JPH08255441A - 移動光学ユニット案内機構 - Google Patents
移動光学ユニット案内機構Info
- Publication number
- JPH08255441A JPH08255441A JP5953795A JP5953795A JPH08255441A JP H08255441 A JPH08255441 A JP H08255441A JP 5953795 A JP5953795 A JP 5953795A JP 5953795 A JP5953795 A JP 5953795A JP H08255441 A JPH08255441 A JP H08255441A
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- JP
- Japan
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- optical unit
- rail
- guide rail
- guide
- rail mounting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ガイドレールの共振を防止して移
動光学ユニットをスムーズに移動させることのできる光
ディスク装置の移動光学ユニット案内機構を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 移動光学ユニット案内機構はベース2と、ベ
ースに固定された第1ガイドレール16と、各レール取
付部40のレール搭載面40a上に第1ガイドレール1
6と実質上平行に搭載された第2ガイドレール18とを
含んでいる。各レール取付部40のストップ面40bと
第2ガイドレール18との間には弾性体42が介装され
ている。第1ガイドレール16と接触するように移動光
学ユニット6の一方の側には一対の第1ベアリング5
0,52が回転可能に取り付けられており、第2ガイド
レール18と接触するように移動光学ユニット6の他方
の側には第2ベアリング54が回転可能に取り付けられ
ている。第2ガイドレール18は各レール取付部40の
レール搭載面40aに板バネ44,46,48により押
し付けられる。
動光学ユニットをスムーズに移動させることのできる光
ディスク装置の移動光学ユニット案内機構を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 移動光学ユニット案内機構はベース2と、ベ
ースに固定された第1ガイドレール16と、各レール取
付部40のレール搭載面40a上に第1ガイドレール1
6と実質上平行に搭載された第2ガイドレール18とを
含んでいる。各レール取付部40のストップ面40bと
第2ガイドレール18との間には弾性体42が介装され
ている。第1ガイドレール16と接触するように移動光
学ユニット6の一方の側には一対の第1ベアリング5
0,52が回転可能に取り付けられており、第2ガイド
レール18と接触するように移動光学ユニット6の他方
の側には第2ベアリング54が回転可能に取り付けられ
ている。第2ガイドレール18は各レール取付部40の
レール搭載面40aに板バネ44,46,48により押
し付けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置の移動光
学ユニット案内機構に関する。光ディスクは近年急速に
発展するマルチメディア化の中で中核となるメモリ媒体
として脚光を浴びており、通常カートリッジの中に収容
された状態で使用される。光ディスクカートリッジが光
ディスク装置内にローディングされ、光学ヘッドにより
光ディスク媒体へのデータのライト/リードが行われ
る。
学ユニット案内機構に関する。光ディスクは近年急速に
発展するマルチメディア化の中で中核となるメモリ媒体
として脚光を浴びており、通常カートリッジの中に収容
された状態で使用される。光ディスクカートリッジが光
ディスク装置内にローディングされ、光学ヘッドにより
光ディスク媒体へのデータのライト/リードが行われ
る。
【0002】
【従来の技術】最近の光ディスク装置は小型化を実現す
るため、レーザダイオードモジュール、レーザビームの
反射及び透過を行うビームスプリッタ、光ディスクから
の反射光を受光する光検出器等を含んだ固定光学ユニッ
トと、ビーム立ち上げミラー及び対物レンズを含んだ移
