JPH1186468A - ディスク状記録媒体の光学読取装置 - Google Patents

ディスク状記録媒体の光学読取装置

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JPH1186468A
JPH1186468A JP9250698A JP25069897A JPH1186468A JP H1186468 A JPH1186468 A JP H1186468A JP 9250698 A JP9250698 A JP 9250698A JP 25069897 A JP25069897 A JP 25069897A JP H1186468 A JPH1186468 A JP H1186468A
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JP
Japan
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disk
pickup
optical reading
optical
recording medium
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Application number
JP9250698A
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English (en)
Inventor
Shigeki Yanaka
茂樹 谷中
Kouichi Eguro
孝一 江黒
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置のメイン電源スイッチがオフされている
状態でも、光学部材を保持しているピックアップがトラ
ッキング方向に勝手に移動し、ピックアップ内に取り付
けられている光学部材へ悪影響を与え、光学部品に破損
が発生したりする恐れがなく、携帯移動された場合で
も、装置の品質と信頼性が高い光学読取装置を提供す
る。 【解決手段】 ディスク状記録媒体にビーム光を照射
し、前記ディスク状記録媒体に記録されている情報を光
学的に読み取るディスク状記録媒体の光学読取装置にお
いて、該光学読取装置は、少なくとも対物レンズを含む
光学部材を保持するピックアップ部と、該ピックアップ
部をディスク状記録媒体の半径方向に移動させるための
ピックアップ移動手段とを有し、前記光学読取装置に電
力が供給されない時に、前記ピックアップ部の移動が抑
止されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザ等を
光源として、円盤状のディスク記録媒体上に情報を記録
し、あるいは記録媒体上に記録されている情報を光学的
に読み取るディスク状記録媒体の光学読取装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスクの場合、情報は光磁気デ
ィスクの記録面に、ディスク面に対して垂直方向上向き
又は下向きの磁化方向で記録されている。
【0003】記録面にレーザ光が照射されると、磁化方
向によって、反射光を利用する場合は磁気カー効果によ
り、又透過光を利用する場合は磁気ファラデー効果によ
り、光の偏光面が回転するので、その偏光面の回転方向
を検出することにより、記録ビットの再生が行われる。
【0004】図1は、この装置のピックアップを説明す
る図で、(a)は光学系を説明する図、(b)はこのピ
ックアップ部を説明する図である。
【0005】図1において、レーザ光源13からの光
は、絞りレンズ14を通過した後、偏光子15により直
線偏光(例えばP偏光)が与えられる。
【0006】16は、P偏光とS偏光とで透過率又は反
射率の異なる偏光ビームスプリッタで、例えばP偏光の
反射率が30%、S偏光の反射率が99%のものが用い
られる。偏光ビームスプリッタ16を透過した偏光光は
対物レンズ17により微小径に絞られ光磁気ディスク1
8の記録面18aに照射される。その反射光は、磁気カ
ー効果により記録面18a上の情報の磁化方向によって
偏光方向が回転している。
【0007】反射光は入射光路を戻り、偏光ビームスプ
リッタ16で入射光と分離され、検光子12を通して光
検出器11で検出される。この光検出器11で検出され
た信号に基づいて反射光の回転方向を求めることができ
る。
【0008】前記説明した半導体レーザ光源13、絞り
レンズ14、偏光子15、偏光ビームスプリッタ16、
対物レンズ17、検光子12、光検出器11等の光学部
材のうち、少なくとも対物レンズ17がピックアップ2
1には保持されている。
【0009】ピックアップ21内には、更に例えば特開
