JP2003212290A - 部品用キャリアテープ - Google Patents

部品用キャリアテープ

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JP2003212290A
JP2003212290A JP2002010021A JP2002010021A JP2003212290A JP 2003212290 A JP2003212290 A JP 2003212290A JP 2002010021 A JP2002010021 A JP 2002010021A JP 2002010021 A JP2002010021 A JP 2002010021A JP 2003212290 A JP2003212290 A JP 2003212290A
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JP
Japan
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recesses
carrier tape
storage
storing
notches
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JP2002010021A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Nishi
秀俊 西
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Taiko Denki Co Ltd
Original Assignee
Taiko Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下層側の収納凹部内に上層の収納凹部外側が
嵌り込むのを防ぎ、かつ製造も容易な部品用キャリアテ
ープを得る。 【解決手段】 部品用キャリアテープ31はエンボステ
ープから形成され、部品を収納する収納凹部33が所定
間隔で複数列設される。各収納凹部33を形成する側壁
部40,41に非対称に外向きの突条凹部からなる付随
凹部38,39を設け、かつ互いに隣接する収納凹部3
3間の付随凹部38,39を異ならせ収納凹部の嵌まり
込みを防止するとともに、製造容易な構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンボステープか
ら形成され、部品を収納する収納凹部が所定間隔で複数
列設された部品用キャリアテープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品等の包装、供給に使用さ
れる部品用キャリアテープは、例えば図4にその上面側
からの斜視図を、図5に立面図を示すようにプラスチッ
ク製の帯状体などからなるエンボステープに電子部品を
収納する角状の収納凹部3と部品用キャリアテープ1の
両側端部にテープを送るためのスプロケット孔2を設け
たものである。キャリアテープ1は図6に示すようにリ
ール4の巻芯4aの周りにセパレータ4bを介しながら
巻き込まれる。
【0003】収納凹部3は開口部より底部に向かい狭ま
る形で単に角錐状に形成されているので、キャリアテー
プ1が図6に示すごとくリール4に巻き取られると上層
の収納凹部3の底部が下層の収納凹部3の開口にはまり
込みテープの巻き出しが困難になる欠点があった。特に
図7に示すような工程により部品5を空のキャリアテー
プ1に収納する場合について説明すると、リール7に巻
かれた空のキャリアテープ1が繰り出され、その収納凹
部3に部品ストッカー8から揺動腕9により部品5が供
給される。次にトップカバーテープ10を繰り出し加熱
ヒータ11でキャリアテープ1上に熱融着し、完成した
キャリアテープ1をリール12に巻き取る。この一連の
工程で部品が収納されるが、この工程中に空のキャリア
テープ1が巻かれたリール7からキャリアテープ1が繰
り出される際、収納凹部3がぴったり重なっていると、
それが外れる瞬間にキャリアテープ1全体に大きな振動
を発生し、トップカバーテープ10で覆われていない位
置の収納凹部3から部品5が飛び出すことがある。この
ようにキャリアテープの収納凹部同士が嵌り込むとリー
ル7の巻き出しが困難になるなどの問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来から部品の収納凹
部同士が重なることを低減する為のキャリアテープは、
例えば特開平9−240726,特開平10−1701
6号公報に開示されている。
【0005】前者の特開平9−240726には収納凹
部の角部に外向きの突起を設けて重なり現象の低減を図
っているが、収納凹部の形状が対称である為に重なりが
生じる虞があり低減効果は少ない。
【0006】後者の特開平10−17016には収納凹
部の底に外方向に延出した突部を一対設けているが、帯
状体からこのような突起を設けることは型抜きやプレス
成形では困難である。
【0007】そこで、本発明は、下層側の収納凹部内に
上層の収納凹部外側が嵌り込むのを防ぎ、かつ製造も容
易な部品用キャリアテープを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、エンボステープから形成され、部品を収
納する収納凹部が所定間隔で複数列設された部品用キャ
リアテープにおいて、前記各収納凹部を形成する側壁部
に非対称に外向きの付随凹部を設け、かつ互いに隣接す
る前記収納凹部間の前記付随凹部が異なる部品用キャリ
アテープとして、前記収納凹部の嵌まり込みを防止する
とともに、製造容易な構造とした。
【0009】また、前記付随凹部が、前記側壁部の対向
する面に数を違えて設けられた複数の突条凹部からな
り、互いに隣接する前記収納凹部間の隣接側壁部に設け
る前記突条凹部を同数とするものとすれば、極めて簡単
で製造容易な構造で収納凹部の嵌まり込みを防止できる
部品用キャリアテープとできる。
【0010】また、前記付随凹部が、1または複数の突
条凹部からなり、互いに隣接する前記収納凹部間の前記
突条凹部の位置を異なるものとすれば、極めて簡単で製
造容易な構造で収納凹部の嵌まり込みを防止できる部品
用キャリアテープとできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図示例
