JP2003205478A - 電動工具の多段変速式の変速機のための変速段切換装置 - Google Patents
電動工具の多段変速式の変速機のための変速段切換装置Info
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- JP2003205478A JP2003205478A JP2002330865A JP2002330865A JP2003205478A JP 2003205478 A JP2003205478 A JP 2003205478A JP 2002330865 A JP2002330865 A JP 2002330865A JP 2002330865 A JP2002330865 A JP 2002330865A JP 2003205478 A JP2003205478 A JP 2003205478A
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- switching shifter
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25F—COMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B25F5/00—Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
- B25F5/001—Gearings, speed selectors, clutches or the like specially adapted for rotary tools
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B1/00—Processes of grinding or polishing; Use of auxiliary equipment in connection with such processes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/38—Detents
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 変速機の所望の変速段が達成された際に使用
者がはっきりと感じ取れる手応えが得られるように変速
段切換装置を改良する。 【解決手段】 工具ハウジング８にシフト可能に支承さ
れた切換シフタ９が、変速機に設けられたシフト可能な
部分６と作用結合されており、工具ハウジング８に、切
換シフタ９を案内するための案内手段１０，１１，１
２，１３が設けられており、切換シフタ９または案内手
段に係止ばね２３，２４が位置固定されており、該係止
ばねが、切換シフタ９と案内手段との間の摩擦接続的な
結合を形成するようになっており、案内手段または切換
シフタ９が、変速機の変速段数に相当する数の溝２７，
２８を備えており、切換シフタ９が各切換位置へ到達す
ると、前記溝内に係止ばね２３，２４がスナップイン式
に係止されるようになっている。
者がはっきりと感じ取れる手応えが得られるように変速
段切換装置を改良する。 【解決手段】 工具ハウジング８にシフト可能に支承さ
れた切換シフタ９が、変速機に設けられたシフト可能な
部分６と作用結合されており、工具ハウジング８に、切
換シフタ９を案内するための案内手段１０，１１，１
２，１３が設けられており、切換シフタ９または案内手
段に係止ばね２３，２４が位置固定されており、該係止
ばねが、切換シフタ９と案内手段との間の摩擦接続的な
結合を形成するようになっており、案内手段または切換
シフタ９が、変速機の変速段数に相当する数の溝２７，
２８を備えており、切換シフタ９が各切換位置へ到達す
ると、前記溝内に係止ばね２３，２４がスナップイン式
に係止されるようになっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動工具の多段変
速式の変速機のための変速段切換装置であって、該変速
段切換装置が、工具ハウジングにシフト可能に支承され
た、複数の切換位置へ移動可能な切換シフタを有してお
り、該切換シフタが、変速機に設けられたシフト可能な
部分と作用結合されており、工具ハウジングに、前記切
換シフタを案内するための案内手段が設けられている形
式のものに関する。
速式の変速機のための変速段切換装置であって、該変速
段切換装置が、工具ハウジングにシフト可能に支承され
た、複数の切換位置へ移動可能な切換シフタを有してお
り、該切換シフタが、変速機に設けられたシフト可能な
部分と作用結合されており、工具ハウジングに、前記切
換シフタを案内するための案内手段が設けられている形
式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】電動工具の多段変速式の変速機に用いら
れる、このような形式の変速段切換装置は、ドイツ連邦
共和国特許出願公開第３９０４０８５号明細書に基づき
公知である。工具ハウジングにシフト可能に支承された
切換シフタには、Ｕ字形部材が固定されている。このＵ
