JP2003203438A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JP2003203438A
JP2003203438A JP2001399986A JP2001399986A JP2003203438A JP 2003203438 A JP2003203438 A JP 2003203438A JP 2001399986 A JP2001399986 A JP 2001399986A JP 2001399986 A JP2001399986 A JP 2001399986A JP 2003203438 A JP2003203438 A JP 2003203438A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、簡単で小型な構成で、衝撃
発生時に瞬時に応答して、記憶媒体の装着/未装着にか
かわらず、キャリッジの所定位置から移動を阻止するこ
とにある。 【解決手段】 本発明は、記憶媒体に対してヘッドによ
りデータの記録、再生、消去のいずれかを行う記憶装置
において、記光学ヘッドを前記記憶媒体の面方向に沿っ
て移動させるヘッドキャリッジと、所定の衝撃力を受け
た時に該衝撃力を利用してヘッドキャリッジが衝撃によ
り移動をするのを阻止するキャリッジロックとを設けた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置の振動や落下
等の衝撃が生じた際に、ヘッドキャリッジを所定位置に
ロックするキャリッジロック機構を有する記憶装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、リニアモータ方式を採用した光学
ヘッドキャリッジがガイドレール上で完全に動きが自由
になる為、輸送時の衝撃等を受けた場合にレンズアクチ
ュエータやキャリッジが破損する恐れがあった。
【0003】この点を改善する為に、ディスク未装着時
にキャリッジの一部に突き当たるストッパを駆動させる
キャリッジロック機構が設けられている。具体的には、
特開平8−96530号や特開平5−282692号
に、電気的なモータもしくは電磁石を使用して、非アク
セス時や電源断直前にキャリッジロックを作動させ、動
作開始時にキャリッジロックの解除を行うものが開示さ
れている。
【0004】しかしながら、装置の小型化軽量化の為、
このようなモータや電磁石を設けるスペース的余裕は無
く、キャリッジを移動させるとともにロック機構をさせ
る必要があり、低消費電力の装置や電池駆動の装置では
そのような電力を確保することはできない。
【0005】また、特開平5−303844号や特開2
000−276873号には、キャリッジロックをディ
スクのローディング機構もしくはイジェクト機構と機械
的に連結させて、ディスクの装着と連動してキャリッジ
ロックを解除し、ディスクの排出に連動してキャリッジ
ロックを作動させるキャリッジロック機構が開示されて
いる。
【0006】しかしながら、昨今の急激なコストダウン
化や部品点数削減の為に、キャリッジロック機構は無く
す傾向がある。ただし、少なくとも対物レンズと記憶媒
体との接触は防止する必要があり、特願2000−16
1844号に開示されているように、板ばねに支持され
た対物レンズと媒体との接触を規制する機械的なストッ
パである規制部材64aが設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、3.5インチ光
磁気ディスクでは2.3GBまで達成され、さらなる高
記録密度化にともない、より小さな記録マークや記録ピ
ットを形成させる必要がある。その為、レーザ光のビー
ム径の小径化や高NA(開口数)化が行われており、光
ディスクと対物レンズとの距離をより近接させる必要が
でてきている。
【0008】しかしながら、対物レンズと媒体のギャッ
プ(間隔)が媒体の面ぶれより小さくなると、特願20
00−161844号の規制部材64aのような機械的
ストッパをスペース上使用することができないという問
題点がでてきた。また、特開平5−303844号や特
開2000−276873号のキャリッジロック機構で
は、光ディスクが装着中はキャリッジロックが解除され
る事になり、光ディスクが挿入されているまま、光ディ
スク装置の携帯により振動を与えた場合や光ディスク装
置を落下させてしまった場合には、キャリッジを所定位
置にロックすることができず、キャリッジやレンズアク
チュエータだけでなく、ディスクも破損させてしまうと
いう問題点があった。
【0009】従って、簡単で小型な構成で、衝撃発生時
