JP2003210656A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2003210656A JP2002013413A JP2002013413A JP2003210656A JP 2003210656 A JP2003210656 A JP 2003210656A JP 2002013413 A JP2002013413 A JP 2002013413A JP 2002013413 A JP2002013413 A JP 2002013413A JP 2003210656 A JP2003210656 A JP 2003210656A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 演出内容から役の抽選結果を確実に判別でき
ないようにして、遊技者に対し、各種の役の当選可能性
を期待させることができるようにする。 【解決手段】 遊技制御手段60は、役の抽選結果に関
する抽選情報を演出制御手段80に送信する抽選情報送
信手段68と、一定条件下で送信する抽選情報を実際の
抽選結果と異なる抽選結果に関する抽選情報に変換する
送信抽選情報変換手段(抽選結果情報選択手段67)と
を備え、演出制御手段80は、受信した抽選情報に基づ
いて演出を決定する演出決定手段82と、特定の抽選情
報を受信したときに、その抽選情報が変換された抽選情
報であるか否かを判別する抽選情報判別手段84と、抽
選情報が変換された抽選情報であるときにその抽選情報
を無効にする抽選情報無効化手段85とを備え、演出決
定手段82は、抽選情報が無効にされたときは、それに
基づいて、それ以降の演出を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技の進行を制御
する遊技制御手段から、遊技の進行に伴って出力する演
出を制御する演出制御手段に対し、役の抽選結果に関す
る抽選情報を送信するようにしたスロットマシンに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスロットマシンにおいて、遊技の
進行を制御する遊技制御手段と、遊技の進行に伴って出
力する演出を制御する演出制御手段とを備えたものが知
られている。このようなスロットマシンでは、遊技制御
手段は、役の抽選や、リールの停止制御等を担当してい
る。また、演出制御手段は、遊技中に出力する各種の演
出、例えばサウンドの出力、各種ランプの点灯、画像表
示装置が設けられている場合の画像表示等の制御を担当
している。
【0003】また、演出制御手段は、役の抽選結果に関
する演出を出力するように制御する。このため、遊技制
御手段は、役の抽選を行うと、その抽選結果に関する抽
選情報を演出制御手段に送信している。演出制御手段
は、受信した抽選情報に基づいて、役の抽選結果に関す
る演出を、予め定められた複数種類の演出の中から選択
し、出力するように制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の技術にお
いて、例えばいずれかの役に当選したときには、その役
の当選に対応する抽選情報が遊技制御手段から演出制御
手段に送信される。そして、演出制御手段は、受信した
抽選情報に基づき、当選した役に対応する演出を出力す
るように制御する。同様に、遊技制御手段における役の
抽選の結果、非当選であったときには、非当選に対応す
る抽選情報が遊技制御手段から演出制御手段に送信され
る。そして、演出制御手段は、非当選に対応する演出を
出力するように制御する。
【0005】このため、例えばいずれかの役に当選した
ときに、(遊技者がストップスイッチを操作する前に)
当選した役に対応する演出が出力されてしまうと、遊技
者は、出力された演出に対応する役以外の役の当選可能
性がないことを知ってしまい、各種の役の当選可能性の
期待感を遊技者に与えることができないという問題があ
る。
【0006】同様に、役の抽選で非当選の場合に、非当
選の演出が出力されてしまうと、遊技者は、演出を見て
非当選であることが確実に判断できるようになってしま
う。これにより、遊技者は、いずれかの役に対応する図
柄の組合せが有効ラインに停止するように狙ってストッ
プスイッチを操作する必要がなくなってしまい、技術介
入性がなくなるという問題がある。
【0007】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、演出の出力内容から、役の抽選結果を確実に判別
することができないようにして、遊技者に対し、各種の
役の当選可能性を期待させることができるようにするこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の解決手
段によって、上述の課題を解決する。 (請求項1)請求項1の発明は、遊技の進行を制御する
遊技制御手段と、遊技の進行に伴って出力する演出を制
御する演出制御手段とを備え、前記遊技制御手段は、役
の抽選を行う役抽選手段と、前記役抽選手段による役の
抽選結果に関する抽選情報を、前記演出制御手段に送信
する抽選情報送信手段と、前記役抽選手段による役の抽
選結果が特定の抽選結果であるとき、一定条件下で、前
記抽選情報送信手段により送信する抽選情報を、実際の
抽選結果と異なる抽選結果に関する抽選情報に変換する
送信抽選情報変換手段とを備え、前記演出制御手段は、
前記抽選情報送信手段により送信された抽選情報を受信
する抽選情報受信手段と、前記抽選情報受信手段で受信
した抽選情報に基づいて、当該遊技又は当該遊技以降の
遊技における演出を決定する演出決定手段と、前記抽選
情報受信手段により特定の抽選情報を受信したときに、
その抽選情報が前記送信抽選情報変換手段により変換さ
れた抽選情報であるか否かを判別する抽選情報判別手段
と、前記抽選情報判別手段により抽選情報が変換された
抽選情報であると判別されたときは、その抽選情報を無
効にする抽選情報無効化手段とを備え、前記演出決定手
段は、前記抽選情報無効化手段により抽選情報が無効に
されたときは、その無効にされたことに基づいて、それ
以降の演出を決定することを特徴とする。
【0009】請求項1の発明においては、遊技制御手段
から演出制御手段に対し、役の抽選結果に関する抽選情
報が送信される。ここで送信される抽選情報は、一定条
件下で、実際の抽選結果と異なる抽選結果に関する抽選
情報に変換される。演出制御手段は、受信した抽選情報
に基づいて、当該遊技又は当該遊技以降の遊技における
演出を決定するとともに、特定の抽選情報を受信したと
きに、その抽選情報が変換された抽選情報であるか否か
を判別する。そして、変換された抽選情報であると判別
されたときは、その抽選情報が無効にされるとともに、
その無効にされたことに基づいて、それ以降の演出が決
定される。
【0010】したがって、遊技制御手段から演出制御手
段に送信される抽選情報は、必ずしも実際の抽選結果と
一致しないようになる。例えば、遊技制御手段における
役の抽選では非当選であるにもかかわらず、いずれかの
役に当選した旨の抽選情報が演出制御手段に送信される
場合がある。また、遊技制御手段における役の抽選では
いずれかの役に当選したにもかかわらず、非当選である
旨の抽選情報が演出制御手段に送信される場合がある。
【0011】よって、役の抽選結果に関する抽選情報
が、100%の信頼度で演出制御手段に送信されないの
で、役の抽選結果に対応しない演出が出力される場合が
ある。これにより、演出の出力内容から、役の抽選結果
を確実に判別することができないようにして、遊技者に
対し、各種の役の当選可能性を期待させることができ
る。
【0012】また、演出制御手段では、抽選情報が変換
された情報であるか否かを判別しつつ、出力すべき演出
を決定することができるので、演出制御手段側で受信し
た抽選情報が実際の抽選結果と異なる抽選結果に変換さ
れた抽選情報であったとしても、最終的には、役の抽選
結果に対応する正しい演出を出力することができる。し
たがって、実際の抽選結果と異なる抽選結果に対応する
演出が出力された場合には、その後に遊技者に配慮した
制御を行うことで、遊技者が演出内容に疑問を抱いたま
まの状態となってしまうことを防止することができる。
【0013】(請求項2)請求項2の発明は、請求項1
に記載のスロットマシンにおいて、前記演出制御手段
は、前記抽選情報判別手段により抽選情報が変換された
抽選情報であると判別された場合において、その抽選情
報に基づいて前記演出決定手段により決定された演出が
既に出力されたときは、その出力した演出を修正するた
めの修正演出を出力するように制御することを特徴とす
る。
【0014】請求項2の発明においては、抽選情報が変
換された抽選情報であり、その抽選情報に基づく演出が
既に出力されたときは、その演出を修正するための修正
演出が出力される。したがって、一旦、実際の役の抽選
結果に対応しない演出が出力された場合であっても、そ
の出力された演出を修正することで、正しい抽選結果に
対応した演出を行うことができる。
【0015】(請求項3)請求項3の発明は、請求項1
又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、前記演
出制御手段は、前記抽選情報判別手段により抽選情報が
変換された抽選情報であると判別された場合において、
その抽選情報に基づいて前記演出決定手段により出力予
定の演出が決定されているときは、その出力予定の演出
を変更するように制御することを特徴とする。
【0016】請求項3の発明においては、抽選情報が変
換された抽選情報であり、その抽選情報に基づく出力予
定の演出が決定されているときは、その演出(内容)が
変更される。したがって、抽選情報判別手段により抽選
