JP2003205264A - 多層塗布膜の製造装置 - Google Patents

多層塗布膜の製造装置

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JP2003205264A JP2002006152A JP2002006152A JP2003205264A JP 2003205264 A JP2003205264 A JP 2003205264A JP 2002006152 A JP2002006152 A JP 2002006152A JP 2002006152 A JP2002006152 A JP 2002006152A JP 2003205264 A JP2003205264 A JP 2003205264A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多層塗布層の層数に応じた柔軟性のある塗布構
成を容易に構築することができ、しかも膜厚が薄く、且
つ膜面へのゴミ付き、膜面の風ムラ等の乾燥故障、段ム
ラ・スジ等の塗布故障がなく、更には塗布厚み分布3%
以内の高品質な塗布面状の多層塗布膜を製造することが
できる。 【解決手段】塗布のための装置を、ケーシング34内
に、フィードローラ36、塗布機40、乾燥機42を少
なくとも一体的に組み込んだ塗布装置26として構成
し、塗布装置26を独立した装置としての機能をもたせ
ることにより、送出機22と巻取機32との間に、帯状
支持体20に形成される多層塗布層の層数に応じた数の
塗布装置26を適宜配置するだけで多層塗布膜の製造装
置10を構成できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多層塗布膜の製造装
置に係り、特に、液晶ディスプレーに用いられる広視野
角フィルム、反射防止フィルム等の機能膜を製造する多
層塗布膜の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、広視野角フィルム、反射防止フィ
ルム等の各種の機能膜が液晶ディスプレー用として広く
用いられており、この機能膜は膜厚が薄く、且つ膜面の
ゴミ、段ムラ・スジ等の塗布故障や風ムラ等の乾燥故障
がなく、更には塗布厚み分布が3%以内の高品質な塗布
面状が要求される。機能膜は多層塗布層で構成され、有
機溶剤を溶媒とする塗布液を帯状支持体上に塗布する回
数を複数回行うことで多層塗布層化する。
【0003】しかし、上記した高品質が要求されるため
に、一般的な塗布装置では効率的で且つ高品質な塗布面
の機能膜を製造できない。例えば、一台の塗布機と乾燥
機を備えた構成の塗布装置では、多層塗布のためには、
層数と同じ回数だけ帯状支持体を塗布装置に繰り返し通
さなくてはならず、品質面でもバラツキが大きく、また
生産効率の点でも極端に悪くなるという欠点がある。品
質面だけからは、スパッタリング装置により多層塗布す
ることも考えられるが、生産速度が1m/分と極めて遅
く、生産コストが高くなりすぎることから採用は難し
い。塗布機と乾燥機を備えた複数組の塗布装置を階層式
に配置させて、上層階の塗布装置から下層階の塗布装置
に帯状支持体を連続搬送させることで多層塗布する多層
塗布装置もある。しかし、この多層塗布装置は、帯状支
持体の送出機、巻取機が塗布機から遠くなるために作業
性の点から最大3層塗布までが限度である。また、塗布
装置の掃除や帯状支持体を装置に通す作業等の負担が大
きくなり、メンテナンスに関するロス時間がかかりすぎ
るという欠点がある。
【0004】効率的な多層塗布という観点からは、一台
の塗布装置に3組〜最大10組以上の塗布機・乾燥機を
有するグラビア印刷装置が最も効率的な装置ではある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、グラビ
ア印刷装置は、多層塗布層の層数に応じた好適且つ柔軟
性のある塗布構成を構築することが難しく、また塗布、
乾燥、防塵、ハンドリングの点でも上記の高品質が要求
される機能膜の多層塗布膜製造装置としては不十分であ
