JP2003217291A - 不揮発性半導体記憶装置の昇圧回路 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置の昇圧回路

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JP2003217291A JP2002014281A JP2002014281A JP2003217291A JP 2003217291 A JP2003217291 A JP 2003217291A JP 2002014281 A JP2002014281 A JP 2002014281A JP 2002014281 A JP2002014281 A JP 2002014281A JP 2003217291 A JP2003217291 A JP 2003217291A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源オン時やリセット時などにおいて、寄生
容量による影響を解除して、昇圧電圧の上昇に伴う基準
電圧の上昇を抑えることができるようにする。 【解決手段】 立ち上がり期間検出回路350は電源オ
ン時またはリセット時から昇圧電圧HVがスタンバイ電
圧(5.0V)になるまでの立ち上がり期間を検出し、
その検出結果を表す検出信号PWUPを出力する。発振
回路340は、検出信号PWUPがハイレベル(アクテ
ィブ)の間、通常時の周波数Hrよりも低い周波数Ha
のクロック信号OSCKを生成して出力する。チャージ
ポンプ回路310は、供給された周波数Haのクロック
信号OSCKに基づいて電源電圧Vddを昇圧し、昇圧
電圧HVを電源電圧から緩やかに上昇させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体記
憶装置の電圧発生回路に係り、特に、電源電圧を動作モ
ードに応じて昇圧させる昇圧回路に関するものである。
【0002】
【背景技術】半導体記憶装置においては、一般的に、メ
モリセルがマトリクス状に配列されて構成されるメモリ
セルアレイに対して、行方向と列方向のアドレスを指定
することで、各メモリセルに対するリード(読み出
し)、プログラム(書き込み)、イレース(消去)等を
行うようになっている。
【0003】各メモリセルに接続された行方向の信号線
と列方向の信号線とに印加する電圧を制御することで、
特定のメモリセルにアクセスしてリード、プログラム及
びイレースのうち所定の動作をすることが可能である。
即ち、所定のメモリセルを選択するためには、他のメモ
リセルに印加する電圧とは異なる電圧を電源電圧から発
生させて印加させればよい。
【0004】ところで、近年、電気的な消去が可能で不
揮発性を有する不揮発性半導体記憶装置として、MON
OS(Metal-Oxide-Nitride-Oxide-Semiconductorまた
は-substrate)型が開発されている。このMONOS型
不揮発性半導体記憶装置は、文献(Y.Hayashi,et al,20
00 Symposiumon VLSI Technology Digest of Technical
Papers p.122-p.123)に詳述されているように、各メ
モリセルがそれぞれ2つのメモリ素子を有する。
【0005】この文献にも記載されているように、この
ようなMONOS型不揮発性半導体記憶装置の各メモリ
素子に対して、各メモリセルの数に応じた信号線(制御
線)でアクセスするためには、各信号線(制御線)に応
じた複数種類の電圧値を制御電圧として与える必要があ
る。しかも、メモリ素子に対する各動作(リード、プロ
グラム、イレースおよびスタンバイ)モード毎に、その
動作モードに応じた種々の制御電圧を与える必要があ
る。
【0006】このような制御電圧は、電圧発生回路によ
って発生される。一般に、電圧発生回路は、電源電圧を
各動作モードに応じて昇圧させる昇圧回路と、昇圧した
電圧から、各動作モードに応じて、必要な複数種類の制
御電圧を生成する制御電圧生成回路と、を備えている。
【0007】このうち、従来における昇圧回路の具体的
な構成を図8に示す。この昇圧回路260は、発振動作
を行って、クロック信号OSCKを出力する発振回路3
00と、そのクロック信号OSCKに基づいて電源電圧
Vddを昇圧し、昇圧電圧HVを出力するチャージポン
プ回路310と、その昇圧電圧HVが動作モードに応じ
た所定の設定電圧になるように、発振回路300の発振
動作を制御するレベルセンス回路320と、を備えてい
る。
【0008】なお、図8において、コントロールロジッ
クとは、昇圧回路260を初めとする種々の回路に対し
て、制御信号を生成して出力する回路である。
【0009】図8に示す昇圧回路260は、1つの電源
電圧Vddを複数種類の電圧に昇圧する。具体的に、こ
の昇圧回路260では、例えば、1.8Vの電源電圧V
ddを、プログラム(書き込み)モード時およびイレー
ス(消去)モード時においては、高電圧の8.0Vに昇
圧して昇圧電圧HVとして出力し、リード(読み出し)
モード時およびスタンバイ(待機)モード時において
は、低電圧の5.0Vに昇圧して出力する。なお、スタ
ンバイモードとは、メモリ素子に対してリード、プログ
ラム、イレースのいずれのアクセスも行わない待機の状
態を意味おり、スタンバイモード時における上記5.0
Vの昇圧電圧を、以下、スタンバイ電圧という場合があ
る。
【0010】このうち、発振回路300は、レベルセン
ス回路320からのイネーブル信号ENBに応じて、チ
ャージポンプ回路310に供給するクロック信号OSC
Kを出力する。例えば、イネーブル信号ENBがローレ
ベル(非アクティブ)であれば、発振回路300の発振
動作が停止され、イネーブル信号ENBがハイレベル
(アクティブ)であれば、発振回路300の発振動作が
開始される。
【0011】チャージポンプ回路310は、発振回路3
00から供給されるクロック信号OSCKに基づいて、
電源電圧Vddを昇圧し、昇圧電圧HVを出力する。こ
のチャージポンプ回路310としては、リード,プログ
ラム,イレースモード時などのアクティブモード時に、
発生した電圧を後段の負荷(メモリセルアレイ12な
ど)に供給するだけの十分な電流容量を有するものが用
いられている。
【0012】レベルセンス回路320は、コントロール
ロジック24から供給されるリード信号RD、プログラ
ム信号PGM、イレース信号ERSおよびスタンバイ信
号STBに基づいて、チャージポンプ回路310の出力
電圧(昇圧電圧)HVが、リードモード時およびスタン
バイモード時には5.0Vより高いか低いか、プログラ
ムモード時およびイレースモード時には8.0Vより高
いか低いかを検出し、その検出信号ACTをイネーブル
信号ENBとしてフィードバックする。
【0013】レベルセンス回路320は、コンパレータ
322を有している。コンパレータ322の負入力端子
(−)には、基準電圧Vrfが入力されている。一方、
コンパレータ322の正入力端子(+)には、昇圧電圧
HVを分圧した検出電圧HVrfが入力されている。
【0014】検出電圧HVrfは、第1の抵抗324
と、第2の抵抗326およびこれに直列に接続された第