情報が変換された抽選情報であると判別された以降に、
変換された抽選情報に基づいて実際の抽選結果に対応し
ない演出が出力されてしまうことを防止することができ
る。
【0017】(請求項4)請求項4の発明は、請求項1
から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシ
ンにおいて、前記役抽選手段で抽選される役には、有効
ラインに停止したリールの図柄の組合せが予め定められ
た特別役の図柄の組合せと一致することを条件に、遊技
者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別
役を含み、前記演出制御手段は、前記抽選情報受信手段
で受信した抽選情報が、特別役に当選した旨の情報であ
り、かつ前記抽選情報判別手段により抽選情報が変換さ
れた抽選情報でないと判別されたときは、その抽選情報
を記憶、保持することを特徴とする。
【0018】請求項4の発明においては、演出制御手段
側で、特別役に当選した旨の抽選情報を受信し、かつそ
の抽選情報が変換された情報でないと判別されたとき
は、その抽選情報が保持、記憶される。したがって、特
別役の当選に対応する抽選情報が変換された情報でない
ときには、その抽選情報を保持、記憶しておくことで、
次遊技以降の演出を、その抽選情報に基づき決定するこ
とができる。
【0019】(請求項5)請求項5の発明は、請求項1
から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシ
ンにおいて、前記役抽選手段で抽選される役には、有効
ラインに停止したリールの図柄の組合せが予め定められ
た特別役の図柄の組合せと一致することを条件に、遊技
者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別
役を含み、前記遊技制御手段は、前記役抽選手段による
役の抽選において特別役に当選したときに、特別役の当
選確定を告知するか否かを決定する特別役当選告知決定
手段を備え、前記遊技制御手段は、前記特別役当選告知
決定手段により特別役の当選確定を告知することに決定
されたときは、前記演出制御手段に対し、特別役の当選
確定の告知演出を行うべき旨の情報を送信し、前記演出
制御手段は、前記遊技制御手段から特別役の当選確定の
告知演出を行うべき旨の情報を受信したときは、特別役
の当選確定の告知演出を行うように制御することを特徴
とする。
【0020】請求項5の発明においては、特別役の当選
後は、例えば一定条件下で、特別役の当選確定を告知す
ることに決定される。そして、この場合には、遊技制御
手段から演出制御手段に対し、特別役の当選確定の告知
演出を行うべき旨の情報される。これにより、演出制御
手段側で特別役の当選確定の告知演出が行われる。した
がって、遊技制御手段で特別役の当選確定の決定をした
ときには、演出制御手段側でそれに応じた告知演出を出
力することができる。
【0021】(請求項6)請求項6の発明は、請求項5
に記載のスロットマシンにおいて、前記演出制御手段
は、特別役の当選確定の告知演出を行った後の遊技で
は、前記抽選情報受信手段で特別役に当選した旨の抽選
情報を受信し、かつ特別役の当選確定の告知演出を行っ
ていない遊技時よりも演出出現頻度が低くなるように制
御することを特徴とする。
【0022】請求項6の発明においては、特別役の当選
確定の告知演出が行われた後は、特別役に当選した旨の
抽選情報を受信し、かつ特別役の当選確定の告知演出を
行っていない遊技時よりも演出出現頻度が低くなる。し
たがって、特別役の当選確定の告知演出を行った後の遊
技では、遊技者に対して期待感を与えることができな
い、実益のない演出を省略することができ、遊技の進行
の効率化を図ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。 (第1実施形態)図1は、第1実施形態におけるスロッ
トマシンの制御の概略を示すブロック図である。スロッ
トマシン10の出力側(図1中、右側)には、モータ3
2が電気的に接続されている。モータ32は、リール3
1を回転させるためのものであり、リール31の回転中
心部に連結され、遊技制御手段60のリール停止制御手
段63(後述)によって制御される。
【0024】リール31は、リング状のものであり、そ
の外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合
せを構成する図柄等)を印刷したリールテープを貼付し
たものである。1つのリール31には、例えば21図柄
が等間隔で設けられる。リール31は、本実施形態では
並列に3つ設けられている。また、各リール31は、ス
ロットマシン10のフロントパネルに設けられた表示窓
(図示せず)から、上下に連続する3図柄が見えるよう
に配置されている。よって、スロットマシン10の表示
窓から、合計9個の図柄が見えるように配置されてい
る。そして、リール31がモータ32によって回転され
ることで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓
内で上下方向に移動表示される。
【0025】また、リール31の停止時に、有効ライン
に停止した図柄の組合せが、予め定められたいずれかの
役に対応する図柄の組合せと一致するときには、その役
の入賞となる。ここで、図示しないが、フロントパネル
の表示窓を含む部分には、例えば5本の有効ラインが設
定されている。この有効ラインは、5本の場合には水平
方向の上段、中段及び下段の3本と、右下がり及び左下
がりの斜め方向の2本とから構成されている。
【0026】そして、各表示窓から見えるリール31の
上下に連続する3図柄は、水平方向の上段、中段及び下
段の3本の有効ラインに位置している。この有効ライン
は、投入されたメダル枚数に応じて有効化される。投入
されたメダルが1枚のときは水平方向中段の1本の有効
ライン、2枚のときは水平方向の3本の有効ライン、3
枚のときは5本の全ての有効ラインが有効化される。
【0027】また、スロットマシン10の出力側には、
ランプ33、スピーカ34、画像表示装置35及び告知
ランプ36が電気的に接続されている。これらは、遊技
中に演出を出力するためのものである。ランプ33は、
所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターン
で点灯又は点滅する。ランプ33の種類として、第1
に、リール31の内周側に配置され、リール31の図柄
を照光するとともに、演出出力時に所定のパターンに従
って点灯、点滅又は消灯するバックランプが挙げられ
る。また、第2に、スロットマシン10の筐体前面上部
に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプが挙げ
られる。
【0028】スピーカ34は、遊技中に各種の演出を行
うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサウンド
を出力するものである。画像表示装置35は、液晶表示
装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技
中に各種の演出画像や遊技情報等を表示するものであ
る。告知ランプ36は、特別役(後述)に当選したとき
に、一定条件下で点灯するものであり、その点灯によ
り、特別役の当選確定を遊技者に対して告知するもので
ある。
【0029】さらに、スロットマシン10の入力側(図
1中、左側)には、スタートスイッチ41及びストップ
スイッチ42が電気的に接続されている。スタートスイ
ッチ41は、遊技者がリール31の回転をスタートさせ
るときに操作するスイッチである。ストップスイッチ4
2は、各リール31ごとに独立して3つ並設され、遊技
者がそれぞれのリール31の回転を停止させるときに操
作するスイッチである。
【0030】通常遊技では、遊技者は、メダル投入口
(図示せず)からメダルを投入するか、又は貯留されて
いるメダルを投入するためのベットスイッチ(図示せ
ず)を操作して有効ラインを有効化し、スタートスイッ
チ41をオンする。これにより、全リール31が始動さ
れる。そして、遊技者は各ストップスイッチ42を押す
ことで各リール31の回転を停止させる。全てのリール
31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図
柄の組合せが予め定められたいずれかの役に対応する図
柄の組合せと一致するときは、その役の入賞となり、成
立役に応じてメダルの払出し等が行われる。
【0031】(遊技制御手段)遊技制御手段60は、ス
ロットマシン10の遊技の進行を制御するものであり、
各種の制御処理を行うCPUと、遊技の進行に必要なプ
ログラム等を記憶しておくROMと、CPUが各種の制
御処理を行うときに、取り込んだデータ等を一時的に記
憶しておくRAM等とを備える。本実施形態では、遊技
制御手段60は、以下の各手段を備える。
【0032】(役抽選手段)役抽選手段61は、役(特
別役、小役又はリプレイ)の抽選を行うものであり、例
えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数)
と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽
出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、
役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備え
ている。
【0033】役抽選手段61の乱数発生手段は、所定の
範囲(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生