に即応答して、記憶媒体の装着/未装着にかかわらず、
キャリッジの所定位置から移動を阻止することが可能な
キャリッジロック機構やそれを用いた記憶装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、記憶媒体に対
してヘッドによりデータの記録、再生、消去のいずれか
を行う記憶装置において、前記光学ヘッドを前記記憶媒
体の面方向に沿って移動させるヘッドキャリッジと、所
定の衝撃力を受けた時に該衝撃力を利用して前記ヘッド
キャリッジが衝撃により移動をするのを阻止するキャリ
ッジロックと、を設けたことを特徴とする。
【0011】また、前記キャリッジロックは、ロック位
置とアンロック位置との間を回動可能に構成され、前記
衝撃力を受けることで回転力を得て前記アンロック位置
からロック位置へ回動することを特徴とする。
【0012】また、前記キャリッジロックは、前記ロッ
ク位置で前記ヘッドキャリッジと係合する係合片を有す
る第1アームと、前記第1アームに連結して設けられ、
前記第1アームを前記ロック位置と前記アンロック位置
との間を移動させる第2アームと、前記第2アームに設
けられ、前記衝撃力を受けることで前記第2アームの回
転力を得る為のバランス部材と、前記衝撃力が消失した
際に第2アームを前記ロック位置からアンロック位置へ
復帰させる復帰部材と、を備えてなることを特徴とす
る。
【0013】また、前記キャリッジロックは、前記ロッ
ク位置で前記ヘッドキャリッジと係合する係合片を有す
る第1アームと、前記第1アームに作用し、前記第1ア
ームを前記ロック位置と前記アンロック位置との間を移
動させる第2アームと、前記第2アームに設けられ、前
記衝撃力を受けることで前記第2アームの回転力を得る
為のバランス部材と、前記衝撃力が消失した際に前記第
2アームを前記ロック位置からアンロック位置へ復帰さ
せる復帰部材と、を備えてなることを特徴とする。
【0014】また、前記復帰部材は、アンロック位置方
向に前記第1アーム又は前記第2アームを付勢するバネ
部材、もしくはアンロック位置方向に前記第1アーム又
は前記第2アームを磁気吸引する磁石又は磁性体で構成
されてなることを特徴とする。
【0015】また、前記バランス部材は、約9.8m/
2 (重力加速度1G)以上の衝撃力を受けた際に前記
キャリッジロックがロック位置になるようにバランスを
とるための錘であることを特徴とする。
【0016】また、前記ヘッドキャリッジは、2本のガ
イドレールで保持されてなり、駆動用コイルを保持する
コイル保持部を有し、前記コイル保持部に前記キャリッ
ジロックの係合部が当接して前記ヘッドキャリッジの移
動を阻止することを特徴とする。
【0017】また、前記ヘッドキャリッジの可動領域の
端部に、前記ヘッドを保護する保護カバーが設けられて
なることを特徴とする。
【0018】また、前記ヘッドキャリッジ、または前記
ヘッドキャリッジの可動領域の端部に前記ヘッドキャリ
ッジの衝突を緩和する緩衝部材を設けたことを特徴とす
る。
【0019】また、前記ヘッドキャリッジに、前記ヘッ
ドキャリッジを前記ヘッドキャリッジの可動領域の端部
に保持する磁石または磁性体を設けたことを特徴とす
る。特徴とする。
【0020】
【実施の形態】図1は、本発明の記憶装置として光磁気
ディスク装置を採用した場合における光磁気ディスク装
置の分解斜視図を示す。光磁気ディスク10は光磁気デ
ィスクカートリッジ11に収納されている。光磁気ディ
スク装置1は、光磁気ディスクが挿抜可能に構成され、
光磁気ディスク10に対してデータの記録又は/及び消
去又は/及び再生を実行する。また、光磁気ディスク装
置1は、データの記録/再生だけでなく、専用のホスト
に接続することにより光磁気ディスクの試験装置や媒体
処理装置として使用することも可能である。
【0021】光磁気ディスク装置1は、ベースアッセン
ブリ14、ロードアッセンブリ15及び回路基板16か
ら構成されている。
【0022】ベースアッセンブリ14は、ベース21に
スピンドルモータ22、固定光学系23、移動光学系で
あるレンズキャリッジ24、ヘッド回路基板25等を搭
載して構成されている。
【0023】スピンドルモータ22のターンテーブル
は、光磁気ディスクカートリッジ11に収納された光磁
気ディスク10が所定のロード位置に装着されたとき
に、光磁気ディスク10の磁性体ハブ13と係合して、
光磁気ディスク10を回転させる。
【0024】固定光学系23は、レーザダイオードを有
し、ヘッド回路基板25から供給される駆動信号に応じ
たレーザビームを出力する。固定光学系23の窓から出
力されたレーザビームは、レンズキャリッジ24の窓に