1のトランジスタ330とで構成された第1の分圧回
路、または、第1の抵抗324と、第3の抵抗328お
よびこれに直列に接続された第2のトランジスタ332
とで構成された第2の分圧回路によって、昇圧電圧HV
を分圧した電圧である。
【0015】第1のトランジスタ330のゲート入力端
子には、オアゲート334の出力端子に接続されてい
る。オアゲート334の入力端子には、リードモード時
であることを示すリード信号RDと、スタンバイモード
時であることを示すスタンバイ信号STBが入力され
る。第1のトランジスタ330は、リード信号RDと、
スタンバイ信号STBのいずれかがハイレベル(アクテ
ィブ)である場合にオンとなるスイッチとして機能す
る。同様に、第2のトランジスタ332のゲート入力端
子には、オアゲート336の出力端子が接続されてい
る。オアゲート336の入力端子には、プログラムモー
ド時であることを示すプログラム信号PGMと、イレー
スモード時であることを示すイレース信号ERSが入力
される。第2のトランジスタ332は、プログラム信号
PGMと、イレース信号ERSのいずれかがハイレベル
(アクティブ)である場合にオンとなるスイッチとして
機能する。
【0016】リード信号RDまたはスタンバイ信号ST
Bがハイレベル(アクティブ)となって、第1のトラン
ジスタ330がオンとなった場合には、第1の抵抗32
4と、第2の抵抗326によって昇圧電圧HVが分圧さ
れて、検出電圧HVrfとしてコンパレータ322に入
力される。また、プログラム信号PGMまたはイレース
信号ERSがハイレベル(アクティブ)となって、第2
のトランジスタ332がオンとなった場合には、第1の
抵抗324と、第3の抵抗328によって昇圧電圧HV
が分圧されて、検出電圧HVrfとしてコンパレータ3
22に入力される。
【0017】ここで、第1ないし第3の抵抗324,3
26,328の抵抗値をR1,Rr,Rpとし、第1,
第2のトランジスタ330,332のオン抵抗を無視す
ると、下式の関係が成立する。
【0018】 HV[low]=Vrf・(1+R1/Rr) …(1) HV[high]=Vrf・(1+R1/Rp) …(2)
【0019】上記(1),(2)式からわかるように、
第1ないし第3の抵抗324,326,328の抵抗値
R1,Rr,Rpを調整することにより、第1のトラン
ジスタ330をオンするときの低電圧の昇圧電圧HV
[low]と、第2のトランジスタ332をオンすると
きの高電圧の昇圧電圧HV[high]を、独立して設
定することができる。この従来例では、前述したとお
り、リードモード時、スタンバイモード時には、第1の
トランジスタ330をオンとして、低電圧の昇圧電圧H
V[low]が5.0Vとなるように設定している。ま
た、プログラムモード時、イレースモード時には、第2
のトランジスタ332をオンとして、高電圧の昇圧電圧
HV[high]が8.0Vとなるように設定してい
る。
【0020】従って、例えば、リードモード時またはス
タンバイモード時において、昇圧電圧HVが5.0Vよ
り高い場合には、コンパレータ322に入力される検出
電圧HVrfは基準電圧Vrfより高くなるため、レベ
ルセンス回路320から出力される検出信号ACTはロ
ーレベルとなり、それがイネーブル信号ENBとして発
振回路300に入力されると、発振回路300の発振動
作が停止される。
【0021】一方、昇圧電圧HVが5.0Vよりも低い
場合には、コンパレータ322に入力される検出電圧H
Vrfは基準電圧Vrfより低くなるため、レベルセン
ス回路320から出力される検出信号ACTはハイレベ
ルとなり、それがイネーブル信号ENBとして発振回路
300に入力されると、発振回路300の発振動作が開
始される。
【0022】プログラムモード時またはイレースモード
時においても、同様に、昇圧電圧HVが8.0Vより高
い場合には検出電圧HVrfは基準電圧Vrfより高く
なるため、検出信号ACT(イネーブル信号ENB)は
ローレベルとなり、発振回路300の発振動作が停止さ
れ、昇圧電圧HVが8.0Vより低い場合には検出電圧
HVrfは基準電圧Vrfより低くなるため、検出信号
ACT(イネーブル信号ENB)はハイレベルとなり、
発振回路300の発振動作が開始される。
【0023】こうして、発振回路300と、チャージポ
ンプ回路310と、レベルセンス回路320とで構成さ
れるフィードバック回路は、検出電圧HVrfと基準電
圧Vrfとが等しくなるように動作する。
【0024】すなわち、昇圧回路260は、レベルセン
ス回路320によって検出される昇圧電圧HVの電圧レ
ベルに応じて、発振回路300の発振動作が制御され
て、チャージポンプ回路310の動作が制御される。こ
れにより、チャージポンプ回路310の出力電圧(昇圧
電圧)HVが、リードモード時またはスタンバイモード
時に対応する低電圧の昇圧電圧HV[low]として
5.0V、プログラムモード時またはイレースモード時
に対応する高電圧の昇圧電圧HV[high]として
8.0Vとなるように動作する。
【0025】一方、電圧発生回路を構成する制御電圧生
成回路は、レギュレータ回路とトランジスタによって構
成される定電圧回路を備えており、この定電圧回路によ
って、上記昇圧回路から出力された昇圧電圧に基づい
て、所望の定電圧を発生させている。
【0026】図9は一般的な制御電圧生成回路に用いら
れる定電圧回路を示す回路図である。図9に示すよう
に、この定電圧回路500は、オペアンプOP、抵抗R
および可変抵抗VRで構成されるレギュレータ回路50
2と、トランジスタQと、を備えている。
【0027】入力端子504には昇圧回路260からの
昇圧電圧HVが入力される。オペアンプOPの正入力端
子(+)には、昇圧回路260のレベルセンス回路32
0におけるコンパレータ322の負入力端子(−)に入
力された基準電圧Vrfと共通の電圧が入力される。オ
ペアンプOPの出力端子はp型MOSトランジスタQの
ゲートに接続される。また、トランジスタQのソースは
入力端子504に接続され、ドレインはオペアンプOP
の負入力端子(−)に接続される。さらに、トランジス
タQのドレインは、抵抗Rおよび可変抵抗VRを介し
て、基準電位点に接続される。
【0028】トランジスタQは可変抵抗素子として機能
すると共に、オペアンプOPは2入力の差を0にするよ
うに出力を変化させる。これにより、トランジスタQの
ドレイン電圧は、基準電圧Vrfに一致する。出力端子
508に現れる電圧は、基準電圧Vrfを抵抗Rおよび
可変抵抗VRによって抵抗分割したものとなり、可変抵
抗VRの抵抗値を適宜設定することによって、出力端子
508からは、定電圧回路500の出力として、所望の
定電圧を発生させることができる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電圧発生回路では、不揮発性半導体記憶装置
の電源オン時やリセット時などにおいて、次のような問
題があった。
【0030】すなわち、不揮発性半導体記憶装置の電源
オン時やリセット時は、通常、スタンバイモードであ
り、昇圧回路260から出力される昇圧電圧HVは初め
電源電圧付近であるので、これをスタンバイ電圧(5.