る。従って、多層塗布膜の製造装置、特に、液晶ディス
プレーに用いられる広視野角フィルム、反射防止フィル
ム等の高品質な機能膜を効率的に製造する好適な多層塗
布膜の製造装置がないのが実情である。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、多層塗布層の層数に応じた柔軟性のある塗布構
成を容易に構築することができ、しかも膜厚が薄く、且
つ膜面へのゴミ付き、膜面の風ムラ等の乾燥故障、段ム
ラ・スジ等の塗布故障がなく、更には塗布厚み分布の小
さな高品質な塗布面状の多層塗布膜を製造することがで
きるので、広視野角フィルム、反射防止フィルム等の各
種の機能膜を製造するのに好適な多層塗布膜の製造装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、帯状支持体上に多層の塗布層が形成された多
層塗布膜を製造する多層塗布膜の製造装置において、製
造室の床面上に配設された前記帯状支持体の送出機と前
記帯状支持体の巻取機との間に、前記帯状支持体の入口
と出口を有するケーシング内に、前記帯状支持体を搬送
路に沿って搬送するフィードローラ、前記搬送路に設け
られて前記帯状支持体に一層の塗布層を形成する塗布
機、前記塗布層を乾燥する乾燥機、を少なくとも一体的
に組み込んでユニットとして構成した塗布装置を、前記
帯状支持体に形成される多層塗布層の層数だけ配設する
ことを特徴とする。
【0008】本発明によれば、塗布のための装置を、ケ
ーシング内に、フィードローラ、塗布機、乾燥機を少な
くとも一体的に組み込むことにより、同じ装置を複数設
けたり、他の装置と組み合わせたりすることが容易なユ
ニットとして構成し、塗布装置を独立した装置としての
ユニット機能をもたせることにより、送出機と巻取機と
の間に、帯状支持体に形成される多層塗布層の層数に応
じた数の塗布装置を適宜配置するだけで多層塗布膜の製
造装置を構成できるようにした。これにより、帯状支持
体の送出から巻取りまでの一回の搬送で、どのような層
数の多層塗布膜の製造にも対応する多層塗布膜の製造装
置を簡単に構築することが可能である。従って、生産効
率を向上でき、製造コストの低減を図ることができる。
【0009】また、多層塗布層のうちでも特に機能膜の
製造の構成として、塗布装置と同様に独立した装置とし
てのユニット機能をもたせた除塵装置と、熱処理装置
と、面検査装置と、を備え、送出機と塗布装置との間に
除塵装置を配置し、塗布装置と巻取機との間に帯状支持
体の搬送方向上流側から順に熱処理装置と面検査装置と
を配置するようにした。これにより、帯状支持体の送出
から巻取りの一連の機能膜製造ルートが形成される。従
って、液晶ディスプレーに用いられる広視野角フィル
ム、反射防止フィルム等の機能膜を製造する多層塗布膜
の製造装置を簡単に構築することができる。尚、塗布装
置の乾燥機の後段位置に乾燥後の塗布層をUV処理する
UV処理機を設けておけば、塗布液に含まれる硬化樹脂
がUV硬化樹脂の場合でも熱硬化樹脂の場合でも適宜対
応することができる。
【0010】また、段ムラ・スジ等の塗布故障を防止す
るのに重要な帯状支持体のハンドリングに関しては、各
装置ごとにフィードローラを設け、各装置ごとに帯状支
持体のテンションカットを行うことができるようにし
た。これにより、1つの装置にテンション変動が生じて
も、その前後の装置にはテンション変動の悪影響が及ぶ
ことはない。
【0011】また、膜面へのゴミ付きを防止するのに重
要な防塵に関しては、各装置のケーシングの天井面に形
成したエア吹出口にファンフィルタユニットを設けると
共に、ケーシングの底面にエア排気口を形成し、ファン
フィルタユニットからケーシング内に吹き出した清浄エ
アをエア排気口から排気するようにした。これにより、
各装置のケーシング内に清浄エアのダウンフローを形成
することができるので、ケーシング内の清浄度を向上さ
せることができる。しかも、各ケーシングごとにファン
フィルタユニットを設けたので、除塵、塗布、面検査等
