JPH0338182A - 画像伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、伝送回線を通して伝送される圧縮符号化画
像データを受信復元する画像伝送装置に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

第３図は例えば三菱電機技報Ｖｏ１．５９．　Ｎｏ、１
１゜１９８５、第１９頁２図９に示された画像伝送装置
の受信部の構成を示すブロック接続図であり、図におい
て、ｌは受信インタフェース部、２は受信バンファ部、
３は受信符号を復号化する復号化部、４は復号した受信
データをフレーム単位で格納する受信フレームメモリ部
、５はディジタル／アナログ変換部（以下、Ｄ／Ａ変換
部という）である。

次に動作について説明する。伝送回線からの圧縮符号化
データは、上記受信部の受信インタフェース部ｌにおい
て、この伝送回線により定められた伝送速度に従って受
信され、受信バッファ部２に書き込まれる。この後、こ
の受信バッファ部２に書き込まれたデータは、復号化部
３により読み出されて、映像データとして復元される。

そして、この映像データは受信フレームメモリ部４に書
き込まれた後、ビデオ信号の映像レートに従った速度で
順次読み出され、最後にＤ／Ａ変換部５を通して、アナ
ログビデオ信号として再生出力される。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の画像伝送装置は以上のように構成されているので
、上記送信部で再生出力されるアナログビデオ信号の映
像が異常な場合に、その異常が伝送回線からのデータの
異常によるものか、送信部の異常によるものかの判別が
できないばかりか、上記異常の判別を行う場合は送信処
理部を追加して、送受信型の構成をとる必要があるなど
の課題があった。

この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、伝送回線からのデータが異常なのか、受信部が
異常なのかの判別ができる画像伝送装置を得ることを目
的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る画像伝送装置は、画像データメモリ部お
よびクロック生成部を有し、その画像データメモリ部か
らの画像データを、伝送回線からの画像データと同じレ
ベルおよびタイミングで、ラインドライバ部を通して出
力し、このラインドライバ部または上記伝送回線からの
画像データを切換えスイッチにより選択して、受信部へ
出力できるようにしたものである。

〔作　用〕

この発明におけるラインドライバ部は、画像データメモ
リ部内の画像データをクロ・ンク生成部からのクロック
タイミングに従って送出し、これを切換えスイッチを通
して受信部に入力して、復号化およびアナログビデオ信
号化して出力できるようにし、このアナログビデオ信号
を観察することで、上記受信部が異常なのか、あるいは
伝送回線からのデータが異常なのかを判別できるように
する。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、ｌは受信インクフェース部、２は受信バッ
ファ部、３は復号化部、４は受信フレームメモリ部、５
はＤ／Ａ変換部であり、これらは第３図に示すものと同
一のものである。また、６は伝送回線での伝送速度と同
一の受信クロックを生成するクロック生成部、７は画像
データメモリ部、８は画像データメモリ部７の画像デー
タを受信部へ出力するラインドライバ部、９は切換えス
イッチ、ＩＯは受信インタフェース部１からＤ／Ａ変換
部５までを含む画像伝送装置の上記受信部である。

次に動作について説明する。まず、切換えスイッチ９で
、伝送回線からのデータを受信するか、あるいはライン
ドライバ部８からのデータを受信するかを選択する。そ
こで、伝送回線からのデータを受信する場合（通常状態
）には、切換えスイッチ９で伝送回線側を選ぶ、すると
、伝送回線からのデータは、受信インタフェース部１に
より、伝送回線で定められた伝送速度に従って受信され
、受信バッファ部２に書き込まれる。この後、受信され
たデータは復号化部３により映像データに復元され、受
信フレームメモリ部４に書き込まれた後、ビデオ信号の
映像レートに従った速度で順次読み出され、Ｄ／Ａ変換
部５からアナログビデオ信号として再生出力される。