0V)まで上げる必要がある。一方、その昇圧電圧HV
を入力としている制御電圧生成回路の定電圧回路500
では、レギュレータ回路502のオペアンプOP内に、
正入力端子(+)にぶら下がる寄生容量(HV入力端子
504とVrf入力端子506の間の寄生容量、図示せ
ず)が存在する。このため、不揮発性半導体記憶装置の
電源オン時やリセット時に、昇圧回路260において、
昇圧電圧HVを電源電圧からスタンバイ電圧に急激に上
げると、その急激な上昇に伴い、上記した寄生容量によ
って、オペアンプOPの正入力端子(+)に入力されて
いる基準電圧Vrfも、昇圧電圧HVの上昇につられて
上昇してしまう場合があった。
【0031】オペアンプOPの正入力端子(+)に入力
されている基準電圧Vrfは、前述したとおり、昇圧回
路260のレベルセンス回路320において、コンパレ
ータ322の負入力端子(−)に入力される基準電圧V
rfと共通であるため、昇圧電圧HVの上昇につられて
基準電圧Vrfが上昇すると、例えば、昇圧電圧HVが
スタンバイ電圧(5.0V)に達しても、コンパレータ
322に入力される検出電圧HVrfは基準電圧Vrf
より未だ低いため、レベルセンス回路320から出力さ
れる検出信号ACTはハイレベルのまま、イネーブル信
号ENBとして発振回路300に入力され、発振回路3
00は、発振動作が停止することなく、持続したままと
なる。その結果、昇圧電圧HVはスタンバイ電圧を超え
ても、さらに上昇することになり、電源オン時やリセッ
ト時におけるスタンバイモードにおいて、昇圧電圧HV
をスタンバイ電圧に設定することが困難であるという問
題があった。
【0032】従って、本発明の目的は、上記した背景技
術の問題点を解決し、電源オン時やリセット時などにお
いて、寄生容量による影響を解除して、昇圧電圧の上昇
に伴う基準電圧の上昇を抑えることができる不揮発性半
導体記憶装置の昇圧回路を提供することにある。
【0033】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記した目的の少なくとも一部を達成するために、本発明
の昇圧回路は、複数の不揮発性メモリ素子によって構成
されたメモリセルアレイを備え、動作モードとして、少
なくとも前記不揮発性メモリ素子へのアクセスを行わず
に待機するスタンバイモードを有する不揮発性半導体記
憶装置に用いられ、電源電圧を昇圧して、前記動作モー
ドに応じた昇圧電圧を出力する昇圧回路であって、前記
不揮発性半導体記憶装置の電源オン時またはリセット時
から、前記昇圧電圧が前記スタンバイモードに対応した
所望の電圧になるまでの立ち上がり期間を検出する立ち
上がり期間検出回路と、発振動作を行って、クロック信
号を生成して出力すると共に、前記立ち上がり期間検出
回路による検出結果に基づいて、少なくとも前記立ち上
がり期間は、前記クロック信号として、予め設定された
通常時の周波数よりも低い周波数の信号を生成する発振
回路と、該発振回路から出力された前記クロック信号に
基づいて、前記電源電圧を昇圧し、前記昇圧電圧を出力
するチャージポンプ回路と、基準電圧に基づいて、前記
チャージポンプ回路からの前記昇圧電圧が、前記動作モ
ードに応じた所定の設定電圧になるように前記発振回路
の発振動作を制御するレベルセンス回路と、を備えるこ
とを要旨とする。
【0034】このように、電源オン時またはリセット時
から、昇圧電圧がスタンバイモードに対応した所望の電
圧になるまでの立ち上がり期間、発振回路からチャージ
ポンプ回路に供給されるクロック信号の周波数を、通常
時の周波数よりも低い周波数とすることにより、その期
間は、チャージポンプ回路から出力される昇圧電圧を、
電源電圧近傍Vから緩やかに上昇させることができる。
このため、昇圧回路の後段に配置される制御電圧生成回
路の定電圧回路において、レギュレータ回路のオペアン
プに寄生容量が存在しても、定電圧回路に供給される昇
圧電圧のレベルの、時間に対する変化率が小さいため、
寄生容量の影響を排除することができ、昇圧電圧が上昇
しても、寄生容量によって、オペアンプとコンパレータ
とで共通に用いられる基準電圧が上昇することはなく、
基準電圧をほぼ一定に保つことができる。
【0035】なお、本発明の昇圧回路において、少なく
とも前記立ち上がり期間、前記クロック信号の周波数
は、一定の周波数であっても良いし、時間と共に変化す
る周波数であっても良く、少なくとも、通常時の周波数
よりも低い周波数であれば良い。
【0036】本発明の昇圧回路において、該昇圧回路が
用いられる前記不揮発性半導体記憶装置は、前記不揮発
性メモリ素子が、1つのワードゲートと、2つのコント
ロールゲートによって制御されるツインメモリセルを構
成していても良い。
【0037】このような構成によれば、ツインメモリセ
ルによるメモリセルアレイに対して、例えば、リード、
プログラムまたはイレーズなどの複数の動作モードによ
る動作が可能である。
【0038】本発明の昇圧回路において、該昇圧回路が
用いられる前記不揮発性半導体記憶装置は、前記不揮発
性メモリ素子が、酸化膜(O)、窒化膜(N)及び酸化
膜(O)から成り、電荷のトラップサイトとして機能す
るONO膜を備えるようにしても良い。
【0039】このような構成によれば、MONOS型不
揮発性メモリを用いた装置において、電源電圧の昇圧を
行うことができる。
【0040】なお、本発明は、上記した昇圧回路として
の態様に限ることなく、その昇圧回路を備えた電圧発生
回路としての態様や、その昇圧回路を備えた不揮発性半
導体装置としての態様で実現することも可能である。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて以下の順序で説明する。 A.不揮発性半導体記憶装置の構成および動作: B.メモリセルの構成および動作: C.電圧発生回路の構成および動作: D.昇圧回路の構成および動作: D−1.電源オン時またはリセット時の動作: D−2.通常時の動作: D−3.実施例の効果: E.変形例:
【0042】A.不揮発性半導体記憶装置の構成および
動作:図1は一般的な不揮発性半導体記憶装置の全体構
成を示す概略ブロック図である。この不揮発性半導体記
憶装置10は、主として、メモリセルアレイ12と、プ
リデコーダ14と、行デコーダ16と、列デコーダ18
と、列選択回路20と、I/O回路22と、コントロー