字形部材は、変速機に所属する軸方向シフト可能な切換
歯車に係合している。この切換用のＵ字形部材は、ばね
部材の性質を有しており、これによってＵ字形部材は、
切換シフタの操作時に、シフト可能な切換歯車と、定位
置の歯車との間で歯と歯溝とが合致する位置、つまり噛
合い位置が達成されるやいなや、シフト可能な切換歯車
の歯を定位置の歯車の歯と噛み合わせる作用を有してい
る。この公知の切換シフタは、この切換シフタを一方の
切換位置または他方の切換位置に、使用者がはっきりと
手応えを感じられるように係止させる手段を有していな
い。
れる、このような形式の変速段切換装置は、ドイツ連邦
共和国特許出願公開第３９０４０８５号明細書に基づき
公知である。工具ハウジングにシフト可能に支承された
切換シフタには、Ｕ字形部材が固定されている。このＵ
字形部材は、変速機に所属する軸方向シフト可能な切換
歯車に係合している。この切換用のＵ字形部材は、ばね
部材の性質を有しており、これによってＵ字形部材は、
切換シフタの操作時に、シフト可能な切換歯車と、定位
置の歯車との間で歯と歯溝とが合致する位置、つまり噛
合い位置が達成されるやいなや、シフト可能な切換歯車
の歯を定位置の歯車の歯と噛み合わせる作用を有してい
る。この公知の切換シフタは、この切換シフタを一方の
切換位置または他方の切換位置に、使用者がはっきりと
手応えを感じられるように係止させる手段を有していな
い。
【０００３】
【特許文献１】ドイツ連邦共和国特許出願公開第３９０
４０８５号明細書
４０８５号明細書
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の変速段切換装置を改良して、変速機の節
度感のある切換操作が可能となり、ひいては変速機の所
望の変速段が達成された際に使用者がはっきりとした手
応えを感じられるようになり、しかも変速機が、選択さ
れた切換位置に確実に保持されるような変速段切換装置
を提供することである。
で述べた形式の変速段切換装置を改良して、変速機の節
度感のある切換操作が可能となり、ひいては変速機の所
望の変速段が達成された際に使用者がはっきりとした手
応えを感じられるようになり、しかも変速機が、選択さ
れた切換位置に確実に保持されるような変速段切換装置
を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、前記切換シフタまたは前記案内手
段に少なくとも１つの係止ばねが固定されており、該係
止ばねが、前記切換シフタと前記案内手段との間の摩擦
接続的な結合を形成するようになっており、前記案内手
段または前記切換シフタが、変速機の変速段の数に相当
する数の溝を備えており、前記切換シフタが各切換位置
へ到達すると、前記溝内に前記係止ばねがスナップイン
式に係止されるようにした。
に本発明の構成では、前記切換シフタまたは前記案内手
段に少なくとも１つの係止ばねが固定されており、該係
止ばねが、前記切換シフタと前記案内手段との間の摩擦
接続的な結合を形成するようになっており、前記案内手
段または前記切換シフタが、変速機の変速段の数に相当
する数の溝を備えており、前記切換シフタが各切換位置
へ到達すると、前記溝内に前記係止ばねがスナップイン
式に係止されるようにした。
【０００６】
【発明の効果】本発明によれば、切換シフタか、または
この切換シフタのための案内手段のいずれかに、少なく
とも１つの係止ばねが位置固定されており、この係止ば
ねが、切換シフタと案内手段との間の摩擦接続的な結合
を形成する。案内手段または切換シフタは、変速機の変
速段の数に相当する数の溝を備えており、切換シフタが
各切換位置に到達すると、これらの溝内に係止ばねがス
ナップイン式に係止されるようになっている。係止ばね
は技術的に極めて単純な手段であり、このような単純な
手段を用いて、切換シフタには、変速段の数に相当する
複数の安定した係止位置が付与される。切換シフタの各
切換位置では、多段変速式の変速機の複数の変速段のう
ちのそれぞれ１つが入れられており、本発明によれば、
切換シフタのこのような各切換位置に切換シフタが確実
に保持されるので、その都度入れられている変速段から
変速機が不本意に抜け出してしまうことは阻止される。
さらに、使用者にとっては各溝内への係止ばねのスナッ
プイン式の係止によって節度感のある手応えが得られる
ので、変速機の所望の変速段が入れられたことをはっき
りと感じ取ることができる。
この切換シフタのための案内手段のいずれかに、少なく
とも１つの係止ばねが位置固定されており、この係止ば
ねが、切換シフタと案内手段との間の摩擦接続的な結合
を形成する。案内手段または切換シフタは、変速機の変
速段の数に相当する数の溝を備えており、切換シフタが
各切換位置に到達すると、これらの溝内に係止ばねがス
ナップイン式に係止されるようになっている。係止ばね
は技術的に極めて単純な手段であり、このような単純な
手段を用いて、切換シフタには、変速段の数に相当する
複数の安定した係止位置が付与される。切換シフタの各
切換位置では、多段変速式の変速機の複数の変速段のう
ちのそれぞれ１つが入れられており、本発明によれば、
切換シフタのこのような各切換位置に切換シフタが確実
