JP2003212363A - 給紙カセット - Google Patents
給紙カセットInfo
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- JP2003212363A JP2003212363A JP2002014799A JP2002014799A JP2003212363A JP 2003212363 A JP2003212363 A JP 2003212363A JP 2002014799 A JP2002014799 A JP 2002014799A JP 2002014799 A JP2002014799 A JP 2002014799A JP 2003212363 A JP2003212363 A JP 2003212363A
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- Japan
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- cassette
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カセット部の引き出し量を少なくする給紙カ
セットを提供する。 【解決手段】 用紙補給時に装置本体1よりカセット部
2を引き出す方式の給紙カセットにおいて、用紙を収納
するカセット部2内にさらに用紙を収納保持し得る用紙
ホルダ4を備え、用紙ホルダ4は、カセット部2内に設
けられた回転軸3により旋回し、用紙方向および位置
を、装置本体1へ給紙するための第一の姿勢もしくは、
用紙をセットするための第二の姿勢に移動させると共
に、姿勢の移動をカセット部2の引き出し操作もしくは
装置本体1への装着操作と同期するように構成する。
セットを提供する。 【解決手段】 用紙補給時に装置本体1よりカセット部
2を引き出す方式の給紙カセットにおいて、用紙を収納
するカセット部2内にさらに用紙を収納保持し得る用紙
ホルダ4を備え、用紙ホルダ4は、カセット部2内に設
けられた回転軸3により旋回し、用紙方向および位置
を、装置本体1へ給紙するための第一の姿勢もしくは、
用紙をセットするための第二の姿勢に移動させると共
に、姿勢の移動をカセット部2の引き出し操作もしくは
装置本体1への装着操作と同期するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙カセットを装
備した画像形成装置に関する。
備した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像形成装置は、用紙補給時に
装置本体よりカセット部を引き出す方式の給紙カセット
を複数有しており、複数の給紙カセットのうち、給紙し
ているカセット部以外は常時引き出せるように、通常搬
送経路をカセット操作と交差しない構成となっている。
装置本体よりカセット部を引き出す方式の給紙カセット
を複数有しており、複数の給紙カセットのうち、給紙し
ているカセット部以外は常時引き出せるように、通常搬
送経路をカセット操作と交差しない構成となっている。
【0003】このような画像形成装置において、図1に
示す如く、用紙Aをカセット部101の上部よりセット
するためにカセット部101を装置本体102の外部に
引き出す場合には、カセット部101の引き出し量を、
カセット部101にセットする用紙Aのほぼ全体が装置
本体102の外部に露出するようにしなければならな
い。ここで、高速化された装置では、給紙時間短縮のた
め長方形サイズの用紙Aは搬送方向に短い幅を向けてセ
ットするのが一般的である。
示す如く、用紙Aをカセット部101の上部よりセット
するためにカセット部101を装置本体102の外部に
引き出す場合には、カセット部101の引き出し量を、
カセット部101にセットする用紙Aのほぼ全体が装置
本体102の外部に露出するようにしなければならな
い。ここで、高速化された装置では、給紙時間短縮のた
め長方形サイズの用紙Aは搬送方向に短い幅を向けてセ
ットするのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、給紙時に
おけるカセット引き出しは、用紙サイズの長い方の幅が
露出する位置Woまで引き出さねばならず、引き出し量
が少ないと、用紙セット時にサイドフェンスなどに引っ
掛かり易く、不給紙など発生した場合に処理操作がしに
くくなり不便である。
おけるカセット引き出しは、用紙サイズの長い方の幅が