させる。乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生し
た乱数を、所定の時、本実施形態では遊技者によりスタ
ートスイッチ41がオンされた時に抽出する。判定手段
は、乱数抽出手段により抽出された乱数値を、確率テー
ブル62(後述)と照合することにより、その乱数値が
属する領域に対応する役を決定する。
【0034】役抽選手段61で抽選される役として、複
数種類の特別役、複数種類の小役、及びリプレイが設け
られている。特別役とは、通常遊技から特別遊技(通常
遊技以上にメダルの獲得が期待できる、遊技者にとって
有利となる遊技)に移行させる役である。特別役の種類
としては、複数設けられており、例えばビックボーナス
(以下、BBと略称する。)、レギュラーボーナス(以
下、RBと略称する。)、及びシングルボーナス(以
下、SBと略称する。)が挙げられる。なお、本実施形
態では、特別役としてBB及びRBのみが設けられてお
り、SBは設けられていないものとする。
【0035】また、小役とは、予め定めた枚数のメダル
が払い出される役である。小役の種類に応じて、図柄の
組合せ、及びメダルの払出し枚数が異なるように設定さ
れている。本実施形態では、小役1〜小役3の3種類が
設けられている。さらにまた、リプレイとは、再遊技役
であって、当該遊技でのメダルの投入枚数が自動投入さ
れ、再遊技が行えるようにした役である。
【0036】さらに、特別役は、当選した後、その特別
役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで
の遊技、すなわち特別役が入賞するまでの遊技におい
て、当選が持ち越される役である。これに対し、小役及
びリプレイは、当選した遊技においてその役に対応する
図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、そ
の役の当選は、次遊技以降には持ち越されず、その遊技
の終了時に無効となる役である。
【0037】(確率テーブル)確率テーブル62は、各
役ごとにそれぞれ所定の当選確率を定めたものである。
また、役の当選確率は、メダルの投入枚数(1〜3枚)
ごと、及び出玉率の設定値ごとに定められている。確率
テーブル62は、役抽選手段61の乱数発生手段が発生
する乱数の領域(上記の例では、10進法で0〜655
35)に対応する抽選領域を有するとともに、この抽選
領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられてい
る。すなわち、抽選領域中の各役の当選領域の割合が、
それぞれ各役の当選確率となるように設定されている。
【0038】(リール停止制御手段)リール停止制御手
段63は、遊技状態((1)特別役に当選していない遊
技状態、(2)特別役に当選し、かつ特別役に対応する
図柄の組合せが未だ有効ラインに停止していない遊技状
態、又は(3)特別遊技中、等)と、役抽選手段61の
抽選結果と、ストップスイッチ42がオンされたときの
タイミングとから、リール停止制御テーブル63aを参
照してリール31の停止位置を決定するとともに、モー
タ32を駆動制御して、その決定した位置にリール31
が停止するように制御するものである。
【0039】リール停止制御テーブル63aは、役抽選
手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42
が操作された瞬間のリール31の位置等とから、リール
31の停止位置を定めたものである。役抽選手段61に
よる役の抽選において、いずれの役にも当選していない
ときは、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラ
インに停止しないように、リール31の停止位置が定め
られている。また、いずれかの役に当選しているとき
は、当選した役に対応する図柄の組合せが有効ラインに
停止可能に、リール31の停止位置が定められている。
【0040】ここで、特別役の当選時の遊技、又は特別
役の当選が持ち越されている遊技であって小役やリプレ
イに当選していない遊技では、特別役に対応する図柄の
組合せが有効ラインに停止するように、リール31の停
止制御の可能範囲内で、特別役に係る図柄の引込み制御
が行われる。
【0041】また、特別役の当選を持ち越している遊技
中に、小役やリプレイに当選したときは、小役やリプレ
イの入賞が優先される。よって、小役やリプレイの当選
時は、たとえ特別役の当選が持ち越されている場合であ
っても、当選した小役やリプレイに対応する図柄の組合
せが有効ラインに停止するように、リール31の停止位
置が定められている。
【0042】ここで、リール停止制御手段63は、上述
したように、役の当選時は、その役に対応する図柄の組
合せが有効ラインに停止するように、リール31の停止
制御の可能範囲内で、その役に係る図柄の引込み制御を
行う。すなわち、役の当選時に、ストップスイッチ42
のオンを検知した位置ではその役に係る図柄が有効ライ
ン上に停止しないときは、リール31を停止時に移動制
御することにより、有効ライン上にその役に係る図柄を
積極的に停止させることで、当選した役の入賞率を高め
るようにしている。
【0043】そして、リール31の停止制御は、通常、
190ms以下(ストップスイッチ42のオンを検知し
た位置から数えて、5図柄以内)に設定されている。し
たがって、当選した役に係る図柄から数えて5図柄前ま
での図柄のいずれかが特定有効ライン上に位置する時に
ストップスイッチ42をオンすれば、当選した役に係る
図柄は、その特定有効ライン上に引込み制御される。こ
れに対し、当選した役に係る図柄から数えて6図柄以上
離れた図柄のいずれかが特定有効ライン上に位置する時
にストップスイッチ42をオンしたときには、その当選
した役に係る図柄は、その特定有効ライン上に引込み制
御されない。
【0044】(入賞判別手段)入賞判別手段64は、リ
ール31の停止時に、いずれかの有効ラインに停止した
図柄の組合せが、予め定められたいずれかの役に対応す
る図柄の組合せと一致するか否かを判別するものであ
る。入賞判別手段64は、例えばモータ32の停止時の
角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン
に位置する図柄を判別し、これに基づいて、役の入賞の
有無を判別する。
【0045】なお、入賞判別手段64は、リール31が
実際に停止してから図柄の組合せを判別するのではな
く、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール3
1の位置から、リール停止制御テーブル63aによって
リール31の停止位置が定められた時点で、有効ライン
に停止する図柄の組合せを判別することも可能である。
【0046】(払出し手段)払出し手段65は、入賞判
別手段64により、リール31の停止時に有効ラインに
停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の
組合せと一致すると判別されたときに、入賞した役に応
じて所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又
はクレジットの加算等の処理を行うものである。なお、
リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該
遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御
する。
【0047】(特別遊技実行手段)特別遊技実行手段6
6は、特別遊技の開始、特別遊技中の遊技の進行、及び
特別遊技の終了等を制御するものである。特別遊技実行
手段66は、有効ラインに停止した図柄の組合せが予め
定められた特別役に対応する図柄の組合せと一致するこ
とを条件として、通常遊技から特別遊技に移行させる。
【0048】特別遊技実行手段66は、BBに対応する
特定の図柄の組合せが有効ラインに停止したときには、
通常遊技からBBゲームに移行させる。また、RBに対
応する特定の図柄の組合せが有効ラインに停止したとき
には、通常遊技からRBゲームに移行させる。特別遊技
実行手段66は、特別遊技への移行時には、特別遊技に
移行する旨を遊技者に知らせるために、ランプ33の点
灯、スピーカ34からのサウンドの出力、画像表示装置
35による画像表示等、各種の演出を行うように制御す
る。
【0049】また、特別遊技実行手段66は、BBゲー
ム及びRBゲーム中における遊技の進行を制御する。B
Bゲームにおいては、特別遊技実行手段66は、最初に
第1遊技を開始させる。この第1遊技は、通常遊技と同
様に、所定枚数(例えば3枚)以内のメダルを投入して
遊技を行うものである。この第1遊技で役抽選手段61
により抽選される役は、小役及び第2遊技に移行するた
めの移行役である。この第1遊技では、遊技回数の上限
が例えば30回と予め定められている。そして、特別遊
技実行手段66は、第1遊技での遊技回数をカウントし
続ける。
【0050】また、特別遊技実行手段66は、第1遊技
中に、有効ラインに停止した図柄の組合せが、移行役に
対応する図柄の組合せと一致することを条件として、す
なわち移行役の入賞を条件として、第1遊技から第2遊
技に移行させる。
【0051】第2遊技に移行すると、特別遊技実行手段
66は、第2遊技中の遊技回数及び所定役の入賞回数を
カウントする。第2遊技は、例えばメダルを1枚のみ投
入可能とし、水平方向中段の有効ラインのみを有効化さ
せ、この有効ラインに、例えば90%程度の高確率で、
所定役に対応する特定の図柄の組合せが停止するように
制御される遊技である。そして、第2遊技は、その所定