まっすぐ入射される。
【0025】固定光学系23からの、すなわち、光磁気
ディスク10の面方向に対して略平行方向からのレーザ
ビームは、立ち上げミラーにより略垂直方向に向きを変
え、光磁気ディスク10に照射される。
【0026】対物レンズOは、レンズホルダ24aに保
持され、光ビームが光磁気ディスク10の記録/再生膜
に合焦するように、レンズアクチュエータによりディス
クの遠近方向に揺動させるフォーカシング制御がなされ
る。
【0027】また、キャリッジ24上の対物レンズO
は、光ビームが光磁気ディスク10に形成された所定の
トラック上を走査するようにトラッキング制御がなされ
るとともに、光ビームが所定のトラック上に位置付けす
るように光磁気ディスク10の半径方向に移動させるシ
ーク制御がなされる。なお、本実施例では、シーク用ア
クチュエータとトラッキング用アクチュエータの両方を
兼用したアクチュエータとしてボイスコイルモータを制
御している。
【0028】キャリッジ24から光磁気ディスク10に
照射された光ビームは、光磁気ディスク10で反射さ
れ、反射光としてキャリッジ24に戻る。キャリッジ2
4は、光磁気ディスク2で反射された反射光を固定光学
系23に戻り光として供給する。
【0029】固定光学系23は、キャリッジ24からの
戻り光に基づいて光磁気(MO)信号、フォーカシング
エラー信号、トラッキングエラー信号を検出する。戻り
光ビームは、固定光学系23に設けられた信号検出用デ
ィテクタに供給され、電気信号に変換される。
【0030】また、戻り光ビームは、固定光学系23に
設けられたフォーカシングエラー検出用ディテクタに供
給され、電気信号に変換される。さらに、戻り光ビーム
は、固定光学系23に設けられたトラッキングエラー検
出用ディテクタに供給され、電気信号に変換される。信
号検出用ディテクタ、フォーカシングエラー検出用ディ
テクタ、トラッキングエラー検出用ディテクタで変換さ
れた信号は、ヘッド回路基板25に供給される。
【0031】ヘッド回路基板25は、信号検出用ディテ
クタ、フォーカシングスエラー検出用ディテクタ、トラ
ッキングエラー検出用ディテクタで検出された信号を増
幅して、メイン回路基板16へ供給する。
【0032】ベースアッセンブリ14は、ロード/イジ
ェクトアッセンブリ15の開口27にスピンドルモータ
22やレンズキャリッジ24が嵌め合わされ、ロード/
イジェクトアッセンブリ12一体的に結合される。
【0033】ロード/イジェクトアッセンブリ15は、
光磁気ディスクが収納された光磁気ディスクカートリッ
ジの所定のロード位置に導くとともに光磁気ディスクカ
ートリッジをロード位置から装置外部にイジェクトする
ものであり、ロードベース26に(図示しない)ロード
/イジェクト機構、カートリッジホルダ28、イジェク
トモータ30を装着して構成されている。
【0034】ロードベース26は、ロード/イジェクト
機構を介してカートリッジホルダ28を上下移動可能に
保持する。光磁気ディスクカートリッジ11がカートリ
ッジホルダ28に装着された時に、カートリッジホルダ
がロードベースに向けて下降して光磁気ディスクの磁性
ハブをスピンドルモータのターンテーブルにマグネット
チャッキングさせ、イジェクト時には上昇して光磁気デ
ィスクの磁性ハブをスピンドルモータのターンテーブル
から引き離す。
【0035】カートリッジホルダ28には、カートリッ
ジ保持機構及びシャッタ開閉機構並びにバイアス磁界印
加装置29が設けられている。カートリッジ保持機構
は、光磁気ディスクカートリッジ11をロード/イジェ
クトする際に光磁気ディスクカートリッジ11をガイド
し、姿勢を保持する機構である。
【0036】また、シャッタ開閉機構は、ロード時に光
磁気ディスクカートリッジ11に係合して光磁気ディス
クカートリッジ11に設けられたシャッタ12を開くと
ともに、イジェクト時に光磁気ディスクカートリッジ1
1に設けられたシャッタ12を閉じる機構である。
【0037】ロード/イジェクト機構は、イジェクトモ
ータ30により駆動され、光磁気ディスクカートリッジ
11をイジェクトする。イジェクトモータ30は、メイ
ン回路基板16と接続されており、メイン回路基板16
からの駆動信号に基づいて駆動される。また、メイン回
路基板16の制御回路は、イジェクトボタンの操作を検
出し、イジェクトモータ30に駆動信号を供給する。
【0038】磁界印加装置29は、カートリッジホルダ
28上に、光磁気ディスクカートリッジ11のシャッタ
12の開放部分に対応した位置に設けられている。磁界
印加装置29は、図示しないコイル及びヨークからなる
