JP4296729B2 - ウェブの防塵装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被搬送物の防塵装置に係り、高度のクリーン度が要求される嫌塵ラインの搬送路を搬送される被搬送物の防塵に関し、特に、塗布ライン、印刷ラインの搬送路を搬送されるウエブの防塵に関する。
【0002】
【従来の技術】
ウエブに写真感光液、磁性液、溶剤塗料など水や溶剤を溶媒とする塗布液を塗布・乾燥等する塗布ラインの搬送路は、ウエブが塵埃に最も晒され易く、高いクリーン度が要求される。このため、従来は、塗布ラインを設置する室内をクリーンルーム化するようにしていた。
【0003】
しかし、この場合には室内全体をクリーンルーム仕様で設計しなくてはならず、建設設備費が嵩むという欠点があると共に、室内全体を清浄エアで換気しなくてはならないことから清浄エアの使用量が多く、ランニングコストも嵩むという欠点がある。
【0004】
この対策として、塗布ライン全体をケーシングで囲み、このケーシング内に清浄エアを供給することで換気に要する容積を小さくすることも行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、塗布ライン全体をケーシングで囲む方法は、室内全体をクリーンルーム化する場合に比べるとコストを低減できるが、ケーシング内には、ウエブやロールの他に、発塵源となる軸受、摺動レール、ラック、昇降装置、エアシリンダ等が存在し、場合によっては、モータ、ベルト、ギア、軸継ぎ手等の駆動装置が存在する。また、これらは、発塵源になるだけでなく、埃溜まりにもなるため、クリーン度を上げるための障害になる。更には、清浄エアが流れないデッドゾーンを形成し易いという問題がある。従って、塗布ライン全体をケーシングで囲む方法であっても、ウエブが塵埃に最も晒され易く、高いクリーン度が要求される搬送路を、所望のクリーン度に維持できないという問題がある。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、塗布ライン、印刷ライン等の塵埃を嫌う嫌塵ラインに設けられた搬送路を搬送される被搬送物を、低コストで且つ効率的に防塵することのできる被搬送物の防塵装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、前記目的を達成する為に、塗布機で塗布液が塗布されたウェブであって、該ウェブを乾燥する乾燥器の後に設けられた搬送路を搬送されるウェブの防塵装置において、前記搬送路が設けられるライン全体を収納する外側ケーシングと、前記搬送路に沿って設けられ、前記ウェブの入口と出口及びエア供給口とエア排出口が形成された内側ケーシングと、前記エア供給口に清浄エアを供給する清浄エア供給手段と、を備え、前記ウェブが前記内側ケーシング内を搬送されると共に、前記搬送路は複数のパスローラを配列して構成され、前記各パスローラのローラシェル部と前記ウェブのみを前記内側ケーシングで囲むようにし、前記内側ケーシングと前記パスローラのローラジャーナル部との間に形成した隙間から、前記内側ケーシング内に供給した前記清浄エアの一部が排出されるようにしたことを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項1は、被搬送物が塵埃に最も晒され易く、高いクリーン度が要求される搬送路を、搬送路が設けられるライン全体を収納する外側ケーシングと、搬送路に沿って設けられた内側ケーシングとで二重ケーシング構造で囲み、この内側ケーシングに清浄エアを供給するようにした。これにより、被搬送物が塵埃に最も晒され易い搬送路を小容積で且つ搬送路に対応した細長いケーシングとすることができるので、内側ケーシング内に供給された清浄エアの風速を落とさずに、且つ清浄エアが流れないデッドゾーンを発生させないようにできる。従って、少ない清浄エアで被搬送物を効果的に防塵することができる。また、被搬送物が塵埃に最も晒され易い搬送路を内側ケーシングで囲むことで、外側ケーシングのクリーン度を従来ほど高める必要がないので、嫌塵ライン全体に使用する清浄エアの使用量も削減される。
【0009】
本発明の請求項2は、請求項1において、搬送路を縦方向に配設すると共に、エア供給口を内側ケーシングの上部に形成し、エア排出口を内側ケーシングの下部に形成したので、内側ケーシング内には清浄エアのダウンフローが形成される。このダウンフローにより内側ケーシング内の塵埃を効率的に除塵することができる。
【0010】