動光学ユニットとから構成される。
るため、レーザダイオードモジュール、レーザビームの
反射及び透過を行うビームスプリッタ、光ディスクから
の反射光を受光する光検出器等を含んだ固定光学ユニッ
トと、ビーム立ち上げミラー及び対物レンズを含んだ移
動光学ユニットとから構成される。
【0003】移動光学ユニットはボイスコイルモータに
より一対のガイドレールに沿って光ディスクの半径方向
に移動される。固定光学ユニットに取り付けられたレー
ザダイオードモジュールから出射されたライトパワーの
レーザビームはビームスプリッタを透過し、移動光学ユ
ニットのビーム立ち上げミラーにより反射されて、対物
レンズにより光ディスク上に集光され、光ディスクにデ
ータが書き込まれる。
より一対のガイドレールに沿って光ディスクの半径方向
に移動される。固定光学ユニットに取り付けられたレー
ザダイオードモジュールから出射されたライトパワーの
レーザビームはビームスプリッタを透過し、移動光学ユ
ニットのビーム立ち上げミラーにより反射されて、対物
レンズにより光ディスク上に集光され、光ディスクにデ
ータが書き込まれる。
【0004】一方、データの読み出しは光ディスクにリ
ードパワーのレーザビームを照射することにより行われ
る。光ディスクからの反射光は対物レンズによりコリメ
ートビームにされた後ビームスプリッタにより反射さ
れ、この反射光が光検出器で検出されて電気信号に変換
される。
ードパワーのレーザビームを照射することにより行われ
る。光ディスクからの反射光は対物レンズによりコリメ
ートビームにされた後ビームスプリッタにより反射さ
れ、この反射光が光検出器で検出されて電気信号に変換
される。
【0005】ガイドレールはベースに固定された固定ガ
イドレールと、スプリングにより予圧のかけられた予圧
ガイドレールとを含んでいる。移動光学ユニットの両側
にベアリングが回転可能に取り付けられており、このベ
アリングが固定ガイドレール及び予圧ガイドレールを転
動することにより、移動光学ユニットは直線運動する。
イドレールと、スプリングにより予圧のかけられた予圧
ガイドレールとを含んでいる。移動光学ユニットの両側
にベアリングが回転可能に取り付けられており、このベ
アリングが固定ガイドレール及び予圧ガイドレールを転
動することにより、移動光学ユニットは直線運動する。
【0006】予圧側のガイドレールはベースに一体的に
形成されたレール取付部のレール搭載面に板バネにより
押し付けられており、これによりベアリングに予圧がか
けられるようになっている。
形成されたレール取付部のレール搭載面に板バネにより
押し付けられており、これによりベアリングに予圧がか
けられるようになっている。
【0007】従来のガイドレール予圧機構ではベアリン
グに対して確実に予圧をかけ、移動光学ユニットの移動
を安定的に行うため、予圧側のレールとレール取付部の
レール搭載面と概略直角に形成されたストップ面との間
に一定の隙間を設けていた。
グに対して確実に予圧をかけ、移動光学ユニットの移動
を安定的に行うため、予圧側のレールとレール取付部の
レール搭載面と概略直角に形成されたストップ面との間
に一定の隙間を設けていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのガイドレー
ル予圧機構では、ガイドレールの支持はベアリングを支
点としてシーソーのような状態で不安定となり、移動光
学ユニットの移動に伴いガイドレールが共振を起こしや
すいという問題があった。
ル予圧機構では、ガイドレールの支持はベアリングを支
点としてシーソーのような状態で不安定となり、移動光
学ユニットの移動に伴いガイドレールが共振を起こしや
すいという問題があった。
【0009】また、予圧側のガイドレールはレール取付
部のレール搭載面に板バネにより押し付けられているだ
けであるため、微妙な振動が加わるとガイドレールが回
転し予圧用の板バネと接触している部分のガイドレール
に傷が付き、この部分をベアリングがトレースすると移
動光学ユニットの動作に悪影響を及ぼし、且つベアリン
グの寿命を短くしていた。
部のレール搭載面に板バネにより押し付けられているだ
けであるため、微妙な振動が加わるとガイドレールが回
転し予圧用の板バネと接触している部分のガイドレール
に傷が付き、この部分をベアリングがトレースすると移
動光学ユニットの動作に悪影響を及ぼし、且つベアリン