昭56−119944号公報に記載されているような、
フォーカシングを行うためのフォーカシングコイルや、
ディスク上に設けられている光学的トラックを追従制御
するための、トラッキングコイルなどが備えられてお
り、対物レンズ17はピックアップ21内で微小距離移
動可能に構成されている。
【0010】又、ピックアップ21はガイドレール24
に案内され、光磁気ディスク18の半径方向(トラッキ
ング方向:図中の矢印方向)に移動自在に構成されてお
り、図示していないリニアモータ等を用いた駆動手段に
よりトラッキング方向に移動し、同心円状もしくは螺旋
状に配列されている光磁気ディスク上の情報トラックの
うち、目的のトラック位置にアクセスして、情報の記録
又は読み取りが行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】近年、光磁気ディスク
に情報を記録し、又は読み取る光学読取装置が小型化・
軽量化されてきている。これに伴い、昨今例えば所謂ノ
ートパソコン等に、前記光学読取装置を装着し、携帯移
動したいという要望が出てきている。
【0012】この場合、大多数のユーザは電池容量を考
慮し、装置のメイン電源をオフした状態で光学読取装置
を持ち運ぶことになる。
【0013】ところが、リニアモータ等を用いた駆動手
段により、トラッキング方向への移動を行っている光学
読取装置においては、電源が供給されない時には、この
駆動手段がフリーの状態になってしまい、そのため、ピ
ックアップがトラッキング方向に勝手に移動してしま
う。このため、光学部材を保持しているピックアップ
は、ユーザが装置を移動する度に強い振動を受け、トラ
ッキング方向に激しく動き、ガイドレールの端部(ピッ
クアップがそれ以上は移動できない最端部)で急激に停
止されるなどして、衝撃を受けることになる。
【0014】その結果、ピックアップ内に取り付けられ
ている光学部材の取付位置精度に、悪影響が出てくる可
能性があるばかりか、光学部品の破損にもつながりかね
ないことになる。
【0015】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものである。即ち、装置のメイン電源スイッチがオ
フされている状態でも、光学部材を保持しているピック
アップがトラッキング方向に勝手に移動し、ピックアッ
プ内に取り付けられている光学部材へ悪影響を与え、光
学部品に破損が発生したりする恐れがなく、携帯移動さ
れた場合でも、装置の品質と信頼性が高い光学読取装置
を提供することを目的としたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記構
成を採ることによって達成される。
【0017】即ち、ディスク状記録媒体にビーム光を照
射し、前記ディスク状記録媒体に記録されている情報を
光学的に読み取るディスク状記録媒体の光学読取装置に
おいて、該光学読取装置は、少なくとも対物レンズを含
む光学部材を保持するピックアップ部と、該ピックアッ
プ部をディスク状記録媒体の半径方向に移動させるため
のピックアップ移動手段とを有し、前記光学読取装置に
電力が供給されない時に、前記ピックアップ部の移動が
抑止されるように構成されていることを特徴とするディ
スク状記録媒体の光学読取装置。
【0018】又、前記光学読取装置は、前記光学読取装
置にディスク状記録媒体が装填されていない時に、前記
ピックアップ部の移動が抑止されることを特徴とするデ
ィスク状記録媒体の光学読取装置。
【0019】又、前記光学読取装置は、前記ディスク状
記録媒体に対する記録及び/又は読取りを行っていない
時に、前記ピックアップ部の移動が抑止されることを特
徴とするディスク状記録媒体の光学読取装置。
【0020】又、前記ピックアップ移動手段は、リニア
モータであることを特徴とするディスク状記録媒体の光
学読取装置。
【0021】又、前記光学読取装置は、前記ピックアッ
プ部の移動を抑止する抑止手段を備えることを特徴とす
るディスク状記録媒体の光学読取装置。
【0022】又、前記抑止手段は、前記ピックアップ部
の移動を抑止するストッパーを包含することを特徴とす
るディスク状記録媒体の光学読取装置。
【0023】又、前記抑止手段は、前記ピックアップ部
の移動を案内するガイド部材を変位させる変位手段を包
含することを特徴とするディスク状記録媒体の光学読取
装置。
【0024】又、前記変位手段は、前記変位されるガイ
ド部材を位置決めする位置決め部材を備えることを特徴
とするディスク状記録媒体の光学読取装置。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、添
付した図面、図2〜図6により説明するが、本発明は以