に保持されるので、その都度入れられている変速段から
変速機が不本意に抜け出してしまうことは阻止される。
さらに、使用者にとっては各溝内への係止ばねのスナッ
プイン式の係止によって節度感のある手応えが得られる
ので、変速機の所望の変速段が入れられたことをはっき
りと感じ取ることができる。
【０００７】請求項２以下には、本発明の有利な構成お
よび改良形が記載されている。
よび改良形が記載されている。
【０００８】前記切換シフタが、シフト方向に対して平
行に延びる両長辺のうちの少なくとも一方の長辺の側の
縁部に沿って２つの案内平面の間に案内されており、前
記切換シフタの前記少なくとも一方の長辺の側の縁部
と、前記切換シフタの下側に延びる案内平面および／ま
たは前記切換シフタの上側に延びる案内平面との間に、
少なくとも１つの係止ばねが配置されており、該係止ば
ねが、一方では前記切換シフタに位置固定されていて、
他方では、前記係止ばねのための溝を備えている各案内
平面に載置されていると有利である。
行に延びる両長辺のうちの少なくとも一方の長辺の側の
縁部に沿って２つの案内平面の間に案内されており、前
記切換シフタの前記少なくとも一方の長辺の側の縁部
と、前記切換シフタの下側に延びる案内平面および／ま
たは前記切換シフタの上側に延びる案内平面との間に、
少なくとも１つの係止ばねが配置されており、該係止ば
ねが、一方では前記切換シフタに位置固定されていて、
他方では、前記係止ばねのための溝を備えている各案内
平面に載置されていると有利である。
【０００９】前記切換シフタが両長辺の側の縁部に沿っ
て載置レールを有しており、該載置レールの下面にそれ
ぞれ少なくとも１つの係止ばねが位置固定されており、
前記載置レールがそれぞれ、前記載置レールに位置固定
された係止ばねを介して、工具ハウジングに配置され
た、溝を備えた案内平面に載置されていると有利であ
る。
て載置レールを有しており、該載置レールの下面にそれ
ぞれ少なくとも１つの係止ばねが位置固定されており、
前記載置レールがそれぞれ、前記載置レールに位置固定
された係止ばねを介して、工具ハウジングに配置され
た、溝を備えた案内平面に載置されていると有利であ
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【００１１】図１には、電動工具、たとえばドライバド
リルの遊星歯車式変速機の横断面図が示されている。こ
の遊星歯車式変速機は公知の形式で、たとえばドイツ連
邦共和国特許出願公開第３９０４０８５号明細書に基づ
き知られているように、１つのサンギヤ１と、このサン
ギヤ１に相対回動不能に結合された、電動モータの駆動
軸２と、サンギヤ１と噛み合った複数のプラネタリピニ
オン３，４，５と、これらのプラネタリピニオン３，
４，５とサンギヤ１とを取り囲みかつプラネタリピニオ
ン３，４，５と噛み合ったリングギヤ（「インターナル
ギヤ」とも呼ばれる）６とから成っている。遊星歯車式
変速機全体は変速機ハウジング７内に封入されている。
リングギヤ６は駆動軸２の軸方向に移動可能もしくはシ
フト可能に支承されている。この軸方向シフト可能なリ
ングギヤ６は、たとえば２段変速式に設計された遊星歯
車式変速機の変速段を切り換えるために働く。
リルの遊星歯車式変速機の横断面図が示されている。こ
の遊星歯車式変速機は公知の形式で、たとえばドイツ連
邦共和国特許出願公開第３９０４０８５号明細書に基づ
き知られているように、１つのサンギヤ１と、このサン
ギヤ１に相対回動不能に結合された、電動モータの駆動
軸２と、サンギヤ１と噛み合った複数のプラネタリピニ
オン３，４，５と、これらのプラネタリピニオン３，
４，５とサンギヤ１とを取り囲みかつプラネタリピニオ
ン３，４，５と噛み合ったリングギヤ（「インターナル
ギヤ」とも呼ばれる）６とから成っている。遊星歯車式
変速機全体は変速機ハウジング７内に封入されている。
リングギヤ６は駆動軸２の軸方向に移動可能もしくはシ
フト可能に支承されている。この軸方向シフト可能なリ
ングギヤ６は、たとえば２段変速式に設計された遊星歯
車式変速機の変速段を切り換えるために働く。
【００１２】第１の位置では、リングギヤ６はハウジン
グ７に設けられた歯列（図示しない）と噛み合ってい
る。これにより、リングギヤ６は回転不能に固持され、
サンギヤ１により駆動されるプラネタリピニオン３，
４，５はリングギヤ６に設けられた内歯列内で公転す
る。第２の位置では、リングギヤ６は変速機ハウジング
７に保持されるのではなく、プラネタリピニオン３，
４，５と一緒に回転する。リングギヤ６が上記両位置の
いずれをとるのかに応じて、駆動軸２から電動工具のス
ピンドル（図示しない）への回転数変速比が変化する。
グ７に設けられた歯列（図示しない）と噛み合ってい
る。これにより、リングギヤ６は回転不能に固持され、
サンギヤ１により駆動されるプラネタリピニオン３，
４，５はリングギヤ６に設けられた内歯列内で公転す
る。第２の位置では、リングギヤ６は変速機ハウジング
７に保持されるのではなく、プラネタリピニオン３，
４，５と一緒に回転する。リングギヤ６が上記両位置の
いずれをとるのかに応じて、駆動軸２から電動工具のス
ピンドル（図示しない）への回転数変速比が変化する。