露出する位置Woまで引き出さねばならず、引き出し量
が少ないと、用紙セット時にサイドフェンスなどに引っ
掛かり易く、不給紙など発生した場合に処理操作がしに
くくなり不便である。
【0005】また、給紙コロ103等により用紙Aの搬
送方向センターラインCLを搬送基準としている装置で
は給紙位置において用紙Aのセンターを搬送基準線BL
に合わせなければならないので用紙Aを装置本体102
の奥に入れる必要があり、用紙補給時のカセット部10
1の引き出し量をさらに多くしなければならない。
送方向センターラインCLを搬送基準としている装置で
は給紙位置において用紙Aのセンターを搬送基準線BL
に合わせなければならないので用紙Aを装置本体102
の奥に入れる必要があり、用紙補給時のカセット部10
1の引き出し量をさらに多くしなければならない。
【0006】一方、省スペースを要求された機械ではカ
セット部101の引き出し量を極力少なくしなければな
らず、操作性との両立が要求される。
セット部101の引き出し量を極力少なくしなければな
らず、操作性との両立が要求される。
【0007】そこで本発明は上記の問題点を解決するた
めになされたもので、カセット部の引き出し量を少なく
する給紙カセットを提供することを目的とする。
めになされたもので、カセット部の引き出し量を少なく
する給紙カセットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、用紙補給時に装置本体
よりカセット部を引き出す方式の給紙カセットにおい
て、用紙を収納するカセット部内にさらに用紙を収納保
持し得る用紙ホルダーを備え、該用紙ホルダーは、カセ
ット部内に設けられた回転軸により旋回し、用紙方向お
よび位置を、装置本体へ給紙するための第一の姿勢もし
くは、用紙をセットするための第二の姿勢に移動させる
と共に、姿勢の移動をカセット部の引き出し操作もしく
は装置本体への装着操作と同期するように構成した給紙
カセット、を最も主要な特徴とする。
めに、請求項1記載の発明では、用紙補給時に装置本体
よりカセット部を引き出す方式の給紙カセットにおい
て、用紙を収納するカセット部内にさらに用紙を収納保
持し得る用紙ホルダーを備え、該用紙ホルダーは、カセ
ット部内に設けられた回転軸により旋回し、用紙方向お
よび位置を、装置本体へ給紙するための第一の姿勢もし
くは、用紙をセットするための第二の姿勢に移動させる
と共に、姿勢の移動をカセット部の引き出し操作もしく
は装置本体への装着操作と同期するように構成した給紙
カセット、を最も主要な特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明では、用紙補給時に装
置本体よりカセット部を引き出す方式の給紙カセットに
おいて、前記カセット部の引き出し方向にカセット部を
前後に2分割し、任意の位置までカセット部を引き出し
た時には、カセット前側部が上または下方に旋回して前
面を開放することにより、直接、カセット後側部内に用
紙をセットし、かつ装置本体にカセット部を装着した時
には、カセット前側部がカセット後側部と再度一体とな
ることにより、一緒に装置本体へ押し入れると共に、カ
セット前側部の内側に備えられたガイド部材により、用
紙側面部を押し入れるよう構成した給紙カセット、を主
要な特徴とする。
置本体よりカセット部を引き出す方式の給紙カセットに
おいて、前記カセット部の引き出し方向にカセット部を
前後に2分割し、任意の位置までカセット部を引き出し
た時には、カセット前側部が上または下方に旋回して前
面を開放することにより、直接、カセット後側部内に用
紙をセットし、かつ装置本体にカセット部を装着した時
には、カセット前側部がカセット後側部と再度一体とな
ることにより、一緒に装置本体へ押し入れると共に、カ
セット前側部の内側に備えられたガイド部材により、用
紙側面部を押し入れるよう構成した給紙カセット、を主
要な特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明では、用紙補給時に装
置本体よりカセット部を引き出す方式の給紙カセットに
おいて、前記カセット部の引き出し方向にカセット部を
前後に2分割し、任意の位置まで給紙カセットを引き出
した時、カセット前側部が上または下方に旋回して前面
を開放すると共に、カセット後側部が、カセット部と装
置本体の間に設けられたリンク機構と停止機構により、
装置設置面に対し平行な姿勢から垂直な方向に旋回し
て、用紙をセットする姿勢になるよう装置外部に突出
し、かつ装置本体にカセット部を装着した時には、カセ