下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
【0026】図2は、本発明の光学読取装置を説明する
斜視図である。
【0027】図2において、ピックアップ21には橋架
部34を介して可動コイル31が取り付けられている。
ヨーク板32a,32bとヨーク板32bに固着されて
いるマグネット板33とでリニアモータ部が構成されて
おり、可動コイル31への通電により発生する磁気駆動
力により、ピックアップ21が可動コイル31に伴って
トラッキング方向に移動する。
【0028】複数の橋架部34の内の少なくとも一つの
近傍には、ストッパー37に当接される受部35が設け
られている。軸36は、装置本体の固定部に設置された
直流モータ(図示せず)の駆動軸とギアを介して連結さ
れている。ストッパー37は前記軸36に軸止されてお
り、さらに一端を装置本体に固定されているコイルバネ
38により図示a方向に回動するよう付勢されている。
【0029】読取装置のメイン電源スイッチがオンされ
ている状態で、光磁気ディスクに対して情報の記録ある
いは情報の読み取りを行う時には、前述の直流モータに
通電し、軸36を図示bの方向に回動駆動することによ
り、従ってストッパー37も図示bの方向に回動され
る。即ち、ストッパー37は、ピックアップ21のトラ
ッキング方向の移動を妨げない位置(図中の実線で示さ
れる位置:以下、読取時位置)まで回動される。又、こ
の時に前記コイルバネが伸びて、弾性力がチャージされ
る。
【0030】他方、光磁気ディスクに対して情報の記録
も読み取りも行わない時には、直流モータに対する通電
が停止されるため、ストッパー37は軸36を中心に前
記コイルバネの弾性力により、図示a方向に回転し、図
示の一点鎖線で示される位置(以下、抑止位置)まで移
動して受部35に当接し、ピックアップ21を所定位置
(ホームポジション)に固定する。
【0031】メイン電源スイッチがオフされたり、未使
用状態が所定時間続いて、自動的に通電を停止するなど
によって、情報読取装置に電源が供給されなくなった場
合にも、ピックアップ21はホームポジションに固定さ
れるので、勝手にトラッキング方向に移動することがな
くなり、従ってガイドレール24の端部でのピックアッ
プ21の衝撃の発生もなく、光学部材の取り付け位置精
度に悪影響部を与えたり、光学部品の破損が生じること
もない。
【0032】ホームポジションを図のようにガイドレー
ル24の真ん中近辺にする場合には、ピックアップ21
を固定するために、少なくとも1つの別のストッパーが
必要になる。この時のストッパーは、図示のストッパー
37をもう一つ設けても良いし、後述する他の実施例に
おけるストッパーでも良い。
【0033】ガイドレール端部をピックアップ21のホ
ームポジションとし、ストッパー37でピックアップ2
1を端部方向へ押すようにすると、ストッパーは一つで
済み、簡単な構成で本発明の目的を達成できるため好ま
しい。
【0034】受部35が設置される位置は、橋架部近傍
でなくても構わないが、ガイドレール24あるいはヨー
ク板32aの近傍であると、ストッパー37が受部35
に当接する際に、ピックアップ21に対して捩力が伝わ
り難く好ましい。
【0035】なお受部35は必ずしも必要ではなく、例
えばピックアップのカバー22に直接ストッパー37を
当接させるように構成しても良い。ストッパー37に当
接する箇所には、ゴム板やスポンジ等の緩衝部材を貼付
すると、ストッパー37が当接する際の衝撃が吸収され
るので、より好ましい。
【0036】ストッパー37は、ガイドレールに対して
ピックアップ21の片側だけでなく両側に設けても良
い。
【0037】ストッパー37の、図示a方向への回動力
を発生させる弾性部材として、コイルバネを例示した
が、これに限らず、板バネなど各種の弾性部材も適宜使
用できる。
【0038】ストッパー37は、光磁気ディスクに対し
て情報記録/読み取りを行う時のみ、読取時位置に移動
されるように構成されているが、メイン電源スイッチが
オンされて電力が供給されている間は、常に読取時位置
に移動されているように前述のモータの駆動を継続する
ようにしても本発明の目的は達成できる。この場合、消
費電力量が大きくなるという欠点があるが、消費電力を
気にしなくて良い場合には、本発明の実施の形態の一態
様とすることができる。
【0039】光磁気ディスクが装置内に装填されている
時のみ、ストッパー37を読取時位置に移動させ、光磁
気ディスクが装置外へ排出された時にストッパー37を
抑止位置に戻すようにしても良い。この場合には、光磁
気ディスクへの記録又は読取り指令を行ってからストッ
パーを退避させる必要がないので、ピックアップを素早