役の入賞回数が規定回数(例えば8回)に到達するか、
又は遊技回数が規定回数(例えば12回)に到達するま
で継続される。この第2遊技の終了条件を満たすか否か
の判断のため、特別遊技実行手段66は、遊技回数及び
所定役の入賞回数をカウントする。
【0052】そして、特別遊技実行手段66は、第2遊
技の遊技回数又は所定役の入賞回数が規定回数に到達し
たときに、その第2遊技を終了させて、BBゲームの終
了条件を満たしていないことを条件として、再度、第1
遊技に戻るように制御する。
【0053】ここで、BBゲームでは、第1遊技から第
2遊技への移行回数は、規定回数まで(例えば3回)と
上限が定められている。したがって、規定回数目になっ
たときの第2遊技の終了時は、第1遊技に再度移行する
ことなく、BBゲームを終了させるようにする。このた
め、特別遊技実行手段66は、BBゲーム中に、第1遊
技から第2遊技に移行した回数をカウントする。例え
ば、BBゲーム中の第1遊技時に移行役が入賞し、第2
遊技に移行させるときに、移行回数に1を加算する。
【0054】また、RBゲームは、上記のBBゲームで
の第2遊技を1セット、すなわち所定役に対応する特定
の図柄の組合せが高確率で有効ラインに停止する遊技
を、規定入賞回数又は規定遊技回数に到達するまで行う
ものである。RBゲームにおいては、特別遊技実行手段
66は、遊技回数又は所定役の入賞回数をカウントし続
ける。
【0055】特別遊技実行手段66は、特別遊技中に、
特別遊技の終了条件を満たすか否かを判別し続け、特別
遊技の終了条件を満たすと判別されたときに、特別遊技
を終了させるようにする。
【0056】特別遊技がBBゲームであるときは、第1
遊技の遊技回数が規定回数に到達したとき、又は第1遊
技から第2遊技への移行回数が規定回数に到達したとき
の第2遊技において遊技回数又は所定役の入賞回数が規
定回数に到達したときのいずれか1つを満たすときは、
特別遊技実行手段66は、BBゲームの終了条件を満た
すと判別する。また、特別遊技がRBゲームであるとき
は、遊技回数又は所定役の入賞回数が規定回数に到達し
たときのいずれか1つを満たすときは、特別遊技実行手
段66は、RBゲームの終了条件を満たすと判別する。
【0057】(抽選結果情報選択手段)抽選結果情報選
択手段67は、役抽選手段61による役の抽選結果に基
づいて、抽選結果情報選択用乱数を用いて、演出制御手
段80に送信する抽選情報である抽選結果情報を選択す
るものである。各抽選結果情報は、役の抽選結果に対応
している。本実施形態では、抽選結果情報選択用乱数
は、役抽選手段61と同様のハードウェア乱数(0〜6
5535の範囲を有するもの)と、Rレジスタ(0〜1
27の範囲を有するもの)とからなり、(0〜6553
5)×(0〜127)=0〜83888607の範囲の
乱数値を有する。そして、この範囲の乱数値のうち、い
ずれか1つの乱数値を選択し、その乱数値に対応する抽
選結果情報を選択する。
【0058】図2は、第1実施形態において、役の抽選
結果と、それに対応する抽選結果情報の選択確率を定め
たものを示す図である。図2中、表示されている選択確
率を8388608で除した値が抽選結果情報の選択確
率となる。例えば、非当選時は、抽選結果情報3が83
88608/8388608(=1)、すなわち100
%の確率で選択されることを意味する。
【0059】本実施形態では、抽選結果情報は、8個設
けられている。抽選結果情報1及び抽選結果情報2は、
リプレイの当選を意味する演出を出力するための抽選結
果情報であり、リプレイの当選時には、抽選結果情報1
又は抽選結果情報2のいずれかが選択される。また、抽
選結果情報3は、非当選を意味する演出を出力するため
の抽選結果情報である。さらにまた、抽選結果情報4
は、小役1の当選を意味する演出を出力するための抽選
結果情報である。さらに、抽選結果情報5又は抽選結果
情報6は、それぞれ小役2又は小役3の当選を意味する
演出を出力するための抽選結果情報であり、小役2又は
小役3の当選時には、それぞれ100%の確率で抽選結
果情報5又は抽選結果情報6が選択される。また、抽選
結果情報7は、BBの当選を意味する演出を出力するた
めの抽選結果情報であり、抽選結果情報8は、RBの当
選を意味する演出を出力するための抽選結果情報であ
る。
【0060】(抽選情報送信手段)抽選情報送信手段6
8は、役抽選手段61による役の抽選結果に関する抽選
情報を、後述する演出制御手段80に送信するものであ
る。本実施形態において送信する抽選情報は、抽選結果
情報選択手段67により選択した抽選結果情報である。
【0061】(送信抽選情報変換手段)送信抽選情報変
換手段は、役抽選手段61による役の抽選結果が特定の
抽選結果であるとき、一定条件下で、抽選情報送信手段
68により送信する抽選情報を、実際の抽選結果と異な
る抽選結果に関する抽選情報に変換するものである。本
実施形態では、役抽選手段61による役の抽選結果が小
役1の当選であるとき、抽選により、抽選情報送信手段
68により送信する抽選情報を、抽選結果情報4(小役
1の当選に対応する抽選結果情報)ではなく、抽選結果
情報3(非当選に対応する抽選結果情報)、抽選結果情
報7(BBの当選に対応する抽選結果情報)又は抽選結
果情報8(RBの当選に対応する抽選結果情報)に変換
するものである。すなわち、抽選結果情報選択手段67
が送信抽選情報変換手段を兼ねている。
【0062】役抽選手段61による役の抽選において小
役1に当選したときには、原則として、抽選結果情報4
が選択される。この抽選結果情報4に基づいて演出が出
力されたときには、小役1に当選したことを意味する演
出が出力される。しかし、抽選結果情報選択手段67に
より、小役1の当選時には、抽選結果情報3、抽選結果
情報7又は抽選結果情報8が選択される場合があり、こ
れに基づき、それぞれ非当選、BBの当選又はRBの当
選を意味する演出が出力される場合がある。
【0063】(特別役当選告知決定手段)特別役当選告
知決定手段69は、役抽選手段61による役の抽選にお
いて特別役(BB又はRB)に当選したときに、特別役
の当選確定を告知するか否かを決定するものである。本
実施形態では、特別役当選告知決定手段69は、特別役
の当選時の遊技から、毎遊技ごと、乱数(ソフトウェア
乱数)を用いて抽選により決定する。乱数を用いた抽選
方法としては、上述の役抽選手段61による役の抽選と
同様の方法が挙げられる。例えば、1/7の確率で、特
別役の当選確定を告知することに決定する。そして、遊
技制御手段60は、特別役当選告知決定手段69により
特別役の当選確定を告知することに決定されたときは、
演出制御手段80に対し、特別役の当選確定の告知演出
を行うべき旨の情報を送信するように制御する。
【0064】(演出制御手段)演出制御手段80は、遊
技の進行に伴って出力する演出、具体的には、ランプ3
3の点灯/消灯、スピーカ34からのサウンドの出力、
画像表示装置35による画像表示、及び告知ランプ36
の点灯を制御するものであり、以下の各手段を備える。 (抽選情報受信手段)抽選情報受信手段81は、遊技制
御手段60の抽選情報送信手段68によって送信されて
きた抽選情報、すなわち本実施形態では抽選結果情報を
受信するものである。 (演出決定手段)演出決定手段82は、抽選情報受信手
段81で受信した抽選情報に基づいて、当該遊技又は当
該遊技以降の遊技における演出を決定するものである。
演出決定手段82は、抽選情報受信手段81で受信した
抽選結果情報に基づいて、その抽選結果情報に対応する
演出内容を、演出内容記憶手段83に記憶された出力内
容に基づいて決定する。
【0065】演出内容記憶手段83は、全ての抽選情報
に対応する演出内容(演出データ)を記憶したものであ
る。例えば、抽選結果情報ごとに、どのような内容を、
どのようなタイミングで出力するかを記憶している。よ
り具体的には、各抽選結果情報ごとに、スタートスイッ
チ41がオンされた時や各リール31が停止した時等
に、ランプ33の点灯パターン、スピーカ34から出力
するサウンドの種類、及び画像表示装置35に画像表示
すべき内容等をROMに記憶している。例えば、画像表
示装置35による画像表示を行うための所定の画像デー
タを記憶したキャラクタROM等が設けられている。
【0066】演出決定手段82は、抽選情報受信手段8
1で受信した抽選情報が、非当選、小役又はリプレイの
当選にそれぞれ対応する抽選結果情報である場合には、
当該遊技における演出のみを決定する。これに対し、演
出決定手段82は、抽選情報受信手段81で受信した抽
選情報が、BB又はRBの当選にそれぞれ対応する抽選
結果情報(抽選結果情報7又は抽選結果情報8)である
場合には、当該遊技における演出、及び次遊技以降の演
出を決定する。この点については後述する。
【0067】(抽選情報判別手段)抽選情報判別手段8
4は、抽選情報受信手段81により特定の抽選情報を受
信したときに、その抽選情報が送信抽選情報変換手段に
より変換された抽選情報であるか否かを判別するもので
ある。本実施形態では、抽選情報判別手段84は、抽選
情報受信手段81により抽選結果情報3、抽選結果情報
7又は抽選結果情報8を受信したときに、上記判別を行
う。
【0068】抽選情報受信手段81により受信した抽選
情報が抽選結果情報3、抽選結果情報7又は抽選結果情
報8であるとき、抽選情報判別手段84は、リール31
の停止時に、有効ラインに停止した図柄の組合せを判別
する。この判別は、例えば上述の入賞判別手段64と同
様の方法により行う。そして、小役1に対応する図柄の
組合せが有効ラインに停止しているときには、送信抽選
情報変換手段により小役1に対応する抽選情報が、非当
選、BBの当選又はRBの当選に対応する抽選情報に変
換されたと判別する。これに対し、小役1に対応する図
柄の組合せが有効ラインに停止していないときには、受