電磁石で構成される。コイルに電流を供給することによ
り磁界が発生し、コイルにより発生した磁界は、ヨーク
を介して、光磁気ディスク10に印加される。
【0039】磁界印加装置29は、光磁気ディスクカー
トリッジ11が装着されたときに、光磁気ディスク10
を介して対物レンズ24aと対向する位置に配置され
る。磁界印加装置29は、情報の記録又は消去又は再生
時の必要な時に制御回路の指示により光磁気ディスクに
磁界を印加する事が可能である。
【0040】図2はベースアセンブリ14の拡大斜視図
である。
【0041】アルミ製のヘッドベース21の中央部に凹
み状の収納部21aが形成されている。ベースの収納部
21aには、レンズキャリッジ24とレンズキャリッジ
24をディスクの半径方向(トラック横断方向)に移動
させる為の移動機構が収納される。移動機構は、すべり
軸受、一対のガイドレール、一対の磁気回路、一対のコ
イル等で構成される。
【0042】2本のガイドレール31a、31bは、デ
ィスクの半径方向に延び、ディスクの面に略平行に設け
られ、キャリッジ24を支持している。2本のガイドレ
ール31a、31bの各々の両端は、収納部21aの両
端に設けられた4本の板ばね33b、33c、33d、
33eによりレールを付き当てる段差を有する固定用壁
部21b、21c、21d、21eに押しつけられて保
持される。
【0043】ディスクの半径方向に略平行に設けられた
2つの磁気回路32a、32bは永久磁石が接着された
ヨークから構成される。キャリッジ24の両側には、各
磁気回路32a、32bに対向する位置に2つのコイル
を埋め込まれて配置されているコイル保持部44a、4
4bが設けられている。
【0044】磁気回路とコイルとでボイスコイルモータ
(VCM)が構成され、コイルに電流を流すと、キャリ
ッジ24がすべり軸受の作用によりガイドレール32
a、32bにスムースに案内されて光磁気ディスク10
の半径方向(トラック横断方向)に移動する。なお、本
実施例では、すべり軸受を例にしたが、ボール軸受等の
軸受を採用しても良い。
【0045】対物レンズはレンズホルダ24aに搭載さ
れる。レンズホルダ24aは、上下2枚の平行板ばね3
6により上下移動可能に保持される。平行板ばね36は
キャリッジの取付部37に接着固定される。
【0046】レンズホルダの両側におけるキャリッジ2
4の上に、磁石とヨークとで構成された磁気回路34
a、34bが設けられ、その対向するレンズホルダの側
面にコイル35a、35bが設けられている。これによ
り、レンズホルダを、すなわち、対物レンズOをフォー
カス方向に移動可能なレンズアクチュエータを構成して
いる。
【0047】キャリッジ24のコイル保持部44bの表
面に、三角形の突起44kが形成され、ストッパ部材4
0と係合してかみ合うようになっている。ストッパ部材
40は、第1アーム40aと第2アーム40bを有し、
両者はほぼ垂直に構成されている。第1アーム40aと
第2アーム40bの間に回転軸40jが設けられてい
る。ストッパ部材40は回転可能にVCMのヨーク32
b上に回動可能に保持される。
【0048】ばね部材(板ばねやねじりコイルばね等)
41がVCMのヨーク32b上に設けられ、ばね部材4
1はストップ突起42aに向けて第2アーム40bの側
面を押圧する。ばね部材41は、弾性力を与えるべく、
キャリッジの収納部の壁に設けられた突起42b、42
cにより嵌め込み固定されている。
【0049】これにより、第2アーム40bはロック位
置からアンロック位置へ復帰可能になっている。なお、
復帰部材であるばね部材は、第1アーム40aに弾性力
を与えるようにしてもよい。
【0050】また、第2アーム40bの先端部にバラン
ス部材40cがある。バランス部材40cはアーム40
aに埋め込んだり、接着剤で固定された鉛等の錘であ
る。また、第2アーム40bの素材によってはその形状
を工夫する事により、錘と同等の機能を有するバランス
部材40cを構成する事も可能である。
【0051】このバランス部材40cがストッパ部材4
0をオン/オフさせるのに重要な役割を果たしている。
【0052】図3(a)、図3(b)はベースアセンブ
リ14の拡大平面図である。図3(a)、図4(a)は
ストッパ部材のアンロック状態及び原理を示し、図3
(b)、図4(b)はストッパ部材のロック状態及び原
理を示す。
【0053】図3(a)、図4(a)では、装置の落下
や振動により衝撃を受けていない為、第2アーム40b
は、復帰部材であるばね部材41の弾性力を受けてアン
ロック位置に保持されている。
【0054】第1アーム40aの係合フック40dは、