グの寿命を短くしていた。
【0010】故に本発明の目的は、ガイドレールの共振
を防止して移動光学ユニットをスムーズに移動させるこ
とのできる光ディスク装置の移動光学ユニット案内機構
を提供することである。
を防止して移動光学ユニットをスムーズに移動させるこ
とのできる光ディスク装置の移動光学ユニット案内機構
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によると、移動光
学ユニット案内機構であって、ベースと;前記ベースに
固定された第1ガイドレールと;前記ベース上に互いに
離間して形成された、それぞれベース表面に対して段差
を有するレール搭載面と該レール搭載面に概略直交する
ストップ面とを有する一対のレール取付部と;前記レー
ル取付部のレール搭載面上に前記第1ガイドレールと実
質上平行に搭載された第2ガイドレールと;それぞれ前
記各レール取付部のストップ面と前記第2ガイドレール
との間に介装された一対の弾性体と;前記第1ガイドレ
ールと接触するように前記移動光学ユニットの一方の側
に回転可能に取り付けられた一対の第1ベアリングと;
前記第2ガイドレールと接触するように前記移動光学ユ
ニットの他方の側に回転可能に取り付けられた第2ベア
リングと;前記第2ガイドレールを前記各レール取付部
のレール搭載面に押し付ける付勢手段と;を具備したこ
とを特徴とする移動光学ユニット案内機構が提供され
る。
学ユニット案内機構であって、ベースと;前記ベースに
固定された第1ガイドレールと;前記ベース上に互いに
離間して形成された、それぞれベース表面に対して段差
を有するレール搭載面と該レール搭載面に概略直交する
ストップ面とを有する一対のレール取付部と;前記レー
ル取付部のレール搭載面上に前記第1ガイドレールと実
質上平行に搭載された第2ガイドレールと;それぞれ前
記各レール取付部のストップ面と前記第2ガイドレール
との間に介装された一対の弾性体と;前記第1ガイドレ
ールと接触するように前記移動光学ユニットの一方の側
に回転可能に取り付けられた一対の第1ベアリングと;
前記第2ガイドレールと接触するように前記移動光学ユ
ニットの他方の側に回転可能に取り付けられた第2ベア
リングと;前記第2ガイドレールを前記各レール取付部
のレール搭載面に押し付ける付勢手段と;を具備したこ
とを特徴とする移動光学ユニット案内機構が提供され
る。
【0012】
【作用】レール取付部のストップ面と第2ガイドレール
との間に弾性体が介装されているため、移動光学ユニッ
トの移動の際に発生する振動エネルギーは弾性体により
吸収され、ガイドレールの共振を防止することができ
る。
との間に弾性体が介装されているため、移動光学ユニッ
トの移動の際に発生する振動エネルギーは弾性体により
吸収され、ガイドレールの共振を防止することができ
る。
【0013】また、弾性体とガイドレールとの接触面で
高い摩擦抵抗が発生するため、ガイドレールの回転を防
止することができる。その結果、ガイドレールに傷がつ
かず安定的な移動光学ユニットの移動及びベアリングの
長寿命化を図ることができる。
高い摩擦抵抗が発生するため、ガイドレールの回転を防
止することができる。その結果、ガイドレールに傷がつ
かず安定的な移動光学ユニットの移動及びベアリングの
長寿命化を図ることができる。
【0014】
【実施例】図1を参照すると、本発明の移動光学ユニッ
ト案内機構を具備した、上部カバーとプリント配線板と
を取り除いた状態の光ディスク装置の斜視図が示されて
いる。図2は下部カバーを取り除いた状態の光ディスク
装置の背面側斜視図を示している。
ト案内機構を具備した、上部カバーとプリント配線板と
を取り除いた状態の光ディスク装置の斜視図が示されて
いる。図2は下部カバーを取り除いた状態の光ディスク
装置の背面側斜視図を示している。
【0015】ベース2にはレーザダイオードモジュール
及び光検出器等を有する固定光学ユニット4が固定され
ている。符号6は一対のガイドレール16,18(図3
参照)に沿って直線移動される移動光学ユニットであ
り、固定光学ユニット4からのレーザビームを光ディス
ク30に集光する対物レンズ8を有している。
及び光検出器等を有する固定光学ユニット4が固定され
ている。符号6は一対のガイドレール16,18(図3
参照)に沿って直線移動される移動光学ユニットであ
り、固定光学ユニット4からのレーザビームを光ディス