ット前側部がカセット後側部と再度一体となることによ
り、一緒に装置本体へ押し入れると共に、カセット前側
部の内側に備えられたガイド部材により、用紙側面部を
押し入れるよう構成した給紙カセット、を主要な特徴と
する。
置本体よりカセット部を引き出す方式の給紙カセットに
おいて、前記カセット部の引き出し方向にカセット部を
前後に2分割し、任意の位置まで給紙カセットを引き出
した時、カセット前側部が上または下方に旋回して前面
を開放すると共に、カセット後側部が、カセット部と装
置本体の間に設けられたリンク機構と停止機構により、
装置設置面に対し平行な姿勢から垂直な方向に旋回し
て、用紙をセットする姿勢になるよう装置外部に突出
し、かつ装置本体にカセット部を装着した時には、カセ
ット前側部がカセット後側部と再度一体となることによ
り、一緒に装置本体へ押し入れると共に、カセット前側
部の内側に備えられたガイド部材により、用紙側面部を
押し入れるよう構成した給紙カセット、を主要な特徴と
する。
【0011】請求項1記載の給紙カセットによれば、用
紙の搬送方向センターラインを搬送基準とした機械にお
いて、カセット部の手前側に用紙サイズの狭い方の幅を
引き出し方向に向けてセットし得るので、カセット部の
引き出し量を従来よりも少なくすることができる。
紙の搬送方向センターラインを搬送基準とした機械にお
いて、カセット部の手前側に用紙サイズの狭い方の幅を
引き出し方向に向けてセットし得るので、カセット部の
引き出し量を従来よりも少なくすることができる。
【0012】請求項2記載の給紙カセットによれば、引
き出し方向に前後2分割しており装置前面より用紙を横
方向からカセット部に挿入し得るので、カセット部の引
き出し量を少なくすることができる。また、カセット前
側部の内側に用紙端面を押し入れるガイド部材を有する
ので横方向から用紙をセットしてもカセット部の装着時
に幅方向をそろえることができる。
き出し方向に前後2分割しており装置前面より用紙を横
方向からカセット部に挿入し得るので、カセット部の引
き出し量を少なくすることができる。また、カセット前
側部の内側に用紙端面を押し入れるガイド部材を有する
ので横方向から用紙をセットしてもカセット部の装着時
に幅方向をそろえることができる。
【0013】請求項3記載の給紙カセットによれば、引
き出し時にはカセット部と装置本体に設けられたリンク
機構と停止機構により装置設置面に対して垂直な方向に
旋回しながら装置外部に突出し、用紙を斜めに立てた状
態で上方からセットし得るので、作業性が良く用紙のセ
ット状態が確認でき、かつ用紙端面を揃えることが容易
にできる。
き出し時にはカセット部と装置本体に設けられたリンク
機構と停止機構により装置設置面に対して垂直な方向に
旋回しながら装置外部に突出し、用紙を斜めに立てた状
態で上方からセットし得るので、作業性が良く用紙のセ
ット状態が確認でき、かつ用紙端面を揃えることが容易
にできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図2は、給紙カセットのカセッ
ト部2を装置本体1に装着した時の状態を示す第一の実
施例の平面図である。
形態を詳細に説明する。図2は、給紙カセットのカセッ
ト部2を装置本体1に装着した時の状態を示す第一の実
施例の平面図である。
【0015】図2において、カセット部2内には回転軸
3を支点として回転する用紙ホルダ4が設置されてい
る。この用紙ホルダ4は装置本体1との間でリンク5に
より連結され、本体に装着さている時は用紙を給紙する
位置で、用紙の方向は給紙方向が短い巾となる第一の姿
勢に保持している。
3を支点として回転する用紙ホルダ4が設置されてい
る。この用紙ホルダ4は装置本体1との間でリンク5に
より連結され、本体に装着さている時は用紙を給紙する
位置で、用紙の方向は給紙方向が短い巾となる第一の姿
勢に保持している。
【0016】図3は給紙カセットのカセット部2を用紙
セット位置まで引き出した状態を示している。用紙ホル
ダ4は給紙カセット引き出し動作で連結リンク5により
支点を中心にして矢印の方向に90度回転し用紙をセッ
トする位置で用紙の方向は給紙方向が長い巾となる第二
の姿勢に移動する。このときの用紙は給紙カセット引き
出し方向には短い方の巾となっており、さらに用紙のセ
ット位置は給紙カセット引き出し方向に寄っているので
用紙のほぼ全体が装置外部に露出するための引き出し量
WはWoよりも少なくて良い。
セット位置まで引き出した状態を示している。用紙ホル
