JP2003217905A - チップ型サーミスタおよびその製造方法 - Google Patents

チップ型サーミスタおよびその製造方法

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JP2003217905A
JP2003217905A JP2002017483A JP2002017483A JP2003217905A JP 2003217905 A JP2003217905 A JP 2003217905A JP 2002017483 A JP2002017483 A JP 2002017483A JP 2002017483 A JP2002017483 A JP 2002017483A JP 2003217905 A JP2003217905 A JP 2003217905A
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thermistor
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Masahiko Kawase
政彦 川瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易かつ安価な方法で、電解メッキによる外
部電極近傍のサーミスタ素子の腐食を防止できるチップ
型サーミスタおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】 サーミスタ素子の両端部に外部電極が形
成されており、前記サーミスタ素子の外部電極近傍は、
無機物が拡散して、拡散層が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表面実装用チッ
プ型サーミスタ、特に、電子機器の温度補償用や表面温
度測定センサとして用いられるチップ型サーミスタとそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】チップ型サーミスタは、外部電極に電解
メッキを施す場合、外部電極近傍のサーミスタ素子が腐
食、溶解して、抵抗値変化を生じるという問題がある。
したがって、チップ型サーミスタは、サーミスタ素子表
面にガラス層などの絶縁層を形成し、電解メッキ時の外
部電極近傍のサーミスタ素子の腐食を防止している。
【0003】例えば、特開平3−250603号公報に
は、図2に示すようなチップ型サーミスタ1が開示され
ている。チップ型サーミスタ1は、サーミスタ素子2の
両端部に外部電極3、3が形成され、サーミスタ素子2
の両端面を除く表面がガラス層4、4で被覆されてい
る。外部電極3、3は、下地層である焼付け電極層3
a、3aと、焼付け電極層3a、3aの上に形成される
メッキ層3b、3bとからなる。
【0004】また、特開平9−266102号公報に
は、図3に示すようなチップ型サーミスタ1aが開示さ
れている。チップ型サーミスタ1aは、サーミスタ素子
2aの両端部に外部電極3、3が形成され、サーミスタ
素子2aの外部電極形成部を除く表面が絶縁性無機物層
4a、4aで被覆されている。外部電極3、3は、下地
層である焼付け電極層3a、3aと、焼付け電極層3
a、3aの上に形成されるメッキ層3b、3bとからな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チップ
型サーミスタ1を製造するには、両主面にガラス層4が
形成された焼結シートをダイシングソウで短冊状に切断
する工程や、その後再び露出した切断面にガラスペース
トを焼付ける工程や、さらに四側面をガラス層4で被覆
された短冊状物をダイシングソウでチップ状に切断する
工程が必要であり、工程が複雑でコストが高いという問
題があった。
【0006】また、チップ型サーミスタ1aも、チップ
状のサーミスタ素子2a全表面にスパッタリング法など
で絶縁性無機物層4a、4aを形成する工程が必要であ
り、工程が複雑でコストが高い。さらに、焼付け電極層
3a、3a形成時に、焼付け電極層3a下の絶縁性無機
物層(4aに相当し、図示せず)が消滅するように、導
電ペースト中に絶縁性無機物層が反応溶融する無機結合
材を添加し、かつ絶縁性無機物層や無機結合材の融点ま
たは軟化点を限定する必要があった。さらにまた、メッ
キ層3b、3b形成時に絶縁性無機物層4a、4aが剥
離しないよう、絶縁性無機物層4aの膜厚を限定する必
要があり、生産性が低いという問題もあった。
【0007】この発明の目的は、容易かつ安価な方法
で、電解メッキによる外部電極近傍のサーミスタ素子の
腐食を防止できるチップ型サーミスタおよびその製造方
法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るチップ型
サーミスタは、サーミスタ素子の両端部に外部電極が形
成されており、前記サーミスタ素子の外部電極近傍は、
無機物が拡散して、拡散層が形成されていることを特徴
