JP2003216109A - 表示装置およびその表示の制御方法 - Google Patents

表示装置およびその表示の制御方法

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JP2003216109A
JP2003216109A JP2002018940A JP2002018940A JP2003216109A JP 2003216109 A JP2003216109 A JP 2003216109A JP 2002018940 A JP2002018940 A JP 2002018940A JP 2002018940 A JP2002018940 A JP 2002018940A JP 2003216109 A JP2003216109 A JP 2003216109A
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Shoichiro Matsumoto
昭一郎 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学素子の劣化により、表示画像にばらつき
が現れることがある。 【解決手段】 まずリセット線RLがハイになり、ノー
ドAの電位がプリチャージ電源線PCVに印加されてい
る電位となる。輝度データの書込期間になり、走査線S
Lがオンになると、データ線DLに印加されている輝度
データに応じたデータ電圧VdataがノードAに加え
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置に関し、特
に表示装置の表示品位を改善する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ノート型パーソナルコンピュータや携帯
端末の普及が進んでいる。現在、主に液晶表示装置が、
それらの表示装置に使用されており、有機EL(Electr
o Luminescence)表示装置は次世代平面表示装置として
期待されている。液晶表示装置はその視野角の狭さや、
応答速度の遅さが依然として課題として残っている。一
方、有機EL表示装置は、上述の課題を克服するととも
に、高輝度、高効率が達成できる。
【0003】これら表示装置の表示方法として中心に位
置するのがアクティブマトリックス駆動方式である。こ
の方式を用いた表示装置は、アクティブマトリックス型
表示装置と呼ばれ、画素は縦横に多数配置されマトリッ
クス形状を示し、各画素にはスイッチング素子が配置さ
れる。映像データはスイッチング素子によって画素毎に
順次書き込まれる。
【0004】現在、有機EL表示装置の実用化開発は草
創期にあり、様々な画素が提案されている。そのような
回路の一例として、特開平11-219146号公報に
開示されている画素について、図6をもとに簡単に説明
する。
【0005】この回路は、2個のnチャネルトランジス
タであるデータ転送用トランジスタTr11、駆動トラ
ンジスタTr12と、光学素子である有機発光ダイオー
ド(Organic Light Emitting Diode;以下、単に「OL
ED」と表記する)10と、保持容量SC11と、走査
線SLと、電源供給線Vddと、輝度データを入力する
データ線DLを備える。
【0006】この回路の動作は、OLED10の輝度デ
ータの書込のために、走査線SLがハイになり、データ
転送用トランジスタTr11がオンとなって、データ線
DLに入力された輝度データが駆動トランジスタTr1
2および保持容量SC11に設定される。発光のタイミ
ングとなり走査線SLがローとなることでデータ転送用
トランジスタTr11がオフとなり、駆動トランジスタ
Tr12のゲート電圧は維持され、OLED10は設定
された輝度データで発光する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に、OLEDやT
FTなどのトランジスタの閾値電圧は、製造時にばらつ
きが発生するとともに、経時変化による劣化が原因でそ
れら閾値電圧が上昇する。これにより、表示のムラが発
生することがある。特にOLEDの経時変化による劣化
は、液晶表示装置の光学素子の劣化と比べ顕著である。
さらに表示装置がカラーである場合、カラー表示するた
めに設けられる各色ごとのOLEDの劣化の進み具合が
異なり、継続的に表示装置を使用することで、ホワイト
バランスが崩れ表示装置は所望の色を表示できなくなる
恐れがある。
【0008】本発明はこうした状況に鑑みなされたもの
であり、その目的は前述の表示ムラを低減する新たな回
路を提案するものである。また別の目的は、表示色ごと
の光学素子の劣化を補償し、ホワイトバランスをとるこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は表示
装置に関する。この装置は、それぞれが光学素子とその
駆動素子とを含む複数の画素と、光学素子の動作臨界値
をその属性として備える基準信号を生成する基準信号発
生回路とを備え、この基準信号が前記複数の画素に供給
される。
【0010】ここで光学素子としてOLEDが想定でき
るがこれに限る趣旨ではない。また、「光学素子の動作
臨界値」とは、例えばOLEDの閾値電圧やその駆動素
子に使用されるトランジスタの閾値電圧であったり、さ
らにはそれらを合わせた値であったりする。例えば、当
該表示装置がアクティブマトリックス型であれば駆動素