ダ4は給紙カセット引き出し動作で連結リンク5により
支点を中心にして矢印の方向に90度回転し用紙をセッ
トする位置で用紙の方向は給紙方向が長い巾となる第二
の姿勢に移動する。このときの用紙は給紙カセット引き
出し方向には短い方の巾となっており、さらに用紙のセ
ット位置は給紙カセット引き出し方向に寄っているので
用紙のほぼ全体が装置外部に露出するための引き出し量
WはWoよりも少なくて良い。
【0017】このように、用紙を装置外にてカセット上
方よりセットする際に、カセット部2は用紙サイズの狭
い方の巾を引き出し方向に向けるので、カセット部2の
引き出し量を従来よりも少なくすることができる。特
に、長方形サイズの用紙を搬送方向に短い幅を向けてセ
ットする高速機でも、カセット部2の引き出し量を少な
くすることができる。また、用紙の搬送方向センターラ
インを搬送基準とした機械においても、用紙セット位置
を手前に寄せることができるので給紙カセットの引き出
し量を従来よりも少なくすることができる。
方よりセットする際に、カセット部2は用紙サイズの狭
い方の巾を引き出し方向に向けるので、カセット部2の
引き出し量を従来よりも少なくすることができる。特
に、長方形サイズの用紙を搬送方向に短い幅を向けてセ
ットする高速機でも、カセット部2の引き出し量を少な
くすることができる。また、用紙の搬送方向センターラ
インを搬送基準とした機械においても、用紙セット位置
を手前に寄せることができるので給紙カセットの引き出
し量を従来よりも少なくすることができる。
【0018】次に、図4、図5は、カセット部2を装置
本体1に装着した時の状態を示す第二の実施例であり、
図4は平面方向を図5は側面方向を示している。
本体1に装着した時の状態を示す第二の実施例であり、
図4は平面方向を図5は側面方向を示している。
【0019】給紙カセットのカセット部2は引き出し方
向にカセット前側部2aとカセット後側部2bに2分割
されており、それぞれ用紙端部を規制するガイド部材1
0aと10bを有している。さらにカセット前側部2a
とカセット後側部2bは、カセット後側部2bの両側面
に設けられたピン11と、カセット前側部2aに設けら
れている長穴12により連結されるのでカセット前側部
2aは引き出し方向に長穴分自由であり、かつピン11
にて自由に回転することができる。ここで、図中、6は
給紙コロを示している。
向にカセット前側部2aとカセット後側部2bに2分割
されており、それぞれ用紙端部を規制するガイド部材1
0aと10bを有している。さらにカセット前側部2a
とカセット後側部2bは、カセット後側部2bの両側面
に設けられたピン11と、カセット前側部2aに設けら
れている長穴12により連結されるのでカセット前側部
2aは引き出し方向に長穴分自由であり、かつピン11
にて自由に回転することができる。ここで、図中、6は
給紙コロを示している。
【0020】図6、図7はカセット前側部2aを引き出
した状態を示している。本実施例では図7に示すように
カセット前側部2aは矢印の方向に旋回しカセット後側
部2bの引き出し方向面を開放する。
した状態を示している。本実施例では図7に示すように
カセット前側部2aは矢印の方向に旋回しカセット後側
部2bの引き出し方向面を開放する。
【0021】図8、図9は用紙束Sをセットする状態を
示している。用紙束Sは開放されたカセット後側部2b
の引きさし方向面より矢印の方向に押し込まれセットさ
れる。このとき用紙Sはガイド部材10bまで完全に押
し入れる必要はない。
示している。用紙束Sは開放されたカセット後側部2b
の引きさし方向面より矢印の方向に押し込まれセットさ
れる。このとき用紙Sはガイド部材10bまで完全に押
し入れる必要はない。
【0022】図10、図11は用紙Sをセットしてか
ら、カセット部を装置本体1に装着する状態を示してい
る。カセット前側部2aはカセット後側部2bと一体に
なるため再び元の位置に旋回して装置本体1に押し込ま
れる。このときカセット前側部2a上のガイド部材10
aは長穴分の移動時に用紙束Sを概略カセット後側部2
bのガイド部材10bまで押し込み用紙束Sの端部を挟
み込むことで端面を揃えることができる。長穴分の移動
が終了すると、カセット後側部2bと一体になり装置本
体1に装着される。
ら、カセット部を装置本体1に装着する状態を示してい
る。カセット前側部2aはカセット後側部2bと一体に
なるため再び元の位置に旋回して装置本体1に押し込ま
れる。このときカセット前側部2a上のガイド部材10
aは長穴分の移動時に用紙束Sを概略カセット後側部2