信した抽選情報は、送信抽選情報変換手段により変換さ
れていないと判別する。
【0069】ここで、リール停止制御手段63は、上述
のように、役の当選時は、その役に対応する図柄の組合
せが有効ラインに停止するように、リール31の停止制
御の可能範囲内で、その役に係る図柄の引込み制御を行
っている。したがって、小役1の当選時には、小役1に
対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するように、
リール31の停止制御が行われる。
【0070】この場合において、回転中のリール31の
どの位置でストップスイッチ42がオンされても、常
に、小役1に対応する図柄の組合せを構成する図柄を有
効ラインに停止できるように各リール31の図柄を配列
すれば、小役1の当選時には、小役1に対応する図柄の
組合せが常に有効ラインに停止するようになる。このよ
うにすれば、抽選情報判別手段84による判別の信頼度
を100%にすることができる。すなわち、小役1の当
選時の遊技では、小役1に対応する図柄の組合せが有効
ラインに常に停止するのであるから、当該遊技において
抽選情報受信手段81により受信した抽選情報が抽選結
果情報3、抽選結果情報7又は抽選結果情報8であると
きに、小役1に対応する図柄の組合せが有効ラインに停
止したときには、受信した抽選情報が変換された抽選情
報であると判別することができる。
【0071】そして、抽選情報が変換された抽選情報で
ない判別された場合において、抽選結果情報7又は抽選
結果情報8を受信しているとき、すなわちBB又はRB
の当選に対応する抽選情報を受信したときには、演出決
定手段82は、次遊技以降の演出を決定する。すなわ
ち、BB又はRBに一旦当選したときには、BB又はR
Bに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで
の遊技(BB又はRBに入賞するまでの遊技)におい
て、BB又はRBの当選が持ち越され、BB又はRBに
当選している状態が維持されるからである。
【0072】ここで、演出制御手段80は、抽選情報受
信手段81で受信した抽選情報が、特別役の当選に対応
する抽選情報(抽選結果情報7又は抽選結果情報8)で
あり、かつ抽選情報判別手段84により抽選情報が変換
された抽選情報でないと判別されたときは、BB又はR
Bに当選していると判断し、その抽選情報を記憶、保持
する。そして、演出決定手段82は、次遊技以降におい
ても、BB又はRBに当選しているときの遊技に対応す
る演出となるように、次遊技以降における演出を決定す
る。
【0073】(抽選情報無効化手段)抽選情報無効化手
段85は、抽選情報判別手段84により抽選情報が変換
された抽選情報であると判別されたときは、その抽選情
報を無効にするものである。本実施形態では、非当選に
対応する抽選結果情報3、BBの当選に対応する抽選結
果情報7又はRBの当選に対応する抽選結果情報8を受
信した遊技において、小役1に対応する図柄の組合せが
有効ラインに停止したときには、当該遊技で受信した抽
選結果情報3、抽選結果情報7又は抽選結果情報8は変
換された抽選情報であると判別し、その抽選情報を無効
にする。
【0074】また、演出制御手段80は、抽選情報判別
手段84により抽選情報が変換された抽選情報であると
判別された場合において、その抽選情報に基づいて演出
決定手段82により決定された演出が既に出力されたと
きは、その出力した演出を修正するための修正演出を出
力するように制御する。例えば、受信した抽選情報が抽
選結果情報3であり、非当選に対応する演出を出力した
が、小役1に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止
し、小役1が入賞した場合には、既に出力した非当選に
対応する演出を取り消して、小役1の当選に対応する演
出を出力するように制御する。受信した抽選情報が抽選
結果情報7又は抽選結果情報8であり、それぞれBB又
はRBの当選に対応する演出を出力したが、小役1に対
応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときも同様
である。
【0075】さらにまた、抽選情報判別手段84により
抽選情報が変換された抽選情報であると判別された場合
において、抽選情報無効化手段85により抽選情報が無
効にされたときは、演出決定手段82は、その無効にさ
れたことに基づいて、それ以降の演出を決定する。例え
ば、抽選結果情報7又は抽選結果情報8(特別役の当選
に対応する抽選情報)を受信し、この抽選結果情報7又
は抽選結果情報8に基づき、次遊技以降に出力予定の演
出が既に決定されているときには、その出力予定の演出
を変更するように制御する。
【0076】上述したように、受信した抽選情報が抽選
結果情報7又は抽選結果情報8であるときには、演出制
御手段80は、その抽選情報を記憶、保持する。そし
て、演出決定手段82は、次遊技以降においても、BB
又はRBに当選しているときの遊技に対応する演出とな
るように、次遊技以降における演出を決定する。しか
し、当該遊技において、小役1に対応する図柄の組合せ
が有効ラインに停止したときには、抽選情報判別手段8
4により抽選情報が変換された抽選情報であると判別さ
れる。この場合において、BB又はRBの当選に対応す
る出力予定の演出が既に決定されているときには、その
出力予定の演出を変更し、BB又はRBの当選に対応す
る演出を出力しないように制御する。
【0077】また、演出制御手段80は、遊技制御手段
60から送信された、特別役の当選確定の告知演出を行
うべき旨の情報を受信したときは、受信した抽選情報に
かかわらず、特別役の当選確定の告知演出を行うように
制御する。本実施形態では、告知ランプ36を点灯する
ように制御する。さらにまた、演出制御手段80は、特
別役の当選確定の告知演出を行った後の遊技では、特別
役の当選確定の告知演出を行っていない遊技時よりも演
出出現頻度が低くなるように制御する。
【0078】このように制御するのは、一旦、特別役の
当選確定の告知演出を行った後に、特別役の当選に対応
する抽選情報(抽選結果情報7又は抽選結果情報8)を
受信し、その抽選情報に基づいて特別役の当選に対応す
る演出を出力するようにしても実益がないからである。
【0079】したがって、例えば特別役の当選確定の告
知演出を行った後に抽選結果情報7又は抽選結果情報8
を受信したときには、その抽選結果情報を無視すること
が挙げられる。また、特別役の当選確定の告知演出を行
った後に、小役又はリプレイの当選に対応する抽選結果
情報を受信したときもまた、この抽選結果情報を無視す
るか、あるいは所定の確率で無視するようにしても良
い。さらにまた、小役又はリプレイの当選に対応する抽
選結果情報を受信したときには、特別役の当選確定の告
知演出を行ったか否かにかかわらず、一律に、受信した
抽選結果情報に基づき演出決定手段82により演出を決
定し、その演出を出力するように制御しても良い。さら
に、受信した抽選結果情報に応じた演出の選択率を予め
設定しておき、特別役の当選確定の告知演出を行った後
の演出の選択率は、特別役の当選確定の告知演出を行う
前の演出の選択率より低くなるように設定しても良い。
【0080】以上のようにして、抽選結果に対応しない
抽選情報に基づいて演出が出力されたときは、その演出
の修正が行われるので、遊技者に対し、出力された演出
が抽選結果に対応しないものであったことをいち早く知
らせることができ、遊技者が懐疑を抱くことを防止する
ことができる。また、抽選結果に対応しない抽選情報に
基づいて出力予定の演出が既に決定されているときに
は、その演出の変更等が行われるので、抽選結果に対応
しない演出が出力されてしまうことを未然に防止するこ
とができる。
【0081】続いて、第1実施形態における処理の流れ
について説明する。図3は、第1実施形態において、1
遊技中の処理の流れを説明するフローチャートであり、
遊技制御手段60の処理に係るものである。先ず、図3
のステップS1において、遊技制御手段60は、スター
トスイッチ41がオンされたか否かを検知し続け、オン
を検知したときは、ステップS2に進み、役抽選手段6
1は、役の抽選を行う。
【0082】次のステップS3では、抽選結果情報選択
手段67は、役抽選手段61による役の抽選結果に基づ
いて、送信すべき抽選結果情報を選択する。そして、次
のステップS4で、抽選情報送信手段68は、抽選情報
として、選択した抽選結果情報を演出制御手段80に送
信する。ステップS5では、遊技制御手段60は、スト
ップスイッチ42がオンされたか否かを検知し続ける。
オンが検知されたときは、ステップS6に進み、リール
停止制御手段63は、役抽選手段61による役の抽選結
果、及びストップスイッチ42がオンされたときのタイ
ミングから、リール31の停止位置を決定し、その位置
にリール31を停止制御する。
【0083】次のステップS7では、遊技制御手段60
は、全ての(3つの)リール31が停止したか否かを判
別する。そして、全てのリール31が停止したと判別し
たときはステップS8に進み、停止していないと判別し
たときはステップS5に戻る。また、ステップS5に戻
った後は、他のリール31に対して、上記と同様の処理
を行う。
【0084】一方、ステップS8に進むと、入賞判別手
段64は、役の入賞があるか否か、すなわちいずれかの
役に対応する特定の図柄の組合せがいずれかの有効ライ
ンに停止したか否かを判別する。そして、役の入賞があ
ると判別されたときはステップS9に進んで、入賞した
役に応じた払出し等の処理を行い、本フローチャートに
よる処理を終了する。これに対し、ステップS8で役の
入賞がないと判別されたときは、ステップS9の払出し