く移動させることができる。しかも、光磁気ディスクが
装填されているか排出されているかに関わらず、少なく
とも装置に電力が供給されていない時には、ストッパー
37は抑止位置にあるため、本発明の目的を達成でき
る。
【0040】図3は、本発明の別の実施の形態の光学読
取装置を説明する斜視図である。
【0041】図3において、スライド部材62は、スラ
イドレール61に案内され、図示a,b方向に移動自在
に構成されている。スライド部材62には、図示しない
コイルバネが取り付けられており、図示b方向に付勢さ
れている。スライド部材62は、図示しない電気的駆動
手段に牽引されて、電気的駆動手段が通電されている時
には図示a方向に、ピックアップ21のトラッキング方
向の移動を妨げない位置まで移動される。
【0042】スライド部材62には、ストッパー部62
aが一体的に設けられており、スライド部材62がスラ
イドレール61に案内されて図示b方向に移動した時、
ストッパー部62aは、受部35に当接するようになっ
ている。
【0043】光磁気ディスクに対して情報の記録あるい
は情報の読み取りを行う時には、電気的駆動手段によ
り、ストッパー部62aは図示a方向に移動し、ピック
アップ21はトラッキング方向に自在に移動可能であ
る。この時、コイルバネが伸びて弾性力がチャージされ
る。
【0044】他方、電気的駆動手段に対する通電を停止
した時には、ストッパー部62aは前述のコイルバネの
弾性力により、図示b方向に移動して受部35に当接
し、ピックアップ21をホームポジションに固定するこ
とになる。本実施の形態では、ストッパー部62aが受
部35を押してピックアップ21をホームポジションに
移動させることもできる。
【0045】図4は、本発明の更に別の実施の形態の光
学読取装置を説明する図で、(a)は光学読取装置の斜
視図、(b)はガイドレールの軸と直交する面に平行な
面でのストッパー部の断面図、(c)はガイドレールの
軸に平行な面でのストッパー部の断面図である。
【0046】図4において、ストッパー41は、ガイド
レール24に設けられた溝状の空間46に収納可能なよ
うに形成・配置され、軸42でガイドレール24に対し
て軸支されている。図4(b)、図4(c)は、ストッ
パー41全体が空間46に収納されている時、即ち、光
磁気ディスクに対して情報の記録あるいは情報の読み取
りを行うために、ピックアップ21がトラッキング方向
に、自在に移動可能な時の図である。
【0047】ストッパー41の側面には光磁気ディスク
に対する情報記録や、リニアモータによるピックアップ
21の、トラッキング方向の移動に影響を与えない程度
に弱い磁力のマグネット板43a,43bが取り付けら
れている。一方、空間46に面する壁面であってマグネ
ット板43a,43bに対向する面にも、同様に記録や
トラッキング移動に影響を与えない程度に弱い磁力のマ
グネット板44が取り付けられており、更にマグネット
板43bの近傍には電磁石45が配置されている。マグ
ネット板43aとマグネット板44は同磁極であり、マ
グネット板44とマグネット板43bは異磁極に設定さ
れる。
【0048】電磁石45に通電していない時、即ち、光
磁気ディスクの情報記録/読み取りを行わない時には、
マグネット板43aとマグネット板44間の斥力と、マ
グネット板44とマグネット板43bの引力により、図
4(a)で点線で示されるように、ストッパー41はガ
イドレール24から突出するように構成されており、こ
の突出により、ピックアップ21の移動が抑止される。
【0049】又、光磁気ディスクに対して情報の記録あ
るいは情報の読み取りを行うために、ピックアップ21
がトラッキング方向に自在に移動させなければならない
時には、電磁石45に通電を行う。電磁石45にはマグ
ネット板43bと異磁極になるように通電が行われ、そ
の大きさは、情報記録やトラッキング移動に影響を与え
ない程度に弱い磁力で、且つ、マグネット板43bとの
引力で、ストッパー41をガイドレール24内の空間4
6に充分引き込むことができる程度の大きさに設定され
る。このようにして電磁石45に通電が行われると、ス
トッパー41は空間46内に収納され、ピックアップ2
1はトラッキング方向に自在に移動可能になる。
【0050】電磁石45への通電を停止した時、例えば
軸受け部23がストッパー41と重なる位置にあると、
ストッパー41が突出できなかったり、あるいはピック
アップ21内に突出し、ストッパーの役割を果たせない
ようになり好ましくない。そこで、電磁石45への通電
を停止する信号を検出した時には、まずリニアモータを
駆動しピックアップ21をホームポジションに戻してか
ら、通電を停止するよう制御することが好ましい。