とする。
【0009】前記無機物は3価以上の金属酸化物である
ことが好ましい。
【0010】前記金属酸化物はZn,Al,W,Zr,
Sb,Y,Sm,Ti,Fe,Ndから選ばれる物質の
酸化物を1種以上含有することが好ましい。
【0011】前記拡散層の深さは0.005mm以上で
あることが好ましい。
【0012】前記外部電極は電解メッキ層を有すること
が好ましい。
【0013】前記サーミスタ素子は内部に電極を有する
ことが好ましい。
【0014】この発明に係る一つのチップ型サーミスタ
の製造方法は、チップ状のサーミスタ素子を準備する工
程と、このサーミスタ素子の両端部に無機物を塗布、焼
付ける工程と、このサーミスタ素子の両端部に外部電極
を形成する工程と、を備えることを特徴とする。
【0015】この発明に係るその他のチップ型サーミス
タの製造方法は、チップ状のサーミスタ素子を準備する
工程と、このサーミスタ素子の両端部に無機物を添加し
た導電ペーストを塗布、焼付けて、焼付け電極層を形成
する工程と、このサーミスタ素子の両端部の焼付け電極
層の上に電解メッキ層を形成する工程と、を備えること
を特徴とする。
【0016】これらの発明によれば、無機物が拡散して
サーミスタ素子の外部電極近傍に拡散層が形成され、サ
ーミスタ素子の外部電極近傍が高比抵抗化されるので、
電解メッキ時の外部電極近傍のサーミスタ素子の溶解反
応を防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明における一つの実施の形
態について、図1に示すチップ型負特性サーミスタ11
を参考に説明する。
【0018】チップ型負特性サーミスタ11は、負特性
サーミスタ素子12と、負特性サーミスタ素子12の内
部に互いに対向するように形成された内部電極13、1
3と、負特性サーミスタ素子12の両端面に形成された
外部電極14、14とからなる。負特性サーミスタ素子
12の外部電極近傍は、無機物が拡散して、拡散層が形
成されており、負特性サーミスタ素子12の中央部の比
抵抗に比べ高比抵抗となっている。
【0019】このチップ型負特性サーミスタ11は、以
下の工程を経て作製される。まず、モル比が50:1
5:30:5になるMn、Ni、Co、Alの酸化物を
主成分とするサーミスタ材料に、有機バインダー、ポリ
酢酸ビニル、分散材、表面活性材、消泡材、溶剤を所定
量加え、50〜60μmのグリーンシートを作製し、所
定サイズにカットする。次に、このグリーンシートの表
面の所定の位置にAg−Pdからなる導電ペーストをス
クリーン印刷して、狙い抵抗値に応じた形状の内部電極
13、13を形成する。そして、内部電極13、13を
形成したグリーンシートを所定厚みになるように必要枚
数積層し、油圧プレス機で圧着し、一体化する。その
後、所定サイズのチップ状に切断し、1250℃で焼成
することにより、チップ状の負特性サーミスタ素子12
を得る。
【0020】次に、拡散物になるZn,Al,W,Z
r,Sb,Y,Sm,Ti,Fe,Ndから選ばれる1
種類以上の金属またはその金属酸化物に、樹脂、有機溶
媒を加えたペースト材料を準備し、このペースト材料を
負特性サーミスタ素子12の両端部に塗布し、900℃
〜1200℃で2時間焼付ける。これにより、金属酸化
物が負特性サーミスタ素子12両端部から負特性サーミ
スタ素子12内部へと拡散し、拡散層12a、12aが
形成され、負特性サーミスタ素子12の外部電極近傍が
高比抵抗化される。
【0021】さらに、この負特性サーミスタ素子12の
両端部に、内部電極13、13と電気的に接続するよう
に外部電極14、14を形成する。まず、下地層として
Agとガラスフリットからなる外部電極用の導電ペース
トを塗布し、800℃で焼付け、焼付け電極層14a、
14aを形成する。さらに、焼付け電極層14a、14
aの上に電解メッキ法により、Ni、Snの2層からな
るメッキ層14b、14bを形成して、チップ型負特性
サーミスタ11を得る。
【0022】このようにして作製したチップ型負特性サ
ーミスタ11について、負特性サーミスタ素子12の両
端部に形成される拡散層12a、12aの拡散物を変え
て、それぞれの拡散物による拡散層12a、12aの深
さと、電解メッキ処理による負特性サーミスタ素子12
の溶解深さおよび負特性サーミスタ素子12の抵抗値変
化を調べた。その結果を表1に表す。
【0023】比較例として、負特性サーミスタ素子12
の両端部に無機物による拡散層12a、12aを形成し
ないチップ型負特性サーミスタを作製し、このチップ型
負特性サーミスタについても同様に調べ、その結果を表
1に表した。
【0024】なお、拡散層12a、12aの深さは、負
特性サーミスタ素子12の断面における拡散物である無
機物の拡散距離をEPMAで測定した値である。溶解深
さは、電解メッキによって負特性サーミスタ素子12が
溶解した深さを拡大鏡で測定した値である。抵抗値変化
は、電解メッキ前後の負特性サーミスタ素子12の抵抗