の各装置の処理に応じた清浄度をケーシング内に形成す
ることができる。
【0012】更に、各装置の搬送路は、該搬送路に沿っ
て帯状支持体の入口と出口を有すると共にエア導入口と
エア排出口を有する搬送路ケースで囲われ、エア導入口
に清浄エアが供給されるようにした。これにより、帯状
支持体が塵埃に最も晒され易い搬送路を小容積で且つ搬
送路に対応した細長い搬送路ケースとすることができる
ので、搬送路ケース内に供給された清浄エアの風速を落
とさずに且つ清浄エアの流れないデッドゾーンを発生さ
せないようにできる。これにより、少ない清浄エアで帯
状支持体の防塵を行うことができ、ケーシング内に供給
するエア量を削減できるので、トータル的なエア量を少
なくできる。
【0013】また、膜面の風ムラ等の乾燥故障を防止す
るのに重要な乾燥機に関して、乾燥機は、帯状支持体の
搬送方向に沿って3個以上の乾燥ゾーンに分割されてお
り、各乾燥ゾーンごとに乾燥エアを供給する供給手段と
排出手段が設けられると共に、各乾燥ゾーン間の静圧管
理を行うための微圧差計を設けた。これにより、乾燥ゾ
ーンごとに乾燥風量や温湿度の単独設定が可能であり、
塗布層の膜面強度に合わせた乾燥条件を選択できるの
で、風ムラを防止することができる。また、各乾燥ゾー
ン間の静圧管理を行うことにより、各ゾーン間での乾燥
風の往来を極力なくすことができるので、各ゾーンでの
設定条件の精度を向上させることができる。
【0014】また、多層塗布層における各層ごとに適切
な層を形成するのに重要な塗布機は、ダイレクトグラビ
アコータ、リバースコータ、キスコータ、マイクログラ
ビアコータ、バーコータ、エクストルージョンコータの
何れか1つであり、該塗布機は交換可能に設けられてい
る。これにより、多層を構成する各層の塗布条件、例え
ば液種、塗布量、塗布方式(塗布機の種類)が異なる場
合でも容易に対応することができる。
【0015】更に、塗布装置内の各種機器のうちの塗布
機の配置が、床面又は床面近傍に位置するように配置さ
れるようにした。これにより、送出機、塗布機、巻取機
の全てを同一のフロアーに配列させることができるの
で、製造する多層塗布膜の品種ごとに、必要な帯状支持
体の原反の送出機への装着、製造された製品である多層
塗布膜の巻取機への巻取りハンドリング、塗布機の交換
作業や塗布液の運搬等の作業性を抜群に向上できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る多層塗布膜の製造装置の好ましい実施の形態について
詳説する。
【0017】図1は本発明に係る多層塗布膜の製造装置
の全体構成図であり、広視野角フィルム、反射防止フィ
ルム等の機能膜を製造する製造装置の一例である。ま
た、図1は5層の多層塗布膜を製造するように構成され
たものである。
【0018】図1に示すように、製造装置10全体は製
造室12内に収納され、製造室12内には図示しない空
調装置からエア配管13により清浄な空調エアが供給さ
れる。製造室12の床面14は、グレーチング床で形成
され、床面14下に床下空間16が形成される。これに
より、製造室12に供給された空調エアは製造室12内
をダウンフローして床面14から床下空間16に流れ、
排気ダクト18を通って排気される。
【0019】製造室12内には、図1の左端側から右端
側にかけて、ロール状に巻回された帯状支持体20を送
り出す送出機22、帯状支持体20の塵埃を除去すると
共にユニットとして構成された除塵装置24、帯状支持
体20に塗布層を順次形成すると共にユニットとして構
成された5台の塗布装置26、帯状支持体20に塗布形
成された塗布層を熱処理すると共にユニットとして構成
された熱処理装置28、塗布層の表面に、段ムラ、ス
ジ、風ムラ等の塗布故障や乾燥故障がないかを検査する
と共にユニットとして構成された面検査装置30、及び
製造された多層塗布膜の製品を巻き取る巻取機32が横
一列に配設される。これにより、帯状支持体20の送出
→最初の装置内へのインフィード→(除塵)→(第1塗
布→乾燥→UV処理)→装置同士間の中間フィード→