子として、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor;
以下単に、「TFT」と表記する)が想定できるがこれ
に限る趣旨ではない。
【0011】また、画素はさらに、それが含む駆動素子
に対し、輝度データに応じた制御電圧を設定および保持
するための設定素子を備え、この設定素子と駆動素子は
容量で結合され、基準信号は、スイッチ素子を介して容
量と駆動素子が接続されるノードへ接続されてもよい。
ここで「設定素子」とは、例えば信号線から画素内に輝
度データを入力する際に、スイッチ素子として機能する
TFTなどのトランジスタが想定できる。また、スイッ
チ素子にトランジスタを使用する場合、トランジスタの
数は複数であってよく、また、その駆動能力の組合せは
問わない。またさらに、基準信号は、駆動素子の閾値電
圧と光学素子の閾値電圧の和をその属性に備えてもよ
い。
【0012】本発明の別の態様も表示装置に関する。こ
の装置は、それぞれが光学素子とその駆動素子とを含む
複数の画素と、基準電圧を発生する回路と、複数の画素
のそれぞれにおいて輝度データに応じた制御電圧を駆動
素子に設定および保持する設定素子とを含み、初期化期
間では基準電圧によって複数の画素の駆動素子を制御す
る一方、書込期間では輝度データに応じた制御電圧によ
って複数の画素の駆動素子を制御する。また、初期化期
間で光学素子が動作臨界点付近におかれるよう基準電圧
が定められてもよい。またさらに、基準電圧は、駆動素
子の閾値電圧と光学素子の閾値電圧の和に設定されても
よい。
【0013】本発明のさらに別の態様は表示の制御方法
に関する。この方法は、それぞれが光学素子とその駆動
素子とを含む複数の画素を制御する方法であって、これ
らの画素の外部から複数の画素の駆動素子に対して一様
に動作臨界点付近の基準電圧を供給する初期化プロセス
と、輝度データに対応する電圧と基準電圧との加算電圧
を複数の画素の駆動素子に対して個別に供給する書込プ
ロセスとを含む。
【0014】例えば、カラー表示装置が、R(赤)G
(緑)B(青)の3色を表示する光学素子から構成され
る場合、同一色の光学素子ごとに基準電圧を共通化す
る。例えば、有機EL表示装置の場合、一般に緑を発光
するOLEDの経時変化による劣化の進行が一番遅い。
これにより、出荷時には表示装置のホワイトバランスが
調整されていても、例えば表示装置を継続的に使用する
ことにより、その表示画面が緑がかることがある。した
がって、ホワイトバランスを調整可能な機能が備わって
いると非常に有効である。なお、以上の構成要素の任意
の組合せや組替えなどと表現したものもまた、本発明の
態様として有効である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下の実施の形態では、表示装置
としてアクティブマトリックス型有機EL表示装置を想
定する。実施の形態では、画素の外部に基準電位を設
け、これにより光学素子であるOLEDとその駆動素子
の劣化による輝度のムラを抑える。
【0016】(実施の形態1)図1は実施の形態1に係
る画素の回路を示した図である。一画素は、OLED1
0と、データ転送用トランジスタTr1と、OLED1
0の駆動素子である駆動トランジスタTr2と、プリチ
ャージトランジスタTr3と、第1保持容量SC1と、
第2保持容量SC2とを備える。
【0017】データ転送用トランジスタTr1は、輝度
データを駆動トランジスタTr2に設定する際にスイッ
チ素子として機能する。また、プリチャージトランジス
タTr3は、輝度データの書き込みに先立ち駆動トラン
ジスタTr2に設定されている輝度データを初期化する
際にスイッチ素子として機能する。
【0018】また、一画素はさらに、走査線SLと、リ
セット線RLと、データ線DLと、電源供給線Vdd
と、プリチャージ電源線PCVが接続されている。リセ
ット線RLは、プリチャージトランジスタTr3をオン
オフ制御するための信号が印加される。走査線SLは、
輝度データの書き込みを指示する信号が印加される。デ
ータ線DLは輝度データが印加される。電源供給線Vd
dは、OLED10に電流を供給する。プリチャージ電
源線PCVは、画素の輝度データを初期化するための基
準電圧が印加される。
【0019】データ転送用トランジスタTr1、駆動ト
ランジスタTr2、プリチャージトランジスタTr3は
全てnチャネルトランジスタである。また、これらトラ
ンジスタは複数で構成されてもよく、その際トランジス
タの駆動能力の組合せは任意である。
【0020】データ転送用トランジスタTr1のゲート
電極は走査線SLに接続され、データ転送用トランジス
タTr1の残りの一方の電極がデータ線DLに、データ
転送用トランジスタTr1の残りのもう一方の電極は第
1保持容量SC1の片方の電極と接続される。
【0021】プリチャージトランジスタTr3のゲート
電極はリセット線RLに、残りの一方の電極はプリチャ
ージ電源線PCVに接続される。第1保持容量SC1の
もう一方の電極と駆動トランジスタTr2のゲート電極
がノードAでTr3の残りのもう一方の電極に接続され
る。駆動トランジスタTr2のドレイン電極は電源供給
線Vddに接続され、ソース電極はOLED10のアノ
ードに接続され、OLED10のカソードは固定電位で
ある接地電位に接続される。また、駆動トランジスタT
r2のゲート電極と、接地電位の間には第2保持容量S
C2が挿入される。