本発明の請求項3は、請求項1又は2において、内側ケーシングの内と外との圧力差を検出する微差圧計を設け、微差圧計の検出結果に基づいて前記内側ケーシング内の圧力が外の圧力よりも高くなるようにしたので、外側ケーシングの塵埃が内側ケーシング内に侵入しにくいようにできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る被搬送物の防塵装置の好ましい実施の形態について詳説する。
【0014】
図1は本発明に係る被搬送物の防塵装置を組み込んだ塗布ラインの搬送路部分を示した側面断面図で、図2は正面断面図である。
【0015】
図1に示すように、塗布ライン10全体は、建屋12内に設けられた外側ケーシング14内に収納され、図示しない塗布機で塗布液が塗布されたウエブ16(被搬送物)は、乾燥器18を通って乾燥された後、搬送路20を介して図示しない次の機器に搬送される。尚、外側ケーシング14内には、乾燥器18、搬送路20以外にも他の装置が配設されるが図1では省略してある。
【0016】
搬送路20には、ウエブ16を搬送する多数のパスローラ22、22…が、外側ケーシング14の天井14A近傍から床14B近傍まで配列され、縦方向の搬送路20が形成される。そして、この搬送路20に沿って、ウエブ16の入口24Aと出口24B、及びエア供給口24Cとエア排出口24Dが形成された長尺状の内側ケーシング24が設けられる。これにより、搬送路20の防塵装置は、図2から分かるように、外側ケーシング14と内側ケーシング24との二重ケーシング構造を有して構成される。
【0017】
内側ケーシング24のエア供給口24Cは、内側ケーシング24の上部に形成され、外側ケーシング14の天井14A面開口に設けられた複数のフィルタ付き吹出器26、26…の1つに接続される。そして、空調給気ダクト28から送気される空調エアは、それぞれのフィルタ付き吹出器26の手前に設けられたバルブ30、30…によりエア量が調整されると共に、フィルタで濾過されて清浄エアとなって内側ケーシング24内に供給される。一方、内側ケーシング24のエア排出口24Dは、内側ケーシング24の下部に形成される。これにより、内側ケーシング24に供給された清浄エアは、内側ケーシング24内をダウンフローのエア流となって流れる。
【0018】
また、内側及び外側のケーシング14、24とパスローラ22との関係は、図2に示すように、外側ケーシング14の内壁面に固定された軸受32、32に支持されるローラジャーナル部22Aは、内側ケーシング24の外側になるようにして、パスローラ22のローラシェル部22Bとウエブ16のみを内側ケーシング24で囲むように構成される。このように、パスローラ22のうちのウエブ16が接触するローラシェル部22Bのみを内側ケーシング24内で囲むことにより、内側ケーシング24を搬送路20に対応させて細長く且つ小容積にすることができる。これにより、内側ケーシング24内に供給された清浄エアの風速を落とさずに、且つ清浄エアが流れないデッドゾーンを発生させないようにできる。従って、少ない清浄エアで内側ケーシング24内のクリーン度を効率的に上げることができる。また、塵埃が発生し易く、埃溜まりになり易い軸受32やローラジャーナル部22Aを内側ケーシング24の外に位置させることで、内側ケーシング24内のクリーン度を一層高く維持することができる。更には、前記したように清浄エアが内側ケーシング24内をダウンフローするので、このダウンフローにより内側ケーシング24内の塵埃を効率的に除塵することができる。
【0019】
このように、軸受32を外側ケーシング14の内壁面に固定し、内側ケーシング24でローラシェル部22Bとウエブ16のみを囲む構成においては、内側ケーシング24とパスローラ22のローラジャーナル部22Aとの間に、回転を阻害しないための隙間34、34が形成される。しかし、内側ケーシング24内には清浄エアが供給されることにより、ロールジャーナル部22Aの隙間34には、内側ケーシング24の内から外へのエアの流れが常時発生している。従って、軸受32やローラジャーナル部22Aで発生した塵埃が内側ケーシング24内に侵入することはない。
【0020】