bのガイド部材10bまで押し込み用紙束Sの端部を挟
み込むことで端面を揃えることができる。長穴分の移動
が終了すると、カセット後側部2bと一体になり装置本
体1に装着される。
【0023】このように、カセット部2を引き出し方向
に前後2分割しており、装置前面より用紙を横方向から
カセット部2に挿入し得るので、大サイズの用紙でもカ
セット部2の引き出し量を少なくすることができる。ま
た、カセット前側部2aの内側には用紙端面を押し入れ
るガイド部材10aを設けるので横方向から用紙をセッ
トしてもカセット部2の装着時に幅方向をそろえること
ができる。
に前後2分割しており、装置前面より用紙を横方向から
カセット部2に挿入し得るので、大サイズの用紙でもカ
セット部2の引き出し量を少なくすることができる。ま
た、カセット前側部2aの内側には用紙端面を押し入れ
るガイド部材10aを設けるので横方向から用紙をセッ
トしてもカセット部2の装着時に幅方向をそろえること
ができる。
【0024】次に、図12は、給紙カセットのカセット
部2を装置本体1に装着した時の実施の状態を示す第三
の実施例の側面図であり、図13は用紙束Sをセットす
る状態を示している。
部2を装置本体1に装着した時の実施の状態を示す第三
の実施例の側面図であり、図13は用紙束Sをセットす
る状態を示している。
【0025】操作手順は前述した第二の実施例と同様で
ある。ただし、第三の実施例ではカセット後側部2b上
の保持部23が本体1に設けられた支点Pでリンク24
により連結され、かつ装置本体1に設けられたガイドレ
ール21によりカセット後側部2bの両側面にある突起
20がスライドすることにより、カセット部2の引き出
し時にカセット後側部2bは装置設置面に対して垂直な
方向に旋回しながら装置外部に突出し、斜めに立てた状
態でガイドレール21のレール溝端部に設けられたスト
ッパ部22にて固定される。このため用紙束Sは斜め上
方からセットすることができる。
ある。ただし、第三の実施例ではカセット後側部2b上
の保持部23が本体1に設けられた支点Pでリンク24
により連結され、かつ装置本体1に設けられたガイドレ
ール21によりカセット後側部2bの両側面にある突起
20がスライドすることにより、カセット部2の引き出
し時にカセット後側部2bは装置設置面に対して垂直な
方向に旋回しながら装置外部に突出し、斜めに立てた状
態でガイドレール21のレール溝端部に設けられたスト
ッパ部22にて固定される。このため用紙束Sは斜め上
方からセットすることができる。
【0026】このように、カセット部2の引き出し時に
はカセット部2と装置本体1に設けられたリンク機構と
停止機構により、カセット部2を、装置設置面に対して
垂直な方向に旋回させながら装置外部に突出させ、斜め
に立てた状態で、用紙を上方からセットし得るので、カ
セット部2の引き出し量が少なくても容易に用紙をセッ
トすることができ、また、作業性が良く用紙のセット状
態も確認できる。さらに用紙セット時にガイド部材に直
接用紙端面が当たるので用紙の端面を揃え易い。
はカセット部2と装置本体1に設けられたリンク機構と
停止機構により、カセット部2を、装置設置面に対して
垂直な方向に旋回させながら装置外部に突出させ、斜め
に立てた状態で、用紙を上方からセットし得るので、カ
セット部2の引き出し量が少なくても容易に用紙をセッ
トすることができ、また、作業性が良く用紙のセット状
態も確認できる。さらに用紙セット時にガイド部材に直
接用紙端面が当たるので用紙の端面を揃え易い。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
発明によれば、用紙を装置外にてカセット上方よりセッ
トする際に、カセット部は用紙サイズの狭い方の巾を引
き出し方向に向けるので、カセット部の引き出し量を従
来よりも少なくすることができる。特に、長方形サイズ
の用紙を搬送方向に短い幅を向けてセットする高速機で
も、カセット部の引き出し量を少なくすることができ
る。また、用紙の搬送方向センターラインを搬送基準と
した機械においても、用紙セット位置を手前に寄せるこ
とができるので給紙カセットの引き出し量を従来よりも
少なくすることができる。
発明によれば、用紙を装置外にてカセット上方よりセッ
トする際に、カセット部は用紙サイズの狭い方の巾を引
き出し方向に向けるので、カセット部の引き出し量を従
来よりも少なくすることができる。特に、長方形サイズ
の用紙を搬送方向に短い幅を向けてセットする高速機で
も、カセット部の引き出し量を少なくすることができ