(第2塗布→乾燥→UV処理)→装置同士間の中間フィ
ード→……(第5塗布→乾燥→UV処理)→熱処理→面
検査→装置外へのアウトフィード→巻取りの一連の機能
膜製造のルートが構築される。尚、図1では塗布装置2
6を5台で示したが、形成される多層塗布層の層数だけ
配設する。
【0020】除塵装置24は、帯状支持体20の入口と
出口を有するケーシング34内に、帯状支持体20を搬
送路に沿って搬送するフィードローラ36と、搬送路に
設けられた除塵機38と、を少なくとも一体的に組み込
むことにより構成される。除塵機38としては、帯状支
持体20から塵埃を効果的に除去できるものであれば特
に限定されないが、エア除塵方式や超音波クリーナを好
適に使用することができる。また、フィードローラ36
としては、帯状支持体20を2つのローラで挟持搬送す
るニップ式、或いは帯状支持体20をローラに吸引搬送
するサクション式を好適に使用することができる。除塵
装置24は、最初の塗布が行われる直前で帯状支持体2
0の一括除塵を行うもので、除塵装置24以降の防塵に
ついては、静電気除去装置(図示せず)を随時配置して
帯状支持体20への塵埃の付着を防止したり、製造室1
2内に吹き出す清浄エアや後記する搬送路を覆う搬送路
ケース98(図7、図8参照)により行う。
【0021】塗布装置26は、図1及び図2に示すよう
に、帯状支持体20の入口34aと出口34bを有する
ケーシング34内に、帯状支持体20搬送路に沿って搬
送するフィードローラ36、搬送路に設けられて帯状支
持体20のテンション変動を吸収するダンサーローラ3
7、帯状支持体20に一層の塗布層を形成する塗布機4
0、塗布層を乾燥する乾燥機42を少なくとも一体的に
組み込むことにより構成される。この場合、乾燥後の塗
布層をUV(紫外線)処理するUV処理機43を設けて
おけば、塗布液に含まれる硬化樹脂がUV硬化樹脂の場
合でも熱硬化樹脂の場合でも適宜対応することができ
る。
【0022】塗布機40は、多層塗布層の各層の塗布方
式や塗布条件、例えば塗布液種類、塗布量、帯状支持体
20の張力、乾燥温度や風量等に応じて塗布機40の種
類を可変できるように、ダイレクトグラビアコータ、リ
バースコータ、キスコータ、マイクログラビアコータ、
バーコータ、エクストルージョンコータの何れか1つに
切り換え可能に構成される。このうち、ダイレクトグラ
ビアコータ、リバースコータ、キスコータの3方式のコ
ータについては、図3(a)に示すように、コータの上
流側と下流側に配置されるパスローラ44を揺動装置4
6を中心にA−B方向に揺動可能にし、正逆回転可能な
版胴ローラ48と圧胴ローラ50とが接近したり離間し
たりできるように移動装置52で圧胴ローラ50をC−
D方向に移動可能に構成する。そして、揺動装置46と
移動装置52を操作盤54で操作できるようにする。こ
れにより、(a)のダイレクトグラビアコータ、(b)
のキスコータ、(c)のリバースコータの切り換えを操
作盤54でのワンタッチ操作で行うことが好ましい。ま
た、マイクログラビアコータ、バーコータ、エクストル
ージョンコータの3方式のコータについては、コータ装
置一式をユニット化しておき、装置ごとケーシング34
に着脱できるようにすることが好ましい。
【0023】広視野角フィルム、反射防止フィルム等の
機能膜の製造においては、塗布厚み分布が3%以下、段
ムラやスジ等の塗布故障のない高品質な塗布が要求され
ることから、塗布装置26を次のように構成することが
好ましい。
【0024】版胴ローラ48と圧胴ローラ50とを使用
する塗布機40の場合には、版胴ローラ48及び圧胴ロ
ーラ50の回転速度変動を0.2%以下にする。このた
めには、駆動系にACベクトルインバータモータ、遊星
ローラ減速機、フォームフレックス継ぎ手、高精度ベア
リングを使用することが好ましい。フィードローラ36
としては、除塵装置24と同様にニップ式やサクション
式を好適に使用することができる。
【0025】また、何れの種類の塗布機40の場合で
も、搬送される帯状支持体20の搬送速度変動率を0.
