクを共有させない旨のメ
    ッセージを送る第3ステップを含むことを特徴とする請
    求項63又は64記載の管理センタ−用のパス設定プロ
    グラム。
  66. 【請求項66】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークにおける管理センタ−用のパス設定
    プログラムであって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報を有
    し、前記管理センタ−が危険共有資源グル−プに関する
    情報と現在設定されているパス情報とを有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報を参照して第
    1パス及び第2パスの経路を計算し得られた経路を前記
    管理センタ−に送ると、前記管理センタ−が前記危険共
    有資源グル−プに関する情報を参照し前記起点ノードか
    ら送られた前記第1パス及び第2パスの経路が通過する
    前記危険共有資源グル−プを調べる第1ステップと、前
    記第1ステップにて前記危険共有資源グル−プが重複し
    ないと判定された場合、前記管理センタ−が前記パス情
    報を参照して前記第2パスと経路が重複する既設定の第
    2パスを探す第2ステップとを含むことを特徴とする管
    理センタ−用のパス設定プログラム。
  67. 【請求項67】 前記第2ステップにて前記第2パスと
    経路が重複する既設定の第2パスが存在する場合、前記
    第2パスに対する第1パスと前記既設定の第2パスに対
    する第1パスの経路が通過する前記危険共有資源グル−
    プを調べる第3ステップを含むことを特徴とする請求項
    66記載の管理センタ−用のパス設定プログラム。
  68. 【請求項68】 前記第3ステップにて両第1パスの前
    記危険共有資源グル−プが重複しないと判定された場
    合、前記管理センタ−から前記起点ノードへ前記第2パ
    スを設定するときに重複するリンクグループにてリンク
    を共有させる旨のメッセージを送る第4ステップを含む
    ことを特徴とする請求項67記載の管理センタ−用のパ
    ス設定プログラム。
  69. 【請求項69】 前記第3ステップにて両第1パスの前
    記危険共有資源グル−プが重複すると判定された場合、
    前記管理センタ−から前記起点ノードへ前記第2パスを
    設定するときに重複するリンクグループにてリンクを共
    有させない旨のメッセージを送る第5ステップを含むこ
    とを特徴とする請求項67又は68記載の管理センタ−
    用のパス設定プログラム。
  70. 【請求項70】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークにおける管理センタ−用のパス設定
    プログラムであって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報を有
    し、前記管理センタ−が危険共有資源グル−プに関する
    情報と現在設定されているパス情報とを有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報を参照して第
    1パスの経路を計算し得られた経路を前記管理センタ−
    に送ると、前記管理センタ−が前記危険共有資源グル−
    プに関する情報を参照し前記起点ノードから送られた経
    路が通過する前記危険共有資源グル−プに属さないリン
    クグループのリストを前記起点ノードに返送する第1ス
    テップと、前記起点ノードが前記管理センタ−から送ら
    れたリストを参照して第2パスの経路を計算し得られた
    経路を前記管理センタ−に送ると、前記管理センタ−が
    前記パス情報を参照して前記第2パスと経路が重複する
    既設定の第2パスを探す第2ステップを含むことを特徴
    とする管理センタ−用のパス設定プログラム。
  71. 【請求項71】 前記第2ステップにて前記第2パスと
    経路が重複する既設定の第2パスが存在する場合、前記
    第2パスに対する第1パスと前記既設定の第2パスに対
    する第1パスの経路が通過する前記危険共有資源グル−
    プを調べる第3ステップを含むことを特徴とする請求項
    70記載の管理センタ−用のパス設定プログラム。
  72. 【請求項72】 前記第3ステップにて両第1パスの前
    記危険共有資源グル−プが重複しないと判定された場
    合、前記管理センタ−から前記起点ノードへ前記第2パ
    スを設定するときに重複するリンクグループにてリンク
    を共有させる旨のメッセージを送る第4ステップを含む
    ことを特徴とする請求項71記載の管理センタ−用のパ
    ス設定プログラム。
  73. 【請求項73】 前記第3ステップにて両第1パスの前
    記危険共有資源グル−プが重複すると判定された場合、
    前記管理センタ−から前記起点ノードへ前記第2パスを
    設定するときに重複するリンクグループにてリンクを共
    有させない旨のメッセージを送る第5ステップを含むこ
    とを特徴とする請求項71又は72記載の管理センタ−
    用のパス設定プログラム。
  74. 【請求項74】 ネットワークを構成する複数のノ−ド
    と、前記ノ−ドの各々と接続される管理センタ−とを含
    む通信ネットワークにおける管理センタ−用のパス設定
    プログラムであって、 前記ノ−ドの各々が前記ネットワークの接続情報と危険
    共有資源グル−プに関する情報とを有し、前記管理セン
    タ−が現在設定されているパス情報とを有し、 起点ノードが前記ネットワークの接続情報と前記危険共
    有資源グル−プに関する情報とを参照して第1パス及び
    第2パスの経路を両者が同じ前記危険共有資源グル−プ
    を通過しないように計算し得られた経路を前記管理セン
    タ−に送ると、前記管理センタ−が前記パス情報を参照
    し前記第2パスと経路が重複する既設定の第2パスを探
    す第1ステップを含むことを特徴とする管理センタ−用
    のパス設定プログラム。
  75. 【請求項75】 前記第1ステップにて前記第2パスと
    経路が重複する既設定の第2パスが存在する場合、前記
    第2パスに対する第1パスと前記既設定の第2パスに対
    する第1パスの経路が通過する前記危険共有資源グル−
    プを調べる第2ステップを含むことを特徴とする請求項
    74記載の管理センタ−用のパス設定プログラム。
  76. 【請求項76】 前記第2ステップにて両第1パスの前
    記危険共有資源グル−プが重複しないと判定された場
    合、前記管理センタ−から前記起点ノードへ前記第2パ
    スを設定するときに重複するリンクグループにてリンク
    を共有させる旨のメッセージを送る第3ステップを含む
    ことを特徴とする請求項75記載の管理センタ−用のパ
    ス設定プログラム。
  77. 【請求項77】 請求項70から73いずれかに記載の
    ネットワークをサブネットワ−クとし、複数の前記サブ
    ネットワ−クでネットワークが構成される通信ネットワ
    ークにおける管理センタ−用のパス設定プログラムであ
    って、 前記ノ−ドの各々はさらに他の前記サブネットワ−ク内
    の終点ノ−ドへのパスを設定する場合に経由する境界ノ
    −ドを示す外部ル−ティングテ−ブルを有し、 前記起点ノードから前記境界ノ−ドまでの前記第1パス
    及び第2パスを設定する第6ステップと、前記境界ノ−
    ドから他の前記サブネットワ−ク内の終点ノ−ドまでの
    前記第1パス及び第2パスを設定する第7ステップとを
    含むことを特徴とする管理センタ−用のパス設定プログ
    ラム。
  78. 【請求項78】 前記第1パスを現用パスとし、前記第
    2パスを予備パスとすることを特徴とする請求項62か
    ら77いずれかに記載の管理センタ−用のパス設定プロ
    グラム。
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