る。また、用紙の搬送方向センターラインを搬送基準と
した機械においても、用紙セット位置を手前に寄せるこ
とができるので給紙カセットの引き出し量を従来よりも
少なくすることができる。
【0028】請求項2記載の発明によれば、給紙カセッ
トはカセット部2を分割しており、装置前面より用紙を
横方向からカセット部に挿入し得るので、カセット部の
引き出し量を少なくすることができる。また、カセット
前側部の内側には用紙端面を押し入れるガイド部材を設
けるので、横方向から用紙をセットしてもカセット部の
装着時に幅方向をそろえることができる。
トはカセット部2を分割しており、装置前面より用紙を
横方向からカセット部に挿入し得るので、カセット部の
引き出し量を少なくすることができる。また、カセット
前側部の内側には用紙端面を押し入れるガイド部材を設
けるので、横方向から用紙をセットしてもカセット部の
装着時に幅方向をそろえることができる。
【0029】請求項3記載の発明によれば、給紙カセッ
トは、カセット部の引き出し時にはカセット部と装置本
体に設けられたリンク機構と停止機構により、カセット
部を、装置設置面に対して垂直な方向に旋回させながら
装置外部に突出させ、斜めに立てた状態で、用紙を上方
からセットし得るので、カセット部の引き出し量が少な
くても容易に用紙をセットすることができ、セット状態
も確認できる。さらに用紙セット時にガイド部材に直接
用紙端面が当たるので用紙の端面を揃え易い。
トは、カセット部の引き出し時にはカセット部と装置本
体に設けられたリンク機構と停止機構により、カセット
部を、装置設置面に対して垂直な方向に旋回させながら
装置外部に突出させ、斜めに立てた状態で、用紙を上方
からセットし得るので、カセット部の引き出し量が少な
くても容易に用紙をセットすることができ、セット状態
も確認できる。さらに用紙セット時にガイド部材に直接
用紙端面が当たるので用紙の端面を揃え易い。
【図1】従来の給紙カセットを示す平面図である。
【図2】カセット部を装置本体に装着した時の状態を示
す第一の実施例の平面図である。
す第一の実施例の平面図である。
【図3】第一の実施例においてカセット部を用紙セット
位置まで引き出した状態を示す平面図である。
位置まで引き出した状態を示す平面図である。
【図4】カセット部を装置本体に装着した時の状態を示
す第二の実施例の平面図である。
す第二の実施例の平面図である。
【図5】カセット部を装置本体に装着した時の状態を示
す第二の実施例の側面図である。
す第二の実施例の側面図である。
【図6】第二の実施例においてカセット前側部を引き出
した状態を示す平面図である。
した状態を示す平面図である。
【図7】第二の実施例においてカセット前側部を引き出
した状態を示す側面図である。
した状態を示す側面図である。
【図8】第二の実施例において用紙束をセットする状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図9】第二の実施例において用紙束をセットする状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図10】第二の実施例において用紙をセットしてから
カセット部を装置本体に装着する状態を示す平面図であ
る。
カセット部を装置本体に装着する状態を示す平面図であ
る。
【図11】第二の実施例において用紙をセットしてから
カセット部を装置本体に装着する状態を示す側面図であ
る。
カセット部を装置本体に装着する状態を示す側面図であ
る。
【図12】カセット部を装置本体に装着した時の状態を
示す第三の実施例の側面図である。
示す第三の実施例の側面図である。
【図13】第三の実施例において用紙束をセットする状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
1 装置本体
2 カセット部
2a カセット前側部
2b カセット後側部
3 回転軸
4 用紙ホルダー
10a ガイド部材
10b ガイド部材
Claims (3)
- 【請求項1】 用紙補給時に装置本体よりカセット部を
引き出す方式の給紙カセットにおいて、用紙を収納する
カセット部内にさらに用紙を収納保持し得る用紙ホルダ
を備え、該用紙ホルダは、カセット部内に設けられた回
転軸により旋回し、用紙方向および位置を、装置本体へ
給紙するための第一の姿勢もしくは、用紙をセットする
ための第二の姿勢に移動させると共に、姿勢の移動をカ
セット部の引き出し操作もしくは装置本体への装着操作