5%以下にすることが好ましい。このためには、セクシ
ョナブルドライブ方式を採用することが好適であり、塗
布装置26ごとに帯状支持体20の搬送路下流端にフィ
ードローラ36を設けるとよい。これにより、フィード
ローラ36を個別に駆動して塗布装置26ごとに帯状支
持体20を搬送することができると共に、塗布装置26
ごとに帯状支持体20の搬送方向テンションをカットで
きるので、1つの塗布装置26で生じたテンション変動
が他の塗布装置26に連鎖的に伝搬するのを防止でき
る。フィードローラ36の駆動系としては、ACベクト
ルインバータモータ、遊星ローラ減速機、フォームフレ
ックス継ぎ手、高精度ベアリングを使用することが好ま
しい。
【0026】更には、塗布機40の上流側にダンサーロ
ーラ37を配置するとよい。これにより、各塗布装置2
6内での帯状支持体20の搬送速度変動やテンション変
動を吸収できるだけでなく、上流側の塗布装置26での
帯状支持体20の搬送速度変動やテンション変動が下流
側の塗布装置26に影響しないようにできる。ダンサー
ローラ37としては、図4に示した構成のものを好適に
使用することができる。ダンサーローラ37は、複数の
固定配置されたパスローラ56の下方に、軸58を中心
にE−F方向に揺動する揺動板60が配置され、この揺
動板60の長手方向に複数の移動ローラ62が回転自在
に支持される。そして、帯状支持体20がパスローラ5
6と移動ローラ62とに交互に懸け渡される。これによ
り、帯状支持体20に搬送速度変動やテンション変動が
あると、揺動板60がE−F方向に揺動することで、変
動を吸収する。
【0027】また、複数の塗布装置26同士間における
帯状支持体20の搬送速度やテンションの調和は、フィ
ードローラ36とダンサーローラ37を次のように制御
するとよい。即ち、送出機22と巻取機32との間に配
設された複数の塗布装置26のうち、最上流位置の塗布
装置26のフィードローラ36を帯状支持体20の搬送
速度を制御する基準ローラとし、2番目の塗布装置26
以降のフィードローラ36は基準ローラからの速度信号
を基準として制御する。また、複数の塗布装置26のう
ち、最上流位置の塗布装置26のダンサーローラ37を
基準ダンサーローラとし、2番目の塗布装置26以降の
ダンサーローラ37は基準ダンサーローラからの揺動量
を示す位置信号を基準として制御するとよい。この場
合、ダンサーローラ37としては、大容量型のダンサー
ローラ37が好ましい。これは、テンション変動の短周
期変動はある程度無視しても塗布故障に影響の大きな長
周期変動の制御を行うようにするためである。
【0028】乾燥機42は、図5に示すように、装置ケ
ーシング64がアーチ状に形成されると共に、帯状支持
体20の通過口66を有する仕切板69により3つの乾
燥ゾーン42A,42B,42Cに分割され、各乾燥ゾ
ーン42A,42B,42Cごとに乾燥エアを供給する
給気ファン68と排気する排気ファン70が設けられ
る。給気ファン68と排気ファン70が設けられる給気
配管72と排気配管74には、それぞれダンパー装置7
6が設けられ、ダンパー開度を制御することにより、各
乾燥ゾーン42A,42B,42Cの給排気量に個別に
制御する。これにより、乾燥ゾーン42A,42B,4
2Cごとに独立した乾燥温湿度、乾燥風量の制御が可能
となり、帯状支持体20に形成された塗布層の膜面強度
に合わせた乾燥条件を設定することができる。従って、
乾燥時における塗布層面の風ムラ等の乾燥故障を防止す
ることができる。
【0029】装置ケーシング64内には、帯状支持体2
0の搬送路に沿って多数のバックアップローラ78がア
ーチ状に配置されると共に、帯状支持体20を挟んだバ
ックアップローラ78の反対側にアーチ状のノズル板8
0が配設される。このノズル板80と装置ケーシング6
4とで囲まれた空間にエア供給室82が形成され、エア
供給室82内にノズル板80と平行なアーチ状の供給側
整流板84が配設される。更に、バックアップローラ7
8を挟んだエア供給室82の反対側には、アーチ状の吸
引板87と装置ケーシング64とで囲まれた空間にエア
吸引室88が形成され、エア吸引室88内にアーチ状の
吸引側整流板90が配設される。これらの、吸引板87
や整流板84、90はパンチングメタル状に多数の孔が
形成されており、給気ファン68により装置ケーシング
64内に供給された乾燥エアは、供給側と吸引側の整流
板84、90の作用によりエア供給室82からエア吸引
室88に至る層流の流れが形成される。これにより、塗
布層面での乾燥エアの乱れを防止できるので、風ムラ等
の乾燥故障を一層抑制することができる。
【0030】また、ノズル板80は、図6に示すよう
に、バックアップローラ78に平行(図6の表裏方向)
な長尺状の凸部80Aと凹部80Bとを交互に有する波
板形状に形成され、凸部80Aにノズル孔80Cが穿設
される。また、図6から分かるように、バックアップロ