第2アーム40bに連結されて一体的に構成されている
為、アンロック位置ではキャリッジ24の邪魔にならな
い位置に保持されている。
【0055】しかし、図3(b)、図4(b)に示すよ
うに、A方向の衝撃(外乱加速度)を受けると、バラン
ス部材40cの作用により、第2アーム40bがアンロ
ック位置からロック位置へ回転移動する。第2アーム4
0bはキャリッジ24の移動可能方向(トラック横断方
向)にほぼ垂直の位置をアンロック位置と設定すること
で、キャリッジを移動させる衝撃力、つまり、移動可能
方向の外力が働いた時に、その衝撃力を第2アーム40
bの回転力に変換し易くしている。
【0056】復帰力よりも大きな所定方向成分の衝撃力
を受けると、第2アーム40bは復帰部材の復帰力に逆
らって回転を開始し、ロック位置へ移動する。
【0057】そして、第1アーム40aが第2アーム4
0bとともに回転し、第1アームの先端のV字型のフッ
ク40dがキャリッジの突起44kにかみ合う。従っ
て、衝撃力を受けた時に、ストッパ部材60が移動する
キャリッジ24をキャッチしてキャリッジをA方向に移
動するのを防止することが可能である。
【0058】図5(a)はストッパ部材のアンロック状
態の原理を示し、図5(b)はストッパ部材のロック状
態の原理を示す。本実施例では、図4(a)、図4
(b)の例と異なり、A方向とB方向の両方の衝撃力を
受けた際にもロックがかかるようになっている。
【0059】本実施例では、ストッパ部材60の第1ア
ーム61と第2アーム62が別体で、それぞれが回転可
能にVCMのヨーク32b上に設けられている。
【0060】第1アーム61の一端にはV字型の係合フ
ック61dが設けら、他端には回転軸61jが設けられ
ている。第2アーム62の一端にはバランス部材62が
設けられ、他端には回転軸62jと、作用アーム62f
が設けられている。
【0061】第1アーム61をロック位置からアンロッ
ク位置へ復帰させるの復帰部材として、ばね部材(板ば
ねやねじりコイルばね等)63がボイスコイルモータ
(VCM)の磁気回路32bのヨーク上に設けられてい
る。これにより、第1アーム61はロック位置からアン
ロック位置へ復帰可能になっている。
【0062】また、第2アーム62の先端部のバランス
部材62cは第2アーム62に埋め込んだり、接着剤で
固定された鉛等の錘である。また、第2アーム62bの
素材によってはその形状を工夫する事により、錘と同等
の機能を有するバランス部材62cを構成する事も可能
である。
【0063】図5(a)のストッパ部材のアンロック状
態の原理図において、作用アーム62fの作用辺は、第
1アーム61の作用辺に略平行に延びている。作用アー
ム62fと第1アーム61は、アンロック時密着してい
ても、若干の隙間をあけて位置していても良い。
【0064】図5(b)のストッパ部材のロック状態の
原理図(その1)において、A方向の衝撃(外乱加速
度)を受けた場合、第2アーム62が図面の左回りに回
転軸62jを中心に回転し、第2アーム62の左端が第
1アーム61を押して第1アーム61が図面の左回りに
回転軸61jを中心に回転する。そして、第1アームの
先端のV字型のフック61dがキャリッジの係合片(突
起)44kにかみ合う。従って、衝撃力を受けた時に、
ストッパ部材60が移動するキャリッジ24をキャッチ
してキャリッジをA方向に移動するのを防止することが
可能である。
【0065】衝撃力が無くなると、ばね部材63の引っ
張り力により第1アーム61がロック位置からアンロッ
ク位置に移動し、第2アーム62は第1アーム61に押
されてロック位置からアンロック位置に移動する。
【0066】また、図5(c)のストッパ部材のロック
状態の原理図(その2)において、B方向の衝撃(外乱
加速度)を受けた場合、第2アーム62が図面の右回り
に回転軸62jを中心に回転し、第2アーム62の右端
が第1アーム61を押して第1アーム61が図面の左回
りに回転軸61jを中心に回転する。そして、第1アー
ムの先端のV字型のフック61dがキャリッジの突起4
4kにかみ合う。
【0067】従って、衝撃力を受けた時に、ストッパ部
材60が移動するキャリッジ24をキャッチしてキャリ
ッジをA方向に移動するのを防止することが可能であ
る。
【0068】衝撃力が無くなると、ばね部材63の引っ
張り力により第1アーム61がロック位置からアンロッ
ク位置に移動し、第2アーム62は第1アーム61に押
されてロック位置からアンロック位置に移動する。
【0069】なお、図4(a)や図5(a)のストッパ
部材の2つの実施例に関して、電源オフ時の衝撃に対し
て、A方向のみのキャリッジの移動を防止するようにス