と同期するように構成したことを特徴とした給紙カセッ
ト。 - 【請求項2】 用紙補給時に装置本体よりカセット部を
引き出す方式の給紙カセットにおいて、前記カセット部
の引き出し方向にカセット部を前後に2分割し、任意の
位置までカセット部を引き出した時には、カセット前側
部が上または下方に旋回して前面を開放することによ
り、直接、カセット後側部内に用紙をセットし、且つ装
置本体にカセット部を装着した時には、カセット前側部
がカセット後側部と再度一体となることにより、一緒に
装置本体へ押し入れると共に、カセット前側部の内側に
備えられたガイド部材により、用紙側面部を押し入れる
よう構成したことを特徴とした給紙カセット。 - 【請求項3】 用紙補給時に装置本体よりカセット部を
引き出す方式の給紙カセットにおいて、前記カセット部
の引き出し方向にカセット部を前後に2分割し、任意の
位置まで給紙カセットを引き出した時、カセット前側部
が上または下方に旋回して前面を開放すると共に、カセ
ット後側部が、カセット部と装置本体の間に設けられた
リンク機構と停止機構により、装置設置面に対し平行な
姿勢から垂直な方向に旋回して、用紙をセットする姿勢
になるよう装置外部に突出し、且つ装置本体にカセット
部を装着した時には、カセット前側部がカセット後側部
と再度一体となることにより、一緒に装置本体へ押し入
れると共に、カセット前側部の内側に備えられたガイド
部材により、用紙側面部を押し入れるよう構成したこと
を特徴とした給紙カセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014799A JP2003212363A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 給紙カセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014799A JP2003212363A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 給紙カセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003212363A true JP2003212363A (ja) | 2003-07-30 |
Family
ID=27651379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002014799A Pending JP2003212363A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 給紙カセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003212363A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008254874A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Ricoh Co Ltd | 給紙ユニット及び画像形成装置 |
US7708265B2 (en) | 2006-08-25 | 2010-05-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet Feeder |
JP2020015606A (ja) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2002
- 2002-01-23 JP JP2002014799A patent/JP2003212363A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7708265B2 (en) | 2006-08-25 | 2010-05-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet Feeder |
JP2008254874A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Ricoh Co Ltd | 給紙ユニット及び画像形成装置 |
JP2020015606A (ja) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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