【0022】図2は、プリチャージ電源線PCVに印加
される基準電圧を発生させるPCV電位発生回路50を
示す。PCV電位発生回路50は、基準トランジスタT
r2aと基準OLED10aを含む基準電位発生部60
と、基準電位ドライバ70を備える。基準電位ドライバ
70は、オペアンプ80を電圧利得1のユニティゲイン
アンプとして構成する。
【0023】また、nチャネルトランジスタの基準トラ
ンジスタTr2a、基準OLED10aが定電流電源か
ら接地電位へ直列に接続されている。かつ基準トランジ
スタTr2aのゲート電極とドレイン電極がノードBで
短絡され、さらにノードBから伸びるラインはオペアン
プ80に非反転入力で接続されている。このとき、ノー
ドBの電位は、基準トランジスタTr2aの閾値電圧V
t1と基準OLED10aの閾値電圧VF1の和Vt1
+VF1の値である。この電圧値がプリチャージ電源線
PCVに印加される。
【0024】有機EL表示装置の場合、各画素のOLE
DはR(赤)G(緑)B(青)の色毎に経時変化による
劣化の進行度合いが異なる。したがって、出荷時にホワ
イトバランスが正確であっても、長期の使用によってホ
ワイトバランスが崩れる。例えば緑の色を発光するOL
EDの劣化が一番遅い場合、表示画像が緑がかった色に
なってしまう。したがって、この基準回路は、各色ごと
に設けることが望まれる。
【0025】以上の回路構成による動作を説明する。図
3は、データ線DLの電位とノードAの電位を示してい
る。当該画素の輝度データ書込期間に先立ち、リセット
線RLがハイになり、プリチャージトランジスタTr3
がオンになって、ノードAの電位がこのときプリチャー
ジ電源線PCVに印加されている電位となる。ここでは
駆動トランジスタTr2の閾値電圧VtとOLED10
の閾値電圧VFの和VF+Vtの値の電位となる。い
ま、この値を初期値と呼ぶ。
【0026】つぎに、リセット線RLがオフとなると、
ノードAは電位VF+Vtでフロート状態になる。つづ
いて、輝度データの書込期間になり、走査線SLがオン
になると、データ線DLに印加されている輝度データに
応じたデータ電圧VdataがノードAに加えられる。
したがって、ノードAの電位つまり駆動トランジスタT
r2のゲート電位は初期値に書き込みデータであるデー
タ電圧Vdataを加えた値VF+Vt+Vdataに
たたき上げられる。これにより、データ線DLに印加さ
れる信号の電位は、0から所望の値となる。輝度データ
の書込期間は、図3のt1〜t2の間である。
【0027】実施の形態1によれば、輝度データの書き
込みに先だち、OLEDや駆動素子の劣化やばらつきに
応じて初期化を行うことができ、輝度ムラの抑制が可能
となる。また、データ線DLに印加される輝度データ
は、実際に駆動トランジスタTr2に設定すべき電位
と、基準電位との差分でよく、低消費電力化が可能であ
る。
【0028】(実施の形態2)実施の形態1では、初期
値VF+Vtを入力するために専用の制御線であるプリ
チャージ電源線PCVを設けたが、本実施の形態2で
は、データ線DLにその機能を持たせる。
【0029】図4は、実施の形態2に係る画素の回路を
示した図である。ここでは、実施の形態1に示した回路
と異なる部分について説明する。符号は同一の機能を果
たすものについては同一の符号を付与している。実施の
形態1の図1においてプリチャージ電源線PCVと接続
されていたプリチャージトランジスタTr3の電極は、
データ線DLに接続される。
【0030】図5は、データ線およびノードAの電位を
示した図である。データ線DLには、リセット線RLが
ハイになる初期化期間に電位VF+Vtの信号が印加さ
れる。また、輝度データ書き込み期間にデータ線DLに
印加される信号の電圧は、初期値VF+Vtから所望の
値となる。また、データ線DLに印加される信号は、実
施の形態1で示したPCV電位発生回路50で発生する
基準電位に、一般的なオペアンプを用いた加算回路で加
算される。
【0031】実施の形態2によれば、実施の形態1と同
様に、輝度ムラの抑制が可能となるとともに、実施の形
態1において設けたプリチャージ電源線PCVを設ける
必要がなく、配線の数を減らすことができる。
【0032】駆動トランジスタTr2やOLED10の
能動素子の特性ばらつきや性能劣化を補償する回路とし
て、文献「Design of an Improved Pixel for a Polysi
licon Active-Matrix Organic LED Display」(SID 98,
International Symposium Proceedings, 1998, p.11)
に電圧プログラム方式による有機ELの回路構成が開示
されている。この回路は、基準電圧を画素内で発生させ
る利点がある一方、画素内に含まれる素子や専用の制御
線の数が多くなる。素子数の増加は、画素の開口率低下
による明るさ不足や、歩留まり低下による製造コストの
上昇という課題がある。
【0033】また、制御用の配線が必要なため、素子数
の増加と同様に開口率低下による明るさ不足、駆動タイ
ミングのマージンがなくなり高速動作に不向きという課
題がある。また、それは、駆動用に周辺回路数が多くな
り歩留まりの低下や額縁領域が広くなることによる製造
コストの上昇、および消費電力の上昇につながった。本
発明によれば、基準電位を画素の外部に設けることで、
回路の簡素化が実現でき、上述の課題が解決できる。