等の処理を行うことなく本フローチャートによる処理を
終了する。
【0085】図4は、第1実施形態における1遊技中の
演出制御手段80の処理を示すフローチャートである。
先ず、ステップS21では、演出制御手段80は、抽選
情報受信手段81により抽選情報(抽選結果情報)を受
信したか否かを検知し続ける。抽選情報を受信したとき
にはステップS22に進み、演出決定手段82は、受信
した抽選情報に基づいて、当該遊技さらには必要に応じ
て次遊技以降の演出を決定する。
【0086】次のステップS23では、演出制御手段8
0は、ステップS22で決定された演出、さらに前遊技
までに決定されている演出がある場合にはその演出を出
力するように制御する。なお、ステップS23の演出の
出力タイミングは、出力すべき演出によって決定されて
おり、リール31の始動時、各リール31の停止時等で
あり、遊技制御手段60から送信されてくるリール31
の始動信号や停止信号に基づいて、演出の出力タイミン
グを制御する。
【0087】次のステップS24では、抽選情報判別手
段84は、ステップS21で受信した抽選情報が特定の
抽選情報であるか否かを判別する。ここで、本実施形態
では、特定の抽選情報とは、非当選に対応する抽選結果
情報3、又は特別役の当選に対応する抽選結果情報7若
しくは抽選結果情報8である。これらのいずれかの抽選
結果情報を受信したと判別されたときはステップS25
に進み、受信していないと判別されたときは本フローチ
ャートによる処理を終了する。
【0088】ステップS25では、抽選情報判別手段8
4は、全リール31が停止したか否かを判別し続ける。
全リール31が停止したと判別したときにはステップS
26に進み、抽選情報判別手段84は、抽選情報の判別
を行う。上述したように、小役1に対応する図柄の組合
せが有効ラインに停止しているか否かを判別し、停止し
ていると判別されたときには、受信した抽選情報は変換
された抽選情報であると判別する。これに対し、小役1
に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止していない
と判別されたときには、受信した抽選情報は変換された
抽選情報でないと判別する。
【0089】そして、次のステップS27で、抽選情報
が変換された抽選情報であるか否かを判別し、変換され
た抽選情報でないと判別されたときは、本フローチャー
トによる処理を終了する。これに対し、変換された抽選
情報であると判別されたときは、ステップS28に進
み、抽選情報無効化手段85は、ステップS21で受信
した抽選情報を無効にする。例えば、受信した抽選情報
が、特別役の当選に対応する抽選結果情報7又は抽選結
果情報8であるときでも、その記憶、保持は行わない。
次に、ステップS29に進み、演出制御手段80は、受
信した抽選情報(抽選結果情報)に基づいて演出が既に
出力されているときには、その出力した演出を修正する
ための修正演出を出力するように制御する。例えば、非
当選に対応する演出を既に出力したが、実際には小役1
が当選していた旨の演出を出力するように制御する。
【0090】また、演出制御手段80は、受信した抽選
情報に基づいて次遊技以降の演出が既に決定されている
ときには、その演出を変更するように制御する。例え
ば、受信した抽選情報が特別役の当選に対応する抽選情
報(抽選結果情報7又は抽選結果情報8)であり、その
抽選情報に基づいて次遊技以降の演出(特別役に当選し
ている旨の演出)を決定している場合には、その演出
を、特別役に当選している可能性が低い旨の演出、又は
特別役に当選していない旨の演出等に変更するように制
御する。そして、本フローチャートによる処理を終了す
る。
【0091】(第2実施形態)続いて、第2実施形態に
ついて説明する。図5は、第2実施形態におけるスロッ
トマシンの制御の概略を示すブロック図である。第2実
施形態において、第1実施形態と共通する部分には、同
一符号を付している。また、第2実施形態の特徴的な部
分には、第1実施形態の符号に「’」を付している。以
下、主として第2実施形態の特徴的な部分について説明
する。抽選結果情報選択手段67’は、第1実施形態と
同様に、役抽選手段61の抽選結果に基づいて抽選結果
情報を選択するとともに、送信抽選情報変換手段を兼ね
るものである。しかし、役の抽選結果に応じて抽選結果
情報選択手段67’により選択される抽選結果情報が第
1実施形態と異なる。
【0092】図6は、第2実施形態において、役の抽選
結果と、それに対応する抽選結果情報の選択確率を定め
たものを示す図である。第2実施形態では、抽選結果情
報選択手段67’は、ハードウェア乱数(0〜6553
5)を用いて抽選結果情報の抽選を行う。図6中、表示
されている選択確率を65536で除した値が抽選結果
情報の選択確率となる。例えば、非当選時に、抽選結果
情報9が選択される確率は、534/65536である
ことを意味する。
【0093】ここで、抽選結果情報1〜抽選結果情報5
は、小役3の当選を意味する抽選結果情報であり、抽選
結果情報6〜抽選結果情報8は、小役1の当選を意味す
る抽選結果情報である。また、抽選結果情報9及び抽選
結果情報10は、非当選又は小役2の当選を意味する抽
選結果情報である。さらにまた、抽選結果情報11は、
リプレイの当選を意味する抽選結果情報であり、抽選結
果情報12は、小役2の当選を意味する抽選結果情報で
ある。さらに、抽選結果情報13は、BBの当選を意味
する抽選結果情報であり、抽選結果情報14は、RBの
当選を意味する抽選結果情報である。
【0094】第2実施形態では、非当選時のときに、そ
れぞれ1/65536の確率で、BB又はRBの当選に
それぞれ対応する抽選結果情報13又は抽選結果情報1
4が選択され、演出制御手段80’に送信される。した
がって、第2実施形態では、送信抽選情報変換手段とし
ての抽選結果情報選択手段67’は、役抽選手段61に
よる役の抽選結果が非当選であるときに、上記確率で、
送信する抽選情報としての抽選結果情報を、実際の抽選
結果(非当選)に対応する抽選結果情報9又は抽選結果
情報10と異なる抽選結果(特別役の当選)に対応する
抽選結果情報13又は抽選結果情報14に変換するもの
である。
【0095】(遊技状態情報選択手段)さらに第2実施
形態では、抽選情報として、抽選結果情報に加え、遊技
状態情報を演出制御手段80’側に送信する。ここで、
遊技状態情報とは、遊技状態がBB又はRBの内部中で
あるか否かを示すための情報であり、BB又はRBの内
部中でないことを示す遊技状態情報Aと、BB又はRB
の内部中であることを示す遊技状態情報Bとを有する。
なお、内部中とは、BB又はRBに当選しているが、B
B又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに未だ
停止していないため、BB又はRBの当選が持ち越され
ている遊技状態をいう。第2実施形態では、遊技状態情
報選択手段70により、遊技状態情報を選択する。そし
て、抽選情報送信手段68’は、抽選情報として、抽選
結果情報及び遊技状態情報を演出制御手段80’に送信
する。
【0096】図7は、第2実施形態における遊技状態情
報の種類と、その選択確率を示す図である。遊技状態情
報選択手段70は、例えばソフトウェア乱数(0〜65
535)を用いて、遊技状態情報を選択する。BB又は
RBの当選を持ち越していない通常遊技時(BB又はR
Bの当選時の遊技を含む)では、65535/6553
6の確率で遊技状態情報Aを選択し、1/65536の
確率で遊技状態情報Bを選択する。また、BB又はRB
の内部中の遊技では、100%(65536/6553
6)の確率で遊技状態情報Bを選択する。
【0097】このように、BB又はRBの当選を持ち越
していない通常遊技時には、ほぼ遊技状態情報Aが選択
されるが、1/65536の確率で遊技状態情報Bが選
択される場合がある。このように、遊技状態情報選択手
段70は、抽選結果情報選択手段67’と同様に、送信
抽選情報変換手段を兼ねるものである。
【0098】演出制御手段80’側では、抽選情報受信
手段81’により、抽選情報(抽選結果情報及び遊技状
態情報)を受信する。そして、演出決定手段82’は、
これらの抽選結果情報及び遊技状態情報に基づいて、演
出を決定する。ここで、抽選情報受信手段81’により
抽選結果情報13又は抽選結果情報14を受信したとき
には、演出制御手段80’は、当該遊技で特別役に対応
する図柄の組合せが有効ラインに停止したか否かを判別
する。そして、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラ
インに停止していないときには、演出制御手段80’
は、内部中であると判断する。
【0099】抽選結果情報13又は抽選結果情報14を
受信した後に次遊技以降で遊技状態情報Aを受信したと
き、又は遊技状態情報Bを受信した後に次遊技以降で遊
技状態情報Aを受信したときには、抽選情報判別手段8
4’は、抽選情報(抽選結果情報又は遊技状態情報)が
変換されたものであると判別する。そして、抽選情報が
変換されたものであると判別されたとき以降における演
出決定手段82’及び演出制御手段80’の処理は、第
1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0100】次に、第2実施形態における処理の流れに
ついて説明する。図8は、第2実施形態において、1遊
技中の処理の流れを説明するフローチャートであり、遊
技制御手段60’の処理に係るものであり、図3に対応
するフローチャートである。以下、図3と同様の処理を
行うステップには同一ステップ番号を付し、重複する説
明は適宜省略する。
【0101】第1実施形態と同様に、ステップS3にお
いて抽選結果情報選択手段67’により抽選結果情報が