ルロジック24と、電圧発生回路26と、を備えてい
る。なお、この他、アドレスバッファ、入出力バッフ
ァ、コントロールバッファ、センスアンプ等の種々の回
路も備えているが、説明を簡略化するために、図1では
省略されている。
【0043】プリデコーダ14と、行デコーダ16と、
列デコーダ18とは、メモリセルアレイ12内の選択対
象の不揮発性メモリ素子(選択セル)を特定するアドレ
ス信号をデコードするものである。なお、図1では、2
1ビットのアドレス信号AD[20−0]がプリデコー
ダ14に入力される例を示している。
【0044】列選択回路20は、列デコーダ18によっ
て特定される選択セルに対応するビット線を選択し、I
/O回路22内のセンスアンプ等の回路に接続するもの
である。I/O回路22は、読み出されたデータの出力
または書き込みデータの入力を実行するものである。
【0045】コントロールロジック24は、図示しない
各種制御入力に基づいて各種制御信号、例えば、電圧発
生回路26に対する制御信号を生成して出力するもので
ある。
【0046】電圧発生回路26は、コントロールロジッ
ク24に制御されて、メモリセルアレイ12に与えられ
る複数種類の制御電圧を発生するものである。
【0047】B.メモリセルの構成および動作:次に、
メモリセルアレイ12を構成する記憶素子として用いら
れるツインメモリセルの構成及びその動作について説明
する。図2はツインメモリセルの構造を模式的に示した
断面図である。
【0048】図2に示すように、P型ウェル102上に
は、複数のツインメモリセル100(…,100
[i],100[i+1],…:iは1以上の正数)が
B方向(以下、行方向またはワード線方向という)に配
列されて構成されている。ツインメモリセル100は、
列方向(図2の紙面に垂直な方向)(以下、ビット線方
向ともいう)にも複数配列されており、メモリセルアレ
イ12は、ツインメモリセル100がマトリクス状に配
列されて構成される。
【0049】各ツインメモリセル100は、P型ウェル
102上にゲート絶縁膜を介して形成されるワードゲー
ト104と、第1のコントロールゲート106Aを有す
る第1のメモリ素子(MONOSメモリ素子)108A
と、第2のコントロールゲート106Bを有する第2の
メモリ素子(MONOSメモリ素子)108Bとによっ
て構成される。
【0050】第1,第2のメモリ素子108A,108
Bの各々は、P型ウェル102上に、酸化膜(O)、窒
化膜(N)及び酸化膜(O)を積層したONO膜109
を有し、ONO膜109にて電荷をトラップすることが
可能である。第1,第2のメモリ素子108A,108
Bの各ONO膜109上には、それぞれ第1,第2のコ
ントロールゲート106A,106Bが形成されてい
る。第1,第2のMONOSメモリ素子108A,10
8Bの動作状態は、MONOSのM(金属)に相当する
ポリシリコンにて形成される第1,第2のコントロール
ゲート106A,106Bによって、それぞれ制御され
る。なお、第1,第2のコントロールゲート106A,
106Bは、シリサイドなどの導電材で構成することも
できる。
【0051】第1,第2のメモリ素子108A,108
B相互間には、電気的に絶縁されて、例えばポリシリコ
ンを含む材料によって形成されたワードゲート104が
形成されている。ワードゲート104に印加される電圧
によって、各ツインメモリセル100の第1,第2のメ
モリ素子108A,108Bが選択されるか否かが決定
される。
【0052】このように、1つのツインメモリセル10
0は、スプリットゲート(第1,第2のコントロールゲ
ート106A,106B)を備えた第1,第2のMON
OSメモリ素子108A,108Bを有し、第1,第2
のMONOSメモリ素子108A,108Bに対して1
つのワードゲート104が共用される。
【0053】第1,第2のMONOSメモリ素子108
A,108Bは、独立して電荷のトラップサイトとして
機能する。電荷のトラップを制御するワードゲート10
4は、図2に示すように、B方向(行方向)に間隔をお
いて配列されて、ポリサイド等で形成される1本のワー
ド線WLに共通接続されている。ワード線WLに所定の
制御電圧を供給することで、同一行の各ツインメモリセ
ル100の第1及び第2のメモリ素子108A,108
Bの少なくとも1つを選択可能とすることができる。
【0054】各コントロールゲート106A,106B
は、列方向に沿って延び、同一列に配列された複数のツ
インメモリセル100にて共用されて、コントロールゲ
ート線として機能する。行方向に隣接するツインメモリ
セル100同士の相互に隣接するコントロールゲート1
06A,106Bは、サブコントロールゲート線SCG
(…,SCG[i],SCG[i+1],…)に共通接
続されている。サブコントロールゲート線SCGは、例
えばワードゲート104、コントロールゲート106
A,106B及びワード線WLよりも上層の金属層で形
成される。各サブコントロールゲート線SCGに独立し
て制御電圧を印加することによって、後述するように、
各メモリセル100の2つのメモリ素子108A及びメ
モリ素子108Bを独立して制御することができる。
【0055】行方向に隣接するメモリセル100同士の
相互に隣接するメモリ素子108A,108B相互間に
は、P型ウェル102内において不純物層110(…,
110[i],110[i+1],…)が形成されてい
る。これらの不純物層110は、例えばP型ウェル10
2内に形成されたn型不純物層であり、列方向に沿って
延び、同一列に配列された複数のツインメモリセル10
0にて共用されて、ビット線BL(…,BL[i],B
L[i+1],…)として機能する。
【0056】ビット線BLに対する制御電圧の印加及び
電流検出によって、ワード線WL及びサブコントロール
ゲート線SCGによって選択された各メモリセル100
の一方のメモリ素子に対して、電荷(情報)のリード
(読み出し)及びプログラム(書き込み)が可能とな
る。
【0057】C.電圧発生回路の構成および動作:この
ようなメモリセルアレイに与えられる制御電圧として
は、リードモード,プログラムモード,イレースモー
ド,スタンバイモードなどの各動作モードに応じて、異
なった種々の電圧が必要となるため、電圧発生回路26
は各動作モードにおいて必要な種々の制御電圧を発生す
る。