ク30に集光する対物レンズ8を有している。
【0016】図3に最も良く示されるように、ベース2
にはそれぞれヨークと永久磁石とから構成される一対の
磁気回路12,14が固定されている。移動光学ユニッ
ト6のコイル取付部10にはそれぞれコイルが取り付け
られており、一対の磁気回路12,14と一対のコイル
とによりボイスコイルモータを構成する。
にはそれぞれヨークと永久磁石とから構成される一対の
磁気回路12,14が固定されている。移動光学ユニッ
ト6のコイル取付部10にはそれぞれコイルが取り付け
られており、一対の磁気回路12,14と一対のコイル
とによりボイスコイルモータを構成する。
【0017】コイルに通電することにより、移動光学ユ
ニット6が一対のガイドレール16,18に案内されて
直線移動する。コイルに流す電流の方向により移動光学
ユニット6の移動方向を制御する。
ニット6が一対のガイドレール16,18に案内されて
直線移動する。コイルに流す電流の方向により移動光学
ユニット6の移動方向を制御する。
【0018】図3に示されるように、移動光学ユニット
6は対物レンズ8をフォーカシング方向及びトラッキン
グ方向に駆動するレンズアクチュエータ26と、固定光
学ユニット4からのレーザビームを立ち上げるミラー2
8を含んでいる。
6は対物レンズ8をフォーカシング方向及びトラッキン
グ方向に駆動するレンズアクチュエータ26と、固定光
学ユニット4からのレーザビームを立ち上げるミラー2
8を含んでいる。
【0019】固定光学ユニット4はレーザダイオードモ
ジュール32と、光磁気信号検出用の光検出器33a
と、フォーカシングエラー信号検出用の光検出器33b
と、トラックエラー信号検出用の光検出器33cを含ん
でいる。
ジュール32と、光磁気信号検出用の光検出器33a
と、フォーカシングエラー信号検出用の光検出器33b
と、トラックエラー信号検出用の光検出器33cを含ん
でいる。
【0020】図1及び図2を再び参照すると、符号20
は光ディスク装置内に挿入された光ディスクを回転させ
るスピンドルモータを示している。イジェクトボタン2
4が押されると、イジェクトモータ22が回転し、光デ
ィスク装置のスピンドルモータ20への光ディスクの装
着が解除され、光ディスクは図示しないカートリッジ排
出バネのバネ力によって光ディスク装置の外部へ排出さ
れる。
は光ディスク装置内に挿入された光ディスクを回転させ
るスピンドルモータを示している。イジェクトボタン2
4が押されると、イジェクトモータ22が回転し、光デ
ィスク装置のスピンドルモータ20への光ディスクの装
着が解除され、光ディスクは図示しないカートリッジ排
出バネのバネ力によって光ディスク装置の外部へ排出さ
れる。
【0021】次に図4及び図5を参照して、移動光学ユ
ニットの案内機構について説明する。ベース2には移動
光学ユニット6の移動方向に離間した二対のレール取付
部34,40が一体的に形成されている。
ニットの案内機構について説明する。ベース2には移動
光学ユニット6の移動方向に離間した二対のレール取付
部34,40が一体的に形成されている。
【0022】一方の対のレール取付部34には固定側ガ
イドレール16が搭載されており、板バネ36,38に
よりレール取付部34の固定レール当接面に突き当てら
れ固定されている。
イドレール16が搭載されており、板バネ36,38に
よりレール取付部34の固定レール当接面に突き当てら
れ固定されている。
【0023】他方の対のレール取付部40はベース2の
表面に対して段差を有するレール搭載面40aと、レー
ル搭載面40aに概略直交するストップ面40bを画成
している。各レール取付部40のストップ面40bには
例えばゴムからなる弾性体42が接着されている。
表面に対して段差を有するレール搭載面40aと、レー
ル搭載面40aに概略直交するストップ面40bを画成
している。各レール取付部40のストップ面40bには
例えばゴムからなる弾性体42が接着されている。
【0024】各レール取付部40のレール搭載面40a
上には予圧側ガイドレール18が搭載されており、ガイ
ドレール18は3つの板バネ44,46,48により図
4及び図5で左方向の予圧を受け、主に各レール取付部
40のレール搭載面40aに押し付けられている。各レ
ール取付部40のストップ面40bに接着されている弾
性体42は板バネ44,46,及び48により圧縮され