値の変化率を示す。
【0025】
【表1】
【0026】表1に明らかなように、電解メッキによっ
て負特性サーミスタ素子が溶解する深さは、比較例の負
特性サーミスタが0.025mmであった。拡散層12
a、12aの深さが0.005mm未満の試料No.2
およびNo.9は、それぞれ0.023mm、0.02
3mmであった。拡散層12a、12aの深さが0.0
05mm以上の場合は、0.015mm以下であり、比
較例に比べて40%以上浅くなった。
【0027】また、電解メッキによる抵抗値変化につい
ては、比較例の負特性サーミスタが8.3%であった。
拡散層12a、12aの深さが0.005mm未満の試
料No.2およびNo.9は、6.1%、6.5%であ
った。拡散層12a、12aの深さが0.005mm以
上の場合は、4.2%以下であり、比較例に比べて50
%以上小さくなった。
【0028】これは、拡散層12a、12aが高比抵抗
化したことにより、負特性サーミスタ素子12の外部電
極近傍の比抵抗が高くなり、電解メッキ時の負特性サー
ミスタ素子12の溶解を防いだからである。
【0029】この発明における他の実施の形態であるチ
ップ型負特性サーミスタ11の製造方法について、前述
と同じ図1を用いて説明する。なお、この実施の形態で
は前述の実施の形態とは製造方法が異なるが、作製され
るチップ型サーミスタ11は同様であるため、前述の図
1を参照する。
【0030】このチップ型負特性サーミスタ11は、以
下の工程を経て作製される。まず、前述と同様の工程
で、チップ状の負特性サーミスタ素子12を得る。次
に、拡散物になるZn,Al,W,Zr,Sb,Y,S
m,Ti,Fe,Ndから選ばれる1種類以上の金属ま
たはその金属酸化物をAg−Pd(7:3)からなる導
電ペーストに加えて、焼付け電極層14a、14a用の
導電ペーストを準備する。このとき、前記金属酸化物
は、球径D90≦1μmを使用した。
【0031】そして、負特性サーミスタ素子12の両端
部に、この導電ペーストを塗布し、950℃で1時間〜
2時間焼付ける。これにより、焼付け電極層14a、1
4aを形成すると同時に、導電ペースト中の金属酸化物
が負特性サーミスタ素子12両端部から負特性サーミス
タ素子12内部へと拡散し、拡散層12a、12aが形
成され、外部電極近傍が負特性サーミスタ素子12の中
央部に比べ高比抵抗化される。
【0032】さらに、この負特性サーミスタ素子12の
両端部の焼付け電極層14a、14aの上に電解メッキ
法により、Ni、Snの2層からなるメッキ層14b、
14bを形成して、チップ型負特性サーミスタ11を得
る。
【0033】なお、この場合、無機物を焼付け電極層1
4a、14a用の導電ペーストに混合して同時に焼付け
るため、前述の無機物を先ず焼付ける方法に比べ、工程
をより簡略化できる。
【0034】このようにして作製したチップ型負特性サ
ーミスタ11について、負特性サーミスタ素子12の両
端部に形成する拡散層12a、12aの拡散物を変え
て、それぞれの拡散物による拡散層12a、12aの深
さと、電解メッキ処理による負特性サーミスタ素子12
の溶解深さおよび負特性サーミスタ素子12の抵抗値変
化を調べた。その結果を表2に表す。
【0035】比較例として、負特性サーミスタ素子12
の両端部に無機物による拡散層12a、12aを形成し
ないチップ型負特性サーミスタを作製し、このチップ型
負特性サーミスタについても同様に調べ、その結果を表
2に表した。
【0036】
【表2】
【0037】表2に明らかなように、電解メッキによっ
て負特性サーミスタ素子が溶解する深さは、比較例の負
特性サーミスタが0.025mmであった。拡散層12
a、12aの深さが0.005mm未満の試料No.1
およびNo.3は、0.024mm、0.025mmで
あった。拡散層12a、12aの深さが0.005mm
以上の場合は、0.015mm以下であり、比較例に比
べて40%以上浅くなった。
【0038】また、電解メッキによる抵抗値変化につい
ては、比較例の負特性サーミスタが8.3%であった。
拡散層12a、12aの深さが0.005mm未満の試
料No.1およびNo.3は、6.8%、7.3%であ
った。拡散層12a、12aの深さが0.005mm以
上の場合は、4.1%以下であり、比較例に比べて50
%以上小さくなった。
【0039】これは、拡散層12a、12aが高比抵抗
化したことにより、負特性サーミスタ素子12の外部電
極近傍の比抵抗が高くなり、電解メッキ時の負特性サー
ミスタ素子12の溶解を防いだからである。
【0040】なお、負特性サーミスタ素子12の外部電
極近傍の比抵抗を高くすることは、内部電極13、13
を有する積層型のチップ型負特性サーミスタ11に好適
である。内部電極13、13を有しない負特性サーミス
タ11の場合、外部電極近傍の比抵抗を高くすると、外
部電極14、14間にあらわれる抵抗値が高くなるのに
対し、内部電極13、13を有する負特性サーミスタ1
1の場合、内部電極13、13によって特性が決まるた