更に、図2に示すように、内側ケーシング24の内と外には、内側ケーシング24の内と外の圧力差を検出する複数の微差圧計36、36…が設けられ、その検出結果が監視モニター38により監視される。そして、微差圧計36の検出結果に基づいて内側ケーシング24の内側圧力が外側圧力よりも高くなるように維持されるようにし、外側ケーシング14内のエアが内側ケーシング24内に侵入しないようにする。外側ケーシング14の内と外に、同様の微差圧計40、40と監視モニター42を設けて、外側ケーシング14の内側の圧力が外側の圧力よりも高くなるようにすると一層よい。内側ケーシング24内の内側圧力を外側圧力よりも高くする手段としては、内側ケーシング24内に供給する清浄エアの供給量を多くすることでも可能である。しかし、清浄エアの使用量削減の観点からは、内側ケーシング24のエア排出口24D、及びウエブ16の入口24A、出口24B、ローラジャーナル部22Aの隙間34等の開口部の開口量を調整する開口量調整手段(図示せず)を設け、開口量を調整することで内側ケーシング24内の圧力を高めることが得策である。開口量調整手段としては、例えば、開口量可変可能なスリット板や割りプレート等を開口部に設ける方法がある。各開口部に設けた開口量調整手段の開口量調整は、それぞれ個別に行うことができるが、内側ケーシング24に供給する清浄エアの供給量は、微差圧計36を見て調整することが好ましい。監視モニター38と内側ケーシング24へのエア供給量を調整するバルブ30とを信号ケーブル又は無線で繋いで、内側ケーシング24の清浄エアの給・排気量を遠隔操作できるようにすると便利である。
【0021】
ここで使用する内側ケーシング24の材質としては、内側ケーシング24の内部が透視できるように透明プラスチック製とすると共に内側ケーシング24の複数箇所に開閉式のメンテナンス窓を設けることが好ましい。これにより、内側ケーシング24内のクリーン状態が明瞭になると共にメンテナンスが容易になる。また、内側ケーシング24を簡単に分割できるように、1m程度の長さの複数の単位ケーシング24E同士を連結する構成とし、単位ケーシング24E同士を段差・パッチン錠を利用したワンタッチ着脱機構により着脱できるようにすることが好ましい。これにより、内側ケーシング24の掃除等のメンテナンスが容易になる。更には、内側ケーシング24の各コーナ部24Fは、図2に示すように塵埃の溜まりにくいR形状にすることが好ましい。
【0022】
ところで、図1で示した外側ケーシング14の複数のフィルタ付き吹出器26のうち、内側ケーシング24に接続されていない他のフィルタ付き吹出器26は、外側ケーシング14内のクリーン度に維持するために使用される。この場合、ウエブ16が塵埃に最も晒され易い搬送路20は、内側ケーシング24で囲まれているので、外側ケーシング14内のクリーン度の程度は、塗布ライン10全体をケーシングで囲む従来の方式に比べて低くすることができる。また、内側ケーシング24は搬送路20のみを囲む小容積のケーシングでよいので、少ない清浄エアで内側ケーシング24内のクリーン度を効率的にアップすることができる。従って、内側ケーシング24と外側ケーシング14における清浄エア使用量の合計を削減することができる。また、搬送路20をもうけることにより、フィルタ付き吹出器26の数を大幅に削減できるので、防塵設備費用も大幅に削減することができる。
【0023】
尚、本実施の形態は、本発明の搬送路の防塵装置を、塗布ラインに組み込んだ例で説明したが、印刷ラインでもよく、或いは他のラインでもよい。要は、嫌塵ラインに被搬送物の搬送路があるものであれば適用できる。従って、被搬送物もウエブである必要はない。
【0024】
【実施例】
表1の実施例は、塗布ライン全体を外側ケーシングで囲むと共にパスローラで構成される搬送路を内側ケーシングで囲むことにより二重ケーシング構造とした本発明の搬送路の防塵装置である。一方、表1の比較例は、塗布ライン全体をケーシングで囲んだだけの従来の搬送路の防塵装置の場合である。
【0025】
そして、実施例及び比較例について、塗布ラインの中でウエブが塵埃に最も晒され易く、高いクリーン度が要求される搬送路の防塵クラスをクラス10とするための防塵設備費用、動力消費量を比較した。防塵設備費用、動力消費量の対比は、比較例を100としたときの実施例の比率で示した。
【0026】
【表1】
Figure 0004296729
【0027】
その結果、表1から分かるように、搬送路の防塵クラスをクラス10とするための防塵設備費用は、比較例の100に対して本発明は22となった。この結果から、本発明の搬送路の防塵装置を採用することにより、防塵設備費用を従来の1/4〜1/5に低減することができる。これは、塗布ライン全体をケーシングで囲む従来の場合には、ケーシング内全体のクリーン度を、高いクリーン度が要求される搬送路のクリーン度に合わせなくてはならず、ケーシングの天井面に多数のフィルタ付き吹出器を設ける必要がある。これに対し、塗布ラインの中でウエブが塵埃に最も晒され易く、高いクリーン度が要求される搬送路を、内側ケーシング内で囲み、外側ケーシングとは区画することにより、ケーシングの天井面に多数のフィルタ付き吹出器を大幅に削減しても、搬送路のクリーン度を低下させないようにできる。これにより、本発明は、比較例に比べてフィルタ付き吹出器の設置数が少なくても同じクリーン度を維持することができるので、防塵設備費用を大幅に削減できる。