る。
上には予圧側ガイドレール18が搭載されており、ガイ
ドレール18は3つの板バネ44,46,48により図
4及び図5で左方向の予圧を受け、主に各レール取付部
40のレール搭載面40aに押し付けられている。各レ
ール取付部40のストップ面40bに接着されている弾
性体42は板バネ44,46,及び48により圧縮され
る。
【0025】移動光学ユニット6の一方の側には2個の
ベアリング50,52が回転可能に取り付けられてお
り、各ベアリング50,52の外周面は概略V形状を有
している。ベアリング50,52はガイドレール16に
接触しながら転動する。
ベアリング50,52が回転可能に取り付けられてお
り、各ベアリング50,52の外周面は概略V形状を有
している。ベアリング50,52はガイドレール16に
接触しながら転動する。
【0026】移動光学ユニット6の他方の側にはベアリ
ング54が回転可能に取り付けられており、ベアリング
54の外周面はV形状を有している。ベアリング54は
ガイドレール18に接触しながら転動する。
ング54が回転可能に取り付けられており、ベアリング
54の外周面はV形状を有している。ベアリング54は
ガイドレール18に接触しながら転動する。
【0027】ベアリング50,52及び54の軸方向に
も確実に予圧をかけるために、固定側ガイドレール16
と予圧側ガイドレール18は互いに段差を有するように
各レール取付部34,40上に取り付けられている。図
4において、符号21はスピンドルモータ20が挿入さ
れる穴を示している。
も確実に予圧をかけるために、固定側ガイドレール16
と予圧側ガイドレール18は互いに段差を有するように
各レール取付部34,40上に取り付けられている。図
4において、符号21はスピンドルモータ20が挿入さ
れる穴を示している。
【0028】然して、移動光学ユニット6のコイルに通
電すると、ベアリング50,52がガイドレール16上
を転動し、ベアリング54がガイドレール18上を転動
することにより、移動光学ユニット6が光ディスク30
の半径方向に直線的に移動される。コイルに流す電流の
方向により移動光学ユニット6の移動方向が制御され
る。
電すると、ベアリング50,52がガイドレール16上
を転動し、ベアリング54がガイドレール18上を転動
することにより、移動光学ユニット6が光ディスク30
の半径方向に直線的に移動される。コイルに流す電流の
方向により移動光学ユニット6の移動方向が制御され
る。
【0029】尚、上述した実施例では固定側ガイドレー
ル16は板バネ36,38によりレール取付部34の固
定レール当接面に突き当てられて固定されているが、こ
れは分解を容易にするための固定方法であり、他の固定
方法によりガイドレール16をベース2に対して固定す
るようにしてもよい。
ル16は板バネ36,38によりレール取付部34の固
定レール当接面に突き当てられて固定されているが、こ
れは分解を容易にするための固定方法であり、他の固定
方法によりガイドレール16をベース2に対して固定す
るようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によると、予圧側ガイドレールと
レール取付部のストップ面との間に予圧により圧縮され
た弾性体が挿入されているため、移動光学ユニットの移
動の際に発生する振動エネルギーを弾性体が吸収するこ
とができ、これによりガイドレールの共振を防止するこ
とができる。
レール取付部のストップ面との間に予圧により圧縮され
た弾性体が挿入されているため、移動光学ユニットの移
動の際に発生する振動エネルギーを弾性体が吸収するこ
とができ、これによりガイドレールの共振を防止するこ
とができる。
【0031】また、弾性体と予圧側ガイドレールとの接
触面で高い摩擦抵抗が発生するため、レールの回転を防
止することができ、レールに傷がつかず安定的な移動光
学ユニットの移動及びベアリングの長寿命化を達成する
ことができる。
触面で高い摩擦抵抗が発生するため、レールの回転を防
止することができ、レールに傷がつかず安定的な移動光
学ユニットの移動及びベアリングの長寿命化を達成する
ことができる。
【図1】上カバーを取り外した状態の光ディスク装置の
上面側斜視図である。
上面側斜視図である。
【図2】下カバーを取り外した状態の光ディスク装置の
背面側斜視図である。
背面側斜視図である。
【図3】固定光学ユニットと移動光学ユニットとの配置