【0034】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。この実施の形態は例示であり、それら各構成要素の
組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした
変形例も本発明の範囲であることは当業者に理解される
ところである。そうした変形例を挙げる。
【0035】実施の形態では、リセット線RLを駆動ト
ランジスタTr2やOLED10の特性ばらつきや性能
劣化を補償するために使用したが、これに限らずリセッ
ト線RLを任意のタイミングでオンオフすることで、輝
度の調整や、残像対策が可能となる。
【0036】実施の形態では、プリチャージトランジス
タTr3の制御に専用の制御線であるリセット線RLを
設けたが、前走査タイミングの走査信号が印加される一
つ前の走査線を利用してもよい。
【0037】実施の形態で示した、トランジスタは全て
nチャネルトランジスタであったがこれに限る趣旨では
なくpチャネルトランジスタであってもよい。ただし、
pチャネルトランジスタを用いるときは、それらを動作
させるために入力される信号の論理は、nチャネルトラ
ンジスタに入力される信号と反転される。
【0038】
【発明の効果】画素内の能動素子の特性ばらつきや性能
劣化を補償できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る画素の回路を示した図で
ある。
【図2】 基準電位としてのプリチャージ電位を発生す
るための回路を示した図である。
【図3】 実施の形態1に係る画素の回路において、ノ
ードAの電位とデータ線に印加される電位を示した図で
ある。
【図4】 実施の形態2に係る画素の回路を示した図で
ある。
【図5】 実施の形態2に係る画素の回路において、ノ
ードAの電位とデータ線に印加される電位を示した図で
ある。
【図6】 従来例の画素の回路を示した図である。
【符号の説明】
10 OLED、 50 PCV電位発生回路、 60
基準電位発生部、70 基準電位ドライバ、 80
オペアンプ、 DL データ線、 PCVプリチャージ
電源線、 RL リセット線、 SC1 第1保持容
量、 SC2第2保持容量、 SL 走査線、 Tr1
データ転送用トランジスタ、 Tr2a 基準トラン
ジスタ、 Tr2 駆動トランジスタ、 Tr3 プリ
チャージトランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 642 G09G 3/20 642A 670 670J H05B 33/14 H05B 33/14 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが光学素子とその駆動素子とを
    含む複数の画素と、 前記光学素子の動作臨界値をその属性として備える基準
    信号を生成する基準信号発生回路とを備え、 この基準信号が前記複数の画素に供給されることを特徴
    とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記画素はさらに、それが含む駆動素子
    に対し、輝度データに応じた制御電圧を設定および保持
    するための設定素子を備え、この設定素子と前記駆動素
    子は容量で結合され、 前記基準信号は、スイッチ素子を介して前記容量と前記
    駆動素子が接続されるノードへ接続されることを特徴と
    する請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記基準信号は、前記駆動素子の閾値電
    圧と前記光学素子の閾値電圧の和をその属性に備えるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 それぞれが光学素子とその駆動素子とを
    含む複数の画素と、 基準電圧を発生する回路と、 前記複数の画素のそれぞれにおいて輝度データに応じた
    制御電圧を前記駆動素子に設定および保持する設定素子
    と、 を含み、初期化期間では前記基準電圧によって前記複数
    の画素の駆動素子を制御する一方、書込期間では前記輝
    度データに応じた制御電圧によって前記複数の画素の駆
    動素子を制御することを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 前記初期化期間で前記光学素子が動作臨
    界点付近におかれるよう前記基準電圧が定められた請求
    項4に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記基準電圧は、前記駆動素子の閾値電
    圧と前記光学素子の閾値電圧の和に設定されることを特
    徴とする請求項4または5に記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 それぞれが光学素子とその駆動素子とを
    含む複数の画素を制御する方法であって、 これらの画素の外部から前記複数の画素の駆動素子に対
    して一様に動作臨界点付近の基準電圧を供給する初期化
    プロセスと、 輝度データに対応する電圧と基準電圧との加算電圧を前
    記複数の画素の駆動素子に対して個別に供給する書込プ
    ロセスと、 を含むことを特徴とする表示の制御方法。
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