【0028】
また、動力消費量は、清浄エアの使用量に略対応するが、比較例の100に対して実施例は81となり、本発明の搬送路の防塵装置を採用することにより、ランニングコストの面でも削減することができる。
【0029】
更に、防塵で最も注意を払わなくてはならないのは、作業者自身による汚染である。通常、塗布ラインの運転中は外側ケーシング内への作業者の立ち入りは極力避けるようにしているが、故障等により立ち入りする場合がある。この場合、従来の塗布ライン全体をケーシングで囲む方法では、搬送路の塵埃クラスが悪化し、搬送路を搬送されるウエブの防塵が不十分であった。これに対し、本発明の防塵装置の場合、作業者が外側ケーシング内に短時間立ち入っても搬送路の塵埃クラスの悪化が殆ど認められなかった。これにより、搬送路を搬送されるウエブの防塵を確実に行うことができた。
【0030】
また、搬送路の掃除は、塵埃クラスの悪化に伴って行われるが、本発明の防塵装置を採用することにより掃除の頻度を減少でき、稼働効率の向上に貢献することができた。外側ケーシング内の塵埃クラスは、従来と大差ないが、肝心の内側ケーシング内の塵埃クラスの悪化が殆どなく、内側ケーシングの外からの塵埃侵入もないことから搬送路の掃除周期を大幅に延ばすことができた。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の搬送路の防塵装置によれば、塗布ライン、印刷ライン等の塵埃を嫌うラインに設けられた搬送路を搬送される被搬送物を、低コストで且つ効率的に防塵することができる。
【0032】
これにより、従来と同じ防塵クラスを得るための防塵設備費用、動力消費量を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の搬送路の防塵装置を組み込んだ塗布ラインの側面断面図
【図2】図2は、本発明の搬送路の防塵装置を組み込んだ塗布ラインの正面断面図
【符号の説明】
10…塗布ライン、12…建屋、14…外側ケーシング、16…ウエブ、18…乾燥器、20…搬送路、22…パスローラ、22A…ローラジャーナル部、22B…ローラシェル部、24…内側ケーシング、24A…ウエブの入口、24B…ウエブの出口、24C…エア供給口、24D…エア排出口、24E…単位ケーシング、24F…コーナ部、26…フィルタ付き吹出器、28…空調給気ダクト、30…バルブ、32…軸受、34…ローラジャーナル部の隙間、36、40…微差圧計、38、42…監視モニター

Claims (3)

  1. 塗布機で塗布液が塗布されたウェブであって、該ウェブを乾燥する乾燥器の後に設けられた搬送路を搬送されるウェブの防塵装置において、
    前記搬送路が設けられるライン全体を収納する外側ケーシングと、前記搬送路に沿って設けられ、前記ウェブの入口と出口及びエア供給口とエア排出口が形成された内側ケーシングと、前記エア供給口に清浄エアを供給する清浄エア供給手段と、を備え、前記ウェブが前記内側ケーシング内を搬送されると共に、
    前記搬送路は複数のパスローラを配列して構成され、前記各パスローラのローラシェル部と前記ウェブのみを前記内側ケーシングで囲むようにし、前記内側ケーシングと前記パスローラのローラジャーナル部との間に形成した隙間から、前記内側ケーシング内に供給した前記清浄エアの一部が排出されるようにしたことを特徴とするウェブの防塵装置。
  2. 前記搬送路を縦方向に配設すると共に、前記エア供給口を前記内側ケーシングの上部に形成し、前記エア排出口を前記内側ケーシングの下部に形成したことを特徴とする請求項1に記載のウェブの防塵装置。
  3. 前記内側ケーシングの内と外との圧力差を検出する微差圧計を設け、前記微差圧計の検出結果に基づいて前記内側ケーシング内の圧力が外の圧力よりも高くなるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のウェブの防塵装置。」
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