関係を示す斜視図である。
関係を示す斜視図である。
【図4】移動光学ユニット案内機構の概略底面図であ
る。
る。
【図5】図4のV−V線断面図である。
4 固定光学ユニット 6 移動光学ユニット 12,14 磁気回路 16,18 ガイドレール 20 スピンドルモータ 30 光ディスク 36,38,44,46,48 板バネ 42 弾性体 50,52,54 ベアリング
Claims (4)
- 【請求項1】 移動光学ユニット案内機構であって、 ベースと;前記ベースに固定された第1ガイドレール
と;前記ベース上に互いに離間して形成された、それぞ
れベース表面に対して段差を有するレール搭載面と該レ
ール搭載面に概略直交するストップ面とを有する一対の
レール取付部と;前記レール取付部のレール搭載面上に
前記第1ガイドレールと実質上平行に搭載された第2ガ
イドレールと;それぞれ前記各レール取付部のストップ
面と前記第2ガイドレールとの間に介装された一対の弾
性体と;前記第1ガイドレールと接触するように前記移
動光学ユニットの一方の側に回転可能に取り付けられた
一対の第1ベアリングと;前記第2ガイドレールと接触
するように前記移動光学ユニットの他方の側に回転可能
に取り付けられた第2ベアリングと;前記第2ガイドレ
ールを前記各レール取付部のレール搭載面に押し付ける
付勢手段と;を具備したことを特徴とする移動光学ユニ
ット案内機構。 - 【請求項2】前記付勢手段は板バネから構成され、前記
各弾性体はそれぞれ前記各レール取付部のストップ面に
接着されており、前記第2ガイドレールとの間にたわま
せて介装されていることを特徴とする請求項1記載の移
動光学ユニット案内機構。 - 【請求項3】前記弾性体との間の摩擦抵抗により、前記
第2ガイドレールの回転が防止されることを特徴とする
請求項2記載の移動光学ユニット案内機構。 - 【請求項4】前記第1及び第2ベアリングの各々はV形
状の外周面を有していることを特徴とする請求項2記載
の移動光学ユニット案内機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5953795A JPH08255441A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 移動光学ユニット案内機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5953795A JPH08255441A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 移動光学ユニット案内機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08255441A true JPH08255441A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13116125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5953795A Withdrawn JPH08255441A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 移動光学ユニット案内機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08255441A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007157265A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Hitachi Ltd | 光ディスク装置 |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP5953795A patent/JPH08255441A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007157265A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Hitachi Ltd | 光ディスク装置 |
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