【0051】本実施の形態では、ストッパー41はガイ
ドレール24に設けたが、図示していない装置本体の固
定部に設け、ストッパー41を、ピックアップ21の例
えば下部に直接もしく受部を介して当接させるようにし
ても良い。又、ストッパー41は、ガイドレール24の
片側だけでなく両側に設けても良い。更に、ストッパー
41は、1つのガイドレール24に2つ設け、ピックア
ップ21を図中手前側からと奥側からの両方から移動を
抑止させるようにしても良いが、ガイドレール端部をピ
ックアップ21のホームポジションとし、ストッパー4
1を一つにした方が、より簡単な構成で本発明の目的を
達成できる。
【0052】ストッパー41を突出させる機構としてマ
グネット板を使用したが、これに限らず、例えば空間4
6の下部に板バネなどの弾性部材を配置し、弾性力によ
りストッパー41を突出させてもよい。この場合、マグ
ネット板43bと電磁石45のみ取り付けておけば、ス
トッパー41を収納させることが可能である。
【0053】ストッパー41は、メイン電源スイッチが
オンされて、電力が供給されている間は、常にガイドレ
ール24内に収納するよう電磁石45に通電を継続して
いても本発明の目的は達成できる。又、光磁気ディスク
が装置内に装填されている時のみストッパー41を収納
し、光磁気ディスクが装置外へ排出された時にストッパ
ー41を突出させるようにしても良い。
【0054】図5は、本発明の更に別の実施の形態の光
学読取装置を説明する斜視図である。
【0055】図5において、ガイドレール54は装置本
体に固定されている軸52を中心に図示a,b方向に回
動可能に構成されており、ピックアップ21の軸受部5
3の大きさによりその回動量が規制されている。ガイド
レール54は、プランジャー51が通電されている間は
図示c方向に引っ張られ、この時ガイドレール54は図
示a方向に回動する。位置決め部56は、ガイドレール
54が図示a方向に回動した時に、ガイドレール54に
当接し、ガイドレール54とガイドレール24とを高精
度な平行度を出すために、図示しない装置本体の固定部
に固定されている。他方、ガイドレール54はコイルバ
ネ55により図示d方向に付勢されており、プランジャ
ー51が通電されていない時には、ガイドレール54は
図示b方向に若干量回転する。
【0056】光磁気ディスクに対して記録/読取りを行
う場合には、プランジャー51に通電されて、ガイドレ
ール54は図示a方向に回動し、この時にコイルバネ5
5はチャージされる。ガイドレール54とガイドレール
24とが平行のときには、ピックアップ21はトラッキ
ング方向へのスムースな移動が可能となる。
【0057】光磁気ディスクに対して記録/読取を行わ
ない時には、プランジャー51への通電が停止されるた
め、コイルバネ55によりガイドレール54が図示b方
向に回転する。この時、ガイドレール54は軸受部53
に対して押し当てられるため、ピックアップ21の移動
が抑止される。
【0058】図6は、本発明の更に別の実施の形態の光
学読取装置を説明する図で、(a)は光学読取装置の斜
視図、(b)はピックアップの移動方向と直交する面に
平行な面でのストッパー部の断面図、(c)はピックア
ップの移動方向に平行な面でのストッパー部の側面図で
ある。
【0059】図6において、ストッパー71は、ピック
アップ21に設けれている軸71aに、トラッキング方
向の垂直方向(図示のa,b方向)に回動自在に軸支さ
れている。又、ストッパー71は図示しない電気的駆動
手段(例えばモータ)により、通電時には図示b方向に
回動し、通電終了時には、ストッパー71の自重により
図示a方向に回動するようになっている。装置本体の固
定部(例えばヨーク板32b)には、ストッパー71と
噛合する受け部材72が固着されている。
【0060】読取装置のメイン電源スイッチがオンされ
ている状態で、光磁気ディスクに対して情報の記録ある
いは情報の読み取りを行う時には、前述の電気的駆動手
段に通電し、ストッパー71が図示bの方向に回動され
ることにより、ピックアップ21はリニアモータにより
トラッキング方向へ移動自在となる。
【0061】又、光磁気ディスクに対して情報の記録も
読み取りも行わない時には、電気的駆動手段に対する通
電が停止されるため、ストッパー71は自重で図示a方
向に回動し、受け部材72と噛合して、ピックアップ2
1のトラッキング方向への移動を抑止する。
【0062】ストッパー71は装置本体の固定側に設
け、受け部材72をピックアップ側に設けるようにして
も良い。ストッパー71は自重で図示a方向に回動する
ようにしているが、バネで図示a方向に付勢するように
して、電気的駆動手段の非駆動時には強制的に図示a方