トッパ部材を機能させる場合は、キャリッジはディスク
の内周側(スピンドルモータのターンテーブル側)の端
部のホームポジションに予め移動させておく。ホームポ
ジションへの移動は、電源オフされる際の終了処理時に
行われる。
【0070】また、停電等の不意の電源遮断時に、ホー
ムポジションにキャリッジを移動させる為に、主電源以
外からの電力供給を受けるような仕組みを付けておくの
が良い。例えば、スピンドルモータの逆起電力やバッテ
リ等からの電力供給を受けて、キャリッジを必ずホーム
ポジションへ移動させておくようにする。
【0071】これにより、B方向への移動ストロークは
ゼロもしくは小さいので衝撃も小さく心配する必要がな
くなり、ホームポジションからA方向に移動しようとす
る時にだけストッパ部材を機能させるだけで良い。
【0072】さらに、図4(a)におけるストッパ部材
40や図5(a)におけるストッパ部材60を両方用い
たり、ヨーク32b側だけでなくヨーク32a側の両方
に互い違いに設けて、係合フックをそれぞれ逆向きにす
ることで、A方向及びB方向の両方向への移動を阻止す
ることが可能である。
【0073】また、ストッパ部材は、VCMのヨーク上
に設ける例を示したが、ヘッドベースアセンブリの収納
部21aの内壁上に設けたり、ロード/イジェクトアセ
ンブリ15のロードベース26上に設けても良い。スト
ッパ部材の設置位置は、配置スペースの都合で適宜変更
可能である。
【0074】さらに、復帰部材であるばね部材は、第2
アームに代わって第1アームに復帰力を与えるようにし
てもよい。
【0075】図6(a)(b)は、復帰部材の変形例を
示すものである。前述では復帰部材はばね部材で構成し
ていたが、本実施例では磁気吸引力を利用している。第
1アーム40aの下側に鉄の板の磁性材51を設けてい
る。
【0076】磁石52の対向面に磁性体51を設けてい
る。ここでは、磁石52はVCMの磁気回路の磁石を利
用しているが、別にVCMのヨーク上に設けても良い。
また、第1アーム40ab側に磁石を設けて、磁石52
と異極性にしておくことで、磁石52との吸引力を高め
ても良い。
【0077】また、第2アーム40aに磁性体又は磁石
を設けて、その対向面に磁石又は磁性体を設けても良
い。バランス部材40cの錘を磁性体又は磁石で構成し
て、その対向面に磁石又は磁性体を設けても良い。
【0078】これにより、衝撃が無くなった時に、第1
アーム40aはロック位置からアンロック位置へ復帰可
能になっている。
【0079】また、図示はしないが、ストッパ部材60
の復帰部材に同様に磁性材又は磁石を適用しても良い。
【0080】図7は、キャリッジをホームポジションに
固定する固定機構を設けた様子を示している。ホームポ
ジションへの移動は、電源オフされる際の終了処理時に
行われるが、停電等の不意の電源断の場合はホームポジ
ションにキャリッジを移動させることができない。ホー
ムポジションは、ディスクの外周側(ディスク挿入口
側)のキャリッジ可動領域の端部の設定しても良い。
【0081】また、停電等の不意の電源遮断時に、ホー
ムポジションにキャリッジを移動させる為に、主電源以
外からの電力供給を受けるような仕組みを設けておく。
【0082】しかしながら、キャリッジのより安全性を
得るための対策が必要である。そこで、キャリッジ24
をホームポジションに移動した後に、キャリッジ24を
ホームポジションに固定保持する。キャリッジに磁性材
71を設け、キャリッジの可動領域端部の壁21hに磁
石72を設ける。もしくは、キャリッジに磁石を設け、
可動領域端部の壁21hに磁性材もしくは磁石を設け
る。
【0083】このように構成して、キャリッジをヘッド
ベース21にラッチしてホームポジションに保持してお
く事で、衝撃発生時にストッパ部材を確実に機能させる
ことができる。
【0084】この時の保持力は、キャリッジのVCMに
より発生でき駆動力より小さいので、電源オン後にキャ
リッジのVCMの駆動力でホームポジションから移動が
可能である。この保持力でキャリッジが固定できる衝撃
加速度より小さい加速度で、第1アームがロック位置に
移動するように復帰力とバランス部材の錘のバランスを
設定することにより、あらゆる衝撃加速度に対応するこ
とができる。
【0085】具体的には、本実施例では、ドライブをた
だ単に縦置きにした時はストッパ部材は動作しないが、
ホームポジションに保持されるよう、VCMの発生可能
加速度>磁力保持加速度>ロック動作加速度>約9.8
m/s2 (1重力加速度/1G)に設定している。
【0086】また、ホームポジションには、対物レンズ
を媒体との接触から保護する対物レンズ保護カバー75