【0058】図3は本発明の一実施例としての昇圧回路
を含む電圧発生回路26を示すブロック図である。図3
に示すように、電圧発生回路26は、本実施例の昇圧回
路262と、制御電圧生成回路264とを備えている。
【0059】このうち、制御電圧生成回路264は、昇
圧回路262から出力される昇圧電圧HVを利用して、
コントロールロジック24からの制御信号に基づき、各
動作モードにおいて必要な複数種類の電圧を生成する。
制御電圧生成回路264は、図9に示したような定電圧
回路500を備えている。
【0060】一方、昇圧回路262は、コントロールロ
ジック24からの制御信号などに基づいて、電源電圧V
ddを、各動作モードに応じて昇圧して、所望の昇圧電
圧HVを出力する。具体的には、昇圧回路262は、プ
ログラム(書き込み)モード時およびイレース(消去)
モード時において、例えば、1.8Vの電源電圧Vdd
を高電圧の8.0Vに昇圧して出力し、リード(読み出
し)モード時およびスタンバイ(待機)モード時におい
ては、低電圧の5.0Vに昇圧して出力する。
【0061】D.昇圧回路の構成および動作:図4は図
3における昇圧回路262の具体的な構成を示す回路図
である。本実施例の昇圧回路262は、図4に示すよう
に、発振回路340、チャージポンプ回路310および
レベルセンス回路320の他に、新たに、立ち上がり期
間検出回路350を備えている。
【0062】これらのうち、チャージポンプ回路310
とレベルセンス回路320は、図8に示したチャージポ
ンプ回路310およびレベルセンス回路320と同じ構
成となっている。従って、レベルセンス回路320につ
いての説明は省略する。
【0063】なお、チャージポンプ回路310について
は、若干、説明を加える。チャージポンプ回路310
は、前述したとおり、供給されたクロック信号OSCK
に基づいて電源電圧Vddを昇圧し、昇圧電圧HVを出
力する。具体的には、供給されるクロック信号OSCK
に同期して、所定の電圧を順次積み上げていくことによ
り、電源電圧Vddの昇圧を行っている。従って、供給
されるクロック信号OSCKの周波数が高いほど、急速
に昇圧されるため、昇圧電圧HVは急激に上昇し、逆
に、クロック信号OSCKの周波数が低いほど、ゆっく
りと昇圧されるため、昇圧電圧HVは緩やかに上昇する
ことになる。
【0064】このようなチャージポンプ回路310にお
けるクロック信号OSCKと昇圧電圧HVとの関係を図
5に概略的に示す。
【0065】図5において、(a)は、クロック信号O
SCKの周波数が比較的高い場合における昇圧電圧HV
のレベル変化を示し、(b)は、クロック信号OSCK
の周波数が比較的低い場合における昇圧電圧HVのレベ
ル変化を示している。
【0066】図5から、チャージポンプ回路310で
は、上述したとおり、供給されるクロック信号OSCK
の周波数が比較的高い場合には、出力される昇圧電圧H
Vが急激に上昇し、クロック信号OSCKの周波数が比
較的低い場合には、昇圧電圧HVは緩やかに上昇するこ
とがわかる。
【0067】一方、図4において、立ち上がり期間検出
回路350は、外部から供給される電源オン/リセット
信号ON/RSと、レベルセンス回路320から出力さ
れ、インバータ352を介した検出信号ACTと、に基
づいて、電源オン時またはリセット時から昇圧電圧HV
がスタンバイ電圧(5.0V)になるまでの期間(立ち
上がり期間)を検出し、その検出結果を表す検出信号P
WUPを出力する。この検出信号PWUPは、上記立ち
上がり期間はハイレベル(アクティブ)となり、それ以
外の期間はローレベル(非アクティブ)となる。
【0068】また、発振回路340も、図8に示した発
振回路300とは基本的な構成が異なっている。すなわ
ち、従来例における図8に示した発振回路300は、出
力するクロック信号OSCKの周波数が固定されてお
り、常に一定であるのに対し、本実施例における発振回
路340は、出力するクロック信号OSCKの周波数が
可変となっており、立ち上がり期間検出回路350から
の検出信号PWUPに基づいて切り換わるようになって
いる。
【0069】具体的には、検出信号PWUPがローレベ
ル(非アクティブ)であれば、発振回路340は、予め
設定された通常時の周波数Hrのクロック信号OSCK
を生成して出力する。反対に、検出信号PWUPがハイ
レベル(アクティブ)であれば、上記した通常時の周波
数Hrよりも低い一定の周波数Haのクロック信号OS
CKを生成して出力する。
【0070】このような出力するクロック信号OSCK
の周波数を切り換えることが可能な発振回路は、具体的
には、例えば、以下のようにして実現することができ
る。
【0071】すなわち、リングオシレータを用意し、そ
のリングオシレータから出力される発振信号をクロック
信号OSCKとして出力すると共に、リングオシレータ
における電流源の電流値を変化させて、リングオシレー
タの発振周波数を変化させることにより、リングオシレ
ータから出力される発振信号、つまり、クロック信号O
SCKの周波数を変化させるようにする。
【0072】または、リングオシレータと、可変分周器
と、を用意し、リングオシレータを一定の周波数で発振
させて、そのリングオシレータから出力される発振信号
を可変分周器で分周して、クロック信号OSCKとして
出力すると共に、可変分周器の分周比を変化させること
により、クロック信号OSCKの周波数を変化させるよ
うにする。
【0073】なお、発振回路340は、レベルセンス回
路320からのイネーブル信号ENBに応じて、チャー
ジポンプ回路310に供給するクロック信号OSCKを
出力する点は、図8に示した発振回路300と同じであ
る。すなわち、イネーブル信号ENBがローレベル(非
アクティブ)であれば、発振回路340の発振動作は停
止され、イネーブル信号ENBがハイレベル(アクティ
ブ)であれば、発振回路340の発振動作が開始され
る。
【0074】本実施例では、このような構成によって、
電源オン時やリセット時の立ち上がり期間には、発振回
路340から出力されるクロック信号OSCKの周波数
を、通常時の周波数Hrよりも低い一定の周波数Haに
して、チャージポンプ回路310に供給し、昇圧動作を
させることにより、チャージポンプ回路310から出力
される昇圧電圧HVを、電源電圧からスタンバイ電圧ま
で緩やかに上昇させて、後段の制御電圧生成回路264