ーラ78と凸部80Aとは互いに対向配置され、ノズル
孔80Cから吹き出された乾燥エアはバックアップロー
ラ78に当たるように構成される。これにより、バック
アップローラ78上を搬送される帯状支持体20は、バ
ックアップローラ78に押し付けられて確実にグリップ
されるので、帯状支持体20のばたつきやスリップによ
る擦り傷の発生を防止することができる。
【0031】更に、図5に示すように、各乾燥ゾーン4
2A,42B,42C同士の間には、互いの静圧差を管
理する微差圧計86が設けられ、この微差圧計86の測
定値に基づいて各乾燥ゾーン42A,42B,42C間
の静圧が同じになるように、給排気量を管理する。これ
により、仕切板69に形成された帯状支持体20の通過
口66を介して隣同士の乾燥ゾーン42A,42B,4
2Cのエアが行き交うことがないので、乾燥ゾーン42
A,42B,42Cごとの乾燥条件を精度良く設定する
ことができる。
【0032】熱処理装置28は、図1のように、帯状支
持体20の入口と出口を有するケーシング34内に、塗
布層を熱処理する熱処理機51を少なくとも一体的に組
み込むことにより構成される。熱処理機51は、例え
ば、図1のように、ケーシング34内に熱風を供給し
て、搬送される帯状支持体20を加熱する方式のものを
好適に使用することができるが、これに限定されるもの
ではない。図1では、熱処理装置28にフィードローラ
36を設けなかったが、設けるようにしてもよい。
【0033】面検査装置30は、図1のように、帯状支
持体の入口と出口を有するケーシング34内に、帯状支
持体20を搬送路に沿って搬送するフィードローラ3
6、搬送路に設けられて塗布層の塗布面状を検査する面
検査機55、を少なくとも一体的に組み込むことにより
構成される。面検査装置30は、独立した機能を有する
装置として構成されているので、製造装置10の任意の
位置に任意の台数を配置することができるが、図1のよ
うに巻取機32の前に配置して次の使用方法を行うこと
により、1台の面検査装置30で多層塗布層の各層の面
検査を行うことができる。即ち、製造装置10の運転開
始時、或いは最終製品に塗布等の故障が見つかった場合
には、上流側の塗布機40から1層ずつ塗布及び面検査
を行い、合格であれば次の塗布機40について塗布及び
面検査を行い、順次最後の塗布及び面検査を行う。これ
により、どの層に塗布故障があるかを抽出することがで
きる。また、定常運転時は、面検査装置30を最終製品
の面検査として使用する。
【0034】次に、上記した各装置24〜30の搬送路
における防塵対策を、図2の塗布装置26の例で説明す
る。
【0035】図2に示すように、ケーシング34の天井
面には、エア吹出口92が形成され、エア吹出口92に
対応するケーシング34の天井裏空間94(図1参照)
に複数のファンフィルタユニット96が設けられる。そ
して、天井裏空間94に図示しない空調装置からの空調
エアが供給される。ファンフィルタユニット96は、フ
ァン96AとHEPAフィルタ96Bを一体的に組み込
んだユニットで、ユニットの種類に応じて要求される清
浄度に応じて増設或いは削減を容易に行うことができ
る。一方、ケーシング34の底面にはエア排気口97が
形成され、ケーシング34をグレーチング床で形成され
た床面14に置くことにより、ケーシング34内が床下
空間16に連通される(図1参照)。これにより、天井
裏空間94に供給された空調エアは、HEPAフィルタ
96Bで更に浄化されてからケーシング34内に吹き出
され、ケーシング34内をダウンフローして床面14か
ら床下空間16に流れ、排気ダクト18を通って排気さ
れる。
【0036】また、ケーシング34の入口34aから出
口34bまでの搬送路は、搬送路に沿った箱状又は筒状
の搬送路ケース98で囲われる。搬送路ケース98には
エア導入口100とエア排出口102が形成され、エア
導入口100がファンフィルタユニット96の1台に接
続される。搬送路ケース98によって囲われる部分は、
ダンサーローラ37周囲、塗布機40周囲、UV処理機
43周囲、UV処理機43から出口34bまでの通路1
04周囲である。
【0037】図7及び図8は、UV処理機43から出口
34bまでの通路104部分の詳細を示したもので、帯
状支持体20を搬送する多数のパスローラ106が縦方
向に配列され、この通路104に沿って筒状の搬送路ケ
ース98が設けられる。これにより、通路104は、図
8から分かるように、ケーシング34と搬送路ケース9
8との二重構造に形成される。また、図8に示すよう
に、ケーシング34及び搬送路ケース98とパスローラ
106との関係は、ケーシング34の内壁面に固定され
た軸受108に支持されるローラジャーナル部110
は、搬送路ケース98の外側になるようにして、パスロ
ーラ106のローラシェル部112と帯状支持体20の