を設けている。一般的に媒体の最内側及び最外側はトラ
ックが形成されておらず、記録/再生を行わないので、
対物レンズOをディスク10に近づけるフォーカス制御
を行う必要がない。従って、ホームポジションを媒体の
記憶領域外の可動領域に設定することで、レンズ保護機
構を設けることができる。
【0087】レンズ保護機構75は、対物レンズOに対
向する位置に配置され、ゴム等の弾性部材のカバーで構
成することにより対物レンズOの振動による衝撃を緩和
することができる。
【0088】図8は、図7とは別の断面で示すものであ
る。図8は、衝撃を緩和する為の緩衝材81、82をキ
ャリッジ24やヘッドベース21の壁21iに設けた様
子を示している。
【0089】緩衝材81は、弾性ゴムや低反発素材で構
成されており、キャリッジ24の外側の壁に接着されて
いる。緩衝材82は、弾性ゴムや低反発素材で構成され
ており、ガイドレール31の近傍でキャリッジ24の対
向する面の収納部21aの壁に接着されている。
【0090】従って、ストッパ部材がうまく機能せず、
キャリッジが可動領域の端部の壁に衝突しても衝撃を吸
収することができ、キャリッジの破損を防止できる。
【0091】以上の実施例は説明上ばらばらに説明して
きたが、光磁気ディスク装置1に1つだけでなく、それ
ぞれを組み合わせて採用可能であることは言うまでもな
い。
【0092】また、以上の実施例では、光ディスク装置
を例に説明してきたが、リニアアクチュエータを有する
磁気ディスク装置やカード装置等の記憶装置に応用可能
である。また、記憶装置だけでなく、リニアアクチュエ
ータを使用したヘッド装置や光学装置にも応用可能であ
る。
【0093】(付記1)記憶媒体に対してヘッドにより
データの記録、再生、消去のいずれかを行う記憶装置に
おいて、前記光学ヘッドを前記記憶媒体の面方向に沿っ
て移動させるヘッドキャリッジと、所定の衝撃力を受け
た時に該衝撃力を利用して前記ヘッドキャリッジが衝撃
により移動をするのを阻止するキャリッジロックと、を
設けたことを特徴とする記憶装置。
【0094】(付記2)前記キャリッジロックは、ロッ
ク位置とアンロック位置との間を回動可能に構成され、
前記衝撃力を受けることで回転力を得て前記アンロック
位置からロック位置へ回動することを特徴とする付記1
記載の記憶装置。
【0095】(付記3)前記キャリッジロックは、前記
ロック位置で前記ヘッドキャリッジと係合する係合片を
有する第1アームと、前記第1アームに連結して設けら
れ、前記第1アームを前記ロック位置と前記アンロック
位置との間を移動させる第2アームと、前記第2アーム
に設けられ、前記衝撃力を受けることで前記第2アーム
の回転力を得る為のバランス部材と、前記衝撃力が消失
した際に第2アームを前記ロック位置からアンロック位
置へ復帰させる復帰部材と、を備えてなることを特徴と
する付記2記載の記憶装置。
【0096】(付記4)前記キャリッジロックは、前記
ロック位置で前記ヘッドキャリッジと係合する係合片を
有する第1アームと、前記第1アームに作用し、前記第
1アームを前記ロック位置と前記アンロック位置との間
を移動させる第2アームと、前記第2アームに設けら
れ、前記衝撃力を受けることで前記第2アームの回転力
を得る為のバランス部材と、前記衝撃力が消失した際に
前記第2アームを前記ロック位置からアンロック位置へ
復帰させる復帰部材と、を備えてなることを特徴とする
付記2記載の記憶装置。
【0097】(付記5)前記復帰部材は、アンロック位
置方向に前記第1アーム又は前記第2アームを付勢する
バネ部材、もしくはアンロック位置方向に前記第1アー
ム又は前記第2アームを磁気吸引する磁石又は磁性体で
構成されてなることを特徴とする付記3又は付記4記載
の記憶装置。
【0098】(付記6)前記バランス部材は、約9.8
m/s2 以上の衝撃力を受けた際に前記キャリッジロッ
クがロック位置になるようにバランスをとるための錘で
あることを特徴とする付記3〜5記載の記憶装置。
【0099】(付記7)前記ヘッドキャリッジは、2本
のガイドレールで保持されてなり、駆動用コイルを保持
するコイル保持部を有し、前記コイル保持部に前記キャ
リッジロックの係合部が当接して前記ヘッドキャリッジ
の移動を阻止することを特徴とする付記1〜5記載の記
憶装置。
【0100】(付記8)前記ヘッドキャリッジの可動領
域の端部に、前記ヘッドを保護する保護カバーが設けら
れてなることを特徴とする付記1〜5記載の記憶装置。
【0101】(付記9)前記ヘッドキャリッジ、または
前記ヘッドキャリッジの可動領域の端部に前記ヘッドキ
ャリッジの衝突を緩和する緩衝部材を設けたことを特徴