【００１３】図１には、遊星歯車式変速機が収納されて
いる工具ハウジング８も部分的に示されている。
いる工具ハウジング８も部分的に示されている。
【００１４】リングギヤ６を遊星歯車式変速機の両変速
段のうちの一方の変速段または他方の変速段への軸方向
シフトは、工具ハウジング８で軸方向に移動可能な切換
シフタ９によって行われる。この切換シフタ９は、たと
えばこの切換シフタ９の両長辺側の縁部に沿って、それ
ぞれ下側の案内平面１０，１１と上側の案内平面１２，
１３との間に案内され、この場合、切換シフタ９は両長
辺側の縁部にそれぞれ１つの載置レール１４，１５を有
しており、この載置レール１４，１５はそれぞれ下側の
案内平面１０，１１に載置されている。
段のうちの一方の変速段または他方の変速段への軸方向
シフトは、工具ハウジング８で軸方向に移動可能な切換
シフタ９によって行われる。この切換シフタ９は、たと
えばこの切換シフタ９の両長辺側の縁部に沿って、それ
ぞれ下側の案内平面１０，１１と上側の案内平面１２，
１３との間に案内され、この場合、切換シフタ９は両長
辺側の縁部にそれぞれ１つの載置レール１４，１５を有
しており、この載置レール１４，１５はそれぞれ下側の
案内平面１０，１１に載置されている。
【００１５】切換シフタ９は上側に、工具ハウジング８
に設けられた開口１６から突出したグリップ１７を有し
ている。このグリップ１７は電動工具の使用者に切換シ
フタ９の操作を可能にする。切換シフタ９には、たとえ
ば線材から製作されたＵ字形部材１８が結合されてい
る。このＵ字形部材１８の両アームは変速機ハウジング
７を部分的に取り囲み、そして変速機ハウジング７に設
けられた互いに向かい合って位置する貫通孔１９，２０
を貫いて変速機に係合している。これにより、Ｕ字形部
材１８の両端部２１，２２は変速機ハウジング７内でリ
ングギヤ６を把持している。Ｕ字形部材１８の両端部２
１，２２は、たとえばリングギヤ６の外壁に設けられた
溝（図示しない）内に係合することができる。したがっ
て、Ｕ字形部材１８を介して、切換シフタ９に加えられ
た軸方向の力をリングギヤ６へ伝達することができる。
その結果、リングギヤ６は切換シフタ９の操作によって
一方の変速段位置または他方の変速段位置への軸方向シ
フトを受ける。
に設けられた開口１６から突出したグリップ１７を有し
ている。このグリップ１７は電動工具の使用者に切換シ
フタ９の操作を可能にする。切換シフタ９には、たとえ
ば線材から製作されたＵ字形部材１８が結合されてい
る。このＵ字形部材１８の両アームは変速機ハウジング
７を部分的に取り囲み、そして変速機ハウジング７に設
けられた互いに向かい合って位置する貫通孔１９，２０
を貫いて変速機に係合している。これにより、Ｕ字形部
材１８の両端部２１，２２は変速機ハウジング７内でリ
ングギヤ６を把持している。Ｕ字形部材１８の両端部２
１，２２は、たとえばリングギヤ６の外壁に設けられた
溝（図示しない）内に係合することができる。したがっ
て、Ｕ字形部材１８を介して、切換シフタ９に加えられ
た軸方向の力をリングギヤ６へ伝達することができる。
その結果、リングギヤ６は切換シフタ９の操作によって
一方の変速段位置または他方の変速段位置への軸方向シ
フトを受ける。
【００１６】工具ハウジング８に設けられた上側の案内
平面１２，１３は、切換シフタ９の上面に切換シフタ９
のグリップ１７に並んで載置されるように配置されかつ
成形されていると有利である。工具ハウジング８に設け
られた上側の案内平面１２，１３に切換シフタ９の上面
を押圧することにより、開口１６を通じて工具ハウジン
グ８の内部へ汚れが侵入することを防止するための高い
シール性を達成することができる。
平面１２，１３は、切換シフタ９の上面に切換シフタ９
のグリップ１７に並んで載置されるように配置されかつ
成形されていると有利である。工具ハウジング８に設け
られた上側の案内平面１２，１３に切換シフタ９の上面
を押圧することにより、開口１６を通じて工具ハウジン
グ８の内部へ汚れが侵入することを防止するための高い
シール性を達成することができる。
【００１７】切換シフタ９は各変速段位置で節度良くス
ナップイン式に係止されることが望ましい。第１に、こ
れによって所望の変速段位置が達成されたことを使用者
が感じ取るための手応えがつくられることが望ましい。
第２に、切換シフタ９のスナップイン式の係止によっ
て、リングギヤ６が、選択された変速段位置に確実に保
持されることが望ましい。これにより、リングギヤ６が
この位置から自動的に解離してしまうことが阻止され
る。図２および図３には、このような要求をどのような
手段を用いて達成することができるのかが示されてい
る。図２および図３において、図１につき説明した構成
部分については、図１の場合と同じ符号が使用されてい
る。
ナップイン式に係止されることが望ましい。第１に、こ
れによって所望の変速段位置が達成されたことを使用者
が感じ取るための手応えがつくられることが望ましい。
第２に、切換シフタ９のスナップイン式の係止によっ
て、リングギヤ６が、選択された変速段位置に確実に保
持されることが望ましい。これにより、リングギヤ６が