向に回動させるようにしても良い。
【0063】受け部材72には段(歯)が複数設けられ
ているので、電気的駆動手段の駆動を止める時に、ピッ
クアップ21がホームポジションになくても、確実にス
トッパー71と噛合でき、確実にピックアップ21の移
動を抑止できる。
【0064】
【発明の効果】本発明により、装置のメイン電源スイッ
チがオフされている状態で、光学部材を保持しているピ
ックアップがトラッキング方向に勝手に移動することが
なくなるので、ピックアップ内に取り付けられている光
学部材への悪影響や、光学部品の破損が発生する恐れが
なくなり、携帯移動された場合でも、装置の品質と信頼
性が高い光学読取装置が提供されることになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】光磁気ディスクのピックアップを説明する図で
ある。
【図2】本発明の光学読取装置を説明する斜視図であ
る。
【図3】本発明の別の実施の形態の光学読取装置を説明
する斜視図である。
【図4】本発明の更に別の実施の形態の光学読取装置を
説明する図である。
【図5】本発明の更に別の実施の形態の光学読取装置を
説明する斜視図である。
【図6】本発明の更に別の実施の形態の光学読取装置を
説明する図である。
【符号の説明】
11 光検出器 13 レーザ光源 17 対物レンズ 18 光磁気ディスク 21 ピックアップ 24,54 ガイドレール 37,41,71 ストッパー 56 位置決め部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体にビーム光を照射
    し、前記ディスク状記録媒体に記録されている情報を光
    学的に読み取るディスク状記録媒体の光学読取装置にお
    いて、該光学読取装置は、少なくとも対物レンズを含む
    光学部材を保持するピックアップ部と、該ピックアップ
    部をディスク状記録媒体の半径方向に移動させるための
    ピックアップ移動手段とを有し、前記光学読取装置に電
    力が供給されない時に、前記ピックアップ部の移動が抑
    止されるように構成されていることを特徴とするディス
    ク状記録媒体の光学読取装置。
  2. 【請求項2】 前記光学読取装置は、前記光学読取装置
    にディスク状記録媒体が装填されていない時に、前記ピ
    ックアップ部の移動が抑止されることを特徴とする請求
    項1に記載のディスク状記録媒体の光学読取装置。
  3. 【請求項3】 前記光学読取装置は、前記ディスク状記
    録媒体に対する記録及び/又は読取りを行っていない時
    に、前記ピックアップ部の移動が抑止されることを特徴
    とする請求項1又は2に記載のディスク状記録媒体の光
    学読取装置。
  4. 【請求項4】 前記ピックアップ移動手段は、リニアモ
    ータであることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項
    に記載のディスク状記録媒体の光学読取装置。
  5. 【請求項5】 前記光学読取装置は、前記ピックアップ
    部の移動を抑止する抑止手段を備えることを特徴とする
    請求項1〜4の何れか1項に記載のディスク状記録媒体
    の光学読取装置。
  6. 【請求項6】 前記抑止手段は、前記ピックアップ部の
    移動を抑止するストッパーを包含することを特徴とする
    請求項5に記載のディスク状記録媒体の光学読取装置。
  7. 【請求項7】 前記抑止手段は、前記ピックアップ部の
    移動を案内するガイド部材を変位させる変位手段を包含
    することを特徴とする請求項5又は6に記載のディスク
    状記録媒体の光学読取装置。
  8. 【請求項8】 前記変位手段は、前記変位されるガイド
    部材を位置決めする位置決め部材を備えることを特徴と
    する請求項7に記載のディスク状記録媒体の光学読取装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003015006A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Fuji Photo Optical Co Ltd 移動レンズの位置調整機構
KR100424571B1 (ko) * 2001-08-17 2004-03-27 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 디스크 드라이브의 픽업위치제어방법

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