の定電圧回路500における寄生容量の影響を排除する
ようにしている。
【0075】D−1.電源オン時またはリセット時の動
作:図6は電源オン時またはリセット時以降における主
要信号のタイミングを示すタイミングチャートである。
図6において、電源オン/リセット信号ON/RS、検
出信号PWUP、スタンバイ信号STBおよびイネーブ
ル信号ENB(ACT)は、それぞれ、ハイレベルまた
はローレベルの切り換えタイミングを示しており、クロ
ック信号OSCKは、その周波数変化のタイミングを示
しており、昇圧電圧HVおよび基準電圧Vrfは、それ
ぞれ、そのレベル変化のタイミングを示している。
【0076】図6に示すように、半導体記憶装置が電源
オンまたはリセットされたことを示す電源オン/リセッ
ト信号ON/RSが、外部から立ち上がり期間検出回路
350に入力されると、立ち上がり期間検出回路350
は、その立ち下がりのタイミング(時刻t1)をとらえ
て、立ち上がり期間を示す検出信号PWUPをハイレベ
ル(アクティブ)にする。また、このように、半導体記
憶装置が電源オンまたはリセットされた場合、動作モー
ドはスタンバイモードから始まるので、コントロールロ
ジック24からは、スタンバイモード時であることを示
すスタンバイ信号STBがハイレベル(アクティブ)と
なって、レベルセンス回路320に入力される。
【0077】また、電源オンまたはリセットされたこと
により、レベルセンス回路320では、コンパレータ3
22の負入力端子(−)に基準電圧Vrfが供給され
る。また、コントロールロジック24から入力されたス
タンバイ信号STBがハイレベルになったことにより、
レベルセンス回路320では、第1のトランジスタ33
0がオンとなって、第1の抵抗324と、第2の抵抗3
26によって昇圧電圧HVが分圧されて、検出電圧HV
rfとしてコンパレータ322の正入力端子(+)に入
力される。しかしながら、電源オン時またはリセット時
には、初め、昇圧電圧HVは電源電圧であるので、検出
電圧HVrfが基準電圧Vrfを超えることはなく、従
って、コンパレータ322から出力される検出信号AC
Tはハイレベルとなる。この結果、発振回路340に
は、イネーブル信号ENBがハイレベル(アクティブ)
となって入力されるため、発振回路340は発振動作を
開始する。
【0078】また、このとき、発振回路340には、立
ち上がり期間検出回路350からの検出信号PWUP
が、上記したとおりハイレベル(アクティブ)となって
入力されるため、発振回路340は、通常時の周波数H
rよりも低い一定の周波数Haのクロック信号OSCK
を生成して、チャージポンプ回路310に出力すること
になる。
【0079】チャージポンプ回路310は、発振回路3
00から供給されたクロック信号OSCKに基づいて、
電源電圧Vddの昇圧動作を行う。このとき、供給され
るクロック信号OSCKの周波数は通常時の周波数Hr
よりも低い周波数Haであるので、チャージポンプ回路
310は、電源電圧Vddをゆっくりと昇圧することに
なり、チャージポンプ回路310から出力される昇圧電
圧HVは、0Vからスタンバイ電圧である5.0Vに向
かって、緩やかに上昇する。
【0080】その後、昇圧電圧HVが上昇して、スタン
バイ電圧(5.0V)を超えると、そのタイミング(時
刻t2)で、コンパレータ322では、検出電圧HVr
fが基準電圧Vrfを超えるので、コンパレータ322
から出力される検出信号ACTはローレベルとなる。こ
の結果、発振回路340には、イネーブル信号ENBが
ローレベル(非アクティブ)となって入力されるため、
発振回路340は発振動作を停止する。
【0081】発振回路340が発振動作を停止すると、
発振回路340からチャージポンプ回路310にはクロ
ック信号OSCKが供給されなくなるため、チャージポ
ンプ回路310も昇圧動作を停止する。
【0082】このように、電源オン時またはリセット時
の立ち上がり期間、発振回路340からチャージポンプ
回路310に通常時の周波数Hrよりも低い周波数Ha
のクロック信号OSCKが供給されて、昇圧電圧HVが
0Vからスタンバイ電圧(5.0V)に向かって、緩や
かに上昇することにより、後段の制御電圧生成回路26
4の定電圧回路500における寄生容量の影響を排除す
ることができる。
【0083】図6では、本実施例と従来例との比較のた
めに、昇圧電圧HVのレベル変化および基準電圧Vrf
のレベル変化について、本実施例の場合を実線で、従来
例の場合を一点鎖線で、それぞれ示した。
【0084】従来例の場合、発振回路は、通常時の周波
数Hrのクロック信号を生成して出力するため、クロッ
ク信号OSCKの周波数は高いままであり、その故、チ
ャージポンプ回路310から出力される昇圧電圧HV
は、電源電圧からスタンバイ電圧(5.0V)に向かっ
て、急激に上昇する。この結果、前述したとおり、その
昇圧電圧HVを入力としている制御電圧生成回路264
の定電圧回路500において、レギュレータ回路502
のオペアンプOPに存在する寄生容量によって、オペア
ンプOPに用いられる基準電圧Vrfも上昇してしま
う。この基準電圧Vrfは、レベルセンス回路320の
コンパレータ322と共通に用いられているので、図6
に一点鎖線で示すように、この基準電圧Vrfが上昇す
ると、昇圧電圧HVがスタンバイ電圧(5.0V)に達
しても、コンパレータ322に入力される検出電圧HV
rfは基準電圧Vrfより未だ低いため、発振回路は、
発振動作を停止することなく、持続したままとなり、図
6に一点鎖線で示すように、昇圧電圧HVはスタンバイ
電圧(5.0V)を超えて、さらに上昇することにな
る。
【0085】これに対し、本実施例の場合は、発振回路
340は、通常時の周波数Hrよりも低い周波数Haの
クロック信号を生成して、チャージポンプ回路310に
出力するため、チャージポンプ回路310から出力され
る昇圧電圧HVは、図6に示すように、緩やかに上昇す
る。この結果、制御電圧生成回路264の定電圧回路5
00において、レギュレータ回路502のオペアンプO
Pに寄生容量が存在しても、定電圧回路500に供給さ
れる昇圧電圧HVのレベルの、時間に対する変化率が小
さいため、寄生容量の影響を排除することができ、寄生
容量によって、オペアンプOPとコンパレータ322と
で共通に用いられる基準電圧Vrfが上昇することはな