この位置から自動的に解離してしまうことが阻止され
る。図２および図３には、このような要求をどのような
手段を用いて達成することができるのかが示されてい
る。図２および図３において、図１につき説明した構成
部分については、図１の場合と同じ符号が使用されてい
る。
【００１８】図２には、電動工具の、切換シフタ９が位
置している範囲の縦断面図が示されており、図３には切
換シフタ９を単独で下側から見た斜視図が示されてい
る。図２および図３から判るように、切換シフタ９の長
辺側の縁部に沿って配置された両載置レール１４，１５
の下面には、係止ばね２３，２４が位置固定されてい
る。両係止ばね２３，２４は外方へ向かって曲げられ
た、つまり各載置レール１４，１５から離れる方向へ曲
げられた係止突起２５，２６を有している。これらの係
止突起２５，２６によって係止ばね２３，２４は、工具
ハウジング８に一体成形された下側の案内平面１０，１
１に載置されている。この場合に、切換シフタ９は係止
ばね２３，２４のばね力に基づいて外方へ向かって、つ
まり工具ハウジング８に設けられた開口１６へ向かって
押圧されるので、切換シフタ９の上面は工具ハウジング
８に設けられた上側の案内平面１２，１３に押圧され
る。これにより形成された、切換シフタ９と工具ハウジ
ング８との間の密な接触は、工具ハウジング８に設けら
れた開口１６の良好なシールを生ぜしめ、ひいては汚れ
の侵入を防止する。
置している範囲の縦断面図が示されており、図３には切
換シフタ９を単独で下側から見た斜視図が示されてい
る。図２および図３から判るように、切換シフタ９の長
辺側の縁部に沿って配置された両載置レール１４，１５
の下面には、係止ばね２３，２４が位置固定されてい
る。両係止ばね２３，２４は外方へ向かって曲げられ
た、つまり各載置レール１４，１５から離れる方向へ曲
げられた係止突起２５，２６を有している。これらの係
止突起２５，２６によって係止ばね２３，２４は、工具
ハウジング８に一体成形された下側の案内平面１０，１
１に載置されている。この場合に、切換シフタ９は係止
ばね２３，２４のばね力に基づいて外方へ向かって、つ
まり工具ハウジング８に設けられた開口１６へ向かって
押圧されるので、切換シフタ９の上面は工具ハウジング
８に設けられた上側の案内平面１２，１３に押圧され
る。これにより形成された、切換シフタ９と工具ハウジ
ング８との間の密な接触は、工具ハウジング８に設けら
れた開口１６の良好なシールを生ぜしめ、ひいては汚れ
の侵入を防止する。
【００１９】切換シフタ９がシフトされると、係止ばね
２３，２４の係止突起２５，２６は、工具ハウジング８
に設けられた下側の案内平面１０，１１に沿ってスライ
ドする。これらの下側の案内平面１０，１１には、変速
機が有する変速ギヤ数もしくは変速段数と同じ数の溝２
７，２８が加工成形されている。さらに、これらの溝２
７，２８は、切換シフタ９が各切換位置に到達した際に
係止ばね２３，２４の係止突起２５，２６が、それぞれ
対応する溝２７，２８内にスナップイン式に係止される
ように配置されている。
２３，２４の係止突起２５，２６は、工具ハウジング８
に設けられた下側の案内平面１０，１１に沿ってスライ
ドする。これらの下側の案内平面１０，１１には、変速
機が有する変速ギヤ数もしくは変速段数と同じ数の溝２
７，２８が加工成形されている。さらに、これらの溝２
７，２８は、切換シフタ９が各切換位置に到達した際に
係止ばね２３，２４の係止突起２５，２６が、それぞれ
対応する溝２７，２８内にスナップイン式に係止される
ように配置されている。
【００２０】図示の実施例では、２段変速式の変速機に
関して２つの溝２７，２８が設けられている。しかし、
本発明は２段変速式の変速機に限定されるものではな
い。ただしいかなる場合でも、変速機が有している変速
段数と同じ数の溝を下側の案内平面１０，１１に配置す
ることが必要となる。
関して２つの溝２７，２８が設けられている。しかし、
本発明は２段変速式の変速機に限定されるものではな
い。ただしいかなる場合でも、変速機が有している変速
段数と同じ数の溝を下側の案内平面１０，１１に配置す
ることが必要となる。
【００２１】図示の実施例とは異なり、係止ばね２３，
２４が載置レール１４，１５と上側の案内平面１２，１
３との間に配置されていてもよい。さらに、個々の係止
ばね２３，２４が、１つよりも多い係止突起を有してい
てもよい。その場合には、これに相応して、係止ばね２
３，２４により接触される案内平面に複数の溝が設けら
れなければならない。複数の係止突起が各切換位置で複
数の溝内にスナップイン式に係止されると、切換シフタ
９は各切換位置において一層良好な係止を受ける。同じ
効果は、切換シフタ９の各載置レール１４，１５に複数
の係止ばねを配置し、そしてこれに対応して工具ハウジ
ング８の案内平面１０，１１；１２，１３に複数の溝を
設けることによっても達成され得る。
２４が載置レール１４，１５と上側の案内平面１２，１
３との間に配置されていてもよい。さらに、個々の係止
ばね２３，２４が、１つよりも多い係止突起を有してい
てもよい。その場合には、これに相応して、係止ばね２
３，２４により接触される案内平面に複数の溝が設けら