選択されると、次にステップS41に進む。ステップS
41では、遊技状態情報選択手段70は、ステップS2
での役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、遊
技状態情報を選択する。そして、ステップS4に進み、
抽選情報送信手段68’は、抽選情報として、抽選結果
情報及び遊技状態情報を演出制御手段80’に送信す
る。以降の処理は、第1実施形態と同様である。
【0102】また、第2実施形態における演出制御手段
80’の処理を、図4を用いて説明する。第2実施形態
では、ステップS21において、演出制御手段80’
は、抽選情報受信手段81’により抽選情報(抽選結果
情報及び遊技状態情報)を受信したか否かを検知し続け
る。抽選情報を受信したときにはステップS22に進
み、演出決定手段82’は、受信した抽選情報に基づい
て演出を決定し、さらに次のステップS23で、演出制
御手段80’は、演出を出力するように制御する。
【0103】次のステップS24では、抽選情報判別手
段84’は、前遊技において受信した抽選情報が特定の
抽選情報であるか否かを判別する。ここで、第2実施形
態では、特定の抽選情報とは、抽選結果情報13若しく
は抽選結果情報14、又は遊技状態情報Bである。そし
て、ステップS25の処理を経て、次のステップS26
では、抽選情報の判別を行う。第2実施形態では、当該
遊技において遊技状態情報Aを受信したか否かを判別す
る。そして、当該遊技において遊技状態情報Aを受信し
ているときには、前遊技で受信した抽選情報(抽選結果
情報13若しくは抽選結果情報14又は遊技状態情報
B)は変換された情報であると判別する。
【0104】そして、ステップS27に進み、抽選情報
が変換されたものであると判別されたときはステップS
28以降の処理に進み、抽選情報が変換されたものでな
いと判別されたときは本フローチャートによる処理を終
了する。なお、ステップS28及びステップS29にお
ける演出決定手段82’及び演出制御手段80’の処理
は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0105】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、例えば以下のような種々の変形が可能である。 (1)第1実施形態では、抽選情報として抽選結果情報
を送信し、第2実施形態では、抽選情報として抽選結果
情報及び遊技状態情報を送信するようにした。しかし、
送信する抽選情報は、これらに限定されるものではな
く、役の抽選結果に関する情報であれば、どのような情
報であっても良い。
【0106】(2)また、第1実施形態では、小役1に
当選時に、3/8388608の確率で抽選結果情報を
変換するようにした。さらにまた、第2実施形態では、
非当選時に、2/65536の確率で抽選結果情報を変
換するとともに、通常遊技時に1/65536の確率で
遊技状態情報を変換するようにした。しかし、これに限
らず、非当選時に抽選情報を変換するか否か、いずれの
役の当選時に抽選情報を変換するか、さらにはどの程度
の確率で抽選情報を変換するかは任意であり、本実施形
態で示したものに限定されるものではない。
【0107】(3)また、本実施形態では、遊技制御手
段60又は60’から演出制御手段80又は80’に抽
選情報を送信するようにしたが、例えば1つの制御基板
内で、遊技制御手段60又は60’としての機能を有す
るCPUから、演出制御手段80又は80’としての機
能を有するCPUに抽選情報を送信しても良い。あるい
は、遊技制御手段60又は60’を有する制御基板と、
演出制御手段80又は80’を有する制御基板とを別体
で設け、遊技制御手段60又は60’を有する制御基板
から、演出制御手段80又は80’を有する制御基板に
抽選情報を送信可能にしても良い。
【0108】(4)本実施形態では、受信した抽選情報
が変換された抽選情報であると判別された場合に、演出
の修正や変更を行うように制御した。しかし、これに限
らず、受信した抽選情報が変換された抽選情報であると
判別された場合は、遊技者にとって有利となる特典付き
遊技(通常遊技以上にメダル獲得枚数が増加し、遊技者
にとって有利となる遊技)に移行するようにしても良
い。
【0109】これにより、例えば特別役の当選に対応す
る演出が出力された後、実際には特別役に当選していな
かった場合は、遊技者は、落胆してしまうおそれがある
が、このような場合に遊技者にとって有利となる特典付
き遊技を実行することで、遊技者に配慮した遊技状態に
することができる。
【0110】特典付き遊技の第1例としては、特定役に
当選したときに、当選した特定役に対応する特定の図柄
の組合せを有効ラインに停止させるための情報を報知す
る報知態様遊技が挙げられる。
【0111】さらに報知態様遊技としては、例えば下記
の2種類が挙げられる。1つ目の報知態様遊技は、特定
役に当選したときに、当選しただけでは必ずしもその特
定役に対応する特定の図柄の組合せが有効ラインに停止
するとは限らず、特定の操作順番でストップスイッチ4
2が操作されたときに限って、その特定の図柄の組合せ
が有効ラインに停止するようにしたものである。したが
って、特定役の当選時に、当選した特定役に対応する特
定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるための特定
の操作順番でストップスイッチ42が操作されないとき
は、その特定役に対応する特定の図柄の組合せは有効ラ
インに停止しない。
【0112】これに対し、特定役の当選時に、当選した
特定役に対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停
止させるための特定の操作順番でストップスイッチ42
が操作されたときは、その特定役に対応する特定の図柄
の組合せがリール31の停止可能位置の範囲内において
有効ラインに停止するように設定する。そして、報知態
様遊技中は、画像表示装置35等により、特定役の当選
時に、その当選した特定役に対応する特定の図柄の組合
せを有効ラインに停止させるためのストップスイッチ4
2の操作順番を報知する。
【0113】また、この場合は、リール停止制御手段6
3に、複数種類のリール停止制御テーブル63aを設け
る。複数のリール停止制御テーブル63aは、役抽選手
段61で特定役に当選した場合において、特定役に対応
する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるか否
かを、ストップスイッチ42の操作順番に応じて異なる
ように設定したものである。
【0114】そして、特定役の当選時は、いずれかのリ
ール停止制御テーブル63aを選択し、そのリール停止
制御テーブル63aを用いてリール31を停止制御す
る。また、報知態様遊技中は、特定役の当選時にリール
停止制御テーブル63aが選択されると、その情報を遊
技制御手段60又は60’から演出制御手段80又は8
0’に送信し、演出制御手段80又は80’は、選択さ
れたリール停止制御テーブル63aに対応するストップ
スイッチ42の操作順番を報知するように制御すれば良
い。このようにすれば、報知態様遊技時は、通常遊技時
よりも、特定役の入賞率が高まる。よって、遊技者にと
って有利な遊技状態にすることができる。
【0115】2つ目の報知態様遊技は、図柄の組合せが
異なる複数の特定役を設け、複数の特定役の入賞を同時
に狙うことができないように各リール31の図柄を配列
し、報知態様遊技中は、特定役の当選時に、どの図柄の
組合せの特定役に当選したかを報知するようにしたもの
である。これにより、報知態様遊技中は、遊技者は、特
定役の当選時に報知内容を見ることによって、当選した
特定役に対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停
止させることができる。これに対し、報知態様遊技でな
い遊技時は、どの図柄の組合せの特定役が当選したかを
知り得ないため、遊技者は、当選した特定役に対応する
特定の図柄の組合せを有効ラインに停止するように狙う
ことができない。これにより、報知態様遊技中は、特定
役の入賞率を高くすることができ、遊技者にとって有利
な遊技状態にすることができる。
【0116】なお、特典付き遊技は、上記の2つの報知
態様遊技を組み合せたものであっても良い。すなわち、
特定役の当選時には、その特定役に対応する特定の図柄
の組合せを有効ラインに停止させるための特定の操作順
番でストップスイッチ42が操作され、かつ、少なくと
も1つのリール31については、当選した特定役に対応
する図柄が有効ラインに停止することができる範囲内で
ストップスイッチ42が操作されたときに、特定役に対
応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止するよう
に制御しても良い。そして、報知態様遊技では、特定役
の当選時に、当選した特定役に対応する特定の図柄の組
合せを有効ラインに停止させるための特定の操作順番
と、当選した特定役に対応する図柄を報知すれば良い。
【0117】特典付き遊技の第2例として、いずれかの
小役、リプレイ、又は特別役の少なくとも1つの当選確
率を高く設定した確率テーブルを用いることが挙げられ
る。具体的には、各役が通常確率に設定された通常遊技
時確率テーブルと、いずれかの小役、リプレイ、又は特
別役の少なくとも1つの当選確率が高く設定された特典
付き遊技時確率テーブルとを設け、特典付き遊技では、
特典付き遊技時確率テーブルを使用することが挙げられ
る。
【0118】例えばリプレイの当選確率を高くすること
によって、リプレイが頻繁に当選、入賞する遊技状態に
することができる。これにより、遊技者は、所有メダル