く、図6に示すように、基準電圧Vrfをほぼ一定に保
つことができる。従って、昇圧電圧HVがスタンバイ電
圧(5.0V)に達すると、コンパレータ322に入力
される検出電圧HVrfは、基準電圧Vrfを超えるこ
とができ、発振回路340は、確実に発振動作を停止す
る。従って、昇圧電圧HVは、スタンバイ電圧(5.0
V)を大きく超えることはなく、スタンバイ電圧に収束
する。
【0086】このようにして、本実施例においては、電
源オン時やリセット時などにおいて、寄生容量による影
響を排除して、昇圧電圧の上昇に伴う基準電圧の上昇を
抑えることができる。
【0087】D−2.通常時の動作:一方、昇圧電圧H
Vがスタンバイ電圧(5.0V)を超えて、コンパレー
タ322から出力される検出信号ACTがローレベルと
なると、その検出信号ACTは、インバータ352で反
転されて、ハイレベルとなって、立ち上がり期間検出回
路350に入力される。立ち上がり期間検出回路350
は、この反転信号の立ち下がりのタイミング(時刻t
2)をとらえて、検出信号PWUPをローレベル(非ア
クティブ)にする。なと、立ち上がり期間検出回路35
0は、検出信号PWUPを一旦ローレベル(非アクティ
ブ)にした後は、再び、外部から電源オン/リセット信
号ON/RSが入力されない限り、検出信号PWUPを
ハイレベル(アクティブ)にすることはない。
【0088】また、上記したように、チャージポンプ回
路310が昇圧動作を停止すると、昇圧電圧HVは徐々
に下がり初め、その後、スタンバイ電圧(5.0V)よ
り下がると、コンパレータ322では、検出電圧HVr
fが基準電圧Vrfを下回ることになるため、コンパレ
ータ322から出力される検出信号ACTは、ハイレベ
ルとなる。この結果、発振回路340には、イネーブル
信号ENBがハイレベル(アクティブ)となって入力さ
れるため、発振回路340は再び発振動作を開始する。
【0089】発振回路340が発振動作を開始すると、
発振回路340からチャージポンプ回路310にはクロ
ック信号OSCKが再び供給されるため、チャージポン
プ回路310も昇圧動作を再開する。
【0090】なお、このとき、発振回路340には、立
ち上がり期間検出回路350からの検出信号PWUP
が、上記したとおりローレベル(非アクティブ)となっ
て入力されているため、発振回路340は、今度は、先
程よりも高い通常時の周波数Hrのクロック信号OSC
Kを生成して、チャージポンプ回路310に出力するこ
とになる。
【0091】チャージポンプ回路310による昇圧動作
の再開によって、昇圧回路262から出力される昇圧電
圧HVは再び上昇し始め、その後、昇圧電圧HVが上昇
して、スタンバイ電圧(5.0V)を超えると、先程と
同様に、コンパレータ322では、検出電圧HVrfが
基準電圧Vrfを超えるので、コンパレータ322から
出力される検出信号ACTはローレベルとなり、発振回
路340には、イネーブル信号ENBがローレベル(非
アクティブ)となって入力されるため、発振回路340
は再び発振動作を停止する。
【0092】以下、このように、発振回路340の発振
動作およびチャージポンプ回路310の昇圧動作の、停
止と、開始が繰り返されることにより、チャージポンプ
回路310から出力される昇圧電圧HVは、スタンバイ
電圧(5.0V)に維持されることになる。
【0093】上述した通り、立ち上がり期間検出回路3
50は、検出信号PWUPをローレベル(非アクティ
ブ)にした後は、外部から電源オン/リセット信号ON
/RSが入力されない限り、ローレベルの状態を維持す
ることになるので、昇圧電圧HVが電源電圧から上昇し
てスタンバイ電圧(5.0V)を一旦超えた後は、発振
回路340から出力されるクロック信号OSCKの周波
数は、常に、周波数Haよりも高い通常時の周波数Hr
となる。従って、電源オン時またはリセット時以後の通
常時においては、このような比較的高い周波数Hrのク
ロック信号OSCKに基づいて、チャージポンプ回路3
10が駆動されることによって、チャージポンプ回路3
10は、後段の負荷(メモリセルアレイ12など)に対
し、十分な電流容量をもって、発生した電圧を供給する
ことができる。
【0094】D−3.実施例の効果:以上説明したよう
に、本実施例によれば、電源オン時またはリセット時の
立ち上がり期間に、発振回路340からチャージポンプ
回路310に供給されるクロック信号OSCKの周波数
を、通常時の周波数Hrよりも低い周波数Haとするこ
とにより、チャージポンプ回路310から出力される昇
圧電圧HVを、0Vから緩やかに上昇させているため、
寄生容量による影響を排除して、昇圧電圧の上昇に伴う
基準電圧の上昇を抑えることができる。
【0095】E.変形例:なお、本発明は上記した実施
例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々の態様にて実施することが可能
である。
【0096】上記した実施例においては、電源オン時ま
たはリセット時に発振回路340からチャージポンプ回
路310に供給するクロック信号OSCKの周波数を、
周波数Hrよりも低い、一定の周波数Haとしていた
が、本発明はこのような一定の周波数に限定されるもの
ではなく、時間と共に変化する周波数であっても良い。
例えば、図7に示すように、クロック信号OSCKの周
波数を、電源オン時またはリセット時(時刻t1)は0
Hzとして、その後、時間経過に比例して徐々に上昇す
るような周波数としても良い。あるいは、時間と共にス
テップ状に変化する周波数であっても良い。すなわち、
クロック信号OSCKの周波数を、通常時の周波数Hr
よりも低い周波数とすれば良い。
【0097】また、不揮発性メモリ素子108A,10
8Bの構造については、MONOS構造に限定されるも
のではない。1つのワードゲート104と第1,第2の
コントロールゲート106A,106Bにより、2箇所
にて独立して電荷をトラップできる他の種々のツインメ
モリセルを用いた不揮発性半導体記憶装置に、本発明を
適用することができる。
【0098】また、上記実施例では、昇圧電圧HVをス
タンバイモード時およびリードモード時には5.0V
(すなわち、スタンバイ電圧を5.0V)、プログラム
モード時およびイレースモード時には8.0Vにしてい
たが、本発明はこのような値に限定されるものではな