れなければならない。複数の係止突起が各切換位置で複
数の溝内にスナップイン式に係止されると、切換シフタ
９は各切換位置において一層良好な係止を受ける。同じ
効果は、切換シフタ９の各載置レール１４，１５に複数
の係止ばねを配置し、そしてこれに対応して工具ハウジ
ング８の案内平面１０，１１；１２，１３に複数の溝を
設けることによっても達成され得る。
【００２２】個々のギヤポジションもしくは変速段位置
における切換シフタ９のスナップイン式の係止は、図２
および図３に示した実施例の係止ばね２３，２４と溝２
７，２８とを運動学的に置き換えることによっても達成
され得る。すなわち、係止ばね２３，２４は工具ハウジ
ング８に設けられた下側の案内平面１０，１１もしくは
上側の案内平面１２，１３に固定されていてよく、そし
て対応する溝２７，２８は切換シフタ９に設けられた載
置レール１４，１５に加工成形されていてよい。
における切換シフタ９のスナップイン式の係止は、図２
および図３に示した実施例の係止ばね２３，２４と溝２
７，２８とを運動学的に置き換えることによっても達成
され得る。すなわち、係止ばね２３，２４は工具ハウジ
ング８に設けられた下側の案内平面１０，１１もしくは
上側の案内平面１２，１３に固定されていてよく、そし
て対応する溝２７，２８は切換シフタ９に設けられた載
置レール１４，１５に加工成形されていてよい。
【００２３】本発明の固有の思想は、切換シフタ９のた
めに係止ばね２３，２４によって変速段に対応した係止
位置を実現することにある。このような思想は、たとえ
ば上で説明した遊星歯車式変速機の形を有していてよ
い、電動工具で使用される変速機の構成とは全く無関係
である。
めに係止ばね２３，２４によって変速段に対応した係止
位置を実現することにある。このような思想は、たとえ
ば上で説明した遊星歯車式変速機の形を有していてよ
い、電動工具で使用される変速機の構成とは全く無関係
である。
【図１】変速機を切り換えるための切換シフタを備えた
電動工具の遊星歯車式変速機の横断面図である。
電動工具の遊星歯車式変速機の横断面図である。
【図２】機械ハウジングの一部と、この機械ハウジング
内に挿入された切換シフタとの縦断面図である。
内に挿入された切換シフタとの縦断面図である。
【図３】切換シフタを下側から見た斜視図である。
１ サンギヤ、 ２ 駆動軸、 ３，４，５ プラネタ
リピニオン、 ６ リングギヤ、 ７ 変速機ハウジン
グ、 ８ 工具ハウジング、 ９ 切換シフタ、 １
０，１１ 下側の案内平面、 １２，１３ 上側の案内
平面、 １４，１５ 載置レール、 １６ 開口、 １
７ グリップ、 １８ Ｕ字形部材、 １９，２０ 貫
通孔、 ２１，２２ 端部、 ２３，２４ 係止ばね、
２５，２６ 係止突起、 ２７，２８ 溝
リピニオン、 ６ リングギヤ、 ７ 変速機ハウジン
グ、 ８ 工具ハウジング、 ９ 切換シフタ、 １
０，１１ 下側の案内平面、 １２，１３ 上側の案内
平面、 １４，１５ 載置レール、 １６ 開口、 １
７ グリップ、 １８ Ｕ字形部材、 １９，２０ 貫
通孔、 ２１，２２ 端部、 ２３，２４ 係止ばね、
２５，２６ 係止突起、 ２７，２８ 溝
Claims (3)
- 【請求項１】 電動工具の多段変速式の変速機のための
変速段切換装置であって、該変速段切換装置が、工具ハ
ウジング（８）にシフト可能に支承された、複数の切換
位置へ移動可能な切換シフタ（９）を有しており、該切
換シフタ（９）が、変速機に設けられたシフト可能な部
分（６）と作用結合されており、工具ハウジング（８）
に、前記切換シフタ（９）を案内するための案内手段
（１０，１１，１２，１３）が設けられている形式のも
のにおいて、前記切換シフタ（９）または前記案内手段
（１０，１１，１２，１３）に少なくとも１つの係止ば
ね（２３，２４）が位置固定されており、該係止ばね
（２３，２４）が、前記切換シフタ（９）と前記案内手
段（１０，１１，１２，１３）との間の摩擦接続的な結
合を形成するようになっており、前記案内手段（１０，
１１，１２，１３）または前記切換シフタ（９）が、変
速機の変速段の数に相当する数の溝（２７，２８）を備
えており、前記切換シフタ（９）が各切換位置へ到達す
ると、前記溝（２７，２８）内に前記係止ばね（２３，
２４）がスナップイン式に係止されるようになっている
ことを特徴とする、電動工具の多段変速式の変速機のた
めの変速段切換装置。 - 【請求項２】 前記切換シフタ（９）が、シフト方向に
対して平行に延びる両長辺のうちの少なくとも一方の長
辺の側の縁部に沿って２つの案内平面（１０，１１；１
２，１３）の間に案内されており、前記切換シフタ
（９）の前記少なくとも一方の長辺の側の縁部と、前記
切換シフタ（９）の下側に延びる案内平面（１０，１
１）および／または前記切換シフタ（９）の上側に延び
る案内平面（１２，１３）との間に、少なくとも１つの
係止ばね（２３，２４）が配置されており、該係止ばね
（２３，２４）が、一方では前記切換シフタ（９）に位
置固定されていて、他方では、前記係止ばね（２３，２
４）のための溝（２７，２８）を備えている各案内平面
（１０，１１，１２，１３）に載置されている、請求項