がほとんど減らない状態(メダル枚数がほぼ現状維持さ
れる状態)を維持しつつ、特別役の当選を期待すること
ができる。さらに、特典付き遊技は、上記の第1例と第
2例とを組み合わせた遊技としても良い。
【0119】なお、特典付き遊技の遊技回数は、特に限
定されるものではない。例えば、遊技回数を予め設定し
ても良く、抽選によって遊技回数を決定しても良い。あ
るいは、毎遊技又は特定遊技回数ごとに、特典付き遊技
を継続するか否かを抽選によって決定しても良い。
【0120】
【発明の効果】(請求項1)請求項1の発明によれば、
役の抽選結果に関する抽選情報が、100%の信頼度で
演出制御手段に送信されないので、役の抽選結果に対応
しない演出が出力される場合がある。これにより、演出
の出力内容から、役の抽選結果を確実に判別することが
できないようにして、遊技者に対し、各種の役の当選可
能性を期待させることができる。
【0121】また、演出制御手段側で受信した抽選情報
が実際の抽選結果と異なる抽選結果に変換された抽選情
報であったとしても、最終的には、役の抽選結果に対応
する正しい演出を出力することができる。したがって、
実際の抽選結果と異なる抽選結果に対応する演出が出力
された場合には、その後に遊技者に配慮した制御を行う
ことで、遊技者が演出内容に疑問を抱いたままの状態と
なってしまうことを防止することができる。
【0122】(請求項2)請求項2の発明によれば、一
旦、実際の役の抽選結果に対応しない演出が出力された
場合であっても、その出力された演出を修正すること
で、正しい抽選結果に対応した演出を行うことができ
る。
【0123】(請求項3)請求項3の発明によれば、抽
選情報判別手段により抽選情報が変換された抽選情報で
あると判別された以降に、変換された抽選情報に基づい
て実際の抽選結果に対応しない演出が出力されてしまう
ことを防止することができる。
【0124】(請求項4)請求項4の発明によれば、特
別役の当選に対応する抽選情報が変換された情報でない
ときには、その抽選情報を保持、記憶しておくことで、
次遊技以降の演出を、その抽選情報に基づき決定するこ
とができる。
【0125】(請求項5)請求項5の発明によれば、遊
技制御手段で特別役の当選確定の決定をしたときには、
演出制御手段側でそれに応じた告知演出を出力すること
ができる。
【0126】(請求項6)請求項6の発明によれば、特
別役の当選確定の告知演出を行った後の遊技では、遊技
者に対して期待感を与えることができない、実益のない
演出を省略することができ、遊技の進行の効率化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるスロットマシンの制御の
概略を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態において、役の抽選結果と、それ
に対応する抽選結果情報の選択確率を定めたものを示す
図である。
【図3】第1実施形態において、1遊技中の処理の流れ
を説明するフローチャートであり、遊技制御手段の処理
に係るものである。
【図4】第1実施形態における、1遊技中の演出制御手
段の処理を示すフローチャートである。
【図5】第2実施形態におけるスロットマシンの制御の
概略を示すブロック図である。
【図6】第2実施形態において、役の抽選結果と、それ
に対応する抽選結果情報の選択確率を定めたものを示す
図である。
【図7】第2実施形態における遊技状態情報の種類と、
その選択確率を示す図である。
【図8】第2実施形態において、1遊技中の処理の流れ
を説明するフローチャートであり、遊技制御手段の処理
に係るものである。
【符号の説明】
10、10’ スロットマシン 31 リール 32 モータ 33 ランプ 34 スピーカ 35 画像表示装置 36 告知ランプ 41 スタートスイッチ 42 ストップスイッチ 60、60’ 遊技制御手段 61 役抽選手段 62 確率テーブル 63 リール停止制御手段 63a リール停止制御テーブル 64 入賞判別手段 65 払出し手段 66 特別遊技実行手段 67、67’ 抽選結果情報選択手段(送信抽選情報変
換手段) 68、68’ 抽選情報送信手段 69 特別役当選告知決定手段 70 遊技状態情報選択手段(送信抽選情報変換手段) 80、80’ 演出制御手段 81、81’ 抽選情報受信手段 82、82’ 演出決定手段 83 演出内容記憶手段 84、84’ 抽選情報判別手段 85 抽選情報無効化手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯塚 立樹 東京都豊島区東池袋2丁目23番2号 サミ ー株式会社内 (72)発明者 潮田 和也 東京都豊島区東池袋2丁目23番2号 サミ ー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技の進行を制御する遊技制御手段と、 遊技の進行に伴って出力する演出を制御する演出制御手
    段とを備え、 前記遊技制御手段は、 役の抽選を行う役抽選手段と、 前記役抽選手段による役の抽選結果に関する抽選情報
    を、前記演出制御手段に送信する抽選情報送信手段と、 前記役抽選手段による役の抽選結果が特定の抽選結果で
    あるとき、一定条件下で、前記抽選情報送信手段により
    送信する抽選情報を、実際の抽選結果と異なる抽選結果
    に関する抽選情報に変換する送信抽選情報変換手段とを
    備え、 前記演出制御手段は、 前記抽選情報送信手段により送信された抽選情報を受信
    する抽選情報受信手段と、 前記抽選情報受信手段で受信した抽選情報に基づいて、
    当該遊技又は当該遊技以降の遊技における演出を決定す
    る演出決定手段と、 前記抽選情報受信手段により特定の抽選情報を受信した
    ときに、その抽選情報が前記送信抽選情報変換手段によ
    り変換された抽選情報であるか否かを判別する抽選情報
    判別手段と、 前記抽選情報判別手段により抽選情報が変換された抽選
    情報であると判別されたときは、その抽選情報を無効に
    する抽選情報無効化手段とを備え、 前記演出決定手段は、前記抽選情報無効化手段により抽
    選情報が無効にされたときは、その無効にされたことに
    基づいて、それ以降の演出を決定することを特徴とする
    スロットマシン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスロットマシンにおい
    て、 前記演出制御手段は、前記抽選情報判別手段により抽選
    情報が変換された抽選情報であると判別された場合にお
    いて、その抽選情報に基づいて前記演出決定手段により
    決定された演出が既に出力されたときは、その出力した
    演出を修正するための修正演出を出力するように制御す
    ることを特徴とするスロットマシン。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のスロット
    マシンにおいて、 前記演出制御手段は、前記抽選情報判別手段により抽選
    情報が変換された抽選情報であると判別された場合にお
    いて、その抽選情報に基づいて前記演出決定手段により
    出力予定の演出が決定されているときは、その出力予定
    の演出を変更するように制御することを特徴とするスロ
    ットマシン。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載のスロットマシンにおいて、 前記役抽選手段で抽選される役には、有効ラインに停止
    したリールの図柄の組合せが予め定められた特別役の図
    柄の組合せと一致することを条件に、遊技者にとって有
    利となる特別遊技に移行させるための特別役を含み、 前記演出制御手段は、前記抽選情報受信手段で受信した
    抽選情報が、特別役に当選した旨の情報であり、かつ前
    記抽選情報判別手段により抽選情報が変換された抽選情
    報でないと判別されたときは、その抽選情報を記憶、保
    持することを特徴とするスロットマシン。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載のスロットマシンにおいて、 前記役抽選手段で抽選される役には、有効ラインに停止
    したリールの図柄の組合せが予め定められた特別役の図
    柄の組合せと一致することを条件に、遊技者にとって有
    利となる特別遊技に移行させるための特別役を含み、 前記遊技制御手段は、前記役抽選手段による役の抽選に
    おいて特別役に当選したときに、特別役の当選確定を告
    知するか否かを決定する特別役当選告知決定手段を備
    え、 前記遊技制御手段は、前記特別役当選告知決定手段によ
    り特別役の当選確定を告知することに決定されたとき
    は、前記演出制御手段に対し、特別役の当選確定の告知
    演出を行うべき旨の情報を送信し、 前記演出制御手段は、前記遊技制御手段から特別役の当
    選確定の告知演出を行うべき旨の情報を受信したとき
    は、特別役の当選確定の告知演出を行うように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のスロットマシンにおい
    て、 前記演出制御手段は、特別役の当選確定の告知演出を行
    った後の遊技では、前記抽選情報受信手段で特別役に当
    選した旨の抽選情報を受信し、かつ特別役の当選確定の
    告知演出を行っていない遊技時よりも演出出現頻度が低
    くなるように制御することを特徴とするスロットマシ
    ン。
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