とする付記1〜7記載の記憶装置。
【0102】(付記10)前記ヘッドキャリッジに、前
記ヘッドキャリッジを前記ヘッドキャリッジの可動領域
の端部に保持する磁石または磁性体を設けたことを特徴
とする付記1〜9記載の記憶装置。
【0103】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本願発明
は、衝撃発生時に記憶媒体の装着/未装着にかかわら
ず、ヘッドキャリッジを所定位置に瞬時にロックしてヘ
ッドキャリッジの移動を阻止することが可能になる。
【0104】また、本願発明は、簡単で小型な構成で、
衝撃に迅速に反応してヘッドキャリッジをロックでき、
キャリッジ及びレンズアクチュエータの破損を防止でき
る。
【0105】さらに、本願発明は、装置の空きスペース
を利用可能であるので、小型の装置に最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】光磁気ディスク装置の分解斜視図である。
【図2】ベースアセンブリの拡大斜視図である。
【図3】ベースアセンブリの拡大平面図である。
【図4】本発明の第1実施例原理説明図である。
【図5】本発明の第2実施例原理説明図である。
【図6】復帰部材の変形例を示す図である。
【図7】ホームポジション領域における構成を示す図
(その1)である。
【図8】ホームポジション領域における構成を示す図
(その2)である。
【符号の説明】
1・・・ 光磁気ディスク装置 10・・・ 記憶媒体(光磁気ディスク) 21・・・ ヘッドベースアセンブリ 24・・・ ヘッドキャリッジ 40、60・・・ ストッパ部材 40a、61・・・ 第1アーム 40b、62・・・ 第2アーム 40c、62c・・・ バランス部材 44k・・・ 係合片 40d、60d・・・ 係合フック 75・・・ レンズ保護機構(レンズ保護カバー) 81、82・・・ 緩衝材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体に対してヘッドによりデータの
    記録、再生、消去のいずれかを行う記憶装置において、 前記光学ヘッドを前記記憶媒体の面方向に沿って移動さ
    せるヘッドキャリッジと、 所定の衝撃力を受けた時に該衝撃力を利用して前記ヘッ
    ドキャリッジが衝撃により移動をするのを阻止するキャ
    リッジロックと、 を設けたことを特徴とする記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記キャリッジロックは、ロック位置と
    アンロック位置との間を回動可能に構成され、前記衝撃
    力を受けることで回転力を得て前記アンロック位置から
    ロック位置へ回動することを特徴とする請求項1記載の
    記憶装置。
  3. 【請求項3】前記キャリッジロックは、前記ロック位置
    で前記ヘッドキャリッジと係合する係合片を有する第1
    アームと、 前記第1アームに連結して設けられ、前記第1アームを
    前記ロック位置と前記アンロック位置との間を移動させ
    る第2アームと、 前記第2アームに設けられ、前記衝撃力を受けることで
    前記第2アームの回転力を得る為のバランス部材と、 前記衝撃力が消失した際に第2アームを前記ロック位置
    からアンロック位置へ復帰させる復帰部材と、を備えて
    なることを特徴とする請求項2記載の記憶装置。
  4. 【請求項4】前記キャリッジロックは、前記ロック位置
    で前記ヘッドキャリッジと係合する係合片を有する第1
    アームと、 前記第1アームに作用し、前記第1アームを前記ロック
    位置と前記アンロック位置との間を移動させる第2アー
    ムと、 前記第2アームに設けられ、前記衝撃力を受けることで
    前記第2アームの回転力を得る為のバランス部材と、 前記衝撃力が消失した際に前記第2アームを前記ロック
    位置からアンロック位置へ復帰させる復帰部材と、を備
    えてなることを特徴とする請求項2記載の記憶装置。
  5. 【請求項5】前記復帰部材は、アンロック位置方向に前
    記第1アーム又は前記第2アームを付勢するバネ部材、
    もしくはアンロック位置方向に前記第1アーム又は前記
    第2アームを磁気吸引する磁石又は磁性体で構成されて
    なることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の記憶
    装置。
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