め、外部電極近傍の比抵抗を高くしても、外部電極1
4、14間にあらわれる抵抗値は高くならない。
【0041】つまり、内部電極13、13を有する負特
性サーミスタ11は、外部電極近傍に拡散層12a、1
2aを形成し、高比抵抗化させても抵抗値が変動しない
ため、外部電極14、14を電解メッキで形成したとき
の抵抗値の変化をより小さくできる。
【0042】また、サーミスタ材料は、今回使用したM
n、Ni、Co、Alの酸化物からなるものに限定され
ず、Mn−Co−O,Mn−Co−Cu−O,Mn−N
i−Co−Fe,Mn−Co−Fe−Oなど、より低抵
抗材料に展開して、低抵抗サーミスタを得ることもでき
る。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、この発明であるチッ
プ型サーミスタは、サーミスタ素子の両端部に無機物を
焼付けたり、外部電極用導電性ペースト中に無機物を添
加して焼付け電極層を形成したりして、外部電極近傍の
サーミスタ素子に拡散層を形成することにより、サーミ
スタ素子の外部電極近傍の比抵抗が高くなり、電解メッ
キ時の外部電極近傍のサーミスタ素子の腐食を防ぎ、メ
ッキによる特性変化、および機械強度の劣化を防ぐこと
ができる。
【0044】また、この発明であるチップ型サーミスタ
の製造方法は、サーミスタ素子の両端部に無機物を焼付
けたり、外部電極用導電性ペースト中に無機物を添加し
て焼付け電極層を形成したりして、外部電極近傍のサー
ミスタ素子に拡散層を形成することにより、外部電極近
傍のサーミスタ素子自体を高比抵抗化させる。したがっ
て、サーミスタ素子表面にガラスペーストを焼付けた
り、スパッタリング法で絶縁性無機物層を形成する方法
に比べ、製造が容易で生産性が高く、コストも安価であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る一つの実施の形態のチップ型サ
ーミスタの断面図である。
【図2】従来のチップ型サーミスタの断面図である。
【図3】従来の他のチップ型サーミスタの断面図であ
る。
【符号の説明】
11 チップ型サーミスタ 12 サーミスタ素子 12a 拡散層 13 内部電極 14 外部電極

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーミスタ素子の両端部に外部電極が形
    成されており、前記サーミスタ素子の外部電極近傍は、
    無機物が拡散して、拡散層が形成されていることを特徴
    とするチップ型サーミスタ。
  2. 【請求項2】 前記無機物は3価以上の金属酸化物であ
    ることを特徴とする請求項1記載のチップ型サーミス
    タ。
  3. 【請求項3】 前記金属酸化物はZn,Al,W,Z
    r,Sb,Y,Sm,Ti,Fe,Ndから選ばれる物
    質の酸化物を1種以上含有することを特徴とする請求項
    2記載のチップ型サーミスタ。
  4. 【請求項4】 前記拡散層の深さは0.005mm以上
    であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    かに記載のチップ型サーミスタ。
  5. 【請求項5】 前記外部電極は電解メッキ層を有するこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のチップ型サーミスタ。
  6. 【請求項6】 前記サーミスタ素子は内部に電極を有す
    ることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに
    記載のチップ型サーミスタ。
  7. 【請求項7】 チップ状のサーミスタ素子を準備する工
    程と、 このサーミスタ素子の両端部に無機物を塗布、焼付ける
    工程と、 このサーミスタ素子の両端部に外部電極を形成する工程
    と、を備えることを特徴とするチップ型サーミスタの製
    造方法。
  8. 【請求項8】 チップ状のサーミスタ素子を準備する工
    程と、 このサーミスタ素子の両端部に無機物を添加した導電ペ
    ーストを塗布、焼付けて焼付け電極層を形成する工程
    と、 このサーミスタ素子の両端部の焼付け電極層の上に電解
    メッキ層を形成する工程と、を備えることを特徴とする
    チップ型サーミスタの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008060612A (ja) * 2005-02-08 2008-03-13 Murata Mfg Co Ltd 表面実装型負特性サーミスタ
JP2008177611A (ja) * 2005-02-08 2008-07-31 Murata Mfg Co Ltd 表面実装型負特性サーミスタ

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