く、種々の値を採ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な不揮発性半導体記憶装置の全体構成を
示す概略ブロック図である。
【図2】ツインメモリセルの構造を模式的に示した断面
図である。
【図3】本発明の一実施例としての昇圧回路を含む電圧
発生回路26を示すブロック図である。
【図4】図3における昇圧回路262の具体的な構成を
示す回路図である。
【図5】チャージポンプ回路310におけるクロック信
号OSCKと昇圧電圧HVとの関係を示すタイミングチ
ャートである。
【図6】電源オン時またはリセット時以降における主要
信号のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図7】電源オン時またはリセット時に発振回路340
からチャージポンプ回路310に供給するクロック信号
OSCKの周波数の他の例を示すタイミングチャートで
ある。
【図8】従来における昇圧回路の具体的な構成を示す回
路図である。
【図9】一般的な制御電圧生成回路に用いられる定電圧
回路を示す回路図である。
【符号の説明】
10…不揮発性半導体記憶装置 12…メモリセルアレイ 14…プリデコーダ 16…行デコーダ 18…列デコーダ 20…列選択回路 22…I/O回路 24…コントロールロジック 26…電圧発生回路 100…ツインメモリセル 102…P型ウェル 104…ワードゲート 106A,106B…コントロールゲート 108A,108B…メモリ素子 109…ONO膜 110…不純物層 260…昇圧回路 262…昇圧回路 264…制御電圧生成回路 300…発振回路 310…チャージポンプ回路 320…レベルセンス回路 322…コンパレータ 324…第1の抵抗 326…第2の抵抗 328…第3の抵抗 330…第1のトランジスタ 332…第2のトランジスタ 334…オアゲート 336…オアゲート 340…発振回路 350…立ち上がり期間検出回路 352…インバータ 500…定電圧回路 502…レギュレータ回路 504…入力端子 508…出力端子 ACT…検出信号 AD…アドレス信号 BL…ビット線 ENB…イネーブル信号 ERS…イレース信号 HV…昇圧電圧 HVrf…検出電圧 Ha…周波数 Hr…周波数 OP…オペアンプ OSCK…クロック信号 PGM…プログラム信号 PWUP…検出信号 Q…トランジスタ R…抵抗 RD…リード信号 SCG…サブコントロールゲート線 STB…スタンバイ信号 VR…可変抵抗 Vdd…電源電圧 Vrf…基準電圧 WL…ワード線 t1…時刻 t2…時刻

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の不揮発性メモリ素子によって構成
    されたメモリセルアレイを備え、動作モードとして、少
    なくとも前記不揮発性メモリ素子へのアクセスを行わず
    に待機するスタンバイモードを有する不揮発性半導体記
    憶装置に用いられ、電源電圧を昇圧して、前記動作モー
    ドに応じた昇圧電圧を出力する昇圧回路であって、 前記不揮発性半導体記憶装置の電源オン時またはリセッ
    ト時から、前記昇圧電圧が前記スタンバイモードに対応
    した所望の電圧になるまでの立ち上がり期間を検出する
    立ち上がり期間検出回路と、 発振動作を行って、クロック信号を生成して出力すると
    共に、前記立ち上がり期間検出回路による検出結果に基
    づいて、少なくとも前記立ち上がり期間は、前記クロッ
    ク信号として、予め設定された通常時の周波数よりも低
    い周波数の信号を生成する発振回路と、 該発振回路から出力された前記クロック信号に基づい
    て、前記電源電圧を昇圧し、前記昇圧電圧を出力するチ
    ャージポンプ回路と、 基準電圧に基づいて、前記チャージポンプ回路からの前
    記昇圧電圧が、前記動作モードに応じた所定の設定電圧
    になるように前記発振回路の発振動作を制御するレベル
    センス回路と、 を備える昇圧回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の昇圧回路において、 前記発振回路は、少なくとも前記立ち上がり期間、前記
    クロック信号として、一定の周波数の信号を生成するこ
    とを特徴とする昇圧回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の昇圧回路において、 前記発振回路は、少なくとも前記立ち上がり期間、前記
    クロック信号として、時間と共に周波数が変化する信号
    を生成することを特徴する昇圧回路。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のうちの任意の
    1つに記載の昇圧回路において、 前記昇圧回路が用いられる前記不揮発性半導体記憶装置
    は、前記不揮発性メモリ素子が、1つのワードゲート
    と、2つのコントロールゲートによって制御されるツイ
    ンメモリセルを構成していることを特徴とする昇圧回
    路。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3のうちの任意の
    1つに記載の昇圧回路において、 前記昇圧回路が用いられる前記不揮発性半導体記憶装置
    は、前記不揮発性メモリ素子が、酸化膜(O)、窒化膜
    (N)及び酸化膜(O)から成り、電荷のトラップサイ
    トとして機能するONO膜を備えることを特徴とする昇
    圧回路。
  6. 【請求項6】 前記不揮発性半導体装置に用いられる電
    圧発生回路であって、 請求項1ないし請求項3のうちの任意の1つに記載の昇
    圧回路と、 該昇圧回路からの前記昇圧電圧から、前記不揮発性メモ
    リ素子に対し前記動作モードに応じた動作を実行させる
    ための制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、 を備える電圧発生回路。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項3のうちの任意の
    1つに記載の昇圧回路を備えた不揮発性半導体記憶装
    置。
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