と共に説明する。
【0012】図1は、本発明による一実施の形態として
の部品用キャリアテープの上面側から見た斜視図であ
り、図2は、図1の部品用キャリアテープの下面側から
見た斜視図である。樹脂製の帯状体からなる部品用キャ
リアテープ31に部品を収納する収納凹部33(ここで
は上面の開放された箱型)をエンボス加工により等間隔
に設ける。各収納凹部33を形成する対向する側壁部4
0と41に非対称に外向きの付随凹部38と39とを前
記のエンボス加工と同時に設け、かつ互いに隣接する収
納凹部33間の付随凹部38,39が異なるものとされ
る。すなわち、ここでは、収納凹部33の側壁部40に
は第1の付随凹部としての突条凹部38と対向する反対
側の側壁部41には第2の付随凹部としての突状凹部3
9を設けると共に第1の突条凹部38と第2の突条凹部
39の数を異ならせている。この実施の形態では第1の
突条凹部を2本、第2の突条凹部を3本としている。ま
た、互いに隣接する収納凹部33間の付随凹部38,3
9を逆の配置としている。
【0013】この結果、隣接する収納凹部は、リールに
巻かれて重ねられた際にも、突条凹部同士は数が異なる
ので嵌り込むことが無い。なお、図2では、収納凹部3
3、付随凹部38と39とは、凸となって現れるためそ
れぞれの対応する符号にaを付して示した。この例では
収納凹部33と付随凹部38,39は、テープを加熱し
金型で押出すエンボス加工にて形成され、また、金型は
4個取りである。
【0014】これら突状凹部38,39は、上記のよう
に収納凹部を成形する際に同時に形成できて製造は容易
である。
【0015】図3は、本発明による他の実施の形態とし
ての部品用キャリアテープを示す平面図であり、
(a),(b),(c)はそれぞれ異なる実施の形態を
示している。図1の例と対応する要素には、同番号を付
して示す。
【0016】図3(a)の例は、隣接したエンボス部で
ある収納凹部33に設ける付随凹部としての突条凹部3
8を1条とし、突条凹部39を2条とした例である。
【0017】図3(b)の例は、隣接したエンボス部で
ある収納凹部33に設ける付随凹部としての突条凹部3
8と39共に1条としたものである。互いに隣接する収
納凹部33間の突条凹部38,39の位置を異ならせて
いる。
【0018】図3(c)の例は、1条の突条凹部38の
みを互いに隣接する収納凹部33間で位置を異ならせて
設けたものである。
【0019】これら、いずれの実施の態様も、図1と図
2に示した例と同様、隣接する収納凹部は、リールに巻
かれて重ねられた際にも、突条凹部同士が異なるので嵌
り込むことが無い。また、製造容易な構造で突条凹部の
形成は収納凹部をプレ成形する際に同時に簡単に成形で
きる。さらに、複数の突条を側壁部に設けたので収納凹
部の強度が上がり、変形しにくくなる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、各収納凹部を形成
する側壁部に非対称に外向きの付随凹部を設け、かつ互
いに隣接する収納凹部間の付随凹部が異なるものとし
て、部品用キャリアテープがリールに巻かれた際に部品
の収納部同士が嵌り込むことを防止できる製造容易な構
造とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による一実施の形態としての部品用キ
ャリアテープの上面側から見た斜視図である。
【図2】 図1の部品用キャリアテープの下面側から見
た斜視図である。
【図3】 本発明による他の実施の形態としての部品用
キャリアテープを示す平面図であり、(a),(b),
(c)はそれぞれ異なる実施の形態を示す。
【図4】 従来の部品用キャリアテープの上面側から見
た斜視図である。
【図5】 図4の従来の部品用キャリアテープの立面図
である。
【図6】 部品用キャリアテープがリールに巻かれる状
態の説明図である。
【図7】 部品を空のキャリアテープに収納して他のリ
ールに巻き取る工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1,31 部品用キャリアテープ、2,32 スプロケ
ット孔、3,33 収納凹部、4,7,12 リール、
4a 巻芯、4b セパレータ、5 部品、8部品スト
ッカー、9 揺動腕、10 トップカバーテープ、11
加熱ヒータ、38,39 付随凹部(突条凹部)、4
0,41 側壁部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA11 AB41 AC04 AC11 BA34A BB14A BC04A BC07A EA06 EA29 EA32 EB27 EC08 EE46 FA01 FC01 GD08 GD10 3E096 AA06 BA08 CA15 CC01 DA04 DB06 DC01 EA02X FA26 FA31 FA40 GA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンボステープから形成され、部品を収
    納する収納凹部が所定間隔で複数列設された部品用キャ
    リアテープにおいて、前記各収納凹部を形成する側壁部
    に非対称に外向きの付随凹部を設け、かつ互いに隣接す
    る前記収納凹部間の前記付随凹部が異なる、ことを特徴
    とする部品用キャリアテープ。
  2. 【請求項2】 前記付随凹部が、前記側壁部の対向する
    面に数を違えて設けられた複数の突条凹部からなり、互
    いに隣接する前記収納凹部間の隣接側壁部に設ける前記
    突条凹部を同数とした、ことを特徴とする請求項1記載
    の部品用キャリアテープ。
  3. 【請求項3】 前記付随凹部が、1または複数の突条凹
    部からなり、互いに隣接する前記収納凹部間の前記突条
    凹部の位置を異ならせた、ことを特徴とする請求項1記
    載の部品用キャリアテープ。
JP2002010021A 2002-01-18 2002-01-18 部品用キャリアテープ Pending JP2003212290A (ja)

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Cited By (4)

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