１記載の変速段切換装置。 - 【請求項３】 前記切換シフタ（９）が両長辺の側の縁
部に沿って載置レール（１４，１５）を有しており、該
載置レール（１４，１５）の下面にそれぞれ少なくとも
１つの係止ばね（２３，２４）が位置固定されており、
前記載置レール（１４，１５）がそれぞれ、前記載置レ
ール（１４，１５）に位置固定された係止ばね（２３，
２４）を介して、工具ハウジング（８）に配置された、
溝（２７，２８）を備えた案内平面（１０，１１）に載
置されている、請求項１記載の変速段切換装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE10156392.2 | 2001-11-16 | ||
| DE2001156392 DE10156392B4 (de) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | Gangschaltvorrichtung für ein mehrstufiges Getriebe eines Elektrowerkzeugs |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003205478A true JP2003205478A (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=7706023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002330865A Pending JP2003205478A (ja) | 2001-11-16 | 2002-11-14 | 電動工具の多段変速式の変速機のための変速段切換装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
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| GB (1) | GB2383387B (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2003340748A (ja) * | 2002-05-21 | 2003-12-02 | Hilti Ag | 多段ギヤ装置を具える電動工具 |
| JP2008114365A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-22 | Hilti Ag | 電動工具装置 |
| JP2009535589A (ja) * | 2006-05-03 | 2009-10-01 | スカニア シーブイ アクチボラグ（パブル） | ギア・チェンジ装置及びギア・ボックス |
| JP4781465B2 (ja) * | 2006-04-26 | 2011-09-28 | スカニア シーブイ アクチボラグ（パブル） | 制御機構及び変速機 |
| JP2013103295A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Panasonic Eco Solutions Power Tools Co Ltd | 切替操作装置 |
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| SE525188C2 (sv) * | 2003-03-03 | 2004-12-21 | Atlas Copco Tools Ab | Kraftverktyg med reverseringsväxel omställbar med manöverring |
| DE102005036449A1 (de) * | 2005-08-03 | 2007-02-08 | Robert Bosch Gmbh | Elektrogerät, insbesondere Elektrohandwerkzeug |
| CN102935637B (zh) * | 2007-08-29 | 2016-02-17 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 变速工具 |
| DE102008042033A1 (de) * | 2008-09-12 | 2010-03-18 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschine mit einer schaltbaren Mechanik |
| US8251158B2 (en) | 2008-11-08 | 2012-08-28 | Black & Decker Inc. | Multi-speed power tool transmission with alternative ring gear configuration |
| DE102008044273B4 (de) * | 2008-12-02 | 2019-10-02 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschine mit einem schaltbaren Getriebe |