一方、受信部１０の動作状態を確認する場合には、まず
切換えスイッチ９をラインドライバ部８側に切換える。

すると、画像データメモリ部７は伝送回線からのデータ
のフォーマットと回し形式で、所定のパターン画像を記
憶しており、しかもクロック生成部６が伝送回線で定め
られた伝送速画像データメモリ部７のデータを読み出す
。読み出されたデータとクロック生成部６からの受信ク
ロックは、ラインドライバ部８で伝送回線からのデータ
と同じ信号レベルに変換され、切換えスイッチ９を経て
、受信インタフェース部１へ出力される。このため、受
信インタフェース部ｌではクロック生成部６からの受信
クロックに従って、データを受信し、受信バッファ部２
に書き込まれる。

この後、受信されたデータは、復号化部３により映像デ
ータとして復元され、受信フレームメモリ部４に書き込
まれた後、ビデオ信号の映像レートに従った速度で順次
読み出され、Ｄ／Ａ変換部５からアナログビデオ信号と
して再生出力される。

第２図はこの発明の他の実施例を示す。これについて説
明すると、２１は伝送回線からのデータを画像データと
受信クロックに分離し、受信クロックは受信インタフェ
ース部ｌとラインレシーバ部２２へ分配するクロック抽
出部、２２は受信クロックをレベル変換する上記のライ
ンレシーバ部、２３は受信クロックに従って、画像デー
タメモリ部７のデータの読み出しおよびラインドライバ
部８からのデータの送出タイミングクロックを生成する
クロック生成部、９は伝送回線側およびラインドライバ
側の画像データのいずれかを選択して、受信部１０へ出
力する切換えスイッチである。

次に動作について説明する。第２図において、まず、切
換えスイッチ９で、ラインドライバ部８側を選んだ場合
には、クロック抽出部２１より分配された受信クロック
が受信インタフェース部ｌとラインレシーバ部２２へ出
力される。また、この受信クロックはラインレシーバ部
２２でレベル変換された後、クロック１威部２３で受信
クロックに同期したタイミングクロックを生成し、この
タイミングクロックに従って、画像データメモリ部７の
データを読み出す。読み出されたデータは、ラインドラ
イバ部８で伝送回線からのデータと同じ信号レベルに変
換され、切換えスイッチ９を経て、受信インタフェース
部ｌへ出力される。受信インタフェース部１では、クロ
ック抽出部２１より分配された受信クロックに従って、
ラインドライバ部８からのデータを受信し、処理する。

その後の処理については、上記実施例の場合と同じにな
る。すなわち、この実施例では、画像データメモリ部７
からのデータの処理を伝送回線からの受信クロックに従
って処理する点が、上記実施例との相異点である。そし
て、これによれば伝送回線からの受信クロックが異常か
、画像データが異常かというような細かい判別が行える
。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、画像データメモリ部
およびクロック生成部を有し、その画像データメモリ部
からの画像データを、伝送回線からの画像データと同じ
レベルおよびタイミングで、ラインドライバ部を通して
出力し、このラインドライバ部または上記伝送回線から
の画像データを切換えスイッチにより選択して、受信部
へ出力できるように構成したので、受信部で再生出力さ
れるアナログビデオ信号の映像が異常な場合において、
その受信部が異常なのか、あるいは伝送回線からのデー
タが異常なのかを、確実に判別することができ、この判
別処理を送信処理部などの追加なしに、容易かつローコ
ストに実施できる画像伝送装置が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による画像伝送装置を示す
ブロック接続図、第２図はこの発明の画像伝送装置の他
の実施例を示すブロック接続図、第３図は従来の画像伝
送装置を示すブロック接続図である。 ６はクロック生底部、７は画像データメモリ部、８はラ
インドライバ部、９は切換えスイッチ、ｌＯは受信部。 なお、 図中、 同一符号は同一、 又は相当部分を 示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 伝送回線を通して伝送される圧縮符号データを受信部で
   復元する画像伝送装置において、上記受信部とは独立し
   て設けられ、所定パターンの画像データを記憶している
   画像データメモリ部と、上記伝送回線からの伝送速度と
   同じタイミングのタイミングクロックを生成するクロッ
   ク生成部と、上記画像データメモリ部からの画像データ
   を、上記伝送回線からの画像データと同じレベルに変換
   して出力するラインドライバ部と、上記伝送回線からの
   画像データまたは上記ラインドライバ部からの画像デー
   タを選択して、上記受信部に出力する切換えスイッチと
   を設けたことを特徴とする画像伝送装置。