みを搬送路ケース98で囲むように構成される。このよ
うに、パスローラ106のうちの帯状支持体20が接触
するローラシェル部112のみを搬送路ケース98内で
囲むことにより、搬送路ケース98を通路104に対応
させて細長く且つ小容積にすることができるので、搬送
路ケース98内に供給された清浄エアの風速を落とさず
に、且つ清浄エアが流れないデッドゾーンを発生させな
いようにできる。また、塵埃が発生し易く、埃溜まりに
なり易い軸受108やローラジャーナル部110を搬送
路ケース98の外に位置させることで、搬送路ケース9
8内のクリーン度を一層高く維持することができる。こ
のような構成においては、搬送路ケース98とローラジ
ャーナル部110との間に、回転を阻害しないための隙
間114が形成される。しかし、隙間114には、搬送
路ケース98の内から外へのエアの流れが常時発生して
いるので、軸受108やローラジャーナル部110で発
生した塵埃が搬送路ケース98内に侵入することはな
い。更に、図8に示すように、搬送路ケース98の内と
外には、搬送路ケース98の内と外の圧力差を検出する
複数の微差圧計116が設けられ、微差圧計116の検
出結果に基づいて搬送路ケース98の内側圧力が外側圧
力よりも高くなるように維持されるようにすると、ケー
シング34側のエアが搬送路ケース98内に一層侵入し
ないようにできる。更に、ケーシング34の内と外の圧
力差を検出する微差圧計118を設けて、ケーシング3
4の内側圧力が外側圧力よりも高くなるように維持され
るようにすると一層良い。
【0038】上記した搬送路の防塵対策は、UV処理機
43から出口34bまでの通路104部分の搬送路につ
いて説明したものであるが、ダンサーローラ37、塗布
機40、UV処理機43についても、塵埃が発生しやす
い駆動部を搬送路ケース98の外に出すように構成し
て、微差圧計116、118で圧力管理するとよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多層塗布
膜の製造装置によれば、多層塗布層の層数に応じた柔軟
性のある塗布構成を容易に構築することができ、しかも
膜厚が薄く、且つ膜面へのゴミ付き、膜面の風ムラ等の
乾燥故障、段ムラ・スジ等の塗布故障がなく、更には塗
布厚み分布3%以内の高品質な塗布面状の多層塗布膜を
製造することができる。従って、広視野角フィルム、反
射防止フィルム等の各種の機能膜を製造するのに好適で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の多層塗布膜の製造装置の全体
構成図
【図2】図2は、ユニットとして構成した塗布装置の構
成図
【図3】図3は、塗布機の切り換えを説明する説明図
【図4】図4は、ダンサーローラを説明する説明図
【図5】図5は、乾燥機を説明する側面断面図
【図6】図6は、乾燥機のノズル板とバックアップロー
ラとの関係を説明する説明図
【図7】図7は、搬送路の防塵対策を説明する側面断面
【図8】図8は、搬送路の防塵対策を説明する正面断面
【符号の説明】
10…多層塗布膜の製造装置、12…製造室、14…床
面、16…床下空間、18…排気ダクト、20…帯状支
持体、22…送出機、24…除塵装置、226…塗布装
置、28…熱処理装置、30…面検査装置、32…巻取
機、34…ケーシング、36…フィードローラ、37…
ダンサーローラ、38…除塵機、40…塗布機、42…
乾燥機、42A,42B,42C…乾燥ゾーン、43…
UV処理機、44…パスローラ、46…揺動装置、48
…版胴ローラ、50…圧胴ローラ、51…熱処理機、5
2…移動装置、54…操作盤、56…パスローラ、58
…軸、60…揺動板、62…移動ローラ、64…装置ケ
ーシング、66…通過口、68…給気ファン、70…排
気ファン、72…給気配管、74…排気配管、76…ダ
ンパー装置、78…バックアップローラ、80…ノズル
板、80A…凸部、80B…凹部、80C…ノズル孔、
82…エア供給室、84…供給側整流板、87…吸引
板、88…エア吸引室、90…吸引側整流板、92…エ
ア吹出口、94…天井裏空間、96…ファンフィルタユ
ニット、97…エア排気口、98…搬送路ケース、10
0…エア導入口、102…エア排出口、104…通路、
106…パスローラ、108…軸受、110…ローラジ
ャーナル部、112…ローラシェル部、114…隙間、