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| DE102010000795A1 (de) * | 2010-01-12 | 2011-07-14 | Robert Bosch GmbH, 70469 | Handgeführtes Elektrowerkzeug mit einem Planetengetriebe |
| DE102012213723B4 (de) | 2012-03-26 | 2023-11-02 | Robert Bosch Gmbh | Gangschaltvorrichtung für ein schaltbares Getriebe einer Werkzeugmaschine |
| DE102013202953A1 (de) * | 2013-02-22 | 2014-09-11 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschine |
| EP2842697A1 (de) * | 2013-09-02 | 2015-03-04 | HILTI Aktiengesellschaft | Handwerkzeugmaschine |
| CN106312957B (zh) * | 2015-07-06 | 2018-12-28 | 浙江格致工具有限公司 | 动力工具 |
| CN107470677B (zh) * | 2016-06-08 | 2019-11-22 | 南京德朔实业有限公司 | 扭力输出工具 |
| DE102017119808A1 (de) * | 2017-08-29 | 2019-02-28 | Festool Gmbh | Hand-Werkzeugmaschine |
| DE102018220031A1 (de) * | 2018-11-22 | 2020-05-28 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschine mit einer Gangumschaltvorrichtung |
| CN112936191A (zh) * | 2019-12-10 | 2021-06-11 | 苏州宝时得电动工具有限公司 | 一种手持式动力工具 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| DE3904085A1 (de) * | 1989-02-11 | 1990-08-23 | Licentia Gmbh | Elektrowerkzeug mit einem mehrstufigen getriebe und mit einer im stillstand betaetigbaren einrichtung zum umschalten des getriebes |
| DD301099A7 (de) * | 1989-06-30 | 1992-10-08 | Piko Sonneberg Veb K | Zweigangbohrmaschine, insbesondere kinder- und spielzeugbohrmaschine |
| US5365028A (en) * | 1993-08-03 | 1994-11-15 | Kabushiki Kaisha T An T | Slide switches |
| DE19902187A1 (de) * | 1998-03-04 | 1999-09-16 | Scintilla Ag | Gangumschaltbares Planetengetriebe |
| JP2000288960A (ja) * | 1999-04-01 | 2000-10-17 | Mobiletron Electronics Co Ltd | 電動工具の速度を変える制御機構 |
-
2001
- 2001-11-16 DE DE2001156392 patent/DE10156392B4/de not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-11-07 GB GB0226046A patent/GB2383387B/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-11-14 JP JP2002330865A patent/JP2003205478A/ja active Pending
- 2002-11-18 CN CNB021513643A patent/CN1317108C/zh not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2383387B (en) | 2004-02-04 |
| GB2383387A (en) | 2003-06-25 |
| CN1419997A (zh) | 2003-05-28 |
| CN1317108C (zh) | 2007-05-23 |
| GB0226046D0 (en) | 2002-12-18 |
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