116,118…微差圧計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B05D 1/26 B05D 1/26 Z 1/28 1/28 1/36 1/36 Z G02B 1/11 G02B 1/10 A (72)発明者 小川 朋成 静岡県富士宮市大中里200番地 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 小堂 厚司 静岡県富士宮市大中里200番地 富士写真 フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2K009 AA02 DD02 DD09 4D075 AC04 AC22 AC25 AC26 AC27 AC72 AC80 AC88 AE03 AE16 BB24Z BB33Z BB56X CA48 DA04 DB31 DC24 4F040 AA22 AB04 AC01 AC04 BA10 BA12 BA23 BA24 BA26 BA28 BA29 CB18 4F042 AA22 BA08 BA25 BA27 DB04 DB17 DB32 DB36 DB37 DE03 DE06 DE09 DE10 DF15 DH09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状支持体上に多層の塗布層が形成された
    多層塗布膜を製造する多層塗布膜の製造装置において、 製造室の床面上に配設された前記帯状支持体の送出機と
    前記帯状支持体の巻取機との間に、 前記帯状支持体の入口と出口を有するケーシング内に、
    前記帯状支持体を搬送路に沿って搬送するフィードロー
    ラ、前記搬送路に設けられて前記帯状支持体に一層の塗
    布層を形成する塗布機、前記塗布層を乾燥する乾燥機、
    を少なくとも一体的に組み込んでユニットとして構成し
    た塗布装置を、 前記帯状支持体に形成される多層塗布層の層数だけ配設
    することを特徴とする多層塗布膜の製造装置。
  2. 【請求項2】前記製造装置は、 前記帯状支持体の入口と出口を有するケーシング内に、
    前記帯状支持体を搬送路に沿って搬送するフィードロー
    ラ、前記搬送路に設けられて前記帯状支持体の塵埃を除
    塵する除塵機、を少なくとも一体的に組み込んでユニッ
    トとして構成した除塵装置と、 前記帯状支持体の入口と出口を有するケーシング内に、
    前記帯状支持体を搬送路に沿って搬送するフィードロー
    ラ、前記搬送路に設けられて前記帯状支持体を熱処理す
    る熱処理機、を少なくとも一体的に組み込んでユニット
    として構成した熱処理装置と、 前記帯状支持体の入口と出口を有するケーシング内に、
    前記帯状支持体を搬送路に沿って搬送するフィードロー
    ラ、前記搬送路に設けられて前記帯状支持体の塗布面状
    を検査する面検査機、を少なくとも一体的に組み込んで
    ユニットとして構成した面検査装置と、を備え、 前記送出機と前記塗布装置との間に前記除塵装置を配置
    し、前記塗布装置と前記巻取機との間に前記帯状支持体
    の搬送方向上流側から順に熱処理装置、前記面検査装置
    を配設したことを特徴とする請求項1に記載の多層塗布
    膜の製造装置。
  3. 【請求項3】前記各装置のケーシングの天井面に形成し
    たエア吹出口にファンフィルタユニットを設けると共
    に、前記ケーシングの底面にエア排気口を形成し、前記
    ファンフィルタユニットから前記ケーシング内に吹き出
    した清浄エアを前記エア排気口から排気することを特徴
    とする請求項1又は2に記載の多層塗布膜の製造装置。
  4. 【請求項4】前記各装置における帯状支持体の搬送路
    は、該搬送路に沿って前記帯状支持体の入口と出口を有
    すると共にエア導入口とエア排出口を有する箱状又は筒
    状の搬送路ケースで囲われ、前記エア導入口に清浄エア
    が供給されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1
    に記載の多層塗布膜の製造装置。
  5. 【請求項5】前記塗布装置の乾燥機は、前記帯状支持体
    の搬送方向に沿って3個以上の乾燥ゾーンに分割されて
    おり、各乾燥ゾーンごとに乾燥エアを供給する供給手段
    と排出手段が設けられていると共に、各乾燥ゾーン間の
    静圧管理を行うための微圧差計を設けたことを特徴とす
    る請求項1〜4の何れか1に記載の多層塗布膜の製造装
    置。
  6. 【請求項6】前記塗布機は、ダイレクトグラビアコー
    タ、リバースコータ、キスコータ、マイクログラビアコ
    ータ、バーコータ、エクストルージョンコータの何れか
    1つであり、該塗布機は互いに交換可能に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1〜5の何れか1に記載の多
    層塗布膜の製造装置。
  7. 【請求項7】前記塗布装置内の塗布機の配置が、床面又
    は床面近傍に位置するように配置されていることを特徴
    とする請求項1〜6の何れか1に記載の多層塗布膜の製
    造装置。
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